50代独身男性が父を介護し、看取るまで株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)は2024年3月7日(木曜日)に、『みやこまちクロニクル父ありき編』(ちほちほ)を刊行いたします。『みやこまちクロニクル父ありき編』書影震災、コロナ禍、親の老い……岩手県宮古市在住50代独身男性が温かな筆致で描く傑作ノンフィクション「あんなにピンピンって立派だった父さんがこんなになって本当に残念だ!」「しょうがねえんだあ、やめろお……みんなとしょればこうなんだ」入浴、排泄、転倒、骨折、床ずれ、発熱、せん妄……絶え間なく押し寄せる困難と家族の記録。朝日新聞、読売新聞、岩手日報、河北新報 他各紙で大きく取り上げられ、静かな感動が広がっています。★第2回 トーチ漫画賞「準大賞」受賞作試し読みトーチweb みやこまちクロニクル : 連載トーチwebトーチweb : 特典情報概要書籍名:みやこまちクロニクル父ありき編著者:ちほちほ出版社:リイド社ページ数:250ページ判型:A5判発売日:2024年3月7日(木曜日)定価:1430円(税込)ISBN978-4-8458-6613-7社名: 株式会社リイド社所在地: 〒166-8560 東京都杉並区高円寺北2-3-2代表: 代表取締役社長齊藤哲人創業: 1960年4月設立: 1974年11月事業内容: 出版事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月07日連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』が3月1日(金) よりWOWOWで放送・配信される。このたび、主演の神山智洋(WEST.)をはじめ、松井愛莉、中川和博監督、高江洲義貴プロデューサーらが参加したスペシャル座談会の模様が、YouTubeとWOWOWオンデマンドで公開となった。原作は、『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』などで知られるゆうきまさみの同名漫画。ドラマ版では不老不死の体質を持つ種族“オキナガ”であり、見た目が18歳、実年齢は88歳の雪村魁役で神山、オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管(やえいかん)”への異動を通告され、魁との連絡係を命じられる新米職員の伏木あかり役で松井が出演する。座談会は高江洲プロデューサーが司会を務め、作品に関する裏話はもちろん、神山、松井がそれぞれのキャラクターに関するこだわりなどを語る。配信は全3回を予定しており、今後は毎月アップされる予定だ。また、新たな場面写真が公開となった。<番組情報>連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』3月1日(金) 午後11時よりWOWOWにて放送・配信(全12話)特設サイト:
2024年02月28日3月1日(金) よりWOWOWで放送・配信される連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』の完成披露試写会が、2月19日(月) に東京・有楽町朝日ホールで開催。主演の神山智洋(WEST.)をはじめ、松井愛莉、竹財輝之助、光石研といったキャスト陣と中川和博監督が登壇した。原作は、『機動警察パトレイバー』などで知られる漫画家・ゆうきまさみによる同名漫画。「不老不死の種族“オキナガ”×公務員」という異色のコンビが難解な事件に挑むという斬新な世界観で人気を博した。熱気あふれる会場に神山が登場すると観客からは割れんばかりの大歓声が。その様子に笑顔をみせた神山は、「皆さまに一足先に観ていただこうと思います。めちゃめちゃ頑張ったんで、ぜひとも楽しんでいただければ」と挨拶し、会場を大いに盛り上げた。本作は神山にとって単独初主演作であり、初のWOWOW作品となる。神山はオファーを受けた時の心境について「僕は主に舞台の演技の仕事をメインにやらせていただいていたんですけど、今回が約4年ぶりの映像作品ということで。最初にお話を伺ったときはとても嬉しかったですし、ようやく来たかという気持ちがすごく強かった」と振り返った。さらに「単独主演が初ということもありますし、WOWOW さんの作品にもいつかは出たいと思っていたので、とてもうれしかったです」と付け加えた。今回、神山が演じる主人公の雪村魁は、不老不死の体質を持つ種族の“オキナガ”で、見た目が18歳、実年齢は88歳という役どころとなる。その役柄について神山は「僕の役は18歳で成長が止まるということなんですが、その18歳の子が70年間生きて、88歳になるわけで。この70年の間にどういったことを経験してきたんだろう、というのをすごく考えました。オキナガというのは人間扱いをされなかった、受け入れられていない存在だったということもあって。やはり70年の中でひどい言葉を言われたり、人間扱いされなかったら、18歳の子はどうなるんだろうというのは考えましたし、あと髪の毛も地毛を明るくしたり、そして僕自身も18歳の時はガリガリだったんで、食事制限で体重を落としたりしながらやりました」と役作りについて明かした。また本作ではアクションにも挑戦しており「18歳という設定ではあるんですが、やはり僕自身の実年齢は30歳なので。すごく若い時と比べると身体を動かすことが大変になってきた」と苦笑いしつつも、「今回はめちゃくちゃ走っています。本当に走っています。靴もスニーカーじゃなくて革靴みたいな靴なのでめちゃくちゃ走りづらかったですし、18歳の気持ちで走るんですが、ちゃんと足が絡まるんだなと思って。あとは殺陣っぽいことにも挑戦させていただいて。できることをすべてぶつけた作品ですね」と振り返った。厚生労働省の新米職員・伏木あかりを演じた松井は「実は本読みの時はちょっとだけ距離感があったんですけど、徐々に撮影をしていくうちに距離感が縮まって。自然と魁とあかりの感じになれたのかなと思っています」と語ると、神山も「松井さんも太陽のように明るい方なので。松井さんがいると現場もパッと明るくなるんですよ。そこにすごく助けていただいたところもありますし、一緒のシーンも多かったので。魁とあかりのデコボコ感というか、魁があかりをふりまわしているというか、そういうところも、松井さんが全力で向き合ってくれたので、僕もすごくやりやすかった」と返した。さらに竹財が「最高ですよ。いい役者をまた見つけちゃったなと思ってワクワクしていました」と告白すると、突如ざわつき、拍手が起こった会場内。続けて「今回とあるシーンで、瞬発力を神山さんにも感じて。いきなりトップスピードでいけるの?って思って。本当に稀有な、すごい役者だなと思って。普段はアイドルをやられていると思うんですが、本当にビックリしちゃって。もっと映像をやってほしいなと思いました」と称賛。その言葉を聞いた神山は「いやいや」と恐縮しきりだった。そして、ベテランの光石も「俳優さんって手を合わせた時に、相手がどこまで本気かというのが分かるんですが、神山くんがこの作品にかけている思いが伝わってきたので。本気度が伝わってきたということですね。そこは本当に感心していて。僕は現場でいい加減なんで(笑)。そこを引っ張っていただいたなという思いが強いですね」と述懐すると、神山も「光石さんがすごくたくさん話しかけてくれるので。僕は人見知りなところもあるので、そこは光石さんに助けていただいたなと思います」と返答。その様子を見た中川監督は「皆さんのお話を聞いていただいたら分かる通り、本当に明るい人ばかりで。皆さんに本当に一生懸命挑んでいただいて。このみんなでやらなかったらこの大変な現場を乗り切れなかったなというのはすごく思いますね」と笑顔。その言葉に光石が「監督も明るかったですよ」、竹財も「目がキラキラしていましたよ」と笑いながら付け加えた。神山智洋「みんなが出せる100%を出せたんじゃないかな」続いて、魁の見た目が18歳であることにちなみ、キャスト陣の18歳の時の写真を披露するコーナーに。まずは神山が18歳時代の写真を披露すると会場からは大歓声。それは2011年に発売された雑誌で撮影された写真とのことで、神山は「僕は当時、けっこうとがっていたんです。18歳なんで、まだ制服はコスプレじゃないですからね」と笑った。続いて松井が「仕事は忙しかったんですけど、みんなで制服を着たままディズニーに行ったりと、それなりに青春はしていました」と述懐。さらに竹財が「たぶん卒業式で撮った写真なんですけど。かわいかったな、この頃は……」としみじみ。そして光石がデビュー作となる映画『博多っ子純情』の時の写真を。「これは僕のデビュー作のオーディションで合格した時の写真。正確に言うと17歳の時に撮った写真なんですが、ここから僕の俳優人生が始まった。これがなければ僕は俳優になっていなかった」と明かした。最後のメッセージを求められた神山は、「本当にキャスト・スタッフがみんな一丸となって、手をガッチリと組んで。みんなが出せる100%を出せたんじゃないかなと思っておりますし、撮影中もみんなが早く見たいという声が上がっていたくらい、キャスト・スタッフの期待値もとても上がっていた作品です。そんな作品が本当にいい形でまとまったなと思っています。1話は体感5分、2話は体感3分ですから。だから8分で終わります(笑)。それくらいギュッと詰まっているので、この世界観を楽しんでいただけたら」と呼びかけた。また、本編上映後には主題歌を担当するWEST.がサプライズで登場。主題歌である新曲「FATE」を観客の前で初めて披露すると会場はまたもや割れんばかりの大歓声に包まれた。圧巻のパフォーマンスを終えたWEST.からは自己紹介も兼ねたトークも披露。MCを務めた本作のプロデューサーとのやり取りに会場は終始笑いに包まれ、イベントは幕を閉じた。<番組情報>連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』3月1日(金) 午後11時よりWOWOWにて放送・配信(全12話)特設サイト:
2024年02月20日3月1日(金) よりWOWOWで放送・配信される連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』の主題歌が、WEST.の新曲「FATE」に決定。併せて、ドラマのポスタービジュアルと本予告が公開された。原作は、『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』などで知られるゆうきまさみの同名漫画。ドラマ版では不老不死の体質を持つ種族“オキナガ”であり、見た目が18歳、実年齢は88歳の雪村魁役で神山智洋(WEST.)、オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管(やえいかん)”への異動を通告され、魁との連絡係を命じられる新米職員の伏木あかり役で松井愛莉が出演する。公開された映像では、首を切られた魁が生き返るといったふたりの衝撃な出会い、ふたりが追う連続殺人事件“羊殺し”の全貌やオキナガになる前の魁の悲しき過去の姿も垣間見える。主題歌「FATE」の切なくも力強いメロディーも相まって、本編への期待が高まるような内容となっている。さらには「めんどくせ〜」と渋々あかりにパソコン操作を教えてもらう魁のコミカルな姿も収められている。また本作の第1話が、WOWOWオフィシャルYouTubeチャンネルで2月23日(金・祝) 正午より無料先行配信されることが決定した。連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』本予告映像<番組情報>連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』3月1日(金) 午後11時よりWOWOWにて放送・配信(全12話)特設サイト:
