俳優のヒュー・グラントが20日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)のチョコレート・カーペットイベントに出席。『パディントン2』(2018)以来、約6年ぶりの来日に「日本はいつ来ても楽しい。楽しすぎるのが課題です」と茶目っ気たっぷりにファンに笑顔を見せていた。イベントには初来日となるティモシー・シャラメ、ポール・キング監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマン、アレクサンドラ・ダビーシャーも参加した。本作は、世界中を虜にしたファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカ(ティモシー)が、いかにしてあのチョコレート工場を作ったのかが描かれる。ヒューは、とある因縁からチョコを盗み続けるウォンカの宿敵ウンパルンパを演じた。約1200人のファンが集まるなか、登場したヒュー。大歓声のなかファンサービスを行うと「日本の方々は、いつも自分の出演する作品を温かく観てくださる。この作品もティモシーが素晴らしいので、気に入っていただけるとうれしいです」と挨拶した。通算で8度目の来日となるヒューは、映画『パディントン2』以来、約6年ぶりの来日。「日本はいつ来ても楽しい。でも楽しすぎるのが課題で、インタビュー等でジャーナリストをがっかりさせてしまうこともあります」と茶目っ気たっぷりに話すと「でも今回の来日は妻が来ているので大丈夫です」と満面の笑顔を見せていた。非常に個性的なキャラクターを演じたヒュー。「いまもどうやって演じたのか分かっていないんです」と不思議な体験だったことを明かすと「たくさんカメラがついたヘルメットをかぶり、緻密なシステムの上で演じました」と最先端の技術のもとでの撮影だったことを明かす。ポール監督は「すべての方に観ていただきたい映画。私には5歳の娘がいますが、彼女にも楽しんでほしいですし、105歳の方にも楽しんでほしい。何かをして世界を変えたい、いろいろ分かち合いたい、そういう気持ちを共有していただければ」と作品に込めた思いを語っていた。
2023年11月21日ティモシー・シャラメが初来日することが決まった『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。ティモシーとともに名優ヒュー・グラントらの来日も決定した本作から、注目のキャラクター“ウンパルンパ”に迫った。ウンパルンパは、コメディ俳優ジーン・ワイルダー主演による『夢のチョコレート工場』(71)、さらに『チャーリーとチョコレート工場』(05)にも登場した工場長ウィリー・ウォンカのチョコレート工場で働く不思議なキャラクターたち。陽気でいたずら好きだが、超真面目に仕事をこなす彼らは、工場員として働くものもいれば、心理カウンセラーや美容師、医者としても大活躍。彼らは大好物のカカオ豆とひきかえに、ウォンカの工場で働いている。真顔で働き続ける熱心な彼らだが、実はウンパルンパたちはダンスと歌も大好き!『チャーリーとチョコレート工場』では子どもたちが次々と起こしていくトラブルを前に、リズミカルでキャッチーな楽曲を何人ものウンパルンパが歌って踊るシーンが特徴的で、そのシュールでインパクト大のキャラクターはウォンカをも凌ぐ人気ぶり。一度聴いたら頭から離れない劇中歌の「Augustus Gloop」は日本各地のパレードやイベントで親しまれるなど、ウンパルンパは一世を風靡する人気キャラクターとなっている。若きウィリー・ウォンカの物語を描く本作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』にも、そんなウンパルンパが再び登場する。幼い頃から、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくろうと夢見ていた主人公のウォンカは、夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。世界一おいしくて、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べる、誰も味わったこともないウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間にみんなを虜にし、ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられてしまう。ここは夢見ることを禁じられた町なのだ。そんなウォンカの前に現れたのが、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパという小さな紳士!ウォンカのチョコを盗み続ける彼は何者なのか…?本作でウンパルンパを演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』や『ブリジット・ジョーンズの日記』などに出演したヒュー・グラント。ヒューが演じるウンパルンパは、主人公のウォンカを演じるティモシー・シャラメも「あれはぶっ飛んでました!ヒューは僕らの時代の偉大な人物の1人。彼との仕事は夢のようでした」と称賛していたほど。監督を務めた『パディントン』のポール・キング監督は、「『パディントン2』でヒューと一緒にとても楽しく仕事ができたので、残りの人生、毎日でも彼と一緒に楽しく働きたいと思ったんです」と、ヒュー起用のきっかけを語る。「彼は今まで会った人のなかでも最上級に面白く、いたずら好きな一面もあるので、ロアルド・ダールの世界にしっくり馴染むと思いました」と太鼓判を押す監督。予告映像では、小瓶に閉じ込められたウンパルンパが“紳士”らしくウォンカをたしなめたかと思いきや軽快なダンス踊り始める姿や、壁にぶつかるウォンカに「私ならやり返す」と言うシーン、空飛ぶ羽や移動式ミニバーなどのユニークなガジェットも飛び出すなど、次に何をしでかすか分からない予測不可能なウンパルンパの魅力が炸裂。ヒューが歌って踊るウンパルンパを演じるギャップや、ティモシー演じるウォンカとのくすっと笑えるやりとりまで、最新作のウンパルンパにも注目が集まること必至。完全吹替版では松平健が声優を務めることも発表されている。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年11月12日2014年から8シーズンに渡って放送されてきた「THE FLASH/フラッシュ」が、次のシーズン9で幕を閉じる。主人公のバリー・アレン/フラッシュを演じるグラント・ガスティンは、「明日から『フラッシュ』ファイナルシーズンの撮影が始まります。長くて感動的な文章はシーズンの後半に取っておきますが、私はこれまでの道のりにとても感謝しています。様々な形で私を成長させてくれたというのは、まったくもって控え目すぎる表現です」と、ファイナルシーズンの撮影が開始することを告知。ファンや「フラッシュ」に関わってきた全ての人々に感謝を伝え、「出演1年目のぼくの写真をちょっとお見せしますね」とつづって複数の写真をアップした。街角で大きな「フラッシュ」の看板を見上げるグラントや、アクションシーンの練習動画など、フラッシュになって1年目の若々しいグラントが見られる。ファンからは「『フラッシュ』が終わってしまうなんて悲しいです」「ぼくは『フラッシュ』を見て育ってきました。本当にありがとう」「私の大好きなスーパーヒーローを演じてくれてありがとう。あなたはこれから先もずっと私にとってのフラッシュです」「今後の出演作を楽しみにしています」などのコメントが届いている。(賀来比呂美)■関連作品:フラッシュ
