英国俳優コリン・ファースが『博士と彼女のセオリー』のジェームズ・マーシュ監督とともに贈る最新作『喜望峰の風に乗せて』が、2019年1月11日(金)より公開。日本でも絶大な人気を誇るコリンが、本作にかけた思いを語った。■ストーリー1968年、アメリカとロシアが宇宙を目指していたころ、イギリスは海洋冒険ブームに沸いていた。そんな中、単独で海に出て一度も港に寄らず、世界一周を果たすという過酷なヨットレースが開催される。華々しい経歴のセーラーたちが参加する中、ビジネスマンのドナルド・クローハースト(コリン・ファース)が名乗りを上げた。アマチュアの果敢な挑戦にスポンサーも現れ、ドナルドは家族の愛を胸に出発。だが、彼を待っていたのは、厳しい自然と耐え難い孤独、そして予想もしなかった自身の行動だったーー。ヒーローを待望するメディアの狂騒、町の人々の期待、彼らに翻弄されながら夢にかける男の葛藤、夫を信じて待ち続ける妻ーー。それぞれの真実に心を震わされる実話がこの冬、日本に上陸する。■英国男優総選挙、驚異の3連覇達成!その人気の秘密とは?映画雑誌「SCREEN」の人気企画“英国男優総選挙”で本年度も第1位に輝き、見事3連覇を成し遂げたコリン。いまや最も英国を代表する俳優といっても過言ではない圧倒的な知名度と人気は底知れず。女性のみならず男性からも熱い支持を受けている。そんなコリンが映画デビュー作『アナザー・カントリー』(94)を経て、一般的に知られるようになったのはBBCのTVシリーズ「高慢と偏見」(95)のダーシー役。上流階級の高慢でハンサムな“ツンデレ”青年を魅力たっぷりに演じて世の女性を虜にしたが、当時35歳。意外にも“遅咲き”のブレイク俳優だった。以降、現代版ダーシーの『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『マンマ・ミーア !』など2000年代に立て続けにヒット作に出演し、日本でも広く人気を獲得。そして、世界的ファッションデザイナーであるトム・フォードの初監督作『シングルマン』(09)では恋人を失ったゲイの大学教授を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、翌年の『英国王のスピーチ』(10)では吃音に悩むジョージ6世を演じ同賞をついに獲得、名実ともにその評価を確固たるものに。その後、新星タロン・エガートン扮する若くてやんちゃな青年エグジーに英国紳士のたしなみ&一流のスパイの技術を徹底的に教育する、気品溢れる英国紳士ハリー役を演じた『キングスマン』(14)、続く『キングスマン:ゴールデン・サークル』(17)は世界中で大ヒットを記録。かつてないほどの若い世代からも支持を集め、英国俳優のトップをひた走る存在としてその名をほしいままにしている。『キングスマン』シリーズはつい先日、最新作である前日譚の続報が出され、世界中から期待が寄せられている。■『喜望峰の風に乗せて』は新たな挑戦「彼の中に自分自身を見た」数々のブレイクの波を起こしてきたコリンが、新たな挑戦として選んだのは、『喜望峰の風に乗せて』で世界一周単独ヨットレースに参加したアマチュアセーラーで実在の人物ドナルド・クロ―ハースト役だった。「彼の中に自分自身を見た」と映画化を熱望し、製作段階の初期から参加。人間の心の弱さや深淵を見つめた新境地に挑んでいる。コリンは本作への出演について「海に出たことがなくても、船乗りでなくても、探検家でなくても、人は皆、自分の能力以上のところに到達したいと思ったことがあるはず。危険と分かっていても大きな望みを持ち、何かとりとめのないことを計画したいという気持ちに強く共感したんだ。誰もがクロ―ハーストの挑戦する気持ちに共感できるはずなのに、こういった物語を映画化しようとする人は少ない。この物語を読んだとき、多くの人々の心に響くものがあると感じたから僕も挑戦してみることにしたんだよ」と、本作に惹かれた理由を語っている。周りから無謀だと言われながらも海へと飛び出すクローハースト。それはコリンの上品でスマートな英国紳士イメージを根底から覆すことにもなる。ひとり海に出て現実を目の当たりにし、無精ひげにヨレヨレのシャツ姿になってからがクローハーストの真の旅の始まり。魅力的な男が一転、海の上で命をかけて格闘し、迫真の演技をみせるコリンから目が離せない。『喜望峰の風に乗せて』は2019年1月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喜望峰の風に乗せて 2019年1月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© STUDIOCANAL S.A.S 2017
2018年12月14日エミリー・ブラントがメリー・ポピンズを演じるほか、コリン・ファース、メリル・ストリープ、ベン・ウィショーら人気俳優が出演する『メリー・ポピンズ リターンズ』。この度、本作の初映像となる予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した映像では、母親を失ったバンクス家の元に、メリー・ポピンズがカイト(凧)と共に空から舞い降りるシーンから始まる。昔と変わらない姿に、父マイケルは「君は歳をとらないのかい?」と思わず質問してしまうと、「女性に歳を聞くなんて!私の教育が甘かったかしら」と叱られてしまう。また、メリーが母親を亡くした悲しみと不安を抱える3人の子どもたちへ「消えてなくなるものなんてひとつもない目の前からなくなるだけよ」と歌いかけるシーンや、日常をカラフルに変えていく彼女の魔法、そして、魅力的なキャストたちの姿も。1964年に公開され、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門を受賞した『メリー・ポピンズ』と同様、本作も心躍るシーン満載のようだ。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年11月20日第3回「新宿ピカデリー爆音映画祭」が、東京・新宿の映画館「新宿ピカデリー」にて開催。当初は2018年12月11日(火)から12月20日(木)までの開催が予定されていたが、一部上映チケットが発売後すぐに完売となったため、2019年1月10日(木)までの延長が決定した。2004年にスタートした「爆音映画祭」は、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、文字通り爆音かつ高品質な音と共に映画を上映するイベントだ。これまで全国各地で企画されているが、「新宿ピカデリー」では3回目の開催となる。全13作品のラインナップの中でも特に注目すべきは、新たなクイーンブームを巻き起こしている映画『ボヘミアン・ラプソディ』。伝説のロックバンド、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーが残した32もの名曲の数々を文字通り爆音で堪能出来る、まさに本イベントにふさわしい一本となっている。また、2018年11月30日(金)に公開されたばかりの新作『機動戦士ガンダム NT(ナラティブ)』の追加上映も決定。『機動戦士ガンダムUC』のその先を描く、宇宙世紀サーガ最新作だ。そのほか、青年2人が経験する一夏の瑞々しい恋を描いた『君の名前で僕を呼んで』、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』、アカデミー賞計6部門を受賞した2017年の大ヒット作『ラ・ラ・ランド』、音楽鳴り止まぬロックンロールカーアクション『ベイビー・ドライバー』、コリン・ファースが魅せる新時代のスパイアクション『キングスマン』、ジョン・カーペンター監督の名作SFホラー『遊星からの物体X』デジタル・リマスター版など、近年ショーレースを賑わせた人気作から往年の名作まで、幅広いラインナップが用意されている。新旧織り交ぜたラインナップは、仕掛け人の樋口泰人が「これぞ“爆音”で堪能してほしいと」と考えるこだわりの名作セレクション。各上映作品には、迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、それぞれに適した音響調整がなされており、ベストな音響環境で作品が堪能出来る。【開催概要】第3回「新宿ピカデリー爆音映画祭」開催期間:2018年12月11日(火)〜12月20日(木)会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15番15号)料金:1作品一律 1,800円(税込)チケット発売:・新宿ピカデリーWEB での販売 12月4日(火) 18:00〜・新宿ピカデリー劇場窓口での販売 12月5日(水) 劇場オープン〜※各日上映スケジュールは公式サイト(にて告知。<上映延長作品>『ボヘミアン・ラプソディ』上映期間:2018年12月11日(火)〜2019年1月10日(木)※12月20日(木)までの上映分チケットは既に完売。入場料金:一律1,800円(税込)チケット発売:12月14日(金)18:00より、新宿ピカデリー公式ウェブサイトにて発売開始。(劇場窓口は12月15日(土) 営業開始時間より、残席があった場合に販売)<追加上映作品>『機動戦士ガンダム NT(ナラティブ)』上映期間:2018年12月21日(金)〜2019年1月10日(木)チケット発売:12月15日(土)18:00より、新宿ピカデリー公式ウェブサイトにて発売開始。(劇場窓口は12月16日(日) 営業開始時間より、残席があった場合に販売)<上映作品>ボヘミアン・ラプソディ/グレイテスト・ショーマン/マッドマックス 怒りのデス・ロード/ラ・ラ・ランド/キングスマン/ベイビー・ドライバー/バーフバリ 伝説誕生<完全版>/バーフバリ 王の凱旋<完全版>/マグニフィセント・セブン/バッド・ジーニアス 危険な天才たち[初]/君の名前で僕を呼んで/チョコレートドーナツ/遊星からの物体X<デジタル・リマスター版>
2018年11月19日P.L.トラヴァースの小説『メアリー・ポピンズ』を基に1964年に公開され、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門受賞した映画『メリー・ポピンズ』の20年後を描く映画『メリー・ポピンズ リターンズ』が、2019年2月1日に日本公開されることが決定した。また、赤い帽子を目深にかぶった主演のエミリー・ブラントが演じるメリー・ポピンズのビジュアルを使用したティザーポスターも公開された。ウォルト・ディズニーがそのヒロイン像に惚れ込み、最も映像化を望んだと言われる『メリー・ポピンズ』は、実写とアニメーションが織り交ぜられた革新的な映像と印象的な音楽やダンスで観る者の心を掴み、今もなお世界中で愛され続けている。今回、新しいエンターテイメント作品として映像化したのは、前作の大ファンであると公言するロブ・マーシャル監督。舞台演出家、そして振付師であると同時に、『シカゴ』(2002)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011)、『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014)といったヒット作を手掛けてきた彼が描くメリー・ポピンズの世界に注目が集まる。主演のメリー・ポピンズは、『プラダを着た悪魔』(2006)、『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016)『クワイエット・プレイス』(2018)など次々話題作への出演が続き、今ではハリウッドを代表する女優となったエミリー・ブラント。また、ブロードウェイミュージカルで様々な役割を兼務することで広く知られ、ピューリッツァ賞、トニー賞、グラミー賞に輝き、ディズニー作品『モアナと伝説の海』(2016)では作曲・歌を担当したリン=マニュエル・ミランダが、街灯点灯夫でメリーの古くからの仲間のひとりジャックを演じる。ほかにも、『英国王のスピーチ』(2010)、『キングスマン』(2015)のコリン・ファース、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2012)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたメリル・ストリープ、『007 スペクター』(2015)のベン・ウィショーなど、ハリウッドを代表する実力派キャストが名を連ねる。さらに、前作でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイクも再出演!また、新曲を含む音楽を、グラミー賞とトニー賞受賞のマーク・シェイマン(『ヘアスプレー』(2007))とトニー賞受賞者でエミー賞に3度のノミネート経験を持つスコット・ウィットマン(『ヘアスプレー』)が担当する。物語の舞台は、前作から20年後。バンクス家の長男マイケル・バンクスは、今では家族を持つ親となり、父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし、大恐慌時代のロンドンでは金銭的な余裕がなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も常に荒れ放題。バンクス一家は窮地に追いやられていた。そんな中、さらに追い打ちをかけるように融資の返済期限切れで家を失うピンチに。そのとき、あの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが風に乗って彼らの元に舞い降りる。20年前と1ミリも変わらぬ容姿の彼女が起こす奇跡で、バンクス一家は幸せを取り戻すことができるのか。(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年08月30日世界中を魅了した『メリー・ポピンズ』の新しいオリジナル・エンターテインメント作品『Mary Poppins Returns』(原題)が、『メリー・ポピンズ リターンズ』の邦題で2019年2月1日(金)に日本公開されることが決定した。P.L.トラヴァースの小説「メアリー・ポピンズ」を基に描いた、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門受賞の『メリー・ポピンズ』(’64)。ウォルト・ディズニーがそのヒロイン像に惚れ込み、最も映像化を望んだと言われる本作は、実写とアニメーションが織り交ぜられた革新的な映像と印象的な音楽やダンスで観る者の心を掴み、いまもなお世界中で愛され続けている。今回の映画は、前作の大ファンであると公言するロブ・マーシャル監督が、新しいエンターテインメント作品として映像化。舞台は、前作から20年後――。家族を持つ親となり、ロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていたバンクス家の長男マイケル・バンクスだが、大恐慌時代のロンドンでは金銭的な余裕がなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も常に荒れ放題、窮地に追いやられていた。そんなとき、あの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが風に乗って彼らの元へ…というストーリー。メリー・ポピンズには、『プラダを着た悪魔』 『クワイエット・プレイス』のエミリー・ブラント。街灯点灯夫でメリーの古くからの仲間のひとりジャックをリン=マニュエル・ミランダ。ほかにも、コリン・ファース、メリル・ストリープ、ベン・ウィショーなどハリウッドを 代表する実力派や、前作でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイクも再出演。なお、新曲を含む音楽はミュージカル「ヘアスプレー」のマーク・シェイマンとスコット・ウィットマンが担当する。さらに日本公開日・邦題決定に合わせて、「彼女の魔法は、美しい。」というコピーと共に、赤い帽子を目深にかぶったエミリー演じるメリー・ポピンズが写るティザーポスタービジュアルも到着した。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2018年08月30日◼︎前作『マンマ・ミーア!』とは?DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、全世界で異例のロングランとなった舞台を2008年に映画化し、当時のミュージカル映画の興行収入記録を塗り替えた『マンマ・ミーア!』の続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』です。前作では、ギリシャのカロカイリ島を舞台に、小さなリゾートホテルを経営するシングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)と、その娘ソフィ(アマンダ・セイフライド)を主人公に、ソフィの結婚式前日から当日までが描かれました。「結婚式でパパとヴァージンロードを歩く!」という夢を叶えるために、ドナの日記をこっそり読んで自分の父親の可能性のあるハリー(コリン・ファース)とビル(ステラン・スカルスガルド)とサム(ピアース・ブロスナン)の3人に結婚式の招待状を送ったソフィ。元カレたちとの再会にママのドナも大パニックで……!というのが前作までのストーリーです。続編となる本作では、その10年後のソフィと、大学を卒業したばかりの若き日のドナと3人のパパの間に本当は何があったのかが描かれます!◼︎『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のストーリーエーゲ海に浮かぶ、ギリシャのカロカイリ島。ソフィ(アマンダ・セイフライド)は、母・ドナ(メリル・ストリープ)との夢だったホテルのオープニングパーティーの準備に駆け回っていた。母との夢を叶えたソフィだったが、NYでホテルビジネスを学んでいるソフィの夫・スカイとの間にはかつてない危機が訪れていた。スカイが、NYで働かないかと誘われたのだ。そんな中、自分が妊娠していることに気づいたソフィは、思わずひとりで自分を身ごもった若き日の母に思いをはせるのだった。時はさかのぼりーー。オックスフォード大学を卒業したばかりの若き日のドナ(リリー・ジェームズ)は、自分を見つけるために広い世界へと旅立つことを決意する。親友のロージーとターニャに見送られ、まずはパリへと飛び立ったドナは、宿泊先のホテルで若き日のハリーと、ギリシャのカロカイリ島で若き日のビルとサムと出会ったのだった。そして現在ーー。ホテルのオープニングパーティーに駆けつけた母の親友、ロージーとターニャにホテルの見どころを案内していたソフィだったが、突然、島を嵐が襲う。果たしてソフィはパーティーを成功させることができるのか?そしてスカイとの愛の行方は……?◼︎若き日のドナと、3人のパパとの恋模様に注目!前作のファンにとって嬉しいのは、何と言っても若き日のドナと、サム・ハリー・ビルの3人との間に本当は何があったのかが、描かれることでしょう。父親の経営する銀行を継ぐために訪れたパリの宿泊先でドナと出会った、エリートのハリー。ギリシャのカロカイリ島へのフェリーに乗り遅れてしまったドナをヨットに乗せた、遊び人のビル。カロカイリ島で突然激しい嵐に襲われ、助けを求めて飛び出したドナと出会った、建築家のサム。果たして、ドナと彼ら3人の間にはどんなドラマがあったのでしょうか?◼︎若き日ドナを演じるリリー・ジェームズが可愛い!本作で、その可憐な魅力を爆発させているのが、映画『シンデレラ』で一躍若手スターの仲間入りを果たしたリリー・ジェームズです。歌って踊るリリー自身のその可愛さはもちろんのこと、リリーが身につける衣装の可愛さも見逃せません!「マンマ・ミーア」「SOS」「ダンシング・クイーン」など、ABBAの名曲に彩られた本作。観るものすべてを最高にハッピーにしてくれるミュージカル映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は、8/24(金)より公開です!ぜひ劇場の大スクリーンでチェックしてみてくださいね!◼︎『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』公開情報『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』8月24日(金)全国ロードショー脚本・監督:オル・パーカー出演:アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、リリー・ジェームズ、メリル・ストリープ配給:東宝東和上映時間:114分公式サイト:© 2018 Universal Pictures. All rights reserved.
