ケビン・コスナーが監督と主演を兼任する『Horizon: An American Saga』が、2部に分けて公開されると発表された。第1部は来年6月28日、第2部は8月16日に北米公開される。配給はワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のニューライン・シネマ。南北戦争が始まる前から終わった後までの15年を舞台にしたウエスタン。コスナーのほかに、シエナ・ミラー、サム・ワーシントン、ダニー・ヒューストン、ジェナ・マローン、ルーク・ウィルソンらが出演する。コスナーの最近作は、ドラマシリーズ『イエローストーン』。文=猿渡由紀
2023年10月06日26日、64歳の誕生日を迎えたケヴィン・スペイシーはロンドンのサザーク・クラウン裁判所から「無罪」を言い渡され、涙を流した。陪審団による審議は12時間26分に及んだという。「Metro」紙などが伝えた。ケヴィンには2001年から2013年の間、ロンドンにおいて4人の男性に対する性的暴行など9件の容疑がかけられていた。ケヴィンは判決後、「陪審のみなさんには、判決に至るまでにすべての証拠と事実に対して時間をかけて慎重に検討してくださり、本当に感謝しています。今日の結果について、身の引き締まる思いです」とコメント。続けて、裁判所内のスタッフ、警備員、弁護団、毎日気にかけてくれた周囲の人たちなどにも感謝の意を表した。ケヴィンといえば、2017年に俳優のアンソニー・ラップから「14歳の時にケヴィンから性的暴行を受けた」と告発されたのをきっかけに、主演ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」を解雇。以降、「自分もケヴィンによる性的暴行の被害者だ」と名乗り出る人たちが次々と現れた。アンソニーはケヴィンに対し4000万ドルの損害賠償を求めたが、昨年ケヴィン側が勝訴していた。(賀来比呂美)
2023年07月27日俳優のケヴィン・コスナー(68)の別居中の妻クリスティン(49)が、3人の子どもの養育費として毎月24万8千ドル(約3500万円)の支払いをコスナー側に求めていることがわかった。PEOPLEなどが報じている。コスナーとクリスティンは’04年9月に結婚。ケイデン(16)、ヘイズ(14)、グレース(13)の3人の子どもをもうけた。しかし、妻側から今年5月に「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請、すでに別居していることをTMZなどが報じていた。クリスティンは法廷に提出した文書の中で、3人の子どもたちが通う私立学校の授業料、課外活動やスポーツの費用、医療費に加え、月24万8千ドルを養育費として要求。法外な額に思えるが、「子どもたちが慣れ親しんだライフスタイルを維持するには十分ではない」と主張している。INSIDERによると、’22年のコスナーの収入は1950万ドル(約27億6千万円)で、家族のための出費は1190万ドル(約16億8千万円)だったという。支出には自家用ジェットでのカリブ海やハワイへの旅行、プライベートシェフによる食事、エリート養成のための超名門校の学費などが含まれており、確かに月24万8千ドルでは同じ生活を送ることはできないかもしれない。コスナー側は「子どもにかかる費用は100%負担」した上で、月3万8千ドル(約540万円)の養育費を払うと申し出たとPEOPLEは伝えている。また、婚前契約に従ってすでにクリスティンに100万ドル(約1億4千万円)を支払っており、さらに引っ越し費用や妻子の家賃も負担するという。
2023年06月22日Disney+のトム・ヒドルストン主演ドラマ「ロキ」シーズン2の配信開始日が、10月6日に決まった。ケヴィン・ファイギがディズニーのイベントで、マーベル・スタジオがSNSなどで発表した。「ロキ」はマーベル・スタジオのドラマの中で初めて「シーズン2」が作られた作品。キャストはトム(ロキ)、ソフィア・ディ・マルティーノ(シルヴィ)、オーウェン・ウィルソン(メビウス)が続投、新たに『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のキー・ホイ・クァンが加わる。しかし、ファイギはシーズン1にタイムキーパー役として登場したジョナサン・メジャースの続投については触れなかった。ジョナサンは3月25日に家庭内暴力の容疑で逮捕され、6月に審問を控えている。「ロキ」のほか、「ホークアイ」のスピンオフドラマ「Echo(原題)」が11月23日に全話一挙配信となることが分かった。「ホークアイ」でエコー/マヤ・ロペス演じたアラクア・コックスが主演する。Netflixで過去に打ち切られたドラマ「デアデビル」より、チャーリー・コックスが演じるデアデビル、ヴィンセント・ドノフリオが演じるキングピンも登場。チャーリーとヴィンセントはDisney+で新しく生まれ変わる「デアデビル」ドラマ「Daredevil: Born Again(原題)」にも出演するが、こちらは現在ハリウッドで起きている脚本家たちのストライキの影響により、製作が中断されている。(賀来比呂美)
2023年05月17日俳優のアンソニー・ラップが、14歳の時にケヴィン・スペイシーから性的暴行を受けたと主張し4000万ドルの損害賠償を求めた民事訴訟で敗訴した。アンソニーはツイッターで「敗訴」という結果には触れずに、「私の事件について、陪審員団の前で審理してもらえる機会をいただけたことに感謝します。陪審員のみなさま、ありがとうございました」とまずは陪審員に対して感謝の意を表した。「この訴訟は、あらゆる形の性的暴行に対して立ち上がるという大きなムーブメントの一環であり、そこに常に光を当てるということが重要でした。私は、私たちがいかなる性暴力から解放された世界で生活し、働けるよう、声を上げ続けていくと誓います。性暴力のサバイバーたちが、自身の経験を語り、説明責任のために戦い続けることを切に願います」とつづった。この投稿に対し、ファンから「あなたはとても勇敢だった」「残念な結果ではあるが、あなたの勇気に敬意を払います」などのコメントが寄せられている。一方ケヴィン側は、代理人のジェニファー・ケラー氏が「スペイシー氏は、国民が公平な陪審員による裁判を受けられる権利を持つ国に住んでいることを感謝しています。彼らはうわさやSNSではなく、証拠に基づいて決断を下します」とコメントしている。(賀来比呂美)
2022年10月21日コルソン・ベイカー主演、ケヴィン・ベーコン共演の『One Way』が邦題『ワイルド・ロード』として12月2日(金)より全国公開されることが決定。メイン写真が解禁された。組織から金とコカインを盗んだフレディは、腹部に銃弾を受けながらも命からがら逃げ出し、長距離バスに乗り込む。冷酷無比な女ボスのヴィックは、裏切りを絶対に許さない。フレディと共謀した仲間たちは、次々と捕まり殺されていく…。しかし、フレディには何としても逃げ切らなければいけない理由があった。それは、ひとり娘のリリーのため。犯罪を繰り返し、父親らしいことは何もできなかった彼にとって、この金はリリーへのせめてもの償いだったのだ。ヴィックの追手が迫る中、出血多量で意識が朦朧としていくフレディ。さらに、車内には怪しい行動を取る乗客もいる。フレディは、藁をもすがる思いで疎遠になっていた父親に助けを求めるが…。本作は、『エクスペンダブルズ 2』『トゥームレイダー』のプロデューサーが放つ、絶体絶命ノンストップ・アクション。主演は、マシン・ガン・ケリーの名でラッパーとして活動するコルソン・ベイカー。2020年にリリースしたポップ・アルバムは、全米1位を獲得。