2024年5月18日(土) から26日(日) に東京・日本青年館ホールで上演される舞台『サイボーグ009』の追加キャストが発表された。今年で誕生60周年を迎える『サイボーグ009』は、石ノ森章太郎によるSF漫画作品。舞台版は主人公の009/島村ジョーを七海ひろきが演じるほか、009/島村ジョーと共に戦うサイボーグ戦士として高橋駿一、音波みのり、里中将道、桜庭大翔、酒井敏也、川原一馬、Toyotakaが名を連ねた。またブラック・ゴーストに忠実な戦士、0010/プラス、シキは滝澤諒、0010/マイナス、リクは相澤莉多、00ナンバーサイボーグを生み出したアイザック・ギルモアは大高洋夫が演じる。このたび追加キャストとして、サイボーグ戦士のひとりである001/イワン・ウイスキー役で元宝塚歌劇団の男役スター・天華えまが声で出演することが決定。天華は公演終了後のアフタートークショーにも参加し、同じく元宝塚歌劇団星組に所属していた七海が天華にインタビューする回、七海、音波、天華の3名が登壇する回が実施される。また、サイボーグ戦士たちに立ちはだかる謎の組織「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」の最高幹部であるスカール役として、ダンス&ヴォーカルグループ「DIAMOND☆DOGS」のメンバーとして活動しながら、近年では『「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage -New Encounter-』などの人気作にも出演する中塚皓平が演じることがアナウンスされた。■天華えま コメントこの度、001/イワン・ウイスキーの声にて出演させて頂く事になりました天華えまでございます。沢山の方々から愛され続ける『サイボーグ009』という作品に携われる事、その戦士の一員になれる事を心から誇りに思います!天才ベイビー001、みなさんに愛して頂ける様、精一杯努めて参ります!!■中塚皓平 コメントこの度『サイボーグ009』誕生60周年記念という節目の作品に参加出来ることに、ただただ心が躍っています。幼い頃、祖母の家に録画した『サイボーグ009』がVHSに残っていて、よく見ていたのを覚えています。子ども心にも強烈なインパクトがありました。その舞台化は楽しみでしかありません!演出の植木豪さん、主演の七海ひろきさんをはじめ、個性豊かな共演者、スタッフの皆さんと共に、素敵な作品になるよう努めます。劇場でお待ちしています!<公演情報>舞台『サイボーグ009』原作:石ノ森章太郎演出:植木豪脚本:亀田真二郎舞台『サイボーグ009』メインビジュアル【出演】009/島村ジョー:七海ひろき001/イワン・ウイスキー:天華えま(声の出演)002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス 、シキ:滝澤諒0010/マイナス、リク:相澤莉多スカール:中塚皓平アイザック・ギルモア:大高洋夫■BG SOLDIERSHILOMU Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太【公演日程】2024年5月18日(土)~26日(日) 東京・日本青年館ホール公式サイト:石森プロ(C)舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
2024年04月12日舞台『サイボーグ009』の製作発表記者会見が2024年3月25日(月) に開催。原作を管理する石森プロと演出の植木豪、主演の七海ひろきのトークに加え、出演キャストによるスペシャルパフォーマンスなどが行われた。今回の製作発表記者会見の模様は、舞台公式YouTubeチャンネルで生配信が実施され、多くの視聴者と取材陣が見守る中、舞台の詳細が明かされた。冒頭、初公開となる七海出演の公演スポット映像から製作発表記者会見はスタート。公演スポット映像で期待感が高まった中、主演の七海、演出の植木、そして原作の石森プロよりライセンス部部長、及川美香が登場し、本作に関するトークが展開された。トークではまず、七海が009/島村ジョー役に抜擢された経緯、そして『サイボーグ009』誕生60周年のアンバサダーに就任した理由について、及川は七海の持つ凛とした立ち姿や伸びやかな動き、そして憂いのある眼差しが「島村ジョー」という人物を形どる上で必要な要素であり、少年っぽさの雰囲気の中にある儚さが魅力と語る。これに植木も大きく賛同し、撮影時の様子を明かした。撮影:財津裕也そしてトークショー内ではメインビジュアル及びキャラクタービジュアルが初解禁。原作ベースのものもあれば、現代のアレンジが加えられたものもある各衣装のビジュアルは、原作ファンはもちろんのこと、舞台ファンやアニメファンなどの心も揺さぶるものになっている。撮影:財津裕也また、舞台のビジュアルと原作のイラストを使用した来場者特典や、毎公演行われる全公演アフターイベントについても発表となった。全公演アフターイベントは、撮影可能なスペシャルカーテンコール・アフターカーテンコール、009/島村ジョーオンリーカーテンコールやアフタートークショーが予定されている。トークショーの後には「サイボーグ戦士」8名と「BG SOLDIERS」によるスペシャルパフォーマンスを実施。映像とアクションを融合した圧巻のパフォーマンスで、見た者を舞台の世界に一気に引き込んだ。撮影:財津裕也舞台『サイボーグ009』は、2024年5月18日(土) から26日(日) に東京・日本青年館ホールで上演される。舞台『サイボーグ009』製作発表会見舞台『サイボーグ009』スポット映像<公演情報>舞台『サイボーグ009』原作:石ノ森章太郎演出:植木豪脚本:亀田真二郎舞台『サイボーグ009』メインビジュアル【出演】009/島村ジョー:七海ひろき001/イワン・ウイスキー:(声の出演)※後日発表002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス 、シキ:滝澤諒0010/マイナス、リク:相澤莉多アイザック・ギルモア:大高洋夫■BG SOLDIERSHILOMU Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太【公演日程】2024年5月18日(土)~26日(日) 東京・日本青年館ホール公式サイト:石森プロ(C)舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
2024年03月27日2024年5月18日(土) から26日(日) に東京・日本青年館ホールで上演される舞台『サイボーグ009』のメインビジュアルとソロビジュアル、スポット映像が公開された。今年で誕生60周年を迎える『サイボーグ009』は、石ノ森章太郎によるSF漫画作品。世界各地から集められ、戦争兵器として改造手術を受けた9人のサイボーグ戦士それぞれが悩み、哀しみを背負いながらも、世界の平和のために力を合わせ悪と戦う物語だ。舞台版の出演者は、主人公の009/島村ジョーを七海ひろきが演じるほか、009/島村ジョーと共に戦うサイボーグ戦士として高橋駿一、音波みのり、里中将道、桜庭大翔、酒井敏也、川原一馬、Toyotakaが名を連ねた。またブラック・ゴーストに忠実な戦士、0010/プラス、シキは滝澤諒、0010/マイナス、リクは相澤莉多、00ナンバーサイボーグを生み出したアイザック・ギルモアは大高洋夫が演じる。加えて、001/イワン・ウイスキーが声の出演で登場することが決定。キャストは後日発表される。さらに、来場者特典としてポストカードの配布と全公演アフターイベントが実施されることがアナウンスされた。舞台『サイボーグ009』スポット映像<公演情報>舞台『サイボーグ009』原作:石ノ森章太郎演出:植木豪脚本:亀田真二郎【出演】009/島村ジョー:七海ひろき001/イワン・ウイスキー:(声の出演)※後日発表002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス 、シキ:滝澤諒0010/マイナス、リク:相澤莉多アイザック・ギルモア:大高洋夫■BG SOLDIERSHILOMU Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太【公演日程】2024年5月18日(土)~26日(日) 東京・日本青年館ホール公式サイト:石森プロ(C)舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
