ズッカ(ZUCCa)と、パリ在住のアーティスト、クリストフ・ブランケル(Christophe Brunnquell)のコラボレーションによる限定アイテムが12月20日に発売される。発売日初日から2020年1月9日には、CABANE de ZUCCa 南青山でクリストフ・ブランケルによるコラージュアートの原画展「carnaval 2020」が開催。クリストフ・ブランケルは、ファッション誌『Purple』で長年アートディレクターを務め、創刊者オリヴィエ・ザームとエレン・フライスとともに90年代のファッションとカルチャーシーンを牽引してきたパイオニア的アーティスト。これまでにはルイ・ヴィトンやバレンシアガ、コレットなどのアートディレクションやデザインコンサルティングワークを担い、現在はドローイングやコラージュといった作家活動を精力的に行っている。今回CABANE de ZUCCa 南青山には、パリ在住のセラミックアーティスト、ハン・チャオ(Han-Chiao)のセラミック製カップ、プレート、花瓶にクリストフ・ブランケルがドローイングを施した限定アイテムが登場。その他、ズッカのアイコン「バックルバッグ」の数量・南青山店限定のスペシャルモデルをはじめ、Tシャツ、スウェット、バッグ、ポーチ、ノート、クリアファイルなどにクリストフ・ブランケルのコラージュワークをあしらった特別なアイテムも展開される。これに合わせて同店で行われるクリストフにとって日本初となる原画展「carnaval 2020」では、作品の展示・販売の他、アーカイヴのコラージュ作品を本企画のために特別編集したアートブックも50部限定(5,000円)で発売される。50部限定のアートブック(5,000円)イベントを記念し、初日12月20日の18時から20時には、クリストフ・ブランケルを招いたエントランスフリーのカーニバルパーティーがCABANE de ZUCCa 南青山で開催。パーティー時間内でのアートブック購入者を対象にクリストフ・ブランケルのサインをゲットできるチャンスも。なお、クリストフ・ブランケルとのコラボレーションアイテムは、全国のZUCCa、CABANE de ZUCCa、HUMOR SHOP、ECサイトでも販売(アートブック、セラミック、バックルバッグは南青山店限定発売)。【イベント情報】「carnaval 2020」展会期:12月20日〜2020年1月9日会場:CABANE de ZUCCa 南青山住所:港区南青山 3-13-14時間:11:00〜20:00入場無料オープニングパーティー開催日:12月20日時間:18:00〜20:00エントランスフリー
2019年12月17日リドリー・スコットが製作総指揮を、アリシア・ヴィキャンデルが主演を務める映画『アースクエイクバード』がNetflixでの配信を開始する。本作は1980年代の日本を舞台に展開されるミステリアスなドラマを描いているが、脚本と監督を務めたウォッシュ・ウェストモアランドは、本作最大のミステリーは「主人公ルーシーの心の中」だと語る。ウェストモアランド監督は英国で生まれ、テレビやドキュメンタリーの世界で活躍した後、私生活上のパートナーでもあるリチャード・グラッツァーと共同で映画『アリスのままで』を監督した。若年性アルツハイマーを発症して自分が誰なのかわからなくなる恐怖とたたかう主人公を描いた本作は高い評価を得て、主演のジュリアン・ムーアにオスカーをもたらしたが、授賞式の後、グラッツァーは筋萎縮性側索硬化症(ALS)でこの世を去る。その後、ウェストモアランドはキーラ・ナイトレイを主演に迎え、夫の抑圧に屈することなく自分の進むべき道を見出していく女性を描いた映画『コレット』を発表。彼が本プロジェクトに参加したのは、それよりも少し前だ。「今から2年ほど前にスコット・フリー・プロダクションズのプロデューサー、マイケル・A・プルスさんが声をかけてくれて本を手渡されたんです。“あなたが気に入ってくれる話だと思うのですが”って。それは1989年の日本が舞台の物語で、実は僕も89年に日本で暮らしていたんですよ。それが始まりでした」プルスが手渡したのは、同じく日本在住経験のある英国人作家スザンナ・ジョーンズが書いた小説『アースクエイク・バード』だった。彼はプロジェクトへの参加を決めて、脚本執筆に取りかかった。本作の冒頭、日本で暮らす外国人女性ルーシーは警察から聴取を受けている。彼女の友人リリーが行方不明になり、その容疑がかけられたのだ。刑事の執拗な取り調べにルーシーは毅然とした態度で語りだす。自身の哀しい過去を振り切るために異国の地・東京にやってきた彼女はある日、写真撮影を愛する日本人テイジに出会う。やがて彼女は友人から紹介された女性リリーと行動を共にするようになり、ルーシーとリリー、そしてテイジは不思議な三角関係に発展していく。映画は、行方不明になったリリーはどこに行ったのか?そして犯人は一体誰なのか?を探る展開になってはいるが、ウェストモアランド監督は「それは物語の表層的なものに過ぎません」と言い切る。「私は原作になった小説を読んで“東京ノワール”を描くことができる可能性を感じました。僕の考えるノワールは、通常のスリラーとは違って、犯罪、確固たるスタイル、そして心理描写……この3つがミックスされたものです。ですから、この作品も犯人は一体誰なのか?は表層にあるかもしれませんが、一番のミステリーは、主人公ルーシーの心の中=心理状態です。この作品は、ルーシーの抱えている哀しみや罪悪感、罪を償おうとする道のりを描く物語だと最初から考えていました」本作では、アリシア・ヴィキャンデル演じるルーシーの過去や心情が少しずつ明らかになっていく。必死に生きているだけなのに、彼女の周囲では悲しい出来事が起こり、自身も回復できないほどの心の傷を負ってきた。ウェストモアランド監督は劇中でサスペンス的な状況を描く際にも主人公の表情の微細な変化や心理描写を意図的に優先して描いている。「ルーシーの瞳の奥にあるもの、つまり彼女が本当は何を感じているのか描くことが本作の最大の目的でした。ですから、ストーリー上で何らかの危機やサスペンス的な出来事が起こった場合も、観客が向き合うのはあくまでも彼女の内面であり、彼女の過去なわけです」過去に囚われて自分を見失ってしまったルーシーを描く本作を監督は「トリロジー(三部作)のひとつ」だと説明する。「『アリスのままで』はアルツハイマーを患って自分のアイデンティティを手放したくない女性が“未来”への恐怖と向き合う話でした。『コレット』の主人公は、力を持った夫の下で自分のアイデンティティを作り出そうと“現在”の自分と向き合います。そして本作では、自分の新しいアイデンティティを生み出すために“過去”に対する恐怖心と対峙する女性の物語です。どれもジャンルも違うし、コンテクスト(文脈)は違いますが、人生の中で起こるさまざまな出来事の中で、自分というものを手放したくないともがく主人公を描いた三部作だといえるでしょう」なぜ彼は同じ主題を描き続けるのか?そこにはウェストモアランド監督自身の想いや経験が大きく影響している。「私はイングランドの北部で生まれて、ゲイの男性として生きてきました。しかし、幼い頃は自分が何者なのか見つける際に手助けしてくれる人がまったくいない状態で育ち、成長する中で自分が何者なのか改めて見出していく喜びを経験しました。だから僕の映画に登場する主人公たちは、自分が何者なのか?を自分で探して、自分で手にしていく人たちなのかもしれません。そして、ご存知かもしれませんが、私は4年ほど前にパートナーを病気で失いました。私は時間が経った現在もなお、哀悼の気持ちを抱え続けています。『アースクエイクバード』の物語に出会った時、私は現在の自分が向き合っている感情と同じようなものを発見したのです。その点で本作は自身の視点や世界観が、これまでで最も表現できたと思っています」前に進みたいのに進めない、自分を見つけ出したいのに何かが障害になっている。そんな状況を描くために本作では“アースクエイクバード”が象徴的に登場する。タイトルにもなっているこの鳥は、劇中でテイジが語ったところによると、地震が発生した後にだけ鳴く鳥らしい。思い返してみると地震は予告なく人々を襲い、私たちの日常を揺さぶる。家具や家財道具は揺れてガタガタと音を立て、人々は何の準備もないまま恐怖の中に放り込まれる。そして地震は予告なく止み、静寂が戻ってくる。しかし、それは地震が起こる前とまったく同じ状況だろうか?アースクエイクバードは本当に存在するのか?それは本当に鳥の鳴き声なのか?それとも過去や恐怖がエコーのように自分を取り巻いているのか?「その通りです!アースクエイクバードは存在するのかもしれないし、ルーシーの頭の中で鳴いているだけの存在なのかもしれないのです!本作は全編を通じて、ふたつの視点が並行して描かれています。ひとつはとても理性的で現実的な視点。そしてもうひとつは超自然的な視点です。リリーとルーシーの間に心理学的な転移が起こったり、手相から未来が占われたりと、ルーシーは超自然的な状況に巻き込まれながら、理性的な視点を手放したくなくてもがくわけです。つまり、アースクエイクバードが存在するかしないかは……観る人次第というわけです(笑)。ちなみに本作ではサウンドミックスにも細心の注意を払っていて、本当に小さな音も入れてあります。観ていただく際は、耳をそば立ててみてください!」異国の地に逃げるようにしてやってきた女性がさまざまな事件や危機的な状況に立ち向かう本作は、主人公の内面へと深く分け入っていくミステリアスな作品になった。あなたの耳には“アースクエイクバード”の鳴き声は聞こえるだろうか?Netflix映画『アースクエイクバード』本日より独占配信開始
