サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「浮き球のコントロール、浮き球を蹴れない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、味方からロングパスが飛んでくることがあります。縦に早い展開をするときや、大きくサイドチェンジをする際に有効な手段です。しかし、ロングパスは遠くに飛ばすために強く蹴るので勢いがあり、高さもある浮き球なので、初心者のうちは飛んでくるボールへの恐怖心もあり、どうコントロールすればいいかわからないもの。今回は、試合の中で使われるロングボールを落ち着いて上手にコントロールして次のプレーに繋げられるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子で対面して立ち、親がスローインのボールを投げる。子どもは足でコントロールして親にボールを返す2.最初は相手選手が背中側にいる状態でのスローイン。ボールを受ける子どもは背中で(イメージの)相手選手をブロックしながら足元でコントロールして親に返す3.逆サイドにボールを展開するコントロール。身体を開いてスローインのボールを受け、逆サイドをむいてから親にボールを返す4.前にスペースがある状態でのスローイン。前方に走ってボールをコントロールし、親にボールを返す。次のプレーでボールを前に運ぶイメージで行う慣れてきたらノーバウンドのボールでもやってみるなど難易度を上げる【トレーニングのポイント】・どんなボールが飛んでくるのかよく見て足を合わせる・背中に相手選手がいる場合は、身体で相手をブロックする・逆サイドに展開する場合は、身体を開いてボールを受ける・前方スペースへのボールは、自分の体と一緒にボールを持ち運ぶイメージで行う・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年12月26日ネオ・グランジバンド、w.o.d.(読み:ダブリューオーディー)が、2023年4月に自主企画『w.o.d. presents "TOUCH THE PINK MOON"』を開催することが決定した。同企画は今年の春から始まったツーマンライブで、バンドの地元である神戸と東京の2カ所で開催。4月6日(木)・7日(金) の兵庫・神戸太陽と虎公演には、フックアップしたい後輩バンドやこれまで切磋琢磨してきた同世代バンド、4月13日(木) の東京・LIQUIDROOM公演には、メンバーが敬愛する先輩バンドを招いて行われる。ゲストアーティストは後日アナウンスされる。チケットは、最速先行受付を2023年1月9日(月) まで実施中。<イベント情報>w.o.d. presents "TOUCH THE PINK MOON"『w.o.d. presents "TOUCH THE PINK MOON"』告知画像2023年4月6日(木) 神戸・MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎OPEN18:30 / START19:002023年4月7日(金) 神戸・MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎OPEN18:30 / START19:002023年4月13日(木) 東京・LIQUIDROOMOPEN 18:00 / START 19:00※各公演ゲストアーティストあり【チケット情報】神戸公演:前売4,000円(税込)東京公演:前売4,400円(税込)※ドリンク代別途必要■オフィシャルサイト先行受付受付期間:2023年1月9日(月) 23:59まで一般発売日:2023年2月4日(土)<リリース情報>w.o.d. ニューアルバム『感情』Now On Salew.o.d.『感情』ジャケット●生産限定盤(CD+布ポスター+ライナーノーツ):5,500円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)【収録内容】01. リビド02. イカロス03. バニラ・スカイ04. 白昼夢05. 馬鹿と虎馬06. Kill your idols, Kiss me baby07. Dodamba08. 失神09. Sunflower10. オレンジw.o.d.「リビド」MVw.o.d.「オレンジ」MV詳細はこちら:関連リンクw.o.d. オフィシャルサイト: Twitter: Instagram: YouTube:
2022年12月23日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「浮き球のコントロール、浮き球を蹴れない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、味方からロングパスが飛んでくることがあります。縦に早い展開をするときや、大きくサイドチェンジをする際に有効な手段です。しかし、ロングパスは遠くに飛ばすために強く蹴るので勢いがあり、高さもある浮き球なので、初心者のうちは飛んでくるボールへの恐怖心もあり、どうコントロールすればいいかわからないもの。今回は、試合の中で使われるロングボールを落ち着いて上手にコントロールして次のプレーに繋げられるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子で対面して立ち、サッカーテニスの要領でボールをバウンドさせ、相手の近くにパス2.親子で得点を競うなど勝負形式にして、相手の陣地のどこに蹴るか駆け引きをする。駆け引きをすることで想像と違う方向にボールが来たりするので、それに反応する力がつく【トレーニングのポイント】・ボールに合わせて移動し、しっかりと体の正面で捉える・浮き球を蹴るときも、ボールに体を合わせて蹴る・蹴れる状況を作ってから、しっかり狙ったところにボールを蹴る・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年12月20日2016年度の全日本U-12サッカー選手権大会で日本一に輝くなど、数多くの大会でタイトルを獲得するのが、兵庫県神戸市のセンアーノ神戸です。テクニックの高さ、戦術眼と共に目を惹くのは、自らの考えをハッキリ話せる選手の多さ。選手同士でメンバーを決める話し合いをするのは、試合で見慣れた光景です。自ら考えられる選手になるために、センアーノでは以前からサッカーノートを活用していましたが、この春からは3年以上の選手でサカイクサッカーノートを活用し始めました。6月には使用して1か月での変化を伺いましたが、2回目の今回は使い始めて半年経って感じる変化や成長について聞きました。(取材・文:森田将義写真:浅尾心佑)サカイクサッカーノートを書き始めてどんな変化、成長を感じるかセンアーノ神戸の5、6年生に伺いました子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>関連記事:「振り返り」ができるようになって上達を実感、強豪街クラブ・センアーノ神戸が導入したサッカーノート■良かったこと、悪かったことを見返しやすいから上手くなれる1人目は「将来はチャンピオンズリーグで活躍したい」と話す天野陽真くん(あまのはるま・5年生)。前回の取材にも回答してくれた選手で、使用後半年たって更なる変化はあったか聞きました。―――サッカーノートはいつから書いていますか?センアーノに入って、4年生ぐらいから書いています。これまでは良かったところ、悪かったところ、コーチに言われたことを書いていました。サカイクサッカーノートは落ち着くとか首を振るなどプレーの目標を書くスペースがたくさんある。試合前に書いてあることを見返しています。試合後にも見て、次に活かしています。―――見返して良かったと思う時は?コーチに言われたことができるようになった時に見返して良かったと思います。コーチは(サカイクサッカーノートに)ビルドアップの動きや悪かった所を書いたら、修正するためのコメントを書いてくれます。――使い始めてからの変化は?考える力が身に付きました。試合中は落ちる動きをしたり、幅をとろうと考えながらプレーしています。■以前のノートとの違い以前のノートは「良かったところ」「改善点」「目標」などを自由な形式で記載していました。サカイクサッカーノートは、試合前に「目標」「何ができていたら最高か」を書き、右ページで振り返りを行う仕様です。ほかにも体重や今日の気分を書く欄もあるので、選手のコンディション管理にも役立っています。