新海誠監督作の『天気の子』が、2020年2月9日に開催される、第92回アカデミー賞授賞式の「国際長編映画賞」ノミネート候補作品の日本代表に選ばれた。「The Hollywood Reporter」が報じた。今後、ノミネート入りを目指す。「国際長編映画賞」は、今年までは「外国語映画賞」という名称だったが、グローバルな映画製作コミュニティにおいて「外国」という言葉を使うのが時代遅れであるとの理由で、来年から変更になった。新海誠監督作は、『君の名は。』が第89回アカデミー賞授賞式の「長編アニメ賞」でノミネート候補に挙がったことがある。今回はアニメ、ドキュメンタリー映画も参加可能な「国際長編映画賞」でのエントリーで、日本のアニメがこの部門でノミネート候補となったのは、宮崎駿監督の『もののけ姫』以来だという。北米では『天空の城ラピュタ』、『もののけ姫』などのジブリ作品や『海獣の子供』など、数多くの日本の作品を配給してきた「GKIDS」が配給を担当する。『天気の子』は9月にトロント国際映画祭の「スペシャル・プレゼンテーション部門」に出品されることも決定している。(Hiromi Kaku)■関連作品:君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年08月27日「Disney+」オリジナルドラマ、「High School Musical : The Musical : The Series」(原題)の予告編が公開された。舞台は3本製作されたテレビ映画シリーズ「ハイスクール・ミュージカル」と同じ、イースト高校。予告編は、映画「ハイスクール・ミュージカル」を同校でミュージカルとして上演するために、オーディションが行われるというところから始まる。カメラはオーディションを受ける生徒たちに焦点を当て、ドキュメンタリー風に進行。オリジナル版でヴァネッサ・ハジェンズが演じたガブリエラ役を狙うニニ、ニニの元カレで新しい彼氏ができてしまったニニの心を取り戻そうと、オーディションを受けるリッキーなどの登場人物が紹介されている。オリジナル版の熱狂的なファンはいまも多く存在するが、「いい意味で驚いた」「おもしろそう」「観てみよう」という声が上がっている。また、主役のキャラたち以上に強烈な印象を残しているとして、フランキー・ロドリゲス演じるカルロスが注目を集めている。カルロスは予告の中で、「『ハイスクール・ミュージカル』は37回も観た。『2』と『3』は最初の15分だけ!」とさりげなく『ハイスクール・ミュージカル』の続編をけなしたり、授業をさぼって1人でダンスを練習していたところ、先生に「ほかに行くところがあるんじゃないかい?」と問われて大真面目に「ブロードウェイ!」と答えたりと、個性的なキャラだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハイスクール・ミュージカル2 [海外TVドラマ]© Disney.ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー 2009年2月7日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc.
2019年08月26日1955年のアニメ『わんわん物語』が実写映画として蘇り、11月12日に「Disney+」で配信開始となる。配信まで3か月を切り、ディズニーが「D23 Expo」にて初めての予告編を公開した。予告編には、テッサ・トンプソンが声優を務めるアメリカン・コッカー・スパニエルのレディと、ジャスティン・セローが声優を務める野良犬のトランプが登場。トランプは「ぼくにはリードもないし、柵もない。毎日が冒険さ」とレディに自由気ままな生活を勧めている。終盤にはアニメ版の見どころの一つでもあった、スパゲッティを分け合う直前のシーンが映し出される。主役を演じる2匹は「D23 Expo」に出席し、「リジー&Lizzy」のリブート化を発表しにきたヒラリー・ダフとじゃれ合ったり抱っこしてもらったりと、ご機嫌な時間を過ごした。ファンの反応は、日本では犬たちがかわいい、楽しみ、観るしかない、うれしすぎて泣けるといった期待の声が寄せられている。また、今作は「Disney+」の配信限定作品であり、日本ではすぐに観られないことから「特別に劇場公開してほしい」という切実な願いも見られた。(Hiromi Kaku)■関連作品:わんわん物語II