俳優としても、『囚われた国家』やNetflix映画『プロジェクト・パワー』などに出演。溢れる才能で活躍の場を広げている。ケヴィン・ベーコン-(C)Getty Imagesそして、『告発』『インビジブル』などのケヴィン・ベーコンが、主人公の父親役で出演。醸し出す怪しい雰囲気は健在で、底の知れない演技を見せつける。そのほか、『ウォークラフト』のトラヴィス・フィメル、『透明人間』のストーム・リードらが脇を固める。併せて解禁されたメイン写真では、コルソン・ベイカー演じる主人公のフレディが組織の追手から逃れるため乗り込んだ長距離バスで逃亡する様子がとらえられている。スマートフォンを片手に、どこかに連絡している彼の表情は虚ろだ。絶体絶命の苦境に追い込まれたフレディはどうやってこの境地を打破していくのか…。その後の展開が気になるビジュアルとなっている。『ワイルド・ロード』は12月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・ロード 2022年12月2日より全国にて公開© 2022 INSPIRED CREATIONS FILM, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年10月07日2002年に40歳の若さで突然の死を遂げた天才メイクアップ・アーティストのケヴィン・オークインのドキュメンタリー『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』の予告編が到着した。時代を作ってきたケヴィンが、つけまつげを使ったり、極細眉を流行らせたり、ジャネット・ジャクソンのアルバム「janet.」のジャケットの撮影をした際の裏話を紹介するほか、ケヴィンが多様性を意識し、典型的な若い美人とは違ったライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させる性差をも超えるメイクで、美の固定観念に挑戦していた姿を紹介。輝かしい功績を残した一方、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったり、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんでいた影の部分にも迫る本作。公開された映像では、メイクを施している様子や、弟や妹が彼の少年時代を語るインタビューが収録されている。生前、ケヴィンと仕事をしたことがあるRUMIKO(Amplitude クリエイティブディレクター/メイクアップアーティスト)は「彼は同じメイクアップアーティストとして、とても尊敬している一人でした。彼のメイクはアートとも言えるもので、誰にも真似できない素晴らしいものでした。この映画を通して、知らなかった彼のパーソナルな面や人生を知ることができて良かったと思っています」とコメント。映画コメンテーターのLiLiCoは「悲しみと苦しみに耐えながら人を変身し続けていたことに感動しました」と話している。なお、渋谷ホワイトシネクイントでは10月7日(金)、RUMIKOさんと田辺ヒロシ(イラストレーター)、10月10日(月・祝)にゆうたろう(俳優/モデル)、アップリンク吉祥寺では10月15日(土)に鎌田由美子(資生堂ヘアメイクアップアーティスト)、10月19日(水)に渡辺三津子(ファッションジャーナリスト/元VOGUE JAPAN編集長)のトークイベント付き上映も決定している。『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は10月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほかにて順次公開。※10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイント先行公開(cinemacafe.net)■関連作品:メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー 2022年10月7日より渋谷ホワイトシネクイント、10月14日よりアップリンク吉祥寺、10月29日より横浜シネマ・ジャック&ベティほか全国にて公開©2017 Mr. Valentine LLC
2022年09月17日ドキュメンタリー映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』が、2022年10月7日(金)より、渋谷ホワイトシネクイントで先行公開される。順次全国の劇場でロードショー。ケイト・モスらを魅了した天才メイクアップ・アーティストに迫る映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は、数多くのスーパーモデルやセレブたちを虜にしたメイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークインの素顔に迫るドキュメンタリー。ケイト・モス、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベルらを魅了した天才メイクアップ・アーティストの挑戦と苦悩を描き出す。ケヴィン・オークインとは?1990年代、細眉、リップライナーが流行、そして光と影を駆使して立体感を出す「コントゥアリング」が爆発的に広まった。その革新的なモードメイクによって世界を席巻したのがケヴィン・オークインだ。21才の若さでレブロン ULTIMAのクリエイティブ・ディレクターに起用され、資生堂ブランド INOUIの全盛期にクリエイターとして活躍していたことでも知られている。ケヴィンの功績は、CFDA ファッションアワードのベスト・メイクアップ・アーティスト賞を史上初めて受賞したほか、著書がベストセラーになったり、「セックス・アンド・ザ・シティ」に本人役で出演したりと、枚挙にいとまがない。ケヴィン・オークインの輝かしい功績を紹介映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』が映すのは、時代を牽引してきたケヴィンの輝かしい姿。飾りすぎることを認めない風潮だった時代につけまつげを使い、一大ブームとなった極細眉を流行らせるなど、ケヴィンが生み出してきた数々のトレンドを紹介する。映画では、全世界で2000万枚を売り上げたジャネット・ジャクソンのアルバム『Janet.』のジャケット撮影秘話も明らかに。“典型的な若い美人”とは異なる仕上がりを提案したライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させた性差をも超えるメイクなど、多様性を意識し、美の固定観念に挑戦していた姿も映し出す。光と影、1人の人間としての苦悩も描くメイクアップ・アーティストとして頂点を極めたケヴィン。ところが、その光の裏側で、頭痛と共に精神的苦痛に長年悩まされていたという。2002年、ケヴィンは鎮痛剤の中毒となり、40歳の若さで突然この世を去ることに。映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』では、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんだり、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったりと、1人の人間としてもがき、苦しんでいたケヴィンの影にも迫る。【詳細】映画『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』公開日:2022年10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイント先行公開10月14日(金)よりアップリンク吉祥寺10月29日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティほか順次公開監督:ティファニー・バルトーク製作総指揮:ジャック・ターナー、ジェイ・ピーターソン、ボビー・コンドラト、トッド・ルービン撮影:アンドレス・カル編集:エズラ・ピーク音楽監修:ロバート・カパドナオリジナル音楽:スコット・ドハティ、ウィル・ゴールデン出演:ケイト・モス、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベル、シェール、イザベラ・ロッセリーニ、ブルック・シールズ、ほかアメリカ/2017年/102分/英語/原題:Larger Than Life: The Kevyn Aucoin Story/字幕翻訳:額賀深雪