2024年03月25日石ノ森章太郎によるSF漫画作品『サイボーグ009』初の舞台化が決定。2024年5月18日(土) から26日(日) に東京・日本青年館で上演されることが発表された。本作は、世界各地から集められ、戦争兵器として改造手術を受けた9人のサイボーグ戦士それぞれが悩み、哀しみを背負いながらも、世界の平和のために力を合わせ悪と戦う物語。舞台版の演出は、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageをはじめ、『進撃の巨人』-the Musical-などで知られる植木豪、脚本は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the StageやMANKAI STAGE『A3!』シリーズなど、人気原作の舞台化の脚本を数多く担当してきた亀田真二郎が務める。主人公の009/島村ジョーを演じるのは、元宝塚歌劇団男役スターで、現在は俳優として舞台やドラマへ出演し、声優としても活躍している七海ひろき。また009/島村ジョーと共に戦うサイボーグ戦士として高橋駿一、音波みのり、里中将道、桜庭大翔、酒井敏也、川原一馬、Toyotakaが名を連ねた。さらに、ブラック・ゴーストに忠実な戦士、0010/プラス、シキを滝澤諒、0010/マイナス、リクを相澤莉多、00ナンバーサイボーグを生み出したアイザック・ギルモアを大高洋夫が演じることが決定。脇を固めるBG SOLDIERSには、THE ASIAN ARTS AWARD「BEST PERFORMANCE」を受賞したHILOMU、GeN、Cirque de Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)ラスベガス公演出演歴のあるDolton、Cirque de Soleil日本人初となるブレイクダンサーとして正式契約したKENTA、世界のダンスコンテストで優勝を果たしている実力者KIMUTAKUら国内外で活躍する実力派ダンサー陣と、多数の舞台やミュージカルで活躍している加藤貴彦、神谷亮太が集結した。また、3月25日(月) に行われる製作発表記者会見の模様が、YouTubeで生配信されることが発表された。当日は『サイボーグ009』の原作を管理する石森プロと演出の植木、出演キャスト8名が登壇し、作品の魅力や意気込みを語るほか、出演キャストによるスペシャルパフォーマンスが披露される。さらに舞台に関する新情報も明かされる予定だ。■七海ひろき コメント石ノ森章太郎先生の不朽の名作『サイボーグ009』の初舞台化で島村ジョーを演じるプレッシャーを感じています。しかし、期待と楽しみな気持ちも大きく、素敵なカンパニーの皆様と一緒に、最高の舞台をお届けできるよう一生懸命挑みたいと思います。私自身は少しのんびりしているタイプなのですが……本番はマッハ3以上で動けるよう頑張りたいです!連載開始60周年を彩る、素敵な作品になるよう盛り上げていきたいと思います。是非観に来て下さい。舞台『サイボーグ009』製作発表会見※3月25日(月) 18:30~生配信<公演情報>舞台『サイボーグ009』原作:石ノ森章太郎演出:植木豪脚本:亀田真二郎【出演】009/島村ジョー:七海ひろき002/ジェット・リンク:高橋駿一003/フランソワーズ・アルヌール:音波みのり004/アルベルト・ハインリヒ:里中将道005/ジェロニモ・ジュニア:桜庭大翔006/張々湖:酒井敏也007/グレート・ブリテン:川原一馬008/ピュンマ:Toyotaka0010/プラス 、シキ:滝澤諒0010/マイナス、リク:相澤莉多アイザック・ギルモア:大高洋夫■BG SOLDIERSHILOMU Dolton KIMUTAKU KENTA GeN 加藤貴彦 神谷亮太【公演日程】2024年5月18日(土)~26日(日) 東京・日本青年館公式サイト:石森プロ(C)舞台「サイボーグ009」製作委員会※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
2024年03月19日昨年6月、2017年に『ジャスティス・リーグ』で演じたサイボーグ役で、フラッシュの単独映画『The Flash』(原題)へのカメオ出演をオファーされていたレイ・フィッシャー。同作はエズラ・ミラー主演、歴代バットマンのマイケル・キートンとベン・アフレックの出演が決定しているが、レイは出演しないことを明らかにした。昨年末、本人が「(DCフィルムズの社長)ウォルター・ハマダが関わる作品には、出演しない」とツイート。その結果、レイの代役を立てることもなく『The Flash』の脚本からサイボーグの出演シーンがカットされたという。「The Wrap」などが報じた。レイといえば、昨年、『ジャスティス・リーグ』のジョス・ウェドン監督の現場での振る舞いのひどさを告発、それを可能にしたという製作当時のワーナー・ブラザースの重役ジョン・バーグ、DCエンターテインメントの重役ジョフ・ジョンズのことも名指しで批判したことで話題に。今回は、ハマダのことを「最も危険なタイプの陰の助力者」と呼び、『ジャスティス・リーグ』の調査において、本当に重大な問題から注意をそらしたと指摘した。ハマダは6日(現地時間)、引き続き2023年までDCフィルムズの社長を務める契約を結んだと報じられたばかり。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開ジャスティス・リーグ 2017年11月23日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2021年01月07日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)と「サイボーグ009」によるメンズ、ウィメンズのコラボレーションアイテムが登場。2018年12月1日(土)より、全国のヨウジヤマモトにて発売される。「サイボーグ009」は、日本のSF長編マンガ。正義とは何か、誰のために闘うのか苦悩する9人のサイボーグ戦士が、それぞれが持つ能力を駆使して、ブラック・ゴーストや、神々と闘うストーリー。コラボレーションでは、コート、パンツ、シャツ、ニット、カットソー等、メンズ・ウィメンズ合わせて計19型のアイテムがラインナップ。ブラック・ゴーストを大きく配したニットや、主人公“009”こと島村ジョーの作中シーンをカラーで施したカットソーなど、原作者による原画がアイテムに落とし込まれている。また、コラボレーションを記念し、新キャラクターのDr.YY(ドクターワイワイ)も登場。Dr.YYは、国際的ファッションデザイナーとして知られる一方、“009”達のために最新のバトルスーツを開発。特殊裁縫器具を仕込んだサイボーグ戦士と同じ仕様の黒いコスチュームを纏うこともある、オリジナルキャラクターだ。【詳細】ヨウジヤマモト×サイボーグ009発売日:2018年12月1日(土)販売店舗:全国のヨウジヤマモト(ファム、オム)店舗アイテム数:ウィメンズ(シャツ4型、ニット2型、カットソー2型)、メンズ(コート1型、シャツ2型、パンツ2型、スカート1型、ニット2型、カットソー3型)※メンズコート、メンズシャツは2019年1月展開予定。価格:25,000円+税~226,000円+税【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2018年11月04日「私たちはサイボーグになったけどロボットや機械より、自然や動物に近づいたと思っています」。サイボーグになった人間、と聞いたらどんな人を思い浮かべるだろうか。SFファン?テクノロジーマニア?世界初の政府公認サイボーグに話を聞くと返ってきたのが意外にも冒頭の言葉だった。サイボーグなのに自然や動物に近づいたとはどういうことだろうか。正直、イメージとは正反対。今回Be inspired!はリアル・サイボーグの実態に迫る。左・ムーン真ん中・ニール右・絵美さん「やっぱりSFファンですか?」草野絵美がニール&ムーンに出会った。草野絵美(以下、絵美):小さい頃からサイボーグになるっていう構想があったのか気になります。二人は幼馴染で子どもの頃からサイボーグになりたいっていう話とかしてたのかな?やっぱりSFとかアニメとか?ムーン・リーバス(以下、ムーン):それがまったくそうでもなくて、SFに興味があったわけではなく、サイボーグになろうなんて考えたこともありませんでした。アートに夢中でしたね。それと自然。動物。地球に興味があったんです。アートを通して、リアリティと自然を新しい視点から見るようになりましたね。絵美:意外。動物や自然にインスパイアされているんですね。ニール・ハービソン(以下、ニール):そうなんです。たとえば地震って動物は探知できる。像は骨で地球の振動を感じることができます。アンテナだって多くの虫にあるもの。紫外線だって多くの動物が感じることができるもの。つまり僕たちは生き物にインスパイアされています。絵美:音とか振動って直接脳で感じるものだからビジュアルと違っていて面白いですね。アートを作るプロセスも知りたいです。どうやって自分の視点を作品に取り込んでいるんですか?ニール:新しい感覚を既存のアートを使ってアウトプットできます。僕の場合は色から音を作るカラーコンサートや、聞いた音を色にする絵のプロジェクトもできる。あとは僕のアンテナはインターネットにつながってるからオーディエンスが色を送るプロジェクトもしました。ムーン:私の「Invitation to Earthquakes(地震への招待)」という作品では、鑑賞する人に一緒に座ってもらって、地球の音を一緒に聴きました。私が生きる彫刻みたいな形で。地震の大きさによって私が動くから、地震の振動がなければ私も動かない、という感じで。そうすることでオーディエンスを「地震へと招待」したのです。地球が生きていることを感じてもらえた作品だと思っています。あとは、一つの場所で起きた地震の音を楽譜にまとめたり。最初の作品はメキシコで発表したのですが、過去50年間のメキシコの地震の音を10分にまとめました。地球が作曲家で、自分自身を媒体として使いました。絵美:作品を通してあなたたちが感じているものを伝えたいという強い気持ちがあるんですか?ムーン:はい。もし自分の感覚を増やせれば、みなさんのリアリティが広がり、地球やほかの種への共感が増えるから。