TsuhanshopH・Yは、上質な睡眠空間へ誘うホワイトノイズ3Dマスク「Goldenslumber.」を応援購入サイト「Makuake」にて2021年4月29日まで限定割引販売実施中!!こんなご要望はございませんか?・睡眠環境を整えたい...・より良い睡眠の方法を考えている...・ワンランクアップした新しい習慣を手に入れたい...騒音の多い飛行機や新幹線、高速バス、オフィス内で快適に睡眠をとることは難しいです。Makuake「Goldenslumber.」はホワイトノイズにより外の騒音を減らしながら睡眠環境を整え、視界をシャットアウトすることで心地よい睡眠タイムを実現します。お陰様でプロジェクト開始からまもなく目標達成できました。たくさんの応援をお待ちしております!Makuake商品特徴1、20種類のホワイトノイズ日常生活において生活音や騒音は必ずあり、沈黙になることはありません。質の高い睡眠のためにはそのような急な物音を失くし、一定のホワイトノイズを聴きながら眠ることによってより良い睡眠空間を実現します。「Goldenslumber.」は、鳥のさえずり、川のせせらぎなど20種類の自然なホワイトノイズが流れます。サラウンドサウンドスピーカー搭載なので、まるで大自然に入り込んだかのような臨場感のあるホワイトノイズを聴くことができます。2、3D立体型のデザイン鼻と目の輪郭にフィットし、視界をシャットアウトするように3D立体型のデザインになっています。眼や耳も圧迫しにくいので、PC作業後などにもお勧めです!目の当たる部分は0.5cmの凹みがあり、目に圧力をかけにくく自然と顔にフィットするように設計されています。3D立体型デザインを最大限に活かすために、弾力性があり、ゆっくりと跳ね返る肌に優しいスポンジを採用しました。3、幅広い使用シーン飛行機、新幹線、オフィス、ベッドルーム、在宅、休みたいときにいつでもどこでも使用できます。携帯に便利なポーチ付き!4、USBでカンタン充電USBケーブルでカンタンに充電できます。1度の充電で約60時間の連続再生が可能です。長持ちバッテリーなので旅行や出張のお供にもお勧めです。製品概要製品名:Goldenslumber.サイズ:50cm×15cm重量:100g面料材質:ベルベット内側面料材質:ミルクウール内地材質:メモリーフォームカラー:ブラック生産国:中国付属品:本体、携帯ポーチ、USB充電ケーブル、説明書プロジェクトページURLスケジュールプロジェクト開始:2021年3月23日プロジェクト終了:2021年4月29日支援者様へお届け:2021年7月末FAQQ1:どのくらいの時間の使用ができますか?A1:約60時間の連続再生ができます。Q2:このアイマスクの機能は何ですか?A2:ホワイトノイズによる心地よい睡眠タイムをお楽しみいただく3D立体型アイマスクです。主な機能は、シェーディング、ノイズリダクションです。Q3:主な使用シーンはどんな場合ですか?A3:寝室、オフィスの昼休み、飛行機の高速鉄道旅行など、騒々しい環境で使用できます。Q4:目隠しは重いですか?A4:アイマスクの正味重量はわずか100gで、とても軽くて着心地が良いです。また、非常にポータブルです。Q5:アイマスクにはBluetoothが付いていますか?A5:アイマスクにはBluetooth機能はありませんが、Bluetoothアイマスクよりも優れています。操作が便利で、消費電力が少なく、用途も広いです。特に、旅行などのネットワーク環境のないシーンに適しています。メーカーよりShenzhenonthewayelectroinic.LTDは本プロジェクトの「Goldenslumber.」を製造しているメーカーです。2015年に設立されたShenzhenonthewayelectroinic.LTDは、中国のイノベーションとテクノロジーの中心地である深センに本社を置いています。科学技術革新、研究開発、高品質の国内製品の製造と販売に取り組んでいます。同社の独立した研究開発、生産、販売、生活、家庭および旅行製品の革新的な企業です。ホワイトノイズ3Dマスク「Goldenslumber.」ブランドを所有しており、中国の実用新案特許と外観特許を取得しています。これは、ヨーロッパやアメリカの市場で人気のある従来のホワイトノイズマシンよりも、より多くの陰影を付け、干渉を防ぎ、快適な睡眠環境を作ります。ホワイトノイズ3Dマスク「Goldenslumber.」は、世界中の多くのチャネルプロバイダーと協力してニーズを提供しています。この製品が、通常の飛行機や高速鉄道旅行中などの騒音環境で良好な睡眠タイムを提供することを楽しみにしています。より心地よい睡眠環境に焦点を当てた革新的な製品をお楽しみください。Tsuhan shop H・YよりTsuhanshopH・Yは「Goldenslumber.」の正規輸入販売代理店として商品を支援者の皆様にお届けいたします。TsuhanshopH・Y<代表者>矢ヶ崎春樹と申します。この度、ホワイトノイズ3Dマスク「Goldenslumber.」をみなさまにお届けできることを嬉しく思っております。私たちは人生の3分の1を睡眠に費やしており、睡眠はその日のコンディションにも大きな影響を及ぼす重要な役割をになっています。より良い睡眠タイムをお取りいただき皆様の生活への有効活用するためのパートナーとしてホワイトノイズ3Dマスク「Goldenslumber.」を選んでいただき、本キャンペーンをサポートしていただけましたら幸いです。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年04月26日映画評論ユニット「お杉とB子」が今回おすすめするのは『ゴールデンスランバー』。陰謀に巻き込まれた純朴青年の運命は!?お杉:伊坂幸太郎の小説を韓国でも映画化よ。日本版は、堺雅人主演でヒットしたね。アイドルを助けたことで一躍有名になっていた宅配ドライバーのゴヌが、次期大統領候補暗殺犯に仕立て上げられるの!B子:本当はゴヌも殺されるはずだったのよ。でも、「誰も信じるな」と言い残した旧友ムヨルに救われ、ゴヌの決死の逃亡が始まります。お杉:ある組織の陰謀に巻き込まれたゴヌの運命やいかに!見ればすぐ、組織の正体はわかるんだけど、ここでは言えないわー!B子:次々と刺客がやってきて、大切な人たちにも危害が及ぶ。お杉:監視カメラがあるから潔白が証明されると思うじゃない?ところが、組織は逆手にとる!恐ろしいわ。いったん陰謀のターゲットにされたら一般人は生き延びられない。B子:とはいえ、ゴヌはそこそこ有名人。ほんとの一般人を選んだほうが組織の計画がスムーズに進んだと思わない?お杉:そうなのよ。逆襲するつもりで悲劇を招くゴヌのうかつさにも、ツッコまずにいられない(笑)。B子:それでも憎めないのは、カン・ドンウォンが演じるからこそ。ゴヌの人の良さを体現する彼に惚れぼれするよ。お杉:かと思えば、真逆の顔も佇まいだけで表現しちゃう。うっとり~。B子:ええっ!ハラハラドキドキでしょ!?