2022年07月18日ケイト・モス、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベルをはじめ、数多くのスーパーモデルやセレブたちを虜にした天才メイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークインの人生を追ったドキュメンタリー『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』の公開が決定。併せて、ポスタービジュアル及びメインスチールが解禁された。1990年代、細眉、リップライナーが流行、そして光と影を駆使して立体感を出す「コントゥアリング」が爆発的に広まった。その革新的なモードメイクによって世界を席巻したのは、21才の若さでレブロンのULTIMAのクリエイティブ・ディレクターとして起用され、資生堂ブランドINOUIの全盛期のクリエイターだったことでも知られる天才メイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークイン。しかし、頂点を極めた彼は、頭痛と共に精神的苦痛に長年悩まされ、鎮痛剤の中毒で2002年に40歳の若さで突然の死を遂げる。本作では、時代を作ってきたケヴィンが、飾りすぎることを認めない風潮だった時代につけまつげを使ったり、極細眉を流行らせたり、全世界で2000万枚を売り上げたジャネット・ジャクソンのアルバム「Janet.」のジャケットの撮影をした際の裏話を紹介するほか、美の多様性を意識したライザ・ミネリのメイクや、ブルック・シールズらに男装させる性差をも超えるメイクで、美の固定観念に挑戦していた姿も紹介。CFDAファッションアワードのベスト・メイクアップ・アーティスト賞を史上初めて受賞したほか、著書がベストセラーになったり、「セックス・アンド・ザ・シティ」に本人役で出演するなど輝かしい功績を残した一方、保守的なルイジアナで同性愛差別に遭ったり、末端肥大症による鎮痛剤中毒で苦しんでいた影の部分にも迫る。この度解禁されたのは、グラフィックデザイナーの潟見陽によるポスタービジュアルで、鏡に映った魅惑的な女性像は、80年代を代表するイラストレーター・山口はるみによる作品「ルック(Look)」。70年代のパルコの広告として描かれたこの作品の女性は、男性目線のエロチシズムから解き放たれ、自身の存在を謳歌しているように見え、本作で語られる「メイク術で個性を際立たせ、多様な美しさを生み出す」というケヴィン・オークインの思想に通じている。『メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー』は10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイントにて先行公開。10月14日(金)よりアップリンク吉祥寺、10月29日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー 2022年10月7日より渋谷ホワイトシネクイント、10月14日よりアップリンク吉祥寺、10月29日より横浜シネマ・ジャック&ベティほか全国にて公開©2017 Mr. Valentine LLC
2022年07月15日オスカー授賞式のプレゼンターの一部が初めて発表された。今回、確認されたのは、ケビン・コスナー、ゾーイ・クラヴェッツ、レディ・ガガ、クリス・ロック、ロージー・ペレス、ユン・ヨジュンら。これからの2週間ほどの間に、さらなる名前が発表されていく予定だ。前年の主演男優賞、主演女優賞の受賞者がプレゼンターを務めるのは伝統のひとつで、アンソニー・ホプキンス、フランシス・マクドーマンドが舞台に立つことが期待される。オスカー授賞式は3月27日。パンデミックの影響で、昨年はダウンタウンのユニオン駅が会場となったが、今年は再びハリウッドのドルビー・シアターで行われる。文=猿渡由紀
2022年03月04日ケビン・コスナーが『Horizon』を監督することになった。主演も兼任する。彼に取っての長年の情熱プロジェクトで、南北戦争前後を舞台にしたウエスタン。彼以外のキャスティングは来月から着手し、撮影は8月末にユタ州で始まる予定とのことだ。コスナーが監督をするのは2003年の『ワイルド・レンジ最後の銃撃』以来のこと。コスナーは1990年の『ダンス・ウィズ・ウルヴス』でオスカー監督賞を受賞している。コスナーの最近作は『すべてが変わった日』。テレビドラマ『Yellowstone』にも出演している。文=猿渡由紀
2022年01月31日ダイアン・レインとケビン・コスナーが共演する、週末興行収入全米初登場1位を記録したサイコスリラー映画『すべてが変わった日』より、本予告映像と場面写真が到着した。本作は、暴力的な男と再婚した義理の娘と孫を連れ戻すべく、常識が通用しない異様な一家に立ち向かっていく夫婦を描く、1960年代が舞台の西部劇の香りを纏わせたサイコスリラー。今回到着した予告映像では、義理の娘が再婚相手に暴力を振るわれているところを目撃するシーンから始まり、孫と娘を取り戻すために再婚相手の実家に足を踏み入れたものの、一触即発の雰囲気が醸し出されている…。さらに、娘が「きっと殺される」と打ち明ける場面や、ラストは斧を振り下ろす男の背後に聞えるダイアン演じる妻の叫び声で終了するという、夫婦に襲い掛かる恐怖が、先日公開された映像よりも鮮明に映し出されている。『すべてが変わった日』は8月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:すべてが変わった日 2021年8月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2020 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2021年07月11日全米興行収入ランキングで初登場第1位を記録した、ダイアン・レインとケビン・コスナーが出演する映画『すべてが変わった日』(原題:LET HIM GO)が、8月6日(金)より日本公開されることが決定した。1963年、モンタナ州の牧場。元保安官のジョージ・ブラックリッジと妻のマーガレットは、落馬の事故で息子のジェームズを失う。3年後、未亡人として幼い息子のジミーを育てていた義理の娘ローナが、ドニー・ウィボーイと再婚。