奇才ミシェル・ゴンドリー監督が挑む最新3Dバディアクション『グリーン・ホーネット』のLAプレミアが現地時間1月10日(日本時間1月11日)、ハリウッドのチャイニーズ・シアターで行われた。ダメな2代目社長ブリット・リード(セス・ローゲン)とイケてるお抱え運転手のカトー(ジェイ・チョウ)が自らをグリーン・ホーネット(=緑の蜂)と命名し、ハイテクマシンを駆使しながら悪を刺す本作。当日は脚本と製作総指揮も務めたローゲンとアジアを代表するトップスターのジェイをはじめ、2人から同時に愛されてしまう美人秘書のレノアを演じるキャメロン・ディアスも真っ赤な妖艶ドレスに身を包み、プレミアに華を添えた。主人公・ブリットは新聞社の創業者である父親に厳格に育てられた反動で、絵に描いたような放蕩息子に育ってしまったダメ男。しかし父親の急死(なんと蜂に刺されてしまう!)を機に、父の運転手だったカトーとともに正義に目覚め、ロスにはびこる悪を一掃しようと決意する。「ブリットはバカで意地悪で犯罪も止められないやつなんだ。そこが普通のヒーロー映画と違って、面白くて笑えるところなんだけど(笑)。一方、相棒のカトーはイケてる。2人は仲が悪いけど、いつのまにか力を合わせて、友情が芽生えるんだ。そこが映画のコンセプトさ」とローゲン。そのイケてる相棒でメカニックの天才・カトーを演じるチョウは、「実はカトーよりブリットの方が部下なんだ(笑)。ワイルドなカーアクションも見どころで、これを見ると『007』のカーアクションが女の子の運転に見えちゃうかもね。冗談だけど!」と笑いを誘い、「僕のファンはきっと楽しんでくれると思うよ。ぜひ、劇場で観て欲しいな」と初のハリウッド進出作に胸を張った。そして紅一点のキャメロンは、大胆に肩を露出させた真っ赤なアザロのドレスで、会場の視線を独り占め。「ブリットは自分が愚かなことを分かっていて、お茶目で憎めないキャラクター。いつも面白いことをして、レノアもそんな彼から目が離せなくなるの。彼が成長することで、レノアは彼を好きになる。セスもブリットに似たところがあって、私もいつのまにか惹かれたわ」と満面の“キャメロンスマイル”を披露してくれた。メガホンをとったのは『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』などで知られる映像派の奇才ミシェル・ゴンドリーだ。ハリウッドの超大作を手掛けるのは、これが初めてだが、「セスはコメディ出身の俳優だから、想像力が豊かでとてもいいね。台本にはないアドリブが自然で面白いんだ。キャメロンもそう。すごく面白い女優だね。ジェイについて?彼は文字通りのスーパースターさ」とキャスト陣と息の合ったタッグを組むことができたようだ。この日はエドワード・ファーロング、ハンク・アザリア、マイケル・クラーク・ダンカン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、そして、トム・グリーン(グリーンだけに?)らも来場した。『グリーン・ホーネット』は1月22日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:キャスト&監督来場!3D超大作『グリーン・ホーネット』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待鬼才ミシェル・ゴンドリーが蘇らせた『グリーン・ホーネット』予告編がついに解禁!台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2011年01月13日来年1月に日本公開されるアクション・エンタテインメント大作『グリーン・ホーネット』の予告編動画が解禁された。『グリーン・ホーネット』は、新聞社の若き社長ブリット・リイドが、全身グリーンのスーツとマスクで正体を隠しながら犯罪者と戦いを繰り広げる物語。故ブルース・リーが出演していたことでも知られる往年の人気TVシリーズを新生させた作品で、全米を代表するコメディアン、セス・ローゲンをはじめ、キャメロン・ディアス、ジェイ・チョウが出演。『エターナル・サンシャイン』や『僕らのミライへ逆回転』など独自の映像美学で知られるミシェル・ゴンドリー監督が初の3D大作に挑んでいる。公開された予告編では、放蕩生活を送るブリットが新聞王だった父の死を機に、街を悪の手から守ることを決意する物語がコンパクトに紹介されるほか、彼らの秘密基地にズラリと並んだ特殊兵器の数々、キャメロン・ディアス演じる秘書レノア・ケースの登場シーン、そして豪快なアクション場面が収められている。『グリーン・ホーネット』2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2010年08月25日往年の人気TVシリーズを鬼才ミシェル・ゴンドリーが映画化して注目を集める『グリーン・ホーネット』の予告編が解禁となり、その映像世界の一端が明らかになった。偉大な父の跡を継いで新聞社の社長に就任したブリット・リードが、助手のカトーと共にひとたび凶悪事件が起こると帽子とマスクを被った“グリーン・ホーネット”となって悪人たちをなぎ倒すという痛快ヒーローアクション。1960年代にTVシリーズが放送され、日本でも人気を博した。ちなみにこのときのTVシリーズでカトーを演じたのは、ブレイク前のブルース・リー。今回、新たに3Dで映画化された本作。メガホンを取ったのは、数々のCMやミュージックビデオを手がけ注目を浴び、『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』などの話題作を世に送り出してきたミシェル・ゴンドリー。ユーモアたっぷりの魅惑の映像を作り上げてきた鬼才が今回、ハリウッドのアクション大作に挑戦する。主人公のブリットを演じるのは、カナダ出身で俳優、コメディアン、監督としての顔も持つセス・ローゲン。カトーには、台湾出身で日本でも人気のジェイ・チョウが扮し、激しいアクションを披露している。ほかにキャメロン・ディアス、『イングロリアス・バスターズ』でオスカーを獲得した演技派クリストフ・ヴァルツなどが出演している。まずは予告編で映画の世界観、そして男心をくすぐる、車に装着されたマシンガンをはじめとする数々のメカを見るべし!『グリーン・ホーネット』は2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2010年08月25日