だって、命からがら逃げなきゃいけないんだよ。お杉:カン・ドンウォンがキュートで、ドキドキします!純粋すぎて善良で、強面のおじさんさえもほだされちゃうんだもの。日本版とディテールも違うから、もちろんサスペンスフルな展開にもハラハラよ。B子:原作読んでいる人も絶対に楽しめると思う。3作品の違いを比較する見方もお薦めよ。『ゴールデンスランバー』監督・脚本/ノ・ドンソク出演/カン・ドンウォン、ハン・ヒョジュ、キム・ソンギュン、ユン・ゲサンほか1月12日よりシネマート新宿ほか全国順次公開。『ライ麦畑の反逆児』(1月18日公開)。いろいろあるけど、ケヴィン・スペイシーってお芝居うまいなとしみじみ思う。(お杉)『クリード 炎の宿敵』(1月11日公開)には、S・スタローンの元妻や親友が出演。人間力のある人なんだな~と感心。(B子)※『anan』2019年1月16日号より。©2018 CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA, ALL RIGHTS RESERVED(by anan編集部)
2019年01月09日2008年に本屋大賞を受賞し、2010年には堺雅人主演で映画化され大ヒットした伊坂幸太郎原作「ゴールデンスランバー」が、人気俳優カン・ドンウォンを主演に韓国でリメイク。その日本公開が決定した。公開に併せて、韓国版『ゴールデンスランバー』のポスタービジュアルも解禁されている。■ストーリー人気アイドル歌手を強盗から救い出し、国民的ヒーローになった優しく誠実な宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)。ある日、久しく会っていなかった友人ムヨル (ユン・ゲサン)から突然連絡が来る。再会の喜びも束の間、目の前で次期大統領候補者が爆弾テロにより暗殺されてしまう。動揺するゴヌに向かってムヨルは「お前を暗殺犯に仕立てるのが“組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告して自爆。大統領直属の機関である国家情報院はゴヌを暗殺犯と断定し、マスメディアが一斉に報道。大規模な包囲網が敷かれる。身に覚えのない罪を着せられたゴヌだったが、やがて事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか――?■伊坂幸太郎も納得の作品、韓国版『ゴールデンスランバー』今回解禁されたポスタービジュアルは、「逃げて、逃げて、生きまくれ!」 というコピーの通り、暗殺犯に仕立てられ逃走するカン・ドンウォンの躍動感溢れるショットが印象的な一枚だ。「本屋大賞」「山本周五郎賞」に輝いた伊坂幸太郎の傑作ベストセラーを原作に、強大な国家の陰謀に巻き込まれた平凡な一人の宅配ドライバーの逃走劇が描かれている本作。観光名所として知られる光化門広場で韓国映画初となるロケを敢行し、撮り直しのきかない一発勝負の爆発シーンを臨場感たっぷりに激写している。原作者の伊坂幸太郎氏も「オリジナルのアイディアが盛り込まれ、カン・ドンウォンさんの魅力が炸裂するソウル版『ゴールデンスランバー』、楽しませていただきました!」とコメントを寄せるほど完成度の高い作品に仕上がっているようだ。■タイトル通り、テーマソングはビートルズの「Golden Slumbers」本作のテーマソングは、ビートルズの解散直前にポール・マッカートニーが完成させた名曲「Golden Slumbers」。その情緒的なメロディーと、誰も信じられない絶望的な状況のなかで主人公ゴヌの心を支える高校時代の友人たちの存在が観客の胸を熱くするだろう。『ゴールデンスランバー』は2019年1月12日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年10月11日キャラメルボックス 2016クリスマスツアー『ゴールデンスランバー』の東京公演が開幕した。【チケット情報はこちら】小説作品の舞台化を数多く手がけている同劇団が、伊坂幸太郎作品に初めて挑んだ今回の公演。舞台は杜の都・仙台。首相暗殺の濡れ衣をある日突然着せられてしまった宅配便ドライバー・青柳雅春(畑中智行)が、巨大な権力と陰謀から逃げ続ける姿を描く。原作が人気作品かつかなりの長編であり、2010年には映画化もされ、そちらのイメージも強い、というハードルがあった今回の舞台化。だからこそ、今作は「演劇ならではの強み」を利用することで、物語の面白さをより凝縮することに成功している。主人公が唐突に犯人に仕立て上げられるところからスタートするこの作品、青柳は縦横無尽に仙台の街を逃げ続ける。それを表現するため、舞台上にあるのは非常にシンプルなセットのみ。あえて具体的な舞台美術を最小限にすることで、仙台の街並み、マンションの部屋、公園、下水管など様々なシーンが、次から次へと観客の目には舞台上に〝見えて〟くる。初日開幕前に行われた囲み会見で、作・演出を手がける成井豊は「稽古は近年でも1、2を争う大変さだった」と語ったが、頼るのは役者の肉体と音響・照明などの演出だけという潔さで、観客は物語の疾走感を損なうことなく楽しめる、という結果に。物語のリアリティを、目の前の俳優から体感できるというのも演劇ならでは。主演の畑中智行はまさに2時間全力疾走!走り続ける彼の姿が、唐突に彼に降り掛かった不条理と緊張感を観客に知らしめる。また、青柳を助けることになる連続殺人事件犯・キルオを演じたのはキャラメルボックスには2作目の出演となるゲストの一色洋平。彼のトリッキーなアクションシーンは要注目だ。青柳の友人である森田が原作よりもフィーチャーされ、物語の「語り」として存在するのも今作ならではの大きなポイント。演じるのはゲストの山崎彬ということもあり、舞台上には居つつも物語を俯瞰して見ているというポジションにいい意味での〝異質さ〟がうまくはまっている。そして、キャラメルボックスの俳優陣達が主要キャストだけでなく、群衆など非常に多くの登場人物を演じていくのも「劇団作品」ならでは。普段は主役級を演じている俳優陣がきっちりと脇を固めることで、作品の安定感を増している。その盤石のフォーメーションが、逃げ続ける青柳を助けていくさまざまな人物たちに重なる。物語はサスペンスだが、観終わったあとには、キーとなる言葉「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」がしみじみと胸に迫ってくるはず。キャラメルボックスらしい〝クリスマスプレゼント〟と言えそうだ。東京公演は12月25日(日)までサンシャイン劇場で上演される。
