イタリア発のラグジュアリースニーカーブランド「ゴールデン グース(GOLDEN GOOSE)」の日本初となる旗艦店「ゴールデン グース 東京店(Golden Goose Flag/Tokyo)」が、東京・表参道にて2019年7月1日(月)オープンする。ゴールデン グースとは?2000年創業の「ゴールデン グース」は、イタリアの伝統的な職人技を守り、最高品質のレザーを用いて、全ての製品を職人の手作りで生産しているラグジュアリースニーカーブランド。タイムレスでクラシックなプロダクトを再解釈しアップデートすることで、オーセンティックかつ新しいスタイルを提案している。日本初の旗艦店オープン「ゴールデン グース 東京店」では、ウィメンズ・メンズ・キッズのフルラインナップで展開する。また、アジア太平洋地域初となるスニーカーのオーダーメイドサービス「LAB」も実施。「ゴールデン グース」の熟練職人が、ゲストと直接コミュニケーションを取りながら目の前でリクエストに応えたカスタムスニーカーを作り上げる。「LOVE」ロゴTシャツ&レザージャケットゴールデン グース 東京店では、「LOVE」をキーワードとした旗艦店でしかゲットできなカプセルコレクションを展開する。登場するのは「LOVE」のグラフィックを落とし込んだTシャツとレザージャケット。シャツは、日本の藍染め職人とのコラボレーションのもと製作。100%天然素材であることにこだわり、染めに使う藍は天然のものを育て収穫。化学薬品を使用することなく、染色過程もすべて自家製にこだわり仕上げた。男女1型ずつのプレミアムな展開となるレザージャケットは、ゴールデン グースのアーカイブモデルをアップデートしたもの。背中には「LOVE」のグラフィックをハンドペイントで大胆に配して、プレイフルなデザインに仕上げた。ゴールデン グース 東京店限定スニーカーまた、ゴールデン グースのアイコニックなスニーカーも東京店でしかゲットできない限定デザインを提案。「FLAG LTD」スニーカーには、日本文化の象徴となる伝統的なモチーフと対照的なモダンデザインを融合。米粒や寿司といった日本食からインスピレーションを得た要素や、日本文化の象徴的なグラフィックをスターモチーフなどとコンバインさせて、日本へオマージュを捧げたオリジナリティあふれるシューズを完成させた。【詳細】ゴールデン グース 東京店オープン日:2019年7月1日(月)営業時間:11:00~20:00住所:東京都港区南青山5-2-12 Gビル南青山03店休日:不定休■限定カプセルコレクション・「LOVE」レザージャケット 219,000円+税・「LOVE」藍染め T シャツ 25,000円+税・「LOVE」藍染め HEART T シャツ 25,000円+税■GOLDEN GOOSE FLAG/TOKYO 限定スニーカー・SUPERSTAR スニーカー 75,000円+税・FRANCY スニーカー 75,000円+税・BALLSTAR スニーカー 66,000円+税
2019年06月27日韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる「百想芸術大賞」で2部門を受賞した、北への潜入捜査を命じられた実在の工作員・黒金星を描く衝撃のサスペンスドラマ『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』。この度、韓国の名優ファン・ジョンミンとイ・ソンミンの緊迫の情報戦シーンを映す本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、これまでのスパイ映画とは違い、派手なアクションや目まぐるしい追撃戦などではなく、徹底的に熾烈なまでの心理戦を描いた新たなスパイ映画だ。今回到着した映像には、北朝鮮への潜入を試みる事業家に扮した黒金星(ファン・ジョンミン)が、北朝鮮の対外交渉を担当するリ・ミョンウン(イ・ソンミン)から、酒宴の席でビジネストークをしながら機密情報を聞き出そうとする緊迫のシーンが収められている。言葉で巧妙に相手の心を奪うシーンが中心となっている本作はセリフが多く、冷静さを装いながら水面下で繰り広げられる濃密な会話劇は、ファン・ジョンミン曰く「マウス・アクション」「シェイクスピア劇」。撮影前に本物の黒金星と対面し感じたという、“心理状態の読めない工作員の目”も見事に劇中で再現している。さらに、映像と同時にファン・ジョンミンの正反対の顔を写す新場面写真も公開。今作でファン・ジョンミンは、明るい事業家と冷静な工作員の2つの顔をもつ人物を、外見から言葉遣いに至るまで徹底して演じ分けているところも見どころのひとつ。スーツを着崩し、純朴な顔を見せる場面に加え、メガネをかけて感情を押し殺し、こちらを見つめるかのような視線を送る写真も。二面性を持つ工作員の複雑で繊細な感情が醸し出されているようだ。『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』は7月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 2019年7月19日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C)2018 CJ ENM CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
2019年06月27日ディズニー&ピクサー映画『2分の1の魔法』が2020年8月21日(金)に公開。第78回ゴールデングローブ賞では、アニメーション映画賞にノミネートされた。“魔法”を探し出すエルフの兄弟のアドベンチャーはるか昔、世界は魔法に満ちていた。しかし、時の流れや科学・技術の進歩と共に魔法は忘れられた。映画『2分の1の魔法』の舞台となるのは、“魔法が消えかけた”世界だ。おとぎ話のようなファンタジックな物語かと思いきや、時代の変化と共に彼らの生活も激変。携帯電話を片手に話す人魚、ゴミをあらすユニコーン......など、想像とはかけ離れたコミカルな世界が広がっている。そんな “魔法が消えかけた”世界に暮らす少年イアンは、自分に自信が持てず、何をやっても上手くいかないことばかり。そんな彼の叶わぬ願いは、彼が生まれる前に亡くなった「父に会う」こと。16歳の誕生日プレゼントに、父が母に託した魔法の杖を贈られたイアン。杖と共に贈られた手紙に記されていたのは<父を24時間だけ蘇らせる魔法>──だが魔法に失敗して “半分”の足だけの姿で父を復活させてしまう──。魔法オタクで陽気な兄バーリーの助けを借りて、イアンは父を完全(全部)に蘇らせる魔法を探す旅に出るが、彼らに残された時間は、あと24時間しかなかった…。キャラクター紹介弟イアン:家族想いで優しいが、何をやっても上手くいかず自分に自信がない内気な性格。でも隠れた魔法の才能がある。正反対の性格の兄バーリーと、24時間以内にお父さんを完全に蘇らせる旅に出る。兄バーリー:幼い時に亡くしたお父さんにもう一度会って伝えたいことがあるイアンの兄。自信家で陽気で好奇心旺盛な魔法オタク。空気が読めないように見えて、実はいつもイアンを見守っている。母ローレル:イアンとバーリーの母親。働き者皮肉屋だがユーモアに溢れた性格。夫を亡くした辛い経験を乗り越え、一人で心から愛する兄弟を育てて来た。16歳の誕生日を迎えたイアンに、お父さんが残した古代の杖を渡す。2分の1のお父さん:イアンが生まれる前に亡くなったイアンとバーリーの父親。イアンの16歳の誕生日に、24時間だけ自分を魔法で復活させられる古代の杖と魔法の呪文を残していた。しかし兄弟の魔法は不完全で復活したのは“半分(2分の1)”だけ。イアンとバーリーと一緒に、全身を完全に復活させる旅に出る。■脇を固めるキャラクターマンティコア:兄弟の旅のキーを握る、勇敢な女性。グレックリン:不気味な質屋の店主。ガクストン:亡き父の大学時代の友人。トム・ホランド×クリス・プラットが兄弟役にキャラクターに声を吹き込むのは豪華キャスト勢。エルフの兄弟役を務めるのは、マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズでの共演が記憶に新しいトム・ホランドとクリス・プラット。スパイダーマンとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのスター・ロードとして同作に出演していた彼らの、息のあった掛け合いに注目だ。そのほか『Veep/ヴィープ』のジュリア・ルイス=ドレイファス、『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタヴィア・スペンサーも出演。さらに監督・脚本は、ディズニー&ピクサー映画『モンスターズ・ユニバーシティ』を手掛けたダン・スキャンロンが務める。日本語吹き替え版キャスト日本語版吹き替えキャストにも、豪華メンバーが勢ぞろい。兄弟役に志尊淳&城田優メインキャラクターの兄弟役には、兄のバーリーを、『シンデレラ』以来ディズニー作品2作目となる城田優、弟イアンをピクサー作品の声優初挑戦となる実力派俳優・志尊淳がそれぞれ担当。母親役に近藤春奈また二人の兄弟を優しく見守る母・ローレル役は、ハリセンボンの近藤春菜が抜擢された。近藤は、「『2分の1の魔法』の予告編を観て、誰よりもローレルに似ていると思っていたので、自分がやりたいという気持ちがありました。決まった時はとても嬉しかったです!」とローレル役にかける思いと喜びを爆発させている。そのほか、脇を固めるキャラクターたちには、浦嶋りんこ、新谷真弓、丸山壮史、立木文彦といった顔ぶれが連なる。日本版エンディング曲に、スキマスイッチの「全力少年」日本版エンディングに起用されたのは、スキマスイッチの代表曲「全力少年」。“自分を信じて、自分の足で一歩踏み出す”物語と、歌のメッセージがマッチしたことから、今回のプロジェクトの実現に至った。なおスキマスイッチにとって、海外作品への楽曲提供は初の出来事となる。【作品詳細】ディズニー&ピクサー映画『2分の1の魔法』原題:Onward公開日:2020年8月21日(金)※2020年3月13日(金)より公開予定であったが公開延期。※今後の状況により、興行延期・中止になる場合あり。