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2025年2月から3月にかけて東京・シアタートラムで上演されるサイモン・スティーヴンス ダブルビル『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』のメインビジュアルと出演者コメント、公演詳細が発表された。サイモン・スティーヴンスは、20年間に約30本もの戯曲執筆や、リリック・シアターのアーティスティック・アソシエイト及びロイヤル・コートのアソシエイト・プレイライトを務めるなど、イギリス演劇界を担う劇作家のひとり。小説『夜中に犬に起こった奇妙な事件』の舞台化ではローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞を受賞するなど、その執筆力は高く評価されている。今回のダブルビルでは、1幕として、連続爆破テロ事件を背景に都市生活者の孤独をオムニバスで描く『ポルノグラフィ』を、2幕では大晦日の都市の混乱を群像劇で描く『レイジ』を上演する。演出は、ブレヒトやシェイクスピア、チェーホフなどの翻訳劇のほか、古典劇から新進作家の戯曲まで幅広く演出を手掛ける桐山知也。2021年にKAAT 神奈川芸術劇場でリーディング公演として『ポルノグラフィ』を上演して好評を博した桐山が、今回、世田谷パブリックシアターの主催公演としてこの2作品のダブルビルを新たに上演。本作で満を持してシアタートラムでの初演出を果たす。キャストは、NHK連続テレビ小説『らんまん』の野宮朔太郎役で話題となった亀田佳明、映画・舞台・TVで数多くの作品に出演し続けている竹下景子、『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』で第20回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した土井ケイト、『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』やドラマ『虎に翼』、映画『茶飲友達』では主演を務めるなど多方面で活躍する岡本玲、『ドリームガールズ』『イン・ザ・ハイツ』などのミュージカルや舞台に出演する大型新人saraらに加え、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊ら、魅力溢れる11名が集結した。公開されたメインビジュアルでは、黒と黄色の非常に鮮明なコントラストを使い、孤立感や閉塞感を感じる危機感を表現。黄色の線は規制線を意味しており、「黄色の線の内側に下がっていなければ」というキャッチコピーは『ポルノグラフィ』の前書きとして書かれた作家の言葉となっている。<キャスト コメント>■亀田佳明2作品連続上演として執筆された脚本ではないのに、並べてみると不思議な繋がりを感じます。語られる言葉は、市井に生きる人々の日常でありながらも詩的な暗喩も入り混じり世界が広がっていくようです。演出の桐山知也さんと共演者の方々とシアタートラムにどのような劇空間を立ち上げていけるのか今から楽しみにしております。■土井ケイト世界がここまではちゃめちゃな今、この作品に出演できる幸せ、身が引き締まります。冬の澄んだ空気に包まれるような、それでいて暖かい桐山さんの作品がとても好きで、ずっと出演したかったのですが、ついに念願叶いました!どきどき。亀田さんはじめ何度かご一緒させていただいた大好きな俳優さんたち、初めてご一緒させていただく皆様も錚々たる顔ぶれで、とてつもなく楽しみです!■岡本玲初めてのサイモン・スティーヴンスの戯曲、初めましての桐山さん、ダブルビル作品、久々のシアタートラム、心強い共演者の皆さま。緊張と安心と未知のものへの興奮、そのバランスが今の自分にとても心地よく、2025年の幕開けがこの作品で幸せだなと感じています。世界に飲み込まれたり這い出たりしながら、今と地続きのそこにちゃんと存在できたらと思います。楽しみです。■saraふたつの全く異なる作品ですが、同時上演だからこそ立ち上がる何かがあると思います。素晴らしい座組の皆さまと、サイモン・スティーヴンス戯曲の魅力を余すことなく伝えられるよう、お稽古に励みます!■田中亨演出の桐山さんをはじめ、サイモン・スティーヴンスさんの戯曲に挑戦できること、ダブルビル上演であること、今から稽古が始まるのをとても楽しみにしています。これまで共演させていただいた尊敬する先輩の方々と、初めてご一緒させていただく方々も共に作品作りできる事を嬉しく思います。よろしくお願いします!■古谷陸人間誰しもが抱えていて、他人には隠しておきたい孤独感や不安感、周りの環境への不信感、そんな様々な混沌とした部分を剥き出しにして挑まなきゃいけない2作だと感じています。それをとても怖くも感じていて、同時に楽しみにも感じています。演出の桐山さんと素敵な共演者の皆さんとどんな作品を生みだすことができるのか、私自身も期待に胸が膨らむばかりです。■加茂智里出演が決まった時から本当に楽しみにしておりました。同時に『衝撃作』ということもあり、非常に綿密に役作りに挑むべきだという責任感と緊張感も強く抱きました。演出の桐山さんをはじめとするカンパニーの皆様の感性をめいっぱい吸収したいと思います。■森永友基以前、KAATにて上演された桐山さん演出の『ポルノグラフィ』リーディング公演を拝見しました。その時は、「これが実際に演劇として上演されたらどのように立体的になるのだろう?いつか見てみたい!」と思っておりましたが、今回念願叶って、その瞬間を創作段階から見届けられることになりました。桐山さんの精緻な演出によって、この戯曲たちがどのように立ち上がっていくのか、とても楽しみです!■斉藤淳素敵な共演者の皆さんに、桐山さんの演出、そして会場は大好きなシアタートラム。この作品に参加出来る事を、大変光栄に思います。稽古が始まるのが今から楽しみで仕方ありません。素敵な作品になるよう、出演者のひとりとして全力を尽くす所存でございます。どうぞご期待下さい!シアタートラムでお待ちしております!■吉見一豊なかなかやっかいな戯曲ですねぇ。そもそもひとりで戯曲読むのが苦手で、ただぼんやりとしたイメージしか持てず、ろくに語れることもない今現在であります。今後、キャスト・スタッフと集い、一緒に戯曲を読み、話を聞き、稽古を重ね、さてどんなふうになって行くのか。興味深いものとして舞台に立ち上がらせたい、それが観客の皆さまにも伝わればいいなぁと思っています。■竹下景子桐山知也 meets Simon Stephens。しかもダブルビル!これだけで身体が震えます。歪な脆い今の(もしかして、もう壊れてる?)社会を切り取った演劇。亀田佳明さんをはじめ共演の皆様とも初めての出会いです。新しい扉の向こうに何が待ち受けているのか。(大谷翔平さんじゃないけど)ヒリヒリする来春です。どうぞよろしくお願いします。<公演情報>サイモン・スティーヴンス ダブルビル『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』2025年2月15日(土)~3月2日(日)会場:東京・シアタートラム【終演後ポストトーク】2025年2月20日(木) 14:00登壇者:亀田佳明、土井ケイト、竹下景子、桐山知也(演出)2025年2月24日(月・休) 13:00登壇者:桐山知也(演出)、白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)2025年2月26日(水) 14:00登壇者:亀田佳明、岡本玲、sara、田中亨、桐山知也(演出)※開催回のチケットが必要。作:サイモン・スティーヴンス翻訳:小田島創志(『ポルノグラフィ』)、髙田曜子(『レイジ』)演出:桐山知也出演:亀田佳明、土井ケイト、岡本玲、sara、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊、竹下景子スウィング:伊藤わこ、森永友基【チケット】一般:8,000円高校生以下:4,000円※未就学児は入場不可※託児サービスあり※車椅子スペースあり一般発売:2024年12月15日(日)公式HP:
2024年11月21日リヴァプールのMFカーティス・ジョーンズが15日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】リヴァプール擁する点取りコンビが和やかツーショット‼︎「Dream debut, grateful!」のコメントと共に写真をアップ。代表デビューと初ゴールの喜びを綴った。現在23歳のジョーンズはここ最近イングランド代表に招集されてきたが、デビューには至っていなかった。14日に行われたネーションズリーグのギリシャ戦で念願のデビュー。ボランチとしてフル出場すると83分には右からのクロスをヒールで流し込み初得点をマークした。 この投稿をInstagramで見る Curtis Jones(@curtisjr)がシェアした投稿 投稿には多くのコメントやいいねが寄せられている。
2024年11月15日サイモン・キンバーグが『スター・ウォーズ』の新たな三部作の脚本を執筆することになった。プロデューサーも兼任する。スカイウォーカー・サーガの続きで、エピソード10から12に当たるとの報道と、それとは別の独立した三部作との報道があり、どちらが正しいのかは不明。ルーカスフィルムはコメントしていない。キンバーグは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でJ・J・エイブラムスのコンサルタントを務めたり、デイブ・フィローニと『スター・ウォーズ反乱者たち』の製作総指揮を務めてきたりした。ほかにも『X-MEN:ダーク・フェニックス』の監督、『デッドプール&ウルヴァリン』の製作総指揮など、超大作シリーズに広くかかわってきている。文=猿渡由紀
2024年11月08日1978年に『ハロウィン』のローリー役で映画デビューを果たしたジェイミー・リー・カーティス。長年『ハロウィン』シリーズに出演してきたが、2022年の『ハロウィン THE END』でついにシリーズが完結し、ジェイミー・リー・カーティスも同シリーズを「卒業」したかと思われたが、再び『ハロウィン』の世界に戻る可能性も残っているという。「Entertainment Weekly」誌とのインタビューで語った。「私は(ローリーの衣装の)ベルボトムと淡い青色のボタンダウンシャツをハンガーに掛け、すべての年月と思い出に『アロハ』の温かい言葉と感謝の気持ちを込めて(ローリー役を手放したのです」とローリー役からの卒業を明かしたジェイミー・リー・カーティス。しかし、「でもね。地球で65年間生きてきて学んだことがあるとすれば、『絶対にないということはない』ということ」と、ローリー役を再演する可能性はゼロではないことをほのめかした。ファンの間では、『ハロウィン THE END』のエンディングは「シリーズ完結編にふわさしいものだった」という声が上がっている。また、新たな『ハロウィン』シリーズが作られるのを仮定して、「ジェイミーはローリーではない役を演じてもいいかも」「(2028年に)50周年記念作を待っている!」などのリクエストを寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:ハロウィン(2018) 2019年4月12日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOSハロウィンKILLS 2021年10月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©UNIVERSAL STUDIOSハロウィン THE END 2023年4月14日、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開Ⓒ2022 UNIVERSAL STUDIOS
