グザヴィエ・ドラン監督の最新作『たかが世界の終わり』が、2017年2月11日(土)に全国順次公開される。本作は第69回カンヌ国際映画祭にてグランプリを受賞。前作『Mommy/マミー』の審査員特別賞受賞、前々作『わたしはロランス』でのある視点部門女優賞受賞に続き、3作連続となるカンヌ映画祭での受賞となった。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」を基にし、ドランが監督・脚本を手がけた本作。彼が切り撮るのは、愛しているのに傷つけ合う“ある家族の1日”。長い間帰郷していなかった若手の作家が12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的なストーリー。グザヴィエ・ドランは『マイ・マザー』や『胸騒ぎの恋人』で鮮烈なデビューを飾り、『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ映画祭やベネチア映画祭に出品され、一躍時代の寵児となった映画監督。その美しい容姿からルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のアンバサダーとして、広告に起用されるなど、映画界のみならず多方面で活躍している。キャストには、マリオン・コティアールのほか、007シリーズ最新作『スペクター』で歴代最高のボンドガールとして実力と人気が急上昇したレア・セドゥ、『サンローラン』での演技の評価が世界的に高いギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイなど、フランス映画界のベテラン俳優が集結した。“愛と葛藤”を描き続けたドランが、今度は家族“”をどう描くのだろうか。なお本作の公開を記念して、劇場・ユジク阿佐ヶ谷にて「グザヴィエ・ドラン特集」の開催が決定。2017年2月11日(土)から24日(金)までの期間中、グザヴィエ・ドランの監督・出演の代表作が上映される。上映されるのは『マイ・マザー』、『胸騒ぎの恋人』『神のゆらぎ』『トム・アット・ザ・ファーム』『エレファント・ソング』『Mommy/マミー』『わたしはロランス』の計7作品だ。ドランの過去から現在に至るまでの軌跡をスクリーンで振り返る2週間、見逃した人は是非この機会にチェックして欲しい。■ストーリー「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気劇作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)。母のマルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好きな料理を用意し、幼い頃に別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)は慣れないオシャレをして待っていた。浮足立つ二人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)、彼の妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)はルイとは初対面だ。オードブルにメインとぎこちない会話が続き、デザートには打ち明けようと決意するルイ。だが、兄の激しい言葉を合図に、それぞれが隠していた思わぬ感情がほとばしる──。【作品情報】『たかが世界の終わり』公開日:2017年2月11日(土)監督・脚本:グザヴィエ・ドラン『Mommy/マミー』キャスト:ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ナタリー・バイ原題:IT’S ONLY THE END OF THE WORLD©Shayne Laverdière【クザヴィエ・ドラン特集】期間:2017年2月11日(土)〜24日(金)場所:ユジク阿佐ヶ谷住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北 2−12−19 B1F料金:一般1,200円、学生・シニア1,000円、会員800円上映作品:『マイ・マザー』、『胸騒ぎの恋人』『神のゆらぎ』『トム・アット・ザ・ファーム』『エレファント・ソング』『Mommy/マミー』『わたしはロランス』■上映スケジュール「マイ・マザー」2/11(土)・13(月)・15(水)・17(金)・18(土)・20(月)・22(水)・24(金) 13:30〜「胸騒ぎの恋人」2/11(土)・13(月)・15(水)・17(金)・18(土)・20(月)・22(水)・24(金) 15:10〜「神のゆらぎ」2/12(日)・14(火)・16(木)・19(日)・21(火)・23(木) 13:00〜「トム・アット・ザ・ファーム」2/12(日)・16(木)・19(日)・23(木) 15:10〜「エレフェント・ソング」2/14(火)・21(火) 15:10〜「Mommy/マミー」2/11(土)〜24(金) 17:10〜「わたしはロランス」2/11(土)〜24(金) 19:50〜
2016年05月19日カンヌ国際映画祭で、前作『Mommy/マミー』の審査員特別賞受賞に続き、本年度も最新作『It’s Only The End Of The World』(原題)がコンペティション部門に出品を果たしている次世代No.1監督、グザヴィエ・ドラン。彼が再び受賞なるのか、いま世界中の映画人から熱い注目を集めている。青年ルイは、「もうすぐ死ぬ」ことを伝えるために、これまで顧みることなく距離を置いてきた母、兄夫婦、妹が住む家に帰ってきた。平穏な日常が非日常となったルイの前で、日々の不満や、他愛もない会話を繰り広げる家族と過ごす中、告白の機会を失ったルイは…。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」(れんが書房新社刊)を基に、ドランが監督・脚本を手がけた本作は、若手の作家が12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的な物語。キャストには、『マクベス』のマリオン・コティヤール、『007 スペクター』で歴代最高のボンドガールとして実力と人気が急上昇したレア・セドゥ、『サンローラン』で世界的評価を集めたギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイら、フランス映画界のベテラン俳優が集結する豪華さだ。鮮烈のデビュー作『マイ・マザー』から『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』と、手がけた全作品がカンヌ映画祭やベネチア映画祭に出品され、一躍時代の寵児となったグザヴィエ・ドラン。前作『Mommy/マミー』は2014年、カンヌ国際映画祭で83歳のジャン=リュック・ゴダールと並んで審査員特別賞をW受賞。世界中の映画人の心を動かした授賞式での感動的なスピーチは、大きな話題となった。