11月27日(現地時間)、第33回ゴッサム賞授賞式が開催された。A24の『Past Lives(原題)』が最高賞の作品賞を受賞した。同作はセリーヌ・ソンの長編監督デビュー作。韓国・ソウルの幼なじみの男女が、片方の家族がカナダに移住したことで疎遠になるも、20年以上の時を経て再会するという恋愛ドラマだ。セリーヌ・ソンの半自伝的な物語であり、セリーヌ・ソンは脚本も手掛けている。主演はグレタ・リー(「ザ・モーニングショー」ステラ役)、ユ・テオ(『めまい 窓越しの想い』)。今年1月、サンダンス映画祭にて世界初公開された。ゴッサム賞の作品賞を受賞したことに、映画ファンは「とても美しい映画」「作品賞にふさわしい」「オスカーの作品賞にもノミネートされますように」「今年、私を泣かせた唯一の映画」などの感想をXに寄せている。山田太一の小説「異人たちとの夏」をアンドリュー・ヘイ監督が映画化した『異人たち』は、脚本賞(アンドリュー・ヘイ)、国際長編映画賞、主演賞(アンドリュー・スコット)、助演賞(クレア・フォイ)の最多4ノミネートを果たしたものの、受賞ならず。脚本賞&国際長編映画賞は『Anatomy of a Fall』、主演賞はリリー・グラッドストーン(『The Unknown Country』)、助演賞はチャールズ・メルトン(『May December』)が受賞した。(賀来比呂美)
2023年11月29日今月初め、「マーベルで『アベンジャーズ』のオリジナルメンバーを再集結させようという動きが出ているらしい」といううわさがネット上を駆け巡った。オリジナルメンバーとは、クリス・ヘムズワース(ソー)、ロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン)スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)、ジェレミー・レナー(ホークアイ)、マーク・ラファロ(ハルク)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)だ。これについて、先日トーク番組「The View」に出演したクリスは「そういった報道は、ぼくもいつも見ている。ぼくにとってもニュースなんだ。2か月おきくらいに、だれかがダウニー、ヘムズワース、スカーレットそれにみんなが戻ってくるって言うのを見ている気がするよ」とコメント。「(マーベルの)だれもぼくにそういう話はしてきてない。『絶対にない』とは言わないけれど…ぼくは守りたいという気持ちが強い。この役はすごく大切だから、しっくりこないとダメなんだ」と語っている。『アベンジャーズ』シリーズは、2026年に『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』、2027年に『Avengers: Secret Wars(原題)』が公開されることが決定している。後者の脚本は「ロキ」のクリエイターのマイケル・ウォルドロンが担当することが発表されていたが、「Deadline」によるとウォルドロンは前者の脚本も手掛けることになったという。(賀来比呂美)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開© Marvel 2015アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2023年11月28日パリス・ヒルトンに第2子女児が誕生したという。パリスがサンクスギビングデーにインスタグラムで報告した。赤ちゃんの名前は「ロンドン」ちゃんだという。2021年に実業家のカーター・リウムと結婚したパリスは、今年1月に代理母出産によって第1子男児「フェニックス」くんを授かったことを報告。ロンドンちゃんも代理母出産によってもうけたことをパリスの代理人が「AP通信」に認めている。インスタグラムでのロンドンちゃんのお披露目はまだだが、お祝いムードは十分に感じられる。パリスはライトアップしたピンクのクリスマスツリーのそばで、「ベイビー・ロンドンのお祝いをしている」という様子を収めた画像や動画を投稿。フェニックスくんを抱き、ツリーのそばに寄って「きれいなツリーだね。気に入った?」と見せると、フェニックスくんはツリーにやさしくタッチ。その姿が「なんとも愛らしい」と評判だ。ロンドンちゃん誕生の報告には、ナオミ・キャンベル、カーダシアン一家、デミ・ロヴァート、ダコタ&エル・ファニング姉妹らセレブから祝福が殺到。ファンからは「オーマイガッド。女の子が生まれたら『ロンドン』と名付けると、ずっと前から言っていたよね」「次の子の名前にはぜひリオ(・デ・ジャネイロ)も候補に入れて」などのコメントが寄せられている。(賀来比呂美)
2023年11月27日ハリウッドで118日間に及んだストライキが終わり、様々な作品の製作や撮影が再開されている。『ヴェノム』第3弾もそのうちの一本だ。主演のトム・ハーディが、インスタグラムで「ありがたいことに、撮影に戻ることができた。この場を借りて、『ヴェノム』第1弾からこれまで一緒にやってきてくれたチームのみんなに感謝したい。最高のキャストとスタッフ、それによき友人と家族たち。私たちは大きな進歩を遂げた」と報告し、自分を支えてくれた周りの人たちに感謝の意を表した。トムが長文の感謝レターと共に投稿した写真には、トムと一緒にケリー・マーセル監督とスタントマンのジェイコブ・トムリが写っている。マーセル監督は『ヴェノム』では共同脚本、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』ではトムと共に脚本を書き、今作では再びトムと共同執筆を行い、さらにメガホンも取っている。そんなマーセル監督に、トムは「今回の作品で指揮を執っているあなたを見ると、誇らしい気持ちになる。