2019年08月26日ソニーとディズニーの交渉決裂により、MCUの脱退がほぼ決定したスパイダーマン。“同僚”のホークアイ(ジェレミー・レナー)や“マーベル仲間”のデッドプール(ライアン・レイノルズ)は、この件にコメントしていたが、スパイダーマンを演じるトム・ホランド本人は沈黙を貫いていた。しかし先週末、ディズニーによるイベント「D23 Expo」にトムが登場。ついに自らこの件に関して口を開いた。「大変な一週間だったよ。でも、みんなに知っておいてほしいのは、ぼくは心の底から感謝していて、3000回愛してるってこと」と『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアイアンマンことトニー・スタークが娘に伝えたセリフを引用し、心境を表した。『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』シリーズで、師と弟子のような関係を築いてきたスパイダーマン&アイアンマン。それぞれの役を演じているトムとロバート・ダウニー・Jr.は、30歳ほど年の差があれど、劇中のみならず実生活でも絆は固いようだ。トムが「D23 Expo」に出席する前に、2人でハイキングに出かけ、「やったね、スタークさん!」とキャプションを付けた写真をSNSに投稿。1200万以上の「いいね!」がついた。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年08月26日2016年に実際に起きた「Fox News」の元CEOロジャー・エイルズによるセクハラ・スキャンダルを描く、『Bombshell』(原題)の予告編が公開された。同作ではアカデミー賞女優のニコール・キッドマン、シャーリーズ・セロン、アカデミー賞にノミネート経験のあるマーゴット・ロビーの演技派3人が共演。1分半弱の予告編において、3人はエレベーターで顔を合わせ、同じフロアで降りていく。セリフはニコールが発する「ここ、暑いわね」の一言のみで、空気が異様に張り詰めている。ニコールは、ロジャーに対してセクハラ訴訟を起こした元ミス・アメリカでキャスターのグレッチェン・カールソン、シャーリーズは同じくキャスターのメーガン・ケリー、マーゴットはこの映画のために作られた架空のプロデューサー、ケイラ・ポスピシルを演じている。役作りを徹底的に行うことで知られる3人だが、実在しない人物を演じるマーゴットは別として、ニコールもシャーリーズも本人に似せた風貌が話題に。特にシャーリーズは、普段と顔が全く違い、「メーガン・ケリーそのもの」と称賛の声が殺到している。予告編の内容についても「ミニマムに収め、全体像をさらすことなく期待を高めている」「アカデミー賞の匂いがする」などと好評だ。(Hiromi Kaku)
2019年08月23日米テレビ局「Showtime」がリブート版「Lの世界」の予告編を公開した。リブート版では、オリジナル版の放送が終了した2009年から10年後の世界が描かれている。オリジナル版のキャラ3人は、それぞれ10年の間に成功への道を歩んでいた模様。予告編は、ベット(ジェニファー・ビールス)が多くの支持者の前でロサンゼルス市長に立候補すると宣言する場面から始まる。アリス(レイシャ・ヘイリー)は自分のトーク番組を持っており、プライベートジェットから降り立ったシェーン(キャサリン・メーニッヒ)は相変わらず“女たらし”ぶりを見せている。ファンの反応は好評で、「もう1回オリジナル版の全話を復習しておく」、「本当に待ちきれない」、「予告編を観て期待が高まった」などのコメントが多数。現在、出演が決まっているオリジナルキャストは3人ではあるが、予告編を見たファンからはより多くのキャストの復帰を願う声が寄せられている。ティナ役のローレル・ホロマンは画家に転身し、女優業からはほぼ引退状態。キット役のパム・グリアは出演中のドラマで多忙のため出演しないと伝えられている。全8話のリブート版「Lの世界」は「Showtime」で12月8日にオンエアされる。(Hiromi Kaku)■関連作品:Lの世界 [海外TVドラマ]© 2008 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.
2019年08月23日「Forbes」誌が毎年恒例の「最も稼いだ俳優ランキング」を発表した。2018年6月1日から今年6月1日の1年でドウェイン・ジョンソンが推定約95億1000万円(8940万ドル)を稼ぎ、トップに立った。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『スカイスクレイパー』、HBOのコメディドラマ「ballers/ボーラーズ」のギャラが主に収入を占めるという。同ドラマのギャラは、1話につき約7400万円(70万ドル)とのこと。ドウェインは今月18日に12年来のパートナーと結婚式を挙げ、公私ともに絶好調だ。ほかは10位までにクリス・ヘムズワース(2位)、ロバート・ダウニー・Jr.(3位)、ブラッドリー・クーパー(6位)、クリス・エヴァンス(8位)、ポール・ラッド(9位)の5人のマーベルヒーローがランキング入りを果たした。6位のブラッドリーは、ロケットの声優を務めた『アベンジャーズ/エンドゲーム』のギャラは全収入の10パーセントに過ぎないが、監督・俳優・製作・共同脚本を務めた『アリー/スター誕生』からの収入が70パーセントを占めている。残る4位はボリウッドスターのアクシャイ・クマール、5位はジャッキー・チェン、 6位(タイ)はアダム・サンドラー、 10位はウィル・スミスだった。(Hiromi Kaku)