2024年02月08日2023年11月に東京芸術劇場プレイハウスで上演された舞台『ねじまき鳥クロニクル』のバリアフリー字幕配信が、本日1月31日(水) より日本初のバリアフリー・多言語対応オンライン型劇場「THEATRE for ALL」で開始された。村上春樹が世界で評価されるきっかけとなった同名小説をトップクリエイターたちの手で舞台化した本作。芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が融合した、既成ジャンルを打ち壊す独創的な空間が観客を“ここではないどこか”へいざなう没入感が特徴的で、今回の配信では美しい美術・照明と、躍動感ある身体表現を映像でも体験できるよう、日本の舞台芸術のデジタルアーカイブ化や、映像配信を推し進めているEPADによる高画質・定点収録映像が使用されている。出演者には、成河、渡辺大知、門脇麦、大貫勇輔、首藤康之、音くり寿 松岡広大 成田亜佑美 さとうこうじ、吹越満、銀粉蝶らが名を連ねた。<配信情報>舞台『ねじまき鳥クロニクル』(2023年上演)原作:村上春樹演出・振付・美術:インバル・ピント脚本・演出:アミール・クリガー脚本・作詞:藤田貴大音楽:大友良英【出演】成河/渡辺大知 門脇麦大貫勇輔/首藤康之(Wキャスト) 音くり寿 松岡広大 成田亜佑美 さとうこうじ吹越満 銀粉蝶 ほか【配信プラットフォーム】THEATRE for ALL【配信映像】ノボル首藤康之バージョン(オリジナル版/バリアフリー日本語字幕版)※1月31日(水) 配信開始ノボル大貫勇輔バージョン(オリジナル版/バリアフリー日本語字幕版)※2月22日(木) 配信開始詳細はこちら:
2024年01月31日神山智洋(WEST.)が自身初の単独主演を務める連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』のゲストキャストが発表された。原作は、『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』などで知られるゆうきまさみの同名マンガ。不老不死の体質を持つ“オキナガ”で、見た目が18歳、実年齢は88歳の雪村魁を神山智洋、オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管(やえいかん)”への異動を通告され、魁との連絡係を命じられる新米職員の伏木(ふせぎ)あかりを松井愛莉が演じ、「吸血鬼(オキナガ)×公務員」という異色のコンビが難解な事件に挑む。また“夜衛管”の責任者で、厚生労働省の参事官でもある竹之内唯一(たけのうちただひと)役に竹財輝之助、オキナガに対して偏見を持っている刑事・唐沢役に高橋努、魁が暮らす私設図書館「按察使文庫」(あぜちぶんこ)の執事で、公私共に魁を支える実藤寿一郎(さねとうじゅいちろう)役に大林隆介が扮する。そして、その私設図書館「按察使文庫」の主で150年程生きているオキナガ、按察使薫子(あぜちかおるこ)役に伊藤歩、あかりの“夜衛管”での上司で教育係の久保園幹也(くぼぞのみきや)役に光石研と、個性豊かな面々がふたりを取り巻く。今回解禁されたゲストキャストは総勢11名。信頼できる唐沢の部下・鳴宮役に桜庭ななみ、「カインの裔(すえ)」というサイトの管理人でオキナガのムラカミ役に水間ロン、失踪した妹を探す青年・梶田直役に田村健太郎、魁のかつての恋人・長尾棗(ながおなつめ)役に片山友希、雑誌「週刊セロン」のライターで魁と同じく“羊殺し”を追う須本美和役に原田佳奈、ある殺人事件の容疑者として浮上するオキナガの紫堂邦明役に吉村界人、“羊殺し”をモデルにした映画『眠れない羊たち』に主演する女優・鈴川なえ役に工藤遥、その映画『眠れない羊たち』のプロデューサー・鳥飼誠役に矢柴俊博、過去に竹之内と親交のある昭和の大女優・伊集幸絵役に霧島れいか、ある出生の秘密を抱えるあかりの父親・伏木修介役に利重剛、魁と約束を交わす謎の老女役に水野久美が扮する。さらに本作の放送・配信スタートが3月1日(金)午後11時に決定。これらのキャラクターがどのように物語に絡み、魁とあかりの前に立ちはだかるのか?そしてこの中に魁とあかりが追う“羊殺し”の犯人は潜んでいるのか、注目が集まる。連続ドラマW-30 『白暮のクロニクル』()3月1日(金)放送開始毎週金曜日午後11時放送・配信(全12話)
2024年01月25日WOWOW連続ドラマ W-30『白暮のクロニクル』に、竹財輝之助、高橋努、大林隆介、伊藤歩、光石研の出演が決定し、併せて本作の放送・配信が2024年3月になったことが発表された。原作は、『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』などで知られるゆうきまさみの同名マンガ。「吸血⻤(オキナガ)×公務員」という異色のコンビが難解な事件に挑む。不老不死の体質を持つ「オキナガ」で、見た目が18歳、実年齢は88歳の雪村魁を自身初の単独主演となるWEST.の神山智洋、オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管(やえいかん)”への異動を通告され、魁との連絡係を命じられる新米職員の伏木(ふせぎ)あかり役を松井愛莉が演じる。今回あらたに明らかになったメインキャストは雪村と伏木を取り巻く個性豊かなキャラクターたち。竹財輝之助は“夜衛管”の責任者で、厚生労働省の参事官でもある竹之内唯一、高橋努はオキナガに対して偏見を持っている刑事・唐沢、大林隆介は雪村が暮らす私設図書館「按察使文庫」(あぜちぶんこ)の執事で、公私共に雪村を支える実藤寿一郎(さねとうじゅいちろう)、伊藤歩は、その「按察使文庫」の主で150年程生きているオキナガ、按察使薫子(あぜちかおるこ)、そして光石研は伏木の“夜衛管”での上司で教育係の久保園幹也役を演じる。併せて特報映像も公開。「その子が新しい連絡係?」と雪村と伏木の按察使文庫での初対面シーンから、「羊殺しって一体何なんですか?」という伏木の問いかけに対して、「この手でぶっ殺す!」とただならぬ憎しみの感情を爆発させる雪村。さらに、雪村がオキナガになったきっかけである竹之内に血分けされる様子から唐沢に投げ飛ばされるシーンも。そして「俺、88歳だから!」と伏木に言い放つシーンで幕切れとなっている。■竹財輝之助 コメントゆうきまさみ先生の作品に出演できると聞き大変光栄でした。竹之内を演じるとなり嬉しい反面自分にできるのかと葛藤しました。おそらく1600年近く国に仕えながら生きていた人物なので彼の気持ちを推し量ろうとすると……しかし!こんな人生経験豊富な役はないと思い楽しみました。1600年分の様々な感情を込めて演じましたのでぜひ注目していただければと思います。■大林隆介 コメントゆうきまさみ先生原作のアニメ化と実写化両作品に出演させて頂けるこの身の幸せ。しかもゆうき先生原作初めての実写化だとか。不思議なえにしを感じます。この歳の今しか表現できない1カットをとスタッフ共演の皆様の溢れんばかりの才能と実力に恋慕渇仰(れんぼかつごう)し助けられながら……。どうぞ映像の醍醐味をお楽しみ下さい。■伊藤歩 コメント不死の存在である〈オキナガ〉按察使薫子役を演じさせていただきました。薫子が出てくるシーンは殺人事件を追う緊迫したシーンとは対象的に、肩の力を抜いてふっと笑える様なシーンが多く、彼女なりに魁を支える姿が物語のアクセントになっていると思います。可愛いメイクと素敵な着物をたくさん着させていただいたので、そこにも注目して観ていただけたら嬉しいです。■高橋努 コメント長命者(オキナガ)という存在が居る世界のフィクション。世の中は「歳上を敬う」事を通常にしているが、この物語は長命者を差別的に捉えているところがある。プロデューサー・監督陣と顔合わせ時に「このフィクションを現代の世の中の色んな差別に置き換えることが出来れば」という話を聞いて、凄まじく腑に落ちた。この物語は愛の物語であり、愛のクロニクルだと思う。刑事である唐沢がその一端を担えればと考え、撮影に挑みました。■光石研 コメント高江洲プロデューサーから声を掛けて頂き、送られてきた台本は『熱く、濃く、深い』ものでした。そして現場は若く、エネルギッシュで、精励恪勤(せいれいかっきん)なスタッフ・キャストが待ち受けていました。1カット1カット、惜しみなくアイデアを出し合い滑走する。しっかり掴まってないと、振り落とされそうでした(笑)。ホラーでSFでファンタジーで……。いやいや、ジャンルなんて吹っ飛ばし、とにかく現場の熱量を感じて頂ける作品です!連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』特報映像<作品情報>連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』2024年3月 WOWOWにて放送・配信スタート原作:ゆうきまさみ『白暮のクロニクル』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)監督:中川和博佐々木豪脚本:小山正太山崎太基田中しおり■出演神山智洋松井愛莉竹財輝之助高橋努大林隆介伊藤歩光石研特設サイト:
2023年12月01日村上春樹の傑作長編をかつてない形で舞台化し、20年の初演時に大きな話題を呼んだ『ねじまき鳥クロニクル』。その待望の再演が、11月7日(火)、東京芸術劇場プレイハウスで幕を開けた。それに先駆け行われた公開ゲネプロ、およびキャスト取材会の模様をレポートする。突如飼い猫が姿を消し、謎の女からの電話ののち、妻のクミコも姿を消した。岡田トオルは、クミコの兄・綿谷ノボルが彼女の失踪に関わっていると確信。隣家の涸れ井戸の底へと降りて行くのだが……。演出・振付・美術を手がけるのは、世界的に活躍するインバル・ピント。脚本・演出のアミール・クリガーと共に、膨大な文字で編み上げられた『ねじまき鳥クロニクル』という小説を、総合芸術という形で見事舞台上に現出させている。役者の身体はもちろん、歌、美術、照明、そして大友良英による音楽(しかも生演奏である)のすべてが観る者の五感に直接訴えかけ、言葉以上に雄弁に語り出す。主人公の岡田トオルを演じるのは、初演と同じく成河と渡辺大知。ふたりでひとりを演じるという難役に再び挑むことになったわけだが、成河は「複雑なものを複雑なまま見せるってことですよね。ただそれを言語化してしまうと非常に説教臭くなるけれども、インバルの視覚的なイメージで、複雑性を体験出来るようになっている。だから僕はただただ複雑なものなんだと思いながらやっています」と語る。また渡辺は「演劇というものの固定概念を壊してくれるような、すごくワクワク出来る舞台だという自信があります。なにか刺激が欲しい人にはぜひ観て欲しいです」とアピールした。トオルと不思議な縁で結ばれる高校生の笠原メイ役には、こちらも続投となる門脇麦。彼女が「ねじまき鳥さん」と呼ぶトオル宛の手紙を読むシーンは、本作の中でも異色のかわいらしさがあり、強い印象を残す。そんな門脇にとって唯一残念なことが、「自分が出ているシーンは見られないこと」だと明かし、「いろいろ考えずに楽しんでください。もし話がわからなくても、見たことのないシーン、びっくりするくらい美しいシーンがたくさんあるので、それだけでいいと思います」と自信に満ちた表情で言い切った。門脇の言葉は決して過大ではなく、目の前に広がるシーンはどれも美しい。前出したようにそれを形作る要素はさまざまだが、中でも最大の賛辞を、“特に踊る”にキャスティングされた8人の素晴らしいダンサー陣に贈りたい。取材・文:野上瑠美子
