西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の11話が12月15日に放送。航がテニスを嫌がる理由に、「可愛すぎる」や「名言出ました」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中で店長になった美容師・賢二を内野聖陽、史朗たちの友人・航を磯村勇斗、小日向を山本耕史、史朗の分けっこ仲間・佳代子を田中美佐子、佳代子の夫・富永さんを矢柴俊博が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。史朗(西島秀俊)と航(磯村勇斗)は、小日向(山本耕史)や富永さん(矢柴俊博)が所属するテニスサークルの試合を観戦していた。本当は試合後、賢二(内野聖陽)も合流して富永家で食事会をする予定だったが、富永さんがギックリ腰を患い食事会は中止に。楽しみにしていた航は拗ねてしまうが、その後、代理でコートに立つことになりミラクルを起こす。試合後、小日向と航が史朗の家に来ることになり、賢二も早上がりして帰宅。「リコッタチーズのパンケーキが食べたい」という航の要望で、パンケーキパーティーをすることに。ハニーコームバター、フルーツ、生クリームにチョコレートソース。賢二と航のわがままにも応えつつ完成した、史朗と小日向お手製のふわふわパンケーキを見たふたりは大はしゃぎ。そしてとある日の夕方。スーパーアキヨシで、佳代子(田中美佐子)は長らく会いたかった賢二を見つけるも、声を掛けられず、逃げるように去ってしまい――というのが11話の展開。ずっと会いたかった賢二を見つけたものの、話しかけられなかった佳代子は、改めて史朗と賢二を夕食に誘う。感激する佳代子と冨永さんだが、賢二はそこで史朗が普段ふたりに自分のことをたくさん話していることを知る。そして佳代子は賢二に「あたし、幸せもお裾分けしてもらってるって感じかなー」と言うのだった。史朗が賢二のことを愛情いっぱいに話している姿にSNSでは「ねぇ、泣いちゃうよ、シロさんのエピソードも、それを聞かされてるケンジも」や「無意識にケンジへの想いが口に出ちゃってるシロさんかわいい。好きな人には美味しいものたくさん食べて欲しいもんね~」、「ほんとシロさん、いつもケンジを思って料理してるんだよね。表に出さない優しさが沁みる…」などの声が。また、物語の序盤で小日向のプレーを見ていた航は、史朗に「なんでラブが0なの?」と不満そう。テニスで0点のことをラブと呼ぶことが気に入らない様子だった。そしてその後、史朗と賢二だけで富永家を訪問したことを知った航は、小日向に駄々をこねる。その中で出た「ラブが0とか悲しいからイヤ」という発言に、「名言でました」や「ラブがゼロなの悲しいからイヤって思う航くん可愛い。それを無償の愛に例える小日向さんと結局ワケ分からん「航ラブ」になるのホント最高」、「ラブが0とか悲しいから嫌!は名言だし、可愛すぎるだろジルベール……そういうとこだぞ」などの声が上がっている。【最終話あらすじ】母・久栄(梶芽衣子)と父・悟朗(田山涼成)に付き添って八王子の老人ホームの見学に行ってきた史朗(西島秀俊)。両親は、この施設を気に入った様子だが、史朗は都心に近いところを勧める。そして、高い費用を懸念するふたりに「貯金が底をついたら自分が出す」と言うが、ふたりは「10~20年先は史朗が老人ホームを考える歳」「“老いじたく”をそろそろ本気で考えなきゃダメ」と一蹴。史朗は、自分の老後もそう遠くないことに気づかされる。現実を突きつけられつつ帰宅した史朗は、誕生日が迫った賢二(内野聖陽)にプレゼントの希望を尋ねる。ところが「欲しいものは特にない」との返事。さらに渡しそびれた史朗への誕生日プレゼントも考えているという。そして「プレゼントしあいっこしたい!」「シロさんが選んでくれるものならなんでもいい!」と押し切られてしまい、プレゼント選びで悩むことに。そんなある日、帰宅した史朗は慌てる賢二を目撃。実は賢二は史朗へのプレゼントとのお揃いを自分にも買っており、嬉しくてつい開封してしまっていた。それを見た史朗は、“お揃い”にまつわるふたりのやりとりを思い出し――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月16日女優の松岡茉優、山田杏奈、俳優の磯村勇斗、映画監督の是枝裕和、歌手のアイナ・ジ・エンドが11日、都内で行われた「ELLE CINEMA AWARDS 2023」に出席した。ファッション誌『ELLE(エル)』(ハースト婦人画報社)が、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「ELLE CINEMA AWARDS」。9回目を迎えた今年は、「エル ベストアクトレス賞」に松岡茉優、「エル メン賞」に磯村勇斗、「エル・ガール ライジングスター賞」に山田杏奈、「エル ベストディレクター賞」に『怪物』の是枝裕和監督、「FENDI賞」に『キリエのうた』のアイナ・ジ・エンドがそれぞれ選ばれた。対象作品となった『愛にイナズマ』で「エル ベストアクトレス賞」に輝いた松岡は「とてもうれしいです。やはり俳優というのはこういう場所で評価していただいた時に誰かに届いたんだなと思えるので」と受賞を喜び、受賞作となった『愛にイナズマ』について「イチ観客としては1人じゃないんだと感じた作品で、私だけでなく他にもそういう思いを抱えた人がいるんだなと。反逆するファミリーのラブコメですが、もしまだ見ていない方がいらしたら是非見ていただきたいと思います」とアピールした。本作では佐藤浩市や若葉竜也、池松壮亮らと家族を演じ、「家族を演じるのは私にとって俳優のお仕事でも特別なこと。心の中で尾を引いてしまうような愛情が生まれます」と未だに影響があるという。また、今年を漢字一文字で「愛」と表し、「『愛のイナズマ』も愛がテーマ。愛を持ってすれば苦手だとする人も愛がある人だと思えば争いは起こらないと思うので信じたいです」とその理由を説明した。続けて、来年の抱負について「(作品を)何本やったということではなく、現場現場によって出会う人、チームの中で旗を振る人が現場によって違うことが近年私の楽しみになっています。来年出会えるチームがあったら、そこでの生活を存分に楽しみたいと思っています」と新たな出会いに期待を寄せた。宮沢りえ主演の『月』で「エル メン賞」に選ばれた磯村は、『月』以外にも『正欲』での演技も高く評価された。「ともに社会的なテーマのある作品なので、このような賞をいただけて報われたような気持ちです」と喜びもひとしおで、「今年はたくさんの映画に出演させてもらい、非常に映画の年だったと思います。『月』と『正欲』は僕の俳優人生にとってターニングポイントになる作品。今年は俳優人生の中でも節目だと思います」と今年は充実した年だったという。来る2024年は「また新たな種まきから始め、新たな俳優人生を歩んでいきたいと思います」とさらなる活躍に意欲を見せた。新世代を牽引する映画人に贈る「エル・ガール ライジングスター賞」には、『山女』に出演した山田杏奈が受賞。「『山女』を評価していただき、2度うれしいというか、すごく有り難いと思った1年でした」と笑顔を見せ、「撮影したのは2年ほど前だったんですが、当時は本当にリアルに山の中にずっといたりして私が演じた凛の人生を役とともに生き抜きました」とやりきった様子。また、今年を漢字一文字で「ご縁の"縁"。色んな人とのつながりを大事にして暮らしていきたいと思った1年だったので」と振り返り、来年の抱負は「一つ一つの仕事に真摯に向き合って一つ一つの役を生き抜いていきたいと思います。周りの人への感謝も忘れない1年にしたいですね」と目を輝かせていた。なお、作品賞は、文化人やジャーナリスト、エル・ディレクターなどの投票によって2023年に公開された映画の中からベスト映画を決定する「ELLE CINEMA AWARDS」の第1位にグレタ・ガーウィグ監督の『バービー』、今年新設された特別賞の「ELLE ACTIVE!賞」にヴィム・ヴェンダース監督作品で役所広司主演の『PERFECT DAYS』が選ばれた。
2023年12月12日望海風斗のドラマティックコンサートツアー『Hello,』のゲストが発表された。本ツアーは、昨年開催の『Look at Me』に続く第2弾として、2024年3月から4月にかけて東京・福岡・愛知・大阪で開催される。このたびゲストとして、2024年3月24日(日) の東京公演には、2024年1月15日(月) に開幕するミュージカル『イザボー』で初共演を果たす上原理生、2024年4月25日(木) の大阪公演には、宝塚歌劇団在団中に切磋琢磨し、公私ともに望海と交流の深い朝夏まなとが出演することが決定した。<公演情報>望海風斗ドラマティックコンサート『Hello,』演出・振付:桜木涼介音楽監督:武部聡志プロデューサー:渡辺ミキ【出演】望海風斗井上望、碓井菜央、加賀谷真聡、神谷直樹、齋藤 駿、仙名立宗、中道杏菜、半山ゆきの※五十音順【ゲスト】東京公演3月24日(日) 12:00公演/17:00公演:上原理生大阪公演4月25日(木) 13:00公演/18:00公演:朝夏まなと【東京公演】2024年3月20日(水)〜3月25日(月)会場:東京・日本青年館ホール【福岡公演】2024年3月30日(土)・31日(日)会場:福岡・キャナルシティ劇場【愛知公演】2024年4月20日(土)・21日(日)会場:愛知・東海市芸術劇場大ホール【大阪公演】2024年4月24日(水)~28日(日)会場:大阪・SkyシアターMBS公式サイト:
2023年12月08日■サウナの魅力を『湯遊ワンダーランド』の作者に聞くサウナ好きの名称「サウナー」という言葉も生まれるほど、サウナブームが巻き起こっている昨今。女性の間でもじわじわとその人気が広まりつつあります。そんなサウナでの日常を描いた『湯遊ワンダーランド』(扶桑社)を上梓した漫画家のまんしゅうきつこさん。サウナ内のみにとどまらず、サウナ以外にまで及ぶ人間観察模様がシュールで、クスッと笑える作品です。今回は、まんしゅうきつこさんに、女性にもっと知ってもらいたいサウナの魅力について聞きました。※こちらは2018年6月17日に公開した記事内のリンク切れなどを修正した上で再掲載したものです。■通って3カ月で嬉しい変化?――サウナデビューをされたのはいつ頃ですか?学生時代に太ってしまったとき、痩せるために一時期サウナに通っていました。でも、まったく痩せず(笑)。当時は水風呂にも入っていませんでした。そして本格的にサウナに目覚めたのはここ3年ほどで、現在は週3くらいで通っています。『アル中ワンダーランド』を出す前は、アルコール依存症で固形物を食べず、ウイスキーしか飲んでいなかった時期でした。ガリガリだったのですが、お酒をやめてから10キロ近く太ってしまったんです。でも、今はご飯をたくさん食べるわりには体重が増えなくて。学生の頃、痩せるためにサウナに通っても痩せませんでしたが、サウナ→水風呂のサイクルで代謝機能が上がり、太りにくい体質になったのだと思います。直接のダイエット効果はないんですけどね。――私もサウナ通いをしています。サウナに通い始めてすぐは、まったく汗をかかないですよね。そうなんです。まったくかかない。でも、何回か通ううちに汗をかき始め、サウナのすごさを実感するようになります。もうサウナで何でも解決してしまうような気分になり、SNSにも「どこどこのサウナに行った」と書きたくなる頃(笑)。■いつもぽかぽかの体に――一番顕著に実感できた変化は何ですか?嫌な気持ちをくよくよと引きずらなくなりました。ときには「この野郎!」って思うこともあるじゃないですか。でも、サウナに行くとそういう気持ちが薄まります。今までは嫌なことがあったらふて寝をしていました(笑)。それでは全然解決しなかったものが、サウナにはそんな嫌な気持ちを鎮める効果があると感じました。平熱も1度上がりました。もともと汗をかきにくい冷え性で、35.4度くらいだったのが今は36.4度。常に体が温かい状態です。風邪もひきにくくなりました。■肌がキメ細かくなった気がする「猿山にこういう顔の猿いますよね」(担当編集)――先ほど、サウナによって代謝が上がり、太りにくい体質になったとおっしゃいました。他に美容に関して効果を感じることはありますか?お肌の調子がとても良くなりました!今、ファンデーションを使っていないんです。基本的には日焼け止めを塗った上に、2000円くらいのフェイスパウダーをはたくだけです。多分、サウナで毛穴を開いた後、水風呂で頭から冷水をかぶることで、毛穴が引き締まってキメが細かくなっているのだと思います。サウナ常連のおばちゃんたちは本当に肌が綺麗です。もっと若い女性も美活のためにサウナを利用すればいいのにと、いつも思っています。■美容アイテムが充実。おすすめサウナは?――なぜ若い女性のサウナ人口は少ないのでしょうか。サウナにオシャレなイメージがないからですかね。