2019年11月15日Netflix映画『アースクエイクバード』が11月15日(金)からの全世界同時配信に先駆け、10月29日(火)に第32回東京国際映画祭の特別招待作品として上映。主演のオスカー女優アリシア・ヴィキャンデルと監督のウォッシュ・ウェストモアランドが来日し、共演者の小林直己と共に記者会見に参加した。本作は、日本在住経験のあるイギリス人作家スザンヌ・ジョーンズによる同名ミステリー小説を、『ブレードランナー』『エイリアン』シリーズの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮、『アリスのままで』『コレット』のウェストモアランドが監督をつとめて映画化。舞台は1989年の東京。日本に住む外国人女性リリーが行方不明になり、その友人だったルーシーに容疑がかけられる。この日、記者会見では「おはようございます」(ウェストモアランド)、「皆さん、こんにちわ。今日は本当にありがとうございます。日本に戻って来れて嬉しいです」(ヴィキャンデル)と来日した2名が日本語で挨拶すると、小林さんは「Hi,everyone.」と英語で挨拶した。小林直己「アリシアはとても箸の使い方が上手」完成した作品を「私にとって特別な作品」と語るウェストモアランド監督も日本在住経験があり、「日本に来た外国人が、どういう気持ちになるかが、描かれている作品です」と紹介。アリシアも「“西洋で観たことがないような独創的な作品だ”と監督に電話をかけました。日本では、出会う方々が皆さん、素晴らしかった」とふり返ると、小林さんは「日本を尊重する監督、キャスト、クルーと仕事ができて嬉しいです。英語を話す作品を素晴らしい皆さんと撮影できて光栄です」と語った。劇中では多くの日本語も披露しているアリシア。「先程の短い日本語の挨拶でも緊張してしまったのですが、撮影現場は、安心して話せる環境でした。もともとスウェーデン語が母国語なので、英語で演技するのは直己さんと同じでチャレンジです」と語り、「日本語を話すということは、日本の文化を知ることだと思いました。おソバを食べたり、日本の文化を体験して、たくさんの冒険をしました」とコメント。すると、小林さんが「アリシアはとても箸の使い方が上手でした」と明かした。さらに、『アリスのままで』でジュリアン・ムーア、『コレット』でキーラ・ナイトレイと組んできたウェストモアランド監督は、「本作のルーシー役には、すぐにアリシアを思い浮かべました。必ず彼女ならこの役を引き受けてくれると思っていました。彼女は日本語だけでなく、チェロも習得したんです」と明かす。小林さん演じる日本人カメラマン・禎司と三角関係になる、「ルーシーと真逆のキャラクター」リリー役を演じたライリー・キーオについても「スカイプで話してエネルギーを感じました。ルーシーとリリーの明暗をうまく演じ分けてくれていると思います」と言及した。「役者を続けた方が良い」リドリー・スコットが太鼓判これまで、役者として『たたら侍』や『HiGH&LOW』シリーズに出演してきた小林さんだが、本作でついにハリウッドデビュー。「禎司は日本人として、共感するところがありました。日本の文化や日本人の価値観について、ウォッシュとたくさん話して役作りをして、アリシアともたくさん役を超えて役者として話しました」と語り、「ロンドン映画祭で、製作総指揮を務めたリドリー・スコットと会って『映画にとって必要な存在感があるから、役者を続けた方が良い』と言われました」と打ち明ける。本作で演じる禎司は、アリシア演じるルーシーをモデルにするカメラマンで、ダンスシーンも登場する。「禎司が何を撮りたいのか?を考えて撮影しました」と小林さん。「ダンスも向き合う時間が必要です。なので、カメラとも向き合うために禎司が使用している1980年代のオリンパスのカメラをフィルムで撮影して、現像もしました」という。また、「ダンスは、大好きなシーンで、あのシーンは物語にとって、とても重要なシーンです。監督から黒澤明監督の『酔いどれ天使』から衣装や踊りのスタイルをインスパイアされたシーンだと言われました」と語った。アリシア、小林直己は「ストーリーを目で語れる方」そんな小林さんについて、アリシアは「事前に監督から直己のことを聞いていました。どれだけ準備をしたんだろうと感じました。英語で演技をするという大きなチャレンジもありましたが、直己はいつも禎司のようにカメラで撮影していました」とコメントし、「目の奥にストーリーがある方だと感じました。ストーリーを目で語れる方だと。お互いに助け合いました」と“恋人”を称賛。ウェストモアランド監督も「直己さんのオーディションを見て、激しさや、複雑さ、闇、いろいろな要素があって彼に“スターパワー”があると思いました」と絶賛を贈った。Netflixでは190か国以上で世界配信される本作。「できるだけリアルに日本の1989年を描きたかった」というウェストモアランド監督は、「プロダクションデザイナーの種田陽平さん、ヘアメイクの吉原若菜さん、衣装デザイナー小川久美子さんといった多くのコラボレーターたちに協力してもらいました。とにかくストーリーをリアルに描きたかった」と語り、タランティーノ作品などでも知られる種田氏ら日本有数のスタッフとのコラボに手応えを覗かせていた。『アースクエイクバード』は11月8日(金)よりアップリンク渋谷・吉祥寺ほかにて劇場公開。11月15日(金)よりNetflixにて全世界独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2019年10月30日ライアン・ジョンソンが監督、脚本、プロデュースを兼任する『Knives Out』が、トロント映画祭で世界プレミアされた。アガサ・クリスティを思わせる密室の犯罪スリラーで、娯楽性たっぷりの作品だ。“泣かせる”、“意義がある”、というタイプの映画ではないため、オスカーとは無縁だろうが、映画祭での受けは非常に良く、ここでの観客賞はまったく不可能ではない。少なくとも、劇場公開時にはヒットが見込めそうだ。主人公は、すご腕の私立探偵ブランク(ダニエル・クレイグ)。大富豪一家の長ハーランが85歳の誕生日に自殺を図った時、彼は、匿名の人物から捜査を依頼された。ブランクは、その日に家にいた家族のメンバーと使用人をひとりひとり取り調べする。この中の誰かが嘘をついているのか、あるいは、犯人はまったく別のところにいるのか。そもそも、どこから見ても自殺なのに、ブランクに捜査を依頼したのは、誰なのか。映画は次々に糸口を見せつつ、どんどん違う方向に展開し、見る者を引き込んで離さない。今作をジョンソンのキャリアの最高作と呼んでも、恐らく間違いはないだろう。イギリスのスマートなスパイ、ジェームズ・ボンド役で知られてきたクレイグは、今作で南部訛りに挑戦し、まったく違う味を出す。彼を囲むキャストも実力派揃いだ。自殺する大富豪を演じるのは、オスカー俳優クリストファー・プラマー。彼の子供、その配偶者、孫らを、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、トニー・コレット、クリス・エヴァンスら。献身的にハーランの世話をしてきた看護婦をアナ・デ・アルマスが演じている。純粋な娯楽作でありながら会話の端々に、移民問題など、今のアメリカならではの事柄が含まれているのも、映画にさらなるスパイスを与える。アメリカ公開は、アメリカ人が家族で感謝祭を祝う11月27日(水)。その後には日本公開も決まっている。取材・文=猿渡由紀
2019年09月12日ジェーンマープル(Jane Marple)は、2019年秋コレクション「OUR LIFE IS OUR ART」から新作「Shakespeare’s passage」を、2019年8月3日(土)に発売する。「Shakespeare’s passage」シリーズでは、劇作家・詩人のシェイクスピアにゆかりのあるモチーフをフィーチャー。クラシカルなモチーフを回廊のように並べ、大胆に配置している。作品執筆に用いられる羽ペンプリントを組み合わせた、ドラマティックなワンピースやスカート、カーディガンなどを揃える。スクエアドレスは、文字の連なる布地に連動するかのように、ウエストのリボンにもロゴが配されている。羽ペンプリントの総柄ドレスは、フリルの襟をあしらうことでフェミニンな印象に。タックギャザースカートは、裾から見えるようにオーガンザを重ねることで、ふんわりとした柔らかさを演出している。【詳細】ジェーンマープル 2019年秋コレクション「Shakespeare’s passage」発売日:2019年8月3日(土)■アイテム例・Shakespeare’s passage デコパージュカーディガン 27,800円・Shakespeare’s passage トレーナードレス 21,800円・Shakespeare’s passage スクエアドレス 45,800円・Shakespeare’s passage コレットドレス 52,800円【問い合わせ先】株式会社セント・メアリ・ミードTEL:03-3468-0232
2019年08月04日東館の「ルクア」と西館の「ルクア イーレ」からなる大阪・梅田のファッションビル「ルクア大阪」に、2019年8月30日(金)より新店舗が順次オープンする。新ショップはファッションを中心に、雑貨やパン屋など合計13店舗が登場。今までよりさらに「ルクア大阪」でのショッピングが楽しくなるような注目のショップが揃う。中でも注目は、渡辺直美がプロデュースするブランド「プニュズ(PUNYUS)」の新店。ジャンルに捉われることなく、ファッションを楽しむ全ての人をターゲットに、個性的なアイテムを通して様々なスタイルを提案していく。また、国内5店舗のみで展開されるヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のプレタポルテコレクション「レッドレーベル(RED LABEL)」と「アングロマニア(Anglomania)」を統合した新生「レッドレーベル」のコンセプトストアも見逃せない。新たなロゴとコンセプトを掲げたシーズナルコレクションに加え、特別なカプセルコレクションも展開する。さらに、ファッションでは、レッグウェアブランドの「ハッピーソックス(Happy Socks)」やナイジェル・ケーボン(NIGEL CABOURN)のウィメンズライン「ナイジェル・ケーボン ウーマン アーミー ジム」などが出店予定。高級食パン専門店「パンヤ芦屋」や、人気のスイーツや話題の商品を期間限定で販売する「ポップアップ ナウ」といった店舗も要チェックだ。【詳細】ルクア大阪 新店オープンオープン期間:2019年8月30日(金)~11月住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3※オープン日は予定。変更になる場合あり。<8月30日(金)オープン>プニュズ(ルクア 6階)、ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル コンセプトストア(ルクア 5階)、レオリーエブロア(ルクア 3階)、マジェスティックレゴン(MAJESTIC LEGON)(ルクア 6階)、ハッピーソックス(ルクア イーレ 2階)、ポップアップ ナウ(ルクア イーレ 2階)、バカ マテリアル ストア(ルクア イーレ 2階)、レイウエディング コンシェルジュ(ルクア イーレ 4階)、ノーリーズ コレット(ルクア イーレ 5階)、ラシア(ルクア イーレ 5階)、タンデイ オーク(ルクア イーレ 7階)<9月オープン>ナイジェル・ケーボン ウーマン アーミー ジム(ルクア イーレ 4階)<11月オープン>パンヤ芦屋(ルクア 地下1階)