本当に光栄だ」と感慨深げにつづった。ジェイコブは2013年からトムのスタントダブルを務めており、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇えりし者』でも活躍した。ジェイコブのことを「大切な友人」と呼ぶトム。本人が「ジェイコブ、きみはやっぱり俺とそっくりだよ。ブラザー!」と認めるくらい2人はそっくりだ。(賀来比呂美)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVELヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 2021年12月3日より全国にて公開©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2023年11月27日Netflixの大ヒットドラマ「イカゲーム」のリアリティーショー版で、11月22日から配信中の「イカゲーム:ザ・チャレンジ」。賞金456万ドルを目指し、世界各国から集まった出場者が「イカゲーム」さながらのスリリングなゲームに挑戦するという番組だ。「The Hollywood Reporter」によると、この番組の撮影が行われた1月、出場者から負傷者が出てしまったという。2人の負傷者の代理人となったイギリスの法律事務所「Express Solicitors」の社長ダニエル・スレイドが、番組の製作会社「Studio Lambert」に手紙を送付したと報告。必要に応じて法的措置を取ることを示唆した。負傷者は、撮影現場の健康と安全性に対する基準の低さが原因で低体温症や神経の損傷を起こしたと主張しており、損害賠償を求めている。スレイドは「出場者は楽しいことに参加していると思っていましたし、まさかケガをするなんて考えもしませんでした」と苦言を呈した。寒空の下、気絶した人がいて救急隊員が呼ばれたことや、サイズの合わない服を渡されて寒さが堪えた出場者の話なども明かしている。一方、製作側は「私たちにとって健康と安全が最優先であるのは明らかなこと」であり、「撮影中に起こりうることを予測し、実際に厳しいテストを行い、適切な措置を講じていました」と万全の態勢であったと主張している。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月24日オスカー俳優のジェイミー・フォックスが、ある女性に性的暴行を加えたとして訴えられた。「People」誌がニューヨーク最高裁判所に提出された女性の訴状を入手した。※以下には性暴力被害に関する記述がございます。ご注意ください。訴状によると、2015年8月、友人と共にニューヨークのレストランのルーフトップバーを訪れた女性はジェイミーが来店していることに気づき、写真を撮らせてもらえないかと声をかけた。ジェイミーは「もちろんだよ、ベイビー」と快諾。何枚か写真を撮ったというが、その時のジェイミーは泥酔しているように見えたという。女性はジェイミーに店の奥の方に連れていかれ、「ワオ…スーパーモデルみたいなボディだね」「とてもいい匂いがする」などと言われた。そしてジェイミーは女性のトップスの下に両手を入れて触ってきたため、女性はジェイミーから離れようとした。近くにセキュリティースタッフがいたが、見て見ぬふりをして去っていったという。すると、ジェイミーは女性の下半身にまで手を入れて触ってきた。女性の友人がやってくると、やっと止めたということだ。女性は「肉体的、精神的に傷つき、不安、苦痛、経済的な損害を受け続けている」として損害賠償を求めている。ジェイミー側は「そのような事件は決して起きていない」と広報担当者が声明を発表し、全否定している。ニューヨーク州では、2022年11月24日から2023年11月24日の一年間に限り、「Adult Survivors Act」が施行されていた。これは、成人の性的暴行被害者が、いつ被害を受けたかということに関わらず(時効が過ぎていても)加害者に対して民事訴訟を起こすことができるという法律。施行中に訴えを起こされたセレブリティにはジェイミーのほかにアクセル・ローズ、キューバ・グッディング・Jr.らがいる。(賀来比呂美)
2023年11月24日ハリウッドにおいて、イスラエルとイスラム組織ハマスによる軍事衝突に対する映画人の挙動が、本人のキャリアに影響を及ぼすものとなっている。「Variety」誌によると『スクリーム』『スクリーム6』でサム・カーペンター役を演じ、続編の『Scream 7(原題)』でも同役を演じる予定だったメリッサ・バレラも影響を受けた一人。SNSで「この2週間、アカウントをフォローするなどして、パレスチナ側の動画や情報を積極的に探しています。なぜかって?だって西側メディアは片方(イスラエル)のことしか報じないから」「ユダヤ人がメディアを支配している」といった投稿をしたことが問題視されて『Scream 7』から降板させられてしまった。監督のクリストファー・ランドンはメリッサの“クビ”について「これが私からの声明です。最悪だ。わめくのはやめてくれ。これは私が決めたことではない」とXに投稿し、嘆いた。米大手エージェンシーCAAの映画部門共同責任者だったマハ・ダヒルは、「フリーパレスチナ(パレスチナを解放せよ)」というインスタグラムのアカウントの投稿をリポスト。イスラエルの大量虐殺を批判したところ、その職を解かれた。エージェントでいることは許されているという。彼女の最も重要なクライアントであるトム・クルーズは、CAAに対してマハを支持すると明言し、サポート。今月15日、トムはCAAまで出向きマハに直接会うという機会を設けたようだ。(賀来比呂美)■関連作品:スクリーム(2022)