暴力的なドニーがローナとジミーを連れてノースダコタ州の実家に引っ越したと知ったマーガレットは、義理の娘と孫を取り戻すことを決意。しかし、ジョージとマーガレットを待ち受けていたのは、暴力と支配欲で全てを仕切る異様な女家長、ブランシュ・ウィボーイだった…。これまでも共演経験のあるダイアンとケビン。ハリウッドを代表する2人が共演した本作は、1960年代を舞台に、西部劇の香りを纏わせたサイコスリラー。到着した日本版ティザービジュアルでは、2人の姿と共に、燃え盛る家屋から逃げてきたと思われる人物が写し出され、不穏な雰囲気漂う1枚となっている。そして2人のほかにも、『ファントム・スレッド』で数々の映画賞にノミネート・受賞を果たしたレスリー・マンヴィル、『プライベート・ライフ』のケイリー・カーター、『ボーダーライン』シリーズや「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」のジェフリー・ドノヴァン、『ディセンダン』のジェイ役で注目を集めたブーブー・スチュワートが出演している。『すべてが変わった日』は8月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年06月10日2017年、アンソニー・ラップ(「スタートレック:ディスカバリー」)が14歳だった1986年にケヴィン・スペイシーから性的被害を受けたと告白した。ケヴィンはツイッターでアンソニーに対して謝罪を表明したものの、自身がゲイであることを公表し、「問題をすり替えた」として批判を浴びた。当時主演していた「ハウス・オブ・カード 野望の階段」もクビに。その後、アンソニーのみならず複数の被害者が名乗り出る騒動となり、俳優としてのキャリアが断たれていたが、4年ぶりに出演作が決まったという。(2018年に公開された『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』は、2015年に撮影を終えていた作品である)。「ABC News」によると、ケヴィンはフランコ・ネロが監督・主演を務めるイタリア映画『The Man Who Drew God』(英題)に出演決定。ネロ監督は「私の作品にケヴィンが参加してくれることになり、本当にうれしいです。彼は素晴らしい俳優ですから。早く製作に取りかかりたいです」とケヴィンが出演オファーを承諾したことを喜んでいる。ケヴィンの役柄は刑事役で、カメオ出演だという。映画は「低予算のインディーズ作品」で、ネロ監督の妻ヴァネッサ・レッドグレイヴもイギリスから撮影地のイタリアまで渡航できればカメオ出演する。ケヴィンの銀幕復帰には批判が集まっており、脚本家のシオバン・トンプソンは「ケヴィン・スペイシーと仕事をしたいと望む人は、業火で焼かれてしまえばいい」「ヴァネッサ・レッドグレイヴには本当にがっかり。彼女の政治観を尊敬していたのに」とツイート。一般人からも「どこの製作スタジオがOKを出したんだ?」「ありえない。ほかの素晴らしい俳優で仕事が必要な人はたくさんいる」「どうして私たちのほうが罰を受けなくてはならないの?」など痛烈なコメントが多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年05月24日マーベルの社長ケヴィン・ファイギが、5年前に物議を醸した『ドクター・ストレンジ』の配役についてふり返った。原作ではアジア人男性であったエンシェント・ワン役に、白人女性のティルダ・スウィントンを起用した。非白人系の役を白人俳優が演じる「ホワイトウォッシング」で批判を受けた作品は、『ドクター・ストレンジ』のほかにも存在する。草薙素子役をスカーレット・ヨハンソンが演じた『ゴースト・イン・ザ・シェル』、孫悟空役をジャスティン・チャットウィンが演じた『DRAGONBALL EVOLUTION』など。『ドクター・ストレンジ』の製作前後は、アカデミー賞の演技部門にノミネートされた俳優が「白人ばかりだ」として、「白すぎるオスカー問題」が取りざたされたころでもあった。水曜日、ファイギは『シャン・チー/テン・リングス』に主演するシム・リウに関する記事の中で「私たちはすごくスマートで、最先端を行っていると思っていました。(ワン役を)お約束の、しなびていて老いぼれた思慮深いアジア人男性にはしたくなかったんです。そんなときに思いつきました。『待てよ。ほかに方法があるんじゃないか。“お約束”に陥ることなく、アジア人男性の俳優を起用する以外の方法があるのでは』と。もちろん答えは『イエス』でした」と「Men’s Health」誌に説明した。「ホワイトウォッシング」したことを認め、「後悔している」と語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2021年05月21日アメリカで、テレビ批評家協会によるプレスツアーがオンラインで開催された。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、Disney+で配信中または今後配信されるドラマの未来について語った。エリザベス・オルセン主演の「ワンダヴィジョン」については、「私はマーベルに長くいすぎて、もはや何に対してもはっきりとした『ノー』や『イエス』が言えなくなっています。『ワンダヴィジョン』の次のシーズンに関しても」とシーズン2の制作の可能性を残す発言をしている。2018年に、マーベルキャラクターたちが主人公を務めるスピンオフドラマが作られると報じられた当初は、どの作品も1シーズンで完結のリミテッド・シリーズになるとのことだった。ファイギは「MCUの楽しいところは、ドラマと映画の間を行ったり来たりして、クロスオーバーができる点だというのが明らかですよね。常に、物語に基づいて変化するでしょう。シーズン2に進んでいくものもあれば、長編映画になってまたドラマに戻ってくるものも。『ミズ・マーベル』(原題)はドラマデビューした後、映画『キャプテン・マーベル』の第2弾に登場しますし。これはまだ発表していないのですが、今後配信予定のドラマは、シーズン2を作ろうとしているものもありますよ」と、いくつかの作品がシーズン2に進むことをほのめかしている。(Hiromi Kaku)
2021年02月25日アメリカ発の人気ゲーム「ボーダーランズ」の実写映画に、ケヴィン・ハートが出演することが明らかになった。同ゲームの公式ツイッターアカウントが、「ボーダーランズ・ファミリーに歓迎します、ケヴィン・ハート!」と報告した。昨年、ケイト・ブランシェットがリリス役で出演することもすでに決まっている。ケヴィンが演じるのは、凄腕の兵士だったという過去を持つ傭兵。コメディアンであるケヴィンにとって、非常に挑戦的な役となるのは間違いない。監督を務めるイーライ・ロス(『ベイウォッチ』)は、「ケヴィンと仕事をするのがとても楽しみです。『ボーダーランズ』では、彼はいつもとは違う役を演じることになります。みなさんが見たことのないケヴィンの一面をお見せすることに、ワクワクしています。彼は素晴らしいローランドを演じてくれるでしょう」と意気込みを語り、ケヴィンに期待を寄せている。現在のところ、ゲームファンはケヴィンがローランドを演じることに不満の模様。「ケヴィンのことは大好き。でもこのキャスティングは意味がわからない。製作陣はゲームをしたことがある?ローランドがどういう外見か、確認したの?」など、ミスキャストを指摘している。擁護派には、「私はケヴィンにチャンスをあげたい。ジェイミー・フォックスだって、シリアスな役を演じ始めたとき、みんなが『できるわけがない』と決めつけた。でも、彼はできるということを証明したから」と、ケヴィンと同じくコメディアンであるジェイミーを引き合いに出す人もみられた。(Hiromi Kaku)