2023年11月08日舞台『ねじまき鳥クロニクル』が11月7日(火) に東京・東京芸術劇場プレイハウスで開幕。このたび舞台写真とダイジェスト映像、演出家・出演者によるコメントが到着した。本公演は、世界的に評価される村上春樹の同名長編小説を豪華クリエイター陣が舞台化した創造性豊かな意欲作で、2020年に初演された。妻のクミコと共に平穏な日々を過ごしていた主人公・岡田トオルが、猫の失踪や謎の女からの電話をきっかけに、奇妙な出来事に巻き込まれ思いもよらない戦いの当事者となっていく様が描かれる。主演を務めるのは成河と渡辺大知。ダブルキャストではなく、ふたりで岡田トオルという人間の多面性を演じる。成河はその身体性で“壁抜け”をした潜在意識世界で妻を見つけ出す戦いをまさに全身で表現。小説から抜け出したような自然体のトオルを演じる渡辺は、心の葛藤を鮮烈な歌に乗せて観客の心を打つ。“死”への興味を持つ風変わりな女子高生・笠原メイを演じる門脇麦は、印象的な澄んだ声と歌で原作のヒロインといえるメイを体現。16歳の少女が感じる“この世界”への違和感を繊細に見せていく。笠原メイ役:門脇麦圧倒的な悪として存在する綿谷ノボル役は、初演で衝撃的なダンスシーンを見せた大貫勇輔と、バレエダンサーとして世界的に活躍し現在は俳優としても多くの舞台に出演する首藤康之がダブルキャストで演じる。なお、大貫は本日11月8日(水) に初日を迎える。上)綿谷ノボル役:大貫勇輔、下)加納クレタ役:音くり寿左)岡田トオル役:渡辺大知、中央)綿谷ノボル役:首藤康之トオルを不思議な世界へ導く加納マルタ・クレタ姉妹役は、昨年退団した宝塚歌劇団で娘役として歌・ダンス・芝居の技量が高く評価された音くり寿が新たに挑む。さらに初演でこの壮大な物語をクリエイターと共に創り上げた松岡広大、成田亜佑美、さとうこうじ、吹越満、銀粉蝶が再演でも演じ・歌い・踊り、表現する。左から)岡田クミコ役:成田亜佑美、岡田トオル役:成河、岡田トオル役:渡辺大知上)間宮:吹越満、右上)岡田トオル役:成河、右下)岡田トオル役:渡辺大知またインバル・ピントによる唯一無二の振付を、加賀谷一肇、川合ロン、東海林靖志、鈴木美奈子、藤村港平、皆川まゆむ、陸、渡辺はるか、8名の表現力豊かなコンテンポラリーダンサーが魅せる。音楽は世界的な即興演奏家の大友良英が担当。バンドが奏でる生演奏は、単なるBGMではなく、心情や叫びなどを楽器の音色で表現している。東京公演は11月26日(日) まで同所で上演。その後12月1日(金) から3日(日) に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、12月16日(土)・17日(日) に愛知・刈谷市総合文化センター大ホールで上演される。■インバル・ピント(演出・振付・美術)&アミール・クリガー(脚本・演出)コメント舞台芸術は今起きていて、絶えず変化します。私たちの創作で重要なのは、「動き」は「時間」の具現化であるということです。初演から約4年を経て、この作品は、携わる人たち全員のこの数年間の人生を映し出す鏡となりました。そして、独自の命を宿した作品を通して、私たちは新たな視点を持つことができました。村上春樹の世界には多くの秘密と鍵が暗号化されています。村上作品の、豊かで無限の宇宙を旅できることに感謝します。登場人物の一人が、ある場所を「あなたが今いる場所」と呼びます。この場所を皆さんと共有できることを嬉しく思います。それが再び、時間の流れの中へと消えてしまう前に。■成河(岡田トオル役) コメント初演時から、まだ誰も踏んでいない新雪の上を歩くような、ルールのない、不安と興奮が入り混じった創作を続けてきました。産みの苦しみを経て出来上がった初演という入れ物に、今回は丁寧に中身を詰めていく作業が出来ました。そうした中で、誰もが主体的に発言し、作品の隅々まで共有する意欲を持つ、そんな稀有で美しいカンパニーに成長出来た事が、今は何よりの誇りです。千秋楽までの1分1秒、この幸せを余す所なく全身全霊で感じたいと思います。U25チケットで買える日がまだまだあります。一人でも多くの学生、若者のみなさんが私たちの『ねじまき鳥クロニクル』と出会ってくれることを、心から願っています。玄人演劇ファンの皆様におかれましては、是非このU25チケットを広めて頂き、一緒にこの畑を耕す幸せを共有出来たらと思います。品質は保証します。■渡辺大知(岡田トオル役) コメント僕にとってインバルの舞台は言葉の壁を越えて切実で、舞台そのものに血が通っているみたいに生き生きとして見えます。初演の時、ダンスも音楽劇も初めての自分でも、その世界にずっとのめり込んでいたくなるくらい、たくさんの刺激をいただきました。稽古場がとにかく楽しくて、演者、スタッフさん、皆さんのアイディアが塊になっていく過程は本当に美しい作業です。自分もどうにかその中で自分なりにもがいていましたが、そのもがきこそが幸せな時間だったように感じます。今回、こうして再演ができることを心から嬉しく思っております。再演でさらに深く、パワーアップしている自信があるので、ぜひ楽しんでいただき、たくさん考えていただけたら嬉しく思います。■門脇麦(笠原メイ役) コメント再演の素晴らしさを痛感する日々です。作品への解釈と精度の深まりもそうですし、この3年間で変わったこと。変わってしまったもの。でも変わらないもの。そんなものを感じながら稽古に臨みました。こんな面白い舞台なかなかないのではないでしょうか。私もお客さんとしてこの舞台を観たかった!それだけが残念です。インバルの溢れる世界観を皆さんにぜひ見てもらいたいです。お待ちしております。■大貫勇輔(綿谷ノボル役/ダブルキャスト) コメント初演の時は、コロナで完走できなかったので今回再演ができるとお話を聞いた時に本当に嬉しく思いました。改めてこの作品に関わり客観的にこの舞台を観ていると、本当に美しくて、不思議で、それでいて暴力的で……そのバランスがとても絶妙で魅力的だなと改めて感じました。村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」という難しい長編の三部作の小説を、見事にインバルとアミールの力で体現されていると思います。この摩訶不思議な世界観を沢山の人に楽しんでもらえたら、嬉しく思います。僕も、今日これからですが、精一杯演じたいと思います。■首藤康之(綿谷ノボル役/Wキャスト) コメント初めて体感するインバル・ピントさんの世界。稽古を重ねる度に本当に素晴らしい作品に関わらせて頂いているんだなぁ、、という思いが強く大きくなっています。そして魅力的でポテンシャルの高い共演者の方々!そんな状況に感謝しながらこの綿谷ノボルという役を一つ一つ丁寧にそして大胆に演じていきたいと思っております。■音くり寿(加納マルタ/クレタ役) コメントお陰様で無事に開幕しました。まずインバルさん、アミールさんをはじめ共演者の皆様、クリエイティブスタッフの皆様と出会い、共に村上春樹さんのこの素晴らしい作品と向き合い追及し続けられた日々はかけがえのないもので、それが決して当たり前の事ではないのだと、感謝と幸せを感じています。そして兎に角、常にアップデートされる”表現”の面白さと楽しさに震えが止まりません。1人でも多くの方にこの奇妙で美しい世界に迷い込み、深く深く降りて、体感して頂きたいなと願っています。このカンパニーの1人として胸を張って皆様と共に舞台にたち続けられますよう日々精進して参ります。劇場でお待ちしております!■松岡広大(赤坂シナモン役) コメント初日が開きました。この世界には夢だと思うような甘美な瞬間が実生活に顕れていたり、これは夢だと思いたいけれど暗い事柄が現実にも顕れたりします。理解できないことも多い。これら種々様々な現象に対して、言葉にできない感情や情景、或いは目を覆いたくなる事柄や不条理を演劇にしているこの『ねじまき鳥クロニクル』は、誰かの人生を変える力を持っている作品だと信じています。学生さんもU-25の方も遍く全ての人にとって、ゼロイチではない淡さと暗さと万物の「過程」は、とても大切なんじゃないかと強く思います。日本でこんな作品はそうそう観られないです。想像の余地を与え、自由な感性で楽しめる作品の一助たるべく、精進していきます。■成田亜佑美(岡田クミコ役) コメントまるで4年間の空白の時間なんて無かったかのように再演の創作が始まったように思います。でもやっぱりお一人お一人が確実にそれぞれの時間を過ごして今ここにいる事、そして確実に世界が変わっている事も、日々のお稽古を通して感じていきました。増して“暴力”というモノが悲しく重くのしかかります。村上春樹さんという水の中をみんなで泳いでいるようだとインバルは言っていました。きっとどこにも辿り着ける場所なんてないのだろなと思うし、誰もどこかに辿り着こうとは思っていないような気もします。とにかく泳ぎ続ける事しか出来ないのですが、誰かのなにかに、どこかのなにかに、届く事を願いながらここからも頑張りたいと思います。■さとうこうじ(牛河役) コメント3年半前に劇場への休業要請で中止になってからの再演ですが、役者演出家スタッフ全員の、前回を超えてやるとの熱量が凄いんです。初演もきっともの凄い舞台だったと思いますが、今回それを越える気満々なんです。まだまだ上を目指します!初演時に原作を読み直した時、村上春樹さんの作品にしては暴力、戦争に関わる所がとても多く感じられ、それまでとは違ったように感じました。それが今の時代になり、とてもリアルに感じられ、自分で考えろ、というメッセージも強く響きます。改めてこの舞台から何かを感じ取っていただければ、と思います。どうぞ劇場に足をお運び下さい。■吹越満(間宮役) コメント初演の稽古と本番。そして、今回の稽古を合わせて、何回くらい「間宮中尉の長い話」を演ったのでしょう。再演の本番が始まっても、何回やってもまだ尚、新しい発見があります。いいことです。そして、何百回やったとしても、まだミスがあります。よくないことです。しかも、何回もミスしているのにもかかわらず、その誤魔化し方だけが、発見できていません。笑。いや、発見しなくていいのか。ミスしなきゃいいだけの話だ。なんてことを考えながら、今日も台詞を言います。■銀粉蝶(赤坂ナツメグ役) コメント幕があきました。ドキドキハラハラの日々でした。みなさんの前でやれるのか?と自信を持てないまま、今日の初日をむかえました。初日を終えて自信はカケラも芽生えないけど、インバルやスタッフ、キャストのみんなと過ごした稽古場の時間を信じることはできます。そこを信じて千秋楽まで駆け抜けてまいります。舞台『ねじまき鳥クロニクル』ダイジェスト映像撮影:田中亜紀<公演情報>舞台『ねじまき鳥クロニクル』原作:村上春樹演出・振付・美術:インバル・ピント脚本・演出:アミール・クリガー【出演】■演じる・歌う・踊る成河/渡辺大知 門脇麦大貫勇輔/首藤康之(ダブルキャスト) 音くり寿 松岡広大 成田亜佑美 さとうこうじ吹越満 銀粉蝶■特に踊る加賀谷一肇、川合ロン、東海林靖志、鈴木美奈子、藤村港平、皆川まゆむ、陸、渡辺はるか(五十音順)■演奏大友良英、イトケン、江川良子【公演スケジュール】東京公演:2023年11月7日(火)~11月26日(日) 東京芸術劇場プレイハウス大阪公演:2023年12月1日(金)~3日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ愛知公演:2023年12月16日(土)・17日(日) 刈谷市総合文化センター大ホールチケット情報:関連リンク公式サイト::
