ニールセンは11月26日、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)」とPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)」における2014年10月分データを用いて分析した、ニュースと情報サービスの利用状況の結果を発表した。同調査によると、ニュースと情報サービス全体におけるスマートフォンからの利用者は、6月よりPC経由での利用者数を逆転。その後も増加を続け、10月の時点で3900万人となった。利用時間においても利用者数と同様に、スマートフォンを用いた1人当たりの利用時間数はPCよりも多く、月間3時間11分という結果になった。これは、スマートフォンの総利用時間の6%に当たるという。ニュースと情報サービスは15のカテゴリーで構成され、なかでも今年急成長しているのがニュース・キュレーションアプリ。10月の利用者数TOP5アプリの利用者数を比較してみると、すべてのアプリで利用者数が伸びており、1位のSmartNewsは年初から2.1倍の385万人、2位のグノシーは2.4倍の298万人となっている。また、利用者数TOP3のニュース・キュレーションアプリの10月における利用者数の重複利用状況では、3つのアプリ重複利用が3アプリの合計利用人数(724万人)のうち2%(15万人)ほどだった。単独利用率を見ると、1位のSmartNewsは73%、グノシーは62%で、SmartNewsが最も利用されていることが明らかになった。
2014年11月27日視聴行動分析サービスを提供するニールセンは10月28日、消費者のマルチスクリーン利用動向調査「Nielsen Digital Consumer Database 2014」を基に、マルチスクリーンの利用状況を分析し結果を発表した。同調査によると、スマートフォンやタブレットを利用することで、パソコンの利用頻度が減少したユーザーは、28%いることが明らかとなった。各デバイスの利用目的では、パソコンは、他のデバイスと比較して「商品やサービスを購入するため」に利用する割合が高い結果に(56%)。タブレットは「動画や映像、音楽、ゲームなどのエンターテイメントを楽しむ」ことを目的に利用する割合が高く、スマートフォンは「家族や友人・知人とコミュニケーションをするため」が最も多い理由となった(67%)。過去3カ月以内のオンラインショッピングやオークションでの商品購入時におけるデバイスの利用状況では、22%のユーザーが、閲覧と購入で異なるデバイスを利用する状況が判明。その中でも、スマートフォンでチェックした商品をパソコンから購入した経験がある人の割合が最も高く15%であった。同社は、調査結果から、デバイスをまたいだ購買行動においてもパソコンの利用があることから、オンラインショッピングでは、今後もパソコンが大きな役割を担っていくだろうと述べる。また、企業は、ユーザーが利用するデバイスや利用するコンテンツによって、情報を出し分けながらコミュニケーションをとることが必要で、まずは、自社のターゲットとしているユーザーが、どのようにデバイスを使い分けているのかを把握することが重要との考えだ。
2014年10月29日ニールセンは21日、2013年4月から2014年4月までのスマートフォン利用状況をまとめたレポートを公開した。それによると、今年4月段階でのスマートフォンからのインターネット利用者数は4055万人となり、昨年4月比で41%増と急増した。同レポートからは、スマートフォンからのインターネット利用者数は、ほぼ右肩上がりの状況が続いていることが読み取れる。2013年4月には2883万人だったが、2014年4月には4055万人と41%の大幅増となった。一方、PCからの利用者数は2013年4月に5728万人、2014年4月段階で5205万人と漸減傾向にあった。コンテンツを全15カテゴリに分けた場合の利用状況も調査。エンタテインメント、Eコマース、旅行、ファイナンス、教育とキャリアなど9カテゴリでスマートフォンからの利用者数がPCを上回っていた。同レポートでは、調査期間における年代別スマートフォン保有率についても触れており、40代、50代が大きく数を伸ばしていることがわかった。40代は11ポイントアップの50%、50代は15ポイントアップの30%となった。なお、同レポートは、ニールセンインターネット基礎調査、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetViewの3つのデータソース用いて作成されたものとなる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月21日『リトル・ダンサー』で映画デビューし、近年では『ジェーン・エア』や『崖っぷちの男』など話題作に出演している俳優のジェイミー・ベルが、官能作品『The Nymphomaniac』(原題)のキャストの仲間入りを果たした。ラース・フォン・トリアー監督の最新作となる同作は、シャルロット・ゲンズブール、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー、シャイア・ラブーフ、ステラン・スカルスガルドら豪華共演陣だけではなく、ポルノスターの起用とビジュアル・エフェクトを駆使したリアルな濡れ場もあり、早くも話題となっている。