2023年11月22日マイケル・B・ジョーダン主演作『クリード』シリーズの第4弾が製作されることが分かった。同シリーズでプロデューサーを務めてきたアーウィン・ウィンクラーが、「Deadline」のイベントで明かした。ウィンクラーは、「現在『クリード4』の製作を予定しています。本当にいい物語とプロットがあります。ストライキのせいで少し遅れてしまっているのですが、いまから1年後くらいには撮影前の準備に入れるでしょう」とのこと。また、ウィンクラーと共に第3弾の製作を務めたエリザベス・ラポーゾは、「第3弾が成功したこと、もっと観たいという人たちがたくさんいることは本当にうれしいです」と語った。第4弾の監督は、第3弾『クリード 過去の逆襲』で長編監督デビューを果たしたマイケルが続投するという。ウィンクラーは「彼が(監督に)なるでしょう。とてもいい仕事をしましたからね。カメラの扱いも慣れていますし」とマイケルの監督ぶりに太鼓判を押している。マイケルは今年初め、米情報番組「Good Morning America」に出演した際に「また監督をやってみたいかと聞かれて「やるべきです」と答えた。「最初の挑戦で学んだすべての教訓を生かして、またやりたいです。(監督業が)すごく好き。大好きなんです」と話していた。(賀来比呂美)■関連作品:クリード 過去の逆襲 2023年5月26日より全国にて公開© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年11月21日2000年代にマット・デイモンをアクションスターへと押し上げた『ボーン』シリーズの新作が製作されるようだ。「Variety」によると、現在ユニバーサルで企画の初期段階のため脚本家もキャストも決まっておらず、マットやジェレミー・レナーといったオリジナルメンバーが続投するかは不明とのこと。脚本が仕上がり次第、まず最初にマットにオファーをかける模様だ。マットはシリーズ5本のうち『ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』『ジェイソン・ボーン』の4本でシリーズジェイソン・ボーン役を演じた。4作目の『ボーン・レガシー』のみ出演していない。監督については、ユニバーサルが今年のアカデミー賞で国際長編賞を含む4部門で受賞した『西部戦線異状なし』のエドワード・ベルガー監督と交渉中とのこと。契約が成立すれば、これまで『ボーン』シリーズのメガホンを取ったダグ・リーマン(1作目)、ポール・グリーングラス(2・3・5作目)、トニー・ギルロイ(4作目)という豪華な顔ぶれに加わることになる。映画ファンは「『ボーン』は素晴らしいシリーズだからうれしい」「マット・デイモンのカムバックなしに『ボーン』はありえない」「絶対に実現してほしい」などのコメントをXに投稿している。(賀来比呂美)■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.西部戦線異状なし
2023年11月21日11月19日(現地時間)、メキシコシティで行われたコロナ・キャピタル・ミュージックフェスティバルにスキ・ウォーターハウスが出演。ステージでパフォーマンス中に、恋人ロバート・パティンソンとの間に第1子を妊娠していることを公表した「今日はキラキラしたものを着ようと決めていたんです」と観客に語りかけたスキ。その言葉通り、キラキラ輝くミニドレス&ボリューミーなファージャケットといういで立ちだったが、ゴージャスな衣装以上に目立っていたのが膨らんだお腹だ。「そうすればみんなに“ほかに起きていること”から気をそらせるかなと思って。うまくいったかわからないけど」とジャケットをめくってチラッとお腹を見せるジェスチャーをし、ジョークを交えて妊娠していることを明かした。満面の笑顔を見せるスキに、観客は大歓声を送った。スキとロバートは2018年から交際しており、今年、同棲をスタートしたという。先月、スキがポットキャスト「Driven Minds: A Type7」に出演した際に、「私はすごくラッキー。彼は散らかっていてもカオスでも受け入れてくれて、なにも言わない。かわいらしいと思っているみたい。だから私は本当にラッキー」と語っていた。(賀来比呂美)
2023年11月21日11月16日(現地時間)、ディズニーのCEOボブ・アイガーが米情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演。『アナと雪の女王』第4弾の製作の可能性について語った。「『アナと雪の女王』の3作目が進行中ですが、4作目も作るかもしれないんです。でもいまのところは、これらの映画について言えることはそんなにありません。『アナと雪の女王』『アナと雪の女王2』を作った(監督の)ジェン(ジェニファー)・リーが、ディズニー・アニメーションの彼女のチームと一緒に1つではなく実際は2つの物語に打ち込んでいます」とのこと。夫婦で前2作の歌曲を担当し、大ヒット曲「レット・イット・ゴー」を作ったクリステン・アンダーソン=ロペスは、アイガーのこの発言を受けて「ええと、ここでだんまりしていましたが、実はそうなんです。#アナと雪の女王3 #アナと雪の女王4」とXにポストし、夫婦で再び続編に携わっていることを明かした。ファンは「映画2本?最高の日だ!」「あなた方が再び歌を作ってくれると知り、とてもうれしいです」と喜びの声を上げているアナ役のクリスティン・ベル&エルサ役のイディナ・メンゼルもインスタグラムのストーリーズで、本件の記事をシェアしてファンに報告している。(賀来比呂美)■関連作品:アナと雪の女王2 2019年11月22日より日米同時公開Ⓒ2019 Disney. All Rights Reserved