また、2015年にはシンガーソングライター、アデルの「Hello」のミュージックビデオをアデル本人からのオファーで監督。2015年11月の公開以降、すでに15億回も再生される驚異的なヒットMVとなっている。さらに、今年はその端麗な容姿から、ドラン自身が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーとしてワールドワイドの広告キャラクターに起用されたことも記憶に新しい。映画界のみならず多方面で快進撃を続けるドラン。ちなみに、本年度のコンペティション部門には、ジム・ジャームッシュ、ペドロ・アルモドバル、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ、ケン・ローチ、パク・チャヌク、ショーン・ペンといったカンヌ常連の大御所監督作が勢ぞろい。その中で若き俊英ドランは受賞なるのか、現地時間5月22日(日本時間5月23日AM1:15~)の授賞式を楽しみに待ちたいところだ。『It’s Only The End Of The World』(原題)は2017年2月11日(土・祝)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日第67回カンヌ国際映画祭で、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと共に審査員賞を獲得したグザヴィエ・ドラン監督『Mommy/マミー』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが12月2日に、東京・港区のポニーキャニオン1階イベントスペースで行われ、映画コメンテーターのLiLiCo(リリコ)、シンガーソングライターsebuhiroko(セブヒロコ)がイベントに出席した。その他の写真本イベントは、「ポニーキャニオンが贈る名画特集『シネマスペシャリテ・映画美食宣言』第5弾スタート記念」として開催。抽選で選ばれた一般客100名がトークショーと上映会に招かれた。ドラン監督第5作目となる本作は、気性が荒いシングルマザーのダイアンと、母親に過度の愛情を抱き、自身をコントロールできなくなってしまう、ADHD(多動性障害)を抱えた15歳の息子スティーヴが、隣人の女性教師カイラとの出逢いを通じながら、愛情と希望との間で葛藤する様を描いている。「母親に感情移入をして観てしまった」というLiLiCoは「女の醜い感覚を美化せずに描いているので、一見破天荒な母親に見えますが、痛いほどの愛情に満ち溢れているんですよね。私の母も、どのように愛を注げばよかったのか分からなかった人だったので、理解をしたいしたい、と思いながら観ました」と語った。また、「私が監督と同じ26歳のときはホームレスからやっとお家に住めるようになったばかりだったので、いろんな26歳がいるんだなと思いますね。斬新なことをやりたい方もたくさんいると思うんですけど、賭けをする勇気がない人っていっぱいいると思うんです。今後どのようになっていくのか非常に期待しています。今一番会いたい人かもしれない」と、監督の発想力と巧技に感服させられたようだ。会場では、シンガーソングライターsebuhirokoが本編でも印象的に使用されているサウンドトラック『ON NE CHANGE PAS』のカバー弾き語りを披露。ピアノの音色と歌声に会場全体が酔いしれた。今回発売となる『Mommy/マミー』ブルーレイ&DVDは、5.1チャンネルや7.1チャンネル対応のアンプやスピーカーが無くても、ヘッドフォン・イヤフォンで、臨場感のあるサラウンドを体感できると評判の音声テクノロジーDTSヘッドフォンXを採用。トークショー後には、日本初となるヘッドフォンX上映会が開催された。『Mommy/マミー』完全数量限定豪華版【500セット限定】:6200円+税Blu-Ray:4700円+税DVD:3800円+税発売中発売元:ピクチャーズデプト販売元:ポニーキャニオン取材・文・写真:小杉由布子
2015年12月02日若き鬼才として世界中の映画祭を席巻するグザヴィエ・ドランの『Mommy/マミー』のブルーレイ&DVD発売を記念して12月2日(水)、応援隊長を務めるLiLiCoと応援アーティストのsebuhiroko(セブヒロコ)が出席しての上映会が開催された。架空のカナダにおける2015年を描いた本作。新政権が成立し、論議を呼ぶS-14法案が可決される。発達障害児の親が経済的困難や身体、精神的危機に陥った場合、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させることができるというもので、主人公・ダイアン・デュプレの運命はこの法案に大きく左右されることに…。LiLiCoさんは、映画に出てくる主人公の母親をイメージした派手めの衣裳で登場。この母親に思いきり感情移入して映画を見たそうで「このお母さん、愛があふれてると思います。最初に見た目だけで見ると、どうしようもない感じで、(養育の)全てを放棄しているんじゃないか?と思えるけど、映画を見ると、愛が重すぎる部分が現れている」と語る。自身も母親とは葛藤があったからこそ、映画を見て様々なことを考えたよう。「私の母も、どうやって私に愛を注げばいいのか分からなかった部分があると思う。この映画をきっかけにすごく“家族”について考えました。母はもう亡くなって、いま、父に新しいパートナーがいるけど、その父のパートナーが私を『娘』と呼ぶんです。いろんな母親像があるんだなと思います」としみじみと語っていた。ドランが26歳で本作を撮ったことについては「私は26歳でやっとホームレスからおウチに住めるようになったので、いろんな26歳がいるんだなと思います」と語る。才能だけでなくモデルまでこなすようなイケメンぶりも人気に拍車をかけているが「心もイケメンだと思います。女性を心で見てる。女性を、女性としてというよりも同類として見て分かろうとする気持ちが貴重だと思う」と称賛を送っていた。年の瀬を迎え、「クリスマスの予定は?」と聞かれることも多いようだが「実は12月になると毎日忘年会で、すごく忙しいんだけど、24日だけ誰にも呼ばれないんです…」と苦笑。そして「今年はあきらめました!あきらめも大事。スウェーデンに帰ります。マミーとパピーと過ごします。去年は23日に、その前は22日にフラれてうんざりしてるんです…」とため息交じりに語っていた。sebuさんは、本作のサウンドトラックの中から1曲をカバーし、生の弾き語りを披露!ドランについて「若くて才能あるってことでいろんなところで出始めて、すぐに『あれ誰?』と話題になってたけど、それだけでなく深みがある。アーティストとして感性があり、特別な人だと思います」とやはりアーティストの目から見ても気になる特別な存在であると口にしていた。『Mommy/マミー』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mommy/マミー 2015年4月25日よ新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2014 une filiale de Metafilms inc.