2024年11月07日2025年2月から3月にかけて東京・シアタートラムで上演されるサイモン・スティーヴンス ダブルビル『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』の出演者が決定した。世田谷パブリックシアターが放つ本公演では、イギリスの劇作家サイモン・スティーヴンスの2作品『ポルノグラフィ』『レイジ』に、同じ出演者による同時上演のスタイルで取り組む。桐山知也の演出のもとでの挑戦だ。サイモン・スティーヴンスは、20年間に約30本もの戯曲執筆や、リリック・シアターのアーティスティック・アソシエイト及びロイヤル・コートのアソシエイト・プレイライトを務めるなど、イギリス演劇界を担う劇作家のひとり。小説『夜中に犬に起こった奇妙な事件』の舞台化ではローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞を受賞するなど、その執筆力は高く評価されている。『ポルノグラフィ』は、演出の桐山が2021年にKAAT神奈川芸術劇場でリーディング公演として上演し、好評を博した作品。五輪開催決定に沸くロンドンを舞台に、2005年7月に発生した地下鉄・バス連続爆破テロ事件を題材に書かれた。被害者やその周辺の人々・実行犯など様々な人々の日常生活を、7つのオムニバス形式で描き出す。『レイジ』は、2016年にハンブルグにて初演された作品で、2015年から16年へと移り変わるイギリスの都市の混沌とした大晦日の模様を捉えた、ジョエル・グッドマン撮影の写真から想を得た群像劇だ。キャストは、NHK連続テレビ小説『らんまん』の野宮朔太郎役で話題となった亀田佳明、映画・舞台・TVで数多くの作品に出演し続けている竹下景子、『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』で第20回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した土井ケイト、『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』やドラマ『虎に翼』、映画『茶飲友達』では主演を務めるなど多方面で活躍する岡本玲、『ドリームガールズ』『イン・ザ・ハイツ』などのミュージカルや舞台に出演する大型新人saraらに加え、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊ら、魅力溢れる11名が集結した。併せて、演出・桐山知也のコメントが到着した。■桐山知也 コメントまずは、サイモン・スティーヴンスの全く手触りの違う2作品を休憩を挟んで一挙に上演するという挑発的な企みに参加してくださるとても勇敢な出演者の皆さんに感謝を!こうして改めて見てみると、これまでどの作品でも見ることがなかったようなちょっと不思議な顔ぶれとなりました。でも、その不思議な、思い切って言うならその奇妙さこそが、この世界なのだと改めて実感しています。様々な方法で“個”或いは“孤”を描きながらも、ぼくたちを取り巻くこの世界全体を描くサイモン・スティーヴンスの作品そのものでもあります。そんな皆さんと作品創りができること、頼もしく、嬉しく、稽古が始まるのが待ち遠しいです。観客の皆さんにも、この出演者全員で描く世界をご覧いただければ幸いです。<公演情報>サイモン・スティーヴンス ダブルビル『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY / レイジ RAGE』2025年2月中旬~3月上旬会場:東京・シアタートラム作:サイモン・スティーヴンス翻訳:小田島創志(『ポルノグラフィ』)、髙田曜子(『レイジ』)演出:桐山知也出演:亀田佳明、土井ケイト、岡本玲、sara、田中亨、古谷陸、加茂智里、森永友基、斉藤淳、吉見一豊、竹下景子スウィング:伊藤わこ、森永友基【チケット】一般発売:2024年12月15日(日)公式HP:
2024年11月01日ジェイミー・リー・カーティスが、現在『フォーチュン・クッキー』続編『Freaky Friday 2(原題)』の撮影中であり、「すごく楽しい時間を過ごしている」とインスタグラムで報告した。『フォーチュン・クッキー』は2003年に公開されたリンジー・ローハン&ジェイミーの主演映画で、リンジー演じる娘のアンナと、ジェイミー演じる母親のテスの身体が入れ替わってしまったことから起きる、大騒動を描いたコメディ。公開後、長年続編を望んできたファンに、2024年3月にリンジーが「(続編企画は)進行中です」と認め、6月にディズニーが「いま製作中です」と発表していた。『フォーチュン・クッキー』での共演以来、リンジーと親しい関係を築いてきたジェイミー。インスタには、撮影現場でリンジーからもらったという目元用パックを貼って微笑む自身の画像を投稿。リンジーとの仲良しぶりがうかがえる。「ロサンゼルスで撮影できることと、この地で暮らし、この地で働き続けたいというアーティストたちのタレント・コミュニティを結集させることができて、とてもうれしいです。世界のエンターテインメントの中心地であり、私の故郷ですから」とつづった。『Freaky Friday 2』には前作よりチャド・マイケル・マーレイ、マーク・ハーモンも出演。2025年公開予定。(賀来比呂美)
2024年07月22日8月2日(金) から13日(火) にかけて吉祥寺シアターにて、サイモン・スティーヴンス、マーク・アイツェル作『彼方からのうた -SONG FROM FAR AWAY-』が上演されることが決定した。本作は、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』で、ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞といった演劇賞を総なめにした劇作家サイモン・スティーヴンスが、アメリカのソングライター、マーク・アイツェルとタッグを組んだ意欲作。イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出で、2015年、Mostra Internacional de Teatro de Sao Paulo(ブラジル)にて世界初演。今回が日本初上演となる。演出を務めるのは、国内外の演出家のもとで演出助手・演出補を務め、近年では演出家として注目を集める桐山知也。そして桐山の演出のもと、サイモン・スティーヴンスの人間に対する鋭い洞察と愛に溢れる世界を立ち上げるべく集まったのは、宮崎秋人、溝口琢矢、伊達暁、大石継太の4名。これまでの各国における上演では、一人芝居として上演されてきた本戯曲。今回は、宮崎演じる主人公・34歳のウィレムを中心に、4名の俳優たちによってどのような「うた」が紡ぎ出されるのか、期待が高まる。<サイモン・スティーヴンス、桐山知也 メッセージ>■サイモン・スティーヴンス(作家)『SONG FROM FAR AWAY』が日本、それも東京で初めて上演されることは、私にとって本当に大切で大きな意味があります。この戯曲は、見知らぬ街角、大都市における愛の可能性について描いた戯曲です。亡霊たちの存在とそこに生き続ける愛を描いた戯曲です。東京は亡霊のいる街。東京は私が愛してやまない街。東京は見知らぬ街角の街。この戯曲は、音楽がほとんど不可能に思える時の音楽の可能性を描いた戯曲です。東京は音楽の街。この5年間で私が心から愛するようになった東京という街は、この戯曲にぴったりだと思います。マーク・アイツェルは偉大なソングライターのひとりです。そして彼は、いつも私を「書きたい」という気持ちにさせてくれる作家。このコラボレーションは私にとってかけがえのないものなのです。この5年間を通じ、ゴーチ・ブラザーズは、私にとって信頼してやまないプロデューサーでありコラボレーターとなりました。ゴーチ・ブラザーズと(桐山)知也さん、(髙田)曜子さんが、私たちのこの大切な戯曲を上演してくれることを想うと、私は、遠く遠く彼方から「うた」を歌いたくなるのです、自分だけのうた──私の心の中の、大切な街へのラブソングを。■桐山知也(演出)2022年の「仙台カルティベイト・キャンプ」で、この「彼方からのうた」の幾つかのシーンを試しました。上演が想定されていなかったせいか、参加者のみんなが失敗を恐れることなく、自由な雰囲気のなかで幾つものアイデアを試しながら、作品について考えた有意義な日々でした。ぼくにとっては、少し大袈裟な言い方ですが、次の地平が拓けたような経験でした。そこで発見したアイデアや劇場表現への向き合い方を、今回の上演で結実させられればこんなに嬉しいことはありません。『彼方からのうた』は本当に不思議な作品です。数日の出来事を描きながらも、遥か彼方から綿々と続く時の流れが存在しています。そして、その彼方から聞こえる「うた」は、愛について、愛の可能性についてうたっています。でも、その愛はどこにあるのでしょうか?サイモンさんとマークさんの素晴らしい「うた」に導かれて、素敵なキャストと信頼するクリエイターの皆さんと、それを探す旅に出かけます。<公演情報>『彼方からのうた -SONG FROM FAR AWAY-』8月2日(金)~13日(火)会場:吉祥寺シアター作:サイモン・スティーヴンスマーク・アイツェル翻訳:髙田曜子演出:桐山知也出演:宮崎秋人溝口琢矢伊達暁大石継太【チケット】(全席指定・税込)SS席:8,000円 ※最前列S席:7,000円学生:4,000円 ※当日要学生証発売日:6月15日(土) 10:00公式サイト:
2024年05月20日名優シルヴィア・チャンとサイモン・ヤムが夫婦役を演じた『燈火(ネオン)は消えず』が来年1月12日(金)から公開される前に、サイモン・ヤムのインタビュー映像が公開になった。本作は、腕利きのネオン職人だった夫ビル(サイモン・ヤム)が亡くなり、彼がやり残した最後のガラス管ネオンを完成させようと奔走する妻メイヒョン(シルヴィア・チャン)と周囲の人々の姿を描く感動作。香港は“100万ドルの夜景”と紹介されることもあるが、2010年の建築法等の改正以来、ネオンは違法とされ、特にこの2、3年で9割ものネオンが姿を消したという。本作では、記録映像、CG、撮影用に新たに作ったネオンで“香港のネオン”を再現している。インタビュー映像に登場しているサイモン・ヤムは香港映画ファンなら知らぬ者はいない名優。ジョニー・トー監督の『エレクション〜黒社会』『エグザイル〜絆』『PTU』『スリ(文雀)』などでも知られている。「僕が育った湾仔(ワンチャイ)の街にはネオンがたくさんあってね。思い入れがあるから、監督にこの役を打診された時、使命感を感じた」と語るサイモンは、ネオン職人から指導を受け撮影に臨んだ。映像にも彼が指導を受けながらガラス管を曲げている様子が登場する。かつての東京がここにないように、かつての香港もここにはない。しかし、スクリーンの中には、かつての東京や香港がまだ生きている。上映されるたびに香港の燈火(ネオン)は輝く。本作は、かつての香港を愛した人、かつての香港映画を愛した人必見の1作だ。『燈火(ネオン)は消えず』2024年1月12日(金)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネマート新宿ほか全国順次公開©A Light Never Goes Out Limited. All Rights Reserved.
