クレージュ(Courrèges)から、2024年の新たなアイコンバッグ「ホーリーバッグ(HOLY BAG)」が登場。“大きな円ハンドル”の新アイコンバッグ「ホーリー バッグ」「ホーリーバッグ」は、クレージュのアーカイブを再構築した、美しい流線フォルムが特徴のハンドバッグ。メゾンの特徴である左右対称のデザイン、大きなサークルシェイプのハンドルを採用した、美しいフォルムが特徴だ。フロントには、シルバーのチャームロゴを配置。内側には、収納に便利な内ポケットを配した。また、持ち手の固定に便利な、シルバーバックルつきの細いベルトタブもデザインのポイントとなっている。なお、バッグには、取り外し可能なストラップが付属。手持ち、肩掛けなどスタイルに応じて持ち方をアレンジできる。【詳細】クレージュ「ホーリーバッグ」発売日:2024年2月19日(月)販売店舗:クレージュ直営店、公式オンライン価格:カーフレザー 133,000円、グレインレザー 133,000円、エンボスクロコ柄レザー 149,000円【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2024年02月24日金木犀の香りのミネラルマルチオイルなどを発売株式会社多田は8月4日、同社ヘアケア・スキンケアブランドCLAYGE(クレージュ)から、「クレージュ ミネラルマルチオイル キンモクセイ」と「クレージュ クレンジングオイル キンモクセイ」を発売した。「クレージュ ミネラルマルチオイル キンモクセイ」と「クレージュ クレンジングオイル キンモクセイ」は、ふんわりとやさしい金木犀の香り、数量限定デザインの商品だ。CLAYGEの仕上がりはそのままで、こだわりのクレイ成分(腐植土抽出物=汚れ吸着成分)を配合している。パルミチン酸レチノールを配合したクレンジングオイル「クレージュ ミネラルマルチオイル キンモクセイ」は、1本でうるおいを与えてヘア&ボディケアできる商品。150mLで税込み価格1650円。「クレージュ クレンジングオイル キンモクセイ」にはレチノール(パルミチン酸レチノール:保湿成分)を配合。こすらず浮かせて落とすことができる。190mLで税込み1,760円。どちらも全国のバラエティショップ、ドン・キホーテで順次取り扱いが開始されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※クレージュ ミネラルマルチオイル キンモクセイ※CLAYGE【クレージュ】オフィシャルサイト
2023年08月25日年齢問わず多い肌悩みといえば「毛穴」に関する悩みではないでしょうか。毛穴の黒ずみ、開き、皮脂詰まりなど、人それぞれ悩みが違いますよね。また、肌の状態や毛穴の状態によって、トラブルの原因も異なってくるため、ケアの仕方も違ってきます。そこで今回は、エステティシャンである筆者が毛穴の悩み別にケア方法をご紹介します。毛穴に対してこんな風に感じたことはない?エステティシャンである筆者は、お客さんから「毛穴」に対するコンプレックスや悩みをよく聞きます。毛穴の黒ずみや開きが気になって鏡で見たときに触ってしまったり、毛穴に良いと言われるスキンケアをとりあえず使ってみたという経験がある人は少なくないでしょう。なかには「芸能人のような毛穴のないキメ細い肌に憧れる!」「どうやったらあんな美肌になれるのだろう……」と感じている人もいるかもしれませんね。もともと持って生まれた肌の質感は人それぞれ違うため、毛穴が目立ちやすい人もいれば、目立ちにくい人もいます。ただ、日々のスキンケアの仕方によっては毛穴を目立ちにくくすることもできます。一口に毛穴と言っても「どこの毛穴なのか」「どんな状態なのか」によって、毛穴悩みが生まれる原因は異なるため、原因にあったケアをすることがとても重要です。今回は「毛穴タイプ診断」と「毛穴タイプ別におすすめのケア法」を紹介しますので、ぜひケアする際の参考にしてみてください。【毛穴タイプ診断】あなたの毛穴悩みはどのタイプ?