DCTVシリーズ「BATWOMAN/バットウーマン<シーズン1>」のDVDレンタル&デジタル配信開始を前に、主人公バットウーマンことケイト・ケインを演じたルビー・ローズのインタビューが到着。レズビアンのキャラクターとしても注目を集めた本作への想いを語った。本作は、バットマンが突如消えて3年が経ったゴッサム・シティを舞台に、DCTVシリーズ初のLGBTQ+ヒロイン“バットウーマン”が、愛する人、家族、そしてゴッサム・シティを守るため数奇な運命に翻弄されながらも強く運命を切り開いていく最新作。ルビーはバットウーマンへのキャスティングについて、「まず(クリエイターの)サラとキャロラインに会って、この番組に興味があるかどうか話をしました。今とは変わってしまいましたが、基本的にはこのシーズンがどんな感じになるのかを説明してくれたんです。そのアイデアは素晴らしくて私はとても興味を持ち、実際すごく手応えを感じました」とサラ・シェクター、キャロライン・ドリースとのやりとりをふり返る。その後、「オーディションを受けてみて、ケイトのキャラクターは完璧に自分に合っていると感じました。キャロラインとサラの脚本は大好きです」と言う。まさにハマり役といえるが、逆に違う面は「私はバットウーマンほどの人間ではないし、犯罪と闘ってはいないけど、彼女を通じて学んでいるのです」とルビー。また、キャラクターになりきるための重要なコスチューム・バットスーツについて、「初めてスーツを着た時のことは今でも覚えていますが、コスチューム・デザイナーのコリーン・アトウッドの仕事ぶりは素晴らしくて、まるで魔法のような感じでした。ハロウィーンの仮装を着るのとは比べ物になりません。まるで手袋をはめるようにぴったりなのですから」と大絶賛。「全てのパーツが私の体のためにデザインされていて、私と一緒に動き、ほとんどの部分で第二の皮膚のようで信じられない感覚でした。これを着ると今まで着ていた衣装とは違った”変身”を感じます。トイレに行くのはとても難しいのですが」と言う。さらに、ケイト・ケインのキャラクター像について「彼女がどうなるのか、正直言うとちょっと悩んでいます」と吐露。「彼女は多くの経験をしてきたので暗さや闇があるし、多くの問題に対処しています。でも先日、笑顔を見せるエピソードがありました。信じられないかもしれませんが、私には他にも表情があるんですよ(笑)その日はとても興奮しました。クルーから『今日はきれいですね。毎日元気そうに見えるけど』と言われて、『今日は笑顔でいられるから』って答えたら、彼らも『ああ、そうか』って納得していました」と語った。最後に作品を通して届けたいこととして、「今の時代、ソーシャルメディアは切り離せないものになっていますが、これは素晴らしくもあり、怖くもあります。SNSは自分に似たコミュニティの、自分のサポートや話をしてくれる人を見つけることができます。でも同時に、自宅の寝室にいるあなたを攻撃できる人たちの入口でもありますから」とルビー。「だからこの番組を作ることは私にとってもキャロラインにとってもサラにとってもみんなにとっても、とても重要なのです。だって私たちは若い人たちにこの番組を見て欲しいから。特に若い人たちがこれを見て、自分がスクリーンで見ている人たちに共感することができ、それによって力を与えられることを期待しています」と語った。「BATWOMAN/バットウーマン<シーズン1>」は8月19日(水)よりDVDレンタル開始(Vol.1-Vol.5)/デジタル配信開始、10月14日(水)よりブルーレイ発売/DVDレンタル開始(Vol.6-Vol.10)。(text:cinemacafe.net)
2020年08月13日ティム・バートン監督作『ダンボ』のMovieNEXが現在発売中。この度、本作に収録されている巨大テーマパーク“ドリームランド”の制作舞台裏が明かされるボーナス映像の一部をシネマカフェが独占入手した。“ダンボの物語”だけでなく、ダンボとの出会いにより夢と希望を取り戻していく“家族の物語”を描いた、オリジナル脚本で贈る新たな感動のファンタジー・アドベンチャー『ダンボ』。今回到着した映像では、本編に登場する夢の巨大テーマパーク“ドリームランド”の制作模様を覗くことができる。遊園地を持つことが夢だったと言うバートン監督は「実現したよ」と、このドリームランドに満足げの様子だ。元が飛行船の格納庫だという広大な場所に16個ものセットが造られて撮影されたこのドリームランドのシーン。アート・ディレクターのアンドリュー・ベネットは、最新鋭の遊園地を表現するために「外観が特に重要」と語り、特に正面ゲートはドラマチックに制作したという。また、本作に出演したキャストたちも感嘆の声を上げており、ドリームランドのサーカスの看板スター、コレットを演じたエヴァ・グリーンは「これだけ造り込むのはかなり珍しいの。全てが完成されていた」と言い、経営者V.A.ヴァンデヴァー役のマイケル・キートンも「首筋がぞくっとしたよ。役者人生で初めてだと思う」とその衝撃をふり返っている。そして、サーカス団たちの衣装がお気に入りだという衣装デザイナーを務めたコリーン・アトウッドも「サーカスの衣装を作るのはどれも楽しかったけど、パフォーマー、車、そして大勢のエキストラが初めて(ドリームランドの)巨大なサーカスにやってくるパレードのシーンの撮影は格別だったわ」と話し、「往年のハリウッド映画を作っているような気分だったの。セット内での撮影だけど、500メートルもある巨大なセットに人々があふれていて、3秒間の中に今までで最も多くの人を詰め込んだシーンじゃないかしら(笑)。皆が一つになって、子供達もいて、コレットの衣装も含めて、私にとって一番心に残るシーンだわ」とコメントしている。なお、今回の映像に加え、“ようこそ! サーカスの世界へ”や“メイキング・オブ『ダンボ』”、“アニメーション映画『ダンボ』へのオマージュ”、エンドソング「ベイビー・マイン」を担当したアーケイド・ファイアのミュージックビデオなど貴重なボーナス・コンテンツも多数収録されているMovieNEX。