私たちはサイボーグになったけど、ロボットや機械より自然や動物に近づいたと思っています。地球が生きていることを感じられるから。絵美:トランススピーシーズだからこそ、妬まれることとか、ネガティブな反応を受けることはありますか?ムーン:はい。ニールは特に、ね。宗教への信仰が強い人とか?神が人間を完全に作ったと考える人もいますし、テクノロジーを恐ろしいと感じる人もいる。でもテクノロジーを使うのは人間であって、使い方は私たちが決めればいいんです。ニール:そうですね。単純に倫理的でないと感じる人もいます。でも、私たちは倫理にかなっていると思っています。人間は、自分が住みやすい環境にするために、何千年もの間、地球を変えてきました。僕たちはこれが間違っていると考えている。地球を変えるのではなく、自分たちが変わるべきだと。たとえば、僕たちが暗視を持ち合わせていれば、夜中に電気をつける必要はない。これはどの感覚についてもいえることで、もし体温を調整することができたら冷暖房を使う必要はないでしょう。環境破壊を続けなくてすむ。ムーン:環境に身体を適応させるということは、どんな生物も今までしてきたことなんです。絵美:なるほど。それでもサイボーグになるうえでタブーってあると思いますか?制限を設けるべきとか。ムーン:自由に自分の身体をデザインできて、どのように地球を感じたいか考えることはとても楽しいことだと思います。自由にできるということが大切。ただ、他人に悪影響を及ぼすようなことがあったら規制をかけるべきかな。ニール:どのような感覚を持っていいか、ではなくて問題はそれをどう使うか、だと思います。視覚を持っていても、見てはいけないものもある。視覚を制限するのではなく、何を見てはいけないかを私たちは制限しているのと同じで、どんな感覚を持つかではなく、どう使うことが倫理的かというのを国ごとに規制を設けるべきではあると思います。絵美:私たちにもつけられるデバイスがあって、気軽に自然を感じられたらサイボーグへ近く一歩になりそうですね。2人の会社でサイボーグになるためにはどういうプロセスがあるんですかね?ムーン:私たちがやっているのはアートプロジェクトなんです。学生や大学とコラボレーションしています。ニール:2017年12月28日、新しい感覚に興味がある人たち向けのイベントやワークショップを行う場として、「Trans-Species Society(トランススピーシーズ・ソサエティ)」をバルセロナで立ち上げます。新しい感覚が欲しいと思う人には、それを作るプロセスにも関わってもらいたいと思っています。ムーン:それぞれが欲しいと思う新しい感覚探しも私たちが手伝います。どの感覚を欲しいかを決断するには長いプロセスが必要となるでしょう。絵美:今後、サイボーグを社会に増やすうえで、心配事はありますか?ムーン:将来的には、人種にもセクシュアリティにもあるように、新たなダイバーシティの枠となると思います。ニール:今の社会はまだ受容できないかもしれない。最初はサイボーグに対する差別があると思います。もう一つ問題になりうるのは、新しい感覚を売ろうとする人が出てくること、感覚を通じて人をコントロールしたり、人の動きを監視したりしようとする人が出てくること。もし企業が人の脳と体をコントロールするようなことが起きたら問題です。だからこそ、僕たちは自分の新しい感覚を作るプロセスには自分自身が関わるべきだと思っています。絵美::手術って普通に病院でできるんですか?ニール:アンダーグラウンドで、匿名の医師がやっているんです。50年代、60年代にトランスジェンダーの性転換手術が違法だった時代、デンマークやほかの国でされていたように、今のトランススピーシーズの手術は匿名の医師がやっている。僕のも同じです。絵美:私は光合成がしてみたい。ムーン:そういうプロジェクトしましたよ!フランスのアート大学で。最終的にその子は植物とつながって、植物が水を必要としているときに彼女はそれが感じられるようになりました。絵美:すでにいた〜(笑)。最後になぜアートなのか知りたいです。どうしてアートでアウトプットするのか。ムーン:アートは自由だから。自分の感覚をデザインすることもアートだと思うから。実用的なことのために使っているわけではないというのもあるかな。哲学やリアリティの問題だから。自分の体験をデザインすることはアーティスティックな実験だと思います。ニール:アートにルールはない。サイボーグになるのにルールはない。だからアートが最適なスペースなんです。彫刻にも似ているかな。彫刻家が石から作品を生み出すように、僕たちは自分たちの身体から感覚や考え方を創り出している。ただ体外ではなく、体内で起こっているだけ。絵美:あなたの存在がアートなんですね。ニール:うん。僕たちの体験がね。人生とアートをわけてない。僕たちにとっては同じことなのかもしれません。***Neil HarbissonWebsite|Facebook|Twitter|Instagram***Emi KusanoWebsite|Twitter|Instagram
2017年12月28日数々のヒーローを生み出した天才マンガ家・石ノ森章太郎の「サイボーグ009」が、この度、完全オリジナルストーリーのフル3DCGアニメーションの新作で登場。『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』として、11月25日(金)より全3章完結、各章2週間限定で劇場上映することが決定した。人智を遥かに超えた異能を持つ者たち「ブレスド」。太古より人類の歴史を陰ながら操ってきた彼らが、いま再び不穏な胎動を始めた。彼らの狙いは何なのか。戦いの暗雲が、世界を覆い始めようとしていた――。「ブレスド」の存在に勘づいた数少ない人間のひとり、ジャーナリストのルーシー・ダベンポートが、アメリカのテキサス州にある家を訪ねた。彼女を出迎えたのは、009こと島村ジョーをはじめとするゼロゼロナンバーサイボーグたち。彼らは改造手術により、核兵器ともわたりあえる存在として、冷戦時代から幾度も人類の危機を救ってきた。しかしその後、国連軍ガーディアンズの創設により、サイボーグ戦士たちは人類を守るという使命を離れ、ようやく穏やかな生活を送れるようになっていた。だが、ルーシーの来訪と「ブレスド」の脅威が、ジョーたちを再び新たな戦乱の中へと導く。人は、闘いを忘れることができないのか。人類の未来はどこへ向かうのか…。「サイボーグ009」は、月刊マンガ誌、週刊マンガ誌、新聞など16媒体で連載され、テレビアニメシリーズ3作、劇場版アニメ4作、OVAなどで映像作品が制作。また海外でもテレビアニメシリーズ放映や、コミック出版がなされ、国内外で人気を博している。今回、総監督は、『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズを手がけた神山健治。神山氏は、2012年に「サイボーグ009」を原作とした映画『009 RE:CYBORG』を監督し、ロングランを記録している。そして監督には『009 RE:CYBORG』で演出、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』では助監督・絵コンテ・演出を担当した柿本広大が務める。また、キャラクターデザインは『楽園追放 -Expelled from Paradise-』『キャプテン・アース』で注目を集めた俊英・齋藤将嗣が担当する。今回の決定に柿本監督は「石ノ森章太郎先生が生み出された『サイボーグ009』を、神山健治総監督をはじめ制作スタッフ全員で形にできることをとても光栄に思います」と語り、「本作ではビジュアルを一新したゼロゼロナンバーサイボーグたちが、新たな敵と出会い、新たな物語を紡いでいくことになりますが、彼らがこれまでの作品で歩んできた道のりにつながり、またこれから先に続いていく道のりの一部になれるよう、全力で完成に向けて頑張りたいと思います」とコメントした。また、公開日決定と併せて、キービジュアルと特報映像も公開されている。『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』は、第1章が11月25日(金)~、第2章が12月2日(金)~、第3章が12月9日(金)~、各章2週間限定にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月19日日本漫画界の巨匠・石ノ森章太郎と永井豪のそれぞれの代表作がコラボレートし、実現不可能とされていた夢の物語がクロスを果たした『サイボーグ009 VS デビルマン』。そのアニメーション全3話が、世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」にて、日本を含む全世界190か国・20か国語でストリーミング配信されることになった。“黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)”によって改造人間(サイボーグ)となった009たち。追手の暗殺者たちと戦い、自らの存在理由に迷いながらも、「“悪”によって与えられたこの力で、“悪”に立ち向かうこともできる」と一縷の希望も見出していた。そんなとき、超能力を持つイワンことサイボーグ001が“悪魔”の出現を警告する。一方、デーモン族の勇者・アモンと合体し、悪魔人間(デビルマン)となった不動明は、飛鳥了と2人で人知れずデーモン族と闘っていた。改造人間と悪魔人間。