沖縄県・久米島にあるサイプレスリゾート久米島(沖縄県島尻郡久米島町大原803-1)は、84室の全てのゲストルームの内装を一新し、島の伝統工芸品「久米島紬(くめじまつむぎ)」の文様を随所に散りばめた、〈本場久米島紬〉を身近に感じられる『久米島Tsumugi』ルームへリニューアルいたしました。サイプレススイート(例)背景2020年11月、第一弾久米島紬プロジェクトとしてコンセプトルーム「久米島Tsumugi」ルームが誕生。グラフィックデザイナーの視点で日本の伝統工芸の模様を研究し、応用に取り組む山端 家昌(やまはた いえまさ)氏と、島内において養蚕(ようさん)や久米島紬の織染め、さらには体験会や後継者育成などの伝承と発展に取り組む久米島紬事業協同組合、琉球王朝時代からの歴史を貴重な資料や写真展示等を通して紹介している那覇市歴史博物館の4者が集い実現しました。そして、今回のリニューアルは、島の伝統工芸品「久米島紬」をより多くの方に広め、その風合いを実際に触れて感じていただきたいという想いから、第一弾より約1年をかけて全84室のゲストルームを「久米島Tsumugi」ルームへと変貌させ、サイプレスリゾート久米島にご宿泊の全てのお客様が久米島紬の魅力をご体感いただけるようにいたしました。お部屋タイプごとにデザインを変え、異なる文様を使用しており、バリエーション豊かな久米島紬の紬柄に触れることが出来る唯一無二の空間が完成いたしました。魅力あふれる、「久米島Tsumugi」ルーム4つの特徴現代の紬柄の主流となる落ち着きのある色合いやシックな柄をベースに、王朝時代の復刻柄から鮮やかな色味を加えることで、落ち着く空間でありながら沖縄ならではの華やかさも演出しております。ベッドスローや照明、クッション、タペストリーなど随所にあしらった様々な文様の違いを楽しみ、照明スイッチや引手に用いた本物の久米島紬を手で触れて感じることができます。時代により変化してきた紬柄を組み合わせることで、その魅力や違いを楽しみながら、久米島ならではの贅沢な滞在をお届けいたします。アクリルパネル(例)アクリルパネル(例)ポイント1ベッドボードの上には市松模様の柄と、動植物の小鳥の柄(トゥイグワー)など、久米島紬の代表的な文様を重ね合わせ、紬特融の織りの構造がわかるようデザインされたアクリルパネルを設置。躍動感がある伝統の文様を2層に重ね合わせることで、見る角度によって表情を変える、遊び心のあふれるアート作品が完成しました。糸巻きランプ(例)糸巻きランプ(例)ポイント2久米島紬織り作業工程のひとつである、絹糸の太さを均等に整え、絹糸の強度をより強くするために必要な“糸巻き”をモチーフにした天井ランプ。全面に久米島紬の柄が淡く映し出され、素朴で温かみのある空間を演出しています。TOUCH!久米島紬(例)ポイント3照明スイッチやクローゼットの引き手など手の触れる随所には、本物の久米島紬を使用しており、一つとして同じものがないことが魅力です。繊細な織りの感触が味わえる生地の手触りや光沢感を、探すように見て触れてその空間をお愉しみください。ポイント4オリジナル「久米島Tsumugi」グッズをサイプレスリゾート久米島内のショップで限定販売いたします。「久米島紬柄蒔絵シール」は身近なアイテムに紬柄を取り入れて、自分だけのオリジナル紬柄グッズを制作し楽しむことができます。また、「久米島紬柄クッションカバー」は全2色、お部屋に実際に入っているクッションと同じ柄と色でご用意いたしました。久米島旅行の思い出にぜひお持ち帰りください。久米島紬柄蒔絵シール久米島紬柄クッションカバー〈重要無形文化財〉久米島紬の魅力に触れる贅沢滞在“紬発祥の地”久米島の豊かな自然と長い歴史の中で生まれた久米島紬は、約500年もの間、沖縄の人々の暮らしに寄り添ってきました。島の人々によって大切に受け継がれた伝統技法は、2004年に国の重要無形文化財として指定され、様々な新しい取り組みを通して技術の伝承とさらなる進化をし続けています。琉球王朝時代の王族が身に着ける織物の仕様書として用いた「御絵図(みえず)」の復刻柄と、現代的なシックな柄を随所にあしらい、その風合いや違いを感じながらお愉しみいただけます。また、照明スイッチやクローゼットの引手などには、織子によって織られた本物の久米島紬を贅沢に使用しており、島の自然から生まれる染料で染めた風合い、紡いだ絹糸が織りなす繊細な絣柄(かすりがら)や手触りを体感いただけます。久米島紬のもつ、気品とやさしい温かみに包まれた贅沢なご滞在をお届けいたします。島の自然と織子(おりこ)の手仕事から生まれる久米島紬久米島紬は蚕繭からとった真綿で紡いだ生糸を原料とし、島に自生する植物や木々、泥染めなど島の豊かな自然から生まれる染料で染めた絹糸が用いられます。