映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が、2022年2月18日(金)より、TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー。主演はコリン・ファース。大戦下の“実話”に基づくスパイサスペンス映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は、ヒトラーを欺くためにイギリスが実行した荒唐無稽な欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”を描いた作品。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞に輝いたジョン・マッデン監督らが、第二次世界大戦下で行われた衝撃の実話を、スリリングかつエキサイティングなストーリー展開で、頭脳派スパイサスペンスに昇華した。欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”とは“オペレーション・ミンスミート”とは、大戦下で実行された最も奇想天外で、最も成功した欺瞞作戦でありながら、戦後も長らく極秘とされてきた作戦。1943年、第二次世界大戦下、劣勢強いられる連合国軍。何とかナチスを倒したい英国諜報部(MI5)は、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。高級将校に仕立て上げた死体にニセの機密文書を持たせ地中海に放出し、ヒトラーを騙そうというのだ。この作戦がMI5の諜報員、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、罠、そして裏切り合戦へと発展していく...。主演はコリン・ファース主人公ユーエン・モンタギュー少佐...コリン・ファース元弁護士の英国諜報部員。主演を務めるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『キングスマン』などでも知られるコリン・ファース。チャールズ・チャムリー空軍大尉...マシュー・マクファディン主人公の相棒となるMI5のメンバー。演じるのは、『エジソンズ・ゲーム』のマシュー・マクファディン。イアン・フレミング少佐...ジョニー・フリンモンタギュー、チャムリーと共に“オペレーション・ミンスミート”を練り上げる。映画『スターダスト』でデヴィッド・ボウイ役を演じたジョニー・フリンが担当。その他、『ハリー・ポッター』ルシウス・マルフォイ役のジェイソン・アイザックス、「ダウントン・アビー」のペネロープ・ウィルトンら、英国を代表する俳優が集結している。スパイ映画ファン垂涎の小ネタも事実を描いた戦争映画でありながら、スパイ映画ファンにはたまらない小ネタも満載。予告動画では、「007」シリーズの作者であるイアン・フレミングや、“M”“Q支部”の存在も示唆されている。<映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』あらすじ>第二次世界大戦時、1943年、イギリスはナチスを倒すため、イタリア・シチリアを攻略する計画を立てていた。だが敵の目にも明らかな戦略目標であるシチリア沿岸はドイツ軍の防備に固められている。状況を打開するため、英国諜報部のモンタギュー少佐、チャムリー大尉、イアン・フレミング少佐らが練り上げたのが、欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”だ。“イギリス軍がギリシャ上陸を計画している”という偽造文書を持たせた死体を地中海に流し、ヒトラーをだまし討ちにするという奇策だ。彼らは秘かに手に入れた死体をビル・マーティン少佐と名付け、100%嘘のプロフィールをでっち上げていく。こうしてヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込む、一大騙し合い作戦が始まるが――。第二次世界大戦の行方を変える決定的な分岐点で秘密裏に実行され、戦後長らく極秘扱いされてきた驚くべき欺瞞作戦の全容がいま明らかになる――。【詳細】映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』公開日:2022年2月18日(金)TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー監督:ジョン・マッデン出演:コリン・ファース、マシュー・マクファディン、ケリー・マクドナルド、ペネロープ・ウィルトン、ジョニー・フリン、ジェイソン・アイザックス配給:ギャガ原作:「ナチを欺いた死体:英国の奇策・ミンスミート作戦の真実」ベン・マッキンタイアー著(中央公論新社刊)原題『Operation Mincemeat』/128分/イギリス/2022年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:栗原とみ子
2021年12月27日コリン・ファース主演の『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が、2022年2月18日(金)より全国にて公開されることが決定。併せて、ポスターと予告編が解禁された。舞台は1943年。第二次世界大戦下、連合国軍は劣勢を強いられていた。何とかナチスを倒したい英国諜報部(MI5)は、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。高級将校に仕立て上げた死体にニセの機密文書を持たせ地中海に放出し、ヒトラーを騙そうというのだ。この荒唐無稽な作戦は、真実と嘘が表裏一体の世界の中で、MI5の諜報員、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、罠、そして裏切り合戦へと発展していく。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、同作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース、そして『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞を受賞したジョン・マッデン監督らが、戦後長らく極秘とされてきた大戦下で実行された最も奇想天外で最も成功した欺瞞作戦の全容を、超一級のスパイサスペンスの傑作として誕生させた。この度解禁された予告編では、『ハリー・ポッター』のルシウス・マルフォイ役でお馴染みのジェイソン・アイザックス、「ダウントン・アビー」のペネロープ・ウィルトンら英国を代表する俳優の顔ぶれも確認できる。さらに「007」シリーズの作者であるイアン・フレミングが登場したり、“M”“Q支部”の存在が示唆されるなど、事実を描いた戦争映画でありながらスパイ映画ファンにはたまらない小ネタも満載。またポスターには、ヨーロッパ圏の地図を背景にコリン・ファース扮する主人公ユーエン・モンタギュー少佐と、その相棒となるマシュー・マクファディン扮するチャールズ・チャムリー空軍大尉の姿が。キャッチコピー「世界の命運を握る鍵は、地中海に放たれた―」が示すように、彼らがバディとなって全世界を救うミッションに挑む様子が見て取れる。本作は、重厚な戦争映画としてはもちろん、エンタメ性あふれるスパイ映画としても楽しめる作品となりそうだ。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は2022年2月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2021年12月24日コリン・ファレルが、HBO Maxの『THE BATMAN-ザ・バットマン-』スピンオフドラマで主演&製作総指揮を務めることが分かった。「Variety」誌が伝えた。コリンは2022年3月4日に全米公開(日本公開は3月11日)となる、ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でスーパーヴィランのペンギン役を演じており、スピンオフドラマでも同役を再演するという。すでに公開されている映画の予告編で、コリンは特殊メイクで大変身したペンギンの姿を披露しており、「コリンの面影が全くない」「だれだかわからない」と評判になっている。『The Batman』(原題)撮影現場 Photo by Colin McPherson/Getty Images脚本は「エージェント・オブ・シールド」のローレン・ルフランが担当する。コリンと共に『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のマット・リーヴス監督、同映画のプロデューサーのディラン・クラークが製作総指揮を務める。「Variety」誌は9月にペンギンを主役としたスピンオフドラマが開発中であることをいち早く報じていたが、その時点ではコリンが関わることは明らかになっていなかった。現在、HBO Maxでは『スーサイド・スクワッド』のスピンオフドラマ「Peacemaker」(原題)、グレッグ・バーランティが手掛ける『グリーン・ランタン』のドラマ、J・J・エイブラムスによる「Justice League Dark」など、DCコミックスの様々な実写ドラマが製作進行中だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年12月07日映画『私はいったい、何と闘っているのか』完成披露上映会が25日に都内で行われ、安田顕、ファーストサマーウイカ、金子大地、伊集院光、李闘士男監督が登場した。同作はつぶやきシローによる著書の映画化作。地元密着型スーパーウメヤ大原店の万年主任・伊澤春男(安田顕)の姿を描き、愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに予想外の結末を迎える。「最近パニックになったこと」という質問に、ウイカは「言いづらいですけど、デリケートゾーンの脱毛に行った時に、すっぴんでマスクもしてますし、誰かわからないような状態で行ってるのに『お姉さん、もしかしてアーティストさんですか?』と。全部おっぴろげた状態で聞かれた時は本当にパニックになりました」と会場の笑いを誘う。「『アーティストなんです』と言ったとして、それをどこで、何を見て判断したのかも気になりますし、この状態で話題を掘られても……」と苦笑するウイカに、安田は「確実に見出しですよ。ライターさんの打つスピードすごい変わりましたもん」と指摘。ウイカは「1番使わなくていいところですよ!」と主張していた。また金子も「疲れてるとすごく塩分を取りたくなっちゃうんですけど、血尿が出たときはパニックになっちゃいました」と続け、ウイカは「こっちに合わせなくていいのに」とツッコミ。金子は「僕が梅干しが好きだとおばあちゃんが知ってて、箱でカリカリ梅を送ってくれて、1日で全部食べたら、次の日血尿が出て。まだ小さかったんですけど『ママー!』と言って、あせりましたね。パニクりました」と振り返る。安田は「これが大人になった金子くんだったらグロテスクだけど、子供の頃だからかわいらしくてよかった」と感想を述べていた。