2023年11月17日米動画配信サービス「Peacock」が、ドラマ版「テッド」のティザー動画を公開した。今作は映画の『テッド』『テッド2』の前日譚ドラマで、2024年1月11日より配信開始となる。全7話。舞台は1993年。ティザーでクマのテッドは2023年のテッドに向けて手紙を書いている。「未来のテッドへ。1993年のテッドだよ。きみがこれを読んでいるということは、最も成功しているストリーミングサービスで、ぼくたちがドラマ化されているということだ。未来は最高かい?きっとNASAがいつでも月に人を移送できるようになっているだろうね。空飛ぶ車や、ごく普通の天気、昔のことを蒸し返さない新しいテレビのキャラクターがいる世界を見るのが楽しみだ」とつづるテッド。2023年のテッドは「哀れなクズよ、そんなにたくさん願いがあったんだな」と切なげな表情を見せる。映画シリーズで監督、脚本、製作、テッドの声を務めたセス・マクファーレンは、今作では製作総指揮、脚本、共同ショーランナー、監督、そしてテッドの声も再び務める。ティザー動画を観た『テッド』のファンたちは「ついにだね。ずっと待っていたよ!」「待ちきれない」「伝説のデッドが帰ってくる!」「セス、ありがとう!」と期待と喜びの声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:テッド 2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© UniversalPictures/Tippett Studioテッド2 2015年8月28日より全国にて公開© Universal Pictures
2023年11月17日2022年11月にNetflixで配信され世界的に大ヒットした「ウェンズデー」。118日に及んだハリウッドのストライキが終了したことで、ついにシーズン2の製作へと動き出すようだ。「ウェンズデー」シーズン2への更新は、今年1月に決定していた。「Deadline」によると、本決まりではないが2024年4月下旬からアイルランドでの撮影開始を予定しているという。シーズン1は2021年9月から2022年3月までルーマニアで撮影された。シーズン1で主人公のウェンズデー・アダムスを演じたジェナ・オルテガは、シーズン2ではプロデューサーにも就任。新シーズンについて、「ティーンのロマンスより、ホラーに重点を置いたものになる」ことをほのめかしていたという。また、クリエイターのアルフレッド・ガフ&マイルズ・ミラー、製作総指揮/監督のティム・バートンは、ウェンズデーと母モーティシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)との親子関係を深く掘り下げるといった発言もしている。ドラマファンは「来年4月から撮影ということは、配信開始は2025年かなぁ…」「新しいシーズンを楽しみにしているよ。まだまだ先だね」「え!製作、まだ始まってなかったの?」「実はまだシーズン1を観ていないので、観ておくね」などの感想をXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月16日2024年3月10日に開催される第96回アカデミー賞授賞式で、昨年に続きジミー・キンメルが司会を務めることが分かった。ジミー本人がXで発表した。ジミーは2017年、2018年にもホストを担当し、今回で4度目となる。昨年、製作総指揮として製作に携わった妻のモリー・マクニアニーも続投する。ジミーは「アカデミー賞のホストをまさに4回やるのが夢だったんだ」、モリーは「今年は特に、オスカーのチームの一員になれることを光栄に思います。みんなが一緒になって仕事に戻ることを熱望している年なので」とコメント。ハリウッドで4か月に及んだストライキが終結したことを受け、意欲を燃やしているようだ。モリーはジミーがホストを務める「ジミー・キンメル・ライブ!」で10回以上エミー賞にノミネートされた経歴を持つ敏腕プロデューサー。授賞式を主催する映画芸術科学アカデミーのCEOビル・クレイマーと会長のジャネット・ヤンは、「オスカーに再びホストとしてジミー、製作総指揮としてモリーを迎えることを大変うれしく思っています。2人は私たちの映画への愛情、活力とエンタメ性に優れたショーを製作するという私たちのコミットメントを共有しています」と2人に太鼓判を押す。第96回アカデミー賞授賞式はロサンゼルスのドルビーシアターで行われる。(賀来比呂美)
2023年11月16日第33回ゴッサム賞授賞式で、グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』が「グローバル・アイコン&クリエイト・トリビュート賞」を受賞することが分かった。ゴッサム賞を主催する「ゴッサム・フィルム&メディア・インスティチュート」が発表した。同賞は「文化的なアイコンと、そのアイコンに命を吹き込んだ映画製作者を表彰する」もので、今年の授賞式のために創設されたという。事務局長ジェフリー・シャープは、「『バービー』の独創的な世界とエッジの効いた脚本、生き生きとした映画製作、感情に訴え、楽しい演技、明るくてにぎやかなセットと衣装デザイン、そして衝撃をもたらすオリジナル音楽に世界中の観客が虜になりました」とコメントしている。『バービー』のクリエイティブチームは撮影監督のロドリゴ・プリエト(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、プロダクション・デザイナーのサラ・グリーンウッド(『美女と野獣』)、衣装デザイナーのジャクリーン・デュラン(『アンナ・カレーニナ』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でアカデミー賞受賞)ら。第33回ゴッサム賞授賞式は11月27日に開催される。(賀来比呂美)