池袋の「タイムズ スパ・レスタ」は化粧水などのアメニティが有名ブランドのもので、美顔器まで置いてあります。そういう美容アイテムが充実した施設が増えれば、女性のサウナ人口も増えそうですね。でも「テルマー湯」や「ラクーア」のように有名な施設、銭湯でも「萩の湯」など、流行っているところは若い女性も多いように感じます。――銭湯のサウナとスパ施設のサウナ、それぞれ魅力があると思いますが、まんしゅうさんはどちらが好きですか?どっちも好きです。この前、新宿の「テルマー湯」に行ったら、泥パックがあったりヘアアイロンがあったり、やっぱり総合的に良い!と感じました。でも、少し料金がお高めです。だから、スパ施設はご褒美的な感覚で、普段は銭湯のサウナを利用しています。■新刊『湯遊ワンダーランド』のこと――前作は『まんしゅう家の憂鬱』(集英社)、その前は『アル中ワンダーランド』(扶桑社)で、若干シリアスな作品が続いていました。今回の作品にはどのような反響が寄せられていますか?今まで母に漫画を褒められたことはあまりなかったのですが、今回は初めて「すごくおもしろいわ!」と言われたんです。サウナ室内でのヌシ(常連のリーダー格の女性)とのやりとりが面白かったらしくて。67歳の母くらいの年齢の人が読んでも楽しめるんだな、とわかりました。『アル中ワンダーランド』は悲惨すぎたり、『まんしゅう家の憂鬱』は変な行動に走りすぎたりしているところがありますが、『湯遊ワンダーランド』は『アル中〜』と『まんしゅう家〜』の中間にあるような作品という意見もネット上で見かけました。サウナと水風呂に入ることで、いい感じに人間的なバランスが取れたのかもしれません(笑)。(編集後記)まんしゅうきつこさんにとってサウナとは、と尋ねると、こんな答えが返ってきました。「サウナに通うまでは、遊園地に行くような非日常の感覚でしたが、今はすっかり歯を磨くとかアイスコーヒーを飲むとか、それくらいの完全な日常と化しました」。心も体も健康的に、きれいになれるサウナ。『湯遊ワンダーランド』を読むと、サウナ未経験者も、サウナ久々の方も、きっとサウナに行きたくなるはず!Text・Photo/姫野桂※こちらは2018年6月17日に公開した記事内のリンク切れなどを修正した上で再掲載したものです。
2023年12月07日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。 ※この物語はフィクションです。イラスト:あしたのLaw~スカッと法律漫画~【漫画】サウナで迷惑行為を繰り返す男趣味のサウナに通うことが日課になっている主人公。ある日、いつものようにサウナに入っていると…。2人の男性が入ってきました。濡れた体のままでサウナ室に入ってきて、大声で話し始めた男性たち。サウナ室に濡れたまま入るのも、サウナ室内での会話もマナー違反です。マナー違反を繰り返す出典:あしたのLaw~スカッと法律漫画~さらに男性たちは「サウナ室の温度が低い」と言い出し…。とある方法で温度を上げようとしたのです。問題さあ、ここで問題です。どのように温度を上げたでしょう?ヒントサウナで温度を上げるための方法を考えてみましょう。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜正解は「汗でロウリュした」でした。汗を吸ったタオルを絞り、ロウリュをした男性たち。繰り返されるマナー違反に我慢の限界を感じた主人公は…。男性たちに思わず「いい加減にしなさい!」と注意したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2023年12月03日男性は好意を抱いた女性に対し、気づかないうちに特別な行動をしているようです。今回は、男性が本気で愛する女性にだけしてしまう、3つの特別な行動を紹介します。彼があなたに示すこれらの行動に注意してみてください。彼女の理想に近づく努力男性は、自然とその女性の好きなタイプになろうと努力するようです。もし、理想と違ったときでも、女性の理想に近づくために努力を惜しまないでしょう。自分をより魅力的に見せようと、自分磨きに励む彼がいたら、それは彼があなたに愛情を向けて動いている証拠かもしれません。手間をかけてサポートするいつもあなたのサポートを惜しまない男性がいるとしたら、それはあなたを好きだからでしょう。例えば、あなたの荷物を代わりに運んだり、必要なものを買いに行ってくれたり…。本当にあなたに恋している男性は、なんでもあなたのために行動するでしょう。そのような行動があれば、それは好意の証かもしれません。LINEまで丁寧な返信男性は、本心から愛する女性に対して、LINEでも親身になる傾向があります。彼はあなたのメッセージに対し、丁寧に、またあなたと同じトーンで返信するでしょう。彼が雰囲気や言葉遣い、絵文字の使い方など、メッセージの細部まで気にかけているなら、それは彼があなたを大切に思っている証なのかもしれません。彼からの愛情を受け取って今回は、男性が本心から女性に愛情を示す3つの行動について紹介しました。これらの行動は、抑えきれない愛の表現といえるでしょう。もし彼がこれらの行動を示すようになったら、それは2人の関係が新しい段階に進んでいるサインかもしれません。あなたも彼の行動をよく観察して、彼からの愛情をしっかりと受け取ってみてください。(Grapps編集部)
2023年12月01日朝井リョウによるベストセラー小説を映画化した『正欲』よりメイキング映像と写真が解禁された。11月10日より絶賛公開中の本作を早くも鑑賞した観客からは、「今年観た邦画の中でも屈指の傑作」「思いが溢れて涙が止まらなかった。キャストの皆さん、本当に素晴らしかったです」「苦悩する人物を演じ切った俳優陣が素晴らしく、繋がりの尊さと多数派の視野の狭さを問う秀作だった」「顕在化した深層が溢れ出て、本当に観る前の自分に戻れない」など、SNSを中心に絶賛の声が相次いでいる。そんな本作よりこの度、豪華キャスト陣が登場する貴重な撮影メイキング画像と映像が到着。メイキング映像では、検察官の啓喜役の稲垣吾郎や、秘密を共有し合う夏月と佳道を演じた新垣結衣と磯村勇斗が、それぞれ岸監督に演出を受ける様子が映し出されている。風船の膨らませ方について細やかな仕草を提案する稲垣さんや、セリフの言い方についてニュアンスをすり合わせていく磯村さんなど、現場で岸監督とディスカッションを重ねながら撮影している様子が収められている。本作でメガホンを取った岸監督も「この作品ではみなさんとじっくり話しながら作っていくことができ、とても充実した作品になったと思います」とコメントしており、本作がキャスト陣との入念な話し合いが非常に重要だったことを明かしている。そして、劇中でも印象的な、着衣のままプールに浮かぶ夏月のシーンの裏側では、スタッフたちに囲まれながら撮影に挑む新垣さんの姿が。ほかにも、笑顔が飛び交う撮影の合間の様子も収録。まるで夏月と佳道のように穏やかに談笑する新垣さんと磯村さんや、大学のシーンで共演した佐藤寛太、東野絢香、坂東希と岸監督が、劇中のシリアスな役柄とは打って変わって楽しそうに写真撮影に望む姿は、本編を観た後だとさらに味わい深いものになるはず。そしてメイキング映像の最後には、主演を務めた稲垣さんのクランクアップ時の挨拶の様子が映し出される。岸監督を始めとするスタッフや共演者たちの姿から「この作品にかける情熱と思いがすごく伝わってきた」と語る稲垣さんは、「みなさんが妥協することなくワンカットずつ丁寧に粛々とものづくりをされている姿に、やっぱり映画の現場っていいなと思いました。こういうところでお仕事ができるというのは、俳優として本当に幸せなことだと思っています」とコメント。花束を抱えながら笑顔で語る姿からも、本作の撮影が充実したものであったことが伝わってくる。『正欲』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年11月18日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の7話が11月17日に放送。史朗の50歳を祝う航(ジルベール)からのサプライズに「流石ジルベール」や「ジルベール性格悪くて最高w」など喜びの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中の美容師・賢二を内野聖陽、史朗の同僚・志乃を中村ゆりか、史朗の事務所のボス・美江を高泉淳子、史朗たちの友人カップルの航を磯村勇斗、航の恋人・小日向を山本耕史が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。仕事中の史朗(西島秀俊)の様子を見ていた小山志乃(中村ゆりか)は、ずっと贈りたいと思っていたと老眼鏡を渡すが、史朗は頑なに受け取ろうとしない。しかし「素直にお認めなさい」と上町美江(高泉淳子)に一蹴され、仕方なく掛けてみることに。そして想像以上の効果を感じた史朗は、その日の夜、賢二(内野聖陽)から誕生日プレゼントの希望を聞かれ、「老眼鏡」と即答するのだった。そんな折、史朗のもとに、大学の同級生・金森が亡くなったとの知らせが入る。誕生日当日が告別式のため、お祝いは見送ることにした史朗。式には金森の子供3人もおり、すでに全員20代でさらには孫の姿も。参列した同級生たちも自分の子供の結婚話を口にして、史朗は思わず無言になる。金森の妻・諒子(相築あきこ)の話では、金森の闘病生活は3年に及んだという。本人が誰にも知らせないで欲しいと懇願したといい、悪化した最後の2か月までは元気だったようだ。旅行に行ったりもし、心の整理は出来ていたとはいうものの、諒子の表情はやはり寂しそう。そんな話を聞いた史朗は、帰宅後、賢二にある提案をし――というのが7話の展開。以前、賢二からもう誕生日は祝わなくて良いと言われていた史朗は、ふたりの誕生日を一緒に祝う合同誕生日会をしようと提案。「お前の誕生会も一緒にやりたい。それが俺の望みだ」「己のパートナーが大きな病気や怪我もなく無事ひとつ歳をとったんだよ。めでたい以外の何がある」と言う史朗の言葉に、SNSでは「2人分の誕生日を一緒に。大きな病気や怪我せずに年重ねられるってありがたいよなと、しみじみ」や「誕生日って生まれてきたことの祝いじゃなくて、また1年生き延びたってことの祝いね。それなら納得するかも。なんで生まれてきたんだって思ってる勢からすると自分の誕生日も「よくやったな自分!」って盛大に祝えるかもな」など共感の声が。また、誕生会の最後に航たちからサプライズのプレゼントが届くが、それは「50」という史朗の年齢がわかる大きなバルーンが刺さった花束だった。実は賢二は史朗の言葉が嬉しく、航に自慢。その時に史朗の年齢も伝えてしまっていた。航の悪意のこもったサプライズに「ジルベール性格悪くて最高w」、「少ししか出てないけど、流石ジルベール、存在感凄い。シロさんの事は、胃袋つかまれちゃったし、本当は大好きだけど、ちょっかい出したいんだろうな。それがジルベールなりの愛情表現という事で、そんなジルベールとシロさんのやり取りも、見ものなのよね~」などの声が上がっている。【第8話あらすじ】娘の大学の入学式に出席したという三宅祐(マキタスポーツ)と玲子(奥貫薫)が、夫婦揃って盛装で美容院に現れる。しかも、ひと段落着いたのを機に仲良く2人でベトナム旅行に行くらしい。離婚間近と思っていた賢二たちは関係が修復したと安堵するが、田渕剛(坂東龍汰)だけは「人の気持ちは簡単に修復しない」と否定的。その頃、史朗は離婚の相談を受けていた。依頼者の北林敏子(村岡希美)は、夫・盛綱(桜井聖)から浮気相手と結婚したいと離婚を突きつけられたが、別れたくないという。状況的に慰謝料をもらって離婚したほうがいいと勧める史朗に敏子は「私もそう思う」と意外な反応。実は盛綱は国際ロマンス詐欺にあっており、送金額も半年で1000万円にのぼっていた。そして本人が被害を認めない限り警察に対応してもらえないため、「騙されていることを夫に認めさせて欲しい」という敏子。そこで史朗は盛綱と対面するが、盛綱は浮気相手を盲信しており「彼女の夢の応援をしたい」の一点張り。新たな送金依頼もあったため、史朗は強行手段に出ることにし――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月18日飛ぶ鳥を落とす勢いの若手俳優・磯村勇斗は、ここ数年で人気と実力が一致する稀有な俳優へと進化を遂げた。「きのう何食べた?」シリーズで、かわいさと絶妙な小憎たらしさを兼ね備えたジルベールを好演していたかと思えば、公開中の映画『月』では、心やさしいさとくんが一線を超えていってしまう工程を演じた。そのふり幅、作品によって使い分ける顔の違い、実力は推して知るべしと言える。最新出演映画『正欲』では、磯村さんは佐々木佳道を演じた。佳道は、両親の事故死をきっかけに、横浜から中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた男。