監督:ダン・スキャンロン<オリジナル版>出演:トム・ホランド、クリス・プラット、ジュリア・ルイス=ドレイファス、オクタヴィア・スペンサー<日本語吹き替え版>出演:志尊淳、城田優配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2019年06月09日英国サンデー・タイムス紙の“伝説の記者”メリー・コルヴィンを『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが演じ、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演女優賞候補になった『プライベート・ウォー』(原題:A PRIVATE WAR)の公開が、9月13日(金)に決定した。世界中の戦地に赴き、レバノン内戦や湾岸戦争、チェチェン紛争、東ティモール紛争などを取材してきた女性戦場記者、メリー・コルヴィン。2001年のスリランカ内戦取材中に左目を失明、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながらも、黒の眼帯をトレードマークに世間の関心を紛争地帯に向けようと努めた“生きる伝説”は、2012年、シリアで受けた砲撃で命を落とした――。真実を伝える恐れ知らずのジャーナリストとして戦地を駆け抜け、生き抜いた彼女の知られざる半生がいま、語られる本作。戦場記者を天職と考え、黒い眼帯姿も特徴的な反逆精神溢れるメリー・コルヴィンを全身全霊で演じ、第76回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたロザムンド・パイク。さらに『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナン、『ボヘミアン・ラプソディ』のトム・ホランダー、『プラダを着た悪魔』『ラブリーボーン』のスタンリー・トゥッチといった実力派俳優たちが、仕事やプライベートで彼女を支えてきた男たちを演じ、脇を固める。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』のアラッシュ・アメルによる脚本を映画化したのは、オスカー候補にもなった『カルテル・ランド』や『ラッカは静かに虐殺されている』など、これまで骨太なドキュメンタリーを手掛けてきたマシュー・ハイネマン監督。初の劇映画作品となる本作でも、単なる伝記ドラマとしてではなく、戦場に魅了されてしまった女性の苦悩や葛藤、恐怖などを、クエンティン・タランティーノ作品でお馴染みの撮影監督ロバート・リチャードソンが手掛けるリアルな描写とともに見事に描き切る。さらに名女優シャーリーズ・セロンがプロデューサーとして参加。また、エンドロールを飾るのは、強く逞しく美しいメリーの生き様に心動かされたアニー・レノックスが8年ぶりに手掛けた新曲「Requiem for a Private War」。ゴールデン・グローブ賞主題歌賞候補となった本楽曲も、壮絶かつ感動的な物語やメリーのメッセージとともに観る者の心を突き刺すことだろう。『プライベート・ウォー』は9月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年05月29日本年度ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞にて『ROMA/ローマ』や『万引き家族』と外国語映画賞を競ったレバノン代表作品『カペナウム/Capernaum』(原題)が、邦題『存在のない子供たち』として7月、日本公開されることが決定した。ストーリーわずか12歳で、裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は、自分の両親。裁判長から「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされている。唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作ったさらに過酷な“現実”だった――。カンヌをはじめ映画賞を席巻した衝撃作パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督作『万引き家族』とともにカンヌ国際映画祭を震わせ、コンペティション部門「審査員賞」「エキュメニカル審査員賞」を受賞した本作。その後もゴールデン・グローブ賞ならびにアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。メガホンをとったのは、『キャラメル』(’07)で監督・脚本・主演の一人三役を果たし、カンヌ国際映画祭の初上映で話題を集めた後も多くの映画賞を受賞したナディーン・ラバキー監督。女優としても活躍しており、5月14日より開催される第72回カンヌ国際映画祭<ある視点部門>の審査員長も務めることが先日発表されたばかり。リサーチ期間に3年を費やした本作は、主人公ゼインをはじめ出演者のほとんどは彼と似た境遇にある演技未経験の素人ばかり。感情を「ありのまま」に出して自分自身を生きてもらい、彼らが体験する出来事を演出するという手法をとった結果、リアリティを突き詰めながらも、ドキュメンタリーとは異なる“物語の強さ”を観る者の心に深く刻み込むことに成功。いまも全世界へと広がり続けている絶賛の波が、ついに日本へも押し寄せる。目をそらしたくなる貧困の生々しさの中で、必死に生きようとする彼らの強いまなざしやその歩みには、胸を打たれずにはいられない。断ち切ることも抜け出すこともできなかった、ちいさな存在が起こすセンセーショナルな展開に感情を揺さぶられ、深く自身に問わずにはいられない衝撃作を目撃して。『存在のない子供たち』は7月、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月23日ゴールデン・グローブ賞にジョン・C・ライリー、英国アカデミー(BAFTA)賞にスティーヴ・クーガンと、伝説のお笑いコンビを演じた主演2人がそれぞれ主演男優賞にノミネートされた映画『僕たちのラストステージ』(原題:Stan&Ollie)が、いよいよ4月19日(金)より日本公開。この度、彼らの“鉄板ネタ”を満席の客席を前に完全再現した本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、ハリウッドでサイレントからトーキー期に活躍した伝説のコンビ、ローレル&ハーディの晩年の実話を描いたヒューマンコメディ。『フィルス』で数々の賞を受賞したジョン・S・ベアードがメガホンをとり、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では英米公開後に94%フレッシュ(1月18日現在)という高評価を記録。共に人生を歩んできたコンビが人生の晩年に差しかかり、改めて友情、舞台の大切さに気づいていく。そんな人生の可笑しみと哀しさ、素晴らしさをユーモラスに描いた。今回解禁となった本編映像は、再起をかけたイギリスでのホールツアーで人気を取り戻し、ついに名門ロンドン・ライセウム劇場で初日を迎えたローレル&ハーディが、満員の客席を前に彼らの代表作のひとつである「Blue Ridge Mountains Of Virginia」を披露するシーン。冒頭から「ヴァージニアの青い山脈~」と心地よいハーモニーでしっとりと歌いあげる2人に観客の視線は釘づけ。目立ちたがり屋のオリバー・ハーディ(ジョン・C・ライリー)は、歌詞の最後にこぶしを入れ、ひとりだけアドリブ全開で観客の笑いを誘い、絶好調。このままオリバーだけ美味しい思いをして歌い終えるのかと思いきや、デュエットが2周目に入った途端、彼を不機嫌そうに見つめていたスタン・ローレル(スティーヴ・クーガン)が、突然メインパートを低音の野太い声で歌い出し、場内は笑いの渦に。調子に乗り、気持ちよく歌い続けるスタンに怒ったオリバーは、セットの後ろから木のハンマーを取りだし、スタンの頭にポンッ! と渾身の一撃。叩かれた衝撃でスタンの歌声は男性のバスパートから女性のソプラノに大幅にキーチェンジ!何事もなかったかのように好調に歌い続けるスタンだったが、最後はフラフラと目を回しながらバタン!その様子をみたオリバーは「やってやった」と言わんばかりのしたり顔。この絶妙なやり取りに客席からは大きな笑いと割れんばかりの拍手が巻き起こる。本作では、ローレル&ハーディのツアーを忠実に再現するため、実際に劇場に観客を入れ公演を行いながら撮影が行われたという。実際のローレル&ハーディもオリバーは歌が上手く、スタンは下手だったと言われており(わざと下手に演じたという説もあり)、コンビの細かな特徴までも捉え演じきったクーガンとライリーの再現度の高さには脱帽。実物の2人と見間違うほどの名演を観たエキストラからは自然と笑いが起こった、というエピソードもある。ふくよかなオリバーを見事に演じ、『シカゴ』でみせた抜群の歌唱力を本作でも披露しているライリーは「撮影されているということは、我々の映画作りに対するプレッシャーだけではなく、観客として我々を見ている人々にとってもプレッシャーとなる。我々の思いを観客たちのために伝える必要があるんだ。それは、まるで戦場でお互いに忠誠心を確認するようなものだった。そんな場面を一緒に乗り越えてきたからこそ、スティーヴのことが大好きになったし、これからも親友でいられると思うね」と語り、撮影をふり返っている。再起をかけたイギリスツアーでの地道な宣伝活動によりファンを取り戻し、ついに名門ロンドン・ライセウム劇場での2週間公演を決めたローレル&ハーディ。このままツアーは無事に終わるのかと思われたが…。この後の2人の関係性&パフォーマンスも気になる注目のシーンを、ぜひチェックしてみて。『僕たちのラストステージ』は4月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕たちのラストステージ 2019年4月19日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開Ⓒ eOne Features (S&O) Limited, British Broadcasting Corporation 2018