同作では、シャルロット演じる自称・色情症の女・ジョーが打ちひしがれ道端に残されているところを、ステラン演じるひとりの男が見つけ、ジョーが自身のセックスに満ちた人生を紐解いていく、かなり濃厚な内容になるという。今回の新キャストには、ジェイミーだけではなく、ニコラス・ブロ、コニー・ニールセン、ジェンズ・アルビヌスらも名を連ねている。ジェイミーがどのような役柄を演じるのかは未定だが、本作は来年の公開を目指して28日(現地時間)からドイツで11週間の撮影を開始しており、ソフトコア版と性描写が激しいハードコア版の2バージョンで公開が予定されている。■関連作品:第九軍団のワシ 2012年3月24日より渋谷ユーロスペースにて公開© 2010 Focus Features LLC. All Rights Reserved.ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
2012年08月30日マーケティングリサーチなどを行っているニールセン・カンパニーは8月2日、水虫患者に対する日米比較調査の結果を発表した。同調査は、日本とアメリカの20歳以上の男女が対象で、サンプル数は320(日本200、アメリカ120)。調査期間は7月11日から7月18日。「水虫患者の出現率」は、日本人男性9.8%、女性4.3%なのに対し、アメリカは男性2.0%、女性1.5%と日本より低めとなった。また、アメリカと比べると、男性40代以上では10倍以上、女性40代以上でも5倍以上と、日本の水虫患者出現率は高い傾向にある。「水虫の症状部位」では、日本は足の指(78.0%)、足の裏(67.5%)などが多いのに対し、アメリカでは足以外の部位、例えば手(米:46.7%、日:12.0%)や首(米:40.8%、日:3.5%)などが日本よりかなり多いことがわかった。「水虫の原因として思いあたること」として日本では、「靴を長時間はいている(39.5%)」、「昨年以前の治療が不十分(34.5%)」をあげる人が多かった。一方アメリカでは、「不特定多数が訪れる施設を利用(35.8%)」、「不特定多数が使用する用具を共同で利用(24.2%)」など、外部に感染原因があると考えている人が比較的多くみられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日女性向けのコスメティック商品やフィットネス商品を販売する株式会社コニーは、既婚で子どものいない25歳から39歳の女性1,000名を対象に「不妊に関する意識・実態調査」を実施した。調査では子どもを産みたいと意欲的に思う一方、なかなか授からないという実態が明らかとなった。調査は2012年2月3日~2月7日に、25歳から39歳の既婚で子どものいない(※出産未経験)女性1,000人を対象にインターネットで実施。「あなたは現在、子どもを産みたいと思いますか?」という質問に対し、70%が「産みたい」と回答した。しかし「出産に踏み切っていない理由は何ですか?」という質問に対しては、「欲しいけれどもできないから」という回答が49%。子どもが欲しいと思いながらも、授かることができない割合が2人に1人いることがわかった。また、「これまでに、子どもができないのではないかと心配したことはありますか?」と聞いたところ、「心配したことがある」と回答した人は63%。その件について誰かに相談したいと思ったことはあるかという質問には、47%が「ある」と回答した。しかし、実際に相談できる人がいるかどうかの質問には31%が「相談相手はいない」と回答しており、3人に1人が妊娠や不妊に関する不安や悩みを抱えていることがわかった。このような中、妊活(妊娠活動)のサポートを行っている整体院「芦屋美整体」の副院長・納富亜矢子氏は、「骨盤のゆがみ」と「不妊」の関係について指摘。「不妊は子宮内部への血流減少に起因すると言われている。子宮内部への血流を促進するには、子宮内部に血液を送る「骨盤」の状態を正常に整えることが挙げられる」とコメントしている。「妊活」を進めていく上では、悩みを相談できる相手を見つけることや、骨盤のゆがみなどの不妊の原因を1つ1つ取り除いていくことが重要だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日『裸の銃(ガン)を持つ男』シリーズのフランク・ドレビン警部役で知られるレスリー・ニールセンが28日、フロリダ州の自宅近くの病院で亡くなった。享年84。エージェントの発表した声明によると、ニールセンはフロリダ州フォートラウンダーデールの自宅近くの病院で、肺炎による合併症が原因で亡くなったという。妻や友人たちに見守られての最期だった。50年代からTV、映画で活躍し、『禁断の惑星』や『ポセイドン・アドベンチャー』などで二枚目を演じていたが、パニック映画のパロディ作『フライングハイ』(’80)で医師を演じてコメディ俳優として開眼。1988年から始まった『裸の銃を持つ男』シリーズで演じたLA市警のフランク・ドレビン警部役で不動の人気を得た。2003年には母国からカナダ勲章のオフィサーを授与されたニールセンは、昨年までコメディを中心にコンスタントに映画出演を続けていたが、今月になって肺炎のため入院。眠りにつくような大往生だったという。御冥福をお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)© Paramount/courtesy Everett collection© Everett Collection/AFLO■関連作品:裸の銃を持つ男
2010年11月30日