新垣結衣演じる桐生夏月の中学時代の同級生で、夏月とは誰にも言えない秘密を共有している。なかなか人に理解されない、言えない指向を持ちながらも何とか大多数に混じろうと生きてきた佳道の葛藤、変化していくグラデーションの体現はさすがの一言に尽きる。(c) 2021 朝井リョウ/新潮社(c) 2023「正欲」製作委員会インタビューでは、悩みながらもまっとうした佳道という役についての解説と、自らを「ハングリーマン」と言い切る、お茶目な表現で俳優という職業への入れ込みまで語ってくれた。演じた役は「すごく理解と共感ができた」――『正欲』で演じられた佐々木佳道は、いわゆるマイノリティに属する人間として描かれていました。どう読み解き、演じていったんでしょうか?佳道の性的指向の部分に関しての理解が、やはり一番難しいところでした。岸監督、プロデューサーと「どういう感覚に近いんだろう?」と、ああでもない・こうでもないと話し合いました。結果、佳道が持っている指向に関して「コレ」というものは見つからなかったけれど、人には隠しているマイノリティというところに、僕はすごく理解と共感ができたんです。なので、その感覚を大事にしたほうがいいんじゃないかと、最初に佳道を作っていった…近づけていったような感じでした。――生きづらさを抱えながらも、マジョリティに寄っていこうとしていた佳道ですが、夏月と再会し彼女と対話を重ねることで移り変わっていきますよね。佳道は最初、生きる上でカメレオンのように周りに溶け込んで生活をしなければならないみたいなことを考えたと思うんです。(大多数に)染まらなければいけないというのは、おそらくマジョリティの圧だとは思うんですけれど。世間の目みたいな部分で、彼なりになるべく馴染もうと、頑張ろうとしていたと思うんですね。でもそれはやっぱり自分を苦しめてるだけであり、自分らしさはなくなってしまうので、葛藤はすごくあったと思います。その狭間でかなり闘っているんだろうし、そこで生きている人だな、というのは感じていました。新垣結衣、稲垣吾郎との共演――夏月を演じられた新垣さんと磯村さんの空気感が、すごくぴったりでした。初共演ですよね?はい、そうです。新垣さんは僕がデビューする前からテレビでずっと見てきた方なので、最初はちょっと幻かな?と思いました。僕たちはガッキー世代なので(笑)!そういう方と対面してお芝居する不思議さは、どことなくありましたね。新垣さんご本人は、ものすごく柔らかい空気感をお持ちの方なんです。誰にでも優しいですし、おそらく感受性がとても豊かな方なんだろうなと、お芝居を一緒にやっていてすごく感じました。特に受けのお芝居が魅力的だなと思っていました。(c) 2021 朝井リョウ/新潮社(c) 2023「正欲」製作委員会――主演の稲垣吾郎さんに関しては、少ないシーンでしたがご一緒していました。いかがでしたか?稲垣さんとの撮影は本当に1日だけだったんです。しかも、かなりヘビーなシーンでご一緒したので、挨拶を交わしたくらいでした。そしてお芝居の演出上、(セットの)テーブルを挟んで2人とも無言で座っていて、お互い集中し合っている、みたいな感覚で緊迫していたので「稲垣さんは怖い方なのかもしれない…」という印象だったんです。だけど、撮影が終わって最近取材でご一緒したときに、すごくフランクにお話しさせていただいて「あれ!?全然怖くなかった!」みたいな(笑)。趣味も似ていたのでお話も弾みました、すごく楽しい方という印象に変わりました。また共演できる機会をいただけたら、そのときはもっといろいろお話したいです。「自分は自分でいい」「今の自分自身を認めてあげよう」――夏月と佳道の関係性については、どう解釈していきましたか?佳道にとって、夏月が一番の理解者であり支えてくれる存在なので、やはり逢うべくして出逢ったような運命的な二人だと思いました。再会の仕方も、ちょっと変わった出逢い方をしているじゃないですか。必然性も感じたので、導かれているものを大事にして二人の時間を紡いでいきたいなとやっていました。佳道として演じていて、夏月といる間はやっぱりいい時間が流れていたんですよね。今まで佳道が歩んできた社会の棘のあるような空気とはまったく違って、なんか…まろやかな時間になっているなあと感じました。しかも、恋愛にいくわけでもなく、お互いの指向だけで理解し合えている。その不思議な感じが、居心地が良かったんですよね。そこだけでつながることもできるんだな、という発見もありました。――恋愛ではないが強固な結びつきということですよね。磯村さんご自身も感じるところがあったんでしょうか?そうですね。佳道と夏月の出逢い方は、僕の中でも新しかったんです。その感覚で通じ合えて一緒に過ごすことができるのは、今の時代だからこその形なのかもしれないなあって。ただ、すべては本人次第で他人がああだこうだいうことじゃないな、というのはすごく感じています。ここ数年、作品を通したり、出会った人と話す中で共通して思うのはそこです。すべて本人たちがよければ、それが一番の幸せなんじゃないかと感じています。――磯村さんご自身は『正欲』という映画を、どんな風に受け取りましたか?観終わった感覚で言えば、ものすごく温かい気持ちになったんです。「自分は自分でいいんだな」と思わせてくれたというか、救われるというか。観終わった後にホワーッとする感覚になれる映画でした。人とのつながりの大切さ、今の自分自身を認めてあげようというメッセージを僕は受け取りましね。常にハングリーマンで「貪欲さは大事に」――劇中では、「人生の通知表」という言葉が出てきました。磯村さんが現段階でご自身の人生に通知表をつけるなら、どうなりますか?「5」がマックスだったら、「2」「3」ぐらいじゃないかな?――え!どうしてそんなに低いんですか?だって「5」にしたら面白くないじゃないですか!――なるほど!伸びしろですね。そうです、伸びしろです!やっぱり、「5」にしちゃうと、先がないのでつまらないですよね。登っていくほうが面白いと僕は思うんですよ。なので今は「2」「3」がバーっといろいろある感じかなあと思います。そのほうが自分はまだ挑戦していけますし。…逆に「5」なんて作りたくないって思うんです。それぐらいがちょうど役者は楽しいんじゃないかなあと。ずっとなんかもうひとりの自分を追いかけている、みたいな。その追いかけっこみたいなのが楽しいと思ってます。僕は、ハングリーマンです(笑)。――「5」にならずずっとハングリーでい続けるために、今後の自分に期待したいことは何ですか?例えば、10年後に同じことを聞いていただいたときに「5ですね(きりっ)」とか言わない自分でいたいです。万が一、「5だね」とか言ったら、過去の自分が殴り行きますよ。「お前、そんなことを言うようになったか!!」って(笑)。それぐらいの貪欲さは、何年経ってもずっと取っておきたいというか、大事にしておきたいなとすごく思っています。【磯村勇斗】スタイリング:笠井時夢/メイク:佐藤友勝(text:赤山恭子/photo:You Ishii)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年11月13日映画『正欲』の公開記念舞台あいさつが11日、都内で行われ、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、岸善幸監督が出席した。2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞、2013 年『何者』で直木賞を受賞した朝井リョウが、作家生活10周年で書き上げた原作小説を、『あゝ、荒野』(2017年)、『前科者』(2022年)の岸善幸監督が映画化した本作。息子が不登校になって教育方針を巡り妻と度々衝突している検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)、中学の時に転校した佐々木佳道(磯村勇斗)が地元に戻ったことを知る販売員の桐生夏月(新垣結衣)など、家庭環境や性的指向、容姿などが異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。前日に初日を迎えたこの日は、キャスト陣と岸監督が登壇して舞台あいさつ。本作は先の東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞を獲得し、冒頭では稲垣から岸監督に花束が手渡された。稲垣は「本当に自分のこと以上にうれしかったんですけど、その知らせを聞いて、一刻も早く監督に『おめでとうございます』と伝えたかったんです」と岸監督を祝福し、新垣も交えてのスリーショットをカメラマンに要望する場面も。続けて稲垣は「今日集まってくださった共演者の皆さんはもちろん、来られなかった皆さんも演技が本当に素晴らしくて、一人ひとり色んなモノを考えて大変なご苦労で臨んだと思います」と共演者の労をねぎらい、「素晴らしい監督を始め製作スタッフに仕上げていただいたので、1人でも多くの方に届けたい気持ちです」と観客にアピールした。稲垣は、息子が不登校になって教育方針を巡り妻と度々衝突する検事の寺井啓喜を演じている。「僕自身の中では新しい挑戦というか、だんだん(啓喜の)心が崩れ、自分の正義とは何なのかと綻び始めます。そういうのをなるべくはっきりとした表現ではなく、静かに緩やかなグラデーションをつけて演じていければと思ってやりました。新しいチャレンジで楽しかったですね」と満足げ。また、新垣に対しては「ガッキーじゃない目の輝きで違った光り方でしたよ」といつもとは異なる新垣の姿が印象に残ったという。一方の新垣は磯村扮する佳道と偽装結婚をして愛情のない共同生活を送る夏月を熱演している。2人の関係性を問われた新垣は「手を取り合ってこの先未来を一緒に乗り越えていくという意味では、何ら変わりないというか偽装ということでもないような気がしたので、2人の形は不自然なことだと思っていませんでした」とコメント。相手役の磯村も「僕も何ら違和感もなく家族とか家庭は色んな形があると思うので、こういう2人の関係性で過ごすというのは今の時代だからあるべきだと思います。実際に暮らしている人もいると思うので、2人の時間が愛おしかったですよ」と新垣の意見に同意していた。
2023年11月11日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の6話が11月10日に放送。航と小日向カップルが再登場し、お正月を4人で楽しく過ごす姿に「やっぱりいいなぁ」や「こんな仲間がいるっていいな」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中の美容師・賢二を内野聖陽、史朗たちの友人カップルの航(ジルベール)を磯村勇斗、小日向を山本耕史が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。12月30日の昼。ひとり大掃除をしていた賢二(内野聖陽)は、仕事から帰宅した史朗(西島秀俊)に、航(磯村勇斗)から初詣の誘いがあったことを報告。「初詣=親と昼間に行くもの」だった史朗は、大晦日の夜に集まると知って驚く。史朗は寒い夜に人混みの中で徹夜するのはイヤだと拒否するが、珍しく語気強めに反論する賢二を見て相当行きたいのだと悟り、初詣の誘いを受け入れる。そして大晦日の夜。集合した4人は、無事一緒に新年を迎える。だがお参りを終えた後、テンション高めの賢二に対し、3人は早くも帰るムード。オールで夜遊びを満喫したい賢二の意見は却下され、結局一旦解散し昼から小日向(山本耕史)と航の家でパーティーをすることになる。ふたりの家に着くと、老舗料亭のお取り寄せおせちがずらり。伊勢えび・アワビ・ローストビーフが並ぶ姿に、不服そうだった賢二も目を輝かせる。一方手作りの黒豆と豚の角煮を用意していた史朗は、キッチンを借りて最後の仕上げをする。そんな正月ならではのごちそうをほおばりながら、話題はやがて家族の話に。「兄弟が結婚して孫がいるから気がラク」という会話に、ひとり息子の史朗は複雑な表情を浮かべて――というのが6話の展開。年末年始に皆が実家に帰らないことを知った航は、「そうだ、これから毎年、このお正月パーティー恒例にしない?」と提案する。航の毒舌にもすっかり慣れ、彼の本心を掴めるようになった史朗たち。うまくバランスのとれた楽しい時間を過ごす4人に、SNSでは「4人…やっぱりいいなぁ。幸せが続きますように」や「こんな仲間がいるっていいな」、「正月に集まれる仲間がいるって羨ましいなぁ」などの声が。その後、自分の大家さんの依頼で、賃貸の未払い問題を担当していた史朗は、賢二が恋人かと聞かれ「私の恋人です」と答える。そんな史朗の姿に「どうどうとけんじを恋人と紹介するシロさん、素敵すぎた」や「前のシロさんだったら、ケンジさんとの仲を恋人って言えなかったよなぁ」など史朗の変化を感じる声が上がっている。一方で、パートナーシップ制度はあるものの、日本ではまだ同性での結婚ができない現状に、「「結婚したい人はいるよ」「恋人です」の切ない響きよ」や「パートナーシップ条例「結婚できるわけじゃないから」…胸にずんときた…」などの声も多く上がっている。