さらにデジタル配信(購入)には、限定でドリームランドのシーンを解説した“「ドリームランド」へようこそ!”も楽しむことができる。『ダンボ』MovieNEXは発売中。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年07月27日ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』から、本作の舞台である、N.Y. の巨大テーマパーク“ドリームランド”の壮大なセットが創られていく過程が明かされる特別映像が解禁。キャストたちもあまりの規模と豪華さに圧倒されたことを語っている。これまで、強い個性を持つキャラクターとファンタジックな物語を描き、独特の映像美と世界観で人々を魅了してきた鬼才ティム・バートン監督。そんな彼が本作で手掛けた壮大なセットは、キャスト陣をも夢中にさせたようだ。新たなダンボの物語でダンボを助け、その運命を握るキーパーソンとなる曲芸乗馬の元看板スター・ホルトを演じたコリン・ファレルが「視覚的に生き生きしている」と絶賛するセットは、かつて飛行船を造っていた巨大な格納庫の中に、実際に3、4階建ての建物が建築され、世界中から本物のサーカス・パフォーマーが集められた。エヴァ・グリーン、魔法のようなセットに「これって夢?」“ドリームランド”を経営しているやり手の興行師ヴァンデヴァーを演じるマイケル・キートンは、「撮影現場の建物があまりに大きくて本当に驚いたよ。まるで“球場”だと思った。あのような映画作りを経験するような機会はなかなかないよ」と、バートン監督のこだわりが凝縮したセットに称賛の声を贈る。続けて、サーカス空中ブランコの女王のコレットを演じたエヴァ・グリーンは「魔法みたいなセットで楽しく演じられたわ。現場で時々思ったの。“これって夢?”とね」と、3度目のバートン作品となるエヴァでも、本作ではまさに名前の通りの“ドリームランド”に魅了されたことを語る。衣装デザイナーも「まるで昔の壮大な映画のよう」また、本作の衣装デザインを手掛けたコリーン・アトウッドは、「ティムと一緒に、規模の大きないくつものサーカスをデザインしたの。さらに何千人もの観客が登場するから、まるで昔の壮大な映画のようだったわ」と、本作のセットにはバートン監督の本物のサーカスへの思いが詰まっていることを明かす。そんな壮大なセットのために用意された数えきれないほどの衣装について、コリーンは「ティムが創り出した映画の世界を基に、衣装を製作したの。私たちのサーカスへの愛が詰まっている美しい衣装がストーリーを語るのよ」と、登場人物一人ひとりの衣装のデザインの細部まで徹底的にこだわり、物語を語るうえで欠かせないものであったことを力説する。そしてホルトの所属するサーカス団の団長メディチを演じたダニー・デヴィートは「色鮮やかで夢のような空間だった。映画の壮大なスケールと監督の芸術性を大画面で楽しんでほしい」と、スケールたっぷりに描かれる映像美に自信のほどを語る。到着した映像では、バートン監督がリアリティにこだわったドリームランドのセットが組み立てられていく過程や、カラフルなサーカスが演出される様子、それぞれの衣装を身につけたパフォーマーたちを垣間見ることができる。『ダンボ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月29日ティム・バートン監督がオリジナルの脚本で新たに紡ぎ上げた最新作『ダンボ』。この度、バートン監督と『シザーハンズ』から『アリス・イン・ワンダーランド』まで数多くの作品でタッグを組んでいる衣装デザイナー、コリーン・アトウッドが本作においても見事な手腕を発揮していることが明らかに。メインキャラクターはもちろん、サーカスのパフォーマーたちに200着、また観衆キャラクターのために500着、さらには、ダンボやねずみ、猿にいたるまで、数多くの衣装を手掛けたという。エキストラ500人分の衣装から「ダンボの衣装も手掛けました」衣装デザイナーのアトウッドは、これまでにアカデミー賞衣装デザイン賞に12回もノミネートされ、バートン監督とタッグを組んだ『アリス・イン・ワンダーランド』をはじめ、『シカゴ』『SAYURI』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』といった作品で4度のオスカーを獲得しているベテラン。そんなアトウッドは「1ヵ月間、1日に500人の衣装を着せました。しかも、その人数は演者を含まない数ですよ」と、エキストラの衣装まで自身で手掛けていたことを明かす。『チャーリーとチョコレート工場』など、多くの作品でバートン監督とタッグを組んできたプロデューサーのカッテルリ・フラウエンフェルダーは「ティムにとって、エキストラは、この映画を創り上げるためにとても重要です。彼らはこの世界を支えてくれる生きた背景なのです」とアトウッドにエキストラひとりひとりの衣装まで依頼する理由を明かす。そして、バートン監督の世界観を創る上で大切な膨大な量の衣装を担当したアトウッドは、「ダンボの衣装も手掛けました。アニメーションにかなり影響を受け、頭飾りのアイディアも取り入れて、特殊効果撮影用に正確なサイズの衣装を製作したのです。ダンボの衣装だけでなく、ネズミの衣装や、猿の衣装も全て作成したのです」とCGで描かれたダンボや、猿やネズミの衣装にいたるまで製作したと言う。「コリーンの仕事は “驚異的”」マイケル・キートンも絶賛もちろん、メインキャストの衣装にもキャラクターを反映させた。留守中に最愛の妻を亡くし、残された子どもたち、ミリーとジョーとどう心を通わせればいいのかと悩むホルトには、「自分を再び見出すのは、ホルト自身です。コリン(・ファレル)と私は、ホルトに適した様相を見つけ出すために一緒に仕事を進めました。