2018年08月26日みなさんは、ご自身の両親のなれそめをご存知ですか?別々の環境で生まれ育ってきた男女が出会い、恋に落ち、結婚して、あなたというかけがえのない存在をこの世に送り出した……。それって当たり前のことのようにも感じられるけれど、よくよく考えてみると“奇跡”に等しい出来事ですよね。■名作『マンマ・ミーア』の続編が誕生話題の映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』は、2008年に公開された『マンマ・ミーア!』の“その前”と“その後”を描いた物語。前作では、母ドナ(メリル・ストリープ)と2人で生きてきたソフィ(アマンダ・セイフライド)が3人の“パパ候補”と出会いましたが、今作には、ドナと3人のパパの間に“本当は何があったのか”、そして娘のソフィが“母になるまでのハプニングの連続”が綴られています。©2018 Universal Pictures. All rights reserved.うん十年前、若かりし日のドナ(リリー・ジェームズ)が一人旅の最中に出会ったのは、未来の銀行家ハリー、ヨットで旅を続けているビル、建築家としてのキャリアを積む以前のサムという3人の男子たち。©2018 Universal Pictures. All rights reserved.みんなイケメンですが、若さゆえ自分に自信がなかったり、将来への不安に押しつぶされそうになっていたり。君たち、まだまだ青いな、という印象です。それに比べ、情熱的でどこまでも自由なドナは本当に魅力的。弾けるような笑顔と若々しいボディ、元気いっぱいの歌声には、3人の男子じゃなくたって惹きつけられてしまいます。■母から娘へ、娘からそのまた娘へ旅の目的地であるギリシャのカロカイリ島を訪れ、滞在していたドナはやがて妊娠し、彼の地で母になることを決意。そこから約20年後のお話が前作の『マンマ・ミーア!』なのですが……。それにしても大学を出たばかりの女の子が、夫もいない、親も友人もいない場所で一人、子どもを生み育てるってすごすぎ!あなたのその勇気ってどこから湧いてくるの?と問いかけずにはいられません。©2018 Universal Pictures. All rights reserved.翻って現在の島では、娘のソフィがドナとの夢だったエレガントなホテルを完成させ、オープニングパーティを開きます。その最中に妊娠が発覚するものの、夫スカイ(ドミニク・クーパー)とは将来を巡って気持ちがすれ違い気味。そんなソフィが若き日の母と自分を重ね、「ママは私を身ごもった時、どんな気持ちだった?」と想いを馳せるのです。©2018 Universal Pictures. All rights reserved.仕事で世界中を飛び回る自由奔放なドナの母ルビー。たった一人、娘を守り育てたドナ。ドナの愛を一身に受け、真っ直ぐに育ったソフィ。そして、愛する夫と結ばれたソフィが身ごもった子ども……。“娘”として生まれた人なら誰でも、母から娘へ、そのまた娘へと受け継がれる愛と命の絆に、自然と目頭が熱くなるのではないでしょうか。■思わず口ずさみたくなる歌ばかり前作同様、今回の映画でも、物語を彩るのは「マンマ・ミーア!」「ダンシングクイーン」をはじめとするABBAの名曲の数々です。歌って踊って笑って……とにかく楽しすぎるスクリーンに釘づけ!一度はストーリーを味わうために、次は音楽を満喫するためにと何回か観てもいいかもしれません。©2018 Universal Pictures. All rights reserved.また、一人で観ても十分に楽しめますが、お友達と行って観賞後に語り合ったり、サウンド・トラックをかけて「このシーンよかったよね!」と歌ったりするのもいいんじゃないかと。そう、とにかくメロディが頭から離れず、つい口ずさみたくなる曲ばかりなんです!©2018 Universal Pictures. All rights reserved.あとは母親と2人で観るのもよさそう。「最近、お母さんとあんまり話してないな」と思ったら「映画行かない?」と誘ってみてはいかがでしょうか?観た後に「そういえば、お母さんはお父さんのどこを好きになったの?」「第一印象は?」なんて聞いたら、いろいろ教えてくれるかも。もちろん大好きな恋人と一緒に観に行くのもオススメです!★イヴルルド遙華さん監修きっとあなたは、こんな恋に落ちる!必ずハッピーな気持ちになれる「マンマ・ミーア!恋占い」はこちら!()【STORY】どこまでも青く輝くエーゲ海に浮かぶ、ギリシャのカロカイリ島。母のドナとの夢だったホテルを、ついに完成させたソフィは、オープニングパーティを開く。すると、その最中にソフィの妊娠が発覚!だが、愛するスカイとは、将来を巡って気持ちが行き違い、かつてない危機を迎えていた。ソフィは思わず、若き日の母と自分を重ねる――ママは私を身ごもった時、どんな気持ちだった?3人のパパたちとはどうやって出会って、なぜ別れたの?時は1979年、大学を卒業したドナは、広い世界へと羽ばたく。まずはパリに降り立ったドナは、若き日のハリーと出会うが、それは一生分のドラマティックな恋の始まりに過ぎなかった――。8月24日(金) 全国ロードショー!監督・脚本:オル・パーカー『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』原案:キャサリン・ジョンソン、リチャード・カーティス、オル・パーカー製作:ジュディ・クレイマー、ゲイリー・ゴーツマン出演:メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ジュリー・ウォルターズ、ドミニク・クーパー、アマンダ・セイフライド、他全米公開:7月20日原題:MAMMA MIA! HERE WE GO AGAIN配給:東宝東和©Universal Pictures公式サイト:『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』()
2018年08月24日大ヒットミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が、もうすぐ公開。前作のオリジナルキャストはもちろん、いまをときめく新たな俳優陣が登場している本作だが、今回シネマカフェでは、中でもソフィのパパ候補の青春時代を演じた3人に注目してみた。花嫁のソフィ(アマンダ・セイフライド)が、ヴァージンロードをパパと一緒に歩きたいと、シングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)に内緒で結婚式に自分の父親かもしれない母親の元恋人3人を招待したことで巻き起こる大混乱を描いた前作。本作は、ドナがソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に、ソフィたちのその後が描かれ、過去と現在を行き来しながら進んでいく。前作同様、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファースが、ソフィの父親候補である3人、サム役、ビル役、ハリー役を好演。過去が描かれる本作では、そんな彼らの青春時代を演じる“若きパパ候補”3人が登場。いずれも今後ブレイク間違いなしのイケメン俳優が抜擢されている。◆“一途なインテリ男子”若きハリー役/ヒュー・スキナー大学を卒業し、自分を見つけるため広い世界へ飛び出すことを決意した若きドナ(リリー・ジェームズ)は、パリのホテルで若きハリーに出会う。銀行マンを目指すハリーはドナに一目惚れし、カフェで必死に自分の思いを伝えようとする。現代ではコリンが演じているハリーの若き日を演じるのは、『レ・ミゼラブル』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』といった大作にも出演しているヒュー・スキナー。この役に決まったとき彼はとてもワクワクしたそうで、「コリンの出演作を何本も見て、彼のキャラクターのどの部分を取り入れようかと研究した」と話しており、本編では台詞の言い回しが、現代のハリーそのもの。◆“気ままな冒険家”若きビル役/ジョシュ・ディラン続いて、ドナが目指すギリシャのカロカイリ島の旅路で出会うのが、ヨットで気ままな旅を続けている若きビル。フェリーに乗り過ごしてしまったドナは、ビルのヨットに乗せてもらうことに。自由奔放で冒険家のビルはすぐにドナと意気投合し、ヨットの上でダンスも。ビルからの熱烈なアプローチを受けるも、軽くスルーするドナ。果たして、2人の恋の行方は…?そんな若きビルを演じるジョシュ・ディランは、『マリアンヌ』で長編映画デビューを飾り、レニー・アブラハムソン監督の最新作『The Little Stranger』が待機作に控えるなど、俳優歴はまだ浅いものの、今後の活躍に目が離せない注目俳優。ドナとビルの親友のような関係性についてジョシュは、「いつもははしゃいでいるように見えるけど、少しの間だけ恋愛関係にもあった。彼らが初めて出会ったとき、彼らの目はキラキラに輝いていて、ふたりの間に親密な感情があることがわかる」とコメントしている。◆“体育会系モテ男”若きサム役/ジェレミー・アーヴァインそしてようやくカロカイリ島に到着したドナは、丘の上に建つ家に立ち寄ったのだが、突然の激しい嵐が襲い掛かる。そこで助けを求めて外へ飛び出したドナが出会うのが、若きサム。家に取り残された馬を2人で力を合わせて救出したことで、たちまち恋に落ちる…。実はある秘密を持つ若きサムを演じるのは、スティーヴン・スピルバーグ監督に見出され『戦火の馬』に出演し、『17歳のエンディングノート』ではダコタ・ファニングの相手役を務めるなど、話題作への出演が相次ぐジェレミー・アーヴァイン。本作の監督オル・パーカー作品へは、今回が2度目となったジェレミーは、「ドナは彼ら3人それぞれのことが好きで、観客も彼らに恋してしまう。これは誰がソフィの父親になっても歓迎されるということで重要なポイントなんだ」と語っている。自分の価値観を変えてくれたドナを一途に想い続けるハリー、友達のようになんでも話せるビル、そして甘いマスクでピンチのときには助けてくれる頼れるサム――。ギリシャの美しいカロカイリ島を舞台に、ドナとそんな個性豊かなイケメンたちの出会いが未来へと繋がるとき、母娘の深い愛に涙なくしては観られない。ぜひ劇場で、この夏一緒に海に行きたいイケメンを見つけてみては?『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は8月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Pictures
2018年08月05日今夏は、待望の大ヒットシリーズの最新作から、創刊50周年を迎えた「週刊少年ジャンプ」の人気マンガの実写化映画、10年ぶりの新作ミュージカル・ラブコメディまで、待ち遠しい映画が勢ぞろい!夏休みにぜひチェックしたい、シネマカフェオススメの注目映画を大特集。『虹色デイズ』男子高校生4人の友情と恋、いましかない輝き描く“たった一度だけ”の青春を駆け抜ける、お騒がせ男子高校生4人組の友情と恋を描く物語。累計発行部数335万部を超える人気原作に、映画オリジナルの展開を加えて実写化を手掛けるのは、『大人ドロップ』『榎田貿易堂』などで知られる気鋭・飯塚健監督。若者たちのリアルな感覚と青春の輝きを、“いましか撮れない”映像で紡いでいく。本作でカルテット主演を務めるのは、いま最も人気と勢いのある若手俳優たち。主人公となる男子高校生4人のうち、ピュアで元気な愛されキャラで、同級生の杏奈に片想いする“なっちゃん”(羽柴夏樹)を演じるのは、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於。チャラくて女好きなモテ男“まっつん”(松永智也)には中川大志。秀才で超マイペースなオタクの“つよぽん”(直江剛)には高杉真宙。いつもニコニコ、実はドSな“恵ちゃん”(片倉恵一)には横浜流星。それぞれ、“女子が萌える”魅力的な男子高生に扮する。全国にて公開中。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』シリーズ最新作が早くも特大ヒット巨匠スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のもと、“恐竜”に命をふきこみ、かつて誰も観たことがなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせた『ジュラシック・パーク』シリーズ。そのシリーズ誕生25周年の節目となる2018年に登場したのが本作。国内週末映画ランキング2週連続1位を記録し、累計動員240万人、累計興収35億万円を突破、7月25日(水)には40億円に達したという。主要キャストは前作に引き続き、恐竜と心を通わせる恐竜行動学のスペシャリストの主人公オーウェン役にクリス・プラット、テーマパーク<ジュラシック・ワールド>運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワード。監督は『怪物はささやく』で素晴らしい手腕を発揮し、ゴヤ賞9部門を受賞したハリウッド注目の鬼才J・A・バヨナ。前作の監督であり本作では脚本を務めるコリン・トレボロウと、シリーズの生みの親スピルバーグが製作総指揮。前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有する島、イスラ・ヌブラル島では火山が大噴火。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られる。そして、その先に待ち受けていたのは…。全国にて公開中。『BLEACH』死神代行VS悪霊・虚<ホロウ>にさらなる敵…壮絶バトルを見逃さないで!「週刊少年ジャンプ」で2001年から連載を開始し、世界中で圧倒的な支持を集めるシリーズ累計発行部数1億2,000万部の金字塔マンガ「BLEACH」を映画化。幽霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、死神を名乗る謎の女・朽木ルキアから力を譲り受け、死神を代行することに。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>と死闘を繰り広げる一護に、さらに想像を絶する運命が待ち受けていた――。主人公・黒崎一護を演じるのは、数々のヒット作で主演が続く福士蒼汰。