チームではウォーミングアップしてから練習するけど、放課後や休みの日に友達と公園に行ってサッカーをするとき、いきなり走り出すのでケガが心配、という親御さんの声も少なくありません。とはいえ「どんなウォーミングアップをすればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回はFC市川ガナーズの上村聡フィジカルトレーナーと安藤克敏アドバイザー・ドクターに協力していただき、すぐにできるウォーミングアップのメニューを紹介します。ケガ予防のために、公園などでサッカーをする時の習慣にしてみてください。また、ウォーミングアップと同じぐらい大事な「クールダウン」についてもお話を伺ったので、ぜひご覧ください。(取材・文:鈴木智之)<<前編:公園でいきなりサッカーをする前の習慣に!楽しみながらできる股関節周りのウォーミングアップ【医師監修記事】インサイドやアウトサイドキックで使う筋肉のウォーミングアップでケガ予防体が硬い初心者にもおすすめ股関節の可動域を広めるストレッチ専用クッション>>身体がしっかりほぐれてないと、サッカーのキックの動きで股関節を痛めたり、インサイド、アウトサイドのキックで捻挫したりすることもあります。シュートの動きでは、骨盤を痛める(骨盤裂離骨折)リスクもあるのだとか。太もももしっかり柔軟性を高めることでケガを予防することができます。繰り返して行い、可動域を向上させましょう!1)インサイドキックやアウトサイドキックで使う筋肉のウォーミングアップ■上村トレーナーによる解説片足立ちになってバランスを取りながら、内側、外側、内側、外側の順番で、足のインサイド、アウトサイドを右手、左手でタッチしていきます。右足で立って一通りやった後は、足を変えて左足で立って行います。リズムよく足にタッチすることと、体が左右に動かずに、正面を向いてすることを心がけましょう。■安藤ドクターによる解説股関節の内旋・外旋の動きを伴うウォーミングアップです。股関節はインサイドキックやインサイドトラップ、アウトサイドトラップなど様々なシーンで使用するので、可動域を拡げることを目的として行います。さらには、骨盤の筋肉付着部が剥がれることで生じる「裂離骨折」の予防も兼ねています。膝から足首までの骨は腓骨と脛骨の2つで構成されているのですが、腓骨の方が長いためにバランスを崩してしまい、内反捻挫が生じやすくなります。あらかじめバランス感覚を体に浸透させておくために、軸足でジャンプする動作も入れています。2)太ももの前側の柔軟性を高めるエクササイズ■上村トレーナーによる解説右足を右手で持ち、後方に引っ張ります。このときに左手を使ってバランスをとり、片足立ちをキープします。軽くジャンプしながら、しっかりと腕を振り、上半身も伸び縮みさせていきます。シュートを打つときの、足を振りかぶるイメージを持ちながらするとやりやすいです。右手で右足を持つパターンが終わったら、左手で左足を持つパターンも行いましょう。各5回ずつが目安です。■安藤ドクターによる解説このウォーミングアップは、実際のキックモーションを取り入れています。太もも周囲にある筋肉(大腿筋膜張筋や大腿二頭筋、大腿四頭筋の一部など)は骨盤に付着しています。サッカーでは、シュートをする動作を契機に、骨盤裂離骨折を起こすことがあります。事前に同じ動作をウォーミングアップメニューに入れておくことで、裂離骨折の予防になります。また上半身も一緒に動かすことで、手などの末端への血流を促すことになります。酸素供給量が増えるので、手足の運動が良好になり、ケガの予防につながると考えられます。ウォーミングアップ全般に言えることですが、冬は気温が低いので、体が温まるまでに時間がかかります。そのため冬はある程度、長めにやったほうがいいでしょう。反対に夏は暑く、すでに血流が回っているので、熱中症予防の観点からも短い時間で済ませるようにしましょう。ここからは、ウォーミングアップと同じぐらい重要な「クールダウン」について、安藤ドクターに解説してもらいましょう。「クールダウンの目的は、運動後の疲労の解消です。運動をすると無酸素状態が続き、疲労物質(最近では乳酸ではなく、水素イオンと言われています)が生成されます。その疲労物質をコントロールしている臓器が腎臓です。水分摂取を行いながらクールダウンや軽いマッサージをすることで、疲労物質を循環させて、腎臓に早く届かせることができます。その結果、運動後の疲労を軽快させることができるのではないかと考えています」ウォーミングアップに目を向ける人は多いですが、クールダウンはおろそかにしてしまいがちです。安藤ドクターは「ゆっくり走るだけでもOKです」と言います。「クールダウンをしないお子さんは多いと思いますが、歩くだけでも、ゴール裏を2往復、ゆっくり走るだけでもいいので、やってみてください。保護者の方ができることとしては、お子さんのふくらはぎや太ももを、心臓の方向に向かってもんであげること。そうすることで疲労物質の循環が早まるので、疲労軽減につながります」体に疲労が残っている状態でサッカーをすると、ケガの原因になります。ウォーミングアップとクールダウンをしっかりして、常に良い状態でピッチに立つことを心がけましょう。ケガなくプレーし続けることが、長い目で見ると上達への近道です。ぜひ今回の記事を参考に、日々の習慣として取り入れてみてください。安藤克敏(あんどう・かつとし)FC市川ガナーズアドバイザー ドクター藤枝東高校出身。愛知医科大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院、大分大学医学部附属病院などを経て、アドバイザードクターに就任。名古屋グランパスエイトU-15出身で、日本クラブユースサッカー選手権大会全国大会、高円宮杯全日本ユースサッカー選手権全国大会の出場経験があり、藤枝東高校時代は第86回全国高校サッカー選手権大会全国大会で準優勝した経歴を持つ。上村聡(かみむら・さとし)FC市川ガナーズフィジカル・アスレティックトレーナー中央大学 法学部 法律学科卒業後、日本鍼灸理療専門学校に進みアスレティックトレーナー学科を卒業。芝学園 中等部 サッカー部 コンディショニングコーチ、FC町田ゼルビア アスレティックトレーナー、専修大学ラグビー部 コンディショニングトレーナーなどを経て現職に。保有資格は日本体育協会公認 アスレティックトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ師、ライフキネティック公認パーソナルトレーナーなど
2021年06月15日サッカーをプレーしている子どもの中には、体の固い子も多いのではないでしょうか。また、保護者の中にも、「うちの子は体がバキバキで硬い」「柔らかくするためのストレッチに興味がある」といった人もいるでしょう。そこでこの記事では、ストレッチの概要から行う際のポイント、さらにはおすすめの道具などについて解説します。ストレッチとはストレッチとは、体の筋を伸ばすために行う柔軟体操のことです。サッカーを行う前にストレッチを行うチームは多いかと思いますが、これは体をほぐし、運動しやすい状態にすることを目的としています。ストレッチは年齢や競技に関係なく行うものです。ストレッチの役割ストレッチには大きく分けて2つの役割があります。ここでは、2つの役割について具体的に解説します。体の柔軟性を高めるストレッチを行うことで、筋をほぐすことができるため、体の柔軟性が高まります。人の体は、日常生活やスポーツなどで同じ動作や同じ姿勢が繰り返されると、筋の柔軟性に偏りができてしまいます。柔軟性に偏りができるということは、動きに制限ができることを意味します。動きに制限がでてしまうとサッカーのプレーにも影響するでしょう。ただし、「おれ体硬いんだよね...」といったお子さんでも継続してストレッチすることで徐々に体が柔らかくなるため、ぜひ取り組んでみてください。体が柔らかくなればパフォーマンス向上も期待できます。けがを予防するストレッチの中でも運動を行う前後に取り組むものは準備運動・整理運動として行われており、けがの予防につながります。例えば、冬の寒い時期は筋肉が収縮しているため伸びが悪くなっており、いきなり動くとけがにつながる恐れがあります。このような時にストレッチすることで、体がほぐれけがのリスクを下げることができます。ストレッチのポイントここでは、ストレッチを行う際の具体的なポイントについて解説します。基本的な部分であるため、ぜひ参考にしてみてください。体のどこが伸びているのか意識するストレッチを行う際は、今取り組んでいるストレッチは体のどの箇所を伸ばしているのか意識しながら行う必要があります。ストレッチの重要性を理解していない人の中には、なんとなくストレッチをしている、周囲の人と同じ姿勢をとっているだけといった人もいるかもしれませんが、これでは全く意味がありません。ストレッチを行うときは、伸びている箇所を意識してみてください。ただし、痛みを感じるくらいまで伸ばすとけがの原因になるため、注意してください。呼吸は止めないストレッチは、ゆっくりと呼吸しながら行いましょう。呼吸を止めると、筋肉がかえって緊張してしまうため、ストレッチの効果が得られません。息をゆっくりと吐きながら対象となる箇所を伸ばし、10〜30秒ほどキープしてみてください。姿勢や骨盤の向きを意識するストレッチを行う際は、正しい姿勢で行うことが重要です。例えば、姿勢に歪みがある状態や骨盤が後傾している状態でのストレッチは十分に体をほぐすことができません。正しい姿勢・正しい骨盤の向きでストレッチを行う場合、サポートしてくれる道具を使用するのも1つの方法です。「フレックスクッション」は、相撲の股割りを参考にして作られたストレッチ用のクッションです。クッションに座ることで自然に骨盤が前傾した状態になるため、正しい姿勢でストレッチが行えます。このような道具の利用も検討してみるといいでしょう。まとめ今回は、ストレッチの概要から役割、行う際のポイントなどについて解説しました。ストレッチはけがの予防はもちろん、柔軟性を高めることでパフォーマンスの向上にもつながります。サポート用の器具などを活用しながら、ぜひストレッチに取り組んでみてください。
2021年06月15日幼稚園に通い始めて間もないときのこと、初めて幼稚園から電話がかかってきました。何かあったのでは……と緊張しながら電話に出ると、予感は的中! 幼稚園でのささいなケガから、歯科医院で思いがけないことが判明した体験をお話しします。 ほんのささいなケガだと思ったのに…「息子くんなのですが、今日お友だちとぶつかってしまって……。床に顔をぶつけてしまって、出血は止まっているのですが、お迎えにきていただけますでしょうか?」。担任の先生からそうお電話があったとき、いろいろなことが頭の中を駆け巡りました。 どこから、どれくらい出血したのか、今も痛がっているのか、ぶつかったお友だちは大丈夫だったのか、お友だちとの間に潜在的にトラブルがあったのかどうか……。私は慌てて幼稚園に向かいました。 前歯のレントゲンを撮ってもらうと…先生に付き添われていた息子は、初めての早退ということもあり緊張した表情をしていました。先生のお話によると、室内でお友だちと遊んでいてぶつかってしまい、転んでしまったとのことでした。喧嘩ではなかったことに胸をなでおろしつつも、血が出ていたという口の中を見ると、歯茎が紫色に腫れていたのでかかりつけの歯科へ。 歯科医ではまず歯が折れていないかチェックをするため、レントゲンを撮りました。幸い、折れてはいなかったのですが、歯医者さんの表情は曇ったまま……。「過剰歯がありますね」と言われて、私はすぐには何のことだかわかりませんでした。 過剰歯発見! しかも2本も!過剰歯というのは、あるべき本数よりも多く歯があることだそう。息子にはそれが2本あるのだと言われてもまだ、「そんなこともあるのだなぁ」としか思っていませんでした。しかし、過剰歯があると他の歯の成長を邪魔してしまうかもしれず、息子の場合はそれを抜くのに手術が必要だと言われて、一気に血の気が引きました。 