2016年12月12日キャラメルボックス 2016クリスマスツアー『ゴールデンスランバー』が11月30日、新神戸オリエンタル劇場で開幕した。山本周五郎賞、本屋大賞をダブル受賞した伊坂幸太郎の代表作を初舞台化。劇団公演としても初の伊坂作品は、ハイスピードな逃走劇を芝居の力で見せつける力作となった。キャラメルボックス『ゴールデンスランバー』チケット情報物語の舞台は仙台。総理大臣の凱旋パレード中に、ラジコンヘリが首相を直撃して爆発。日本を揺るがす大事件の犯人に仕立て上げられた青柳雅春は、巨大な陰謀の渦のなか様々な人々の手を借りて逃走を続ける。警官、かつての恋人や友人、花火工場の社長、青柳が救ったアイドルなど。多くの登場人物が青柳に絡みながら、スリルに満ちた物語を導いてゆく。原作を読んで舞台化を熱望したという脚本・演出の成井豊は、怒濤の物語を劇団史上最多の41場で展開。数段の段差や、4つの可動式セットなどシンプルな装置で、車の中やエレベーターと次々に変化する場面を見せる。役者たちの演技力があってこその試みで、31周年の最後に新たな挑戦に打って出た。また原作のエッセンスを凝縮し、肝となるシーンや大切な台詞を丁寧に見せてゆくので原作ファンも納得の仕上がりだろう。生真面目で一見お人よしの宅配ドライバー・青柳雅春を演じたのは畑中智行。急に追われる立場となった彼は走る走る! 出会う人を一端は疑わねばならない運命のいたずらにも、純粋なひたむきさで立ち向かっていく。このあたりはさすがキャラメルボックス。現代の負をも映し出す題材なのに、清々しい感動を与えてくれる。また青柳の葛藤などを、大学時代の友人・森田森吾がストーリーテラーも兼ねて代弁する劇構造が面白い。森田を演じた山崎彬の自然な存在感が光る。青柳に絡むもうひとりの重要人物、連続殺人犯のキルオを演じた一色洋平は、同劇団の『嵐になるまで待って』にゲスト出演中、こっそり公募オーディションに申し込みキルオ役を勝ち取ったユニークないきさつが。やはり登場した瞬間から見事な身体能力と熱量で圧倒する。青柳の大学時代の恋人・樋口晴子(渡邊安理)と青柳との関係性は、酸いも甘いも噛み分けた年代にも心に刺さるのではないだろうか。冷たい空気感で場面を支配した警察庁の課長補佐・佐々木一太郎役の岡田達也、明晰なアナウンサーと青柳の母親を演じ分けた坂口理恵など、ベテラン勢の好演も忘れ難い。疾走感=音楽の多用に傾きがちなところを、ここぞというときだけベストな音楽を聴かせて緩急のある芝居を見せる。それが自ずと“人間同士の繋がり”“信頼”というテーマを浮かび上がらせ、観客の心を揺さぶる。青柳と共に観客も必死で走り抜けるような濃密な2時間。新たな一級エンターテインメントが誕生した。神戸公演は12月4日(日)まで、東京公演は12月10日(土)から25日(日)までサンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文:小野寺亜紀
2016年12月01日今年結成31年目を迎え、これまでも小説作品の舞台化を数多く手がけているキャラメルボックスが、初の伊坂幸太郎作品に挑むこととなった。『ゴールデンスランバー』は2010年には映画化もされた人気作。脚本・演出を手がける成井豊は「初めて読んだときから舞台化したいと思っていた」という。キャラメルボックス『ゴールデンスランバー』チケット情報「小説を読んで『面白い!』と思うと、『舞台でやりたい!』と反射的に思ってしまうんですけど、この小説もそう。魅力はやはりストーリーの面白さですよね。伊坂さんの作品はそれまでもずっと読んでいましたが、それを上回る強烈なストーリーだった」(成井)首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇を描いたこの作品。主演・青柳役を演じるのは劇団員・畑中智行だ。「もともと伊坂作品のファンだったし『自分の劇団で舞台化できる』ということが単純にすごく嬉しいです」(畑中)原作はかなりのボリュームがある長編小説だが、実は描かれているのは約2日間の物語。成井がこの物語の「スピード感」を大切にするために今回考えているのは、あえての“原点回帰”だという。「ストーリー上、場面転換が非常に多くなってしまうんですよ。これは全部セット転換で見せると非常にわずらわしい。なので今回は“役者の身ひとつ”で場面転換を見せるような部分を多くします」(成井)つまり、舞台化するにあたり選んだのは“演劇ならではの手法”ということ。「昨日本読みを初めてやってみたら、どっと疲れました(笑)。でも、やりがいを感じるんですよ。もともと舞台役者ってどこか『ごっこ遊び』の延長感がある気がして、楽しみながら作れるんじゃないかと。劇団の若手にもいい刺激になるんじゃないかな」(畑中)また、オーディションで募集されたキルオ役には前回公演『嵐になるまで待って』にも出演した一色洋平が選ばれる、という番狂わせ?も。「キャスト聞いてアゴはずれそうになりました(笑)」(畑中)「書類が来た段階で『なんで応募するの!?』と(笑)。一応オーディションだけ出てもらって落とそうと思ってたんですけど、一番彼が合っていたんですよ。仕方ない」(成井)成井曰く「出演者17人の、2時間における総消費カロリー数は劇団史上最大」という今作。「この作品が描きたいのは、最終的には人とひとの結びつきの大切さ。ラストシーンまで見ていただければ、これをクリスマスにやる意義はわかっていただけるかと」(成井)「役者の肉体表現で想像力をフル回転させ、お客様と一緒に空間を作る。それができる作品になると思います」(畑中)物語の面白さだけでなく、“演劇の底力”も堪能できる作品になる予感。キャラメルボックスからのひと足早いクリスマスプレゼントとなりそうだ。11月30日(水)から12月4日(日)まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場、12月10日(土)から25日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。取材・文:川口有紀
2016年11月08日竹内結子&橋本愛が初共演を果たし、『予告犯』『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督が贈る『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』。本作に竹内さん、橋本さん、さらに滝藤賢一、佐々木蔵之介という実力派キャスト陣とともに出演するのは、今年『ヒロイン失格』『俺物語!!』などで大ブレイクした坂口健太郎だ。実は本作には、坂口さんと同じ「MEN’S NON-NO」専属モデルで、本日11月22日に誕生日を迎える若手俳優・成田凌も出演を果たしている。坂口さんに続き、ネクストブレイク必至といわれる成田さんに注目した。小説家である“私”のもとに、女子大生の久保さんという読者から、「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」と綴られた1通の手紙が届く。好奇心を抑えられず、調査を開始する“私”と久保さん。すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。彼らは、なぜ、“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか。彼らをつなぐ“穢れ”の正体とは――?成田さんが本作で演じるのは、前の住人が自殺したワケあり物件と分かっていながら、家賃が安いことからその部屋を借りているという一風変わった若者。橋本さん演じる久保さんの部屋から聞こえる「奇妙な音」の謎にもかかわってくる役どころで、事件に巻き込まれていく1人だ。1993年11月22日生まれ、本日で22歳になる成田さんは、181cmのすらりとした長身を生かし、坂口さん同様「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍、独特のセンスで存在感を放っている。昨年、俳優デビューを果たし、すでに映画『飛べないコトリとメリーゴーランド』ほか、TVドラマでは高梨臨とのW主演「FLASHBACK」を始め、「学校のカイダン」「She」「ランチのアッコちゃん」「いつかティファニーで朝食を」など、多数の作品に出演してきている。竹内さん演じる“私”と橋本さん演じる久保さんが、この恐るべきストーリーのすべての謎にたどり着いたとき、彼の行く末はいったいどうなってしまうのか…。今回、誕生日記念で解禁となった場面写真とともに、思いを巡らせてみては?『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』は2016年1月30日(土)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋― 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
2015年11月22日『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などの中村義洋監督最新作『みなさん、さようなら』の試写会が1月10日(木)に都内で行われ、主演の濱田岳を始め、共演の倉科カナ、波瑠、ベンガル、中村監督が舞台挨拶に登壇した。12歳にして団地の敷地内だけで生活していくという決意をした悟。17年に及ぶ年月の中での彼の団地内だけで繰り広げられる生活が描かれると共に、彼がそう決意するに至った理由などが明かされていく。5作目の中村作品出演となった濱田さんだが、今回は主人公・悟の12歳から30歳までを全てひとりで演じている。「鈴木福くんがちょっと大きくなったくらいですからね…(笑)。僕がそう見えるか不安はありました」と明かす一方で「母親役の大塚寧々さんが『私、岳ちゃんより老けた小学生見たことあるから大丈夫。全然かわいいよ』と言ってくださったので、じゃあやってみようと。寧々さんがそう言ってくれたんだからと(笑)」とふり返った。物語の舞台は80年代。この時代に青春を過ごした中村監督は「80年代は本当にダサいんですよ!シャツはインするしメガネは太いし、変なパーマかけるし『何やってたんだろう?』という年代」と自虐的に語るが、当然、倉科さんらも劇中では80年代モードに変身している。倉科さんは悟の恋人・早紀を演じたが「80年代ってこんな感じなんだ!という感じで楽しかったです」と語るが、濱田さんは「倉科さんの衣裳は見どころです。笑わないように気を付けてください!」とニヤニヤと笑みを浮かべて太鼓判(?)を押す。倉科さん曰く「現場ではあまり喋らなかったけど、撮影後に別の現場で一緒になることが多くて、ちょいちょい嫌味を言われたりしてます(笑)」と明かした。悟の良き相談相手となる隣人・有里役の波留さんも80年代ファッションについて「レンズしかないメガネでおでこを出して“メガネザル”ってあだ名にされる女の子はこういうコかと思いました(笑)」と述懐。大人になってからは当時、一世を風靡したボディコンスーツにも身を包んでおり「衣裳やメイクに手助けしてもらいました」と楽しそうに語った。団地の敷地から外に出ない、現代で言うところの“引きこもり”の悟だが、早紀や有里などなぜか異性からは好意を持たれることが多い。そんな悟の魅力について聞かれ、倉科さんはしばしの思案の後「セリフで『女は私にしか分からない魅力に弱い』ということを言いますがそれは分かりますね」と分析。波瑠さんは「何ですかね?安心感みたいな…(笑)。どこにも行かなそうで安心するのかも」と語る。演じた濱田さん自身は「一貫した真っ直ぐさ、滑稽なほどの純粋さは同性にモテると思う。男として惹かれましたね」と語った。ベンガルさんは団地内のケーキ屋の職人を演じたが、ベンガルさん自身もお子さんが小さい頃「誕生会でケーキとかプリンとか作ってた」そう。濱田さんと一緒にお菓子作りの練習に臨んだそうだが「元々、天才筋というかやればできちゃうんだね。うまいんですよ!」と自画自賛で会場の笑いを誘っていた。登壇陣はそれぞれ、タイトルにちなんで今年“さようなら”したいことを発表したが、倉科さんは「休みの日は病院に行くか日本舞踊以外、外に出ないのでインドアにさようならしたい。まずは免許を取りたい!」と目標を掲げる。濱田さんは「次の日に影響するほど深酒しないようにしたい。前に三日三晩飲み続けたことがあって、4日目に鏡を見たらトム・ハンクスがいたんです(笑)。むくむってこういうことかと」と語り、客席は笑いに包まれた。これまで数々のヒット作を手がけてきた中村監督だが、本作に関して「いままでで一番、納得できる作品になりました。こんなによくなると思わなかったです」と強い思い入れと自信を口にした。『みなさん、さようなら』は1月26日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:みなさん、さようなら (2013) 2013年1月26日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012「みなさん、さようなら」製作委員会
2013年01月10日『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』に続き、作家の伊坂幸太郎氏と中村義洋監督が再びタッグを組んだ映画『ポテチ』。5月12日(土)の全国公開を前に、本作の舞台となった仙台にある5つの劇場で7日に上映され、濱田岳、木村文乃、中村監督による舞台挨拶が行われた。その他の写真本作は、プロ野球のスター選手・尾崎と、空き巣を生業とする今村が運命に翻弄される中で、大切な人たちと絆を深めていく姿を描いた人間ドラマ。伊坂氏と中村監督の「これまでと変わらず、もう一度仙台で映画を」という思いから、仙台駅や勾当台公園、仙台市民球場など、市民の協力を得て仙台オールロケで撮影が行われた。『アヒルと鴨の…』の撮影で何度も仙台を訪れ、本作では今村役を演じた濱田は、「(仙台は)何度来ても楽しい。色々なことがあったけど、僕らに出来ることは楽しい映画を作ることしかないと思った」と、企画立ち上げから1年足らずで公開に至った本作への熱い思いを語った。また、本来泣かないはずのシーンなのに思わず涙が止まらず、逆にそれがOKテイクとして採用されたという撮影秘話も明かされ、彼の仙台への愛着ぶりが垣間見れた。一方中村監督は、「『アヒルと鴨の…』の時は、初日舞台挨拶をしてもなかなか満席にならなかった。今回はどの劇場でも満席でとにかく嬉しい」と、全回満席となったことを喜んだ。中村監督やキャストから、「仙台の地元スタッフやエキストラの存在なくしては撮影は不可能だった」と語られる本作は、“サポートメンバー”と呼ばれる地元ボランティアと市民エキストラら延べ1000人に支えられ、わずか8日間の撮影で制作されたという。それに対して木村は、「エキストラの方たちが落ち着いて励ましあうことで撮影が無事に進められた。そういう部分も映画から伝われば嬉しい。仙台はどこにいても人の温かさを感じる」と感謝の気持ちを伝えた。本作は現在、宮城県内7劇場にて公開中、5月12日(土)より全国公開される。『ポテチ』5月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開