今作では、激しいハイスピードアクションや斬り合いをこなすだけでなく、鬼気迫る表情で何度でも敵に立ち向かう一護を体現し、新境地を切り開いた。悪霊・虚<ホロウ>を唯一斬ることができる死神という存在で、一護とともに行動することになる朽木ルキアを杉咲花。また、一護のクラスメイトで、実は死神を嫌っており一護を含む死神に対抗する種族“滅却師(クインシー)”の生き残りである石田雨竜を、漫画実写映画には欠かせない存在となった吉沢亮が演じる。さらに、一護とルキアを追う死神・阿散井恋次を演じる早乙女太一は凄まじい剣技で魅せ、ルキアの兄でとてつもない力を秘めた死神・朽木白哉を世界を舞台に活躍するギタリスト・MIYAVIが妖しく演じる。また、楽曲では[ALEXANDROS]が、主題歌「Mosquito Bite」と挿入歌「MILK」の2曲を提供。『アイアムアヒーロー』で世界三大ファンタスティック映画祭で受賞した佐藤信介監督がメガホンを取る。壮大なスケールで描かれる死神たちの壮絶なバトルアクション、そして人間と死神の心通わせるドラマは必見。全国にて公開中。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』トム・クルーズが史上最大&最悪のミッションへ!全世界累計興収は3,000億円以上(※1ドル=109円換算)、トム・クルーズが伝説のスパイ:イーサン・ハントを演じる大人気アクションシリーズの最新作にして第6弾。“フォールアウト=放射性降下物/副産物/予期せぬ余波”という様々な意味を持つタイトルの意味と、これまでイーサンが挑んだミッションすべてが本作に繋がっていき、さらなるストーリーへと導く。パリ・凱旋門前を颯爽と駆け抜ける“バイクアクション”、本作撮影中のアクシデントにより骨折を負いながらも、驚異的なスピードで撮影を再開した“ビルジャンプ”(実際に骨折したシーンが使用されている!)、2,000時間の飛行訓練の末にトム自らヘリコプターを操縦する“超絶ヘリスタント”など、息つく暇もないド迫力のアクションはシリーズ最高規模。監督は前作『ローグ・ネイション』も手がけたクリストファー・マッカリー。イーサン(トム)を支えるベンジー役サイモン・ペッグ、ルーサー役ヴィング・レイムスが続投し、『ローグ・ネイション』に続いて登場する女スパイ、イルサ役のレベッカ・ファーガソン、さらにCIAの敏腕エージェント・ウォーカー役のヘンリー・カヴィルや、謎に包まれた美しすぎる女暗殺者ホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーらの活躍にも要注目。8月3日(金)より全国にて公開。『銀魂2掟は破るためにこそある』平成最後の夏、スケールも笑いも“2倍”以上!?累計発行部数5,500万部以上、「週刊少年ジャンプ」が誇る天下無敵の痛快エンターテイメントが、福田雄一監督のもと主演・小栗旬を筆頭に史上最強の超豪華キャストが結集して実写化された『銀魂』。最終興行収入38.4億円と2017年実写邦画No.1の超絶ヒットを記録した。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」が台頭するパラレルワールドの江戸時代末期を舞台に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗さん)と、ひょんなことから出会った志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)が営む“万事屋銀ちゃん”の周りで様々な事件が巻き起こる。今回実写化されるエピソードは、「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」と最も笑える「将軍接待篇」のまさかのハイブリッド。金欠で家賃も払えない万事屋3人はついにバイトを決意するが、行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様(勝地涼)と遭遇する羽目に!同じころ、「真選組」は犬猿の仲である副長・土方十四郎(柳楽優弥)と伊東鴨太郎(三浦春馬)によって内紛の危機に。やがて将軍をも巻き込む陰謀につながり、江戸中で大騒動が勃発するーー。敵と味方を超えた絆、超破格のスケールで繰り広げられる怒濤のアクション、そして普段は敵対する真選組でも、腐れ縁の彼らのために一肌脱ぐ坂田銀時の男気。さらに今回も一線を超えた(!?)掟破りのパロディが随所に登場するようで、今年の夏も笑って泣いて、アツくなることができそう。8月17日(金)より全国にて公開。『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』あの歌とダンス、最高のハッピーが帰ってくる!前作の公開から10年、ミュージカル映画史上No.2となる全世界興収6億ドル(Box Office Mojo調べ)突破の大ヒット映画『マンマ・ミーア!』は、全編「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化。その続編となる本作では、ドナがソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に、ソフィアたちのその後が描かれ、過去と現在を行き来する物語に。前作に続き、ドナ役にはアカデミー賞受賞のメリル・ストリープ、アマンダ・セイフライドとドミニク・クーパーはそれぞれソフィ役とスカイ役で、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファースはソフィの父親候補である3人:サム役、ビル役、ハリー役をそれぞれ演じる。若きドナ役には『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』のリリー・ジェームズが抜擢。若き日のサム役をジェレミー・アーヴァイン(『戦火の馬』)、若き日のビルをジョシュ・ディラン(『マリアンヌ』)、若き日のハリーをヒュー・スキナー(『マッド・ドライヴ』)がそれぞれ演じる。さらに、アンディ・ガルシアとシェールも出演し、ギリシャの美しいカロカイリ島に、再び「ダンシング・クイーン」をはじめとする「ABBA」の楽曲が響きわたる。8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BLEACH 2018年7月20日より全国にて公開© 久保帯人/集英社 © 2018映画「BLEACH」製作委員会虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Picturesミッション:インポッシブル/フォールアウト 2018年8月3日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月29日いまなお愛され続ける「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界で大ヒットした『マンマ・ミーア!』。10年越しの続編となる『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が日本公開を間近に控える中、この度、キャストが勢ぞろいしたワールドプレミアがロンドンで開催された。ワールドプレミアは、現地時間の7月16日(月)17時、舞台「マンマ・ミーア!」の本拠地であるロンドンにて開催。会場となったイベンティム・アポロは、1932年の開館以来、「ビートルズ」やデヴィッド・ボウイなどもかつてコンサートを行った“音楽の殿堂”と称される由緒あるホールだ。当日は会場に映画の公開を待ち望む総勢1,200人のファンも駆けつけ、取材陣は地元イギリスをはじめヨーロッパ各国、アメリカ、アジアなど、世界各国から多数集まり、本作に世界中から寄せられる期待度を物語っていた。日本からLittle Glee Monster が本作のアンバサダーとして出席!120mにわたる鮮やかなブルーカーペットに姿を現したのは、“歌で人々の心を歓喜させる”というコンセプト、そして若年層だけでなく、幅広いファン層を誇り、本作の“ジャパン・アンバサダー”に就任した「Little Glee Monster」(以下、LGM)。映画の世界観をイメージした爽やかな白いドレスで、世界から集まった報道陣の中、ファンの声援に笑顔で手を振りカーペットを歩いた。さらに今回、「ABBA」 のベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルバースと夢の共演も果たし、本人たちの前で名曲「ダンシング・クイーン」をアカペラで披露!その歌声はベニーも思わず一緒に口ずさんでしまうほどで、聞き終わった 2 人からは「VERY PURE!(なんてピュアな歌声なんだ!)」と、お墨付きをもらうほどだった。予想を超える豪華キャストが出席そして本作のキャストも続々と登場。前作からのオリジナルキャスト、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファース、クリスティーン・バランスキー、ドミニク・クーパー、そして、もちろんアカデミー賞女優メリル・ストリープらが出席。本作から新たに加わったリリー・ジェームズ、ジェレミー・アーヴァイン、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー、アレクサ・デイヴィーズ、ジェシカ・キーナン・ウィンのフレッシュキャストに加え、大御所のアンディ・ガルシア、グラミー賞受賞のシェールの2名に加え、前作から引き続き製作総指揮を務めたトム・ハンクスまで登場。予想を超える豪華なフルメンバー登場に会場は大いに沸いた。若き日の主要キャラを演じたフレッシュなキャスト陣!ドナの若き日を演じるリリーは「揺れるボートの上で歌い踊るシーンが大変だった」と撮影の苦労を語り「日本の皆さんともこの映画を共有できることを本当にうれしく思います。前作よりも“愛”も“喜び”もパワーアップしています」と日本へ向けてメッセ―ジを送った。リリーだけではなく、ピアース演じるサムの若い時代を演じたジェレミーは「ピアースは僕の一番好きな“ジェームズ・ボンド”なんだ。彼の演じた役を演じるのはプレッシャーがあったけれど、皆と一緒に本当に楽しんで演じることができた」と語り、ジョシュは「映画のオープニングナンバー、そしてエンディングナンバーがとってもスペシャルだよ!」「クロアチアでの撮影期間中は僕ら若手のキャストたちはずっと一緒に過ごしていたので絆が深まったんだ」と撮影期間中の思い出を語った。また、ヒューやアレクサ、ジェシカらフレッシュキャストの面々は「LGM」が日本で人気のヴォーカルグループと知るや否や、一緒になって「LGM」が歌う「ダンシング・クイーン」にあわせてダンスする一面も。なんと彼女たちの歌声が会場のファンたちをも巻き込み大合唱となり、会場はハッピーな雰囲気に包まれた。大御所・シェールも「ブラボー!」感激のひと幕もそして、最後に現れたのはグラミー賞、アカデミー賞主演女優賞どちらも受賞経験を持つ大御所・シェール。彼女もまた「LGM」の歌声に思わず立ち止まり「ブラボー!この歌、すごく難しい歌なのに!」と思わず驚きの様子を見せた。プレミアイベントを終えた「LGM」は「世界に通用するヴォーカルグループになることが目標でしたが、このプレミアを経験してその気持ちが一層強くなりましたし、もっともっと海外の皆さんに歌を届けていきたいなと思いました」と、興奮を隠しきれない様子で世界への手ごたえを口にした。会場の盛り上がりが冷めやらぬ中、プレミアイベントは幕を閉じ、その後に行われた上映会も3,000人の来場者により、さながらライブのような盛り上がりを見せ、まさに“音楽の殿堂”に相応しいワールドプレミアとなった。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Pictures
2018年07月17日「自分に自信がない」と不安になったりしていませんか?でも大丈夫、あなたにも映画の中のヒロインのような輝く魅力が眠っているんです。この連載では、映画のヒロインをピックアップ。「ダーリン完全マニュアル」を監修するフォーチュン・ナビゲーター阿雅佐が、12星座別の「ヒロイン度」を分析します。さらに、隠れたあなたの魅力を映画のヒロインのように輝かせるセルフプロデュースのポイントも伝授します!■第12回ソフィ・シェリダン『マンマ・ミーア』監督: フィリダ・ロイド出演: メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース公開:2008年◎ソフィってどんな女性?・母親ととっても仲良し・天真爛漫で快活・いたずら心があり、目的のためには大胆で不敵な行動にも打って出る今回のヒロインは、空前の大ヒットを記録した同名ミュージカルを映画化した『マンマ・ミーア』のソフィです。◎気になるストーリーは?エーゲ海に浮かぶギリシアの小島で、シングルマザーの母ドナに育てられたソフィ。彼女の密かな願いは、まだ見ぬ父親とバージンロードを歩くこと。ドナの日記を盗み読みしたソフィは、自分の父親候補が3人いることに気が付き、ドナに内緒でその3人に招待状を送っていたのだった……。母親の愛情を受けてのびのびと育ったソフィ。天真爛漫で明るい性格が愛される秘訣かも。あなたにもソフィのような魅力が眠っている?12星座別に分析してみましょう。■牡羊座ソフィ・シェリダン度60%牡羊座はポジティブで活動的なタイプ。目的のために大胆な行動に出るのは得意中の得意ですが、無邪気な天真爛漫さより、前向きに現実を切り開くパワーが強い人。家族からの自立も早いため、どんなに愛情があっても、ある程度の年齢になれば母親とそこまで密な関係を続けることはなさそう。【セルフプロデュースのポイント】子供のようないたずら心を大切にする■牡牛座ソフィ・シェリダン度40%牡牛座は一歩一歩確実に歩を進めていきたいタイプ。母親の力になりたいと思っても、自ら率先して大胆な行動に出ることはまずないでしょう。身近なことで自分の負担にならない範囲の手伝いをしつつ、力になってくれる人を探すのがデフォルト。時間はかかっても確実な方法を選びます。【セルフプロデュースのポイント】感情を表すことを恐れない■双子座ソフィ・シェリダン度65%双子座は豊富なアイディアで策を弄するタイプ。目的達成のためというより、状況を楽しむためならありとあらゆるカードを切っていくでしょう。キャラ的にはちょっぴり屈折している人も多いので、一見天真爛漫に見えても実は心に闇がある…なんてケースもあるのが面白いところ。