主に着ている地味な作業着と豪華なショーのコスチューム、大きなコントラストがあります」と『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも組んだコリン・ファレルとのタッグをふり返る。ホルトの所属するサーカス団の団長メディチ(ダニー・デヴィート)については「メディチの様相は、この映画の進展にともなって変化していきます。最初は、このサーカス団の苦境を反映し、色褪せて古びた衣装ですが、空飛ぶゾウ=ダンボのショーを開催してからは、興行事業家としての衣装になっていきます」と状況の変化から衣装も変化していくと明かす。また、ダンボで金儲けを企むヴァンデヴァーについては「サーカスが作られた当時、それを作った娯楽業界の男たちは起業家でした。彼らはものすごく個性的なショーマンだったのです。私たちは、その雰囲気をヴァンデヴァーにも出したいと思いました」と衣装に込めた思いを語る。そんなヴァンデヴァーを演じたマイケル・キートンも「コリーンの仕事は “驚異的”だ。500人以上のエキストラがいるセットに入った時、その全員の衣装がとにかく具体的で素晴らしかったんだ。靴の踵に至るまでね」とアトウッドの仕事ぶりに絶賛を贈っている。ダンボが引き離された母を助けるため、サーカス団の家族の力を借りて新たな一歩を踏み出すファンタジー・アドベンチャーとなる本作。ティム・バートンが想像する世界を作り上げた衣装にも注目してみて。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月23日「ハリー・ポッター」の原作者J.K.ローリングが、自ら脚本を書き下ろした新シリーズの1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、主演を務めたエディ・レッドメインも思わず赤面する(!?)、あの“求愛ダンス”シーンの裏側を収めたメイキング映像の一部が解禁。また、『ハリポタ』シリーズ初のオスカーを獲得した衣装担当コリーン・アトウッドのコメントも収められている。エディが主人公のニュート・スキャマンダー役を務め、魔法のトランクの中から飛び出すたくさんの魅力的な魔法動物たちと共に人気を博した本作。2016年に公開された洋画実写作品で、興行収入No.1となる大ヒットを記録した。今回到着した映像は、ブルーレイ&DVDに収録される映像特典の「新たなキャラクターたち魔法動物学者:ニュート・スキャマンダー」の一部。本作で、魔法動物をこよなく愛するニュートを演じるにあたり、エディは動物学者や動物の繁殖に関わる人に会いに行き、体の動きを学んだという。本映像では、CGで制作される魔法動物を捕獲しようとするシーンで、実物がいない中でも「つま先を外に向けて歩く」などの細かい動作を意識していたことを明かしている。また、劇場公開時のインタビューで、エディが「あの映像が流出したら僕の俳優生命は終わりだ」とまで語っていた、サイ似の魔法動物エルンペント捕獲のための”求愛ダンス”シーンの裏側もチラリ!巨大な物体を前に奮闘するエディの姿を確認することができる。さらに、本年度アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞したコリーン・アトウッドが、ニュートの特徴的な衣装について語るコメントにも注目。1920年代当時の服のシルエットを再現しながらミスマッチさも加え、ニュートらしい風変わりな部分を表現したという。『ラ・ラ・ランド』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』など有力作品がひしめく中、『ハリー・ポッター』シリーズ初のアカデミー賞をもたらした衣装デザインのこだわりを垣間見ることもできる映像となっている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は3月17日(金)よりデジタルセル先行配信開始、4月19日(水)よりブルーレイ&DVDがリリース、レンタル&デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月12日J.K.ローリングが、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』続編の脚本とみられる書類の写真を、自身のツイッターで公開した。ローリングは、「J.K.ローリング著作」「機密」「ワーナー・ブラザース」という文字が見える書類が写った写真を投稿。「今日はビースティーな日だったわ」とコメントを添え、ファンたちを歓喜させた。昨年公開されたワーナー・ブラザース製作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』第1弾は、ローリングの同名タイトルの書籍を基に自身が脚本を担当し、「ハリー・ポッター」シリーズの最終4作品のメガホンをとったデヴィッド・イェーツが監督を務めた。魔法生物学者ニュート・スキャマンダー役でエディ・レッドメイン、魔女ティナ役でキャサリン・ウォーターストン、魔法使いグレイブス役でコリン・ファレルらが出演していた同作品は、26日に行われたアカデミー賞の授賞式でコリーン・アトウッドが衣装賞を獲得し、「ハリー・ポッター」関連の映画で初のアカデミー賞を勝ち取った。2018年11月公開予定の第2弾に関する詳細はあまり明らかになっていないが、ジョニー・デップがゲラート・グリンデルバルド役で出演することは発表されている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編は、ワーナー・ブラザースとローリングによってすでに4作品製作されることが計画されている。(C)BANG Media International