【第7話あらすじ】仕事中の史朗の様子を見ていた小山志乃(中村ゆりか)は、ずっと贈りたいと思っていたというものをデスクに置く。それは100円ショップの老眼鏡だった。明らかに老眼の仕草をしていた史朗。しかし史朗は、それが何か察しつつも認めたくないのか頑なに見ようとも受け取ろうともしない。だが「素直にお認めなさい」と上町美江(高泉淳子)に一蹴され、仕方なく掛けてみると認めざるを得ないほど視界が開ける。そしてその日の夜、賢二から誕生日プレゼントの希望を聞かれた史朗は、「老眼鏡」と即答するのだった。そんな折、史朗のもとに、大学の同級生・金森が亡くなったとの知らせが入る。誕生日当日が告別式のため、お祝いは見送ることにした史朗。式では金森の子供3人と挨拶するが、すでに全員20代後半で孫の姿も。参列した同級生たちも自分の子供の結婚話を口にして、史朗は思わず無言になる。妻・諒子(相築あきこ)の話では、金森の闘病生活は3年に及んだという。本人が誰にも知らせないで欲しいと懇願したといい、悪化した最後の2か月までは元気だったようだ。その2か月で心の整理は出来たとはいうものの、諒子の表情はやはり寂しそう。そんな話を聞いた史朗は、帰宅後、賢二にある提案をし――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月11日稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗らが出演する朝井リョウ原作映画『正欲』が、11月10日(金)本日公開。この度、新垣さんと磯村さんが共演する、劇中の印象的なワンシーンが到着した。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語を映画化。今回公開されたのは、夏月(新垣さん)と佳道(磯村さん)、同級生のある会話シーン。大人になってから思わぬ形で再会し、やがて互いに“ある秘密”を抱えていることを共有する仲になるふたり。公開中の予告編で、「自分がどういう人間か、人に説明できなくて息ができなくなったことってありますか?」(夏月)、「誰にもバレないように、無事に死ぬために生きてるって感じ」(佳道)と語るように、ある秘密のためにどこか生きづらさを感じている。そこで佳道は、「これで擬態できないかな、世間並みに」と夏月に指輪を差し出し、「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と提案し、夏月も笑顔で応える。今回の出演について磯村さんは、「非常に難しい役と出会ったという印象でした。岸監督やプロデューサーと何度も話し合ったぐらい、掴むのが難しかった。でもこの作品が届けたいメッセージは非常に今の時代に合っているし、何か救いになるのではないかと思いました」と苦労を明かす。新垣さんは「夏月ひとりの場面の撮影はずっと重くて、苦しいなという感覚でした」と語るも、「磯村さんがクランクインされて、佳道とふたりの場面になったら本当にホッとしたんです。夏月たちも実際にこういう気持だったのかもしれないなって、そのときにすごくリアルに感じました」と磯村さんとの充実した撮影をふり返っている。『正欲』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年11月10日男性が語る、愛する女性にはしない行動4つあなたが誰かに心惹かれているとしたら、その人が自分にどんな気持ちを抱いているかと考えてしまいますよね。男性は自分が大事に思う女性に対してはしない行動があります。今回は、男性が「大切にしているからこそしない行動」を紹介します。食事や物の代金を払わせない「一緒にカフェや夕飯を楽しむとき、友達からはおごりを受け入れるけど、大事な彼女には決してお金を出させない。自分が小さく見えてしまうかもしれないから。それどころか、彼女にはご馳走したい」(26歳/会社員)友人からのおごりや、割り勘には抵抗がない一方で、特別な女性にお金を出させるのは嫌だと思う男性も少なくありません。食事やお茶のときに、彼が気づかわぬうちに支払ってくれていたなら、あなたは彼にとって大事な人という可能性が高いですね。他の女性とこっそり会わない「好きな女性がいるとき、彼女に誤解されないよう、ほかの女性と2人で出掛けることは控えます。仕事や部活など、それが必要だと感じる場合でも、彼女が勘違いしないようにあえて話します」(22歳/大学生)もし彼があなたに、あえてほかの女性と会う情報を伝えてくれるなら、それはあなたに勘違いしてほしくないからこその行動といえます。待ち合わせの場所は彼女に合わせる「友達と出かけるときは、できるだけ自分の都合のいい場所を選ぶけど、好きな女性との約束となると、来てもらうのも交通費を出させるのも申し訳なく感じるから、自分から彼女の元へと向かいます」(34歳/金融)大事な女性と会うとき、男性は彼女のためを思って行動するでしょう。彼女の負担を軽減したいという気遣いの思いやりからくる行動ですね。重たい物を彼女に持たせない「ただの女友達なら、重い荷物を持っていても気にしません。でも特別な彼女なら、持ちたいと思うし、買い物のときに重い物を持たせようとは思いません」(32歳/医師)もし彼があなたの荷物を持ってくれるのであれば、それは彼があなたを特別に考えている証拠でしょう。大事な女性への心遣い男性は好きでない女性に対しては、自分の都合を優先する傾向が見られます。反対に、大事に思う女性に対しては、細かな気遣いを意識して、紳士のような態度をします。もし彼があなたをどう思っているか気になる場合、これらのことに注目してみましょう。(愛カツ編集部)
2023年11月10日本日11月10日(金) より公開された映画『正欲』より、新垣結衣と磯村勇斗の共演シーンが公開された。本作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説の映画化作品。家庭環境、性的指向、容姿など“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何かというテーマを炙り出す。キャストに稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香らが集結し、『あゝ、荒野』(2017)、『前科者』(2022) などを手掛けた岸善幸監督がメガホンを取った。公開されたのは、新垣演じる夏月と磯村演じる佳道のある会話シーン。中学時代の同級生だったふたりは大人になってから思わぬ形で再会し、やがて互いに“ある秘密”を抱えていることを共有する仲になる。“ある秘密”のためにどこか生きづらさを感じているふたり。そこで佳道は、「これで擬態できないかな、世間並みに」と語りながら夏月に指輪を差し出し、「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と“提案”を持ちかけ、夏月も「いいね、それ」と笑顔で答えるのだった。この先、夏月と佳道を待ち受けるものとは──?本編が待ち遠しくなる映像となっている。磯村は今回の出演について、「非常に難しい役と出会ったという印象でした。岸監督やプロデューサーと何度も話し合ったぐらい、掴むのが難しかった。でもこの作品が届けたいメッセージは非常に今の時代に合っているし、何か救いになるのではないかと思いました」と役作りにおける苦労を語った。一方新垣は、「夏月ひとりの場面の撮影はずっと重くて、苦しいなという感覚でした」と語るも、「磯村さんがクランクインされて、佳道とふたりの場面になったら本当にホッとしたんです。夏月たちも実際にこういう気持だったのかもしれないなって、そのときにすごくリアルに感じました」と、磯村との充実した共演を振り返った。映画『正欲』本編映像「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」<作品情報>映画『正欲』公開中(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年11月10日源泉かけ流し温泉&サウナでととのう旅“想いをつむぎ、新しさでつなぐ”「Relo Hotels&Resorts(リロホテルズ&リゾーツ)」の温泉旅館「ゆとりろ洞爺湖」(所在地:〒049-5721北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉78)は、観光やビジネス利用に関わらず当館に滞在することでこれまで以上に皆様にリフレッシュいただけるよう、プライベート空間を重視したフィンランドサウナを2023年11月オープンいたしました。プライベートスペースが確保できるサウナゆとりろ洞爺湖は、源泉かけ流しの温泉やお部屋食を愉しめるオールインクルーシブスタイルの温泉旅館です。この度新設のフィンランドサウナは、サウナ室内・水風呂ともにひと区画ごとに仕切りを設けているため、共有サウナでありながら他人の目線や接触が気にならない設計となっており、プチソロ活サウナをお愉しみいただけます。サウナは自動でサウナストーンに水がかかり蒸気を発生させるオートロウリュ式です。また、一部の水風呂ではアイスディスペンサーを設置しているため、お好みの水温に調整することが可能です。水風呂にも一部仕切りを設置外気浴を愉しむととのいテラス清潔感のある脱衣所ゆとりろ洞爺湖は観光目的のお客様だけではなく、ビジネス利用の男性も多くいらっしゃることから、よりリフレッシュいただけるよう当サウナの設置に至りました。サウナは男女入れ替え制、ご利用料金はオールインクルーシブのため追加のお支払い不要です。フィンランドサウナ詳細・営業時間(男女入れ替え制)15:00~23:00(男性)/6:00~9:00(女性)※ご宿泊者のみ・日帰り入浴不可フィンランドサウナ(オートロウリュ):定員8名水風呂:二据えととのいテラス:定員5名おすすめプラン①プラン名:【リニューアル記念】館内無料!全国の日本酒飲み放題!期間限定で20%OFF<★スタンダード/会場食>価格:14,080円~/(2名1室ご利用時1名様料金)ご予約・詳細: ②プラン名:愛犬と一緒∪・ω・∪【リニューアル記念】屋内ドッグランやおやつbarが全て無料<■特選会席/部屋食>価格:17,600円~/(2名1室ご利用時1名様料金)ご予約・詳細: ご夕食※イメージ源泉かけ流しの温泉屋内ドッグラン完備「ゆとりろ洞爺湖」の“まるまるゆとりろ”ご提供サービス・ラウンジ日本酒バー、ウェルカムドリンク&スイーツ(15:00~21:00)・レストランフリードリンク(ご夕食・ご朝食時)・ドッグラン(8:00~10:00/15:00~20:00)・卓球ルーム(15:00~20:00)・湯上りアイス(15:00~20:00)※全てのプランに上記サービスが含まれます日本酒バー卓球ルームゆとりろ洞爺湖|概要所在地:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉78TEL:0570-020-165部屋数:全62室アクセス:JR洞爺駅より道南バスにて約20分館内設備:温泉大浴場、レストラン、宴会場、売店、卓球ルーム、屋内ドッグラン公式サイト: 公式インスタグラム: Relo Hotels&Resorts(リロホテルズ&リゾーツ)“想いをつむぎ新しさでつなぐ”をコンセプトとした、株式会社リロバケーションズ(旧ワールドリゾートオペレーション)が運営するリゾートホテル・旅館サイト。「ゆとりろ」「風雅」「天翠」などをはじめとした、個性的なホテル・旅館を全国38か所で展開。公式インスタグラム: 公式X(旧Twitter): 公式サイト: 株式会社リロバケーションズ -人と地域を豊かに― 人生に煌めく旅を!□所 在 地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-9TEL:03-6630-7970 FAX:03-6630-7971□公式サイト: □設 立 : 2004年10月 □資 本 金 : 50百万円□事業内容 : 会員制事業/ホテル・旅館運営事業/ホテル再生・コンサルティング事業□代 表 者 : 代表取締役社長 田村 佳克運営施設ポータルサイト: 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社リロバケーションズクリエイティブデザインユニットメディアソリューショングループ宮木e-mail: wro.pr@relo.jp 公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月08日11月1日に閉幕した第36回東京国際映画祭で観客賞と最優秀監督賞の2冠に輝いた岸善幸監督の『正欲』が、10日(金) に全国公開される。