2023年11月15日アン・ハサウェイが、業界に入ったばかりの頃は、女性はある年齢を超えるとキャリアの道から外れると聞いていたことを「Porter」誌で語った。16歳でエンタメ業界入りし、2001年の映画デビュー作『プリティ・プリンセス』が大ヒット。2011年には『レ・ミゼラブル』でアカデミー助演女優賞を受賞し、演技派俳優としての地位も確立したアン・ハサウェイ。『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』といった代表作を持ち、41歳の現在も待機作を多数抱えている。「子どもの時にこの業界に入った時は、『35歳になったらあなたのキャリアは崖から転げ落ちる』と警告を受けたものです。それって、多くの女性が直面することですよね」とアン。「そんな時代の中で進化していったのは、より多くの女性が人生のもっと深いところでキャリアを築くようになったということ。素晴らしいと思います」と女性のキャリアとの向き合い方や築き方が変わったことを喜んだ。「もちろん、紙吹雪をまいて盛大に祝うべきだという意味ではないんです。『誇りに思うべきこともたくさんあるし、修正すべきこともたくさんある』と先日だれかに言われましたし」と、女性のキャリアに関する問題が全てが解決したわけではないと考えているようだ。俳優業でアンのやりがいになっていることは、作品への出演を通して「だれかの人生に自分が織り込まれる」ということで、「とてもうれしい気持ちになる」という。「人々が癒しを求めている瞬間に私が関わっているというのは、言葉では表せないほど光栄だと感じるんです」と語った。(賀来比呂美)
2023年11月14日Netflixが、カルタゴの将軍・ハンニバルを主人公とした映画(タイトル未定)を製作するという。主演はデンゼル・ワシントン。監督はこれまでにデンゼルと『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズでタッグを組んできたアントワーン・フークアが務める。脚本は、『グラディエーター』『アビエイター』『ヒューゴの不思議な発明』でアカデミー賞に3度のノミネート歴のあるジョン・ローガン。デンゼルとフークア監督は、エリック・ローガン(『エスター』)、アダム・ゴールドワーム(『ラスト・ウィッチ・ハンター』)と共にプロデューサーも務める。Netflixは本作について、「この映画は、歴史上最も偉大な武将として広く知られている実在の戦士ハンニバルをテーマとしています。彼が共和制ローマとの第二次ポエニ戦争中に指揮を執った、極めて重要な戦いを描きます」と説明。映画ファンからは「デンゼル×フークア監督で、題材がハンニバル将軍。なんて魅力的なんだ」「デンゼルは素晴らしい俳優だから期待している」という歓迎の声から、「人種も年齢も当時のハンニバルとは違うのでは?」という疑問の声も上がっている。デンゼルは現在、本作とは別の戦争映画『グラディエーター』の製作に入っており、ポール・メスカル、ペドロ・パスカルらと共演している。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月14日Netflixの人気リアリティー番組「クィア・アイ」から、メインキャストの一人であるボビー・バークが卒業することが分かった。本人がSNSで発表した。ボビー・バークは、来年1月に配信されるシーズン8が最後の出演になるという。「『クィア・アイ』での旅は終わるけれど、あなたたちとの旅は終わらないよ。すぐにまたぼくを見ることになる」と新たなプロジェクトの始まりをほのめかしている。「クィア・アイ」は、インテリア担当のボビー、料理担当のアントニ、ファッション担当のタン、カルチャー担当のカラモ、美容担当のジョナサンの「ファブ5」と呼ばれるその道のプロが、依頼人の内面も外見も素敵に改造するという番組。2018年から配信されており、日本で撮影を行ったこともある。ファブ5のメンバーは、ボビーが卒業発表した投稿のコメント欄にメッセージを送った。アントニは「#foreverthefab5(ファブ5は永遠に)だよ、本当に。忘れないでね!」、カラモは「ボビー。なにがあってもぼくたちは#foreverthefab5だ。Netflixのお問合せコーナーに『ボビーは辞めちゃダメだ!』とメールをしようかと思ったよ」、ジョナサンはシンプルに赤いハートの絵文字を3つ。タンからのメッセージはまだない模様。ファンは「ボビーが辞めても番組は続くの?」とXで質問を投げかけているが、同番組はすでにシーズン9の製作が決定している。「ヤダヤダ」「なぜ?」と惜しむ声や「もしかして、スピンオフ番組を持つとか?」とこれからの活動に期待する声を寄せている。(賀来比呂美)
2023年11月14日Netflixで来年1月4日に配信開始となるドラマ「The Brothers Sun(原題)」の予告編が公開された。舞台は台湾とロサンゼルス。チャールズ(ジャスティン・チエン)は台湾の犯罪組織のボスの長男として育ち、冷酷な殺人者になるべく訓練されてきたが、父親が謎の暗殺者に撃たれたことをきっかけにロサンゼルスへと赴く。そこに住む母親アイリーン(ミシェル・ヨー)と弟ブルース(サム・ソン・リー)を守るために…。「守る」と言っても予告編を観る限り、アイリーンはかなり肝の据わった「強い母」の模様。冒頭で次男が「兄貴がぼくを殴った」とアイリーンに言いつけると、彼女は「家族を殴るなんてことはしないでしょ!」と注意しつつ、次の瞬間に目の前の長男を平手打ち。「この世にもう安全な場所なんてない」と覚悟を決めたようなセリフをつぶやいたり、電動ドリルで死体とみられるものに「なにか」をして息子たちに驚かれたりと、ただものではない様子を見せている。予告編を観たファンは、「ミシェル・ヨーは本当にかっこいい。