2019年04月17日関西ジャニーズJr.内のユニット・Aぇ! groupが行う、東京グローブ座での公演『僕らAぇ! groupって言いますねん』の追加公演が決定した。同グループは、2月18日に結成が発表された新ユニットで、正門良規・末澤誠也・草間リチャード敬太・小島健・福本大晴・佐野晶哉の6人が所属する。企画・演出を横山裕が手がける同公演は発表と同時に大きな話題となり、3月30日にチケットが発売されるや否や応募殺到につき即完売となったため、早くも追加公演が決定となった。4月13日〜21日の公演を予定しているが、4月15日13時〜、17日13時〜、18日18時〜の3公演が追加に。チケット発売は4月3日10時〜を予定している。
2019年03月31日ゴールデンウィークは一人で寂しく過ごしたくない、そのためにも彼氏づくりに励んでみるのも良いかもしれませんね。異性と出会うにはどんな方法があるのでしょう。男友達からの紹介男性のことなら男性に相談をするのが近道です。男友達に、誰かフリーで良い人がいないか紹介を受けてみてはいかがでしょう。ちょうど彼女を欲しがっている人が見付かるかもしれませんし、お互いに恋人が欲しい状況なら付き合うまでのステップもスムーズなはずです。満足のいく相手を紹介してもらうためにも、相談をする相手をよく考えてみることも大切ですよ。恋活アプリで出会いを探す出会いが欲しいのなら恋活アプリを活用してみるのもおすすめです。恋人が欲しい人たちが集まっていますので、彼氏探しの効率化にも役立ちます。自分にピッタリの人をマッチングしてくれるシステムが用意されているアプリもあり、時短で希望通りの人を見付けられるチャンスがあります。出会いをサポートしてもらいつつ、尚且つ理想的な相手を探せるという、彼氏募集中の女性にまさに打って付けのツールと言えるでしょう。街コンに参加する街コンへの参加を検討してみるのも良いかもしれません。平たく言えば、合コンの規模を大きくしたイベントで、沢山の男女が一堂に会して出会いを求めます。食事やアルコールなどを楽しみながら、コミュニケーションも楽しむという気軽さのあるイベントですので、肩ひじ張らずに参加できますよ。友達探しを目的に参加する人も大勢いるため、いきなり付き合うのはちょっと、という人でも安心です。人脈が広がれば、そこから男性を紹介してもらえることもあるでしょう。恋活パーティーも人気恋活パーティーも外せない選択肢のひとつです。ホテルなどの会場で、出会いを求める男女がコミュニケーションを楽しみます。一人ひとりと会話をする時間も設けられているため、じっくりと相手探しができますよ。イベントによって参加資格が違っており、例えば30代限定や、年収が一定以上必要などの条件が設定されていますので、希望通りのスペックを持つ男性と出会いたい時に便利です。出会いは欲しい、でも妥協はしたくないという人にまさに最適なイベントと言えます。
2019年03月24日ゴールデンウィークまであと約1か月となりましたね!2019年は新天皇即位で10連休となりますが、皆さんは長い休み中に何か特別なことをする計画を立てていますか?しかし、主婦の方の中にはこのゴールデンウイーク10連休を楽しみにしていない人もいるとか。その理由とともに、2019年のゴールデンウイークについての意識についてご紹介します。■ 50%の専業主婦が「ゴールデンウィークが楽しみではない」ドゥ・ハウスは20~70代900人を対象に実施した「2019年ゴールデンウィーク」に関する調査を行いました。調査ではまず「2019年のゴールデンウィークに対する気持ち」について質問。すると、勤務形態や職の有無により回答が大きく異なることが判明しました。makaron* / PIXTA(ピクスタ)まず平日勤務(土日祝休み)の人は最多こそ「どちらともいえない」(30.7%)ですが、次いで「やや楽しみ」(21.7%)、「とても楽しみ」(21.3%)が続き、楽しみにしている人が43%を占めています。Kazpon / PIXTA(ピクスタ)一方、主にサービス業が多いと思われる「土日祝の勤務あり」は「まったく楽しみでない」が42.7%も!Graphs / PIXTA(ピクスタ)「あまり楽しみではない」(23.0%)と合わせると、なんと65.7%の人がゴールデンウィークが楽しみではないと答えていて、「とても楽しみ」「やや楽しみ」は合わせてわずか10.7%という結果に。また専業主婦と「現在は働いていない女性」の場合も、「まったく楽しみでない」と「あまり楽しみでない」を合わせるとどちらも49.3%と、50%近くに達しています。しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)結局、ゴールデンウィークを楽しみにしているのは連休中丸々休める平日勤務の人々が多く、ほかの人々はかえって「大型連休が憂鬱……」と思っている場合が多いようです!■ 専業主婦が「ゴールデンウィークが憂うつ」な理由では、「ゴールデンウィークを楽しみにしていない」理由はいったいどんなものでしょうか?ここでは「楽しみにしていない」人が多い「土日祝勤務あり」と「専業主婦」をみてみましょう。まず、専業主婦の1位はダントツで「家事・炊事が大変だから」。xiangtao / PIXTA(ピクスタ)大型連休中は、普段学校や仕事で昼間家を空けることが多い子どもと夫が家にいるため、専業主婦の場合は食事の支度や掃除などの手間が増えることはまず間違いナシ。また専業主婦の場合は家計を管理する身としてか、大型連休中は「散財してしまうから」という意見も多くなっています。naka / PIXTA(ピクスタ)一方、土日祝勤務の人の1位は「休日じゃないから」。サービス業に就いている場合、大型連休中は書き入れ時で普段よりかえって忙しくなる場合も多いもの。sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)休日を楽しそうに過ごす人々を見て「なんで私ばっかり……」と思うこともあるでしょう。■ ゴールデンウィーク中、みんな何してる?では、人々は2019年のゴールデンウィークにどんなことをしようと予定しているのでしょうか?「2019年のゴールデンウィークの予定」(複数回答)を訪ねると、ダントツで最多は「自宅でゆっくりする」(47.2%)。shimi / PIXTA(ピクスタ)確かに、多くの人々が移動する大型連休中だからこそ、どこへ行っても大混雑である場合が多く、あまり出かけたくないと思う人も多いでしょう。次いで「家事をする(掃除・整理整頓など)」(22.3%)、「ショッピングをする」(19.7%)、「日帰り旅行」(18.6%)という順でした。Mills / PIXTA(ピクスタ)長期休暇ですが、意外に少ないのが「国内旅行(宿泊を伴う)」(18.4%)と「海外旅行(宿泊を伴う)」(4.0%)などの旅行関連。プラナ / PIXTA(ピクスタ)大型連休中、旅行に行くとかえって疲れることもあります。「読書をする」(16.1%)、「睡眠をとる」(14.4%)など、「長期休暇中はのんびり過ごして心身共に疲れを癒したい」と思う人も多いのでしょう。polkadot / PIXTA(ピクスタ)以上、2019年のゴールデンウィークに関する調査結果をご紹介しましたが、いかがでしょうか。大型連休でさぞかし喜ぶ人が多いと思いきや、決してそういうわけでもないようです。「ゴールデンウィークがユウウツ」、「どうせ休みじゃないし……」という方も、何か思い出に残ることをしたり、頑張る自分にご褒美をあげたりして、ハッピーに過ごす工夫をしてみてくださいね!【参考】※2019年ゴールデンウィーク、主婦の49.3%は 楽しみではない。理由は「家事・炊事が増える」からードゥ・ハウス
2019年03月24日ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)、フランスのアカデミー賞と言われるセザール賞で4冠(監督賞・撮影賞・美術賞・音響賞)を受賞した『THE SISTERS BROTHERS』(原題)が、『ゴールデン・リバー』の邦題で7月、日本公開されることが決定。ポスタービジュアルも到着した。時はゴールドラッシュ。普通を夢見る兄と、裏世界でのし上がりたい弟は、最強と呼ばれる殺し屋。政府の内密な依頼で偵察係と追うことになったのは、黄金を見分ける化学式をみつけた科学者。しかし、黄金に魅せられた4人は手を組むことになり…。本作は、イギリスの文学賞のひとつであるブッカー賞の最終候補作にもなり、様々なミステリ・ベスト10入りも果たすパトリック・デウィットの「シスターズ・ブラザーズ」を基に映画化。『真夜中のピアニスト』『君と歩く世界』などを手掛けるジャック・オーディアール監督の最新作で、オーディアール監督初の英語作品でもある。1851年のゴールドラッシュに沸くアメリカを舞台に、決して手を組むべきでなかった4人の男たちを黄金が狂わせていく、一攫千金ウェスタンサスペンス作品。西部劇のルックながらサスペンスドラマの要素が入り、読めない展開、誰が善で誰が悪なのか、ツイストしていく人間ドラマに目が離せない…。そんな4人を演じるのは、いずれも実力派揃い!最強と呼ばれる凄腕の殺し屋“シスターズ兄弟”の兄イーライを『シカゴ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ロブスター』のジョン・C・ライリー、弟チャーリーを『グラディエーター』『ザ・マスター』のホアキン・フェニックス。偵察係を『ブロークバック・マウンテン』『プリズナーズ』『ナイトクローラー』『ノクターナル・アニマルズ』などに出演、幅広い役柄を演じ切るカメレオン俳優のジェイク・ギレンホール、科学者を『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『ヴェノム』のリズ・アーメッドが演じている。トラウマ、憧憬、疑心、かすかな友情――。黄金に魅せられた彼らは何を得、何を失うのか?思いがけないラストに注目だ。『ゴールデン・リバー』は7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴールデン・リバー 2019年7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定Ⓒ 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. AllRights Reserved.