【セルフプロデュースのポイント】なんでも楽しんだモン勝ちだと考える■蟹座ソフィ・シェリダン度80%蟹座の家族愛は12星座中トップ。母親のことは世界一好きだし、どんなことでもしてあげたいと思っています。大胆不敵な作戦はあまり得意ではないため、母親に内緒で勝手に手紙を送るというのはハードルが高そう。とはいえ一世一代の非常時、しかも母親のためならば、思い切って行動する可能性も。【セルフプロデュースのポイント】効果的なやり方はなんだろうとシミュレーションしてみる■獅子座ソフィ・シェリダン度85%獅子座はドラマティックな遊び心が大好物。「面白そう」と思ったら臆さず大胆な作戦に打って出ます。ただ、それが母親のためかというとまた別。獅子座は成長すると親元を離れ自身の夢の実現にチャレンジしようとするため、親との関係にそこまで固執するケースは多くないでしょう。【セルフプロデュースのポイント】大切な人のためにできることはないか考える■乙女座ソフィ・シェリダン度25%乙女座は観察眼の鋭い慎重派。母親とつながりを感じていても、そこまで素直に気持ちを表すことはしなさそう。人生の一大事に直面したら、行動に出る前にまずは状況を分析するのが乙女座の基本。ネットで効果的な対策を検索しながら、信頼できる先輩や恩人の意見を聞くでしょう。【セルフプロデュースのポイント】たまには思いのまま行動することも悪くないと考える■天秤座ソフィ・シェリダン度35%天秤座は好感度の高い社交家。母親とはよほどのことがない限り仲良しですが、同様に恋人や友人との関係も大切にします。天秤座の財産はネットワーク。母親の一大事をなんとかしたいと思ったら、誰に何を頼めば現状が動くのか、まるでチェスのコマを進めるように策を練るでしょう。【セルフプロデュースのポイント】あれこれ考えず、ただ楽しいことを優先してみる■蠍座ソフィ・シェリダン度20%ストレートに喜怒哀楽を表すことは多くないものの、意外と心に熱いものを秘めているのが蠍座。それが一生に一度の出来事だったとしたら、母親のために大胆な行動に出るケースも。ただしソフィのような軽やかな明るさはないため、かなりの覚悟を持って真剣に臨むでしょう。【セルフプロデュースのポイント】結果は大事だけれど、過程を楽しむ心のゆとりがあってもいいのだと考える■射手座ソフィ・シェリダン度90%射手座はノリがよくておおらか。大好きな母親の一大事とあれば、喜んで大胆な行動に出るでしょう。もともと楽しいこと、面白いことが大好き。「いいじゃん、やっちゃおうよ!」という感じで、実際には誰よりエンジョイしてしまいそう。やりすぎて暴走しないように注意する必要が。【セルフプロデュースのポイント】みんながハッピーになれる未来をイメージする■山羊座ソフィ・シェリダン度15%山羊座は感情をあまり表に出さないタイプ。「こうしたい」というストレートな欲求はあまりなく、「こうしなければいけない」という責任感で動いていきます。母親の一大事に遭遇したら自分なりにできることはやりますが、名前を騙って手紙を書くといった無謀な作戦には出ないでしょう。【セルフプロデュースのポイント】咄嗟の大胆さが活路を開く可能性について考える■水瓶座ソフィ・シェリダン度55%水瓶座は奇抜な作戦で現状を打破していくパイオニアタイプ。人がやらないことを率先して形にし、ハードルをアトラクションのように越えていこうとします。快活ですが天真爛漫というのとはまた違って、情緒的にはあくまでもクール。どこか冷静な視点で現状を捉えています。【セルフプロデュースのポイント】人生をお祭りみたいに楽しむのも悪くないと考える■魚座ソフィ・シェリダン度50%魚座は情緒豊かなタイプ。行動パターンは受け身なので、たとえ母親の一大事であっても、自分から奇抜なアクションを起こすことはないでしょう。母親のことを大切に思うあまり、客観視できず一心同体になってしまうのも魚座の特徴。まるで自分のことのようにただオロオロしてしまうかも。【セルフプロデュースのポイント】どうせなら悔いのないよう行動するのもアリだと考えるソフィのような、天真爛漫さと大胆な行動力を身に着けたい…そう思ったら、「セルフプロデュースのポイント」を試してみて!隠れたあなたの魅力を輝かせてみましょう☆監修者紹介阿雅佐-agatha-(あがさ)古今東西の占いと心理学を駆使し、迷える子羊たちをナビするフォーチュン・ナビゲーター。会った人が皆幸せになるという風評から、幸運配達人の異名を取る。交友関係は多岐に渡り、有名人の“駆け込み寺”としても知られる。NTV「スッキリ!!」、CX「新堂本兄弟」、TX「スカ☆J」他テレビ出演多数。多数の著書をはじめ、「PASH!」「anan」「JUNON」などの雑誌記事・Webコンテンツを執筆する恋占いのエキスパート。テレビ・ラジオなど幅広いメディアで活躍中。今までに鑑定した人数はのべ1万人に及ぶ。また、小説『魔女たちの占いゲーム』(イースト・プレス)、『モデル♡マジック』(学研教育出版)を上梓するなど、作家としても活動している。阿雅佐著『おそ松さん占い』TVアニメ『おそ松さん』公式ファンブック「われら松野家6兄弟!」を発行したPASH!編集部より、『おそ松さん』の占い本を発売♪阿雅佐の完全書下ろしによる本格占い本です。メインの占い以外にも、『おそ松さん』式心理テストや行動心理学コラムなども充実。早くも話題沸騰中!大人気の心理テスト連載がパワーアップして書籍化!『それ、男はこう見ています。だからあなたは選ばれない』異性、友人、職場、SNS…関わるコミュニティがどんどん増えていく現代社会の中、「他人からどう思われるか」を気にかける女性が増えています。フォーチュン・ナビゲーター阿雅佐さんの緻密な心理分析で、あなたが「どんな女」だと思われているのかを徹底解説。
2018年07月15日鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ最新作『ファントム・スレッド』。本年度アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、見事衣装デザイン賞を受賞した本作は、デイ=ルイスの俳優引退作でもある。「変態的で狂気じみた主人公が本当にハマリ役!」とマスコミ試写会でも大絶賛されているデイ=ルイスの、桁外れな役作りに迫った。■映画撮影前に約1年間、ドレス作りを修行してみた!引退作となる本作で演じるのは、1950年代、英国ファッション業界に君臨する天才仕立て屋だ。デイ=ルイスはドレスの仕立てについて大量の書物を読み、NY・メトロピリタン美術館の中にあるアナ・ウィンター・コスチューム・センターを訪れ、保管されている歴代のデザイナーのドレスを見て学び、ニューヨーク・シティ・バレエの衣装監督マーク・ハッペルのもとで洋裁の修行をしていた。最終的には、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のスーツをそのまま複製できるほどの腕前に!自宅でも実の奥さんをモデルにして実際にドレスを仕立て、グレーのスーツで長い革の手袋をつけたドレスをプレゼントしたそう。俳優引退後はファッションデザイナーへ転向するといううわさも!もはやどちらが本業か分からないくらいに役にのめり込む姿勢は、常人には到底理解できない領域だ。ダニエル・デイ=ルイスよりコメント僕は1957年生まれだから、映画の背景であるこの時代にとても親近感を感じるんだ。当時、イギリスでの物事の発展の仕方はとても特徴があった。社会の色々な面で、規制が残っていたんだ。僕たちが調べたデザイナーたちは、社会的な流れに反していながらも、そのなかで非常に活躍していた。時代の流れに反していくのは難しいことだけど、それはどこかとても魅力的でもあったよ。■その美しい外見から80年代の英国貴公子ブームの中心人物に80年代当時、『アナザー・カントリー』(84)、『眺めのいい部屋』(85)、『モーリス』(87)といった英国映画の公開で、日本では英国の美形男優ブームが起きた。感度の高い若い女性層を中心に人気が一気に広がり、『アナザー・カントリー』のルパート・エヴェレット、コリン・ファース、ケアリー・エルウィズ、『モーリス』のジェームズ・ウェルビー、ヒュー・グラント、ルパート・グレイブス、『眺めのいい部屋』に出演していたデイ=ルイスもジュリアン・サンズらとともに注目された。写真集「イギリスの貴公子たち」「イギリスの貴公子たち Part ll」も作られ、とりわけデイ=ルイスとグラントは単独の写真集も作られるほど人気が高かったという。■英国貴公子から、史上最多・三度のアカデミー賞に輝く俳優界のレジェンドへ!やがて美男子という枠を超えて、デイ=ルイスは着々と実力派俳優の道を歩み出す。彼は「メソッド・アクティング」と呼ばれる、役の内面をとことん追求し、役に没入する演技法で知られ、準備期間をかけて役になりきることで知られている。そこに至るまでのまさかのプロセスは、語り継がれる武勇伝だ。『マイ・レフトフット』(89/初のオスカー受賞作)脳性マヒで体が不自由なアーティストのクリスティ・ブラウンを演じるため、体が不自由な生徒たちの養護施設に入って役作りをし、生徒たちと仲良しになった。撮影中は左足しか使わず、車椅子で移動。オフの時の食事も、主人公クリスティは手が不自由という設定ゆえ他の人にスプーンで口まで入れてもらったという。ロケ中はあばら骨を骨折したこともあった。『ラスト・オブ・モヒカン』(92/初のハリウッド進出作)原始的な生活を送る18世紀の主人公になりきるため、徹底的な肉体改造を行った。また、アラバマの荒野で過ごし、実際に狩りをしながら生活。動物の皮をはいだり、カヌーを作ったり、斧を使ったりとさまざまな技術も習得。オフも火縄銃をいつも持ち歩いていたという。『エイジ・オブ・イノセンス』(93/マーティン・スコセッシとの初タッグ作)19世紀のニューヨークの上流階級の主人公を演じたが、主人公と同じ生活をめざして、彼が滞在していたという設定のプラザ・ホテルに2か月滞在。トップハットに杖という19世紀の紳士的なファッションでいつもニューヨークのストリートを歩いていたという。『父の祈りを』(93/オスカーノミネート)『マイ・レフトフット』のジム・シェリダンと再タッグで、IRA(アイルランド共和軍)に翻弄され、冤罪で逮捕された青年を演じた。映画のロケが予定されていた人里離れた刑務所に寝泊り。尋問をうける場面では、3日間徹夜して役作りを行った。『クルーシブル』(96/アーサー・ミラーの戯曲の映画化)17世紀を舞台に魔女裁判を描いた本作では、水道も、電気もないセットの家で実際に暮らした。そのため、シャワーも浴びない日々が続いていたという(この映画のセットで、現在の妻であるアーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーと知り合ったが、そんな彼の行動に彼女も驚いたそう)。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02/オスカーノミネート)90年代後半に一時引退して、イタリアで靴職人として修行をしていたデイ=ルイス。そこにスコセッシ監督が出向き、「映画とその仕事とどっちをとるんだ!」と決断を迫り、結果、出演することになった。ギャングの肉屋という設定ゆえ、実際に肉屋の修行をした。気温が低下した日は、厚手のコートを着ることを勧められたが「舞台になった時代にはなかったから」という理由で着用を拒否、肺炎になってしまった。そこで現代の薬を勧められたが、「舞台になった時代にはなかったから」という理由で、その薬も服用せず…。そんな役作りもあり、ディカプリオを差し置いてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたのは有名な話。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07/二度目のオスカー受賞作)役にのめり込み、相手役の男優にきつく当たるせいで、最初起用されていた男優が降板。ポール・ダノに変わったが、ダノもかなり辛い思いをしたという(トーマス・アンダーソン監督は表向きはこれを否定しているらしい)。後半、ダノにボーリングを投げる場面も、本物のボーリング用のボールを使ったという。また、舞台となった時代の石油の採掘装置の使い方も習得した。『リンカーン』(12/三度目のオスカー受賞作)スピルバーグは7年間、デイ=ルイスを口説き続けたという。最終的には「撮影前に1年間の準備期間を設けること」を条件に役を引き受けた。100冊に及ぶ元大統領リンカーン関連の本を読み、資料を読みこむことで、リンカーンのハイトーンの声を作り上げた。ロケ中は周囲の人に「ミスター・プレジデント」と呼ばれ、大統領になりきった。また、ロケ地では英国人の出演者に対し、英国アクセントの英語で話すことを禁じていたという。こうして、数々の武勇伝を残してきたデイ=ルイスの見納めとなる最新作は、ますます見逃せなくなりそうだ。『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファントム・スレッド 2018年5月26日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