女版ジョン・ウィックだ」「内容を知らずともミシェル・ヨーというだけで観たい」「この作品が観たいがためにNetflixにまた入っちゃいそうだ」と大きな期待を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月13日先週末、ティモシー・シャラメが「サタデー・ナイト・ライブ」で2回目のホストを務めた。コメディトリオの「Please Don't Destroy」と共にスキット(寸劇)にも出演したのだが、これの内容に視聴者から厳しい批判が寄せられている。スキットでティモシーが演じているのは自殺願望を持つミュージシャンのフランクで、ビルの窓から飛び降りようとしている。それを目撃した「Please Don't Destroy」のメンバーが、「あなたには大切な人や大切なものが、なにかあるでしょう?」と地上から必死に語り掛ける。するとフランクは「音楽だ。音楽を作ったけれど、臆病者だからだれにも聴かせたことがないんだ」と話す。メンバーたちはフランクに自殺を思いとどまらせようと、「音楽を聴かせて」と頼む。フランクは喜んで聴かせるが、その音楽は非常に冴えないもので、メンバーたちは困惑しながらもなんとか褒め称える。気をよくしたフランクはもう一曲聴かせ、さらに「インスタでシェアしてくれる?」とノリノリだ。メンバーは「それで死にたいという思いがなくなるなら」と快諾。フランクにバンド名を尋ねると「ハマス。H-A-M-A-S」と返し、メンバーは「ハマス?ハマスの曲なんてインスタに載せないよ!」と拒否するというもの。イスラエルとイスラム組織ハマスによる軍事衝突により、パレスチナ・ガザ地区への大規模な攻撃が続く現在、このようなスキットは「ありえない」「全然ジョークにならない」などの批判がXに殺到中だ。(賀来比呂美)
2023年11月13日先週、ディズニー×ピクサーが『インサイド・ヘッド』の続編『Inside Out 2(原題)』の予告編を公開した。公開から24時間で再生回数が1億5700万回を突破し、ディズニー映画としては『アナと雪の女王2』を超える歴代最多記録を達成した。これを受け、ピクサーの最高クリエイティブ責任者で今作の監督でもあるピート・ドクターは「たくさんの方が『Inside Out 2』の予告編を観るために、アクセスしてくれたことをとてもうれしく思います」と喜びのコメントを寄せた。「1作目が公開された時、みなさんの頭の中にある小さな声、つまり感情を可視化する物語を伝えることで、1本の映画には収まりきらないくらい多くのことを掘り下げられるとわかっていました」と、続編製作は必然だと思っていたことも明かしている。「現在までに寄せられた予告編への大きな反響に、この上なく感謝しています。チェックしてくれたみなさん、ありがとう。来年の夏にみなさんに観てもらうのが楽しみです」。『Inside Out 2』の予告編では、前作のメインキャラクターたちに新しい感情のAnxiety(不安)が加わったことがわかった。声優は「ストレンジャー・シングス」のマヤ・ホークが務めており、前作のファンからもキャスティング、予告編共に好評だ。『Inside Out 2(原題)』は2024年6月14日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開© 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年11月13日Netflixが、ニコロデオンの人気アニメ「アバター:伝説の少年アン」を実写ドラマ化。予告編の公開と共に、2024年2月22日から本編を配信予定であることを発表した。主人公のアンを演じるのはゴードン・コーミエ。カタラ役にギャウンディーヨ、サカ役にイアン・オウズリー(「13の理由)、ズーコ王子役にダラス・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、アイロー将軍にポール・サン=ヒョンジュ・リー(「マンダロリアン」)、火の王ロザイ役にダニエル・デイ・キム(「LOST」)、ジャオ提督にケン・レオン(「LOST」)が起用されている。実写ドラマのタイトルは「Avatar: The Last Airbender(原題)」。かつて世界には水の国、火の国、土の国、気の国の4つの王国があり、4つの「エレメント」と呼ばれる能力を全てマスターしたアバターによって均衡が保たれていた。しかし、火の国が反乱を起こし、世界征服への一歩を踏み出したことで全ては変わってしまう。少年アンは次のアバターとして正当な地位を得るべく、サカやカタラと冒険に繰り出す。予告編を観たファンの感想は、「アニメのファンだからこそ実写には期待していなかったんだけど、とてもいいじゃないか!」「泣いています。全身に鳥肌も立っています。子どもの頃の思い出がよみがえったよ」「キャストが役にぴったり合っている!」などと大好評。「アバター:伝説の少年アン」は、過去にも実写化されたことがある。2010年公開のM・ナイト・シャマラン監督作『エアベンダー』だ。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月10日2015年に公開されたピクサー&ディズニーアニメ『インサイド・ヘッド』の続編『Inside out 2(原題)』のティザー予告が解禁となった。前作は、11歳の少女ライリーの頭の中の「ヨロコビ」「カナシミ」「ムカムカ」「ビビリ」「イカリ」という5つの感情を擬人化したキャラクターが、ライリーを幸せにしようと奮闘する物語。今作ではライリーはティーンエイジャーに成長。ある日、頭の中の司令部でサイレンが鳴り、感情たちを慌てさせる。突然「デモの日だ!」と称してやってきた青、緑、紫の感情の軍団がひとしきり大暴れし、「彼女は準備完了だ」と言って帰っていく。そして現れたのはオレンジ色の「Anxiety(不安)」という新しい感情だった。