2021年10月25日2021年12月17日に公開される、俳優の安田顕さん主演の映画『私はいったい、何と闘っているのか』の主題歌、本予告、キービジュアルが公開されました。同作は、2018年に公開された映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』をはじめ、ヒット作を排出する李闘士男(り・としお)監督の最新作。原作は、2016年に発売された、お笑いタレントのつぶやきシローさんの同名著書です。俳優の小池栄子さん、タレントのファーストサマーウイカさんなど多彩なジャンルで活躍する面々が出演し、脇を固めます。主題歌は、東京を拠点に活動する7人組バンド、ウルトラ寿司ふぁいやーの『今すぐアナタを愛したい』に決定しました。アカペラとバンドを融合させた唯一無二の構成とエンターテインメント性を武器に活動し、同年10月にはワンマンライブも開催予定です。ファーストサマーウイカの変貌に驚きファーストサマーウイカさんは、キービジュアルが公開されたことを受けTwitterを更新。すると、「分からなかった!」「全然雰囲気が違う」といった声が寄せられました。まずは、公開されたキービジュアルをご覧ください。この中からファーストサマーウイカさんを見つけることはできますか。答えはこちらです!こちらです #なにたた pic.twitter.com/YSdHM4P8kH — ファーストサマーウイカ (@FirstSummerUika) September 27, 2021 普段の明るい髪色や、ロングヘアの印象とは違い、すぐに気付かなかった人も多いでしょう。投稿には「役者のウイカさん、すごい」「これは分からないわ!」「幅広い役者さんだ」といった声が寄せられていました。予告編の動画にも、ファーストサマーウイカさんが登場しているので探してみてくださいね![文・構成/grape編集部]
2021年09月28日2021年8月21日、タレントのファーストサマーウイカさんがInstagramにコスプレ写真を投稿しました。ファーストサマーウイカさんが投稿したのは、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズに登場する真希波・マリ・イラストリアスのコスプレ写真。マリは同シリーズの2作目である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で追加されたパイロットです。赤い眼鏡と2つに結んだ髪の毛がチャームポイントであり、最新作である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では予想外の展開で視聴者に衝撃を与えました。投稿によると、ファーストサマーウイカさんは7年前にマリのコスプレをしたのだとか。多くの人の心を奪った1枚がこちらです! この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 鏡を背に自撮りをしている、7年前のファーストサマーウイカさん。マリのチャームポイントである赤い眼鏡が似合っているだけでなく、持ち前のシュッとした輪郭はアニメキャラにぴったりです!この写真が撮影された2014年頃は、ファーストサマーウイカさんがアイドル活動をしていた時期。元アイドルの経歴に納得するかわいらしさですね。ファーストサマーウイカさんの秘蔵ショットに対し、「似合いすぎる!」「アニメキャラのコスプレとして輪郭が完璧」「アニメから出てきた!?」といった絶賛する声が続出!中には、ほかのアニメキャラのコスプレを待望する声も寄せられていました。歌だけでなく、ビジュアルを活かした活躍にも期待が高まりますね![文・構成/grape編集部]
2021年08月22日日曜日(現地時間)に、自身のライブで観客に向かって「私たちに子どもができました。ワクワクしています!」と妻スカーレット・ヨハンソンの妊娠を認めたコリン・ジョスト。それからわずか数日後、すでに第1子が誕生していることをインスタグラムで明らかにした。「オーケー、オーケー。赤ちゃんが生まれました。男の子で名前はコスモです。私たちは彼のことを愛しています。プライバシーの保護にご配慮をお願いします。お問い合わせはパブリシスト(マイケル・チェ)まで」と必要最小限の情報を提供。マイケルは「サタデー・ナイト・ライブ」に出演しているコリンの“同僚”コメディアンで、コリンが促すように彼のインスタアカウントに飛んでみると、プロフィールに「コスモのパブリシスト」との記載がある。この投稿をInstagramで見るColin Jost(@colinjost)がシェアした投稿コリンが添えた「ディズニーワールドに行きます」というタグも、現在スカーレットが主演作『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐってディズニーを訴えている最中であることを考えれば、実に皮肉だ。スカーレットの妊娠を認めてから誕生報告までの期間があまりに短すぎたことと、上記のジョークのような発表の仕方にファンは「えーと、ジョークなの?本当なの?」「報告の仕方がすごくカジュアル」とびっくり。しかし、スカーレットの代理人も「People」誌に男児の誕生が事実であると認めている。2人は2017年から交際を始め、2020年10月に結婚。スカーレットにはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズ・ドロシーちゃんをもうけた。コスモくんはスカーレットにとって第2子にあたる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年08月19日先月「Page Six」が、スカーレット・ヨハンソンが妊娠しており、出産間近だと報じた。これまで本人や代理人から正式な発表はされていなかったが、このたび夫のコリン・ジョストがお笑いのライブ中に「子供ができました。ワクワクしています!」と観客にスカーレットの妊娠を報告したという。同サイトが報じた。スカーレットの妊娠については、主演作『ブラック・ウィドウ』の公開を間近に控えながらイベントやインタビューのほとんどを欠席したことから、6月にすでにささやかれていた。オンラインでのプロモーション活動は行ったが、自身のお腹から上のみを映し、お腹のふくらみは見えていなかった。その後は『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐり、スカーレットがディズニーを訴えるという、妊娠報道がかすんでしまうような大きな“事件”もあった。出産後の復帰作はすでに決まっているとみられる。それは、先日報じられたウェス・アンダーソン監督の次回作(タイトル未定)だ。スカーレットはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズちゃんをもうけた。コリンとは2017年から3年交際したのち、2020年10月に結婚した。Photo by Emma McIntyre/Getty Images for Turner(Hiromi Kaku)
2021年08月18日歌手でタレントのファーストサマーウイカが9日、東京・六本木で行われた映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極“悪党、集結』(8月13日公開)のジャパンプレミア試写会に山寺宏一、宮野真守とともに出席。真っ赤な ハーレイ・クインのコスプレを披露して会場を魅了した。同作は、アクション映画『スーサイド・スクワッド』シリーズ第2弾。ハーレイ・クインやブラッドスポートら終身刑の悪党14人が、集結したチーム「スーサイド・スクワッド」が政府の極秘ミッションに出動する。監督は『アベンジャーズ』シリーズの製作総指揮も務めるジェームズ・ガン。ファーストサマーウイカは、家族を殺されたことで復習を誓った抵抗勢力のリーダー、ソル・ソリアの声を演じたが、今回は ハーレイ・クインのコスプレで登場。ソルの衣装を着て来なかった理由を問われて「ソル・ソリアもとても素敵な女性だけど、(ミリタリー衣装で)まぁまぁ……軍! という感じ。女性の皆さんは、見たら『うわ~! あのハーレーのドレス着たい!』と絶対思う」と弁明した。そんな ハーレイ・クインの印象を問われて「見たことないハーレイの一面が見られた。山あって谷あってからの、盛り返した後の女は強いと思う。そこをすごく感じた。ハーレイの佇まいに泣きそうになった」と褒め称えた。また宮野演じる陰キャ・ポルカドットマンが推しだと明かして「母性本能が掻き立てられる。守ってあげたくなる」とほほ笑んだ。
2021年08月09日タレントや歌手として活動する、ファーストサマーウイカさん。目鼻立ちがはっきりとしたビジュアルと物おじしない発言が人気で、複数のテレビ番組に出演し、注目を浴びています。2021年8月1日に、ファーストサマーウイカさんはInstagramを更新。普段とは異なるメイクの姿を披露しました。ファーストサマーウイカの清純派メイクに「最高」の声ファーストサマーウイカさんは、以下のコメントとともに、1枚の写真を公開。ドラマ撮った楽しみにしててねf_s_uikaーより引用詳細は明かされていませんが、どうやらテレビドラマの収録があったようです。多くの人の目を奪った、ファーストサマーウイカさんの写真がこちら! この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 普段は、全体的にきっちりとしたメイクをしている印象の、ファーストサマーウイカさん。披露された写真では、透明感のあるナチュラルメイクをしていて、また違った魅力があります。投稿に対し、ファンからは驚きや絶賛の声が相次ぎました。・えっ!かわいすぎる。・普段のメイクもいいけど、こっちのバージョンも好き!・いつもと雰囲気が違いすぎて、ビックリした。透明感があって素敵。メイクのやり方1つで、印象が大きく異なることが分かる1枚です。いつものメイクも素敵ですが「ナチュラルメイクも、もっと見てみたい」と思った人は多いのではないでしょうか。ファーストサマーウイカさんがナチュラルメイクで出演した、テレビドラマの放送が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2021年08月02日根本宗子&ファーストサマーウイカが語る、“大人の友情”の育み方。舞台で共演した繋がりもありますが、この二人、プライベートでも仲良しだ。知り合ったきっかけや関係性、そして大人にとっての友達とは…などについて、あれこれ伺いました。――どんなきっかけでお知り合いになったんですか?根本:突然ツイッターに、DMが送られてきたんです、ウイぽん(根本さんによる、ファーストサマーウイカさんの呼び名)から。6年前かな。ウイカ:ふふふ。私、結構誰にでも躊躇なくDMを送れるタイプで(笑)。というか、そのときちょうどねもさん(ウイカさんによる、根本宗子さんの呼び名)の舞台が上演されてて、すごく良いという評判を聞いたのでどうしても観たくて。それで、「チケットとれませんか?」って直接連絡したんです。根本:でも、元はといえば、私がウイぽんが以前所属していた「BiS」時代から好きで、ライブを観に行っていたし、ツイッターをフォローしてたんですよ。なので、面識はないけれど、私のことを、BiSのファン…と思ったんじゃないかな。ウイカ:それで舞台を観に行かせていただいて、終演後、楽屋で挨拶したのが、最初でしたね。――初対面の印象は?根本:劇場の狭い廊下を、BiSのイメージまんまのウイぽんが、肩で風切ってズンズン歩いてきた~って思いました(笑)。ウイカ:私は、ねもさんは作る作品や舞台上のパワフルなイメージと違って、意外と淡々とした静かな人だなって思いました。根本:でも、そこからすぐ仲良くなったわけでもないんだよね。ウイカ:そうそう。結構徐々に、徐々に距離を詰めて、2年後に初めてねもさんの舞台に出させてもらって、それが終わってからですよね、友達として仲良くなったのは。根本:そうだね。ウイカ:私は、知らない相手でもDMは送れるし、人見知りも全然しないタイプではあるんだけれども、だからといって、グイグイ距離を縮めるかっていうとそうでもない。最初に会ったときから、バイブスは合うな~と思ってたんですけどね。根本:私はDMしないし人見知りだけどね(笑)。――改めて考えてみると、なぜ友達になったと思われますか?ウイカ:まず、同じようなものに興味を持っているので、会話の共通点が多い。ただ一方で、ものを見る角度はお互い結構違うので、同じ何かについて語り合うと、意外な発見があって、楽しいんです。根本:確かに、二人とも高校時代に大人計画が好きだったけど、着眼点も影響の受け方も全然違ったもんね。ウイカ:そうですね。根本:私は劇作家という仕事柄、あんまりたくさんの人には、自分の個人的な話はしたくないんですが、でもたまに、最近あったことや今私が考えていることを話したいと感じる人に出会うの。