2021年01月27日マーベルの社長ケヴィン・ファイギが参加するということで、大きな期待が寄せられているタイトル未定の『スター・ウォーズ』最新作。脚本家が「Disney+」で制作中の「Loki」(原題)の製作総指揮兼脚本家マイケル・ウォルドロンに決定したという。「Variety」誌が報じた。ウォルドロンは、『ドクター・ストレンジ』の続編『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)の脚本を手掛けており、今後のディズニー、マーベル、ルーカスフィルム作品での活躍が見込まれる。「Loki」シーズン1は先月撮影を終了し、5月に配信を控えているが、すでにシーズン2の制作が決定し、2022年1月に制作をスタートとの情報もある。引き続きウォルドロンが製作総指揮を務めるというのだから、やはり彼に対する3社の信頼は厚いようだ。『スター・ウォーズ』最新作については、昨年9月、同シリーズの大ファンだというファイギが開発に参加していることをディズニーが認めたが、それ以外のことは明らかになっていない。今後の『スター・ウォーズ』関連作はパティ・ジェンキンス監督作の『Rogue Squadron』(原題)、タイカ・ワイティティ監督のタイトル未定作品、『インフィニット』のJ・D・ディラード監督と「ルーク・ケイジ」の脚本家マット・オーウェンズが開発中のタイトル未定作品と目白押し。(Hiromi Kaku)
2021年01月08日ケヴィン・スミス監督が、子ども&ファミリー向け番組を制作している「WildBrain」とタッグを組み、「グリーン・ホーネット」をアニメ化するという。「グリーン・ホーネット」は1930年代にアメリカでラジオ番組から始まったヒーローもので、その後テレビ番組、コミックなどで展開。1966年の同名ドラマでは、主人公のグリーン・ホーネットをヴァン・ウィリアムズ、相棒カトーをブルース・リーが演じた。2011年にはミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲン主演で映画化された。スミス監督は「グリーン・ホーネット」の大ファンであり、ゴンドリー版の映画がリリースされる7年も前の2004年に、ミラマックスから脚本家として映画化を打診されたこともある。スミス監督が構想していたアイディアが映画化されることはなかったが、2010年にコミックブックとして出版された。今回スミス監督が手掛けるアニメ「グリーン・ホーネット」は、ファミリーをターゲットとした内容になるとのこと。舞台は現代で、主人公はオリジナルのグリーン・ホーネット&カトーそれぞれの息子と娘。スーパー・ハイテクカーの「ブラック・ビューティー」も登場する。スミス監督はツイッターで「WildBrain」に「ブラック・ビューティーの運転をさせてくれてありがとう」とジョークを込めた感謝を述べ、今回の報道を認めている。(Hiromi Kaku)
2020年07月31日イタリア現地時間7月6日に91歳で亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネを偲び、「BS10スターチャンネル」にて追悼放送が決定した。『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)や『アンタッチャブル』(1987)、『夕陽のガンマン』(1965)など数々の名作映画の音楽を手掛け、2006年にはアカデミー賞名誉賞、2015年にはクエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』でついに作曲賞を受賞したモリコーネ氏。今回放送される『アンタッチャブル』は、ブライアン・デ・パルマ監督がケヴィン・コスナーやショーン・コネリー、アンディ・ガルシアら豪華キャストを迎えて、伝説のギャングであるアル・カポネ(演ロバート・デ・ニーロ)逮捕に挑んだ男たちを描くサスペンス。俳優陣の好演とデ・パルマ監督の演出、モリコーネ氏の壮大な音楽が一体となり、一級のサスペンスとダンディズムに彩られたエンターテイメント作品。また、『サッドヒルを掘り返せ』(2017)はクリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督の名作西部劇『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』のラストシーンが撮影されたスペインのサッドヒル墓地を復元しようとする、熱狂的映画ファンたちの姿を追ったドキュメンタリー。モリコーネ氏も出演し、自身の思い出を語っている。(text:cinemacafe.net)
2020年07月08日マーベルのCEOケヴィン・ファイギが、日曜日(現地時間)に「ザ・シンプソンズ」で演技デビューを果たす。「Variety」誌によるとケヴィンは「Bart the Bad Guy」というエピソードに出演。MCU作品でお馴染みのスーパーヴィラン「サノス」をパロディ化した、「チノス」役の声優を務めるという。このエピソードは、バート・シンプソンが大人気映画シリーズ『ヴィンディケイター』の最新作を、ひょんなことから公開前に目にし、「ネタバレ」を武器としたスーパーヴィラン「スポイラー・ボーイ」になってしまうという物語。「チノス」は『ヴィンディケイター』の中に登場する悪役で、スマホの中に入っている“この世の終わりアプリ”で「私はこの惑星を炎で包み、ユートピアとして再生できるんだぞ!」と脅す。ケヴィンのほかにもMCU作品でマリア・ヒル役を演じたコビー・スマルダーズと、コビーの実生活での夫タラン・キラムが、「ハイドレンジア」と「エアショット」というスーパーヒーローの声を演じる。さらに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などを手掛けた監督のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が、バートのネタバレ攻撃をなんとか避けようとする映画会社の重役として出演するとのこと。「ザ・シンプソンズ」はアメリカで現在シーズン31まで続いている人気アニメシリーズ。(Hiromi Kaku)
2020年02月28日本日12月20日(金)より公開スタートした、ケヴィン・ハートとブライアン・クランストン初共演作『THE UPSIDE/最強のふたり』から、2人の笑顔絶えない撮影現場を映すメイキング映像が到着した。本作は、日本公開されたフランス映画史上No.1の興行収入を記録した『最強のふたり』のハリウッドリメイク版。スラム街出身の主人公・デルをケヴィンが、全身麻痺の大富豪・フィリップをブライアンが演じている。今回到着した映像では、笑いが絶えないアットホームな現場だったことが伺える、撮影の様子を大公開。隙あらばスマホをいじるケヴィンのスマホ依存症っぷりが垣間見え、本番中もケータイをテーブルの上に置いていたり、鳴ってしまった際には「みんなプロに徹しようよ!」と他人のせいにしてみたり。また、台詞をすぐに忘れてしまいNGに。何度もスタッフのダイアンの名前を呼び、セリフを確認する姿が映し出されている。一方でブライアンは、ケヴィンがひたすら口にヨーグルトを入れてくる場面に思わず笑いを抑えられなくなってしまう様子や、子役にふざけながら注意する場面、また武術にダンスに動き回るケヴィンに対抗するように、顔だけでダンスしてみせるなど陽気な一面もカメラは捉えている。さらに、共演者のニコール・キッドマンやゴルシフテ・ファラハニもの様子も。