大きな病院で診てもらうことをすすめられ、後日今度は口腔外科へ。手術は今すぐではなく、永久歯が成長してからでいいと言われました。今現在もまだ手術はしていません。 思いがけない過剰歯にかなり驚いたものの、もし幼稚園でそんなことがなければ息子の過剰歯は見つからず、歯並びが悪くなってしまったり、永久歯が生えにくくなったりということがあったのかもしれないと思うと、これもある意味ラッキーだったのだと今では思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月13日サッカーをする上で気をつけたいのが「ケガ」です。サッカーをするお子さんの場合、足首や股関節、ハムストリングス(太ももの裏側)などを痛めることが多いので、適切なウォーミングアップが必要です。とはいえ「どんなウォーミングアップをすればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回はFC市川ガナーズの上村聡フィジカルトレーナーと安藤克敏アドバイザー・ドクターに協力していただき、すぐにできるウォーミングアップのメニューを紹介します。ケガ予防のために、公園などでサッカーをする時の習慣にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)股関節周りのストレッチはケガ予防だけでなく、プレーの柔軟性にも繋がります体が硬い初心者にもおすすめ股関節の可動域を広めるストレッチ専用クッション>>まずはサッカー動作の基本となる、股関節のストレッチから。可動域を広げることで、プレーに柔軟性が出るとともに、ケガ予防につながります。最近のお子さんは、しゃがみ込む動作、姿勢をすることが減っているので、股関節が固くなっているケースも多いのではないでしょうか。繰り返して行い、可動域を向上させましょう!1)股関節の前側と後ろ側のストレッチ■上村トレーナーによる解説右足を前に伸ばし、左ひざを地面に着いた状態で行います。その状態でボールを体の中心に置き、左足の股関節を伸ばしながら、右足が膝よりも伸びるようにします。その状態でボールを手で転がし、足の周りをぐるぐるさせて、股関節を前後に伸び縮みさせます。このとき、太ももの裏側や股関節のつけ根が伸びていることを感じながら行うのがポイントです。前足がピンと伸びた状態でボールを動かすと、太ももの後ろ側(ハムストリングス)のストレッチになります。さらにその状態で前足(右足)の側をボールが通っていると、股関節のつけ根、左足の太ももの前側が伸びます。この形で10回繰り返し、右足を前にした状態の次は左足を前に変えて、10回行います。■安藤ドクターによる解説これは大腿四頭筋(太ももの前側)とハムストリングスにフォーカスしたトレーニングです。大腿四頭筋の一部とハムストリングスの一部は、骨盤に付着しています。そのため、これらを突然動かすと、筋肉の急な収縮が起こります。その結果、筋肉が骨盤に付着している部分の一部が引き剥かれてしまい、裂離骨折を起こすことがあります。このストレッチは、裂離骨折の予防になると言えるでしょう。また、オスグットシュラッター病(通称:オスグット)も、ひざの曲げ伸ばしで発症・増悪するので、このような動きをウォーミングアップで行うことは、オスグッドの発症や悪化を抑える効果もあると推測します。2)股関節の可動域を向上させるウォーミングアップ■上村トレーナーによる解説相撲の四股のような形で股関節を開き、腰を落とします。その状態でボールを手で転がし、両足とお尻の下を、8の字を描くように動かしていきます。このとき、ひざが内側に入らないように、股関節をしっかりと開きましょう。右回りで出来たら、次は左回りでボールを動かし、両方同じ時間やってみてください。■安藤ドクターによる解説このストレッチは内転筋群を使用しています。内転筋群はインサイドキックで使用する筋肉なので、事前に動かしておくことで、筋肉内の血流が増え、温まることで過伸展にも対応しやすくなり、肉離れの予防になります。また、可動域が広がることで、筋肉や腱などの負担も減るので、ケガにつながりにくくなると言えます。今回の記事では、すぐにできて遊びの要素もあるウォーミングアップのメニュー(ストレッチ)を上村トレーナーに教えてもらいました。ボールを使って行うストレッチなので、楽しみながらできるのではないでしょうか。ゲーム感覚で、ぜひ練習や遊びの前にやってみてください。公園などで遊んでいると「ウォーミングアップなんてめんどくさい」「早くボールを蹴りたい」という気持ちが勝ってしまい、大切なストレッチが疎かになってしまいがちです。しかし、「5分でいいので体のためにウォーミングアップに時間を取りましょう」と安藤ドクターは言っています。「やる気にならない時は、保護者の方が『足首をまわそう』『屈伸をしてみよう』と声をかけてあげてください。1分、2分の手間を惜しんでケガをしてしまうと、結果的に2週間、ひどいと数ヶ月、サッカーができなくなってしまいますからね」ウォーミングアップをすることは、ケガ予防だけでなく、パフォーマンスアップの効果も期待できるそうです。安藤ドクターは言います。「ウォーミングアップをすると、血液が足先まで流れて、酸素が行き渡ります。その結果、筋肉の動きが良くなるので、プレーの向上に影響があると考えられます」ケガ予防とパフォーマンスアップのためにもウォーミングアップを取り入れて、より良いプレーを目指しましょう!安藤克敏(あんどう・かつとし)FC市川ガナーズアドバイザー ドクター藤枝東高校出身。愛知医科大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院、大分大学医学部附属病院などを経て、アドバイザードクターに就任。名古屋グランパスエイトU-15出身で、日本クラブユースサッカー選手権大会全国大会、高円宮杯全日本ユースサッカー選手権全国大会の出場経験があり、藤枝東高校時代は第86回全国高校サッカー選手権大会全国大会で準優勝した経歴を持つ。上村聡(かみむら・さとし)FC市川ガナーズフィジカル・アスレティックトレーナー中央大学 法学部 法律学科卒業後、日本鍼灸理療専門学校に進みアスレティックトレーナー学科を卒業。芝学園 中等部 サッカー部 コンディショニングコーチ、FC町田ゼルビア アスレティックトレーナー、専修大学ラグビー部 コンディショニングトレーナーなどを経て現職に。保有資格は日本体育協会公認 アスレティックトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ師、ライフキネティック公認パーソナルトレーナーなど
2021年06月03日お子さんの集団生活が始まってケガの心配をしていたママでしたが、ある日とうとうトラブルが起きてしまいました。現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男は1歳のときから保育園に預け、3歳で幼稚園に入りました。長男はお友だちが関わるケガを2回したことがあります。そのときの相手の親の対応や、私の気持ちを含む体験談をご紹介します。 お友だちに噛まれた!集団行動が始まってケガの心配をしていましたが、長男はもともと大人しい性格ということもあり、無茶なことをしてケガをすることはほとんどありませんでした。そんな長男でしたが、1歳で入った保育園でお友だちに手を噛まれてしまう出来事が! 先生のお話では、同い年のお友だちとおもちゃの取り合いをしたときに、相手の子が長男の手を噛んでしまったそうです。保育園の方針で、相手は教えられないとのことでした。 幸いケガ自体は大したことがなく、長男もあまり気にしていなかったので「まぁ、子ども同士だしこういうこともあるなぁ」と思いました。しかし、その数日後、再度同じお友だちに手を噛まれてしまったのです! 噛み癖のあるお友だちどうも噛み癖のあるお友だちがいるようで、正直「また!?」と思いました。「自分の子どもがお友だちにケガをさせられる」ということに慣れておらず、戸惑いも……。それから数日後、園の交流会があり、夫と参加することに。そこで「K君のご両親ですよね?」と話しかけられたのです。 その方たちは長男を噛んだお友だちのご両親でした。基本的には双方の親に伝えないそうですが、「直接謝罪したい」と園に申し入れたそうです。「申し訳ありませんでした」と謝ってくださり、園や家での対応法を説明してくださいました。まさか直接謝罪されるとは思わず驚いてしまいましたが、「ご両親がこれだけきちんとした方たちなら大丈夫だろう」と夫婦で安心。実際にそれ以降、ご両親や先生たちのフォローのおかげか、長男が噛まれることはなく園生活を過ごすことができたのです。 今度はこちらが加害者に!長男が幼稚園に入り、またケガのトラブルが……。今度は長男が鬼ごっこで走っているときに、止まっているお友だちにぶつかってケガをさせてしまったのです。相手の子は大した傷ではないということでしたが、気が気ではありません。先生には「園でのケガは園の責任なので……」ということで相手の親は教えてもらえませんでしたが、長男本人から相手を聞くことができました。 そこで、園でお会いしたときに相手のママに「この前はすみませんでした。大丈夫でしたか?」と謝罪。幸い快く謝罪を受け入れてくださったのでよかったです。 保育園、幼稚園共に「子ども同士のケガは園の責任」というのが基本方針でした。とはいえ、相手から直接、謝罪が聞けてよかったです。同時に、ケガをさせた相手にも謝ることができてよかったと思います。いろいろな状況があるので「ケガをさせたら相手に必ず謝罪すべき!」ではなく、状況に応じて対応していきたいと感じました。 監修/助産師REIKOイラスト/みいの 著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2021年06月03日犬と猫と暮らしている、くうオブアマラー(@yuduki_emi)さん。ある日、愛犬を予防接種に連れていきました。車で待機していると、愛犬はこれから予防接種をされることを察したのか、無の状態になっていたといいます。投稿を見た人たちから「覚悟を決めたようだ」「悟りを開いている…」の声が寄せられた写真がこちら!予防接種待ちで『無』の状態になってるいっぬ pic.twitter.com/Mv9Gyry0AG — くうオブアマラー (@yuduki_emi) May 25, 2021 「何も感じず…何も聞こえず…」というような無の境地に入ってしまった愛犬。一本線のようになってしまった遠くを見つめる目が、なんともいえません!しかし、予防接種が終わると…。表情が一変!パッと笑顔になり、予防接種を乗り越え無敵となったようです。投稿には「差がすごすぎる」「なんて分かりやすい子」「乗り切った感がすごい」などのコメントが寄せられていました。悟りを開いてまでも乗り越えた予防接種。我慢できたことを褒めてあげたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2021年05月26日2020年9月、オーストラリアに住むジュリエットさんは、いつものように愛犬のペギーと散歩に出かけました。そこでペギーが、倒れている小さなカササギを見つけたのです。海外メディア『Metro』によると、カササギはケガをして動けない状態で、ペギーはそんな鳥を心配そうに見ていたといいます。「このカササギを放ってはおけない」と思ったジュリエットさんは、カササギを家に連れて帰ります。そして野生動物の専門家にアドバイスをもらい、自宅でカササギを看病することにしました。 この投稿をInstagramで見る Interspecies friendship(@peggyandmolly)がシェアした投稿 カササギを怖がっていた犬が…?モリーと名付けられたカササギは、予想以上に回復が早く、保護してから1週間後にはすっかり元気になったのだとか。もともとペギーはカササギを怖がっていたため、モリーのことも最初は避けていたのだそう。