2015年12月02日12月2日(水)、時代の寵児と評されるグザヴィエ・ドラン監督最新作『Mommy/マミー』のブルーレイ&DVDが発売される。2015年、架空のカナダで起こった、現実――とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2か月後、内閣はS18法案を可決する。公共医療政策の改正が目的である。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案だった。発達障がい児の親が、経済的困窮や身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律である。ダイアン・デュプレの運命は、この法律により、大きく左右されることになる。『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』での鮮烈なデビュー以来、『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』と、カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭へ相次いで出品され、一躍時代の寵児となった俊英グザヴィエ・ドラン。監督最新作『Mommy/マミー』は、第67回カンヌ国際映画祭にて83歳の巨匠ジャン=リュック・ゴダール審査員特別賞を受賞。昨年末フランスでは、「話題の人物TOP5」に選出され、本作の週末動員ランキングは1位を記録し、最終的には100万人を超える動員を果たした。このほど発売が決定した本作のブルーレイ&DVDでは、削除されたシーンの収録をはじめ、ミニドキュメンタリー「グザヴィエ・ドランのスタイル」や、カンヌ国際映画祭授賞式での感動的なスピーチ、インタビューを収録。才色兼備なグザヴィエの素顔に迫ることができる、貴重な映像満載の内容となっている。ほかにも、アントワン=オリヴィエ・ビロンやスザンヌ・クレマンのインタビューを収録。『わたしはロランス』にも出演の“ドラン組”の二人から、ドランの映画作りの裏側が聞けそうだ。1:1のアスペクト比での公開も話題となった本作。映画界最上人物の現在地を、ぜひ自宅でも堪能してみて。『Mommy/マミー』のブルーレイ&DVDは、12月2日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mommy/マミー 2015年4月25日よ新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2014 une filiale de Metafilms inc.
2015年08月31日時代の寵児と称されるグザヴィエ・ドランが出演を熱望した主演作『エレファント・ソング』の大ヒットを記念し、15歳のグザヴィエ主演作『鏡』との2本立て上映イベントの開催が決定した。『鏡』は、先日閉幕した「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2015」にて上映された作品。今年のショートショート フィルムフェスティバルに併せて初来日を果たした本作の監督であるエチエンヌ・デロシアーズは、80人のオーディションの中でグザヴィエを発掘したという。監督はグザヴィエについて「彼は一際目立っていた。だからすぐに彼を見つけることが出来たんだ。当時から常にプロ意識が高く、ほかにもいい役者はいたけど全く違ったよ。その頃から彼は芝居の間に脚本を書いていて、将来きっと大物になると思っていたよ」と語っている。『鏡』は、主人公のジュリアンの思春期の多感な心の悩みや、自身の性への目覚めを描いており、15歳のグザヴィエが主人公役を熱演している。監督作『Mommy/マミー』がカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞するなど、監督として唯一無二の才能を発揮するドランだが、俳優としても独自の存在感を発揮している。本上映会で、俳優ドランの才能に存分と触れてみてはいかがだろうか。『エレファント・ソング』&『鏡』は6月30日(火)、渋谷アップリンクにて上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エレファント・ソング 2015年6月6日より、新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開(C) Sebastien Raymond
2015年06月24日現在監督最新作である『Mommy/マミー』が公開中の俊英グザヴィエ・ドランが主演を務める『エレファント・ソング』の公開を記念したグザヴィエ・ドラン特集“DOLAN ANYWAYS”が、6月20日(土)渋谷アップリンクにて開催される。ある日、1人の精神科医が失踪した。手がかりを知るのは、彼の患者だったマイケル(グザヴィエ・ドラン)という青年だけ。院長のグリーン(ブルース・グリーンウッド)はマイケルから事情を聞こうとするが、ゾウやオペラについてのおしゃべりで話をそらすばかり。「母を殺した」「医師から性的虐待を受けていた」など、嘘か本当かわからないようなことをほのめかし、グリーンを巧妙な罠に取り込んでいく…。監督だけに留まらず、俳優としても評価の高いグザヴィエ・ドラン。今回、渋谷アップリンクでは過去の監督作『トム・アット・ザ・ファーム』『わたしはロランス』『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』が一挙上映される。さらに、併設のカフェ「Tabela」のパティシエによる、『エレファント・ソング』の物語のキーとなる“チョコレート”を使った限定コラボスイーツも登場するほか、6月11日(木)には『エレファント・ソング』の上映後、映画館でコラボスイーツとドリンクを楽しみながら、パリの映画館で開催されたグザヴィエ・ドランによる公開授業(約1時間の編集版)を鑑賞する“スペシャル”なイベントも開催。世界で注目される新しい才能グザヴィエ・ドランの魅力を知ることができる絶好の機会だ。時代の寵児と呼ばれるグザヴィエ・ドランの過去作品を、再び劇場で鑑賞できるチャンス。ぜひお見逃しなく。『エレファント・ソング』は6月6日(土)より新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エレファント・ソング 2015年6月6日より、新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開(C) Sebastien Raymond
