BTSファンに向けたソーシャルカードゲーム 「え!BTSマニアなんですか?」が、5月25日にコンステラージャパン公式サイトにて発売。5月11日より同サイトにて先行予約販売を開始しました。「え!BTSマニアなんですか?」は、アメリカで人気を博したカードゲーム「Do You Know Me?」を元に、BTSファンを対象に作られた特別バージョンです。ルールはシンプル。BTSに関する質問に対して、回答者の答えをみんなで予想して遊ぶゲームとなっています。回答を予想するのに使うアンサーカードには、BTSメンバーのこれまでの活躍をまとめたフォトカードがついたスペシャルアンサーカード付き。ノーマル、ゴールド、ダイヤモンド、プラチナと全部で4種類のカラーがあり、いずれか1種が封入されています。プラチナは全体のわずか1%のみの特別仕様です。スペシャルアンサーカードの中には、BTSメンバーのグループフォトカードが使われている「絶対YES」カードが各セットに1枚だけ封入されています。グループフォトカードの「絶対YES」カードは全4種あり、どのフォトカードが入っているかは開けてからのお楽しみ。また、コンステラージャパン公式サイトで購入された方には、限定特典としてオリジナルフォトカードのプレゼントも。質問は、BTSファンなら常識の定番問題から、ファン心をくすぐるマニアックな質問まで、430種類の質問を用意。ファン同士の交流をもっと深めるにはもってこいのゲームです。BTSが好きな方はぜひ挑戦してみてくださいね。■商品概要「え!BTSマニアなんですか?」価格:3,300円(マイナビウーマン編集部)
2022年05月13日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!「ゲームへの嫌悪感」私の義両親はゲームに対する嫌悪感があるらしく、旦那も大人になってから開放感でゲームをはじめたそうです。ある日、息子にゲームを買い与えていたら、遊びに来た義父に「ゲームをやるとバカになるからやめさせなさい」と言われ、息子がやっていたゲームを無理やり取り上げようとしました。1日中やっているわけではなく、時間を決めてやっているのに強制終了されて、セーブできなかったと息子が泣いていました。これからは義両親が来る前に隠そうと思います。「動画を見せていたら…」息子は電車が好きで、電車のYouTubeをよく見ています。それを見ると気分も落ち着くのか、泣いたあとなどによく見せています。それを見た義母が「こんなにYouTubeを見ているとまともな大人になれないよ」と勝手にパソコンを閉じてきて…。ちょうど気分が不安定になっていたところで見せていたので、更に号泣してしまいました。動画を見るたびに閉じられるので毎回号泣しています…。見ていてとても可哀想です。(女性/会社員)こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月13日■前回のあらすじ「ゲーム大会に出てみるか?」そんなことを言いだした夫。「野球とかサッカーはよくて、なんでゲーム大会はダメなの?」その問いかけに、由里は答えられない。そこでママ友たちに話してみると…。 >>1話目を見る 私もはじめはゲームに対して懐疑的でしたが、息子と一緒に向き合ってみて、悪いことばかりではありませんでした。ゲームだろうとなんだろうと、何かに打ち込めることは素晴らしいことだと思います。これからも息子の力を信じ、彼の選択を応援していきたい。そんな中で、私も親として成長していきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年05月02日ゲーム動画で何を見ているの?テレビゲームが大好きなむっくんは毎日ゲームを楽しんでいます。さらに小学生になり、自分で動画検索できるようになってからは好きなゲームの動画も楽しむようになりました。ときに真剣に、ときにげらげら笑いながら動画を見るむっくん。私が子どものころはゲーム動画なんてありませんでした。自分でプレイすることを楽しむスタイルなので、動画で喜ぶむっくんは一体何が楽しいんだろう?と当初は不思議に思ったものです。そんなむっくんをよく観察してみると、楽しむゲーム動画の内容はおもに二種類に分けられることに気づきました。一つは攻略動画で、プレイする上でどこにアイテムがあるかや、敵をどうやって倒すのか、無事クリアするにはどんなとこに気をつけると良いか、またどんなストーリーなのかを知ることができます。もう一つは実況動画で、ゲームが上手な方がびっくりするようなテクニックでプレイされている様子や、これをやったらどうなるか?などの子ども心をくすぐる実験的な内容を楽しんでいるようです。Upload By ウチノコ攻略動画は見通しになる?!現在プレイ中のゲームに関しては特に攻略動画を見ていることが多いむっくん。攻略動画はプレイに詰まったときに見ていることが多く、どうすれば進められるのか?ということを知るために見ている様子です。むっくんは家庭内ルールでゲーム時間に縛りがあります。なので、できるだけ短時間で要領よくゲームを進める必要に迫られていて、そこを解決するのが攻略動画!なるほど、理にかなっている!また、ゲームを始めたころはキャラクターが倒されることにストレスを感じたり、どこから強い敵がでるのかハラハラしたりするため、思うように進めないときにプチ癇癪を起こすことがあったのですが、攻略動画を見るようになってからは随分減りました。おそらく事前に見ておくことで心の準備ができて安心してゲームに取り組め、困っても調べたら大丈夫という成功体験になっている様子です。実はむっくんは普段から、映画などもいったん早送りして結末を確認したあとに最初から視聴するスタイルです。そんなむっくんにとって攻略動画は予告や見通しを立てて、安心してゲームを楽しむために重要な役割を果たしているのかもしれません。Upload By ウチノコ実況動画はワイワイ楽しむ派実況動画は弟と一緒に楽しむことが多いむっくん。まるでスポーツ観戦のように、おお!すごい!え?!今のどうやったんだろう??なんてことを話しながら画面にくぎづけです。また、配信者さんのケアレスミスに笑ったり、珍しいアイテムにおお!っとなったり。まるで友達のゲームを見て一緒に楽しんでいるような楽しみ方をしています。私も子どものころはよく友達の家でゲームしてたなぁ、同じものに興味を持って、ワクワクを共有できるって楽しかったな~なんて当時の気持ちを思い出したりしています。人と接することが得意ではないむっくんですが、少しだけ友達と一緒に楽しむ雰囲気を味わえているのかな?なんて感じています。最近では面白かった動画をストックして、友達が来たら見せるんだ!と話したり。お気に入りの配信者さんのようにみんなが面白いって思う動画をつくってみたいなぁと興味の幅も広がってきています。Upload By ウチノコ本質は変わっていない私は小さいころからゲームが好きな子どもでした。親に叱られながらゲーム時間をオーバーして没収されるなど、感慨深い思い出がたくさんあります。そんな私が感じたのは、むっくんにとってゲーム動画を楽しむことは、私の時代での攻略本や、ゲームの設定資料集を読みこむ感覚に近いのかもしれないなという事です。以前実験的に、あるゲームの攻略本をむっくんに買ってみたところ、そのゲームに関しては動画を見ないという面白い結果にもなりました(ただし飽きるまで辞書のような攻略本をひたすら読み込んでいましたが…)。ゲームをした後にゲーム動画を見ていると、つい、ゲームばっかり!と不安になるかもしれませんが。何を知ろうとしているのかという目線で観察してみると、意外と内容はさまざまでお子さんの視点を知るきっかけにもなるかもしれません。また、自分の好きなものを誰かが一緒に見てくれる。同じように楽しんでくれることはとっても嬉しいものです。これからは親子で一緒にゲームだけでなく、ゲーム動画を楽しむ時間を持つのもいいかもしれないなぁと考えています。Upload By ウチノコ執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)子どもたちの間でゲームに関する動画はとても人気ですね。むっくんがゲーム動画をどうしてそんなに好きなんだろうと思って分析してみた、というのが素晴らしいです。ウチノコさんはゲームが好きとのことですが、特にゲームをあまりしてこなかった保護者の方だと、「ゲームは良くない」という前提から子のいろいろに対応するため、どうにも対立の構図に陥りやすく、より一層、子はゲームを守ろうと強い態度を取りやすくなり、悪循環になりやすいです。子どもが好きなゲーム、ゲーム動画ってどんなのだろう?と思って、自分でやってみる。まずそこが1つのポイントですね。その際に、なるほどこれは面白いね、と思えればいいなぁと思いますが、そうではないこともあると思います(どうしてこんなのにハマるんだろう、と)。でも、少なくとも、お子さんの興味を引いているのはそのゲームや動画なわけで、それなりの魅力があることは間違いないです。ゲーム実況では、楽しい仲間との関係を疑似体験しているのかもしれない、攻略動画では動画素材によって学ぶことが得意であることの証左の1つかもしれない、ゲームそのものでは、評価がわかりやすい世界は生きやすいのかもしれないなど、お子さんをめぐるさまざまなヒントがあふれていることと思います。ぜひそういう視点もくわえていただいて、「ゲーム・動画と子ども」の関係で何が起きているのかを考えてみてもいいかもしれません。
2022年05月02日■前回のあらすじ「俺に考えがあるから任せてほしい」そんな夫の提案を受け入れてみたものの…。逆にゲームを推奨しだした夫。一体どうなってしまうのか? まったく先が見えない展開に。 >>1話目を見る 私は、ママ友たちの意見を聞いてみることにしました。 次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年05月01日■前回のあらすじゲームは1日1時間。そう決めたのに、息子は宿題そっちのけで、なかなかゲームをやめられない。やっぱりゲームはまだ早かったのか? 由里のいらだちはつのるばかり。 >>1話目を見る 次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年04月30日■前回のあらすじ小学四年生の大和へ、義母が勝手にゲーム機を買い与えてしまい、困惑する由里。さっそくゲームに夢中の大和。嫌な予感しかしないのだが、どうなることやら…。 >>1話目を見る それで夫の言うとおり、ゲーム機で時間を制限してやらせることにしたのですが……。次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年04月29日私は由里(ゆり)。子育てしながらパートタイムで働いている主婦です。一人息子の大和(やまと)は小学4年生。少し前まで母親の私にべったりでしたが、最近は学校の友達と放課後に遊ぶようになりました。そして友達の影響でゲームに興味を持ち始め……。次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年04月28日わが家の春休み。息子は幼稚園のため、預かり保育を自粛すると1カ月近いお休みという、在宅ワーカーな母にとっては、とてもヘビーなものでした。そんな中、テレビゲームでひとり時間をつぶしてくれる、4つ上のお姉ちゃん…。■長い春休みの救世主は…テレビゲーム!何を隠そうわが家はゲーマー、一家。パーティゲームが好きな夫、のんびりスローライフなゲームが好きな娘、そして、家族が寝静まった後にこっそりゲームしたいけど最近ドライアイがつらくてなかなかできない私。休みの日は夫が主導してパーティーゲームをするような家族です。そんな家族の影響もあり、息子もテレビゲームをやりたがるようになりました。テレビゲームは、“ボタンを押せば音がでる”というシンプルなものではなく、ボタン操作がテレビ画面上のものを動かす、という不思議なものです。最初は見よう見まねで操作に苦戦していた息子も、一緒にやりたい一心で練習を重ね、気付けばパーティーゲームの仲間に入れるようになり…。家族の指示が通るように!私はこの時点で感動していました。だって、右も左もわかっている。このボタンを押せばこうなるって、わかっている。ある意味、療育でお世話になったスイッチ遊びのようなものです。ちゃんと理屈を理解しながらも楽しそうにプレイする息子に、夫も私も成長をひしひしと感じていました。 ■実況動画のマネが言葉の発達に…また、ゲームの実況動画のマネをして、おしゃべりをしながらゲームをするわが家の姉弟。いつのまにそんな言葉を覚えたの!? という感じで、子どもたちは実況してくれます。ただでさえ私はゲームをするにしても何をするにしてもだんまり集中タイプなので、しゃべりながらできる、というマルチタスクっぷりに感動していたのですが、言葉の遅かった息子も“アイコンタクトも指さしもできないゲームプレイ中”という窮地の中、それが起爆剤になっているかのように、どんどんと言葉が発達していきました。三語文が出てきたかな!? というところだった息子が「〇〇だから、●●しゅるね~」という説明をしながら、アクションゲームでお姉ちゃんのフォローをしているのです…。すごい…!好きこそものの上手なれ、とは言いますが、まさに楽しく好きなことをすることで、息子もぐんぐん成長していきました。■ゲームとも動画とも、上手に付き合えるように…もちろん、視力への影響や、のめり込みすぎることへの危険性は身をもって体験しているので、時間もほどほどに、区切りの良いところでいつも終了させるようにしているものの、今のところ二人とも「もっとやりたいー!」はないので、助かっています。それが出てくるこれからが、本当の勝負になるかもしれませんが、悪影響がクローズアップされることが多いテレビゲームや動画鑑賞。でも、それで子どもたちが成長できたり、コミュニケーションの味方になってくれる部分もあるのだということは忘れずに、仲良く付き合っていけたらと思っています!