2022年09月15日『ジュラシック』シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』より、サトラー博士とグラント博士の再会シーンの本編映像が公開された。サム・ニール演じるグラント博士の発掘現場のテントに、ローラ・ダーン演じるサトラー博士が訪れ、近況を聞くシーンからスタートする今回の映像。『ジュラシック・パーク』時には恋人であった2人だが、『ジュラシック・パーク III』ではサトラー博士は別の男性と結婚していた。その後は別々の人生を送っていたようで、夫の近況について聞かれると「別れた」とあっけらかんと答えるサトラー博士。また、寂しそうに「孤独だよ」とグラント博士が呟くとともに、「エリー、わざわざ近況を伝えに来たのかい?」と、久々の再会には理由があることを予感させる質問をなげかける。2人がシリーズ1作目で登場したのは、モンタナ州の発掘現場。ジョン・ハモンドが訪れ2人をパークへと連れていく、物語が大きく動き出すシーンを連想させる場所でもある発掘現場にて、本作で2人が再会を果たすのは、ファンにとって興奮を抑えきれないシーンだ。再び共演した感想をローラは「素晴らしかった!映画って、言わば大学時代の経験みたいなもの。だから、まるで25年前に大学でいっしょだった人たちと再会したような気分だった。クリエイティブな経験を通した再会っていう感覚はとっても不思議で、仕事の中で何人かとそんなことを共有できたのは幸運だった。サムみたいな素晴らしい旧友と再会して、また共演する機会を持てるなんて、自分の身体をつねったくらい」と話す。サムも「ローラとはいつもほんとにうまく行くし、共演するのは実に楽しいよ。だから、本作で再会できて大喜びしたね。彼女は大親友で、俳優としては素晴らしく達者だし、想像力豊かだし、生き生きして、演技を感じさせない。彼女と1度のみならず3度も共演するという恩恵にあずかったのは、私の人生の大いなる喜びだね」と喜びのコメントを寄せている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年07月21日ジョージ・クルーニーが彼の長年の製作パートナーであるグラント・ヘスロヴと共同監督する『The Boys in the Boat』の主演に、カラム・ターナーが抜擢された。ベストセラー本の映画化で、物語の舞台は1936年のベルリンオリンピック。ワシントン大学のロウイングチームが金メダルを取るサプライズを達成した背景を描くものだ。クルーニーは昨年にも今作を撮影しようとしていたが、先に『The Tender Bar』を撮ることに決め、こちらを後回しにしている。『The Tender Bar』は、来月22日に北米公開される。ターナーは21歳のイギリス人。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』や、昨年の『EMMA エマ』に出演した。文=猿渡由紀
2021年11月02日『ローン・レンジャー』のチーフ・ビッグ・ベア役などで知られる、ネイティブ・アメリカン俳優サギノー・グラントが亡くなった。85歳だった。パブリシストで友人のラニ・カーマイケルが、「介護施設にて、老衰で安らかな眠りにつきました」と「AP通信」に語った。サギノーは1936年、オクラホマ州のポーニー郡で誕生。アメリカ海兵隊に入隊し、朝鮮戦争に従軍した。スカウトを受けて「クライスラー」のコマーシャルに出演したことをきっかけに、80年代後半から演技の世界へ足を踏み入れる。映画は『世界最速のインディアン』、Netflix映画『リディキュラス・シックス』など、テレビ作品は「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」「ブレイキング・バッド」などに出演した。連邦政府が認めるネイティブ・アメリカンの部族の一つ「サック・アンド・フォックス」の世襲の族長であったサギノーは、世界を旅して講演することにも積極的だった。ラニによれば、「彼の人生のモットーは、お互いを尊敬しあい、お互いについて否定的に話さないこと」だったという。サギノーのインスタアカウントは、彼が亡くなったことを知らせるとともに、サギノーがブルドッグ(アメリカ海兵隊の公式マスコット)が大好きだったことや、ダンスが上手だったこと、ジュエリー職人でありアーティストだったことなどを伝えている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ローン・レンジャー 2013年8月2日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
2021年08月02日先日、ヒュー・グラントがジェームズ・コーデンのトーク番組「The Late Late Show」にリモート出演。ジェームズから俳優人生を謳歌しているかと聞かれ、「すごく奇妙な感じです。いまはほぼ演技を楽しめていますから」と語った。「魅力的な主人公の男を演じなくていいということに、とても安心感があります。(そういう役を演じたときは)最大限の努力をしました。そういう作品の中には素晴らしいものもあったし、人気者になれるのはうれしかった。感謝もしています。ですが、ひねくれ者、醜い変人、不格好な人間であることを許されるのは、すごくホッとしますね」。『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどの恋愛もので、「愛され男」を演じてきたヒュー。昨年60歳の誕生日を迎え、最近ではニコール・キッドマンと初共演となる心理サスペンスドラマ「フレイザー家の秘密」や実写版『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に出演するなど、幅広い役に挑戦している。YouTubeのコメント欄には、「ヒューはいつだって魅力的」「すごく素敵」とヒューの魅力を称える声や、「数年前、チョイ役でヒューの作品に出演した僕にヒューは自己紹介をして、ちょっとした会話もしてくれた。とてもフレンドリーなアーティスト」と実際にヒューに接し、人柄のよさを目の当たりにした人からの貴重な声も寄せられた。(Hiromi Kaku)
2021年06月16日現在公開中のガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』より、ゲスな私立探偵フレッチャー役のヒュー・グラントと、主人公ミッキーの頼もしい右腕レイを演じたチャーリー・ハナムの2ショットインタビュー映像が公開された。『コードネームU.N.C.L.E.』や『キング・アーサー』と、それぞれ過去にリッチー監督作品に出演している2人。そんな監督の撮影現場では、度々、想定外のことが起こるという。今回、誰よりも出番やセリフの多いチャーリーは、「ガイは予測できない変化球を投げてくるが、彼のことを完全に信頼してついていくしかないんだ」とそういう状況には慣れたものだという。これには、ヒューも同感の様子。加えて、チャーリーは「好きなクリエイターだから信頼もできる。ガイのことをかなり好きだと思う」とも語っている。また撮影当日にリッチー監督がセリフを大幅に書き直すこともあると明かすチャーリー。「台本に固執しないほうがいいんだ。大切なことはリズムに乗るということさ」とその対処ポイントについても話している。一方でヒューが、とある私立探偵と食事を共にしたことが、役作りの参考になったとコメントしたり、リッチー監督が自身のルーツに戻りたくて本作を撮った理由について2人が答えたりと、見どころ満載の映像となっている。『ジェントルメン』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年06月04日マシュー・マコノヒー演じるマリファナ王の引退に群がるクセ者たちを豪華キャストが演じる『ジェントルメン』。この度、ヒュー・グラント扮する私立探偵が入手したヤバすぎるスクープ映像を、ヒューとチャーリー・ハナムが劇中アテレコするシーンの本編映像が解禁された。解禁となったのは、ゲスな私立探偵フレッチャー(ヒュー・グラント)が金をゆするため、マリファナ王ミッキー(マシュー・マコノヒー)の右腕レイ(チャーリー・ハナム)に対して“ネタ”に関わるスクープ映像を見せるシーン。