2012年04月09日『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』など仙台を舞台とした名作を多く送り出してきた中村義洋監督×原作・伊坂幸太郎の強力タッグが贈る最新作『ポテチ』が、5月12日(土)の全国公開に先駆けて4月7日(土)、オールロケが行われた仙台にて公開され、仙台市内の劇場で主演の濱田岳、木村文乃、中村監督が舞台挨拶に登壇した。昨年3月に起きた東日本大震災を受け、伊坂さんと中村監督が「これまでと変わらず、もう一度仙台で映画を」という思いから、3度目となるオール仙台ロケでの撮影を実現させた本作。プロ野球界のスター選手と凡人、全く同じ日に生まれながらも全く異なる人生を送ることになった2人の男を中心に、目に見えない絆で結ばれた人々が運命に翻弄されつつも強く生きていく姿を描く。撮影期間わずか8日間という過酷な撮影となったが、中村監督含めキャスト陣らが「彼らの存在無くしてはこの撮影は不可能だった」と語るのが、“サポートメンバー”と呼ばれる約1,000人に及ぶ地元ボランティア・スタッフと市民エキストラの方たち。主演を務めた濱田さんは「『アヒルと鴨のコインロッカー』の撮影で初めて来て以来、仙台には何度来たか分からないけど、何度来ても楽しいし、嬉しい。いろいろなことがあったけど、僕らにできることは楽しい映画を作ることしかないと思った」と真摯に胸中を明かした。さらに濱田さんは撮影中、地元エキストラの熱気に押され、本来泣かないはずのシーンで感極まって涙が止まらなくなり、さらにそのカットが本編で使用されたという撮影秘話を披露し、“地元”仙台での公開に感動もひとしおといった様子。この日、仙台市内の5つの劇場で行われた舞台挨拶の回は全て満席となった。この最高のスタートに中村監督は「『アヒルと鴨のコインロッカー』のときは初日舞台挨拶をしても、なかなか満席にならなかった。今回はどの劇場も満席でとにかく嬉しい」と喜びの胸中を明かし、温かい拍手に包まれながら“地元愛”に満ちた舞台挨拶は盛況のうちに幕を閉じた。『ポテチ』は仙台にて公開中、5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年04月09日『アヒルと鴨とコインロッカー』『ゴールデンスランバー』チームの最新作『ポテチ』が、第4回沖縄国際映画祭・長編プログラムPeace部門でワールドプレミア上映され、キャストの濱田岳と木村文乃が舞台あいさつを行った。その他の写真本作は、東日本大震災直後に企画・製作され、震災後の仙台でオールロケを敢行した映画。主演の今村を演じた濱田は「僕たちはいつもどおり、面白い映画を作ることしかできないと思ったんです。震災後の仙台が舞台ですが、元気な仙台、ほっとできる映像をカメラにおさめています」。あたたかな気持ちになれるはずと、笑顔でコメントした。また、「中村組は僕にとって居心地のいい場所。この映画は一週間で撮ったんですが、一週間ふざけどおしました(笑)」と語るように、濱田は中村監督作品にはお馴染みの俳優。一方、共演の木村は今回が中村組に初参戦となり、「本当に素敵なチームです。お互いが励ましあって、笑いあっている楽しい現場でした」と印象を語った。この映画の原作は、伊坂幸太郎の13冊目の中短編集『フィッシュストーリー』のなかの中編『ポテチ』。同じ生年月日に生まれた今村と尾崎は、26年後、空き巣を生業とする凡人とプロ野球のスター選手という別々の道を歩いていたが、見えない力によって引き寄せられていく。そんな同じ誕生日という設定について濱田は、「僕はまだ同じ生年月日の人に会ったことはないんですが、出会ったら飲みに行きますね(笑)」。木村は「誕生日が同じというだけで距離が近くなりそう。私は誕生日が10月19日なんですけど、10時19分とか、自分の誕生日の数字を偶然目にするとうれしくなったりします」。女性の感性が垣間見られる木村の発言に、濱田は苦笑いだった。そして、舞台あいさつの最後には「いろいろな想いがギュッと詰まった作品」と2人それぞれがメッセージを送る。木村の「誰かのためを思って行動することにムダなことはひとつもない、そんな想いが込められている映画です。観た後に、行動してみようかな、一歩すすんでみようかなと思ってもらえたらうれしい」という言葉にうなずきながら、濱田は「中村監督からの伝言をあずかってきました。68分という短い映画なのでトイレの心配は全くない、安心して観られるということをしっかりと言うんだぞ!と言われたので、安心して楽しんでください(笑)!」。あたたかさとユーモアに満ちた映画同様に、舞台あいさつも終始なごやかだった。『ポテチ』は7日から仙台先行公開され、5月12日(土)から全国公開される。取材・文・写真:新谷里映
2012年04月02日俳優の堺雅人が2月11日(木・祝)、東京・渋東シネタワーで主演映画『ゴールデンスランバー』の大ヒット御礼舞台挨拶を行い、海外の映画祭へ初参加となるベルリン国際映画祭での上映を控えた心境を語った。同映画祭はドイツで11日から21日までドイツ・ベルリンで開催。同作が正式招待されたパノラマ部門は幅色いジャンルから良質な作品にフォーカスを当てた選出で、観客賞、国際批評家連盟賞、ザルツゲーバー賞の対象。19日の公式上映に合わせて現地入りする予定で、世界三大映画祭での海外映画祭デビューとなるが「まったく実感が沸いてなくて、すっごく寒いと聞いているので上着を探しているところです。ティーチインや舞台挨拶とかやると思いますが、何を話すとかまったく考えていません。寒さ対策と何を食べようか、ばかりで」とマイペース。と、言いつつも「(ドイツの)みなさんと一緒にこの作品を観るのが楽しみ。どこでどんな反応があったかをメモして中村義洋監督に伝えないといけませんから」と話し「ほかの日本映画も出品されるので、あちらでいろいろ話したり、他の国の人とも話せたらいいなと思います」と胸を高鳴らせていた。一方、この日は事前にとったファンの質問に答えるファンサービスも。地球滅亡を控えた最後の日に何をして、何を食べる?の問いに、「掃除かな?