2019年08月03日プチバトー(PETIT BATEAU)から、イラストレーターのジャン・ジュリアンとコラボレーションしたカプセルコレクションが登場。大人&ベビー&キッズ向けのウェアが、2019年9月20日(金)より、全国のプチバトー直営店で販売される。ジャン・ジュリアンは、フランス人のイラストレーター兼グラフィックデザイナー。これまでに世界各地のギャラリーや美術館で展覧会を開催したほか、雑誌『ザ・ニューヨーカー(The NewYorker)』や、ヨーロッパの鉄道・ユーロスター、パリのセレクトショップ・コレットなどに自身のイラストを提供してきた。プチバトーとのコラボレーションのために描き下ろしたのは、ネコ、イヌ、ヒツジ、シマウマといった動物たち。またジャン・ジュリアンは“この動物たちが自分たちの体の縞模様やドット模様を描いたらどんな風になるだろう”とイメージを膨らませることにより、オリジナルのグラフィックも生み出している。縞模様やドットといったオリジナルグラフィックは、プリントでは無く、直接コットンニット生地に編み込むことによって表現。このアイデアは、ジャン・ジュリアンがフランス・トロワにあるプチバトーの工場を訪問し、職人の巧みな技術を目にしたことから生まれたものだ。大人向けのスウェットプルオーバーや、キッズのワンピース、ベビーのロンパースといった展開アイテムには、このジャカード編みのグラフィカルな模様が入った、柔らかで身体にぴったりとなじむコットンジャージー生地を使用した。ホワイト&ダークネイビーのシックなウェアには、動物たちのフェイスワッペンも施されている。【詳細】プチバトー カプセルコレクション「プチバトー X ジャン・ジュリアン」発売日:2019年9月20日(金)展開店舗:全国のプチバトー直営店(※アウトレット店舗除く)、公式オンラインブティックアイテム例:■大人スウェットプルオーバー S,M,L 12,000円+税■ベビーロンパース 6M,12M,18M 8,000円+税長袖ボディ3枚組 6M,12M,18M,24M 6,000円+税■キッズワンピース 3-5A 8,500円+税、6-12A 9,000円+税チュビックカーディガン 3-5A 11,000円+税、6-12A 12,000円+税【問い合わせ先】プチバトー・カスタマーセンターTEL:0120-190-770
2019年08月02日ティム・バートン監督作『ダンボ』のMovieNEXが現在発売中。この度、本作に収録されている巨大テーマパーク“ドリームランド”の制作舞台裏が明かされるボーナス映像の一部をシネマカフェが独占入手した。“ダンボの物語”だけでなく、ダンボとの出会いにより夢と希望を取り戻していく“家族の物語”を描いた、オリジナル脚本で贈る新たな感動のファンタジー・アドベンチャー『ダンボ』。今回到着した映像では、本編に登場する夢の巨大テーマパーク“ドリームランド”の制作模様を覗くことができる。遊園地を持つことが夢だったと言うバートン監督は「実現したよ」と、このドリームランドに満足げの様子だ。元が飛行船の格納庫だという広大な場所に16個ものセットが造られて撮影されたこのドリームランドのシーン。アート・ディレクターのアンドリュー・ベネットは、最新鋭の遊園地を表現するために「外観が特に重要」と語り、特に正面ゲートはドラマチックに制作したという。また、本作に出演したキャストたちも感嘆の声を上げており、ドリームランドのサーカスの看板スター、コレットを演じたエヴァ・グリーンは「これだけ造り込むのはかなり珍しいの。全てが完成されていた」と言い、経営者V.A.ヴァンデヴァー役のマイケル・キートンも「首筋がぞくっとしたよ。役者人生で初めてだと思う」とその衝撃をふり返っている。そして、サーカス団たちの衣装がお気に入りだという衣装デザイナーを務めたコリーン・アトウッドも「サーカスの衣装を作るのはどれも楽しかったけど、パフォーマー、車、そして大勢のエキストラが初めて(ドリームランドの)巨大なサーカスにやってくるパレードのシーンの撮影は格別だったわ」と話し、「往年のハリウッド映画を作っているような気分だったの。セット内での撮影だけど、500メートルもある巨大なセットに人々があふれていて、3秒間の中に今までで最も多くの人を詰め込んだシーンじゃないかしら(笑)。皆が一つになって、子供達もいて、コレットの衣装も含めて、私にとって一番心に残るシーンだわ」とコメントしている。なお、今回の映像に加え、“ようこそ! サーカスの世界へ”や“メイキング・オブ『ダンボ』”、“アニメーション映画『ダンボ』へのオマージュ”、エンドソング「ベイビー・マイン」を担当したアーケイド・ファイアのミュージックビデオなど貴重なボーナス・コンテンツも多数収録されているMovieNEX。さらにデジタル配信(購入)には、限定でドリームランドのシーンを解説した“「ドリームランド」へようこそ!”も楽しむことができる。『ダンボ』MovieNEXは発売中。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年07月27日ティム・バートン監督作『ダンボ』のMovieNEXに収録されるボーナス・コンテンツの中から、エヴァ・グリーンのボーナス映像がシネマカフェに到着した。これまでにも『ダーク・シャドウ』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』など、ティム・バートン作品に次々と参加してきたエヴァ。今作『ダンボ』では、最新鋭の巨大テーマパーク“ドリームランド”のサーカスで、空中ブランコの曲芸師を務める看板スターのコレットを演じている。到着した映像では、エヴァがコレット役への思いを語るインタビューが収録。“空中ブランコの曲芸師”という役柄だが、エヴァ本人は実は高所恐怖症だと明かしている。今回、実際のサーカスで活躍する空中曲芸師と、数か月に及ぶトレーニングに臨み、見事に高所恐怖症を乗り越えたエヴァ。「自分を誇りに思うわ。入団できるかも」とも映像で語っている。また、そんなエヴァについてバートン監督も「彼女の頑張りは演技を見れば分かる」と称賛している。さらに併せて、ダンボとコレットが初対面を果たすシーンの本編クリップも到着。ある日、ダンボに羽根を使うと空が飛べる能力を発見するホルト(コリン・ファレル)の子ども、ミリーとジョー。そこから、2人とダンボの挑戦は続き、そしてコレットとダンボとの共演の話が舞い降りる。映像では、コレットとの初対面を果たすも、臆病なダンボはお尻を向けてしまう場面が収録されている。MovieNEXでは、ほかにもメイキング映像やエンドソング「ベイビー・マイン」を担当したアーケイド・ファイアのMVなど、貴重映像が盛りだくさん。さらに、デジタル配信(購入)には限定で、作中の魅惑的なドリームランドのシーンを解説する映像も収録。MovieNEXとデジタル配信では、それぞれ異なるコンテンツを楽しむことができる。『ダンボ』MovieNEX(4,200円+税)、4K UHD MovieNEX(8,000円+税)は7月17日(水)リリース、先行デジタル配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年07月06日お仕事服でも女性らしさを忘れず、尚且つファッションを楽しみたい人には柄物がオススメ。オフィスでも悪目立ちしないためには、丈感や小物とのバランスに注目して。柄物好きのパリジェンヌを参考にすれば、お仕事服をアップデートできるかも。1.アンヌ(ジュエリーデザイナー/34歳)父親が経営するファインジュエリーのブランドで、デザイナーとして勤務するアンヌ。チェック柄のシフォンのドレスにはヴィンテージのジャケットと「シュリンプ(Shrimps)」の最旬バッグで、トレンドをおさえつつも上品にまとまっている。足元はパリジェンヌの定番である「シャネル(CHANEL)」のバレエシューズ。2.マルゴー(バーテンダー/25歳)マルゴーは、大小のドットが描かれたヴィンテージのドレスを着用してバーに出勤中。スリットの入ったロングドレスは程よく色気があって、男女問わず支持されそう。柄物ロングドレスは存在感があるため、全体的に重くならないよう、彼女のようにスッキリまとめ髪でバランスを取って。3.セルマ(クリエイティブ・ディレクター/26歳)パリの伝説的コンセプトストア、コレットに勤めていたセルマはさすがのモード感! フェミニンな花柄のシルクのスカートを基盤に、オレンジのジャケットとスニーカーで色に統一感を持たせて、全体的にはトレンドなストリートスタイルに落ち着いている。メンズブランド「ノア(Noah)」のキャップとガーリーなパールのピアスという相反するアクセサリーの組み合わせも今っぽい! 4.ジャスティーヌ(テキスタイルディレクター/40歳)花柄のラップドレスは、パリジェンヌのユニフォームとも呼ぶべき、夏の定番アイテム。オフィスにデートにバカンスに、様々な場面で活躍する。カフェでミーティング中だったジャスティーヌは、白スニーカーでカジュアルなお仕事服として着用。柄物のドレスやスカートを選ぶ時は、パリジェンヌのように膝下丈でフェミニンになり過ぎないようにするのがコツ。【プロフィール】ELIE INOUEパリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける。主な寄稿媒体はFASHION HEADLINE、WWD Japan、ELLE Japan等。
2019年06月26日木曜日(現地時間)、パリのグラン・パレで2月に亡くなったカール・ラガーフェルド(享年85)のお別れ会「Karl For Ever」が行われた。「People」誌などによると、「シャネル(CHANEL)」、「フェンディ(FENDI)」、「カール・ラガーフェルド(KARLLAGERFELD)」が企画を行い、出席者は1000人を超えたという。モデル界からはジジ・ハディッドやクラウディア・シファーら、映画界からはティルダ・スウィントンやヘレン・ミレンら、ファッション界からはステラ・マッカートニー、ラルフ・ローレン、アナ・ウィンターら、音楽界からはファレル・ウィリアムスやピアニストのラン・ランなど、実に豪華な顔ぶれ。会場の装飾はオペラやミュージカルの演出家ロバート・カーセンが担当した。3月、ラガーフェルドにとって最後となったシャネルのショーに出演したカーラ・デルヴィーニュは、お別れ会にて彼の好きだったフランス人作家コレットの詩を朗読。コレットの詩には猫が登場し、それに合わせてカーラの後方のスクリーンにラガーフェルドの愛猫シュペットが映し出される演出も。90分間のイベントを通して、アニー・リーボヴィッツが撮影したラガーフェルドのポートレートも映し出された。カールは生前、亡くなった後は葬儀をせずに火葬し、亡き母、1989年に亡くなった元パートナーのジャック・ドゥ・バシェールの遺灰とともに散骨してほしいと希望。その通りに葬儀は行われず、火葬の際に家族やごく親しい友人が立ち会った。(Hiromi Kaku)
2019年06月21日イケア(IKEA)とニューヨークで人気のアニメキャラクター「ダーセル・ディサポインツ(Darcel Disappoints)」のコラボレーションによるインテリアコレクション「フォルンヤド(FÖRNYAD)」が発売。「ダーセル・ディサポインツ」は、オーストラリア出身のアーティスト、クレイグ・レッドマンが描くアニメキャラクター。“タマゴ・一つ目・片メガネ”が特徴のキュートなルックスとシルエットが人気だ。そんな「ダーセル・ディサポインツ」がイケアとタッグを組んで贈るインテリアコレクション「フォルンヤド」では、ソファー、椅子、LEDワークランプなど様々なインテリアアイテムを展開する。ソファーカバーやイケア定番のキャリーバッグなどにプリントされる、カラフルなグラフィックに混ざったブルーの水玉は、かつてパリにあったセレクトショップ「コレット(colette)」からインスピレーションを得たもの。ビニールを素材にしたキャリーバッグは耐久性があり、小さく折りたたむことも出来るので、普段使いからアウトドアシーンまで様々な場面で活躍してくれる。また、ボックスファイルは収納用品としてはもちろん、インテリアとしても存在感を発揮するアイテム。大きな一つ目を大胆に配置することで、アイコニックなデザインに仕上げている。【詳細】フォルンヤド発売日:2019年5月30日(木)販売店舗:イケア各店価格例:2人掛けソファーカバー 9,990円、サイドテーブル 12,990円、ソフトトイ 999円、ワークランプ 8,999円、食器4点セット 1,499円、ボックスファイル 1,299円、ペンケース 999円、キャリーバッグ 299円※無くなり次第販売終了。