2015年06月01日新鋭監督グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)の最新作『Mommy/マミー』の登場人物をモチーフに、鈴木えみを始めとした5人のファッショニスタがコーディネートを提案。「イエナ スローブ(IENA SLOBE)」の公式ホームページのほか、新宿店、渋谷店、川崎店及び公式サイトで公開されている。母と子の深い愛情と葛藤を描いた『Mommy/マミー』は、昨年のカンヌ国際映画祭において審査員特別賞を受賞。独特な撮影技法や音楽表現による、ドラン監督独自の心情表現が随所に見ることができる。また、劇中で登場人物が身に纏っている衣装は全てドラン監督自身の手で縫製するなど、衣装に対するこだわりは非常に高い。その繊細な色彩感覚やコーディネートセンスが、作品の味をより引き出している。今回はそんなドランのスタイルに感銘を受けた、モデルの鈴木えみやDJのマドモアゼル・ユリアなど5人のファッショニスタがコーディネートを提案。劇中に登場する母のダイアンや息子のスティーヴなどをモチーフに、「イエナ スローブ」と「417 by EDIFICE」のアイテムを用いて、それぞれが個性的なスタイルを完成させた。なお、「イエナ スローブ」では5月2日より、新宿店で劇中に登場したネックレスが販売される予定。映画は全国にて順次公開だ。
2015年04月30日今週末に監督最新作『Mommy/マミー』の公開を控える、いまもっとも注目される映画界の美しきカリスマ・グザヴィエ・ドラン。監督だけではなく俳優としても評価の高い彼が出演を熱望した『エレファント・ソング』のメインビジュアルが、このたび解禁となった。ある日、1人の精神科医が失踪した。手がかりを知るのは、彼の患者だったマイケル(グザヴィエ・ドラン)という青年だけ。院長のグリーン(ブルース・グリーンウッド)はマイケルから事情を聞こうとするが、ゾウやオペラについてのおしゃべりで話をそらすばかり。「母を殺した」「医師から性的虐待を受けていた」など、嘘か本当かわからないようなことをほのめかし、グリーンを巧妙な罠に取り込んでいく…。脚本を読み「この主人公は僕そのものだ。僕に演じさせてほしい」と、自ら出演を熱望したグザヴィエ主演最新作『エレファント・ソング』。先日公開となったティーザビジュアルにおける、主人公マイケルが精神病棟で一人佇むバックショットから一転、今回解禁の新ビジュアルでは、名優ブルース・グリーンウッドとの緊張感あふれる会話シーンに、子役時代のマイケルが置かれた華やかなパーティのシーンの対比が印象的だ。『トム・アット・ザ・ファーム』に続く主演最新作である本作で、グザヴィエは人々を翻弄しつつも痛々しいまでに愛を求める青年マイケルを熱演。こちらのビジュアルからも、ブルース・グリーンウッドに挑発的に食ってかかるグザヴィエの姿が圧倒的な存在感を放っている。さらに先日、5月13日(水)から24日(日)まで 開催される、2015年度カンヌ国際映画祭(The 68th Festival de Cannes)の審査員として、26歳のグザヴィエ・ドランが史上最年少で選出された旨が報じられた。審査員中唯一の20代という視点から自身の票を投じ、2015年度における映画界の頂点を決めることになる。今年度の審査員長は、アメリカの映画監督ジョエル&イーサン コーエン兄弟の2名が務めることになっており、グザヴィエ・ドランを含むほか7名の、世界の映画界を象徴するキーパーソンとあわせた全9名によって、パルム・ドールをはじめとする受賞者が決定される。ますます映画界での存在感を増し続ける彼の活躍から、目が離せない。『エレファント・ソング』は、6月6日(土)より新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エレファント・ソング 2015年6月、新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか、全国にて公開(C) Sebastien Raymond
2015年04月23日映画界で最も旬な男の1人にして、“美しき俊英”といわれるグザヴィエ・ドラン。監督としての最新作『Mommy/マミー』が4月25日(土)より、また俳優としての主演作『エレファント・ソング』が6月6日(土)より公開となる。このほど、以前パリの映画館で行われたドランの公開授業の一部が、『ドラン先生の公開授業』として劇場で特別上映されることが決まった。昨年の第67回カンヌ国際映画祭で、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと共に「審査員賞」を獲得し喝采を浴びた、若き天才グザヴィエ・ドラン。その監督最新作『Mommy/マミー』は、架空のカナダを舞台に、ある母と子のあまりにも激しすぎる愛を描いていく。一方、脚本を読んで「主人公は僕そのものだ」と出演を熱望したという『エレファント・ソング』は、精神科病棟を舞台に医師や他人を翻弄する美しき青年を演じている。そんなドランが監督を務めた過去4作品、デビュー作『マイ・マザー』から『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』、昨年スマッシュヒットとなった『トム・アット・ザ・ファーム』を一挙に上映する特集上映が、現在、渋谷アップリンクにて開催中だ。満員御礼が続き、続映のリクエストも多数に上ったことから、特集上映の期間が1週間延長される人気ぶり。さらにこのほど、パリの映画館「forum des images」で行われた『ドラン先生の公開授業』(120分)より抜粋した特別映像が、『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』の上映前に登場する。「いつか映画監督になろうと考えていたんだ。当時の僕は孤独だったんだ」という生い立ちから、独自の“監督・俳優論”をドラン自らが語る貴重な映像。両作のBlu-ray BOXに特典映像として含まれているもので、これから『Mommy/マミー』『エレファント・ソング』の予習・復習としても楽しめるはずだ。特別上映『ドラン先生の公開授業』は渋谷アップリンクにて『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』の回、上映前に併映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エレファント・ソング 2015年6月、新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか、全国にて公開(C) Sebastien RaymondMommy/マミー 2015年4月25日よ新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2014 une filiale de Metafilms inc.