ところが一緒に暮らすうちに、ペギーとモリーは少しずつ距離を縮めていき、気付いたら大の仲よしになっていました。 この投稿をInstagramで見る Interspecies friendship(@peggyandmolly)がシェアした投稿 ペギーとモリーは毎日一緒に遊んでいます。ボールを取り合ったり、くっついて昼寝をしたり、縁側で並んで日向ぼっこをするのも大好きです。そんな日々を過ごすうちに、驚くべきことが起こります。なんとペギーの体から母乳が出ていたのです。ジュリエットさんがペギーを動物病院に連れて行くと、ペギーは妊娠していませんでした。ぺギーがモリーのことを自分の赤ちゃんのように思っているので、母乳が出始めたようです。 この投稿をInstagramで見る Interspecies friendship(@peggyandmolly)がシェアした投稿 ジュリエットさんはモリーが自然に帰りたくなったらいつでも飛び立てるように、常に窓やドアを開けたままにしているのだそう。またモリーが野生でも生きていけるように、エサとなる虫の捕り方も教えたのだとか。しかし、モリーはどうやら「自分は犬で、ペギーが母親だと思っているようだ」といいます。 この投稿をInstagramで見る Interspecies friendship(@peggyandmolly)がシェアした投稿 ペギーとモリーのInstagramのフォロワーは1万4千人を超え、「なんて美しい友情だ」「この子たちは、愛に見た目やサイズは関係ないと教えてくれる」「見ているだけで幸せになるよ」などの声が寄せられています。犬と鳥という、まったく違う種類の生き物なのに、完璧に心が通じ合っているように見えるペギーとモリー。彼女たちがどんな会話をしているのか、聞いてみたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月10日一番上の娘は1歳半を過ぎたころからイヤイヤ期に突入し、叱られたときなどにかんしゃくを起こして床に倒れ込むことがたびたびありました。しかし、ある日いつものようにかんしゃくを起こした娘が床に倒れ込んだとたん、いつもとは違う激しい泣き声を上げました。「何事!?」と娘を見ると、後頭部のあたりから血が流れ出していたのです! 頭が切れた原因は?かんしゃくを起こして倒れ込むなり、後頭部から血を流していた娘。慌てて抱きあげて確認すると、後頭部が血まみれで出血が止まらず……。「一体なぜ?」と床を見ると、娘が先ほどまで遊んでいたひらがなブロックが落ちていました。 娘は四角いひらがなブロックの角めがけて勢いよく倒れ込み、頭を切ってしまったようです。髪の毛と出血でよく見えないものの、傷はそれなりに深いようで、止まらない出血にパニックになりながら私は娘を抱きかかえていました。 ふと浮かんだ言葉泣き続ける娘を見て思い出したのは、前にアレルギーの血液検査をしたときの医師の言葉。「検査終わったから抱っこしてあげて! 泣いていると血がなかなか止まらないから!」。あのときも確かに娘の泣き声と呼応するように、血液を採取した手の甲から血がしみ出していたのです。 「まず泣き止ませよう」そう思って必死に心を落ち着かせ、娘の背中をぽんぽんしながらやさしく声をかけました。「痛かったね。大丈夫大丈夫。おかあさんがいるよ」。娘は次第に落ち着いて、涙と共に出血も少なくなりました。 どこで診てもらえばいいの?娘の様子も落ち着いたので、濡れたガーゼで血をぬぐっていくと、娘の後頭部には幅1cmほどの傷がありました。ちょうどひらがなブロックの角が刺さった形で、中心部は結構深い傷。血は止まっているものの、素人目にはこのままにしていいものかわかりません。場所が頭だったこともあり、不安になって近所の小児科に電話しましたが、「うちでは縫うような傷は診られません」と断られてしまいました。その後、外科併設の小児科を見つけて電話したものの、話し中で繋がらず……。診察時間が終わりに近づいていたこともあってとりあえず向かってみたのですが、「外科は大人しか診られない」と断られ、総合病院を紹介されました。 自分の備えの足りなさを実感総合病院では比較的すぐに診てもらうことができました。幸い傷は縫うほどではなく、消毒だけで終了。とはいえ、ケガした娘を気にかけながら、行ったことのない病院のはしごはかなり精神的にきつく、家に帰りついたときにはへとへとに。「ケガをしたとき診てもらえる病院」を事前に調べていなかったことを深く後悔しました。 このときの娘のケガはそれほど大したことがなかったものの、もっと大きなケガでこんなふうに病院で診てもらうまでに時間がかかっていたらと思うと本当にぞっとしました。子どものケガは想定外のタイミングで起こるので、きちんと事前に下調べをしておくことが大切なのだとつくづく実感した出来事です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。
2021年04月19日犬を飼うと『狂犬病予防法』に基づいて、居住している市区町村に飼い犬の登録をした上で、毎年1回、狂犬病の予防注射の接種をしなければなりません。漫画家の石原 雄(@K5dbZRmjNe77i5r)さんと暮らしている、柴犬のハルさんも狂犬病の予防注射を行いました。その一連の流れを漫画にし、反響が上がっています。まずは車に乗って移動をするハルさん。まだ予防接種をするとは知らず、ご機嫌なのですが…。ウチの犬の狂犬病予防接種の一連の流れ pic.twitter.com/8jEq0chYlB — 石原 雄 (@K5dbZRmjNe77i5r) March 20, 2021 予防接種の会場に着いて、注射に気付くハルさん。診察の待ち時間は震えが止まりません。検温をされると叫んでしまうハルさんでしたが、注射になると虚無感に襲われたのか、ノーリアクション!帰りはどこか怒っている様子だったとか。投稿には、犬を飼っている人たちから共感の声が寄せられていました。・うちの犬は「帰りたい」と、動物病院のドアを必死に開けようとしていた。・共感しかない!うちの犬もハイパーバイブレーションタイムになります。・床がツルツルなのは、逃げないようにするためなのか…?「痛い注射をするのはちょっとかわいそう…」と思ってしまうかもしれませんが、狂犬病を予防する大事な注射です。注射をした後は、犬と飼い主の心の距離が少し離れてしまうこともありますが、健康のため、ずっと一緒にいるためにも我慢をしてもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月21日インドにある動物保護施設『アニマル・エイド・アンリミテッド・インディア』がメスの子犬を保護しました。まだ生後数週間と見られる子犬は野生動物に頭を噛まれて大ケガをしていたのです。スタッフの姿を見た子犬は必死に起き上がろうとしますが、それすらできません。なぜなら頭の傷がとても深く、傷口からひどい感染症を起こしていたからです。必死に生きようとする子犬子犬は『スプリンクル』と名付けられます。感染症が体に広がっていたためノドまで腫れあがり、頭を動かすことができない状態でした。スタッフは痛み止めと抗生剤を投与して、薬が効くことを祈ります。痛みに耐えながらも一生懸命に食べて生きようとするスプリンクル。兄弟姉妹犬たちはそんな彼女を励ますかのようにそばで見守っています。しかし、それから8日間もスプリンクルは走ることも遊ぶこともできませんでした。心配したスタッフは、最後の望みをかけて、スプリンクルを母犬と兄弟姉妹たちの元に帰すことに決めます。そして2週間後…どうなったかは動画をご覧ください。元気よく兄弟姉妹犬と遊ぶスプリンクル。母犬はまるでお礼をいうようにしっぽを振ってスタッフに近付いてきました。この動画には4千件を超えるコメントが寄せられています。・最初に子犬がしっぽを振っているのを見て号泣してしまった。・ハッピーエンドでよかった。この子の命を救ってくれてありがとう。・この動画を見て、大きくなったら動物を助ける仕事がしたいと思った。保護された時のスプリンクルは危険な状態でした。もし抗生剤が効かなかったら、助かっていなかったそうです。しかし彼女は生きることを諦めませんでした。そして最後はスタッフの懸命な看護と、母犬や兄弟姉妹犬の愛情が奇跡を起こしたのでしょう。尊い命が救われて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月26日わが家には4人子どもがいますが、なかでも5歳の次男は本当にケガが多いです。周りの2人以上子育てをしている人から「2人目はケガが多い」と言うようなことは聞いていたのですが、わが家もそれに当てはまってしまいました。一体どんなところでケガをしてしまったのかお話しします。大晦日に口を4針縫うことに…! 転んで外傷性クモ膜下出血を起こし…!?さらにフローリングで滑り、歯を折る出来事も…頭のケガは完治し後遺症もなかったものの、その後も次男はふとした瞬間によくケガをしました。例えば車の乗り降りで足を滑らせドアの端に額をぶつけて跡が残るほどのケガをしたり、外遊びで転んで鼻の下を切り、痕ができてしまったり。 家の中でもフローリングと畳の継ぎ目でつまずき、顔面から転んで歯を折ってしまったこともありました。幸い乳歯だったため、今は永久歯が無事に生えてくるのを待っている状況です。 うちの第2子のケガが多い原因は、まだ体のバランスが悪いことや上の子のまねをして無茶をすること、親が見きれていないことなどがあると思います。これ以上大きな事故やケガにつながらならないように、できる限りこちらも気を付けて安全に過ごせるようにしていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2021年02月10日■ 前回 のあらすじついに調停離婚を決意したさつ丸。無事に進めることができれば、キュラ子の嘘もすべて封印することができるようになります。なんと、子どもの予防接種も放置していたキュラ子。さつ丸が帰宅する前にすべて隠してしまうので、気づきたくても気づけず…、全額実費は痛い出費となりました。しかし、これだけでは終わらず、キュラ子は他にも隠していることがあったのです。次回へ続くコミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 離婚まで100日のプリン この連載の全話を見る >> 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> 夫婦の危機 この連載の全話を見る >>
