テニスサークルに所属するマミ(20)は、サークルの先輩・ケントに片思いしていた。しかし、ケントは美人で有名なリカと親しいため、マミは自分には勝ち目がないと諦めかけていた。そんなある日、突然ケントからの着信が。電話に出ると、なんと「家に来てほしい」と衝撃発言が!?...一見爽やかで素敵に見える男性も、本性は分かりませんね。皆さんも気づかぬうちに浮気相手にならぬよう、お気をつけください!原作:mamagirlWEB編集部作画:いおりそ
2023年08月18日テニスサークルに所属するマミ(20)は、サークルの先輩・ケントに片思いしていた。しかし、ケントは美人で有名なリカと親しいため、マミは自分には勝ち目がないと諦めかけていた。そんなある日、突然ケントからの着信が。電話に出ると、なんと「家に来てほしい」と衝撃発言が!?....なぜここにリカがいるのか!?この後、ケントのとんでもない本性が明らかになる…!原作:mamagirlWEB編集部作画:いおりそ
2023年07月05日ドイツの名門、ハンブルク州立歌劇場の専属オーケストラであるハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団が、音楽総監督ケント・ナガノに率いられて来日する。歌劇場の創設は1687年にまでさかのぼり、1828年にはオーケストラの定期公演がスタートしたというのだから歴史の深さは半端ではない。過去には大作曲家にして指揮者としても活躍したグスタフ・マーラーが首席指揮者を努め、フルトヴェングラーやワルターといった20世紀を代表する伝説の指揮者たちが指揮台に立つという名門中の名門だ。プログラムには、来年生誕250年を迎えるベートーヴェンの「エグモント 序曲」のほか、オーケストラとの縁も深いマーラーの「交響曲第5番」が披露されるのだから楽しみだ。そして注目は、リストの「ピアノ協奏曲第1番」のソリストを務める辻井伸行だろう。長い史を誇る名門との共演によって辻井の感性がどのような化学変化を起こすのか興味津々。ライブならではの感動体験がそこにある。(c)FelixBroede●公演概要10月31日(木)サントリーホール(A)11月02日(土)愛知県芸術劇場コンサートホール(A)11月04日(月・休)フェスティバルホール(A)11月05日(火)文京シビックホール(B)11月06日(水)高崎芸術劇場大劇場(B)<プログラムA>ベートーヴェン:「エグモント」序曲リスト:ピアノ協奏曲 第1番[ピアノ:辻井伸行]マーラー:交響曲第5番<プログラムB>ヴィトマン:オーケストラのための演奏会用序曲《コン・ブリオ》ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》[ピアノ:辻井伸行]ブラームス:交響曲第1番●ケント・ナガノ(指揮)Kent Nagano, conductor明快で優雅、そして知性あふれる指揮で、オペラと管弦楽の両方で極めて高い評価を受けるカリフォルニア生まれの日系三世指揮者。ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、シカゴ響といった世界の一流オーケストラに定期的に客演するほか、これまでにリヨン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ハレ管、ベルリン・ドイツ響の音楽監督を務め、現在は、ハンブルク市音楽総監督およびハンブルク州立歌劇場とハンブルク・フィルの首席指揮者を務め、モントリオール響音楽監督、イェーテボリ響首席客演指揮者を兼任している。●辻井伸行(ピアノ)Nobuyuki Tsujii, piano(c)Yuji_Hori2009年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。カーネギーホール、ウィーン楽友協会、ベルリンのフィルハーモニー等で演奏会を定期的に行い、ロンドンの「プロムス」やサンクトペテルブルクの白夜の星音楽祭等の世界的な音楽祭にも数多く出演している。エイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」受賞。
2019年10月25日ピーターラビットが、元気いっぱいにスクリーンを飛び跳ねる。世界中から愛されてきたビアトリクス・ポターの名作絵本を実写映画化した『ピーターラビット』(公開中)は、期待を裏切らない快作に仕上がった。手掛けたのは、『ANNIE/アニー』(14)のウィル・グラック監督だ。舞台は2017年に世界遺産に登録されたイギリスの湖水地方。木の下で楽しく暮らすウサギのピーターたちは、マグレガー爺さん(サム・ニール)の庭に忍び込み、野菜を採ってくる毎日だ。うっかり見つかっても、隣に住むビア(ローズ・バーン)が助けてくれる。ところがある日、大の動物嫌いで潔癖症のマグレガー(ドーナル・グリーソン)がやってきて、彼らの生活は一変する。愛嬌たっぷりのピーターたちを作り出したのは、オーストラリアのCGI集団アニマル・ロジック社。ピーターたちは、鼻をピクピクさせたり、耳で感情表現をしたりと、リアルなウサギの生態を踏まえつつも、実に愛らしいキャラクターとなった。来日したウィル・グラック監督にインタビューを敢行。小さい頃から日本とアメリカを行き来していたという監督は、合計8年くらい日本に住んでおり、上智大学にも1年間在籍していたとか。そこで本作の制作秘話や、日本のコメディ文化について話を聞いてみた。○実写映画化でのこだわりとキャラクター作り――実写映画『ピーターラビット』を手がけるにあたり、どんなことを意識しながら作りましたか?