■ノートを見返しながら練習してたら、首を振って周りを見る習慣がついた2人目は「将来はバルセロナに行って、世界中の強いチームと戦いたいです」と話す大谷飛翔くん(おおたに つばさ・5年生)―――サカイクサッカーノートの良さは?ノートに今日、何があったのかを書くところや自分の評価を書くところがあるのが良いです。人に評価を付けられたら分かるけど、自分で自分の評価を付ける項目は難しいと感じています。その日あったこと、できていたこと、できなかったことをしっかり書けるのは、とても良いです。―――書いていて良かったと思う瞬間は?サッカーノートにメモしておいて、次の試合や練習の時に見返して、意識しながらプレーしたことで、うまくいったことはあります。この半年で判断が速くなりました。あまり周りが見えていないと昔から言われていて、すぐボールを奪われていましたが、それをノートに書いて見返すうちに首を振るのは習慣づけられました。■自己評価、練習前の目標が書けるのが他との違い3人目は「将来、サッカー選手になれたら、ゴールに繋がるパスを出して、色んな人に注目される選手になりたい」と口にする赤城花奈さん(あかぎはな・6年生)です。―――サッカーノートは何歳から付けていますか?サッカーノートを知ったのは、センアーノに入ってから。小4の時からです。最初はシュートを打てるところでパスを出すなど自分の反省や悪いところ、良かったところを書いています。―――サカイクサッカーノートには色んな書く項目がありますどんなプレーをしたいかが書けて、終わった後に見返すことができるのが良いです。サカイクサッカーノートの反省でシュートが打てなかったと書いた時は、(練習で意識し)次の試合でシュートを決められました。―――採点はどんなことを書いていますか?自分がシュートを決めたり、パスを出せた時は9点とか、良かった時は10点をあげています。周りが見れないプレーをした時は採点を下げています。―――他のサッカーノートとの違いは?他のサッカーノートは(試合や練習を)やる前に書くところがなかったけど、サカイクサッカーノートはサッカー専門で、自分のやりたいプレーとかを書けるのが良いです。使い始めてから、ボールをもらう前に、1回周りを見ることができるようになりました。■自己評価ができることで、練習への意識も変わる最後は「プロサッカー選手として世界の強豪クラブに入って、お世話になった人に恩返しがしたいです」と話す畑山凛虎くん(はたやま にこ・6年生)――サカイクサッカーノートの良さは?練習や試合前に前回の振り返りができる。始める前に「どんなことができれば最高」という部分を書いて、終わった後に自己評価ができるのが良いと思います。この時はダメだったなと振り返りながら、自己評価を付けています。――書いてよかった時は?サカイクサッカーノートを書いた次に、こんなことを書いたから意識しようと思う。振り返りのおかげで上手く行っているなと思えます。――他のサッカーノートとの違いは?前に使っていたサッカーノートとは違って、自己評価ができるのでとても書きやすくなりました。自分が悪い時はもっとやらないと駄目だなと分かるのが良い。これからも使って行きたいです。■「選手たちの学ぶ姿勢が変わった」コーチたちもその成長を実感サカイクサッカーノートを使う姿を間近で見ているコーチたちも、変化を感じています。6年生を担当する田代浩樹コーチはこのように話してくれました。「自分のイメージを言葉にしてインプットにして、アウトプットに変えるのに良いと思います。質問に答えるという形式が子どもたちにとっては書きやすいのでしょうね。普段、トレーニング中に動きを止めて選手に問いかけることがあるのですが、すぐに答えられない子もいます。選手に聞いたら、『質問したら答えられる』と言っていました。誰かを指名して『何か喋ってください』と言われると、黙ってしまう子が多いんですよね。そう考えると問いかけに答える練習にもなるサカイクサッカーノートは大事だなと思います」そして「小学生年代で考えることがプレーに変換できなくても、中学や高校など大人になった時に活きたら良い」と続けます。3、4年生を担当する前泊璃音コーチは、「一番は学ぶ姿勢が変わりました。最初はあやふやな部分があったのですが、選手としての進行方向がはっきりしてきました」と選手たちの成長を口にします。3、4年生は練習をする度にサカイクサッカーノートを書き、提出する選手が多いのが特徴だそうで、ノートを返却する際には、みんなでノートを見返してミーティングすることもあるそうです。「良かったところ、ダメだったところを共有し合って、チームとして団結力を高めていけている。もう二冊目を使っている子もいるので、(これからも)ガンガン使って行きたいと思います」言葉の通り、選手の成長だけでなく、アイデア次第ではチーム力アップにも使えるのが特徴で、今後はチームとして導入するケースも増えていきそうです。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2022年12月14日サッカー日本代表を率いる森保一監督の著書『プロサッカー監督の仕事非カリスマ型マネジメントの極意』(2014年12月発売)が 皆様にご支持いただき、12/13に4刷重版出来となりました。「プロサッカー監督の仕事非カリスマ型マネジメントの極意」詳細URL: 「プロサッカー監督の仕事非カリスマ型マネジメントの極意」■監督が明かす現場のリアルと指導哲学。 脱トップダウンの指導法が芯の強いチームを作る!J1リーグ連覇を達成した指揮官が日々考え、取り組んでいること2012年、2013年とサンフレッチェ広島をJ1リーグ連覇に導いた森保一監督。育成型クラブとして着実に成長を続ける広島で指揮官はどういった考えで指導を行っているのか?シーズンを通したチーム作りからコーチや選手との関係、試合に向けての準備や采配など、本書ではプロサッカー監督として日々、現場で情熱を注ぐ現役監督のチームマネジメントと指導哲学を実例まじえながらその極意を丹念に綴っています。トップダウン型ではないその指導法は時代の潮流にも合い、サッカーの指導者のみならず、ビジネスマンにとっても興味を持っていただける内容になっています。■もくじ●第1章 サッカー監督の仕事 監督としての哲学/監督とコーチの関係●第2章 チームマネジメントの極意 コンセプトメイク/監督とチームの1週間/選手補強●第3章 選手の見方 モチベーション/チームトーク/試合に出る選手、出られない選手/選手の武器/選手の起用法●第4章 私のサッカー観 戦術と戦略/世界と日本●第5章 連覇 連覇への道程●第6章 サンフレッチェ広島の未来 育成型の常勝クラブ/クラブのアイデンティティ■著者プロフィール森保 一(もりやす・はじめ)1968年8月23日生まれ、長崎県出身。長崎日大高校から1987年にマツダサッカークラブに加入し、92年からはサンフレッチェ広島の中心選手として活躍。94年のサントリーシリーズ優勝に貢献した。その後98年に京都パープルサンガ(現・京都サンガ)、99年~01年にサンフレッチェ広島、02年~03年にベガルタ仙台でプレーして引退。日本代表では35試合に出場し、93年には「ドーハの悲劇」も経験した。指導者としては、04年からサンフレッチェ広島の育成コーチを務め、05年からU-18、19、20日本代表コーチ(兼務)を歴任し、07年~09年はサンフレッチェ広島のトップチームコーチを務める。10年~11年のアルビレックス新潟のヘッドコーチを経て、12年にサンフレッチェ広島の監督に就任。監督1年目にしてリーグ優勝を達成すると翌13年には史上4人目となるJ1リーグ連覇を果たす。12年、13年と2年連続でJリーグ最優秀監督賞を受賞。2017年に五輪代表監督に就任、2018年には日本代表監督に就任し、日本人監督としては初めて兼任となった。■商品詳細書名:プロサッカー監督の仕事非カリスマ型マネジメントの極意著者:森保一ISBN:9784862552778仕様:46判/254ページ/モノクロ定価:1,760円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月13日12月に入り、クリスマスプレゼントを準備し始めているご家庭も多いのではないでしょうか。毎年プレゼントを何にしようか悩む親御さんも少なくないですよね。今年は、サッカーに夢中なお子さんに自主練の効果を高める新しいサッカーグッズをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。そこで今回は、サカイク読者アンケートから回答が多かった「子どもが取り組んでいる自主練メニュー」のランキングからE-3ショップで購入できるアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。