2023年11月08日村上春樹の小説を原作に、意識と無意識を融合させたキュートかつダークな世界。ダンス、音楽、美術、衣装、全てにおいてセンスを感じる舞台『ねじまき鳥クロニクル』は、観客を極上の観劇体験にいざなった。イスラエルのインバル・ピントが演出・振付・美術を手掛け、大友良英率いるバンドが生演奏を行った。初演は好評を博したが、コロナで全公演の上演は叶わず、3年ぶりに再演が実現。門脇麦さんは初演に続き、17歳の笠原メイを演じる。五感を使って演出意図をキャッチして体に落とし込む作業をしてました。「インバルは、視覚センスが突出している人。人物の立ち位置から場面を組み立ててみたり、時間をかけて振り付けても、やはり違うと思ったら、潔く一から作り直したり。ニュアンスや空気感をとても大切にされていて、その創作過程は稽古場で見ていても刺激的でしたね」原作は全3巻もある長編小説である。門脇さんは村上作品の大きな魅力の一つは文体にあると感じていた。「ただ、あの日本語のニュアンスは翻訳ではおそらく伝わらないと思います。だから、私が原作を読んで感じ取った空気感やメイという少女を表現することよりも、イスラエル人のインバルが日本文学の村上作品を読み、どんなエッセンスを受け取り表現したいと思ったのか。それを体現することの方がこの舞台では大事なんじゃないかなと思いました」稽古場での、言葉に頼らないコミュニケーションは性に合ったらしい。「文学作品の舞台というと、言葉が一番大切なように思うけれど、日本語を介さない創作現場では、削ぎ落とした骨組み、本質だけが残ります。インバルたちがどうしたいのかを五感を使ってキャッチして、体に落とし込む作業を稽古場ではひたすらしていた気がします。私もたいてい勘で生きているので、全く違和感はなかったです(笑)」14歳まではバレエダンサーを目指していた門脇さん。フィリップ・ドゥクフレや野田秀樹など、これまでも身体的な表現を得意とする演出家の舞台に多く出演してきた。そんな経験が、インバルの創作現場を楽しむ力を蓄えていたのかもしれない。「もともと身体先行の感覚人間なので、言葉を使うと、どう説明しようという方に気持ちが傾いて、そっちの方が意味を限定してしまい、かけ違うことがあるように思いますね」最近では、映画『ほつれる』や『渇水』などの映像でも言葉以外の、表情や佇まいでその人物を強く印象づける豊かな表現をしている。「映像は日に3~4シーン撮らなければいけないので迷っていられません。想像以上に感情が高まってしまったなと後から思うような時もあります。その点、舞台は稽古期間があり、試行錯誤できます。基盤がある状態で本番を迎えられるから映像より自由度は高いかもしれないです」最近特に表現に深みが増して見えると伝えると、年齢のせいじゃないですか?と笑う。「一応、毎日一生懸命生きているので、ちょっとは深まってもらわないと困るんですよね(笑)」どんな現場でも、能動的に楽しもうと取り組めば楽しみは必ず見つかる。そう気づいてから演じることがますます面白くなってきたらしい。「楽しむパワーって、大きいんですよね。客観視して没入しすぎない方法を今は楽しんでいますけど、また気が変わるかもしれません(笑)」舞台『ねじまき鳥クロニクル』飼い猫捜し、女子高生の笠原メイとの出会い、謎の女からの電話、妻の失踪…。岡田トオルの身に次々と不可解な出来事が起きる。現代の世田谷から戦時中の満州まで、時空を超えて世界が繋がる。11月7日(火)~26日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス原作/村上春樹演出・振付・美術/インバル・ピント脚本・演出/アミール・クリガー脚本・作詞/藤田貴大音楽/大友良英出演/成河、渡辺大知、門脇麦、大貫勇輔・首藤康之(Wキャスト)、音くり寿、松岡広大、成田亜佑美、さとうこうじ、吹越満、銀粉蝶ほかS席1万800円(土・日・祝日1万1800円)、サイドシート8500円ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949(平日11:00~18:00)大阪、愛知公演あり。かどわき・むぎ1992年8月10日生まれ、東京都出身。2011年ドラマデビュー。主な出演作に映画『愛の渦』(’14)、『浅草キッド』(’21 Netflix)、『あのこは貴族』(’21)、『ほつれる』(’23)、ドラマ『リバーサルオーケストラ』(’23)など。台湾映画『Old Fox』が台湾にて公開。モヘアニットトップス¥45,100中に着たカットソー¥11,000スカート¥39,600(以上オーラリー TEL:03・6427・7141)ブレスレット¥53,900左手のリング¥32,400右手のリング¥35,200(以上サピア バハール/フィルグ ショールーム TEL:03・5357・8771)※『anan』2023年11月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・高野智史ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年11月05日2024年にWOWOWで放送・配信される連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』に、松井愛莉が出演することが発表された。WEST.の神山智洋が自身初の単独主演作品かつ、初めてWOWOW作品の主演に挑む本作。原作は漫画家のゆうきまさみによる同名ミステリー作品で、時を越えて生きる吸血鬼(オキナガ)と公務員という今まで描かれなかった異色のコンビが難解な事件に挑むという斬新な設定が人気を博した。松井が演じるのは、オキナガ惨殺事件に遭遇した厚労省の新米職員・伏木あかり。オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管(やえいかん)”への異動を通告され、オキナガに関する殺人事件の解決に協力している神山演じる雪村魁との連絡係を命じられる。「オキナガと人間が分け隔てなく共生できる世界を作りたい」その信念のもと、どんな相手にも素直にまっすぐ向き合う、利他の精神にあふれるキャラクターだ。魁とあかりはバディとなり衝突を繰り返しながらも事件解決に向けて協力し合い奔走、段々とお互いを認め合っていく。そして、やがて2人の数奇なる運命が明らかとなる。■松井愛莉 コメント伏木あかりを演じさせていただけると決まった時は、嬉しく、身長の高さを活かす時がきた!と気合いが入りました!あかりはポジティブでどんな事にも屈せず、人の懐に入っていく、自分とは真逆なタイプですが、あかりが大切にしている「相手を思いやる優しさ」と神山さん演じる魁に必死に喰らい付いていく姿を丁寧に演じようと日々監督と話し合いながら撮影しています!原作の世界感を大切にしながらスタッフ、キャスト全力で撮影をしていますので、作品の完成をわくわくしながら待っていて下さい!!<番組情報>連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』2024年 WOWOWにて放送・配信スタート特設サイト:
2023年11月02日「ジャニーズWEST」の神山智洋が主演を務める連続ドラマW-30「白暮のクロニクル」が来年放送される。神山さん自身初の単独主演作となり、初のWOWOW主演となる。原作は、「機動警察パトレイバー」のゆうきまさみによる同名漫画。2013年から2017年まで、「週刊スピリッツ」で連載されたミステリー作品で、“吸血鬼(オキナガ)×公務員”という、これまで描かれなかった異色のコンビが、難解な事件に挑むという斬新な設定で展開されていく。白暮のクロニクル(1) (ビッグコミックス)画像:amazon.co.jp今回神山さんが演じるのは、不老不死の体質を持つオキナガで、見た目は18歳だが、実年齢は88歳の雪村魁。オキナガ絡みの殺人事件の捜査に協力する傍ら、70年間にわたり、未年(ひつじどし)のクリスマスに起こる連続殺人事件、通称「羊殺し」の犯人を追っている。かつて、恋人を「羊殺し」で殺されており、オキナガ以外、実行することのできない「羊殺し」の犯人を突き止め、復讐を果たすことが目的だ。そんなオキナガ惨殺事件に遭遇した厚労省の新米職員・伏木あかりは、オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管(やえいかん)”への異動を通告され、魁の担当者に。2人はバディとなり、衝突を繰り返しながらも事件解決に奔走する。神山さんは「主にずっと舞台をやらせていただいていて、久しぶりに、約4年ぶりなので、遂に来た!という感じです」と今回のオファーを喜び、「ずっとオキナガとして70年生きてきて、ひどい言葉をたくさん浴びせられ、ひどい扱いもたくさん受けてきて、色々と経験した18歳。子供っぽいところがありながらも達観している」と演じるキャラクターについて語る。また、「今作は内容や映像表現的に攻めたシーンも多いと思います。最近あまり見なくなったけど、リアルに見せていく表現。僕自身はそういう作品をずっとやりたいと思っていました。原作を読んでも攻めた内容となっているので、出来上がりがとても楽しみです。原作に近付けたり、リアルなところはできるだけ見せていきたい、忠実にやっていきたいです」と意気込む。そして、「関わる人との対話によって最初はクールで自由だったけど、魁自身の奥底に眠っていた人間味というものがどんどん現れてくる。それを引き出してくれる個性豊かなキャラクターたちとの掛け合いにもぜひ注目していただければと思います」と視聴者へメッセージを寄せている。連続ドラマW-30「白暮のクロニクル」は2024年WOWOWにて放送・配信予定。(シネマカフェ編集部)
2023年10月09日連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』が2024年にWOWOWで放送・配信されることが決定。併せて主演を神山智洋が務めることが発表された。原作は、『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』などで知られるゆうきまさみによる同名ミステリー漫画。自身初の単独主演作品かつ初めてWOWOW作品に出演する神山が演じるのは、不老不死の体質を持つ“オキナガ”で、見た目が18歳、実年齢は88歳の吸血鬼探偵・雪村魁。オキナガ絡みの殺人事件の捜査に協力する傍ら、70年間にわたり、未年のクリスマスに起こる連続殺人事件、通称“羊殺し”の犯人を追っている。かつての恋人を羊殺しに殺されており、オキナガ以外実行することのできない羊殺しの犯人を突き止め、復讐を果たすことを目的としている。オキナガ惨殺事件に遭遇した厚労省の新米職員伏木あかりは、オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」、通称“夜衛管”への異動を通告され、魁の担当者になるよう命じられる。2人はバディとなり、衝突を繰り返しながらも事件解決に奔走する。神山は自身初の単独主演作品としてのオファーに「遂に来た!」と感激の様子で、魁のキャラクターに関しては「子どもっぽいところがありながらも達観しているキャラクター」と解説。また原作でも特徴的な魁の髪色を「どうしても地毛でいきたくて、意地でも魁に近付けてやろうと思って(笑)。美容院に行きまくりましたね(笑)」とこだわりを明かしている。メイン監督には連続ドラマW-30『ダブル』を手がけた中川和博。脚本を『連続ドラマW邪神の天秤 公安分析班』の小山正太、『相棒』『ウルトラマンブレーザー』の山崎太基らが務め、音楽はNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』『それってパクリじゃないですか?』の富貴晴美が担当する。■神山智洋 コメント・オファーを受けての感想主にずっと舞台をやらせていただいていて、久しぶりに、約4年ぶりなので、遂に来た!という感じです。純粋にありがたかったです。主演をやりたいという思いだけでできることではないので。今回プロデューサーさんがライブを見て主演に決めていただいたという経緯を聞いて、どこで何に(縁が)繋がっているか分からないなと思いました。選んでいただいて感謝です。・演じる雪村魁というキャラクターについて僕が演じる魁は見た目が18歳、実年齢88歳。自分が18歳の頃を思い返してみて、演じています。ずっとオキナガとして70年生きてきて、ひどい言葉をたくさん浴びせられ、ひどい扱いもたくさん受けてきて、色々と経験した18歳。子どもっぽいところがありながらも達観しているキャラクターだと思います。・雪村魁を演じる上でのこだわり髪の毛は映像で見た時にコスプレ劇にはしたくないなと思いました。だからどうしても地毛でいきたくて、意地でも魁に近付けてやろうと思って(笑)。美容院に行きまくりましたね(笑)。あと食事制限もしました。今もしています。オキナガになった18歳から体型も変わらない、オキナガになった瞬間に時が止まっていると思うので。食べているものもお肉ばっかり、スイーツとかは絶対に食べていないから、太るわけがないと思いました。逆に筋トレして筋肉がついている状態もちょっと魁っぽくないなと、食事制限で体重を落とそうと思い、ピークから3キロは落としました。