2019年06月03日年上美女との一夏の経験を経て真実の愛に気づく少年の成長を描く『青い麦』や、元高級娼婦と息子ほどの年齢の美青年の恋を描く『シェリ』などの名作を生み出した作家コレット。いまなお文学界で尊敬される彼女は、舞台『ジジ』の主役に無名の新人女優オードリー・ヘプバーンを抜擢したことでも有名です。元祖お騒がせセレブ作家の半生を知って!フランスで初めて国葬にされた女性と聞くと、お堅い女性作家像を想像する?でもコレットは、我々の予想を軽やかに超えた女性でした。キーラ・ナイトレイがヒロインを演じる映画『コレット』は、片田舎で生まれ育った少女が己の本質に気づき、自由奔放な作家コレットになるまでの物語です。時代が移り変わろうとしている19世紀末、シドニー=ガブリエル・コレットは、父の友人ウィリーと結婚。14歳年上の彼は名門出身のジャーナリスト兼作家で、コレットは夫の勧めで筆をとります。ただしウィリーにはたいした文才はなく、大衆受けするプロットを思いついては無名作家たちに文章を書かせ、それを編集・加筆して自身の名で発表していただけ。コレットが書いた学生時代の思い出話に加筆した「クロディーヌ」シリーズはバカ受けし、レズビアンめいた女子学生は社会現象に!?ここでプロデュース能力を発揮したウィリーが「クロディーヌ」ブランドで金儲けをし、素敵カップルはデカダンなサロンでも注目を集めます。とはいえ女性の権利などないに等しい時代なので、コレットはウィリーのゴーストライターに甘んじなければなりません。でも不満を発散し、自己を解放する方法を見つけるのがコレット流。芸術家たちとの交流でアートに開眼し、バレエやパントマイムを習い始めた彼女は、女優として舞台活動をスタート。浮気性で金銭面にルーズな夫をよそに貴族女性ミッシーとの恋愛を楽しんだり、男装にトライしたり、舞台上で女性とキスして暴動寸前になったり。元祖お騒がせセレブの名に恥じない奔放ぶりで世間を騒がせたコレットですが、ジェンダーを超えて自由奔放に生きる姿の進歩的なこと!LGBTQという言葉ができるよりもはるか以前に“ありのままの自分”でいることを決意し、男性優位の社会で自由闊達に生き抜いたのです。まさにフェミニズムの先駆者といえるコレットの生き方が現代の私たちをインスパイアしてくれます。主演のキーラが聡明な眼差しと勝ち気そうな言動で不屈のコレットを熱演。両親に隠れて納屋でウィリーと密会する冒頭で感じさせる反骨心は物語が進むにつれ強まり、燃え上がっていくことに。今回はしかもウィリーを演じたドミニク・ウェストとの相性が抜群で、愛憎入り交じる複雑な感情が手に取るように伝わってきます。憎みきれないロクデナシに息を吹き込んだドミニクの好演も光るし、キーラとコスチューム劇の相性が抜群なのも再確認できるはず。衣装デザイナーのアンドレア・フレッシュが再現したベル・エポック時代の華麗な衣装はため息が出るほど。東京ガールズコレクションのように、気に入ったドレスをすぐにスマホで買えないのが残念?なんてことはさておき、100年以上も前にダイバーシティを体現していた女性がいたことは知っておいても損はないはずです。監督・脚本/ウォッシュ・ウェストモアランド脚本/リチャード・グラッツァー出演/キーラ・ナイトレイ、ドミニク・ウェスト、デニース・ゴフほか5月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。©2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.※『anan』2019年5月22日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年05月14日キーラ・ナイトレイ主演最新作『コレット』が、5月17日(金)より全国公開。20世紀初頭、芸術が栄えたベル・エポック(古き良き時代)のパリを舞台に描かれる本作は、衣装の再現にもこだわりが随所に。キーラが見事に着こなす、当時のファッションアイコン・コレットの華麗なる衣装に注目した。20世紀初めのファッションアイコン!華やかなコレットの衣装に注目キーラが本作で演じたのは、昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレット。男性優位の時代に、慣習やジェンダーにとらわれることなく、あらゆる分野で才能を開花させた。その著書「クロディーヌ」シリーズはフランス中で大ブームを巻き起こし、世の女性たちを虜に。文学界のみならず、20世紀初頭“ベル・エポック“のファッションにも大きな影響を与えたといわれるコレットの衣装も本作の見どころの一つ。ファッションアイコンでもある彼女の物語を描くにあたり、全部で50着の衣装が映画のためだけに作られた。また性別や常識にとらわれることなく自由に自身を表現していた彼女は、法律で女子のズボン着用が禁止されていた時代にも堂々と男装をし、世間を驚かせると同時に、ファッショニスタとしての確固たる地位を確立した。そのスタイルには、映画衣装も務めるスタイリストの北村道子さんも「ズボン着用が処罰された時代に彼女は男装していた。その勇気と洋服のセンスが素晴らしい」とコメントを寄せており、彼女の人生を反映したファッションに絶賛を贈っている。田舎に暮らす少女時代からモダンなパリジェンヌへ本作で衣装デザインを務めたアンドレア・フレッシュは時代の移り変わりを通した展開にもこだわっており、「コレットの衣装には、きれいで、シンプル、そしてモダンなスタイルで作ったわ。田舎の少女時代は、明るい黄色やグレーの色で軽い生地を使用して、モダンなパリの大人の女性になった時には、茶色や、黒白など暗い色の、重さのある生地の衣装を着るようになるの」。さらに、「彼女はジェンダーを気にかけない人だったので、レースやフリルは使用せず、メンズスーツを着用して現れた。彼女の中でゆっくりと形成された男性らしさにヒントを得て、きれいなスタイルを保ちたいと考えたの」と衣装のポイントを明かした。また、コレットの生きたベル・エポック期のファッションについて徹底的に研究したうえで「私の全体的な目標は、コレットのパーソナリティの内に秘めた本質をみいだし、それを衣装で表現すること。つまり、慣習にとらわれず、限界などないということを知っている女性であることを衣装からも見せるのよ」と映画衣装を通じたコレット像について語っている。そんなこだわりの詰まったコレットファッションを、長身細身のモデル体型のキーラ・ナイトレイが劇中で見事に着こなしている。芯の強さが魅力的なコレットのまっすぐな生き方と合わせ、思わずうっとりとしてしまう華やかな衣装も見逃せない。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年05月12日善悪の判断よりも、家族第一!地獄にだって行ってやる!愛する家族のために暴走する天才科学者を熱演し、『ジョン・ウィック』同様にプロデュースにも名を連ねるキアヌ・リーブス本気の1本となる『レプリカズ』。2019年春は、キアヌをはじめイケメンおじさまが活躍する映画が続々公開!眼福必至の俳優たちの作品を紹介しよう。★キアヌ・リーブス、天才科学者が暴走!『レプリカズ』5月17日公開1964年9月2日、レバノン生まれ。1994年『スピード』でブレイク、1999年『マトリックス』でその地位をさらに確固にする。普段はハリウッド俳優とは思えないほど質素で、ファンにも優しいキアヌ。最近も、彼が乗っていた飛行機が緊急着陸した際、不安な乗客を楽しませて和ませたという。大ヒットした『マトリックス』のシリーズが終わった後、「映画の成功は特殊効果チームのおかげ」と言い、作品に携わったクリエーター全員にハーレー・ダビッドソンをプレゼントしたというエピソードがあるが、成功してからいままで変わることない姿は、ハートまでもイケメン!最新作『レプリカズ』では一度は失った愛する家族のために、倫理も道徳も乗り越えて暴走を繰り返す天才神経科学者役で熱演を見せる。彼の暴走劇には注目だ。★ドミニク・ウェスト、時代のアイコンを支える!?『コレット』5月17日公開1969年10月15日、イギリス・シェフィールド生まれ。『ハンニバル・ライジング』『300〈スリーハンドレッド〉』などに出演。HBOのヒットドラマシリーズ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」で主人公を演じるなど、ドラマ、映画、さらにはロンドンの舞台で活躍。『コレット』ではキーラ・ナイトレイ演じる時代のアイコンとなった女流作家、主人公コレットの14歳年上の夫を演じている。★ロバート・ダウニー・Jr.、最後の戦いに挑む!『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開中1965年4月4日、N.Y.マンハッタン生まれ。父親は映画監督ロバート・ダウニー・Sr.、母親は女優のエルシー・フォードという芸能一家に育つ。6歳の時に父親が彼にマリファナを与え、そこから常習者に。一時、薬物やアルコール依存症のためキャリアは低迷するが、『アイアンマン』(’08)の主人公トニー・スターク/アイアンマン役がハマリ役となり、表舞台に大きく返り咲いた。現在公開中の『アベンジャーズ/エンドゲーム』はファン期待のアベンジャーズ最終章。アイアンマンの運命はいかに!?★渡辺謙、ハリウッドで大活躍!『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』5月31日公開1959年10月21日新潟県生まれ。我らが誇るイケメンおじさま!海外映画初出演となったアメリカ映画『ラスト サムライ』(’03)で第76回アカデミー賞ならびに第61回ゴールデン・グローブ賞、第30回サターン賞の助演男優賞にノミネートされるなど高い評価を得る。これを機にロサンゼルスに居を構え、『バットマン ビギンズ』『SAYURI』などに立て続けに出演。今年は5月3日公開の『名探偵ピカチュウ』に加え、5月31日公開の『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』では芹沢博士役で出演、予告編に登場する「我々がペットになるのだ」というセリフが気になる。