部屋を片付けます。最後の晩餐は冷蔵庫の余りもので一品作らないと。きれいにして死なないと」とやはりマイペース。バレンタインデーが近いとあって、チョコにまつわる思い出について聞かれると、「僕にとって2月14日はただ冬の寒い一日でした、こういう仕事を始めるまでは。元々チョコは好きですが、年のせいか食べると吹き出物が出るようになったので25を過ぎた頃から食べないようにしています。とても好きなのに残念なのですが…」と寂しげな表情。満場の女性ファンをホッとさせて(?)いた。『ゴールデンスランバー』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:一緒にこたつでミカンを食べたい俳優第1位は…この冬こたつを買ったばかりの堺雅人!堺雅人、絶叫エピソード告白「スキー場の奥に消えた」『ゴールデンスランバー』濱田岳×中村義洋監督次回はコメディでまさかの共演?【どちらを観る?】ベストセラー映画化、何点?『ゴールデンスランバー』『パレード』2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年02月11日映画『ゴールデンスランバー』の初日舞台挨拶が1月30日(土)、東京・TOHOシネマズ日劇2で行われ、主演の堺雅人、共演の竹内結子、中村義洋監督らが出席した。人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を原作に、首相暗殺犯に仕立て上げられた男の2日間にわたる逃亡をめぐる人間ドラマ。堺さんは鑑賞後の観客の大きな拍手に「温かい熱気に迎えられ、興奮し安心しています」と繊細な笑顔。「この作品は客観的に観ることができない、初めてのこと。出来上がった初めて観たとき、ああ、この日は暑かったな、とか、アルバムをめくるような気持ちになった。ジャンル分けしづらく、こういう物語として観るしかない」と思い入れタップリに語った。劇中の展開にちなみ司会者が、信頼があだになったエピソードを質問。堺は「スキーが全然できないんですが上手な役をやることになり、滑る場面で受け止めてくれるスタッフを信頼して滑ったら、受け止めてくれなくて、『あーっ』って叫びながらスキー場の奥に消えていきました」と苦い経験を披露。竹内さんは「今回、監督に役作りはいらない、素のままでいいと言われましたが、現場に入り、監督が『晴子(竹内さん)は上昇志向の強い女』と言ったのを聞いて、それって私? 人間的によろしくない? って」と中村監督に“詰問”。「覚えていませんが、真逆だと思う。もっと上昇志向を持った方がいいというか…」と釈明を受け、楽しげに笑っていた。一方で、共演の劇団ひとりは「私事ですが、おととい、アバなんとかという映画(ジェームズ・キャメロン監督の3D映画『アバター』)を観ようとしてうっかり2Dの劇場に行ってしまい、何も飛び出てこなかった。この映画(『ゴールデンスランバー』)は劇場を選ばず、どこでみても面白い」と珍PRを展開。共演陣と観客を笑わせていた。『ゴールデンスランバー』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:『ゴールデンスランバー』濱田岳×中村義洋監督次回はコメディでまさかの共演?【どちらを観る?】ベストセラー映画化、何点?『ゴールデンスランバー』『パレード』2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!堺雅人があったかコタツに思いを馳せる一方、竹内結子は脚露出の薄着に震える!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント
2010年01月30日これだけの力があるのだから、もっと目立ってもいいのでは?そんなふうに感じてしまうほど、中村義洋監督は謙虚な人だ。映像化不可能と言われた伊坂幸太郎の原作を映画化した『アヒルと鴨のコインロッカー』で注目を浴び、『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』など話題の原作の映画化をヒットに導いてきた実力の持ち主だが、本人はあまり自分を出したがらない。いつも口にするのは、「求められたことに応えているだけ」「観客が映画を楽しんでくれればそれでいい」。その言葉どおり、面白い原作を、原作の良さを残したまま映画らしくパッケージし観客を満足させてくれる。中村義洋監督とはそういう監督だ。そして、新作の『ゴールデンスランバー』は『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』に続く伊坂幸太郎の原作の映画化である。今回は中村監督が手掛ける伊坂作品に必ずキャスティングされる若手俳優・濱田岳と共に話を聞いた。本作は、主人公・青柳(堺雅人)が首相暗殺の罪を着せられ逃亡するミステリー。映画化するにあたって「キャスティングにはじっくり時間をかけました」と、監督は言う。けれど、濱田岳の演じる“黒いパーカーの男”というキャラクターに関しては、なんと原作の段階からすでに決まっていたというから驚きだ。「そうなんです。伊坂さんはもともと“黒いパーカーの男”を太った男として考えていたらしんですけど、『アヒルと鴨…』を観て書き替えた。小柄でおでこが広くて…という濱田岳ふうにね。ただ、僕が原作を読んでいるとき、伊坂さんが“黒いパーカーの男”のモデルを濱田岳にしていることを知らなくて。でも、読みながら、もしかしたら濱田岳なんじゃないかな、と思いましたね」。原作の段階からラブコールを受けていた濱田さんが演じるのは、指名手配中の殺人鬼“黒いパーカーの男”。これまでの俳優・濱田岳からは想像の付かない役柄だ。「『アヒルと鴨…』で伊坂さんと対談をしたときに、伊坂さんから今後やりたい役はどんな役?と聞かれて──人がやりたがらないような役、たとえば殺人鬼とかやってみたいですねって言っていたんです。それが直接関係あったのかは分からないですけど、伊坂さんが僕をイメージしてくれたというのは役者冥利に尽きます。物語を進めていくポジションも初めてでした」と、真面目に質問に応える濱田さんの隣で「原作で当て書きされているけれど、映画では濱田岳を使わないっていうのも面白いかなと思ったんですけどね(笑)」と、茶々を入れる中村監督。この2人、かなり仲がいいようだ。3度目のタッグだからというだけではない“同じ空気感”を持っているような……。実際、何かにつけて笑いのツボが一緒で、些細なネタで話が盛り上がるのだとか。笑いのツボが同じなら2人でコメディをやってみては?と、投げかけると「コメディやるなら僕出ますね。監督は別の誰かにやってもらってね」とノリノリ。濱田さんもキャッキャッと笑っている。この2人、本当に相性がいいうえ、仕事に対するスタンスも似ている。「濱田くんは基本的に将来を考えていない、戦略がない、受けたものに対してその時その時の最大の力を出す人なんです。僕はそれはもの凄くいいことだと思っていて。