世界的な名作絵本を手掛けたビアトリクス・ポターのことは、すごくリスペクトしているので、まずは彼女が観て納得するような映画にする、ということを目標に置いた。だから、彼女の著作権を管理している会社には、脚本からデザイン、コスチューム、ロケーションなど、すべてを確認してもらい、一緒に映画を作り上げていった。また、イギリスの湖水地方を保護する団体ナショナル・トラストとも連携してやっていったよ。――ピーターは、ウサギとしてのモフモフ感や生態をきちんと押さえつつ、ユニークなキャラクターに仕上がっています。こだわったのはどういうポイントですか?ポイントは目だね。ピーターの表情がわかるように、正面から両目が見えるようなキャラクターにした。あまりやりすぎると人間みたいになってしまうから、いろいろと試行錯誤し、あの完成形に至った。ただし走っている時の動きは、本物のウサギそのものに見えるようにしたよ。――ヒロイン、ビア役のローズ・バーンとは、『ANNIE/アニー』でもご一緒されていますね。ローズは友人でもある。僕は映画を撮る時、できるだけ、友人や大好きな人たちと仕事をしたいと思っている。今回のビア役は脚本段階でローズをあてがきしたけど、本当に彼女にぴったりの役だと思った。――ビアとピーターが、おでこを寄せ合ってコミュニケーションを取る姿が最高に愛らしかったです。あのシーンでのローズは、何もない状態で想像力を膨らませてやってくれたけど、非常に感情を込めるのは難しかったと思う。――ピーターのおとうさんがパイにされて出てくるなど、かなりブラックな描写もあって驚きました。あのシーンは原作にあるから入れたけど、そういうダークな部分も敢えて入れようと思った。やはりペットではなく、自然界に生きる動物だから、そういったことも起こりうるわけで。原作では、マクレガーがナイフとフォークを持っているシーンがあるけど、それはやりすぎだと思って描かなかったよ。――本作はハリウッドのコメディというよりは、ウィットに富んだイギリス仕立てのコメディという印象を受けました。そこは意識して作られましたか?原作絵本は、特にイギリスやオーストラリアで愛されているから、俳優や声優陣、スタッフはすべてイギリス人やオーストラリア人にしたんだ。できるだけイギリス的な映画にしたかったし、英語もイギリスのアクセントが欲しかったので、現場にいたアメリカ人は僕だけだった。実際、彼らは原作をリスペクトし、心から楽しんでやってくれたよ。○マクレガー役ドーナル・グリーソンの芸達者ぶり――トーマス・マグレガー役のドーナル・グリーソンのハジケぶりが最高でした。マクレガー役のキャスティングはすごく難しかった。いわゆる悪役だけど、ビアと恋をするというロマンティックなパートもある。また、みんなから同情される面がありつつも、憎まれなければいけないし、なおかつ面白くなければいけない。ドーナルは、それらのすべをクリアし、絶妙なバランスを取ってくれた。――特に、ピーターとマクレガーが畑でバトルを繰り広げるシーンは迫力がありました。あのシーンについては『バンビ』(42)よりも『プライベート・ライアン』(98)を目指して撮ったそうですね。そうなんだ。ウサギの視点から見れば、あのやりとりは殺されるかもしれないという生死を分ける戦いなんだ。ある意味、戦争なので、すごく危険な状態だということをきっちり見せようと思った。――あのバトルシーンでも、ドーナル・グリーソンの芸達者ぶりに驚かされました。あれは5日間かかって撮ったよ。パペットを使ったり、ブルーのスーツを着た人間が代役で入ったり、棒を使ったり、何もなかったりと、いろいろなパターンで撮影した。今回ローズやドーナルは動物たちと絡むシーンがかなり多かったので、肉体的にも精神的にも大変だったと思う。2人とも見事にやってくれたけどね。○抜群のコメディセンスに影響を与えた作品――監督は抜群のコメディセンスを持っていますが、どういう作品から影響を受けたのですか?とにかく笑えるものが好きだよ。(『ホーム・アローン』シリーズなどの脚本家でプロデューサー)ジョン・ヒューズの映画とかはよく観たね。また、僕は日本に住んでいたから、とんねるずのバラエティ番組や『笑っていいとも!』など、いろんな番組の影響も受けているんじゃないかな。当時は、ケント・デリカットやケント・ギルバートなどもよく出ていたよね。――日本映画も観ていましたか?『男はつらいよ』や、(伊丹十三監督の)『タンポポ』(85)などを観たりしていた。ビートたけしはコメディアンとしてとても面白いと思うけど、北野武監督として映画も撮られているからすごいよね。今は時代が変わって、Netflixなどで世界各国の映画がいつでも観られる環境にあるし、もはや映画において国籍などは関係ないよね。――すでに『ピーターラビット』続編の話題が出ていて、今からとても楽しみです。続編の脚本はまだ書いてないけど、そろそろ始動する予定だ。もちろんすごくプレッシャーはある。とはいえまずは、『ピーターラビット』を観てほしい。とにかく湖水地方の景色が美しいし、動物たちが可愛いし、ロマンスもあるので、大いに期待して。■プロフィールウィル・グラック1993年、アメリカ出身の監督、脚本家、プロデューサー。『俺たちチアリーダー』(09)で長編映画監督デビュー。主な監督作に『小悪魔はなぜモテる?!』(10)、『ステイ・フレンズ』(11)、『ANNIE/アニー』(14)。現在『ピーターラビット』の続編を準備中■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴
2018年05月22日