ローランドは、コンパクトボディに同社M-5000と同等の機能を搭載したコンパクト・ライブ・ミキシング・コンソール、O.H.R.C.A「M-5000C」を発表した。価格、発売日は現在未発表。同製品は、740mm(幅)×725mm(奥行き)×346mm(高さ)という機動性に優れたコンパクトなボディーに、スクロール/アイソレート自在の16フェーダー、およびアサイナブル4フェーダーを装備。128chの入出力を自由にアサインできる内部構成に加え、チャンネル・ストリップとは別に、最大300入力/288出力(96kHz時。48kHz時は460入力/448出力)のセットアップが可能となっている。また、高音質を支える96kHzのサンプリング・レートや電源二重化への対応、72bitのサミング・バスや、一から見直されたアナログディスクリート回路なども備える。さらに、本体のアナログ入出力16イン/8アウトに加え、REACをはじめ、Dante、MADI、SoundGrid、SDI、SFP、DVIへの対応を可能にしたエキスパンションインタフェースも2枚まで搭載できるということだ。
2015年08月17日Amazon Web Servicesは4月21日、AWSを操作するための機能「AWSマネージメントコンソール」が、日本語および中国語に対応したことを発表した。ブラウザの言語設定が日本語になっている場合は、自動的に日本語で表示されるようになっており、日本語で表示されない場合は、手動で言語設定をする必要がある。これまでどおり英語で表示したい場合は、言語設定を英語に変更すると、今後同じブラウザで開いた際には英語で表示されるようになる。今回のアップデートにより、Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon S3、Amazon VPC、AWS Identity and Access Management(IAM)、Amazon SQS、Amazon EMR、Amazon DynamoDB、Amazon CloudWatchが日本語に対応。同社は今後、他のサービスについても順次対応を進めていく予定だという。
2015年04月22日米NVIDIAは3日(米国時間)、Android TVを搭載したゲームコンソール「NVIDIA SHIELD」を発表した。発売時期は5月を予定しており、価格は199米ドル。「NVIDIA SHIELD」は、TV向けプラットフォームAndroid TVを搭載した据え置き型のゲームコンソール。プロセッサには、Maxwellアーキテクチャを採用した256コアGPUと64ビットCPUで構成された、NVIDIA Tegra X1が採用されており、快適なゲームプレイが可能なほか、Googleの音声検索や4K動画の再生にも対応している。ゲームタイトルは、「Crysis 3」、「Doom 3:BFG Edition」、「Borderlands:TPS」など、50以上のAndroidゲームタイトルを用意。そのほか、「NVIDIA GRIDゲーム・ストリーミング・サービス」に対応し、クラウドサービス「GRID」で提供されるオンデマンド配信方式のゲームをプレイできる。「NVIDIA SHIELD」の主な仕様は次の通り。プロセッサは、NVIDIA Tegra X1。内蔵メモリは3GB。ストレージは16GB。サイズ/重量は、高さ約130mm×幅約210mm×厚さ約25mm/約654g。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1に対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月05日ヤマハは、配信やモバイルでの活用に便利な機能を搭載した小型のミキシングコンソール「AG06」、「AG03」を発売すると発表した。2015年春発売予定で、価格はいずれもオープンプライス。同製品は、コンパクトなボディーに充実の入出力端子、ファンタム電源、Hi-Zスイッチなどを備えるミキシングコンソール。マイク、ギター、ベース、シンセサイザー、ポータブルプレーヤー等さまざまな機器・楽器を直接接続することが可能だ。また、マイクや楽器などの音と、USBを通じてコンピューターのソフトウェアやiPad内のオーディオプレーヤーから再生される音・楽曲を、ミキサー内部で2チャンネルにミックスしコンピューターに送り返すことができる「ループバック機能」により、インターネット配信などにも活用できる。そのほか、最高192kHz/24bitに対応した高音質設計を採用すると共に、同社のプレミアムマイクプリアンプ「D-PRE」、ワンタッチでエフェクト・サウンドを実現する「1-TOUCH DSP」 なども搭載。さらに、iPad(iPad 2 以降)で活用できるCC(Class Compliant)モードおよび、USBバスパワー駆動に対応にも対応。音楽制作ソフトウェア「Cubase AI」ダウンロード版ライセンスが付属する。