2023年12月30日ニール・サイモンの傑作『ビロクシー・ブルース』に出演する濱田龍臣、宮崎秋人、松田凌、鳥越裕貴が顔を揃えた。4人が演じるのは、第二次世界大戦中の新兵訓練所の若者たち。ブロードウェイを代表する喜劇作家が描くユーモアたっぷりの青春グラフィティをどう見せるのか。3年前に初舞台を踏んだばかりの濱田と、数多くの舞台を経験していて普段から親交のある宮崎、松田、鳥越が混じり合っていく様は、想像するだけで楽しそう!久しぶりの共演は「変な緊張感」「小っ恥ずかしい」──濱田さんは全員と初共演で、宮崎さん、松田さん、鳥越さんはそれぞれ一度共演を経験しておられます。この顔合わせについての感想から聞かせてください。濱田僕はお三方とも今日が初めましてなんです。だから、今も緊張して、どうしようと思っています(笑)。松田でも、俺たち3人も共演経験はありますけど、秋人とは7年ぶり、裕貴とは10年ぶりくらいで、久しぶりなんです。宮崎プライベートではよく会ってますけど。松田2日前にも会いました。鳥越仲良しすぎるのよ(笑)。宮崎(松田とは)養成所の同期ですから。裕貴とも昔は仲良かったんですけど……。鳥越そう、一回いろんなことがあったんです。そこは深く掘らないでください……。松田いやいやいや、裕貴くんともずっと仲良しですから(笑)。だから、俺たちが濱田くんを少しでも盛り立てていけたらなと。ご迷惑おかけするかもしれないですけど。宮崎年上組が好き勝手やって(笑)。松田(濱田に)今おいくつなんですか。濱田8月で23歳になりました。松田えっ、嘘!?この貫禄たるやっていう感じがしますね。鳥越僕らの10コ下だ。宮崎僕と裕貴は同学年なんです。鳥越好き勝手やるって言ったのは考え直そう。頑張る。頑張ります(笑)。──お三方は、久しぶりの共演についてどんな思いがありますか。鳥越変な緊張感があるというか、それぞれがどう歩いてきたのかがここで出るのかなと思うと、イヤ〜な感じがします(笑)。宮崎正直、手放しで「やった!」という感じではないですね。嬉しいんですけど、プレッシャーというか小っ恥ずかしさがある。それこそ裕貴が言うように、「お前ちゃんと成長した?」っていう見られ方をするのかなと。松田同じ思いです。でも、年月を重ねて得た新しい感度みたいなものは絶対あるでしょうし。それが演出の小山ゆうなさんにどう映ってどう演出していただけるかによって、自分たちの新しい色を見出だしていければいいなとは思います。──濱田さんは初めて共演する方々ばかりの現場はいかがですか。濱田どういう人なのかなとか、お芝居をどうぶつけてくれるのかなとか、何もかもが楽しみです。特に僕が演じるユージンは全員と同じくらいの熱量で対話するんですが、自分がどうぶつけていくのか、それをどう受け止めてもらえるのか、日々試行錯誤しながらの稽古期間になると思うので。仲良くしていただければいいなと思っています(笑)。ユージンの恋愛シーンにキュンキュン──この『ビロクシー・ブルース』は、ニール・サイモンの自伝的戯曲ですが、どんなところに面白さや魅力を感じられましたか。宮崎第二次世界大戦の頃の物語で時代背景は今とは違うんですけど、ニール・サイモンが若い頃に抱いていた感覚は、今の若者とまったく変わらないんだなと思いました。ユージンの念頭にあるのは童貞を卒業することだったり、特に男はずっとそういう生き物なんだなっていうのは感じましたね。松田戦争という状況にもかかわらず、笑えるんですよね。もちろんその立場になってみないとわからないですけど、同年代の男の子たちが集まってみんなでくだらない夢の話をしたり、本を読んでいると自然に笑えるシーンがたくさんあって。これを客席で観るとどういう思いになるんだろうなと、過去に上演されたときにすごく気になってはいたので、皆さんにもそういう期待を持って観に来ていただけるような魅力のある作品だと思います。鳥越セリフの素敵さ、面白さというのをすごく感じます。喜劇ってこういうことなんだって、改めて勉強になったというか。このツッコミができたら面白いなと思いながら本を読みましたね。それだけに、セリフの意図をちゃんと伝えられるかっていうプレッシャーがすごくあるんですけど。あと、ユージンの恋愛のところはもうキュンキュンして。あれはお酒とツマミを用意してずっと観ていたい。「頑張れ」って応援していたいです。宮崎ユージン、かわいいよね。鳥越ね。こういう自分が最初に抱いた感覚を、しっかり届けたいです。濱田僕はまだ2回くらいしか戯曲に目を通せてなくてすべてを拾えているわけではないんですけど、ワードセンスがすごく的確だなということは感じていて。確かにこう言われたらこの時代背景の深いところまで見えてくるよなとか、どういう人間なのかがわかるなという言葉遣いがなされていると思うんです。ユージンは最初にビロクシーの新兵訓練所に送られる仲間たちの様子を語っていて、その言葉が後にそれぞれのキャラクターを際立たせるものになっていくと思うので。なおさら、言葉をしっかり表現して、この物語の世界観とそれぞれの人物の人間性を伝えなければなと。だから、ここを一番気張らなきゃと思っていたら、最後にももうひとつ膨大なセリフがあって、ちょっと震えています(笑)。でも、さらに読み込んで自分なりに解釈を広げて、稽古に向かいたいと思います。──そのキャラクターについても教えてください。自分と似ているところや、演じるにあたって課題になりそうなところは?鳥越セルリッジは自分ではユーモアがあると思っているヤツなので、僕の特性が活かせる役だなと思っています。僕も一応自分を面白いと思っているんですけど、ウケていないときもあるのはわかっているので(笑)。あと、意外と軍人として成功している人なので、そうやって面白くわちゃわちゃしながらも、水面下ではちゃんと動いているところをどう見せるか。そのフックをどれだけちゃんと置けるかというのは重要になるなと思っています。松田僕の課題は歌ですね。シーンの移り変わりや節目となる場所でカーニーが歌を口ずさむんですけど、僕は歌を得意としているタイプではないので、お芝居とは別に頑張らなきゃいけないところだなと。役と似ているところはわからないですけど、この年代の若者の気持ちはずっと持ち続けているので共感はできます。カーニーに似てるねと言われるようになればいいなと思います。宮崎今まで僕は骨太で熱血漢というような役柄が多かったので、それとは真逆のエプスタインの役づくりは大変だろうなと思っています。似ているのはお腹を壊しがちなところぐらいですかね。鳥越たまに鋭い発言をするところは似ているよね。宮崎あー確かに。僕も慇懃無礼なところがあるんです(笑)。濱田僕はユージンほどではないですけど、この人はどんなお酒を飲むんだろうとか、人のことを勝手に想像することがあるので、そこは似ているかなと思います。課題はストーリーテラーの役割も担うことですね。未来から過去を語るのではなく、そこで生きながら今起きていることを客席に語りかけるので、その二面性を使い分ける難しさはちょっと怖いなと思います。4人それぞれの「舞台」への想い──ユージンがストーリーテラーでもあるその構造も舞台ならではだと思いますが、舞台という場所についての思いを改めて聞かせてください。鳥越コロナ禍で、公演が中止になったり無観客配信になったり、すごくつらい思いをしたからこそわかったことがあって。舞台ってお客さんありきで成立するものであり、皆さんにお見せするために、スタッフさんを含めみんなで一生懸命あの空間を作り上げてるんだなと思うと、とんでもない仕事をさせてもらってるんだなと改めて思うんです。だから本当にちゃんとしようと引き締まります。松田僕にとって生きている実感が得られるのは、舞台に立って拍手をいただいているときなんです。初めての舞台でそう感じたから、僕は俳優という人生を選びました。だから今も、拍手は鳴り止むまで絶対に聞くようにしていて、拍手をいただける俳優でいられるようにと毎日必死になっています。宮崎近いかもしれないですけど、僕はずっと新人気分ですね。舞台は10年以上やってきましたが、作品に入る度に「こんなにたくさんのセリフどうやって覚えるんだっけ」と思いますし、初日になれば緊張しますし、千穐楽には寂しいなと思いますし、慣れはまったくありません。これだけやってきたという事実が自信につながりはしますけど、じゃあ具体的にこれができるようになったということもないですし。だからこそずっと追い続けていけるな、ずっと舞台に立つ人として演劇ファンでいられるなと思っています。濱田僕は20歳になった2020年から舞台のお仕事をいただく機会が増えてきました。ただ、役を演じる上で大切にしたいことは映像も舞台も変わりはなくて。その役のプロローグとエピローグを想像して、ここに至るまでにどんな生活をしていたんだろう、この後はどんな人生を送るんだろうと考えて、ちょっとでもその役を理解したいと思っているんです。そしてなかでも、そうやって自分の中に落とし込んでいった人物を直接お客様に観ていただける舞台は、あー芝居をやっているなという実感にもつながってすごく楽しいんですよね。もちろん責任もありますけど、やっぱり楽しんでお芝居ができるのが一番なので。今回も、この物語の前のユージンは、毎日何時に起きて何をしてたんだろうとか、そういうところまで考えて、楽しみたいと思います。取材・文:大内弓子撮影:杉映貴子ヘアメイク:(濱田)白銀一太(TENT MANAGEMENT)/(宮崎)野中真紀子(éclat) /(松田)西村裕司(earch) /(鳥越)GLEAMスタイリスト:(濱田)前田順弘 /(宮崎)上田 リサ /(松田)ヨシダミホ /(鳥越)金野春奈衣装協力:(濱田)VICTIM(VTM)・CASPERJOHN(Sian PR) /(宮崎)ANEI / (鳥越)EKCOOKIESぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★濱田さん&宮崎さん&松田さん&鳥越さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>『ビロクシー・ブルース』作:ニール・サイモン翻訳:鳴海四郎(早川書房/2009)上演台本・演出:小山ゆうな出演:ユジーン:濱田龍臣エプスタイン:宮崎秋人カーニー:松田凌セルリッジ:鳥越裕貴ヘネシー:木戸邑弥ワイコフスキ:大山真志デイジー:岡本夏美ロウィーナ:小島聖トゥーミー:新納慎也2023年11月3日(金・祝)~11月19日(日)会場:東京・シアタークリエチケット情報:公式サイト:
2023年10月20日Netflixの実写ドラマ「ONE PIECE」シーズン2に、ジェイミー・リー・カーティスが出演するようだ。製作総指揮、脚本、共同ショーランナーを務めるマット・オーウェンズが「Deadline」に明かした。「非常に重要な役に有名俳優をキャスティングする機会に恵まれました。ジェイミー・リー・カーティスが『ONE PIECE』のファンだということもわかって。ジェイミーが『ファンだ』と言うや否や、私たちは『よし、彼女に出演してもらおう。さぁどうしよう』となりました。そしてとてもラッキーなことに、シーズン2に出てくるDr.くれはがジェイミーにぴったりな役だったんです」。製作チームは今年のアカデミー賞で、ジェイミーが助演女優賞(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)を獲得した際にDr.くれはのフィギュアを贈って受賞を祝ったという。実は、ファンから「Dr.くれは役にはジェイミーがいい!」という要望は前から出ており、ジェイミー本人もインスタグラムでストライキが終わったら「Dr.くれは役をもらうために働きかける」と宣言していた。その投稿にはDr.くれは役に扮したジェイミーのイラストや、「ONE PIECE」ファンであることをアピールする写真がアップされていた。コメント欄にはオーウェンズから「“働きかける”なんて必要ないですよ。フィギュアを贈ったのはそういうわけですから。(ストライキが終わって)私たちが手にするべきものを得て仕事を再開したら、話をしましょう!」と匂わせていた。ハリウッドでは、全米脚本家組合のストライキは終了したものの、全米映画俳優組合のストライキは継続中。オーウェンズはストライキが終結したら「彼女をディナーに招待して話をします」「どうしてもシーズン2に出演してほしいので!」