一言で「毛穴」と言っても、場所や特徴はさまざま。自分に合ったケア方法を知るためにも、まずは自分の毛穴タイプを把握することから始めましょう。Q.あなたの毛穴悩みは下記のどのタイプに当てはまりますか?A.頬は乾燥しているのに鼻周りだけテカリやすいB.鼻周り、あご周りを触ると白いニュルっとした皮脂が出てくることがあるC.鼻周りあご周りの毛穴が黒くなっていて、毛穴がふさがっているD.以前は気にならなかったが、頬や目の下の毛穴が目立つようになったE.昔から顔全体の毛穴が目立ちやすいあなたはどのタイプでしたか?タイプ別の毛穴悩みの原因とケア方法を見ていきましょう。A・Bに当てはまったあなた……インナードライ&部分乾燥のサイン!スキンケアの仕方を見直そうA・Bに当てはまった人なら、「頬は乾燥している、または普通なのに鼻周りだけがテカる」「鼻だけオイリーであぶらとり紙などを使う」「毛穴に白い皮脂がつまっている」「触ると皮脂がニュルッと出てきたり、ぽろっと取れることがある」というような経験があるはず。この原因は、「乾燥による肌の水分不足」によるもの。肌は水分と皮脂がシーソーのようにバランスを取り、コンディションを保っています。おでこ、鼻、あごは特に皮脂の分泌が盛んな場所ではありますが、化粧水(水分)が十分に染み渡っていない場合、乾燥から肌を守ろうとさらに肌が皮脂を分泌しがち。こういったことから、他の場所は乾燥している、または普通の状態なのに鼻周りだけがテカってしまったり、皮脂がそのまま毛穴に停滞して白っぽくなってしまうのです。それでは、A・Bタイプの人におすすめの毛穴ケア法を見ていきましょう。A・Bタイプにおすすめの毛穴ケア法1.クレンジングでメイク汚れを落とし、洗顔で皮脂や外気汚れを落とします。2.コットンを2枚重ねたところに化粧水をたっぷりと含ませ、顔全体に化粧水をサッと広げます。3.コットンをキレイな面に裏返したら化粧水を追加し、肌を優しくおさえるようにして化粧水を浸透させます。これを顔全体に2周ほど繰り返します。4.鼻にコットンをのせて、約2分コットンパックをします。5.その後は美容液、乳液、クリームなどで整えましょう。乾燥によって過剰に皮脂が分泌されることで、テカリや皮脂詰まりがおきてしまう傾向にあるA・Bタイプの場合、化粧水の量を増やし、それを肌に丁寧に浸透させることで肌の水分量を高めてあげることがポイントです。また、皮脂分泌やテカリを抑えたい場合や、毛穴をキュッと引き締めたい場合、「ビタミンC誘導体」が配合された化粧水を選ぶといいですよ。Cに当てはまったあなた……汚れを大掃除&スキンケアの仕方を見直して肌をやわらかくしよう!Cタイプの人が感じている毛穴悩みの代表的なものとしては、「鼻周りに黒いプツプツがあり、イチゴみたい」「あご周りにも毛穴の黒ずみがある」「クレンジングや洗顔では毛穴汚れが落ちない」といったものなはず。特に、毛穴の黒ずみに対する悩みは毛穴悩みの中でも大部分を占めているでしょう。そもそも、毛穴が黒ずむ原因は「クレンジングや洗顔で落ちきれていないメイク汚れが残っている」「汗や皮脂が残っている」などが考えられます。そのため、「毛穴汚れが酸化して黒くなっていること」と「毛穴汚れ除去後のスキンケアの仕方」に原因があると思われます。毛穴の黒ずみは、こびりついた汚れなようなもので、とても頑固。日々のメイクや皮脂汚れを落とすことも大事ですが、「定期的な肌の大掃除」と「スキンケアで肌をやわらかくして汚れを浮かせやすい環境」にすることがポイントです。また、「黒ずみ毛穴=汚れ」というイメージからクレンジングや洗顔で落とすことばかりを意識してしまい、のちのスキンケアが追いついていない人もいるかもしれませんね。Cタイプにおすすめの毛穴ケア法1.クレンジングでメイク汚れを落とし、洗顔で皮脂や外気汚れを落とします。2.週に1回のペースで、クレイパックを使って古い角質や毛穴の汚れを大掃除しましょう。