戸惑うレイに問答無用と言わんばかりに“アテレコ台本”を渡しながら「あんたがドライ・アイ役 俺がマシュー役だ」と配役を伝えると、自身が盗撮してきた映像を一緒に見ながら、読唇で作成した台本に沿って声をあてて欲しいという。バズーカのような望遠レンズのカメラを覗き込むフレッチャーが、大勢のサポーターで賑わうエミレーツ・スタジアムで捉えたのは、大富豪マシュー(ジェレミー・ストロング)とチャイニーズ・マフィアの若頭ドライ・アイ(ヘンリー・ゴールディング)が2人並んで話す姿!「卿は命を落とした」や「報復しなければならない」など物騒なフレーズが飛び交う中、わざわざ映像を一時停止し「ダメだ棒読みじゃなく感情を込めろ」とノリノリで演出するフレッチャー。一方で、「“オクトパスが寄ってきたら困るぞ”」や「“ネズミの毛をなでるな”」「“春なのにセーター”」など要所要所で頓珍漢な箇所が目立つフレッチャーの台本に呆れるレイ。いかにもガイ・リッチー監督らしいシュールな1コマとなっている。ヒュー演じるこのフレッチャーはいわば狂言回し役として本作を展開していくキャラクターだが、ヒュー自身にとって挑戦的なキャラクターだったよう。「ガイの台詞は示唆に富んでいるし、すごく大胆だ。それをちゃんと生きた言葉にし、自分のものにできるかどうかが僕にとってのチャレンジで、すごく楽しかった」とふり返っている。『ジェントルメン』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年04月23日ゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の実写映画に、ヒュー・グラントが悪役として出演することが明らかになった。また、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のソフィア・リリスの出演も決定したという。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。タイトル未定の同作には、クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ジャスティス・スミス(『名探偵ピカチュウ』)、レゲ=ジャン・ペイジ(「ブリジャートン家」)の出演がすでに報じられていた。「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、1974年に発売された世界初のロールプレイングゲーム。アメリカ発のテーブルトークRPGで、世界中に5000万人以上のファンを抱えている。舞台は魔法が使えるファンタジーの世界で、プレイヤーは人間、エルフ、ドワーフなどのキャラクターを選択できる。小説、コンピューターゲームなど、様々な形で関連作品が作られており、2000年には同名で映画化もされた。今作は、『スパイダーマン:ホームカミング』の脚本家ジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリーが監督・脚本を務める。アメリカ公開は今年11月を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で製作に遅れが生じており、2022年5月27日に延期されている。(Hiromi Kaku)
2021年03月03日「ビッグ・リトル・ライズ」のニコール・キッドマンがデヴィッド・E・ケリーと再タッグを組み、ヒュー・グラントとの初共演で贈る心理サスペンス「フレイザー家の秘密」。この度、日本初放送を前に、ニコールとヒューが2ショットで応じた貴重なインタビュー映像が公開された。「ビッグ・リトル・ライズ」や「アリー my Love」で知られるデヴィッド・E・ケリーが脚本・製作総指揮、「ナイト・マネジャー」でエミー賞監督賞を受賞したデンマーク出身の女性監督スサンネ・ビアが手がける本作。妻・グレイス役のニコールから出演の動機を聞かれたヒューは「(監督を務める)スサンネのデンマーク映画は天才的。君との共演も、スサンネの作品も、デヴィッド・E・ケリーも配役も魅力的だ。演技に苦労したから、いい出来であることを願うよ」と製作陣を褒め称える。また、ニコールは本作の見どころについて「父親、夫、息子3人の関係性。脚本に描かれた人物の複雑な個性が、複雑に織り込まれている。スサンネが力強く描いている」と解説する。本作で製作総指揮も務めるニコールは「経験から言うと、スリラーの制作は本当に難しい」と明かしつつも、「でも大好き。女性の主人公を取り巻くこれほど深刻で複雑な構成は、なかなかできない。顔のみのカットで表現し、ゴマかしが効かない。これはグレイスの心理的軌跡を描いている」と仕上がりに自信を見せた。インタビューの収録前には、何でも自由に話していいと言われた2ショットインタビューだけに、「あなたとの共演はうれしかった」と語るニコールに向かって、ヒューが「僕を起用した理由は、パディントンかな(笑)」と冗談交じりに話し、談笑する姿も。ニコールからの熱烈ラブコールで初共演が実現した2人の新鮮なインタビュー映像となっている。HBOドラマ「フレイザー家の秘密」は1月27日(水)より毎週水曜23時ほかBS10 スターチャンネルにて放送(字幕版・全6話)。※1月23日(土)19時45分~第1話先行無料放送。(text:cinemacafe.net)
2021年01月07日ニコール・キッドマンが「ビッグ・リトル・ライズ」のクリエイターと再タッグ、ヒュー・グラントと初共演で放つHBO(R)ドラマ「フレイザー家の秘密」(原題:THE UNDOING)が2021年1月27日(水)より「BS10 スターチャンネル」にて独占初放送決定、ニコールが翻弄される予告編が公開された。■ニコール・キッドマンの熱烈ラブコールでヒュー・グラント米国TVシリーズ初出演意外にもこれまで共演する機会のなかった2人の唯一の接点は、映画『パディントン』。1作目ではニコールが、2作目ではヒューがそれぞれ悪役を演じるという“すれ違い”があった。今回、俳優業を辞めると公言していた彼の記念すべき米国TVシリーズ初出演が叶ったのは、ニコールが夫役にヒューを熱望し、自ら説得したからだと報じられている。『モーリス』で日本でも人気となり、『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』など90年代のロマコメで活躍したヒュー。主人公グレイスの献身的な夫、腕の良い小児腫瘍科医として息子も憧れる父親でありながら、殺人事件の発生と同時に姿を消し、容疑者として追われる身となる影のある役柄を演じる。■「ビッグ・リトル・ライズ」のニコール&デヴィッド・E・ケリーの再タッグニコールと「アリー my Love」でも知られるデヴィッド・E・ケリーは、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞を総なめにしたヒット作「ビッグ・リトル・ライズ」以来の再タッグ。本作での舞台はニューヨーク・マンハッタンで、ジーン・ハンフ・コレリッツ著「You Should Have Known」(原題)を映像化。セレブライフを送る登場人物に降りかかる困難と彼らの心理をサスペンスタッチで描く。■「ナイト・マネジャー」の女性監督スサンネ・ビアが全6話を監督「ナイト・マネジャー」で2016年エミー賞監督賞を受賞、『未来を生きる君たちへ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞するなど、その手腕が高く評価されているスサンネ・ビア監督。容疑者の妻となり、次から次へと知らなかった夫の真実が明かされていく主人公の心理をどう描くか注目が高まる。また、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞撮影賞受賞のアンソニー・ドッド・マントルがとらえたニューヨークの映像美も必見。