と語っている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月06日サイモン・ペッグやマーク・ライランスらが共演、英国の実在の諜報機関「GCHQ」を舞台に現代のサイバー戦争の実態を描く「GCHQ:英国サイバー諜報局」(原題:THE UNDECLARED WAR)がスターチャンネルEXにて7月3日(月)より配信開始。予告編映像が到着した。GCHQ(政府通信本部)とは、イギリスの諜報、サイバー、セキュリティ機関。前身は第一次世界大戦後の1919年、ブレッチリー・パークに作られたGCCS(政府暗号学校)で、第二次世界大戦時には天才数学者アラン・チューリングが中心となりドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読に成功したことで知られている。今年の5月には、104年の歴史上初の女性長官が就任したことが大きなニュースとなったばかり。本作は2024年、総選挙を控えた英国を舞台に、ロシアによるサイバー攻撃を受け混乱に陥ったGCHQのサイバー諜報員チームとロシアのハッカーたちとの攻防をスリリングに描くスパイサスペンス。主人公の天才WEBコーダー・サーラ役には、映画『バービー』にも出演し、今後の活躍が期待されている新星ハナー・ハリーク=ブラウンが抜擢。『ミッション:インポッシブル』シリーズのベンジー役として『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開)の公開が控えるサイモン・ペッグ、『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞を受賞し、『ボーンズ アンド オール』でのマーク・ライランスなど英国を代表する映画スターが出演する。ハッキングやフェイクニュース、ロシアによる他国の選挙介入や機密情報のリークなど、現代のサイバー戦争を徹底調査のもと、不気味なほどリアルにとらえており、クリエイターはBAFTA(英国アカデミー賞)を7度受賞しているピーター・コズミンスキーが務めている。解禁となった予告編映像では、突如システムがシャットダウンし、サイバー攻撃を受けたGCHQの様子から始まる。その日からGCHQで働くことになったインターン生のサーラは、コードの中に仕掛けられたウイルスを発見。サイバー攻撃の犯人はロシアのFSB(連邦保安庁)であることが明らかになっていく…。戦争と同様の攻撃に、非常事態宣言をする英国首相や、デモを起こす群衆など事態が混乱する中、天才サイバー諜報員VS.ロシアのハッカーによる壮絶な戦いが始まる。GCHQ作戦本部長役のサイモン・ペッグや、老練 のGCHQ職員を演じるマーク・ライランスのいぶし銀の魅力も光る映像となった。現代のサイバー戦争を、英国諜報機関・GCHQを舞台にリアルに描くクリエイターはBBCドラマ「ウルフ・ホール」で2016年ゴールデン・グローブ賞作品賞を受賞、BAFTA受賞歴は7回を誇る名監督&脚本家ピーター・コズミンスキー。彼が5年の歳月をかけGCHQとサイバーテロについて徹底的なリサーチを行い脚本を書き上げた本作は、ロシアにより“宣戦布告なしに”突如仕掛けられたサイバー攻撃に翻弄されるGCHQと、総選挙目前に通信障害が発生し混乱を極める英国政府、そしてSNSを駆使して反英プロパガンダ作戦を行ったり、フェイクニュースを拡散するプーチン政権のFSB(連邦保安庁)との攻防を描く。ウクライナ侵攻やボリス・ジョンソン氏の退任など直近に実際に起きた出来事がタイムリーに織り交ぜられ、その描写はリアルでスリル満点。主人公には大型新人、ハナー・ハリーク=ブラウンが抜擢。各国のスパイたちの葛藤も描かれる主人公サーラを演じるのは新星ハナー・ハリーク=ブラウン。レイフ・ファインズやマシュー・マクファディンの映画デビュー作を手掛け、新人発掘に定評のあるピーター・コズミンスキーが抜擢した。彼女は優秀なインターン、サーラ役を演じるにあたり、2か月間でJavaScriptとC++の2つのプログラミング言語を独学、サイモン・ペッグ、マーク・ライランスらと共演し、複雑な主人公を演じきった。そのほか、英国初の黒人首相役に『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』のエイドリアン・レスター、GCHQ長官役に「ザ・クラウン」などのアレックス・ジェニングス。さらにロシア人スパイなど主要な役どころにはフレッシュな俳優をキャスティングし、国家に翻弄される若者たちの葛藤も瑞々しく描いている。実在する情報機関を舞台に、“サイバー攻撃”の脅威を描く!斬新なサイバー世界の表現にも注目英国のGCHQ(政府通信本部)、米国のNSQ(国家安全保障局)、ロシアのFSB(ロシア連邦保安庁)のサイバー上の攻防は、フィジカルな戦いと違い、音もなく姿も見えないだけにより恐ろしさを感じさせる。優秀なハッカーたちによる攻撃や、SNS上でプロパガンダを流すロシアのインターネット・リサーチ・エージェンシー(略称:IRA、通称:グラヴセット)による“トロール工場”の描写もリアル。GCHQに勤めていたというサイモンの叔父も認める的確な描写に、英国民でさえ実態を知らないこの組織を知ることができる。また、暗号解読に挑む主人公の頭の中を“コードワールド”というゲームのような別世界で表現し、コードを追っていく様子を斬新な演出で描いており、没入感もたっぷり。早くもシーズン2が決定革新的な作品で定評のある英・チャンネル4で2022年6月に放送開始、8月に米・Peacockで配信されて以来、続編を待ちわびる声が多数上がっていたが、早くもシーズン2製作決定。クリエイターのコズミンスキーは最終話に、続編で回収すべき伏線を残していることを明かしている。海外ドラマ「GCHQ:英国サイバー諜報局」は7月3日(火)よりスターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-にて配信開始。【配信】Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」<字幕版>7月3日(月)より独占日本初配信開始 毎週月曜1話ずつ更新【放送】BS10スターチャンネル<STAR1字幕版>8月15日(火)より毎週火曜23時~ほか※8月5日(土)14時より字幕版 第1話 先行無料放送<STAR3吹替版>8月18日(金)より毎週金曜22時~ほか(text:cinemacafe.net)
2023年06月06日絶賛公開中の『ハロウィン THE END』よりメイキング特別映像が解禁。主演のジェイミー・リー・カーティスのインタビューと撮影中の様子が収められている。1978年、鬼才ジョン・カーペンターが生み出した『ハロウィン』(78)から続く、“ブギーマン”との死闘を描く本シリーズ。本作でついに最終章を迎える。主演を務めるジェイミー・リー・カーティスは1978年、当時19歳でシリーズ第一作目となる『ハロウィン』に主演。この作品の監督・脚本を務めたジョン・カーペンターと、プロデューサーの故デブラ・ヒルが生み出したローリーは、カーティスの輝かしいキャリアを決定づける役柄となった。その後、シリーズの成功によって、ローリーというキャラクターがもつ強さは困難に立ち向かう力の象徴として認知され、いまやホラー映画のアイコンとして位置付けられている。解禁された映像でカーティスは「心も魂も血も振り絞って生きてきた」と前作で娘を殺されたローリーの壮絶な4年間をふり返る。前作から4年後の本作で、再びマイケルの凶刃が彼女を襲うことになるのだが、本映像の中には、4日間かけて撮影されたというローリーとマイケルの最後の戦いの舞台裏も収められている。現在65歳という年齢にも関わらず、激しいアクションにも挑戦し、「生々しく、残酷に」とホラーにおけるアクションのこだわりを見せる場面も。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が「ジェイミーは『ハロウィン』の象徴」と言い表すように、常に全力で演じ、製作面でもスタッフをサポートしてきた。一方で、突然自分のメガネをスタッフのシャツで拭くなど、お茶目な一面も垣間見られ、彼女がどれだけスタッフに愛され、慕われてきたか感じ取ることができる。カーティスが「彼らの深い関わりと友情はとても特別」と言うように、長年シリーズを共にしたスタッフとの絆は固い。映像の最後には、クランクアップ時の様子を映しており、感極まったカーティスが涙ぐむ場面も。これまでローリーと一心同体で歩んできたカーティスは「ローリーに別れを告げるのは辛い」と心境を明かしている。先日行われたアカデミー賞授賞式のスピーチでも、ジャンル映画を支えてきた人々に称賛を送ったカーティス。彼女の45年の集大成となる伝説の最終決戦を見届けてほしい。『ハロウィン THE END』はTOHO シネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィン THE END 2023年4月14日、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開Ⓒ2022 UNIVERSAL STUDIOS
2023年04月14日12日(現地時間)にアカデミー賞で助演女優賞(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)を受賞したジェイミー・リー・カーティスが、朝の情報番組「Today」に出演。司会者のサヴァンナ・ガスリーに「彼女(オスカー像)に名前は付けましたか?」と聞かれ、「娘の応援をするという意味で、(オスカー像の代名詞は)They/Themにしようと思って。ただThemって呼ぶようにします」と話した。ジェイミーは夫で俳優・監督のクリストファー・ゲストと1984年に結婚し、養子2人を迎えた。2021年、そのうちの1人がトランスジェンダーであることをジェイミーが公表。「AARP」誌に「息子が娘ルビーになるのを、夫と共に驚きと誇りを持って見守ってきました」と語った。こういった経緯があり、ジェイミーはオスカー像をジェンダーニュートラルな代名詞「They/Them」で呼ぶというのだ。「They(オスカー像)は元気にしていますよ。うちで落ち着くことでしょう」とオスカー像にペタッと寄り添うジェイミー。「ここ数日間に起きたことは、私の人生で全く思いもしなかったことです。すべてのことに、本当に本当に感動しています」と感極まって涙声になってしまった。(賀来比呂美)
2023年03月15日映画『ハロウィン』最終章となる『ハロウィン THE END』が来年4月に公開されることが決定。主演のジェイミー・リー・カーティスが日本のファンに向けた特別コメント付きの超特報映像も到着した。1978年、鬼才ジョン・カーペンターが32万5,000ドルの製作費をかけて生み出し、4,716万ドルの全米興行収入を記録した『ハロウィン』(’78)は、いまなおホラー映画の金字塔として愛され続けている。そして、映画史に残るホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出し、数多くの作品やクリエイターたちに影響を与えた。その78年版から40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』(’18)は、全世界で2億5,561万ドルを稼ぐ大ヒットを記録し、批評家や観客からも高い評価を獲得。2021年には続編となる『ハロウィン KILLS』が公開され、全世界で1億3,164万ドルの興行収入を記録した。最終章では、前作に引き続きデヴィッド・ゴードン・グリーンが監督・脚本・製作総指揮を、キャラクター原案、製作総指揮、音楽をシリーズ生みの親であるジョン・カーペンターが務め、『透明人間』『ハッピー・デス・デイ』など良質ホラー作品を製作するブラムハウス・プロダクションズを率いるジェイソン・ブラム(製作)、ダニー・マクブライド(製作総指揮・脚本)ら、『ハロウィン』(’18)からの強力な製作陣が続投。ジェイミー・リー・カーティス-(C)Getty Images主人公ローリー・ストロードを1978年の『ハロウィン』からシリーズを支え続けるジェイミーが務めるほか、ローリーの孫娘アリソン役のアンディ・マティチャックやカイル・リチャーズ、ウィル・パットンが続投、本作の物語の鍵を握る一人コーリー役としてローハン・キャンベルが新たに参加している。今回公開された映像では、冒頭、ジェイミーが日本のファンへ日本語で挨拶をしたあと、45年に渡るローリーとマイケルの戦いをふり返りながら、本作で最終決戦を迎えることを告げる。そして、第1作目の映像を含む過去のシリーズの映像を交えながら、これまでのローリーとマイケルの戦いをプレイバックするとともに、さらにパワーアップして帰ってきたマイケルの姿、そして第1作目を彷彿とさせる衣装を身にまとったローリーが、「さあ 行くわよ」とマイケルに挑まんとする姿がとらえられた。なお本作は、今月に全米公開され、40,050,355ドルの興行収入で全米No.1のオープニングを記録している。『ハロウィン THE END』は2023年4月、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィン THE END 2023年4月、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開Ⓒ2022 UNIVERSAL STUDIOS