2022年04月27日アニメとコラボした客室や、推し活グッズを用意するなど、非日常空間で推し活を楽しめるホテルステイが注目の的!自分へのご褒美や、大画面でアニメ観賞を楽しみたい時、はたまた推しの誕生日祝いなどにもホテルは利用価値大。夜通しアニメ三昧!推しと一緒に眠る幸せ。アニメ作品の世界観に浸れたり、推し活を応援するプランを実施し、一晩中大好きなアニメを楽しめるホテルが続々登場している。なかでもアニメ好きを虜にしているのが、クールジャパンの一大発信地「ところざわサクラタウン」に完成した「EJアニメホテル」。アニメなどの人気作品とのコラボルームをはじめ、全客室に150インチのプロジェクターと高音質スピーカーを完備。さらに1600万色を超える色彩表現を自由に操れるスマートLED照明など、最新設備を導入した空間で宿泊体験ができる。部屋全体を推し色に包み、推しの祭壇などで部屋を飾り、一日中推し活を楽しみたいアニメファンの予約が殺到。DVD&BDプレーヤーをレンタルできるだけでなく、アニメ専用チャンネルも見られるので、好きなだけアニメ観賞ができる。コラボルームでは、専用スマホを使ったゲームを用意し、ミッションをクリアすると、オリジナルのキャラクターボイスが聴けるという、うれしいサービスも。アニメや声優のイベントなど、推しに会える機会が減っている今こそ、ストレスフルな日常を離れて、スペシャルな空間で推し活を思う存分楽しむホテルステイがおすすめ。同じものを愛でる者同士で情報交換したり、魅力を語り合ったり、テンション上がりまくり。モチベーションもアップし、さらに推しへの愛は増すばかり!ところざわサクラタウン日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として話題を集める新スポット。ミュージアム、神社、ホテル、イベントホール、ショップ&レストランなどが集まる。埼玉県所沢市東所沢和田3‐31‐3TEL:0570・017・396営業時間・定休日は施設によって異なる【EJアニメホテル】好きな作品とともに過ごせる、細部にまでこだわり抜いたホテル。“好きな物語に、泊まる。”を理念としたコンセプトホテル。人気声優の声で案内されるエレベーターをはじめ、アニメやコミック、ゲームなどの作品の世界観をさまざまな形で演出。スーペリアや和室といった客室は、映像音響照明設備が整った全6タイプ。大人気のイケメン悪魔調教ゲーム『Obey Me!』のコラボレーションプラン(~6月8日)など、人気作品とコラボし、作品の世界観を反映させた客室やフルコースのディナーが人気。1泊¥21,780~。EJアニメホテル「Obey Me!」コラボルーム ©2019‐2022 Obey Me! Official. All rights reserved.客室のプロジェクターは、色鮮やかな4K相当の高画質の映像が楽しめる。【武蔵野坐令和神社】アニメファンが足を運ぶ、アニメ聖地88か所の一番札所。天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚命(すさのおのみこと)が御祭神。二柱を総称し、映画やアニメ、コミックなど、全てのコンテンツに宿る神威を尊称して「言霊大神(ことだまのおおかみ)」と呼ばれている。アニメツーリズム協会が選定するアニメ聖地88の一番札所インフォメーションスポットで、聖地巡礼に向かう旅行者の安全祈願も行ってくれる。『ファイナルファンタジー』シリーズのキャラクターデザインを手がけた天野喜孝さんによる拝殿の天井画も必見。10:00~16:30火曜休(祝日の場合は翌平日休)神社も隈研吾さんがデザイン監修。境内にはアニメ聖地88に選ばれているアニメ作品のタイトルが書かれたのぼり旗が並ぶ。右・パステルカラーの「木製御朱印帳‐七宝‐」¥3,800。左・〆柄が印象的な「締切守」¥800。【角川武蔵野ミュージアム】日本が世界に誇る、アニメの企画展も随時開催。アート、文学、博物のジャンルを超え、あらゆる知を再編成したミュージアム。「グランドギャラリー」「EJアニメミュージアム」では、多彩な企画展を随時開催。常設の「本棚劇場」「マンガ・ラノベ図書館」でもイベントが催され、メインカルチャーからポップカルチャーまで多角的に文化を発信。隈研吾さんが手掛けた建築も。スタンダードチケット¥1,200。10:00~18:00(金・土曜~21:00、最終入館は閉館の30分前)第1・3・5火曜休(祝日の場合は翌平日休)作品を取り巻くエンターテインメント全体を紹介する「EJアニメミュージアム」。©2021 異世界みゅーじあむ KADOKAWA約8mの本棚が圧巻の「本棚劇場」。©角川武蔵野ミュージアム「マンガ・ラノベ図書館」の所蔵は3.5万冊以上。【東京ドームホテル】東京ドームが見える部屋で、推し活ホテルステイ。コンサートの聖地とも呼ばれる東京ドームに面した客室に、プロジェクターとBlu‐rayプレーヤーを完備。ミラーボールやペンライト、窓枠の装飾用のワイヤーなども用意しているので、存分に推し活が楽しめる。「推し色デコレーションケーキ」も別料金で注文可能。1日6室限定。5月末まで。1泊1名¥8,900~。東京都文京区後楽1‐3‐61TEL:03・5805・2222【東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル】『トイ・ストーリー』一色のホテルが、4月5日オープン。日本で5番目のディズニーホテルは、ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズがテーマ。映画の第1作に登場するアンディの部屋をイメージした、全595室の客室数を誇る。おもちゃの世界に入り込んだような遊び心ある作りが随所に感じられる。1泊1室¥26,500~(3月18日時点)。千葉県浦安市舞浜1‐47TEL:0570・00・1928©Disney©Disney/PixarSlinky(R) Dog © Just Play LLCMr. Potato Head(R) and Mrs. Potato Head(R) are registered trademarks of Hasbro, Inc. Used with permission. © Hasbro, Inc. All Rights Reserved.ETCH-A-SKETCH- ©2021 and (R) Spin Master, Ltd. All Rights Reserved※『anan』2022年4月6日号より。写真・森山祐子漫画・ウラモトユウコ取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2022年04月02日大人気マンガシリーズ、今回はごじごじ(@gorgegorge_dayo)さんの投稿をご紹介!「妹とワクチン」です!ワクチンを打った一人暮らしの妹の様子を見に行く事にしたごじごじさん。妹さんは高熱が出てるにも関わらず…!?一人暮らしの妹のお見舞いに。出典:instagramとうとう38度を超えて…出典:instagram高熱の中ゲームを…出典:instagram次の日…出典:instagram高熱があるにも関わらずハイテンションな妹さん。なんだか分かる気がします…次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@gorgegorge_dayo)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月10日「CYCLOPSathletegaming(CAG)」に所属するAyagator氏プロeスポーツチーム『CYCLOPS athlete gaming(CAG)』に所属していた女性プロゲーマー・たぬかなが、「身長170cm以下の男性には人権ない」などと差別発言したことで大炎上。同チームから2月17日付けで契約解除になった問題が一向に鎮火しない。炎上し続けるプロゲーマー界同じチームに所属する別のゲーマー兼マネージャーKbaton(コバトン)についても、2016~17年にTwitter上で障がい者や同性愛者への差別的な暴言を連発していたことがネット上で拡散され、チームを運営する『ブロードメディアeスポーツ』は同選手についても2月18日付けで契約解除したとチームの公式サイトで発表した。たぬかなが炎上したときも、「俺の所属チームで草」「こんな大事になるとは思わんかったわw」と他人事のようにツイートしていたが、自身の暴言が次々と告発されると17日までにアカウントごと削除していた。さらにネット上では、同じチーム所属のAyagator(アヤゲーター)の過去の暴言ツイートが問題視され、非難の的になっている。同選手もKbaton同様、2018年に障がい者や同性愛者などへの差別的な暴言を多数ツイート。また彼から見て理解度が低いと感じられたTwitterユーザーに対しては、「お前TL流れてくんの目障りだわゴキブリかよ害虫潰すぞ」「クソ雑魚日本語覚えてからツイッター始めろや」などとも投稿していた。ネット上では、Kbaton以上に激しい差別的暴言を発していたAyagatorに、「たぬかな、コバトンが契約解除ならアヤゲーターも同じ処分じゃないとおかしい」との声があがっている。『ブロードメディアeスポーツ』はたぬかなを契約解除する際、《当社は、いかなる差別的・侮辱的な行為や言動・SNS等での発言も許されるものではないと認識しており、すべての人にとっての多様性を大切にしております》と公式サイトで発表している。所属先がAyagatorについて出した回答ではAyagatorについてはどのような処分を考えているのか。同社に問い合わせると、窓口担当者から以下のような回答があった。――過去にあった過激なTwitterでの発言について何らかの処分をする予定はあるのか。「ご覧になられている発言に関しましては、チームに所属する前の発言になっておりますので、現状、本人に対しては厳重注意を行っているところであります」――厳重注意ということは契約解除することはない?「私が聞いている範囲では、厳重注意するということまでとなっております」――選手にはどのような形でお話しをされたのでしょうか。「監督から選手個人個人に直接連絡いたしました」現時点では厳重注意に留めるとのことだが、ネット上での炎上は収まりそうにない。同選手はネット上で過去の暴言ツイートのスクリーンショットが拡散されはじめた頃から、急いで該当するツイートを削除しているが、後の祭り状態だ。プロゲーマーによる差別的発言が次々と明るみになった背景にはこんな理由があるとゲーム誌ライターは言う。「もともとプロゲーマー達の間では、未熟なプレイヤーを障がい者や同性愛者に例え揶揄するスラングが横行してきました。最初に炎上したたぬかなさんが使った“人権”も、必須レベルの強いキャラクター・武器などを意味するものです。それを持っていないと“お前、人権ないな”と普通に使ってしまう。こうしたゲーマー間でのスラングがそもそも問題だということをより認識するべきだったのではないでしょうか」今後の進退に注目集まるAyagatorは過去のインタビューで「プロゲーマーとして努力していることってありますか?」という問いに対しこんなことを語っている。《プロゲーマーって、ゲームが上手いだけでは周囲から信用されないと思うんですよ。だから、人間性の面でも信用される人間でありたいです》今では子どもが憧れる職業となったeスポーツのプロゲーマー。そんな子どもたちの模範となる姿を見せられるよう、ゲームの腕を磨く前に、学ばなければいけないことがあるのではないだろうか。ゲームのように簡単にリセットとはいかないのだから。
2022年02月18日『バイオハザード』は、なぜ私たちの心を掴み続けるのか?お笑い芸人でゾンビ愛好家のトム・ブラウンみちおさんが、その魅力を語ります。シリーズすべてハズレなし!バイオ愛は誰にも負けません。――バラエティ番組の他『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』(オールナイトニッポンPodcast)のパーソナリティも務めるトム・ブラウン。みちおさんは知る人ぞ知るゾンビ愛好家だ。「ゾンビ作品は巨匠ジョージ・A・ロメロの作品をはじめ、小説、ゲームなんでも大好物です。当然、『バイオハザード』は僕のための作品と言っても過言ではありません。そのくらい好きなんです!」――バイオハザードには多数タイトルが存在しますが、どの作品がお気に入りですか?「全部です!甲乙つけられません。ファンの中にはいろいろベストがあると思いますが、僕にとってはシリーズ全作品が神ゲーなんです。例えば、バイオ4はアクション強めでらしくない。とか、バイオ6はイマイチ、と言うファンの方もいますが、僕目線からすると、バイオ愛が足りないのでは?と言いたいです。なんならMOBキャラで出演したいくらいです。いや、洋服を着替えれば何度でも登場できそうなので、むしろMOBキャラでお願いしたいです」――MOBというのは、その他大勢のいわゆる雑魚キャラですよね。「そうです。バイオはホラー映画の中に入って遊べる。そのコンセプトをはじめて作った素晴らしい作品です。でも、プレイしてはじめて遭遇するのは即倒されるMOBキャラのゾンビです。そして、MOBキャラは様々なバリエーションが存在するのも魅力です」――特に印象的なMOBは?「やっぱりシリーズ1作目の冒頭に登場する、死体をむさぼる振り向きゾンビは印象的ですね。それと、バイオ4のチェーンソーで襲ってくる男は怖かった」――操作する主人公もシリーズ通しての魅力だと思いますが。「もちろん好きです。特にレオンはルックスもカッコイイし、台詞も皮肉が効いてて面白い。あと、作中登場する謎のエージェントのエイダとの恋愛関係?今後あの二人がどうなっていくのか気になります」――では、好きなレオンがゾンビになって、それでプレイできたら最高なのでは?西部劇モチーフのゲーム『レッド・デッド・リデンプション』のボーナスコンテンツで主人公がゾンビ化したように。「あーそのゲームやりたかったんです…。やりたいゲームや観たい映画がありすぎる。僕はお金がなくてゲームもできなかった時期がけっこう長いんです。最近、ようやく好きなゲームで遊べる余裕ができたので、昔できなかった分を取り戻している最中なんです。青春をやり直している感じですね」――ちなみにゲーム以外でやってみたいことはありますか?「夢はゾンビ映画を撮ることです。でも、その前にMOBキャラのゾンビ役でバイオハザードシリーズに出演したいです。カプコンさん、よろしくお願いします!」みちおさんイチオシの作品『バイオハザード4』主人公レオンの魅力を堪能できる名作。シリーズ第2作で初登場のレオンが本作でも主役を務める。ゾンビではない新たな脅威の出現も話題に。「弱いアシュリーを守りながら戦う場面もあり、イライラするんです。でも、それも含めて最高!」と、みちおさん。『バイオハザード6』シリーズの人気キャラクターが勢揃い。「レオンとクリスが遂に同じタイトルで絡む。ファン待望の一本ですよ」と、みちおさんイチオシの本作。シリーズの顔ともいうべきキャラクターが共演。そして、宿敵だったウェスカーの息子ジェイクやエイダも登場。みちお合体漫才で人気のお笑いコンビ、トム・ブラウンのボケ担当。芸人活動のほか、自身初となる異世界ファンタジー小説「異世界巨大生物VS元アスリート」を発表。※『anan』2022年2月9日号より。写真・中島慶子取材、文・川上浩平©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(by anan編集部)