ある1つの事件により、両者の道が重なった。新たなる混乱の果てにあるのは、希望か、それとも絶望か…!?世界中に影響を与えたといっても過言ではない、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」と永井豪の「デビルマン」が“世紀のコラボ”を果たした本作。物語は、2つの原作では描かれなかったミッシングリンクを埋める時間軸を舞台に、「サイボーグ009」の“ミュートス・サイボーグ編”と、「デビルマン」の“ジンメン編”それぞれの直後にクロスした、“有り得る歴史”として描かれていく。009/島村ジョーの声を務めるのは、TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージ役や最近では「おそ松さん」の四男・一松役で知られる福山潤。また、不動明/デビルマンは、『遊☆戯☆王5D’s』のクロウ・ホーガン役や『東京喰種トーキョーグール』の西尾錦役で知られる浅沼晋太郎が務めている。日本が生んだ2大ヒーローたちの作品を越えた対決には、世界中のファンも注目必至となりそうだ。「サイボーグ009 VS デビルマン」(全3話)はNetflixにて全話ストリーミング配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「フィギュアーツZERO」より、「フィギュアーツZERO サイボーグ009VSデビルマン」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月発送予定で、価格は10,800円(税込)。漫画家・石ノ森章太郎氏原作の『サイボーグ009』と、永井豪氏原作の『デビルマン』のコラボレーション作品として、2015年10月にイベント上映された劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』。劇中では、『デビルマン』で悪魔の力を手に入れた主人公・不動明と、『サイボーグ009』に登場する9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが激しい戦いを繰り広げている。「フィギュアーツZERO サイボーグ009VSデビルマン」は、劇中クライマックスの009とデビルマンの共闘シーンを再現。サイボーグ009が全高約100mm、デビルマン(最長部)が全高約280mmと身長差も表現されており、効果パーツで劇中の迫力がよみがえる。商品価格は10,800円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は、2016年6月を予定している。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2016年02月02日10月17日からイベント上映がスタートする劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』の完成披露会が5日、都内にて行われ、島村ジョー/サイボーグ009役の福山潤、不動明/デビルマン役の浅沼晋太郎らが舞台あいさつを行った。本作は、漫画家・石ノ森章太郎氏原作の『サイボーグ009』と、永井豪氏原作の『デビルマン』のコラボレーション作品。劇中ではぶつかり合うことになる2大ヒーローを演じた福山と浅沼は、オファーを受けた時の衝撃を振り返るとともに、本作に込めた熱い思いを語った。「まさか自分が演じるとは思っていなかった」と、開口一番2人が出演の感想を語ると、川越淳監督も「僕もまさかこんな衝撃作を担当することになるとは……」と重ね、会場の笑いを誘った。アフレコの収録があったのは1年前で、川越監督によると「アフレコがそれだけ前だと、絵を後から描くことになるので、役者さんの芝居に合わせて絵を描ける。今回はそのことによっていい効果が出て、お芝居につられて絵の熱量が上がっています」とコメントした。出演が決まった時のことを聞かれた福山は、「オーディションをやること、しかもそれが島村ジョー役であるということに緊張しましたが、それ以前に『サイボーグ009VSデビルマン』というタイトルが衝撃的すぎて……。本当に鈍器で殴られたような衝撃でした」と振り返る。福山はずっと冗談だと思い続け、事務所に届いた伝票を確認するまで信じることができなかったという。一方の浅沼も、川越監督のOVA作品『マジンカイザーSKL』関連の出演だと思っていた。さらに浅沼は「途中までドッキリだと思っていました」と告白し、「もし本当にドッキリだとすると、壇上の床が抜けて3人が落ちて、お客さんが『大成功~!』という流れも考えました。そうなると、すごくお金をかけたドッキリだと思うので『ありがとうございます!』とお礼を言うつもりでした」と語った。実は、川越監督自身も、「『サイボーグ009VSビビルマン』という永井豪先生のおフザケの作品だと思っていた」という。しかし、実際に制作されると決まったあとでは「両作とも大好きな作品なので、大切にしたいものを壊していいのか、お祭りにしていいのか」という悩みもあった。だが、それからは作品に正面から向き合おうという思いが芽生え、「ちゃんとしたものを作りたかったので、本作りから携わりました」と制作を振り返った。実際に演じた感想を聞かれた浅沼は、「最初から知っている作品やキャラクターに声をあてさせてもらうこと機会は少ないんです。それが、『デビルマン』という誰もが知っているキャラクターに声をあてる緊張感に加え、スタジオでは子供のころから声を聞いたことがあるような方がいるという緊張感とで頭の中はぐちゃぐちゃでした」と最初こそ苦戦するも、「とにかく全力を出そう」と作品に挑んだという。浅沼の熱演ぶりは、川越監督も「喉が心配になった」と述べるほどで、浅沼は地声のままで不動明とデビルマンを演じ分けていた。本来であればコンピューターによる加工に頼ることもできたが、浅沼は「サイボーグではない、デビルマンの野獣の力ですから」と最後まで声優魂を貫いた模様。福山も、「この人は自分から超大変な手法を選んだな」とひそかに思っていたことを明かした。福山自身は、両作が「日本の漫画文化、アニメ文化を引っ張ってきた古典のようなもので、たくさんの先輩方がやってきたからこそ、いろんな解釈が存在する」と独自の考えを展開し、「過去の作品は意識するというよりも、自分の解釈でやろうというふうに思いました」自分なりの島村ジョーを作り上げることに力を注いだという。最後に見どころを聞かれた2人は、ラストに出てくるキャラクターに「おお~!」と驚いたことを挙げ、『サイボーグ009VSデビルマン』という衝撃のコラボにふさわしい、さらなる衝撃のラストが待っていることを予感させた。本作のキャストにはほかに、イワン・ウイスキー/サイボーグ001を白石晴香、ジェット・リンク/サイボーグ002を前野智昭、フランソワーズ・アルヌール/サイボーグ003をM・A・O、アルベルト・ハインリヒ/サイボーグ004を東地宏樹、ジェロニモ・ジュニア/サイボーグ005を小山剛志、張々湖/サイボーグ006を水島裕、グレート・ブリテン/サイボーグ007を郷田ほづみ、ピュンマ/サイボーグ008を岡村歩、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを石田彰、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子、009たちの父親的存在のギルモア博士を牛山茂、牧村美樹を早見沙織が演じる。
2015年10月06日10月17日からイベント上映される劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』に登場する新キャラクターと声優陣が一挙に発表され、作品の全容が明らかになった。今回発表されたキャラクターは、『サイボーグ009』では、009たちを生み出した「プロトサイボーグ計画」から追放されたアダムス博士(CV.立木文彦)によって開発されたハイティーンナンバーサイボーグの4人。「ハイティーンナンバー計画」の主導者の一人であるサイボーグ0014/エドワード(CV.細谷佳正)を筆頭に、プラズマキャノンやマイクロミサイルなど物理的破壊兵器を装備したサイボーグ0016/カイン、氷結能力を持つサイボーグ0017/アベル(CV.田村睦心)、テレパシー・テレキネス・ショックウェーブを使うサイボーグ0018/セト(CV.下野紘)らが登場する。009たちとはどのような関係性になっていくのか注目が集まる。『デビルマン』からは、主人公・不動明が通う名門高校に転校してきた謎の美少女、エバ・マリア・パラレス(CV.寿美菜子)をはじめ、ネクロマンサー(使役術師)能力を駆使して男たちを悪霊に変えてしまうデーモン・リリス(CV.園崎未恵)、明と融合したアモンと浅からぬ因縁を持つ混合キメラ型デーモン・パズズが描かれる。本作は、漫画家・石ノ森章太郎氏原作の『サイボーグ009』と、永井豪氏原作の『デビルマン』のコラボレーション作品。劇中では、『デビルマン』で悪魔の力を手に入れた主人公・不動明と、『サイボーグ009』に登場する9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが激しい戦いを繰り広げる。監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。