だから、現場では本当は目立ちたがり屋のギラギラした俳優なんだという設定でからかうんですよ(笑)」。監督のお気に入りであり、完璧にいじられキャラの濱田さんだが、映画の中では堺雅人の演じる青柳をぐいぐい引っ張っていく役どころ。もちろん、演技派俳優のひとりとして引っ張りだこの堺雅人との共演は、濱田さんにとって刺激的な現場となった。「堺さんはイメージ通りではあったんですけど、ロックな感じというか、格好いいと思いましたね。自信満々に“僕は愛想笑いには自信があるんだ”と言ったり、“運動オンチで運動ができないんだよ”って言っていたのに、舞台ではもの凄い殺陣をやっていたり、なんかもの凄く格好いいなと」。中村監督×濱田岳と同様に、中村監督×堺雅人のタッグも『ジャージの二人』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』に続く3度目。これまでに築き上げられてきたそれぞれの信頼関係が『ゴールデンスランバー』で融合したとも言える。また、堺さんと濱田さんは意外なところで繋がっていると中村監督。「普通の市民の宅配ドライバーが巻き込まれるという設定だけれど、実は青柳のような人間はなかなかいないんです。僕はそんな彼の純粋さが大好きなんですけど、撮影の途中で“おや?”っと思ったことがあって。『アヒルと鴨…』で濱田くんが演じた椎名という青年の十数年後が青柳なんだなと。あの役(椎名)は僕がとても尊敬している役。純粋さとか、人から自分がどう見られるか考えないところとかね。だから『ゴールデンスランバー』のもうひとつの見方として、もしも主人公・青柳と同じ立場になったときに“あなたは、あれほど人に助けてもらえますか?”と問いかけたい。でも、僕だったらたぶん助けてもらえないと思うんだよなぁ(笑)」。そう自信なさそうに笑う姿がなんとも監督らしい。ハリウッド的スケールを持った原作をどう映画化したのかも確かに見どころだが、「純粋さ」「信頼関係」「生きること、生き延びること」を核に据え、温かな感情を抱かせてくれる『ゴールデンスランバー』は、まさに現代人の心の隙間を埋めてくれる作品。濱田岳の言葉を借りるなら「ラストシーンは妙にほっとする」──その感動をぜひスクリーンで味わってほしい。(text:Rie Shintani)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:【どちらを観る?】ベストセラー映画化、何点?『ゴールデンスランバー』『パレード』2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!堺雅人があったかコタツに思いを馳せる一方、竹内結子は脚露出の薄着に震える!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年01月29日映画を宣伝するにあたって「ベストセラー小説の映画化」という言葉のならびは少なからず注目される要素だろう。けれど原作が面白ければ面白いほど映画化のハードルは当然高くなり、観客にとってがっかりな結果を招くことも多い。まもなく公開される『ゴールデンスランバー』と『パレード』もベストセラーを映画化した話題作。この2作はどうなのか?中村義洋監督、行定勲監督という日本映画界をリードするヒットメイカーの2人が挑んだ作品を比べてみたい。まずは『ゴールデンスランバー』。伊坂幸太郎作品はとにかく映像化の対象になることが多く、中村監督にとっては『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』に続く3度目の伊坂作品の映画化。物語は堺雅人演じる宅配ドライバーの青柳が身に覚えのない首相暗殺の犯人にされ、ひたすら逃亡するというサスペンス。原作者が「ハリウッド的なエンターテイメントを目指した」というだけあって、爆破シーンあり逃走劇ありの大作に仕上がっている。けれど、アメリカ映画であれば激しい逃走シーンが見どころとなるところを、なぜ青柳は追われているのか?ではなく、なぜ青柳は逃げられるのか?という人間の純粋さや生きることに焦点をあてているのがこの作品の面白さ。肉体的な強さゆえに生き延びたのではなく、人として純粋だから生き延びた──この描き方は中村監督ならではと言えるだろう。行定勲監督が映画化を望んだのは吉田修一の小説「パレード」。伊坂幸太郎ほどではないが、大沢たかお&中谷美紀主演の『7月24日通りのクリスマス』など映像化は多く、今年は本作のほかに妻夫木聡の主演で『悪人』も公開予定の人気作家だ。本作『パレード』の舞台は、何の接点もない若者たちがルームシェアする2LDKのマンション。先輩の彼女の恋をしてしまった大学生、人気俳優と付き合っているフリーター、酒癖の悪いイラストレーター、映画会社に勤めるジョギングを欠かさない男、謎の金髪の美少年…といった輩がひとつ屋根の下で暮らしている設定とくれば、男女のお気楽な恋愛事情のドラマか?と思われがち。しかし、この映画で描かれるのは人間の本質、人間の孤独、理解と矛盾、そして犯罪──意外にもダークなテーマが潜み、派手な仕掛けはないが、要所要所でドキッ、ゾクッとさせられる。また、行定監督が「キャスティングそのものが演出かもしれない」と言うように、主役級の若手俳優5人の共演も見どころだ。この2本のベストセラー小説の映画化は、あなたを満足させる?それとも落胆させる?(text:Rie Shintani)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会パレード 2010年2月20日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会■関連記事:現代の若者の内に宿る“モラトリアム”『パレード』試写会に10組20名様ご招待2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!堺雅人があったかコタツに思いを馳せる一方、竹内結子は脚露出の薄着に震える!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年01月28日2008年の本屋大賞に輝いた、伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『ゴールデンスランバー』の完成披露試写会が1月18日(月)に開催され、主演の堺雅人を始め、共演の竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、貫地谷しほり、濱田岳、渋川清彦、そして監督の中村義洋という豪華メンバーが集結した。舞台挨拶では、逃亡劇である映画の内容や、タイトルが意味する“黄金のまどろみ”に引っ掛けて「逃げ出したくなる状況」「思わずまどろむ瞬間とそのときのイメージカラーは?」といった質問が投げかけられ、個性的な俳優陣からユニークな答えが返ってきて会場は盛り上がりを見せた。イベント開始直後、“仙台運送”と書かれたトラックが会場に横付けされた。