日本最南端の八重山諸島に位置する離島のビーチリゾート「星野リゾートリゾナーレ小浜島」で、2022年9月1日~30日の期間、コバルトブルーの海を目の前に秋の夕暮れ時を過ごす「海風アペロ」を開催します。会場はガジュマルの木の上に作られた地上3.5メートルに位置する「ガジュマルツリーテラス」です。コバルトブルーの海を目の前に、旬のシークヮーサーを使用した「シークヮーサースプリッツァー」を楽しめます。そしてスプリッツァーのお供には、八重山そばを揚げて作った「海風おつまみ」を用意。スプリッツァーを飲みながらソファで寛ぎ、絶景を眺めながら秋の夕暮れ時を過ごすことができるイベントです。背景日本の最南端に浮かぶ八重山諸島に位置する小浜島は、9月の平均気温が28度と過ごしやすい季節を迎え、夕暮れ時になると心地よい海風が吹きます(*1)。「ガジュマルツリーテラス」にて、コバルトブルーの海を見ながらお酒を楽しんでほしいという思いから、本イベントの開催に至りました。(*1)出所:気象庁ホームページより特徴1心地よい風と絶景を堪能できるガジュマルツリーテラス地上3.5メートルの高さにあるガジュマルツリーテラスからは、白い砂浜やコバルトブルーの海を眺めることができます。心地良い風に吹かれながら、時間帯よって変える海の色や、夕景に包まれていく絶景を堪能できます。特徴2「シークヮーサースプリッツァー」と「海風おつまみ」を提供9月に収穫時期を迎える旬のシークヮーサーを使用した「シークヮーサースプリッツァー」と、八重山そばを揚げて作った「海風おつまみ」を提供します。シークヮーサーは香りと酸味に深みがあるので、お酒との相性が抜群。シークヮーサーの香りと酸味をぎゅっと閉じ込めたジャムを入れ、白ワインとソーダで割った、見た目も爽やかな「シークヮーサースプリッツァー」です。■料金:シークヮーサースプリッツァー1,500円(税込)*海風おつまみも含みます。「海風アペロ」概要期間:2022年9月1日~30日時間:16:00~18:00場所:ガジュマルツリーテラス料金:参加無料予約:不要<最高水準のコロナ対策宣言>【1】衛生管理星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。・チェックイン時の検温実施・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ・館内各所に除菌用アルコールを設置・全客室に手指消毒用アルコールを設置・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置・館内での接客業務の際にマスクを着用・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)【2】3密回避密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{ }星野リゾートリゾナーレ小浜島沖縄県・小浜島に、2020年7月1日にグランドオープン。世界有数の珊瑚礁と白砂のビーチに抱かれた、遥かな沖縄離島のリゾートホテルです。〒907-1221 沖縄県八重山郡竹富町小浜2954/客室数 60室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月13日骨董店を覗くと、無造作に積まれた器のなかに青と白の絵皿をみつけることができます。1枚300~500円程度と安価で購入できるこの絵皿、明治から昭和にかけて大量生産された「印判」と呼ばれる器です。日々の食卓で使われ、型紙を使って絵付けされたために、大量生産されました。描かれるモチーフは草花や動物、風景などバラエティに富み、なかには時代背景を思い浮かべさせられるものもあります。そんなアンティークのなかでも手に入りやすい「印判」の魅力をご紹介しましょう。江戸時代に始まった印判の歴史明治時代に普及した印判ですが、遡ると江戸時代の元禄年間に始まったと考えられています。当時はハンコを押印する要領で絵付けされたといわれ、現在残るものの多くが、1枚数万円、5枚セットであれば数十万円するほど高値で取引されています。明治時代に入ると海外の技術が伝わり、印判は銅板転写で絵付けが始まりました。そば猪口や酒器、茶碗など生活で使われる陶器類が、その技術で造られるようになったのです。コレクターも多い、文化・生活・世相がわかる「図変わり印判」左の印判は東都(現在の東京)の品川、隅田川、八幡山と当時の名所が描かれています。右は石灯籠と鹿が描かれていることから、奈良の春日大社か広島の宮島でしょうか。こうした風景画の印判は種類も豊富で、当時は観光案内のような側面もあったのかもしれません。動物の図柄は印判のなかでもコレクターが多く、この昼寝をする猫の皿は数千円~数万円で取引されるアイテムです。龍や鯉などといった、陶器の図柄としては定番の動物も描かれますが、生活雑器らしく金魚やねずみ、蝶、雀といった身近な動物の図柄も多くあります。今はもう姿を消してしまったタバコの図柄(左)など、印判は、当時の生活を偲ばせるアイテムでもあります。また、右の絵皿は戦時中に作られた富国強兵の世相を表す絵皿で、世相を色濃く反映しています。安価なアンティークだからこそ、普段づかいに活躍数万円から数十万円するようなアンティークは、なかなか手が出ない貴重なもの。買っても部屋の飾りとして置いたり、大事にしまってしまいがちです。でも印判は比較的安価で手に入るため、普段づかいしやすい器だといえます。食洗機に入れて洗っても大丈夫なので、日々の食卓でも活躍してくれます。たとえばおもてなしに、かんたんなぬか漬けや、かぶら寿しといったお酒の肴をのせて出すだけでも、不思議とサマになるのも魅力。夏場はコバルトブルーが目にも涼しげです。印判に合うのは和の食べ物だけではありません。ケーキやゼリー、アイスクリームなどの洋菓子をのせるのもおすすめです。印判は食器としてだけでなく、小物入れや観葉植物の受け皿など、アイデア次第で活用できてインテリアの彩りにもぴったりです。印判は骨董店で手に入るほか、神社の境内や公園などで開かれる骨董市などでも豊富に並びます。気に入った図柄があれば、ぜひ手にとってみてください。●ライター大浦春堂社寺ライター、編集者。日本の伝統工芸品や骨董品、和雑貨が好き。日本国内やアジアを旅しながら雑誌やWEBマガジンへ社寺参りに関する記事の寄稿を行う。著書に『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社とお寺』(マイナビ出版)のほか、『神様と暮らすお作法(協力:三峯神社)』(彩図社)、『神様が宿るお神酒』(神宮館)など。
2018年07月04日