2019年03月20日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回はアカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、脚本賞を獲得した『グリーンブック』を見てきました!■映画『グリーンブック』(TOHOシネマ日比谷ほか全国公開中)舞台は’62年のアメリカ。無教養でガサツだけど頼りがいのあるトニー(ヴィゴ・モーテンセン)は、天才肌で神経質な黒人ピアニストのドクター(マハーシャラ・アリ)の運転手として、アメリカ南部へ演奏ツアーに出ることに。このときにタイトルにもなった『グリーンブック』が登場。黒人が利用できる飲食店・ホテルなどが記載されているガイドブックで、人種差別が色濃く残る当時のアメリカでは、これを利用することで安全を確保することができたのです。2人の旅は、真逆な性格もあってどこかちぐはぐな始まりでしたが、しだいに友人として距離を縮めていきます。名優、ヴィゴ・モーテンセンもよかったけれど、ドクター役のマハーシャラ・アリの演技にも目がくぎ付けになりました。ただ神経質なだけではなく、戦災で、黒人社会にも居場所がない深い孤独を抱えるドクターを見事に体現していました。人種差別の実態はおそらくもっと根が深く複雑だと思いますが、知らない者に対して知ろうとする意欲を持つことで変われる、というシンプルなメッセージを受け取りました。むしろ距離を縮めたくないから知ろうとしないのかも、と思ったり。実話をもとにした映画というのが感動をさらに呼ぶ作品です。
2019年03月18日2019年のゴールデンウィークは、新元号に変わる記念すべき年で、なんと10連休!皆さんは、夫婦でどこかへ旅行に出かける予定ですか?それとも家でのんびり過ごす?しかし、10連休ともなると、ずっと夫婦一緒でいるものしんどいと思う人もいるかもしれません。ゴールデンウィークの10連休を夫婦でどのように過ごすのが快適なのかをご紹介します。■ 夫婦でゴールデンウィークにしたいこと1位は「国内旅行」!ゲンナイ製薬は既婚女性1,912名と既婚男性65名の計1,977名を対象に「長期休暇の過ごし方に関する調査」を実施しました。調査ではまず、「パートナーと過ごす理想の10連休を教えてください」と尋ねました。すると、夫も妻も1位は圧倒的に「国内旅行」(夫44.6%、妻41.2%)という結果となっています。Kazpon / PIXTA(ピクスタ)2位は「家でまったり」(夫35.6%、妻28.9%)、そして3位は「海外旅行」(夫16.9%、妻23.0%)という結果でした。プラナ / PIXTA(ピクスタ)順位は同じですが、夫と妻ではパーセンテージが多少違うことが分かります。夫は「国内旅行か家でまったりしたい」と願っているのに対し、妻は海外旅行が夫より6%も多く、「家でまったり」は7%近く少ない結果となっています。■ 夫婦で10連休を過ごすのは嬉しい? 嬉しくない?次に、「ゴールデンウィークをパートナーと過ごすことについてどう思いますか?」と尋ねると、夫・妻ともに1位は圧倒的に「ずっと一緒にいられて嬉しい」(夫43.1%、妻38.9%)。世の中にはまだアツアツの夫婦も多そうです!Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)2位は「一緒は嬉しいが、たまには別行動もしたい」(夫23.1%、妻19.5%)。ずっとべったりではなく、お互い好きな趣味を楽しむ余裕は大切ですね。プラナ / PIXTA(ピクスタ)そして3位は「ずっと一緒でなくても良い」(夫9.2%、妻18.3%)。夫よりも妻のほうが「一緒でなくていいわ!」と思っている確率が倍近く、というのが気になるところ。kikuo / PIXTA(ピクスタ)1位は仲良し夫婦ですが、2位、3位と下がるにつれ、徐々にアツアツ度がトーンダウンしているようです……。■ ゴールデンウィークで夫が妻に「気を遣うこと」とは?ゴールデンウィークなどの長期休暇中、普段仕事などで別々に行動しているパートナーと24時間一緒にいると、相手に気を遣ってしまうこともあるでしょう。巷の夫婦はいったいこんな時どんなことで気を遣うのでしょうか。Shila / PIXTA(ピクスタ)ここで男女の答えがきっぱり分かれました!妻は1位がダントツで「食事」(47.2%)。普段は残り物などを好き勝手に食べていても、夫が家にいると何となくちゃんとした食事を作らなければならない気分になるのかもしれません。つむぎ / PIXTA(ピクスタ)あるいは夫婦共働きの場合、「どちらが食事を作るか」で気まずい雰囲気になるかも……。一方、夫の1位は「自由時間」と「家事分担」(夫・妻各21.5%)。前問では「たまには別行動したい」と考える夫も多いことが判明したように、1人で自由に過ごせる時間が欲しいと考える人も多いでしょう。タカス / PIXTA(ピクスタ)また、休暇中は夫も当然ながら家事・育児の分担を求められるでしょう。それを密かにプレッシャーと感じている人もいるかもしれませんね!■ ゴールデンウィークを「1人で過ごすのは嬉しい」という夫はどれくらいいる?では、ゴールデンウィークなどの長期休暇を1人で過ごすことになったらどう思うのでしょうか?ここでは「寂しい。やっぱり一緒にいたい!」という妻が79.3%と圧倒的に多いのに比べ、夫はかなり落ちて66.2%!Ushico / PIXTA(ピクスタ)「嬉しい。1人で何をしようかワクワク」という夫が33.9%もいるという事実、何だか気になってきますね……。8×10 / PIXTA(ピクスタ)以上、夫婦の長期休暇の過ごし方についての調査結果についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。夫と妻の思わぬ本音が明るみに出てしまいましたが、人間はパートナーと一緒に過ごしたい時間もあれば、自分の時間が必要な時もあります。バランスを考えてスケジュールを組んでみてくださいね。【参考】※長期休暇の過ごし方に関する調査ーゲンナイ製薬
2019年03月10日カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)ほか3冠を受賞し、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネートという快挙を成し遂げたルーカス・ドンの『Girl/ガール』が7月5日(金)より公開決定。評論家や観客からは“ニュー・ドラン(第2のグザヴィエ・ドラン)”とも称される新鋭監督が描く本作の予告映像とポスターが到着した。バレリーナになるために奮闘するトランスジェンダーの少女の記事に心を動かされたルーカス・ドンが、“必ず彼女を題材にした映画を撮る”という強い思いを実現させ誕生した本作。主演のビクトール・ポルスターは、実際に「アントワープ・ロイヤル・バレエ・スクール」に通う現役のトップダンサーで、“性別を超越した美しさ”と絶賛され、500人を超える候補者の中から選ばれた逸材。初の映画出演となる。彼自身はシスジェンダー(※)であるものの、バレリーナを目指すトランスジェンダーの少女・ララの繊細な表情や思春期の心の機微を見事に表現し、バレエシーンでは圧倒的なパフォーマンスを披露。その息をのむほどに美しいバレエシーンの振り付けはコンテンポラリーダンス界の旗手であり、日本でも森山未來とタッグを組んだ公演でも知られる天才振付師シディ・ラルビ・シェルカウイが担当している。今回解禁されたポスターでは、彼が演じたララのイノセントな瞳がまっすぐにこちらを見つめ、「バレリーナになる。この夢は、何があっても諦めない。」という強い決意を物語っている。また、予告編に映し出されるのは、バレリーナになるために父親と弟と共に新しい街で生活を始めた、期待と不安に揺れる15歳のララ。入学を許された難関のバレエ校では厳しい指導が待ち受け、ララは身体の変化によってうまく踊れなくなることへの焦り、クラスメイトから向けられる嫉妬などに直面する。さらに思春期の葛藤や孤独を抱えながら、いまを必死に生きるララとその娘を支える父との絆が描かれ、夢に向かって美しく踊り続けるララの姿が胸を打つ映像となっている。■ストーリー15歳のララの夢はバレリーナになること。しかしそれは簡単なことではなかった。彼女は男の体に生まれてきたから。それでも強い意志と才能、娘の夢を全力で応援してくれる父に支えられ、難関のバレエ学校への入学を認められる。夢の実現のため、毎日厳しいレッスンを受け、血のにじむような努力を重ねていくララ。だが、初めての舞台公演が迫る中、思春期の身体の変化により思い通りに動けなくなることへの焦り、ライバルから向けられる心ない嫉妬により、彼女の心と体は追い詰められていく――。『Girl/ガール』は7月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。※シスジェンダー:生まれながらの性別に違和感がない人のこと。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Girl(原題) 2019年初夏、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開予定
2019年03月08日第91回アカデミー賞で長編アニメ賞に輝いた『スパイダーマン:スパイダーバース』が本日から公開になる。本作は他にも英国アカデミー賞、アニー賞、ゴールデングローブ賞など多数の映画賞を受賞。単に“スパイダーマン”のアニメ作品ではなく、映画史にその名を刻む傑作映画として高く評価されている。マーベル・コミックの人気キャラクターのひとり“スパイダーマン”はこれまでに幾度となくアニメ化、実写映画化されてきたアイコン的な存在だが、本作は主人公が暮らす世界とは“異なる次元”にも同じようにスパイダーマンが存在し、ある事件をきっかけに複数のスパイダーマンが集結するドラマが描かれる。アメリカのブルックリンで暮らす高校生マイルスはある日、突然変異したクモにかまれたことで驚異的な力を得る。やがて彼は地下鉄で“異次元”との扉を開く装置を発見。さらに街の安全を守っていたスパイダーマン=ピーター・パーカーの死を目撃する。その後、異次元から“別の世界のピーター・パーカー”が出現。さらに別の次元からもスパイダーマンが現れ、マイルスは自身の能力を制御する術を学び、さらに自分は一体、何者なのか? 自分は何をするべきなのかを見出していく。複数の次元から複数のスパイダーマンが集まる設定はこれまでにもコミックで描かれてきたが、本作は『21ジャンプストリート』や『LEGO ムービー』など数々の傑作を手がけてきたフィル・ロードとクリス・ミラーのコンビが製作を担当。ロードは脚本も執筆しており、平凡な主人公がヒーローに成長する定番の物語を主軸に置きながら、ヒーローの継承の物語や家族のドラマを、掟破りのギャグや展開をアクセントにしながら巧みに描き出している。さらに本作はこれまでにないアニメーション表現に挑んでおり、単にデジタル3Dのアニメーションを制作するだけでなく、そこに手描きの線やコミックブックの質感(効果線やドット模様など)、グラフィティの要素をミックスし、観客が“コミックの世界に入り込んだ”ような映像世界を実現。音楽もストリングスを主体とした劇伴だけでなく、HIPHOP、エレクトロミュージックの音源をミックス&スクラッチして、これまでにないトラックが生み出されている。本作はすでに公開されている国と地域で高評価を集めており、日本でも絶賛の声が広がることになりそうだ。