自然に無理することなく減量しましたね。あとは眉毛を若干細くして、キリっとさせて。できるだけオキナガ、雪村魁という人物像に近付ける努力はしました。現実的というか、もしかしたらこういう人が実際にいるのかもみたいに思ってもらえるように、できるだけ人間っぽさ、リアル感は追求しました。・撮影で楽しみなポイント今作は内容や映像表現的に攻めたシーンも多いと思います。最近あまり見なくなったけど、リアルに見せていく表現。僕自身はそういう作品をずっとやりたいと思っていました。原作を読んでも攻めた内容となっているので、出来上がりがとても楽しみです。原作に近付けたり、リアルなところはできるだけ見せていきたい、忠実にやっていきたいです。・視聴者へメッセージもしかしたら僕のファンは僕が出ているドラマを見たいと言ってくれていた方もいるかもしれないので、そんなファンの皆様、お待たせいたしました(笑)。僕自身も原作を読んでいてものすごく引き込まれました。魁の魅力、あかりとの凸凹コンビ感、最初はバチバチだけど段々と戦友になっていくキャラクターがいたり。実年齢88歳だけど18歳の時の少年心と様々な人生経験によって達観しているところ。また関わる人との対話によって最初はクールで自由だったけど、魁自身の奥底に眠っていた人間味というものがどんどん現れてくる。それを引き出してくれる個性豊かなキャラクターたちとの掛け合いにもぜひ注目していただければと思います。■原作者:ゆうきまさみコメント実のところ、実写ドラマ化の話をいただいたときには「嬉しいけれど無謀ではないか」とも思いました。しかしWOWOWさんがこのドラマ化に挑んでくれる以上、期待するしかありません。僕はWOWOWさんのドラマが大好きなんです。主演の神山さんも大変な気合いの入り方と聞いていますし、あの原作をどう料理し、どんな映像が生み出されるのか、やっぱり楽しみなんですよ。■中川和博監督 コメントミステリー、SF、アクション、歴史、ロマンス……個性豊かで魅力的なキャラクターが、時代やジャンルすらも縦横無尽に駆け巡りながら、壮大な謎に迫っていく。ご覧頂く方に、その姿をお腹いっぱい楽しんでもらえるよう、全てが便利で手軽な現代に於いて「手間のかかること」「困難なこと」を避けずに撮影を進め、神山さんを筆頭に素晴らしいキャストと共に駆け抜けていく所存です。放送まで幾昼夜、ぜひ原作を読んでお待ちください。眠るときには羊でも数えながら……。■プロデューサー:高江洲義貴(WOWOW コンテンツ制作局 ドラマ制作部)コメント初めて原作を読んだとき、魅力的なキャラクター、緻密なストーリー、奥に秘めた現代的なテーマに感動し、これは絶対に映像化したいとすぐに原作権の問い合わせをしました。無事、許諾をいただき、「では、主役の雪村魁を誰に演じてもらえばよいのか」と思いあぐねていた時、ジャニーズWESTのライブを観に行く機会があり、神山さんの佇まい、パフォーマンスを目の当たりにし、「あ、魁だ。」と、これまたすぐにオファーをしました。そして、情熱を持った志の高い素晴らしいスタッフ・キャストが集まってくれました。今、こうして自分が心から願った座組で本作に挑めていることに大きな喜びを感じています。同時に、「ゆうきまさみ作品、初の実写映像化」、「神山智洋、初の連続ドラマ単独主演」という、看板の重みに非常に身が引き締まる思いであります。この看板の名に恥じない、最高に面白いドラマを皆様にお届けします!<番組情報>連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』2024年 WOWOWにて放送・配信スタート特設サイト:
2023年10月05日11月7日(火) から26日(日) に東京芸術劇場プレイハウスで上演される舞台『ねじまき鳥クロニクル』の全出演者が発表された。『ねじまき鳥クロニクル』は、村上春樹による同名小説を、イスラエルの奇才インバル・ピントと気鋭のアミール・クリガーの演出、演劇界の俊英・藤田貴大の脚本で舞台化し、音楽を大友良英が手がけた創造性豊かな意欲作。2020年の初演時は新型コロナウイルスの影響で、途中で公演中止となっていた。出演者は初演から引き続き、主人公の岡田トオル役を成河と渡辺大知、不思議な女子高生・笠原メイ役を門脇麦が演じる。そのほか、圧倒的な悪として存在する綿谷ノボル役で大貫勇輔と首藤康之、トオルを不思議な世界へ導く加納マルタ・クレタ姉妹役で音くり寿、さらに初演と同じく松岡広大、成田亜佑美、さとうこうじ、吹越満、銀粉蝶が出演する。また、加賀谷一肇、川合ロン、東海林靖志、鈴木美奈子、藤原港平、皆川まゆむ、陸、渡辺はるかといった8名のコンテンポラリーダンサーが登場。生演奏は大友良英、イトケン、江川良子の3名が続投する。併せて、成河と渡辺、門脇が登場するメインビジュアルが公開された。本作で描かれる、現実世界ともうひとつの世界があいまいになっていく様子を、写真の上に重ねられたイラストで表現。イラストは、映画番組など様々な分野で活躍するイラストレーター・信濃八太郎が手がけている。本作は東京公演を上演後、12月16日(土)・17日(日) に愛知・刈谷市総合文化センター大ホール、その後大阪公演も予定されている。■イラストレーター:信濃八太郎 コメント村上春樹さんが生み出した物語に、インバル・ピントさんはじめ多くの創造が重なり、混じり合って、また新たな世界が生まれる。そんな場に、自分も関わることができることをたいへん光栄に思っております。撮影に立ち会って、その輝きに圧倒された成河さん、渡辺大知さん、門脇麦さんの半身に、もうひとつの表情を重ねていく制作の間中、井戸の底から見える青空を想っていました。絶望と希望の境界を想像力で飛んでいけたらと筆を進めた次第です。<公演情報>『ねじまき鳥クロニクル』原作:村上春樹演出・振付・美術:インバル・ピント脚本・演出:アミール・クリガー脚本・作詞:藤田貴大音楽:大友良英【演じる・歌う・踊る】岡田トオル:成河/渡辺大知笠原メイ:門脇麦綿谷ノボル:大貫勇輔/首藤康之(Wキャスト)加納マルタ/クレタ:音くり寿赤坂シナモン:松岡広大岡田クミコ:成田亜佑美牛河:さとうこうじ間宮:吹越満赤坂ナツメグ:銀粉蝶左上より)岡田トオル役:成河/渡辺大知、笠原メイ役:門脇麦、綿谷ノボル役:大貫勇輔/首藤康之(Wキャスト)、加納マルタ/クレタ役:音くり寿、赤坂シナモン役:松岡広大、岡田クミコ役:成田亜佑美、牛河役:さとうこうじ、間宮役:吹越満、赤坂ナツメグ役:銀粉蝶【特に踊る】(五十音順)加賀谷一肇、川合ロン、東海林靖志、鈴木美奈子、藤原港平、皆川まゆむ、陸、渡辺はるか左より)特に踊る:加賀谷一肇、川合ロン、東海林靖志、鈴木美奈子、藤原港平、皆川まゆむ、陸、渡辺はるか(五十音順)【演奏】大友良英、イトケン、江川良子左より)演奏:大友良英、イトケン、江川良子【公演日程】東京公演:11月7日(火)~26日(日) 東京芸術劇場プレイハウス愛知公演:12月16日(土)・17日(日) 刈谷市総合文化センター大ホール大阪公演:開催予定関連リンク公式HP:公式Twitter:
2023年06月12日舞台『ねじまき鳥クロニクル』が、2023年11月上旬から26日(日) に東京芸術劇場プレイハウスで上演されることが決定した。『ねじまき鳥クロニクル』は、村上春樹による同名小説を、イスラエルの奇才インバル・ピントと気鋭のアミール・クリガーの演出、演劇界の俊英・藤田貴大の脚本で舞台化し、音楽を大友良英が手がけた創造性豊かな意欲作。2020年の初演時は新型コロナウイルスの影響で、途中で公演中止となっていた。出演者は初演から引き続き、主人公の岡田トオル役を成河と渡辺大知、不思議な女子高生・笠原メイ役を門脇麦が演じる。2020年公演より 撮影:田中亜紀2020年公演より 撮影:田中亜紀上演時間は休憩時間を含む約3時間前後を予定。東京公演のチケットは今夏発売予定で、東京公演を上演後、ツアー公演が予定されている。併せてインバル・ピントからコメントが到着した。■演出・振付・美術:インバル・ピント コメント2020年、村上春樹さんの偉大な小説『ねじまき鳥クロニクル』を舞台に立ち上げるために過ごした期間は、主人公のトオルが井戸に潜るのと同じように果てしの無い旅でした。初日をご覧になった村上さんから「美しい舞台でした。ありがとう」と仰って頂いたことは忘れられません。再演に向けて、さらに深くこの作品と向き合い、新たな表現を皆と模索するのが今から本当に楽しみです。<公演情報>『ねじまき鳥クロニクル』11月上旬~26日(日) 東京芸術劇場プレイハウス『ねじまき鳥クロニクル』告知画像原作:村上春樹演出・振付・美術:インバル・ピント脚本・演出:アミール・クリガー脚本・作詞:藤田貴大音楽:大友良英【出演(演じる・歌う・踊る)】成河/渡辺大知門脇麦ほか関連リンク公式HP:公式Twitter:
2023年03月22日自宅が全焼した映画監督・原將人と一家の再起を綴ったドキュメンタリー『焼け跡クロニクル』の公開日が2月25日(金)に決定。予告編が解禁された。原將人監督は、広末涼子の映画デビュー作『20世紀ノスタルジア』などで知られる。本作は、自宅全焼という突然の悲劇に見舞われた原監督とその一家の、ゼロからの再起を希望とユーモアあふれるタッチで綴ったドキュメンタリーだ。この度解禁となった予告編は、京都の観光名所が映し出されスタートする。しかし、映像はサイレンが慌ただしく鳴り響き、何台もの消防車や救急車、警察車両が行き交う緊迫した火事現場に切り変わる。焼けて骨組みだけになった我が家に呆然とする一家だったが、焼け跡から家族の大切な思い出が次々と掘り出され、「失くしたもの」より「心に残っていたもの」の方がずっと大きいことに気づいていく…。火事の被害で、50年の映画人生をかけた全作品のオリジナルフィルムや脚本、映画機材を焼失するという想像を絶する痛手を負った原監督だったが、公私ともにパートナーであるまおり監督との共同制作により、焼けた8mmフィルムとiPhoneで撮影したデジタル映像を組み合わせた「他の誰にも作れない」作品にチャレンジした。原監督のファンと公言する山田洋次監督は「原將人は転んでもただでは起きない」と絶賛。『20世紀ノスタルジア』のメイキング撮影を務めていた犬童一心監督は「これは原さんじゃないと作れない映画。『20世紀ノスタルジア』の感覚が自分とシンクロする、好きだと思う人はぜひ『焼け跡クロニクル』を観てほしい」と熱いエールを送った。『焼け跡クロニクル』は2月25日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:焼け跡クロニクル 2022年2月25日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開(c)2022『焼け跡クロニクル』プロジェクト