ただいま最大50%OFFの感謝セール開催中です!一部商品がとってもお得になっておりますのでぜひご覧ください。この記事で紹介した商品はこちら最大50%OFFセール開催中!>>【子どもが取り組んでいる自主練メニューTOP10】1位:リフティング66.1%2位:ドリブル56.3%3位:映像を見て学ぶ53.0%4位:ストレッチ50.8%5位:体幹トレ43.7%6位:アジリティ36.1%7位:対面パス(止める・蹴る)34.4%その他で多かった意見:シュート練習アンケートでは、お子さんの学年は4年生、5年生が一番多く、約40%が5年以上サッカーをしているという回答でした。そんなサッカー大好きな子どもたちが、チームの練習以外で取り組んいる自主練で一番多かったのがリフティング。2位はドリブルでした。どちらもサッカーの基礎なので、今のうちにしっかり身に付けておきたいということでしょう。リフティングの回数を求めるチームがあったり、ボールを扱う技術を身に付ける基礎練習として認識されていることも人気の理由のようです。一人でできるので、だれかを誘う必要がないこともポイントかもしれません。そんな、ボール扱いの基礎を身に付けるのに絶好のアイテムがこちら。自主練1位:リフティング、ドリブルの上達に「テクダマ」サッカー上達専用ボール「テクダマ」。サッカーが上手くなるためには、技術、戦術の理解とともに、ボールを自在にコントロールするスキルを身に着けること。グラウンドではイレギュラーなバウンドをしたり、バランスを崩しながらもボールをコントロールする場面もたくさんあります。そういった時に必要な「調整力」。これこそが本当にうまい選手が身に着けているもの。脳からの指令伝達を身体が実行できる力が大事なのです。そういった神経経路が鍛えられる仕組みのテクダマなら、普段の練習の中で使っているだけで自然と調整力を習得できるのです。このボールを使うことで、イレギュラーバウンドや数十センチのズレに対する対応などに慣れ、試合で使えるボールコントロールが身につくので、ボールコントロールが未熟なサッカー初心者にもおすすめです。テクダマの詳細、購入はこちら>>自主練3位:映像を見て学ぶ「KENGOアカデミー」次にアンケートの回答で多かったのが、映像を見て学ぶこと。無料のネット動画を見ているという回答も多かったです。サカイクでは元Jリーガーで高いサッカー脳を武器に戦ってきた中村憲剛さんが、試合中に周りを見るスキル、「いつ、何を、どのように見たらいいか」をわかりやすく伝授するDVDを販売しております。お子さんのサッカー脳を高めたい方は、このプレゼントを選んではどうでしょうか。サッカーは、ボールを使った技術だけでなく、戦術や動き方・ポジショニングなど頭で理解する部分も大事になります。中村憲剛さんが映像で解説してくれるDVD「KENGOアカデミー」でサッカー脳を高めるサポートをしてあげませんか。中盤、ボランチを任されているけど、どう動けばいいかわからない。「いつ、何を、どのように見たらいいか」がわかってないお子さんに、中村憲剛さんが解説。動き方、判断するタイミングなどサッカーに必要な知識を身に着けることができます。12/21(月)19時までの購入で、サッカー上達につながるサカイクサッカーノートと中村憲剛のメッセージ入りポストカードをプレゼントKENGOアカデミーの詳細、購入はこちら>>自主練4位:股関節のストレッチに「フレックスクッション」最近では、身体を上手く使うこと、強い筋肉だけでなくしなやかな柔軟性を身に付けることが重要だと気づき始めている保護者の方も多いようです。自宅でストレッチに取り組んでいるお子様も多いようですね。でも、身体が硬くてうまくストレッチができない、継続できないなんて悩みも多いようです。そこでオススメがドリブラーの生命線、股関節の可動域を広げる話題のストレッチツール「フレックスクッション」。身体が固いのはケガにもつながりやすいので、柔軟性はできれば小学生年代から注意したいもの。ストレッチで可動域を広げることでパフォーマンスアップにも繋がります。ですが、正しい姿勢で行わないとストレッチの効果も得られません。このクッションを使えば座るだけで正しい姿勢で効果的に体を伸ばすことができます。日本やヨーロッパの強豪25チームに採用され、練習や試合後のコンディショニングに取り入れられている「フレックスクッション」でコンディショニングのサポートを。毎年のようにプロを生み出すことで知られる興国高校(大阪)のほか、RIP ACE SOCCER CLUB(大阪)、センアーノ神戸(兵庫)などでも導入いただき、効果を感じています。イースリーショップ限定オリジナルストレッチ動画付きフレックスクッションの詳細、購入はこちら>>自主練5位:体幹にスイッチを入れる「メトリクスフォーム」自主練第5位はいまや定番の体幹トレーニング。いまJリーグの育成組織も導入し1分乗るだけで「体幹」にスイッチが入る魔法のマットが話題だということをご存じですか?それが「メトリクスフォーム」です。乗って1分程度のエクササイズをやるだけで、ぶつかっても崩れない正しい姿勢にスイッチが入ります。1回のトレーニングで2~3時間効果が持続しますので、試合やトレーニング前に行うと非常に効果的。身体の土台・軸の安定、コンタクトプレー強化、姿勢の安定、怪我防止などいい影響を与えるので、お子さんの姿勢が気になる方、当たり負けしない体の強さが欲しい方は、ぜひお求めください。「タニラダー」の開発者でもある谷真一郎コーチも太鼓判。指導しているヴァンフォーレ甲府アカデミーも全面導入しています。ほかにも、強豪チームであるJACPA東京FC U-12(東京)、昌平高校の下部組織であるFC LAVIDA(埼玉)でも採用しております。エクササイズ動画が視聴できるQRコード同封なので、普段トレーニングをしなくてやり方が分からない親御さんも安心です。動画を見ながらお子さんに教えてあげられます。メトリクスフォームの詳細、購入はこちら>>この記事で紹介した商品はこちら最大50%OFFセール開催中!>>自主練6位:アジリティを向上させる「タニラダー&スピードアップインソール」つづいて第6位は「アジリティ」速く走りたい、もっとスピードを上げたいという子どもたちは多いようです。そこでオススメなのが、Jクラブでも導入しているたった4マスのラダーと、Jクラブのフィジカルコーチが監修した「1歩目が早くなる」サッカー用インソールです。正しい姿勢でケガ予防にも。週1の練習で早くなる!サッカー選手2万人以上が実践したスピードアップトレーニングの決定版「タニラダー」で、お子さんの走るスピードを高めてあげませんか。足が遅いのには理由があります。速く走るための「正しい姿勢」「正しい身体の動かし方」を身につけるタニラダーは速さを習得するための要素がギュッと詰まったトレーニングアイテム。長すぎるラダーは足元を見てしまったり、終盤姿勢が崩れたりして正しい「速さ」が身につかない。たった4マスだからこそ速さに必要な要素が身に付きやすいのがタニラダー最大のポイント。足のアーチを支えて1歩目が速くなるサッカーのためのインソール「タニラダースピードアップインソール」もセットで試してみませんか。いつものスパイクのままでスピードがアップするサッカー用インソールです。速くなりたい子だけでなく、姿勢の悪さから切り返しでふらついたり、ヒザや足裏に痛みがある子にもおすすめです。タニラダーベーシックの詳細、購入はこちら>>タニラダースピードアップインソールの詳細、購入はこちら>>自主練7位:対面パス(止める・蹴る)が一人でできる「リバウンドボード」さて、どんどんいきましょう。第7位は「止める」「蹴る」です。兄弟や近所の友達と気軽にサッカーできればパスを出す、パスを受けるといった「止める」「蹴る」が練習できますが、道具を使えば一人でも練習できるトレーニングアイテムがあります。止める・蹴るだけでなくシュートなど自宅で実践的な練習を行うのにお薦めの商品はこちら。一人でもトラップやパス、ワンツーのトレーニングができる壁打ち練習アイテム「リバウンドボード」。複数人で練習するほうが試合に近い状況なのはわかっているけど、近所の友達はサッカーしないし、兄弟姉妹も自主練に付き合えない、など様々な事情で一人で練習できるアイテムが欲しい、という親御さんは多いもの。このリバウンドボードを使えば、パスを出してパスを受ける練習ができます。ひとりでも2人で行うプレーの練習が可能になるリバウンドボードで実戦的な動きを身につけることができます。簡単に持ち運べ、上下を逆に設置すれば初心者・低学年が苦手な「浮き球」を返してくれるので恐怖心克服とトラップの練習にも。