2019年03月08日「第42回日本アカデミー賞授賞式」が3月1日(金)に開催され、『万引き家族』が最優秀作品賞を受賞した。12部門において優秀賞を受賞している『万引き家族』だが、作品賞以外にも、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞、最優秀脚本賞など、最多計8部門で最優秀賞を受賞した。なお、最優秀主演男優賞は『孤狼の血』の役所広司、最優秀助演男優賞は『孤狼の血』の松坂桃李が受賞した。『万引き家族』は、是枝裕和監督が、貧困と幸せ、血縁と心の絆など社会に抱いたある違和感に、10年間描いてきた家族に関するテーマを投入した渾身作。下町の一軒家で、家主である老女(樹木希林)の年金を目当てに暮らす柴田家。足りない生活費を万引きなどで稼いでいた彼らは、冬の日、親から虐待を受ける少女を拾い一緒に暮らし始める。しかし、ある事件をきっかけに家族の秘密は白日の下にさらされる。日本映画の頂点に立ち、抱き合って喜び合った是枝監督、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優などの“家族”たち。是枝監督は「撮影からちょうど1年、長い旅をこの作品と続けてきました。本当にいいラストを迎えることができました」と簡潔ながら気持ちのこもったコメント。優秀主演男優賞を受賞したリリーさんは、「すごく小さく始まった映画でしたけど、知らないうちにお祭りが続いて、1年間いろいろなところに行かせていただきました。つらいこと、人のおわかれもいっぱいありましたが、この映画の魔法にかかって楽しく過ごさせていただきました」と、リリーさんらしい詩的な言葉に思いを乗せた。リリーさんの妻役となった安藤さんは「素敵な時間をありがとうございます!本当にたった1年と思えない1年間でした。(城)桧吏、(佐々木)みゆ、やったね!」とステージの向こうにいるであろう子役たちにも笑顔を投げかける。終始涙をこらえられない様子の松岡さんは、「ものが浮かぶタイプですけど、本当に浮かばない…」とマイクを返す仕草をしたものの「ありがとうございます」と伝え、この日何度目かの涙を流していた。(cinamacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2019年03月01日役所広司が『孤狼の血』で、第42回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。第41回では『三度目の殺人』で最優秀助演男優賞を受賞しており、2年連続での名誉ある受賞に、名優は「今日は本当に素晴らしい賞をいただいて、びっくりしました」と謙虚に目を丸くしていた。主演男優賞では、『散り椿』の岡田准一、『万引き家族』のリリー・フランキーなど賞レース常連の俳優陣に加え、『終わった人』でいぶし銀の魅力を見せた舘ひろし、さらには2018年の邦画界のビッグトピックスとなった『カメラを止めるな!』で、何があってもカメラを回し続ける監督を熱演した濱津隆之が優秀賞を受賞。最優秀のブロンズは、役所さんの手に渡った。『孤狼の血』では、やくざを手なずけ、弱みを握って警察官を脅す型破りな刑事・大上となった役所さん。大上のことを「汚れた世の中のゆがみの象徴」と捉えた役所さんは、ダーティな捜査をしながらも、自分の正義感に突き動かされて行動する男を体現。呉弁を駆使し見事なアウトローを誕生させ、高い熱量で物語を完璧にリードした。開口一番、「いやあ、本当に意外でした」と最優秀主演男優賞の受賞について漏らした役所さん。「岸部一徳さんが『死の棘』で最優秀主演男優賞をとられたときに“こんなことってあるんだな”とおっしゃったのを、会場で聞いていてすごく感動した記憶があるんです。僕も最優秀主演男優賞は2年連続でいただいて以来、ずっともらっていなかったですけど本当に最優秀は難しいことだろうなって…」と第21回の『うなぎ』以来20年ぶりの受賞に感慨深げ。この日、最優秀助演男優賞を受賞し、息の合った松坂桃李とのコンビについて、役所さんは「素晴らしい男優さん。今日は主演男優賞と助演男優賞をかえっこしたいくらいです」と手放しで賞賛。うれしそうに役所さんを眺めた松坂さんは、「本当に、この役は同年代には渡したくないくらい、役所さんと一緒に過ごせていただけた時間だったので、宝物のようでした」と、つもる思いを返していた。(cinamacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2019年03月01日ティモシー・シャラメが第76回ゴールデン・グローブ賞に続いて第72回英国アカデミー賞でも助演男優賞にノミネートされた最新作『ビューティフル・ボーイ』。この度、父と息子の抱擁に胸が熱くなる日本版オリジナル予告とポスタービジュアルが解禁となった。8年という歳月をかけてドラッグ依存を克服した、Netflixオリジナルの社会現象ドラマ「13の理由」の脚本家ニック・シェフの実体験をベースにした本作。音楽ジャーナリストの父親デヴィッドと、彼の息子であるニックがそれぞれの視点から描いた2冊のベストセラー回顧録を原作に、ブラッド・ピット率いる「PLAN B エンターテインメント」が製作を手掛けた。この度、解禁となった日本版予告映像は、作品タイトルにもなっているジョン・レノンが当時5歳の愛息ショーンに贈った名曲「ビューティフル・ボーイ」を父デヴィッド(スティーヴ・カレル)が子守歌として優しく口ずさむシーンから幕を開ける。そこから一転、成長した息子ニック(ティモシー・シャラメ)と、デヴィッドがダイナーで向き合うシーンに切り替わると、激しいやりとりが。乱れた姿で、「恥ずかしいんだろ!自慢の息子がこんな姿になって」と父に叫ぶニック。お気に入りの音楽を一緒に聞いたり、ビーチで遊んだり、鮮やかな時間を共有してきた父と息子が、やがてドラッグによって引き離されていく。もがき、闘う息子と彼を愛し信じ続ける父。海外版オリジナル予告編の良さを生かしながらも、堕ちていく姿さえも美しいティモシーと、無償の愛と慈しみを与えるスティーヴの演技が、観る者の胸を締め付ける。そして映像の最後は、本編で最も印象的な2人の抱擁と言葉で締めくくられる。愛を伝える際の言葉として「I love you more than ANYTHING.」(ほかの何よりも愛している)が一般的なところを、あえて「I love you more than EVERYTHING」(すべてをこえて愛してる)と表現する父と息子。そこから、「すべて(EVERYTHING)」というのが、いつしか2人の合い言葉となっていく様をニックの成長と共に見せる。父から息子へ贈る「すべてをこえて愛してる」というストレートな言葉は、胸に突き刺さる。また、冒頭のジョン・レノンの楽曲に加え「シガー・ロス」による音楽も印象的で、エモーショナルに予告編を彩っていく。ポスタービジュアルは、映画を象徴する父子の抱擁をそれぞれの表情から捉えたもの。2人に寄り添うように入る「すべてをこえて愛してる」というコピーが、温かな希望をも感じさせるビジュアルとなっている。『ビューティフル・ボーイ』4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年02月20日2月24日(現地時間)に開催される第91回アカデミー賞授賞式において、撮影賞、編集賞、短編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4つの賞が、コマーシャル中に授与されることが明らかになった。授賞式を主催する映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが、メンバーたちにこの計画をメールで伝えたという。「Variety」誌などが報じた。今年のオスカーは、テレビでの生放送の時間を例年の4時間弱から3時間へと大幅に短縮。そのため、アカデミーはどこをどう削るかに苦戦しているとみられ、先日、候補者を集めて行われたランチパーティーでも、ベイリーはこんな“注文”を口にしたという。「(受賞して)舞台に向かうときは急いでください。早く舞台に上がりたいという感じを見せて…」。というのも、受賞者の名前が呼ばれてから舞台に上がり、スピーチを終えるまではたった90秒しかないからだそうだ。また、歌曲賞にノミネートされている5曲中、2曲のパフォーマンスしか行われないといううわさも出た。この件については現時点でアカデミーが5曲中4曲のパフォーマンスの確定を発表しているため、全曲が披露されるとみられる。ベイリーは、テレビの生放送では見ることのできない4部門の賞の受賞スピーチなどは、編集した録画を授賞式後に放送し、オスカーの公式HPやSNSでも公開すると話している。(Hiromi Kaku)