2022年01月25日Voice Goes on(運営:株式会社ごぶごぶ)は、2021年10月1日(金)より、モダン建築をめぐる、まち歩き音声ガイドアプリ『モダン建築クロニクル』の配信を開始いたしました。第一弾では、京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」と連動し、京都市内に現存するモダン建築を紹介します。【まち歩き音声ガイドアプリ サイト】(サンプルボイスあり)■モダン建築クロニクル ~キャラクターバージョン~ ■モダン建築クロニクル ~ラーニングバージョン~ ※ラーニングバージョンには以下を含む▼京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」展示解説音声ガイド▼京都市京セラ美術館の館内をめぐる「建物探訪ツアー」【開設の背景】大都市では経済を優先した開発により、美しく年齢を重ねてきた数多くの名建築が次々と解体されています。しかし本来は、子どもから大人まで多くの人々がその価値を共有していれば、保存は当然のこととなり、どう活かしてゆくかを皆で考えることで、街の魅力はより深まることでしょう。「モダン建築クロニクル」は、建築をキャラクター化することで、より多くの人々に美しく歴史ある建築に目を向けてもらいたい、という想いから生まれました。キャラクターの人格に建築主や建築家の想いを映し、身に纏う衣装やアクセサリーは、建物の内外観や設計思想から着想しています。この音声ガイドアプリに導かれて街を歩くと、何気なく通り過ぎていた街や建築が今までとは異なる視点で見えてくることでしょう。本企画をきっかけとして、大人から子供までより多くの人々の間で建築や景観に注目が集まり、歴史的・ 文化的に価値ある建築がひとつでも多く保存活用されることを願っています。【アプリの特徴】1. 現存するモダン建築を擬人化・豪華声優陣がキャストを務める多くの方、特に若い世代の方がモダン建築を識るきっかけとするため、人気声優をキャストとして起用。アプリを《キャラクターバージョン》と《ラーニングバージョン》で作成。《キャラクターバージョン》擬人化したリンクキャラが楽しい会話形式で初心者にもわかりやすく解説《ラーニングバージョン》豪華声優陣がモダン建築の知られざる歴史や秘話をじっくり解説<リンクキャラクター&声優陣のご紹介>声優陣とリンクキャラ紹介<キャラクターバージョン・アプリ画面>キャラバージョンアプリ画面2. 企画・監修/京都市京セラ美術館企画推進ディレクター 前田 尚武(まえだ なおたけ)建築のプロがおよそ1年をかけて細部までこだわりシナリオを監修。楽しみながら本格的なモダン建築を識ることができるよう何度も調整をして、難しい専門知識もわかりやすく解説。<経歴>一級建築士/学芸員。同館開館一周年企画展「モダン建築の京都」を企画。2003年より森美術館に在籍し「建築の日本展」など数々の建築展を企画。2019年度 日本建築学会文化賞ほか受賞。3. 京都を代表するテーマ別のコース×ボリューム満点の収録時間約430分京都市内を舞台にした全12コース(6コース×キャラ・ラーニングの2バージョン)をご用意。合計収録時間約430分。さらに京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」《モダン建築の京都展 展示解説音声ガイド》(ナレーション:岡本 信彦)もご用意。<コース案内>●京都が誇るモダン建築を巡る、テーマ別の5つの《まち歩きツアー》(キャラ・ラーニング)※1コース所要時間60分~90分程度●京都市京セラ美術館の館内を案内する《建物探訪ツアー》(キャラ・ラーニング)※所要時間約55分■ご案内コース一覧はこちらから 建築クイズやスタンプラリーなど、コンプリートすると限定ボイスドラマや限定イラストが手に入るミニコンテンツもご用意。4. すべてのコースが、豊富な資料と写真のブラウザアプリでいつでもどこでも楽しめるアプリ内では豊富な資料や写真を用いて音声ガイドとともに解説。現地に足を運べなくても楽しむことができる。またブラウザアプリなのでダウンロードの煩わしさがなく、ネット環境があればいつでも何度でも楽しめる。<ラーニングバージョン・アプリ画面>ラーニングバージョンアプリ画面2ラーニングバージョンアプリ画面1【「モダン建築クロニクル」の概要】アプリ名 : モダン建築クロニクル公式サイト : ~キャラクターバージョン~ ~ラーニングバージョン~ 提供開始日時 : 2021年10月1日(金)対応OS : スマートフォンブラウザでお楽しみください。iOS : iOS11 以上(Apple A8 以上/iPhone 7 以降の端末)ブラウザ : mobile SafariAndroid : Android5 以降ブラウザ : モバイル版 Google Chrome(Chrome 42.0.2311.111 以降)利用料金 : 各コース 600円(税込)(「モダン建築の京都」会期中特別セット販売あり)運営・企画 : Voice Goes on(運営:株式会社ごぶごぶ)ブラウザアプリ: (アプリ内でラーニング・キャラと切り替え可能)モダン建築クロニクルイメージ▼モダクロはじめかたガイド(新規登録~ガイドを聞くまでの流れ) <SNS>■公式ツイッター : ■公式インスタグラム: 【会社概要】商号 :株式会社ごぶごぶ(株式会社TTホールディングスグループ)代表者 :代表取締役 堀 智久所在地 :〒604-8206 京都府京都市中京区町頭町110【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】お客様相談窓口お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月15日首都圏の美術館では12年ぶりに開催される宮島達男の大規模個展『宮島達男 クロニクル 1995−2020』が、千葉市美術館の開館25周年記念として12月13日(日)まで開催されている。宮島達男は、LED(発光ダイオート)のデジタル・カウンターを使用した作品で、世界的に高く評価されている現代美術作家。1980年代より、「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という 3 つのコンセプトに基づき、これまで30ヶ国250ヶ所以上で作品を発表してきた。作品のモチーフであるデジタル数字は命の輝きをあらわしており、0 が表示されず、1から9の変化を永遠に繰り返すことで、人間にとって普遍的な問題である「生」と「死」の循環を見る者に想像させる。同展では、「クロニクル(年代記)」をテーマに、1995年から2020年までに発表された約40点の作品を展示。LED作品をはじめ、パフォーマンス映像、アートと社会を結ぶプロジェクトのほか、宮島が近年構想してきた「不確定性」をテーマとした 2020 年の最新作、海外でしか発表されていなかった日本初公開の作品や、杉本博司、李禹煥、河原温ら、千葉市美術館が所蔵する作品とコラボレーションした作品が紹介される。また、自分の死ぬ年月日を想像して入力する《Deathclock》や、CG による数字が空間を自由に飛び回る《Floating Time》など、美術館でしか体験できない作品に参加することもできる。作家本人による講演会やアーティストトークなど関連イベントも開催。25年にわたり宮島が追求してきた多様な表現と通底するメッセージに、あらためて対峙してみてはいかがだろうか。【開催情報】『千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念 宮島達男 クロニクル 1995−2020』12月13日(日)まで千葉市美術館にて開催【関連リンク】千葉市美術館( )宮島達男《地の天》1996年 千葉市美術館蔵 Photo by Nobutada Omote宮島達男《Counter Skin on Faces》2019/2020年 Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD-03》2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD-03》(部分)2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote宮島達男《Counter Voice in Chinese Ink》2018/2020年 Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma宮島達男《Life (le corps sans organes) - no.18》2013年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Ken Adlard
2020年09月23日2月11日(火・祝)より東京芸術劇場プレイハウスにて『ねじまき鳥クロニクル』が幕を開ける。村上春樹の大作を原作に、イスラエルの振付家であるインバル・ピントが演出・振付・美術を手がけ、さらにアミール・クリガーと藤田貴大(マームとジプシー)が脚本・共同演出として携わる。1月、都内の稽古場を訪ねた。大友良英率いる音楽チームの生演奏にのせて、稽古が進んでいく。岡田トオルを演じるのは成河と渡辺大知。ふたりで一役というキャスティングだ。ふたりは度々言葉を交わしながらタイミングをあわせている。臆することなく演出陣に「トライしてみていいですか?」と相談する渡辺の笑顔が場を和ませる。笠原メイを演じる門脇麦の美声が稽古場に響く。銀粉蝶の華やかさ、吹越満の存在感、場を彩るダンサーたちのなめらかな動き……。場面が変わるたび、別の場所に連れていかれるかのようだ。共同脚本として作品に携わる藤田に話を聞いた。「今回はインバルとアミールが考えていることを日本語を使って、日本人のリズムで体現していくのが僕の仕事だと思っています。村上春樹さんの小説が、遠くイスラエルのインバル・ピントという振付家の手元に渡り、彼女によって解釈され、演出されて舞台作品になる。そのことがまず、すごく感動的なことだと思うんです。しかもそれを言葉ではなく、身体でやろうとしている。そこに僕が日本語でどう言葉を配置していくかを考えて、適切な言葉を選んでいく」単行本3冊分の大作を、2時間ほどの演劇にする。脚本づくりの段階で、3人の演出家は密に話し合いを続けてきたのだという。「1年くらいSkypeで相談しながらプロットを組み続けてきました。原作はほんとうにいろんな読み方ができると思うんですよ。その、ひとつの答えに収束しない感じ、『わからなさ』も重要だと思っています。その『わからない』ことに取り組む姿勢がインバルにはある。春樹さんが書いていないことまで勝手に答えを見つけようとせずに描こうとしているところです」セリフそのもの、展開そのものを忠実に追うこと以上に、このカンパニーは小説を読んだときの感触を舞台上に再現しようとしている。「『ねじまき鳥クロニクル』って、作品のなかでいろんな国や世界に飛んでいく。その状況を、このいろんな国からクリエイターが集まった企画自体が体現しているから描けることがあると思います。たとえばもし僕が一人で脚本と演出をやって、日本人のスタッフとキャストで作っていたら、たぶん作る前から想像できるものになってしまう。いまはヘブライ語と英語と日本語が飛び交って、ふつうの2、3倍も時間がかかる作り方をしている。けれど、このややこしい作り方だからこそ、表現できるものがある気がしています」チケットは発売中。取材・文:釣木文恵
2020年02月13日村上春樹が1994年に発表した『ねじまき鳥クロニクル』は、著者がプリンストン大学の客員研究員として渡米した頃から、4年半をかけて書かれた長編小説だ。村上作品の中でも初めて戦争など根源的な暴力について触れられた本作は、“Haruki Murakami”が世界的な評価を得るきっかけともなった。その記念碑的作品が、舞台化され、2月11日(火・祝)に初日の幕を開ける。今回、演出・美術・振付を手がけるのは、日本でも舞台『100万回生きたねこ』が絶賛を浴びたイスラエルの奇才インバル・ピントと、気鋭のアミール・クリガー。共同演出・脚本として、さまざまなジャンルのアーティストとタッグを組み、演劇の可能性を押し広げている、マームとジプシー主宰の藤田貴大が参加しているのが心強い。さらに音楽と演奏で、NHKのドラマ『いだてん』『あまちゃん』でのファンも多い、即興演奏家の大友良英が参加している。編集者として働く妻クミコと平穏な毎日を過ごす、無職の岡田トオル。ある日彼は、消えた飼い猫を探しに訪れた近所の空き地で、女子校生の笠原メイと出会う。メイとトオルの間に奇妙な絆が生まれる中、クミコが失踪し、クミコの兄・綿谷ノボルからクミコと離婚するよう連絡が届く。トオルは“水の霊媒師”と称する加納マルタとクレタによって、クミコの失踪にノボルが関わっていること、さらに自身がもっと大きな何かに巻き込まれ始めていることに気づくが……。〈演じる・歌う・踊る〉と表記されているキャストクレジットによると、高い演技力で多くの名作に出演してきた成河と、映像を中心に活動中の若手実力派・渡辺大知が、ふたりで岡田トオル役を務めるという。Wキャストではなく、ふたりでトオルという人間の多面性を表現する演出なのだとか。さらに“死”に興味をもつ少女メイには、若手女優の中でも独自の存在感を放つ門脇麦。さらにノボル役を務める大貫勇輔のほか、吹越満や銀粉蝶ら一筋縄ではいかない役者陣の共演も頼もしい限りだ。芝居とコンテンポラリーダンス、音楽が渾然一体となって、村上作品の真髄を表出させる本作。まさに世界基準で創り上げられる舞台を目撃すべく、劇場に足を運びたい。2月11日(火・祝)から3月1日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウス、3月7日(土)・8日(日)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。文:佐藤さくら