ケヴィンはブライアンとニコールとの共演について「セット以外での彼らに驚いたよ。セットではハイレベルな職人だし、とびきり最高。でもカメラが回っていないときは、個性が半端なくてもっと最高!」と明かし、「ニコールは優しい人で、僕らはテイクの合間もジョークを言い合った。ブライアンも気が合って今では友達だよ。素晴らしい撮影期間だったね」とふり返っている。『THE UPSIDE/最強のふたり』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:THE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019年12月20日自動車事故で大けがを負ったものの、驚異的な回復力を発揮してすっかり元気を取り戻したケヴィン・ハートが、「TLCチャイニーズ・シアター」の外に手形&足形を刻む栄誉を受けた。火曜日(現地時間)、ケヴィンはセレモニーに妻のエニコ・パリッシュと出席。ケヴィンの晴れの舞台をサポートしようと、『ジュマンジ』シリーズのドウェイン・ジョンソン、『ゲットハード/Get Hard』で共演したウィル・フェレルらも駆け付けた。ケヴィンはスピーチで「ここに来られたのは、自分自身だけの力じゃない。友情、パートナーシップ、称賛、尊敬の念のおかげ。ここにいる、みんなあってこそなんだ。本当にありがとう。みんなのことが大好きだよ。いまのこの瞬間をありがたく思ってる」と述べた。ドウェインは親友ケヴィンの人柄について「感じがよく、人を笑顔にさせ、笑わせてくれる」と称え、ケヴィンの頭を脇に抱えてキスした。ウィルは「ケヴィンのことが大好き。地球上で最もおもしろい人間の1人であるだけでなく、ハリウッドでは珍しいタイプの人で、ただただ、いいヤツ」、「家族思いの男であり、最高の友だち。必要なときに助けてくれる。彼をスターにしているものは、内面なんだ」とやはりケヴィンの人柄を絶賛した。(Hiromi Kaku)
2019年12月11日ハリウッドの第一線で活躍し続ける名優レオナルド・ディカプリオを製作に迎え、『キングスマン』シリーズで一躍人気俳優となったタロン・エガートンが主演を務めたアクションエンタテインメント『フッド:ザ・ビギニング』が公開中。この度、“カーチェイス”さながらの馬を使った追走劇が収められた大迫力の本編映像が公開された。これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど、錚々たるハリウッド俳優が主演し実写映画化されてきたロビン・フッド。本作『フッド:ザ・ビギニング』で描かれるロビン・フッドは、これまで描かれてきたストーリーとは異なり、伝説のヒーローであるロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚だ。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊というふたつの顔を持ったヒーローが、敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿が時代を超えてスタイリッシュに描かれている。公開された映像に収められているのは、執拗に迫る敵の追っ手から逃れるため、馬に乗った状態で街中を駆け抜けるエガートン演じるフッドの姿。大きな馬を巧みに操り、狭い階段を走り抜ける大迫力のシーンとなっている。本作のセカンドユニットを率いたアクションディレクターのサイモン・クレーンは、「現代的なカーチェイスのスリルやアドレナリンやニアミスを、馬や馬車を使って表現するのが面白かった。『ベン・ハー』と『ワイルド・スピード』を足した感じだ。ロビンとジョンは建物の間を疾走し、横滑りするように角を曲がり、炎から逃れる。これまでの映画では見たこともないね」 と語っており、まさに新たな伝説の始まりを象徴づける印象的な映像に仕上がっている。フッドの師であるジョン役を演じたジェイミー・フォックスは、「今までとは違うものを期待してほしい。今の時代を感じさせる最高の映画だ。驚異的なスピードで飛んでいく弓矢や、カーチェイスさながらの馬での追走劇といった現代的な要素がすごく気に入っている」と胸を張る。その驚くべき身体能力をもって、弓だけでなく、“ホース・チェイス”まで見事にやってのけたエガートンも「この作品のロビン・フッドには、今の世界とのつながりをものすごく感じる」と明かしている。ロビンのことを、これまでと同じような物語の主人公としてではなく、自分の魂と葛藤し、自分自身が予想もしなかった情熱とスキルを見出してゆく男として演じたと言う。『フッド:ザ・ビギニング』公開中
2019年10月25日スピルバーグやスコセッシなどの名前ならまだしも、ケヴィン・ファイギの名前を聞いて、すぐピンと来る方は映画通と言える。でも殆どの方は、「それ誰?」と思うのではないだろうか。46歳という若さでマーベル・スタジオの社長を務め、当時誰にも見向きされなかったアイアンマンと言うキャラクターに新たな息を吹き込み世界の人気スーパーヒーローとして確立させ、マーベル・シネマティック・ユニバースの基盤を作った人、それがケヴィン・ファイギだ。現在のハリウッドで、いや世界中でいまいちばんときめいているセレブ的プロデューサーの軌跡を追ってみた。ネバー・ギブアップ精神1973年マサチューセッツ州ボストン生まれニュージャージー州育ちのケヴィン少年は、幼い頃からアクション・フィギュアと映画が大好きで、将来は映画を作りたいと夢見ていた。そこでケヴィンは、映画業界に入りたいキッズたちの憧れの的である私立大学USC(University of Southern California:南カリフォルニア大学)に入学申請をする。しかし彼はここで見事に却下されてしまう。だがこれでくじけていてはハリウッドではやっていけない。ケヴィン少年がUSCにトライすること5回。(アメリカの大学は学期の節目ごとに入学が可能)普通これだけ却下されれば諦める人が多いだろう。ところがケヴィンは諦めなかった。米国「Vanity Fair」のインタビューでは当時をふり返り「毎学期ごとにUSCに入学願書を提出した。5回、ひょっとしたら6回トライした」と語っている。そして遂にケヴィン少年は入学を許可される。彼が2~3回目の願書却下で諦めてしまっていたら、いまのマーベルにケヴィン・ファイギはいなかったかもしれないのだ。青年ケヴィン、ハリウッドへ!大学ですべてが決まるとは言わないものの、USCに入るとかなりのアドバンテージがある。何と言っても、ジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキス、ロン・ハワードなど錚々たる映画業界の要人たちが卒業した有名大学だけのことはあって、USC在学生・卒業生は映画業界でかなり優遇される。そのアドバンテージとして真っ先にあげられるのは、学校側から提示されるインターンシップの豪華さである。当時のケヴィン少年が物にしたのは、当時をときめく『スーパーマン』や『リーサル・ウェポン』シリーズの監督・プロデューサーとして有名だったリチャード・ドナー&ローレン・シュラー・ドナー夫妻が営むプロダクション会社でのインターンシップだった。仕事内容は主に夫妻が愛するワンコの散歩と洗車だったらしいが、「業界内の仕事」であることには変わりない。持ち前の粘りで2年間の“お手伝い係”を全うしたケヴィン少年は、やがて夫妻から有給の製作アシスタントとして雇われることになり、熟練プロデューサーだったローレン夫人のもとで働くことになる。