住宅事情により自宅の壁にボールを打たれるのはちょっと困る、という親御さんたちにもおすすめしたい商品です。リバウンドボードの使い方例、購入はこちら>>自主練番外編:自宅でシュート練習「アルファゴール」アンケートのその他の意見で多かったのがシュート練習です。Jリーグ44チームが導入するゴール感覚を研ぎ澄ますミニゴール「アルファゴール」は自宅でのシュート練習にもぴったり!日本サッカーの長年の課題「シュート力」。少年サッカーの練習では簡易的なゴールを使うこともありますが、素材によってはシュートの跳ね返りが返ってこないのでセカンドボールを拾う意識などが身につきづらいという側面があります。軽くて安全なアルミ製でできたこのアルファゴールは、思いっきりシュートしてもボールがしっかりリバウンドするので、シューター以外の選手もゴールを意識してトレーニングすることができます。簡単に組み立てられてしまう時もコンパクト。ベガルタ仙台のトップチームが採用しシュート練習などに使われています。また、川崎フロンターレやモンテディオ山形などのスクールにも導入。全国の少年チームや学校施設でも導入され、リアリティのある練習ができると好評をいただいております。サイズもバリエーションがあるので、クリスマスプレゼントだけでなく卒団記念の贈り物などにもピッタリです。アルファゴールのサイズ各種詳細、購入はこちら>>この記事で紹介した商品はこちら最大50%OFFセール開催中!>>
2022年12月09日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ロングボールのコントロールが上手にできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、味方からロングパスが飛んでくることがあります。縦に早い展開をするときや、大きくサイドチェンジをする際に有効な手段です。しかし、ロングパスは遠くに飛ばすために強く蹴るので勢いがあり、高さもある浮き球なので、初心者のうちは飛んでくるボールへの恐怖心もあり、どうコントロールすればいいかわからないもの。今回は、試合の中で使われるロングボールを落ち着いて上手にコントロールして次のプレーに繋げられるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子で距離を取って立ち、親は子どもに向かって浮き球のボールを蹴る2.子どもはボールの正面に入り手でボールをキャッチする3.浮き球を腿や胸など身体のどこかでコントロールしてからキャッチする3.手でキャッチすることに慣れたら、浮き球を腿や胸など身体のどこかでコントロールしてから足元でコントロールして親にパスを返す※親は蹴るのが難しければボールを投げてもOK【トレーニングのポイント】・ボールを身体の正面でとらえることが大事・最初は手でキャッチしてOK、まずは距離感をつかんだり浮き球に慣れる・身体で勢いを吸収することで、足元でコントロールしやすくなる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年12月06日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「バウンド(弾んだ)ボールの処理が上手くできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、浮き球のパスが来たり、相手のリフレクション(相手にボールが当たり、軌道が変わること)により、バウンドしたボールを素早く足元でコントロールして収め、次のプレーに移らなければならない場面があります。 早くボールを押さえることで、パス、ドリブル、シュートなど次のプレーのスピードも上がります。しかし、初心者のうちは弾んだボールの処理が中々難しいもの。 今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、バウンドしたボールの処理が上手くできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親がボールを持ち対面して数メートル離れて立つ2.距離をキープしながら歩き、子どもの足元に弾んだボールを投げる。子どもはバウンドしたボールをコントロールし、親に返す3.親が手を叩いたら、バウンドしたボールを押さえた後、素早くドリブルに移る。叩かなかったらパスで返す4.高く弾むボールを押さえる。親が手を叩いたらドリブルで運び、叩かなかったらパスで返すなど難易度を上げる【トレーニングのポイント】・ボールを素早く押さえることで、ドリブルもパスもシュートもできる状態にする・高いボールに早く寄せすぎると頭上を越してしまうので、まずはボールの近くに行く・バウンドした瞬間に足をかぶせてコントロールする・最初は低いボールから動きに慣れる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年12月02日HUBで元サッカー日本代表、プロサッカー選手と試合を観戦しよう!株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)はHUB渋谷店、HUB新宿区役所通り店にて、元サッカー日本代表選手・プロサッカー選手を招いたサッカー観戦イベントを実施いたします。■イベント概要・2022年11月21日(月)21時30分・開催店舗HUB渋谷店・観戦試合イングランド vs イラン22時 Kick Off・出演MC:武部 柚那さんゲスト:名良橋 晃さん(元サッカー日本代表)HUB渋谷店 : ・2022年11月22日(火)18時30分・開催店舗HUB新宿区役所通り店・観戦試合アルゼンチン vs サウジアラビア19時 Kick Off・出演MC:武部 柚那さんゲスト:河野 広貴さん(プロサッカー選手)平山 相太さん(元サッカー日本代表)HUB新宿区役所通り店 : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com HUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月21日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ファーストタッチが思い通りにできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、自分の所に来たボールを最初にコントロールする「ファーストタッチ」は、相手を交わすときにも、前方にいる味方にパスをするときにも大事になります。しかし、初心者のうちはその判断が難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ファーストタッチが上手にできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】<前方にスペースがあるとき>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.子どもが親の背中を回ったら足元にボールを出す3.子どもは前方にコントロールして目印に向かい、親にパスを返す4.効き足と逆の足で挑戦する<相手がボールを取りに来た場面を想定>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.親は子どもに向かってボールを転がしたら、追いかける3.子どもはボールを取られる前に左右どちらかに交わす4.相手との距離を見て取りに来るギリギリの所をファーストタッチで大きくずらすなど、試合の場面を想定して動く【トレーニングのポイント】・前にスペースがあるので、ボールをもらったら前に運ぶことを意識。・効き足と逆の足でも挑戦してみる・ボールが来てから動き出すのではなく、ボールを迎えに行きながら動きの中でファーストタッチを行う・足元に止めると相手に引っかかってしまうので、大きく左右に交わすことを意識・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月21日歌手で俳優の木村拓哉が出演する、日本スポーツ振興センター(JSC)・WINNERの新CM「WINNER サッカー」編が、14日から放送される。新CMで、木村は中華料理店に登場。「WINNER」で勝敗予想をしている試合が店内のテレビで流れ、注文したチャーハンそっちのけで応援に熱が入る。その後もレンゲを片手に、監督のような指示を出しながら試合に釘付け。ゴールが決まると歓声を上げ、周囲の客とハイタッチをする。撮影では、試合展開に合わせて「あー、惜しい!」とのけぞるなど、体全体で表現した木村。カットがかかると、「うるさすぎません? 大丈夫ですか?」と監督に尋ねる場面も。しかし、監督から「そのうちみんな(店内のお客さん)ものってきて、ワンチームになるから」と声をかけられると、「迷惑かと思った! 自分の家のように応援しているから(笑)」と安堵の表情を見せていた。