びっくりして声を上げる感情たちをかばい、Anxietyの目の前に立ちはだかるヨロコビ。「私の荷物、どこに置けばいい?」「ごめんなさい。私たち、第一印象をよくしなきゃと思って」とまくしたてるAnxietyに、ムカムカが「“私たち”ってどういうこと?」といぶかしげに尋ねるシーンでティザーは終了する。声優キャストは、ヨロコビはエイミー・ポーラー、カナシミはフィリス・スミス、イカリはルイス・ブラックが続投し、ビビリはビル・ヘイダーからトニー・ヘイルに交代。新キャラAnxietyは、「ストレンジャー・シングス」のマヤ・ホークが務めている。映画ファンから「『インサイド・ヘッド』は本当に続編を作るべき映画だと思っていたからとても楽しみ」「『不安』がマヤ・ホークって、ぴったりすぎる!」「9年も待ってたよ」などの感想が寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開© 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年11月10日ハリウッドで118日間続いていた全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが、ついに終結を迎える。同組合の交渉委員会が、満場一致で交渉相手の全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)との暫定合意に達し、「ストライキは11月9日の木曜日、午前12時1分に正式に終了します」という声明を出した。組合員の最低賃金の引き上げ、ストリーミング配信による俳優への収益配分の変更、AIの使用における規制など、組合がAMPTP側に要求していたことが通ったとのこと。SAG-AFTRAは、5月2日から大規模なストライキに突入した全米脚本家組合(WGA)に続く形で7月14日からストライキに入った。両者のダブル・ストライキは1960年から63年ぶり。WGAは9月27日に一足早くストライキを終えていた。SAG-AFTRAのスト中は、原則として俳優は映画やテレビの撮影に参加できず、プロモーション活動もNGだったため、興行収入に大きな影響が出たとみられている。今年の夏は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』主演のトム・クルーズ、『バービー』主演のマーゴット・ロビーらがプロモーション来日予定だったが、キャンセルとなった。スト終結により、アレック・ボールドウィン、マンディ・ムーア、「ストレンジャー・シングス」のノア・シュナップ、ジョー・ルッソ監督らが喜びの声や祝福メッセージをSNSにアップしている。(賀来比呂美)
2023年11月09日今年9月、ラスベガスに球体型アリーナ「スフィア」がオープンした。11月8日(現地時間)、この建物を包み込む巨大なLEDスクリーンに、11月10日に日米同時公開となる『マーベルズ』のキャラクター・グースが映し出され、話題となっている。グースは『キャプテン・マーベル』に登場した茶トラの猫。見た目は猫なのだが、実はエイリアンのフラーケンであり、なんでも丸ごと飲み込んでしまうという能力を持つ。グースのファンは多く、『マーベルズ』での活躍にも期待しているという声を寄せていた。スフィアのスクリーンに映し出されたグースは、はじめは“普通の猫”のようにレーザーポインターの点に興味を持って目で追い、手で捕まえようとする。しかし、しびれを切らすと口からタコのような多数の触手を出し、画面いっぱいにそのちょっとグロテスクな触手が広がる…というプロモーション映像だ。同日はラスベガスで『マーベルズ』の上映会も行われたという。マーベルの公式Xアカウントは「ラスベ“グース”へようこそ!」と、映像を紹介。映画ファンは「スフィアの使い方、完璧!」「宣伝のセンスが最高」「これぞ広告だよね」と好意的な感想を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月09日2021年、クエンティン・タランティーノ監督がロサンゼルスのロスフェリスにある老舗映画館「ヴィスタ・シアター」を購入した。改装のためしばらく営業停止していたが、いよいよ11月17日に再オープンするという。11月11日にはお披露目とヴィスタ・シアターの100周年祝いを兼ねた特別上映会を開催。司会を務めるタランティーノ監督の代表作『トゥルー・ロマンス』を35mmフィルムで上映する。1993年に製作され、クリスチャン・スレーター&パトリシア・アークエットが主演した同作には、ヴィスタ・シアターで撮影されたシーンがある。チケットはすでに完売。観客にはソフトドリンクと記念容器に入ったポップコーンが上映前に配られる。「チケット、買えなかったよ!」「すぐ完売だった」「チケットを予約するウェブサイトがクラッシュしていたよ?」と、映画ファンのコメントによるとチケットの争奪戦が繰り広げられたことがうかがえる。再オープン後は17日からイーライ・ロス監督の『サンクスギビング』(35mm)、22日からリドリー・スコット監督の『ナポレオン』(70mm)がレギュラー作品として上映される。ヴィスタ・シアターには「コフィー」という名のカフェも併設。タランティーノ監督作『ジャッキー・ブラウン』に影響を与えたパム・グリア主演作『コフィー』にちなんでつけられたという。パムは『ジャッキー・ブラウン』の主演俳優でもある。(賀来比呂美)