2015年04月22日戸田恵梨香や杉咲花、鈴木杏らも絶賛の声を送る“美しき俊英”グザヴィエ・ドラン。昨年カンヌ国際映画祭で「審査員特別賞」を受賞した、その監督最新作『Mommy/マミー』の公開に先駆け、グザヴィエの描写スタイルの凄味が解る10分間におよぶミニドキュメンタリー『グザヴィエ・ドランのスタイル』が公開された。2015年、架空の国、カナダで起こった現実。ユーモラスな親子の日常を舞台に、グザヴィエにとっても重要なテーマである“母と子”の深い愛情と葛藤を描く本作。本作のみならず、19歳でカンヌ映画祭にて鮮烈なデビューを飾った『マイ・マザー』から、続く第2作『胸騒ぎの恋人』、第3作『わたしはロランス』、第4作『トム・アット・ザ・ファーム』と過去作品において、グザヴィエが描き出すのは、世間に苛立ち、アイデンティティや性について悩み、母親を始め友人や恋人、身近な人と衝突し、変化を生じていく人物たち。独白や表情のアップ、幻想的なシーン、人物の背中を追うバックショットなども数多い、オリジナリティ溢れるそのスタイルを解説してくれるのが、このドキュメンタリーだ。■「インスタグラム(Instagram)」のように対象だけを切り取る画法特に『Mommy』で目を引くのは、「インスタグラム・アスペクト」とよばれる1:1のアスペクト比による映像。国内外を問わずセレブを中心に人気を博す「インスタグラム」。主人公の“個”を強調するポートレイトショットとして有効な画角は余計なものが足せない分、キャラクターそのものが主役になり、観客をその人物に集中させることができる。■画角の変化は登場人物の心の動きとの同調前作『トム・アット・ザ・ファーム』では、人物の恐怖のピークに合わせて画面の縦幅を狭めていくシーンがあった。意図的に画角を変化させることで、人物の心の動きと観客の心情を同調させる効果をもたらしている。■独特の背面ショットはキャラクターとの目線の同一化彼の映像の切り取り方の一つとして、登場人物の背面から撮るショットが多用されていることも特徴的。これは、劇中の人物と同じ目線を持つことで、彼らの視点や気持ちを追えるという効果をもたらしている。ちなみに、カンヌ国際映画祭表彰式における象徴的なフォトセッション画像も、ドラン本人は背中を向けている。■孤立感を助長させるカメラと人物の距離登場人物の思考や願望、特に不安を描くための手段として、カメラと人物の絶妙な距離感を設けているのも、グザヴィエ特有の映像技法だ。玄関や廊下などの空間的要素を駆使しながら、人物との距離感を巧みにコントロールすることで、孤独感をより浮き彫りにさせていく。そのほかにも、画面構成やスローモーションの使い方、カメラの視点など、一見ランダムに見えながら実は考え抜かれた表現が使われている彼の作風。このドキュメンタリーから、グザヴィエが映画人・映画ファンたちを魅了し、“映画界の若き救世主”と呼ばれる理由が紐解けそうだ。『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mommy/マミー 2015年4月25日よ新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2014 une filiale de Metafilms inc.