ちなみに、クレイパックの場合、肌にクレイが吸着することで古い角質や汚れを吸着するため、一回でトーンアップさせることができたり、肌のざらつきやゴワつきの解消にも効果的です。頑固な黒ずみ汚れは、定期的にクレイパックを繰り返すことで肌をほぐし、汚れを浮きやすい状態にすると落ちやすくなります。クレイパックの仕方は簡単。目の周り以外の顔全体に塗り、約10分放置します。その後は、洗い流すだけ。3.クレイパック後のスキンケアはA・Bタイプのスキンケアの仕方と同じで、コットンを2枚重ねたところに化粧水をたっぷり含ませ、顔全体に化粧水をサッと広げます。4.コットンをキレイな面に裏返したら化粧水を追加し、肌を優しくおさえるように化粧水を浸透させます。これを顔全体に2周ほど繰り返します。5.鼻にコットンをのせて約2分コットンパックをします。6.毛穴の黒ずみはとても頑固なので、美白有効成分であるトラネキサム酸、ビタミンC誘導体、アルブチンを含んだ美容液を取り入れましょう。液をたっぷりと肌に浸透させることでこびりついた黒ずみ汚れが浮きやすくすると同時に、酸化して黒くなったところを美白し、毛穴に対してアプローチしてくれますよ。7.乳液、クリームで肌の状態を整えましょう。【商品情報】『クレージュ ピンククレイパック』価格:¥1,540内容量:110g『チューンメーカーズ トラネキサム酸(薬用美白原液)』価格:¥3,300内容量:10mlDに当てはまったあなた……皮膚のたるみが原因かも!引き締めケアを取り入れようDに当てはまった人の多くは、「年齢とともに頬や目の下の毛穴が目立つようになった」と感じているのでは?その原因は「乾燥による毛穴の目立ち」に加えて「皮膚のたるみによって毛穴が目立つ」ことが考えられます。人の顔は骨格の上に縦と横に表情筋、その周りに脂肪があり、血液やリンパが流れています。そして、その上に皮膚がのっています。そのため、年齢とともに筋力が低下し、支えきれずに皮膚が下にさがることで、頬の毛穴がしずく型のように見えたり、以前よりも目立って見えたりすることがあります。それを改善させるためには、日々のスキンケアによって「肌表面を乾燥させないこと」と「土台となる筋肉から引き締めて、上の皮膚も引き締め強化をする」ことが大切です。Dタイプにおすすめの毛穴ケア法Dタイプの人には週に1回のペースで、筋肉にアプローチするEMS機能や、美容成分を導入しながら毛穴引き締めにもアプローチするエレクトロポレーション機能が搭載された美顔器を使って筋肉を引き締めながら、たるみケアを行なうのがおすすめ。それでは、スキンケアの手順を見ていきましょう。1.クレンジングでメイク汚れを落とし、洗顔で皮脂や外気汚れを落とします。2.顔にジェルを塗った後、美顔器を当てます。3.美顔器が終わったらジェルを洗い流し、スキンケアを行ないます。ちなみに、美顔器の当て方は下記の通り。(1)あご裏から耳下腺へ動かす(2)あご先から噛み合わせへ動かす(3)口角から耳の付け根へ動かす(4)小鼻からこめかみへ動かす(5)フェイスラインから目の下へ動かす(6)耳下腺からこめかみへ動かす(7)目尻からこめかみへ動かす(8)おでこと顔の立体部分を意識しながら、半顔あたり約5〜10分ほどかけてゆっくりと今までの工程を繰り返します定期的に肌の土台をギュッと引き締めることで、肌が引き締まり毛穴が目立ちにくくなると思いますよ。【商品情報】『ヤーマン キャビスパRFコア』価格:¥37,400Eに当てはまったあなた……肌の質感、キメを整える肌質改善ケアを取り入れて!Eタイプのような「昔から顔全体の毛穴の開きが目立つ」という悩みを抱えている人は、冒頭でもお伝えしたように「元々の肌のタイプや質感によって毛穴が目立っている」場合があります。Eタイプの場合、特に肌表面をやわらかくしたり、肌のキメを細かくする、毛穴をキュッと引き締める必要があるため、日々のスキンケアに加えてスペシャルケアを継続して取り入れることで肌の質感を変えていくのがおすすめです。Eタイプにおすすめの毛穴ケア法Eタイプの場合、週に1回のペースで「炭酸ジェルパック」を取り入れるといいでしょう。