2023年11月08日任天堂が人気ゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画の企画開発を開始したと発表した。同社代表取締役フェローの宮本茂氏と、『スパイダーマン』シリーズ、『ヴェノム』シリーズなどを手掛けてきたプロデューサーのアヴィ・アラッドが共同で進めるという。世界中の「ゼルダの伝説」のファンは、「まずはアニメ化かと思ったら、実写化か!」「映画化を本当にずっと待ち望んでいたのでうれしい。ついに!」「ゲームから実写映画化された『名探偵ピカチュウ』や『ソニック・ザ・ムービー』のような、よい作品になりますように」と喜びや期待の声を上げている。監督は『メイズ・ランナー』シリーズ、『猿の惑星:キングダム』のウェス・ボールに決定しているという。「ボール監督なら最高のものを作ってくれるはず!」「彼なら間違いない」と、ファンは太鼓判を押す。すでに、理想のキャストを挙げているファンも。主人公のリンク役にはトム・ホランド、ティモシー・シャラメなどの名前が挙がった。実は昨年、AIを使用して作った実写映画版『ゼルダの伝説』のポスターがネット上に出回り、それを信じてしまう人が続出した。このポスターには、トム・ホランド(リンク)、エマ・ワトソン(ゼルダ)、イドリス・エルバ(ガノン)、ダニー・デヴィート(チンクル)らがそれぞれの役に扮した姿が掲載されていた。(賀来比呂美)
2023年11月08日ニア・ダコスタ監督作『マーベルズ』より、最終予告編が公開された。最終予告編はアベンジャーズ対サノスの戦いの回想からスタート。「サノスを倒したけれど、これで終わりではない」というキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)の言葉通り、新たな敵が出現する。キャプテン・マーベルに恨みを抱える謎の敵ダー・ベン(ゾウイ・アシュトン)だ。これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは、モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)、カマラ・カーン/ミズ・マーベル(イマン・ヴェラーニ)はチームを結成し、ダー・ベンに立ち向かう。後半には『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ソー:ラブ&サンダー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場したヴァルキリー(テッサ・トンプソン)がカメオ出演しており、映画ファンから「予想外だ!」「ガールズパワー集結!」と反響を呼んでいる。また、サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーが「彼らがやってきた」とさらなるキャラクターのサプライズ登場を匂わせており、一瞬その姿が映る。これに対して「『X-MEN』のストームかな?」と予想する人も。果たしてその正体は…?『マーベルズ』は11月10日に日米同時公開。(賀来比呂美)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月08日Appleが、「スヌーピー」で知られるチャールズ・M・シュルツの「ピーナッツ」の長編アニメ映画(タイトル未定)の製作を発表した。製作会社は「ワイルドブレイン」。監督は『ILOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のスティーヴ・マルティノ。脚本は、同作を手掛けたクレイグ&ブライアン・シュルツ、コーネリアス・ウリアーノに『チキンラン』のカーリー・カークパトリックが加わり、共同執筆する。製作は『ヒックとドラゴン』のボニー・アーノルド。Appleの子供番組部門の責任者タラ・ソレンセンは「スヌーピー、チャーリー・ブラウン、そして仲間たちが大都市で繰り広げるハートウォーミングな新しい冒険を、みなさんに体験してもらうのが待ちきれません」とコメント。“大都市”がどこであるかは発表されていないが、公開された画像にはニューヨークの雰囲気漂う街が写っている。スヌーピー、チャーリー・ブラウンのほか、ライナス、ルーシー、フランクリン、シュローダー、ペパーミント・パティ、マーシーの姿も。原作者の息子で脚本家のクレイグ・シュルツは、「父が遺したものを、私と息子のブライアン、それに彼の執筆パートナーであるニール(コーネリアス)のオリジナルストーリーで引き継ぐことができるというのは、すごく特別なことです」と語っている。(賀来比呂美)
2023年11月07日11月10日に公開となる『マーベルズ』のニア・ダコスタ監督が、上映時間に対するこだわりを「Digital Spy」に語った。同作の上映時間は105分で、MCU映画史上最も短い作品となる。これまでは共に112分の『インクレディブル・ハルク』と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』が最短映画だった。「本当に、2時間以内に収めたかったんです。映画製作ではいつでも上映時間のことを考えています。必要でなければ、長くする必要はないと思っているので。1時間45分というのは、映画としてかなり平均的です。だからみんなすごく喜んでいるんですよ」とダコスタ監督。今作が「最短のMCU映画になるらしい」とは以前からうわさされており、9月末には「105分」という数字がAMCシアターのHPに掲載され(その後、一時的に削除)話題になった。これに関して、ダコスタ監督は「私はただ、映画にとって正しいことをすればいいと思っています。報道されるまで上映時間が話題になるなんて知りませんでした。とにかく、映画のために正しいことをしなければという思いです」と話した。映画ファンは「マーベルの映画を2時間以内にまとめるのは挑戦的だ」「映画は2時間以内であってほしい。多くの映画はやたらと膨らませすぎる」「私は上映時間よりもテンポの良さを重視している」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月07日