ほかキャストには、島村ジョー/サイボーグ009を声優の福山潤、不動明/デビルマンを浅沼晋太郎が演じるほか、イワン・ウイスキー/サイボーグ001を白石晴香、ジェット・リンク/サイボーグ002を前野智昭、フランソワーズ・アルヌール/サイボーグ003をM・A・O、アルベルト・ハインリヒ/サイボーグ004を東地宏樹、ジェロニモ・ジュニア/サイボーグ005を小山剛志、張々湖/サイボーグ006を水島裕、グレート・ブリテン/サイボーグ007を郷田ほづみ、ピュンマ/サイボーグ008を岡村歩、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを石田彰、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子、009たちの父親的存在のギルモア博士を牛山茂、牧村美樹を早見沙織が演じる。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年10月01日10月17日からイベント上映される劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』のコミカライズとノベライズが決定した。本作は、漫画家・石ノ森章太郎氏原作の『サイボーグ009』と、永井豪氏原作の『デビルマン』のコラボレーション作品。劇中では、『デビルマン』で悪魔の力を手に入れた主人公・不動明と、『サイボーグ009』に登場する9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが激しい戦いを繰り広げる。コミカライズを担当するのは『EAT-MAN』、『BLUE DROP』などを手がけた吉富昭仁氏。初公開されたイメージイラストでは9人のサイボーグと、その前に立ちはだかるデビルマンのシルエットが力強いタッチで描かれている。作品は10月からウェブ漫画サイト『水曜日のシリウス』にて連載開始。また、10月26日発売予定の漫画誌『月刊少年シリウス』12月号(講談社)では第一話試し読み小冊子が特典付録となる。また、ノベライズは『サイボーグ009VSデビルマン』の構成・脚本を務めた早川正氏が担当。『サイボーグ009VSデビルマン トゥレチェリイズ~裏切り者たち~』と題された小説では、島村ジョー(009)とデビルマンが運命的に出会い、そして対決するまでの"前日譚的なエピソード"を描いたストーリーが展開され、映画をより楽しめる構成になっているという。『サイボーグ009VSデビルマン トゥレチェリイズ~裏切り者たち~』は、上映に先駆け9月25日にKADOKAWAより発売される。価格は648円(税込)。(C)石森プロ(C)永井豪/ダイナミック企画
2015年09月15日10月17日からイベント上映される劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』のオープニングとエンディングの主題歌を、音楽ユニット・JAM Projectが担当する。オープニングテーマの曲名は「サイボーグ009~Nine Cyborg Solders~」、エンディングテーマの曲名は「DEVIL MIND~愛は力~」と名付けられ、二大ヒーローの対決を描く本編を象徴するように『サイボーグ009』と『デビルマン』それぞれをテーマにした楽曲がはさむ形で構成。同曲が収録されたニュー・シングルは、映画公開日となる10月17日から劇場先行発売、11月からはアニメイト・L-MART・BVCにて限定販売される。なお、JAM Projectは今年で設立15周年を迎え、9月9日に15周年記念ベストアルバムと、15周年記念BOXを発売。その発売記念として9月9日にニコニコ生放送で緊急特番『THE STRONGER’S 大放送』の生配信を実施しており、その特番内で『サイボーグ009VSデビルマン』で主題歌を担当することを発表していた。本作は、漫画家・石ノ森章太郎氏原作の『サイボーグ009』と、永井豪氏原作の『デビルマン』のコラボレーション作品。劇中では、『デビルマン』で悪魔の力を手に入れた主人公・不動明と、『サイボーグ009』に登場する9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが激しい戦いを繰り広げる。監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。キャストには、島村ジョー/サイボーグ009を声優の福山潤、不動明/デビルマンを浅沼晋太郎が演じるほか、イワン・ウイスキー/サイボーグ001を白石晴香、ジェット・リンク/サイボーグ002を前野智昭、フランソワーズ・アルヌール/サイボーグ003をM・A・O、アルベルト・ハインリヒ/サイボーグ004を東地宏樹、ジェロニモ・ジュニア/サイボーグ005を小山剛志、張々湖/サイボーグ006を水島裕、グレート・ブリテン/サイボーグ007を郷田ほづみ、ピュンマ/サイボーグ008を岡村歩、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを石田彰、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子、009たちの父親的存在のギルモア博士を牛山茂、牧村美樹を早見沙織、飛鳥了を日野聡、食らった人間の顔が甲羅に浮かび上がるデーモン・ジンメンを大塚芳忠、不動明の近所に住んでいた女の子・サッちゃんを榎本温子が演じる。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年09月09日10月17日からイベント上映される劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』の予告映像が公開された。本作は、漫画家・石ノ森章太郎氏原作の『サイボーグ009』と、永井豪氏原作の『デビルマン』のコラボレーション作品。劇中では、『デビルマン』で悪魔の力を手に入れた主人公・不動明と、『サイボーグ009』に登場する9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが激しい戦いを繰り広げる。監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。公開された予告では、ついに島村ジョー/サイボーグ009とデビルマンのバトルシーンが明らかに。加速装置を用いて応戦する009をデビルマンが捕まえ、空高く飛び上がる様子が捉えられている。ほかのゼロゼロナンバーサイボーグたちの戦闘シーンも登場し、最後には009とデビルマンの拳と拳がぶつかり合う。予告に登場するメーセッジにもある通り、まさに「最強のヒーローが最悪の出会いを遂げる」衝撃の内容に仕上がっている。キャストには、島村ジョー/サイボーグ009を声優の福山潤、不動明/デビルマンを浅沼晋太郎が演じるほか、イワン・ウイスキー/サイボーグ001を白石晴香、ジェット・リンク/サイボーグ002を前野智昭、フランソワーズ・アルヌール/サイボーグ003をM・A・O、アルベルト・ハインリヒ/サイボーグ004を東地宏樹、ジェロニモ・ジュニア/サイボーグ005を小山剛志、張々湖/サイボーグ006を水島裕、グレート・ブリテン/サイボーグ007を郷田ほづみ、ピュンマ/サイボーグ008を岡村歩、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを石田彰、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子、009たちの父親的存在のギルモア博士を牛山茂、牧村美樹を早見沙織、飛鳥了を日野聡、食らった人間の顔が甲羅に浮かび上がるデーモン・ジンメンを大塚芳忠、不動明の近所に住んでいた女の子・サッちゃんを榎本温子が演じる。なお、前売り特別鑑賞券(1,500円)を購入すると、先着で『サイボーグ009VSデビルマン』特製ステッカーがプレゼントされるという。劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』は、新宿バルト9ほかで2015年10月17日より2週間限定でイベント上映。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年08月25日1979年から放送されたTVアニメ『サイボーグ009』で主人公・島村ジョー(009)を演じた声優の井上和彦が13日、都内で開催された『サイボーグ009VSデビルマン』(2015年10月から2週間限定でイベント上映)の公開記念イベントに参加し、原作者・石ノ森章太郎氏との知られざるエピソードを明かした。この日のイベントには、井上をはじめ、永井豪氏原作のTVアニメ『デビルマン』で主人公・不動明/デビルマンを演じた声優の田中亮一、そして『サイボーグ009VSデビルマン』で新たに不動明/デビルマンを演じる声優の浅沼晋太郎、フランソワーズ・アルヌール(003)役のM・A・Oらが出席。「新旧キャストトークバトル」と銘打ち、それぞれが役柄に対する思いを語ったほか、映画の一部映像も先行公開された。MCから、石ノ森氏との交流について尋ねられた井上は、「よくお電話をいただいて、『和彦、飲みに行くぞ』と誘っていただきました」と振り返る。そして、「行くと、先生は『ちょっと待ってろ』と言いながら作品を描いているんです。ペンを2本持って描くんですが、それがすごい速い。それで『もうちょっとだからな……よし、行こう!』