炭酸ジェルパックは肌表面に引き締め効果をもたらすため、肌にハリがないときや、ゴワつき・くすみが気になるときにもおすすめ。1回するだけでも肌の触り心地や見た目の変化を感じ取れると思いますが、根本的な肌の質感が変わるまでには数か月〜数年かかるとも言われているため、継続して使うようにしてみてください。それでは、具体的なやり方を見ていきましょう。1.クレンジングでメイク汚れを落とし、洗顔で皮脂や外気汚れを落とします。2.炭酸ジェルパックを作り、目元と口元以外の肌に塗り広げ、約15分置きます。3.15分後、炭酸ジェルパックをスパチュラなどで取り、肌表面に残ったジェルをぬるま湯で洗い流します。4.化粧水、美容液、乳液、クリームのスキンケアを行ないましょう。【商品情報】『フェヴリナ 炭酸ジェルパック』価格:10回分¥27,500/8回分¥24,640/5回分¥15,400いかがだったでしょうか?毛穴トラブルの原因は人それぞれなので、毛穴タイプ別の自分にあったアプローチやケアをするのが毛穴ケアにおける最短ルートです。「今まであのクレンジングを使ったけれど改善されなかった」、「あの美容液を使ったけれど効果がイマイチ実感できない」という人は、これを機に毛穴ケアの仕方が間違っていないどうか、チェックしてみてくださいね。【参考】『クレージュ』公式サイト『チューンメーカーズ』公式サイト『ヤーマン』公式サイト『フェヴリナ』公式サイト文/寒川あゆみ
2021年09月07日クレージュ(courrèges)の2022年春夏コレクションが発表された。ブランドのデザインコードを引き継いで新しいアーティスティック・ディレクターとしてニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)を迎えた2021年秋冬コレクション。その続編として披露された今季は、タイトルも前季のものを引き継ぎ「I can feel your heartbeat(君のハートビートが聞こえる)- Part II」と名付けられた。また今季は、デ・フェリーチェが手掛ける初のメンズコレクションも披露された。まず目を引くのは、昨シーズンの主要な構成要素となっていた、カットアウトのディテールやチェック柄などブランドを象徴するデザインコード。今季はこれらをウィメンズとメンズの両コレクションに落とし込むことで、ブランドの世界観をより一層強く表現した。カットアウトを施したドレスやチェック柄コート1969年に発表されたカットアウトのディテールは、はっとさせるほど鮮やかなイエローのドレスや胸元にボタンをあしらったトップスのウエスト部分に。ブランドを象徴するチェック柄は、深くスリットの入ったスカートやタイトなミニ丈ドレス、ロングコートなどに取り入れた。いずれも、キャップやリラクシングなパンツ、トラックジャケットなどラフなアイテムと合わせることで、モダンな雰囲気を纏わせているのが特徴だ。リブニットのロンパースまた、リブニットやビニールなどブランドのアイコニックな素材に、デ・フェリーチェが関心を寄せるワークウェアの要素を融合させることで、モダンにアップデートしたアイテムも散見された。細畝のリブニットは、ワークウェアの定番アイテムであるロンパースに採用。着心地の良さそうなゆったりとしたシルエットが、フレッシュなムードを演出する。さらに、スタイリングにもワークウェアのエッセンスが散りばめた。ベージュのロンパースは同系色のキャップやスニーカーを合わせ、ワントーンで統一することで、ユニフォームのようなルックスに。ブラックのロンパースは、ドロップショルダーのワークジャケットと一緒に提案することで、無骨なムードへと引き寄せた。