2021年02月08日「腰痛」が起こるメカニズムまずは腰痛がどのようにして起こるのか、そのメカニズムについてお伝えしておきましょう。人間の背骨は本来、横から見ると緩やかなS字状の弯曲を描いています。緩やかなS字状の弯曲を描くことで、背骨にかかる荷重や衝撃を分散させることが可能となるのです。しかし、背中を丸めた悪い姿勢をとり続けたり、ヒールの高い靴を履き続けたり、いつも同じ方の肩にバッグをかけていたりなどが原因で、この緩やかなS字状の弯曲に歪みが生じてしまいます。特に腰の部分は重い上半身を支えることになるので、大きな負担がかかってしまいます。その負担が蓄積した結果、腰痛が生じると言われています。出典:byBirth「腰への負担が強くなった状態」とは…「腰に負担がかかった状態」について、具体的にお伝えしていきましょう。先程、「人間の背骨は本来、横から見ると緩やかなS字状の弯曲を描いている」とお伝えしました。具体的には、頚椎が前弯して胸椎が後弯、そして腰椎が前弯した状態です。このS字状の弯曲が崩れてしまうと、腰椎の前弯が過剰になるか弱くなった状態になります。腰椎の前弯が過剰になると、それに伴い骨盤の前傾も強くなります。いわゆる「反り腰」と言われる状態になります。すると、腰椎後部にストレスが加わりやすくなります。逆に腰椎の前弯が弱くなると、骨盤は後傾した状態になります。そうすると腰椎の前方部への負担が増してしまいます。背骨の緩やかなS字状の弯曲を保つには、それを支える筋肉を強化することが必要となります。出典:byBirth「クランチ」や「バックエクステンション」などが腰痛予防エクササイズに適さない理由それでは「背骨を支える筋肉」とは、どの筋肉のことを言うのでしょうか。結論から言うと、「体幹の筋肉」になります。体幹の筋肉には、表層部にあるアウターマッスルと、深層部にあるインナーマッスルの2つのグループに分けられます。「腹直筋」や「外腹斜筋」、「脊柱起立筋」などは前者にあたり、体幹及び骨盤の動きに関与します。一方、後者には「腹横筋」、「内腹斜筋」、そして「多裂筋」といった筋肉が存在し、体幹及び骨盤の安定性に関与します。「腰痛予防」という状況で求められるのは、体幹の安定性です。したがって体幹の安定性を高めるために、腹横筋や内腹斜筋、多裂筋といった筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。このようなことから、「クランチ」や「シットアップ」、「バックエクステンション」などといったエクササイズは、体幹及び骨盤の動きに関与するアウターマッスルを強化するエクササイズとなるため、腰痛予防には適さないと言えるのです。出典:byBirth体幹の安定性を高め、腰痛予防に有効なエクササイズお待たせしました!体幹の安定性を高めることができる、腰痛予防に有効なエクササイズを2つご紹介しましょう。いずれもトレーニングツール不要なので、いつでもどこでもできます!強いて言うならば、床の上で行うのでヨガマットか大きめのバスタオルを用意するぐらいです。では、準備はよろしいでしょうか?(1)プランク出典:byBirth両肘を床に付いた「腕立て」の体勢を作ります。そこから頭から足を結ぶライン(写真赤矢印参照)をまっすぐにした状態を、30~60秒間キープします。30~60秒間を1分程度の休憩を挟みながら、3セット行います。注意すべき点腰が落ちてしまったり、逆に腰を持ち上げ過ぎてしまったりしないようにしましょう。「プランク」に慣れてきたら…出典:byBirthエクササイズに慣れてきたら、上の写真のように、プランクの体勢から片脚を上げる動作を加えた「プランク&ヒップエクステンション」を行ってみましょう。頭から股関節までをまっすぐにキープしたまま、片脚を上げる動作を左右それぞれ10~15回繰り返します。左右それぞれ行ったら、1分程度の休憩を入れて3セット行ってみましょう。股関節の動きを加えることで、体幹部の安定性がより求められるエクササイズです。(2)サイドブリッジ出典:byBirth片肘を床に付いて横向きの体勢となります。このとき、肩の真下に肘が位置するようにします。両膝を直角に曲げて、上から見て、膝と股関節、そして肩を結ぶラインがまっすぐになるようにします。もう一方の手は骨盤横に添えて、床側の膝から肩を結ぶラインが一直線(写真赤矢印参照)となるまで骨盤を持ち上げ、その体勢を30~60秒間キープ。反対側も同じように行います。左右それぞれ30~60秒間を3セット行います。注意すべき点骨盤が床方向に落ちてしまったり、逆に持ち上げ過ぎないようにしましょう。エクササイズ中は、上体を正面に向けるようにしましょう。また、呼吸が止まらないように注意しましょう。「サイドブリッジ」に慣れてきたら…出典:byBirthサイドブリッジに慣れてきたら、この体勢に股関節を外に開く動作を加えた「サイドブリッジ&ヒップアブダクション」というエクササイズにチャレンジしてみましょう。床側の肩から膝を結ぶラインが一直線となった体勢をキープしたまま、股関節を開く動作を左右それぞれ10~15回繰り返します。左右それぞれ10~15回を3セット行いましょう。こちらもやはり、股関節の動きを加えることにより、体幹部の安定性が更に要求されるようになります!エクササイズ効果が感じられない原因出典:byBirth今回は腰痛予防に有効なエクササイズを2つご紹介しました。これらのエクササイズは、最低でも週3回は行うようにしましょう。そうすることで体幹の安定性を高めることができ、腰痛予防につなげることができます!エクササイズを行っても効果が感じられない原因の一つとして、行っているエクササイズが目的に合っていないことが考えられます。どのエクササイズを行うべきかわからない場合や、自分が行っているエクササイズが目的に合ったものなのか確かめたい場合は、トレーナーなど専門家に相談してみるのも手です。目的に合ったエクササイズを選んで行うようにしてくださいね!
2021年02月04日埼玉県杉戸町にある「アシカラ改善院」には、男の子から女の子、さらにはトップアスリートまで、ケガをしてしまった人から、動きの改善を目指す人まで、多くの人が訪れています。院長の染谷学先生は、「足底からこだわり全身改善」をコンセプトに、歩行動作を改善することでケガを予防したり、ケガからの復帰を導くスペシャリストです。「靴の選び方は、動作改善のベースになります」と語る染谷先生に、前回に引き続き、靴の選び方についての詳しい解説をお願いしました。お子さんのケガ予防、パフォーマンスアップのために、正しい知識を手に入れましょう!(取材・文:鈴木智之)ケガを予防しパフォーマンスを上げるためにも正しい靴の選び方が大事(写真はサッカー少年のイメージ)<<オスグッドはひざの曲げ方に問題が。ケガ、痛み予防のために知っておきたい正しい「蹴り方」とは■靴選びで「横幅」も重視しないとひざの痛みの原因に前回の記事では「足のつま先が1センチ余ること」「インソールの中に、小指がしっかり収まること」「かかとが硬いものを選ぶ」という3つのポイントを教えていただきました。「靴を選ぶ際に、いま履いているものが足に合っているかを確認するときは、まず中敷きを外しましょう。のり付けされているものであればビリっとはがして、中敷きを地面に置いて、その上に足を乗せてみてください。そうすると、中敷に対して指がどれぐらい届いているのか、届いていないのか。横幅も外に出ているか、出ていないかがわかります」サッカー少年・少女の履いている靴をチェックすると、横幅の中に足が収まっておらず、小指が靴の中で浮いてしまっている子も多いそうです。「インソール幅に対して、小指が収まっていない子は多いです。その状態だと、小指が持ち上がったまま靴の中に収まっているので、結果としてひざが内側に倒れた状態になります。その状態で激しく動くと、ひざを痛めることやひどい場合は前十字靭帯断裂につながります」さらに、こう続けます。「ひざが内側に倒れないようにしようとすると、ひざを少し曲げなければいけないので、オスグッドになりやすいんです。その状態で無理やり外側に倒そうとすると、捻挫をしやすくなります。自分の意思で足をひねっているような形なので、自分から怪我をするように動いているようなものなのです」■横幅が合わないからといってサイズを上げるのは間違い靴の選び方によって、ケガのリスクが高まるのであれば、無視することはできません。とくに成長期のお子さんの場合、大人以上に意識を向けた方が良さそうです。「靴の中で足の横幅が収まらないと、サイズを大きくしようとする人が多いのですが、1センチ以上大きな靴を履くと、横幅は合うかもしれませんが、今度は靴の中で足が前後にずれてしまいます。デザイン重視で靴を選びたい子には可哀想だと思いますが、サイズと横幅が合わないものは、現時点では履けない靴、足に合わない靴という捉え方をした方がいいと思います」足の横幅が広い人におすすめなのが「3Eや4Eと表記されている靴」だそうです。「横幅を示す『E』という表記があります。3E、4E、スーパーワイド(SW)、エキストラワイド(EW)といったものがあるのですが、ミズノ、アシックスは足幅の広いモデルが発売されていると思います。私のところに来てくれる選手たちには、『日本人の足型データから作っているアシックス、ミズノは合いやすいのではないか』という話はしています。ただし、同じメーカーでもモデルによって異なることもあるので、実際にお店で試着してみてほしいですね」■じつは「かかとの硬さ」がかなり重要前回の記事で「つま先、横幅、かかと」の3つがポイントだとお伝えしました。つま先と横幅には意識を向けやすいですが、かかとについては見落としてしまいがちです。「かかとは骨なので、硬いイメージがあるかもしれませんが、ほとんど筋肉がついていないんですね。かかとの骨を覆っている脂肪はゼリーのように柔らかいので、しっかり覆っていないと流れてしまいます。個人差はありますが、脂肪には2センチ近く厚みがあるので、かかとをしっかり覆うことができればクッションが利きます。そうすれば、かかとが痛くなったり足首を捻ることも少なくなります」自分の足に合った靴を履くことの大切さについて、染谷先生は「3~6歳、就学前のお子さんに対する靴の選び方に、もっと目を向けた方がいいと思います」と述べます。「ドイツでは3歳から就学まで、健康診断をするそうです。そのときに足の形がどうなっているか、重心がどうなっているかなどの検査項目がたくさんあると聞いたことがあります。日本で『子どものファーストシューズをどう選ぶか?』について、目を向けている人は多くはありません。子どもが将来、履きたい靴を履くためにも『足を作る』という視点から靴を選ぶことが大切だと思います」■正しい靴選びで偏平足は防げる就学前のお子さんの靴は「かかとがしっかりと収まるもの」(染谷先生)が良いそうです。「まずはかかとがずれないように、ヒールの部分が硬くなっているものを選びましょう。靴の中で、足の横幅を合わせるのは難しいので、調整がしやすいベルトタイプ(マジックテープ)もおすすめです。サイズが合っていて、かかとがしっかりしている靴を選べば、中でしっかりと指が使え、必要な足の裏のアーチも出来上がっていきます」足の指をしっかりと使えるようになることが、サッカーで良いパフォーマンスをするための第一歩です。どうしても軽くて柔らかい靴を選びたくなってしまうかもしれませんが、かかとが硬くねじれない靴であることも大事です。■ひざを痛めやすい女子選手の脚には特徴がある染谷先生の元には、ひざを痛めた女子サッカー選手もたくさん診療に来るそうです。これまでの診察経験から、彼女たちの特徴は、腿から足首まで太さがあまり変わらない脚なのだそう。これも多くの場合、身体の使い方によるもので、身体を正しく使えるようになると、必要な個所の筋肉は引き締まりメリハリのついた脚になるのだと教えてくれました。「私は女子選手に『筋肉のつき方が綺麗で、立ち方、歩き方がかっこいい選手は魅力的だよね』という話をしています。それこそがケガをしない足なのです。ヨーロッパの女子選手は、スラッとしていて立ち姿が綺麗ですよね」たしかに、国際試合などでピッチに立っている姿を見ていると、その違いは明らかです。「足の指を使うことができて、すねを倒す角度が適切になって......、と人体構造に合った動き方ができてくると、足首が締り、ひざ周りの無駄な肉がとれて、足の形が綺麗になります。結果として、ケガのリスクもなくなります。そうではない選手は、すでにジュニアの年代から、ケガのリスクがある動き方をしています」足に合った靴を選び、人体構造に適した身体の使い方をすることで、ケガのリスクが減少し、パフォーマンスもアップするのであれば、ぜひとも真剣に向き合いたいところです。「日常生活のときに履く靴はもちろんですが、サッカーのときも足に合ってかかとがしっかりしているものを選んでほしいです。そして、つま先とかかとをつかんでひねったときに、ねじれが少ないこともポイントです」<正しい靴選びのポイント全6項目>1.足長(サイズのこと:22.5cmなど)プラス、先端に1cm余裕がある2.横幅があっているインソールから小指がはみ出ない3.かかとのヒールカウンターが硬いもの4.MP関節(歩行時に屈曲する足指付け根の関節)に合わせてどれだけ屈曲するか5.ねじれが硬い6.紐靴でフィット感を調整できる※ヒールカウンターとは、靴のかかと部分に挿入された半円形の芯のこと。 かかとを安定させ、歩行をサポートしたり、靴の成型を担う足を育てるために、自分の足に合った靴を選ぶこと。これはぜひ子どもの頃から、心がけたいことです。それがきっと、お子さんの将来に良い影響を与えるはずです!染谷学(そめや・まなぶ)鹿屋体育大学卒業学生時代は柔道専攻。自身が多くの怪我を経験し、助けてくれた柔道整復師に憧れ治療家になる。柔道整復師として昨年11月末まで都内で整骨院を営む。選手サポートや外部サポート増加に伴い整骨院閉院。『足底からこだわり全身改善』『人間の足底=土壌』を掲げ、現在は埼玉県にアシカラ改善院(自費診療)を構え、一般~プロアスリート迄、老若男女問わず診ている。院の特徴は①1分以内での超短時間施術。②人体構造上正確な起立と歩行指導。【主な活動】オルカ鴨川FCメディカルサポート(2019)都立高校サッカー部メディカルサポート(2017〜現在)アスリートサポート(パーソナル)チーム向けセミナー(インソール講習会、靴の選び方等)