当時『X-MEN』のプロデュースを手掛けていたローレン氏は、ケヴィンが持っていたマーベル・ヒーローの知識に感服しアソシエイト・プロデューサーとしてケヴィンを起用した。ケヴィンはそこで、製作総指揮にあたっていたマーベル・スタジオのCEOアヴィ・アラッドと運命的な出会いをすることになる。コミック・ヒーローに対する豊富な知識はもとより、ケヴィンの誠実さ、気転の速さ、そして映画に対するセンスを感じたアラッド氏は、ケヴィンにマーベルへの入社を勧めたのである。マーベルの苦難とスーパー・プロデューサーの誕生話しは多少前後するが、ここでまだケヴィンがマーベルへ入社する前の1996年に時を遡る。それは、マーベル・スタジオがまだマーベル・コミックスだったころだ。この年、同社は破産申告をする憂き目に遭っていた。若者たちのコミック・ブック離れが致命的な原因だ。マーベルは借金返済のために売れるものは全て売らなければいけない、という状況に追い込まれる。人気キャラクターの映画化権も売りに出された。ハルクはパラマウントへ、X-MEN、ファンタスティック・フォー、デアデビルはセットで当時の21世紀フォックスへ、そして最近「養育権争い」となったスパイダーマンとその関連キャラ(例:ヴェノム)はソニー・ピクチャーズへ、といった具合である。この時期にケヴィンの恩人となるアヴィ・アラッド氏が苦境に瀕したコミック会社の将来性に目をつけた。アラッド氏は昔からマーベル・ファンで、ハリウッドでもプロデューサーとして著名だった。アラッド氏は、仲間で屈指のオモチャ企業Toy Bizの責任者だったアイザック・パルムッター氏にマーベル参入をうながす。かくして両氏の指揮のもとマーベル・コミックス社は、マーベル・スタジオとして新装オープンするに至る。さて、マーベル・スタジオに入社したケヴィン青年に話を戻そう。入社当初、アラッド氏の右腕として採用されたとはいえケヴィンの仕事は、毎日山のように送られて来る脚本に目を通し、ミーティングに出かけるアラッド氏のカバン持ち兼助手といった具合だった。当時のマーベル社は、スパイダーマンなどの主要キャラクターを他社に売り渡してしまったため、自社のキャラを主人公にした映画なのにも関わらず、その方向性に口を出せない状況が続いていた。「キャラクターを熟知している我々がクリエイティブをコントロールしなければいけない。マーベル・スタジオに権利が残っていて映画製作においてコントロールが効き、かつオモチャとしても一番売れそうなキャラクターは何か…?」マーベル・スタジオの上層部もケヴィンも同じ思いを抱えていた。極秘のうちにマーベルは、子どもたちから成るリサーチ・グループを集め、マイティーソーやアイアンマン、ハルクなどのイラストを見せて、「どのキャラクターの人形が欲しいか?」という質問をし、その答えを統計した。その結果アイアンマンが“優勝”を飾ることになる。そして奇しくも2006年、ケヴィンの恩人であるアラッド氏がマーベルの会長兼CEO(最高経営責任者)としての引退を発表した。頭の回転の速さに加えマーベル・キャラクターに対する知識と愛情では誰にも負けなかったケヴィン・ファイギはかくして2007年、マーベル・スタジオの社長に就任したのである。敏腕プロデューサーの快進撃その権限を持ってして、水を得た魚のようにファイギの活躍が始まる。当時、ドラッグ問題などで俳優としてはリスクが非常に高かったロバート・ダウニーJr.の『アイアンマン』への器用を承認し、結果映画は記録的な大成功を収める。これを機にマーベル・シネマティック・ユニバースという巨大なフランチャイズがスタートし大成功を収めるに至っている。いっぽう、マーベルの大躍進に反比例して巨大なフランチャイズが岐路に立たされていた。親元ジョージ・ルーカスの手を離れてディズニーが買収するに至った『スター・ウォーズ』シリーズ、特に世界中で愛されている映画シリーズで暗雲が立ち込めていた。J.J.エイブラムスの指揮下でファンファーレとともに始まった最終3部作のうち、現在すでに公開されている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、そして監督ライアン・ジョンソンによる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は興行的には成功しているものの、「成功」という感覚からは程遠い気持ちを味わっているファンも見受けられた。その暗い気持ちは、スター・ウォーズ・シリーズ最愛のキャラクターであるハン・ソロの若き日を描いたスピンオフ作品『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の興行結果が出るにあたり万人のものとなる。12月公開『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を前にして、すでに将来のスター・ウォーズ戦略を練りはじめているディズニーは、偉大なるブランドをピンチから救い出してくれる人物を内々で模索していた。好きを極めてハリウッドの頂点へディズニーは、この時すでにファイギに着目していた。人当たりの良さ、論争の中で仲裁に入れる楽天家な気性、そして自らがスターウォーズの大ファンでもあることからファンのレベルに立って物を考えられる…。世界最大フランチャイズと言っても過言ではない『スター・ウォーズ』の舵取りを任せられる最適任者がファイギであることは誰の目からも明らかだった。9月25日ディズニーは、ケヴィン・ファイギがルーカス・フィルムのもとでこれからの『スター・ウォーズ』映画シリーズの製作指揮として就任することを発表した。ファイギは様々なインタビューで、子ども時代に『スター・ウォーズ』から受けた影響は計り知れないと語っている。まさに映画ファンとしての夢を叶えた人である。読者の皆さんの中でもきっと「映画で身を立てていきたい!」と思っている方がいらっしゃるだろう。もし周囲の人に、「映画なんか作ってもお金にならんぞ」などと言う御仁がいたら、ケヴィン・ファイギのことを話すと良いかもしれない。人間、なんでも好きなものがあったら、とことん好きになって、夢を諦めずに努力を重ねれば、きっといいことがある。そう思わせてくれるのがケヴィン・ファイギなのである。(文・取材:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)(text:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)
2019年10月23日ロビン・フッド伝説を現代の作品へと生まれ変わらせる『フッド:ザ・ビギニング』が、10月18日(金)に公開される。この度、中世が舞台の物語でありながら、現代的でスタイリッシュな衣装を身にまとったキャスト陣をとらえた場面写真が公開された。これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど、錚々たるハリウッド俳優が主演し実写映画化されてきたロビン・フッド。“特別な作品”を製作することを最も大切にしているというレオナルド・ディカプリオを製作に迎え、『キングスマン』シリーズや『ロケットマン』などで人気を集めるタロン・エジャトンが主演に抜擢され話題となった本作。疑うことを知らない特権階級の若者がヒーローとして成長していくまでを描き、スピード感満載のシューティング・アクションが繰り広げられる中で、その世界観を表現した衣装の数々も注目ポイントのひとつとなっている。本作のような時代ものでは、衣装デザインが制限されてしまうことが多い。しかし、衣装を担当したジュリアン・デイ(『ボヘミアン・ラプソディ』で英国アカデミー賞にノミネート)は、そんな常識を覆し、規則破りのノッティンガム・ファッションを作り上げた。