2019年02月12日27日夜(現地時間)、ロサンゼルスの「シュライン・オーディトリアム」で、アカデミー賞を占う賞としても注目を集める全米映画俳優組合賞の授賞式が行われた。司会は女優のメーガン・ムラーリーが務めた。最高賞にあたるキャスト賞は、アカデミー賞の作品賞にもノミネートされている『ブラックパンサー』が獲得した。受賞リストは以下の通り【映画部門】キャスト賞『ブラックパンサー』主演男優賞ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』主演女優賞グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』助演男優賞マハーシャラ・アリ『グリーンブック』助演女優賞エミリー・ブラント『クワイエット・プレイス』スタント・アンサンブル賞『ブラックパンサー』生涯功労賞アラン・アルダ【テレビ部門】男優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)ダレン・クリス「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」女優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)パトリシア・アークエット「Escape at Dannemora」(原題)男優賞(ドラマ部門)ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」女優賞(ドラマ部門)サンドラ・オー「キリング・イヴ/Killing Eve」男優賞(コメディ部門)トニー・シャルーブ「マーベラス・ミセス・メイゼル」女優賞(コメディ部門)レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」アンサンブル賞(ドラマ部門)「THIS IS US 36歳、これから」アンサンブル賞(コメディ部門)「マーベラス・ミセス・メイゼル」スタント・アンサンブル賞「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpantherクワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Foxグリーンブック 2019年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.天才作家の妻 -40年目の真実- 2019年1月26日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(c)META FILM LONDON LIMITED 2017
2019年01月28日ゴールデン・グローブ賞で2冠に輝き、アカデミー賞では5部門にノミネートされた『ボヘミアン・ラプソディ』。日本でも興行収入100億円を突破、世界中で再ブームを巻き起こしている「クイーン」の貴重なライブ映像3本を、WOWOWで特集放送することになった。1973年にデビューし、これまで「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「愛という名の欲望」など多くの傑作を生み、『ボヘミアン・ラプソディ』公開後は新たな世代のファンを獲得している「クイーン」。偉大なるロックバンドの、歴史的ライブ3本をWOWOWにて放送する。■フレディ最後の雄姿!「クイーン ライブ・アット・ウェンブリー・スタジアム 1986」数ある「クイーン」のライブ映像の中でも最も高い人気を誇る1986年の英ウェンブリー・スタジアム公演を放送。メディアからの酷評を覆し、高度な音楽性とフレディのカリスマ的人気でロック・シーンの頂点にまで上り詰めた1970年代に比べ、やや陰りがうかがえた80年代前半のクイーンだったが、映画でも描かれた1985年7月の「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスで見事復活。再び世界をとりこにし、翌1986年に発表したアルバム「カインド・オブ・マジック」を携えて行なった“マジック・ツアー”は200万人以上を動員する大成功となった。その中でもハイライトとなったのが、「ライブ・エイド」の会場でもあるロンドン、ウェンブリー・スタジアム2デイズ。計15万人が熱狂したライブの2日目の演奏の模様をお届けする。その後、フレディがエイズに罹患したため、これがオリジナルメンバー4人が揃って行なった最後のツアーとなってしまっただけに見逃せない!3月3日(日)17時30分~WOWOWプライムにて、7日(木)21時10分~WOWOWライブにて放送。■「ボヘミアン・ラプソディ」大ヒット中の黄金期「クイーン オデオン座の夜 ~ハマースミス 1975」オペラとロックを組み合わせた、約6分間にも及ぶ名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が初の全英チャート1位を獲得し、その後9週連続で首位を独走する中、続けて発表されたアルバム「オペラ座の夜」も初の全英1位となり、本国イギリスでも大ブレイクを果たした「クイーン」。彼らが1975年のクリスマス・イヴにウエスト・ロンドンにある有名なホール、ハマースミス・オデオン(現在の名称はイベンティム・アポロ)で行なったコンサートを収録した歴史的ライブ映像を放送。「オペラ座の夜」の大ヒットでイギリス中が沸く中、若き「クイーン」の4人が繰り広げたエネルギッシュなライブは必見!この約8か月前の4月19日に東京・日本武道館で熱狂の初来日公演を行い、その後、全国各地で公演した彼らの姿を記憶しているファンには特にオススメ。3月7日(木)20時~WOWOWライブにて放送。■“サマソニ”に降臨!「クイーン+アダム・ランバート LIVE from SUMMER SONIC 2014」上記の1986年のツアーを最後にレコーディングだけの活動に移行した「クイーン」だが、かねてから闘病中だったフレディが1991年11月24日に死去。1997年にはベースのジョン・ディーコンがバンドを離れ、「クイーン」はブライアン・メイとロジャー・テイラーの2人体制に。そんな彼らに「フリー」や「バッド・カンパニー」で一世を風靡したポール・ロジャースが加わり、ツアーを成功させたのは2005年のこと。さらに、ポールに替わってアダム・ランバートをボーカリストに迎え、「クイーン+アダム・ランバート」として活動開始。2014年8月には来日して「サマーソニック」に参戦し、ヘッドライナーとして千葉・QVCマリンフィールドを熱狂させた。その模様は当時WOWOWでも放送されたが、今回は初めて全曲放送が実現。強い絆で結ばれた彼らの日本のファンに向けた熱演をお見逃しなく。3月7日(木)22時30分~WOWOWライブにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年01月27日クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの生き様を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、第91回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、音響編集賞、録音賞、編集賞の5部門でノミネートされた。アカデミー賞の前哨戦となるゴールデン・グローブ賞では、クイーン本人も、フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック自身も驚いた、最優秀作品賞(ドラマ部門)と最優秀主演男優賞(ラミ・マレック)をダブル受賞。世界中の映画ファン、クイーンファンを歓喜させ、同時に、公開当初には賛否両論だった映画批評家たちをもうならせる大躍進となった。日本では公開11週目にして週末ランキング2位をキープ。2018年映画興収入ランキングNo.1の記録を更新、衰え知らずの興行を続けている。(C)2018 Twentieth Century Fox
2019年01月23日ティモシー・シャラメがドラッグ依存症の息子を演じ、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされた『ビューティフル・ボーイ』の日本公開日が4月12日(金)に決定。併せて、日本語字幕の付いた海外版ロング予告編が解禁された。製作は、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』にオスカーをもたらしたブラッド・ピットが代表を務めるプランBエンターテインメント。ブラッド本人がプロデュースを手掛けた息子とその家族との愛と再生を描く物語で、ティモシーはドラッグ依存の息子を、『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルがその父親を熱演する。今回解禁された初の映像となる“日本語字幕付き海外版ロング予告編”はスティーヴ演じる父・デヴィッドと、ティモシー演じる息子・ニックが、ダイナーで向かい合うシーンからはじまる。ドラッグに堕ちていく息子を支える父親の苦悩がにじむ、胸が締め付けられる言葉とともに映し出されるのは、息子との美しく眩しい思い出の数々と、どんな父子よりも強い、と信じて疑わなかった絆。「I love you more than everything(すべてをこえて愛してる)」という父のセリフから、“Everything(すべて)”という2人だけの合い言葉と抱擁に、大きな愛と希望を感じさせるエモーショナルな予告編となっている。2018年のアカデミー賞授賞式でゲイリー・オールドマンに「君は絶対ここに戻ってくる」と言わしめたティモシーは、本作でもその才能をいかんなく発揮、本作でゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされたほか今年も賞レースを牽引中。家族からの大きな愛を受けながらも、ドラッグに手を染めてしまう葛藤、心情の変化も細やかに表現した彼はアカデミー賞ノミネートも有力視されている。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年01月21日第42回日本アカデミー賞の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞・正賞外賞が1月15日(火)に発表された。■『万引き家族』『北の桜守』『孤狼の血』が最多12部門第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルム・ドールに輝き、先日発表されたLA映画批評家協会賞では、日本映画として33年ぶりに外国語映画賞を受賞した『万引き家族』をはじめ、『北の桜守』『孤狼の血』が最多12部門を受賞(『万引き家族』は13賞)。池井戸潤作品を初めて映画化した『空飛ぶタイヤ』が9部門、国内興収30億を突破した『カメラを止めるな!』が8部門で続いている。第42回日本アカデミー賞は、2017年12月16日~18年12月15日に東京地区の商業映画劇場にて有料で初公開され、1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品が対象になっている。■6年連続司会の西田敏行、『孤狼の血』の役所広司は「ライバル」東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた発表会見には、授賞式の総合司会を務める西田敏行、昨年『彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回最優秀主演女優賞を受賞し、今回初めて司会に挑むことになった蒼井優が出席した。6年連続で総合司会を務める西田さんは「また、この時期が来たと思うと、いろいろな思いが去来する」としみじみした表情。