2022年02月08日サバイバルホラー・ゲームの原点にして頂点。これまでに146作品、全世界累計1億2000万本を超える『バイオハザード』シリーズ。今年で26年目を迎える大ヒットシリーズを世に生み出したゲームクリエイターの二人を直撃。今から26年前にカプコンからリリースされた、サバイバルホラー・ゲームの原点『バイオハザード』。このゲームの初代ディレクターであり、最新作『Ghostwire:Tokyo』を発表し世界中で注目を集めている三上真司さん(Tango Gameworks代表)。そしてバイオハザードシリーズの開発に長年携わってこられたカプコン開発トップの竹内潤さん。現在ゲーム業界を牽引するトップクリエイター二人の夢の対談が実現。かつての先輩と後輩という関係、これまでの開発エピソードやその経緯。あらためて『バイオハザード』について深掘りするとともに、その魅力に迫ってみた。三上真司:「ホラーを作れ!」と、当時(カプコン時代)の上司の指示から始まったんです。でも、資料も何もないし、ゼロからのスタートだったので、苦労したことしか思い出せないですよ(笑)。竹内潤:僕はそれを横目で見ていて、大変そうだな~って思っていました。もちろん、初期から携わっていましたが、一本丸々開発を担当する責任者と、開発スタッフとして関わるのとではぜんぜん違いますからね。ホント大変なんです。三上:それでも自信はあったんです。根拠はありませんが、手応えみたいなものはありました。いま見返すと恥ずかしい点やアラは多々ありますが、ホラー映画の中に入る没入感みたいなものはできていたので。口コミで広がり大ヒットシリーズへ。竹内:実際、その恐怖体験が口コミで徐々に広まり、セールス面でも成功しました。動画配信やSNS全盛ではない時代だったので大健闘だと思います。以降、このヒットがあってシリーズ化され、現在220の国と地域で楽しんでもらっています。ホラーそのものは映画や小説などで既存のジャンルとしてはありましたが、実際にゲームでプレイするものとして、エポックな作品だったと思います。三上:でも、恐怖って人それぞれ捉え方や感じ方も違うし、難しい。自分の中で怖いと感じていたのは心霊もので、開発当初の1か月は心霊っぽいものを企画として出していました。でも、よくできたホラーゲームをつくっても、それだけでは売れないのはわかっていました。なので、映画のジョーズやグリズリーのようなモンスターが人を襲う要素を入れたりとかね。それと、ゾンビから逃げるだけでなく、倒す爽快感があって、それらがシリーズならではの味付けになっているんじゃないかな。竹内:僕は当時グラフィックを担当していたんですが、見た目のインパクトは大きかったですよ。それ以前のゲームにはなかったものだったので、その点でも革新的だったと思います。三上:そうね。いま見ればそうでもないんだけど、当時のお客様目線で見れば確かに綺麗で緻密。竹内:当時は1枚の絵を仕上げるのに、機械から出力するだけで1日半かかる時代でした。大変でしたよね。三上:でも、まだ1作目はそれでもマシなほうで、シリーズ2作目になるとそれ以上に大変だった。竹内:そうそう、そうでした。非常に高価なPCを24時間フル稼働で酷使していたんですが、メーカーからしたらそんな使い方は想定外なので、当然、頻繁に壊れるんです(笑)。時間がないのに壊れるわで、本当に大変でしたね。三上:その上、人に対してPCの数が足りていなかったので、夜勤と日勤の2交代制でつくっていました。あの頃はスタッフで家族持ちも少なかったし、夜勤のほうが人気はありましたけど……とにかく忙しかったです。竹内:そうでしたね。三上:でもね、そうして苦労してつくり終えた後は、実際に販売店に足を運んで様子を見るんです。データではなく、体感で得られるものがあるので。竹内:僕も発売直後は店舗に行きます。『バイオハザード5』の時もそうでしたし、けっこう最近でも行っているほうだと思います。でも、発売直後の話でいったら、三上さんが特に気にしていた作品って『バイオハザード4』じゃないですか?僕はその時は一切携わっていなかったんですが、あの時、評判をかなり気にしていたようにお見受けしたんですが。三上:確かに気にしていたと思う。当時、これってバイオハザードじゃなくてもいいよね?っていう方向性で取り組んでいたこともあったし。でも、その後のシリーズ展開を考えた時に間違ってはいなかったのかなと。自分的には次に担当する人がやりやすいようにしたつもりなんです。例えば、アクション性を強めて、それが(バイオハザード)らしくないとなったら、次で戻せばいいわけですしね。竹内:傍で見ていた僕からすると、全然(バイオハザード)っぽくないのに、きちんとバイオハザードとして成立していたので正直驚きましたけど。三上:それでも、その頃だとシリーズの大ファンを自負するスタッフも入社していて、試遊させたんだけど、翌日には3ページくらいのレポートが上がってきて。そこにはね「こんなのバイオハザードじゃない!」って、そうした恨みつらみが延々と書かれてあったんだけどね。竹内:当初はそうした声があったのも事実ですが、一方で、シリーズ最高傑作と言うファンも多くいましたよ。三上:ファンを怒らせるかも?という点で言えば確信犯的なところもあったけれど、ゲームとしては面白いものをつくれた自負はあったし…でも、自分の心が弱かったら途中で折れていたと思う。竹内:初期から開発に関わってきて、これまでを知っている僕からすると、この時(『バイオハザード4』)の大きな変化は三上さんにしかできない。そう思いましたけどね。実際、感想を尋ねられた時にも直接三上さんに「イケてますよ」って言いましたよ。三上:そうだったっけ?ごめん。全然覚えていない(笑)。で、竹内自身の場合はどうだったの?竹内:僕は急遽『バイオハザード5』を引き継いで、その後の『バイオハザード7』の時もシリーズの立て直し的な意味合いで統括させていただきました。それまでバイオハザードらしさみたいなものってスタッフの中では漠然としたものしかなかったんですよ。三上:らしさってホラーでしょ?竹内:そう、そうなんですけど、ただ、これから先の10年を考えた時に、4、5、6と続いたアクション性に振った方向で続けていいの?というのは正直ありました。なので、『バイオハザード7』を開発するタイミングでリニューアルし、原点である恐怖にフォーカスし、もう一度怖いものをつくろうと。時代でいろいろ変わってもホラーだけは変わらない。三上:シリーズ5、6はある意味呪縛だったしね。7ではピュアホラーに振り切ったことで時代やお客様のニーズにもマッチしたよね。加えてVRとの相性も良かった。でも、7とヴィレッジ(8)は主観(一人称視点)にしているけど、シリーズは今後もこの方向性でやっていくの?竹内:プレイする視点に関してはあんまりこだわっていないです。より良いものがあれば、視点に限らず取り入れていきたいです。三上:そうだね。時代に応じていろいろ変えていいんだよね。それがバイオハザードブランドの特徴なんだと思う。竹内:ですね。ただ、ホラーという部分だけは例外。ここだけはシリーズを通してこれからも守っていきたいですね。ところで、三上さんの新作(『Ghostwire:Tokyo』)の進捗状況は、どんな感じなんですか?三上:えっ、それをいま聞くの?竹内:当然、聞くでしょ。三上:一言で“イケメン”の出来。大事な要素であるルックが抜群。そして、2022年に出します!竹内:おっ、言質頂きました!楽しみにしています。『バイオハザード』ホラー映画をプレイする!全ホラー・アクションの原点。26年続くシリーズの原点。ホラー映画の中に入り、実際にプレイするという革新性で大ヒット。後にホラーゲームが多数輩出されるきっかけにもなった。2002年にはリメイク作品も発売されている。『Ghostwire:Tokyo』オカルト集団に口裂け女? 怪異が東京を襲う。ファン待望の三上作品の最新作が遂にこの春リリースが決定!舞台は謎の般若面の人物によって一瞬にして人々が消失してしまった東京。主人公は未知なる怪異と対峙し、真相を追求し、東京を救うという一人称視点のアクションアドベンチャー。PlayStation5、PCで発売予定。©2022 Bethesda Softworks. All Rights Reserved.三上真司さん(一枚目写真右)Tango Gameworks代表。エグゼクティブ・プロデューサー。ゲームデザイナー。1990年にカプコンに入社。’96年にディレクターとして『バイオハザード』をリリース。以降、数々のヒット作に携わり、2022年春には最新作『Ghostwire:Tokyo』をリリース。竹内 潤さん(一枚目写真左)カプコン常務執行役員。CS第一開発統括。ゲームクリエイター。1991年カプコン入社。これまで『ロストプラネット』『バイオハザード5』を手掛け、『バイオハザード7』『バイオハザードヴィレッジ』では開発総責任者。※『anan』2022年2月9日号より。写真・中島慶子土佐麻理子取材、文・川上浩平©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(by anan編集部)
2022年02月06日『メタルギア』で、攻撃よりも隠れて行動することに基軸を置いたステルスゲームを確立。『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』では、人との緩やかな繋がりを感じられる世界を描くなど、常に新しいゲームを作り、世界中の注目を集め、プレイヤーを魅了する小島秀夫監督。意外なことに、ゲーム業界へと足を踏み入れたのは「夢破れた結果でした」と話す。「美術に明るい家庭で育ち、もともと絵や彫刻が好きでした。毎年のように市のコンクールで賞をとり、叔母は画家で、子どもの頃からそういう仕事をしたいという気持ちがありました。妄想癖があり、物語もよく空想していましたね。それが、中学2年生の時に突然、父が亡くなり、美大に行く夢が閉ざされ、就職の堅い経済学部に進学することに。友だちはいましたが、自分の夢を語れる相手はいなかった。父母親戚が薬関係の仕事をしていたので、そうした企業の内定はもらっていたものの、行くつもりはなく。そんな時にファミコンが登場したんです。当時のゲームは物語がなく撃ち合いをするだけとシンプルでしたが、何十年後かにはすごい娯楽になると直感でわかり、可能性を感じて飛び込みました。周りには止められましたけど(笑)。ゲームの黎明期、市民権はなかったけれど、だからこそ僕でも入れたんだと思います」そして1986年、コナミに入社。「そこには、元バンドマンやグラフィックデザイナーになれなかった人など、同じように夢破れた人たちがたくさんいて、すごく楽しかったんです。物創りが命という人たちばかりで、人生で初めて話が合うという経験をしました」これまでを振り返り、思い出されるのは、3つのターニングポイント。「1つは、きつかった入社1年目。当時の彼女に振られ(笑)、“仕事があるからええわ!”と思っていた数日後に、新人ばかりで作ったゲームがボツになったんです。そうして心が折れているドン底の時に作っていたのが、『メタルギア』です。『メタルギア』がヒットしてからは、協力してくれる人も増え、すごくやりやすくなりましたよ。評価は大事で、僕が“この指止まれ”をした時に、“この人と一緒にやったほうが得だ”と思ってもらえるかどうか。誰にも生活がありますから。ただ、そういう人は、自分で指を上げることはないんですよね。2つ目はプレイステーションの登場です。ゲームのイメージが大きく変わりました。開発者がクリエイターという肩書になり、『パラッパラッパー』など現役のミュージシャンやアーティストが携わり、そこからゲームがサブカルチャーになったんです。ソニーという、それまでゲームを作っていない企業の血が入ったことが大きいです。そして3つ目は独立し、コジマプロダクションを設立したこと。結果論ですが、自身のブランドであり、社員もいますから、失敗できないじゃないですか。それまで物創りで不安になることはなかったですが、独立後は立ち止まって後ろを振り向くようになり、自分でも驚きました」大事にしているのは、真摯な気持ちで作ること、そして、人の記憶と歴史に残る作品を目指すこと。