2020年02月10日村上春樹の同名小説を原作にした舞台『ねじまき鳥クロニクル』が2020年2月に上演される。綿谷ノボル役の大貫勇輔と赤坂シナモン役の松岡広大に話を聞いた。【チケット情報はこちら】インバル・ピント(演出・美術・振付)とアミール・クリガー(脚本・演出)が来日し、藤田貴大(脚本・演出)も加わって、1週間に渡り行われたワークショップ(以下、WS)。そこに参加した直後のふたりは共に「楽しかった」と充実した表情を見せた。大貫は「このWSに参加するまで、村上春樹さんの小説をイスラエル人のインバルやアミールが読んで、どんなイマジネーションで舞台化するんだろうと思っていました。それが今回“こういう感じか!”と見えて、“絶対面白くなりそう!”と感じました」、松岡も「WSは、心と身体を解放してどこまでできるか、という時間でした。そして、そこで生まれたものに対してインバルやアミールは常に言葉をかけてくださった。そんなやりとりもすごく幸せだと感じました」と感想を語る。芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が融合するという本作。ダンサーとしての経験も豊富な大貫は「良い意味で、インバルの指示が雑なんです(笑)。“こういうイメージで。OK、とりあえずやってみよう!”みたいな(笑)。つまり、振付をするわけじゃないんですね。でもだから僕らは広い場所で遊べるし試せる。そこでポロッと生まれた面白いものをサッと掴んで、それを使って少しずつ具体的にしていくのが楽しい」とインバルならではのつくり方を堪能している様子。松岡も「ダンスはずっとやっているのですが、これまでは発揮できる場があまりなかった。今回、新境地にいけると思っています」と意気込む。本作への参加が「とにかく嬉しい」と言う松岡。「僕にとって伝説のような方々が、多方面から集まっている舞台ですから。そりゃ嬉しいです。盗めるところを盗みたい…そしてお話ししてみたい、という気持ちです(笑)」。それを聞いて大貫も「僕にとっては成河さん!一度共演はしていますが絡みがほぼなく、“いつかお芝居で絡みたい”と思っていた。彼が一体どんなことを考えて芝居しているのかを、間近で見て盗みたいです」と告白。刺激を受けたふたりがどんな姿を見せてくれるか、楽しみにしたい。大貫が「僕らが歌う、踊る、芝居する…もしかしたら演奏する?という作品です。この舞台にしかないものが観られると思うので、楽しみにしていてほしい」と語った本作は、2020年2月11日(火・祝)から3月1日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。大阪、名古屋公演あり。取材・文:中川實穂
2019年12月06日村上春樹の同名小説を原作にした舞台『ねじまき鳥クロニクル』が2020年2月に上演される。【チケット情報はこちら】演出・美術・振付はイスラエルで活躍し日本でもミュージカル『100万回生きたねこ』や百鬼オペラ『羅生門』を手掛けたインバル・ピント。脚本・演出はイスラエルを拠点にするアミール・クリガー。同じく脚本・演出を手掛けるのは「マームとジプシー」主宰の藤田貴大。音楽はNHK『あまちゃん』『いだてん』などでも活躍する大友良英。芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が融合し、新たな世界を生み出す。今回、事前ワークショップに潜入し、インバルにも話を聞いた。この日の稽古場には、インバルとアミール、そして主演の成河と渡辺大知、大貫勇輔、松岡広大、ダンサーの川合ロン、鈴木美奈子、西山友貴が揃った。まずインバルから、これからやるシーンのざっくりとしたイメージが伝えられるとすぐに「このアイデアで遊んでみましょう」と始まったので驚いた。キャストは、初めは探るように、しかしアイコンタクトを交わしながら、徐々に動きを見つけていく。それがカタチになり始めると、インバルからアイデアが足されたり、キャストがアイデアを出したり、インバル自身が動いてみたり。そうしているうちに、もやもやとしたものが少しずつ何かに近づいているのが、ハッキリとわかる。「実験」「やってみよう」「遊び」という言葉が何度も出てくる中で、誰もが頭をフル回転させ、汗をかきながらも楽しそうだ。インバルはこのワークショップについて「やってみてワクワクしました」と笑顔。「既にアイデアがあるシーンも、実際にキャストに会うとさらに新しいアイデアが湧きました。ひとつのことから別のことに発展したり、そこで新たなクリエイションが生まれたりもしました。魔法のような瞬間がありましたね」と手応えを感じた様子。村上春樹の小説を舞台化することについては「この特別な原作の持つ力強さを、舞台の良さを活かして表現したいです。と同時に、小説から新しい“次元”を生み出したい。原作の言葉が印象的ですが、そこにダンスや歌が加わることで新たなものが生まれるのではないかと思っています」と構想を明かす。その中で大切にしたいのは「村上春樹のエッセンス」。そのエッセンスとは「自分の中にあることを感じるのに、掴もうとするとスルッと通り過ぎてしまうようなもの」だと語る。そういうカタチのないものをインバルならではの発想で表現される舞台になりそうだ。このワークショップを経て来年始まる稽古。果たしてどんな『ねじまき鳥クロニクル』になるのか楽しみに待ちたい。公演は2020年2月11日(火・祝)から3月1日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。取材・文:中川實穂
2019年11月18日あるクリスマスイブの日の兄妹の“一夜限りの大冒険”を描く、カート・ラッセル主演のNetflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』。先日配信スタートしたばかりの本作だが、この度カートとプロデューサーのクリス・コロンバスが本作に言及するコメントがシネマカフェに到着した。サンタの存在を信じる妹・ケイト(ダービー・キャンプ)とそんな妹をからかう兄・テディ(ジュダ・ルイス)が、サンタと共に繰り広げる一夜の大冒険描く本作だが、プロデューサーのクリスは、「ある時点から、私たちはファンタジーや夢の世界に冷めた見方をするようになります。小学生くらいになると、人は自分のことばかり考えるようになり、子どもらしさを失ってしまいます」と前置きし、「この映画のポイントは、自分の中の“子ども”を再発見するということです。子どもの頃みたいに、強く信じさせてくれる何かを見つけることができるのです」と大人が忘れてしまった子ども心を本作を観ることで取り戻すことができると明かしている。また、本作でそんな子どもらしさを忘れているのは、兄テディ。しかし、「ケイトと本物のサンタと一緒に過ごす事で、テディは自分の中にあるクリスマス精神を発見することになるのです。それが映画を通しての彼の心の旅路なのです」と語っており、どうやら我々はテディに自分の姿を投影できるようになっているようだ。そして、兄妹と一緒に大冒険をするサンタを演じたカートもまた子ども心を忘れていない大人のひとりだという。自身の家族にとってクリスマスとサンタクロースは、大きなイベントで代々引き継がれていると語るカートは、「いまあなたがサンタを信じられなくても心配ありません。何故ならその心はすぐ取り戻せるからです。サンタは本物の温かい“人”なのです。彼があなたの前に現れたとき、あなたはその存在を否定することはできませんよ!」と話している。Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』はNetflixにて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年11月24日本日11月22日(木)より配信スタートしたNetflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』より、カート・ラッセルやクリス・コロンバスがコメントを寄せる特別映像が到着した。あるクリスマスイブの日の兄妹の“一夜限りの大冒険”を描く本作。今回到着した映像では、今作でサンタ役を演じた名優カート・ラッセルが、「これは10歳の女の子と15歳の兄がある出会いを通じて成長する物語だ」と兄妹が一晩の冒険を経て、クリスマス、家族、そして自分自身を信じる力を身につける“成長譚”でもあると明かし、「“クリスマス・スピリット”がみんなの心を動かすのさ」とも語っている。さらに、『ホーム・アローン』や『ナイト・ミュージアム』、そして『ハリー・ポッターと賢者の石』など、数々の伝説的な大ヒット作品を世に送り出してきた本作のプロデューサー、クリス・コロンバスもまた、「本作のテーマは自分の中にある素直に信じる力を発見することだ」と子どもだけでなく、大人へのメッセージも込められていると話している。また、先日はUSプレミアも開催。キャスト&スタッフらが華やかにレッドカーペットイベントに登場した。Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』はNetflixにて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年11月22日とある兄弟の一夜限りの大冒険を描く、Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』。カート・ラッセルがサンタ役で登場する本作だが、この度妹・ケイトの日本語吹き替えを子役・新井美羽が担当することが決定した。10歳になってもサンタの存在を信じる妹のケイト(ダービー・キャンプ)と、そんな妹をからかう兄テディ(ジュダ・ルイス)の前にプレゼントを配る本物のサンタクロース(カート・ラッセル)が現れるところから物語が展開していく本作。今回、サンタの存在を信じる妹・ケイトの吹き替えを担当することが決定したのは、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、連続テレビ小説「わろてんか」への出演が話題となった新井さん。「トラブルに巻き込まれてもけっして諦めないサンタクロースの姿がとても素敵で勇気をたくさんもらえました。とにかく映像が綺麗でソリやカーチェイスのシーンはスリル満点」と本作の魅力について語った新井さんは、「ケイトとは歳が近いこともあって、アフレコ中も演じてるというより、物語の世界に入りこんでサンタクロースと一緒にドキドキワクワクな冒険をしている気分でした」と楽しんで収録できたそう。現在、12歳の新井さん。「サンタクロースにお手紙を書いたらお返事が来たのでいると思います!今年もサンタクロースにお手紙を渡そうと思っています」と話す彼女は、「リュックとかお洋服をお願いしようと考えています」とサンタへのかわいらしいお願い事も教えてくれた。ほかにも、カート演じるサンタ役を『スパイキッズ』『スタートレック』シリーズなど様々な作品で吹き替えを担当する金尾哲夫。兄・テディ役を『アメイジング・スパイダーマン』ピーター・パーカーの幼少期の吹き替えを担当した関根航。母・クレア役を「NARUTO -ナルト-」春野サクラ役の中村千絵が担当することも決定した。Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』は11月22日(木)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年11月15日名優カート・ラッセルがサンタクロースに扮するクリスマス・アドベンチャー、Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』。この度、本作の感動の予告編と新場面写真が到着した。本作は、サンタクロースの存在を信じる妹と、そんな妹をからかう兄の一夜限りの大冒険を描いた物語。あるクリスマスイブの日、サンタクロースの姿をカメラに捉えようと計画していた兄妹の前に、プレゼントを配る本物のサンタクロースが登場。兄妹はサンタクロースを追ってソリに乗り込むも、墜落してしまいプレゼントはおろかトナカイまで行方不明になってしまうというあらすじだ。今回到着したのは、日本限定で制作された予告編。兄妹の前にサンタクロースが現れる夢のようなシーンから、プレゼントもトナカイも見失ってしまったサンタクロースが、何とかして世界中の子どもたちにプレゼントを渡すべく奮闘する姿が描かれる。また映像では、なぜか警察とのカーチェイスを繰り広げるコミカルな一幕や、大勢の妖精たちの姿も。さらに兄妹の絆が垣間見える、感動的なストーリーを予感させる場面も映し出されている。さらに、『ホーム・アローン』『ナイト・ミュージアム』『ハリー・ポッターと賢者の石』など大ヒット作品を世に送り出してきた本作のプロデューサー、クリス・コロンバスがプロモーションのため11月末に来日することが決定した。Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』は11月22日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年11月08日年内で事務所を退所し、音楽活動に専念することを発表している「関ジャニ∞」渋谷すばる。彼がメンバーとして出演する最後の「関ジャニ∞クロニクル」7月7日(土)放送回の詳しい放送内容が今回明らかになった。音楽、芝居、バラエティなど、多方面で大活躍する7人グループ「関ジャニ∞」が、ロケやコント、歌、トークなど様々な企画にチャレンジし、“新たな一面”を魅せてきた本番組。明日7日は、いよいよ渋谷さんラスト出演回が放送。メンバー7人だけで行う「いきなりドッジ」の模様をお届けする。台本は一切なく、罰ゲーム的なお題が記されたボールでドッジボールをしながら、ぶつけられた人がそれを実行しなければならないという名物企画「いきなりドッジ」。この日、リビングに並べられた思い出の写真や、放送で使用したグッズを眺めながら懐かしむメンバーたちの元に、突然ボールが投入される!ボールに書かれていたのは、“誰かと一緒に初老2ショット写真”。「イケメンカメラ目線」という企画で、渋谷さんが披露して話題になった“初老顔”を、誰かと再び撮影せよというものだ。その衝撃の2ショット写真に、メンバーは大爆笑!一体、ボールを当てられたのは誰なのか?さらに、“誰かと鼻キスしながら褒め合い山手線ゲーム”のミッションボールが登場。かつて別の企画で渋谷さんと村上信五らが熱い鼻キスを交わした回もあったが、今回鼻キスをすることになったメンバーは、ひとりだけムラムラする事態に…!?そして最後のボールは、驚きのサプライズ演出が!メンバー全員が「緊張した」と話すその演出とは…。またボールの中には、これまでの放送でも登場したシンプルなミッションボールも登場するという。「関ジャニ∞クロニクル」は7月7日(土)10:53~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月06日現在、毎週土曜日13時30分から放送しているバラエティ番組「関ジャニ∞クロニクル」が、この春より土曜日の10時53分の“午前帯”に移動することが発表された。なお、午前帯に冠番組が放送されるのは、「関ジャニ∞」にとっては「冒険JAPAN!関ジャニ∞MAP」(テレビ朝日系)以来6年ぶり、フジテレビにおいては初となった。2015年5月に放送スタートした本番組は、「関ジャニ∞」が“原点回帰”を目指し、ロケ・コント・歌・トークなどの様々な企画にチャレンジする番組。メンバーの性格や趣味趣向を徹底的にリサーチした上で生み出される企画によって、ファンですら知りえなかったメンバーのキャラクターが明らかになるなど、ファンはもちろんそうでない一般の視聴者からも支持を受け、また2017年7月8日(土)に放送された番組内の人気コーナーのひとつ「TOGAKI HOUSE」は、放送批評懇談会が優れた番組・個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」の7月月間賞を受賞した。午前中に時間移動した4月からは、より彼らの素顔に迫り、新たな一面を垣間見ることができる新企画が始動、既存の企画もより中身を充実させて放送する予定だという。「関ジャニ∞クロニクル」は4月より毎週土曜日10時53分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月01日「関ジャニ∞」メンバーが“原点回帰”を目指しロケやコント、スポーツ、トークなどにチャレンジする「関ジャニ∞クロニクル」の新春特番「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」が1月3日(水)今夜放送。ゲストには桐谷美玲、岡田将生らを迎える。レギュラー放送でも人気の企画「いきなりドッジSP」には桐谷さんと「アンタッチャブル」山崎弘也が登場。おせち料理を囲みながら和気あいあいとした雰囲気のなか、「関ジャニ∞」メンバーと映画やドラマで共演したこともある桐谷さんが語る、俳優として演技しているときの姿と、バラエティー、ステージでの彼らのギャップとは?トーク中にさまざまなところからドッチボールが現れ、それを当てられたらそのボールに書かれている罰ゲームを行わなければならないというルールの「いきなりドッジ」だが、あるボールに「山崎指導のもと“変なおじさんの顔まね・フリまね”を再現する」というミッションが。誰がこのミッションを行うのか!?さらには桐谷さんが「激痛足ツボマッサージを受ける」という指令の餌食になる場面も。いまをときめく人物や話題のスポット、各界のプロフェッショナルまで、あるテーマについてとことん掘り下げ、思わず「スゲー」と言いたくなるさまざまなギャップ、すなわち「なのに」を図鑑のようにこと細かく紹介し、クイズにしてスタジオメンバーで答えていくという「スゲーなのに図鑑SP」には岡田さんが登場。「関ジャニ∞」横山裕と安田章大が「料理家なのに」ということで料理研究家・平野レミと嫁姑関係にある料理家・食育インストラクター、和田明日香の「なのに」を調査。「なのにな正月料理」と題し、おせち料理で余りがちなある食材を驚きの簡単料理に変身させてしまうレシピを紹介する。今回のゲストの桐谷さんだが、主演を務める映画『リベンジgirl』が現在全国公開中。共演に鈴木伸之、竹内愛紗らを迎え、桐谷さんがフラれた相手を見返すために、女性初の総理大臣を目指す型破りなヒロインを演じる。また岡田さんが関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の“痛男”を演じ、彼の存在に迫っていく落ち目の脚本家を木村文乃が演じて2人のW主演でお届けする『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国公開。2人のほか、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、中村倫也、田中圭らも出演、岡田さん演じる“痛男”な伊藤くんが“都合のいい女”、“自己防衛女”、“愛されたい女”、“ヘビー級処女”、そして崖っぷちの女性脚本家の運命を狂わせる恋愛ミステリーが展開する。「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」は1月3日(水)今夜23時30分~フジテレビにて放送。(笠緒)
2018年01月03日毎週土曜日関東ローカルにてレギュラー放送中の「関ジャニ∞クロニクル」が、来年1月3日(水)に「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」としてスペシャル版が全国ネットで放送されることが決定。今回は人気企画に女優・桐谷美玲や岡田将生らがスペシャルゲストとして出演することが明らかになった。「関ジャニ∞」が“原点回帰”を目指し、ロケやコント、スポーツ、トークなど、様々な企画にチャレンジする番組「関ジャニ∞クロニクル」。通常放送のほかにも、これまでスペシャル版として4回放送されてきた。そして今回5回目のスペシャル放送となる「ぶち上げろ2018正月SP」では、いきなりドッジSP、スゲーなのに図鑑SPとレギュラー放送の中でも人気の企画がずらり。桐谷美玲&ザキヤマ、関ジャニとドッジ!「いきなりドッジ」にてスペシャルゲストとして登場するのは、現在公開中の映画『リベンジgirl』で主演を務める桐谷美玲と、“ザキヤマ”こと「アンタッチャブル」山崎弘也。山崎さんは、「今日は関ジャニ∞さんの家に遊びにきた気分でリラックスしちゃいます」と言い、その発言通りおせち料理を囲みながら、和気あいあいとした雰囲気に包まれる。「関ジャニ∞」メンバーとは、映画やドラマで共演したこともある桐谷さんは、演技しているときとバラエティー、またステージでの彼ら様子の違いを明かすなど、うっかり出てしまう本音トークが展開。今回ゲームでは、トーク中に様々なところからドッチボールが現れ、それを当てられたらそのボールに書かれている罰ゲームを行わなければならないというルール。中には「山崎指導のもと“変なおじさんの顔まね・フリまね”を再現する」というミッションや、桐谷さんは激痛足ツボマッサージを受けるという指令の餌食に…。そんな桐谷さんが主演を務める映画『リベンジgirl』は、12月23日(土・祝)より全国にて公開。本作で桐谷さんが演じるのは、性格以外はパーフェクトな“イタイ女”。フラれた相手を見返すために、女性初の総理大臣を目指す型破りなヒロインを演じる。岡田将生、意外な素顔が明らかに…!?そして、いまをときめくその道のプロや企業の話題の秘密や意外なギャップ=なのにを探る「スゲーなのに図鑑」では、木村文乃とW主演を務めた『伊藤くん A to E』の公開を控える岡田将生がスペシャルゲストに。思わず「スゲー」と言いたくなる様々なギャップ、すなわち「なのに」を図鑑のようにこと細かく紹介し、クイズにしてスタジオメンバーで答えていくこの企画。バラエティー番組でのトークがものすごく緊張してしまうと言う岡田さん。彼に「なのに」を聞いていくと意外な素顔が明らかに。「関ジャニ∞」メンバーも大盛り上がりしたその発言とは…?そして今回は、横山裕と安田章大が「料理家なのに」ということで、料理研究家・平野レミと嫁姑関係にある料理家・食育インストラクターの和田明日香の「なのに」を調査。平野さんの驚きの「なのに」エピソードも登場。さらに「なのにな正月料理」と題して、おせち料理で余りがちなある食材を、驚きの簡単料理に変身させてしまうレシピを紹介。すると、なんと平野さんが突然の乱入!嫁姑の本音が飛び出す。岡田さんと木村さんがW主演を務める映画『伊藤くん A to E』は、柚木麻子の同名小説を原作に、岡田さん演じる容姿端麗だが“痛男”な伊藤くんが、“都合のいい女”、“自己防衛女”、“愛されたい女”、“ヘビー級処女”、そして崖っぷちの女性脚本家の運命を狂わせる恋愛ミステリー。『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国にて公開。「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」は2018年1月3日(水)23時30分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月24日