2022年10月31日2003年に公開されたディズニー製作の『フォーチュン・クッキー』について、主演のジェイミー・リー・カーティスが続編製作にやる気を見せた。主演作『Halloween Ends』のプロモーション活動で、トーク番組「The View」に出演したジェイミー。ファンから「『フォーチュン・クッキー』の続編出演には前向きですか?」という質問が寄せられると、「もうディズニーとは連絡を取っているんですよ。友だちがディズニーで働いていて。それに私、ディズニーの新しい『ホーンテッド・マンション』の映画にも出るので」と答えた。『フォーチュン・クッキー』は、ジェイミー演じる母親とリンジー・ローハン演じる娘の中身がふとしたことから入れ替わってしまうというコメディ。「中身が入れ替わってしまうおばあちゃんにならせてください。それで、リンジー・ローハンがセクシーなおばあちゃんになって、いまもいろんな意味で(ライアン役の)マーク・ハモンと幸せで。単純に、リンジーがホットなおばあちゃんになっている姿が見たいです。それに、私がいまの子供たちとどう接しようとするのかも見たいですね。私がオールドレディとなったこの時代の世界で、過保護な親になってみたいんです」と続編の構想について語った。ジェイミーとリンジーとの友情は現在も続いており、メールを送り合う仲だという。ディズニーがGOサインさえ出せば、また2人が母娘を演じる『フォーチュン・クッキー』続編製作が実現するようだ。【更新】10月11日15:55 記事の内容に誤りがあり一部修正いたしました。(賀来比呂美)
2022年10月11日ティファニーは、2022年のバレンタインデーキャンペーンとして、アーティストのカーティス・クリグ(Curtis Kulig)とのコラボレーションを発表いたしました。ニューヨークを拠点に活躍するクリグは、筆記体で書かれた「Love Me」のアイコンで一躍脚光を浴びました。「ブルー・イズ・ザ・カラー・オブ・ラブ」と名付けられたクリエイティブなパートナーシップは、ティファニーが革新的で創造性豊かなアーティストたちと展開してきた多くのコラボレーションの中で、愛と約束をブランドのテーマの一つとして掲げるティファニーへのオマージュとなり、アート、言葉、そして愛そのものが持つ力を称賛するものです。© 2022 Tiffany and Company. ® & © 2021 Curtis Kulig「『Love Me』は私にとって非常にパーソナルなものとして構想され、それが自然に他の人の解釈へと発展していくのです。だからこそこの作品は面白いのです。」カーティス・クリグはこう述べています。また、今回のティファニーとのコラボレーションについて彼は、「ティファニーとのクリエイティブなプロセスはとても自然なものでした。」と説明しています。カーティス・クリグは、ティファニーのバレンタインキャンペーンのために特別に、アイコニックな「Love Me」のコンセプトを「Dare Me」「Know Me」「Kiss Me」といったメッセージに置き換え、大胆なティファニー ブルーのタイポグラフィーに落とし込んだ一連の作品を制作しました。2005年以来、クリグのシンプルかつパワフルなメッセージ「Love Me」は、ニューヨーカーに深く浸透し、ポップカルチャーを語る上で欠かせないものとなっています。そして「ブルー・イズ・ザ・カラー・オブ・ラブ」キャンペーンでは、大切な人やご自身へのバレンタインデーのギフトとしてもお勧めの「ティファニー ハードウエア」、「ティファニー T」、新作の「ティファニー ノット」などのジュエリーコレクションとともに、クリグがティファニーのために制作したアートワークが展開されます。ティファニー ハードウエア グラジュエイテッド リンク ネックレス18K イエローゴールド 195万8,000円-税込上:ティファニー T ワン ヒンジ バングル 18K ローズゴールド、ダイヤモンド 297万円-税込下:ティファニー T ワン ワイド ヒンジ バングル 18K イエローゴールド 88万円-税込ティファニー T スクエア ブレスレット 18K イエローゴールド 80万8,500円-税込上:ジャン・シュランバージェ16 ストーン リング プラチナ、18K イエローゴールド、ダイヤモンド 150万7,000円-税込下:ティファニー T ワン リング 18K ローズゴールド、ダイヤモンド 53万9,000円-税込ティファニー ノット ダブル ロウ ヒンジ バングル18K ローズゴールド、ダイヤモンド 297万円-税込ティファニー ノット ペンダント18K イエローゴールド、ダイヤモンド 52万8,000円-税込ティファニー® セッティング エンゲージメント リングプラチナ、ダイヤモンド 0.18カラット~ 20万円台~ティファニー ビクトリア™ ダイヤモンド ヴァイン サークル ペンダントプラチナ、ダイヤモンド 114万4,000円-税込エルサ・ペレッティ™ ダイヤモンド バイ ザ ヤード™ シングル ダイヤモンド ペンダント18K イエローゴールド、ダイヤモンド 0.18カラット~ 20万円台~こちらの商品はすべて、ティファニーの公式オンラインストアにてお求めいただけます。大切な方へのギフトにも、ティファニー ブルー ボックスに白いサテンリボンをかけてお届けします。ティファニー公式オンラインストア:
2022年02月10日リリー・コリンズとサイモン・ペッグが初共演した、名家に隠された忌まわしき秘密を巡る極上のミステリー映画『インヘリタンス』が、明日6月11日(金)より公開。この度、公開に先駆けて、本作のメイキング映像と新たな場面写真が到着した。今回の映像では、キャストのインタビューと撮影の様子が分かるメイキングが収録。映像ではまず、急死した資産家の父が遺した、家族にまつわる秘密を解き明かそうと奔走する検事ローレンを熱演したリリーが「自身の尊厳を守るため闘ってきた女性で、自分の意思を押し通す強い女性像に共感できた」と自ら役柄について語るシーンからスタート。そして、30年に渡り地下室に囚われていた謎の男を演じたサイモンは、そんなリリーについて「初めから気が合った」とその相性の良さをふり返っている。前作『アニー・イン・ザ・ターミナル』に続いて、サイモンを起用したヴォーン・スタイン監督は「役のために体脂肪率を6パーセントに落とし、常軌を逸した人物を作り上げた」と驚異の役作りについて語っており、サイモンも「食生活を徹底的に管理して減量トレーニングをした」と言い、「印象的な役を演じられて俳優としても面白い体験だった」と明かしている。『インヘリタンス』は6月11日(金)より新宿武蔵野館ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:インヘリタンス 2021年6月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020. 1483, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年06月10日リリー・コリンズ、サイモン・ペッグ、コニー・ニールセン、チェイス・クロフォードらが出演する、名家に隠された忌まわしき秘密を巡る極上のミステリー映画『インヘリタンス』より、日本版予告映像と場面写真が到着した。『白雪姫と鏡の女王』『あと1センチの恋』のリリーが、急死した資産家の父が遺した家族にまつわる秘密を解き明かそうと奔走する検事を、『ミッション:インポッシブル』シリーズ(ベンジー役)のサイモンが、30年に渡り地下室に囚われていた謎の男を演じ初共演する本作。今回到着した予告編では、父の死後、鍵を相続したリリー演じるローレンが地下室を訪れるシーンからスタート。怪しげなその場所には、サイモン演じるモーガンと名乗る男が囚われており、ローレンに因縁と忌まわしき秘密を明かす。リリーは「ハラハラドキドキすること間違いなしのスリラーです」と本作について語り、「願わくば、ご覧になる皆さまが予想もできないような真相へお連れしたい。脚本を読んだとき、私は二度驚かされました。ローラーコースターのような体験をお楽しみください」と呼びかけている。『インヘリタンス』は6月11日(金)より新宿武蔵野館ほか順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:インヘリタンス 2021年6月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020. 1483, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年05月01日三谷幸喜が、自らを演劇の道へと導いた“恩師”、喜劇王ニール・サイモンの傑作コメディの演出に再び乗り出した。『ロスト・イン・ヨンカーズ』(2013年)に続く今回は、サイモン自身の下積み時代の体験を描いたとされる、人気コメディアンのオフィスに集う放送作家たちの物語だ。瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之の鉄板のチームワークが立ち上げる、三谷×サイモンの笑いに大注目!王道から外れたものにあえてチャレンジしたくなる——三谷さんが手がける2本目のニール・サイモン作品です。前回の『ロスト・イン・ヨンカーズ』から7年ぶりになりますね。僕自身、翻訳モノの演出の経験は数えるほどしかないんです。どうしてもオリジナルでやりたいものを優先してしまって。たとえば初めて手掛けた翻訳モノの『桜の園』(2012年)では、チェーホフのどこが面白いのか、どこに皆は魅了されるのだろうか、喜劇と言われているけど、本当にそうなんだろうか――と、勉強のようなつもりでやりました。ゴルドーニの『抜目のない未亡人』(2014年)も、コクトーの『声』(2013年)も、自分では絶対に書かないような作品をあえて演出することで、何か自分に得られるものが欲しい――、そんな思いがあるんです。ただ、僕はニール・サイモンに出会えたことで、この演劇の道に進んだとも言えるので、やはりいつかはやりたいと思っていました。でも『おかしな二人』や『サンシャイン・ボーイズ』のような、いわば“ザ・ニール・サイモン”的なものは、今、僕が演出しても、あまりワクワク感がないように思っていて。僕も、お客さんも。だから『ロスト・イン・ヨンカーズ』も今回も、ニール・サイモンの王道から少し外れたものにあえてチャレンジしてみようと思ったんです。——『23階の笑い』は1950年代のアメリカ・テレビ業界が舞台。冠バラエティ番組を持つ人気コメディアンと、彼のオフィスで働く個性的な放送作家たちの物語です。ジョークを潜ませた会話の応酬、そのテンポの良さが圧巻ですね。正直なところ、翻訳台本を読んだ時に、これを立ち上げるのはかなり難しいなと思いました。とくにコレといった事件が起こるわけでもなく、とにかくジョークの応酬で。コメディライターたちの話だから、台詞のすべてがジョークと言ってもいいくらいで、どういうさじ加減でやればいいのか、上演台本を作る時にかなり苦労しました。「あ、ここでアメリカ人は笑うんだろうな〜」なんて想像しながら2時間観ていただくのは申し訳ないので、ちゃんとコメディとして成立するものにしないといけない。