「ゲームは、その人の人生の何%かを奪い、変な方向へとレールを敷いてしまうことがあります。だから、ただ時間を忘れさせるだけでなく、負の道には引きずり込まないよう、慎重に、一生懸命作るようにしています。あと、難しいですが、とんがりつつも、楽しんでプレイしてもらえて、収益的には赤にならず、歴史に残る作品。同業者とアーティストに褒めてもらえ、ユーザーにとって消費するのではなく、体の中に溜まるエンタメになることを狙っています。『デス・ストランディング』も売れましたが、空前の大ヒットではない。それも最初からわかっていました。売れている既存の作品のセオリーに従い、少し内容を変えた方が売れますが、それは僕の役割ではないので。人は、新しいものに対して最初は拒絶反応を起こし、呑み込みづらいけれど、結果、一生モノになったり、人生を変えることがあります。でも、本当に受け入れられないと歴史に残らないし、次の作品を繋げることはできません。“なんだこの味!”と言いながらもまた食べたくなる料理のような、映画監督でいうとデヴィッド・リンチとジェームズ・キャメロンの間あたりのポジションを狙っています(笑)。幸い、僕は周りから“クリエイターとしてまだイケる!”と言われているので、大丈夫かなと。職業監督みたいな存在にはなりたくないんです。自分で言うのはカッコ悪いですが、最近、『メタルギアソリッド』をプレイした人が監督や俳優、アーティストになり、ファンでしたと言ってくださることもあって。すると、仕事がやりやすいんですよね。『デス・ストランディング』をプレイした人が10年後、どんなゲームを作るのかということも楽しみだし、それまでに僕は死んでいるかもしれませんが、いま種をまくだけまいておきたいと思っています」こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。『創作する遺伝子 ―僕が愛したMEMEたち―』(新潮文庫)など、著作も多く手がけている。「パイロンチェア」¥858,000「メルトLEDシャンデリア」スモール¥814,000(共にTom Dixon/TOM DIXON SHOP TEL:03・5778・3282)「リップルズ」カーペット¥515,900(moooi/トーヨーキッチンスタイル TEL:03・3400・1040)※『anan』2022年2月9日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)プロップスタイリスト・長山智美ヘア&メイク・青木理恵取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年02月06日■ゲームしつつセルフゲーム実況!とにかくすんごく騒がしい5歳アクションゲームをプレイして育った夫に聞いてみたところ「本当にうるさいけど、泣きながらも続ける諦めない力は物凄いと思う」とのこと。私も授業中に落書きをして育っているので、とりあえずこれも長所と捉えて見守ってみようかなと思います…。■ひらがなが読めないのにRPG!?破天荒すぎるプレイ内容!!破天荒すぎてかなりヒヤヒヤさせられましたが、分からないなりに頑張って進めていました。お姉ちゃんの時は大苦戦の末、私にボス戦を任せてきたので、息子はやはり執念がすごい…!ゲームの次回作リリースまでに、ひらがなの勉強頑張ってね…。(次回作をひそかにすんごく楽しみにしている母より)
2022年02月02日子どもの頃から食べているロングセラーお菓子をモチーフにしたおもちゃや、手作りキットが登場!みんなで遊んでワイワイ楽しもう。チョコレートトイきのこの山VSたけのこの里オセロ3ゲームスあの因縁の対決がオセロに…!かわいいルックスにも注目を。国民的お菓子である「きのこの山」と「たけのこの里」。「どちらのほうが好きか」という論争が知られているが、そのバトルをオセロで楽しめるのがこちら。きのこの山とたけのこの里を模したリアルなコマをくっつけたものを石とし、相手の石を挟んでひっくり返す。自分の推しを選んで行うバトルは、白熱すること必至です!「きのこの山VSたけのこの里オセロ3ゲームス」はさみ将棋や四目並べでも遊べる。オセロ石の台座を離すと、きのこの山、たけのこの里がそれぞれ一つのコマになるので、それを使用する。¥1,980(メガハウス TEL:03・3847・1757)©meijiTM&©Othello,Co.and MegaHouse小枝こえ~ダ!?ショックゲーム小枝が飛ぶかもしれないスリルに思わずハラハラ、ドキドキ…!サクサク感がおいしい「小枝」にそっくりなアクションゲーム。ケースに入った“小枝スティック”を順番に引き(やや強めに引くのがおすすめ)、ハズレを引いたらアウト。中のスティックが容赦なくバーン!と飛び出す。小枝スティックの裏に書いてある指示を実行する「小枝コマンドゲーム」など、全4種の遊びができます。「小枝こえ~ダ!?ショックゲーム」小枝スティックの裏に書いてある数字をポイントとして足し、小枝が飛び出した時に一番獲得数の高い人が勝つ「小枝ポイントゲーム」やおみくじも楽しめる。¥1,980(メガハウス)©MORINAGA CO.,LTDコアラのマーチてづくりキット〈おやつ王国〉チョコで作って、遊ばせて!ファンシーでかわいい世界に夢中。おなじみのコアラたちを自作の王国で遊ばせる、「コアラのマーチてづくりキット〈おやつ王国〉」が登場。抗菌加工紙のパーツで馬車などを組み立てたり、また、溶かしたガーナを接着に使ったり、トッポをすべり台のパーツにするなど、ほかのチョコも活用。子ども向け商品ながら作りごたえは抜群!かわいい世界が好きな人とトライを。「コアラのマーチてづくりキット」公式サイトでは、商品には入っていないほかのパーツをダウンロードすることが可能。写真の「おやつ王国」のほかに「世界の動物めぐり」バージョンもあり。¥324(ロッテ TEL:0120・302・300)※『anan』2022年1月19日号より。写真・多田 寛取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年01月16日年末年始にやりたい「アナログゲーム」や、その他いろいろなゲーム関連コラムをご紹介年末年始、ゆっくりと過ごす時間の多いこの時期はご家族でゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?発達障害のあるお子さんと一緒にやりたい、コミュニケーション能力を伸ばせる「アナログゲーム」やすぐに真似できそうなお手製カードゲームなどを紹介。オンラインプログラミングでのゲームつくり体験や、YouTube配信、休み期間だからこそ親子で考えたい「テレビゲームとの付き合い方」なども。気になるコラムはぜひリンクをクリックして読んでみてくださいね。「アナログゲーム」でコミュニケーション能力を伸ばす!ゲームを楽しみながらコミュニケーション能力を伸ばせる「アナログゲーム療育」をご紹介。伸ばしたいスキル別、年齢別など分かりやすく分類されているのでお子さんの特性に合わせたゲームを選ぶことができます。質問力が身につく!療育でも使われているカードゲームお子さんが楽しみながら「質問する力」を身につけられるカードゲーム「わたしはだあれ?」。年齢の離れた子ども同士で遊ぶこともできるので、きょうだいや帰省先のいとこたちと一緒に遊ぶのにもオススメです。子どもの「視覚優位」を活かしながら遊べるカードゲームドイツAMIGO社の「虹色のへび」は、美しい色のカードを並べてヘビを完成させるゲームです。そのカラフルさは自閉スペクトラム症のあるお子さんの特徴である視覚優位性を生かし、心を掴むのに最適です。お仕事カードからさまざまな仕事を知り、「なりたい自分」について考える!『7歳からできるみんなのハローワークゲーム』『7歳からできる みんなのハローワークゲーム』は、仕事をテーマにしたカードゲーム。105枚の「お仕事カード」と42枚の「とくちょうカード」、そして1〜3位の「順位カード」を使って行うゲームは、さまざまな職業との出合いと自分の興味に気づくきっかけになるのではないでしょうか。子どもの語彙力を伸ばすために。お手製のカードゲームで楽しくトレーニング2歳7ヶ月のときから1ヶ月に1回ほど言語訓練に通い始めたあーさん。おうちでもトレーニングを!と思いSAKURAさんは絵カードを作成。発達に合わせて絵カードの使い方が変わっていく工夫の様子が素敵です!ゲームについて親の悩みはさまざまで…寺島さん一家は家族そろってゲームが大好き!兄のタケルくんや妹のいっちゃんのゲーム遍歴など、寺島家のゲームとの付き合い方をご紹介いたします。ADHD息子とテレビゲームの付き合い方を考える5歳でテレビゲームデビューした、ADHDと自閉スペクトラム症のあるむっくん。ウチノコさんはむっくんの特性を考えて最初に「ゲームを楽しむためのルールつくり」を始めます。小1、ASDミミくんの初めてのゲームづくり体験!オンラインプログラミング教室で初めてゲームつくりを体験したミミくん。集中できる?楽しめる?ゲームは完成する!?その様子をtaekoさんにレポートして頂きました。発達凸凹きょうだい、なんとyoutuberデビュー!情報を得たり、ケンカトラブルを減らせる一方で、子どもたちが熱中しすぎてほかの活動の妨げになってしまうなど、悩みのタネになる面もある「YouTube」。そんな中、パパの提案で親子でYouTube配信を始めたスガカズさん一家。前半は配信のためのルールつくりや保護者のやるべき環境調整について、後半は配信で得られた変化や成長などを振り返っています。ゲームで家族のコミュニケーションをさまざまなゲーム関連のコラムをお届けしました。年末年始はご家族みんなでゲームなどをして、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年12月31日11月23日はゲームの日!ふるさと納税では複数の自治体がゲームに関連する返礼品を用意しており、PS4やSwicthのソフトもあります。主要12のポータルサイトを横断検索できる「ふるさと納税ガイド」は、日本全国のゲーム好きに向けた、ふるさと納税のゲーム特集を更新しました。▼特集名とURLふるさと納税でゲームソフトがもらえる!SwicthやPS4のソフトや、ゲーミングチェアも【2021年11月】 ▼特集の概要Nintendo Switch(スイッチ)ゲームソフトの返礼品岐阜県各務原市では株式会社日本一ソフトウェアがNintendo Switchのゲームソフトを返礼品として用意しています。他にも石川県 野々市市や埼玉県 羽生市、大阪府 吹田市、石川県 金沢市からもそれぞれ魅力的なゲームソフトが提供されています。Nintendo Switchでゲームをプレイしたいという方はこちらの中からゲームソフトを選んでみてはいかがでしょうか。▼ソフトの例魔界戦記ディスガイア4 Return魔界戦記ディスガイア5DESTINY CONNECT魔界戦記ディスガイアRefineCLOSED NIGHTMAREラピス・リ・アビスコットンリブート!わるい王様とりっぱな勇者探偵撲滅R-TYPE FINAL 2サムライスピリッツネオジオコレクションボク姫PROJECTvoid tRrLM(); //ボイド・テラリウム嘘つき姫と盲目王子 Best Priceプレイステーション4(PS4)ゲームソフトの返礼品プレイステーション4のゲームソフトの返礼品も多数提供されています。▼ソフトの例少女地獄のドクムス〆殺人探偵ジャック・ザ・リッパー魔界戦記ディスガイアRefineハコニワカンパニワークスあなたの四騎姫教導譚魔女と百騎兵2Switchソフトの返礼品詳細とPS4、ゲーミングチェアなどの情報は特集をご覧ください。 ▼ふるさと納税ガイドとは主要12のふるさと納税サイトを横断比較できる「ふるさと納税ガイド」。各ポータルサイトの徹底比較や解説記事に加えて、人気順や還元率順の返礼品ランキングもご用意。限度額計算シミュレーションやお金に関する記事は税理士が監修しています。誰もがふるさと納税をもっと身近に感じ、もっと楽しんでもらえることを、そして魅力ある自治体の財源確保につながることを目指します。ふるさと納税ガイド | ふるさと納税の横断比較サイト : 【最大15%還元】ふるさと納税で超PayPay祭開催中!2サイトのキャンペーンを解説 | ふるさと納税ガイド : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月23日今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日レッドクイーンが展開するAAA(トリプル・エー)公式ゲームアプリ『AAA大富豪』の事前登録が2021年11月11日より開始されました。『AAA大富豪』は、全国のユーザーとオンラインマルチ対戦が楽しめるAAA(トリプル・エー)公式の大富豪ゲームアプリ。メンバーの1人を推しメンに設定することができ、ゲームをプレイするごとにレベルがアップ。レベルが上がると、カードが進化しゲームに有利になるという仕組みです。オンラインマルチ対戦なので、誰でも、手軽に遊ぶことができます。好きなメンバーと一緒に、夢中になってみてはいかがでしょうか。■商品概要「AAA大富豪」プレイ料金:無料(アプリ内アイテム課金あり)対応機種(OS):【iOS】12.0以上/【Android】5.0以上事前登録開始:2021年11月11日運営・開発:株式会社レッドクイーン(マイナビウーマン編集部)