2017年03月01日ティム・バートン監督の来日が決定し、さらに注目を集めている2月3日(金)公開の『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』。このほど、“ティム・バートン ワールド”が炸裂する、 2人の“キミョかわいい”こどもたちのキャラクター映像がいち早くシネマカフェに到着した。ハリウッドで最もイマジネーション豊かなヒットメーカーと呼ばれるバートン監督の待望の新作となる本作。フロリダで生まれ育ったジェイク(エイサ・バターフィールド)は、唯一の理解者である祖父が謎めいた死を遂げたことから、その遺言に従って小さな島を訪れる。そこでは、美しくも厳格なミス・ペレグリン(エヴァ・グリーン)とともに空中浮遊能力を持った少女エマ(エラ・パーネル)や、いたずら好きな透明人間の男の子、常に一緒に行動する無口な双子など、“キミョかわいい”(=奇妙でかわいい)少年少女たちが暮らしていた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿ったある“力”に気づき、屋敷に迫る恐るべき脅威に立ち向かっていき…。今回届いたキャラクター映像は、そんな“キミョかわいい”キャラクターの中でも、一見、ごく普通の女の子に見えるクレアとフィオナのもの。しかし、クレアは、そのシャイな美少女の表の顔とは裏腹に野獣の面を持ち合わせている、まさに“美少女と野獣”!?このキャラクターは“裏口の少女”と呼ばれ、後頭部に野獣のような鋭い歯の口を持っているのだ。バートン監督は、あえて特別なところがあるとは思わないような少女をキャスティングしたといい、“表の顔”のキュートさは映像でも明らか。また、フィオナは、あらゆる植物を生長させる能力を持つ少女。衣装デザイナーでアカデミー賞を3度受賞しているコリーン・アトウッドは、「女の子のうちの1人は時代の先端をいく衣装にすべきだと思った」と明かし、フィオナにはズボンを履かせたという。お転婆なフィオナが、どんなシーンで力を発揮するのかにも期待が高まる。そんなこどもたちを保護するミス・ペレグリンを演じたエヴァ・グリーンは、「映画のメッセージは大人に対しても子どもに対しても、“どんなに変わっていたとしても関係なく、ありのままの自分でいることを祝福していること”なの」と分析する。バートン監督がありったけの想像力を膨らませて観る者を誘うのは、同じ1日を繰り返し、永遠に年をとらない子どもたちが暮らす秘密めいた別世界。奇妙なこどもたちのワン・アンド・オンリーの個性を、まずはこちらから確かめてみて。『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は2月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日三越伊勢丹では、ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の公開を記念し、映画の世界観を楽しめるイベントを開催。6月15日から第1弾として、銀座三越9階 銀座テラス テラスルーム・テラスコートにて、「アリス・イン・ワンダーランドの世界 at GINZA MITSUKOSHI」を開催する。会期は28日まで。「不思議の国のアリス」の物語のその後を映画化し、世界的に大ヒットとなった『アリス・イン・ワンダーランド』。今作は6年ぶりのシリーズ最新作となり、ティム・バートン、ジョニー・デップをはじめ、豪華スタッフ、キャストが集結。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャーで、『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語となる。本イベントでは7月1日の日本公開を記念し、銀座三越限定で、劇中でキャストが着用した衣装や小道具が特別に展示される。前作に続き衣装を手掛けたのは、アカデミー賞衣装デザイン賞に3度輝いた世界的デザイナー、コリーン・アトウッド。主人公アリスが“過去にさかのぼる”冒険を繰り広げる今作では、キャラクターたちのさまざまな時代が描かれるため、劇中ではアトウッドが新たに手掛けた衣装の数々を見ることができる。展示会場では、中国文化に影響を受けたという手作業で刺繍が施されたアリスの衣装を筆頭に、ジョニー・デップ演ずるマッドハッター、赤の女王の衣装を展示。さらに本作の新キャラクター、時の番人タイムが所有する大時計の源で、物語のキーアイテムとなる時間をさかのぼる力を持つ“クロノスフィア”も披露される。これも劇中で実際に使用されたものとなる。会場入り口はミラーで覆われ、ワンダーランドの世界観を再現した空間がダイナミックに演出されている。また本イベントでは、映画公開に合わせ用意されたアイテムを含む、不思議の国のアリス関連グッズも多数販売する。イベントは銀座三越を皮切りに、6月22日から伊勢丹新宿店、名古屋のイセタンハウスでも順次開催。店舗ごとに異なる企画が用意され、映画の世界をいち早く体感することができる。
2016年06月16日ディズニー最新映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本公開を記念し、映画で使用された豪華衣装や小道具が日本上陸。2016年6月15日(水)より銀座三越を皮切りに、伊勢丹新宿店、名古屋のイセタンハウスでイベントを開催する。2010年公開の『アリス・イン・ワンダーランド』はファッションや音楽といった様々な分野に影響を与え続け、 未だ熱狂的なファンも多く抱えている。そして最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』では、美しくも不思議な世界観がさらにパワーアップ。特に、一流クリエイターたちによって生み出された衣装や美術の数々は圧巻だ。同イベントでは、そんな映画の世界観にどっぷり浸れるよう、各店舗ごとに様々な企画を実施する。銀座三越には、ジョニー・デップ演じるマッドハッターの帽子や衣装、ミア・ワシコウスカ演じるアリスの色鮮やかなドレスなど、日本初上陸を含む貴重なアイテムが集結。