■豪華キャストで描かれる華やかなマンハッタンのセレブライフ初共演のニコールとヒューに加え、そのひとり息子を演じるのは『フォードvsフェラーリ』『クワイエット・プレイス』『ワンダー 君は太陽』などで演技力が高く評価され、最新作『ハニーボーイ』も話題となった、いま最も期待される実力派子役ノア・ジュプ。その祖父で主人公の父を演じるのは、大御所ドナルド・サザーランド。この豪華家族が送るマンハッタンの上流階級の暮らしはまるで「キング・オブ・メディア」を思わせるセレブライフ。一方、事件を担当しフレイザー家を執拗に捜査する刑事役には『ゴールド/金塊の行方』や「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」のエドガー・ラミレス。上流階級の容疑者を追うヒスパニック系労働階級の彼が一家を追い込む様子も見どころとなる。ストーリーマンハッタンで医師の夫と名門私立校に通う息子とともに、幸せなセレブ生活を送る臨床心理士のグレイス。ある日、息子の学校に通う生徒の母親が殺害される痛ましい事件が起き、時を同じくして夫が姿を消す。それから夫にまつわる彼女の知らなかった事実が次々と明らかになり、事件はニューヨーク中が注目する裁判へと発展。完璧だった彼女の人生が崩壊していく…。HBOドラマ「フレイザー家の秘密」は2021年1月27日(水)より毎週水曜23時ほかBS10 スターチャンネルにて放送(字幕版・全6話)。※1月23日(土)19時45分~第1話先行無料放送。(text:cinemacafe.net)
2020年12月01日ニコール・キッドマン&ヒュー・グラント初共演の心理サスペンス『フレイザー家の秘密』が2021年1月27日(水)23時よりスターチャンネルにて日本独占初放送、1月23日(土) 19時45分より第1話が先行無料放送される。この度、本シリーズの予告映像が公開された。本ドラマは、『アリー my Love』で知られるデヴィッド・E・ケリーとキッドマンが、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞を総なめにしたヒット作『ビッグ・リトル・ライズ』以来の再タッグを実現。舞台を西海岸からニューヨーク・マンハッタンへ移し、ジーン・ハンフ・コレリッツ著『You Should Have Known』(原題)を映像化。 セレブライフを送る登場人物に降りかかる困難と彼らの心理をサスペンスタッチで描く。本作では、キッドマンとグラントとの初共演が実現。意外にもこれまで共演する機会のなかったふたりの唯一の接点は、『パディントン』の1作目にキッドマンが、2作目にグラントが出演したという、すれ違いのようなもの。俳優業を辞めるとまで公言していた彼の米国TVシリーズ初出演が叶ったのは、キッドマンが夫役に彼を熱望し、自ら説得したからだと報じられている。『フォー・ウェディング』や『ノッティングヒルの恋人』など90年代のロマコメのプリンスも今や60歳。主人公の献身的な夫、腕の良い小児腫瘍科医として息子も憧れる父親でありながら、殺人事件の発生と同時に姿を消し容疑者として追われる身となる影のある役柄を彼がどう演じるのかに注目が集まる。さらに、全6話を監督したのはデンマーク出身の女性監督スサンネ・ビア。『ナイト・マネジャー』で2016年エミー賞監督賞を受賞。キッドマンと同年代の女性監督として、容疑者の妻となり次から次へと知らなかった夫の真実が明かされていく主人公の心理を描く。また、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞撮影賞受賞のアンソニー・ドッド・マ ントルが撮影したニューヨークの映像美も見どころとなる。また、初共演のキッドマンとグラントに加え、そのひとり息子を演じるのは『サバービコン 仮面を被った街』『ワンダー 君は太陽』で演技力が高く評価され、最新作 『ハニーボーイ』も話題となった実力派子役ノア・ジュープ。その祖父でキッドマンの父を演じるのは大御所ドナルド・サザーランド。この家族が送るマンハッタンの上流階級の暮らしは『キング・オブ・メディア』を思わせるセレブライフ。一方、事件を担当しフレイザー家を執拗に捜査す る刑事役には『ゴールド/金塊の行方』や『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』のエドガー・ラミレス。上流階級の容疑者を敵視する彼が執拗に一家を追い込む様子も描かれる。『フレイザー家の秘密』2021年1月27日(水)23時よりスターチャンネルにて日本独占初放送1月23日(土) 19時45分より第1話先行無料放送
2020年12月01日俳優のヒュー・グラント(60)がスティーヴン・コルベアのトークショー「The Late Show with Stephen Colbert」にリモート出演し、夫婦で新型コロナウイルスに感染していたことを明かした。グラントと妻のアナ・エリザベット・エーベルシュタイン(39)が感染したのは今年2月。「ひどい汗をかき続けるという奇妙な症状から始まったんだ。まるで汗のポンチョを着ているみたいで、本当に恥ずかしかったよ。その後、眼球が3倍ぐらいに膨れあがるような感覚がして、巨大な男が胸の上に座っているような気分だったよ」と、グラントは感染初期の様子を振り返る。「そしてある日、坂を下っている時に思ったんだ。何の匂いもしない、ってね。パニックになったよ。花の匂いを嗅いだけど、何も感じなくて、ますます焦った。ゴミ箱も嗅いだし、知らない人の脇の下も嗅ぎたくなったよ。だって、本当に何も匂わないんだから!家に帰って妻のシャネルNo.5を顔に吹きかけても、まったく匂いを感じられなかったんだよ」嗅覚の消失が新型コロナウイルスの症状の一つであることは、今であれば周知の事実だが、2月の時点ではまだ一般的ではなかった。パニックに陥るのも無理はない。グラントは既に完治し、先月受けた検査で新型コロナウイルスの抗体が検出されたという。
2020年11月12日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)から、アーティストのグラント・レヴィ・ルセロ(Grant Levy-Lucero)とコラボレーションしたレディースカプセルコレクションが登場。2019年7月より発売される。グラント・レヴィ・ルセロは、ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト。日常生活から抽出したアイコン的な要素を、ユーモアたっぷりのタッチで、アンティーク調のセラミックにペイントする作品で知られている。アクネ ストゥディオズとのコラボレーションでは、代表作である洗剤のパッケージシリーズから、今回のカプセルコレクションのためだけに3つの新作を制作。この作品を布パッチとして縫い付けたウェアや、スクリーンプリントしたバッグなどを展開する。販売されるアイテムは、半袖Tシャツ、長袖のTシャツドレス、スウェット、パーカーなどのジャージアイテム、ストライプ柄のコットンポプリンシャツなど。「1996」のデニムパンツや、ビッグシルエットのデニムジャケット、レザージャケット、フード付きパファージャケットなども用意されている。その他、アイコニックな「Musubi」バッグ、「Manhattan」スニーカー、シルクスカーフ、キーリング、ブローチなどの小物類も取り揃える。【詳細】アクネ ストゥディオズ×グラント・レヴィ・ルセロ カプセルコレクション発売時期:2019年7月販売店舗:アクネ ストゥディオズ直営店、公式オンラインストアアイテム例:・ベンガルストライプシャツ 62,640円・オーバーサイズフーディー 44,280円・スモールレザーバッグ 140,400円【問い合わせ先】アクネ ストゥディオズ アオヤマTEL:03-6418-9923