2021年11月11日新型コロナウイルスの影響で、これまでに比べて子どもが家にいる時間が長くなる傾向があります。そうなると気になってくるのはついつい長くなりがちなゲーム時間。それぞれの家庭では、一体どのような対策をとっているのでしょうか?今回はアンケートを元に、子どもとゲームとの付き合い方について、考えてみたいと思います。■6割が「ゲーム時間を決めている」と回答アンケートでは、子どもがゲームをする時間を決めているかどうか聞きました。その結果、「決めている」と答えた人が62.5%となり、6割を超えました。ただ、そのうち32.5%は「守られていない」と回答していて、約半数の家庭では、ゲーム時間の取り決めが形だけになってしまっていることがわかります。一方で、25.7%は「決めていない」と回答しました。そして、約1割に当たる10.1%の人は、「ゲームをしない」と答えています。Q.お子さまのゲーム時間、決めている?決めているが守られていない 32.5%決めている 30.0%決めていない 25.7%ゲームをしない 10.1%その他 1.8%■「ゲーム時間を決めても守ってくれない…」まずは、もっとも回答が多かった「決めているが守られていない」という声を見てみましょう。「決めても聞かないので無法地帯です。あまりにひどいときは、電源コードを隠したりコントローラーを隠したりしています」(静岡県 40代女性)「決めていますが、ステイホームでどんどん時間がのびちゃってます。宿題してたまにお手伝いしてくれたらOKってことになってます」(神奈川県 40代女性)「去年の緊急事態宣言の時に自由に使わせてしまった事を後悔してる。どんどん時間が増えて睡眠不足が激化。担任の先生に相談したら、うちの家だけじゃない、クラスのほとんどの子が抱えている問題だって言われた」(佐賀県 30代女性)「やめる10分前から声掛けを始めますが、『セーブしてない』『新しいところ始まっちゃった』など、時間になっても言い訳ばかり。本人にやめる時間を決めさせてもダメで、強制的にやめさせると不機嫌に…」(神奈川県 40代女性)アンケートでは、決めたゲーム時間を守れないという悩める親たちからの声が多く寄せられました。なかには新型コロナの感染拡大によって続く自粛生活によって、ゲームのルールが守れなくなったというコメントもあり、外出することがままならない中、子どもたちのゲーム時間が増えている現状が読み取れます。さらに、「思春期の息子がゲーム依存症になってしまい大変でした。この世からゲームがなければと、何度思った事か…」というつらい体験談も寄せられていました。筆者自身は、小3と年長の男の子がいますが、ふたりともゲームが大好きです。1日に45分までと決めて毎回アラームをセットしているものの、プレイの途中で鳴ると「今はやめられない」、「あとちょっとだけ」と、長引いてしまうことも少なくありません。なかなかゲーム時間をきっちりと決めて生活することは難しいなと、日々感じています。■ゲーム時間のルールどうしてる?また、「ゲーム時間を決めている」と答えたのは、30.0%でした。どうやってゲームのルールを決めているのでしょうか。「朝の支度が終わり、学校行くまでの短時間で毎日10分くらいですが、今のところ不服はなさそうです」(神奈川県 30代女性)「ゲームは学校が休みの週末のみの1時間と決めています。もちろん、金曜日に出た宿題や月曜日の用意まで全て済んでから、という約束で」(宮崎県 30代女性)「平日も休日も、1日1時間15分ゲームをやっていい事に決めています。時間がくると自動で電源スリープになるようにしていて、残り15分の通知が出ると、終わりへと向かうので、文句やイライラする事もありません」(神奈川県 30代女性)「朝早起きして勉強したら朝7時までゲームOK。帰ってきて学校の宿題と習い事の学習をしたら1時間。ただし夜9時までには寝ることと決めたら、朝6時に起きて勉強するようになりました」(福岡県 40代女性)「ゲームの時間を決めても守らないので、勉強の時間を決めています。勉強の時間に合わせて遊ぶので、結果的にはゲームの時間を制約できています」(三重県 40代女性)コメントによると、時間を決めている家庭の多くは、ゲームをする時間帯も決めているようです。早起きして朝にしたり、夜寝る前にするなど、それぞれの生活リズムに合わせて、ゲームの時間とタイミングを定めていることがわかります。また、それを子どもたちもルールを守りながら上手にゲーム時間をとっていることが伝わってきますね。■時間制限はなくてもルールはあり!一方で、ゲームの時間を「決めていない」と答えたのは25.7%のパパやママたちです。どうやら、そこにはさまざまな事情が隠されているようです。「時間を決めても、共働きのため常に見張っていられないので決めていません」(鳥取県 40代男性)「制限時間は決めてないけど、『やる事をやってから自由時間』というルールだけは決めました」(神奈川県 40代女性)「時間は特には決めていません。宿題と自主学習はすることと、30分くらいで一度目を休めるようには伝えています」(北海道 40代女性)「ゲームの制限は特にありませんが、きちんと宿題や自学をしてからプレイすると本人が決めているようです。うちの子は、縛りがない方がゲーム依存しないような気もします」(千葉県 40代女性)「やることやって、寝る時間さえ守ればOK。うちは父子で同じゲームを楽しんでいるので、コミュニケーションも取れるし問題ないかなと思ってます」(神奈川県 30代女性)「共働き家庭でなかなか目が届かない」という意見は、おそらく多くの共働き家庭で同じ悩みとして持ち上がっていることと思います。寄せられた声を読むと、多くの家庭ではゲーム時間は決めておらずとも、何かしらのルールは決めているようです。「やることをやったら」とか、「寝る時間を決めたら」など、条件付きでゲームができるようにすることで、ゲーム時間を制限していることがわかります。またゲームを長くやるために勉強に早く取り組むなど、モチベーションの上昇にも一役買っているといえそうです。■ゲームをしない家庭の理由とはここまで、ゲーム時間の制限についてパパとママたちのコメントをみてきましたが、約1割程度は、「ゲームをしない」と答えていました。「そもそもゲームを持たせていません。寝る前に、親子で読書タイムを設けています」(長野県 40代女性)「近年のゲームは高額過ぎて手が出ないです。今は小1なので基礎を固める大事な時期。宿題や読書をコツコツやる方を優先したいです」(岩手県 40代女性)「ゲームをする暇がありません。そんな忙しい毎日ですが、子どもたちは生き生きとしています」(京都府 40代女性)ゲームがなくても、読書などの楽しみを見つけて、生き生きとする子どもたちの様子が思い浮かびますね。■ゲームと付き合う上で大切なことアンケートの結果からは約9割がゲームをしていると思われる中、どのようにすれば親子でゲームと上手に付き合っていけるのでしょうか。「小学生の姉妹がいます。月曜に充電したら次は金曜まで充電できないルールを決めました。次の充電日を楽しみにしながら、時間を気にしてくれるようになりました」(青森県 40代女性)「ゲーム時間は決めていません。自分の大切な時間の使い方の話をしているので、おのおの考えているようです。遅くまで起きていたら、朝起きれないし、ゲームばかりしていたら勉強できない。生きている時間の使い方を伝えています」(神奈川県 50代女性)「大人だってスマホを手放せないんだもの、子どもになんか守るのは難しいですよね。近くにいる大人がいろいろな引き出しを持ち、常に新しい情報を更新して、子どもとともに悩んでルールを決めていきたいです」(茨城県 40代女性)「ゲームで友だちと会話ができるみたいで、不登校のお友だちと仲良くゲームしてたら元気に学校行けるようになったらしい。 悪い事もあるけどいい事もあると思う」(静岡県 40代女性)「コロナ禍の今の世の中は、友だちの家にも行けなくて、あれもこれも ダメで、子どもがかわいそうだと感じます。いっそのこと、子どもにルールを決めさせてあげればいいのではないですか?もう少し、暖かい目で見てあげてください」(北海道 50代男性)ゲームは使い方によっては、親子や友だちでの大切なコミュニケーションツールになりえるという意見も多く目にしました。確かに我が家でもゲームに関する会話をすることが多く、「もう少ししたら攻略できるから頑張る」、「友だちと好きなゲームが一緒だった」などと、日常の中でゲームは子どもの大切なアイデンティティになっていると感じます。大切なのは、家庭内でルールを決めて、そのルールの範囲内でゲームと付き合っていくことなのではないでしょうか。また、そのルールも親が一方的に決めるのではなく、子どもの意見を聞きながら話し合って決められるといいのかもしれませんね。最後に、このようなコメントも紹介させてください。「我が子は『スクリーン依存症』のチェック表のほとんどに該当してしまい、子どもと何とか直そうと話し合っているところです。与える側の父親と管理する側の母親の考え方がなかなか一致せず、夫婦仲が悪くなりやすい傾向にも…。慎重に取り組んでいます」(岩手県 40代女性)「高校生の子どもたちは小さい頃からルールを決めてやらせてきたので、今では注意をされることがほとんどない。一番ひどいのは夫。休みの日は一日中横になってスマホゲーム。一番守れてないのは子どもではなく夫」(千葉県 50代女性)コメントをみていると、ゲームとの関わり方において、夫婦間で意見が違うという声や、パートナーのゲーム時間の長さに対して不満を抱いている人がいることがわかりました。子どもも、親の方針が定まっていないと、戸惑うし、自分にとって甘い対応に従ってしまうでしょう。もし、ゲームとの付き合い方に悩みを抱えている場合では、子どもよりも先に、パートナーや祖父母など、子どもの周辺にいる大人たちで話し合うことから始めてみることが大切といえそうです。ゲームをするかしないか、時間制限をするかしないかなど、親子によって正解の形は違うことでしょう。家族でもしっかりとコミュニケーションをとって、納得できる落とし所を探す必要があるのかもしれませんね。Q.お子さまのゲームの時間、決めている?アンケート回答数:5809件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2021年11月02日アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』の神崎蘭子のコスプレをする千都ちひろさん今年7月、コスプレイヤー・えなこがテレビで自らの年収を“5000万円超え”と明かし、お茶の間をざわつかせた。え、コスプレイヤーってそんなに稼げるの……?アラフィフである筆者は“コスチュームプレイ”と聞くと若干エロな妄想をしてしまう。だが、アニメ『鬼滅の刃』のブーム以降、SNSで人気キャラに扮する有名人やハロウィンでキャラの仮装をする一般人を見かけ、“コスプレ”そのものがとても身近な存在になってきたと感じる。そもそもコスプレイヤーって何?コスプレ専門誌の先駆け的存在『コスプレイモード』編集部で話を伺った。■麻生政権時代に市民権を得たコスプレ「コスプレというとアラフィフ世代には『うる星やつら』のラムちゃんなど、セクシーなイメージ。以前は世間から、“露出癖のある、特殊な趣味の人”のように扱われていた。なのでコスプレイヤーたちも、本当の自分を隠すことが多かったんですよね」(編集長・大門太郎さん、以下同)それが一般に認知されるようになったのは、麻生政権時代のことだ。「麻生さんが漫画好きなこともあり、アニメやコスプレを含めてKAWAII文化、クールジャパンとして世界に発信していったんです。それが海外でブームとなり、日本には逆輸入された。社会的に認知され、関連イベントも増え、市民権を得たんです」2007年~2009年ごろ、隠れコスプレイヤーとして存在していた彼らが、コスプレイヤーとして堂々と世の中に姿を現し始めた。コスプレイモード副編集長でありながら、現役の人気コスプレイヤーとして活躍する千都ちひろさんも、その1人だ。コスプレ黎明期から始め、20代でありながら、すでにレイヤー歴15年のベテランだ。「初めてのコスプレは中1。秋葉原のメイドカフェの店員さんに憧れたのがきっかけでした」(千都さん、以下同)当時、コスプレ用衣装はドンキホーテや東急ハンズで売られるような“ペラペラのパーティー衣装”ばかり。「だから衣装を自作するようになりました。高校生になってからは毎週、秋葉原のホコ天で踊ったり、写真を撮ったりしていましたね」当時のレイヤーたちは、コスプレ専門SNS『Cure』や『コスプレイヤーズアーカイブ』に写真を投稿し、評価を得ることで仲間との交流を楽しんでいた。■人気レイヤー兼、雑誌編集者の千都さんそして時代はガラケーからスマホに変わっていった。写真投稿の場がコスプレ専門SNSからTwitterに変わったことで、一般の人の目に触れることも多くなった。それと同時に「レイヤー全体のレベルが急激に上がった気がします」(大門さん)その頃、えなこや、今も人気を誇るレイヤーが多数登場している。「えなこ以外にも宮本彩希、火将ロシエル、五木あきらなど、神7的な存在の人気レイヤーがいます。職業として食べていけるのは、ほぼグラビアアイドル的な活動をする彼女たちぐらいでしょう」(大門さん)実際、千都さんもフォロワー数10万人を超える人気レイヤーでありながら、雑誌編集者が本業だ。「たしかに今はレイヤーもファンイベントを開いたりインフルエンサーになったりと多様化している。グラ嬢よりコス嬢のほうが個性が出せておいしいと思う手合いがいるのも否めません」(大門さん)そのひとつがアイドルコスプレイヤー。過激なセクシー衣装で一定のファンを持ち、中にはマンツーマンのイベントで月100万円稼ぐ人も。だが一方で、クオリティーの高い衣装を自作し、ロケ地やシーンにこだわった写真を投稿する千都さんのコスプレイヤーとしての収益は、多い時でも月10万円程度。なぜなら版権コスプレで収益を得るのはタブーとされているからだ。多忙な本業をこなしながらも、そこまで夢中になれるコスプレの魅力とは?