2015年04月12日グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)監督の最新作『Mommy/マミー』が、4月25日に国内で公開される。これに合わせて同作の公式サイト上で、約10分間のミニドキュメンタリー『グザヴィエ・ドランのスタイル』が公開された。グザヴィエ・ドランは、09年公開の映画『マイ・マザー』でデビューした映画監督。その後、『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』などの作品を発表。デビュー以来、すべての作品がカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭に出品されている。14年に発表した最新作『Mommy/マミー』はカンヌ国際映画祭において、巨匠ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)と並んで審査員特別賞をW受賞した。そんな彼の特徴的な映像技法の一つが画角の工夫。前作の『トム・アット・ザ・ファーム』では、恐怖がピークに達する場面で画面の縦幅を狭めている。これによって人物の心の動きと観客の心情を同調させた。更に、最新作の『マミー』では主人公の個を強調するため、1:1のアスペクト比を採用。余計なものが映らない分、登場人物に観客の視線を集中させている。その他、彼の作品に多用される“背面ショット”は、登場人物と同じ目線を持つことで、彼らの視点や気持ちを追えるように意識したもの。カメラと人物の絶妙な距離感、カメラの視点、スローモーションの使用など、一見ランダムに見える中にも考え抜かれた表現技法が用いられている。同ムービーではドランの表現技法や作品の傾向について、実際の映像を交えながら詳しく解説されている。映画館に行く前に彼の世界観を知ることで、作品を更に楽しむことが出来るだろう。
2015年04月10日昨年、カンヌ国際映画祭において、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと「審査員特別賞」をW受賞した時代の寵児グザヴィエ・ドランの最新作『Mommy/マミー』。この度、戸田恵梨香、杉咲花、鈴木杏など、グザヴィエに魅了された著名人の方々からスペシャルコメントが届いた。2015年、架空のカナダー。常に情緒不安定で、情熱が先走りすぎる息子スティーヴを矯正施設から引き取り、また親子で暮らすことになった母、ダイアン。2人の再スタートは希望と喜びにあふれるとともに、時にコントロールが効かなくなるスティーヴのために前途多難。そんなとき、向かいに住む教壇に立てなくなった高校教師のカイラが、スティーブの家庭教師を引き受けることに…。『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』での鮮烈デビュー以来、圧倒的な美的センスで人々を魅了し続けるグザウィエ。そんな彼の虜となった著名人の数々から、本作に寄せる絶賛のコメントが届いている。■戸田恵梨香(女優)素晴らしいの一言!何度鳥肌が立ったことか…表現法が繊細で自由で…。■杉咲花(女優)不器用に澄んだ魂をこの映画で目撃した。へたっぴな愛情は涙が出るほど美しく、人懐っこさにきゅんとする。■鈴木杏(女優)生きていくこと自体が壮大な挑戦なのだと気づかされて、心が発火した。グザヴィエ・ドラン監督自身の「挑戦」=『Mommy/マミー』は私にとって「希望」になった。生きていかなければ!きっとこの熱は、ずっと下がらない。■栗原類(モデル/俳優)発達障害の子とその親と隣人。それぞれが抱える問題があるからこそ互いを必要とする。甘えもなくシビアに接することでそこにリアリティが生まれる。■光石研(俳優)ぶつかっても、殴られても、転んでも、立ち上がり、歩き、走る。生きる為、愛する為。感動です。お袋ありがとう。さらに今回は、劇中で使用されるサウンドトラックのプレイリストも公開となった。「オアシス」の名曲「Wonderwall」や、最新作『モーニング・フェイズ』がグラミー賞最優秀作品賞を受賞したベックの同作より「Phase」、ラナ・デル・レイの「Born to Die」など、グザヴィエの映像美との組み合わせが楽しみでならない楽曲ばかりだ。『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日監督作『Mommy/マミー』が昨年のカンヌ国際映画祭「審査員特別賞」を受賞し、いま最も注目されるカナダ出身の若き天才グザヴィエ・ドラン。彼が俳優として主演した新作『エレファント・ソング』の公開が、6月6日(土)に決定。ティザービジュアルと予告編映像が解禁となった。ある日、1人の精神科医が失踪した。手がかりを知るのは、彼の患者だったマイケル(グザヴィエ・ドラン)という青年だけ。院長のグリーン(ブルース・グリーンウッド)はマイケルから事情を聞こうとするが、ゾウやオペラについてのおしゃべりで話をそらすばかり。「母を殺した」「医師から性的虐待を受けていた」など、嘘か本当かわからないようなことをほのめかし、グリーンを巧妙な罠に取り込んでいく…。主演と監督を務めた『マイ・マザー』で鮮烈なデビューを飾り、以後、『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』と全作品がカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭へと出品されてきた映画界の“美しき俊英”グザヴィエ・ドラン。監督だけに留まらず、俳優としても評価の高い彼が、『トム・アット・ザ・ファーム』に続いて主演を務めた本作は、「これは僕だ。僕に演じさせてほしい」と自ら出演を熱望したという精神科病棟内で繰り広げられる心理劇。他人を翻弄しつつも痛々しいまでに愛を渇望する青年マイケルを、ドランは美しく熱演。予告映像からも、ドラン扮する主人公マイケルが、殺人をほのめかしたり、精神科医グリーンを巧妙な罠に取り混んでいく様がちりばめられ、先の読めない緊張感あふれるストーリーが展開されていく。『スター・トレック』などで知られるブルース・グリーンウッド、『カポーティ』のキャサリン・キーナーら実力派俳優とともに繰り広げられる、たたみかけるような会話劇で、俳優としての底力と魅力を改めて見せつけている。『エレファント・ソング』は6月6日(土)より新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月03日“美しき俊英”“映画界の救世主”といわれる若き天才、グザヴィエ・ドラン。その監督最新作となる『Mommy/マミー』 のプレミア上映が、最近では珍しい“ドライブインシアター”として開催されることが決定した。2015年、架空のカナダー。常に情緒不安定で、情熱が先走りすぎる息子スティーヴを矯正施設から引き取り、また親子で暮らすことになった母、ダイアン。