優秀作品賞に選ばれた『孤狼の血』について、「ライバルの役所(広司)くんが出ているから、なるべく受賞してほしくない」と笑いを誘ったほか、「これだけ褒められた作品ですから、日本アカデミー賞だけは外すこともあるのかな…」と『万引き家族』の受賞結果にも興味津々。『カメラを止めるな!』にも「これだけ稼いでくれたんだから」と関心を寄せていた。■初司会の蒼井優は白石和彌監督にエール「肩入れしてしまう」一方、「人生初の司会が、日本アカデミー賞という大きな場で緊張しています」と語る蒼井さんは、「去年の私にとって、そうであったように、どなたかにとって忘れられない1日になるはずなので、皆さんの喜びを感じつつ、楽しんで司会ができれば」と意気込み。「どうしても、白石監督に肩入れしてしまう」と、『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』の白石和彌監督にエールを送っていた。主な優秀賞受賞リストは、以下の通り。◇優秀作品賞『カメラを止めるな!』『北の桜守』『孤狼の血』『空飛ぶタイヤ』『万引き家族』◇優秀アニメーション作品賞『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』『ペンギン・ハイウェイ』『未来のミライ』『名探偵コナンゼロの執行人』『若おかみは小学生!』◇優秀監督賞上田慎一郎『カメラを止めるな!』是枝裕和『万引き家族』白石和彌『孤狼の血』滝田洋二郎『北の桜守』本木克英『空飛ぶタイヤ』◇優秀主演男優賞岡田准一『散り椿』舘ひろし『終わった人』濱津隆之『カメラを止めるな!』役所広司『孤狼の血』リリー・フランキー『万引き家族』◇優秀主演女優賞安藤サクラ『万引き家族』黒木華『日日是好日』篠原涼子『人魚の眠る家』松岡茉優『勝手にふるえてろ』吉永小百合『北の桜守』◇優秀助演男優賞岸部一徳『北の桜守』ディーン・フジオカ『空飛ぶタイヤ』西島秀俊『散り椿』二宮和也『検察側の罪人』松坂桃李『孤狼の血』◇優秀助演女優賞樹木希林『日日是好日』樹木希林『万引き家族』篠原涼子『北の桜守』深田恭子『空飛ぶタイヤ』真木よう子『孤狼の血』松岡茉優『万引き家族』◇優秀外国作品賞『グレイテスト・ショーマン』『シェイプ・オブ・ウォーター』『スリー・ビルボード』『ボヘミアン・ラプソディ』『ミッション:インポッシブルフォールアウト』◇新人俳優賞上白石萌歌『羊と鋼の森』趣里『生きてるだけで、愛。』平手友梨奈『響 HIBIKI』芳根京子『塁かさね』『散り椿』伊藤健太郎『コーヒーが冷めないうちに』中川大志『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』成田凌『スマホを落としただけなのに』『ビブリア古書堂の事件手帖』吉沢亮『リバーズ・エッジ』授賞式は3月1日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。(text:cinemacafe.net)
2019年01月15日1月13日(現地時間)、レディー・ガガが放送映画批評家協会賞授賞式で見事主演女優賞を獲得した。『アリー/ スター誕生』でアリーを演じたガガは、ゴールデングローブ賞でも主演女優賞にノミネートされていたが、惜しくも大ベテランのグレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』)に敗れ、受賞を逃していた。今回の放送映画批評家協会賞では、そのグレンとともに主演女優賞を受賞し、喜びを分かち合った。ガガは受賞スピーチの初め、同じ舞台上でやさしく見守るグレンに対し、「うちのママがグレンと友達なの。だから今夜、あなたが受賞したことはとってもうれしいわ」と同時受賞となったグレンを祝福。その後、涙を流しながら婚約者のクリスチャン・カリーノや、『アリー/スター誕生』の共演者で監督のブラッドリー・クーパーらに感謝の気持ちを伝え、受賞したことを「光栄」と喜んだ。この日ガガは主題歌賞も受賞した。授賞式が終わるとグレンと一緒ににこやかに写真撮影に応じたガガだったが、その後はパーティーなどに参加せず、瀕死の状態にあった愛馬のもとへと駆け付けた。ガガのインスタグラムによれば、アラベラにお別れを言うことができたようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2019年01月15日第76回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(オリヴィア・コールマン)に続いて、英国アカデミー賞では最多12ノミネートを果たした『女王陛下のお気に入り』。この度、本作に登場する3人の女たち、オリヴィア、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が語る特別映像が到着した。『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』など、クセがスゴすぎる作風で知られるランティモス監督の最新作として映画賞レースを席巻中、アカデミー賞主要部門のノミネートも確実な本作。今回の特別映像では、宮廷を舞台にした女たちの愛と権力を巡る複雑でハチャメチャな関係性が、ランティモス監督と彼が信頼を寄せる実力派三女優のインタビューと共に紹介されていく。監督が「3人の女性全員を主人公にするアイデアに興味をそそられた」「3人とも複雑なキャラクターに仕上げた」と見どころを説明すると、アン女王役のオリヴィアも「どうなるか最後までわからない」と明かし、「3人の関係の描き方がとても斬新よ。すばらしいストーリーだわ」と大絶賛を贈る。「特定の悪役も、被害者もいない。悪役と被害者がコロコロ変わっていく」と監督も言うように、エマ演じる没落貴族の娘アビゲイルも単なる“被害者”ではない。「誰もが欠点だらけで滑稽だけど、一筋縄ではいかない。全員が自分なりの理由で動いている」とエマ。「パワーバランスと支配権を巡る争い」と語るレイチェルも、そんなアビゲイルは「レディ・サラにとってはただの泥棒猫よ」とピシャリ!彼女たちの辛辣な発言とともに、美しい宮廷でのドロ沼な“攻防”も映し出され、見逃せない映像となっている。『女王陛下のお気に入り』は2月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Fox
2019年01月10日映画評論ユニット「お杉とB子」が今回おすすめするのは『ゴールデンスランバー』。陰謀に巻き込まれた純朴青年の運命は!?お杉:伊坂幸太郎の小説を韓国でも映画化よ。日本版は、堺雅人主演でヒットしたね。アイドルを助けたことで一躍有名になっていた宅配ドライバーのゴヌが、次期大統領候補暗殺犯に仕立て上げられるの!B子:本当はゴヌも殺されるはずだったのよ。でも、「誰も信じるな」と言い残した旧友ムヨルに救われ、ゴヌの決死の逃亡が始まります。お杉:ある組織の陰謀に巻き込まれたゴヌの運命やいかに!見ればすぐ、組織の正体はわかるんだけど、ここでは言えないわー!B子:次々と刺客がやってきて、大切な人たちにも危害が及ぶ。お杉:監視カメラがあるから潔白が証明されると思うじゃない?ところが、組織は逆手にとる!恐ろしいわ。いったん陰謀のターゲットにされたら一般人は生き延びられない。B子:とはいえ、ゴヌはそこそこ有名人。ほんとの一般人を選んだほうが組織の計画がスムーズに進んだと思わない?お杉:そうなのよ。逆襲するつもりで悲劇を招くゴヌのうかつさにも、ツッコまずにいられない(笑)。B子:それでも憎めないのは、カン・ドンウォンが演じるからこそ。ゴヌの人の良さを体現する彼に惚れぼれするよ。お杉:かと思えば、真逆の顔も佇まいだけで表現しちゃう。うっとり~。B子:ええっ!ハラハラドキドキでしょ!?だって、命からがら逃げなきゃいけないんだよ。お杉:カン・ドンウォンがキュートで、ドキドキします!純粋すぎて善良で、強面のおじさんさえもほだされちゃうんだもの。日本版とディテールも違うから、もちろんサスペンスフルな展開にもハラハラよ。B子:原作読んでいる人も絶対に楽しめると思う。3作品の違いを比較する見方もお薦めよ。『ゴールデンスランバー』監督・脚本/ノ・ドンソク出演/カン・ドンウォン、ハン・ヒョジュ、キム・ソンギュン、ユン・ゲサンほか1月12日よりシネマート新宿ほか全国順次公開。『ライ麦畑の反逆児』(1月18日公開)。いろいろあるけど、ケヴィン・スペイシーってお芝居うまいなとしみじみ思う。(お杉)『クリード 炎の宿敵』(1月11日公開)には、S・スタローンの元妻や親友が出演。人間力のある人なんだな~と感心。(B子)※『anan』2019年1月16日号より。©2018 CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA, ALL RIGHTS RESERVED(by anan編集部)
2019年01月09日火曜日(現地時間)、全米監督協会(DGA)賞のノミネーションが発表された。この賞の長編映画監督賞はアカデミー賞の監督賞とほぼ毎年一致しているため、注目度が高い。とりわけこの5年は2013年のアルフォンソ・キュアロン、2014年&2015年のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、2016年のデイミアン・チャゼル、2017年のギレルモ・デル・トロと完全に一致している。また、「Variety」誌によれば、DGA賞の長編映画監督賞のノミネートされた監督たちの80%が、アカデミー賞でもノミネートされているという統計もあるという。今年、DGA賞の長編映画監督賞にノミネートされたのは、先日ゴールデングローブ賞監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)、ブラッドリー・クーパー(『アリー/スター誕生』)、ピーター・ファレリー(『グリーンブック』)、スパイク・リー(『ブラック・クランズマン』)、アダム・マッケイ(『バイス』)。ブラッドリーは初めてメガホンを取った監督たちの中から選ばれる初監督賞にもノミネートされている。DGA賞授賞式は2月2日、ロサンゼルスのハリウッド&ハイランドセンターで開催される。(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCグリーンブック 2019年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.ブラック・クランズマン 2019年3月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C)2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.