「コスプレは最大のファンアートだと思ってます。大好きなキャラクターはもともと自分より数億倍可愛い存在。コスプレをすることで、少しでもそのキャラに近づきたい。誰かに評価されるより、キャラへの愛をコスプレで最大に表現して、自分自身が満足したいんです」(千都さん)コスプレの楽しみ方は人それぞれでいいんです、と語る千都さん。楽しみ方が自由なら、じゃあアラフィフがコスプレしてもいい!?「コスプレは決まりがない。ハマると卒業できない趣味なので、もちろん年齢制限もないですし!今からぜひトライしてみて」(大門さん)さすがにリアルでは恥ずかしいけれど、今のアプリの画像加工技術はハンパない。推しのキャラに扮して写真を投稿してみる趣味──アラフィフ世代でもデビューできる日が来るのかもしれない。■千都さんのとある1日7:00起床。朝食はヨーグルトやプロテインが多い。10:00出社。企画や取材など。ライターとのやりとりで、エンドレスLINE。13:00昼休み。会社周辺はランチが高いので、もっぱらコンビニ。食後に15分間、デスクで昼寝するのがルーティン。14:00仕事。企画出し、原稿書き、キャスティング連絡など。19:00 定時はこの時間だが、残業の日がほとんど。22:00帰宅。ハイボールで晩酌する日も。お風呂に入りながら今期のアニメをチェック。1:00就寝。美肌のため、大体これくらいには寝るようにしている。「やはりコスプレイヤーたるもの新作アニメはおさえつつ、とはいえ、美容のために夜寝て朝起きる生活は崩さないようにしています」(千都さん)■千都さんのコスプレ関連収支《収入例》・ファンイベント、グッズ収入=2~10万円(1回)・パチンコ、競馬など公営ギャンブルでの営業=約10万円(1日)・1対1の撮影会=約5万円(1日)・企業コンパニオン=5~10万円(1日)平均収入額=約10万円(月額)「コミケのあるなしによりますが(笑)、繁忙期と閑散期があります。平均でならすとこれくらい」(千都さん)《支出例》・新着衣装の生地代15000円~・靴代5000円~・ウィッグ代3000円~・カラコン代2000円~・その他の小物代5000円~・撮影ロケ地、ロケハン代や交通費10000円程度平均支出額=約5万円(月額)「“趣味代”として毎月5万円の予算をとっています。それをオーバーしない範囲で生地などを選びます」(千都さん)■千都さんの推しキャラ!「たれ目が性癖なので、意中の人はツイステ(ツイステッド・ワンダーランド)のフロイド・リーチ君です。今日のネイルも彼のイメージで作っていますし、先日は彼のぬい(ぬいぐるみ)とオソロの水着を自作してハワイアンズでダブルデートしてきました♪あっ全然同担OKです、牽制とかではないです。もちろん彼氏は脳内にしかいません。あっすみません、萌え語りになると長くなってしまって。早口じゃなかったですか?オタクなのでごめんなさい」(千都さん)■千都さんの作品!「服飾系の大学を出ているので、コスプレの衣装はなるべく自作するようにしています。いままで作った作品は100着超え!すべてケースに入れて保管してます。部屋はリビングと寝室のほか、ミシンなどがある衣装制作用の作業部屋も」(千都さん)《取材・文=安川ヤス子》
2021年10月16日ゲーム好きなら知らない者はいない、世界中に多くのファンを持つクリエイターである小島秀夫さん。新作のお話や、ゲーム界の変化、今後、目指していることなどを直撃しました!間接的なつながりを今作を通じて感じてほしい。Camera Press / Charlie Clift / BAFTA1987年に発売された初監督作品『メタルギア』でデビューして以来、第一線を走り続ける世界的ゲームクリエイター・小島秀夫さん。2015年末にはコジマプロダクションを設立、‘19年に独立後初となるPlayStation4用ソフト『デス・ストランディング』を世に放ち、大きな話題を呼んだ。舞台となるのは、タイトルにもなっているデス・ストランディングと呼ばれる怪現象によって、人々が分断された世界。“伝説の配達人”と呼ばれるサム・ポーター・ブリッジズは、孤立して動けなくなった人々のために、未来を運ぶ任務に就くことになる。今作の大きな特徴の一つとなっているのが、人との緩やかなつながりを感じられること。オンラインでの協力プレイなどとは違う、新しい距離感を体験できる。「今作を作り始めた時、(ドナルド・)トランプ前大統領が壁を作ったり、イギリスがEUを抜けたりと、世界的に分断が進んでいる兆候がありました。それと同時に、リアルタイムで世界とつながるという素晴らしいテクノロジーを持ちながらも、匿名で人を中傷したりと、共闘もしくは、互いに戦うようなことが起こっている現実もあって。ゲームの世界においても、いまだ、棒で殴り合うような内容のものばかりで、昔から変わっていない。そうした現実がある中で、“一歩引いたコミュニケーションとは何か”ということをゲームで感じてもらう、最先端のテクノロジーを使って距離を置いた間接的なコミュニケーションを体験してもらうことが、このゲームが目指したところの一つです。スマホなどですぐにリアルタイムでつながる今とは違い、昔は一回の電話を逃すと連絡がつかなかったりしたでしょう。電話がない頃は、いつ読まれるのかわからない、読まれない可能性すらある手紙でコミュニケーションをとっていた。その時に必要なのは、お互いの思いやりなんですよね」その手紙のような装置として、今作では、他のプレイヤーの痕跡が登場する。オンラインでプレイすると、別のプレイヤーが作った橋や梯子、バイクやブーツといったアイテムなどを共有できる。また、助けてもらった感謝の気持ちを込めて、「いいね」をすることも。圧倒的な孤独の中で世界を救おうとする主人公、つまりプレイヤーに、温もりを感じさせる。「今作は、強い寂寥感が生まれるように作っています。プレイヤーが、“こんなに苦労をして世界をつないでも誰ともハグできないし、なんでやねん!”と思っていると、ゲームの中に足跡や梯子をかけた跡など、痕跡を見つけるわけです。すると、自分と同じような人がいること、間接的につながっていることに気づくことができる。ゲームって、孤独な人がやるという側面もあると思うんですよ。こっち(現実)ではうまくいかない人が、架空の世界では主人公になれ、人とつながることだってできる。『デス・ストランディング』は、そういうメッセージも含めたゲームなんです。ただ、最初はその構造がわからないから、そこに至る前にやめようとする人もいると思うんですよね。とはいえ、ゲームは、プレイヤーが自分で物語を紡いでいくのが基本です。自分が何もせずとも話が進む状態になるのもきつい。そのバランスはすごく難しかったです」痕跡は、ゲーム内だけでなく、現実の世界におけるつながりを意識する装置にもなっている。「山登りに行くと、“これ、誰が作ったんだ”と思うような、丸太でできた橋とかがあるでしょ。それが本当に助かるわけです。同じ山でも、低い場所にあるのより高い場所にある自販機のほうがドリンクの値段が高かったりするけど、それも誰かがそこに持ってきてくれたから飲める。その視点で見ると、道路もコンビニも誰かが作ってくれたから利用できるし、そういう社会で自分は生きてきたとわかるはず。ゲームにおける足跡や建造物は、それに気づくギミックでもあるんです。間接的につながり、群れることで、人類は生きていけるんですよね」プレイした人の力になれる作品を作りたいんです。©2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONSまるで映画のように美しく、リアリティあふれる映像も、小島監督作品の魅力の一つ。今作では、ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセン、レア・セドゥなど世界的な俳優が登場。本人の動きをモーションキャプチャーによりスキャニングしている。なぜそこまでこだわりを見せるのか。「たとえば、プレイヤーがAからB地点に行きたいけど、その間に敵がいて倒すというのが40年前の『スペースインベーダー』をはじめとするゲームです。でも、なぜ、そうしなければいけないのか理由がわからないですよね。僕は映画や小説好きでもあるので、それがちょっと嫌なんです。プレイヤーに目的意識を持たせ、プレイしたいという興奮状態にさせ、動機を与えるためにドラマが必要なんです。正直、デモとして長く見せるのは、あまり頭がいいアプローチではないですが(笑)、僕のような映画や音楽、小説が好きな人に向けてやっていることでもあります(笑)。あと、今作では、ゲームの中で歩いていると突然、音楽が流れ、カメラのアングルが下にガーッと下りる場面がありますが、これは、テレビドラマシリーズなどで、いいタイミングで音楽がかかったり、コラージュが出てくるという演出をゲームでやってみたかったんです。カメラも替わり、自分が操作しているけれど映画を観ているような気持ちになり、音楽とともに風景を楽しめます」強い没入感を得られることで、キャラクターとの一体感にとどまらず、ゲームの世界を体験できるところも小島作品の特徴の一つ。「ゲームが暇つぶしになることは重要ですが、バーチャルで体験したことを現実の世界に持って帰ったり、その人の力になれる作品を作りたいんです。僕自身、映画や小説などの作品に背中を押してもらった、学校では教えてくれないことを学んだ、という恩がありますから。いろんなゲームがあっていいけれど、たとえば戦争のゲームであれば、その背景や戦争の悲愴さを、遊びながら理解させるべきだと思うんです。ゲームは昔の漫画のように、自然と学びが頭に入りやすいメディアだと思うので」9月24日には、PlayStation5用ソフト『デス・ストランディング ディレクターズカット』が発売される。ディレクターズカットと謳っているが、新しい要素が多く追加されたものに。「マップを大改造して行けなかったところに行けるようになったり、“こういうのがあったらよかった”という武器や装備、イベントを追加しました。基本的には発売後にユーザーからもらった反響や反応を取り入れています。敵と戦う練習ができる場所やレース場も追加。歩いている時に流れる音楽の種類も増やし、ディレクターズカットではなく、エクステンディッド(拡張)バージョン、『デス・ストランディング1.5』という感じです。PS5では、上下は切らずに左右を広げ、その分を新たに作り直しました。情報量が増え、既に見た風景も違って見えます」『メタルギア』では、隠れることに基軸を置いたステルスゲームを確立。その後も常に新しい試みを続けている小島さん。今後、ゲームをどんなふうに進化させていきたいかと尋ねてみると。「僕がやりたいのは、リアルタイムで変わっていくゲームです。せっかく全世界のいろいろな年齢、職業の人が同じゲームをやっているのに、みんながみんな、同じようにプレイしている。そうではなく、住んでいる場所や、その人の感覚で変化していくものですね。以前、『ボクらの太陽』というゲームを作りました。持ち運びができるゲームボーイアドバンスに、さらに太陽センサーと時計をつけたものです。太陽の光量をゲームに反映させてバンパイアを倒すので、遊ぶ場所や時間によってゲームに変化があるわけです。そんな仕掛けが、人が作ったシステムをリアルにつなげてくれるんです」また、「遊ぶ側がクリエイティブになっている」と、受け取る側の大きな変化も感じている。「これまでは作る側とプレイヤーと批評家がいる世界でしたが、今はプロゲーマーとゲーム実況者がいて、さらに最近では、ゲーム内カメラマンまでいますから。著作権の問題をクリアしないといけませんが、僕にはさらにその先のアイデアがあるんです。まだ、作れていないですけど(笑)。でも、作り手としては、ゲームを作って遊んで終わりじゃないのは、嬉しいですよ。お金は入ってこないですけどね(笑)。僕が運動場を作り、そこでみんなが遊んでいる。野球の九回裏が終わっても運動場を潰さずに、いろいろな人が引き継いで楽しんでくれている感覚です」ゲームにおけるテクノロジーの進化は、小島さん自身にも嬉しいつながりを生んだという。「最初、ゲームは二次元だったんです。音楽も奏でられなくて、ピープー音で。色も16色くらいからスタートしました。メディアがCD‐ROMになった時はすごく嬉しかったし、声優さんを使えるようになった。プレイステーションやセガサターンなどで、ポリゴンが表現できるようになった時は、“これだ!僕が作りたかったものができる!”と興奮しました。モーションキャプチャーは1999年くらいから使われるようになり、今や、俳優さんと仕事をしているわけです。テクノロジーの進化のおかげで、これまでつながることがなかった俳優やアーティスト、そのほかの職業の人たちとつながり、一緒に一つの目標に向かっていける。それが一番、感動します。今回、ananからインタビューがきたこともそうですよ。普段はゲーム雑誌ばかりですから(笑)。デスストには、“ベリーイージー”という簡単なモードがあり、頑張れば進めるようになっているので、普段、ゲームをしないというアンアン読者の皆さんも、ぜひプレイしてみてください。ネットフリックスを見る感覚で、映像を楽しんでもらってもいいですし。きっと、“小島秀夫すごいわ~!”と、思ってくれるんじゃないでしょうか(笑)」©2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』9月24日発売予定。パッケージ版、ダウンロード版 各¥6,490PlayStation5/ソニー・インタラクティブエンタテインメント ©2021 Sony Interactive Entertainment Inc. DEATH STRANDING is a trademark of SonyInteractive Entertainment. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.