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗はじめ、人気俳優が顔を揃える作品だが、多様性について改めて考えさせられるシリアスな群像劇。50万部を超える朝井リョウのベストセラー小説の映画化だ。『正欲』LGBTQのような性的マイノリティの人への偏見や差別をなくそうという考えが社会の主流になり、さまざまな性的指向を個性と認め合う多様性の時代だ。一方で、反社会的な小児性愛からみの事件や、スキャンダルも後をたたない。そんな中で、この映画は、「マイノリティの中のマイノリティ」を取り上げた。ここまで深い部分にスポットをあてた作品は、観たことがない。昔、酒席でたまたま高名なSM作家と話す機会があったときに「1000人いれば、1000人のフェチがある」といわれ、そんなものかな、とすこし違和感を覚えた記憶があるが、世の中の片隅で息を潜めていた人たちの存在が、SNS全盛となって、すこしずつ水面に浮かび上がってきた。この映画は、まさにそういう時流の象徴かもしれない。5人の男女をメインにした群像劇だ。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香が演じている。別々の場所で生活し、境遇も違う彼らの日々が並行して描かれ、時間の経過とともに、交差し、からみ合い、そして事件がおきる、という展開。この5人の日常のなかで、フェティシズム、同性愛、小児性愛、男性恐怖症、ルッキズム、そして不登校といった現代の諸相も、映し出す。脚本は、『あゝ、荒野』に続き岸善幸監督とタッグを組んだ港岳彦が手がけ、朝井リョウの原作小説とは少し構成を変えている。稲垣吾郎が演じる横浜地方検察庁の検事・寺井啓喜は、不登校で引きこもりの息子を抱え、妻との関係はあまりよくない。ごく“普通”の、つまり大多数の指向をもった中年男性、という設定だ。検察事務官(宇野祥平)と共に担当する事件の中で、世の中のさまざまなマイノリティと関わりを持つことになるが、今回の事件によって彼の中にも、ある変化が訪れる。桐生夏月(新垣結衣)は、地元広島のショッピングモールで働くアラサーの独身。彼女は、中学の同窓会で佐々木佳道(磯村勇斗)と再会し、中学時代から抱いていた不思議なシンパシーを思い出す。実は、ふたりには忘れられない鮮烈な過去の出来事があったのだ……。そして、横浜の大学に通う学生・神戸八重子(東野絢香)。性的トラウマを抱え、男性に嫌悪感を抱いているが、大学で行われるフェスで、ダンスサークルに所属する諸橋大也(佐藤寛太)と出会い、無機質な彼の魅力に惹きつけられていく……。観ているうちに引き寄せられ、目が離せなくなるのが、夏月と佳道。ふたりは再会して、実は性的指向が共通であり、お互いにとって初めての理解者だとわかるのだ。その後、彼らが選んだ生き方、ライフスタイルには、率直に言って驚かされてしまう。岸監督はあるインタビューで、「今の“多様性”ですくい取れないマイノリティーで、社会から疎外され、なじめない生き方をしてきたふたりがどう結ばれるか、大きなテーマだった」と語っている。原作のなかに、「社会からほっとかれるためには社会の一員になることが最も手っ取り早い」という一節がある。夏月と佳道は、ノーマルな市民生活に溶け込んでいたのだが……。思いもかけない展開。ラストは、希望が見えた、とはいわないが、ほんの小さな灯りがともる。ところで、『正欲』には『(ab)normal desire』という英語タイトルがついている。なるほど、これは面白い。(ab) という言葉が意味深だ。「ノーマルな欲望とアブノーマルな欲望、どちらも同じ欲望にほかならない……」と読み取った。自分ではごくノーマルと思える指向も、別の角度からみたらアブノーマルということはある。普通の男を演じた中で、稲垣吾郎がふっと見せる軽い狂気。難役にチャレンジし複雑な心のひだを絶妙に表現した新垣結衣。そして、まさに旬、ノリにのる磯村勇斗。年末年始発表される映画賞に、どんな風にからむかも楽しみ。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……人と違う生き方が否定され苦悩する“個性的”な人たち。「普通って何?」という問いかけが胸に刺さる……」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()中川右介さん(作家、編集者)「……稲垣吾郎演じる検事だけが、自分こそ普通だと確信しているのだが、一番異常に見えてくる皮肉……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()平辻哲也さん(映画ジャーナリスト)「……出演者でも際立つのは、磯村勇斗だ……」平辻哲也さんの水先案内をもっと見る()(C) 2021 朝井リョウ/新潮社(C) 2023「正欲」製作委員会
2023年11月06日皆さんはマナー違反をする人に困ったことはありますか? 今回は「サウナ」にまつわる物語を紹介します! ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。 ※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。 ※この物語はフィクションです。イラスト:あしたのLaw~スカッと法律漫画~サウナが趣味サウナに通い、日々のストレスを発散している主人公。しかしドラマの影響でサウナがブームになり、主人公が通うサウナに行列ができるようになりました。大混雑にイライラした主人公は、サウナの制御盤を勝手に操作して設定温度を上げます。ほかの客を追い出し、貸し切りのサウナを満喫したのです。バレないはず…?出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜その後もサウナ仲間とともに同様の行為を繰り返す主人公。制御盤のある脱衣所に監視カメラはないため「バレるもんか(笑)」と高を括っていましたが…。主人公が制御盤を操作するところを目撃した客が「ここにいます!」とスタッフに通報。悪事はすべてバレて、主人公たちは警察に連行されたのでした。(lamire編集部)
2023年11月05日俳優の佐野勇斗が3日、都内で行われた「2023年ヒット商品ベスト30」「2024年ヒット予測30」先行発表会に出席した。1987年の創刊以来、その年のヒット商品をランキング化し、誌面にて発表している日経トレンディ。今年の活躍ぶりから来年はブレイクが期待される"来年の顔"には俳優やボーカルダンスグループ・M!LKのメンバーとして活躍している佐野勇斗が選ばれた。今年はNHK総合の『おとなりに銀河』で主演を、『トリリオンゲーム』(TBS系)で目黒蓮のバディ役として出演した佐野。また劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』が上半期の実写映画で1位になるなど大ヒットを記録した。来年はさらなる飛躍が期待される。"来年の顔"に選ばれた佐野は「今回来年の顔に選んでいただき、すごく光栄に思っています」と喜びつつ、「すごくうれしいんですけど、ちょっとプレッシャーですよね。来年になって"今年の顔"に選んでいただけたらうれしいんですけど、選ばれなかったらと今年何だったんだと思うので、期待に応えられるように頑張りたいと思います」と吐露。MCから「今まで選ばれた方は例外なく大活躍された方ばかり」と指摘されると、「本当ですか? うれしいです! 頑張ります!」と力を込めた。「2023年ヒット商品ベスト30」ということで、今年1年自身がハマったモノを問われ、「テントサウナというモノがあって、自宅でできるんですよ。自宅でテントの中にサウナができる機械を使って、お風呂に氷水を張ってやるのが僕の癒やしです」と自宅でのテントサウナがブームだといい、「サウナ用の冷凍庫を買って、家でめちゃくちゃ氷を作っています」と自宅で本格的なサウナを楽しんでいるんだという。続けて、今年1年を「今年はドラマや映画にも出させていただきましたが、M!LKとしてグループで初めて横浜アリーナでライブをさせてもらいました」と充実した1年だったといい、「将来的にはドームツアーをしたいので、そこに近づけるようにアリーナツアーが出来るように頑張りたいと思います」とさらなる活躍を誓っていた。また、今年の顔にはラグビー選手の松田力也、モデルで女優の生見愛瑠が選ばれた。
2023年11月03日俳優の磯村勇斗が2日、都内で行われた映画『正欲』(11月10日公開)の学生限定試写会に出席。高校生や大学生などからの質問に真摯に回答した。本作は、累計50万部突破の朝井リョウ氏による同名小説を、映画『あゝ、荒野』や『前科者』などの岸善幸監督が映画化。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出す。磯村は、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月(新垣結衣)の同級生・佐々木佳道を演じた。高校生や大学生など学生85人が映画を鑑賞したあとのイベントに参加した磯村。昨日まで開催されていた第36回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀監督賞と観客賞をダブル受賞したことに「監督賞はイコール作品賞だと思う」と高い評価に笑顔を見せると「観客賞がとてもうれしい。観ていただいた人の評価が一番」と多くの支持を集めたことに喜びを見せる。この日は映画を観た学生たちが直接磯村に質問するコーナーも。「あってはならない感情なんて、この世にはない」という言葉が印象的な本作にちなみ、磯村にとって「こんな感情があったんだ、と思ったことは?」と質問されると「今まで一人でいることが好きなタイプで、人に誘われても嫌だと断りがちだったのですが、最近人恋しくなった。どこかに出掛けたいというよりは、誰かに会いたいという気持ちが湧いてくるようになった」と回答。さらに「呼吸のようになければならないものは?」という質問に磯村は「人」と即答。続けて「自分一人で生きていけるところもありますが、周りの人によって人格は形成されるもの。人との出会いはなくてはならないものだと思います」と語った。また芸能の仕事を「欲の対象になる側」と定義した大学生は、本作で磯村が演じた佳道を「欲を消費する側」とし、正反対の役柄を演じたことで感じたことについて問いかけると、磯村は「なんて鋭い質問なんだ」と驚き顔で「僕は自分を商品と呼ばれることが嫌いなのですが、消費されていく仕事であり、誰かの欲の対象になるという側面は理解しています」と述べる。さらに磯村は「敢えて“商品”という言葉を活かすなら、ちょっとフレーバーを変えつつ、長く愛される“商品”でいたい。消費される生き物であるならば、ゼロにはさせたくないです」と素直な気持ちを吐露していた。その後も、学生からの鋭い質問は続き、作品にちなみ「これまでかけてもらった言葉でうれしかったものは?」という質問には映画『ヤクザと家族 The Family』で作品を共にした藤井道人監督から「監督と役者は夫婦」と言われたことをあげる。磯村は「夫婦はぶつかるし理解し合える。そうやって歩んでいきたいと言われて肩の荷が下りた」と振り返ると「役者は監督の指示に従うものという面はありますが、相談してもいいんだと言ってくれているのだなと。それはスタッフ同士でも、役者の先輩でも。そうやって話し合える関係性でモノづくりができることは素敵ですよね。いまの若い子にもそういう場を作っていきたい」と思いを語っていた。