製糸から図面、染色、織りのすべての手作業をひとりの織子が行う久米島紬には、島の自然の恵みからなる風合いと、伝統ある手作業の技術を守り続ける織子の緻密な技から、温かみと気品が生まれ古くから多くの人々に親しまれてきました。久米島紬 紬糸イメージ糸巻きイメージ久米島紬に触れる場を増やし、多くの方にその魅力を感じてもらいたいと願う4者の想いが込められた『久米島Tsumugi』ルームは、共同・共感を意とする“ゆい(結ぶ)まーる(回る)の心”から生まれたゲストルームです。サイプレスリゾート久米島は、この取り組みを皮切りに、島の豊かな自然、島人、歴史や文化等の魅力を積極的に発信し続けることで、今後も久米島の活性化に取り組んで参ります。■サイプレスリゾート久米島 《全84室 オーシャンビュー》住所:沖縄県島尻郡 久米島町大原803-1電話:098-985-3700料金:1泊朝食付13,400円〜(大人 2名1室ご利用時1 名様あたり)-------------------------------------------------------【ご予約】公式HP よりご予約ください。※画像はイメージです。※表示の価格はサービス料・消費税込みの価格となります。サイプレスリゾート久米島那覇空港から飛行機で約30分の離島「久米島」。久米島空港からほど近い西海岸に佇むサイプレスリゾート久米島は、美しい海と手つかずの自然に囲まれた静かな大人のリゾートホテルです。ホテル目の前にはシンリ浜が広がり、東シナ海に沈む夕日を久米島一美しく眺めることができます。また、館内設備にはレストラン、ラウンジ、大浴場、インフィニティプール、トリートメントサロンなどを完備。ゆっくりと贅沢なひとときをお過ごしいただけます。レストラン凪-Calme、サイプレスカフェ渚-La Plageでは、久米島の食材にこだわり、シェフが提携農家から仕入れた島野菜やその日競り落とした新鮮な魚介などを取り入れた自慢の創作和洋料理を提供しております。所在地:〒901-3132沖縄県島尻郡久米島町大原803-1〈TEL〉:098-985-3700アクセス:沖縄(那覇空港)-久米島空港 30分、 久米島空港より車で3分(シャトルバスあり)〈URL〉: 〈客室数〉:84室 〈IN〉15:00~/〈OUT〉~11:00 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月09日モルトンブラウン(MOLTON BROWN)から、夏らしいマリンノートが香る「サイプレス&シーフェンネル コレクション」が登場。2017年6月1日(木)より発売される。「サイプレス&シーフェンネル コレクション」は未知の世界への冒険をテーマとしており、海のエネルギーを表現した。コレクションからは、心地よい香りがシャワールームに広がる「バス&シャワージェル」と4段階の香りが折り重なる「オードトワレ」が展開される。いずれも香りは、天然のブルーカラーが特徴のエッセンシャルオイル・サイプレスのウッディノートと、海岸に生える植物・シーフェンネルのすっきりとした潮風のアロマが中心。そこにベルガモットやカルダモンといった柑橘やスパイス、そして温かみのあるシダーウッドやムスクが混ざり合う。ユニークなブレンディングが、モルトンブラウンならではのマリンノートを生み出している。夏らしい香りのバスアイテムとフレグランスをぜひチェックしてみては。【詳細】サイプレス&シーフェンネル コレクション発売日:2017年6月1日(木)価格/容量:・サイプレス&シーフェンネル バス&シャワージェル 3,600円+税 / 300mL・サイプレス&シーフェンネル オードトワレ 9,000円+税 / 50mL【問い合わせ先】モルトンブラウン ジャパン株式会社TEL:03-3660-7996
2017年05月28日日本サイプレスは11月18日より20日までの期間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催されている組み込み技術に関する展示会「Embedded Technology 2015(ET 2015)/IoT Technology 2015」において、チューブ入り香辛料をピアノの鍵盤と化した一風変わったデモ展示を行っている。これは同社のセンサベースシステムに必要な機能を1チップで実現したプログラマブルSoC「PSoC 4 BLE」を用いたデモで、ボード上から伸ばした静電容量方式タッチセンサの電極(電線)を、無数のチューブ入り香辛料に挿したもの。各チューブ容器はタブレット上に表示されたピアノの鍵盤と連動しており、手を近づけると、その鍵が押されたとみなされ、割り当てられた音がなるというもの。