特に、3度のアカデミー賞に輝く世界的デザイナー、コリーン・アトウッドが手掛けた美麗な衣装は必見だ。また、映画やアリス関連のグッズ約400点を販売。そのうち約100点は本展で初披露のアイテムとなる。実写版のチャシャ猫をモチーフとしたパスケース、ティーパーティーにぴったりのケーキスタンドやポットなどの雑貨が豊富に展開される。不思議の国に迷い込んだような、リリカルな世界が自宅でも堪能できそう。そして、伊勢丹新宿店と名古屋のイセタンハウスでは、銀座三越とは異なるラインナップで映画の世界を楽しむことができる。なかでも、貴重なグッズ約300点を揃える伊勢丹新宿店では、本館1階、6階、センターパークなど各箇所で、見逃せないアイテムが販売される。 オートクチュールのようなデザインで注目を集める帽子ブランド「ミサハラダ ロンドン(misaharada london)」からは、映画でも人気のキャラクター「マッドハッター」のトップハットをアレンジした帽子を。また、「ジルスチュアート(JILLSTUART)」からは、アリスをイメージした美しいブルーのドレスを限定商品としてラインナップ。そのほか、フランスのシューズブランド「ロベールクレジュリー」から、トランプモチーフのカッティングを施した限定シューズが登場する。【開催概要】■「アリス・イン・ワンダーランド」の世界 at GINZA MITSUKOSHI開催期間:2016年6月15日(水)〜28日(火)時間:10:30〜20:00 ※最終日のみ17:00まで開催場所:銀座三越 9階 銀座テラス テラスルーム・テラスコート住所:東京都中央区銀座 4-6-16※入場無料■アリス・イン・ワンダーランドの世界 at ISETAN開催期間:6月22日(水)〜28日(火)時間:10:30〜20:00開催場所:伊勢丹 新宿店 本館1階=婦人雑貨、本館2階=センターパーク/ザ・ステージ#2、婦人靴 本館5階=センターパーク、本館6階=センターパーク住所:東京都新宿区新宿 3-14-1※入場無料■映画「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」 POP UP CORNER開催期間: 6月22日(水)〜7月5日(火)時間:11:00〜21:00開催場所: イセタンハウス 地下1階 コンセプトショップ住所:愛知県名古屋市中村区名駅 3-28-12【問い合わせ先】銀座三越TEL:03-3562-1111(大代表)©Disney
2016年06月11日ジョニー・デップをはじめ豪華スタッフ・キャストが集結した『アリス・イン・ワンダーランド』のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(土)より公開される。この度、豪華俳優陣が撮影で着用した衣装が日本に上陸し、展示されることが決定した。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか?そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。「不思議の国のアリス」のその後を想像を超えた映像美で映画化し、映画の大ヒットのみならず、ファッションや音楽といった様々な分野に並みならぬ影響を与え続け、未だ熱狂的なファンも多く抱えている本シリーズ。最新作となる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、一流クリエイターたちによって生み出された衣装や美術の数々によって前作よりもその世界観はパワーアップし、キャラクターたちを鮮やかに彩っている。今回、日本に上陸するのはジョニー演じるマッドハッターの奇抜な帽子や衣装、ミア・ワシコウスカ演じるアリスの色鮮やかなドレスなど、3度のアカデミー賞に輝く世界的デザイナー、コリーン・アトウッドが手掛けた衣装と映画で使用された小道具だ。会場では、登場人物をイメージしたセットや、“鏡の世界”に迷い込んだような演出による空間で、『アリス・イン・ワンダーランド』の世界を堪能できる。これらの衣装は銀座三越、伊勢丹新宿店、名古屋のイセタンハウスにて、 6月15日(水)から順次展示されるとのこと。映画に登場するキャラクターをモチーフとしたアイテムの販売も行われるようだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日「白雪姫」に大胆なアレンジを加えて映画化し、大ヒットした前作の続編<a href="">『スノーホワイト/氷の王国』</a>。このほど、シャーリーズ・セロンとエミリー・ブラント演じる“この世で一番美しく邪悪な姉妹”が煌びやかなドレスに身を包んだ場面写真が、新たに解禁された。魔法の鏡に向かって、女王が尋ねる。「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰――?」。かつて、その美貌と邪悪な力で世界を闇に包んだラヴェンナ女王(シャーリーズ・セロン)は、白雪姫“スノーホワイト”とハンターのエリック(クリス・ヘムズワース)の手によって滅ぼされ、世界には平和が訪れたはずだった。だが人々は知らなかった。ラヴェンナ女王には、さらに強力な魔力を持つ“氷の女王”フレイヤ(エミリー・ブラント)という妹がいたことを…。<a href="">『マレフィセント』</a><a href="">『アリス・イン・ワンダーランド』</a>の製作スタッフが集結、グリム童話の名作「白雪姫」に大胆なアレンジを加え、新たにエミリー・ブラントやジェシカ・チャステインといった人気女優が参戦して再び世に放つ本作。今回解禁となった新場面写真では、シャーリーズ演じる“邪悪な女王・ラヴェンナ”とエミリー演じる“氷の女王・フレイヤ”の堂々たる佇まいを捉えており、煌びやかなドレスを身に纏ったその美しさは威厳すら感じさせる。