2022年11月14日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「動いている味方にパスを出すことができない」を克服するトレーニングをご紹介します。サッカーの基本動作であるパス。試合中は、動いている味方にパスを出すことが多いもの。しかし、初心者のうちは練習で行う対面パスはできても、試合中に動いている味方に向かって、「どこに」「どのぐらいの強さで」パスを出せばいいか、感覚が分からないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、見方が動いた先にパスできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子が数メートル離れて横並びになり、お互いに前に走る。相手が走る少し先にボールを投げ、それを手でキャッチ2.慣れたら足で行う。相手の動きを見て少し前にボールを出す3.いろんな方向に動きながら、ドリブルとパスを入れる広い場所が使えるときは、お互いの距離をもう少し離して速く強いパスを出すシチュエーションを作ったりして試合の状況に近づける【トレーニングのポイント】・最初は手でボールを投げ、スピードに合った距離感をつかむ・足元にボールを投げてしまうと、受け手の動きが止まってしまう。動いている先をめがけてボールを出す・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月08日自分で準備をしない、自分からやりたいと言って始めたのにやる気が感じられない、上手くなりたいという割には自主練をしない......。など、子どものサッカーの悩みでよく聞かれることです。それ以外にも、サッカーと勉強の両立など保護者の皆さんがひそかに悩んでいることもあるのではないでしょうか。先日サカイクでは、お子さんの「サッカー以外」の悩みについてツイッターでアンケートを実施いたしました。その結果をご紹介いたします。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!一位はやはり「ゲーム・ネットに夢中、長時間のゲーム」(37.1%)でした。小学生がゲームに熱中するのは今に始まったことではありませんが、最近は家庭や学校でもパソコン、タブレットに触れる機会があったり、親御さんのスマートフォンを使ってゲームやインターネットをする子も増えているようで、長時間使用が気になる保護者が多いという結果になりました。次いで多かったのは、「勉強との両立」(30.6%)。サッカーが好きで夢中になるのはいいことですが、勉強もしっかり取り組んで欲しいという親心の表れでしょう。お子さんが将来どんな道に進むにしても、学問を修めることや探求心をもって主体的に学びを深める経験は役に立つものです。保護者の皆さんも人生の先輩として、ご自身の経験から子どもたちにはサッカーも大事だけれども、勉強との両立もしてほしいと願うのは当然のことかと思われます。「チームメイト、友達関係」(14.5%)も、チームによっては保護者の悩みになります。サカイクで保護者の方にお話を伺う際も、上手い子が下手な子をバカにした言動を取る、「下手だな」など直接言われる、レギュラーと補欠に溝がある、学校でも同級生なので普段からサッカーが上手い子たちに萎縮している、といったこと等があると聞きます。子どもは直接的な表現をすることもあり、ときに残酷です。そのような言動に子どもが傷ついていたり、自信を無くしていることに悩んでいらっしゃるということだと思われます。ほかにも保護者の方にお話を伺うとこのような声を聞きます。・家にいるとゲームばかり・ネットで友達とひっきりなしにやり取りしている・タブレットとパソコンの2台を駆使してチャットしながらゲーム実況を見るなど、器用だなと感心する反面、依存しないか心配でもある・勉強との両立が不安・サッカーに夢中すぎて勉強に興味が向かないのが悩み・チームメイトに萎縮しており、学校でもその子たちに気を使っている・おとなしい性格で、コミュニケーション能力が高くないいかがでしょうか。普段学校の保護者やチームの保護者と話す際にも話題になることがあるかもしれませんが、よそのご家庭でも同じような悩みがあるんだと少し安心した方もいるかと思います。今回一番多かった「ゲーム・ネットに夢中、長時間のゲーム」については、ゲームやインターネットに依存してしまうことや、リアルな対人コミュニケーションが苦手になってしまうのでは、という心配がある一方で、本人が楽しんで通っていて、デジタルから離れる場所である「サッカー」があってよかった、という声も少なくありません。サッカーというスポーツの良さを改めて感じていらっしゃる親御さんもいるようです。ただし、サッカーをやりすぎると満足して向上心がわかなくなったり、燃え尽きてしまうこともありますので、「またサッカーをしたい」といった余白を残してあげることが子どもが楽しんでサッカーに行くために大事なことです。サッカーが大好きな子どもたちの中には、満足するまで練習したい子も多いと思いますが、その辺は親御さんがブレーキをかけてあげるようにしましょう。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年11月07日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「サッカーの基本動作習得が難しい」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、前後左右への動きがあります。相手の動きを見てドリブルなど縦に動くときもあれば、足元でコントロールしながら横に動いて交わすことも。しかし、初心者のうちはどの動きがどのプレーにつながるかわからないもの。最初のうちは相手のプレーをマネすることが動きの習得につながるのです。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、試合で使ういろんな動きの基礎を身に付けられるトレーニングを紹介します。【やり方】1.目印を5つ置き、親と子の間にラインを設置2.ドリブルをしながら目印を持って相手の陣地に置く。一定時間でたくさん置いた方が勝ちというルールを設定し、親子で競争3.動きに慣れたら、ドリブルしながら相手の背中をタッチし、触られた方は5秒停止などのゲーム性を持たせるなどレベルアップ【トレーニングのポイント】・強く蹴るとボールが遠くに行ってしまい、弱すぎると動きがスローになるので力加減と蹴る方向を意識・背中をタッチされないよう、顔を上げて体の向きも意識する・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月01日“Alternative band from Ogikubo Tokyo.”を掲げる4ピースバンド、ルサンチマンが10月24日、東京・LIVE HOUSE FEVERで自主企画ツーマンライブ『TWO SHOT』を開催。対バン相手は、崎山蒼志(さきやまそうし)。00年代生まれの同世代であるルサンチマンと崎山は、圧倒的な個性と溢れんばかりの熱量をぶつけ合うようなステージを繰り広げた。崎山蒼志まずは、崎山蒼志。いつものようにサディスティック・ミカ・バンドの「よろしくどうぞ」を流しながらステージに登場した崎山とバンドメンバー(有島コレスケ / Ba、GOTO / Ds)は、「Helix」からライブをスタートさせた。有島コレスケ(Ba)GOTO(Ds)尖りまくったギターサウンドと叙情性が滲む歌メロのコントラストが印象的な曲だが、3ピースとは思えないほどの濃密なバンドグルーヴによって、楽曲のポテンシャルが増幅され、いきなり身体と頭を揺さぶられてしまう。さらに爽やかな疾走感とオルタナ的な音響、美しいメロディラインが共鳴する「過剰/異常」(リーガルリリーとの共作曲)、アコギと歌で繊細にはじまり、凛とした声で<悪夢の根源に居た君を いつか必ず 救い出すから>というラインを響かせる「嘘じゃない」と最新アルバム『Face To Time Case』の楽曲を披露。アルバムを携えたツアー、フジロックをはじめとするフェスへの出演によって、崎山のステージングは確実に向上し続けている。