となるんです」と、「1人の著者が描いたコミック出版作品数の世界最多記録」でギネス世界記録に認定されるなど、多作で知られる石ノ森氏らしいエピソードを披露。飲みに行くと、後輩の酒も準備するなど気遣いの人であったという石ノ森氏。井上は「先生が店に行くと、いつも色紙がたくさん待ってるんですよ。だから飲みながらずっとイラスト入りのサインを描いてる。どんなに色紙が積まれていても、ひとつも嫌な顔しないんです」と、当時に立ち返るように振り返った。また、当時の井上は「いろんな人が(石ノ森氏の作品を原作にしたアニメなどを)作ると、先生が考えていたイメージと違うことはないんですか?」と石ノ森氏に尋ねたことがあるという。すると石ノ森氏は、「和彦、この作品に何人の人が関わっていると思う? その人たちの後ろにはみんな家庭があるんだぞ。僕は、自分の作品については自分で描いてる。(アニメなどについては)それを作ろうと思ってくれている人たちが集まっているんだから、僕はみんなを信頼していればいいんだよ」と回答。その言葉に「なんてすごい人なんだ」と胸を打たれたという井上は、同様に石ノ森氏の答えに感動した様子の声優陣に向けて「それからは先生の誘いを断らないで飲みに行くようになりました(笑)」と語り、最後をきっちりと笑いで締めていた。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描く『デビルマン』と、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが世界から争いを無くすために戦う『サイボーグ009』のコラボレーションである本作は、両作それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。劇中に登場するキャラクターの新キャストも発表され、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを声優の石田彰が、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子が演じ、さらに009の父親的存在のギルモア博士を牛山茂、デビルマンの前に立ちはだかるデーモン・ジンメン役に大塚芳忠、明が牧村家に居候する前に家の近所に住んでいた女の子・サッちゃん役を榎本温子が務める。映画『サイボーグ009VSデビルマン』は、2015年10月より新宿バルト9ほかで2週間限定でイベント上映される。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年08月14日石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」と永井豪原作の「デビルマン」が夢のコラボを果たした『サイボーグ009VSデビルマン』。2大ヒーロー衝突ニュースにネット上は騒然、さらに先日「デビルマン」のメインキャストの解禁で注目されたばかりだが、続けて声優解禁第2弾「サイボーグ009」メインキャスト9名が発表。福山潤、M・A・O、前野智昭ら人気声優陣が名を連ねた。日本だけでなく世界的に大きな影響を与えた漫画界の巨匠2人の代表作のコラボにあたり、監督を『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳、そして制作を「ガールズ&パンツァー」などで話題の「アクタス」と「ビーメディア」が担当。また、「デビルマン」メインキャラクターには「東京喰種トーキョーグール」(西尾錦役)の浅沼晋太郎や、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(鶴見知利子役)の早見沙織、「バクマン。」(高木秋人役)の日野聡ら実力派声優が集結し、豪華スタッフ&キャストによって本作の実現が叶った。さらに今回発表された「サイボーグ009」メインキャスト9名にも豪華な顔ぶれが並ぶ。主人公・島村ジョー(009)を演じるのは、「暗殺教室」(殺せんせー)「コードギアス 反逆のルルーシュ」(ルルーシュ役)など主演を多数演じる超人気声優・福山潤。イワン・ウイスキー(001)を、山賊の娘ローニャ(ローニャ役)の白石晴香。ジェット・リンク(002)を、「図書館戦争」(堂上篤役)や「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ(カミュ役)の前野智昭。フランソワーズ・アルヌール(003)を、声優業だけでなく、女優として映画・舞台に活躍するM・A・O。そして、アルベルト・ハインリヒ(004)を、「黒執事」(バルドロイ役)やウィル・スミスの吹き替えも多数担当する東地宏樹。ジェロニモ・ジュニア(005)を、「うたわれるもの」(クロウ役)の小山剛志。張々湖(006)を、『燃えよデブゴン』シリーズをはじめサモ・ハン・キンポーの吹き替え担当や、テレビ番組のナレーションを務める水島裕。グレート・ブリテン(007)を『ハリー・ポッター』シリーズ(リーマス・ルーピン役)など洋画に多数出演する郷田ほづみ。ピュンマ(008)を、『神☆ヴォイス』ライト役の岡村歩が、それぞれ演じる。主人公に抜擢された福山さんは「連綿と描かれる日本を代表する作品に参加させて頂ける喜びと、今回のタイトルの衝撃が凄まじく、009を演じながらも歴史が作られる瞬間を目撃している心持ちです。皆様が受けた衝撃以上の熱量をお届け出来るよう、魂を込めました。予測不能の衝撃作、存分にお楽しみ下さいませ!!」と熱い意気込みを寄せた。また、今回の新キャストと過去の「デビルマン」「サイボーグ009」の声優陣が登壇しトークショーを繰り広げる「新旧キャストトークバトル」イベントの開催も決定。イベントでは、各作品の1話や、本作の初出し映像などが上映される予定。歴史的な“新旧キャスト声優の激突”と併せてファン必見のイベントとなるようだ。『サイボーグ009VSデビルマン』は2015年10月、新宿バルト9ほか全国にて2週間限定上映。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日石ノ森章太郎原作の『サイボーグ009』と、永井豪原作の『デビルマン』のコラボレーション作品として、2015年10月から2週間限定でイベント上映される『サイボーグ009VSデビルマン』のメインキャストが発表された。今回発表されたのは、『デビルマン』側のメインキャスト陣。主人公・不動明/デビルマン役を、『四畳半神話大系』の主人公・私役などで知られる浅沼晋太郎、ヒロインの牧村美樹役を『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の雪ノ下雪乃役・早見沙織、不動明の親友・飛鳥了役を『バクマン。』高木秋人役の日野聡が務める。同時に、各キャラクターのビジュアルも公開されている。主役を演じる浅沼は、「『サイボーグ009』と『デビルマン』という、僕が子供の頃から知っている超有名2大タイトルが、作者や制作会社を越えてコラボレーションする奇跡のようなお祭りに、不動明という大役で関わらせていただけるのはこの上ない喜びで、緊張と興奮がまさにコラボレーションしてえらいことになっています」と大興奮で、「願わくば、さまざまな層の方に見ていただけますように!」と伝えた。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描く『デビルマン』と、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが世界から争いを無くすために戦う『サイボーグ009』。今回のコラボは、両作それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現した。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年07月13日石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」と、永井豪原作の「デビルマン」がコラボし、2015年10月、2週間限定のイベント上映を行う事が決定した。石ノ森章太郎のライフワーク、「サイボーグ009」は1964年に「少年キング」で連載開始されてから、各雑誌に30年以上も連載された。人間兵器として改造手術で生まれた009(ゼロゼロナイン)・島村ジョーをはじめとする9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが、世界の争いをなくすために戦う物語である。一方、1972年に週刊少年マガジンにて連載開始した永井豪による衝撃の漫画、「デビルマン」。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が襲い来るデーモンと戦うという物語を通して“人間とは?”という大きな問いを投げかけ、現在の漫画家やクリエイターに大きな影響を与えた作品である。少年漫画界不動の名作がまさかの激突という衝撃の本ニュース。監督には『サイボーグ 009 THE CYBORGSOLDIER』を手がけた川越淳監督が抜擢され、「ビーメディア」、「ガールズ&パンツァー」などで話題の「アクタス」が制作を担当。解禁されたビジュアルは、島村ジョーと不動明、それぞれを待ち構える激しい戦いを予感させる。デビルマン作者の永井氏からのコメントも寄せられている。