2021年07月07日クレージュ(courrèges)の2021年秋冬コレクションが発表された。若き日のアンドレ・クレージュにオマージュ今シーズンは、新アーティスティック・ディレクターに就任したニコラス・デ・フェリーチェによる初コレクション。彼は、バレンシアガ(BALENCIAGA)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ディオール(DIOR)など、名だたるメゾンで経験を積んだ人物である。ファーストコレクションのテーマに掲げたのは「I can feel your heartbeat」。メゾンの人気に火が付き始めた1960年代から70年代にかけてのコードをモダンにアレンジすることで、創業者アンドレ・クレージュにオマージュを捧げている。ミニ・ルックやパンタロンルックを現代にファーストルックは、チェック柄のビッグコートから。これは、アンドレ・クレージュが1963年に発表したアーカイブ柄を再現したものだという。ランウェイに多数登場したミニスカートやフレアシルエットのパンツが、60年代に爆発的なブームを巻き起こした「ミニ・ルック」や「パンタロンルック」からインスパイアされているのも明解だ。“カットアウト”から着想1969年にメゾンが発表したカットアウトのテーマから着想し、ウエスト部分を大胆にくり抜いたミニワンピースや、ショルダー部分に複数のカッティングを施したトップスも登場。これらは、ニコラス・デ・フェリーチェが青春を過ごしたベルギーのクラブシーンからインスピレーションを得たものでもある。幾何学的なシルエットの追求ショー終盤に現れたのは、「サークル&スクエア」シルエットのジャンプスーツや、スクエアカットのキャミソールなど。若き日のアンドレ・クレージュによるクリエーションに習い、幾何学的な構造を追求している。
2021年03月13日クレージュ(courrèges)の2020年春夏コレクションが、2019年9月25日(水)、フランス・パリで発表された。リバーサイドにランウェイが登場ヨランダ・ツォーベルがアーティスティックディレクターに就任してから、“接近”型ランウェイや、プラネタリウム風の神秘的な空間でのショーなど、様々な演出で観るものを楽しませてくれるクレージュ。3シーズン目の今回、ゲストのシートが用意されたのは、セーヌ川とラ・ヴィレット貯水池を結ぶサン・マルタン運河のリバーサイドだ。パリ市民の憩いの場でもあるこの運河沿いに、今日だけはオレンジのネオンライトが光り輝いている。ショーミュージックが鳴り響くと共に現れたのは、運河をゆっくりと進んでいく一隻のクルーズ船。薄っすらとスモークが立ち込めるこの船の中を、よく目を凝らして見てみると、どうやらコレクションピースを纏ったモデルたちを運んでいる様子。船が岸に寄せられると川沿いに伸びたランウェイに彼らが上陸し、右岸からアーチ状の橋を渡り、左岸へとその歩みを進めていく。ネオンカラーを主役に今シーズンの鍵を握るのは、ネオンカラーのようだ。序盤に目を惹いたのはインビテーションとして届いたスカーフの色や、川沿いを照らすライトとも連動したオレンジ。ルーズに編み込んだニットウェアや、ブランドロゴを散りばめたチェック柄のセットアップなどが登場した。オレンジと同様に存在感を放っていたのがネオングリーン。ショート丈のジャケットやミニスカート、うねるようなサイドラインをあしらったロングパンツが現れる。アクセントとしてイエローのスパッツやブルーのインナーも加えられた。グラフィカルなカットワークグラフィカルなカッティングも今季の特徴の1つ。胸元をトライアングル上にくり抜いたミニドレスや、斜線上にカッティングを入れたショートトップス、左肩に雫型のカットワークを施したワンピースなどが終盤にかけて投入されていく。また、これらはレイヤードの楽しみを教えてくれるものでもあるのだ。“Paris”ロゴのニットウェアニットウェアは“Paris”のロゴをバックスタイルに配して味付け。フード付きのロングマントやロング丈のニットウェアは背中に、ロングパンツやタイトスカートはヒップに、遊び心溢れるグラフィックをあしらった。フィナーレに差し掛かると両岸から橋に向かってモデルたちが集合。全員がブリッジの上に整列すると会場から拍手がわき、ショーの幕が閉じた。