2023年11月02日稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太らが出演する、朝井リョウ原作映画『正欲』が、「第36回東京国際映画祭」コンペティション部門観客賞&最優秀監督賞をW受賞した。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのか、というテーマを炙り出していく衝撃的な物語を、原作とは違い、ある種のラブストーリーとして、『あゝ、荒野』『前科者』の岸善幸監督と脚本家・港岳彦が映画化。稲垣さん主演映画の本映画祭での観客賞受賞は、『半世界』(阪本順治監督)、『窓辺にて』(今泉力哉監督)に次ぐ3度目となり、本映画祭が開催されて以降、主演作が3度の観客賞を獲得するのは初めてとなった。また岸監督は、初の国際映画祭コンペティション部門出品にして、監督賞受賞というこちらもWの快挙。プレゼンターのアルベルト・セラ監督は本作を「ソーシャルメディアに支配された社会のなかで、アイデンティティを確立することの難しさ、複雑さを描き出した」と評した。授賞式に出席した岸監督は、「東京国際映画祭の審査員のみなさん、本当にありがとうございます。この作品は『すべてのひとが自由で自分を偽らずに生きていける社会とは何か』ということを問いかけています。日本のみならず世界中が自分のアイデンティティを確立するのがなかなか難しい時代です。この映画を観て『多様性』の意味を考えていただけたら嬉しいです。素敵な賞をいただけて幸せです」とメッセージ。妻と息子と3人で暮らす検察官・寺井啓喜を演じた稲垣さんは「東京国際映画祭で『正欲』が監督賞と観客賞をダブル受賞できたことを大変嬉しく思います。岸監督、おめでとうございます」と喜び、ショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役の新垣さんも「監督賞、観客賞、受賞おめでとうございます!作品に関わる一人として本当に嬉しいです」「この受賞をきっかけに映画『正欲』がさらに多くの皆さんに観ていただけること願っています。改めて、おめでとうございます!」とコメントを寄せている。『正欲』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年11月02日昨年大人気だった『サウナイキタイ』と『3COINS(スリーコインズ)』のコラボアイテムが2023年に復活!サウナイキタイは、日本最大のサウナ検索サイト!サウナーでなくても欲しくなる、レトロかわいいデザインと実用性を兼ね備えた商品がラインナップしています。どのようなアイテムが登場しているのか、さっそくチェックしていきましょう!■サウナ―ならゲットしたい!実用性バツグンなタオルやサウナハットまずチェックしたいのが、持ち運びやすいよう小さめにデザインされた「ミニバスタオル」や、デイリーに使いやすい「銭湯タオル」。サウナではもちろん、自宅で活用できる便利なアイテムです。他にもサウナ好きならひとつ持っておきたい「サウナハット」や、バッグチャームとしてや鍵をつけておくのにも活用できる「キーホルダー」もラインナップ。どのアイテムにも“サウナ チャンス”という、レトロかわいいロゴが♡ついいくつも商品を買ってしまいたくなるようなきゅんとするデザインですね。ミニバスタオル:880円(税込)銭湯タオル:330円(税込)サウナハット:1,100円(税込)キーホルダー:330円(税込)■着心地GOODなポンチョやお風呂で使いたいゴシゴシボディタオルも!タオルやサウナハットだけでなく、他にもバリエーション豊富な商品がたくさん♪ゆるっとかわいい雰囲気でサ活を盛り上げてくれる「サウナポンチョ」や、お風呂で体を洗う際に重宝する「ゴシゴシボディタオル」などもあります♡こちらもレトロかわいい「サウナ チャンス」のロゴが印象的なデザイン。肌触りも良いとのうわさなので、サウナやお風呂が好きな方は要チェックです。サウナポンチョ:1,650円(税込)ゴシゴシボディタオル:330円(税込)■カラバリもお豊富でうれしい♡いくつも買いたくなる!今回登場しているコラボアイテムは、商品の種類が多いだけでなく、カラバリもたくさんあるのが魅力です。落ち着いたトーンのブラウンや清潔感のあるホワイト、優しい雰囲気のグレーやキュートなピンクなど。商品によってカラーバリエーションは異なりますが、きっとお好みの色合いが見つかるはずです!■スリコのサ活アイテムで、サウナをもっと楽しくおしゃれに♡サウナイキタイとスリコのコラボアイテムはとにかくレトロでかわいい♡複数アイテム手に入れて楽しむのもおすすめですよ。ご紹介したアイテム以外にも「サウナヘアゴム」330円(税込)や「サウナマット」550円(税込)、「サウナチャンスソックス」330円(税込)などなど、おしゃれで便利なアイテムが多数!ぜひスリコをチェックしてみてくださいね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいて掲載しております。※本記事では@ysm101.k_r様、@kyoko_yokobayashi様、@studio_five5様のInstagram投稿をご紹介しております。
2023年11月01日第36回東京国際映画祭コンペティション部門正式出品である映画『正欲』が、11月10日(金) に公開される。このたび、本作のメガホンを取った岸善幸監督のQ&A付き上映会が、10月31日(火) にTOHOシネマズ 日比谷で行われた。読者の価値観を激しく揺さぶる内容が多くの読者の支持を得てベストセラーとなり、発行部数はすでに50万部を突破している、朝井リョウの同名小説を映画化した本作。メガホンを取った岸監督は、「個人的に原作が衝撃的な内容だったので、“マイノリティ中のマイノリティ”の人々がどう世界を見ているのか、自分自身も知りたいと思い、色々調べました。物語の骨格は原作で、そこに刻まれている素敵な言葉と、現実を見つめる視点を大切にしながら、キャストやスタッフとも議論を重ねて作り上げていきました」と、あらためて映画化への思いを語った。観客から、原作を読んで受けた衝撃について問われた岸監督は、「理解する側や受け入れる側で、多様性という言葉を認識していた自分がいる、ということを気付かされたのが何よりも衝撃でした」と、あらためてそのインパクトについて回答。そんな原作を映画化するにあたり、本当に必要なものは何かをシンプルに考え、原作者の朝井や脚本の港岳彦、プロデューサーたちとは何度も打ち合わせを重ねていったという。「特に朝井さんは、映画化で大切にしてほしいことについて、都度意見をいただいて、それを守りながら脚本も進めていきました」と、原作者含め製作陣の入念な話し合いのもと、映画作りが進められたことを明かしている。また、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗といった本作の出演者についての質問が上がると、岸監督はまず、「とにかく各キャスト全員と、話し合いながら進めていきました」と一貫して俳優陣と向き合ってきたことを語った。検事の寺井啓喜役で主演を務めた稲垣については、「稲垣さんの出演する映画を観て、僕がお願いしました」と岸監督が熱望していたことを明かし、「啓喜役は、観る人やその時の状態によって、共感もできるし悪役のようにも見えるという、非常に難しい役どころ。稲垣さんは本当にジェントルマンでエレガントなのですが、どこか狂気性のようなものも垣間見える方で。啓喜は“普通”の側に立つ検事ですが、だんだんと“普通”の価値観が揺らいでいき、狂気性が出てくるキャラクターなので、そういう意味で稲垣さんはピッタリでした」とキャスティング意図についてコメント。「最初にご本人にお会いした時も、“観客は稲垣さんを基準に映画を観て、やがて自分たちのことに翻って、あれ?と疑問が持てるような存在として演じていただきたい”とお伝えしました。啓喜役が稲垣さんですごく良かったと思っています」と、主演の稲垣を絶賛する一幕も。“ある秘密”を抱える桐生夏月役を演じた新垣については、岸監督は「プロデューサーが企画の段階で新垣さんに交渉していて、新垣さんがその後原作を読まれて、ぜひやりたいと言っていただけたんです」と出演経緯についてコメント。「夏月役を演じていただくことで、新垣さんに対する世間のイメージを覆すほどの存在感が示されて、映画にも相乗効果があると思いました。新垣さんには、感じたことを表現しながら演じることを最優先してもらいましたね」と、新垣に大きな期待を寄せていたことを明かした。夏月と秘密を共有する中学時代の同級生・佐々木佳道を演じた磯村については、『前科者』(2022)に続いての監督作出演ということもあり、確かな信頼を感じているという岸監督。「磯村さんは感情表現が豊かで、表情だけでなくて目や全身も使い、表現にグラデーションを感じるんです。自分でも演技設計をされていると思うのですが、相対する役者や芝居に対してもまた磯村さんの表現が生まれてくるというか、とても信頼しています」とコメント。さらに、「佳道という人物は、ノーマルとアブノーマルが分けづらいというか、日常的にある意味社会に紛れて暮らしています。そういう根幹に、生きづらさを感じている役なので、どう表現するかは磯村さんにまず演じてもらって、その度に対話しながら作り上げていきました」と、役作りのプロセスについても語った。さらに観客からは、映画のキーアイテムとして重要なシーンで度々登場する、“水”の描き方についての質問も。岸監督は、「水をどう撮ろうかということは、スタッフともよく話し合いました。水には美しいという大前提がありますが、暴力性もある。登場人物たちの心の表現のように、まるで水だけれど“乾いている”ような捉え方をしたいということを議論しましたね」と、水の表現について強いこだわりを持っていたことを語った。また、水の音についてもスタッフと議論を重ねたといい、「赤ちゃんを包み込む羊水のように、水を通して母親の心臓の音を聴くものであったり、水の音には命の源という考え方もある。一方で、暴力的な水もあるなと思ったので、そうしたことをそれぞれのシーンで、音楽とは別に、加工した水の音をつけたりしていきました」と、映画に深みを与えるために細部までこだわり抜いていたことを明かした。<作品情報>映画『正欲』11月10日(金) 公開(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会(C)2023 TIFF関連リンク公式サイト::
2023年11月01日近鉄では、第9回エリアキャンペーン「いこまやまいこ!」の一環として、テントサウナイベント 「いこまやまサウナ」を、2023年12月9日(土)、10日(日)に開催します。「いこまやまサウナ」は、生駒山中腹にある東大阪石切温泉 ホテルセイリュウ「東大阪スカイテラス」内の特設会場にて、山麓に広がる大阪平野の景色を楽しみながら、心身ともに“ととのう”体験をしていただくことができるイベントです。なお、イベントにご参加いただいた方は、ホテルセイリュウの温泉もご利用いただけます。この機会に、大阪平野を望みながら、テントサウナで“ととのう”体験をお楽しみいただければと考えています。詳細は別紙のとおりです。(別 紙)■テントサウナイベント「いこまやまサウナ」の開催(1)概要生駒中腹の特設会場で行うテントサウナイベント。山麓を見渡す美しい眺望と、テントサウナで心身ともに“ととのう”イベントです。(2)実施日2023年12月9日(土)、10日(日)(3)実施時間【12月9日】第一部 13:00 ~ 15:30(12:30受付開始)第二部 16:00 ~ 18:30(15:30受付開始)【12月10日】第一部 10:00 ~ 12:30( 9:30受付開始)第二部 13:00 ~ 15:30(12:30受付開始)(4)実施場所東大阪石切温泉 ホテルセイリュウ 「東大阪スカイテラス」内 特設会場(5)販売価格前売りチケット1枚2,500円(税込み)当日チケット1枚3,000円(税込み)・前売りチケットには、別途予約システム使用料(330円/枚)がかかります。・前売りチケットが販売予定数に達した場合、当日のチケット販売はございません。(6)販売枚数各部入場チケット30枚ずつ販売(7)お申込み2023年11月1日(水)10:00から申し込みページ: 【ご参考】第9 回エリアキャンペーン「いこまやまいこ!」について特定地域を集中的にPRすることにより活性化を図る観光プロモーションキャンペーンです。生駒山エリアは、関西都市部からのアクセスも良く、豊かな自然と情緒ある下町の風情が溢れるエリアです。近鉄、生駒市および東大阪市が、生駒山の魅力を発信し、地域が一体となってキャンペーンを盛り上げます。(以 上) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月31日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。 ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。 ※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。 ※この物語はフィクションです。イラスト:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜【漫画】サウナで迷惑行為を繰り返す男の末路主人公はサウナをよく利用している男性です。最近マナーの悪い男性客が来るようになり…。主人公は頭を抱えていました。迷惑行為を繰り返し…出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜その男性客は、濡れたままの身体でサウナに入った挙げ句…。他の客がいるにもかかわらず、横になりました。さらに友人と話し込むというマナー違反ぶりです。そんな男性客は、他の客を追い出すためにある行動に出ます。問題さあ、ここで問題です。人を追い出すために男性客がとった行動は何でしょう?ヒント自然とサウナから出ていってしまうよう、ある設定を勝手に変えました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:あしたのLaw〜スカッと法律漫画〜正解は「温度を勝手に変えた」でした。男性客は脱衣所の壁に設置されている制御盤を操作し…。設定温度を110度から140度へ変更。すると数分後、他の客を追い出すことに成功します。その姿を見ていた主人公は、店員にこの件を伝えると…。その後、男性客と友人は警察へ連行されて行ったのでした…。(lamire編集部)