担当者によると、米国本社からは、果物に電極を指してデモをやったらどうか、という話が来ていたが、それでは目新しさも面白さもない、ということから、チューブ入り香辛料に白羽の矢が立てられたそうだ。また、このほか、Industry 4.0の実現に向けたFM4マイコンファミリを用いたセキュアゲートウェイソリューションや、未発表である「PSoC 4Lシリーズ」を用いたタッチセンサのデモ、指紋認証のターンキーソリューション「TrueTouch指紋リーダー」なども展示されている。このPSoC 4Lを用いたデモはIH調理器のスライダと静電容量ボタンを制御できます、というものなのだが、さすがに未発表品なだけあり、開発ボードやチップの展示はなく、IH調理器とチップ概要ならびにデモのブロック図を説明したパネルのみとなっている。一方のセキュアゲートウェイソリューションのデモは、モータの振動を加速度センサで分析、そのセンシングデータをデータベース化し、ゲートウェイとクラウド間でセキュアネットワーク経由で常時データを同期させ、振動が大きくなってきたときにメンテナンスのアラートを発行し、予防保全に役立てよう、といったもの。具体的にはインダストリアルネットワークに対応したFM4マイコン1チップで、クライアント側の処理を実現できることを示すものとなっている。なお、同社は2015年6月にTrueTouchモバイルタッチスクリーン事業をParade Technologiesに売却すると発表しているが、TrueTouch指紋リーダーは売却対象に含まれておらず、継続してCypressより提供を行っていくという。
2015年11月18日Cypress Semiconductorの日本法人である日本サイプレスは6月2日、CypressとSpansionの経営統合の完了に伴い、日本国内において新たに「日本サイプレス株式会社」の登記を完了したこと、ならびに組織体制の刷新と新たな事業戦略を策定したと発表した。組織体制としては、6月1日付で、旧 日本サイプレスにて代表取締役社長を務めてきた吉澤仁氏が代表取締役会長に、旧スパンションにて日本営業部門担当副社長を務めてきた長谷川夕也氏が代表取締役社長にそれぞれ就任したほか、日本のヘッドクォーター(HQ)を、旧 日本サイプレスがあった新宿(中野坂上)でも、旧 スパンションがあった川崎でもなく、旧 スパンションが買収した富士通のマイコン・アナログ部隊(スパンション・イノベイツ)がオフィスを構えていた武蔵小杉へと移転させている。CypressとSpansionの統合の詳細については既報の通り。売り上げは20億ドル規模となり、10億ドルが各種のメモリ製品、10億ドルがPSoCやARMマイコンなどのロジック関連製品で占められる。「メモリは現在、DRAM以外のほぼすべてを取り揃えているほか、ローエンドからハイエンドのヘテロコア製品まで含めてARMマイコンやPSoCでカバーしており、カスタマに幅広いブログラマビリティを提供できることが特徴の半導体ベンダ」(長谷川氏)とする。だが、新生 日本サイプレスの最大の特徴は「従業員数が約1000名と、ほかの外資系半導体ベンダに比べても多い」(同)という点にある。また全社売上高の約30%が日本であるとのことで、カスタマからの要望も米国本社に届けやすいポジションにあるとのことで、そうした部分を押し出すことで、「エンベデッドサプライヤとしてNo1になるという目標を掲げている」(同)とする。さらに日本サイプレスの方向性としては、アプリケーションごとに提案できる製品が多数あり、「オートモーティブ(自動車)」「FA/インダストリアル/メディカル」「IoT」「PCインタフェース」に注力していくとする。中でも自動車とFA/インダストリアル関連は、世界に誇れる企業が多くあり、そうした企業が世界で今後も戦っていける製品づくりの手伝いができればとする。そうした顧客重視の意味も含め、「顧客へのサポート人員はエンジニアリングを含めて増強していく」とのことで、合併してもエンジニアを中心に人員拡充を進めていくことを強調したほか、代理店も注力市場に強いところと複数パートナーシップを締結し、日本サイプレスのエンジニアと同等のスキルレベルの人員によるサービスの提供も図っていくとした。「我々はほかの外資系メーカーに比べて日本人のリソースが多く、これを活用することで、日本企業との円滑なコミュニケーションを図りつつ製品づくりにつなげることができる。次世代製品の開発にしても、日本発祥のベストな製品をベストな価格でベストなタイミングで提供することも可能な位置にいると考えており、そうした点でも日本の顧客が世界で勝てる支援をしていけるのではないか」と長谷川氏は抱負を語ったほか、「日本サイプレス全体として、日本のものづくり産業を支えられるような製品づくりを手伝い、日本の産業を支える一翼を担えるようになれれば」とした。
2015年06月03日