2018年04月22日ニコール・キッドマンとコリン・ファレル、ハリウッドを代表する俳優の2人が共演する『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』と、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が続けて公開!■ソフィア・コッポラ作品史上最も豪華なキャストが集結!『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは――。本作は、トーマス・カリナンの小説「The Beguiled」を女性目線で実写化したソフィア・コッポラ監督初のスリラー作品。南北戦争時代の女子寄宿学園を舞台に、学園に住む7人の女性と匿われた負傷兵との愛憎劇を描いた。またキャストには、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、ニコール、コリンらが出演している。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)公開■ニコール×コリンが夫婦役! 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な2人の子どもに恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンはついに容赦ない選択を迫られることになる…。本作は、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督最新作。『ロブスター』では結婚できずメタボで冴えない中年男を演じたコリンが、本作ではあることをきっかけに少年に追い詰められる心臓外科医スティーブン役で出演。また彼の美しい妻役にニコール、謎の少年役を、『ダンケルク』で注目を集めた期待の新星バリー・コーガンが演じている。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)公開コリン、立て続け共演に「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」『The Beguiled』『聖なる鹿殺し』両作品共に、2017年カンヌ国際映画祭でそれぞれ監督賞、脚本賞を受賞した力作だが、コッポラ監督がコリンに『The Beguiled』への出演の打診をしたとき、彼は『聖なる鹿殺し』でニコールとの共演を終えたばかりだったそうで、コリンは「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」と皮肉ったのだとか。『The Beguiled』では、女学園の園長とそこに現れる負傷兵を演じる2人。ベッドで寝ているコリン演じる兵士の身体を、ニコール演じる園長が濡れた布巾で拭っていくシーンをはじめ、魅力的な兵士を前に男子禁制の園に生きる園長は次第に兵士に魅了されていくのだが…。ニコールは「女性たちが集まって、コリン・ファレルを窮地に追い込むっていうのは面白いわねって思ったの」とオファーを受けた当時から楽しみにしていたようだ。一方、コリンはニコールとの共演について「ニコールとの共演は喜びだよ。彼女がセットに現れると俳優から電気技師までみんなちょっとずつ良くなるのさ!」とコメント。この2作品の公開はもちろん、今後の再びの共演も期待したい。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月21日『博士と彼女のセオリー』でゴールデン・グローブ賞作曲賞を受賞したヨハン・ヨハンソンが9日(現地時間)、ベルリンの自宅アパートで亡くなっているのが発見された。死因は14日現在、明らかにされていない。48歳という若さでこの世を去ったヨハンソンはアイスランド出身。クラシックと電子音楽を合わせたサウンドで知られ、最近は『メッセージ』(16)、『マザー!』(17)などを手がけた。ヨハンソンは『プリズナーズ』(13)、『ボーダーライン』(15)、『メッセージ』でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と組み、『ボーダーライン』ではアカデミー賞作曲賞候補になった。タッグを組んだ監督から追悼の言葉が続々と…『博士と彼女のセオリー』(14)でもオスカーにノミネートされたが、同作のジェームズ・マーシュ監督は「打ちのめされています」「私は大切な友人を失いました。私たちは、彼が内に抱えていた美しい音楽を失ったのです。ヨハンは素晴らしく、そしてユニークなアーティストでした。彼の人柄はその音楽の中に生きています。思慮深く、知りたがりで、優しく、風変わりで、ときどき憂うつで、ときどき軽妙。そして何より、純粋なのです」と、映画サイト「IndieWire」にメールで追悼の言葉を寄せた。ヨハンソンが音楽を担当した『マザー!』のダーレン・アロノフスキー監督は「ヨハンは紳士でした。彼は音響や音楽に対して、全くユニークなアプローチをする素晴らしいコラボレーターでした。大変な喪失です」と突然の死を悼む声明を発表した。より良い作品づくりを第一に!“芸術家”としての姿勢実は『マザー!』ではヨハンソン作曲のスコアは使用されていないそうだ。同郷の作曲家で友人のオーラフル・アルナルズのツイートによると、ヨハンソンは1年かけて作曲したが、作品に音楽は必要ないと気づき、自らアロノフスキー監督に進言して楽曲を全て取り下げたという。同作にヨハンソンは、音楽と音響コンサルタントとしてクレジットされている。ヴィルヌーヴ監督の『ブレードランナー 2049』(17)にも参加したが、映画完成直前に降板が発表された。ヴィルヌーヴ監督はアル=アラビーヤ(アラビア語国際ニュース衛星放送)のインタビューで、2人で話し合ったうえで違う方向性を目指し、降板が決定したと明かしている。また『メッセージ』では、マックス・リヒター作曲の既存曲がクライマックスで使われていたためにアカデミー賞候補になれなかったが、リヒターの楽曲を残したヴィルヌーヴ監督の決断について、ヨハンソンは「とてもいい判断だと思う。全面的に支持する」と「slashfilm.com」のインタビューで語った。自分の手柄よりも、作品をより良いものにすることを第一に考える姿勢は真の芸術家のものだ。1月にサンダンス映画祭で上映されたニコラス・ケイジ主演の『Mandy』(原題)、先述のマーシュ監督の新作でコリン・ファースとレイチェル・ワイズ出演の『The Mercy』(原題)、ルーニー・マーラとホアキン・フェニックス出演の『Mary Magdalene』(原題)と今後も立て続けに音楽を手がけた映画が公開され、確実に彼の時代が来ると期待が高まり始めた矢先の早すぎる死は、あまりに惜しい。(text:Yuki Tominaga)
2018年02月14日1997年、自分の子どもとして育てた養女のスン=イーと結婚して世間を仰天させたウディ・アレン。ともにスン=イーを育てた元パートナーのミア・ファローの発言などにより、長きに渡ってウディは「小児性愛者である」とささやかれてきたが、監督としてのキャリアにさほどの影響は出なかった。しかし、「Time’s Up」運動が盛んになり「自分もセクハラや性的暴力を受けた」と声を上げる被害者が増えた現在、すでに2014年に「父から性的虐待を受けていた」と告白したウディのもう1人の養女ディラン・ファローが再びウディを告発。これを受けて最新作でアマゾン・スタジオが配給の『A Rainy Day in New York』(原題)に出演したティモシー・シャラメやレベッカ・ホールらがウディ監督作に出演したことを「後悔」したといい、出演料を「Time’s Up」に寄付することを約束。過去にウディ監督作に出演したミラ・ソルヴィーノやコリン・ファースも「選択を誤った」と悔やんだ。「The Playlist」によると、アマゾンは今回の騒動を深刻なものとして捉え、『A Rainy Day in New York』は劇場公開も配信もされずにお蔵入りになってしまう可能性もあるという。ウディは『A Rainy Day in New York』の撮影を終え、次回作に向けてすでに動いているとのことだが、今回の件で今後ウディの作品に出たいと考える俳優が激減するのは必至。しかし、ウディの妹でいままでウディ作品のプロデュースを行ってきたレッティ・アロンソンは「間違いなく、彼は新しい才能の持ち主たちを見つけ出すでしょう」と自信を見せている。(Hiromi Kaku)
2018年01月30日ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の続編である『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が、2018年8月24日(金)に公開される。ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』映画『マンマ・ミーア!』は、スウェーデンのポップ・グループ「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化作品。2008年に公開されて以来、“ミュージカル映画史上No.2ヒット”と言われている映画だ。花嫁のソフィ(アマンダ・セイフライド)が、「ヴァージンロードをパパと一緒に歩きたい」と、シングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)に内緒で、結婚式に自分の父親かもしれない母親の元恋人3名を招待したことで巻き起こる大混乱を描いたミュージカル・ラブコメディとなっている。前作のその後&ドナの青春時代を描く10年ぶりに誕生した待望の続編では、前作のその後の物語に加え、ドナがソフィの父親候補3名と出会った青春時代を描く。イギリスの名門大学・オックスフォード大学の1979年の卒業式からストーリーが展開される。過去と現在を行き来し、そこからどのように現在に繋がっているのかが明らかになっていく。ギリシャの美しいカロカイリ島を舞台に、ABBAの「ダンシング・クイーン」をはじめとおなじみの名曲と、前作とはまた違う楽曲の数々が加わり、新しい物語が紡がれる。『マンマ・ミーア! 』のキャストが再集結前作に続き、ドナ役にはアカデミー賞受賞のメリル・ストリープ、アマンダ・セイフライドとドミニク・クーパーはそれぞれソフィ役とスカイ役を演じる。そしてソフィの父親候補であるサム、ビル、ハリーは、5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン、『ドラゴン・タトゥーの女』『アベンジャーズ』のステラン・スカルスガルド、そして『キングスマン』シリーズのコリン・ファースが演じる。新キャストにリリー・ジェームズそして、新キャストとして若きドナ役に抜擢されたのは、『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』などに出演してきたリリー・ジェームズだ。なお、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のオープニングはリリーを中心とした元人気ロックバンドトリオ“ドナ&ザ・ダイナモス”の若かりし頃の様子からスタート。学生生活を終え、未来に向かって希望に満ち溢れる彼女たちは、「ABBA」のヒットナンバー「When I Kissed The Teacher」を全身全霊で表現するそうだ。若き日の父親候補たち父親候補であるサム、ビル、ハリーの若き日を演じるのは、ジェレミー・アーヴァイン、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー。また、ソフィの祖母として歌手のシェールが出演するほか、役柄は定かではないがアンディ・ガルシアも決定している。【詳細】『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』公開日:2018年8月24日(金)監督・脚本:オル・パーカー原案:キャサリン・ジョンソン、リチャード・カーティス、オル・パーカー製作:ジュディ・クレイマー、ゲイリー・ゴーツマン製作総指揮:ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース、トム・ハンクス、リタ・ウィルソン、 フィリダ・ロイド、リチャード・カーティス、ニッキー・ケンティッシュ・バーンズキャスト:メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ジュリー・ウォルターズ、ドミニク・クーパー、アマンダ・セイフライド、クリスティーン・バランスキー、リリー・ジェームズ、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー、ジェレミー・アーヴァイン、アレクサ・デイビーズ、ジェシカ・キーナン・ウィン、アンディ・ガルシア、シェール全米公開:2018年7月20日(金)原題:MAMMA MIA! HERE WE GO AGAIN
2018年01月28日コリン・ファースの新たな魅力を引き出し、タロン・エガートンという次世代スターを生み出した『キングスマン』の待望の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』。前作に引き続きメガホンを取った監督マシュー・ヴォーンは、自身初の“続編制作”にあたり、あの『スター・ウォーズ』をバリバリに意識していたことが分かった。マシュー・ヴォーン監督の野望は銀河を超え、行きつく先は“最後のスパイ”!?自身初となる続編作品の監督を務めたマシュー・ヴォーン。マシューはその苦労を痛感し、「続編のほうが非常に難しいと感じた。より面白くしたいとか、より独創的にしたい、そういうことが全部難しかった。キャラクターが成長を遂げる、というのもね。やはり最初の作品とは全然違うプロセスがあった」と語り、「いろいろと上手くいってない続編を観ているので、やはり同じになってしまってはいけない。トーン、調子は同じなんだけど、そこで『新鮮さが欲しい』というのはすごく難しいことだったね」とふり返っている。そして、続編の制作に取り掛かるにあたり、退屈でなくかつ独創性に満ち、第1作に匹敵する、もしくは第1作を超えるような続編として『ゴッドファーザー PART II』や『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』を再鑑賞。特に、まさにいま最新作『最後のジェダイ』が世界中を興奮の渦に包み、国内でも興行ランキングで3週連続1位を獲得している『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカーを大いに参考にして臨んだという。『キングスマン』も3部作!?「『キングスマン3』のすばらしいアイディアがある」「数本の映画で旅をする映画のキャラクターとして、ルーク・スカイウォーカーは最高の例だと思う。『帝国の逆襲』では、ヒーローがまだ本当のヒーローではないという感じがする。まだ戦いが続いているからね。その辺を『キングスマン:ゴールデン・サークル』に当てはめようとしたんだよ」とマシュー。何を隠そう、『エピソード4/新たなる希望』(1977)から40年の時を経たいま、最新作で再びルーク・スカイウォーカーを演じているマーク・ハミルは、前作『キングスマン』にアーノルド教授役として出演!世代を超え、少なからず縁の深い『スター・ウォーズ』と『キングスマン』だが、マシューはすでに『キングスマン』シリーズの今後を見据えており、「『キングスマン3』のためにすばらしいアイディアがあるんだ。それは、誰も考えられないようなレベルになるよ。この作品で、『キングスマン3』で起こることの種まきもしているんだ。