5月は、輝きを放ち続けるハリウッドのおじさま俳優たちの活躍に注目していて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴジラキング・オブ・モンスターズ 2019年5月31日より全国にて公開© 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年05月06日ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』から、本作の舞台である、N.Y. の巨大テーマパーク“ドリームランド”の壮大なセットが創られていく過程が明かされる特別映像が解禁。キャストたちもあまりの規模と豪華さに圧倒されたことを語っている。これまで、強い個性を持つキャラクターとファンタジックな物語を描き、独特の映像美と世界観で人々を魅了してきた鬼才ティム・バートン監督。そんな彼が本作で手掛けた壮大なセットは、キャスト陣をも夢中にさせたようだ。新たなダンボの物語でダンボを助け、その運命を握るキーパーソンとなる曲芸乗馬の元看板スター・ホルトを演じたコリン・ファレルが「視覚的に生き生きしている」と絶賛するセットは、かつて飛行船を造っていた巨大な格納庫の中に、実際に3、4階建ての建物が建築され、世界中から本物のサーカス・パフォーマーが集められた。エヴァ・グリーン、魔法のようなセットに「これって夢?」“ドリームランド”を経営しているやり手の興行師ヴァンデヴァーを演じるマイケル・キートンは、「撮影現場の建物があまりに大きくて本当に驚いたよ。まるで“球場”だと思った。あのような映画作りを経験するような機会はなかなかないよ」と、バートン監督のこだわりが凝縮したセットに称賛の声を贈る。続けて、サーカス空中ブランコの女王のコレットを演じたエヴァ・グリーンは「魔法みたいなセットで楽しく演じられたわ。現場で時々思ったの。“これって夢?”とね」と、3度目のバートン作品となるエヴァでも、本作ではまさに名前の通りの“ドリームランド”に魅了されたことを語る。衣装デザイナーも「まるで昔の壮大な映画のよう」また、本作の衣装デザインを手掛けたコリーン・アトウッドは、「ティムと一緒に、規模の大きないくつものサーカスをデザインしたの。さらに何千人もの観客が登場するから、まるで昔の壮大な映画のようだったわ」と、本作のセットにはバートン監督の本物のサーカスへの思いが詰まっていることを明かす。そんな壮大なセットのために用意された数えきれないほどの衣装について、コリーンは「ティムが創り出した映画の世界を基に、衣装を製作したの。私たちのサーカスへの愛が詰まっている美しい衣装がストーリーを語るのよ」と、登場人物一人ひとりの衣装のデザインの細部まで徹底的にこだわり、物語を語るうえで欠かせないものであったことを力説する。そしてホルトの所属するサーカス団の団長メディチを演じたダニー・デヴィートは「色鮮やかで夢のような空間だった。映画の壮大なスケールと監督の芸術性を大画面で楽しんでほしい」と、スケールたっぷりに描かれる映像美に自信のほどを語る。到着した映像では、バートン監督がリアリティにこだわったドリームランドのセットが組み立てられていく過程や、カラフルなサーカスが演出される様子、それぞれの衣装を身につけたパフォーマーたちを垣間見ることができる。『ダンボ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月29日個性の素晴らしさを描き続けてきた鬼才ティム・バートン監督がディズニーとともに生み出した実写映画『ダンボ』。この度、エヴァ・グリーンをはじめとするバートン監督が信頼を寄せる俳優たちは皆、コンプレックスに悩んだ過去を持つという共通点があることが分かった。エヴァ・グリーン「やがて自分が変だと信じるようになってしまった」本作の主人公は、“普通と違う大きすぎる耳”を持つ子ゾウのダンボで、その個性によってサーカスの観客から笑いものにされてしまう。大都会ニューヨークの巨大テーマパーク“ドリームランド”の曲芸師コレットを演じ、バートン監督とのタッグが本作で3作目となるエヴァ・グリーンは、「10代の頃はシャイで、友人の誕生日パーティーにも滅多に顔を出さず、ほとんどしゃべらなかったから“変人”だと言われていたの。あまりにも繰り返し変人と呼ばれるため、自分ではそういう感覚がなくても、やがて自分が変だと信じるようになってしまったの」と告白。ダンボ同様に、周囲が決めつけた“評価”に悩んだことがあるという。ダニー・デヴィート「身長のおかげでシェイクスピア劇の役をゲットしたんだ」バートン監督作品に4度目の出演となるダニー・デヴィートもまた、「かつては、5フィート(約152cm)の身長に悩んでいた」と語る。しかし、「身長を不利に感じていた」デヴィートは「俳優をはじめたばかりの頃は、オーディションに行くとまずは身長に驚かれるんだけど、“『ウィンザーの陽気な女房たち』の召使い役のために多くの俳優のオーディションをしたけど、そういえばあの小男、あのダニーっていう奴に決まりだ”って感じだったらしいんだ。僕は他人とは違った身長のおかげでシェイクスピア劇の役をゲットしたんだよ」と、その個性を強みに変えたエピソードも明かす。コリン・ファレル「ダンボは、大きな耳を欠点だとは思っていない」「僕も、自分の外見で悩んでいた時期があった」と語るのは、本作でバートン監督と初タッグを組み、サーカス団の元看板スターのホルトを演じたコリン・ファレル。彼も自身の容姿にコンプレックスを抱えていたと明かしつつ、「実はダンボは、自分の大きな耳を欠点だとは思っていない。そう思うのは周りのくだらない人間だけだ。ダンボが自分の個性に気づく前に周囲の連中が変だと決めつける。でも、彼は大きな耳で宙を舞うことができるんだ」と力強く語り、「はじめは、欠点に映っていたものが、物語を通して、称賛するものだと気づいていくんだ」と、劇中のダンボもまたエヴァやダニーのエピソードにも共通する体験をしていくという。コンプレックスに悩んだ過去を持つキャストを集結させたバートン監督は、自身も「私は“変わっている”というレッテルを貼られた。なぜなら子供なのに、モンスター映画が大好きだったせいだ。子供の時に感じた、自分は人とは違うという気持ちは決してなくならないものだ」と言う。幼少期に他人と違うと周囲に評価された経験から、個性の尊さを誰よりも知り、ダンボの大きすぎる耳に代表されるように個性は欠点ではなく、かけがえのない素晴らしいものだというメッセージを『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』などでもキャラクターを通して伝え続けてきたのだ。引き離された母を助けるため、サーカス団の家族の力を借りて新たな一歩を踏み出すダンボ。個性を強みに変えた新たな「ダンボ」の物語はどんな感動を届けてくれるのか、楽しみにしていて。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月28日東京・中目黒にある「Moke’s HAWAII(モケス ハワイ) 中目黒店」にて、ミントといちごのパンケーキ「Her secret(ハー シークレット)」が期間限定で登場します。見た目も食べごたえも大満足な、春限定の味わいをぜひ堪能してください。「モケス ハワイ」とは?ワイキキの由緒あるホテル「ハレクラニ」で働いていたモケ・ワーレン氏が、1999年ハワイ・カイルアタウンでオープンしたレストランで、現地でも大行列ができるほど人気のお店。日本へは、2013年に初上陸しました。お店の名物メニューは、パッションフルーツを使用したオリジナルクリームソースたっぷりの「リリコイパンケーキ」。ほかにも、女子ウケ抜群のかわいらしいメニューが揃っています。フォトジェニックなおすすめメニュー濃厚チェダーチーズビーフエッグサンド(ポテト付き)濃厚なチェダーチーズとビーフパティ、タマゴの組み合わせが最高においしいサンドイッチです。ボリューミーな一品でお腹いっぱい満たされて。ポテトはサラダに変更も可能です。【価格】税抜 1,280円ユニコーンパンケーキユニコーンカラーのコンデンスミルクソースが夢かわいいを演出する、写真映え必須のパンケーキ。逆さに刺さったコーンは、ユニコーンの角をイメージしています。乙女ゴコロをくすぐるロマンチックな一品です。【価格】税抜 1,480円天使のレモネード生レモンをたっぷり漬けた無添加の自家製レモネード。天使の羽を模したパッケージがとってもキュートなドリンクです。アイス・ホットのほかにソーダやサワーでもいただけます。【価格】M:税抜 460円/L:税抜 630円※「天使のレモネードサワー」は、M:税抜 580円/L:税抜 760円ビーガンドリンク(ピンクドリーム/ブルーラグーン)美容と健康を意識する女性におすすめのドリンク。豆乳・ココナッツミルク・チアシードを使用しており、カルシウム・食物繊維・オメガ3脂肪酸・鉄分・亜鉛・マグネシウムなど、美容と健康、そしてダイエットに効果的な栄養素を含んでいます。【価格】税抜 680円春限定!ミントといちごのパンケーキ登場期間限定で、ミントといちごを使用したパンケーキ「Her secret」が登場。ふんわり焼き立てのパンケーキには、生クリームとクリームチーズをベースにしたミントクリームがたっぷり。さらに、旬のいちごと薄く削ったストロベリーチョコがトッピングされています。いちごの甘さと酸味、ミントの清涼感が絶妙にマッチした、桜の季節にぴったりなパンケーキをぜひ味わってみてください。販売期間2019年3月15日(金)~4月21日(日)まで価格税抜 1,380円幸せを呼ぶ「エンジェルウイングス」で写真撮影「カフェ コムサ」の外壁には、「Global Angel Wings Project」の創始者であるコレット・ミラー氏による壁画が描かれています。写真を撮ると幸せが訪れるといわれている「エンジェルウイングス」で、まるで自分の背に“天使の羽”が生えたようなステキな一枚を撮影してみてくださいね。「カフェ コムサ 中目黒店」は桜が舞う特別仕様目黒川の桜並木が有名ということで、「カフェ コムサ 中目黒店」の天使の羽には桜が一緒に描かれています。特別仕様の「エンジェルウイングス」と撮る写真は、よりインスタ映えを叶えてくれますよ。「モケス ハワイ 中目黒店」概要店舗名Moke’s HAWAII 中目黒店営業時間10:00~23:00(ラストオーダー 22:00)アクセス東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」徒歩2分スポット情報スポット名:Moke’s HAWAII 中目黒店住所:東京都目黒区上目黒1-17-8 中目黒KRKビル電話番号:03-6451-2400