自分的には、そういう相手が友達なのかな、と思うんだけど、ウイぽんはまさにそうだった。この話をしたら、この人なんて思うんだろう?って思える人。ウイカ:わかる。私もものの見方が自分と違う人と友達になりたい。価値観が違ってもいいから、新しい視点や発想を持っている人がいい。私みたいなひねくれた人は嫌かも(笑)。根本:私も。自分だったら私みたいな人と絶対仲良くなりたくないって思うよ(笑)。ウイカ:アハハ(笑)。人付き合いの距離感が似てる。だから居心地がいいのかも。――お二人で一緒にいるときは、どんなことをすることが多いですか?根本:基本的には、ごはん行ったりお茶したり…。仕事の相談もしますし、どうでもいいことも話します。ウイカ:ねもさんから、いい健康食品をおすすめしてもらったり(笑)。去年も、どうしても話したいことがあって、昼間に一瞬、人のいないところでサクッとお茶だけして帰った、みたいなこともありましたよね。根本:あったあった。そうなんだよね、コロナになって、今までと変わらずごはんに行く人もいるし、一切出かけない人もいる。“人付き合いの距離感”ってそれぞれだなぁって思ってたんだけど、ウイぽんとは、そのへんのリズムも合うよね。ウイカ:私は考え方がクレバーな人が好きで、そういう人と一緒にいると心地よい。ねもさんはまさにそう。根本:言われて嬉しい褒め言葉(笑)。でも私、人から「ウイぽんってどんな人?」って聞かれたら、いつも「クレバーな人」って言ってるよ。ウイカ:ありがとうございます(笑)。ちなみに私はねもさんのことは、「チャーミングな人」と言ってます。根本:さっきの、“二人でいるときに何をするか”で思い出したんだけど、若いときって、恋の悩みや愚痴を語り合える人と集まりがちだったの。でも大人になってからの友達は、「なに話したんだっけ?」って思い出せないような話ができる存在なんじゃないかなって、今ちょっと思った。何でもない話をする時間って、意外と大切だよね。歳を重ねると、純粋にそういう時間を過ごせる友達が減ってくる気がする。ウイカ:家族とか恋人って、その人にとって“1番”の存在であることが多いと思うんですけど、友達って、それと比べると1番になることが私は少ない。…というか、1番である必要がない存在だと思うんです。もちろん親友が1番という人もいるだろうけれど、私にとっては1番でもないし、極端に下位でもない。ちょうどいいところにある存在。根本:うんうん。ウイカ:1番の人には話せないことって、案外あるじゃないですか。親や恋人、超身近な人には言えないんだけど、なぜか友達には言えたりする。それはトップシークレットのこともあれば、どうでもいい何気ない話のこともあるんだけど。そういうのって友達としか共有できないなぁって、今思いました。根本:ウイぽんが言うところの1番に当たる人たちと向き合うときって、基本が楽しいんだけど、「こんな些細な私情に時間を割かせてしまっている」という気持ちになることもある。その点友達だと、気軽に「ねえちょっと聞いて」と言いやすい。逆に、家族とか1番の人しかいない世界を考えると、ちょっと怖いよね。大人になってからは、主体的に友達を選べるから、楽しい。根本:学生時代、私は女子校だったから、「一緒にトイレに行こう~」みたいな友情ばっかりの世界にいて、本当に居心地が悪かったの。今もたまに女性のそういう関係を見かけたり、巻き込まれそうになったりするけれど、でもそれを避けられるようになった。だから大人になってからの友達のほうが、かけがえのない人になっている気がする。ウイカ:そう。学校って、学力とかエリアで集められた集団で、そこで気が合う人が見つかるなんて、奇跡みたいなもの。その点大人になってからは、趣味が近いとか、共通点があるみたいなところを見ながら、自分で選んで友達になれる。そこが子供のときと違うところだね。根本:一緒にいることが目的なんじゃなくて、目的があるから、会ったり喋ったりしたいわけで。ウイカ:確かに。根本:あーあと私、友達とお風呂入れないのよ。だからウイぽんと一緒に温泉は入れないわ。「私部屋のお風呂でいいです」って即答する(笑)。ウイカ:そうかー。私は逆に、誰とでも温泉入れる(笑)。でもだからこそ、「二人きりでごはん食べよう」って誘うのは、実はすごいハードル高い。そういう意味では、ねもさんは本当に貴重な存在なんですよ。根本:ふふふ、ありがとう(笑)。ファーストサマーウイカ(写真右)俳優、ミュージシャン、タレント。2ndデジタルシングル「帰り花のオリオン」が配信中。8/13より公開の映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』では日本語吹替を務める。根本宗子ねもと・しゅうこ(写真左)劇作家、劇団・月刊「根本宗子」主宰。企画、脚本、演出、監督を手掛けるSNSミュージカル『20歳の花』の#1、2が配信中。弊誌連載「根本宗子の妄想スイッチ」も好評。※『anan』2021年7月21日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・近藤伊代(ウイカさん)ヘア&メイク・山本絵里子(ウイカさん)小夏(根本さん)(by anan編集部)
2021年07月17日『英国王のスピーチ』『シングルマン』コリン・ファースと、『プラダを着た悪魔』『ラブリーボーン』スタンリー・トゥッチがカップル役を演じる『スーパーノヴァ』。この度、実際に20年来の親友である2人と、監督のハリー・マックイーンが、このカップルの絆の秘密を語る特別映像が解禁された。派手な大作映画の公開がひしめき合う中、先週より全国順次公開となった本作。胸を締めつける物語と美しい映像で、互いを思いやり、愛し合うカップルの愛の終わりを静かに温かく描いた本作には、「切ないけど癒された」という感想がSNSに多く寄せられている。今回解禁となった特別映像には、メイキング映像や本編映像も含め、コリンやスタンリーが本作の魅力を明かしている。2人が演じるサムとタスカーのカップルはキャンピングカーで湖水地方を旅するが、長く連れ添った2人の間はタスカーの病が大きな影を落としている。ロードムービーの側面を持つ物語の大部分が2人芝居であり、さらに回想シーンなどはなく現在進行形の2人の様子から、過去や絆の深さを見せなくてはならない構成から、本作では主演俳優の関係性が非常に重要となった。マックイーン監督はキャスティングについて「長い付き合いのある俳優同士に演じてもらいたいと事前にチームで話していた。本作は親密な関係を描き出す。映画を超えた、スタンリーとコリンの友情に本作のすばらしさがある」と語り、「20年来の深い付き合いで、互いを知り尽くしている。主人公2人が醸し出す親密さと相性の良さ、それが本作の核だった。それを苦労して生み出す必要がなかったのは、大きなボーナスだった」と明かした。また、俳優だけでなく、監督としても活躍するスタンリーについて監督は「スタンリーの仕事ぶりには感銘を受けた。いつでも気さくに人の輪に入り、周囲を笑わせ場を和ませる。それがタスカーを演じる上で欠かせない素質だった。死を前にしても生きる楽しさを忘れない人間を、ごく自然に演じられるのがスタンリーなんだ」と述懐。またコリンは、「スタンリーの演じるタスカーには強い意志がある。“人生をコントロールし、自ら決断をし、現実に臨みたい”人生に絶望してもボロボロになってもいない。スタンリーにしかできない“脆さ”の演技だと思う」と相方の演技に絶賛を惜しまない。一方でコリンについて監督は、「コリンが演じると、どんな人物でも慈悲と共感があふれ出てくる。そしてサムはまさにそんな人だ。サムは愛する人のために大きな犠牲を強いられる。深い慈悲の心がないとできないことだ。コリンが演じる人物はどんな役でも慈悲にあふれている」と、コリンの演技がサム役に完璧にハマっていたことを語っている。合間に挟まれる本編映像でも、些細な日常の会話のコミカルなシーンから真剣な想いを告白するシリアスなシーンまで、2人の俳優が阿吽の呼吸でセリフを交わす様子が切り取られている。コリンとスタンリーがお互いに全幅の信頼を置いて演じたカップルの姿を見届けてみて。『スーパーノヴァ』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年07月09日日に日に暑さが増していくなか、次々と話題作が公開を迎え、映画界も熱く盛り上がっているところ。そのなかでも、じっくりと味わいたい映画としてオススメしたいのは、コリン・ファースとスタンリー・トゥッチという映画界が誇る名優がダブル主演を務めた1本です。それは……。『スーパーノヴァ』【映画、ときどき私】 vol. 392古いキャンピングカーで旅に出るピアニストのサムと作家のタスカー。車内で繰り広げられる皮肉たっぷりのジョークは、20年来のパートナーである2人にとってはお決まりのやりとりだった。かけがえのない思い出とともに添い遂げようとしていた2人だったが、タスカーが抱えている病がそれらを消し去ろうとしていた。そんななか、サムはタスカーのある秘密を見つけてしまう。大切な愛を守るため、それぞれが下した決断とは……。実際に20年来の親友であるコリンとスタンリーだからこそ、本物の絆が映しだされている本作。今回は、そんな2人がほれ込んだ脚本を生み出したこちらの方にお話をうかがってきました。ハリー・マックイーン監督もともとは俳優としてキャリアをスタートさせていたマックイーン監督。2013年から製作も手掛けるようになり、本作が監督、脚本を務めた2作目となります。そこで、作品誕生のきっかけや現場での様子、そして日本への思いについて語って頂きました。―まずは、本作のアイデアから教えていただけますか?監督ストーリーの着想を得たのは、いまから5~6年前のこと。僕は絵に描いたような売れない俳優だったので、複数のバイトに明け暮れながら人生の選択を見直していたんです。そんなときバイト先の1つで、ある女性と同僚になりました。最初は社交的で楽しくてすてきな人だった彼女ですが、1年後には気難しくて怒りっぽい人になり、仕事ができなくなってクビになってしまったのです。でも、その半年後、車いすに乗っている彼女を見かけ、若年性認知症を患っていたことを知りました。そんなふうに認知症によって人格が崩壊していくさまを目の当たりにした僕は、病気や周囲への影響について、もっと知りたいと思うように。それくらい心を動かされた経験でしたし、以前から死に直面したときの選択肢や権利についても興味があったので、これらのテーマを融合させて本作のアイデアを育てていきました。―この作品は、サムとタスカーのキャスティングがまずは大きなカギだったと思いますが、最初に決まっていたスタンリーさんが監督には秘密でコリンさんに脚本を送っていたそうですね。それを聞いたとき、どう思われましたか?監督はじめは、スタンリーが冗談で言っているのではないかと思っていたんですが、そうではないとわかったときは信じられない気持ちでした。でも、喜びのほうが大きかったですね。というのも、コリンは地球上でもっとも素晴らしい俳優のひとりだとずっと思っていましたから。キャスティングは最大にして最高の判断だった―監督にとって、おふたりの俳優としての魅力はどのようなところだと感じていますか?監督スタンリーもコリンも、幅広い役どころを数多く演じていますが、どんな役でも責任と思いやりを持って演じているところに、僕はつねにインスピレーションを受けていました。今回の現場でも、自分たちが持っているものすべてを注ぎ込むことでキャラクターをひとりの人間として作り上げてくれたほどでしたから。―当初はおふたりの役どころが逆だったそうですが、最終的にはどのようにして決定したのでしょうか?監督まずは2人が読み合わせをしていたときに、「ちょっと逆で読んでみようか?」となったそうです。その後、おふたりから読み合わせを聞いてほしいと話があり、僕のところに来てくれました。自分の脚本をあの2人がそれぞれの役で2回も読んでくれるのを聞くことができるなんて……。本当に光栄なことでした。もちろんどちらでも素晴らしかったのですが、関係性やリズムを考えてみると、逆にしたほうが自然に感じたので、最終的には僕が決めました。いま考えると、準備段階で最大にして最高の決断だったんじゃないかなと思っています。―確かに、完璧な配役だったと思います。