2019年08月22日先日、ソニー・ピクチャーズとディズニーおよびマーベルの契約交渉が決裂し、スパイダーマンがMCUから脱退することが報じられた。マーベルファンたちはソニーに対する不買運動を展開し、10月31日のハロウィンにはみんなでスパイダーマンのコスチュームを着て、スパイダーマンを「家(MCU)へ帰す」イベントを開催予定。同イベントでは「平和的なデモ」を行うという。マーベル映画でヒーローを演じている俳優たちも、スパイダーマンのMCU脱退に反応を見せている。『アベンジャーズ』シリーズでクリント・バートン/ホークアイを演じているジェレミー・レナーは、「ヘイ、ソニー。ぼくらはスパイダーマンに、スタン・リーとマーベルのもとに帰ってきてほしいんだ。頼むよ。ありがとう。#おめでとう #スパイダーマンかっこいい #お願い」とソニーに懇願している。ディズニーがFOXを買収したことで、今後MCU作品に参加が期待されている『デッドプール』のライアン・レイノルズは、「私たちはスパイダーマンとデッドプールの共演作を望むことはできるの?」というファンの問いに、「もちろんできるよ。でも、ぼくの心の中だけでね」とツイッターで答え、早くも諦めモードなのかもしれない。(Hiromi Kaku)
2019年08月22日1作目の公開から20周年を迎えた『マトリックス』が、4作目を製作するという。ワーナー・ブラザース・ピクチャーズの会長トビー・エメリッヒが発表した。主演のキアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスが、ネオとトリニティーとして再び出演する。前3作はウォシャウスキー兄弟が監督と脚本を務めたが、4作目は兄(現在は姉)のラリー(現在はラナ)が両方を務める。また、ラナはシリーズ2作で製作総指揮を務めたグラント・ヒルとともにプロデューサーにも名を連ねる。「ラナは先を見通す力がある。豊かな才能とオリジナリティを持つ、クリエイティヴなフィルムメーカーです。彼女が監督、脚本家、プロデューサーとして『マトリックス』の世界の最新章を手掛けることを私たちはとても楽しみにしています」とエメリッヒはラナに対する期待を語っている。ラナは「20年前に私と弟(現在は妹)が掘り下げていた現実性に関するアイディアは、いまはもっと身近に感じます。私の人生に、あのキャラクターたちが戻ってくるのがすごくうれしいですし、素晴らしい友人たちとまた働くチャンスをいただけて、感謝しています」と語った。(Hiromi Kaku)
2019年08月21日ソニー・ピクチャーズとディズニーが、契約交渉において衝突したという。ディズニーの子会社であるマーベルは、ソニーと利益を折半することを提案したがソニーは拒否。従来通り「ディズニーは5%のまま」で契約することを望んだとのこと。「Deadline」などが伝えた。2015年、スパイダーマンの映画化権を所有するソニーは、ディズニー、マーベルとパートナーシップを結んだ。以来、トム・ホランド演じるスパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ』シリーズ、スパイダーマン単独作品に出演。このままソニーとディズニーが契約交渉で合意に至らない場合は、今後ソニーが2作品製作するといわれている『スパイダーマン』映画をマーベルのCEOケヴィン・ファイギがプロデュースすることはなくなり、MCU作品にスパイダーマンが登場することもなくなる。ファンたちは「ソニーがこんな風にファンの世界を汚すだなんて。全然大丈夫じゃない」、「今日はすごくいい日だった。スパイダーマンがMCUから消えると聞く前までは。ソニーよ、なぜこんな仕打ちを…」と悲痛の叫びを上げている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年08月21日スマートデバイス市場にスマートベッドが登場した。その名も「HiBed」。イタリアの建築家&デザイナーのファビオ・ヴィネッラが手掛けたスタイリッシュなデザインのベッドだ。ベッドと70インチのスクリーン、HDプロジェクター、スピーカーなどが一体となっており、Wi-Fiにも対応。ボイスコントロールで様々なことが指示できるほか、モニターがユーザーの動きを察知したり、好みに合わせた気温調整を自動的に行う。朝はアラームで目覚めを促し、天気予報や渋滞情報を提供。生体計測モニターを内蔵し、ユーザーの体重管理まで行うという。ベッドなだけに、夜はさらに大活躍だ。調光可能な読書灯の下、読書や仕事をすることもできるし、寝っ転がりながら目の前の巨大スクリーンでNetflixなどのドラマや映画を観ることもできる。ひとたび眠りにつけば、独自のアプリが眠りのパターンを分析し、睡眠の質の向上につなげる。まさに、「個人のコンシェルジェサービス」を実現したベッドだ。「HiBed」には2つのタイプがあり、健康のみにフォーカスした簡易版は約1万4000ドル(約150万円)で、ボイスコントロールやエンタメ関連の設備を加えたものは約1万8700ドル(約200万円)。購入希望者は、販売元の「Hi-Interiors」のHPから予約する必要がある。(Hiromi Kaku)
