女優の中村玉緒が25日、モナコ公妃となった女優グレース・ケリーの真実を描いたニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(10月18日公開)のジャパンプレミアに、憧れのグレース・ケリーになりきったロイヤルファッションで登場した。本作は、人気絶頂でハリウッドを去りモナコ公妃となった元女優のグレース・ケリーが、モナコ公国存亡の危機を救った感動の物語。主人公のグレース・ケリーをニコール・キッドマンが演じる。ジャパンプレミアでは、グレース・ケリーの大ファンという中村玉緒がゲストとして登場し、来日中のオリヴィエ・ダアン監督に花束を贈呈。監督は「僕の方が花束を贈呈しなければならなかったですね」と語った。グレースになりきったロイヤルファッションで登壇した中村は「夢のようでございます! 私は、グレース・ケリーさんが大好きだったもので、映画を見させていただいて、どうしてもこの格好をさせていただきたいとお願いしましたの」と喜びを爆発。作ってもらったという衣装について「一生の思い出になる」と感激し、「ニコール・キッドマンさんにはとうとうなれなかったでございますけど。エへへへへッ」と玉緒節で笑わせた。また、モナコ公妃になってからも女優復帰したい思いと葛藤したグレース・ケリーと、結婚して女優を辞めたが、その後復帰した中村の人生は、通じるものが「ものすごくあります」と言う中村。「女優を辞めたにも関わらず、監督さんが会いに来たりなさるとムラムラッとなる。そういう時期がありました。主人に『出てもいいよ』と同じ言葉を言われたこもあるんです」と、同様の経験をしたことを明かした。本作の名シーンである演説の場面では「(手を)たたいたあと、涙が出ました」と感動したという中村。「中村玉緒さん主演の映画はどうですか?」という質問に監督が「いいですね! 日本のプロデューサーの方、そういう映画をオファーしてみてください」と答えると、中村は「おばあさんの役で、どうぞお願い致します」とアピールし、「映画に年齢は関係ない」と言われると、「ありがとうございます!」と喜んだ。
2014年09月26日人気絶頂の中でハリウッドを去り、モナコ公妃となったグレース・ケリーの結婚後の“ある出来事”を追った、ニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。今年2014年は、ちょうどグレース・ケリーの生誕85周年に当たる年。世紀の結婚をし、オスカー女優からプリンセスへと華麗な転身を遂げたかに見えた彼女の結婚生活や、モナコ公妃としての日々はどんなものだったのか。1982年、52歳という若さでこの世を去った彼女の命日・9月14日に併せ、在りし日のグレース・ケリーの写真と新たな劇中ビジュアルの到着とともに、彼女の生涯をふり返ってみた。本作は、“世紀の結婚”から6年後の1962年、グレース・ケリーが挑んだモナコ公国最大の危機に関わる “一世一代の大芝居”にスポットを当てた物語。監督は『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のオリヴィエ・ダアン。同じくオスカー女優のニコールがグレース・ケリーに扮し、ティム・ロスが夫・レーニエ公を演じている。1929年11月12日、フィラデルフィアの裕福な家庭に4人兄弟の次女として生まれたグレース。父はオリンピックの金メダリストであったため、活発なグレースの兄姉に目をかけており、内向的で芸術に興味を持つグレースに対しては、評価も期待も一切してこなかったという。グレースの恋の相手が常にかなり年上の男性だったのは、こうした父親への思いがあったためだとも言われている。その後、両親の反対の中、単身NYに演技の勉強に出たのが17歳のとき。1951年に『14時間』でスクリーンデビューし、52年には大手スタジオのMGMと契約して『真昼の決闘』でゲイリー・クーパーと、翌年には『モガンボ』でクラーク・ゲーブルと共演を果たした。そして、24歳のとき、ヒッチコック監督にイングリット・バーグマンに続くミューズとして見いだされ、1954年『ダイヤルMを回せ!』