俳優として世界でもトップクラスにいるおふたりと実際にお仕事をしてみて、いかがでしたか?監督今回、俳優としても、フィルムメイカーとしても彼らからはたくさんのことを学ぶことができたと思います。この作品で一番おもしろい要素のひとつは、2人の関係性が複雑であることですが、そのあたりは3人でいろいろと考えながら準備をしました。本当に興味深いコラボレーションができたと感じています。それから、何よりも彼らは人柄が素晴らしく、他人の意見に対してもすごくオープンで寛大なので、たくさんの刺激をもらうことができました。あと、スタンリーはカクテルを作るのがすごく上手なので、それが長い一日の最後に癒しを与えてくれました。見たことのないキャラクターを作り出したい―それだけでなく、撮影期間中はスタンリーさんがコリンさんに毎晩ご飯を作ってあげていたそうですね。監督そうなんですよ。コリンの料理の腕に関しては、あえてコメントしませんが、どちらが料理上手かと言ったら、その答えはスタンリーでしょうね(笑)。2人ともとても楽しい人たちなので、よくお互いにふざけあったり、からかいあったりしていました。本当に大親友なんですよ。―そういうおふたりだからこそ、撮影中もあうんの呼吸で演技をされていたところもありますか?監督今回は実際に運転をしながら撮影をしていましたし、ロードムービーという作品の性質上、その場の状況に合わせてリアクションを取るようなこともありました。それがこの作品を作るうえで、ユニークだったところじゃないかなと。ただ、完成した作品で見ることができるシーンの大半は脚本に書かれていたことなので、アドリブはほとんどないんですよ。もし作品を観ていて「アドリブかな?」と感じることがあるとすれば、それは2人の演技がうまいからですね。―なるほど。また、サムとタスカーのキャラクターを作り上げるだけでも2年ほどかかったそうですが、こだわっていたのはどのあたりでしょうか?監督僕はなるべく自分を投影するようなキャラクターは書かないようにしているんです。なぜなら、自分のことはそんなに興味深い人間だと思っていないので(笑)。そういったこともあって、なるべくオリジナルで有機的なキャラクターを作り上げるように意識しています。そのうえで、できるだけ同じような経験をしている人の真実に迫れるようなものにできたらいいなと。すごく難しい作業ではありますが、観客の方々がこれまでにあまり観たことのないようなキャラクターを目指しています。今回は2人の状況が状況なだけに、重要だったのは深くてヘビーな部分と喜びがある軽い部分とのバランスをいかに取るか。気持ちを抑えきれないところや軽妙なところは、カップルとしての彼らから出てこなければいけないものだったので、そのバランスをどうするかは挑戦でもありました。定義づけできないのが愛の美しいところ―同性カップルという設定にした意図はありますか?監督僕が映画を作るとき、つねに心がけているのは、進歩的で先進的であること。なぜなら映画であれ何であれ、それが芸術の仕事だからです。本作の根底にあるテーマは、主人公たちの性的志向にはまったく関係のない愛の普遍性。重要で独創的なことだからこそ、挑戦すべきなのではないかと。性的指向に言及すらしない映画を作ることで、同性愛をごく自然で普通なものにしたいと思いましたし、そういう映画がまだまだ足りていないと感じています。―改めて愛の尊さを感じましたが、監督にとって愛とはどんな存在ですか?監督愛にはいろいろなものが含まれているんじゃないかなと僕は思っています。愛を定義づけるのはなかなか難しいけれど、定義づけられないところがまた愛の美しさでもあるのかなと。そして、愛はとても親密で、ほかの人には見せられない部分を自分にだけ見せてくれるものだからこそ、貴重なんですよね。本作では認知症を描いた物語ということもあり、病によって少しずつ自分が奪われていきますが、だからこそその過程で愛の本質が重要な問いとして訴えてくるものがあると考えています。そして、彼らのように相手のことを深く理解することも愛のひとつかなと。ぼくにとっての愛は何かまだわからないですが、これがこの作品を通して出た答えだと思います。日本は世界でもっとも好きな国のひとつ―日本の観客も本作の公開を非常に楽しみにしていますが、監督は日本から影響を受けているものはありますか?監督実は日本がすごく好きで、日本の文化は僕の人生の大きな一部だと言ってもいいほど。決して、日本の取材を受けているから言っているわけではありませんよ(笑)。本当に、世界でもっとも好きな国のひとつなんです。実際、日本には何度も行っていますし、大学で書いた論文も「黒澤作品に見られるシェイクスピア劇」みたいな感じで、すべて日本映画に関するものにしていましたから。僕が世界で一番好きな映画監督は、小津安二郎監督。好きな日本映画を選べと言われたら決められないくらいたくさんありますが、小津監督の『麦秋』、『晩春』、『東京物語』をはじめ、是枝裕和監督の『幻の光』、黒澤明監督の作品も全部好きです。そんなふうに、日本の映画からはつねに多くのインスピレーションをもらっています。あとは、写真家の杉本博司さんも僕にとっては、刺激を与えてくれる存在です。―ありがとうございます。ちなみに、次はどのような作品を考えていらっしゃいますか?監督ちょうどいま3作目の脚本を書いているところなんですが、もとになっているのは、2017年に徳島の祖谷渓谷に滞在していたときの僕自身の経験。実は、日本を舞台にした作品なんです。なので、早く日本に戻りたいなと思っています。今回も『スーパーノヴァ』と一緒に来日できなかったことがとても残念です。―次の来日と次回作の両方を楽しみにお待ちしています。それでは最後に、観客に伝えたい思いを教えていただけますか?監督主人公たちは胸をえぐられるほどつらい状況に直面していますが、ありのままを描写したいと考えました。それに、追い詰められたからこそ、愛は想像以上に美しく、すべてを超越するものだと気づけたのかもしれません。つまり、お互いに思いやりを持って誠実に向き合えば、人はどんな大きな困難も乗り越えることができるのだと。この作品には、そういった希望があるロマンチックなメッセージが込められているので、みなさんにもそれを受け取っていただきたいです。愛の深さに胸が張り裂けそうになる!星が進化の最後に起こす大爆発である「超新星」という意味を持つ『スーパーノヴァ』に映し出されているのは、まさに愛が持つ星の瞬きのような美しさと消えゆく儚さ。名優たちによる繊細な演技とともに、心の奥で愛が輝きを放つのを感じてみては?取材、文・志村昌美真に迫る予告編はこちら!作品情報『スーパーノヴァ』7月1日(木)TOHO シネマズ シャンテ 他 全国順次ロードショー配給:ギャガ© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年06月30日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチの共演で贈る映画『スーパーノヴァ』。この度、コリンが20年来の友人であるスタンリーから脚本を直接受け取ったこと、当初は2人が演じる役柄が逆だったことなどを打ち明ける、オンラインインタビューの映像が到着した。『シングルマン』では、パートナーを失い人生の目的を見失うゲイの大学教授役を演じたコリンだが、本作では若年性認知症を患うパートナーを支える男性・サム役を好演している。到着したのは、映画に対する思いや、配役が決定するまでの裏話、さらには共演のスタンリーへの愛も赤裸々に語るインタビュー映像。コロナ禍でのプロモーションとなった今回、オンラインで行われたインタビューでは、『シングルマン』の監督としてもお馴染みのデザイナー「トム・フォード(TOM FORD)」のメガネをかけ、ラフな服装と髪型であっても紳士の品格漂うコリンの姿にも注目。通常、映画の出演オファーはエージェントを通して受け取るものだが、「脚本はスタンリーから直接受け取った。だから読んでいる間、常にスタンリーを意識していた。配役も聞いていなかったと思う」とコリンはふり返る。プライベートでも20年来の友であるスタンリーから「いい脚本があるから読んでみて」と連絡があり、読み込むうちに脚本に魅了されていったという。コリンが演じるのは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続けるピアニストのサム。スタンリーは人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつもブラックジョークで周囲に笑いをもたらす作家タスカー役を演じる。コリンもスタンリーも、本人のイメージそのままのナチュラルな演技を見せているが、実は最初は配役が逆だったという。タスカー役に違和感を感じ、試しに役を交換してみようと提案したのはコリン。その時のことも明かしており、「何か通ずるものがあったんだろう。読んでいたらサムがしっくりきた。スタンリーのタスカーを聞いた時、彼以上に演じることはできないと思った。彼がサムをしてもそう思ったから、もう家に帰ろうかと思ったよ(笑)」と冗談交じりに語っている。仕事仲間としても友達としても良い関係を築いているスタンリーについては「彼は多才な役者だ」と断言、「スタンリーは知性と思慮深さを醸し出すことができる。そして“脆さ”も持ち合わせている。本作において彼の脆さの演技には大きな影響を受けた」と絶賛。若年性認知症を患い、徐々に記憶をなくしていくタスカーの揺れ動く心や繊細な変化を見事に表現した名演は、「スタンリーにしかできない脆さの演技だと思う」と太鼓判を押している。インタビューからも分かるコリンの“スタンリー愛”と同様に、スタンリーもコリンの仕事ぶりや人格を絶賛しており、2人の共演は2012年公開の『モネ・ゲーム』以来、約10年ぶり。念願の再共演でも相性ぴったりな2人の演技が堪能できそうだ。『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年06月28日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチ、イギリスとアメリカの“紳士俳優”が共演した『スーパーノヴァ』が、7月1日(木)より全国順次公開される。この度、小さなベッドで大きな身を寄せ合うコリンとスタンリーの様子を収めた本編映像が公開された。本作『スーパーノヴァ』は、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したファースと、『ラブリーボーン』で同賞助演男優賞にノミネートされたトゥッチが、20年という歳月を共にしてきたカップル役を演じ、人生の最終章を迎える感動作。ファースが演じるピアニストのサムは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続ける人物。そしてトゥッチは、人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつもジョークで周囲に笑いをもたらす作家タスカーを演じる。監督を務めたハリー・マックイーンは、俳優としても活躍する映画人で、オリジナル脚本を書き上げた本作が、監督第2作目となる。撮影監督には『ターナー、光に愛を求めて』などで2度アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープが務め、イギリスの風景を美しく撮影している。キャンピングカーに乗り込み、イギリス湖水地方を旅をする、長年連れ添ったカップルの姿を描いたロードムービーでもある本作。この度公開された本編映像は、ふたりの茶目っ気とラブラブぶりが窺えるシーンとなっている。サムの実家にやってきたふたりは、かつてサムが使っていた部屋で寝ることになったが、大の大人が共に寝るには、ベッドが小さすぎる。「いいベッドだ。寝心地がいい」「ひとり占めだしな」「それは君だろ。落ちそうだ」とふざけあうふたり。電気を消そうとしたサムは腕を伸ばした拍子に勢いよくベッドから落ちてしまい、それを見たタスカーは大爆笑。「車で寝る」と拗ねるサムだが、優しく「ストッパーになるから体を預けろ」と諭すタスカ―に負け、「くっつきすぎは息苦しい」とブツブツ言いつつも最終的にはお互い体を預けながら眠りにつく。本映像は、ふたり仲の良さと、愛の強さがよく伝わるシーンが切り取られた。『スーパーノヴァ』7月1日(木) TOHO シネマズ シャンテ他 全国順次ロードショー