2019年08月19日ドラマは最終章を迎え、幕を閉じた「ゲーム・オブ・スローンズ」だが、原作小説はまだ終わりにたどり着いていない。作者のジョージ・R・R・マーティンは、「The Observer」との対談で、小説のエンディングはドラマには影響されないと強調した。「(エンディングへの影響は)全然ないよ。何も変わることはない。全員を満足させることはできないから、自分が満足するしかないね」。ネット上の批評を見ないようにするために、一定の距離を置いているというマーティン。それでもやはりファンの意見は気になるようで、「正しいものもあれば、間違っているものもある。私が書き上げたときに、彼らは知ることになる」と語っている。ドラマが完結したことで、マーティンは放送中のできごとをふり返った。執筆や私生活にかなり影響が出たという。「ドラマの影響は私にとっては良くなかったな。執筆のスピードがアップすべきところをスローダウンさせたから。気分が良い日でも、座って書き始めるとひどい感情に襲われたんだ。『なんてことだ、本を書き上げなきゃ。40ページ書きたかったのに4ページしか書けていないじゃないか』なんて思いながらね」。事実、「ゲーム・オブ・スローンズ」が放送されていた間に、マーティンが発売したのは1冊のみ。つねに頭の中にドラマのことがあって、書けなかったらしい。また、書店にふらっと立ち寄って様々な本を立ち読みするのが趣味だったというが、いまでは書店に足を踏み入れると10分もすればファンに囲まれてしまうとのことだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年08月19日『ロジャー・ラビット』、『ピンク・パンサー』のアニメーターとして知られるリチャード・ウィリアムズが亡くなった。享年86。「The Independent」によれば、イギリス・ブリストルの自宅で息を引き取ったという。6人の子どものひとり、ナターシャ・サットンは、死因をがんと明かしている。1933年にカナダに生まれたリチャードは1955年にイギリスへ移住。幼い頃に観たディズニーの『白雪姫』に感銘を受け、アニメーターを志したといわれている。一時期はアニメへの興味を失い、アートに没頭したとのことだが、23歳になると「自分が描く絵は、一生懸命動こうとする」と気づいたことからアニメの世界へ飛び込んだ。初監督作の短編アニメ『The Little Island』、短編アニメ『クリスマス・キャロル』、『ロジャー・ラビット』を合わせて3つのオスカーと3つのBAFTA賞を受賞した。『ロジャー・ラビット』はボブ・ホスキンスとクリストファー・ロイドが主演を務めた実写とアニメのハイブリッド映画で、リチャードはアニメキャラのロジャー・ラビットやジェシカ・ラビットのクリエイターとして貢献した。豊かな才能を後世に引き継いでいくことにも熱心で、1990年代にはディズニー、ピクサー、ILM、ドリームワークス、ワーナー・ブラザースから受講生を募り、特別講座を開いたこともあった。2001年にはベストセラーとなった「The Animator’s Survival Kit」(原題)を発売した。(Hiromi Kaku)
2019年08月19日『マイティ・ソー』シリーズ第1作、第2作でジェーン・フォスター役を演じたナタリー・ポートマンが、第4作『Thor:Love and Thunder』(原題)に帰ってくる。この報道に対し第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』でソーの姉ヘラを演じたケイト・ブランシェットが「すごく、すごく楽しみ!観るのを心待ちにしているの。だって、すべての作品を子どもたちと観てとても楽しかったから」と「ETonline」に期待を語った。「でもね、本当に大好きなのは『キャプテン・マーベル』。(前作・今作の監督の)タイカには気を悪くしないでほしいんだけど、『キャプテン・マーベル』が私のお気に入りの作品」とも。ケイトは『Thor:Love and Thunder』でナタリーが女性版ソーを演じることにあたり、「彼女はマーベル・ユニバースにおける、素晴らしいフェミニズムの主導者になるでしょうね。原作のコミックがもともとそうであるように、マーベル映画は最先端を行くべきだし、それが正しいことだと思う 。だからこそ、ナタリーが重要な役を演じることがとても楽しみでしかたない」と、フェミニストの視点からの期待も語った。ケイト自身がMCUに復帰することはあるかと問われると、「それはマーベルに対しての質問だと思う」と答えを濁しつつ、「私はいつでもここにいるから…」と否定はしなかった。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年08月16日ピアース・ブロスナンが、マット・リーヴス監督がメガホンを取る『The Batman』(原題)に出演かとうわさになっている。ネタの出どころは、今作におけるバットマンがロバートになると言い当てた、フィルムメーカーのライアン・ユニコムのインスタグラムだ。ライアンは十数時間前に、「ピアースがチャットパーティーに参加するよ」というキャプションと共に眼鏡をかけた老人とこうもりの絵文字をつけ、ピアースの写真を投稿。これに対してユーザーのひとりが「アルフレッド、あなたがそうなの?」とコメントし、ライアンが「いいね!」とつけた。ピアースが、これまでにアルフレッドを演じてきたマイケル・ガフ、マイケル・ケイン、ジェレミー・アイアンズらに続くかどうかに期待が高まる。なお、ピアースは1989年のティム・バートン監督作『バットマン』で、バットマン役のオファーを受けたことを以前明かしている。「ティム・バートン監督とバットマン役について話し合うために会いに行った。でも、どうしても真剣に受け取ることができなかったんだ。ズボンの上に下着のパンツをはいているような男だなんて…」。自分が演じるのはナシだとは言え、バットマンは好きだし、バットマンを観て育ったと語っていたことから、アルフレッド役なら快諾の可能性もあるか?(Hiromi Kaku)