かといって日本人がわかるような日本語のダジャレや時事ネタみたいなものは入れるべきではないし……。なかなか難しいチャレンジでした。個性豊かな登場人物たちは「水族館の魚を見るように」楽しんでもらえたらもちろんニール・サイモンの作品をムチャクチャにはしたくないから、きちんと戯曲どおりですよ。でも、ちょっとぶっ飛んでいる登場人物たちばかりで、なかなか感情移入して観るのは難しいだろうなと最初は感じました。ではお客さんは何を観たらよいのか? と考えた時に、僕自身が主人公のルーカスと同じように新人作家として、ベテランの放送作家の人たちに混ざってバラエティ番組とかを作っていた時期があったので、そこにすごく重なる部分があると思ったんです。とにかくここに出てくるマックス・プリンスという人気コメディアンを筆頭に、この不思議な人たちの生態をきちんと描き出そうと。ヘンな例えですけど水族館で魚を見るような感じで、彼らの生き様を2時間飽きずに、お客さんに観てもらおう。あ、この人たちは本当に生きているんだな! といった匂いや空気感を、きちんと作るべきだと思ったんです。配信ドラマを手がけて感じた今のテレビドラマ界の限界僕、このあいだ配信のドラマ(編集部注;「Amazon Prime Video」にて配信中の香取慎吾主演『誰かが、見ている』)をやったんですが、そのときに、常に時間に追われて制作されている地上波のテレビドラマは、もしかしたら、もう限界に近づいているんじゃないかなと感じることがありました。でも僕はテレビが大好きだから、もしいつか終わりが来るのであれば、それをきちんと見届けなければいけないという思いをもったんです。それと同じ空気を、このマックス・プリンスたちの物語に感じるんですね。華やかで勢いのあった50年代のテレビ界の中で、取り残されていった人たちの物語――ならば、その人たちの滅び方というか、踏ん張り方をちゃんと見せることが、今この『23階の笑い』をやる意味だという気がするんです。僕が経験した1980年代の、テレビが元気だった頃の空気感をうまくこの作品の世界観に重ねて、それをお客さんに楽しんでもらうことが一番の見せ方なのかな……と感じて今、作っています。「瀬戸康史さんを“休ませない”のがテーマ」――多彩な面々が揃ったキャスト陣——キャストは、三谷作品におなじみの方もいれば、初参加の方も。この物語の登場人物と同様に個性の強い、華やかな顔ぶれです。そうですね、とても力のある俳優さんたちが集まってくださいました。理想は、「この人たち、覚えた台詞を言っているんじゃなく、今思いついた言葉でやりとりしているのでは?」と見えるくらいにしたいんですよね。今回はそれが出来る俳優さんたちですし、おそらくその域までたどり着くような気がします。ニール・サイモンの舞台を観ると、普通だったらあんなにしゃべる人たちはいないし、あんなに洒落た台詞を言い合う夫婦なんてありえない……と思うことがあります。それをどれだけリアルな空間に落とし込めるか――、この挑戦は面白いですね。——魅力の出演陣から、三谷さんの舞台に初参加となる瀬戸康史さん、吉原光夫さん、鈴木浩介さん、山崎一さんについて、稽古場での印象などをお願いします。瀬戸さんが演じるルーカスは、ほかの人たちが会話している場にいて何もしない時間が長いんです。なので一瞬たりとも気が抜けないように、皆に目配りしてコーヒーを入れたり、何かを片付けたり、相槌を打ったりとか、台詞以上に覚えなきゃいけないことが山ほどあるようにしたい。瀬戸さんを休ませないのがテーマですね。吉原さんは、ちょっと強面で怖いじゃないですか。で、「自分はコメディをやったことがないので」って堂々と仰るので、どうしていいかわからない(笑)。でも(吉原と同じく劇団四季に所属していた)栗原英雄さんとかいろんなところから「吉原をよろしくお願いします」とメールが来て、多くの人に可愛がられているんだな、というのはわかりました。でもまだ怖いです(笑)。鈴木さんは同じ事務所ですが、実は一度も会ったことがなかった。お会いする機会がなかったんですね。すごく何でも器用にこなしちゃう人かな〜と思っていたら、意外にそうではない、ということがなんとなくわかってきた(笑)。ただ、あの品のある佇まいは得難い。僕のオリジナル作品にも出て欲しい人です。山崎さんは、まあ、控えめに言って最高です。あの清潔感と存在感は得難い。面白い役者さんです。ヴァルというロシア移民の役で、ロシア語訛りの英語を話す、と戯曲には書かれているんです。それで、あえて翻訳調の“主語述語をハッキリ、きちんと言う人”にしたんですけど、もう、山崎さん、完璧です。歩く姿が三木のり平さんに似ているんです!面白い台詞とそのやり取りを存分に笑って楽しんでもらいたい——中心人物であるコメディアン、マックス・プリンスを演じる小手伸也さんは『子供の事情』(2017年)に続いての三谷作品への登場ですね。マックス・プリンスという人を誰にやってもらうかで、このお芝居は決まってくるわけです。小手さんはご自分でもホンを書かれたり、演出もされる方で、僕が思っていた以上に知的な人でした。あの体型なので、もっとノホホンとしたのんきな人なのかな? とイメージしていたんですが、ご本人は全然そうじゃない真逆のタイプでした。劇団をやっているだけあってリーダーシップもあって、皆の上に立つカリスマ性を持っている感じもある。それで今回マックスを誰にするかという時に、思い切って「小手さんは?」と提案しました。ご本人はビックリしていると思いますよ。このマックス・プリンスのモデルになっているのはシド・シーザーというコメディアンです。お笑いの人って、人前で演じている時と普段がまったく違って、オンオフの切り替えがものすごくはっきりしている人が多いんだけど、この物語はマックスのオフィスで展開するので、彼が表に立っているところは観客にはいっさいわからないんです。だから、「テレビに出ている時の感じをそのまま引きずっているマックスにしよう」と小手さんと話しました。「いるだけで面白い。一挙手一投足がコメディアンのそれになっているふうに作りたい」とお願いしたら、小手さん、頑張ってくれてます。彼は体の動きがすばらしい。足をぶつけて痛がっている様子とか、それだけでチャーミング。僕のマックス・プリンスがここにいる、という感じです。——いろいろ想像するだけで笑いが込み上げてきます。本番が楽しみです。『23階の笑い』はポピュラーではありませんが、ニール・サイモンの代表作に匹敵するくらい面白いものだと、皆さんに再認識していただけたら嬉しいです。とにかく皆おしゃべりで洒落ていて、ある種のファンタジーとして観ていただけるのではないかと思います。不思議な登場人物たちのやりとりを十分に味わえるよう僕なりに工夫しましたので、たくさん笑って、楽しんでいただけたらと思います。取材・文:上野紀子撮影:源賀津己■公演情報『23階の笑い』作:ニール・サイモン翻訳:徐賀世子演出:三谷幸喜出演:瀬戸康史 / 松岡茉優 / 吉原光夫 / 小手伸也 / 鈴木浩介 / 梶原善 / 青木さやか /山崎一 / 浅野和之2020年12月5日(土)~2020年12月27日(日)会場:世田谷パブリックシアター(東京)チケットは11月22日(日)よりチケットぴあにて一般発売開始! ※11月16日(月)11:00まで先行抽選受付中
2020年11月14日サイモン・ペッグ&ニック・フロスト、エドガー・ライト監督の黄金トリオで贈る『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』が12年の時を経て、新作映画の公開が軒並み延期されている2020年、それこそ“呼ばれてもいないのに”復活上映することが決定した。ストーリー大学を主席で卒業後、警察学校でもトップの成績を残し、配属されたロンドン首都警察では断トツの検挙率を誇るエリート警官ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)。その優秀さに疑いの余地はないものの、熱血で模範的すぎる仕事ぶりのせいで署内では疎ましがられる存在でもあった彼は、やがてイギリス一安全といわれるグロスターシャー州サンドフォードへの異動を命じられる。評判通りの平和な村でエンジェルを待っていたのは、緊張感のない所轄署の警官たち。新しい環境でも大真面目に勤務するエンジェルは、ここでもすぐに浮いた存在となる。日々のパトロールや脱走したペットの捜索を続ける長閑な毎日の中で、ある事故をきっかけにエンジェルは村に漂う違和感を察知する。なぜ、警官たちは犯罪を認めようとしないのか。なぜ住民たちは非協力的なのか。その原因を突き止めるため、エンジェルは警察映画マニアでお人好しのダニー(ニック・フロスト)を相棒に捜査を進めることを決意するが…。2007年イギリスで公開され、3週連続NO.1を記録し、海外のファンや評論家からも高い評価を得たにもかかわらず、日本では劇場スルー、DVD発売のみとなったが、熱烈なファンの署名運動により、その後、劇場公開が実現した本作。公開当時はフィルムでの上映だったが、今回は音響機器や鑑賞環境が格段に進歩した最新鋭シネマコンプレックスでの上映に対応するため、デジタル化を施しての復活。『ベイビー・ドライバー』が世界的大ヒットとなり、2019年には本国での公開から15年の月日を経て『ショーン・オブ・ザ・デッド』が日本で初公開されたエドガー・ライト監督。盟友サイモン・ペッグ&ニック・フロストと作り上げた傑作をぜひスクリーンで。『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷・新宿ほかにて復活上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン! 2008年7月5日より渋谷シネマGAGA!ほか全国にて順次公開© 2006 Universal Pictures International. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年06月08日ジェイミー・リー・カーティスが、ハロウィン当日に「恐怖で叫び声を上げる季節がやってきた…」とキャプションを添え、『ハロウィン』(2018)の続編『Halloween Kills』(原題)に関する動画を公開した。撮影現場を映した21秒の短い映像で、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が「アクション!」と声を掛ける姿や、ジェイミー演じるローリーの娘&孫を前作から演じているジュディ・グリア、アンディ・マティチャックの姿が確認できる。暗く、おどろおどろしい映像と音楽が恐怖を誘うが、最もインパクトが強いのは最後のシーン。ストレッチャーに横たわっているジェイミーが血まみれなのだ。劇中でジェイミー(ローリー)に何が起こるのかは不明だが、撮影裏のためジェイミーは笑顔で「ハッピー・ハロウィン!」とカメラ目線で言っている。ファンたちはジェイミーが公開した撮影現場映像を観て「待ちきれない」、「ありがとう」、「スクリーム・クイーン!」と喜びの声を上げた。2018年に公開された『ハロウィン』は、ジェイミーが出演し、1978年に公開された『ハロウィン』から40年後の世界を描いた作品。女性が主役のホラー映画で、史上最高のオープニング興収を稼ぐ大ヒットとなった。『Halloween Kills』、『Halloween Ends』(原題)の3部作構成になることが発表されている。『Halloween Kills』は来年10月16日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハロウィン(2018) 2019年4月12日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS
2019年11月01日土曜日(現地時間)、香港俳優のサイモン・ヤム(64)が中国の広東省・中山市でのイベント中に、男に果物ナイフで腹部を刺されて負傷した。その際、手にもケガを負ったという。「South China Morning Post」によれば、傷は幅2センチ、深さ3センチで内臓もわずかな損傷を受けたが、現地の病院で手術を受け、命に別状はないとのこと。容疑者の男は現行犯逮捕されており、「チェン」という名字と年齢が53歳であることが明らかになっている。統合失調症を患っているとの報道もある。ビルのオープニングイベントに出演していたというサイモンは、事件当時、ステージに呼ばれて上がってきた招待客にプレゼントを手渡していた。そのうちのひとりとみられたチェン容疑者に、サイモンが握手しようと手を差し出すと、チェン容疑者はナイフを取り出してサイモンに襲い掛かったという。病院へ搬送される間、サイモンが意識を失うことはなかった。1955年、香港生まれ。サイモンはモデルとして芸能界でのキャリアをスタートさせ、1970年代後半に俳優デビュー。これまでに230本以上のテレビや映画に出演してきた。2003年には、ハリウッド映画『トゥームレイダー2』に出演を果たしている(Hiromi Kaku)