「石ノ森章太郎先生のアシスタントをしていた時代に、私は『サイボーグ 009』の背景を描いていた。そしてこの度、私の“デビルマン”と“009” が戦い合うというアニメ企画が持ち込まれた。『キャラが水と油なのでは?』と、当初私は危惧したが、出来上がりを観てビックリ!!ややセンチメンタルでシックな“009”と、クール&ドライ&ハードな“デビルマン”が、それぞれのムードや持ち味を壊さず、思う存分ぶつかり合い、 見事な調和を見せるアニメになっていたのだ。これはもう、川越監督を 初めとするスタッフとキャストの皆様の努力に感謝するしかない。まだ 一話目しか観ていないが、『早く続きが観たい!』と興奮して叫んでいる私がいた」。原作者ですら続きを観たい唸らせる熱い作品となっている衝撃の本作。子どもの頃胸を熱くしたこの2作品の夢の共演に足を運び、「戦い」の世界に再び心を躍らせては?『サイボーグ009VSデビルマン』は、10月新宿バルト9ほか全国にて2週間限定上映。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日石ノ森章太郎氏の代表作『サイボーグ009』と永井豪氏の代表作『デビルマン』がコラボレーションしたアニメ『サイボーグ009VSデビルマン』が、2015年10月より2週間限定でイベント上映されることが明らかになった。今回のコラボは、『サイボーグ009』と『デビルマン』それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現。石ノ森氏のアシスタントとして『サイボーグ009』の背景を描いていたという永井氏は、今回のコラボについて初めこそ「キャラが水と油なのでは?」と不安も覚えたというが、完成した映像を見て「ややセンチメンタルでシックな"009"と、クール&ドライ&ハードな"デビルマン"が、それぞれのムードや持ち味を壊さず、思う存分ぶつかり合い、見事な調和を見せるアニメになっていた。一話目しか見ていないが、『早く続きが見たい!』と興奮して叫んでいる私がいた」とその完成度に驚いたという。公開された特報映像には、サイボーグ009の島村ジョーとデビルマンが登場。彼らを待ち構える、激しい戦いを彷彿とさせる場面が明らかになる。さらに後半では、ついに両者の対決シーンが描かれ、「生き残るのは誰だ!?」のメッセージとともに、拳をぶつけあう2人の姿が捉えられている。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。『仮面ライダー』で知られる石ノ森氏の代表作『サイボーグ009』は、1964年より漫画誌『少年キング』(少年画報社)で連載。その後、各雑誌に30年以上も連載され、アニメ、映画などさまざまなメディアで展開された。009(ゼロゼロナイン)の島村ジョーをはじめとする、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが、悪の組織から改造手術を受けながらも組織を脱出し、世界から争いを無くすために戦う物語が描かれている。一方の『デビルマン』は、1972年から漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され、『マジンガーZ』を手がけた永井氏の代表作。単行本の累計発行部数は1,000万部を記録し、連載と同年にTVアニメ化も果たした。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描き、多くの漫画家やアーティスト、クリエイターにも影響を与えている。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年06月19日●昆虫サイボーグ 佐藤裕崇博士をご存知だろうか以前に取り上げた"昆虫サイボーグ"の第一人者、佐藤裕崇 博士の研究が第2フェーズに入っている。前回のレポート時点ですでに、電気信号による飛行の開始・停止・左右の旋回について実現していたが、現在は、「飛行ルートの自動制御」や「肢(あし)の制御」「昆虫体液を利用した発電システムの開発」に取り組んでいる。「私が研究者のうちにすべて達成して実用に至るのは難しいかもしれないが…」と謙遜する佐藤氏だが、基礎研究に専念していた段階から、実用に向けた周辺技術の研究へと早くも対象範囲を広げている状況だ。彼は、自身の描く、災害現場で活躍する昆虫サイボーグ、レスキュー支援ツールとしての昆虫サイボーグ、に向けて急速に歩を進めている。では、佐藤氏は具体的にどういった研究に取り組んでいるのか、本稿では氏の話を元に簡単にご紹介する。○わずか9ヶ月で昆虫制御に成功まずは、佐藤氏のこれまでの研究についておさらいしておこう。佐藤氏が、"昆虫サイボーグ"の研究を開始したのは2007年1月のこと。それまで早稲田大学 理工学部で応用化学を専攻していた彼だが、DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency : 米国防高等研究計画局)の「HI MEMS (Hybrid Insect Micro Electro Mechanical Systems)」プロジェクトに参加したミシガン大学電子工学科(当時 / 2008年よりカリフォルニア大学バークレー校電子工学科に移動) Michel M. Maharbiz教授の研究室に移籍。昆虫を活用したMAV(Micro Air Vehicle)の開発に取り組むことになった。生物学の経験が一切ない佐藤氏だったが、昆虫飼育を趣味とする風習のない米国人に比べると昆虫の扱いに長けており、加入当初から研究をリードする立場に。昆虫の習性や体の仕組みを勉強しつつ、対象の昆虫の種や電極の埋め込み箇所などについて検討しながらノウハウを積み重ね、研究開始からわずか9カ月後の2007年10月には以下の動画のように昆虫を制御できるようになった。左右の旋回は翅の筋肉を刺激して実現している。また、昆虫が明るいものに向かって飛んでいくという習性に着目し、眼の神経を刺激して飛行開始・停止を可能とした。なお、佐藤氏は、カリフォルニア大学バークレー校から、2011年にシンガポールのNanyang Technological Universityの機械航空工学科に移籍。Assistant Professorという立場で、博士6人、修士1人、学部生9人を抱える独立した研究室を運営している。○3Dモーションキャプチャを活用して信号強度を自動調整本稿の冒頭でも紹介したとおり、現在、佐藤氏が特に力を入れて取り組んでいる研究は大きく分けて、「飛行ルートの自動制御」「肢の制御」「昆虫体液を利用した発電システムの開発」の3つである。これらのうち飛行ルートの自動制御とは、飛行ルートからのずれをセンサーが検知し、電気刺激となる入力信号を変化させて、ずれを自動で修正するというもの。これまでは、昆虫の位置を目視で確認しながら人間の感覚で入力信号を調整するという方法で電気刺激の効果をテストしていたが、これを飛行位置の変化量を測定しながら自動でコントロールするイメージである。専門用語で言うと、「オープンループコントロールからフィードバックコントロールに移行し、飛行の精度を向上させる」(佐藤)という内容だ。「MAVは重量が小さいので、外部から受ける影響がとても大きいです。我々には心地よいそよ風でも、MAVにとっては大嵐で、大きく航路がずれることはもちろん、程度によっては姿勢が安定せずに墜落してしまいます。昆虫を使えば、昆虫自身が持つ制御機能により安定した姿勢で飛行を行うことができます。けれども、航路のずれは生じるため、ずれを検知して適切に昆虫を刺激してずれを補正する必要があります。レスキュー支援において、使用者がサイボーグ昆虫の行方をずっと見守るわけには行きません。自動でずれを補正して安定した航路を取り目的地に到着させる、そのための制御システムとしてフィードバックコントロールは不可欠です」(佐藤氏)フィードバックコントロールには、ハリウッド映画などで使われる3Dモーションキャプチャシステム(俳優の動きを記録するシステム)を活用している。この計測システムで飛行位置をリアルタイムで記録し、航路のずれと入力信号の値を比較しながら、信号強度を調整して、安定した航路を取る検討をしているという。「フィードバックコントロールはロボット工学では珍しくない技術ですが、通常のロボットに比べてサイボーグ昆虫では、昆虫自身が発する動きがエラーに加味されることが興味深い点です。また、信号が弱いと筋肉は全く反応しませんが、かと言って極端に強い信号を与えれば筋肉を傷めてしまいます。通常のロボットに比べて信号強度の適用範囲が狭く、ちょうど良い塩梅の信号をみつける必要がありますね」(佐藤氏)MAVとしては、1年前にハーバード大学が指に乗るくらい小さな飛行ロボットを開発し、ホバリングに成功しているが、とても非力で小さな電池さえも搭載できない。そのため、信号入力のためのケーブルが必要で、無線飛行は実現していない。また横風などの外乱の影響が大きく、実用化には先が長そうである。「電池を載せても横風を受けても安定して飛行できる昆虫の能力と我々の無線システム、これらにフィードバックコントロールを加えて、長時間、長距離に渡って安定して制御可能な飛行体を実現します」と佐藤氏は語る。●飛行と歩行の制御が実用化の鍵○ワイヤー72本を減らす工夫を模索肢の制御に関しては、「飛行に次いで大事な研究」と佐藤氏は強調する。「サイボーグ昆虫の目的はレスキュー支援です。