2019年08月16日かつてディズニー・チャンネルの「シェキラ!」で主演を務めたベラ・ソーン(21)が、ポルノ動画サイト「Pornhub」とパートナーシップを組み、監督としてポルノ映画デビューすることになった。『Her & Him』(原題)という短編映画で、9月にドイツで開催されるオルデンブルク国際映画祭で上映されるという。ベラは今作について「当初はクリスマスのホラー映画を作るつもりだったんだけど、その代わりに美しくて優美な映画を作ったの」と表現している。『ロミオとジュリエット』タイプのストーリーだというが、レーディングは成人指定でアダルト界のアベラ・デンジャーとスモール・ハンズが出演する。音楽は元カレのラッパー、モッド・サンが手掛けている。ベラは「撮影のプロセスがすごく興味深いものだったわ。だって、セットで本当にヤッちゃうんだから。もちろん、そんな撮影はいままでにしたことがなかった。かなりおもしろい環境だったと言えるわね」とポルノ映画を監督した感想を語った。自身が出演していないとはいえ、ポルノ映画の製作にかかわったベラに、「これが、ディズニー・チャンネルで見ていたあの子なの?」とショックを受けたファンも多く、「シェキラ!」で共演していたゼンデイヤと「全く違った道へ進んでいる」と比較する声も見られた。(Hiromi Kaku)
2019年08月15日トム・ヒドルストンが「MTV」に、「Disney+」で配信される主演ドラマ「ロキ」について語った。メディアにおいて同ドラマの制作が報じられたのはおよそ1年前だが、トムはずっと前から知らされていたという。「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が世界で公開される6週間くらい前から、知っていたんだ」と告白している。ひそかにプレッシャーを抱えながら、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のプロモーションを行わなければならなかったとのこと。2011年の『マイティ・ソー』から8年以上に渡ってロキを演じているトムは、「いまは彼のことをよく理解している」といい、「観客も彼のことをわかっている」と感じているそうだ。「彼を忠実に演じながら、彼が新しい挑戦に立ち向かう姿を見せていく。いろんな方法で彼の演じ方を変えていく必要があるというのが、すごく楽しい点だね」とやりがいを語った。また、「彼には知性、裏切り、いたずら、魔法といった特別な才能がある。そんな彼にとっても手に負えない、いままでに見たこともないような敵と戦うことになる」と、ドラマでの強敵との対峙を匂わせている。「ロキ」は「Disney+」で2021年春に配信開始となる。(Hiromi Kaku)
2019年08月15日『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグが脚本と監督を担当している『若草物語』(原題:Little Women)の予告編が初公開された。『レディ・バード』からシアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメが再びキャスティングされたこと、エマ・ワトソンが出演することなどで話題の『若草物語』。ファーストルックが公開された時点でも、「衣装が素敵!」「キャスティングが最高」とネット上で好評だったが、予告編でファンの期待はさらに高まった模様。アメリカでは今年のクリスマスに公開されるため、「クリスマスに泣けってことなのね。わかったわ」と早くも泣くことに備える声も。予告編はシアーシャ演じるジョー&ティモシー演じるローリーのペアに焦点が当たっており、『レディ・バード』からのファンは「この2人は永遠に共演し続けてほしい」とのお願いも。特にこの2人が演じるキャラクターには人気が集まり、称賛の声が相次いでいる。過去にリメイクされた『若草物語』の中では、ローリー役を演じた俳優としてクリスチャン・ベールがデフォルトになっているファンが多いようだが、「ティモシーもローリーに似合っている」と認めるコメントが多く見られる。(Hiromi Kaku)