2019年08月01日憎めないダメ男をチャーミングに演じさせたら天下一品!世界中の女性たちを魅了し続ける永遠の二枚目俳優、ヒュー・グラント(57)が、映画『パディントン2』(公開中)で、8年ぶり7度目の来日を果たした。ヒューに日本の印象を聞くと、こんなブラック・ジョークが飛び出した。 「僕はフグに夢中なんだ。昨夜はフグを食べたよ。シェフに聞いたんだけど、フグの毒を摂取すると人間は数時間で苦しみながら死ぬらしいね?僕はロンドンに何人か殺したい人間がいるから、フグの毒を持って帰れないだろうかと考えているんだ」(ヒュー・以下同) 『パディントン2』でヒューが演じるのは、若いころは有名だったが、今は落ち目のローカル俳優、フェニックス・ブキャナン。変装の名人でもあるため、騎士、尼僧などの七変化も披露している。歌って踊るチャーミングな悪役という新境地を開拓したヒューが、本誌インタビューに答えてくれた! 【Q】本作のスタッフから“落ち目のスター、フェニックス・ブキャナンを演じてほしい”と言われたとき、どう思いましたか? 「大いに傷ついたよ。でも1作目が大好きで、興味深い役だからオファーを受けたんだ」 【Q】ブキャナンは変装の魔術師という設定だけに、劇中、犬の着ぐるみから美貌の尼僧まで、バラエティに富んだ変装を披露しています。楽しんで演じることができましたか? 「僕は楽しんで演じるという気持ちが一切なくて。すべてがうまくいって作品が完成した後、劇場で観客が楽しんでくれたときに初めて喜びを感じるんだ。特にコメディは受けるかどうか不安だし、撮影現場はすごく寒いときだってあるからね」 【Q】ミュージカル・シーンも素晴らしかったです 「ありがとう。歌とダンスのトレーニングは数週間行ったんだ。昔は自分が歌ったり踊ったりすることが嫌いだったけど、いまは年のせいか好きになって。往年のMGMミュージカル映画みたいに、歌って踊って人を楽しませるってシンプルだけど素敵なことだなと思えるようになったよ」 【Q】ミュージカル・シーンでピンクのひらひらの衣装を着ているあなたが新鮮でした。プライベートでピンクを着ることはないですよね? 「まぁ、ないね。これからはピンクを取り入れてみようと思っているけど。’70年代はピンク色の服を持っていたよ。14歳ぐらいのころかな」 【Q】イギリスの国民的キャラクターである、パディントンとの思い出を教えてください 「子どものころ、母親がパディントンの絵本の読み聞かせをしてくれた。そのせいで、いまもパディントンの話を聞かないと眠れないんだ!」 【Q】最後に、映画『パディントン2』の見どころは? 「僕はすごく感動した。僕と同じくらい笑って感動してくれるとうれしいね」 『パディントン2』ジャパンプレミアでは、吹き替えを担当した斎藤工と対面。斎藤に出演作品選びの悩みを相談されると、ヒューは「年を重ねて劣化すれば、面白いやりがいのある役が舞い込んでくるよ」。ユーモアあふれる回答で返した。
2018年01月26日マイケル・ボンドによるロングセラー児童文学の実写映画第2弾『パディントン2』(公開中)で、チャーミングな悪役を演じたヒュー・グラントが来日。ヒューが演じたのは、心優しい紳士のクマ・パディントンを罠にかけようとする落ちぶれた俳優ブキャナン役だ。今回も抜群のコメディ・センスで、観る者を爆笑の渦へと巻き込むヒューに単独インタビュー。ユニークな撮影秘話を聞いていくと、仕事への向き合い方から、今抱える心の葛藤に至るまで赤裸々に明かしてくれた。○■子供の頃から身近なパディントンへの思い本シリーズは、ペルーのジャングルから大都会ロンドンにやってきた小さな紳士のクマ、パディントンの冒険を描くハートウォーミングなストーリー。ヒュー自身も生粋のロンドン生まれで、パディントンに対しては特別な思い入れがあった。「『パディントン』は、イギリス人にとってはいっしょに育ってきたアイコンのような存在だ。僕も小さい頃、よく母親に読み聞かせをしてもらったよ。僕だけではなく、みんなにとっても大好きなキャラクターで、イギリス人にとっては生活の一部になっている存在なんじゃないかな。だからこそ1作目が映画化されると聞いた時、万が一、質の悪い作品になったらどうしようと思っていたけど、完成版を観たらすごく面白かった。実際に、原作者のマイケル・ボンドもすごく大好きと言っていたそうだから本当に良かったと思う」変装の名人であるブキャナンは、騎士、尼僧、ハゲ男と、愉快な七変化をしていく。スキンヘッドのウィッグについてはヒュー自身が提案したそうだ。「あのウィッグはかぶるとすごくかゆかったよ(苦笑)。でも、我ながらイケてると思った。お気に入りの変装は尼僧かな?」○■見せ場のアクションシーンの裏話劇中でヒューは走る列車上で、パディントンと共にドキドキハラハラのアクションを繰り広げる。この見せ場のシーンについての裏話も興味深い。「あのシーンはポール・キング監督から『ちょっと変更を加えたい』と言われ、すべて撮り終えた後でもう1回撮り直したんだ。しかも電車の上を歩くくだりで、1カットだけ僕ではなくアバターが演じているシーンがある。僕の身体を全身スキャンして作ったデジタル版のアバターを使ったが、彼はけっこう良い演技をしているよ。今後は、代役をお願いできるかもね(笑)」誰に対しても思いやりをもって接するパディントンは、とても愛らしい紳士の中の紳士だ。「やはりパディントンを育てたルーシーおばさんの哲学が素晴らしいと思う。親切で心優しくあれば、世の中はより良い場所になるということだ。特に世知辛い今の時代、我々が受け取るべきメッセージなんじゃないかな」“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントのパブリックイメージは、ウィットに富んだ楽しいイケメン俳優だが、パディントン並みに気配りのきく英国紳士でもある。今回彼は、『ノッティングヒルの恋人』(99)以来、約20年ぶりに共演したヒュー・ボネヴィルと一緒に来日したが、プレミアでは彼との爆笑共演話を披露し、ボンドの存在もちゃんとアピールしていた。○■パニック障害の恐怖と付き合い方ギャラリーの前では常に笑顔を絶やさないヒューだが、ある時、パニック障害に陥ったことが報じられ、それ以降は出演作も減らしてきた。「新しい年となり、僕は頑張っているけど、全然光が見えなくて。いつも恐怖心を感じながら仕事をしているよ」と告白したヒュー表情は穏やかだったが、その内容はいつになくシリアスだった。「ちょうど『ノッティングヒルの恋人』の撮影中、パニックになってしまった。汗をかくわ、台詞を忘れてしまうわ、演技が突然できなくなるわで、自分自身、申し訳ないやら恥ずかしいやらで本当にショックだった。それからは撮影中、1~3回くらいは必ずパニック障害に陥ってしまう。そうなると、共演者やスタッフはもちろん、家族などみんなに心配や迷惑をかけてしまうことになる。困ったことに、そうなるんじゃないかという恐怖心がより一層拍車をかけてしまう。毎回克服できるんじゃないかと思ってはいるんだけど、なかなかそうもいかなくて」心の葛藤を吐露したヒューは、聞き手である私の心のざわめきを察知したのか、こう続けた。「とはいえ、以前よりは随分上手く病気とつき合えるようになってきた。これをやれば大丈夫、ということを学ぶようになってきたんだ。たとえば、朝ランニングをするとすごくコンディションが良くなったりするよ」私は続ける言葉を探しつつ「ファンからの応援は励みになったりしますか?」と尋ねると、ヒューは「もちろん。それはうれしいことだよ」と柔和な表情を見せてくれて少しほっとした。○■作品選びのポイント数多くの作品で映画ファンを魅了してきたヒューに、作品選びのポイントについても聞いてみた。「まずは自分ができるかどうか、及第点に少しでも近づけるだろうかと考えてみるんだ。実際にどうなるかわからないからね」とやはり慎重派だ。特に意識して選んでいるのは、娯楽性のある作品だと言う。「僕はいつも不安でいっぱいで、苦しみながら映画を作っている。そんなに苦労して演じた作品が、誰にも観られないような作品だと悲しいでしょ。