“モダン・メディーヴァル(現代的中世)”と名付けられたそのスタイルは、近未来的なエッジが効いているものの、しっかりと現実に根差した衣装だ。劇中で最も重要となるロビンの衣装と“頭巾(フード)”について、デイは「何百種類もの頭巾を見てみたけど、心からワクワクするようなものは見つけられなかった。次に、バイカー用のレザージャケットについてリサーチをし始めて、マーロン・ブランドが着ていたようなバイクジャケットと、侍が戦のときに着る装束とを合わせたようなものを作ったんだ」と制作秘話を明かしている。その他にも、英国空軍1945年モデルの飛行服を参考に作られたノッティンガムの炭鉱夫たちの作業服や、ベルベットやメタリックな素材を多用したノッティンガムの上流層の服装など、様々な時代・デザインからのインスパイアを受けて本作の衣装をデザインしていったという。とくにレジスタンス的な一着となったのは、民衆から税金を搾り取る冷酷無比な州長官を演じるベン・メンデルソーンが着ている長い革のコートだ。「身のこなしが見事なベンには、厳格さや簡素さを感じさせるニュートラルなグレイを着せた。その上に彼のあの大きな個性が加わっているんだ。」 と、デイは振り返っている。ロビンの師匠役・ジョンを演じたジェイミー・フォックスも、「監督のオットー・バサーストとプロデューサーのレオナルド・ディカプリオが抱いていたビジョンは、ロビン・フッドの物語を新鮮な形で解釈したものだった。アクションや登場人物、そして衣装にも素晴らしい捻りが加えられているんだ」と、デイが手掛けた衣装が、この新たな伝説誕生のため重要な役割を果たしたことを語っている。本作のアクションはもちろん、世界観を華やかに彩る斬新な衣装の数々にも注目してほしい。『フッド:ザ・ビギニング』10月18日(金)公開
2019年10月08日マーベルの社長ケヴィン・ファイギが、ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディとともに、『スター・ウォーズ』の映画製作を手掛けることになったという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。「スカイウォーカー・サーガ」の完結編である『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の製作を終えてから、本格的に始動するとのこと。関係者は、すでにケヴィンがある有名俳優に演じてほしい役があると声をかけたと明かしている。この有名俳優がだれであるかは不明だが、ブリー・ラーソンが取った行動で「もしかして声をかけられたのはブリー?」と話題になっている。ブリーはつい数時間前に『スター・ウォーズ』のコスプレでライフセーバーを持ち、C-3POと撮影した写真をSNSに投稿。「だれか『スター・ウォーズ』って言った?」とキャプションを添えたのだ。ブリー自身の「売り込み」かもしれないが、『スター・ウォーズ』の多くのファンはブリーを歓迎している模様。ディズニーの会長アラン・ホルンは、「キャシーとルーカス・フィルムが企画しているプロジェクトが楽しみです」、「『スカイウォーカー・サーガ』の完結を受け、キャシーは『スター・ウォーズ』の物語に新時代を築こうとしています。ケヴィン・ファイギは(『スター・ウォーズ』の)熱狂的ファンとして知られています。この類まれな才能を持つ2人のプロデューサーが、『スター・ウォーズ』の映画を一緒に作る。納得のいくことでしょう」とコメントしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より全国にて公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年09月27日十数人の男性から強制わいせつやセクハラで訴訟を起こされている俳優のケヴィン・スペイシー(59)。原告の一人を担当していたジェニー・ハリソン弁護士が、実名は明かさずにスペイシーによる被害を訴えていたマッサージ師が死亡したと公表した。CBS NEWSなど米国の複数のメディアが報じている。この原告の男性は2年前にスペイシーに施術した際、腕を掴まれてスペイシーの局部に手を導かれ、性器を触るよう強制されたほか、キスを迫られたりオーラルセックスを強要されたりしたと主張していた。ハリソン氏は声明で「ジョン・ドウ氏(匿名の男性の呼び名)が最近亡くなったのは事実です。彼の早すぎる死は、家族に凄まじいショックを与え、葬儀を行う余裕もないほどです。業務上の責任から、私はスペイシーの代理人にこのことを伝えました。その意図として、家族が悲しみを乗り越え、故人の抱えていた問題を解決するためにより多くの時間を持てるように裁判所への通知を少し待って欲しいと伝えましたが、被告側はこの要請を無視して即刻提出。死亡の事実が明るみに出てしまいました」と、怒りを露わにした。死因はまだわかっていない。スペイシーを巡る訴訟では、マサチューセッツ州のバーテンダーによる訴えが、7月に検事により棄却されている。
2019年09月19日ケヴィン・スペイシーから性的暴行被害にあったとして、「ジョン・ドー」(匿名希望時に使用される名前)の名前で訴訟手続きを進めていたマッサージ・セラピストの男性が亡くなった。「Variety」誌などが報じた。正式には死因は発表されていないが、がんで闘病生活を送っていたようだ。ドー氏の訴えは、2016年10月、マッサージ中にケヴィンが股間を無理やり触らせたこと。ドー氏が部屋から抜け出そうとすると、全裸のケヴィンが迫ってきてオーラルセックスを強要。ドー氏は「終わりだ。行かせてくれ」と言い放ち、部屋から出られそうだったが、ドアの前にケヴィンが立ちはだかったという。ケヴィン側はこのできごとに対し、否定している。ドー氏の弁護士は、「彼はスペイシー氏の下劣な暴行にトラウマを抱えながらも、気品があり、優しい中年男性でした。この事件(で訴訟を起こした)結果、世界中のほかの被害者からも連絡がありました。ドー氏は、彼らに起きた痛ましい話を信じ、最期の数か月は彼らのために立ち上がることを喜びに思っていました。彼の正義のための闘いはまだまだ“生きて”います」と声明文を発表した。(Hiromi Kaku)
2019年09月19日車が大破する事故に遭い、脊椎の手術を受けたケヴィン・ハートが、入院から10日で退院するという驚異の復活を遂げた。「TMZ.com」が報じた。関係者によると、ケヴィンは短期間で退院できたことを喜んでおり、「生きていてよかった」とポジティブムードだという。現在はリハビリ施設に移り、1週間ほどの滞在を予定。なるべく早く自宅に戻り、通院による治療が受けられるようになることが目標とのこと。脊椎の手術後、先週末にはすでに歩くことができていたと報じられたケヴィンに麻痺、神経の損傷やしびれなどなく、完治することが見込まれている。今月1日、ケヴィンを乗せ、友人が運転していた愛車が木製の柵に激突し、3メートル下の溝に転落するという大事故が発生。事故後、ケヴィン本人からのコメントはまだないが、『ジュマンジ』シリーズで共演している親友のドウェイン・ジョンソンはケヴィンと話したそうだ。ケリー・クラークソンのトーク番組で、「ケヴィンと話したよ。大丈夫そうだ。ケヴィンのことは息子って呼んでるんだよ」、「人生で、こういうことは起きるもんだ。ケヴィンがちゃんとチャイルドシートに座っていて本当によかった。彼の小児科医とも話したけど、元気にやってるって」と小柄なケヴィンをジョークにできるほど、回復に向かっていることを明らかにしていた。(Hiromi Kaku)
2019年09月12日