2023年10月30日来年1月放送予定のTBS新金曜ドラマは、宮藤官九郎脚本・阿部サダヲ主演の「不適切にもほどがある!」に決定。さらに仲里依紗、吉田羊、磯村勇斗も出演することが分かった。宮藤官九郎が脚本を手掛ける本作は、昭和のダメおやじの不適切発言が、令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系タイムスリップコメディ。阿部さん、宮藤さんと本作のプロデューサー・磯山晶が組んだTBSドラマは「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「木更津キャッツアイ」(2002年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年)と、今も愛される作品ばかり。「タイガー&ドラゴン」から19年の時を経た令和の時代で3人が新たな作品を生み出していく。なお、阿部さんと宮藤さんが主演と脚本としてコンビを組むのは民放ドラマでは今作が初となる。TBSドラマにレギュラー出演するのは金曜ドラマ「恋する母たち」ぶりとなる阿部さん。本作で演じるのは、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップしてしまう“昭和のおじさん”小川市郎。中学の体育教師であり、野球部の顧問で、“地獄のオガワ”と恐れられている市郎は、言葉遣いが荒く、不適切な言動を繰り返す。一方で、妻を病気で亡くしており、家では一人娘の非行に手を焼く普通の父親でもある。しかし、そんな市郎の極論が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていくことに。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描くヒューマンコメディでもある。令和で出会うシングルマザー・犬島渚を演じるのは仲さん。時空を超えて出会った市郎と渚がどのような関係性を築いていくのかも大きな見どころのひとつ。そして市郎と同じ86年に生き、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピする、“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村さんが演じる。昭和に残された市郎の娘が密かに想いを寄せる相手だ。市郎とは逆に、2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする、社会学者の向坂サカエ役で吉田さんが出演。サカエは性差別やジェンダー問題の論者としてメディア露出もしているフェミニズムの旗手。令和時代の代弁者として、市郎たち昭和の人間の破天荒さにするどくツッコんでいく役を担う。なお、吉田さんと磯村さんが宮藤さん脚本の作品に出演するのは今作が初となる。コメント全文・阿部サダヲ2020年以来のTBSドラマへのレギュラー出演ですし、宮藤さんが脚本のドラマも久しぶりなので、お話をいただけてうれしかったです。脚本を読んで、宮藤さんはやっぱり面白いことを考えるなと思いました。挑戦するところもあるドラマで、今の時代だからできるようなドラマになるだろうと思っています。今回演じる小川市郎という役は、昭和を知っている方たちが見ると「懐かしい。こういう人いたな」と思うような体育教師なので、僕自身もそういう先生いたなと思いながら役作りをしていこうと思っています。そして、今の時代の方々にも「こういう人っていていいんじゃないか」と思わせてくれるようなキャラクターになれたらいいなと思っています。皆さん(仲、吉田、磯村)とは2020年の金曜ドラマ「恋する母たち」でも共演していて、色んな役を演じられる方たちなので、今回もどういう芝居になるのか、今から撮影が楽しみでしょうがないです。昭和を生きてきた方たちが楽しめるのはもちろん、平成から令和を過ごしている若い方たちにも「こんな時代があったんだな」「こんな時代もかっこよかったな」と思っていただけるようなドラマになると思いますので、ぜひ楽しんで観ていただければと思います。・仲里依紗「恋する母たち」以来、本当にお久しぶりなみなさまと共演できるということで、前もあたたかい現場だったので、今回も撮影がすごく楽しみです。ポスター撮影のときから「絶対面白くなるな」っていう確信が持てました(笑)。私の役どころは、2024年で市郎さんに出会うシングルマザーでバラエティ番組のAPさんです。私もシングルマザーではないですけど母親なので、ちょっと共感しながら演じられる部分があるのかなと思っています。脚本を読んで、本当に読む手が止まらなくて…。まだ言えないんですけど、「どうやって撮るの?」とすごくワクワクするシーンがいっぱい組み込まれていました。今から撮影が楽しみでもあるし、上手にできるかなというプレッシャーもすごくあります(笑)。すごく元気をもらえるドラマになると思っています。昭和・令和それぞれの世代の方たちが見てもプラスな気持ちになれる、みんなの笑顔につながるようなドラマになればいいなと思っています。頑張ります!・磯村勇斗またみなさまと共演できるのですごく楽しみです!宮藤官九郎さん脚本の作品に参加するのは初めてなので、そこも含めて今からワクワクしています。この時代だからこそ描けるテーマに、宮藤さんの生み出す掛け合いや言葉がすごく面白いので、自分の役がこれからどうなっていくのか楽しみです。「この表現どうするんだろう?」と思う部分もあって、僕らも挑戦的なことをするやりがいのある3か月になりそうだなと思っています。僕の役は、昭和の1986年に生きていて、あるアイドルに憧れているという人物・・・もうそれ以上言えることはないです(笑)。役を通して昭和の時代を体験できるというのも楽しみです。日々、悶々としていたりちょっと悩んでいたり、そういったものが吹っ飛んでいくようなドラマになっていくと思います。登場人物みんなが個性的ですごく魅力的なので、たくさん笑って楽しんでもらえたらうれしいです。・吉田羊宮藤さん脚本のドラマは好きで拝見していたので、選んでいただけてうれしい気持ちでいっぱいです。私が演じるのは令和時代を生きるフェミニストの社会学者です。令和の正義を振りかざしながら市郎さんに斬り込んでいく役どころ。そして、それはきっと視聴者の方の目線と近くなると思うので、私を通して視聴者の方はこのドラマをご覧になっていく、そういう存在になるのかなと思っています。この4人は「恋する母たち」で共演をしたメンバーなので、配信でサイドストーリーをやるのかなと思ったほど(笑)。緻密な計算したお芝居もできる一方で、アドリブで爆発する瞬間的なお芝居もできる方々なので、シーンが膨らんでいくのもすごく楽しみです。令和と昭和を行き来するかなりハチャメチャなドラマですが、非常に面白いです。令和という時代に、その感性を持って生きながらも「でもこれってどうなんだろう?」って思ってらっしゃるような方がいたとしたら、それにほんの少し、もしかしたらヒントをくれるようなドラマになるかもしれません。ぜひ最後までご覧いただけたらと思います。・脚本:宮藤官九郎阿部くんも僕も53歳。思春期に『夕やけニャンニャン』と『毎度おさわがせします』と『ビートたけしのオールナイトニッポン』で倫理観を設定され、不適切に不適切を塗り重ねて生きてきた世代にとって、日々アップデートを強いられる令和はなかなか生きづらい。「昔は良かった」なんて口が裂けても言いたくない。昭和もそこそこ生きづらかったし、戻りたいとは思わないけど、あの頃の価値観を「古い」の一言で全否定されるのは癪なんです。だって楽しいこともあったし、大人が自由で元気だったし、若者は携帯電話を使わずに友達と待ち合わせできてたし、カセットテープのレーベルを自己流でレタリングするのに命かけてたし。そんな瑞々しく甘酸っぱい記憶を無かったことにはしたくないし、「知らねーし」の一言で片付けてほしくない。だからこんなドラマを考えました。市川森一先生がご存命だったら、こんなタイトルを付けたんじゃないでしょうか。『正しいのはお前だけじゃない』自分と違う価値観を認めてこその多様性。第1話を読んだ関係者から「スカッとした」「痛快です」「溜飲が下がった」などの感想を頂きましたので、おそらくそんな肌触りのドラマになると思います。仲里依紗さん、磯村勇斗くん、そして吉田羊さんが、持ち前のコメディセンスで多少の不適切は笑いに転化してくれそう。楽しみです!宮藤でした。・プロデュース:磯山晶常日頃、出来るだけ適切な言動を心掛けています。特に、高いコンプライアンス意識が必要とされる昨今は、ますます自分の言動が気になってしまう毎日です。だから「昭和から来たおっさん」が、自分の発言のリフレクションを恐れず、傍若無人に意見を言うことで、令和の人々が「今はそんなこと言っちゃダメなんだよ!」と呆れながらも「でもそれってちょっと真理ついてるかも」と考えるきっかけになるような物語を作りたいと思って企画しました。そんな昭和の意識低い系主人公・小川市郎を阿部サダヲさんに演じてもらえることになり、心の底から楽しみです。阿部さんだったら、今は言っちゃダメだけど、本当はちょっと言ってほしいことを言っても許されるキャラクターにしてくれるはずです。阿部サダヲさんという役者を一番光らせるのは、宮藤官九郎脚本だと心から思うし、そんな阿部さんと宮藤さんの信頼関係のフルスイングを間近で見られるなんて幸せです。仲里依紗さん、磯村勇斗さん、吉田羊さんという人気と実力を兼ね備えた役者陣の振り切った演技にもご期待ください。市郎さんがどんな極論を言っても、驚いたり、癒やされたり、突っ込んだりしながら3人が全てを受け止めてくれると信じています。コメディだとか時空を飛ぶとか関係なく、4人の名優が織りなす演技の丁々発止を楽しんでいただけたらうれしいです。今、この世に生み出すべき作品となるよう、精一杯頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。「不適切にもほどがある!」は2024年1月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年10月27日俳優の磯村勇斗が25日、都内で開催中の「第36回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われた映画『正欲』(11月10日公開)のワールドプレミア舞台挨拶に、主演の稲垣吾郎、新垣結衣、佐藤寛太、東野絢香、岸善幸監督とともに登壇した。コンペティション部門に選出されている『正欲』は、朝井リョウ氏による同名小説が原作。家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす寺井啓喜を稲垣、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役を新垣、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道を磯村、ダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也を佐藤、大也と同じ大学に通う神戸八重子を東野が演じた。磯村は本作で稲垣と初共演。「稲垣さんとのシーンはわずかだったんですけど、忘れられないぐらい、稲垣さん演じる寺井が空気も含めて怖かったです」と振り返り、「とても助けていただいたというか、あの空気を出していただいたので、もう何もしなくてよかったという感じでした。それぐらい引っ張っていただきました」と感謝した。稲垣も、新垣と磯村と初共演した感想を聞かれると「普段からいろんな作品で拝見している素晴らしい俳優さんたちなので共演できるというのは本当にうれしく思いました」と喜びを述べ、「普段見させてもらっている表情と違った、映画の登場人物になりきった、新垣さんなら夏月、磯村さんなら佳道としてそこに存在していたので、僕も自然とその世界に誘われて気持ちよく演じることができました」と称賛していた。