の主演に抜擢、「グレースは私がずっと探していた通りの女性だ」とヒッチコックに言わしめ、『裏窓』『泥棒成金』に相次いで出演。55年には、ジョージ・シートン監督『喝采』のビング・クロスビーの妻役でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞した。6年間で11本の映画に出演したが、1956年、カンヌ映画祭で出会ったモナコのレーニエ公と結婚、女優を引退。式の模様は世界9か国で放映され、「世紀の結婚式」と呼ばれた。当時のモナコは、経済的困窮と後継者問題の解決が急務とされており、その中でグレースは、モナコの広告塔としての知名度と美貌、持参金、健康な体と最高の条件を兼ね備えていた妃とされていた。しかし、アメリカとヨーロッパ、一般人と王室、しきたりも風習も考え方もまったく違う環境に一人放り込まれたグレースは、本音を話せる友人もおらず、寂しい生活を送っていたという。また、モナコ人にとってもアメリカ人が突然公妃になったことをすぐには受け入れられず、またフランス語がほとんど話せず、口数が少ないグレースは「冷たい人物」と思われていたという。1957年、妊娠中のグレースがマスコミを前にお腹を隠すようにエルメスのバッグを抱えていたことをきっかけに、エルメスから正式に打診があり「ケリーバッグ」が誕生。そして、本作の舞台となる1962年、ヒッチコックから『マーニー』主演のオファーを受ける。愛する父を失っていただけでなく、何度も流産を繰り返しふさぐグレースを心配したレーニエ公は、この女優復帰に賛成。撮影のために家族全員でアメリカへ行く予定を立てるが、フランスがモナコに税制問題に関して、一種の宣戦布告を行い、その復帰は断念された。やがて、その国家の危機を乗り越えたものの、1982年9月13日、バカンスからの帰り道に自らハンドルを握った車で崖から転落。同乗していた愛娘ステファニー公女は一命をとりとめたが、グレースは危篤状態となり、翌14日に、生命維持装置が外された。まだ、52歳だった。グレース・ケリーが、いまも生きていれば85歳。神戸博「ポートピア’81」で来日した際には、濁った温泉、畳での就寝に難色を示した当時16歳のステファニー公女を、「日本には歴史ある文化があるのですから、体で独自の文化を理解するようにしなさい」と諭したとも言われている。日本庭園を愛し、「HANAE MORI」の顧客でもあるなど、親日家としても知られていた彼女の人生に、今日14日は思いを馳せてみて。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月14日Bunkamura Box Galleryでは3月29日~4月8日に、「~心あたたまる愛とユーモアの世界~『グラハム・クラーク展』」を開催する。○欧州の風景をやさしいまなざしで描くグラハム・クラークは、イギリス生まれの銅版画家。同氏の作品はあたたかく、ユーモラスなタッチでヨーロッパの風景と人々が描かれている。画面の中に広がっているのは、そこで生活する人々や動物たちの飾らない日常のワンシーン。やさしいまなざしから生まれる作品の中で、登場人物たちは生き生きと物語を紡(つむ)いでいるように見える。同氏の作品は、刷られてから1枚ずつ丁寧に彩色するという非常に細かい作業によって作られる。画面はアーチ型になっており、まるで窓の外に世界が広がっているかのように感じさせる表現をしている。エリザベス女王もコレクターであるという同氏の作品は、世界の主要美術館に収蔵されている。同展では、「約束しよう」(2013年/50×59.5cm)、「リハーサルの夕べ」(2012年/30×25cm)、「ティーパーティー」(2008年/24.5×33.5cm)など、最新作の版画や代表作の展覧販売を行う。展示時間は10時~19時30分(最終日は17時まで)。