2人の再スタートは希望と喜びにあふれるとともに、時にコントロールが効かなくなるスティーヴのために前途多難。そんなとき、向かいに住む教壇に立てなくなった高校教師のカイラが、スティーブの家庭教師を引き受けることに…。本作は、昨年度のカンヌ国際映画祭「審査員特別賞」を受賞、本国カナダのアカデミー賞では「作品賞」「監督賞」ほか、なんと9冠を獲得し、さらにフランス・セザール賞でも「最優秀外国映画賞」を受賞するなど、世界から大絶賛。日本でも、新たな映画体験を創造するべく結成されたユニット「DiTJapan」が手掛けるドライブインシアター上映作品として選ばれ、劇場公開前の新作としては異例のドライブインシアターでのプレミア上映が実現した。かつては全国各地に点在しドライブデートの定番だったものの、2010年に最後の施設が閉鎖され、現在ではそのカルチャーが失われてしまったドライブインシアター。昨年秋にも浜松市でドライブインシアターを復活させたイベントを主催した「DiTJapan」では、「特別な映画体験を!」を合言葉に、さがみ湖プレジャーフォレストの駐車場内に特設会場を作り、4月19日(日)の一夜だけ、ドライブインシアターを限定復活。クラウドファンディングサイト「MotionGallery」で参加者を募集する。『Mommy』をかたどったネオンが光る入口をくぐると、そこにはレッドカーペットが敷かれ、一気に非日常空間に。会場では、フードトラックでの売店販売や、ローラースケートガールズが車にポップコーンを届けてくれるサービスも実施。また、特設会場すぐ横には日本では数カ所しか出ないといわれる炭酸泉を源泉に持つ温泉施設もあり、星空の下で映画の世界を味わいながら、レジャーも兼ねた春のドライブデートを楽しめそうだ。『Mommy/マミー』ドライブインシアター in 相模湖 は4月19日(日)、さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト駐車場内特設会場にて19時より上映スタート予定(※雨天決行)『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日昨年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した、グザヴィエ・ドラン監督最新作『Mommy/マミー』(4月25日公開)の予告編とメインビジュアルのポスターが、このほど公開された。ユーモラスな親子の日常を舞台に、「母と子」の深い愛情を描いた同作。公開された予告編では、新たな生活を始める母・ダイアンと、注意欠陥・多動性障害(ADHD)を抱える息子・スティーヴに、隣人カイラが加わり、さまざまな困難に奮闘するしていく日々が、1分半の映像に描かれている。また、メインビジュアルのポスターは、「母と子の関係性」をドラマチックに映し出した「ダイアンver」と、爽やかな水色の空が一面に広がる「スティーヴver」の2種類を製作。いずれも劇中の印象的なシーンを切り取っている。同作は、カンヌ国際映画祭の審査員特別賞のほか、仏・セザール賞で、最優秀外国映画賞を受賞。ドラン監督の地元・カナダ版アカデミー賞のカナダ・スクリーン・アワードで、作品賞、監督賞、主演男優&女優賞など9部門で最優秀賞を受賞。さらに、カナダのケベック州で製作されたカナダ映画を対象とするJUTRA賞でも20部門中12部門のノミネートで10部門の最優秀賞を制覇した。(c) 2014 une filiale de Metafilms inc.
2015年03月18日昨年、カンヌ国際映画祭において、83才の巨匠ジャン=リュック・ゴダールと「審査員特別賞」をW受賞し、審査員長のジェーン・カンピオン監督からも絶賛されたグザヴィエ・ドランの監督最新作『Mommy/マミー』。このほど、同賞を受賞した際のドランが「同世代のみんなへ」と語りかけ、目を潤ませる感動スピーチが盛り込まれた本作の“予告編ドランver.”が解禁となった。ここではない、とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2ヶ月後、内閣は公共医療政策の改正を目ざすS18法案を可決する。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案。発達障がい児の親が、経済的困窮や身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに子の養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障するという、かつてないスキャンダラスな法律だった。15才の息子と暮らすシングルマザー、ダイアン・デュプレ(アンヌ・ドルヴァル)の運命は、この法律により、大きく左右されることになる――。『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』で世界の映画シーンに鮮烈なデビューを飾り、『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来、全作品がカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭へ出品され、一躍、時代の寵児となった映画界の美しき俊英グザヴィエ・ドラン。その最新作となる本作は、フランスでデヴィッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』を抜いてランキング1位を獲得する大ヒットスタートを切り、最終的には動員数100万人を突破。ドランは2014年末の「話題の人物TOP5」にも選ばれ、2月20日には、“フランスのアカデミー賞”といわれるセザール賞で「最優秀外国映画賞」を受賞したばかり。カンヌでの受賞の際、ドランは「僕と同世代のみんなへ。誰もが自由に表現する権利があるにも関わらず、それを邪魔する人たちもいる。でも、決して諦めないで下さい。世界は変わるのです。僕がここに立てたのだから」とスピーチ。本作と同様に、人々の心を強く揺さぶった。世界中のメディアだけでなく、稲垣吾郎、斎藤工ら業界著名人も、アンテナ鋭い映画女子たちも一目置く、“ホットでエキサイティングな新世代”の最新作を、まずはこちらからご覧あれ。『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月25日『マイ・マザー』で鮮烈なデビューを飾り、『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』で日本の映画ファンの心をもつかんだ、カナダの天才イケメン監督グザヴィエ・ドランの新作『MOMMY』(原題)。このほど、本作の劇場公開が2015年4月25日(土)に決定。グランドオープンを迎える恵比寿ガーデンプレイス内のミニシアター「YEBISU GARDEN CINEMA」のオープニング作品となることも明らかとなった。