映画史に残るホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出した『ハロウィン』の続編『ハロウィン KILLS』。この度、母娘役で共演したジュディ・グリアとアンディ・マティチャックのインタビューが到着した。本作では、前作からの強力なスタッフ布陣が再集結したほか、主人公ローリー・ストロード役のジェイミー・リー・カーティス、ローリーの娘カレン役のジュディ・グリア、孫娘アリソン役のアンディ・マティチャックが続投し、三世代でブギーマンに立ち向かっていく。完成した本作について、「私は見ていない」とジュディ。目を覆っていたからだそうで、「そこで何が起こっているかはわかっていて、怖くて、ゾッとしたけれど(笑)」と言いつつ、「でも、ワクワクもしたし、興奮した(笑)」と感想を語る。一方のアンディは「強烈で、混沌としていて、ワイルドで残酷な映画なのかと思った(笑)」と話している。また本作は、前作<『ハロウィン』(’18)>と同じ日という設定。「変化をどのように自然な形で描くかについては話し合いをした」というアンディは、「2018年の映画(の最後)でトラックに乗っていた彼女は、今作で『私が彼を見つけてやる』と立ち上がる。人は、それぞれの形で悲しみに向き合うものだと思う。彼女が今何を乗り越えようとしているのかを、私たちは考えなければいけなかった」とふり返った。母/祖母役のジェイミーとの共演については、ジュディが「彼女はとてもパワフルな人で、強さとエネルギーがある。彼女のことが本当に好き。彼女が近くにいると、怠け者になることはできない。このストーリーをとても大切に思っている」と語ると、「ジュディが今言ったことに全部賛成」とアンディ。続けて「ジェイミーがアイコンと呼ばれるのには理由がある。ジェイミー・リーとしてはもちろんだけれど、ひとりの人間としても、彼女は素敵。彼女を知ることができ、一緒に仕事をすることができてクール」と魅力を述べ、「彼女はどのテイクでも毎回全力を尽くす。すごく真剣。おかげで私たちは良い意味でいつも緊張していて、そこから正直さが生まれた。彼女と仕事をすることで現場にいるみんながより良い仕事をできたと思う」と撮影での姿を明かした。そしてジェイミー自身も、娘・孫娘のカレンとアリソンについて「前作のラストで戦士として覚醒した娘たちは、今やローリーを信じ、彼女と同じ道を歩み始めている。トーチは手渡された」と言う。さらに今回、怯えている様子のアリソンをカレンが抱きしめる新場面写真が到着。一体、母娘に何が起こったのか?気になるカットとなっている。『ハロウィン KILLS』は10月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィンKILLS 2021年10月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©UNIVERSAL STUDIOS
2021年10月16日科学の進歩は病気で苦しむ人にとっては本当にうれしく、ありがたいことに違いありません。今回は、最新の研究によって明らかになったグリア細胞の働きに注目します。この新事実によって私たちはどのような恩恵を受けることができるのでしょうか?睡眠障害とグリア細胞の関係私たちの脳の中には「グリア細胞」と呼ばれる細胞が存在します。これは脳内の神経細胞以外の細胞のことで、脳の免疫の修復などさまざまな働きをしています。文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムの一環として行われたマウスを使った研究によって、このグリア細胞の機能不全が睡眠障害やうつ病にみられる異常行動を引き起こす、ということが判明したそうです。一体どのようなことなのか、研究内容をかみくだきながら少し詳しくみていきたいと思います。マウス実験で判明したこと人間の脳は、主に神経細胞とグリア細胞の2つで構成されていると言われています。数としては、グリア細胞のほうが多いそうですが、この細胞が精神疾患や神経疾患に対してどのような役割を担っているのかについてはわからないことがたくさんあったそうです。そこでグリア細胞を人為的に欠損させたマウスを用いて実験したところ、正常なマウスに比べてうつ病患者に多くみられる入眠からレム睡眠までの時間短縮やレム睡眠時間の延長などが現れたそうです。このことから、グリア細胞の機能不全が睡眠障害やうつ病の症状に似た異常行動を引き起こす可能性を示唆しているとの結論に至ったそうです。新たな抗うつ薬の開発に期待グリア細胞の働きが明らかになったことで今後は、現在の薬よりも副作用の少ない抗うつ薬の開発が期待されています。抗うつ薬の副作用で現在苦しんでいる人には、近い将来、うれしいニュースが届くかもしれませんね!この研究結果は昨年末、アメリカの科学誌 Journal of Neuroscience(ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス)のオンライン版で発表されたそうです。今後、ますます睡眠の研究は進んでいくことは間違いないでしょう。不眠や睡眠障害で苦しむ人達を少しでも助けられるような研究結果が発表されることを楽しみに待ちたいですね。Photo by David Compton
2015年05月06日