限られたスペースをいかにして有効に活用するのかというのは、永遠のテーマですよね。かくいう筆者も、整理収納の分野に関しては頭を抱えることが多いです。さらに知り合いの主婦さん方に聞いてみたところ、収納下手な人は、モノをいつもいろいろな場所に収納してしまう傾向があることも発覚しました。そこで、モノがどこに行ったかわからなくならないための収納ポイントを3つご紹介します。■ 1. 「大まかな収納場所」をあらかじめ決めておく!“だらしがない”から整理収納が苦手だと感じている人も多いのですが、決してそんなことはありません。整理収納が難しいと感じる理由のひとつに、“しっかりと収納しなければならない”という思い込みがあるのだと思います。キッチリとした整理収納を自分で義務づけてしまったら、どんな人でも片付けが億劫になってしまうはずです「○○はどこにしまったっけ?」を解消するには、まずは片付けるための“場所”を大まかでもいいので決めておくことが大切です。そのためには「いつもだいたいこのあたりに収納してあるはず!」という場所をつくることがまず最初のポイントとなります。■ 2. 自分が使いやすいように「グルーピング」していく!大まかな収納場所が決まったら、その次は自分なりの「グルーピング」を設定していきます。グルーピングとは、いわゆる“セット収納”のようなもののことで、仲間同士で収納していくことです。グルーピングは自分の使いやすいように組んでしまってOK。本を例に挙げて説明すると、推理小説、SF小説、恋愛小説……というように分けてもいいし、作者ごとに仕分けするのもあり、ということです。このようにすることで、的を絞って探すことができるようになるため、探し物にかかる時間もストレスも少なくなります。バラバラに収納するとどこかに紛れ込んでしまいがちなものも、まとめて収納すれば簡単に見つけることが可能になります。下の写真は我が家のパントリーで、左のカゴから順にお茶類、だし類、ストック食材、などというようにまとめています。このように、グルーピング収納はリビングはもちろん、キッチン、洗面所など、家じゅうどこでも使える収納方法なんです。家族全員が把握できて、統一性が出せるのもメリットです。■ 3. モノの「仮置き場」をつくる忙しいときなどは“つい使ったまま出しっぱなし”にしてしまうことも多いと思います。実は、それもモノをなくしやすくする行為のひとつ。こういうときのために、「仮置きスペース」をひとつ作っておくのもオススメです。そこが満杯になってしまったら、多少忙しくても腹を決めて片付ける。そういう決まりにしておくとモノを長く使うことができますよ。いかがでしたか?ちょっとした工夫で“モノがどこかに行っちゃった!”という事態は解消されます。皆さんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2018年11月08日なぜだか、人から「グルーピング」されるのは気持ちのいいことではありません。「あなたは◯◯な人だね」って言われて、たとえ「◯◯」にいい意味の言葉が入っていたもしても、結局「あなたは他の◯◯な人と同じだね」っていう意味のことも伝わってしまってるんですよね。だから、言われても複雑であんまり嬉しくない。そんなわけで今回は、10〜20代男子に「女子からされるとなんとなく傷つくグルーピング」について聞いてみました。■草食系男子「あの『草食系男子』って言葉が流行りだしたとき、周りから真っ先にこう呼ばれてたけど、ほんと嬉しくなかった。言われた方からすると、『なよなよしてるねー』とか『ガッツなさそうだねー』とか言われてるのと同じだから」(公務員/23才)草食系男子って言われてる男子って、基本的に外見からしてそれっぽいですよね。大事なのはここで、結局、見た目から中身を判断して、「こういう外見だし、中身もこんななんでしょ?」って伝えてしまっている、ということなんです。それに、草食系って、女子からしたら好意的なイメージがありそうだけど、男子には「草食系=なよなよしている」ってイメージが強いので、想定通りに受け取ってもらえない可能性も。一言で「草食系」と片付けるより、「女子の友達、多そうだね」とか、「共感性高そ〜」とか、グルーピングせずに個別具体的な言葉を使ってあげましょう。■優しい人「自分は女子から『優しそうな人だね』って言われるたびに『そんなやつ五万といるんだよ!』って心の中で毒づいてる」(フリーター/20才)おっしゃるとおり、優しい人なんてめちゃくちゃたくさんいますので、それ自体になんの付加価値もありませんよね。言ってる方も実はそう思ってるはずだし、そして、言われてる方だってそう気づいてます。単に、「優しいね」と褒めるんじゃなく、「〜してくれたとき、すごく優しいって感動しちゃった」と、エピソードを交えて伝えてあげると、他の人と一緒にされてる感がなくていいと思います。■絶対浮気しなさそう「合コンとかで、よく言われるセリフ。『浮気しなさそうですね』って。それって、なんか、いろいろと欠陥を指摘されてる気分になるんだよね。浮気する勇気も実力もなさそうですね、みたいな」(出版/24才)それはちょっと卑屈に受け取りすぎなんじゃないかって思いますけど(笑)。ただ、「危険な男」のちょっとした魅力(浮気すること自体は魅力じゃないけど)みたいなものって、わからなくもないですよね。特に男子はそういうちょいワル感に憧れるからこそ、どうでもいい「昔ワルかった自慢」しちゃうわけですし・・・。誠実そうという意味で言っていても、無難でクソ真面目でつまらない、そう聞こえてしまって、「俺ってそんな平凡な男かよ・・・・・・」と凹んでしまうことはあるのかもしれません。ただ、唐突に言うんじゃなく、「浮気って最悪だよね!」っていう文脈の中でなら、純粋な褒め言葉に受け取ってもらえるでしょう。■いいパパになりそう「彼氏でもないのに、結婚してもいないのに、『いい父親になりそうだよね』って・・・・・・はぁ!!?? 全く意味がわからないんですけど!! 本人は褒めてるつもりで言ってるんだろうけど、意味がわからなすぎて、苦笑いするしかないです」(大学生/22才)(笑)。こういうこと言われてる男子、いますよねー。おそらく、誠実そうとか、そういう意味で褒めてるとは思うんですけど、どうしても「平凡な人だね」感が否めない。オスとしてじゃなくて、家族として見られているっていうのは、恋愛対象外って感じもしそうです。それに「パパ」は少し遠すぎて、言われた方もポカンかもしれませんね。せっかく褒めるなら、同じ系統でも、「いい彼氏になりそう」とか「彼女大切にしそう」とか、リアリティがあって、しかも男子がちょっと期待しちゃうような感じの一言の方が効果的かもしれませんね。■おわりに異性を褒めるなら、「◯◯っぽい」と誰か他人やグループと同じだという形で褒めるのではなくて、「〜が他の人と違くて、いい!」と、差異を強調しながら褒めてあげたいですね。それでこそ、あなたがその彼のことを特別に思っていることの証になるんですから。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年11月26日