例えば災害地、瓦礫の下の捜索において、人間や救助犬では入り込めない狭い場所でも、体の小さい昆虫なら内部に入り込み、瓦礫の奥の様子を探ることができます。生存者は周囲とくらべて温度が高いので、昆虫に赤外線センサーを搭載すれば、生存者の場所や人数に関する情報を得て、無線で外の捜索部隊に届けることができます。また、昆虫にマイクを搭載すれば、生存者と捜索部隊の無線通信も可能となります。この目的を考えれば、移動手段として飛行だけでなく歩行が有力です。捜索地付近までは飛行で移動して、極端に狭い場所の内部へは歩行で侵入する、この二つの制御が可能になれば、レスキュー支援ツールとしての実用化に近づけます。ちなみに、カブトムシを使っている理由もここにあります。蛾やバッタ、ハエ、他の昆虫では翅は常に剥き出しですが、カブトムシは翅を折り畳み硬い皮膚の下に収納します。歩行での捜索中に翅を傷つける心配がありません」(佐藤氏)一昨年から今年にかけては、肢の制御に多くの時間を割いている。その結果、肢の開け/閉じのみならず、肢を伸ばす角度まで制御できるようになっている。しかし、現在の実験はまだ肢一本に留まっており、歩行が可能になるまでにはまだまだ課題が多いという。「1カ所の筋肉を動かすのにプラス(作用極)/マイナス(対極)1対の電極が必要で、1つの肢の制御には6つの筋肉を刺激する必要があり、計6対つまり12本の金属の細線を1つの肢に埋め込みます。昆虫が持つ6つの肢をすべて制御する場合、合計72本の金属細線を埋め込むことになりますね。研究室での実験だけを考えれば、72本というのは非現実的な数ではなく、できないことではありません。けれども災害地などでの実地利用では、細線が障害物に絡まることを避けるために細線を昆虫の体内や体の表面に収納する工夫が必要で、72本の細線をすべて収納することは難しそうです。また、マイコンの出力端子の数が限られていますし、歩行のためのプログラムを組む上で、出力の数が多いことは厄介です。歩行を実現するには、電極の数を減らすことが求められます」(佐藤氏)解決策として、例えば、マイナスの電極を共通に1本化することが考えられる。その場合共通となる1本の電極をどこに埋め込むかを適切に選ぶ必要がある。また、6本全ての肢を制御せず、4本あるいは2本の制御で歩行することは可能かどうか、といった案が検討されているという。「過酷な自然環境で暮らしていれば肢を失うことはありますが、昆虫はとてもタフな歩行機構を持っており、数本の肢を失っても歩くことができます。1本の肢の制御を可能にした現在では、次の段階として、2本肢での歩行制御を試みています」(佐藤氏)実は佐藤氏、次の動画のようにすでに2本肢の同時制御をテストしており、歩行の実演まではあと一歩のところまで来ている。●そして、バイオ燃料電池の開発へ○無線通信の電力確保に向け、バイオ燃料電池の開発へ3つ目の体液を利用したバイオ燃料電池の開発は、長時間の制御を実現するうえで不可欠な研究である。「昆虫の制御は、電極となる金属の細線、マイコンそしてPCが必要です。まず昆虫の筋肉に金属細線の末端を埋め込みます。もう片側の末端をマイコンの出力端子へ接続し、マイコンを昆虫に背負わせます。使用者はPCからマイコンに無線でコマンド送り金属細線を通じて筋肉へ電気信号を送ります。ただ、携帯電話を思い浮かべればわかるとおり、無線通信には大きな電力が必要です。昆虫に大きな電池を背負わすことはできませんし、どんな大きさの電池を使うにしても電力量に限りがあります。研究室なら使用者が電池を充電すればいいですが、災害地の屋外利用で同じことを行うことはできません。何かしらの発電機能をサイボーグ昆虫に付加して、電池を充電するシステムが必要です」(佐藤氏)現在の実験では、連続してコマンドを行える通信モード(携帯電話の通話状態に相当)で約30分、スリープモード(携帯電話の待機・無通話状態に相当)にした場合でも1晩程度で電池を使い果たしてしまう。実験を効率的に行うため、佐藤氏の研究室では、任天堂Wiiのリモコンをサイボーグ昆虫の制御に用いることにした。Wiiのリモコンには持ち手の動作を検知するセンサーが備わっており、これをうまく利用している。飛行実験中は実験者がリモコンを手にしており、この状態をWiiリモコンが検知して自動的に通信モードが起動する。一方で、実験者が飛行実験を中断してリモコンを置くと、その状態が検知され、自動的にマイコンがスリープモードに切り替わるというものだ。このように電力量を節約して効率的に実験が行える工夫をしているが、災害地での捜索活動などを考えると、連続して利用できる時間を延ばさなければならない。「理想は、現在実験に"協力"してもらっている昆虫ウガンデンシスの寿命と同じ3ヶ月程度まで電力を維持できること」(佐藤氏)と言い、そのために昆虫の生体反応を利用した発電機構を検討している。「昆虫の体液を利用したバイオ燃料電池に関しては、いくつかの大学で研究が進んでいます。一般に、燃料電池には二つの電極が必要で、バイオ燃料電池では、一つの電極には酵素を固定し、昆虫の体内にある糖分のトレハロースやグルコースを酵素の力で分解して電子を得ます。その電子がもう片側の電極で酸素を還元します。酵素の固定や活性を維持するための工夫や、酸素還元用のナノ粒子触媒の開発が必要です。化学を専攻していた学生当時の知識や経験が活きています」(佐藤氏)燃料電池用の触媒開発の研究に取り掛かった佐藤氏は、自身の所属学科が現在は機械航空工学科であることから、化学を専攻していない学生でも簡単にナノ粒子の合成を行える方法を考えていた。そして着想したのが、電極を水溶液に漬かすだけ、という非常にシンプルな方法であった。「白金や他の金属の合金をベースにしたナノ粒子が日々開発されており、組成や構造を変化させた多種多様な触媒が提案されています。とても高い活性の触媒が開発されていますが、合成に当たって、高温・高真空が必要であったり、合成のステップが多く複雑、もしくは合成に時間がかるなどの問題があり、多くは実用化が難しいです。私の研究室でもナノ粒子触媒を手掛けたい。けれども、大学院生ならともなく、機械航空工学科の大学生が複雑な化学合成を扱うのはハードルが高い。何かシンプルに合成する方法を見つけて、化学初心者でも楽しめる実験にしようと考えていました。方法がシンプルであれば工業的に実用化し易いですしね。考えの末に着想したのが『Stepwise Electroless Deposition』です。大層なものに聞こえますが、何のことはない、電極を10秒程度、二つの溶液(還元剤・金属イオン)に交互に浸けるという作業を数回繰り返すだけ。高温も真空も必要ありません。5分~10分で終ります。合成法は至極シンプルですが、溶液の種類や濃度を変えるだけで劇的にナノ粒子の形や触媒活性が変わるのでとても面白いです。あまりにシンプルな方法なので、合成用の簡単なロボットも作ってみました。機械専攻の学生なら比較的簡単に設計して製作できるだろうということでやってみました。このロボットのおかげで人為的エラーの少ない実験ができます」(佐藤氏)このように佐藤氏は、化学実験を行うに当たってデメリットであった機械学科の所属という状況を悲観せず、そのことを動機として、工業的な実用化にも通じるシンプルな合成法を着想するなど、ポジティブな思考の持ち主といえる。一方で、機械学科であるメリットを巧みに利用して、合成ロボットを手掛け、化学実験の効率化と高精度化を図っており、その発想力と行動力は目を見張るばかりである。合成したナノ粒子触媒は燃料電池として優れた性能を示している。実際に昆虫で試すのはこれからの段階だが、触媒活性の値を見る限り、十分に期待できる結果だという。以上、簡単ではあるが、佐藤氏の現在の研究内容を紹介した。当初は夢物語かSFに聞こえた昆虫の制御を、かなりのスピードで進めている。実用化を進めるうえでは、深い洞察に加えて、多くのジャンルをまたがった広い知識が必要になるが、化学の分野で研究を重ねた後に生物学、電子工学、機械工学へと進んだ佐藤氏はこうした条件を満たした人物と言えるだろう。クリアしなければならない障害がまだまだあるが、今後が楽しみな研究である。
2015年03月09日バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」は、10月27日公開の「サイボーグ009」の新作映画『009 RE:CYBORG』よりアパレルグッズ3点の予約受付を開始した。大注目の同映画より、ポスタービジュアルがデザインされた商品が登場。どれも、舞台を現代に移して新しく描かれる映画の魅力が詰まったアイテムだ。9連ポスタービジュアルがデザインされた「手ぬぐい」は、9人のサイボーグたちを、それぞれの「特性」とともに配置。ベースとなる白と黒のシックなデザインの中に、赤で表現される特性とタイトルロゴが映える逸品。価格は1,260円。アメコミ調にデザインした「ポスタービジュアル柄Tシャツ」は、バックプリントに9人のサイボーグたちのシルエットとタイトルロゴを配置。着やすいホワイトと、アメカジ感のあるイエローの2色展開、サイズはメンズS~XLを用意。価格は3,150円使い勝手のいい大きめの「トートバッグ」は、9人のサイボーグたちのシルエットと、ギルモア財団研究所のマークをそれぞれ裏表にプリント。価格は2,100円。これらの商品の予約受付は、3アイテムともに予定数に達し次第終了、商品の発送は9月を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日