2021年06月16日ファーストサマーウイカが6月4日にリリースするデジタルシングル『帰り花のオリオン』のジャケット写真を公開した。同曲は東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『#コールドゲーム』の主題歌に起用されており、霜降り明星の粗品が作詞作曲と編曲を手掛けていることでも話題になっている。公開されたジャケットはアメコミ調のイラストとなっており、氷河期をサバイブするドラマの主人公・木村祥子と共鳴するような「どんなことがあってもたくましく生き抜く女性像」が体現されている。また、シングルに収録される「帰り花のオリオン」以外の楽曲も発表された。今作には元Superflyの多保孝一が書き下ろしたオルタナティブなミディアム・ラブソング「最高のギフト」、ヒット曲多数の作詞家zoppによる、80年代ビートサウンドが映えるライブアンセム「波乱万丈Go my way!」の2曲を加えた全3曲が収録される。<リリース情報>ファーストサマーウイカ Digital Single『帰り花のオリオン』2021年6月4日(金) リリース【収録曲】M1.「帰り花のオリオン」 作詞作曲・編曲:粗品M2.「波乱万丈Go my way!」 作詞:zopp / 作曲・編曲:石川陽泉M3.「最高のギフト」 作詞作曲・編曲:多保孝一<番組情報>東海テレビ・フジテレビ系全国ネットオトナの土ドラ『#コールドゲーム』6月5日(土) よる12時10分スタート(全8話)※第2話以降よる11時40分スタート出演:羽田美智子 / 結木滉星 / 久間田琳加 / やす(ずん) / 中村俊介番組公式サイト:関連リンクファーストサマーウイカ オフィシャルサイト:ファーストサマーウイカ 公式Twitter:ファーストサマーウイカ 公式Instagram:ファーストサマーウイカ YouTubeチャンネル:ファーストサマーウイカ 公式TikTok:www.tiktok.com/@firstsummeruika_official
2021年05月24日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが共演した話題作『スーパーノヴァ』。メガホンをとったのは、俳優業もこなすイギリス出身のハリー・マックイーン。本作が長編監督2作目となる期待の新星監督に注目した。マックイーン監督は、リチャード・リンクレイター監督の『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』(08)で俳優デビューを飾り、2017年には『愛欲のプロヴァンス』でマドリード国際映画祭最優秀助演男優賞を獲得するなど、俳優業でも高い評価を受けている。2013年からは製作も手掛け始め、脚本・プロデューサーも務めた監督デビュー作『Hinterland』(原題/15)は、イギリスのレインダンス映画祭、北京国際映画祭など世界中で評価され、そのマルチな才能に期待がかけられている。映画はスタンリー・トゥッチ扮するタスカーの若年性認知症が大きな軸として描かれるが、マックイーン監督は自身と身近な人たちの体験から本作の着想を得たという。売れない俳優時代、複数のバイトをかけ持ちしていたマックイーン監督は、バイト先の1つである女性と出会った。初めは社交的で感じのいい人だったが、1年の間に徐々に気難しく怒りっぽい人に変わっていき、仕事でも失敗が多くなり解雇されてしまった。半年後、道端で偶然再会した彼女は夫が押す車いすに座っていた。そこで彼女が若年性認知症だったことを知り、衝撃を受けたという。同時期に友人から、父親が若年性認知症と診断され介護施設に入れるという相談を受けた。監督は「この2つの経験から、映画監督としてというよりは1人の人間として病気や周囲への影響についてもっと知りたいと思ったのです。さらに以前から人が死に直面した時、どんな選択肢や権利があるのかに興味を持っていました。だから2つのテーマを融合させて種にして、本作のアイディアを育てていったのです」と語っている。認知症を描こうと決意したマックイーン監督は、物語をよりリアルなものにするためリサーチを長期的に行った。「3年以上、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)に在籍する認知症の第一人者たちや、イギリスの医療系公益団体であるウェルカム・トラストと密に連絡をとったり、認知症患者を家族に持つ人や介護をしている多くの人々の協力を得ました。認知症には多くの種類があり、医学的にも生物学的にも非常に複雑なものであることを学びました」と言う。「また、認知症と向き合っている人々だけでなく、認知症のために愛する人を失った人々と時間を共にする機会も得ることができました。今までで最も感動的で、人生を変えるような経験になりましたよ」とリサーチが大変有意義であったことを明かしているが、その反面「多くの人と関わるほど、認知症を描くことに緊張も感じるようになりました。説得力のある物語を作り出すことで、私に時間を分けてくれた人々に対して敬意を表そうと自分に誓いました」と、リサーチによって得た知識をサムとタスカーの人生に細かく投影していったと明かす。さらに、本作ではコリン・ファースとスタンリー・トゥッチという人気俳優の2人が同性カップルを演じている。それについてマックイーン監督は、「同性愛をごく自然で普通なものにしたかったのです。そういう映画がまだまだ足りていないと思うから」と言及。入念なリサーチのもとに描かれたサムとタスカーの旅路は、誰かを心から愛したことのある人、そして愛する誰かを失ったことのある人々にも共感できるものとなっている。『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年05月24日ファーストサマーウイカの新曲「帰り花のオリオン」が6月5日から始まる東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『#コールドゲーム』の主題歌に決定し、6月4日に配信リリースされることが発表された。「帰り花のオリオン」は、その類稀な音楽センスを以て今年自身の音楽レーベル「soshina」を立ち上げたばかりのお笑い芸人・霜降り明星の粗品が同ドラマの為に初めて書き下ろした楽曲で、一見優しいイメージのタイトルからは想像がつかないほど非常にアグレッシブなロックサウンドとなっている。かねてよりファーストサマーウイカ自身が粗品が持つ音楽センスに惹かれ、粗品が発表していたボカロ楽曲のリスナーだった事から今回のタッグが実現した。ドラマ『#コールドゲーム』は、極寒の氷河期に突入した地球を舞台に主人公の天才詐欺師が挑むマイナス45℃の世紀末サバイバルストーリー。主演の羽田美智子が前科2犯の凶悪犯という従来のイメージを覆す主人公を演じることでも話題だ。粗品 コメント■初のドラマ主題歌として書き下ろした楽曲についてファーストサマーウイカにしか歌えない、力強いけど少し不穏なロックです。アーティストの方に楽曲提供、しかもそれがドラマの主題歌というのは初めてなので、神経を鋭くして、ウイカさんの音楽と、#コールドゲームの世界を壊さないように頑張りました。ドラマの台本を読みながら何回も何回も、この曲が劇中で流れる想像をして、興奮しながら作った曲です。■初のタッグとなるファーストサマーウイカと一緒にやってみて普段バラエティー番組で共演することが多く、面白い人としか思ってなかったんですが、ちゃんと音楽人でした。「ウイカさんが歌うんやったら、このくらいやってもええか」と思いながら難しい譜面を作成したんですが、しっかりプロフェッショナルとして仕事をして頂き、ちゃんと思い描いてたウイカさんっぽい曲になりました。あと会う度にメイクの雰囲気が変わってて、なんか毎日楽しそうでした粗品(霜降り明星)ファーストサマーウイカ コメント■初のドラマ主題歌として書き下ろされた楽曲についてドラマを後押しできるような強い歌を歌いたいと思っていたところ、予想を遥か斜めに超えてくるパワフルな楽曲を粗品さんが作ってくださいました。非凡なメロディとリリックに終始「粗品節」が炸裂しています。特にサビはドラマのストーリーにも通ずる強いメッセージに魂の叫びを感じ、全身全霊で歌いました。■初のタッグとなる粗品と一緒にやってみてやっぱり天才でした、粗品さん。ドラマと私に寸分狂わずフィットした戦闘服を作ってくださった感覚です。器用すぎ。一緒に作業させてもらって、音楽に真摯で丁寧、かつ繊細で優しい方でした。経緯は長くなるので割愛しますが、同時期にユニバーサルに所属したというのも運命だと思っています!私だけかもしれないけど!会う度奇跡みたいな寝癖で登場してくれたのでとても癒されました。<リリース情報>ファーストサマーウイカ Digital Single「帰り花のオリオン」2021年6月4日(金) リリース作詞・作曲・編曲:粗品<番組情報>東海テレビ・フジテレビ系全国ネットオトナの土ドラ『#コールドゲーム』6月5日(土) よる12時10分スタート(全8話)※第2話以降よる11時40分スタート出演:羽田美智子 / 結木滉星 / 久間田琳加 / やす(ずん) / 中村俊介番組公式サイト:関連リンクファーストサマーウイカ オフィシャルサイト:ファーストサマーウイカ 公式Twitter:ファーストサマーウイカ 公式Instagram:ファーストサマーウイカ YouTubeチャンネル:ファーストサマーウイカ 公式TikTok:www.tiktok.com/@firstsummeruika_official
2021年05月18日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが共演した話題作『スーパーノヴァ』から、場面写真が解禁となった。今回解禁されたのは、長年パートナーとして連れ添ったサム(コリン・ファース)とタスカー(スタンリー・トゥッチ)の関係を様々なシーンから切り取った場面写真の数々。多くの友人に囲まれる姿や、ダイナーで談笑するような微笑ましいカップルカットもあれば、切なげに抱き合う様子やそれぞれが複雑な表情を浮かべる姿も切り取られ、人生の大きな岐路に立つ2人の物語が示唆されている。また、望遠鏡を覗き天体観測をする、タイトルに通じるワンシーンも。“スーパーノヴァ”とは、星がその生涯を終える際に起こす大爆発のことだが、本作では、病で記憶や明るい未来を失いつつあるタスカーと、そんな彼に最後まで向き合おうとするサムの、かけがえのない愛が見せる眩い煌めきをも意味している。『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年05月10日映画『スーパーノヴァ』が2021年7月1日(木)にTOHO シネマズ シャンテほかで全国順次ロードショー。20年来のカップルの<人生の最終章>を描いた感動作映画『スーパーノヴァ』は、20年という歳月を共にしてきたカップルの<人生の最終章>を描いた心震える感動作。タイトルの「スーパーノヴァ(超新星)」は星がその生涯を終える際に起こす大爆発を示す言葉だが、本作では、カップルのかけがえのない愛が見せる“眩いほどの煌めき”をも意味する。ピアニストのサムと作家のタスカ―は、ユーモアや文化を愛す20年来のパートナー。ところが、タスカーを襲う病が、ふたりが紡いできた大切な思い出と添い遂げるはずの未来を消し去ろうとしていた。さらに、それぞれが心に秘めていた結末も、全く異なっていたことに気付いていく――。2大紳士俳優“コリン・ファース&スタンリー・トゥッチ”が共演不器用で無口だが熱い愛情を持つサムを演じたのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたコリン・ファース。また、人を惹きつける才能と魅力に溢れたタスカー役は、『ラブリー ボーン』や『魔女がいっぱい』『プラダを着た悪魔』のスタンリー・トゥッチが務めた。プライベートでも仲が良いという、イギリスとアメリカが誇る2大紳士俳優が、胸が張り裂けるほどの美しい愛の物語を届ける。監督・脚本はハリー・マックイーン監督と脚本を務めたのは、ハリー・マックイーン。オリジナル脚本として書き上げた『スーパーノヴァ』が、監督第2作目となる新生監督だ。撮影監督は、『ターナー 光に愛を求めて』などで2度アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープが担当した。作品詳細映画『スーパーノヴァ』公開日:2021年7月1日(木)~TOHO シネマズ シャンテ他で全国順次ロードショー出演:コリン・ファース、スタンリー・トゥッチ監督・脚本:ハリー・マックイーン提供:カルチュア・パブリッシャーズ、ギャガ配給:ギャガ原題:SUPERNOVA/2020年/イギリス/カラー/ビスタ/ 5.1chデジタル/95分/G/字幕翻訳:西村美須寿映画『スーパーノヴァ』<ストーリー>ピアニストのサムと作家のタスカーは、ユーモアと文化をこよなく愛する20年来のパートナー。ところが、タスカーが抱えた病が、かけがえのないふたりの思い出と、添い遂げるはずの未来を消し去ろうとしていた。大切な愛のために、それぞれが決めた覚悟とは――。