2021年01月25日サッカーに熱中するあまり、ケガを抱えてしまうお子さんは少なくありません。埼玉県杉戸町にある「アシカラ改善院」は、男の子から女の子、さらにはトップアスリートまで、ケガをしてしまい、復帰を目指す人達の駆け込み寺になっています。院長の染谷学先生は、「足底からこだわり全身改善」をコンセプトに、選手のパフォーマンスアップ、ケガからの復帰を導くスペシャリストです。多くのアスリートの指導を行う染谷先生に、お子さんのケガ予防について話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之)子どもたちが悩まされるひざの痛み、オスグッドはどうして起こるのか(写真はサッカー少年のイメージ)■足に問題を抱えている子たちアシカラ改善院を訪れるサッカー少年・少女は、扁平足や成長痛、度重なるねんざ、腰痛、前十字靭帯断裂など、様々なケガや痛みを抱えています。染谷先生は「痛みを抱えている子の他に、走り方や姿勢が気になるという子もいます。うちに来てくれる患者さんの大半に共通しているのが、足に問題を抱えていることですね」と言います。「『頻繁に足首をねんざしてしまう』というお子さんがいますが、それには何らかの原因があります。また、ひざの痛み(オスグッド)の子も多く、サッカーを休むことで痛みがなくなったので、練習に復帰したらまた痛くなってしまった。それを繰り返した上で、『どうにかなりませんか』と、相談しに来ることも多いです」■オスグッドが出なくなる方法成長期のお子さんに多いひざの痛み(オスグッド)。染谷先生は、その原因を「身体の使い方に原因がある場合がほとんど」と考えています。「オスグッドになった患者さんが医療機関を受診したときに言われるのが『ふとももの前部分が硬い』です。四頭筋が硬いからオスグッドになるので、ストレッチをしなさいと言われます。でも私の考えとしては、オスグッドはひざの曲げ方に問題があります」ボールを蹴るときに、子どもに多いケースが、蹴り足を大きく振り上げ、腰が開いた状態でキックする動作です。「その蹴り方をすると、軸足のひざを前に突き出すように曲げるので、軸足のももの筋肉が引っ張られます。そして上体を後ろに反らしながら、ひざだけ前に突っ込む形になるので、ふとももの筋肉が引っ張られます。その結果、膝蓋靭帯(オスグッドの部分)が痛くなるという形です。走り方や動き方、蹴り方を改善すれば、成長痛・オスグッドは出なくなります」■スポーツをするときのベースは「歩く」こと身体のどこかに痛みが出るということは、本来あるべき形が崩れていたり、動作が行われていないことにほかなりません。もしくは偏った動きをすることで、特定部位に耐えきれないほどの負荷がかかり、結果として痛みが発症すると考えられます。「たとえば人間の基本動作であり、スポーツをするときのベースとなる『歩く』こと。私は『すねを前に倒す』という言葉を使っていますが、すねを倒して、歩いたり、走ったりすると、股関節からひざまで、ふとももの長さは変わらないので、筋肉も引っ張られません。そうなると、ふとももの前側が硬くなることはないので、痛みも出なくなります」■靴の選び方が間違っている人が多いではなぜ、多くの人が、身体に負担がかかる(痛みが出る)使い方をしてしまうのでしょうか?染谷先生はその原因が「足にある」と考えているそうです。「動きの悪さのもと、痛みの原因はいろいろあります。個人的に思うのが、靴の選び方が間違っていること。正しい靴の選び方を知らない人が多いと感じています。靴を履いて歩くことに対しての意識が低いと言いますか......」歩く、走るといった日常の動作やスポーツ動作の根幹となるのが足です。人間は両足で立った状態で歩き、走り、ボールを蹴ります。「動きの土台となる『足』が崩れている状態でスポーツをすると、足首やひざ、腰などに影響が出るのは明らかですよね。さらにサッカーのスパイクのような、独特の形状のものを崩れた足で履くので、表現はよくないかもしれませんが、悪い動きしかできないのは当然です」■正しく靴を選べていないと、身体の使い方を教えても身に付かないその考えのもと、染谷先生は選手や保護者に、靴の選び方について説明するそうです。「靴の選び方を教えた上で、身体の使い方を教えていきます。前提条件が整っていないと、歩き方や身体の使い方を教えても、身につかないからです。そして、足の構造を理解させることも重要です。子どもたちに説明するときは、手と足は似た作りになっているよね? と説明します」手も足も指は5本。身体を支えるときに使い、ものをつかむ(握る)こともできます。「手で棒を握るとき、誰しも小指から薬指、中指、人差し指、親指という順で握ります。親指から人差し指、中指と握っていく人はまずいません。小指は力を発揮するときにすごく大切な指で、それは足の小指も同じです」現代の子どもたちは「浮き指」と言って、靴の中で指が浮いてしまい、地面をつかんで立ったり、走ったりすることが十分にできない子が多いそうで、それは大人にも見られる傾向です。「立つときに、5本の指、なかでも小指でしっかりと地面をつかんで立つことができると、重心も安定しますし、サッカーの試合で相手にぶつかられても、ふんばりが効くようになります。その状態は身体のどこかに無駄な力がかかっているわけではないので、ケガをする心配もありません」■正しい靴の選び方染谷先生の「アシカラ改善院」では立ち方や歩き方など、動きの土台からアプローチして、正しい動きを身につけさせていくそうです。それと並行して、正しい靴の選び方やインソールの使用についてもアドバイスを送っています。「正しい靴の選び方としては、足の大きさプラス1センチ。これがベストです。メーカーごとに大きさが違うので、実際に履いてみて、先端に1センチ隙間があるものを選びましょう。そして横幅もポイントです。インソールから横に、小指がはみ出てしまっている靴を履いている子も多いので、インソールにしっかりと足が乗る靴を選びましょう」さらに、こう続けます。「かかとを包んでいる部分も、柔らかいものよりも硬いほうが良いです。かかとを踏んで履くのではなく、靴べらを使わないと入らないような、かかとがしっかりしている靴を選びましょう」<靴選びのポイント>1.足長(サイズのこと:22.5cmなど)プラス、先端に1cm余裕がある2.横幅があっているインソールから小指がはみ出ない3..かかとのヒールカウンターが硬いもの※ヒールカウンターとは、靴のかかと部分に挿入された半円形の芯のこと。 かかとを安定させ、歩行をサポートしたり、靴の成型を担う※後編で正しい靴選びの全項目をご紹介します。染谷先生が教えてくれた靴の選び方は奥が深く、「なるほど、そうだったのか!」と納得するポイントが多数ありました。ということで次回の記事では、さらに詳しい靴の選び方や立ち方、歩き方について、話をうかがっていきます。染谷学(そめや・まなぶ)鹿屋体育大学卒業学生時代は柔道専攻。自身が多くの怪我を経験し、助けてくれた柔道整復師に憧れ治療家になる。柔道整復師として昨年11月末まで都内で整骨院を営む。選手サポートや外部サポート増加に伴い整骨院閉院。『足底からこだわり全身改善』『人間の足底=土壌』を掲げ、現在は埼玉県にアシカラ改善院(自費診療)を構え、一般~プロアスリート迄、老若男女問わず診ている。院の特徴は①1分以内での超短時間施術。②人体構造上正確な起立と歩行指導。【主な活動】オルカ鴨川FCメディカルサポート(2019)都立高校サッカー部メディカルサポート(2017〜現在)アスリートサポート(パーソナル)チーム向けセミナー(インソール講習会、靴の選び方等)
2021年01月18日男性の浮気を疑ってしまうと、何もかもが不安になってしまうというケースがあります。浮気を疑っていることを男性に言う以前に、浮気の前兆を知って対処することが心の平穏につながります。スマホから読み取れる前兆一般的に彼氏が浮気をし始める前などは、行動に変化があることが多いです。特に変化が出やすいのが、スマホの取り扱いになります。男性は基本的に、仕事や友人との連絡は必要最低限で済まそうとする傾向にあります。それなのにスマホを操作する時間が増えた、と言う場合には、継続的に誰かとこまめに連絡をとっている可能性が高いです。また、近づくと不自然にスマホを手放す、画面を下にして置く、トイレやお風呂などにも持っていくなどの行動も浮気の前兆の一つと捉えられます。彼女にマメに連絡することで、浮気の疑いをそらそうとする男性も多いです。デートでの変化デートにも浮気の前兆は出てきます。単純にデートの回数が減った、デートをしていても手を繋いだり、キスをしなくなったと言う場合には怪しんでも良いです。また、お金を使いたがらなくなったというのもその前兆かもしれません。食事に行った時に割り勘が増えたり、無駄遣いが減るなど目的なく節約し始めた時には、他の女性とのデートのためにお金を貯めている可能性があるため注意が必要です。そのほか、デートに誘っても忙しいとアピールしだしたり、デートをしていてもテンションが低い、会える時間帯が変わるなども浮気の前兆と言えます。ファッションから見る前兆男性はファッションに無頓着な人も多いですが、浮気の前兆で急にオシャレになる人もいます。気になる人にかっこいい自分を見せたいと言う心理が働くため、ファッションや小物がオシャレになると言うことは珍しくないです。中には、急に体を鍛え出す人もいます。急にファッションに興味を持ち始めたり、髪型がオシャレになる、好みのファッションが変わるのは、他の女性がアドバイスしているのかもしれません。また、香水をつけ始めるなども大きな変化です。入浴時間が長くなる、新しい下着を欲しがったり、流行に敏感になるなどの行動をし始めた時には、浮気の前兆の可能性があります。男性が浮気をし始めると、様々な点で変化が現れます。その前兆を知ることで、浮気に対処することができます。変化をそのまま放置しておくと、浮気が本気になってしまうこともあるため注意が必要です。前兆が見られ始めたら、カマをかけてみたり、スマホを直接見せてもらうなどの対策をしてみましょう。
2021年01月15日■前回のあらすじキンは欲しがっていたゲームを握りしめて抜鉤に臨みました。このゲームを買ってあげたのは、キンへのご褒美、それだけではありませんでした。キンにゲームを買ってあげたもうひとつの理由、それは…今後子どもがケガをすることがあっても、本人の心の傷に寄り添うことを思い出そう…そう思ったのでした。ここまで読んでくださりありがとうございました!!コミックライター: いくたはな 【同じライターの連載はこちら】 夫のことを泣かせた話 この連載の全話を見る >> いいから黙ってだいてくれ! この連載の全話を見る >> 4人目と5人目の話 この連載の全話を見る >>
2020年11月30日■前回のあらすじ2日経って傷口を確認するも、なんとも微妙なくっつき具合。そこで不安になった私はあの2人に連絡することに…。私も似たようなケガをしたことがある!? しかも縫ってない!? いったいどうやって治したの…!?筆者の体験談です。ケガをした場合は必ず医師の判断を仰いでください。次回へ続くコミックライター: いくたはな 【同じライターの連載はこちら】 夫のことを泣かせた話 この連載の全話を見る >> いいから黙ってだいてくれ! この連載の全話を見る >> 4人目と5人目の話 この連載の全話を見る >>