衣装を担当したのは、ティム・バートン作品でお馴染みのコリーン・アトウッド。前作<a href="">『スノーホワイト』</a>では第85回アカデミー賞「衣装デザイン賞」にもノミネートされ、本作でも彼女の手がける衣装が“悪の姉妹”をはじめ、登場人物たちの個性をよりいっそう際立たせている。その卓越したセンスに魅了されるのは観客だけでなく、衣装を身に着け、物語の登場人物となるキャストも同様の様子で、フレイヤ役のエミリーも「美しくて見事なコスチュームがたくさんある。なぜコリーン・アトウッドが幾つものオスカーを受賞するか分かるわ。彼女は本当に見事なの。彼女のディテールへのこだわりや職人技はね」と絶賛。「彼女はとても面白い素材で仕事をするわ。アイスのように見えるたくさんのプラスチックを使っているの。時々、こういった固い繊維や、ハードなマテリアルを使うわ。彼女は自分が扱う素材に対して、とても独創的なの。たくさんの金属を使うし、ただの洋服じゃない。彼女とまったく別世界に入っていく感じなの」と、コリーンが創り出す衣裳が役柄に入り込むための重要な要素であることを明かしている。圧倒的な映像美と壮大なスケールで、「白雪姫」の背後に隠されていた物語が明らかになる本作。細部に至るまで美しい2人の女王の姿を、まずはこちらの場面写真から堪能して。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月31日先日、ニューヨーク近代美術館「MOMA」でのNYプレミアを成功させ、日本のファンへ愛のこもったメッセージを送ってくれたティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』。2015年1月に日本公開を控えている本作から、待望の予告映像が完成した。大きな瞳を持つ“ビッグ・アイズ”シリーズの成功で、画家のウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)は一躍時の人に!しかし、一世を風靡したその絵を描いていたのは、妻であるマーガレット(エイミー・アダムス)だった。「このままでは自分を失ってしまう」と、真実を告白する一大決心をしたマーガレットに対し、曲者のウォルターは「妻は狂っている」と反撃。ついに事態は法廷へともつれ込む。果たして、マーガレットは自分を取り戻すことができるのか…。次々と話題作を贈りだす世界的ヒットメーカー、ティム・バートンが新たに手掛けるのは、あのアンディ・ウォーホルも魅了され、ポップアート全盛期の1960年代のアメリカで起きた大ブームの裏に隠されていた奇想天外な実話。完成された予告映像には、“ビッグ・アイズ”のヒットで大金持ちになったキーン夫妻が登場。得意げになるウォルターの一方で、マーガレットにとって“ゴースト・ペインター”であることは、愛する娘、そして自分をも欺き続けることを意味していた。映像では、長年葛藤を繰り返し、悩み続け、やがて真実を告白する決心をする彼女の闘いが色濃く映し出されている。また、「妻は錯乱している」と事実を認めないウォルター役を演じた『ジャンゴ・繋がれざる者』のクリストフ・ヴァルツと、いまの生活を失ってでも自分の絵を取り戻したいマーガレット役を演じた『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムスにも注目。ふたりは先日発表された第72回ゴールデン・グローブ賞のコメディ・ミュージカル部門「主演女優賞」「主演男優賞」に揃ってノミネートされており、実力派同士の演技合戦も見どころだ。実話を基にバートン監督が指揮をとるのは、アメリカ史上最低の映画監督を取り上げた『エド・ウッド』以来、20年ぶり。そんな待望の映像化を支えるのは、音楽にダニー・エルフマン、美術にリック・ハインリクス、衣装はコリーン・アトウッドなどバートン作品お馴染みのクリエイターたち。彼らが織りなす、バートン監督も耳を疑った前代未聞のアートバトルを、まずは予告映像から確かめてみて。『ビッグ・アイズ』は2015年1月23日(金)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?」――。誰もが知る名作グリム童話「白雪姫」の名ゼリフである。本日より公開となった新たなる白雪姫の物語『スノーホワイト』で、この名ゼリフを言い放つのは、シャーリーズ・セロン扮する女王・ラヴェンナ。美と若さに執着する怖ろしき女王像を見事に体現した彼女だが、実は彼女が身に纏う美しい衣裳の数々に、怖ろしいだけではない女王の心情を映し出す様々な工夫が施されている。この衣裳トリビアを知ればもっと本作が楽しくなるはず!いつも「美しいのは女王様です」と答えていた魔法の鏡にある日、「やがてあなたよりも美しい娘が現れます」と予言された女王・ラヴェンナは、永遠の美と若さが手に入るという美しき継娘・スノーホワイトの心臓を狙うのだが…。本作で衣裳デザインを担当したのは、『シカゴ』、『SAYURI』、『アリス・イン・ワンダーランド』でアカデミー衣装デザイン賞を3度も受賞したコリーン・アトウッド。ドレスではなく鎧をまとったクールなスノーホワイト(クリステン・スチュワート)ももちろん印象的なのだが、それを圧倒するのがシャーリーズが着こなす華麗な衣裳の数々。その数、実に12種類にも及ぶが、コリーンは彼女の衣裳を通して、邪悪なる女王が少し傷を負った部分がある者として表現しようと考えたという。女王が渇望する永遠の命と美しさと相反するように、彼女の衣裳から伝わるのは“漆黒の闇”といったところ。コリーンは「女王の衣裳は、オートクチュールものを主体に、邪悪で腐敗した雰囲気を漂わせるものに仕上げてみた」と語る。その中でまず目を見張る美しさを放つのが、映画の冒頭で彼女が身につけるウェディングドレス(上写真)。その特徴的な大きな襟は、スケルトンをイメージして出来上がっている。また、注目してほしいのは物語が進行するにつれ、狂気が彼女を満たしていくのにあわせて服の素材もスタイルも変わっているところ。