すべてが一体となる」と衝撃のコメント。「まったく新たな世界を期待してほしい!」と豪語しており、ますます2作目にあたる本作『ゴールデン・サークル』は見逃すわけにはいかない。世界を驚かし続けるシリーズ作品の代表格である『スター・ウォーズ』シリーズにメラメラと意識を燃やし、この先の野望を語るマシュー監督。大ヒット中の『最後のジェダイ』よろしく、40年後には『キングスマン:最後のスパイ』が作られる日が来る、のかもしれない!?『キングスマン:ゴールデン・サークル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月06日日本での公開に先駆け、アメリカほか各国でNo.1ヒットを記録して、再び世界をブッ飛ばした最新作『キングスマン:ゴールデン・サークル』。すでに構想が練られているというシリーズ第3弾での活躍もうわさされる、世界基準でゴージャスなキャストたちによる強烈な新キャラたちを紹介しておこう。常に観客を驚かすことを考えているマシュー・ヴォーンにとって、自身初の“続編”を監督する機会となった本作。「観客は前作を気に入ってくれたが、同じことをやったら退屈だし、独創性に欠けてしまう。最初の作品とは全然違うプロセスがあったし、続編のほうが非常に難しいと感じたよ」と明かすように、再び世界を驚愕させるアクションとストーリー展開のため、イギリス文化を色濃く反映させたキングスマンと対照的に、極端にアメリカナイズされたステイツマンや、新たなる敵対組織ゴールデン・サークルなど、強烈な個性を放つ新キャラクターを多数登場させることにしたと語る。前作が映画デビューだったエグジー役のタロン・エガートンは本作の豪華キャストについて、「最高だよ。僕からしてみれば、ピーコック(ウェールズにあるデパート)で働いていたと思った矢先に、次の瞬間にはジェフ・ブリッジス、コリン・ファース、チャニング・テイタム、ハル・ベリーのテーブル向かいに座っているんだからね。同席していることが不思議な感覚だった」とコメント。しかも、「才能ある役者たちがとても活気に溢れ、アクの強い目立ちたがりのキャラクターを素晴らしく演じきっていた」と、彼らのハジケ演技にすっかり魅了された様子だ。では、その強烈キャラたちをチェックしていこう。アカデミー賞俳優から世紀のポップスターまで!“アクが強すぎる”キャストたち巨大麻薬組織:ゴールデン・サークル■ボス・ポピー間違ったアメリカのスウィートハート演じるのは、『アリスのままで』で第87回アカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーア。「明らかに社会病質者よ。私が気に入ったのは、彼女の欲望ね。このとても英国的なスパイの世界のなかで、典型的なアメリカらしいアイディアをもて遊んでいる」という、世界を恐怖のどん底に陥れるサイコパスに。今回のオファーはコリン・ファース経由だったという事実も!囚われの世界的ポップスター■エルトン・ジョンまさかの本人役をキレッキレに怪演!エルトンのような大物の特別出演にも関わらず、驚くほどガッツリと出演シーンが用意されており、「昔の衣装を着せられてね。(撮影は)最高に楽しかったよ!」と本人もご満悦。ポピーの悪趣味に付き合わされるエルトンのハジケっぷりを、スクリーンで堪能すべし。アメリカのスパイ機関:ステイツマンキングスマンと同盟関係■エージェント・テキーラ自身満々な熱血問題児『ローガン・ラッキー』『マジック・マイク』でシリーズのチャニング・テイタム自身も、「拝み倒しででもこの映画に参加したかったね。カウボーイ役なら、これまでやったことがないという役でもなかったし(笑)」とハマり役を自覚するテキーラ。劇中では元ストリッパーという異色の経歴を存分に生かした謎のダンスシーンも!■メカ担当・ジンジャー頭脳明晰なステイツマンの紅一点『007/ダイ・アナザー・デイ』でボンドガールも経験し、『チョコレート』で第74回アカデミー賞主演女優賞を受賞したハル・ベリーが「マシューの大ファンだから、彼の映画はやるべきだと分かっていたの。人からいつも期待される領域から出るというのほど、アーティストとして素晴らしい機会はないと感じたわ」と明かす、クールなメカ担当・ジンジャー。チャニングに言わせれば、「史上最も美しいオタク」!■リーダー・シャンパン威厳に満ちた豪快なリーダーアル中を克服したいまでも、酒を愛して口にしている豪快すぎる男。アカデミー賞に7度のノミネートを誇る名優ジェフ・ブリッジスが「私はこの続編に招待されて、飛びついたよ。これは楽しいパーティになると思ったんだ」と嬉々として参加したことを告白、ステイツマンのリーダーを貫禄たっぷりに演じている。■エージェント・ウイスキーレーザー式投げ縄の使い手であるエース立派な口髭を蓄え、ステイツマンのエースとして一流の腕を持ちながら、陽気な性格で女性を口説くのも大好き。Netflix「ナルコス」やHBO「ゲーム・オブ・スローンズ」など人気TVシリーズで注目を集めたペドロ・パスカルが、くせのあるキャラを好演。「マシュー・ヴォーンは僕に地獄を味わわせてくれたよ(笑)。一度は役を逃して、その後、手に入れたんだ」と恨み節も!?彼らによりさらにパワーアップした『キングスマン』が、新春早々に日本もブッ飛ばしてくれそうだ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月02日全世界が熱狂した『キングスマン』から2年、超個性的な新キャラクターを加え、アメリカほか各国でNo.1大ヒットを記録した『キングスマン:ゴールデン・サークル』が2018年日本に上陸。この度、本作の日本語吹き替えキャストが決定し、前作より木村昴と森田順平が続投し、加えて中村悠一と田中敦子が参加することが分かった。■エグジー&ハリーを木村昴と森田順平が続投! 今作では師弟の共闘シーンも前作に引き続き、木村さんと森田さんの2人が続投するのは、主人公エグジー(タロン・エガートン)とハリー(コリン・ファース)。英国紳士らしいスマートなスーツに身を包みスパイ・ガジェットを駆使する超絶アクションがトレードマークとなる、キングスマンのスパイエージェントたちだ。街のしがないストリートキッズから一流エージェントへと上り詰めた主人公エグジーと、その恩師であり前作で死んだと思われたものの、驚きの復活を遂げるハリー。前作では見ることの叶わなかった、師弟の共闘シーンも用意されている。■エグジー役・木村「恋の行方にも是非注目して」、ハリー役・森田「まさか生きかえるとは」「ドラえもん」のジャイアン役で知られる木村さんは、「またエグジーを演じさせて頂きとっても光栄な気持ちでいっぱいでございます」と続投への喜びを述べ、「礼節を重んじ、紳士的なエグジーを意識したつもりではありますが、やはりエグジーはエグジー。ルールに縛られない彼らしい一面は見所でもあり、意識した部分です!」とコメント。また「エグジーの礼節がとにかく良くなっています(笑)新たな仲間や敵も登場します。ニューアイテムを使った爽快なアクションや、エグジーの恋の行方にも是非注目してください!」と見どころポイントも明かした。前作のほかにもコリン・ファースの吹き替え声優を長年担当している森田さんも、「まさか生きかえるとは思ってなかったですね。もうエグジーとは会えないと思っていたので嬉しかったです」と喜び、「前回にも増して、これでもかという位のハチャメチャの展開。エルトン・ジョンも加わって、今回も見どころ満載です」と話している。■本作から登場の新キャラには声優界のトップらを起用そして、キングスマンと手を組むことになる同盟スパイ機関「ステイツマン」のエージェントであり、無骨でアメリカンな風貌のテキーラ(チャニング・テイタム)を、「マクロスF」「おそ松さん」などのアニメ作品はもちろん、クリス・エヴァンスやリアム・ヘムズワースの吹き替えを多く担当する中村悠一。本作でキングスマンを壊滅させる、柔らかな物腰と裏腹に超サイコな敵・ポピー(ジュリアン・ムーア)を、「攻殻機動隊」シリーズの草薙素子役や、ニコール・キッドマンをはじめ、多くの海外作品の吹き替えを務める田中敦子が担当。さらに、ステイツマンのリーダー・シャンパン(ジェフ・ブリッジス)を菅生隆之、ジンジャー(ハル・ベリー)を本田貴子、ウイスキー(ペドロ・パスカル)を宮内敦士、そして観客が驚愕すること請け合いの怪演を見せつけるエルトン・ジョンを岩崎ひろしと、盤石の豪華布陣が実現した。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月07日表の顔はロンドンの高級テーラー、その実態は世界最強のスパイ機関・キングスマンが英国から世界に飛び出し、よりパワーアップした最新作『キングスマン:ゴールデン・サークル』。このほど、マシュー・ヴォーン監督からの熱烈な要望により制作された日本版オリジナルポスターが到着した。テーラーメイドスーツに身を包み、キレッキレの超絶アクションを見せる彼らが帰ってきた!今回は世界のポップスター、エルトン・ジョンや、アカデミー賞俳優4人を含む超豪華キャストが集結し、すでにアメリカほか各国でNo.1大ヒットを記録している本作。そこで、公開を控える「日本のファンのために」と、マシュー・ヴォーン監督の熱烈な要望により制作されたのが、この日本オリジナルポスター。監督も一発OKを出したその本ポスターのテーマは、“クレイジー・アクション&ポップ”。背後のキングスマンシンボルの奥に覗いているのは、強大な敵ゴールデン・サークルのボスであり、ヴォーン監督が“間違ったアメリカのスウィートハート”と称するポピー(ジュリアン・ムーア)と、彼女が50年代のアメリカを意識して造らせた拠点・ポピーランド。『グリース』や『アメリカン・グラフィティ』を彷彿とさせる世界に、巨大なドーナツの看板をはじめ、おもちゃ箱をひっくり返したような、カラフルで可愛らしいアイテムが大量に飛び出し、ポピーランドで繰り広げられる激しくブッ飛んだ展開が予想されるものとなっている。そんなポピーランドを背景にするのは、前作で街のチンピラだった面影はどこへやら、鮮やかなジャケットを纏い、すっかり一流エージェントの風格を漂わせる主人公エグジー(タロン・エガートン)、そして、彼の師であり前作で死んだと思われたものの本作で驚きの復活を果たすハリー(コリン・ファース)。さらに、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)、本作で出会うアメリカの同盟スパイ機関:ステイツマンのメンバーであるシャンパン(ジェフ・ブリッジス)、テキーラ(チャニング・テイタム)、ジンジャー(ハル・ベリー)が登場。いまにもスクリーン狭しと暴れ出しそうな仕上がりとなっている。熱烈な日本のファンにリスペクトを示したヴォーン監督は、「(前作は)イカれた映像だったせいで人々は楽しんでくれたけど、元になったのはストーリーなんだ。今回もクレイジーでクールなアクションシーンになっているところはいくつもあるけど、私がやろうとしていることはどれも必然性があるんだ」と語り、続編となる本作にもストーリーの核となるものがあることを強調。前作以上に常識破りな展開と、過激アクションが繰り広げられることを期待させている。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月04日タロン・エガートン、コリン・ファースらが世界最強のスパイとして闘いを繰り広げる様に全世界が熱狂した前作から2年、満を持して公開される最新作『キングスマン:ゴールデン・サークル』。このほど、個性豊かなキャラたちとその秘密兵器が勢ぞろいしたポスターが到着した。ファンが首を長くして待っていたシリーズ続編となる本作は、イギリスから世界に飛び出し、キレッキレの超絶アクションやギミック満載のスパイ・ガジェット、超個性的な新キャラクターと見どころ満載でパワーアップを成し遂げた。アカデミー賞俳優4人を含む超豪華キャストだけでなく、世界のポップスター、エルトン・ジョンまでも怪演を披露しており、アメリカほか各国でNo.1大ヒットを記録している。このほど到着したキャラポスターは、彼らの所属機関ごとに色分けされ、それぞれを象徴する様々なガジェットが背後に覗くデザインに。コードネーム“ガラハッド”を受け継いだ主人公エグジー(タロン・エガートン)や、その恩師ハリー(コリン・ファース)、教官兼メカニック担当のマーリン(マーク・ストロング)、エグジーの同期エージェントであるロキシー(ソフィー・クックソン)といった、前作から引き続き登場するイギリスのスパイ機関:キングスマンの面々は、英国紳士の品格を感じさせる厳かなエンジの背景。一方、同盟を結ぶスパイ機関:ステイツマンのエージェントである、シャンパン(ジェフ・ブリッジス)、テキーラ(チャニング・テイタム)、ウィスキー(ペドロ・パスカル)、メカニック担当ジンジャー(ハル・ベリー)のバックにはワイルドで無骨な彼らにうってつけの濃灰色、さらに本作の強大な敵ゴールデン・サークルのボスであるポピー(ジュリアン・ムーア)は不気味なほどの深紅があしらわれており、それぞれの対比が鮮烈に際立つ仕上がりだ。また、1人ひとり、そのキャラクターが伺えるスタイリッシュな衣装に身を包んでいるだけでなく、多種多様なガジェットがギッシリ並べられているのも見逃せないポイント。メガネ、ジャージ、酒瓶、投げ縄など、ひと目でキャラクターを象徴する特徴的なものがズラリと配されるなか、ハリーの後ろの蝶の標本、ポピーの後ろのボーリング玉・ピンやハンバーガーといった謎のアイテムも登場するなど、あれこれ想像するだけで楽しい、遊び心あふれるデザインとなっている。前作に引き続きメガホンを取るマシュー・ヴォーン監督は、ギミック満載の超過激スパイアクションの続編となる本作について「アメリカとイギリスは同じ言語を使うが、文化的には大きく違っている。この特別な関係を扱ってみたかったんだ。前作で傘を使ったアクションがあったように、本作では、投げ縄を使ったアクションを作った。彼らには、とんでもなくクールな鞭や十二連発に改造した銃を持たせたんだ」と語っており、これらのガジェットが駆使されるであろうアクションシーンやブッ飛び展開への期待は高まるばかり!早くも本編でのエグジーたちの活躍が待ちきれない本作だが、まずはこちらのポスターをくまなくチェックしてみて。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月16日そろそろ秋冬公開の映画が気になる頃。映画館デートをするなら、何を観ますか?まだ予定が立っていない人は、参考にしてみてはいかがでしょう。