2020年11月26日ブラジルに暮らすアレッサンドロ・デスコさんは犬が大好き。中でもピットブルが特に好きだという彼は、非営利で動物保護活動をしています。2020年4月、アレッサンドロさんのもとに「森の中にケガをしたピットブルがいる」という電話がありました。現場へ駆けつけると、そこにいたのは目を覆いたくなるほどひどい健康状態のメス犬。なんと犬の額に穴が開いて、腐った傷口に大量の虫が湧いていたのです。顔は腫れあがって目が開けられない状態でした。アレッサンドロさんはその犬を『アテナ』と名付けます。そしてすぐに動物病院へ運び、傷の治療が行われました。海外メディア『Bored Panda』によると、医師たちはアテナを見た時にとても心配になったのだそう。額の傷のひどさだけでなく、彼女の内臓にまで感染症が広がっている恐れがあったからです。もしそうだった場合、アテナが生き延びられる可能性はほぼなかったといいます。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 4月月27日午後3時26分PDTレントゲン検査や超音波検査などを行った結果、幸いなことにアテナの体内に大きなダメージは見つかりませんでした。それはつまり、彼女の回復の希望が見えたということ。しかしアテナが体に負った深い傷と同じくらい、彼女には心の傷を癒すための長い時間が必要と思われました。そんなアテナをいつもそばでサポートしたのは、もちろんアレッサンドロさんです。しばらくは予断を許さない状態が続いたアテナを、彼は毎日明るく励まし続けました。 この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 5月月4日午前11時28分PDT医師たちはアテナを懸命に看護し、アレッサンドロさんは彼女に愛情を注ぎ続けました。そんな周りの人たちの思いにこたえるように、彼女は少しずつ、確実に回復していきます。そして保護されてから約4か月後のアテナの姿がこちらです! この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 8月月14日午後8時18分PDT この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 9月月10日午前12時21分PDT全力でアレッサンドロさんに甘えるアテナの表情は、4か月前と同じ犬と思えないほど幸せそう。心身ともにすっかり元気になったのが分かりますね。アレッサンドロさんは今後はアテナのために里親を募集するつもりだったのだそう。ところが…その予定は変更になったようです。彼はInstagramで「アテナには6匹の兄弟姉妹犬と、2人の兄姉、そして教育熱心な父親と優しい母親ができた」と報告。実はアテナはアレッサンドロさんの家族の一員になったのです。 この投稿をInstagramで見る Luna E Athena Desco(@luna_athena99)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午後1時55分PDT森の中に捨てられ、一時は生死をさまようほどの大ケガをしていたアテナ。今までつらい思いをした分、これからはアレッサンドロさんたちと幸せいっぱいの日々を過ごしていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日2人の息子がいるシューフ(@shuerff)さんは『忘れられない光景』についてTwitterに投稿。反響を呼んでいます。ケガをした弟に兄が…長男が7歳、次男が4歳だった頃のこと。ある日、夕食前に次男が頭から落ちて大ケガをしたことがあったそうです。すぐに救急車を呼び、次男は搬送。長男と義母に家で待機してもらい、投稿者さんも病院に付き添いました。処置が終わり、次男とともに帰宅した投稿者さんは、食卓を見て笑顔とともに涙が出そうになったといいます。次男がいつも座る席の前に置いてあったものは…。次男に救急車呼んだ時のこと思いだした。当時4歳の次男が頭から落ち大量出血して救急搬送、長男(6)と義母が家に残った。夕飯前で、支度は済んでこれから食べようというときだった。処置でかなり時間がかかりやっと帰宅したら、食卓の次男の席には長男が作ったおにぎりが山盛りに置いてあった。— シューフ (@shuerff) September 8, 2020 長男が次男のために作ったおにぎりでした。※写真はイメージ小さな手で握られた不格好な海苔おにぎりが、いつも使っている次男のお皿に、こんもりとのっていたそうです。義母に話を聞くと、長男は自分のご飯を食べずに「次男ちゃん、きっとお腹が空いてる。おにぎりなら大好きだからいっぱい食べれるから」と話し、一生懸命おにぎりを握っていたとのこと。その時の食卓の光景を、投稿者さんは今でも忘れられないとつづっていました。弟を想う兄の優しさに、ネット上でも感動の声が多数寄せられています。・これから仕事なのに目から汗が…。お兄ちゃん優しい。・うちも2歳差兄弟です。今、1歳と3歳でわちゃわちゃしてますが、いつかそんな優しい風景を見たいです。・弟を心配して不安な気持ちや、早く元気になってほしい気持ちがいっぱい込められていたのでしょうね。感動しました。・とても素敵なお子さん達ですね。優しい話に癒されました。ちなみに、次男は頭を2針縫うほどのケガでしたが、帰宅後はケロっとしていて「お兄ちゃんのおにぎりおいしい!」とパクパク食べたそうです。心配していた長男は、弟が元気におにぎりをほおばる姿を見て、さぞかし安心したことでしょう。子供の純粋な愛情を感じるエピソードに、心が洗われますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月11日漫画家のにいち(@niichi021)さんがTwitterに投稿した創作漫画『僕の天使がほっぺを怪我してる』をご紹介します。コンビニでアルバイトをしている男性は、引っ込み思案な性格のいわゆる『陰キャラ』。そんな彼にも、最近気になっている女性の客がいます。ある日、その女性が店にやって来たのですが、いつもと様子が違いました。ケガをした女性客に声をかけてみると…?憧れの女性の頬にケガが!頬はなかなかケガをしにくい場所のため、男性は「誰かから暴力を受けて負った傷ではないか」と考えます。女性のケガを心配して声をかけようとしますが、デリケートな話題に触れていいものかと葛藤。すると、女性がレジへやって来て…!【創作漫画】僕の天使がほっぺを怪我してる(2/2) pic.twitter.com/Wgi0Y7aTTX — にいち@現実もたまには嘘をつく書籍化! (@niichi021) September 6, 2020 男性は、ケガの原因を勘違いして声をかけたことを恥ずかしく思いましたが、女性の反応は意外なものでした。男性の気づかいに対し、女性は「そんなに心配してくださったのはあなたが初めてです」と笑顔で感謝を伝えたのです。その姿に、男性は思わずドキッ!ネット上では、2人の微笑ましいやりとりにキュンキュンする人が続出しました!・この天使は大事なものを盗んだね。そう、彼の心を!・この2人がどうか結ばれますように。・ニャンという勘違い。猫だけにね!・この笑顔、お持ち帰りしてもいいですか…?男性の勇気ある行動をきっかけに、2人の関係は少しだけ動き出したかもしれませんね。そんな男性はもう、陰キャラではなく正義感ある立派な人だといえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年09月08日塗るだけでシワ改善とシミ予防株式会社ナチュラルガーデンは、「白酵 リンクルデュオ」を2020年8月28日に発売した。同製品は、塗るだけでシワ改善とシミ予防ができる薬用シワ改善クリームだ。シワ改善とシミ予防の効果を医薬部外品として承認された有効成分「ナイアシンデュオ(ナイアシンアミド)」と、3つのプラセンタを配合。日本初の組み合わせで肌に直接アプローチする。使い方は、米粒1個分程度を手に取り、目元や口もと等の気になる部分になじませる。いつものスキンケアに1本足すだけで、ハリのもとである「コラーゲン」の生産を促し、今あるシワを改善。シミのもととなる「メラニン」の生成を抑制し、未来のシミやそばかすを予防する。55種の美容成分配合また、肌にハリ・弾力を与える「4種のコラーゲン」「エラスチン」や、うるおいを与える「5種のヒアルロン酸」「6種のハーブエキス」を配合。その他、透明感・ツヤ・保湿・キメ等を与える全55種の美容成分配合により、全方位からアプローチする。さらに、独自技術の「吸着うるおいカプセル」配合。肌の組成に近く、肌表面にしっかり密着。うるおいのベールを形成し、美容成分をキープしてくれる。販売価格は、約1か月分の20g入りで10450円(税込み・送料無料)。62%OFFでお得な定期コースもある。(画像はプレスリリースより)【参考】※ナチュラルガーデンニュースリリース
2020年09月02日海外では、全体練習の前に個々の選手の状態に合わせて行うケガ予防プログラムがあります。いったいどんな事を行っているのでしょうか。イングランドプレミアリーグ、クリスタルパレスFCのトップチームのコーチ、デイブ・レディントン氏に、日本の少年サッカーの現場ではまだ根付いていないその「ケガ予防プログラム」について伺いましたのでご覧ください。(取材・文・写真:末弘健太/BAREFOOT)子どもがケガをした時、保護者が知っておくべきこととは......(写真は少年サッカーのイメージ)<<前編:疲労を可視化してケガを回避、プレミアリーグのトップチームが行うケガ予防とは■個人の状態に合わせたケガ予防プログラム――プロの選手はメイントレーニング前にインジャリー・プリベンション(外傷予防)といって、各自それぞれのケガ予防プログラムを終えてからグランドに出てきますが、これはどのようなものですか?基本的にはストレッチポールやゴムバンド(チューブ)を使ったストレッチやトレーニング、腰や股関節の可動域を広げる運動をします。ハードルを使って腰部を刺激してあげたり、ゴムバンドを使った運動を通して体を温めていきます。また、ゴルフボールを足の裏で転がし、足裏のストレッチにも使いますね。マッサージも受けることができるので、必要な選手はインジャリー・プリベンション中でもマッサージを受けます。――そのメニューは彼らが必要としているものをベースにしているということですよね?そうですね、それぞれの選手によって取り組むメニューは変わってきます。若手の選手はすでにチームで用意されているケガ予防のルーティーンメニューをこなしていくことが多いですが、年齢を重ねるにつれて、より個人に合わせたものになります。そしてそれを習慣化させていき、プレーヤーが無意識でもこれらのメニューに取組めるようになることも実は大切です。プレーヤーは試合前に「これをしろ、あれをしろ」と指示されることを嫌います。このインジャリー・プリベンションが習慣化していれば、細かいプログラムも自分のペースで行うことができます。これらのメニューはスタッフによってアドバイスを受けたりモニタリングはされますが、基本的には個人で行う傾向が強いです。■個人プログラムをこなしてから全体練習――ということは、選手は個人でケガ予防メニューをこなしてから、外に出てチームでのウォームアップをしてボールトレーニングに移るということですよね?ロックダウン前と解除後の今とではウォーミングアップに違いはあるのでしょうか?解除後のウォームアップは非常に軽めでした。というのも、再開後はフィジカルレベルを戻すために多くのサーキットトレーニングや非対人トレーニングを取り入れていたため、ウォームアップがメインセッションの一部に付け足されたというイメージです。