先述のウェディングドレス然り、物語の初めでは彼女の服装は曲線美を意識したカッチリとしたスタイルであるが、次第にそれが不気味な「昆虫」をイメージしたものになっていくのが見てとれる。「女王の衣裳には、クワガタの角で出来た襟(右上写真)やカブトムシの羽から作ったドレスなど、どことなく“死”のイメージを喚起する要素をふんだんに取り入れています」(コリーン)。そして、ラヴェンナの衣裳で最も手が込んでいるというのが、身に纏うとカラスに変身することから“変身マント”と名づけられた、漆黒のマント(左写真)。これはコリーンがデザインした図柄を元に、実際のカラスの羽根を精巧に模ったものを熟練の裁縫師が4週間もかけて完成させたという。まさに職人の全身全霊を込めた作品であるが、そのお値段、何と2万ポンド(244万円相当)!もちろん、この衣裳を美しく着こなせるのはシャーリーズの美貌あってこそ。スモーキーアイで貫禄が何倍も増したシャーリーズの、完璧なるダークビューティの着こなしにぜひご注目を!『スノーホワイト』は全国にて公開中。■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年06月15日クリステン・スチュアートが現代版“白雪姫”を、シャーリーズ・セロンが魔女を演じた映画『スノーホワイト』の日本公開を前に、本作の見どころのひとつでもある“衣装”について、デザインを手がけたコリーン・アトウッドやセロンが語る特別動画が公開された。『スノーホワイト』特別動画アトウッドは、『シカゴ』、『SAYURI』、『アリス・イン・ワンダーランド』でアカデミー衣装デザイン賞を3度受賞した“衣装の魔術師”と称される人物だ。セロンも「彼女は最高の衣装を作ってくれた」と賛辞を送っている。このたび公開された動画は、アトウッドがメイキング映像に合わせて、キャラクターそれぞれの衣装のポイントを詳しく説明したもの。例えばスノーホワイトについては「従来のおしとやかなお姫様とは違うタフな印象に仕立てたかった。映画のラスト、軍隊を率いて民衆のため戦いに臨むシーンでは、手作業で作ったカスタムメイドの鎧を彼女のためだけに用意した」とコメント。一方、セロン演じるラヴェンナ女王については「女王の衣装はオートクチュールものを主体に、邪悪で腐敗した雰囲気を漂わせるものに仕上げた」と話す。「コンセプトのアイデアを練り、それを形にして実際の衣装が完成するまでには最低でも4か月はかかった。この映画用に1000点以上の衣装を作ったが、その規模の大きさゆえ苦労もひとしおだった」というアトウッドだが、「キャストらとの共同作業をはじめ、私にとってかけがえのない素晴らしい体験になった」とも語っている。映画の世界観を形成するのに大きな役割を果たす衣装。その制作過程を知れば本作をより深く楽しめるのではないだろうか。『スノーホワイト』6月15日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年06月14日誰もが知る名作グリム童話「白雪姫」を基に、主演にクリステン・スチュワートを迎えてこれまでのイメージを一新させた“戦う”白雪姫を描くアクション・アドベンチャー大作『スノーホワイト』が6月15日(金)より公開される。このほど、本作のポスター画像と日本版予告編が解禁となった。ドレスを脱ぎ捨て甲冑を身にまとい、愛らしい白雪姫から“戦う白雪姫”へと華麗なる変貌を遂げた、全く新しい「白雪姫」の姿を描く本作。7年間の幽閉生活を経て、スノーホワイト(クリステン・スチュワート)は父を殺した王妃・ラヴェンナから逃げるべく王宮を脱出し、冒険へと出る。その冒険を通して戦友の絆で結ばれ、いつしか心を通わせるようになるエリック(クリス・ヘムズワース)と、幼なじみの王子・ウィリアム(サム・クラフリン)、2人の男性のサポートを受けた彼女が自ら軍を従え、リーダーの才能を開花させていくドラマは爽快感満点!壮大な戦闘シーンの数々も最高の興奮を味わわせてくれると共に、狩りや剣術のテクニックを身につけ、凛々しく成長していくスノーホワイトの姿は新たなヒロイン像の誕生を予感させる。本作で長編監督デビューを飾ったのは新鋭ルパート・サンダース。カンヌ国際広告祭でグランプリに輝いた経験を持つ気鋭のCMクリエイターである彼はそのクリエイティブ・センスと華麗な演出テクニックを存分に発揮し、新世代の“映像の魔術師”の登場を感じさせる。また、製作は『アリス・イン・ワンダーランド』のジョー・ロス、脚本は『しあわせの隠れ場所』で監督・脚本を担当したジョン・リー・ハンコックと、『鳩の翼』のホセイン・アミニ。音楽は8度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るジェームズ・ニュートン・ハワード、さらに衣装デザインを3度のアカデミー賞に輝くコリーン・アトウッドが担当と、まさに最強のスタッフたちが集結している本作。今回公開となった予告編からも、彼らが作りだした迫力の映像美と世界観が十分に伝わってくるはず!また、ポスター・ビジュアルでも一際異彩を放っているひとりの女性――小雪さんが日本語版の吹き替えを務めることでも話題のシャーリーズ・セロン扮する怖ろしき女王・ラヴェンナの狂気に満ちた演技にも注目!まずは、こちらの予告編で“新時代の白雪姫”をチェックしてみて。『スノーホワイト』は6月15日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第26回)あなたの“理想の母親”女優は誰?小雪、白雪姫の美貌を狙う悪の女王に!『スノーホワイト』日本語吹き替え声優に挑戦シャーリーズ・セロン、衝撃画像流出ネタでエイプリル・フールに世間を騒がすひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!クリステン・スチュワート、白雪姫を演じる新作撮影中に負傷?