映画館の闇の中、感動やワクワク感を共有すれば二人の距離がさらに縮まるはずです。■彼の好みに合わせて観るのも◎せっかく映画デートの約束にこぎつけても、何を観るかでその後の関係が変わることってありますよね。観た後に、面白かったシーンや気になる場面にまつわるトークで盛り上がれたら大成功。そのために、彼目線での映画チョイスもありなのでは?カテゴリーだけで、嫌いかもと判断するのはナンセンス。シリーズものを観たら、案外ハマってしまうかもしれませんよ。今回ご紹介している中にもシリーズものが含まれていますが、公式サイトなどを見て前回のあらすじやキャラクター像をなんとなくつかめていれば、楽しめそうな作品を選んでいます。ぜひ、チェックしてみてください。■ヒーローの活躍とビジュアルに夢中にマーベルファン待望!『マイティ・ソーバトルロイヤル』(2017年11月3日公開)マーベルコミックファンの男性って、多いと思いません?アイアンマンや、キャプテンアメリカ、スパイダーマンと、少年心をくすぐるヒーロー作品が目白押しのマーベル映画。今回はウルのハンマー・ムジョルニアを手に、雷を自在に操るマッスルヒーロー、ソーの物語。『マイティ・ソーバトルロイヤル』は、これから公開される『アベンジャーズインフィニティ・フォー』への伏線が隠されているとのことで、マーベルのヒーローが集結したアベンジャーズシリーズファンにとって、見逃せない一作です。普段SFアクション映画を観ない人でも、かっこいいヒーローの活躍とビジュアルに、夢中になってしまうのでは?■とびっきり怖いホラー映画もいいかも7年ぶり第8作『ジグソウ:ソウ・レガシー』(2017年11月10日公開)世界的にヒットしたホラー映画『ソウ』シリーズの第8弾が、この秋公開されます。独特な風貌のジグソウ人形を、街中の雑貨店などで見たことはありませんか?『ソウ』を知る人は、ジグソウを見るだけでヒヤっとします。『ソウ』シリーズは少々過激な映像表現があるため、ホラー映画に耐性がないと、ちょっと厳しいかもしれません。でも、耐性がある人はそれを見せてはいけません。「怖かったけど楽しかった」アピールでいきましょう!というわけで、「ゲームは始まった」というジグソウのセリフが「恋は始まった」に変わる願いを込めて、おすすめしておきます。■スーツ萌え女子にもおすすめ英国紳士なスパイ!『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年1月5日公開)マシュー・ヴォーン監督の英国スパイアクション映画『キングスマン』の続編です。高級テーラー店、キングスマン。その裏の姿は、スパイ組織。コリン・ファース主演のこの映画、見どころはなんといっても、スーツでのアクションと傘でのガンアクション。英国紳士の振る舞いがかっこよく、女性ファンも多い『キングスマン』。スーツ萌え、メガネ萌え、紳士萌えなどのフレーズに反応する人は、前作の『キングスマン』から観てください。おすすめです。■終わりに「どんな映画を観に行きたい?」と聞かれたときに男性寄りの作品を挙げると、「意外と趣味が合うのかな」なんて、彼の興味を引けそうです。女性好みの映画もいいけれど、たまには男性好みの映画を観るデートを計画してみては?ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年11月03日主演にエイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホールという実力派2人を迎えた、トム・フォードの監督2作目『ノクターナル・アニマルズ』。このたび、トム・フォードが「シャネル(CHANEL)」のデザイナーにして“モードの帝王”、カール・ラガーフェルドに「僕の映画のためにオートクチュールを作って欲しい」と直電話していたことが分かった。マスコミ向け試写会や先行上映会でも評判はうなぎ上りで、「こんなにも上質な作品に出会えるなんて幸せ!」「俳優陣の演技が最高!」「ファッションデザイナーという冠がなくてもトム・フォードは監督としてとにかく素晴らしい!」など、多くの絶賛の声がSNSに上がっている本作。そんなトム・フォードの約7年ぶりの新作は、脚本/製作も彼自身が手がけており、前作『シングルマン』同様に、映像の構図や音響の1つ1つにセンスが光るのは言うまでもなく、随所にこだわりが見られる。特に、前作よりも増して、登場人物の衣装から観る視覚的造形の深さは必見だ。■こだわり抜いた衣装は登場人物を作り出す主人公スーザン(エイミー・アダムス)は現代アートギャラリーのオーナーで、元夫(ジェイク・ギレンホール)から送られた小説を読むシーンばかりで、劇中多くを語らない。言葉を発しない代わりに、画面から受け取る情報は彼女の表情や、着ている衣装によって仔細に伝わってくる。その衣装は前作『シングルマン』に引き続き、アリアンヌ・フィリップスが担当する。アリアンヌはトムと再びタッグを組むにあたり、「衣装によってそれぞれのストーリーがもつ異なるトーンを出すことが大変でした。衣装とは、単に服を着ることではなく、登場人物を作り出すこと、物語を動かすものなのだ、という監督の考えを汲み取り製作をしました」と語っている。■スーザンの衣装はほとんど手作り!アリアンヌのこだわりは、「トム・フォード(TOMFORD)」ブランドはもちろんのこと、既存のものをできるだけ使わないという点から、劇中のほぼ全てを手作りしたという。冒頭で登場する、スーザンの胸元が大きく開いた黒いドレスは、彼女が身を置いている環境の“荒涼としている様”を表現しており、白壁のアートギャラリーとのコントラストが、まるでスーザンその人さえも建築の一部のように見せつける無機質な美しさを放つ。存在感のある上質なファーコートは、「トム・フォード」のアトリエのファー職人の手製。さらに深緑のドレスに至っては、場面に合う色がなく、染色作業から行ったという。アリアンヌは「映画にぴったりの色を作るために、色のカメラテストもしました」と明かしている。■カール・ラガーフェルドにお願い! 1シーンのためだけにシャネルの1点ものを特注スーザンの衣装のみならず、そのほかの登場人物についても同様だ。小説の中に登場するボビー・アンディーズ警部補(マイケル・シャノン)の衣装は、無骨なカウボーイ的性格を表現するために、クラシカルなウエスタンヨークジャケットとブーツカットのスラックスをベースに、シャツ、コーデュロイのジャケット、カウボーイハットはオリジナルで作られたそう。そして、なんと言っても1シーンしか登場しないスーザンの母、アン・サットン(ローラ・リニー)の衣装は必見!ステータスや世間体、富をひと目で印象づけ、ブルジョワ志向だと分かる衣装は、本作のための「シャネル」オートクチュール。しかも、この衣装を手に入れるため、トム・フォード監督は自らカール・ラガーフェルドに直電話して、このシーンのためだけに1点ものの製作を依頼。現在のデザインではなく、劇中で描かれる当時のデザインを再現している。1シーンだけのためにも努力を一切惜しまない、監督のこだわりには脱帽だ。■映画祭はトム・フォード一色!『シングルマン』コリン・ファースの姿も審査員グランプリを受賞したヴェネツィア国際映画祭を筆頭に、アカデミー賞、LA プレミア、ロンドンフィルムフェスティバルなど、世界各地で監督とキャストが登壇するイベントが行われた。その中で、劇中ではほとんど使われなかった監督自身のブランド「トム・フォード」を“これでもか!”というほど登壇者全員が着用している。主演のエイミーはワンショルダーのシルバードレスや、鎖骨ラインが見える大人のブラックドレスなど、シックで上品なドレスを身に纏った。さらにモデルとして「シャネル」のコレクションにも登場する、小説の主人公トニーの娘役を演じるエリー・バンバーも目を引く真っ赤なロングドレスや、くびれにワンポイントのあるブラックドレスなど、ハイティーンの年齢からは想像つかないほど大人っぽい色気を感じるドレスを披露していた。もちろん女性陣だけではない。「トム・フォード」と言えばスーツだが、監督自身はもちろん、ジェイクやアーロン・テイラー=ジョンソンらが、“もしかしたらレッドカーペットに登場する直前まで、監督自らの手によって手直しがされているのではないか”というほどシワひとつないスーツ姿で色気を放っていた。さらに、プレミアには前作『シングルマン』に主演したコリン・ファースの姿も。太い黒フレームのメガネとスーツの出で立ちは、『シングルマン』の主人公ジョージを思い起こさせファンが狂喜したとか!これぞトム・フォードにしかできない、映画と現実の最高のトータルコーディネートだ。映画監督としての実力が、世界に認められているトム・フォード。しかし、彼のセンスや才能を培ってきたのは、「グッチ(GUCCI)」や「イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)」などのデザイナーとしての経験があったからにほかならない。ファッションデザイナーとして、映画監督として、底なしのこだわりを見せた本作に期待が高まる。『ノクターナル・アニマルズ』は11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日コリン・ファースにタロン・エガートン、マーク・ストロング、さらに新たにチャニング・テイタム、ハル・ベリー、ジュリアン・ムーア、エルトン・ジョンまで超個性的な豪華キャストを迎えた『キングスマン:ゴールデン・サークル』。このほど、超豪華キャスト勢揃いの本ポスターが完成、見れば見るほど展開予測不能の場面写真が一挙に公開された。本作に集結した豪華キャストが一堂に会した本ポスターは、超過激スパイアクションのさらなる進化を予感させる仕上がり!いまや一流エージェントの風格をまとったエグジー(タロン・エガートン)を中心に、前作で死んだと思われたものの驚きの復活を果たすハリー(コリン・ファース)、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)の「キングスマン」チームが凛々しい姿のほか、本作で出会うアメリカの同盟スパイ機関「ステイツマン」のメンバーであるテキーラ(チャニング・テイタム)のワイルドな出で立ち、謎の敵ゴールデン・サークルのボスであるポピー(ジュリアン・ムーア)のキュートさが逆に不気味な笑顔、さらに彼らの背にデカデカとそびえる「キングスマン」マークにはシャンパン(ジェフ・ブリッジス)、ジンジャー(ハル・ベリー)、ウィスキー(ペドロ・パスカル)、チャーリー(エドワード・ホルクロフト)が映し出され、“秒でアガる”こと間違いなし。また、人気を博した前作の人気キャラクターも、本作から登場する新キャラクターも、それぞれ非常にユニークな活躍を見せる瞬間が収められた場面写真の数々にも興奮必至。トレードマークの傘の手さばき、さらに拳銃の構えからもハリーの英国紳士たる立ち居振る舞いは健在であり、エグジー&師匠ハリーとの共闘という胸アツ場面のほか、スーツで密林に突入し、強力なロボットアームを操るチャーリーとの激闘、マーリンと3人で酒樽風のエレベーターに乗り込む姿など、今回もバラエティに富んだ見せ場が待ち受けている様子。「ステイツマン」のメンバーであるウイスキーのコテコテにアメリカンなパイロット姿や、最大の敵ポピーのアジトとなるポピー・ランドはまるでテーマパーク!?50年代アメリカのノスタルジーを漂わせ、ポップに表現されている。さらに、ポピーの忠実な僕となる、不気味な美容ロボと、見るからに狂暴そうなロボット犬など、ただならぬ雰囲気満載。これらがどう繋がり、観る者を再び興奮の渦に巻き込んでくれるのか、まったく予測不能の場面カットばかりとなっている。前作に引き続きメガホンを取った“映画ファンを裏切らない監督”マシュー・ヴォーンは、「前作『キングスマン』は、続編が作れるように計画したよ」と初めから続編制作が念頭にあったことを激白。「前作の監督を大いに楽しんだから、続編を作りたいと思ってはいたけど、続編を作るということはひと筋縄ではいかないものなんだ。観客の皆さんは前作を気に入ってくれたけど、同じことをやったら退屈だし独創性に欠けてしまうからね」と、前作を凌駕するほどのアイディアと熱意を注ぎ込んだことを明かしている。よりパワーアップして帰ってくる『キングスマン』が、ますます楽しみになってきた。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月23日エイミー・アダムスやジェイク・ギレンホールを迎え、世界的ファッションデザイナーのトム・フォードが『シングルマン』以来、7年ぶりに監督を務めた『ノクターナル・アニマルズ』。自身で脚本も手掛けたスリリングでミステリアスな展開と、細部までこだわった映像美には世界中が絶賛を贈っており、ヴェネチア国際映画祭では審査員グランプリ、助演のマイケル・シャノンがオスカーにノミネートされ、同じくアーロン・テイラー=ジョンソンがゴールデン・グローブ賞に輝いている。ファッション界のみならず、映画界でも類まれなる才能を発揮するトム・フォードとは、どんな人物なのか、その魅力に迫った。■「グッチ」を立て直したファッション界の生きる伝説1961年8月27日、テキサス生まれのトム・フォードは、ニューヨーク大学で美術史を専攻後、編入したパーソンズ美術大学で建築を学ぶ。あまり知られていないが、在学中に俳優を志し、CM出演も果たしている。70年代のニューヨーク、ビアンカ・ジャガーやデヴィッド・ボウイ、マイケル・ジャクソン、トルーマン・カポーティなど錚々たるメンバーが足を運んだ最先端のナイトスポット「スタジオ54」に出入りし、アンディー・ウォーホルら時代の寵児たちと親交を深め、ファッションやアートの世界にも傾倒していく。その後、キャシー・ハードウィックとペリーエリスのもとファッション業界で才能を発揮し、注目を集める。94年、「グッチ(GUCCI)」のクリエイティブディレクターに就任。しかし、当時の「グッチ」は深刻な業績不振で経営が危ぶまれており、トム・フォードは立て直しに奮闘。それまでのクラシックなイメージを一新し、セクシーでゴージャス、かつモードな「グッチ」を確立させた。その成果は、トム・フォードがクリエイティブディレクターに就任してから10年で、売り上げをおよそ13倍に伸ばしていることでもわかる。この復活劇は「トム・フォード シンドローム」と呼ばれ、ファッション業界では伝説として語り継がれている。2000年には「イヴ・サン=ローラン(Yves Saint-Laurent)」と「グッチ」グループ全体におけるクリエイティブディレクターに就任。05年、自身の名を冠したブランド「トム・フォード(TOMFORD)」を設立。