2019年08月14日マイリー・サイラスとの約8か月間の結婚生活に終止符を打ったリアム・ヘムズワースが、初めてインスタグラムで破局についてコメントした。破局報道後、故郷のオーストラリアで兄のクリス一家と過ごしていたリアムは、地元紙の直撃に「その件については話したくない」とコメントを拒否したといわれていた。インスタグラムでは「つい最近、マイリーとぼくは離れることになった。彼女にはこの先の健康と幸せを心から願っているよと言いたい。これはプライベートな出来事だし、これまでも、それにこれから先もぼくは記者やメディアに対してコメントすることはない。ぼくが言ったと報じられていることは全部うそ。平和と愛を」と綴っている。マイリーとリアムは2009年に『ラスト・ソング』の共演をきっかけに交際を開始。何度か破局し、婚約を解消したこともあったが、昨年12月に10年愛を実らせて結婚した。同年11月、マリブの山火事により思い出の詰まったマイリー宅が全焼するという災難が、2人の絆をより強固なものにしたとのことだったが、結婚生活は1年経たずして終わりを迎えてしまった。(Hiromi Kaku)
2019年08月14日マイリー・サイラスとリアム・ヘムズワースが約8か月で結婚生活にピリオドを打った。この衝撃的なニュースが報道される数時間前、マイリーはイタリアのプールサイドでブロディ・ジェンナーの元妻ケイトリン・カーターとキスを交わし、いちゃつく様子が撮られていた。関係者によれば、マイリーはケイトリン、姉のブランディとコモ湖周辺で“女子旅”を満喫したといい、「ただ楽しい時間を過ごしていただけ」だという。マイリーは以前から自身のセクシュアリティについてパンセクシュアル(全性愛)を公言している。ケイトリンはブロディと1年ほど前にインドネシアで挙式し、1週間前に破局。結婚式を挙げたものの法的な手続きは行っていなかった。ブロディが正式に夫婦になることと子作りを拒んだことが破局の理由と言われている。マイリーは破局報道後、「進化に抗わないで」「新しい日。新しい冒険」など、ポジティブな写真やコメントをSNSに投稿している。一方、リアムは地元オーストラリアで兄クリス一家と過ごしており、「Daily Mail Australia」紙の直撃に「(離婚のことは)話したくない」「あなたにはわからないことだから」とマイリーのように前向きなムードとはいえない模様だ。(Hiromi Kaku)
2019年08月13日実写版『アラジン』の続編が製作されるかもしれない。ガイ・リッチー監督がメガホンを取り、ウィル・スミスがジーニー役を演じて話題となった今作は、この夏、世界興収が1000億円を超える大ヒットを記録した。ディズニーはこの大成功を受け、続編製作に乗り気のようだ。プロデューサーのダン・リンと「SYFY Wire」の対談で明らかになった。続編について尋ねられたリンは、「やりたいですね。みなさんがこの作品を好きになってくれたのは確かなことですし、何度も観に行ってくれた人もいます。ファンレターもたくさんもらいました。ジャファーの姿をまた見たいという声も寄せられています」と前作の反響を明かした。そして、「まだ始まったばかりの段階としか言えないんですけど、続編の話は出ています。実写版『アラジン』のように、続編もこれまで作られた作品の単なるリメイク映画とはなりません。だから、私たちはキャラクターたちのベストな方向性について考えているところです」と語った。また、リンは続編でもリッチー監督とチームを組みたいとも発言している。(Hiromi Kaku)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年08月13日「ジェシカ・ジョーンズ」でタイトルロールを演じたクリステン・リッターに第1子が誕生した。「E!News」などが報じた。父親は恋人でバンド「The War on Drugs」のフロントマン、アダム・グランデュシエル。赤ちゃんは男の子で7月29日に生まれ、ブルース・ジュリアン・ナイト・グラノフスキーと名付けられたという。(グラノフスキーはアダムの本当の姓)ジェシカは今年2月に行われたアカデミー賞授賞式で、膨らんだお腹を始めて披露。インスタグラムで「サプライズ!」と妊娠を報告していた。6月にはベビーシャワーを開催。「ジェシカ・ジョーンズ」共演者のキャリー=アン・モス、レイチェル・テイラー、エカ・ダーヴィルらが駆け付けた。お祝いのケーキは、ミュージシャンである恋人にちなんだ、レコードプレイヤーの形の凝ったものだった。「ジェシカ・ジョーンズ」はシーズン3にて終了することが決まったが、ジェシカ自身は前向き。「すべてのタイミングがパーフェクトすぎて、すごく恵まれていると思う」「母親というのはずっとなりたかったものの1つ。星のめぐりあわせが良かったという感じかな。本当にラッキーだと思うわ」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年08月09日木曜日(現地時間)、イギリスで「キングス・カップ・レガッタ」が開催され、ウィリアム王子とキャサリン妃が参加し、ジョージ王子とシャーロット王女が両親を応援した。かわいい2人が顔を見せるとなると、イベントより話題をさらうことは必至。先月22日、6歳の誕生日を迎えたジョージ王子は、記念写真で下の歯が抜けたことが明らかになっていたが、この日は上の前歯が2~4本ほど抜けた口元に注目が集まった。海という場所に合わせたマリンテイストのボーダー柄ポロシャツ、キャプテンハットもお似合いだ。レガッタの結果は、ウィリアム王子のチームが8チーム中3位、キャサリン妃のチームは7位だった。ボートの窓の内側から、表彰式の様子をキャサリン妃と一緒に見ていたシャーロット王女は、本来観客に手を振るべきところを、舌を出してごあいさつ。驚いたキャサリン妃が素早くシャーロット王女を窓から引き離した。シャーロット王女はヘンリー王子の結婚式でも舌出しを披露したことがある。ヘンリー王子も小さい頃、舌出しを写真に収められている。王室ウォッチャーの反応は、「愛嬌がある」、「かわいい」、「間違いなくヘンリー王子の姪っ子だ」など、おおむね好評。「いまはいいけど、これからどうなるか見ているわ」、「失礼な態度」と言った声もあった。(Hiromi Kaku)