2019年09月29日クレージュ(courrèges)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年2月27日(水)に発表された。会場はプラネタリウム風の神秘的な空間アーティスティックディレクターヨランダ・ツォーベルのセカンドシーズンとなる今季は、パリのアイコニックなスポットEspace Niemeyer。プラネタリウムのような球体状の開放的な天井が特徴で、神秘的な雰囲気が広がってきた。フューチャリスティックなウェアコレクションピースは、このフューチャリスティックな空間とシンクロ。ホワイトやシルバーで固められたセットアップスタイルやセカンドスキンと称されたシースルー素材のトップスをはじめ、長靴のように太いブーツ、額まで広がったビッグサイズのアイウェア、顔全体を覆うロゴ入りニット棒などのアクセサリーもまた不思議な光を放ち、未来的な空気を作り出している。“浮遊感のある”ディテールまた、浮遊感のあるディテールも、フューチャリスティックな世界観を盛り上げている。コートやジャケットなどにアタッチされたボアパッチは、洋服の上で浮かび上がっているよう。ドレスは2枚布になっていて、外側のテキスタイルをくり抜くことで立体感のあるデザインが完成している。アーティストコラボのモチーフは「人の身体」をイメージ!?印象的に差し込まれたのは、エロティックで遊び心溢れる作品を描く、アーティストVava Duduのデッサンからインスピレーションを得たモチーフ。長く伸びたネイルや華奢な手、唇など、人間の身体の一部を想起させるモチーフは、プリントや立体刺繍となって、パンツやドレスの上に配置された。70年代初頭のスケッチが着想源特徴的なデザインが多く提案されているが、ベースにあるのは、クレージュの長き歴史。フューチャリスティックなコレクションではあるが、クリエーションの起点は、70年代初頭のクレージュのカラフルなスケッチだという。
2019年03月04日クレージュ(courrèges)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。パリ市内のブティックで“接近型”の体感ショー新アーティスティック ディレクターにヨランダ・ツォーベル(Yolanda Zobel)によるショーは、パリ市内にあるブティックで開催。招待客・取材者とモデルとの距離は、数センチという“接近”型のランウェイで、ゲリラショーのような躍動感があった。モデルたちもキャットウォークだけでなく、ダンスをしたり、目を閉じて立ち止まったり、クールなポージングをみせたり…様々なスタイルで自分を表現する。ファッションだけでなく、会場全体にフレッシュな空気が流れていたのが印象的だ。シースルー素材のタイトフィットインナーが新アイコン!?ブランドを象徴するクレージュロゴは、ジャケットやコートの胸元やバッグ中央に配されアイコニックに輝く。かつてクレージュから登場し、一世を風靡したボディータイツを想起させる、シースルー素材のタイトフィットインナーも特徴的だ。シースルー素材の上にホワイトのブランドロゴや、シルバーのフラワーモチーフがランダムにのり、タトゥのように肌に溶け込んでいる。機能性を重視装いはアクティブで機能的。ワイドパンツはサイドにスナップボタンがあしらわれていて、開閉加減でフレアなシルエットも楽しむことができる。アイコニックなミニスカートはショートパンツに代わり、ルーズシルエットなロングブーツと合わせるのが気分だ。ジャケットやコート類には、ドローコードが設けられていて、マイサイズに合わせて調整できる機能が設けられている。