だから芸術性だけで出演を決めるということはしない。もちろん出会いあってのものだけど」ちなみに『パディントン2』は、自身の出演作の中でも最高の1本だと公言した。「本当に自分が誇らしく思っている作品なので、心から観てほしいと思う。僕のファンのみなさんも、そうでない日本のみなさんも楽しんでもらえるとうれしい」■プロフィールヒュー・グラント1960年9月9日生まれ、イギリス・ロンドン出身。『モーリス』(87)でベネチア映画祭、主演男優賞を受賞し注目を集める。『フォー・ウェディング』(94)でアカデミーにノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞を受賞。その後『ノッティングヒルの恋人』(99)や『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどに出演し、“ラブコメの帝王”と呼ばれる。近作は『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(16)など。(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
2018年01月23日俳優のヒュー・グラントが1月16日(火)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『パディントン2』ジャパンプレミア&舞台挨拶に共演者のヒュー・ボネヴィル、日本語吹き替え版声優を務めた三戸なつめ、斎藤工と共に出席した。グラントは「長年自分の作品を応援していただいて感謝しています」と笑顔を見せると「いままで出演した作品のなかでベストだと思いました」と最新作に自信をのぞかせた。■ヒュー・グラント、8年ぶり7度目の来日!本作は、世界40か国以上で翻訳されているイギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾。ジャングルの奥地からロンドンにやってきたパディントンは、親切なブラウン一家に囲まれ、楽しい暮らしを満喫していたが、ある事件に巻き込まれ逮捕、投獄されてしまう…。映画『噂のモーガン夫妻』以来、約8年ぶり7度目の来日となったグラントさんは、ボネヴィルさんや、斎藤さんたちとレッドカーペットイベントに訪れた約150人の観客に対して、気軽にサインや写真撮影に応じるなどのファンサービスを実施。■『パディントン』はファミリー映画の『ゴッドファーザー』に!舞台挨拶でもグラントさん&ボネヴィルさんは、客席から登場すると、大歓声のなか、気軽にファンの声援に応じ、笑顔で登壇。グラントさんは、本作で演じたブキャナンについて「脚本を送ってもらったとき、ポール・キング監督から手紙をもらったんだ。そこには『かつて有名な俳優だったけれど、落ちぶれて苦々しい自己愛に溢れる人物を登場させようと思っているのだけれど、君にぴったりだよね』と書かれていて…傷ついたな」とのしょんぼりした顔を見せて客席を笑わせていた。一方のボネヴィルさんは、前作に続いて、パディントンがお世話になるブラウン一家の大黒柱を演じているが「非常にナーバスかつワクワクした気持ちでした」と語ると「(原作者の)マイケル・ボンドさんのお墨付きをいただけたというワクワクした思いと、セカンドアルバムシンドロームという言葉がありますが、2作目というのはうまくいかないというナーバスな気持ちが入り混じった感覚でした」と率直な思いを述べる。それでも「ファミリー映画の『ゴッドファーザー』シリーズのようになれば」と期待を込めていた。■斎藤工、グラントさんに質問攻め!グラントさん演じるブキャナンの声を担当した斎藤さんは、グラントさん、ボネヴィルさんを目の前にすると「映画ファンとして、Wヒュー様の隣に立ててよかった」と笑顔をみせる。続けて「(グラントさんの吹き替えに)僕でいいのかなと思いました。グラントさんの近年のコメディラインを含めた、演技の振り幅に興味を持っているんです」と興味津々の様子でグラントさんを質問攻めに。そんな斎藤さんの問いかけにグラントさんは「年を重ねて醜くなれば、やりがいのある役は舞い込んできますよ」とアドバイスしていた。『パディントン2』は1月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月16日俳優のヒュー・グラント(57)に第5子が誕生するようだ。ヒューの恋人であるスウェーデン人テレビプレゼンターのアンナ・エバースタイン(39)が目撃されたことで明らかになった。ヒュー・グラント(C)BANG Media Internationalヒューとアンナの間には、すでに5歳の息子ジョン君と2歳の娘がおり、2人にとっては第3子。元恋人ティンラン・ホンとの間に6歳の娘と4歳の息子を持つヒューにとっては5人目の子供となる。ヒューとアンナは未だコメントを発表していないものの、アンナの母親がスウェーデンのアフトンブラーデ紙に「もう一人孫ができるなんてとても嬉しいです。出産予定日はもうすぐです」と話している。2人は7日に開かれたゴールデン・グローブ賞に出席しており、その際アンナはゆったりとしたブラックのトップスにブラックのブレザーを合わせ、お腹の曲線はあらわにはしていなかったものの、その膨らみが見て取れた。(C)BANG Media International
2018年01月11日ヒュー・グラントの恋人アンナ・エバースタインが第3子を妊娠したという。「Evening Standard」紙によれば、ヒューからの発表はないが、アンナの母が地元スウェーデンの新聞社に「孫がもう1人増えるなんてうれしいわ。出産時期は割とすぐなのよ」と語ったそうだ。先日、ゴールデングローブ賞授賞式にヒューとともに出席したアンナのお腹は確かに膨らんでいた。ヒューとスウェーデン出身でテレビプロデューサーのアンナの間には、すでに2012年誕生のジョンくん、2015年誕生の女児(名前非公開)の2人の子どもがいる。ヒューが57歳で再びパパになることにも驚きだが、さらに驚くのはヒューがこの7年間で子どもを5人ももうけているという点だ。ヒューにとっての第1子は、元恋人のティンラン・フォンが2011年に産んだタビサちゃん。ティンランは2013年にもヒューの子どもフェリックスくんを出産した。ティンランが2人を産んだ2011年から2013年の間に、現在のヒューのパートナーであるアンナが2012年にジョンくんを出産している。なかなか複雑な男女関係がうかがえるが、アンナがヒューとの第3子を妊娠しているいま、2人の関係は安定していそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年01月10日「グラントリート キレイのフローラ」が新発売2017年10月3日、ポーラから、ビフィズス菌・乳酸菌利用食品「グラントリート キレイのフローラ」が発売される。グラントリート キレイのフローラは、15種類の乳酸菌や、4種類のビフィズス菌、8種類の食物繊維などを配合。口溶けが良いため、水なしでも、手軽に摂取することができる。フルーツ&ハーブヨーグルトの味わいは、毎日続けたくなる美味しさだ。1袋当たりの内容量は1.5g。60袋入りが7,344円(税込み)、180袋入りが20,520円(税込み)。百貨店を除く、全国のポーラショップなどで販売する。キレイをサポートするポーラのサプリメントポーラには、進化型ビタミンCを1,000mg配合した「リポタイプC」や、コラーゲン、植物プラセンタ、鉄、エラスチンなど、女性にとって嬉しい美容成分が詰まっている「インナーリフティア コラーゲン&プラセンタ」など、オリジナルの美容健康食品が多くある。中でも、ポーラ最高峰ブランド「B.A」から生まれたサプリメント「B.A ザ タブレット」は、身体の内側から徹底的にアプローチ。続けるたびに、キレイを実感することができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※ポーラ