こじま・ひでお1963 年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。‘87年に『メタルギア』で監督デビュー。『スナッチャー』『ボクらの太陽』など、数々の名作を手がけている。※『anan』2021年9月15日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月11日室内遊びの定番であるゲーム。コンピューターゲームをさせることに悩む親御さんもいらっしゃると思いますが、中には子どもの知力や知能を伸ばしていく知育ができるものもあります。今回は、室内遊びにおすすめの無料版もあるゲームソフトをご紹介します。室内遊びの記事はこちらも参考に室内遊びにゲームをさせていいの?子どもが喜ぶ遊びをさせたい反面、ゲームばかりしていると脳や身体の発達に影響が出るのではという心配も。親世代が子どもの頃はスマホもなく、インターネットも今ほど日常的に利用されるものではありませんでした。しかし、ICT機器が普及した現代では、アプリやオンラインを含め画面を見て操作するゲームも、子どもにとってはテレビと同じような日常的な室内遊びのひとつとなっています。ゲームをする子どもは半数以上政府の発表したデータによると、10歳の時点でゲームをする子どもは平成13年生まれで65.2%、平成22年生まれの子どもは74.8%もいます。平成22年生まれの子どもが小学1年生の時点でゲームをしていた割合は、46.6%です。5年前の調査結果でも、約半数近い子どもがゲームを利用して遊んでいます。成長すると、ゲームはさせないほうが難しい子どもは成長していくにつれ、ゲームで遊ぶ割合が高くなっていきます。10歳時点で約75%の子どもがゲームで遊んでいる状況です。公園などで鬼ごっこやボール遊びをしたりするのではなく、ゲームをしている子どもを見かけることもあると思いますが、友達と遊ぶときにゲームをするというのは子どもたちにとって自然なこととなっています。だから、親がゲームをさせたくないからとゲーム機を買い与えなくても、友達と遊ぶ時にゲームをすることもあります。また、友達との会話でもゲームの話題が増えていきます。テレビアニメなどのキャラクターよりゲーム内のキャラクターが好きな子どもも増えていきます。親はゲームをさせないということにこだわりすぎず、現代の子どもにとってゲームはコミュニケーションツールのひとつとなっていることを知っておくといいでしょう。知育要素のあるゲームソフトで子どもを伸ばそうゲームソフトの中には、子どもの知的能力を伸ばしてくれるものもあります。室内遊びにおすすめのゲームソフトを3つご紹介します。『ことばのぱずる もじぴったんアンコール』語彙力を増やしたいときにおすすめのカードゲーム『もじぴったん』は、引いたカードを使って言葉を作っていくゲームです。そのゲームソフト版が『ことばのぱずる もじぴったんアンコール』です。作れる言葉は13万語以上、800ステージ以上が収録された『ことばのパズル もじぴったんアンコール』は、ニンテンドースイッチだけでなくPS4、STEAM、スマートフォン向けアプリでも遊べます。「キュンです」「すきピ」「おうち時間」など流行の若者言葉やIT用語、さらに「ぴえん」の顔文字や「ソーシャルディスダンス」を模したステージなど、今どき言葉も満載で子どもだけでなく親も学べる言葉がたくさんあります。アプリ版は、Nintendo Switch版、PS4版、スマートフォン向けとどれも無料で試すことができますよ。『マインクラフト』プログラミング教室でも利用されている『マインクラフト』は、ブロックを採取したり、そのブロックを使って建物を作ったりするものづくりゲームです。すべてがキューブ型のブロックで構築される世界で、ブロックを自由に積んだり壊したりするゲームで、デジタル版の積み木遊び、砂場遊びとも言われています。現実と違い無限に広がる仮想空間に自分で一から世界を作っていくマインクラフトは、子どもの想像力を養います。また、自由度が高いゲームのため、やりたいことを自分で決め、それをどうすれば実現できるのかを考える力もついていきます。こうしたアクティブラーニング効果も期待されるマインクラフトは、世界中の教育現場で活用されています。2021年には教育版マインクラフト「Minecraft: Education Edition」のライセンス提供が開始され、日本でも今まで以上により多くの場所でマインクラフトが教材として利用されていくことが予想されています。マインクラフトもMinecraft 無料試遊版で、Windows 10、Android、PS4、PS3、Vitaであれば無料で遊べます。『世界のアソビ大全51』世界中のアソビが51個も入った『世界のアソビ大全51』は、ゲームのルールがわからない子どもにもおすすめのゲームソフトです。すべてのゲームに簡単な紹介ムービー、遊び方の説明、上達するためのヒントが収録されているため、ルールを知らないゲームでもすぐにやり方を覚えることができます。内容は、机上のゲームだけでなくボウリングやダーツなどJoy-Conを直感的に動かして遊ぶゲームもあれば、マンカラなど頭を使って進めるゲームまでバラエティに富んでいます。実際に51個のアナログゲームをそろえるのは場所も費用もかかります。このゲームソフトで、世界の遊び、そして子どもが好きな遊びを知るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。4つの遊びが無料で体験できる『世界のアソビ大全51 ポケットエディション』は、ダウンロードするだけで無料で遊べます。室内遊びにゲームを取り入れてみようゲームは、時間を決めて利用すれば子どもにとっても知的能力を伸ばす室内遊びになります。ゲームも室内遊びのひとつに取り入れ、家庭のルールを守りながら楽しいおうち時間を過ごしましょう。
2021年08月30日ステイホームの過ごし方が注目される昨今、家族でテーブルゲームを囲み、おうち時間を楽しむ人が増えています。しかし、中には複雑なゲームも多く「ルールを覚えるのに苦労する」という声もあがっています。そんな中、ネットで話題になっているのが、つまようじを使ったシンプルな『棒倒しゲーム』です。早速挑戦してみました。まず、つまようじの束を1つ用意します。ケースに入れたまま、1~2cmほど引き出しておきましょう。つまようじを数本抜き出し、束の上に置きます。上に置いたつまようじが落ちてしまうとゲームオーバーです。1本でも落としたら負けなので、置く本数が増えるほど難易度は上がります。1人1本のつまようじを持ったらゲーム開始!順番につまようじを使い、引き抜いたつまようじを下に押し込んでいきます。横に倒すと一度にたくさんのつまようじを押し込むことができます。ゲームが進み、下に押し込むつまようじが少なくなったら、手持ちのつまようじを縦に使います。慎重に1本ずつ押し込む動作はスリル満点です。上に置いたつまようじが落ちたら、落とした人がゲームの敗者です。これでゲームは終了となります。たくさんのユニークなゲームが売られていますが、このゲームのよいところはルールがシンプルで誰でもすぐにできること。そして、購入費が安価なことです。一見単純なようでハマると深いつまようじゲーム。「たかがつまようじ」と思わず、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月28日※写真はイメージですゲームのいいところは「必ず指を使う」こと。それは高齢者の脳によい刺激を与えているという。シルバー世代に向けてeスポーツ(コンピューターゲームで対戦するスポーツ競技)の普及に取り組んでいる、さいたま市民シルバーeスポーツ協会の水野臣次さんにお話を伺った。■高齢者の認知症予防に役立つ「徳島大学大学院総合科学教育部が、腕や指を用いた運動により前頭前野に酸素がどのように運ばれるかの研究をしたところ、指の運動により血流の増加が確認されています。ゲームで欠かせない指の操作は、運動を司る大脳の前頭前野の活動を活性化しているそうです」前頭前野が活性化されると、人はいきいきと活発になり、記憶力や集中力も高まることがわかっている。ゲームをすることで、認知症の予防や改善が期待できるのだ。さらに、複数人で遊ぶゲームは他者とのコミュニケーションにももってこい。「ゲームを通じて人とコミュニケーションが生まれることは、高齢者の引きこもり問題の解決策のひとつになります。地域の公民館などにゲームを持ち寄って対戦すると交流になっていいですね」ゲームを行うときに気をつけたいのはどんな点?「安全に楽しむために、手指の準備体操をしたり、30分に1回は休憩をしましょう。ゲーム機器のコード類に足を取られて転倒しないように注意もしてください」ひと言でゲームといっても、ゲーム機を使うものや、PCゲームやスマホゲームなど種類もソフトも、いろいろなタイプのものがある。「最初は操作がしやすいシンプルなゲームから始めるのがおすすめです」自分好みのゲームを見つけて、楽しみながら脳を活性化させませんか。■鈴木史朗が語るゲームの魅力TBSで働いていたころ、喫茶店に設置されたインベーダーゲームで遊んだのが初めてのゲーム体験だったという史朗さん。「本格的に始めたのはファミコンからです。娘が『スーパーマリオブラザーズ』を買ってくれまして、面白くてハマってしまいました(笑)。マリオシリーズをやっておけば、ゲームの神髄がつかめると思うので、ゲーム初心者にオススメです」史朗さんといえば、ゲーム業界ではゾンビゲームの『バイオハザード』好きで有名。なんとギネス記録級の高得点を出す凄腕の持ち主でもある。「全シリーズやりましたが、『4』がいちばん好きですね。実は、ゾンビが苦手なんですが、これは映像も美しく主人公も素敵なんです。このゲームでは、一般的にスコア3万点でクリア、6万点でプロ並みと言われますが、世界最高得点の20万点以上のスコアを出して、ギネスへの申請をすすめられたくらいです」現在はどんなペースでゲームと付き合っているのだろう。「1日2時間くらいやっています。バイオハザード『4』で気分を高揚させ、『どうぶつの森』で気持ちを沈静化させるんです(笑)。『どうぶつの森』は、花の手入れをしたり、魚を釣ったり、自分の家を改装したりと、とっても癒されるんですよ」ゲームを始めてよかったなと思うことはありますか?「指を動かすので脳のトレーニングになっているんでしょうね。頭の回転速度や反射神経の衰えはあまり感じないです。免許更新時の高齢者講習などでも引っかかったことはありません。“反射神経がよすぎる”と言われるほどです」最後に、高齢者がゲームをプレーすることについて語ってもらった。「積極的にゲームで遊んでほしいですね。コロナ禍で家にこもっている高齢者の方も多いと思いますので、ストレス解消、気分転換にもとってもいいと思います。体力がなくても遊べるので孫世代ともゲームを通じてコミュニケーションがとれます。まずは自分に合ったゲームを見つけて楽しんでください」■初心者にもおすすめ「脳トレ・パズル系」操作が簡単なので、ゲーム初心者におすすめ。ボタンの位置などゲームの基礎知識を身につけたい人にも向いています。ぴったりのことばをひらめくのが気持ちいい!ことばのパズル もじぴったんアンコール(バンダイナムコエンターテインメント)「もじ」を組み合わせて「ことば」を作る新感覚パズルゲーム。四方に広がる空白のマスに好きな「もじ」を入れて、「ことば」を作り、偶然とひらめきから生まれる「ことば」の連鎖を楽しむ。Nintendo Switch、PlayStation4(R)、スマートフォン用アプリなどで展開。自分好みのアソビが探せる!世界のアソビ大全51(Nintendo Switchソフト:4378円/任天堂)花札やトランプなど定番から世界の名作まで、Nintendo Switchをゲーム盤に見立てて楽しめる51種類の“アソビ”を収録。各ゲームに遊び方を紹介する動画がついているので初心者でも安心。6種類のトレーニングから脳年齢を計算!みんなの脳トレ〜脳年齢がわかる脳トレ(App Store、Google Play:無料/12KK)観察力・記憶力・判断力・直感力・計算力・反応力の6つの簡単なゲームを収録。どのゲームも30秒~1分で終わるので、隙間時間に楽しめる。毎日やれば脳の若返りが期待できそう!■難しさ一切なし!「ほのぼの・スローライフ系」かわいい動物の仕草を愛でたり、田舎暮らしを送ったり……。癒しを求める人におすすめ。遊びに来てくれたねこを眺めて癒される!ねこあつめ(App Store、Google Play:無料/ヒットポイント)ごはんやグッズを置いておき、庭先に集まってくるねこを眺めて楽しむだけのゲーム。ねこに好きな名前をつけたり、ねこを撮影してゲーム内のアルバムに保存したり、ちょっとした機能にも癒される。自然豊かな島でのスローライフが楽しめる!あつまれどうぶつの森(Nintendo Switchソフト:6578円/任天堂)手つかずの無人島を舞台に、島の動物たちと交流したり、自然と触れ合ったり、DIYにいそしむなどゆっくりと流れる無人島ライフを満喫できる。季節ごとのイベントなどたくさんの遊びが用意されている。■退屈しのぎにも!「スポーツエンタメ系」体力や運動神経に自信がない人でも楽しめる2種を紹介。出かけられなくても、自宅時間が有意義になること間違いなし。飛び出す映像を見て眼の筋肉を鍛える!EYERESH(アイレッシュ)for ニンテンドー3DS〈眼のストレッチ&トレーニング〉(Nintendo 3DSソフト:800円/リメディア)スポーツ視覚学の第一人者、石垣尚男教授監修のもと、眼の筋肉に効果的な動きの立体画面をつくっており、見るだけで眼の筋肉のストレッチに。きれいな映像とヒーリング音楽で気分もリフレッシュ。おうちで気軽にゴルフ気分を味わえるのが魅力!