2015年02月24日ヤマハは、ライブサウンドの高品質化・多様化に応える最新ライブコンソールのフラッグシップモデル「RIVAGE PM10」を発表した。発売時期は2015年中を予定。同製品は、コントロールサーフェス「CS-R10」をはじめ、DSPエンジン「DSP-R10」、I/Oラック「RPio622」、新開発の専用カード5種類で構成されており、用途に応じてシステムの規模や構成を柔軟に設計することが可能。CS-R10とDSP-R10はEthernetケーブルで接続、DSP-R10とRPio622は新開発の「TWINLANe」ネットワークを利用してマルチモード光ファイバーケーブルで接続される。また、同製品は新開発の「ハイブリッドマイクプリアンプ」を搭載。アナログ段では、回路構成、パーツの選定などすべてを見直して新規に設計し、純度の高いナチュラルサウンドを追求。デジタル段では、Rupert Neve Designs社のトランスフォーマー回路に加え、同社のハイエンドアナログ製品に搭載されているSILKプロセッシングを、ヤマハ独自の「VCM(Virtual Circuitry Modeling)テクノロジー」によって、アナログ回路の実際の挙動をパーツレベルで克明にモデリングした。そのほか、入力チャンネル4バンド/出力バス8バンドのチャンネルEQは、新開発のアルゴリズム3種と、歴代のヤマハデジタルコンソールに搭載されているアルゴリズム「Legacy」を備えたフルパラメトリック仕様。さらに、Rupert Neve Designs、TC Electronic、Eventideとの協業による新しいプラグインエフェクトを含む全45種類を装備する。
2014年12月15日ローランドは、音響ミキサーに求められる拡張性を持ち、内部の接続を自由に組み替えることができるライブ・ミキシング・コンソール「O・H・R・C・A」(M-5000)を発表した。発売時期は2015年2月。価格は現在のところ未定。同製品は、豊富な入出力とさまざまなフォーマットに対応する「拡張性」、用途に合わせて内部構成をカスタマイズできる「柔軟性」、ハイ・レゾリューションでの信号処理(96kHzのサンプリング・レート/72ビットのミキシング・バス)による「高音質」を併せ持つミキシング・コンソール。本体に搭載された12インチ・タッチ・スクリーンや視認性に優れた有機ELディスプレイで、直感的で素早いオペレーションを実現する。さらに、iPadを併用することで、場所を変えて音を確認しながら、効率的に音量や音質調整が行える機能も搭載(2015年春対応予定)。使用できるチャンネル・タイプの一覧から、必要なチャンネルの数(最大128チャンネル)を自由に設定できるほか、同社のデジタル伝送フォーマット「REAC」に加え、「Dante」、「MADI」、「SoundGrid」などの各種デジタル音声伝送フォーマットにも対応した別売のオプション・モジュールにより、さまざまなシステム構築(96kHz動作時で最大300入力/296出力)が可能となっている。なお、製品名の「」は3つのキーワードのイニシャルで、「O」は多様な機器やシステムと柔軟に対応可能な構造を示す「Open(オープン)」、「H・R」は高音質であることを示す「ハイ・レゾリューション」、末尾の「C・A」は内部構成のユーザーによるカスタマイズを表す「コンフィギュラブル・アーキテクチャー」から取っているとのことだ。
2014年11月21日ヤマハは、同社ミキシングコンソール「MGシリーズ」 のXUモデルに接続して録音や再生を可能にするiPhone/iPad向けアプリ「MG Rec & Play」の提供を開始した。価格は無料。同アプリでは、MG20XU、MG16XU、MG12XU、MG10XUのSTEREOバス 2トラック(L/R)の信号を、高音質なWAVフォーマットで録音することが可能。サンプリングレートは目的に応じて44.1kHz、48kHz、96kHzから選択でき、録音設定・録再状況の確認、録音・停止・録音ソースの確認をすばやく行えるシンプルなデザインのユーザーインタフェースを採用している。また、iPhone / iPad内のミュージックライブラリにある楽曲、効果音を画面に並ぶ8つのボタン(9つのバンクを用意しており、合計72個の楽曲、効果音を登録することが可能)に登録し、瞬時再生を行える(ただし、録音機能と再生機能は同時には使用できない)。なお、iPhone, iPadとMGシリーズとの接続にはUSBケーブルとカメラコネクションキット、またはLightning-USBカメラアダプターが必要となる。
2014年10月24日