14年には、ファッション業界のアカデミー賞にあたるCFDA賞のジェフリー・ビーン生涯功労賞を、15年にはメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーなど、これまで7度の受賞に輝き、不動の地位を確立した。■ジェームズ・ボンド着用スーツとして知られるデザイナーとしてはもちろん、経営的な観点も併せ持った才能で長年ファッション業界の第一線を走ってきたトム・フォード。そんな彼のブランドは、『007 慰めの報酬』から、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが着るスーツを衣装提供していることでも知られる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が「(アイアンマンのスーツはないけど)「トム・フォードのなら」と話すシーンもあった。また、アカデミー賞などの場でも着用する俳優やセレブは多く、最近では『ベイビー・ドライバー』で主演を務めたアンセル・エルゴートがオフィシャルイベントで身に着けていたことが記憶に新しい。「トム・フォード」がお気に入りと公言しているオスカー女優ジュリアン・ムーアは、監督デビュー作『シングルマン』に出演するなど、多くのハリウッドスターから愛されている。■映画監督デビュー作でコリン・ファースがヴェネチア男優賞!ファッション界で成功を収める一方、2005年、映画製作会社フェイド・トゥ・ブラックを設立し、長年熱い想いを秘めていた映画の世界へ進出。09年に、クリストファー・イシャーウッドの小説に基づく『シングルマン』で映画監督デビューを果たし、同作では共同脚本、製作も務めた。同作での独特の映像美と世界観は絶賛され、主演のコリン・ファースは、ヴェネチア国際映画祭男優賞、英国アカデミー賞主演男優賞を受賞。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など多数の賞にノミネートされ、トム・フォード自身も初監督作品とは思えない、異例の高評価を得た。■最新作は究極まで感覚を刺激される美しくも危ういミステリー監督2作目となる『ノクターナル・アニマルズ』は、ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリほか、ゴールデン・グローブ賞では監督賞、脚本賞にノミネートされ、賞レースを席巻。米作家オースティン・ライトの原作に惚れ込んだトム・フォードが1人で脚本を担当。20年前に別れた夫から送られてきた1冊の“小説”と、“過去”、そして“現在”が複雑に絡み合い、曖昧になっていくミステリアスな物語を描き出し、映画祭では脚色賞も受賞するなど、才能を発揮している。ファッション同様、一切妥協をしないトム・フォードこだわりの映像美と緻密な脚本で映し出される極上のミステリー作品。天が二物どころか、幾つもの才能を与えたトム・フォードが、新たに生み出した傑作を、スクリーンで体感してみて。『ノクターナル・アニマルズ』は11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月03日ロマンチック・コメディの名作『ラブ・アクチュアリー』のシネマ・コンサートの上演が決定した。2017年12月22日(金)に大阪国際会議場で、2017年12月25日(月)に東京国際フォーラムにて公演が行われる。シネマ・コンサートとはセリフや効果音はそのままに、音楽パートのみを生のオーケストラが演奏することで、映画をライブ感覚で観る新感覚エンターテイメントだ。「ラブ・アクチュアリー in コンサート」は、12月1日にマンチェスターを皮切りに英国ツアーがスタートし、クリスマスのベストなタイミングで日本公演が行われる。指揮はティアゴ・ティベリオが、オーケストラは国内屈指の名門、日本センチュリー交響楽団と東京フィルハーモニー交響楽団が大阪・東京公演を担う。『ラブ・アクチュアリー』は、ヒュー・グラント、キーラ・ナイトレイ、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、ローラ・リニー、コリン・ファースなど、イギリスを代表する豪華キャストが顔を揃える、愛のオムニバス・ムービー。音楽の良さで評価が高く、シネマ・コンサートではフルオーケストラの生演奏に期待が高まる。クリスマスに合わせ、記念アイテム付きのお得なペアチケットも限定発売される。【概要】ラブ・アクチュアリー in コンサート LOVE ACTUALLY -IN CONCERT-<大阪公演>日時:2017年12月22日(金) 開場18:00/開演19:00会場:大阪国際会議場グランキューブ大阪・メインホール住所:大阪府大阪市北区中之島5-3-51<東京公演>日時:2017年12月25日(月) 開場18:00/開演19:00会場:東京国際フォーラム ホールA住所:東京都千代田区丸の内3-5-1チケット価格:限定ペアチケット19,000円(S席2枚、隣席600円割引、記念アイテム付き)、S席 9,800円、A席 7,800円※価格は税込み。※限定ペアチケットは、数量限定・配送受取のみの受付。記念アイテムは配送時に同梱。※全席指定・未就学児入場不可。チケット発売日:10月21日(土) ※9月29日より先行抽選受付あり。©Peter MountainLove Actually © 2003 WT Venture LLC. All Rights Reserved.
2017年10月02日ヒュー・グラント、キーラ・ナイトレイ、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、ビル・ナイら超豪華キャストが揃い、2003年に公開され世界中で大ヒットしたロマンチック・コメディの傑作『ラブ・アクチュアリー』が、シネマ・コンサートとしてクリスマス・シーズンに日本上陸を果たすことになった。『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などで実施されてきた「シネマ・コンサート(シネオケ)」。セリフや効果音はそのままに、音楽パートのみを生のオーケストラが演奏する、映画をライブ感覚で楽しむ新感覚エンターテインメントとして注目を集めている。そして今回、上演されることになったのは、今年、チャリティーイベントのための14年ぶりの続編短編も話題を呼んだ『ラブ・アクチュアリー』。クリスマスまでの5週間とその1か月後を描く10編が織りなす愛のオムニバス・ムービーで、2003年11月に公開されるや、英国では4週連続1位を記録、全世界で興行収入2億4694万ドル(約270億円)を記録した。日本では、バレンタイン・シーズンの2004年2月に公開され、大ヒットに。いまでも根強い人気を誇っている。監督のリチャード・カーティスといえば、『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本や、『パイレーツ・ロック』、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』では脚本・監督を努めたロマンチック・コメディの名手。一方、音楽センスの良さでも評価が高く、本作でもそのエッセンスが遺憾なく発揮されており、今回のフルオーケストラでの生演奏に期待は高まる。「ラブ・アクチュアリー in コンサート」は、12月1日に英・マンチェスターを皮切りに英国ツアーがスタート。12月10日のロンドン公演を経て、12月22日に日本に上陸する。クリスマスのベストなタイミングで行われる日本公演の指揮は、ティアゴ・ティベリオ、オーケストラは国内屈指の名門、日本センチュリー交響楽団と東京フィルハーモニー交響楽団がそれぞれ大阪・東京公演を担う。クリスマスにぴったりの名作を巨大スクリーン×フルオーケストラの生演奏によるシネマ・コンサート。最高に贅沢なライブ・エンタテインメントを楽しみにしていて。「ラブ・アクチュアリー in コンサート」【大阪公演】は12月22日(金)開場18:00/開演19:00~大阪国際会議場グランキューブ大阪・メインホールにて、【東京公演】は12月25日(月)開場18:00/開演19:00~東京国際フォーラム ホールAにて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年09月29日米BOX OFFICE MOJOは9月22日~9月24日の全米週末興業成績を発表した。前週まで2週連続トップに立った『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を僅差で下し、今週公開の『キングスマン: ゴールデン・サークル』が初登場首位。2015年公開のイギリスのスパイ映画『キングスマン』の続編で、"キングスマン"のメンバーがアメリカのスパイ組織"ステイツマン"と手を組み、共通の敵"ゴールデン・サークル"に立ち向かう姿を描く。前作に続いてマシュー・ヴォーンが監督を務める他、主役のコリン・ファースをはじめ、タロン・エガートン、マーク・ストロングが続投する他、ジュリアン・ムーア、ハル・ベリー、チャニング・テイタムといったハリウッドスターたちが新たに出演している。3位も初登場の『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』。ブロック玩具「レゴ」をモチーフにした、2011年から放送されているテレビアニメシリーズの映画版で、悪の支配者による破壊から平和な街を守るために、立ち上がる6人組レゴ忍者たちを描いた作品。忍者たちの師匠役でジャッキー・チェンが出演している他、『グランド・イリュージョン』のデイブ・フランコ、『アントマン』のマイケル・ペーニャらが声優として参加している。前週2位の『American Assassin(原題)|』は4位にランクダウン。『マザー!』も3位から6位、『Home Again(原題)』も4位から5位へと順位を落とした。日本では今年2月に公開されたドイツ製作のサスペンススリラー『デッド・フレンド・リクエスト』が7位に初登場。テレビドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のアリシア・デブナム=ケアリー主演で、SNSを通して広がる呪いの連鎖を描いた作品だ。その他9位の『Stronger(原題)』も今週初登場。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督、ジェイク・ジレンホール主演で、2013年のボストンマラソン爆破テロ事件を題材にした伝記映画だ。
2017年09月25日世界的大ヒット作となった『キングスマン』から2年。待望の新作『キングスマン:ゴールデン・サークル』の初お披露目となるワールドプレミアが、9月18日(現地時間)夕刻、ロンドンのレスター・スクエアにて開催された。公開を間近に控え、いままさに“キングスマン旋風”が巻き起こっている“聖地”ロンドンでの開催だけあり、会場にはスーツと黒縁メガネを身に纏い、キングスマンになりきった多くのファンが集結。そして、本作に出演する超豪華メンバーが次々にレッドカーぺットに顔を揃えた。1作目で街の不良少年から英国紳士へと成長を遂げ、本作ではキングスマンとして活躍するエグジー役で英国No.1若手俳優となったタロン・エガートンに、前作で死んだと思われたキャラクター:ハリーとして謎に包まれた復活を遂げたアカデミー賞俳優コリン・ファースが登場すると、集まったファンたちからは大歓声が!さらに、本作でかつてないサイコパスな悪役を演じるアカデミー賞女優ジュリアン・ムーア、前作からのファンも多いダンディ俳優マーク・ストロング、“ステイツマン”のエージェントを演じるチャニング・テイタム、TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などで高い人気を得たペドロ・パスカル、アカデミー賞俳優のジェフ・ブリッジス、同じくアカデミー賞女優のハル・ベリー、そして1作目から続投のマシュー・ヴォーン監督らも登場。個性的な豪華キャストと監督が顔をそろえ、キングスマンの聖地であるロンドンを熱気で包んだ。そして、本作への出演が発表されると世界中で大きな話題を呼んだ、エルトン・ジョンも降臨!まさかの大物アーティストの登場に観客も一気にヒートアップ。キャストたちはそれぞれ丁寧にファンサービスに応じ、途絶えることのない歓声に包まれながらレッドカーペットを闊歩した。レッドカーペットに続いて、世界初上映となったワールドプレミア。全世界を熱狂の渦に巻き込んだ前作から、さらにパワーアップしたスピード感とウィットに富んだストーリー展開に客席からは笑いが起こり、英国の“キングスマン”と米国の“ステイツマン”が繰り出すキレッキレアクションの連続には歓声と拍手の嵐。超過激でド派手な作品に負けず劣らずの絢爛豪華なプレミアは、興奮さめやらぬ中、幕を閉じた。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月20日『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウ監督が、『スター・ウォーズ エピソード9』(原題)から降板したことが明らかになった。ディズニーとルーカスフィルムが「StarWars.com」で正式に発表した。トレヴォロウ監督と「別々の道を行く」ことになったルーカスフィルムは、「企画段階を通して、コリンは素晴らしいコラボレーターでした。しかし、このプロジェクトに対し、私たちはお互いが異なるビジョンを持っているという結論に達したのです。コリンの幸運を祈ります。また、本作における情報を近々お届けします」とコメントしている。「Digital Spy」によると、トレヴォロウ監督がメガホンをとることが決定したのは2015年8月。当初から多くの『スター・ウォーズ』ファンはその人選を不安視していたという。さらに、今年6月にアメリカで公開されたトレヴォロウ監督の最新作『The Book of Henry』(原題)が酷評の嵐を受け、ファンはますます不安に。それでもトレヴォロウ監督は自分が『スター・ウォーズ』を監督するのにふさわしく、みんなに喜んでもらえる映画を作る必要があると意欲に燃えていたのだが…。『スター・ウォーズ エピソード9』は2019年5月24日(現地時間)に公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年09月06日