2014年03月04日歌手のビヨンセ・ノウルズが、バラク・オバマ米大統領の2度目となる就任式でパフォーマンスを披露するようだ。オバマ大統領が2009年に初就任した際にもパフォーマンスをした経験があり、再選に向けての選挙キャンペーンでも支援活動をしていたビヨンセは、今回の式典でアメリカ国歌を歌うという。さらに大統領就任式実行委員会は、今月21日(現地時間)に首都・ワシントンDCにある連邦議会議事堂のウェスト・フロントにて行われる同式典で、ケリー・クラークソンが「My Country Tis of Thee」、ジェイムス・テイラーが「America the Beautiful」などのアメリカ愛国歌を披露すると「USA TODAY」紙に明かしている。オバマ大統領は声明で「バイデン副大統領と私は、今回の就任式で才能あふれる音楽アーティストたちのステージを見れることを非常に光栄に感じています。彼らの音楽はアメリカ国家の心でもあり、国民全員に語りかけるものなのです」と述べた。4年前の大統領就任記念のイベントでエタ・ジェイムズの「At Last」を歌い上げたビヨンセは、長年に渡りオバマ大統領の熱烈な支持者でもあり、再選のキャンペーンの一環としてTシャツをデザインするなど集金活動にも力を入れていた。そんなビヨンセは、昨年11月に行われたアメリカ大統領選挙の際に、オバマ大統領を称える手紙を書いたことも。「毎日、私たちはあなたの心意気とその人柄を知ることができます。あなたは自分自身に正直でいるよう私たちをインスパイアしてくれますね。あなたは私たちが必要としている場所まで連れて行ってくれる指導者です。あなたのおかげで、私の娘や甥はなりたいと望むもの何にでもなれると確信しながら成長できるのです。心からの尊敬と崇拝を、ビヨンセより」。(text:cinemacafe.net)
2013年01月11日レディー・ガガが妊娠している可能性あると、ケリー・オズボーンが漏らした。恋人のテイラー・キニーと交際中で、最近明らかに太り気味のガガについて、ケリーは今回、英国の番組に出演した際に、ガガは最近自身のお腹回りを隠すような服装にしていると指摘している。「最近、お腹回りを隠すような感じだし、レディー・ガガは妊娠していると思うわ。私はそれにずっと気がついているの。それにガガのファッションスタイルも最近変わってきてるわ。妊娠してたら髪をブリーチすることはできないでしょ」。実際、ガガは来月ミラノでコンサートを行う予定で、その際にテイラーの家族とヴェネチアで会うことを計画しており、テイラーと結婚するための教会探しをするのではないかとも先日報道されている。ある関係者は英「The Sun」紙に、「ガガはヴェネチアに夢中のようですね。すごいロマンチックな街だと言っています。ガガはテイラーとたくさんの教会に訪れたいようです。彼女の結婚は恐らくイタリアでしょうね!ガガの家族や友人もイタリアに行きたいようです。だからちょうど良いと思ってるようです」と明かしていた。■関連作品:Machete Kills (原題)
2012年09月21日今月3日(現地時間)、心筋梗塞のため死去したマイケル・クラーク・ダンカン。彼の娘を名乗る女性が現れ、遺産を要求していることが明らかになった。7月13日(現地時間)に心臓発作を起こして入院、治療を続けた甲斐もなく、54歳の若さで亡くなったマイケルの娘だと名乗る32歳のマーケイ・アンブローズさんはウェブサイト「My Fox Chicago」のインタビューで、父親とは11年間話していなかったと明かし、「本当につらいのは、彼が亡くなって、私たちが仲直りできなくなったことです。それが嫌なんです。私の存在が明らかにならなくたって、それは構わないんです」と語った。だが、ある関係者は「マイケルはマーケイの母親と交際していましたが、彼は自分が父親ではないと信じていました」と語った上で、マーケイさんのとった驚くべき行動を明らかにした。「マイケルは52日間も入院していたのに、彼女は1度も見舞いに来なかったし、話をしようとさえしませんでした。それが、彼が亡くなったその日から、彼女はマイケルの母親に電話をして『私の取り分(遺産)がほしい』と言い立てたのです。93歳の老母が息子を亡くした日にそんな電話をかけるなんて…」。マイケルの棺は9日(現地時間)に、ハリウッドヒルズにある墓地「Hall of Liberty」で午前9時から午後2時まで一般公開が予定されている。近親者のみが参列する葬儀は来週に行われる予定だという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2012年09月07日俳優のマイケル・クラーク・ダンカンが先日、54歳の若さでこの世を去った。