ここからは崎山の奔放な音楽性を体感できるシークエンスへ。エレキからアコギに持ち替え、「幼少期、寝る前に母親に絵本を読んでもらっていて。絵本の世界と眠りに入っていく感じが同時にある感覚を歌った曲です」と「舟を漕ぐ」を披露した後、ギターを置き、エレクトロ的なトラックを交えながら「Pale Pink」「水栓」へと移行。エクスペリメントな意匠を感じさせる打ち込みのビート、そして、生のドラム、ベース、歌が響き合う刺激的な音楽空間が出現する。実験性とポップネスがせめぎ合う音響のすごさは、生で体感しないとわからないだろう。「FEVERは久しぶりなんですけど、なぜか新代田を大井町の近くだと思っていて。下北沢にめっちゃ近い!と思いました。東京に住んで1年半くらいなので、わからないことだらけです」というホッコリするようなMCから、ライブは後半へ。洗練されたコード進行、軽やかな旋律とともに、夏の風景と“生きている”という感覚そのものを歌った「通り雨、うつつのナラカ」、ジャジーなギターに導かれた「潜水」。崎山のポップサイドを堪能していると、エンディングでいきなりフィードバック・ノイズがさく裂。強烈な刺激と透明を内包したギターサウンドを打ち鳴らしながら暴れまくる崎山、めちゃくちゃ楽しそう。その直後、今度はアコギを手にして初期の代表曲「Samidare」へ。純粋無垢なメロディと独創的すぎるコード構成と切れ味鋭いバンドアンサンブルは、まさに崎山の真骨頂だ。最後は「“その場所に積み重なっている記憶が立ち上がる”という曲を最後にやります」と紹介された「タイムケース」の弾き語り。混沌と解放感を同時に描き出すような素晴らしいアクトだった。そして、ルサンチマンのステージ。まずはクーラーNAKANO(Gt)がエッジ―かつキャッチーなリフを響かせる。そこに北(Gt / Vo)、清水(Ba)、もぎ(Ds)が音を重ね、インスト曲「kazaana」を放つ。北(Gt / Vo)NAKANO(G)勢いと熱量を増幅させながら「心配事」へ。つんのめるようなビートと爆音ギター、<あなたのことが心配で心配で心配で心配でしょうがないから>という切実な思いを刻んだフレーズが真っ直ぐに飛び込んできて、オーディエンスは体を激しく揺らしはじめる。さらに超高速のビートと重厚なアンサンブルがさく裂した「十九」、クラシック曲の旋律からはじまり、“君と僕”の危うすぎる運命的な関係を描き出した「アンチドベル」、理不尽な出来事に対するどうしようもない感情をぶちまける「滅茶苦茶怒鳴られた」、マスロックの影響を感じさせるインスト曲「not wrong」を続けざまに披露。バンドのテンションが上がるにつれて、観客の興奮も引き上げられ、フロア全体が熱気で包まれる。清水(Ba)もぎ(Ds)新曲「忘れそう」も印象的だった。北のギターと歌ではじまるこの曲は、過去のイヤな記憶をモチーフにした楽曲。どんなに辛い出来事もいつかは忘れる、でも、その経験は確実に体のどこかに残っていて、人の価値観や人生観に影響を与え続けるーー筆者はこの日、初めてこの曲を聴いたのだが、演奏中、ずっと自分のことばかり考えてしまった。ミディアムバラードっぽく進行し、中盤で突然スピードを上げる構成も激アツ。「忘れそう」はまちがいなく、彼らの新しい代表曲になるだろう。「こんばんは、ルサンチマンです。集まってくれてありがとうございます。崎山くん、ありがとうございます。同じ年なので、“蒼ちゃんと呼んでいいよ”と言われて。葵ちゃん、今度、サウナ行こうや」(北)というMCで一瞬だけ空気が緩んだが、インスト曲「nihill」によってピリッとした緊張感がすぐに戻る。そしてライブアンセムのひとつである「ニヒリズム」によってライブの高揚感は最高潮へ。“パッパラッパラッパラパ~”というあっけらかんとしたコーラス、ヒリヒリした痛みを伴うようなメロディライン、<ニヒリスト僕は知りたいよ、僕の苦労は所詮ゴミですかね>というラインがぶつかり合うこの曲は、ルサンチマンをバンド名に関した4人の精神性、音楽性をダイレクトに象徴していると言えるだろう。サビに合わせて手を上げ、踊りまくる観客からも、この楽曲を本気で求めていることがはっきりと伝わってきた。オルタナティブロック、マスロック、グランジなど、90年代以降のロックの要素を肉体的に取り入れながら、鋭利なスリリングと独自のサウンドスケープを描き出す演奏にも惹きつけられた。緻密なアンサンブルと爆発的なテンションが同時の押し寄せるパフォーマンスはこのバンドの大きな武器だと思う。イントロがはじまった瞬間にオーディエンスが拳を突き上げた「荻窪」、そして、<あの人が消えた / どこか遠い街に消えてった>と歌い上げる「かぜかぜふくな」で本編はエンディング。アンコールではまず、北が2023年1月に東京・大阪で行われるワンマンツアー、3rdシングル『忘れそう』のリリースを告知。会場からは大きな拍手が巻き起こった。そして「ホント、楽しかったです。“蒼ちゃん”と言いつつ、まだ敬語で話してるんで(笑)。もっと仲良くなります(笑)」(北)という言葉を挟み、アッパーチューン「収束する未明」「いやいやいやいや」を続けざまに放ち、ライブは終了した。2023年1月15日に3rdシングル『忘れそう』(C/W「滅茶苦茶怒鳴られた」「lares」)を発売し、本作のリリースを記念した東阪ワンマンツアー"Three Count" tour(2023年1月15日(日) 大阪・心斎橋 Live House Pangea / 1月29日(日) 東京・渋谷 Spotify O-Crest)も決定。初期衝動そのままに、加速度的に活動の規模を広げ続けているルサンチマン。2023年、彼らはバンドシーンのど真ん中に突き進んでいく。そのことを確信したライブだった。Text:森朋之Photo:中山涼平<公演情報>『ルサンチマン自主企画ツーマン「TWO SHOT」』2022年10月24(月) LIVE HOUSE FEVER【崎山蒼志 セットリスト】01. Helix02. 過剰/異常03. 嘘じゃない04. 舟を漕ぐ05. Pale Pink06. 水栓07. 通り雨、うつつのナラカ08. 潜水09. Samidare10. タイムケース【ルサンチマン セットリスト】01. kazaana02. 心配事03. 十九04. アンチドペル05. 滅茶苦茶怒鳴られた06. not wrong07. 忘れそう08. nihil09. ニヒリズム10. lares11. ラル12. 荻窪13. かぜかぜふくなEN1. tsuki ochiEN2. 収束する未明EN3. いやいやいやいや<ルサンチマン リリース情報>3rdシングル『忘れそう』2023年1月15日(日) リリース【収録曲】・忘れそう・滅茶苦茶怒鳴られた・lares<ルサンチマン ライブ情報>3rdシングル『忘れそう』リリース記念ツアー "Three Count" tour■2023年1月15日(日) 大阪・心斎橋 Live House Pangea1月29日(日) 東京・渋谷 Spotify O-Crest【オフィシャル先行受付】受付期間:2022年11月1日(火) 18:00〜11月13日(日) 23:59先行受付はこちら:公式サイト:ルサンチマン 関連リンクオフィシャルサイト::崎山蒼志 関連リンクオフィシャルサイト::
2022年11月01日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「サッカーの基本動作習得が難しい」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、前後左右への動きがあります。相手の動きを見てドリブルなど縦に動くときもあれば、足元でコントロールしながら横に動いて交わすことも。しかし、初心者のうちはどの動きがどのプレーにつながるかわからないもの。最初のうちは相手のプレーをマネすることが動きの習得につながるのです。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、試合で使ういろんな動きの基礎を身に付けられるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子で対面して立ち、ボールを手でバウンドさせる。相手の動きに合わせて高さや使う手を変える2.できるようになったらボールを地面に置いて足裏でボールタッチ、転がしながら横に移動など、足でボールを扱う3.横に動いたり、縦に動いたりしてボールを動かしながら行う【トレーニングのポイント】・親と子の距離感を保つ・常に顔を上げ、親の動きをよく見てマネする・ボールを扱う高さやスピードも合わせる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月28日サッカー日本代表として、日韓W杯に出場した森岡隆三さん。