2019年03月26日鬼才ティム・バートン監督がオリジナルの脚本で新たな物語として蘇らせた映画『ダンボ』がもうすぐ公開。この度、バートン監督が描いた本作をキャスト陣が絶賛する特別映像が到着した。『チャーリーとチョコレート工場』など、これまで個性の素晴らしさを描き続けてきたバートン監督が、今度は自身がディズニー・アニメーションの中でもお気に入りだという『ダンボ』を実写化。映像では、これまで何度もバートン監督とタッグを組んできたダニー・デヴィートが「これ以上に楽しいことがあるかい?」「こんな作品に出演したのは生まれて初めてさ」といままでで1番だと明かし、ドリームランドの看板スター・コレット役として出演、バートン監督とのタッグは3度目となるエヴァ・グリーンは「今回は新しい現代的な考え方を盛り込んだの。ティム・バートンは、のけ者や変わった人々のことを本当によく理解している。ダンボのような傷つきやすい魂のこともね」と、バートン監督だからこそ描くことができたのだとコメントしている。一方、バートン監督作品初参加となった、元看板スターでダンボの世話をすることになるホルト役のコリン・ファレルやエヴァは、ほかと違う大きすぎる耳を持ったダンボが“周りと違うことはいいこと”“そのままで輝ける”と教えてくれるという、作品が持つメッセージ性を語る。また、本作の撮影は大規模に行われたようで、「世界中から集めたパフォーマーで埋め尽くしたんだ」「魔法のようだった」「初めてセットに降りた時は、正直鳥肌が立ったよ」と、キャスト陣も口々に受けた衝撃を語り、さらに、エキストラは最大で1日850人も参加したと言い、多くの作品でバートン監督とタッグを組んできたプロデューサーのカッテルリ・フラウエンフェルダーは「ティムにとって、エキストラは、この映画を創り上げるためにとても重要です。彼らはこの世界を支えてくれる生きた背景なのです」とその重要性を明かしている。バートン監督が力強くキャストたちを演出する様子や、監督が作り上げる本作の世界も覗くことができる本映像。ラストでは、「今こそこういう映画が必要なんだ」と訴えかけるダニーも収められている。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月22日キーラ・ナイトレイ主演で、いまなお人々を魅了し続ける伝説の女性作家を描き出した『コレット』。愛と自分を貫いた実在の人物をキーラが熱演した予告編がお披露目された。『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド監督がメガホンをとった本作。かねてより、新時代のアイコンであったコレットに想像力をかき立てられてきたウェストモアランド監督は、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲し続けたほど、思い入れの強い作品となっている。■“新しい女性”を生んだ時代のアイコン、その知られざる私生活が垣間見える予告編1890年代のパリ、芸術文化が栄えた黄金期に、新たな女性の時代を築き上げたコレット。この度の予告編では、フランス文学界の一時代を築いた彼女の人生の移り変わりを垣間見ることができる。夫に頼まれ、学生時代の話から着想を得て書いた物語から誕生した代表作「クロディーヌ」シリーズが社会現象を巻き起こしていく様子から、自らが表現者として舞台に立つ姿など、華やかなセレブとしての姿が描かれる一方、人気作家として名を馳せる夫に「君には“校長”が必要だろ」と束縛され、ゴーストライターとしての執筆を余儀なくされるなど自由や尊厳を抑圧されてきた過去も明かされる。また、コレットが“伝説の女性”となるまでの苦悩の日々と葛藤、“男装”に身を包み、前例のない挑戦をしていく過程が明かされ、女性たちと体を重ねる姿も…。昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレットの生き様を、まずはここから確かめてみて。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コレット 2019年5月17日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2019年03月15日ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』のワールドプレミアが現地時間の3月11日にロサンゼルスにて行われ、バートン監督をはじめコリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーンら豪華キャストが集結、華やかに執り行われた。ハリウッドにあるエル・キャピタン・シアターで行われた今回のワールドプレミア。会場は本作で描かれる大都会ニューヨークの巨大テーマパーク“ドリームランド”の煌びやかなサーカスの世界観が再現されていた。そんな会場に、次々にキャスト&スタッフが登場。まず、今回ディズニー・アニメーション『ダンボ』をベースに、オリジナル脚本で実写化したバートン監督は、「個人的に『ダンボ』は大好きだし、“空飛ぶゾウ”というシンボル的なイメージや、様々な感情や思いを呼び起こすところに、特別な愛情とつながりを感じるのさ」とダンボ愛を語り、「本作品で取り上げられる個性の違いを強みに変えた時、人間の強さや美しさに姿を変えるというメッセージが込められているんだよ」と本作について明かした。また、元看板スターでダンボの世話をすることになるホルト役を演じたコリンは、以前「稀代のビジュアルアーティストのティム・バートン監督と『ダンボ』という題材ほど、幸せな組み合わせはない!」と今回のオファーを即決していた。「ティムが、アウトサイダーを取り上げた作品は傑出ばかりだよね」と語るコリンは、「強い個性によって受け入れてもらえないという『ダンボ』の映画もその例外ではないのさ。単に違いを受け入れるのではなく、お互いにその異なる部分を称賛し合うことが大切だという作品に込められたメッセージが込められているんだ」とコメントした。さらに、近年のバートン監督作品に欠かせない俳優のひとり、エヴァは演じるドリームランドの看板スター・コレットを彷彿とさせる煌びやかな衣装で登場。「たくさんのハートが込められたとても美しいストーリーよ」と本作について説明したエヴァは、「新しい解釈を取り入れた本作品は、感動的であり続けながら、そこにティム・バートンのカラーが加わっていて、とても特別なの」と語っていた。また本イベントには、『マレフィセント』の続編『Maleficent: Mistress of Evil』(原題)の公開を控えるアンジェリーナ・ジョリーや大女優ヘレン・ミレンも祝福に駆け付けより一層華やかなプレミアとなっていた。『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』など、これまで強い個性を持つキャラクターたちの成長を描いてきたバートン監督。バートン色が加わった新たなダンボの物語は、一体どんな胸を高鳴らせる体験が待っているのか、公開が待ち遠しい。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月13日ロエベ(LOEWE)の2019-20年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2019年3月1日(金)に発表された。クラシックを“軽く”着こなす今季の起点はポートレートから。スマートフォンはおろか、カメラのない時代に、家族写真・結婚写真など、冠婚葬祭や記念日に作られていたポートレートにヒントを得て、情報に溢れたデジタル社会に必要なのは、アナログな感覚ではないか…と思考を巡らせたクリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン。そこで見つけたのは、クラシックを改めて見直し、現代にアップデートすることだった。ロングコートやテーラードジャケット、ホワイトシャツ、レースドレス。オーセンティックな装いが並んだ今季。伝統的なアイテムをただ蘇らせるのではなく、モダンにアップデートする。キーワードは、クラシックを“軽く”着こなすこと。オーバーサイズアウターでさらっと羽織れるようにコートなどのアウター類は、ラフに着られるようシルエットをアレンジ。無駄なデザインは全てそぎ落とし、サイズはさらっと羽織れるオーバーサイズに仕立てた。ジャケットの袖口には「着物スリーブ」と呼ばれる装飾を施して、シックな中に遊び心を加えている。軽量ファブリックMIXでニットも軽く厚手のニットは、オーガンザ、シルクとコンビネーションさせることで軽さを引き出した。ウエストラインからニットに変わる白のブラウスや、反してスカート部分だけをオーガンザににしたロングドレスなどが提案される。ハイネックニットは首周りにパールの装飾を施すことで、フェミニンな要素をプラスした。レザーの重厚感を緩和する異素材ロエベのアイコニックなレザーは、異素材とミックスすることで、革の持つ重厚感を緩和させた。ブラックのスカートは、途中からシルバーリボンのフリンジをあしらうことで、カチッとしたレザーに動きをプラス。また、大きなポンポンやフェザーのロングストールも、レザーのロエベのハードさを柔らかく見せる効果を持つ。羽根の生えたハット印象的なハットは、サンフラシスコ出身の帽子職人であるコレットからインスパイア。バードキャップと名付けられた帽子は、その名の通り羽根が生えたようなユニークなシルエットとなっている。
2019年03月06日「素敵な男性に選ばれて結婚することが女性の幸せ」と感じている場合、あなたはシンデレラ・コンプレックスにとらわれてしまっている可能性があります。シンデレラ・コンプレックスとは?「シンデレラ」という物語を一度も聞いたことはないという人はいないでしょう。「シンデレラ」は、全国の男女(とくに女性)が親しんできた物語です。「シンデレラ」は、美しいシンデレラが継母や姉に激しいイジメにあいながらも、黙って耐え忍び、最終的にはその美しさで王子を魅了し、結婚し、幸せになりました。めでたしめでたし、という物語です。おとぎ話には、教訓が隠されているものですが、「シンデレラ」に隠されている教訓とはなんでしょうか?女性は知力や勇気などではなく、美しさと従順さによって愛されるものである。女性の幸せとは、王子様に見初められて結婚することである。そういったメッセージがこの物語から見え隠れしています。そういった「シンデレラ」に隠されたメッセージを内面化してしまっている状態をシンデレラ・コンプレックスと言います。シンデレラ・コンプレックスはアメリカの作家コレット・ダウリングによって提唱された概念です。コレットが「女性の幸せは男性によって決まる。従順で美しくさえあれば、いつか王子様が現れるはず」という想いにとらわれて、自主性や社会性を失っていく様子をシンデレラ・コンプレックスと名付け発表したのは、1981年のこと。今から30年以上も前です。ですが、現在においても、このシンデレラ・コンプレックスを抱いている女性は少なくないように見えます。シンデレラ・コンプレックスにとらわれるとどうなる?「シンデレラのように、理想の男性がいつか現れるかもと考えて、美しさを磨き、見事王子様をゲットできたとしたら、それはそれで問題はないのでは?」と思われるかもしれません。ですが、シンデレラ・コンプレックスにとわられることには、王子様(のように思える人)に出会えても出会えなくても、大きな弊害があるのです。王子様に巡り会えたとしても、自分の幸せが王子様次第という状態であれば、王子様に奴隷のように従わざるをえない状況になってしまいます。王子様がいつまでたっても現れず、かといって社会的意義がある活動に邁進するモチベーションも上がらず、ひたすら美しさを保つこと、選ばれようとすることに専心すると、どうなるでしょうか。死ぬまで誰かが幸せにしてくれるのを待つことになります。どちらにしても、シンデレラ・コンプレックスにとらわれていると、「自分の可能性を無力化してしまう」「自分の人生の幸せを完全に他人に委ねてしまう」という弊害があるのです。さいごに。シンデレラ・コンプレックスから自由になるためには?では、シンデレラ・コンプレックスから自由になるためにはどうしたらいいのでしょうか?まずは、自分がシンデレラ・コンプレックスにとらわれているという事実に気が付き、その危険性を認識することでしょう。そして、自分の能力を伸ばすこと、自分の幸せを見つけることは、他人に期待することではなく自分に期待することでしか実現できないということに気がつくべきでしょう。美しさによって愛されたシンデレラが、年老いたとき、彼女に何が残るでしょうか。「ハッピー・エバー・アフター(それから幸せに暮らしましたとさ)」は、「シンデレラの美しさが続く限り」というカッコ付きの幸せです。他人に依存した幸せは、愛されなくなってしまったら、簡単に消えてしまう危険性をはらんでいる、と自覚的になるべきでしょう。