2021年04月26日『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースと、『ラブリーボーン』で同賞にノミネートされたスタンリー・トゥッチがカップル役で共演し、2人が向き合う人生の最終章を描く話題の映画『スーパーノヴァ』がついに日本公開決定した。ピアニストのサムと作家のタスカーは、ユーモアと文化をこよなく愛する20年来のパートナー。ところが、タスカーが抱えた病が、かけがえのないふたりの思い出と、添い遂げるはずの未来を消し去ろうとしていた。大切な愛のために、それぞれが決めた覚悟とは――。コリンが演じているのは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続けるサム。スタンリーが、人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつも周囲に光と笑いをもたらすタスカーを演じている。最初にオファーされたのは、スタンリー。彼が「サムとタスカーの絆が本物でなければ成功しない」と考え、20年来の友であるコリンに自ら、実は独断で脚本を手渡し、今回の共演が実現したという。今回公開決定と併せて、切なげに額を寄せ合うサムとタスカーを大きく切り取り、タイトルを思わせる光が瞬くポスタービジュアルと、タスカーがサムにスーパーノヴァについて語るシーンから始まる予告編も到着。映像では、キャンピングカーで湖水地方を旅する2人と1匹のシーンや、友人や家族に囲まれる穏やかで充実した日々が映し出されるが、タスカーの一言が引き金となり、2人の未来の終わりが近いこと、心に秘めていたそれぞれの結末が全く異なっていたことに気づいていく。「最後の最後まで君と共に生きたい」と思いをぶつける胸が熱くなるシーンも登場し、お互いを想い合う2人の導き出す答えが気になる映像となっている。なお監督は、俳優としてデビューし、オリジナル脚本として書き上げた本作が、監督第2作目となるハリー・マックイーン。撮影監督は2度アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープが務めた。『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年04月23日マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、コリン・ファレル、ヒュー・グラントらが出演するガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』。この度、チャーリーとコリンによる新たな本編映像が公開された。チャーリーが演じているのは、マフィアのボスの右腕レイ。コリンは、ボクシングジムのコーチを演じている。今回の映像は、コーチが車のトランクを覗き込み「こいつがお前たちの大麻農園の情報を流した」とレイに突き出すトランクショット(車のトランクに詰められた人物の主観ショット)から始まり、「ファ・アック?」「前に会ったなファック」と、Fワードに似た名前の発音に苦戦するシュールなやりとりが展開。リッチー監督作品ならではのワンシーンだ。『ジェントルメン』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年04月10日・本当に似ている!・合成かと思った…。・表情までそっくり!2021年3月14日、歌手でタレントのファーストサマーウイカさんがInstagramに投稿した写真に、反響が寄せられています。『激似ツーショット』に反響ファーストサマーウイカさんは芸能活動をする中で、元宝塚歌劇団星組トップスターであり俳優の、紅ゆずるさんに似ているといわれることが多々あったのだとか。「いつかお会いできたら」と願っていると、同月12日までの21年間、近畿広域圏で放送されていた情報番組『ちちんぷいぷい』(毎日放送)の企画で、初対面を果たしたそうです!その時に撮影された、ツーショット写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 階段で気品あふれる表情を浮かべ、美しいポーズを決める2人。まるで宝塚のワンシーンのようです!こうして並ぶと、凛々しい顔つきがよく似ていることが見て取れます。ファーストサマーウイカさんは、紅さんと対面を果たした当時の状況を、こう振り返りました。先日21年の歴史に幕を下ろしたちちんぷいぷいさんの最後に企画に呼んでいただいて実現しました…!お顔の小ささ、等身の違いはあれど、性格や考え方も近しいものを感じてとても嬉しかったです本当にありがとうございましたf_s_uikaーより引用「双子みたい」との声が上がるほど、顔立ちがそっくりな2人。今後ドラマなどで、姉妹役を演じる…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年03月16日2018年、タイでサッカーチームの少年12人とコーチが洞窟に閉じ込められた事故の映画化作品に、ヴィゴ・モーテンセン、コリン・ファレル、ジョエル・エジャートン、トム・ベイトマンらが出演することになった。タイトルは『Thirteen Lives』。監督はロン・ハワード。事故が起きたのはタイ北部のタムルアン洞窟。突然の大雨に襲われて水位が上昇し、少年たちとコーチは奥へ奥へと逃げ、出られなくなった。数日後、13人が洞窟の奥の突き出たところにいるのをイギリス人ダイバーが発見したが、救出が困難な場所で、世界各国の救助チームが救出に当たることになる。モーテンセンは、この救助活動でメダルを授与されたイギリス人リチャード・スタントンを演じる。ファレルが演じるのは、やはりメダルを授与されたダイバーのジョン・ボランセン。撮影はタイとオーストラリアで行われる。文=猿渡由紀
2021年03月12日アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーを主演に迎えた、ハーモニー・コリン監督の『スプリング・ブレイカーズ』以来7年ぶりの最新作『The Beach Bum』が、邦題『ビーチ・バム まじめに不真面目』として公開日4月30日(金)に決定。色彩美と豪華キャストが目を引くポスタービジュアルと場面写真も解禁された。マシュー・マコノヒーが演じる主人公・ムーンドッグは、かつては天才詩人ともてはやされたが、いまや酒と女に溺れ、才能をムダにしたホームレスという設定。ある事件をきっかけに無一文となり、クレイジーな仲間たち(演じるのはスヌープ・ドッグ、ザック・エフロン、マーティン・ローレンス、ジミー・バフェットら)にときに頼りながら、新たな詩を書くための旅に出る。だが、従来のロードムービーとは大きく異なるのは、主人公が旅に出ても“まったく成長しない”“一度も反省しない”という点。主人公の本音は「人は皆、自分の内面を見つめる余裕がなくなってしまう。人生は山あり谷あり。俺はどんな時も自分に素直に、人生を楽しみたいだけ」というもの。映画をいち早く鑑賞した、37年来の仲であるイラストレーターのみうらじゅんと映画評論家・町山智浩は1時間あまりのトークを行い、その結果、副題が「まじめに不真面目」に決定。2人は主人公ムーンドッグは根が真面目で、実は細かいことを気にしてしまう性格だからこそ、照れ隠しでふざけたキャラクターを演じていると指摘。「実はまじめに不真面目を貫くって大変なんだよね」と意見が一致し、この邦題が生まれたという。別の邦題候補として、みうらさんは、主人公が詩人(ポエマー)であり、ヒッピーでもあることから、ポエマーとヒッピーを掛け合わせた造語“ポエッピー”を編み出し『ハッピー・ヒッピー・ポエッピー』という案を提案。町山さんは、浮世離れした主人公を「渚の解脱マン」と名付けていた。2人の邦題が入った2種のチラシは、映画館のチラシラックに設置されるという。今回解禁となったポスタービジュアルは、アカデミー賞怪優マコノヒー演じる元・天才詩人ムーンドッグが、毎日どんちゃん騒ぎのパーティをしているハウスボートの上で、満面の笑みを浮かべる場面が切り取られた。キャッチコピーには、劇中の印象的なセリフ「Fun is a Fucking Gun」とその意訳「楽しんで生きるのは、闘いだ」を採用。トランプ前大統領の誕生がきっかけで本作の構想を思いついたというコリン監督が、本作に込めたメッセージともなっている。『ビーチ・バム まじめに不真面目』は4月30日(金)よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビーチ・バムまじめに不真面目 2021年4月30日よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国にて公開©2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年02月17日【音楽通信】第70回目に登場するのは、バラエティからドラマに舞台にとジャンルレスに大活躍中のなか、ソロアーティストとしてデビューを果たす、ファーストサマーウイカさん!【音楽通信】vol. 70小さいときから一貫して音楽がそばにある劇団員やアイドルグループでの活動を経て、いまやその姿を見ない日はないぐらい、ジャンルレスに大活躍中の、ファーストサマーウイカさん。バラエティ番組で見せる関西弁の豪快なキャラクターが脚光を浴びるなか、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合ほか 毎週月~土曜 午前8:00)へ出演するなど、女優活動にも期待が募ります。そんなファーストサマーウイカ(以下、ウイカ)さんが、ソロアーティストとして、2021年2月22日に1stデジタルシングル「カメレオン」を配信リリースされるということで、音楽的なルーツなども含めて、お話をうかがいました。ーーまず、ウイカさんはどのような環境で音楽にふれたのでしょうか。中学生のときに、吹奏楽部に入って、毎日が音楽漬けになったことが音楽にふれたきっかけですね。私は打楽器担当になって、パーカッションを担当していました。パーカッションは曲によって、大太鼓や木琴など、いろいろな楽器を担当するので、飽き性な自分の性格には合っていましたね。その後バンドをやって、ドラムを担当して。ドラムもタムやシンバルなどがあり、飽きる暇のない楽器です。ーーご自身でよく聴いていた音楽はありましたか。親の影響もあり、一番好きなアーティストは、ユニコーンです。ほかには、すかんち、THE YELLOW MONKEYといったバンドのロックを聴くことが多いですね。ーーすかんちのお名前を久しぶりに聞きましたが、キャッチーでいい曲多いですよね。ボーカルとギターのROLLYさんは、人としても、一表現者としても、尊敬している方のひとりです。「どこからどう見てもROLLY」というビジュアルも、アイコン的なところで、私自身がエンターテインメントの世界で生きるうえで、参考にさせていただいていますね。