本作は、デビュー以来手掛けた全作品が、カンヌ、ヴェネチアといった世界三大映画祭へ出品され、本年度カンヌ映画祭では本作が「審査員特別賞」を受賞するなど、一躍時代の寵児となったグザヴィエ・ドランの監督最新作。ユーモラスな親子の日常を舞台に、全宇宙共通の“母と子”の深い愛情と葛藤を暴き、「涙のクライマックスが2回来る」ともいわれている。カンヌでは、審査員長を務めた、『ピアノレッスン』のジェーン・カンピオン監督からも絶賛を受けていた。全仏では、すでに動員100万人を達成するドラン史上最大の観客動員数を記録。また彼の本国カナダ・モントリオールでも、興収が3億ドルを超えるドラン史上最大のヒットで社会現象と化している。2015年1月には、いよいよ全米での公開も控えており、また新たな伝説がつくられる可能性大だ。『MOMMY』(原題)は2015年4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月22日映画『MOMMY』が、15年4月25日に日本で公開される。本作は、『マイ・マザー』、『胸騒ぎの恋人』で世界の映画シーンに鮮烈なデビューを飾り、続いて『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭といった世界三大映画祭へ出品されるなど、映画界の若き救世主とも称され、一躍時代の寵児となったグザヴィエ・ドランの監督最新作。カナダ人のグザヴィエ・ドランは09年に映画『マイ・マザー』で監督デビューして以来、カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で次々と作品を上映。13年に公開された『トム・アット・ザ・ファーム』で国際映画批評家連盟賞を受賞している。『MOMMY』はカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞し、審査員長ジェーン・カンピオネンからも絶賛された作品。10月に作品が公開されたフランスではすでに100万人以上を動員しており、カナダでも興行収入が3億ドルを突破するなど、記録的なヒットを飛ばしている。その内容は母と子の深い愛情、葛藤を描いたもので、映画ファンの間では“涙のクライマックスが2回来る”と高い評価を受けているようだ。4月25日のファーストラン公開は新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAなどを予定。その後、全国で順次公開される。
2014年11月21日今週10月25日(土)より公開される主演&監督作『トム・アット・ザ・ファーム』に続き、2015年には主演作『エレファント・ソング』の日本公開が発表されたばかり。まさに“時代の寵児”ともいえるカナダの若き天才、グザヴィエ・ドラン。このほど、監督としての最新作で本年度カンヌ国際映画祭にて「審査員特別賞」を受賞した『MOMMY』(原題)が、2015年4月より全国公開されることが決まった。本作は、メンタルな問題を抱え、感情をコントロールできない15歳の少年と、夫を亡くし、思春期の息子の暴力に悩むシングルマザーの関係をエモーショナルに描く物語。監督1作目『マイ・マザー』、2作目『胸騒ぎの恋人』で世界の映画シーンに鮮烈なデビューを飾り、続く『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ、ヴェネチアといった世界三大映画祭へ出品されるなど、映画界の若き救世主とも称されるドランの監督最新作となる。ドラン監督は、ユーモラスな親子の日常にシリアスなテーマを重ねながら、永遠不変の“母と子”の深い愛情と葛藤を痛々しく暴き、彼が描き出す円熟味をかもし出す人間模様には、「涙のクライマックスが2回来る」とも言われている。25歳にして、5本目の監督作である本作がカンヌのコンペティションに入り、巨匠ジャン=リュック・ゴダールの作品と共に「審査員賞特別賞」を同時受賞し、カンヌを騒然とさせたドラン。10月8日より全仏にて公開された本作は、同日初日のデヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』をも上回る大ヒットスタートを記録したことで、保守的で有名な仏プレスを震撼させ、公開3週目にしてドラン監督としては史上最大の劇場数に拡大しているという。『MOMMY』(原題)は2015年4月より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月25日現在25歳という若さにも関わらず、天賦の才能を発揮し、日本でも映画マニアと言われる稲垣吾郎、斎藤工、IVAN、栗原類といった数多くの著名人からも注目されている、グザヴィエ・ドラン。今週末には主演、監督はもちろん衣装も担当した『トム・アット・ザ・ファーム』の公開を備えている彼が、演技者として挑んだ最新作『エレファント・ソング』が2015年公開されることが明らかになった。チャールズ・ビナメ監督が指揮をとる『エレファント・ソング』は、『トム・アット・ザ・ファーム』と同様に戯曲が原作のサイコロジカル・スリラー。物語は、失踪した同僚を探す精神科医が、最後の目撃者である“象にとりつかれた患者”から話を聞こうとすることで始まる…。主演は、初監督作『マイ・マザー』をはじめ『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』と、自らが主演した監督作がカンヌ国際映画祭出品という快挙を果たすグザヴィエ。象にとりつかれた患者・マイケルを演じる。同僚を捜索する精神科医・グリーンを演じるのは『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でパイク提督役を務めたブルース・グリーンウッド。また共演には『カポーティ』のキャサリン・キーナー、『マトリックス』のキャリー=アン・モスを迎える。主演を務めたグザヴィエは本作の脚本を読み「マイケルは僕(そのもの)だ。この役を僕に演じさせてほしい」と熱望したという。「演じることがたまらなく好きだ」という彼は、俳優兼シンガーとして活躍していた父を持ち、5歳から子役として活躍している。幼いころからショービズの世界に身を置き、培ってきた演技力を本作でも充分に発揮してくれるはずだ。この若さで、監督として近年連続でカンヌから声がかかるほど独特な世界観を放つ才能とエネルギッシュなパワー、そして完璧なルックスを、本作では役者一本でどのように体現しているのか。2014年9月のトロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、話題を博した本作の今後の動向にも、主演・ドランが私たちに魅せてくれる無限な才能にも、目が離せない。『エレファント・ソング』は2015年公開予定。『トム・アット・ザ・ファーム』は10月25日(土)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日