2019年02月20日俳優の西島秀俊が、ディズニー・アニメーションの名作『ダンボ』を実写映画化したティム・バートン監督最新作『ダンボ』(3月29日公開)の吹き替え版で、コリン・ファレルが演じているホルトの声を演じることが18日、明らかになった。西島がハリウッド作品で声優を務めるのは今回が初となる。西島が声を務めるホルトは、2人の子どもたちと共にダンボの面倒を見ることになる、サーカス団の元看板スター。当初、他の象たちとは異なるダンボの存在に否定的だったが、大きな耳を笑われながらも健気に前に進もうとするダンボの姿に心を打たれ、引き離されたダンボ親子の救出のために力を尽くす、ダンボの運命を握る重要なキャラクターだ。西島は「ティム・バートン監督のファンなので非常にうれしく、また個人的に象が好きなので、是非参加したい! と思いました(笑)。僕が子どもの頃に読んだ『ダンボ』のテーマをそのまま踏襲しつつ、現代に対応している部分もあり、とても面白い脚本でした」と本作参加への心境をコメント。「役者さんが演じている息を吸うタイミングや吸い方までとても厳密に声を当てるので勉強になります。声のトーンと気持ちをつなげていく作業は大変だけど、とても面白かったです」と感想を述べた。また、以前からティム・バートン監督のファンでこれまでの監督作も欠かさず観ているという西島は「強い個性のキャラクターが、その個性を使って世界を豊かに変えていく、という物語をたくさん作っている方。僕も観客の一人として、観ている観客に勇気や希望を与えてくれる監督だと思っています!」と熱弁。そして、母の救出のために勇気を出して一歩踏み出すダンボのように最近一歩踏み出してはじめたことを聞かれると、「最近エプロンをかける役が多く、料理をはじめました。だんだん面白くなってきたところです!」と答えた。さらに、大都会のサーカス“ドリームランド”の経営者で、ダンボを利用し金儲けを企むマイケル・キートンが演じるヴァンデヴァー役を声優の井上和彦、“ドリームランド”の看板スターで空中ブランコの女王・エヴァ・グリーンが演じるコレット役に声優の沢城みゆき、ダンボが生まれるサーカス団の一員ミス・アトランティス役に女優の大塚千弘、ドリームランドでショーの司会役に声優の銀河万丈といった豪華な声優陣も決定した。(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年02月19日ティム・バートン監督が新たな物語を描く映画『ダンボ』。この度、俳優・西島秀俊が本作でハリウッド声優に初挑戦することが分かった。現在放送中のドラマ「メゾン・ド・ポリス」では、エプロン姿が話題となり、今後も「きのう何食べた?」「名探偵・明智小五郎」『空母いぶき』『任侠学園』と気になる作品が続々と放送・公開を控える西島さん。そんな西島さんが、実写のハリウッド作品での声優初挑戦となる今作で吹き替えるのは、ダンボの運命を握るキーマンのホルト(コリン・ファレル)。ホルトは2人の子どもたちと共にダンボの面倒を見ることになる、サーカス団の元看板スター。最初はダンボの存在に否定的だったが、大きな耳を笑われながらも健気に前に進もうとするダンボの姿に心を打たれ、引き離されたダンボ親子の救出のために力を尽くす、まさにダンボの運命を握る重要なキャラクターだ。これまで、『風立ちぬ』や『ペンギン・ハイウェイ』など、日本のアニメーション作品では声優を務めてきた西島さん。今回の新たな挑戦については「ティム・バートン監督のファンなので非常に嬉しく、また個人的に象が好きなので、是非参加したい!と思いました(笑)」と参加を喜び、「声のトーンと気持ちを繋げていく作業は大変だけど、とても面白かったです」と感想を語る。また、ダンボは母の救出のために、勇気を出して一歩踏み出す。そんな本作にちなんで、西島さんが“最近一歩踏み出してはじめたこと”を問うと、「最近エプロンをかける役が多く、料理をはじめました。だんだん面白くなってきたところです!」と新しい挑戦を明かしている。さらに、西島さんのほかにもTVアニメや吹き替え、ナレーションなどで活躍中の豪華声優陣の参加も明らかに。大都会のサーカス“ドリームランド”の経営者で、ダンボを利用し金儲けを企むヴァンデヴァー(マイケル・キートン)を、「夏目友人帳」「FAIRY TAIL」の井上和彦。“ドリームランド”の看板スターで空中ブランコの女王・コレット(エヴァ・グリーン)を、「キック・アス」シリーズなどクロエ・グレース・モレッツの吹き替えを多く担当する沢城みゆき。ダンボが生まれるサーカス団の一員ミス・アトランティスを女優・大塚千弘。ドリームランドのショーの司会役に、マイケル・ドーンの吹き替えや数々のTV番組のナレーションを務める銀河万丈が担当する。井上さんは「映画化して欲しかったー!ティム・バートン監督の作品はいつも夢が満載です。心がじわっと暖かくなります。それに色彩が綺麗でまさにファンタジー!今回ヴァンデヴアー役のマイケル・キートンさんの声を担当させていただきました。幸せです」と歓喜。沢城さんは「『空飛ぶダンボ』に最初に乗ったのはいったい何年前になるのか…。まさか大人になってからそれ以上のときめきを持って一緒に飛べる日が訪れるだなんて。本編のパワーも相まって、もう一度、人生は驚きと希望に満ちていると信じてみたいと思えた機会になりました」とコメントしている。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年02月19日サカイ(sacai)が、ヨーロッパ、アジア、アメリカの主要都市を巡回するポップアップツアー「Hello sacai」を行う。第1弾は、1ヶ月限定のポップアップストア「Bonjour sacai」が2月12日からパリにオープンする。Photo by Julie Ansiau 元「コレット(Colette)」のクリエイティブ・ディレクター、「JUST AN IDEA」創設者のサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)とともに進めたこのツアーは、各都市からインスピレーションを得ながら各地ならではの方法でサカイの世界観を表現していく。今回オープンするパリの「Bonjour sacai」には、サカイの2019年春夏やキッズコレクションの新作に加えて、アー・ペー・セー(A.P.C.)、エルベ シャプリエ(Hervé Chapelier)、プチバトー(PETIT BATEAU)、アスティエ・ド・ヴィラット(Astier de Villatte)、2018-19年秋冬シーズンにタッグを組んだシャルロット・シェネ(Charlotte Chesnais)など、フランス発のブランドを中心としたコラボレーションアイテムがラインアップ。そのほかにも、ペロクーン(Peloqoon)、ナイキ(NIKE)、ケースティファイ(CASETiFY)、ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)、フラグメントデザイン(fragment design)との特別なアイテムも。sacai x A.P.C. sacai x Beats by Dr. Dre 「BeatsX 」ワイヤレスイヤホン(3月展開予定)会場内は、日本のコラージュ/DIY アーティストグループ・ゲルチョップ(GELCHOP)が、ヴィンテージ家具の原型を現代に再解釈したオーダーメイド家具を配置。また、パリのコーヒー専門店「(Honor Cafe)」によるポップアップカフェも併設されている。さらに、フラグメントデザインと、その創設者である藤原ヒロシのためのスペースも設けられ、「sacai (not sacai)」の限定シリーズと、新コンセプトの「FRAGILE / FRAGMENT」が展開される。Photo by Julie Ansiau これらの一部アイテムは、オフィシャル“Bonjour sacai”オンラインストア(store.sacai.jp)でも、ポップアップ開催期間の2月12日から3月9日まで販売される。【イベント情報】“Bonjour sacai” pop-up store in Paris会期:2月12日〜3月9日住所:40 Rue de Richelieu, 75001 Paris, France時間:11:00〜7:00定休日:日曜日