ーー高校卒業後、劇団に5年間在籍されていますが、当時は役者を目指していたのですか。小学生の頃からやりたいことがたくさんあって、「声優さんになりたい」「劇団に入りたい」などと言っていたんです。でも、芝居やドラマをたくさん観て影響されたわけではなく、直感的に「やってみたい!」と興味があって。高校卒業後に、声優の専門学校に行ったこともあったのですが、途中でやめたのと同時に、劇団に入りました。しかも、失礼なことにその劇団の舞台公演を1本も見ていないのにオーディションを受けて。すべて、好奇心から行動しています。ーーその好奇心で、劇団後は2013年からアイドルグループ「BiS」、解散後は2015年から「BILLIE IDLE®」として2019年まで活動されましたが、目指すアイドル像があったのですか。劇団のときもそうなんですが、「やってみたい」という好奇心がまずあって、その内容に関しては、実はそれほど深い思い入れがないんです。「BiS」もオーディションで受かりましたが、当時BiSの曲やメンバーの名前も知らない状態で、軽い気持ちで受けて。そのときが22、3歳だったので「この歳からアイドルになれるなんてそうそうないだろう」と、好奇心で受けたら受かったので、そこからアイドルというものを知っていき活動してきた、という感じなんです。ただ、小さいときから一貫しているのは、ずっと音楽はそばにありました。劇団に入っていたときも、プライベートではバンドもやっていましたし、音楽には常に携わっていて。アイドルになってからは自分たちの曲を歌ったり、作詞したりと、ずっと音楽は身近なものなんです。ソロデビュー作は感銘を受けた阿部真央に依頼ーー2021年2月22日に、シンガーソングライターの阿部真央さんが作詞作曲を手掛けた1stデジタルシングル「カメレオン」を配信リリースされます。ソロアーティストとしてデビューすることになった経緯から教えてください。これまでもさまざまな関わり方で、どの時代も、音楽を心のなかに置いてきました。だからこそ、実はBILLIE IDLE®が解散した2019年12月直後から、どうにかして音楽を続けたいと考えていたんです。いままでソロアーティストはやったことがなくて、もっと表現の場を持ちたい気持ちもあったので、やりたいなと。ソロ活動ならバンドメンバーを集めなくていいですし(笑)、事務所に「音楽がやりたいです」と伝えて、今回のソロデビューが実現しました。でも、自分ひとりで曲を作って出すのは性格的に違うと思い、阿部真央さんに曲をご依頼しました。ーー真央さんの曲はずっと聴いていらっしゃったんですか。そうですね。中学生までは80年代や90年代のロックを聴いていましたが、高校生になってからは軽音楽部に入って、BUMP OF CHICKENをコピーしたりと同世代の音楽をたくさん聴くようになりました。そのなかでも、真央さんは同世代で現役高校生でデビューされていて、すごくセンセーショナルだったんです。めちゃくちゃ歌がうまいし、バンドではなくソロでロックだし、女性であんなにかっこいい同世代は少なかったので、感銘を受けて好きでよく歌っていました。そしていま、いざソロアーティストになって、誰に曲をお願いするかと考えると、嘘のない等身大の心の内をかっこいいロックにのせて発信し続けている真央さんだったら、すてきな曲を書いていただけるんじゃないかなと思って。それも好奇心ですね。実際にお話ししてみると、「私とウイカちゃんはけっこう似てる」と言ってくださって。いろいろとヒアリングしてくれて、オーダーメイドで曲を作ってくださったんですが、真央さんの歌でもあるし、私のことでもあるし、ふたりにぴったりと寄り添った曲です。だからこそ、聴いてくれる人にも、「これは俺の歌か」とか「私のことを言っている気がする」と、自分のことのように感じてくれる部分もあるんじゃないかなと。想像していた以上に、真央さんの歌の力を感じました。ーー「カメレオン」はアッパーでアグレッシブなナンバーです。歌唱力の高いウイカさんですが、デビュー曲ということで心がけたことはありましたか。いままで歌は、グループのなかでパートに分かれて歌っていたので、全部フルコーラスで歌うことはほとんどなかったんです。5人組だと、1曲を5人で担当していたところが、ソロだとひとりで担うわけで。ひとりで5人だけじゃなく、10人、100人……もっと多くのいろいろな人たちに届くように歌っていかなきゃいけないと思うと、気負ってしまう面も。グループでは、例えば、甘い声はこの人が担当するから私は力強さ担当でいこうかなということを考えながら歌っていました。その点、いまはひとりで歌えるので、自由度がすごく高まりましたね。これまで自分でやる必要がなかった行程があるというか、ひとりだからこそ、挑戦していけることへの楽しみがあります。ーー「カメレオン」のミュージックビデオでは、ウイカさんが一人二役を演じながら、激しいバトルシーンを繰り広げていますね。テーマは、強い女性なんです。女性が、自分のフィールドで闘う姿は、どの世界で仕事をしている人にも通じるものなので、「闘う強い女性をアピールしたい」と思いました。そしてカメラマンさんや監督さんなどからも、いろいろなアイデアをいただいて、一人二役で闘わせるのはどうかと言われ、面白いなと。私からも、マダムの扮装をした私の頭に、武器になるカーラーを巻くのはどうですかという小さいアイデアを出すことから、ストーリーに関わる大きなものまで、すごく意見を汲んでくださって。いままでは自分の意見が反映されることが少なかったので、こうやって作品作りができるのも、すごく楽しかったですし、うれしかったです。ーー初めてのプロジェクトを経験するのはワクワクしますね。私はアーティスト業を初めてやらせてもらいますが、年を重ねるにつれて、挑戦することや初めてのことに対して、恐怖が勝ることや「どうせやっても仕方がない」と諦める瞬間が増えてくるかもしれないと思ったんですね。実際には、望んでもできないこともいっぱいありますが、自分にできる範囲で「一個ずつ積み重ねていくことはできる」と思っていて。チャンスを逃したくないんです。自分から掴んでいくことを体現できたらいいなと思って、私はいま30歳になりましたが、30からでも遅くないよという気持ちをミュージックビデオで闘う自分にのせて、この映像にのせています。自分と世間、自分と社会とも闘っていますが、結局闘っているのは自分自身。「カメレオン」の楽曲とビデオとは、一見テイストが違うように見えるんですが、実は“闘う”という面で通じていて。女性の方や、同じ悩みを抱えた方に、メッセージが届くといいなと思っています。ーーソロデビューの一方で、NHK連続テレビ小説『おちょやん』第31話に、ハリウッド帰りの女優「ミカ本田」役で初登場され、朝ドラデビューも果たしましたね。大阪制作の朝ドラって、関西人で役者をやっているとみんな憧れるものなので、デビューの夢が叶ってうれしいです。現場には、関西での演劇時代に知り合った先輩方や俳優仲間がたくさんいらっしゃったんですよ。夫で監督役のジョージ本田(川島潤哉)もそのひとりです。ジョージとは、東京の舞台でも一緒だったし、以前は、何度も飲みに行ったりもしていました(笑)。そのおかげで、あまり緊張せず、のびのびと自由にやらせていただきました。すごく楽しかったのでもっと出たかったですね。ーーテレビ番組ですと、バラエティではダウンタウンさんの番組にご出演されているところを拝見することもあります。僭越ですが同じ関西人として思いますのは、ダウンタウンさんの番組ではとくに緊張なさいませんか。早い段階から、ダウンタウンさんにお会いすることがありましたが、毎回、もちろん緊張します(笑)。関西人からするとよりいっそう、神さまみたいな存在ですよね。おふたりの前では「これやったら怒られるかな、やめとこうかな?」ではなく、「いけるだけいったれ!」と、私が課せられていることを物怖じせず、やりきることを心がけていて。それに、私がどんな粗相をしても、絶対に最後、どうにかかたちになるように助けてくださいますし、本当に優しい方々です。曲を聴いてくれた人の前で歌えることを願うーーお話はかわりますが、趣味やいまハマっていることはありますか。基本的にひとり遊びが好きなので、地味な趣味が多いんです(笑)。大好きなのは、いまは足を運ぶ回数も少ないですが、ゲームセンターでクレーンゲームをすること。感染対策もちゃんとされているお店ばかりで、ひとりで黙々とクレーンゲームをやって、アニメのフィギュアを集めたりしています。あとは、ひとりカラオケとか。最近は、携帯ゲームで、麻雀をひとり黙々と(笑)。芸能人は麻雀の集いがあると聞いて、だから麻雀を覚えて、いつか先輩方と一緒に麻雀をやる日が来るまで、ひとりで携帯ゲームをして鍛えています。ーーウイカさんは、多くの人にその明るさを届けてくださっているように感じますが、気持ちの切り替えなどはどのようにされていますか。私は根暗ではないんですが、ただ極端に明るくもなく、喜怒哀楽に対して振り幅が大きいというか。表現は明確なタイプです。だから、例えば暗くなるようなことがあっても、明るく元気に過ごすには、自分を喜ばせること。そのことに対して、一流だと思います。もし自分で苦痛だと感じる環境なら、何か原因があるから、つぶしていく。体が痛いならストレッチをやるみたいな感覚で、理由を探って対処しますね。あまり我慢させないです、自分に対して。苦しかったら、仕事でもプライベートでも、やる意味がないと思うから。ーー今後は、ソロアーティストとして、コンスタントに作品リリースしていくのでしょうか。今回、真央さんに楽曲を提供していただいて、想像以上に感動や興奮がありました。真央さんと私だからこその化学反応があって、こうしてコラボレーションで生まれていくものはまだあると思うので、今後も他のアーティストの方やクリエイターの方と一緒に、作品を作っていきたいですね。ーーウイカさんのライブも観てみたいと思いましたが、そのご予定は。実は2020年、ソロアーティストとしての企画が動いていたんですが、コロナの影響によりスケジュールが変わってしまいました。例えば、最初の第一歩になる、全国のCDショップをまわってリリースイベントをやるということができなくなって。グループのときは地道にリリースイベントをコツコツとやって、大きなホールでライブしたい気持ちが強かったんですが、いまもゆくゆくは大きなホールでライブしたいものの、まずは曲を聴いてくれた方の対面で、小規模で歌える環境がくるといいなと強く思っています。ーー4月から、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんの作品をさまざまな演出家の手で上演する「KERA CROSS」の第3弾で、今回河原雅彦さんが演出を手掛ける舞台『カメレオンズ・リップ』に出演されますね。偶然にも“カメレオン縛り”で(笑)、私の曲の「カメレオン」というタイトルは真央さんがつけてくださったのですが、リリース後には『カメレオンズ・リップ』が始まるという、カメレオン期間が始まります(笑)。曲を聴いて知ってくれた方には、役者としての私も見ていただきたいですね。舞台はKERAさんの本で河原さんの演出、そして共演者の松下洸平さん、生駒里奈さんほか、熟練した俳優のみなさんが揃っています。アーティスト活動ではのびのびとやらせていただいていますが、舞台に関してはちょっとブランクがあるので、心配ですね(笑)。でも地方公演で地方のみなさんにも会えるし、役者とアーティストと“カメレオンのセット”で、新しいファーストサマーウイカを知ってもらえるいいタイミングだなと思っています。ーーお話ししていますと、ウイカさんのキーワードは「好奇心」なのかなと感じました。今後も好奇心を持ちながら、いろいろなことに邁進していかれるのでしょうか。そうだと思います。いままでの30年間、好奇心のみでやってきました。たくさんの人に知っていただくこのお仕事も大好きだし、ずっとやっていきたいですが、今後はカラコンや化粧品のプロデュースなど、美容のことにも携わりたいです。自分で企画を出したものがかたちになっていく喜びは、エンタメと同じだから、たくさんの人の役に立つものを作ってみたいなと。美容系で何か良いお話のある会社さまがいたら、ぜひご連絡お待ちしております(笑)。取材後記バラエティ番組での切れ味鋭い話術やドラマでの存在感など、どのジャンルにおいても確実に結果を出すパワーの持ち主、ファーストサマーウイカさん。好奇心とともにある、底知れぬ努力と意志のもと、これからもたくさんの場面でわたしたちの心を明るくしてくれそうです。そんなウイカさんのデビューシングルをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。取材、文・かわむらあみりファーストサマーウイカPROFILE1990年6月4日、大阪府生まれ。高校卒業後すぐ、地元大阪の劇団に約5年間在籍。2013年5月、アイドルグループ「BiS」に新メンバーとして加入しメジャーデビュー。2014年7月、横浜アリーナ単独公演で「BiS」が解散。解散後、NIGO®プロデュースで「BILLIE IDLE®」を結成。ライブを中心に活動し、2019年12月解散。同年1月に放送されたバラエティ番組出演をきっかけに注目を集める。また、バラエティ番組以外にもドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系 2020年)や連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合ほか)への出演、ラジオ『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送 毎週月曜27時)のパーソナリティなど、ジャンルレスに活躍の幅を広げている。2021年2月22日、1stデジタルシングル「カメレオン」を配信リリースし、ソロデビュー。4月2日より、KERA CROSS 第3弾となる舞台『カメレオンズ・リップ』に出演する。InformationNew Release「カメレオン」2021年2月22日配信