2019年07月22日40年前に『ハロウィン』でスクリーンデビューを果たし、“スクリームクイーン”としての名を世界に轟かせたジェイミー・リー・カーティス。16年前の作品を最後に、ローリーを演じることはないと考えていた彼女が、4月公開の『ハロウィン』で復活を遂げたのには、ジェイク・ギレンホールが関係していたという。1978年、ジョン・カーペンター監督が生み出した『ハロウィン』は、後世に語り継がれるホラーキャラクター“ブギーマン”と恐怖を煽る象徴的な音楽で全米を震撼させ、32万5000ドルの製作費で4700万ドルの興行収入を記録、以降のホラー映画に多大な影響を与えた。そんな『ハロウィン』公開から40年、今作ではデヴィッド・ゴードン・グリーン監督によって新たな恐怖が解き放たれる。1978年版『ハロウィン』で恐怖から逃げ切り、唯一の生き残りとなったローリー・ストロードを演じ、銀幕デビュー。元祖スクリーム・クイーンと呼ばれたのがジェイミー。オリジナル作品のほかにも、3作の『ハロウィン』シリーズに出演した彼女は、約16年前の作品を最後に、キャラクターの銀幕上の活躍には終止符が打たれたと考えていたそう。だがしかし、『プリズナーズ』『ナイトクローラー』『ノクターナル・アニマルズ』などに出演する俳優ジェイク・ギレンホールからのメールをきっかけに、今回ローリーとして復活を果たすことに。実は、ジェイクの名付け親であるジェイミー。そんなきっかけとなったメールは、ジェイクが“ボストンのヒーロー”を熱演した『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』で、グリーン監督と仕事を共にしたばかりのとき。「ジェイク・ギレンホールの友人のデヴィッド・ゴードン・グリーンが『ハロウィン』について私と何か話をしたがっているよってメールしてきたの。ジェイクはこうも言ったの。彼との仕事は最高に創造的な経験だったって。デヴィッドとだとこれまで感じたことのない自由を感じるんだって言っていたわ」とジェイミーはこうふり返る。しかし、すでに何度目かあった『ハロウィン』への出演を依頼する口説き文句について慎重な姿勢のジェイミーは、誘いを用心して聞いたようで「お話しているとき、デヴィッドは情熱的で、前向きだった。彼がアイデアを私に話し始めた時、私は言ったのよ“どうかもう話さないで。脚本を送ってください。オープニング・シーンを読んだら返事しますから”」と言ったという。そして「オマージュと新しさが見て取れた。“とても面白い、気に入ったわ!”って思った」と脚本を気に入ったからこそ本作を受けたと明かす。「スムーズに事は運んだわ。過去にリンクする、完全な歴史をもった独自の映画よ。40年後の新しい物語。2つの映画は共にあって、締めくくり、完全なものになる。同じ話を、新しい世代が、かつての『ハロウィン』同様にシンプルで象徴的な方法で語るの」と力強く語っている。『ハロウィン』は4月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィン(2018) 2019年4月12日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS
2019年04月02日映画初出演&初主演となる新星・阪本一樹と、デビュー20周年を迎える俳優・須賀健太が出演する青春ロードムービー『サイモン&タダタカシ』。この度、本作のキービジュアル&予告編が公開された。■好きな人が絶対に自分を好きになってくれなかったら…?工業高校3年生。卒業後は大学に進学するサイモンと、実家の工場を継ぐ親友のタダタカシ。男だらけの生活に焦ったタカシは、サイモンと共に“運命の女”を探すための旅に出る。ギター片手に全力で突き進むタカシに対し、秘めた想いを伝えられないサイモン。夜空に流れ星が降った夜、それぞれの想いを抱えた旅は、予測できない結末へと進みだす――。本作は、園子温、矢口史靖、熊切和嘉、李相日、荻上直子など、日本映画界の第一線で活躍する監督たちを世に送り出してきた新人監督の登竜門、第24回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップ作品。『ネオ桃太郎』でPFFアワード2014 ジェムストーン賞を受賞した小田学監督の長編デビューとなる本作は、叶わない恋心を抱えるサイモンと想いに気付かないタダタカシの“好きな人の好きな人を探しに行く旅”を描く青春ロードムービー。■阪本一樹×須賀健太、注目の若手俳優が主演!親友のタダタカシに叶わない想いを抱えながら、タダの運命の女を探す無謀な旅についていくサイモンを演じるのは、第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞した新星・阪本一樹。また、ロマンチストでどこか抜けている愛されキャラの相棒・タダタカシを、『獣道』『ダブルミンツ』「髑髏城の七人」と、映画・ドラマ・舞台とマルチに活躍する須賀健太が演じる。ほかにも、間宮夕貴、井之脇海、田中日奈子、山本圭祐、大島蓉子、菅原大吉らが出演している。■「気持ち悪い!」須賀健太がフラれる…!?公開された予告編映像では、サイモンの秘めた想いが切なく描かれる一方、タダタカシがぽっちゃりした同級生にあっさりフラれる様子、運命の女に会いに行くことを決意する場面などがコミカルに映し出される。また本作は実写だけではなく、アニメーションやジオラマ撮影、特撮も取り入れられている。『サイモン&タダタカシ』は3月24日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年01月28日サイモン ミラー(SIMON MILLER)の2017年春夏コレクションより、新色の「ボンサイバッグ」が登場。2017年3月3日(金)より発売される。アメリカ生まれのデニムブランドであるサイモン ミラーは、美しいシルエットのデニムのほか、ミニマルなデザインのバッグを展開している。 中でも、人気を博している「ボンサイバッグ」はバケツ型にリングの取っ手をつけたデザイン。スエードやレザーに映える、シルバーやゴールドリングがコーディネートのポイントに最適だ。女優のエマ・ワトソンやケイト・ボスワースなども愛用者に名を連ねている。今シーズンは、山形県の美しい山岳風景をインスピレーションにした新色を展開。繊細な緑の“グラデーション”を表現し、マスタードイエローやテラコッタオレンジ、オリーブグリーン、モスグリーンといった鮮やかなカラーのほか、アイボリー、ブラックといった定番色からなるバッグコレクションを完成させた。素材はヌバックやゴートスキンを使用。全てのレザーアイテムはフランス産のナチュラルレザーが用いられており、ニューヨークの工場でデザインと生産が行われている。また、荷物が多い人におすすめしたいのは「バーチバッグ」だ。スクウェアシェイプで、容量が大きいため実用性抜群のモデルとなっている。こちらも自然をイメージした、目の覚めるような色合いで展開される。春のデニムスタイルにサイモン ミラーのバッグを合わせてみてはいかがだろう。【詳細】サイモン ミラー 17年春夏新作バッグ発売日:2017年3月3日(金)価格:・BONSAI 15 50,000円・BONSAI 20 76,000円・BIRCH 115,000円・MINI BIRCH 58,000円【問い合わせ先】EDSTROM OFFICETEL: 03-6427-5901
2017年03月04日サイモン ミラー(SIMON MILLER)が3月3日から、“IT BAG”である「BONSAI」と「BIRCH」の新色を発売する。クリエイティブディレクターであるダニエル・コリガンとチェルシー・ハンスフォードは、2017年春夏シーズンのコレクションリサーチで山形県を訪れ、美しい緑の“グラデーション”に覆われた山岳風景に出会った。そこから着想を得たコレクションテーマが、繊細な色で表現する“グラデーション”。マスターズイエロー、テラコッタオレンジ、オリーブクリーンなどの鮮やかな色味や、アイヴォリー、ブラックといった淡い色味からなるコレクションを完成させた。サイモン ミラーが提案するライフスタイルを語る上でイット バッグ(IT BAG)となった「BONSAI」が今シーズンよりシリーズカラーにちなんだモスグリーンのヌバックと、マスタードイエローのゴートスキンで展開される。
2017年03月04日サイモンとガーファンクルは1964年のアルバムデビューから1970年の活動停止の間、5枚のアルバムを発表した。その後も再結成を重ね2009年にも来日している。2017年の第二弾はサイモンとガーファンクル。なんと1,937名の方が回答してくれています。休みがちなこの連載も市民権を得られたようでうれしいね!さて、ミュージシャンの生年月日を紹介したのがウケたようなので、今回も同世代を並べてみる。ポール・サイモン 1941年10月13日アート・ガーファンクル 1941年11月5日ボブ・ディラン 1941年5月24日ジョン・レノン 1940年10月9日ポール・マッカートニー 1942年6月18日ジョーン・バエズ 1941年1月9日ドノヴァン 1946年5月10日ジョン・ロード(ディープ・パープル リーダー) 1941年6月9日 2012年7月16日没何となくゆかりのありそうな人を並べてみました。ボブ・ディランと同級生(もしかしたら1学年下?)というのは運命を感じますね。ドノヴァンを除くと当時のフォークシーンはアメリカ勢が圧倒的に強かった。最後のジョン・ロードは僕のゴリ押しです。2009年、東京ドームでのライブは僕も見に行った。彼らも68歳だったので「それほど多くの曲はやらないだろう」と舐めて掛かっていたらとんでもない誤解だった。3時間以上は優にあったと思う。それぞれのソロパートを1時間程度挟んだので休憩できたのだと思うけど、ガーファンクルの声なんてレコードと変わらず美しかった。そしてなによりも驚いたのが、熱烈なファンというわけではない僕がほとんどの曲を知っていたことだった。偉大なミュージシャンはそういうことなのだと思い知らされた。つべこべ言わず僕の選んだベスト11の順位を見てもらおう。今回は1,937名のうち「サイモンとガーファンクルが好き!」と答えてくれた665名!(これが過去最大級!)の方の答えを有効回答数としてアンケート結果とした。一挙にお見せしよう! これが僕の選んだS&Gのベスト11曲だ。順位をまずはみてもらいたい。どうよっ! やはり1位、2位はこの2曲だった。支持率もサウンド・オブ・サイレンス 89.9%、明日に架ける橋 87.3%と伯仲している。3位以下も日本においての知名度に則した順当な並び順と言ってもいい。でもみなさん、納得しないで欲しい。サウンド・オブ~は89.9%の人は好きと言っているが、10.1%は好きじゃないと言っているのだ! ナゼだ! サイモンとガーファンクルが好きな人だけの結果で1割のファンが好きじゃないと言っているのだ(しつこい?)。前回のジミヘンのアンケートでも、ジミヘン好きにパープル・ヘイズが好きと答えた人は86.5%に留まったのだ。13.5%もの人間がジミヘン好きにして、パープル・ヘイズ嫌いと言っている。不思議な現象だが、公正で厳正なアンケート結果であるのでしかたない。気を取り直して進めよう。○この曲 好き? サウンド・オブ・サイレンスこの曲、2バージョンあるのを知ってますか? ポール・サイモンのアコースティック1本のみのものがオリジナルで、エレキギター、ドラム、ベースが被さったものがあとから作られた。そのバンドアレンジバージョンが炸裂したのだ。1位にして89.9%の支持率、うなづけますね。○この曲 好き? コンドルは飛んで行く3位は86.7%の得票でこの曲。僕も小学4年製の時、このシングルを買った。