現役時代はクレバーな守備が光るDFとして、清水エスパルスや京都サンガで活躍しました。引退後は京都サンガU-18やガイナーレ鳥取の監督を経て、現在は清水エスパルスの「アカデミーヘッドオブコーチング」として活動中です。選手として、監督として、そしてアカデミーでの経験も豊富な森岡さんに「成長するために必要な目標の立て方」や「サッカーノートの書き方」についてうかがいました。(取材・文:鈴木智之)日韓W杯には代表のキャプテンとして出場した森岡隆三さんサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「もっとやれる!」など根性論を書いていた現役時代。具体的なアクションプランの立て方を知らなかった小学生時代から、サッカーに打ち込んできた森岡さん。「プロになる」という目標を掲げ、日々走り込みや自主練をしたり、サッカーノートを書くなど努力は惜しまなかったと言います。「小学生時代は家の周りでボールを蹴ったり、とにかく走り込んだりと、ハードなトレーニングをしていました。練習のしすぎで怪我をして、試合に出られないこともあったほどです」当時を懐かしそうに振り返る森岡さん。サッカーノートは、小学生の頃から書き始めたそうです。「小学生の頃は、まだやれる、俺はできるなど、自分を奮い立たせるための言葉を書いていました。それが中学、高校になるにつれて、練習メニューや相手のシステムなども書くようになり、プロになってからも続けていました」現役引退後、当時のノートを見返すと「プロになってからも、俺はもっとやれる! みたいな根性論が多かったんですよね。具体的な目標の立て方や、そのためのアクションプランなどはあまり書いていませんでした」と、恥ずかしそうに話します。■目標を達成するためには「こうなりたい」というイメージと、そのために必要なことは何かを理解することが大事もっと効果的な目標の立て方があるのではないか? と考えるきっかけになったのが、「Jリーグヘッドオブコーチング養成コース(JHoC)」での経験だったそうです。「そこで『IDP(インディビジュアルディベロップメントプラン)』という考え方を知り、設計図って大切なんだと、改めて気がつきました。この経験は大きかったですね」IDPを日本語にすると「個人が成長するための計画」です。森岡さんが言う「設計図」とは、成長するために必要な要素と全体像のことで「目標を達成するためには、主観と客観をすり合わせることが大事なんだ」と感じたそうです。「わかりやすく言うと、カレーを作ろうと思って買い物に行くのと、何を作るかを決めずに行くのとでは、買い物にかかる時間が違いますよね。カレーを作ると決めて行った方が、必要なものがわかっているので、最短で目標にたどり着くことができます」サッカーの目標も同じで「自分はこうなりたい!」とイメージを持ち、「そのために必要なことは何か?」を考えて努力するのと、とくにイメージを持たず、やみくもに努力するのとでは、どちらが効果的でしょうか?「イメージを持って、計画を立てることの大切さは、若い選手たちにも常々言っています。計画を立てれば準備も変わりますし、心構えも変わります。最終的には、未来も変わっていくと思うんです」子ども自信が効果を実感!成長できるサッカーノート>>■日本代表として海外で試合する中で目標の大切さを痛感した森岡さん自身、日本代表に選ばれて、海外で試合をすることになり、目標の大切さを痛感したそうです。「日本代表としてコパ・アメリカに出場したときに、『本気で高いところを目指していたら、結果が変わったのではないか』と思ったんですよね」コパ・アメリカではペルー、パラグアイ、ボリビアと戦い、1分2敗のグループリーグ敗退。力の差を見せつけられた大会でした。「当時、トルシエ監督は、コパ・アメリカ開幕前の合宿で『本当に勝ちたいと思っているヤツはこっちに来い!』って、すごい剣幕で選手に言ったんです。言われたときは真意がわからなかったのですが、大会後によくわかりました。自分自身、本気で勝つための計画、準備ができていなかったことに気づかされました」森岡さんは当時のことを、著書「すべての瞬間を生きる~PLAY EVERY MOMENT」(徳間書店)でこう綴っています。「目標の設定で変わるのは計画であり、準備であり、マインドセット、心構えだ。そして『可能性』が変わり、『結果』につながるものだと思う。帰国してから、自然と日々のトレーニングへの意識、行動が変わった。今まで以上により幅広い知見から、自分を引き上げることへの意識が高まった」■ノートを書いて目標を共有することは、指導者にも選手にもメリットがある現在、清水エスパルスのアカデミーヘッドオブコーチングとして活動する中で、若い選手たちに多くのことを伝えている森岡さん。目標を達成するために、サッカーノートの重要性を感じていて、アカデミーでオリジナルのノートを制作し、活用しているそうです。「スポンサーを募って、エンブレム入りの専用ノートを作りました。ノートを書くことで、具体的なアクションプランに落とし込んでほしいです。たとえば『クリスティアーノ・ロナウドのようなブレ球を蹴りたい』という目標を立てたとして、そのために、いつ、どこでどんな練習をするのかまで、具体的に考えてもらえたらと思っています」アクションプランを立て、進捗を確認する。その繰り返しが、成長につながります。「指導者や保護者は、子どもが何を課題ととらえていて、どんな努力をしているかがわかれば、そのチャレンジを後押しする声かけや接し方ができますよね。ノートを書いて目標を共有することは、お互いにメリットがあるので、続けていってほしいです」現役時代の経験に加え、アカデミーヘッドオブコーチングとして活動する中で、多くの知見を得る森岡さん。サッカーをする子どもたちや保護者に向けて、たくさんのアドバイスをしてくれました。サッカーノートの書き方などは、非常に参考になるのではないでしょうか。20次回の記事では「保護者のあり方」について、森岡さんの考えを紹介します。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年10月27日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「細かいボールタッチできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、思い通りにドリブルで運んだり、相手を交わすことがあります。方向を変えたり、相手を交わす動きの時には細かいボールタッチをして奪われないようキープすることが大事です。しかし、初心者のうちはボールコントロールが大きくなったり、思ったところにコントロールできなくてあっちに行ったりこっちに行ったりしてしまうもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ドリブル細かいボールタッチができるようになるトレーニングを紹介します。親は手でボールを持っていてOKです。サッカーの技術は無くてもできるので、親子で楽しんでください。【やり方】1.親が自由に歩き、子どもはその後ろをドリブルでついていく2.親は時折方向を変え、子どもは細かいタッチでボールをコントロールしながらドリブルする3.親は移動しながらどこかのタイミングでボールを地面に置く。子どもは置かれたボールに、自分のボールを当てる慣れたら、ボールを置いてから当てるまでの時間に制限を付けてみる【トレーニングのポイント】・親はとにかく細かく方向を変えることを意識して動く・親の動きをよく見て、方向転換の際に細かいボールタッチをする・子どもは親と離れすぎない距離感でドリブル・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月25日「サカイクキャンプから帰ってきたら、子どもがびっくりするほど変わっていたんです!」と話してくれたのは、2022年夏のキャンプに参加してくれた惺真くんのお父さん。積極的に話をするようになり、兄弟に優しくなったり、学校やサッカーの支度も自分からするなど、それまでとは別人のような子になって驚いたそう。3日間のキャンプで劇的に変わったという惺真くんとお父さんにお話しを聞きました。(取材・文:前田陽子)サカイクキャンプでトレーニングに励む惺真くん<<「チームを引っ張っていくんだという意欲が出た」低学年でも3日間で自分に自信がついて、積極的になれたサカイクキャンプの魅力■コミュニケーション力を身につけたいとキャンプに参加サカイクキャンプの動画を見て、このキャンプは僕に向いていると感じたという惺真くん。