2012年04月24日もしも、“Time is money”という言葉通りの世界が訪れたら…。裕福な者は永遠の命を享受し、貧しい者は余命時間を延ばすために日々働き続ける、“25歳で全ての人間の成長がストップする”という近未来を描いたノンストップ・アクション『TIME/タイム』が2月17日(金)より公開される。斬新なストーリーに主演のジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・サイフリッドによるラブロマンスが目を引く本作だが、これに加えて心くすぐられるのが、アマンダが魅せる贅沢なファッションの数々である。トレードマークの長いブロンドヘアから赤髪のボブスタイルに変身したアマンダが本作で演じるのは、何不自由なく暮らす大富豪の娘・シルビア。時間を持て余し、代わり映えのしない毎日に辟易していた彼女だったが、ある日“タイム・ゾーン”を超えてスラム・ゾーンから富裕ゾーンに忍び込んだ主人公・ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)の人質にされ、逃走劇に巻き込まれる羽目になる。絶体絶命の逃避行の中で、彼の真の目的に気づくシルビア。やがて2人の間には、恋心が芽生えるのだが…。「時間=金」が絶対的であるこの世界では、貧しい者は一刻をも無駄にできないため、身にまとうものも素早く着用できるシンプルなものであるのに対し、富裕層は「時間をつぶす」という考えが反映されており、服装も髪型もメイクもいつだって煌びやかでゴージャス。アマンダが着こなすドレスファッションも当然のことながら、高級ブランドの名前がずらりと並ぶ。贅の限りを尽くしたファーと黒のヴィンテージドレスと合わせるのは女性の憧れ「クリスチャン・ルブタン」のハイヒール(上写真・右)であり、銃を片手にスマートに着こなすのは、「ジャン=ポール・ゴルチエ」のモーニング・コートにヴェルサーチのブーツ(上写真・左)。アマンダの完璧なプロポーションを引き立てるワンピーススタイルには、フェンディの黒ワンピや、多くのハリウッドセレブが愛用するニューヨークの人気セレクトショップ「OPENING CEREMONY」のチェック柄ワンピなどをチョイス。ブラックを基調にしたモードなラインのものを多く取り入れているのも、近未来的でスピード感あふれる本作ならでは。そして、何と言ってもドキリとさせられるのが彼女のセクシーな美脚だが、それを一層美しく見せるのがピンヒールの数々。先述のフェンディのミニワンピには「プラダ」のピンヒール、ジャスティンとの逃走シーンでは「イヴ・サンローラン」のピンヒールで颯爽と駆け抜ける!そのほかにも見逃せないのが、アマンダのためにカスタムメイドされたドレスたちである。衣裳デザインを手がけるのは、『シザーハンズ』や『アリス・イン・ワンダーランド』など数多くのティム・バートン監督作品や『ツーリスト』などジョニー・デップ出演作品の衣裳を手がけているコリーン・アトウッド。中でも胸元を大きく見せる、ネイビーブルーのボックスプリーツに黒のシフォン&大きなボタンを組み合わせたユニークなドレスは、アマンダのボブヘア&マットな質感のメイクを映えさせていて、とってもお似合い。『マンマ・ミーア!』や『ジュリエットからの手紙』などで見せてきた甘い魅力とはまた一味違う、スパイスの効いたアマンダのクールな着こなし術はぜひ参考にしてみたいところ。さらに劇中、彼女が身を置く富裕層とスラム層、“永遠の若さ”を軸にしたそれぞれの世界を絶妙に表現した美術やカラーに目を凝らしてみるのもまた、面白いかもしれない。『TIME/タイム』は2月17日(金)より全国にて公開。■関連作品:TIME/タイム 2012年2月17日より TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:J・ティンバーレイク×A・サイフリッド『TIME/タイム』カップル限定ジャパンプレミアに10組20名様ご招待AKB篠田、ハリウッド映画声優デビュー!『TIME/タイム』で大富豪ヒロインにジャスティン・ティンバーレイク、ジェシカ・ビールとついに婚約?J・ティンバーレイク×A・サイフリッド『TIME/タイム』予告編&ポスターが到着『長ぐつをはいたネコ』、ジョニーらの競合を抑えハロウィン新記録のヒットスタート
2012年01月28日今年は華やかな赤や、白やシルバー、淡色系のドレスに最小限のアクセサリー、髪形も作り込みすぎない自然なスタイリングが主流だったが、フォーマルな場で定番のブラック・ドレスでクラシックな美しさを打ち出した女優たちも目を引いた。胸元の白とのコントラストが鮮やかなアルマーニ・プリヴェのストラップレス・ドレスを着用したのはリース・ウィザースプーン。ニール・レーンのダイアモンドとエメラルドのアクセサリー(100万ドル相当)を身につけ、大ぶりなポニーテイルにした60年代風のヘアスタイルも注目を集めた。シャロン・ストーンはオーストリッチのフェザーをあしらったディオールのワン・ショルダーのシルク・ドレスに、髪形はトップを大きくふくらませたゴージャスなアップ・スタイル。これぞハリウッドの王道というべき貫録を漂わせた。助演女優賞にノミネートされたが、受賞は同作に出演したメリッサ・レオに譲ったエイミー・アダムスはローレン・スコットのミッドナイトブルーのスパンコール・ドレス。トレンドのキャップ・スリーブのドレスの胸元と腕にはカルティエのダイアモンドとエメラルドのアクセサリーが。こちらも135万ドルと高価だ。同じく助演女優賞を惜しくも逃した『英国王のスピーチ』のヘレナ・ボナム=カーターは黒のヴェルヴェットのドレス。『アリス・イン・ワンダーランド』で本年度の衣装デザイン賞を受賞したコリーン・アトウッドがデザインしたもの。各映画賞の授賞式で奇抜なファッションが話題になったヘレナだが、「ファッションより映画を讃えるべき」というアンチ精神を込めた、あえてのブラック・ドレスだという。ミニマルでスマートなトレンドを活かした装いに、個性が光るユニークなスタイル。さまざまな美が一堂に会したオスカー・ナイトは、今年も記憶に残るベストドレッサーを何人も誕生させた。あなたのお気に入りのファッションはどれですか?(text:Yuki Tominaga)特集 2011アカデミー賞:Ivan Vejar/DARREN DECKER/© A.M.P.A.S.© Reuters/AFLO■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC幸せの始まりは 2011年2月11日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す【アカデミー賞】『英国王のスピーチ』コリン・ファースが予想通りの主演男優賞!
2011年02月28日