初めて買った洋楽のレコードだったと思う。感慨深い。○この曲 好き? スカボロー・フェア4位は79.5%を獲得したスカボロー・フェア。コンドルは飛んでいくがインカ民謡で、この曲はイギリス民謡。フォークをアレンジするのがS&Gはとても上手かった。この曲、アコースティックギターが美しいし、とても複雑だね。上手く弾けるとカッコイイですよね。○この曲 好き? 冬の散歩道6位は71.1%で冬の散歩道。この曲自体は66年に発表されていて、ビートルズはラバー・ソウル、リボルバーまで進化を遂げ、ボブ・ディランもライク・ア・ローリング・ストーンを発表しロック色が強まっていた。S&Gのこの曲もビートとリフの強い曲でカバーではバングルスのバージョンもカッコイイ。○この曲 好き? 7時のニュース/きよしこの夜パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイムに収録されたこの曲は8位58.8%と低調に終った。僕自身はポール・サイモンの今までにはないコーラスの不思議なメロディに心惹かれるのだがみなさんはそうでもないようで残念……。○この曲 好き? 旧友68年発表のブックエンドに含まれたこの旧友、地味だが複雑なコードを多用したポール・サイモンの才能の偉大さを思い知らせてくれる。11曲中10位の55.1%の指示だがぜひ聞いておいてもらいたい名曲です。○この曲 好き? フランク・ロイド・ライトに捧げる歌メイキングの映像ののち、0:41あたりから11位48.7%と最下位になってしまったが、僕は断然この曲を1位に推薦したい! S&G実質最後のアルバム「明日に架ける橋」に収録されており、旧友と同様ポール・サイモンがフォークソングやポップスに収まらない器の大きさを見せた曲なのだ。うーん、いいですよね。いかがでしたか? ほとんどが聞いたことのある曲だったのではないでしょうか? 偉大なグループってそういうことですよね……。***さて今回は読者のコメントがヒジョーに熱いものが多いです。「懐かしくて涙が出てきしまいます。若い時に聞いていたあったかい光景が蘇りました」(愛知県54歳男性)PN.JUJU「久しぶりにS&Gの曲を聴きました。良き時代でした」(千葉県59歳男性)「映画やドラマの挿入歌で元彼がよく聞いていたので青春時代を思い出す。甘酸っぱい感じがします」(岡山県39歳女性)PN.おんつぁま「懐かしい~。学生時代によく聴きました。当時はサイモン&ガーファンクルとカーペンターズの熱烈なファンでした」(福島県58歳男性)「懐かしかったです。友達にカセットテープに入れてもらってスリ切れるまで聞きました。卒業はグッときます」(愛知県50歳女性)「サウンドオブサイレンスのタイトルが素敵だなぁと中学生の時に思ったのを思い出しました。あと、パセリセージローズマリーエンドタイムのおかげでハーブを覚えました(笑)」(福島県30歳女性)──みなさんの思い出、十分伝わりましたよ。「アメリカが1番、四月になれば彼女は、が2番目に好きです」(東京都53歳男性)──ああ、スミマセン、僕のベストにはどちらも入ってなかったのです。「片方、死んじゃいましたね」(三重県45歳男性)──キャーっ! 生きてますよ!! お元気ですよ! 誰と勘違いしたんだろう?今回のサイモンとガーファンクルを思い出してか、カーペンターズの対決リクエストが非常に多く、一時代を感じますね。次回のアンケートは未定ですが仕込んでおきますのでお楽しみに。あまり間が空かないようがんばります。調査時期: 2016年12月16日~12月18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 1,937名(男性1,191名 女性746名)調査方法: インターネットログイン式アンケート
2017年02月10日窓の外に広がる東京の街並みを眺めつつ、「日本に来る飛行機の中で『シン・ゴジラ』を見たから、ちょっと複雑な気分」と笑うサイモン・ペッグ。映画愛に溢れていて、穏やかで、ユーモラス。そんな彼が来日を果たしたのは、『スター・トレック BEYOND』のプロモーションを行うためだ。このシリーズ最新作に、サイモンはキャストとしてだけでなく、脚本家としても関わった。彼が共同脚本家のダグ・ユング共々、生み出したストーリーはこうだ。カーク船長と宇宙船エンタープライズ号の面々は、ある任務のため未知の惑星へ。しかし、謎の敵から攻撃を受け、船は大破し、クルーも散り散りばらばらになってしまう。「僕自身、シリーズのファンだからエンタープライズ号大破案には激しく抵抗を感じたけど(笑)、そこには意味がちゃんとある。宇宙船の崩壊は、クルーをまとめていたものが失われることの象徴。そこから元に戻れるのかという、人間関係の試練が描かれていくんだ」と明かすサイモンだが、宇宙船大破の展開も興味深ければ、クルーが離れ離れになる際の組み合わせも面白い。意外な者同士がバディとなり、見知らぬ土地でサバイバルを繰り広げる。「最初に思いついた組み合わせは、スポックとボーンズ。性格も正反対で、ボーンズはカークの感情、スポックはカークの理性を表す存在でもある。そこで彼らからカークを取り払い、2人の間に何が生まれるのかを見てみたかった。一方、リーダーのカークと年若いチェコフの組み合わせでは、父と息子のような関係が楽しめる。そして、スールーとウフーラは過去2作で会話すらしていない印象だったから、新鮮で面白いと思ったんだ」。その頃、サイモン演じるスコッティは…と言うと、謎の女性戦士ジェイラに遭遇。敵か味方か分からない彼女にスコッティは翻弄されるが、「ジェイラはクールでイケてるんだ。スコッティはダサくてイケてないのにね」と、やや口惜しそう?「ジェイラから見たスコッティはオジさん。ただ、彼自身は古臭いんだけど、『スター・トレック』は未来が舞台だから話がちょっとおかしなことになってくるよね(笑)。とにかく、ジェイラはアイデアも豊富で、自立していて前向き。そんな女性とイケてない男性が出会うことにも面白さがある。スコッティは自分が正しく、すべてを知っていると思い込みがちだけど、時にそれは間違っているんだ」。さすがは“男と女”を分かっているサイモン?「僕自身はクールなんだけどね!いや、残念ながらそうでもないな…」とうなだれつつ豪快に笑うが、女性に理解ある(!)脚本家サイモン・ペッグであることと女性を分かっていない(?)スコッティの両立は、さぞ難しかったのではないだろうか。「僕の撮影があるときはダグに脚本家としての判断を任せ、それ以外のときは僕も脚本家として撮影に立ち会った。でも、言うほど簡単に切り替えができるはずもなく、自分の撮影シーンにも脚本家として意見を出したり、キャストが僕に脚本のことを聞きに来ることはあったよ。とは言え、自分の撮影シーンは休暇みたいな気持ちだった。キャスト仲間とくつろげるし、演じること自体が僕にとっては楽しみ以外の何物でもないから。もちろん、脚本家であることも楽しんでいるよ。次の『スター・トレック』の脚本にはスケジュールの都合もあって関われないけど、ダグとはまた一緒に何かを書きたいと思っている」。演じることが楽しい。物語を書くことが楽しい。俳優として、脚本家として、サイモンは常に映画作りを楽しんできた。彼に負けず劣らず、映画作りを楽しむ仲間たちと共に。「エドガー・ライトやニック・フロストは僕の大切な仲間。彼らと一緒に作った『ショーン・オブ・ザ・デッド』を見て、J.J.エイブラムスは『M:i:lll』に僕を誘ってくれたんだ。そして、J.J.と真の友となり、『スター・トレック』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演できたのだから、やはり出会いは大事だし、仲間の存在は大きいと思う」。それにしても、映画の中の彼からも常々感じていたことだが、サイモン・ペッグの声は非常にセクシーだ。こう指摘されることも多いのでは?と訊くと、「う~ん、ときどきね。…フハハハハ!」と照れ隠し。「自分ではずっと耳にし続けているものだから、もはやよく分からないし、むしろ嫌気もさしているけど…(笑)」と続ける。「映画の中の自分の声を聴いたり、録音したものを聴いたりするのは妙な気分。実際とはちょっと違うなって違和感を覚えるしね。子どもの頃、初めて自分の声を聴いたときも、妙な感じがしたな。でも、褒めていただいたのは素直に嬉しいです。ありがとう(笑)」。そんなサイモンが大事にする“声”とは?それは、「心からの声で語ること」だという。「脚本家としても、俳優としても、語る物語が心からのものであるよう僕は心掛けている。そこには、真実が伴っていなくてはならないと思うんだ」。「たとえそれが『スター・トレック』のようなファンタジーでもね。感情の真実や社会を反映した真実は、どんな物語にも必ず根づいているべきものだから」と、やはりいい声で言うサイモン。「いいSFはロボットや宇宙船よりも、人間について語っている」とも語る彼の真実が、『スター・トレック BEYOND』には根づいている。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)
2016年10月24日『8 Mile』『L.A.コンフィデンシャル』のカーティス・ハンソン監督が71歳で死去した。20日、意識不明の男性がいるとの通報を受けた救急隊員がハリウッドヒルズのハンソンの自宅に駆けつけ、ハンソンが亡くなっているところを発見したという。救急隊員が駆けつけたその場でハンソンの死亡が確認され、心臓発作が死因だったとTMZは報道している一方で、ロサンゼルス警察は正式な発表を行っていないものの、死因は「自然要因」によるものであったとヴァラエティにコメントしている。ハンソンはアルツハイマーを患っており、最近映画界から引退していたと伝えられていた。『8 Mile』で主役を務めたラッパーのエミネムは、ハンソンに追悼のメッセージを贈っており、その中で「カーティス・ハンソンは俺を信じてくれてデトロイトを舞台にラップバトルを繰り広げるというクレイジーなアイデアを映画にしてくれたんだ。彼が俺を『8 Mile』の俳優にしてくれたんだよ。彼を知ることができて俺は幸運だ」と感謝。1994年作『激流』に出演したケヴィン・ベーコン、映画監督であり俳優のロヴ・ロウ、女優のアビゲイル・スペンサーらも次々と追悼のメッセージを贈っている。ハンソンは1992年作『ゆりかごを揺らす手』、キャメロン・ディアスとトニ・コレット主演の2005年作『イン・ハー・シューズ』、2012年作『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』などと、たくさんの名作を生み出し、1998年にはブライアン・ヘルゲランドとともに『L.A.コンフィデンシャル』でアカデミー賞脚色賞を受賞している。(C)BANG Media International
2016年09月22日「ワン・ダイレクション」の育ての親サイモン・コーウェルが彼らの近況について「The Sun」紙に語った。数週間前にキャピトル・レコードとソロ契約を交わしたリアム・ペインについて「正直に言えばちょっと不愉快。だって、何年も一緒に仕事をしてきたアーティストがほかのレコード会社の元へ行っちゃうだなんて」とかわいがってきた愛弟子が切り開いた道を手放しで喜べない様子。「でもまぁ、これが音楽業界ってものさ。残念だけどね。ほかのメンバーはこういうことはしないと思うけど」。サイモンの目にはリアムの行動は不義理に映ったようだ。リアムより一足先に「1D」の所属先のコロンビア・レコードとソロ契約を結んだハリー・スタイルズについては、「みんなが願っていたことだからよかったよ」と嬉しそう。ナイル・ホーランはサイモンが所有するレコード会社Syco Musicとのソロ契約がささやかれているが、サイモンが言及することはなかった。残るルイ・トムリンソンについては、サイモンが製作総指揮を務めるオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に審査員として出演させ、「よい経験になったと思う。テレビ局ウケもプロデューサーウケも非常によかったから、ほかのテレビ番組からのオファーが来ても不思議じゃない」とテレビ向けのルイに太鼓判を押した。気になる「1D」の再結成については、「それぞれがソロで活躍するのは確実だろう。再結成は彼らの決断に任せるよ」とコメントした。(Hiromi Kaku)
2016年08月03日