マリオゴルフスーパーラッシュ(Nintendo Switchソフト:6578円/任天堂)通常のボタン操作だけでなく、コントローラーJoy-Conをゴルフクラブのように握ってショットを打つことができる。身体を動かしながら手軽にゴルフの感覚が養える。オンラインで4人までの対戦にも対応。■無料で高度なゲームが楽しめるPCゲームサイト無料で遊べるゲームサイト。インストールなどの手間がなくさまざまなゲームが楽しめる。中高年向けの人気ゲームを3点ずつ紹介!【プチゲーム】ログインしてゲームをすると、ポイントが貯まるポイント機能も。貯まったポイントで豪華賞品をGETできるチャンスも。(運営会社:マリエッタ)プラスナンバー左側に表示されているお題の数字と同じになるように、枠の中の数字を選んで足し算をしていくゲーム。すべての数字を消すとボーナスポイント。カウントアップランダムに配置された1~24までの数字を順番にクリックしていく簡単脳トレゲーム。制限時間内にすべての数字を押せたらゲームクリア。瞬間記憶タイルの数字を覚え、3秒たつとタイルの数字が消えるので、記憶した数字順にタイルをクリックしていく。順番を間違えるとゲームオーバーに。【Yahoo!ゲーム】日本最大級のゲーム紹介サイト。多彩なジャンルのゲームが“Yahoo! JAPAN ID”(無料で登録できる)ひとつで、簡単に始められる。(運営会社:ヤフージャパン)ナンプレ1000!(C)CoolGamesルールに従ってマス目に数字を埋めてゆく論理パズル。空いているマスを1~9の数字で埋めれば完成。脳活ナンプレたっぷり1000問!毎日脳トレ!8種のゲームで脳をじわじわ活性化。ダウンロード不要で無料のプチゲームが毎日楽しめる!初心者から上級者まで繰り返し遊べる。森の10×10!(C)CoolGames10×10のマスを、木目のタイルを組み合わせて列・行をどんどんそろえて埋める。リラックスしながら脳を鍛える大人気パズルゲーム。お話を伺ったのは……●水野臣次さん●さいたま市民シルバーeスポーツ協会・事務総局長。人生100年時代のシルバー世代が気軽に取り組め、頭脳の活性化を図れる“健康推進長寿スポーツ”として2018年に協会を設立。さいたま市から全国に発信している。(取材・文/鈴木恵理子)
2021年08月22日5歳の夏、ぴぴはエネルギーが有り余ってとにかく寝ない。ベッドイン後もひとり延々と喋り続け、空想に没入の日々。YouTube、ポケモン、フォートナイト、そして寝ても覚めてもマインクラフト、担任からも「4年生くらいの中身ですね」と笑われる興味の先。兄やお友達と対戦したり、勝手に自分でやり方を調べては父と毎夜巨大ダンジョンや自動装置製作に熱を上げ、深夜1人起き出してはマイクラをレゴでひたすら再現していたりも。未就学児はゲーム未解禁のご家庭も多いと思いますが、筋金入りゲーマーの父兄に0歳から英才教育を受けてきた我が家では難しく。割り切って、姿勢や目には配慮しつつ「好きなこと」をリアル世界の興味につなげることに母は必死です。オンラインで見つけた曲をピアノで弾き語りしたり、家にある幼児用のバイオリンやギターをかき鳴らしたりする様子に、普段は習い事に消極的な私も「親子共通の趣味が楽しめる!」とギターの親子体験レッスンへ。親は夢中で楽しみましたが、当の本人は10分しか持たず……。その後も家では楽器を触っているので、もしかすると親同席は難しい? 日常でもっと音楽を楽しむ環境をつくってみようと出直し、音の楽しさを広げる方法を模索中。習いごとをためらう理由は、平日朝から夕方まで保育園で時間に追われ、基本週末しか選択肢はない。でも家族でゆっくり過ごしたり、お友達と遊んだりする貴重な「自由時間」を削りたくない。未就学のうちは一見、「無意味とも思える好きなこと」に浸る時間をできるだけ多く取り、自ら興味や楽しさを紡ぎ広げる展開力、集中力、体力を養って欲しいと思うから。本人が「どうしてもやりたい」とスイッチが入るまでは、親は導線を作らない方針、のはずですが。ついつい先回りして手を出しては失敗することもしばしば。そもそも「周りに合わせる」というカルチャーに不慣れなので、途中参入は難易度が高すぎるのだろう。水泳だけは命に関わるので泳ぎ方は覚えてほしかったけれど、一度辞めたらどこも満員。諦めて家族でプールに通ってみたら、1ヶ月もしないうちに潜って浮いて進めるように。楽ではないけれど親も運動不足解消になり、結果オーライだった。現状進行している習い事ことはじめは、昨年の緊急事態明け。自宅保育の孤独と閉塞感に耐えかね、ものづくりスクールの無料体験に申し込んだ。平素は大人気なのに、新年度開始1ヶ月で生徒はなんとぴぴ1人。全5回の体験すら不安で「嫌だったり休むくらいなら、いつでも辞めていいよ」と通い始めましたが、好相性のお兄さん講師と1on1、ちまちま細かいものを作ることが好きだからか、「ここに通いたい」と自分で起きて用意するほどのハマりよう。数ヶ月後にはお友達も増え、進級後の今も楽しく通っています。そして3歳誕生日にミュージカル鑑賞にハマったぴぴ。途中で親子席への移動を想定していた3時間半の長丁場もなんのその。飽きることなくひとり座ってかぶりつき。以来、「ららら ラーイオンキーング!」と歌っては各国語やアニメなども見尽くしていた。そんな様子に母が思いついたのは、ミュージカル劇団主催のスクール。超お気楽に未就学児対象のオーディション会場を訪れて、腰を抜かした。立派なスタジオ、整然と座る子どもたちはゼッケンとバレエシューズを身につけ微動だにしない。みんな、どう見ても準備万端に仕込んでいる。レッジョな息子はお山座りも、指示行動も、未知の領域。背後からパパの猛烈な非難の目線とため息を感じつつ、怯えるぴぴの手を取り場内へ。母がこの日のために仕込んだのは、ピカピカと七色に光る運動靴だけ。これに釣られて、ぴぴはここに来たようなものだった。親から離れて集団考査が始まり、1人ずつ番号順、手本通りにスキップやステップの指示。ぴぴ、どれもやったことがない、ピンチ!!!短い足がもつれそうになりつつ、小走りで会場を駆け抜ける姿に胸がギュッとする。続いてはお歌。1人ずつ名前と年齢を告げ、好きな歌を歌ってくれとの指示が飛ぶ。え? ここで?? みんな見てるのにアカペラ????審査員席の金髪青い目の先生から、番号とお名前を1人ずつ呼ばれる緊張しかない時間が訪れた。さっきまで意気揚々とダンスしていた子達も立つのがやっと、お口は貝のように閉じている。3、4、5、6人……。全員歌えぬまま周回飛ばされ、どんどん進んでゆく。見ていられないと父、立ち上がって連れ去りたい衝動を抑える母、緊張感がピークに達した時、「58番、ぴぴさん」審判の時がやってきた。もじもじとくねくねと立ち上がり、股間を触りつつ3呼吸くらい間が空くと、蚊より小さな早口で名前と年齢を告げた。歓喜する母を尻目に、これまた猛烈な早口小声で、およそ場に合わぬ鬼滅の刃のテーマソングを歌い出した!!!!顔を見合わせる審査員の面々、我々。おそよ30秒でAメロとサビを歌いきり、拍手喝采! proud of you!! 想定外を超えた息子の勇姿に涙が溢れた。ほっと恥ずかしそうに座るぴぴ。その後に続くお子たちも含め、1周目で歌えたのは彼だけ。2周目で親が呼ばれて横に立ち、一緒に歌い出せた子がまだ数人。そこからが真の正念場。ピリピリムードの会場でひとり緊張の糸が切れ、念願の靴を光らせてはもぞもぞ、くすくす。母から鬼の眼力で制されること数回、冷や汗の止まらない時間でした。その後無事レッスンに通い始めたぴぴ(本人的にはバレエレッスンらしい)。週末の朝みっちり2時間、途中歌や台詞回しに飽きる様子はあれど、一度もスタジオから出て来ずくねくねクルクル。毎週スタジオ入室やレッスン参加を拒否する子がいて、親が必死にあの手この手のご褒美で鼓舞する中、ぴぴは違った。上手では無いけれど楽しそうに参加しているのは新鮮な発見。初回の成功体験がなせる技なのかしら?子どもの興味ベクトルって、本当に謎。子どもの性格も親目に映る姿や予測を大方裏切る。親の目線から遮断されると、想像とはむしろ真逆の姿を見せてくれることも多い。親だからって、つい知っている気になってバイアスをかけたり「この子はこうだから」って決めてかかったりしては、失礼だなあって気づくことの連続です。ますます子どもの世界が楽しく眩しくなっていくこの先、どんな新しい顔を見せてくれるのか? 親が願う理想の方向とは違うかもしれないけれど、子自身の持つ伸びる力を邪魔しないよう肝に銘じ、母も自分の趣味や世界を広げよう。負けじと楽しいスキルを磨いておかなくっちゃね。異国の大人と思しき通信対戦相手に、パンイチでブイブイ言わせる頼もしい5歳児。圧倒的先輩ゲーマーの兄と父の株が急上昇の反面、母はダメ出しされがちだけれど。「マミイの好きなダイヤ集めたよ!」と誘われ、母もマイクラデビューの重い腰をあげるところ。大好きな息子と、もうちょっと一緒に遊びたい。好きを共有したい。夏もあと少し、家遊びは充実しているので、少しはお出かけしたいなあ。 みなさまも健やかで楽しい夏をお過ごしください。
2021年08月18日この連載は…ミキティこと藤本美貴さんと3人の子どもたち(たまにパパも?)との育児日記です。芸能界の仕事をしながら、家事と子育てに奮闘する毎日を思ったままに書き綴っていただきます!今回はゲームについてです。子どもが家にいる時間が長くなると、自然とテレビやゲーム、タブレット端末の時間も普段よりも長くなってしまいます。ゲーム端末を持っていますか?我が家はコロナが流行り始めた2020年の春に、当時小3の長男にプレゼントしました。ということで、今回は子ども(主に長男)とゲームについてお話したいと思います。現在小学校4年生の長男。小学校入学前後くらいから、周りのお友だちがゲーム端末を持ち始め、彼もずっと欲しがっていました。しかし、我が家ではお誕生日やクリスマスプレゼントでゲーム端末をリクエストするのはNGにして、「頑張りを見せて自分の力でゲーム端末を勝ち取ってください」と伝えていました。長男が小学3年生になり、夫婦で「最近頑張っているし、そろそろOKかな」と話し合い、ある日突然プレゼント!あんなに欲しがっていたのに、いざ目の前にゲーム端末があらわれた時の彼のテンションの低さと言ったら……。長女のほうが喜んでいたように思います。今、我が家にゲームがきて1年ちょっと。使用時のルールはたった一つ。「宿題などやることをやったら、寝る時間までOK」です。夫と話し合って決めました。これはゲームに限らず、それ以前から我が家が大切にそして一貫しているルール。宿題等やるべきことをやらなければテレビは見られない、友だちとも遊べない、お出かけに行けない、とにかく何にも出来ません。すごくシンプルです。ちなみに長男は、ゲームがやりたいから、やることを一刻も早く終わらせるタイプ、ではない。(笑)ゲームやりたいなら、集中して宿題を早く終わらせればよいのに、といつも思ってしまいます。とはいえ、やることをやったら、寝るまでの間ずっとゲーム三昧でもOKかといえば、それはよくないと思うので「映画見ない?」とか「公園に行って体動かしてきたら?」と声掛けをします。たまに公園でゲームをしているお子さんを見かけますが、我が家は公園にゲームを持っていこうものなら「公園に何しに行くの?体を動かしに行くんでしょ」と伝えます。ソフトは今20個くらいあるのかな?今のところ、ゲームの内容は本人がプレイできればなんでもいいと思っています。息子は暴力的な内容のゲームがあまり好きじゃないので、そういうのは持っていませんが、これから成長すると変わるのかなぁ…。ちなみに、ゲームが原因でぐずったり、兄妹ケンカしたし、学校のことがちゃんと出来ていないとゲームを取り上げます。そういう時はなにかしら彼の頑張りを感じたら、またゲームを返しています。もう何回もあります……。夏休みもやっと後半戦!暑い日が続くので自分の頑張りを労いながら、あと少し頑張りましょう。
2021年08月17日■前回のあらすじ私が中学生になると母はびっくりするほどゲームについて何も言わなくなりました。妹も無事にゲームデビューを果たし…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。短いようで長かったような、連載も本日で最終回です。ぜひ、最後までお付き合いいただけるとうれしいです。■大人になった私は夜な夜なオンラインゲームを楽しむように…なんだかんだでゲームが大好きなまま大人になった私。働き始めるも、実家に住んだままだった上に、ガンガン飲みに行こう! といった職場でもなかったたため、大好きなゲームにじゃんじゃんお金を注ぎ込む日々でした。とはいえ、もちろん、ある程度は貯金しながら…とは考えておりました。オンラインゲームのおかげで夫さんと知り合い、いまでは二児の母になりました。子どもたちを連れて帰省した際に母は、「夫さんと知り合って、しかも孫が二人も見られるなんて、ゲームが嫌いだ! って言えなくなってきちゃった」と笑って言っていました。母は「ゲームを好きになれないのは、単に世代が違うからかも」とも感じているようです。たしかに、そういう部分もあるかもしれません。なんとなくですが、ようやくこのタイミングで、私と母とのゲームに対する気持ちのズレを解消できたのでは、と思います。 ■私がたどり着いた「ゲームは悪なのか?」の答えは…!?そんなわが家は、おうち時間が多くなったことをキッカケに、息子もゲームデビューを果たしました。しかし、やはり長時間ゲームをやっていると目が悪くなってしまうので(経験者は語る)、制限時間をきっちりと設けた上で家族でゲームを楽しんでいます。母のゲーム嫌いは直りそうにありませんが、いろいろあったこの数十年、やっとお互いに穏やかな気持ちで向き合えるようになったと、私は思います。夏休みが始まったご家庭も多いと思いますので、子どもとゲームの関係性に悩む、お父さんやお母さんの参考に少しでもなれば幸いです。
2021年07月20日