マイケルは7月に心臓発作を起こし入院していたが、9月3日(現地時間)にロサンゼルスの病院で急逝した。婚約者のオマロサ・マニゴールさんは、心臓発作の入院以降、マイケルの病床で付き添っていたという。マイケルは『グリーンマイル』(’00年)で不思議な力を持つ死刑囚ジョン・コフィー役を演じたアカデミー賞助演男優賞にノミネートされただけではなく、『アルマゲドン』、『隣のヒットマン』、『シン・シティ』、『グリーン・ランタン』など数多くのヒット作に出演。マイケルの広報担当ジョイ・フィリー氏は、オマロサさんの言葉として声明を発表している。「オマロサはみなさんの祈りに感謝すると共に、プライバシーの遵守をお願いしています。公私共にマイケルの人生の成功を祝福することを後ほど公表したいと思います」。身長196cm、体重145kgという巨体のマイケルは、ハリウッドで俳優として成功する以前は、ウィル・スミスやマーティン・ローレンス、ジェイミー・フォックス、LL・クール・J、ノトーリアス・B.I.G.らスターのボディーガードに付いていた経歴がある。今回のマイケルの突然の死を受けて多くのスターが追悼の意を示しており、中でも『グリーンマイル』で共演したトム・ハンクスは「ビッグ・マイクの突然の死にとても悲しい思いです。彼は『グリーンマイル』の撮影セットで見出された宝物のような存在でした。奇跡のような存在です。多くの人から愛される存在で、彼の死に我々は茫然自失となっています」とマイケルの死を悼んだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月05日マイケル・クラーク・ダンカンが、アメリカ時間3日に、ロサンゼルスで死亡した。54歳だった。ダンカンは7月に心臓発作で倒れ、治療を受けていた。身長195cmの大きな体とやさしい笑顔で知られるダンカンは、シカゴ出身。ロサンゼルスに移住してからは、ウィル・スミスやジェイミー・フォックスのボディガードを務めていた。ブレイクのきっかけとなったのは、トム・ハンクス主演、フランク・ダラボン監督の『グリーンマイル』。この作品で、オスカー助演男優部門にノミネートされた。ほかの出演作に『アルマゲドン』『デアデビル』『シン・シティ』『アイランド』などがある。ダンカンは、7月13日に心臓発作で倒れ、治療を受けていたが、回復しなかったらしい。婚約者オマロサ・マニゴールトは、「みなさんのお気持ちに感謝します。今はプライバシーを尊重してください。彼の人生を祝う集いについては、また後日、お知らせします」と声明を発表。訃報を受けて、トム・ハンクスは「マイクを失ってとても悲しい。『グリーンマイル』の現場において、彼はとても貴重な発見だった。彼はマジックのような存在で、愛に満ちた人だった」とコメントしている。文:猿渡由紀
2012年09月04日ジョン・トラヴォルタとケリー・プレストン夫妻に23日、第3子となる男児が誕生した。フロリダの病院で誕生した赤ちゃんはベンジャミンと名づけられ、体重は8ポンド3オンス(約3,714グラム)。ケリーは48歳の高齢出産だが、母子共に健康で「ジョン、ケリー、そして娘のエラ・ブルーは家族の新たなメンバーの誕生に歓喜しています」とトラヴォルタ家は声明を発表した。トラヴォルタ家は昨年1月、休暇先のバハマで長男のジェットくんが16歳の若さで急死する悲劇に見舞われ、トラヴォルタは主演映画のプレミアにも欠席するほど悲嘆にくれていただけに、新しい家族が増える喜びはひとしおのようだ。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:オールド・ドッグ■関連記事:トラヴォルタ一家&ロビン・ウィリアムズで爆笑必至!『オールド・ドッグ』予告編トラヴォルタ一家が総出演!『オールド・ドッグ』DVDを3名様プレゼント笑顔が戻ったトラヴォルタ・ファミリー、新作プレミアに出席ジョニー・デップ『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第4作に出演決定
2010年11月25日