2017年09月02日「THE FLASH/フラッシュ」でフラッシュ&バリー・アレンを演じているグラント・ガスティンが婚約を発表した。グラントは昨日(現地時間)、インスタグラムに恋人のL.A.トーマさんとビーチで撮った自撮り写真をアップ。グラントの首に腕を絡めるトーマさんの薬指には、大粒のダイヤモンドの指輪がキラリと光っている。写真だけでコメントは掲載しなかったものの、それが婚約指輪であることは明らか。また、数時間前には彼女とバスケ観戦をした写真も掲載し、そこには「婚約者と一緒に」とコメントが添えられている。このハッピーなニュースに、ファンからはもちろんのこと、映画『Krystal』で共演したフェリシティ・ハフマン、「THE FLASH/フラッシュ」の共演者キャンディス・パットン(アイリス・ウェスト役)、ブランドン・ラウス(レイ・パーマー役)、メリッサ・ブノワ(カーラ・ダンバース)らから祝福メッセージが贈られた。グラントとトーマさんは、今年1月に交際1周年を迎えたことを、それぞれのインスタグラムのアカウントで報告していた。(Hiromi Kaku)
2017年05月01日10月25日(火)より開催される第29回東京国際映画祭のオープニング作品に決定し、主演のメリル・ストリープとヒュー・グラントがそろって来日することでも話題を呼んでいる『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。このほど、待望の予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。“伝説の歌姫”といわれたソプラノ歌手の実話を、メリル・ストリープとヒュー・グラントの豪華タッグで映画化した本作。『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』などで知られる名匠スティーヴン・フリアーズが監督を務め、現代最高峰の名女優メリルと“ラブコメの帝王”ヒューが初共演で夫婦役を演じる。そんな本作から解禁となった予告編では、『イントゥ・ザ・ウッズ』『マンマ・ミーア!』などで美声を披露し、“歌ウマ女優”として知られるメリルのまさかのオンチな歌声が!歌唱力に致命的な欠陥があるにも関わらず、ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンス。そんな愛する妻に夢を見続けさせるため、お人好しのピアニストを雇ったり、批評家たちを買収したりと日々奔走する夫のシンクレア。やがて、フローレンスの夢は、音楽の殿堂であるN.Y.カーネギーホールで歌うことへと膨らんでいく…!持病を抱えながらも、音楽へ無償の愛を注ぎ、決して夢を諦めないフローレンスと、そんな彼女を献身的に支え続けるシンクレア。夫婦が目指した夢のコンサートは、果たして成功するのか?笑いと涙に包まれたメリルとヒューの豪華タッグに、胸が高鳴る予告編となっている。すでに海外メディアからは絶賛の声が相次ぎ、米映画批評サイトの「Rotten Tomatoes」では93%のフレッシュ(好評価)を獲得している本作。N.Y.の伝説、異色の歌姫マダム・フローレンス実話を、まずはこちらからご覧あれ。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月08日女優メリル・ストリープと俳優ヒュー・グラントが初共演する映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(原題『FLORENCE FOSTER JENKINS』)が12月1日に日本公開されることが22日、明らかになった。また、10月25日より開催される第29回東京国際映画祭のオープニング作品にも決定し、2人が来日することも発表された。本作は、歌手だった故フローレンス・フォスター・ジェンキンスさんの実話を描く物語。社交界のトップだった彼女は1944年、米国・ニューヨークのカーネギーホールで伝説として語り継がれる一夜を繰り広げた。尽きない財産と愛を、夫のシンクレアと夢見るソプラノ歌手への道にささげるフローレンス。シンクレアは彼女の致命的な欠陥を持つ歌唱力に気付きつつ、マスコミを買収するなどして夢を見させ続けた。そんな中、フローレンスがカーネギーホールでのコンサートを希望し、笑いと涙の公演の幕があがる。『マンマ・ミーア!』(08)などで歌のうまい女優として知られるメリルが演じるのが、この音痴のフローレンス。"ラブコメの帝王"とも言われるヒューと夫婦役となる。メガホンを取るのは、『クィーン』(06)でヘレン・ミレンにオスカーを、『あなたを抱きしめる日まで』(13)でジュディ・デンチに同賞ノミネートを、それぞれもたらしてきたスティーブン・フリアーズ監督だ。初共演の2人は、本作がオープニング作品として選ばれた第29回東京国際映画祭でプロモーションを敢行。メリルは、『イントゥ・ザ・ウッズ』(15)以来1年ぶり、ヒューは『噂のモーガン夫妻』(10)以来6年ぶりで、両者とも7度目の来日となる。2人は、オープニング作品への選出に喜びを表しながら、「美しい街並みや芸術、おいしい食文化と、これまでも素晴らしい経験をさせてくれた日本を再び訪れて日本の皆さんにお会いできることをとても楽しみ」(メリル)、「また日本を訪れることができることがとても楽しみです。日本では常に楽しい時間を過ごしてきましたから」(ヒュー)と口をそろえて期待を語っている。(C)2016 Pathe Productions Limited. All Rights Reserved
2016年08月23日『ラブ・アクチュアリー』『ブリジット・ジョーンズの日記』など数々のラブコメに出演してきたヒュー・グラント。そんな彼が51歳で「ラブコメ卒業宣言」し、ここ最近は精力的にいままでにない役柄に挑んできている。中でも新境地ともいえる作品『Re:LIFE~リライフ~』。自身の人生に迷いながらも、自分自身を見つめ直す自分探しの感動ドラマに挑戦したヒューのコメントがシネマカフェに到着した。アカデミー賞「脚本賞」を受賞し、名声を手に入れたキース(ヒュー・グラント)。しかし、それから15年もの間、全くヒット作に恵まれない。妻にも逃げられ、一人息子とも会えず、ついには元気すら止められてしまう。仕方なくエージェントから紹介された、NY北部の田舎町ビンガムトン大学のシナリオコースの講師を引き受けるのだが――。『トゥー・ウィークス・ノーティス』『ラブソングができるまで』『噂のモーガン夫妻』とマーク・ローレンス監督とは4度目のタッグを組むヒューは、今回ハリウッドのトップから転落し、大学の講師を始める脚本家の役柄で、失敗を繰り返しながら、人生をやり直そうと奮闘する男、キースを熱演。人間は生まれつきの才能が全てで、教師なんて無駄な仕事だと思い込んでいたキースが学びの中で成長していく生徒たちを目の当たりにして教える喜びとポジティブに生きる事の素晴らしに目覚めていく様を、繊細でかつ情熱的に見事演じきっている。いままでにない役柄に挑んだヒューだが、彼自身も本作に大変思い入れがあるようで「この作品は好きだよ」と公言しているほど。また、「役を演じるにあたり、特別な準備はしていないよ。監督が書いた脚本に好き勝手な提案していたぐらいだね」と語り、「監督のマークとは本作で4本目のコラボになった。彼の作品はおもしろくて脚本を読んで笑ってしまうし、人を魅了する純真さがある。僕向きの台詞も書いてくれる。この作品が気に入った理由は、物語が何層にも折り重なっているからだ」と気心知れた監督だからこそ完成した作品だということを明かした。ラブコメの印象が強いヒューだが、彼がみせる新たな一面からはきっと、“人生の選択”とは何かを優しく教えてもらえるに違いない。