2021年02月13日テレビ朝日『ミュージックステーション』へ出演を果たすファーストサマーウイカの、テレビ初披露となる阿部真央作詞・作曲の新曲「カメレオン」のMVが本日20:00よりプレミア公開されることが決定した。新曲「カメレオン」は2月22日(金)に発売されるメッセージ性を持った力強い楽曲。すでに公開されている30秒CMからは、非常に凝った内容で1つの映画のようなクオリティを持った映像が垣間見られ、ファンの期待を集めている。さらに、MV公開に伴い、ティザー映像がオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開された。いよいよ全貌が明らかになるMVのプレミア公開を心待ちにしてほしい。さらに本日から新曲「カメレオン」をiTunesで予約した人だけに当たる特別なプレゼントの詳細も発表された。本人とのオンラインミーグリ、オンライン2ショットに加え、“ファーストクラスオーダーメイドメッセージ”という当選者だけの希望に応えるスペシャルなオンリーワンのメッセージが本人から送られる豪華特典も。また、プレゼント応募者全員にもれなくZOOMでも使用可能なデジタル壁紙がプレゼントされるので、ぜひ予約を検討してほしい。【リリース情報】「カメレオン」作詞・作曲:阿部真央編曲:akkin発売日:2月22日(月)<iTunes予約注文特典詳細>応募期間:2月12日(金) 00:00 ~ 2月22日(月) 23:59まで賞:ファーストクラスオーダーメイドメッセージ動画(5名)A賞:ファーストサマーウイカとのオンラインミーグリ(50名)B賞:オンライン2ショット撮影(100名)ウイカ賞:デジタル壁紙(ZOOM対応 / PC版、携帯版 / 応募者全員)iTunes予約注文はコチラ:
2021年02月12日2月22日(月)に発売されるファーストサマーウイカのソロデビューシングル『カメレオン』のジャケット写真と、ファーストサマーウイカの希少な3dアーティスト写真が公開された。2013年5月にアイドルグループ「BiS」に新メンバーとして加入し、2014年7月横浜アリーナの単独公演で同グループが解散するまでアイドルとして活動。解散後はNIGO(R)プロデュースでガールズグループ「BILLIE IDLE(R)」を結成し、ライブを中心に活動しながら近年はバラエティ番組、そして連続テレビ小説『おちょやん』にも出演するなど、女優としての活躍も目ざましいファーストサマーウイカ。そんな彼女は2月12日(金)にテレビ朝日『ミュージックステーション』に出演することも決まっており、ソロでの音楽活動も加速している。今回公開されたジャケット写真は、タイトルの「カメレオン」を彷彿させるようなカメレオンの如く木に留まる本人が気になるところ。さらに「3Dアー写」と呼ばれるアーティスト写真は、彼女を360度から撮影し作成されたもので、環境が整っていれば精巧なファーストサマーウイカが回転する様を見ることができる。両作品ともに彼女の意思がしっかりと反映されており、音楽のみならず世に出る作品に対するプロデュースワークの高さを伺えるものとなった。さらに、今まで音源の一部しか聴けなかったデビューシングル「カメレオン」が2月9日(火)3:00からニッポン放送『オールナイトニッポン0』でついにフル尺解禁となることも明らかとなった。阿部真央作詞作曲の非常に勢いのあるサウンドをチェックしてほしい。また、『カメレオン』をiTunesで予約した人は特別なプレゼントがもらえることも決定した。こちらは2月11日(木)に特典の詳細が発表される。今までなかった本人のYouTubeサイト( )も開設され、サイトでしか見られないSPOT映像など、これから映像コンテンツが増えてゆくとのこと。怒涛のアーティスト活動が始まるファーストサマーウイカの動向に注目しよう。【リリース情報】ファーストサマーウイカ「カメレオン」2月22日(月)作詞・作曲:阿部真央編曲:akkin
2021年02月08日WOWOWオンデマンドでは、ミニシアター文化への感謝と応援の気持ちをこめて、「W座からの招待状」、「映画工房」の出演者たちや、全国のミニシアター支配人がオススメする“ミニシアター映画10作品”を期間限定で無料配信することを決定した。気になる10作品は、魅力的な作品ばかり。「映画工房」出演者の斎藤さんが薦めるのは、イザベル・ユペール出演のフランス映画『アスファルト』。郊外のおんぼろ団地を舞台に、かつての輝きを取り戻そうと奮闘する女優をはじめ、不器用だけれど愛すべき6人の男女の平凡で孤独な日常に突然舞い降りた思いがけない奇跡の出逢いを描いた、少しビターなストーリー。「これぞミニシアター映画という代表格なんじゃないかな」と話す斎藤さんは、「優雅で詩的で非日常的なんですよね。とても上質な、とても好きな世界観の作品です」と本作について語っている。同じく出演者の板谷さんは、『裏切りのサーカス』を推した。本作は、“スパイ小説の金字塔”と謳われた、ジョン・ル・カレの傑作小説を、ゲイリー・オールドマン主演で映画化した作品。ほかにも、コリン・ファース、マーク・ストロング、トム・ハーディ、ベネディクト・カンバーバッチらが集結している。本作について板谷さんは「静かで淡々とした男達の心の中を探りながら観ていると、結構色々なところに色々なことが隠されていて、それを探すのが面白い映画」とコメントを寄せている。この2作品のほかにも、ストリートアーティスト・バンクシーの初監督作品『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』。ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラという美しき女優の共演が話題となった『キャロル』。アジア各国で深刻な社会問題となっている受験戦争を背景に、中国で実際に起きた集団不正入試事件をモチーフにした第一級のクライム・エンターテインメント『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』。さらに、『さすらいの女神(ディーバ)たち』、『めぐり逢わせのお弁当』、『ブルージャスミン』、『タクシー運転手~約束は海を越えて~』、『キャタピラー』がラインアップされている。「ミニシアター応援宣言!」オススメ映画10作品を無料配信は1月13日(水)午後0時WOWOWオンデマンドにてスタート。※WEB会員登録(無料)により誰でも視聴可能(cinemacafe.net)■関連作品:イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 2011年7月16日より東京都写真美術館、渋谷シネマライズほか全国にて順次公開© 2010 Paranoid Pictures Film Company All Rights Reserved.裏切りのサーカス 2012年4月21日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開Jack English © 2010 StudioCanal SAブルージャスミン 2014年5月10日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋 ほか全国にて公開© 2013 Gravier Productions, Inc.めぐり逢わせのお弁当 2014年8月9日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© AKFPL, ARTE France Cinéma, ASAP Films, Dar Motion Pictures, NFDC, Rohfilm―2013タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜 2018年4月21日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2017 SHOWBOX AND THE LAMP. ALL RIGHTS RESERVED.バッド・ジーニアス 危険な天才たち 2018年9月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開Ⓒ GDH 559 CO., LTD. All rights reserved.
2021年01月13日ファーストサマーウイカが、シンガーソングライター阿部真央作詞・作曲のデジタルシングル「カメレオン」で2月22日にソロメジャーデビューすることが決定した。ファーストサマーウイカは2013年5月にアイドルグループ「BiS」に新メンバーとして加入しメジャーデビュー。2014年7月横浜アリーナの単独公演で「BiS」が解散後、NIGO®プロデュースで「BILLIE IDLE®」を結成。2019年12月に解散するまでライブを中心に活動していた。その後はバラエティ・ドラマ・ラジオで目にはしない日はないほどの活躍を見せているが、音楽に対する愛情は人一倍強く、ニッポン放送、TOKYO FM、FM yokohamaのパーソナリティを務めていることもあり音楽に関する知識も多く併せ持っている。また、類稀なる歌唱力を持ち、テレビではカバーなどでその歌声を披露していた。デビュー曲となる「カメレオン」は、阿部真央節がふんだんに盛り込まれた激しくメロディアスが楽曲となっている。ファーストサマーウイカ コメントユニバーサルミュージックよりメジャーデビューが決定いたしました。日頃より応援してくださるファンの皆様、支えてくださるスタッフの皆様のお陰です、ありがとうございます!思えば色々な肩書きを渡り歩いてきましたが、振り返れば原点は音楽にあります。夢のひとつでもあったソロデビュー、その喜びと感謝の気持ちを原動力に、アーティストとしても様々な挑戦をしていきたいと思います。1stデジタルシングル「カメレオン」は私の敬愛する阿部真央さんが、ご自身のこと、私のことを丁寧に織り込み、愛を込めて作詞作曲してくださいました。また一味違ったファーストサマーウイカをお見せ出来ればと思います、よしなに!ティザーサイトリリース情報ファーストサマーウイカ デジタルシングル「カメレオン」2020年2月22日(月) リリース作詞・作曲:阿部真央編曲:akkin関連リンクファーストサマーウイカ 公式Twitterファーストサマーウイカ 公式Instagram
2021年01月12日