2018年10月04日新ヘアケアブランド「CLAYGE(クレージュ)」2017年7月4日から開始したヘアケアブランド「CLAYGE(クレージュ)」は8月9日に詰め替えタイプのシャンプー・トリートメントを全国バラエティーショップにて発売開始した。7月から販売をスタートした新ブランドのCLAYGEは、“Relaxing Bath Time(リラクシングバスタイム)”をコンセプトに癒やしのバスタイム作りを目指している。心地よいバスタイムを過ごしながら美しい髪と地肌に導いてくれる製品が、口コミやSNSで好評を集め、消費者の要望に応えて詰め替え用を発売する事となった。温冷泡パックで癒やされながら美しくCLAYGEは、ベントナイトという成分を含むナチュラルクレイを使用。この成分は、肌の弱い人でも使える優しい成分で地肌に負荷をかけずに汚れを取り除き、健康的な状態に導いてくれる。地肌だけで無く、髪もアミノ酸と保湿成分でダメージを補修してツヤのあるサラサラな髪に仕上げてくれる。シャンプーで髪を泡立てた後、そのまま泡を放置して地肌をパックすると植物由来の“温冷成分”が肌をゆっくりと柔らかくし、洗い流すときにしっかりと引き締めてくれる。自宅で手軽にヘッドスパ気分で、ゆったりとしたバスタイムを楽しめるだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】※CLAYGE公式サイト※CLAYGEプレスリリース(Value Press)
2017年08月19日クレージュ(courrèges)が、フランス・パリで発表した2017-18年秋冬ウィメンズコレクション。今シーズンは、インフルエンサーやモデル、女優、中には男性ミュージシャンなど、ブランドを取り巻く様々な人物を集め、新作コレクションを彼らの私物と組み合わせてコーディネート。それをプレゼンテーション形式で発表するという、新しい試みにチャレンジした。新作は、クレージュの伝統を重んじながら、アルノー・ヴァイヤンとセバスチャン・メイヤーのデザイナーデュオが追い続けているスマートデザインを意識したものだ。ジップの開閉によってシルエットの変化が楽しめるミニスカート、同じくジップの開閉によってレングスの変化が楽しめるドレス。フードまたアーム部分を取り外しできるコートもある。ブランドのシグネチャーであるニットは、色彩とサイズ感を見直して。ビニル素材を用いた、手袋付きのショートジャケットも揃えた。カラーパレットはポジティブな印象を受ける、明るいカラーを揃えた。鮮やかなイエロー、グリーン、ブルーがビニル素材によく映える。ルックでは、ロゴTシャツやスニーカー、デニムなどデイリーウェアとコーディネートされていて、ブランド発信のルックとはひと味異なる、ストリートに根付いたスタイルが表現されている。
2017年03月10日クレージュ(courrèges)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2016年9月28日(水)に発表された。アルノー・ヴァイヤンとセバスチャン・メイヤーも3シーズン目を迎えた。昨シーズンまでの半円状ランウェイから舞台を移し、新しい形で新作ウェアを披露する。発表形式は変更になったが、彼らのクリエーションの原点は変わらない。創設者アンドレ・クレージュへの敬意と、フューチャリスティック・スポーティ・イノベーションの3つの掟はいつも隣にあるようだ。アンドレがコレクション発表を行っていた時代。当時、ランウェイにスポーツの要素を持ち込むことがとても斬新で、アバンギャルドであった。時代は移り変わり現代は、スポーツミックスが当たり前となっているが、デザイナーデュオは変わらず「スポーツ」に新鮮味を見出している。ランウェイに登場したのは、ダイバー素材風のボンディングボディスーツ、細身のジャケット&パンツだ。どれも身体にピタッとフィットし非常にタイト。厚みがあり柔らかな素材は美しいボディラインを強調し、スポーツ着想ながら女性らしさを表現する。ホワイトのテーピングはアスレチックさを誇張し、シルバーのブローチは近未来的だ。フューチャリスティックのアイデアは、コミカルにも落とし込まれた。スペースステーションのモチーフがパッチワークとなりジャケットへ、そしてプリントとなりTシャツに姿を現している。アイコンのビニールジャケットは新素材でアップデート。軽く柔らかな生地を用いて、ビニールの重さを取り除き、アーカイブの良さを保ちながら、次世代が担う未来へと繋げる。‟カンガルーポケット”で話題をさらったミニドレスは、前身頃にクロスで布を貼り合わせてポケットをあしらったもの。シンプルな作りであるが、凹凸感のあるシルバー素材は未来的な光を放ち、他のコレクションピースと波長が合っている。