2019年08月09日英国アカデミー賞(BAFTA)が、「キャスティング部門」の新設を発表した。映画とテレビの授賞式のどちらにも適応されるという。BAFTAの会長ピッパ・ハリスは「キャスティングというのは、映画業界において不可欠な仕事。スクリーン上で多様性と包括性を促進させることにも、重要な役割を果たしています」とキャスティング部門設立の理由を語っている。実写版『キャッツ』や『マレフィセント』のキャスティングディレクターのルーシー・ビーヴァンは、「キャスティングという仕事が、英国アカデミー賞に認められたことは大変光栄です。才能を持ち、賞にふさわしいキャスティングのプロたちが受賞する姿を見るのが楽しみです」と喜びの声を寄せている。ここ数年、Netflix、Amazon、Huluなどの動画配信サービスのオリジナル作品が賞レースに参加し、受賞まで果たしていることに危惧を抱く映画人も少なくない。昨年のBAFTAでは、Netflix作品の『ROMA/ローマ』が作品賞など数々の賞を受賞したことに非難の声も上がったが、「みなさんの意見を聞いた」うえで、今年も動画配信サービスの作品の参加を昨年と同様認めるという。イギリスにおいて10館以上の映画館で7日以上上映すれば審査対象になるというルールの変更はない。2020年の英国アカデミー賞は2月2日(現地時間)に開催される。(Hiromi Kaku)■関連作品:ROMA/ローマ 2018年12月14日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始
2019年08月08日ミラ・ジョヴォヴィッチ(43)が第3子を妊娠中であることをインスタグラムで発表した。「13週間前に妊娠を知った時、純粋にうれしかったのと同時にどうしようもない恐怖が襲ってきた。自分の年齢と前回赤ちゃんを失ったことから起こりうる可能性を考えてしまって、すぐに赤ちゃんに夢中になるということはしたくなかったの」と率直にトラウマと高齢出産への不安を明かした。ここ数か月は様々な検査を受け、落ち着かない日々が続いていたという。「ありがたいことに、すべてクリアになったわ。それに、また女の子を授かったということもわかったの。ぜひ私と赤ちゃんのために祈ってね。私もみんなに愛を送る。引き続き、赤ちゃんが大きくなっていく様子を投稿していくわ」。今回の投稿写真では、すでにミラのふくらんだお腹を見せている。ミラは今年5月、2年前に妊娠するも、つらい経験をしていたことをインスタグラムで語っていた。「妊娠4か月半で、東ヨーロッパで撮影をしていたの。流産してしまい、その処置の間、起きたままでと言われて…。これまでの人生で、最も恐ろしかった経験の1つだった。いまでも悪夢を見るもの。すごく孤独で無力だと感じた」。ミラには夫のポール・W・S・アンダーソン監督の間に2人の娘をもうけている。(Hiromi Kaku)
2019年08月08日エマ・ワトソンが「Time’s Up UK」とタッグを組み、職場でセクハラにあった被害者の相談ホットラインの開設に一役買った。イングランド及びウェールズの女性を対象とし、通話料は無料。エマは声明文で「自分の権利を理解し、もしハラスメントにあった場合に相手を制したり、自分がどんな選択を取れるのかを知ることは、みなさんにとって安全な職場環境を作るためにとても重要なことです」とコメントしている。「この相談ホットラインは、大きな進展です。どんなところで働いていようと、すべての女性がサポートを受けられるのです」。ホットラインは「Time’s Up UK」の「Justice and Equality Fund」(正義と平等基金)が開設し、エマや一般の人の寄付金によって運営され、相談者はチャリティー団体の「Rights of Women」から法的なアドバイスを受けられる。昨年、エマは「Justice and Equality Fund」に100万ポンド(約1億3000万円)を寄付し、オスカーのパーティーでは「Times Up」のフェイクタトゥーを腕に入れて登場し話題になった。「Time’s」のアポストロフィーが抜けていたことを指摘されたが、エマがこの運動を支持していることには違いない。(Hiromi Kaku)