運転しているのは、劇中でも宅配ドライバーの役を演じている渋川さん。制服姿の渋川さんが運転席から降り立ち、荷台を開けると“ゴールデンスランバー”と書かれたダンボールが。次の瞬間、このダンボールの壁を突き破ってスモークと共に堺さんらが登場し、会場は歓声に包まれた。壇上に上がった堺さんはオール仙台ロケで撮影された本作を「仙台の人々と一緒に作り上げた映画です」とアピール。ちなみに、堺さんの“まどろみの瞬間と色”はと言うと「冬になるたびに悩んでいたのですが、今年ついにコタツを買ってしまいました。心地良くまどろんでます(笑)。だからコタツの遠赤外線の赤ですね」とのこと。貫地谷さんもこれに「私も今年、コタツを買いました!オレンジ色ですね」と同調。これにさらに横から口を挟んだのは香川さん。「床暖房ヤバイよ!これ点けたらおれは5分でまどろむね。色は赤やオレンジを超えてピンク」と寒い夕刻のイベントとあって“暖房トーク”で盛り上がった。厚着の登壇陣の中で、竹内さんは一人だけ薄着で寒そう!「一人だけスカスカの格好で…。堺さんは手袋して、香川さんは毛皮巻いて、吉岡さんはフリース着てるのに…」と周りを見渡して苦笑していた。そんな竹内さんのまどろみの瞬間は「美容院でシャンプーしてもらってるとき」だそう。もうひとつのお題「逃げ出したくなること」について、携帯電話のメールにまつわる恥ずかしい過去の体験を披露してくれたのは、吉岡さんと中村監督。吉岡さんは「当時、好きだった女性に愛のメールを送ろうとして、男友達に送ってしまいまして…。その後、一週間ほど口をきいてもらえませんでしたね。逃げ出したいと言うより、消えてしまいたくなりました」と告白。すると中村監督も「全く同じ!(幼い口調で)『ちょっと遅くなります。でもちゃんと帰りますよ〜』みたいなラブラブなメールを間違って、竹内さんのマネージャーさんに送ってしまいました。すぐに『このことは忘れてください』とメールしたら、次にお会いしたとき、一言もそのことに触れずにいてくださいました」と感謝(?)していたが、竹内さんは初めて知る事実にびっくりした様子だった。自身の役柄について「ロックな男を演じました」とビシッと決めた渋川さんだが、逃げ出したくなることについては「僕はお腹が弱いので、大事な場面でお腹痛くなったら逃げ出したくなります」とやや弱気なコメント。これに香川さんが「いまは大丈夫なの?」と繰り返し、会場の笑いを誘った。劇団ひとりさんは映画の出来映えについて「最近は何でも3Dにすればいいだろうという風潮がありますが、本当に面白い作品は2Dでも飛び出すんです!」と熱弁。さらに舞台挨拶では「僕は自分の評判を気にして、時々、自分の名前をインターネットで検索するんです。今日も検索してきたんですが、あるブログで、この舞台挨拶に来るという人が『堺さんや竹内さん来るかな?劇団ひとりだけだったらサイアク〜』って書いてました!この中に犯人がいるはずです!!」と怒りを露わにし、これには客席のみならず共演者も笑い転げていた。濱田さんは、“まどろみ”の質問に悩んだ挙句、「僕はトイレに行きたいとなかなか言い出せなくて…。我慢してオシッコした瞬間はまどろみますね」と少し恥ずかしそうにコメント。すかさず周囲、というか香川さんが「色は?」と畳み掛けると濱田さんは「その前に飲んだ飲み物によりますね」と珍妙なコメント。堺さんや香川さんから「飲んだものがそのまま出るのか!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。貫地谷さんは撮影について聞かれ「私は1日だけだったんですが楽しかったです。みなさんと“ウニ祭り”をして、すごくおいしかったです!」と笑顔を見せたが、ここでも香川さんが横から滑り込み、「おれ知らないよ…」とブツブツ。堺さん曰く「愉快な仲間たちとワイワイ作りました」という撮影現場そのままのにぎやかな舞台挨拶となった。『ゴールデンスランバー』は1月30日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」堺雅人主演『ゴールデンスランバー』試写会(東京)に25組50名様をご招待堺雅人主演『ゴールデンスランバー』試写会(北海道)に10組20名様をご招待
2010年01月19日伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『ゴールデンスランバー』で、斉藤和義が自身初の映画音楽監督を務め、主題歌であり物語の鍵を握るビートルズの名曲「Golden Slumbers」を自らカバーすることが発表された。原作は2007年に発表され、翌年の「本屋大賞」および「山本周五郎賞」を受賞したサスペンス。堺雅人、竹内結子をキャストに迎え、首相暗殺の濡れ衣を着せられた一般市民の男の逃亡劇を描く。斉藤さんは音楽監督という立場で、主題歌、エンディングテーマだけでなく劇中の全ての音楽を担当しているが、エンディングテーマの「幸福な朝食、退屈な夕食」を巡っては、伊坂さんとの“奇縁”が明らかに。伊坂さんはこの曲を聴いて、会社勤めを辞めて作家一本でやっていく決意を固めたということで、斉藤さんのファンであることを公言している。ちなみに、斉藤さんは、本作と同じく伊坂さん×中村義洋監督のコンビによる『フィッシュストーリー』でも、劇中のパンクバンドが演奏する楽曲をプロデュースしており、伊坂作品で音楽に携わるのはこれが2度目。斉藤さんは今回の音楽監督という仕事について「映画の規模も大きいと聞いてたし、出演者のみなさんも豪華だし、責任重大だって感じましたね。サントラってずっとやってみたいと思ってたことだから、声を掛けてもらったときは『いいんですか!?』って思ったけど、ぜひぜひってことでやらせていただきました。まだラフの段階の映像を見ながら、監督とイメージのすり合わせをしてスタジオに入り、一人でやってみたりバンドを集めてジャムってみたり。監督もレコーディングに立ち会ってくれて、その場でどんどん決まっていく感じですごくやりやすかったですね。なんせ、映像を見ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」とコメント。主演の堺さんは「ビートルズの原盤『アビー・ロード』では、メドレーのなかの橋わたしのようなつかわれ方をしているこの曲ですが、斉藤さんの歌をきいて、独立した曲として人を感動させる力をもっているのだなとおもいました」と“斉藤版”「Golden Slumbers」の感想を語ってくれた。「黄金のまどろみ」と直訳されるこの「Golden Slumbers」、原作小説の中で描かれるスリルや郷愁といった様々な要素を見事に彩り、重要な役割を果たしているが、映画では、観客の心にどのように響きわたるのか?『ゴールデンスランバー』は1月30日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:堺雅人&竹内結子、『ジェネラル・ルージュ』の次は伊坂作品で恋人役!
2009年11月11日