2023年10月25日第36回東京国際映画祭にて、映画『正欲』ワールドプレミア舞台挨拶が10月25日(水)、都内劇場にて開催され、出演する稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、そして岸善幸監督が登壇した。『正欲』は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウ同名原作を映画化。横浜に暮らす検事の寺井啓喜(稲垣さん)、広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月(新垣さん)、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道(磯村さん)など、異なる背景を持つ人々を同じ地平で描写。「人が生きていくための推進力になるのは何なのか」というテーマを炙り出していく物語。稲垣さんは新垣さん&磯村さんらと初共演。感想を尋ねられると、稲垣さんは「普段からいろいろな作品で拝見している素晴らしい俳優さんたちなので、共演できるのをうれしく思いました。現場では新垣さんや皆さんは、普段の表情と違った映画の登場人物になりきった人になっていて、そこに存在してくれて。自然といざなわれて気持ちよく演じることができました」と絶賛。すると、ぺこっと新垣さんが会釈をした。新垣さんも「(稲垣さんと)ご一緒できたシーンが本当に濃密というか、シリアスというか、重要なシーンだったので、濃い時間をともに過ごしました。ひとつのシーンを作り上げるのに、一緒に力を尽くすことができてとても光栄でした」と丁寧に語り、稲垣さんも照れたようにぺこりと会釈で返していた。すでに行われているマスコミ試写では、キャストの演技が話題になっている。新垣さんの芝居について、稲垣さんは「僕もイメージを覆されたというか、映画の現場で会ったときは普段の新垣さんとまったく違っていて本当にびっくりしました。皆さんもびっくりするのでは、と思います」と太鼓判を押す。この日は映画祭上映とあって、英語の通訳が入る構成になっていた。キャストがしゃべった後英語の通訳が入るたび、稲垣さんたちは何だかそわそわ。佐藤さんが「会話のテンポが難しいっすよね!」と口火を切ると、稲垣さんは強くうなずき、「僕もワンセンテンスが長かったかなって!ずっと1個1個(佐藤さんに)聞いてたんですよね!」と話していた。映画『正欲』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年10月25日皆さんはマナーを守らない人に困ったことはありますか? 今回は「サウナで迷惑行為をする男」を紹介します!イラスト:あしたのLaw~スカッと法律漫画~『サウナで迷惑行為をする男』サウナにハマっている主人公。汗を流し、仕事のストレスを発散していました。そんなある日、主人公が通っているサウナに行列ができています。ドラマの影響で、サウナブームが訪れたようでした。大混雑にイライラした主人公は「温度を上げて全員追い出しちまえ!!」と制御盤を勝手に操作。そしてサウナの温度を、110度から140度へ上げて…。他の客は出て行った出典:あしたのLaw~スカッと法律漫画~他の客が出て行って貸し切りになったサウナを、友人と満喫しました。しかし主人公が制御盤を操作していたところを他の客に見られていたようで、警察に通報されてしまったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年10月24日本格的な施設をしっかり堪能しつつ、欲をいえばそのまま泊まりたい!そんなサウナー女子たちの願いを叶える全国の個性豊かな極上サウナをご紹介。ビギナーも行きやすい!全国おすすめ泊まれるサウナ。“世は空前のサウナブーム!”とはいっても、手間なお化粧直し問題や男性しか入れないサウナ施設があったりと、後発の女性サウナ文化はまだまだ発展途上。しかし、「漫画『サ道』のドラマ化(2019年)以降に人気を実感」していると、漫画家のまんきつさん。「以前は、女性のサウナ室は狭かったし、おしゃべり需要に合わせて温度もあえて低め。その頃と今を比べると、客層が若くなり、サウナが好きで一人で通う方も増えました。そんなガチ勢に合わせて温度も確実に高くなり、グッズやアメニティも充実していって、環境がかなり整ったと思います」まんきつさん的心地よいサウナ体験のポイントは2つ。一つはサウナ室と水風呂の温度の、自分好みのバランスを知ること。もう一つは出た後に食べるごはん、通称“サ飯”。「“ととのう”感覚は、サウナがぬるくても水風呂が冷たすぎてもNGで、バランスが重要です。最近はキンキンの水風呂が流行りだったりもしますが、私は17~18°Cくらいでのんびり入るのが好き。初めての方はマイルドな温度がおすすめです。また個人的には“サ飯”までをセットで考えていて。存分に体を整えた後、最初に何を食べるか。サウナに入りながら、ごはんどうしようかなと考えています(笑)。“サ旅”に行く時は、その土地で味わえる“サ飯”も一緒に調べています」今回は泊まれる施設をセレクト。サウナ、水風呂にサ飯…異なるセンスが光ります!日本最大級の水風呂“青の洞窟”は女湯だけ!スパ・アルプス(富山県富山市)「ロッキーサウナ」を完備し、大浴場や水風呂には北アルプス水系の天然水を100%使用。「プールを改装したという女湯にしかない水風呂“青の洞窟”が本当に広くて気持ちいい!富山なので、サ飯にはお刺し身を食べてほしいです」。カプセルホテル、もしくは24時間営業の女性専用休憩室もあり。入館料/通常¥1,900 、カプセルホテル¥1,000富山県富山市山室292‐1TEL:076・491・5510ストーブ式サウナにサウナストーンを設置した「ロッキーサウナ」。本格ロウリュも。珍しいサウナカーで完全パーソナライズ!唐桑御殿つなかん(宮城県気仙沼市)鮪立(しびたち)漁港の目の前にある民宿「唐桑御殿つなかん」。「サウナトースターはサウナの聖地『ウェルビー』代表の米田行孝さんが制作したもの。貸し切りなのでとにかく自分好みにできるのが魅力。牡蠣の混ぜご飯など、海鮮中心のお料理が本当に美味しいです」。最近サウナ小屋も新設。サウナトースター¥5,000(2時間半、4名まで)※宿泊者限定宮城県気仙沼市唐桑町鮪立81TEL:0226・32・2264宿の建物。素泊まり¥6,730~、朝夕2食付き¥11,250~(2名1室の場合、1名あたり)。富士山の麓。水とアクセスの良さが。オアシス御殿場(静岡県御殿場市)サウナはドライサウナ、ミストサウナ。「とにかく水が良くて、水風呂はもちろん、その水を使った料理の数々は、そうめん一つとっても美味しい。東京駅からバス1本で行けてしまうアクセスの良さも最高。パッと日帰り利用もできます」。10:00~翌9:00の23時間営業。入館料/平日¥1,500、土・日・祝日¥2,000(深夜2:00以降プラス¥1,500)静岡県御殿場市新橋420‐1TEL:0550・84・6578ドライサウナ。ミストサウナも含め、サウナ室が広く超リラックス。ジェットバスや薬湯などその他の入浴設備も充実。多種多様サウナのアミューズメントパーク。なにわ健康ランド湯~トピア(大阪府東大阪市)1つのサウナ室に2種のエリアを設けた「VIVA SAUNA」、「美肌ソルトサウナ」など、女性サウナは圧巻の4種類。「西の聖地ともいわれる通称“なに健”。マッサージなどオプションも豊富で、半日いても飽きないエンタメ性の高い施設です」。24時間営業、年中無休。女性専用リラックスフロアあり。入館料/¥1,380(深夜料金¥1,650)大阪府東大阪市長堂3‐4‐21TEL:06・6787・1126寝そべって体験する珍しいサウナ「TO‐JI OSAKA」。“湯治”をイメージに、ベッドからミネラルたっぷりの蒸気が上がる。まんきつさん漫画家。サウナー歴8年。銭湯サウナに通う。女性サウナを題材に共感多数の著書『湯遊ワンダーランド』(扶桑社)は今年7月にドラマ化され話題に。現在ananweb で「そうです、私が美容バカです。」を連載中。※『anan』2023年10月25日号より。(by anan編集部)
2023年10月23日つい動きたくなるのが旅だけど、時には旅だからこそインドアに。とことんリラクシーな過ごし方も、アリではないでしょうか。女性でも存分に楽しめるサウナ、増えてます。あなたに合った“サウナ”と“お茶”で、心身を浄化させる一日に。デトックスを目的に旅をするなら、近年間違いなく増加中の、サウナに力を入れたホテルに注目を。海を目の前にした絶景や水風呂として川に飛び込めるところまで。多種多様に進化したサウナで体を極限までととのい状態に導いた後、美味しいごはんでチャージ。そのままベッドにGO!できるのが魅力。ボロボロになった自分を脱皮するように、ただひたすらに自分に尽くす、まさに究極の“セルフラブ”旅だ。京都・比叡山の麓にひっそりと構えるホテル「moksa」は、3種類のサウナを完備。監修は静岡県のサウナ聖地「サウナしきじ」の娘、笹野美紀恵さん。八瀬(やせ)というこのエリアに古くからあった釜風呂・蒸湯(むしゆ)を元に、それらを「蒸庵(じょうあん)」と名付けた。ホテルマネージャーの池田佑樹さん曰く「1番人気はシックで、“炭化した薪”をイメージした『炭蒸(たんじょう)』。室温は90°Cで、茶室の躙(にじ)り口を彷彿させる背の低いサウナ室の入り口が特徴的です。サウナーに人気なのは『檜蒸(ひじょう)』。室温は同じですが、こちらの方が天井が低くて効果がしっかりめに感じるのかと。女性に人気なのが美容に注力した『美蒸(びじょう)』。ここはミストサウナで、45°Cの設定です。どれもサウナ室の外に湯船と、地下水をブレンドした水風呂があります。水風呂には頭も冷やせるボタン式の滝も。定員3名のプライベートサウナのスタイルなので、複数人で借りるお客様が多いですが、女性お一人の方も増えている印象です」チェックイン後すぐに迎えてくれるのは、カウンター「帰去来」でのお茶を楽しむ時間。目の前で陰陽五行に即した、自分の体調に合ったお茶を淹れてくれる。3種のサウナのうち、サウナーに人気の「檜蒸」は、入った瞬間から全身が檜の香りに包まれる最高の空間。滞在時間すべてがデトックスにつながる、“Rebirth”のための環境。’22年3月オープンの“Rebirth Hotel”「moksa」は、その名の通り“生まれ変わり”がコンセプト。比叡山のパワーも受ける凛とした山の麓で、休息とウェルネス、食事を通して、日々の疲れで滞っていた気を巡らせじっくりと再生させていく。宿全体のプロデュースは、数々のホテル、ショップのブランディングに携わってきたブランディングディレクターの福田春美さん。“八瀬”という土地が戦乱の中で古くから担ってきた“心身の浄化”の役割を、現代ならではの“お茶”と“蒸湯(サウナ)”という形でモダンに昇華させた。随所に飾られているアートや、ラウンジで用いられる茶器はどれも日本の作家の作品のため、新しくも、宿全体が肌馴染みの良い優しさに包まれている。ショップでは、前述の茶器やお茶、館内履きとして置かれている『bench』のサンダル、「moksa」オリジナルグッズの御朱印帳、マスキングテープなども購入可能。薪火で香りが膨らむ地産地消の食材たち。朝夜の食事は薪火レストラン「MALA」で。“MALA”はサンスクリット語で「循環」や「繋ぐ」の意。地域の固有性を大切にしたコンセプトに繋がっており、食材はmoksaがある八瀬の、さらに奥に位置する緑豊かな大原の土地で採れたものが中心。その日に揃ったものでメニューが組まれるため、その多くが旬の食材で、日替わりに近い料理を楽しむことができる。また厨房奥の薪火も、八瀬に伝わる文化から着想を得たもの。落ち着いた雰囲気の中、オープンキッチンで、ディナーは全7品のコース料理が振る舞われる。カウンター希望者も多いのだとか。フレンチの技法と京都の和が融合した、どこか親しみを感じるディナーコース。前菜は希少な青魚・スマのたたきをラヴィゴットソースで。ソースには大原で採れたきゅうりをシェフ自らぬか漬けにした、自家製のお漬物の刻みが入っている。安らぎの時間は、川のせせらぎに包まれて。山に囲まれた「moksa」は、観光都市の喧騒から離れた、土地の静けさも魅力の一つ。客室では、耳を澄ませばすぐそばの高野川のせせらぎが聞こえ、そこで過ごす時間は安らぎそのもの。サウナで自分自身と向き合った後は、この空間がさらなるリラクセーションに導いてくれること間違いなし。部屋には、京都の薬膳茶ブランド『HAHAHAUS』がmoksa用にブレンドした養生茶、京都・伏見の酒造、黄桜が製造する地ビール「京都麦酒」なども。バスルームのコスメは植物由来のブランド『Waphyto』が採用されている。宿の守り神のような愛らしい土像は「moksa jin」。立体造形作家・沓澤佐知子さんの作品で、これは中庭に置かれたもの。エントランスでもゲストを迎えてくれる。客室「moksaスイート」。窓の外には宿の美しい苔庭と比叡山の青々とした景色が広がる。moksaサウナ「蒸庵」は予約制別料金。客室内にシャワーブース、バスタブあり。京都府京都市左京区上高野東山65TEL:075・744・1001チェックイン15:00チェックアウト11:00料金/moksa experience(夕朝食付き、オールインクルーシヴ)¥30,150~(2名1室利用時1名あたり)アクセス/叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」下車、徒歩約7分。「JR京都駅」から車で40分。※『anan』2023年10月25日号より。写真・吉村規子(by anan編集部)
2023年10月23日