2019年01月09日『ボヘミアン・ラプソディ』で主役のフレディ・マーキュリーを演じ、日曜日(現地時間)に見事ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を獲得したラミ・マレック。授賞式後のアフターパーティーでは『ボヘミアン・ラプソディ』で共演したルーシー・ボイントンとハグ&キスして順調交際をうかがわせ、公私ともに絶好調だ。今後は、俳優としてその名を知らしめた「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のファイナルシーズンの撮影を控えているが、あの大作映画の悪役として候補に挙がっているといううわさも。その作品は、ダニエル・クレイグ主演、『007』最新作の『Bond 25』(原題)。「Entertainment Weekly」誌がうわさの真相をラミに聞いてみると、「どうなるか分からないなぁ…」と言葉を濁しながらも「(『007』の)悪役を演じられたら最高だよね。俳優としての夢だし、ぼく自身の夢でもある」と悪役を希望していることを明かした。また、「これまで演じてきた役は、全部最高だった。どうだろう…口を閉じておくことにするよ!」と、悪役のオファーが来ていることを肯定も否定もしないスタンスを取り、「では悪役のオファーがもし来たら?」という問いに「間違いなくイエスと言う」と答えた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年01月08日歌手のレディー・ガガが6日、ゴールデン・グローブ賞の式典に、胸元セクシーなヴァレンティノのエッグシェルブルードレスで登場。推定500万ドル(約5億4000万円)とされるティファニー特注のダイヤモンドのネックレスを身に着け、300個の眩いダイヤと中央の梨の形をした宝石が人々の目を引いていた。ガガのスタイリスト、トム・エアーバウトとサンドラ・アマダー曰く、この特別なアクセサリーはガガにとってこれから始まる賞式典シーズンの幕開けに相応しいと考えたそうだ。「あのティファニーのアウロラネックレスはレディー・ガガと今日のグローブ賞のためだけに特別に制作されたもので、あのドレスの壮大な雰囲気に完璧に調和していました。ジュエリーとドレスがお互いを引き立てるようにしたかったのです」とトムは話し、サンドラは「曙の女神、そして星団から名づけられたこの見事な特注品を『アリー/ スター誕生』のレディー・ガガ以上に似合う人がいるでしょうか」と付け加えた。ちなみに、今回ネックレスの他にもガガは、11万5000ドル(約1200万円)するダイアモンドとプラチナのクラスターイヤリングとブレスレットで注目を浴びていた。一方、式典でのガガの姿に1954年の映画『スタア誕生』の主役ジュディ・ガーランドを重ねた人も多いようで、同作中のジュディの衣装の色やフルスカート、ベル型のスリーブなど類似点が数多く指摘されたが、ガガ自身は意図したものではないと否定した。『エンターテイメント・トゥナイト』のリポーターのナンシー・オデルが同作中のジュディの衣装を見せインタビューしたところ、ガガはこう返していた。「そんなこと話し合わなかった。本当に。でもびっくりするほど似ているわね」「彼女(ジュディ)はとてもきれい。これは私のためのヴァレンティノが制作したオートクチュールなの。特別なものよ、手袋があったらとも思うけどね。見せてくれてありがとう。思い出になったわ」(C)BANG Media International
2019年01月08日『ボヘミアン・ラプソディ』と『グリーンブック』が制した第76回ゴールデン・グローブ賞。昨年は「タイムズ・アップ」運動に賛同し、出席者の装いはほぼ黒一色となったが、今年は再びカラフルなレッドカーペットとなった。コンパクトなデザインのドレスが多かった今年、ザ・ハリウッドスター的なビッグドレスを華麗に着こなしたのはレディー・ガガ。初の主演作『アリー/スター誕生』でドラマ部門主演女優賞候補となり、「Shallow」で歌曲賞を受賞したガガは「ヴァレンティノ(Valentino)」の薄いブルーのストラップレス・ドレス。長いトレーンとパフスリーブがドラマティック。アクセサリーはゴージャスな「ティファニー(Tiffany & Co)」のオーロラ・ネックレス。300以上のダイアモンドと20カラットのペアシェイプのダイアモンドを中心にあしらい、ダイアモンドとプラチナのイヤリング、ブレスレットは約500万ドル相当。髪の色もドレスと合わせてブルーにした。『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャンも同じく「ヴァレンティノ(Valentino)」の深いブルーのドレス。たっぷりした裾に大きく入ったスリットから脚線美をのぞかせた。毎回、ベストドレッサー候補として名の挙がるルピタ・ニョンゴ(『ブラックパンサー』)はシルバーのフリンジの流れが美しいコバルトブルーのストラップレス・ドレス。「カルバン・クライン(Calvin Klein)」のものだ。助演女優賞を受賞したレジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)の「アルベルタ・フェレッティ(Alberta Ferretti)」、ドラマ部門主演女優賞候補だったニコール・キッドマン(『Destroyer』原題)やテレビ部門のドラマシリーズ助演女優賞候補だったタンディ・ニュートン(「ウエストワールド」)が着用した「マイケル・コース(Michael Kors)」は光る素材で体にフィットしたデザイン。メタリックな輝きをアクセントにした着こなしでは、ドラマ部門主演女優賞候補のロザムンド・パイク(『A Private War』原題)が昨年イギリス王室のメーガン妃のウエディングドレスを手掛けた「ジバンシィ(GIVENCHY)」のオートクチュールの黒のドレスと合わせたシルバーのボレロ、プレゼンターを務めたシアーシャ・ローナンの「グッチ(Gucci)」やケリー・ラッセル(「ジ・アメリカンズ」でテレビの部ドラマ部門主演女優賞候補)の「モニーク・リュイリエー(Monique Lhuillier)」のシルバーのプランジネックのドレスも目を引いた。35カラット近いエメラルドのイヤリング(「ショパール(Chopard)」)も彼女の美しさを引き立てた。「ショパール(Chopard)」のダイアモンドのイヤリングや指輪、ブレスレット(合わせて40カラット以上)をつけたジュリア・ロバーツの装いは「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」。ヌードベージュのワンショルダーに黒のパンツという個性的なデザインを着こなした。ミュージカル・コメディ部門主演女優賞受賞のオリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)も「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」のドレス。『メリー・ポピンズ・リターンズ』でミュージカル・コメディ部門主演女優賞ノミネートのエミリー・ブラントは「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のグレーのドレス。控えめな色が総レースという豪華なデザインを生かした。同じく同部門主演女優賞候補だったシャーリーズ・セロン(『タリーと私の秘密の時間』)は長年ミューズを務める「ディオール(Dior)」の黒と白のドレスに「ブルガリ(BVLGARI)」のジュエリーを合わせた。助演女優賞候補だったエマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』)は「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のサーモンピンクのドレス。魚のウロコを思わせる刺繍が全身にほどこしてある。プレゼンターを務めたジャネール・モネイは「シャネル(Chanel)」の黒とゴールドのツイードドレス。襟の羽根状の飾り、帽子やベルトにゴールドを効かせたユニークなスタイルで目立っていた。ヒョウ柄のパンチの効いたドレスで現れたのはアン・ハサウェイ。「エリー サーブ(Elie Saab)」のデザインだ。ミュージカル・コメディ部門主演女優賞にノミネートされたコンスタンス・ウー(『クレイジー・リッチ!』)は、演じたヒロインと同じくアジア系アメリカ人のデザイナー、「ヴェラ・ウォン(Vera Wang)」のドレスを選んだ。『クレイジー・リッチ!』のミシェル・ヨーはグリーンのドレス。これは左手薬指にはめたエメラルドのリングに合わせたもの。劇中で使用され、物語に大きな意味を持つリングはもともと彼女の私物。撮影用に用意された婚約指輪があまりにみすぼらしかったので、ミシェルが自身のコレクションから選んだという。アンディ・サムバーグと司会を務めたサンドラ・オーは「ヴェルサーチ(Versace)」と「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」を着用。レッドカーペットでは「ヴェルサーチ」の白のコラムドレス、授賞式オープニングでは真っ赤なタキシードジャケット風のロングドレス、そしてテレビの部ドラマシリーズ主演女優賞を受賞した際は「ステラ・マッカートニー」のドレス。ゴールドの袖がアクセントになった白のドレスだった。(text:Yuki Tominaga)
2019年01月07日