2019年02月12日sacai(サカイ)は、「ハロー サカイ(Hello sacai)」と題して世界各都市を巡る限定ストアツアーを開催。パリでの開催を皮切りに、ヨーロッパ、アジア、アメリカ主要都市を巡回予定だ。なお、同時に世界各地からショッピングが楽しめる限定オンラインストアをローンチし、第1弾「ボンジュール サカイ(Bonjour sacai)」が2019年2月12日(火)から3月9日(土)までオープンする。「ボンジュール サカイ」は、sacaiの長年の友人であり、パリのセレクトショップ「コレット(Colette)」のクリエイティブ・ディレクターでもあったサラ・アンデルマンとの会話から実現に至った。sacaiのハイブリッドな世界観を、もうひとりの長年のパートナーであるDIYアーティストグループGELCHOPによる空間で展開していく。ハイブリッドな世界を体現するのは、パリを象徴するブランドであるA.P.C.(アー・ペー・セー)やプチバトー(PETIT BATEAU)のほか、藤原ヒロシのフラグメント デザイン(fragment design)などとコラボレーションしたアイテム。また、sacaiの2019年春夏メンズ・ウィメンズコレクションも揃える。パリを代表する3つのブランドとのコラボ「ハロー サカイ」限定ストアツアーの出発点はパリ。sacaiにとっても特別な街であるパリを代表する3つのブランドとのコラボレーションが実現した。sacai x A.P.C.パリを代表するブランド、A.P.C.との初めてのコラボレーションでは、A.P.C.定番のデニムジャケットをミリタリーパーカーとハイブリッドさせた。パリジャンシックなA.P.C.のデニムジャケットがシワ加工や、ミリタリーパーカーのディテールによって新たなシルエットで登場する。もうひとつのパリ発のブランドとのコラボレーションは、プチバトーによるもの。キッズ、ウィメンズのアイコニックなボーダートップスに“Bonjour sacai”のロゴをあしらった。そして、パリを拠点にするエルベ シャプリエ(HERVE CHAPELIER)ともコラボレーション。クラシカルなエルベ シャプリエのトートバッグは、リフレクターテープをあしらい、さらにショルダーストラップでメッセンジャーバッグにも使える2WAYタイプにアレンジした。藤原ヒロシ率いるフラグメント デザインとのコラボレーション藤原ヒロシ率いるフラグメント デザインを迎えて展開するのは、「ボンジュール サカイ」のために作られた “FRAGILE”グラフィックのアパレル、カータグ、キャンドル、ステッカーなど。さらに、“not sacai”や“PEEL & LIFT”などのグラフィックを採用した限定シリーズも多数用意する。ルームウェアやオリジナルファブリックバッグも販売「ボンジュール サカイ」限定で、サカイらしいハイブリッドなデザインのウィメンズランジェリーとルームウェアのコレクションもラインナップするほか、過去シーズンのファブリックをリユースした「Zantanコレクション」も登場。「Zantanコレクション」のバッグやポーチは、コレクションで使用されていたファブリックを組み合わせて制作した唯一無二のアイテムだ。小物類も豊富に小物類のコラボレーションでは、パリ出身のジュエリーデザイナーシャルロット シェネ(charlotte chesnais)とのコラボレーションアクセサリー、テックアクセサリーカスタマイズブランド「ケースティファイ(CASETiFY)」のコラボレーションによるカラフルなiPhoneケースが登場。また、陶器ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット(Astier de Villatte)」、日本人クリエイター森川まどかによってハンドメイドされる「ペロクーン(Peloqoon)」なども揃う、バリエーション豊かなラインナップだ。詳細“Bonjour sacai” pop-up store※日本での開催は未定。※オンラインストアでは世界共通、2019年2月12日(火)~3月9日(土)販売※ナイキとのコラボレーションは、パリの「ボンジュール サカイ」にて一時的にお披露目となるが販売はされない。
2019年02月11日キーラ・ナイトレイが『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド脚本・監督のもと主演を務める『コレット』(原題:Colette)が、5月17日(金)より全国公開されることが決定した。フランス文学界で最も知られ、時代を作り上げたアーティストとして、いまなお人々を魅了し続ける女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。片田舎に生まれ育った自由奔放な少女が、いかにしてフランス屈指のベストセラー作家と呼ばれるようになったのか。彼女が“本当の自分”を見つけるまでの波乱と情熱に満ちた半生を、実力派キャストとスタッフにより映画化。■キーラ・ナイトレイ、慣習やジェンダーを打ち破るアイコン的女性を熱演魅力溢れるコレットを体当たりで演じたのは、人気英国女優キーラ・ナイトレイ。知性と行動力を持ち合わせるエネルギッシュなコレットの19歳から34歳までを演じた。監督を務めたのは、『アリスのままで』でジュリアン・ムーアにオスカーをもたらしたウォッシュ・ウェストモアランド。かねてよりコレットに想像力を掻き立てられてきたウェストモアランド監督は、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲したほど、思い入れの強い意欲作となっている。■ココ・シャネルに愛され、オードリー・ヘプバーンを見出した自著作品を舞台化する際には、当時無名だったオードリー・ヘプバーンを主役に大抜擢し、オードリーを一躍スターにした立役者として、またファッションデザイナーのココ・シャネルや詩人ジャン・コクトーら多くの芸術家に愛された唯一無二の存在として知られるコレット。男性優位の時代でも慣習やジェンダーにとらわれることなく、力強く生きた彼女は昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえる。あらゆる分野で才能を開花させたコレットの姿は、いまだからこそ観るべき1作となっている。■ストーリーフランスの田舎町で生まれ育ったコレット。14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のパリへと移り住む。“ベル・エポック”真っ只中の活気にあふれていた1890年代のパリ。コレットは夫とともに芸術家たちの集うサロンで、享楽の世界に浸っていた。そんななか、コレットの才能にいち早く気が付いたウィリーは、自身のゴーストライターとして彼女に小説を書かせることに。その後、コレットが執筆した「クロディーヌ」シリーズは、社会現象を巻き起こすほどの一大ブームとなる。いつしか、世間もうらやむようなセレブ夫婦として注目されるコレットとウィリー。しかし、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤と夫の度重なる浮気と抑圧に苦しめられることとなる。激動の時代に流されることなく、心の声に従って愛と自由を手にしたひとりの女性。ありのままの自分でいるため、あらゆる困難と闘いながらも、最後まで自分自身に正直であり続けようとする意志は揺らぐことはなかった。自らの力で切り開いた道の先にコレットが見つけた“希望”とは――。『コレット』は5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月08日ディズニーとティム・バートン監督がタッグを組んだ実写映画『ダンボ』が、全米同時となる3月29日(金)より公開される。この度、“大きすぎる耳”を持つダンボと、ダンボを取り巻く個性豊かなキャラクターが勢ぞろいしたキャラクタービジュアルが解禁となった。鬼才ティム・バートンが奇跡の映像美で実写化する“新たな「ダンボ」の物語”となる本作。地面に着いてしまうほど“大きすぎる”耳をもつ子象のダンボ。サーカスの新しい看板として期待されるが、その耳のせいで観客から笑いものにされてしまう。しかし、今回到着したビジュアルで描かれるその愛らしい瞳と、笑顔のようにも見えるダンボのキュートな表情は、かけがえのない個性を輝かせていく物語を予感させる。そして、そんなダンボを取り巻く人間のキャラクターたちも登場。まず、ダンボの世話係を任されるのが、コリン・ファレル演じるサーカスの元看板スター、ホルト(上段:左)。「キミの耳は素敵だよ」とダンボを励まし、彼が飛べることを発見する子どもたちと共に、ダンボと引き離された母象を救うため奔走する味方だ。「守ってみせる」の言葉のように、ダンボの運命の鍵を握るキーパーソンともいえるだろう。そして、大都会ニューヨークの巨大テーマパーク“ドリームランド”を経営する、マイケル・キートン演じる大興行師ヴァンデヴァー(下段:右)には、「空飛ぶ象で、大儲けしよう」との不穏なコピーが。サングラスに隠されたそのよこしまな野望は、物語に大きな波瀾を巻き起こしそうだ。さらに、ダニー・デヴィート演じるダンボやホルトが所属するサーカスの団長メディチ(上段:右)や、ヴァンデヴァーが経営する“ドリームランド”の看板スターである、エヴァ・グリーン演じる空中ブランコの女王コレット(下段:左)のビジュアルも公開され、彼らの役割も注目だ。ダンボを金儲けに利用しようとする者たちと、ダンボを救おうとする味方の存在によって、彼はどのように一歩を踏み出し、何のために飛び立つのか?新たな冒険の予感に、さらに期待が高まる。なお、特製ポストカード3枚セットが特典として付いてくる劇場限定前売ムビチケカード(一般券:税込1,400円)が2月8日(金)より発売開始。ポストカードは、ダンボのシルエットが描かれたティザービジュアル、日本版ポスタービジュアル(下段:中央)、ダンボキャラクタービジュアル(上段:中央)と愛らしいダンボづくしとなっている。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年01月31日ティム・バートン監督とディズニーがタッグを組んだ実写映画『ダンボ』。この度、大空を羽ばたくダンボと、それを見守る個性豊かなキャラクターたちが映し出された日本版ポスタービジュアルがお披露目された。『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』など、魅力溢れる個性的なキャラクターたちの成長を描いてきた鬼才ティム・バートン監督が、「お気に入りのディズニー・アニメーション」と語る名作をその独特の映像美と世界観でファンタジックに描く本作。今回解禁された日本版ポスタービジュアルには、“「羽ばたけ!」大きな耳を勇気の翼に変えてー”というコピーと共に、大きな耳で大空を舞う“ダンボ”が描かれる。そんなダンボの姿を見つめるのは、サーカスの元看板スターでダンボの世話係を任されるホルト(コリン・ファレル)とホルトの娘ミリー(ニコ・パーカー)、息子ジョー(フィンリー・ホビンス)の家族と、空中ブランコのスター、コレット(エヴァ・グリーン)。そして、左側にはサーカスの団長メディチ(ダニー・デヴィート)に、空飛ぶ子象のダンボで金儲けを企む起業家ヴァンデバー(マイケル・キートン)といった、ダンボを取り巻くキャラクターが勢ぞろい。ダンボが“母親を助けるため”懸命に一歩を踏み出そうとする勇気によって、彼らがどのように変わっていくのか?物語が楽しみになるビジュアルとなっている。これまでも、魅力溢れるキャラクターたちが自分らしさを受け入れ、一歩踏み出すファンタジックなドラマを数々描いてきたバートン監督。本作の個性的なキャラクターのひとり・ホルトを演じたコリンは、「稀代のビジュアルアーティストのティム・バートンと『ダンボ』という題材ほど、幸せな組み合わせはない!」とバートン作品への初出演を即決したほど。さらに、近年のティム・バートン作品に欠かせないエヴァに、バートン監督による『バットマン』シリーズでタッグを組んだマイケル、また、ダニーはバートン作品4度目の出演と、監督が信頼するハリウッドの豪華キャストの集結も見逃せない。サーカス団の家族の力を借りて新たな一歩を踏み出す、新しい「ダンボ」の物語にますます期待が高まる。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年01月22日