2016年10月04日クレージュ(courrèges)は、新アーティスティック・ディレクターによる初めてのプレコレクションとなる、2017年リゾートコレクションを発表した。「衣服を第一に考えました。」これは、アーティスティック・ディレクターのアルノー・ヴァイヤンとセバスチャン・メイヤーが今季を表したフレーズである。この精神を潔く投影したコレクションルックには、彼らが手掛けた洋服しか映っていない。アンドレ・クレージュが建てたファクトリー内の壁面を背に、吊るされた姿は、無機質であるが、デザイナーデュオの未来的思想が強く反映されているようにみえる。デザインの中核となるのは実用性。代表例となるのがポケットで、ジャケットやコートの前身頃に堂々と鎮座している。手を入れやすいようにと考えられた斜めのカッティング、物を落とさないようにと配慮されたジップ。念頭にあるのは‟使いやすさ”であるのは間違いないが、幾何学的な配置、様々なテキスタイルのパッチワーク、キラリと光るスタッズ。そういった要素が、高いデザイン性へとつなげている。これまで彼らが発表してきたランウェイショーに習って、今季も素材・装飾に変化をもたせて、同じモデルを楽しんでいる。ときにメタリックビニールの刺繍を添え、ときに3Dマシーンによるプリントをあしらって。パレットは、異なるトーンのホワイト、ベージュ、ブラック、ネイビーが基軸。ベーシックな色選びも、洗練されたスタイルへの架け橋となっている。
2016年07月15日クレージュ(Courreges)のウィメンズウェアにおける新アーティスティックディレクターに、アルノー・ヴァイヤン(Arnaud Vaillant)とセバスチャン・メイヤー(Sebastien Meyer)が就任した。自身のブランド「コレルニ(Coperni)」を手掛けるヴァイヤンとメイヤー。14年には「アンダム・アワード」を受賞、15年には「LVMH ヤング ファッション デザイナープライズ(LVMHプライズ)」のファイナリストにも選ばれている。今回の起用はクレージュの経営者であるフレデリック・トルロタン(Frederic Torloting)とジャック・バンジェール(Jacques Bungert)により、2人の斬新さと高い創造性が評価されたことにより決定した。なお、「コレルニ」は15-16AWコレクションをもって休止されることになっている。新ディレクターについて、トルロタンは「彼らは若く、才能があり、クレージュの未来を考える上で欠かせない存在です。私たちは創造し、未来に明確なヴィジョンを提示する義務があります。始まったばかりの新しいサイクルを、クレージュの発展に必要な礎であると考えています」とコメント。また、バンジェールは「最初にアルノーとセバスチャンに会った時、すぐに価値観とヴィションを共有していると分かりました。彼らがこのフランスのクリエイティブの歴史における柱である卓越したブランドで、私たちのチャレンジに参加してくれて、嬉しく思います」と語っている。
2015年05月08日「クレージュ(Courreges)」は12月、「イーストパック( EASTPAK)」とのコラボレーションバッグを限定発売する。日本で販売されるのは、斜め掛けバッグ(1万6,000円)と2種類の大きさのバックパック(スモール1万3,000円、ラージ1万6,000円)。遊び心のある素材選びとカラーリングが特徴で、クレージュらしいミニマルでフューチャリスティックなデザインだ。いずれもクレージュを取り扱うセレクトショップで販売される。なお、クレージュとイーストパックは過去にスケートボードを共同製作している。
2014年10月27日