2019年08月07日ディズニーのCEOボブ・アイガーが、動画配信サービスの新料金プランを発表した。広告付きの「Hulu」、スポーツ番組に特化している「EPSN+」、そして11月12日にスタートする「Disney+」の3つを一括で契約すると、月額12.99ドル(約1,400円)となる。単独ではそれぞれ月額5.99ドル(約640円)、4.99ドル(約530円)、6.99ドル(約740円)で、合計17.97ドル(約1,900円)。一括で契約すれば4.98ドル(約530円)もお得に。なお、競合相手の米「Netflix」は3つのプランを提供しており、月額9ドル~16ドル(約960円~1,700円)だ。動画配信サービスにおけるディズニーとNetflixのバトルは必至とみられる。「Fox News」によれば、投資家のロス・ガーバー氏はマーベル、ピクサー、ルーカスフィルム、ナショナル ジオグラフィックの配信権を持つディズニーには、「コンテンツを収益化する素晴らしい手段があり、Netflixにはない」と語る。一方、同じく投資家のポーター・ビブ氏は、しばらく「Netflix」の優勢が続くと予想している。「『Disney+』がスタートすると、ディズニーは2024年までは年間数億ドルを失うことになるでしょう。その後、ようやく収益を出すことになるのです」。(Hiromi Kaku)
2019年08月07日現在、実写映画のキャスティングが進行中の『リトル・マーメイド』。映画とは別に、ライブミュージカルがテレビ局のABCで放送されることが明らかになった。11月5日、同局で放送される「The Wonderful World of Disney」の中で、オリジナルアニメ『リトル・マーメイド』の30周年を祝うイベントとして上演されるという。アリエル役は『モアナと伝説の海』でモアナの声を務めたアウリイ・クラヴァーリョに決定。レゲエ歌手のシャギーが“歌うカニ”のセバスチャン、クィーン・ラティファがアースラ役を演じる。今回のライブミュージカルでは、オリジナルアニメとブロードウェイミュージカルに作られた曲が歌われるとのこと。ハリウッドボウルで『リトル・マーメイド』と『美女と野獣』のコンサートを手掛けたリチャード・クラフトがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。ABCの社長は、「ディズニープラス」がサービス開始となる1週間前にライブミュージカルを放送することに対し、「素晴らしいプロモーションになるだろう」と語っている。(ABCはディズニー傘下)(Hiromi Kaku)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開© 2016 Disney. All Rights Reserved.
2019年08月06日アンディ・サーキスが『ヴェノム』続編の監督に決まった。以前からうわさされていたが、ついにアンディ本人が『ヴェノム』のコミックを目の前に掲げた写真をインスタグラムに投稿し、報告。「本当に起こるんだ。感じるよ…シンビオート(主人公のエディに寄生してヴェノムになった地球外の寄生生物)がぼくの中に宿主を見つけたということを。準備万端だ…待ちきれないよ。トムはどう?」と主演のトム・ハーディに呼び掛けた。アンディといえば、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や、『猿の惑星』シリーズの猿のシーザー役などの「モーションキャプチャー俳優」として知られるが、近年は監督業にも進出。2017年に『ブレス しあわせの呼吸』で監督デビューを果たし、昨年はNetflix映画『モーグリ:ジャングルの伝説』を監督した。モーションキャプチャー俳優として有名なだけに、アンディのインスタグラムでは「出演するんじゃなくて、監督の方なの?」という声も見られる。『ヴェノム』続編は2020年10月に全米公開を予定しており、主演のトム、脚本家のケリー・マーセルは続投、ヴェノムの宿敵・カーネイジ役にウディ・ハレルソンが出演することが決まっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2019年08月06日「ヴィクトリアズ・シークレット」(以下、「VS」)に、変化が起きている。先日、毎年恒例のファッションショーを今年は中止ということが報じられたが、今度はブランド史上初となるトランスジェンダーモデルを起用したらしい。トランスジェンダーモデルのヴァレンティナ・サンパイオが、インスタグラムで「VSピンク」の撮影をほのめかす画像を投稿した。先輩「VS」モデルのリリー・オルドリッジから「とても素敵」、トランスジェンダー女優のラバーン・コックスから「ワオ ついに!」とのコメントが届き、ファンたちもヴァレンティナを祝福している。昨年、「VS」のCMOエド・ラゼックは、「VS」のショーにトランスジェンダーやプラスサイズのモデルを起用していくべきだという声に、「ノー。そうすべきではない。だって、ショーはファンタジーであり、42分間の特別なエンターテインメントだから」とブランドのスタンスを語り、バッシングを浴びた。のちに謝罪し、「オーディションにトランスジェンダーのモデルたちが来たこともあったが、ほかのモデルたちと同じように落選した。性別が問題になったわけじゃない」と弁解。このような経緯があったため、今回ヴァレンティナが起用されたことは、「VS」にとって大きな変化なのだ。(Hiromi Kaku)
2019年08月05日