『Re:LIFE~リライフ~』は、11月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月16日“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントが、『ラブソングができるまで』のマーク・ローレンス監督と実に4度目のタッグを組む最新作『Re:LIFE~リライフ~』。今度は落ち目の脚本家を演じたヒューが、アカデミー賞受賞のJ・K・シモンズ、マリサ・トメイとともに人生の“書き直し”を目指して新境地を見せる本作から、予告編が解禁となった。アカデミー賞「脚本賞」を受賞し、名声を手に入れたキース・マイケルズ(ヒュー・グラント)。しかし、それから15年もの間、全くヒット作に恵まれない。妻にも逃げられ、一人息子とも会えず、ついには電気すら止められてしまう!彼は仕方なく、エージェントから紹介された、NY北部の田舎町ビンガムトン大学のシナリオコースの講師を引き受ける。懇親会では酔っ払って女性教授ウェルドン(アリソン・ジャネイ)に暴言を吐き、学生は好みのタイプの女学生カレン(ベラ・ヒースコート)たちを選ぶなど、やりたい放題で、大学の学科長ラーナー(J・K・シモンズ)から何度も忠告を受ける始末。だが、娘を育てながら復学をしたシングルマザーのホリー(マリサ・トメイ)を筆頭に、生徒たちは真剣そのもの。心から映画を愛する彼らの情熱に触れるにつれ、キースの心の中でも何かが変わり始める──。数々のロマンティック・コメディの名作を世に送り出し、世界中の女性の心に切なくも温かな火を灯し続けてきたヒュー・グラント。そんな彼が最新作で演じるのは、ハリウッドのトップから転落し、大学の講師を始めることになった脚本家のキース。共演には、『セッション』の鬼教師役で話題をさらい、本年度アカデミー賞「助演男優賞」を受賞したJ・K・シモンズ。本作では、家族の話をすると30秒で泣いてしまうという前作とは真逆のハートフルな学科長に扮し、笑いと涙を誘う。また、『いとこのビニー』でアカデミー賞「助演女優賞」受賞後、『イン・ザ・ベッドルーム』『レスラー』で2度同賞にノミネートされているマリサ・トメイが、キースに影響を与えるシングルマザーを変わらないキュートで演じている。解禁となった予告編では、ヒューが人生をやり直そうと奮闘する売れない中年の脚本家を熱演し、新境地を開拓。誰もが一度は思う、「人生は書き直せるのか?」「本当にやりたいこととは?」を問いかけ、人とのつながりから大切な人生のシナリオを学んでいく様子を描く、優しく心に響く映像となっている。『Re:LIFE~リライフ~』は11月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月13日『クラウド アトラス』(’12)で芸域を広げたヒュー・グラントが、ヘンリー・カビル&アーミー・ハマーで贈る60年代の人気TVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」映画化作品に出演することが、米エンタメ情報サイト「Hollywood Reporter」の報道で明らかになった。この作品は、国際秘密機関U.N.C.L.E.(アンクル)の諜報員の活躍を描くスパイ・アクション。60年代の人気TVドラマでは、ナポレオン・ソロがボス、ウェイバリーの指令を受け、相棒イリア・クリアキンと共に世界征服を企む謎の組織THRUSH(スラッシュ)と戦うというストーリーで、プレイボーイのソロと真面目な堅物クリアキンという水と油のコンビいう設定。アンクル本部の入口が洋服店の更衣室にあるといった奇抜なアイディアやソロの軽口とクールなイリアとの掛け合いが絶妙で高い人気を得、ドラマのエピソードを再編集した劇場用映画やスピンオフも製作されている。ヒューが演じるのは、英国海軍の諜報部員とのこと。監督は『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー、脚本は多くの作品でリッチー監督とコンビを組んでいるライオネル・ウィグラムがリッチー監督と共著する。撮影は9月からの予定。『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カビルと『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーという、いまをときめく英米のイケメン俳優に加えて、50代になってもいまだチャーミングなヒュー・グラントの登場となれば、この作品、女子のマスト・ウォッチ映画になりそうだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年08月09日来年3月に日本公開予定のトム・ハンクス主演作『クラウド アトラス』にも出演している“稀代の色男”ヒュー・グラントが、新作ロマコメでマーク・ローレンス監督と再びタッグを組むことになった。ローレンス監督とは過去にも『噂のモーガン夫妻』、『トゥー・ウィークス・ノーティス』、『ラブソングができるまで』などの作品で組んできたヒューだが、今回ローレンス監督が手がけるタイトル未定の新作ロマコメ作品に出演する契約を結んだという。本作は、ヒュー扮するハリウッドの脚本家が一時は時代の寵児まで登りつめるものの、10年後には落ちぶれてしまい、生活のために教師の仕事に就くという設定で、その学校に通う子供のシングルマザーに恋をしてしまうというストーリーになるという。■関連作品:クラウド アトラス 2013年3月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年10月24日レディー・ガガが、オノ・ヨーコから平和賞「レノン・オノ・グラント・フォー・ピース賞」を授与された。ガガは、ジョン・レノンと息子ショーン・レノンの誕生日となる9日(現地時間)にアイスランドの首都・レイキャビクで、ゲイやレズビアン、トランスジェンダーなどの権利に対する運動が評価され、同平和賞を受賞した。そのほかにもロシアのプッシー・ライオットや作家の故クリストファー・ヒッチンズら4人が同賞を受賞している。ヨーコは先週5日(現地時間)に発表した声明で、ガガを「現代で最も偉大な生きたアーティストのひとり」であり、ガガのアルバム「ボーン・ディス・ウェイ」は、そのメッセージ性で「世界のメンタル・マップ」を書き換えたと賞賛を送っている。そんなガガは最近、ツイッターで3,000万人以上のフォロワーを獲得した初めてのアーティストとなっている。■関連作品:Machete Kills (原題)
2012年10月10日ヒュー・グラントが21日、7月に廃刊した英国の日曜紙「News of the World」が行っていた盗聴事件についての独立調査委員会の証人喚問に応じた。“メディア王”の異名を持つルパート・マードック氏の傘下にあった「News of the World」紙によって自宅内部の写真や自分の医療記録が許可なく公開されたと話したヒューは、電話の盗聴は一社のみならず「Mail On Sunday」紙も行っていたと証言。2007年、ヒューの恋愛について書かれた記事は、彼の電話での会話を盗聴しなければ書けなかった内容だという。同紙はマードック氏傘下ではなく、特ダネを狙うあまりエスカレートし続けるタブロイド紙の取材体制の実態が浮き彫りになった。同日、誘拐殺人事件の被害者ミリー・ダウラーさん(当時13歳)の両親に対する証人喚問も行われた。両親は「News of the World」紙側によって行われた盗聴の結果、娘が生存していると間違った期待を持つことになったと証言した。著名人を中心に、多くの人々が被害を受けたこの盗聴事件の調査委員会では今後、シエナ・ミラーやスティーヴ・クーガン、歌手のシャーロット・チャーチ、「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングらが証言台に立つ予定だ。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO
2011年11月22日