ウォームアップからサーキットトレーニングまでずっと対人トレーニングが入らなければ選手にとって刺激が足りず、ただ練習時間を延ばすだけのためになってしまいますからね。従って、やっていること(ウォームアップ内容)自体には大きな変化はなく、時間が短くなったということくらいでしょうか。――チーム再始動後の選手たちの様子はどうでしたか?プレーヤーたちはもちろん新型コロナウイルスを意識しているし、それがもたらすものも認識していますが、とにかく早くプレーを再開したい、自分たちの生活を元のものに戻したいと強く願っていました。以前の彼らはフットボールにコントロールされた環境の中で生活してきました。決められた時間に食事をし、決められた時間に休息していました。それが突然、彼らのルーティーンが取り上げられてしまったのです。もちろんサッカー選手に限らず、多くの人が同じような状況でしょうが、サッカー選手にとっては、それはかなり難しいことです。明らかに普段よりも家で過ごす時間が長かったですが、その期間を楽しめた人もいれば、難しいと感じた人もいました。誰もが同じような経験をしていると思いますが、とにかく全員プレーできることを楽しみにしていました。■子どもがケガをした時親が知っておくべきこと――最後の質問です。U-13の選手がケガをした際に、親が家で選手をサポートするために何かできることはあると思いますか?その質問はアカデミーレベルの視点で聞いているのか、グラスルーツ的な視点で聞いているのかどちらですか?――主にグラスルーツ的な視点で聞いています。難しいですね。はっきり言って専門家の診断次第で、どの様なケガなのか分かっているのであれば、与えられたリハビリプログラムに沿って子どもを(リハビリする上で)サポートしてあげることが重要です。診断されていない場合は、サポートする上で非常に難しいです。 言えることとしては、筋肉の損傷であれば、アイシングをしてあげること、あとは十分に休ませてあげる必要があります。その後に、ケガをして使わなかった期間に強張ってしまった筋肉をストレッチさせ始める必要があります。靭帯のケガであればストレッチではなく周辺の筋肉を強化する必要がありますよね。とはいえ、やはり診断されていない場合は、家庭でのサポートというのはとても難しいです。日本は比較的病院に行きやすい国のようなので、可能であれば子どもがケガをした際には速やかにドクターに診断をしてもらった方が良いと思います。医師の診断を受けるのがむずかしいとしても、少なくとも親は子どもが何をして、どの様にそのケガが起きたのかを知っておく必要はあります。子どものころは痛くても早くプレーに戻りたいと考えてしまうので、保護者としてできることとしては、子どもの様子をしっかりと観察し、無理してプレーしていないか、ということに気づいてあげることです。あとはコーチとしっかりとコミュニケーションをとってケガの治り具合を共有することも大切です。今回は、全体練習の前に個々に合わせて組まれたケガ予防プログラム「インジャリー・プリベンション」というトップレベルの選手の一部の活動をご紹介しました。前編で、低年齢の選手の方が関節が柔らかくて可動域が広くケガのリスクが低いとお伝えしましたが、ケガをせずサッカーを続けるためにも成長期に入ったら身体のケアをし始める必要があります。すぐに完全に同じものを導入するのは難しくても、ケガでサッカーを楽しめない子を増やさないためにも日本も参考にしたいものではないでしょうか。Dave Reddington(デイブ・レディントン)イングランドプレミアリーグ一部、クリスタルパレスのトップチームコーチ。クリスタルパレス、ワトフォードのアカデミーでコーチとしてのキャリアを積みジュニア~ユース年代まで指導。クリスタルパレスU23チームの監督からトップチームのコーチに就任した。BAREFOOT(ベアーフット)はロンドンに本社があるイングランドサッカー留学会社。選手や指導者、サッカービジネス留学などの個人プログラムも充実している一方、チームでのイングランド遠征も手配可能。長くイングランドのサッカー界に携わっていることから、サッカー関連の情報やノウハウ、クラブとの強い繋がりがある。BAREFOOTのホームページはこちら>>個人の状態に合わせたケガ予防プログラム
2020年08月18日子どものサッカーでの心配事の一つがケガ。特に今年は新型コロナウイルスの影響で休校、チーム活動停止が長引いたこともあり、活動再開をしている今もケガの心配をしている保護者は多いでしょう。海外では全体練習の前に個別のケガ予防策をとっているチームもあります。イングランドプレミアリーグ、クリスタルパレスFCのトップチームのコーチ、デイブ・レディントン氏にお話を伺いました。前編では、長期休暇明けの練習のポイントや、選手の疲労チェックなどをお送りします。(取材・文・写真:末弘健太/BAREFOOT)子どもたちには形だけ整えたトレーニングでなく飽きないような工夫をしてあげる方が良いとデイブ氏は言います(写真は少年サッカーのイメージ)■疲労を可視化してケガ予防対策を取っている――日本ではイギリスより早くサッカーが再開され始めましたが、イギリスではどうやって活動が再開されていったのか、他国の施策に興味を持っています。クリスタルパレスのトップチームはどのようにトレーニング強度を高めていったのでしょうか?まず、ロックダウン中は、選手各自にトレーニングプログラムが配られ、そのプログラムを消化していきました。GPSでトラッキングできるようになっていたので、データが毎日アップロードされ、週の終わりには大きなスプレッドシートが送られてきて、選手が何をしたか、どのような状態だったかが把握することができました。チームとして活動を再開する際は、政府のガイドラインに沿って練習を再開していく必要がありました。1ピッチに4人の選手まで入ることができ、3つのグループに分かれていたのですが、 各グループごとに練習時間帯が違うので、2ピッチ、3グループで練習時間帯を変えて練習しました。トレーニング中もソーシャルディスタンシング(2m)を保つ必要があり、最初の3つまたは4つのセッションでは、有酸素運動を多く取り入れて、心肺持久力を高めていく作業となりました。そして、おそらく6回ほどのセッションを経て、ステージ2に移行し、ボディコンタクトを伴うトレーニングが可能になりました。もちろんステージ2に移行する前に政府からその旨の発表がなされています。この時点からトレーニング強度を上げていきました。このような流れは各国同じではないでしょうか。――トレーニング強度を上げる際に、何か基準はあったのでしょうか?決まった基準というものはなく、その選手のケガ歴やロックダウン中の様子などを考慮して決めていきました。なので、チーム全員をそれぞれ見ていく必要があります。トレーニング中、例えばある選手がケガのリスクが高いと判断されます。そうしたらトレーニング中だとしてもその選手をトレーニングから外し、若い選手を入れます。毎朝、プレーヤーはスクイーズテスト(筋肉を圧迫して状態を確かめるテスト)を行い、疲労がどの部分に溜まっているか視覚的に見ることができます。スクイーズテストの結果が低いと、その選手はケガのリスクが高いということになります。その結果を毎朝のミーティングで各スタッフと話し合い、トレーニングプログラムを修正する必要がある場合は都度見直していきます。■形だけのトレーニングより子どもたちの心を刺激するような工夫を――ロックダウン解除後にケガをした選手はいますか?いませんでした。元々ケガをしていた選手がリハビリから何人か戻ってきました。ロックダウン中にケガをしてしまった選手が1名いて、リハビリ用に設定されていたプログラムをしていました。この辺りはこちら側にもコントロールできないので仕方ありません。今のところロックダウン解除後のケガ人は出ていませんが、リーグが再開されると週に3試合あるので、できるだけ多くの選手が試合に出られるような状態にしておくことが大切になります。そのため、それぞれの選手のプレー時間の管理などもしっかりとおこなう必要がありますね。――では、ローカルクラブでも徐々に強度を高めていく必要がありますか?年代によりますね。低年齢の選手の方が関節が柔らかくて可動域が広く、筋肉量も少ないので、いきなり動き始めてもケガをするリスクが低いため、低年齢であればあるほど、通常と同じようなトレーニングをしても問題ないかと思います。カテゴリーが上がるにつれてボールを使ったサーキットトレーニング(俊敏性、アジリティ、技術系トレーニングを組み合わせて短時間で行うメニュー)などを取り入れるなどして、トレーニング強度に気を付けながらフィジカルレベルを元に戻していく必要があります。私が現在指導している選手は全員プロ選手ですのでトレーニングの意図を理解できるし、自分のフィジカルレベルをどこまで引き上げなければいけないかわかっています。低年齢の子どもにサーキットトレーニングをしてもすぐに飽きてしまうと思うので、コーチが工夫をしなければいけません。しかもソーシャルディスタンシングを保つことも忘れてはいけませんからね。私が低年齢のプレーヤーを指導していた頃は、できるだけゴールを設置してシュートを打てるようなトレーニングにしていました。なので、低年齢のプレーヤーには、サーキットトレーニングなどをしてフィジカルレベルを戻すような作業は必要ないかと私は思います。サーキットトレーニング本来の意味も持たせることができないし、子どもも刺激が足りなくなってしまうからです。もちろん低年齢のプレーヤーもサーキットトレーニングをやっても全然良いとは思いますが、私だったら対人トレーニングでないクロスからのシュート練習などから始めます。ただ、ここでも気を付けなければいけないポイントがあります。彼らは長い間サッカーから離れていたので、クロスやシュートなどの筋肉への負荷が一瞬で大きくかかる動作をしていたかどうか、また、その反復回数を見ていく必要がありますよね。同じ選手がずっとクロスを上げていないか、右足でも左足でもやっているか、この辺りはよく見ていく必要があります。こんな時はペアを作らせて、交互に役割を変えていくといいですね。コーチは選手を守るためにこれらのようなことを考えていかなければいけません。日本でもJクラブのドクターが急激に高負荷をかけるとケガのリスクが高まると忠告していますが、プレミアリーグのトップクラブのコーチであるデイブ氏も同様の指摘をしています。休んでいた分を取り返そうとするよりは、飽きずにできるようやる気を刺激してあげるようにしましょう。Dave Reddington(デイブ・レディントン)イングランドプレミアリーグ一部、クリスタルパレスのトップチームコーチ。クリスタルパレス、ワトフォードのアカデミーでコーチとしてのキャリアを積みジュニア~ユース年代まで指導。クリスタルパレスU23チームの監督からトップチームのコーチに就任した。BAREFOOT(ベアーフット)はロンドンに本社があるイングランドサッカー留学会社。選手や指導者、サッカービジネス留学などの個人プログラムも充実している一方、チームでのイングランド遠征も手配可能。長くイングランドのサッカー界に携わっていることから、サッカー関連の情報やノウハウ、クラブとの強い繋がりがある。BAREFOOTのホームページはこちら>>
2020年08月04日幼稚園に通い始めて間もないときのこと。初めて幼稚園から電話がかかってきました。何かあったのでは……と緊張しながら電話に出ると、予感は的中! 幼稚園でのささいなケガから、歯科医院で思いがけないことが判明した体験をお話しします。 ほんのささいなケガだと思ったのに…「息子くんなのですが、今日お友だちとぶつかってしまって……。床に顔をぶつけてしまって、出血は止まっているのですが、お迎えに来ていただけますでしょうか?」。担任の先生からそうお電話があったとき、いろいろなことが頭の中を駆け巡りました。 どこから、どれくらい出血したのか、今も痛がっているのか、ぶつかったお友だちは大丈夫だったのか、お友だちとの間に潜在的にトラブルがあったのかどうか。私は慌てて幼稚園に向かいました。 前歯のレントゲンを撮ってもらうと…先生に付き添われていた息子は、初めての早退ということもあり緊張した表情をしていました。先生のお話によると、室内でお友だちと遊んでいてぶつかってしまい、転んでしまったとのことでした。喧嘩ではなかったことに胸をなでおろしつつも、血が出ていたという口の中を見ると、歯茎が紫色に腫れていたのでかかりつけの歯科へ。 歯科医ではまず歯が折れていないかチェックをするため、レントゲンを撮りました。幸い、折れてはいなかったのですが、歯医者さんの表情は曇ったまま……。「過剰歯がありますね」と言われて、私はすぐには何のことだかわかりませんでした。 過剰歯発見! しかも2本も!過剰歯というのは、あるべき本数よりも多く歯があることだそう。息子にはそれが2本あるのだと言われてもまだ、「そんなこともあるのだなぁ」としか思っていませんでした。しかし、過剰歯があると他の歯の成長を邪魔してしまうかもしれず、息子の場合はそれを抜くのに手術が必要だと言われて、一気に血の気が引きました。 大きな病院で診てもらうことをすすめられ、後日今度は口腔外科へ。手術は今すぐではなく、永久歯が成長してからでいいと言われました。今現在もまだ手術はしていません。 思いがけない過剰歯にかなり驚いたものの、もし幼稚園でそんなことがなければ息子の過剰歯は見つからず、歯並びが悪くなってしまったり、永久歯が生えにくくなったりということがあったのかもしれないと思うと、これもある意味ラッキーだったのだと今では思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年07月04日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男は1歳のときから保育園に預け、3歳で幼稚園に入りました。長男はお友だちが関わるケガを2回したことがあります。そのときの相手の親の対応や、私の気持ちを含む体験談をご紹介します。 お友だちに噛まれた!集団行動が始まってケガの心配をしていましたが、長男はもともと大人しい性格ということもあり、無茶なことをしてケガをすることはほとんどありませんでした。そんな長男でしたが、1歳で入った保育園でお友だちに手を噛まれてしまう出来事が! 先生のお話では、同い年のお友だちとおもちゃの取り合いをしたときに、相手の子が長男の手を噛んでしまったそうです。保育園の方針で、相手は教えられないとのことでした。 幸いケガ自体は大したことがなく、長男もあまり気にしていなかったので「まぁ、子ども同士だしこういうこともあるなぁ」と思いました。しかし、その数日後、再度同じお友だちに手を噛まれてしまったのです! 噛み癖のあるお友だちどうも噛み癖のあるお友だちがいるようで、正直「また!?」と思いました。「自分の子どもがお友だちにケガをさせられる」ということに慣れておらず、戸惑いも……。それから数日後、園の交流会があり、夫と参加することに。そこで「K君のご両親ですよね?」と話しかけられたのです。 その方たちは長男を噛んだお友だちのご両親でした。基本的には双方の親に伝えないそうですが、「直接謝罪したい」と園に申し入れたそうです。「申し訳ありませんでした」と謝ってくださり、園や家での対応法を説明してくださいました。まさか直接謝罪されるとは思わず驚いてしまいましたが、「ご両親がこれだけきちんとした方たちなら大丈夫だろう」と夫婦で安心。実際にそれ以降、ご両親や先生たちのフォローのおかげか、長男が噛まれることはなく園生活を過ごすことができたのです。 今度はこちらが加害者に!長男が幼稚園に入り、またケガのトラブルが……。今度は長男が鬼ごっこで走っているときに、止まっているお友だちにぶつかってケガをさせてしまったのです。相手の子は大した傷ではないということでしたが、気が気ではありません。先生には「園でのケガは園の責任なので……」ということで相手の親は教えてもらえませんでしたが、長男本人から相手を聞くことができました。 そこで、園でお会いしたときに相手のママに「この前はすみませんでした。大丈夫でしたか?」と謝罪。幸い快く謝罪を受け入れてくださったのでよかったです。 保育園、幼稚園共に「子ども同士のケガは園の責任」というのが基本方針でした。とはいえ、相手から直接、謝罪が聞けてよかったです。同時に、ケガをさせた相手にも謝ることができてよかったと思います。いろいろな状況があるので「ケガをさせたら相手に必ず謝罪すべき!」ではなく、状況に応じて対応していきたいと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて通園する幼稚園・保育園に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。 著者・イラスト制作者:イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2020年07月03日幼稚園に通い始めて間もないときのこと、初めて幼稚園から電話がかかってきました。何かあったのでは……と緊張しながら電話に出ると、予感は的中! 幼稚園でのささいなケガから、歯科医院で思いがけないことが判明した体験をお話しします。 ほんのささいなケガだと思ったのに…「息子くんなのですが、今日お友だちとぶつかってしまって……。床に顔をぶつけてしまって、出血は止まっているのですが、お迎えにきていただけますでしょうか?」。担任の先生からそうお電話があったとき、いろいろなことが頭の中を駆け巡りました。 どこから、どれくらい出血したのか、今も痛がっているのか、ぶつかったお友だちは大丈夫だったのか、お友だちとの間に潜在的にトラブルがあったのかどうか……。私は慌てて幼稚園に向かいました。 前歯のレントゲンを撮ってもらうと…先生に付き添われていた息子は、初めての早退ということもあり緊張した表情をしていました。先生のお話によると、室内でお友だちと遊んでいてぶつかってしまい、転んでしまったとのことでした。喧嘩ではなかったことに胸をなでおろしつつも、血が出ていたという口の中を見ると、歯茎が紫色に腫れていたのでかかりつけの歯科へ。 歯科医ではまず歯が折れていないかチェックをするため、レントゲンを撮りました。幸い、折れてはいなかったのですが、歯医者さんの表情は曇ったまま……。「過剰歯がありますね」と言われて、私はすぐには何のことだかわかりませんでした。 過剰歯発見! しかも2本も!過剰歯というのは、あるべき本数よりも多く歯があることだそう。息子にはそれが2本あるのだと言われてもまだ、「そんなこともあるのだなぁ」としか思っていませんでした。しかし、過剰歯があると他の歯の成長を邪魔してしまうかもしれず、息子の場合はそれを抜くのに手術が必要だと言われて、一気に血の気が引きました。 大きな病院で診てもらうことをすすめられ、後日今度は口腔外科へ。手術は今すぐではなく、永久歯が成長してからでいいと言われました。今現在もまだ手術はしていません。 思いがけない過剰歯にかなり驚いたものの、もし幼稚園でそんなことがなければ息子の過剰歯は見つからず、歯並びが悪くなってしまったり、永久歯が生えにくくなったりということがあったのかもしれないと思うと、これもある意味ラッキーだったのだと今では思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年07月03日2020年5月25日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に関する緊急事態宣言が全国で解除されました。とはいえ、新規感染者がゼロになったわけではなく、感染の第2波が発生する恐れもあるため、引き続きマスクの着用や人との距離を保つなど対策を行うことが求められています。感染対策も大事だけど…スーパーマーケットで働くあとみ(yumekomanga)さんはレジを担当する中で、できる限りの感染対策を行ってきましたが、5月に入り感じていることがあるそうです。それは…。「最近とにかく暑いんです…!」5月に入ってから、地域によっては夏日を記録する日が出るなど、暑い日も増えました。そんな中、熱がこもりやすいビニールカーテンの前で、マスクやゴム手袋をしながら働くのは、大変なことでしょう。読者からは「同じ状況です。ゴム手袋の中が蒸れて気持ち悪くなります」「看護師もめちゃくちゃ暑いです。カッパを着て走り回るので服の下は滝の汗」「分かります。顔にシールドをつけると、蒸れて大変です」など共感する声が寄せられました。働く人たちが熱中症などで健康を害さないよう、感染対策と同時に暑さ対策も検討していかなければなりませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは! 8歳と5歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。自粛中の運動不足解消のためトランポリンを購入したり、出している家庭も多いと思います。うちも子どもの運動不足解消の為に出しています。今日はトランポリンで思いがけないケガをしてしまった長男の話です。■掃除中、突然叫び声が…!今から3年くらい前の事だったと思います。トランポリンはリビングの隅に置いていたのですが、掃除機をかけるために壁に立てかけていました。この日は日曜日。家には子どももいました。キッチン周辺に掃除機をかけていると、長男の叫び声が聞こえました。長男を見ると…■顔面血だらけの長男が…!何事かと思って振り返ると顔面血だらけだったんです…!そしてそこには立てかけてあったはずのトランポリンが倒れていました。頭の傷口はぱっくりと開いており、物凄い血の量で焦りました。日曜日だし近くの病院はやっていないので、大きい病院の救急センターに問い合わせてすぐに向かいました。病院に着く頃には出血も落ち着いていたので少し安心。傷口は医療用のホッチキスで2ヶ所留めてもらいました。帰宅してから長男に詳しく話を聞くと、トランポリンを立てかけてあるすぐそばで寝転がって遊んでいたそうです。その時にバタバタさせていた足がトランポリンに当たって倒れ、トランポリンの内側の金具が頭に直撃したようです。でもトランポリンを見てもどこに当たったのかよくわかりませんでした。掃除機をかけ終わった時点ですぐにトランポリンを元に戻せば良かったと反省しました。そして、子どもにももう少し注意の目を向けていれば…と思いました。もっと大きなケガをしていた可能性もあるし、2針程度で済んだのは不幸中の幸いだったのかもしれません。このケガ以来、掃除をしたらすぐに戻し、トランポリンの足が緩んでいないかなどの安全点検を定期的にしたり、子どもが危ない使い方をしないよう、よく言い聞かせています。我が家みたいなケースは稀だと思いますが、思いがけないケガに繋がる事もあるのでお気を付けください…!
2020年04月23日新型コロナウイルス感染症の影響で、会社に出社せずに自宅で仕事をする人も増えてきました。しかし、これまでと違う環境のため身体に痛みが出てくる人もいます。肩こりに悩む筆者が見つけたのは、2019年2月にYouTube上に公開された『自衛隊体育学校が推奨する整理運動』というもの。毎日続ければ、つらい肩こりや腰痛を軽減・予防できるというのです!自衛隊体育学校が推奨する整理運動通常、整理運動というのは運動が終わった後に筋肉をリラックスさせたり、体温をゆっくり下げて疲労をやわらげたりするために行うもの。ですが、今回は肩こりの軽減のために早速やってみました!運動不足の筆者がやると、凝り固まった肩からゴリゴリと音がしました。しかし、一連の運動が終わると少しスッキリしたような心地も。多くのアスリートも輩出している自衛隊体育学校ですが、紹介している動画は普段運動をしない人でも簡単にできるものとなっているため、続けられそうです。肩こりなどに悩む人は自衛隊式の整理運動を一度試してみるのもいいかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2020年04月18日