現在4年生の惺真くんは高学年の試合に出ることがあるものの、5・6年生に自分の意見が言えないことをもどかしく感じていたそうです。そんな時に見つけたのがサカイクキャンプの動画でした。「みんな声を出して考えてプレーしている様子を見て、僕に似合いそうだなと思ってキャンプに行きたくなった」と言います。さらに、「元々コミュニケーションを取る、人と会話をするのが苦手でそこを高めたいと思っていました」とも。サカイクキャンプに参加して会話する力=コミュニケーション力を高めることで、高学年のレベルでサッカーができるようになると考えたそうです。実際に参加したことで、以前からできていたというチームでの声掛けも質の部分が向上。プラスな声、ほめる声掛けが増えたと教えてくれました。「キャンプの間、コーチたちがすごく褒めてくれたので真似をしようと思ったらできるようになりました」と惺真くん。コミュニケーション力を身につけたいという、キャンプに参加する目的がきちんとクリアでき、自分のチームでの練習や試合にも役立っているそうです。■自分で考えて行動できるようになり、プレーにも自信が付いた「サカイクキャンプから帰ってきて、いろいろなことを考えているように感じています」とお父さん。以前はお母さんに言われなければできなかったサッカーの支度も自分でするようになったそうで、いつのもように「準備はできている?」と聞くと「とっくにできている」と返ってくるようになったと教えてくれました。サッカーでも、以前は言われるがままに動いていたのが、自分で考えて動いていることがピッチサイドから見ていてもよくわかるそうです。惺真くんも「大好きなディフェンスの練習がたくさんできて、1対1が強くなったと思います。自分のプレーに自信が持てるようになりました」と言います。家庭でも、それまでは兄弟喧嘩で手を出してしまうこともあったそうですが、キャンプから帰ってきてからは冷静に「僕はこう思うよ」と自分の考えを言えるようになったり、食事の支度を手伝ってくれたりと、キャンプの前と後では"別人のように変わった"とうれしそうに教えてくれたお父さん。サカイクの合宿ではライフスキルの講習を取り入れています。そのひとつ、リーダーシップのセッションでは相手の立場になって考えることの大切さを伝えていますが、それを体現できているようです。■キャンプでは自ら手伝いを申し出たキャンプでは食事の配膳などを高学年に手伝ってもらっていて、食事の時間に参加者のみんなにそのことを伝えています。すると2日目のお昼の準備をしているときに惺真くんたちが「箸とか配ろうか?」とお手伝いを申し出てくれたとサカイクキャンプの柏瀬コーチは言います。コーチや高学年が食事の支度をしている様子を見ていて、自分たちにもできることがあるかもと気づいて行動してくれたそうです。「まわりの人のことを思って行動してくれたことがとてもうれしかったです。リーダーシップを発揮してくれました」とコーチ。わずか3日間と短い期間にあらゆることを吸収できるのも、小学生の年代ならでは。サッカーの技術的な部分はもちろん、人として成長できるのもサカイクキャンプの最大の特徴です。自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■子どもを主導するから、一緒に考えるに。親子の関わり方が一変以前はお父さんが先導して自主練などをさせていたそうですが、キャンプで別人のように変わった我が子を目の当たりにして、親の方も考え方や接し方が変わったそう。以前は、上手くなってほしいからこそ、漠然と練習をするのではなく何のために練習をするのかを考えさせたいと、「今日の課題は?」「目標も決められないのに練習に行ってどうするの?」と、練習前にお父さんが声をかけていたそうです。ですが、サカイクキャンプの後からは「今日は○○を頑張る」と惺真くんから言うようになり、子どもへのアプローチの仕方が変わったと明かしてくれました。きっかけは、キャンプの帰り道。「ここに僕がいて、こことここに相手がいて、こういう風に考えて動いたらうまくできたんだよ。それでコーチに褒められたんだ。でも、他のにもこんな場面もあるよね~」と惺真くんが話してくれたこと。自分のプレーを詳細に伝えてくれた様子に驚くと同時に、「本当に考えて、学んで、たくさんのことを得てきたんだ」と感じたと目を細めるお父さん。「○○したよ」「どうだった?」「楽しかった」という単調だった会話も「こう思ったからこうやったんだ」と惺真くんが考えたことを話してくれるように。惺真くんが変わったことをきっかけに、親としての関わり方も自然と変化して、「教える」から「一緒に話し合う」になったそうです。「キャンプに行く前と比べて、お父さんはサッカーのことを詳しく教えてくれます」と惺真くんも嬉しそうに語ってくれました。ここまで短期間で子どもに変化が表れ、子どもが変わったことで親の方も関わり方が変わったというのは、サカイクキャンプのこれまでの参加者の中でも効果がいち早く出たケースかと思いますが、惺真くんとお父さんにとっては、双方にとっていい影響を生んだ体験になったようです。親も子どもの年齢の分だけしか親の経験はありません。子どもと一緒に親も成長していくものだということを再認識させられました。サカイクキャンプをきっかけに、素敵な親子関係を築きませんか?自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>
2022年10月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ドリブル突破ができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、相手の動きを見てドリブル突破を仕掛けることがあります。ただし、どんな場面でもドリブル突破を目指すのではなく、突破が無理そうならやり直すという判断も大事です。しかし、初心者のうちはドリブル突破をすることだけでなく、やり直しの判断をすることも難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ドリブル突破のしかたと、突破できないときのやり直しが身につくトレーニングを紹介します。親は手でボールを転がしてもOKです。サッカーの技術は無くてもできるので、親子で楽しんでください。【やり方】1.3つの目印を置き、親子で対面して立つ。子どもがパスを送り親からリターンパスをもらったらスタート2.親はDF役として子どもの進路をふさぎ、子どもは前方の目印いずれかにドリブル突破する3.ドリブル突破が難しそうならやり直して再度組み立てなおす慣れたらスピードアップするなど難易度を上げる【トレーニングのポイント】・ドリブルの動きはゆっくりでOK・相手の動きをよく見て、ドリブル突破が無理そうなら逆の目印を目指して方向を変える・思い通りにプレーできなかった場合は、スタート地点にドリブルで戻る・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月18日ポスト・トリップホップバンドTAMIWが、12月6日(火) に開催する自主企画ライブ『PIACERE』にBREIMENがゲストアクトとして出演することを発表した。イタリア語で“初めまして”や“お会い出来て嬉しいです”と言う意味がある「PIACERE」をタイトルに冠した本イベントで、以前から音源やライブを観てBREIMENとの共演を熱望していたTAMIWが念願の初共演を果たす。東京で二度目、そしてTAMIW初となる渋谷WWWでのライブ演出にも要注目だ。BREIMENチケットは、10月25日(火) の23時59分まで第2次先行予約を受け付けている。<ライブ情報>『TAMIW presents “PIACERE”』『TAMIW presents “PIACERE”』告知画像2022年12月6日(火) 渋谷WWWOPEN 18:30 / START 19:00出演:TAMIW / BREIMEN【チケット料金】ADV:3,500円(+1drink)DOOR:4,000円(+1drink)チケットはこちら:
2022年10月17日サッカーにおける各ポジションや、そのポジショニングを理解させる効果的な方法はある?とのご相談をいただきました。サッカーを始めるのはのは3年生からの子が多く、技術もだけどルールもわかっていない子が多い少年団とのこと。同じようなチームの皆さんはどんなふうにしていますか。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ポジショニングを理解させるアプローチをお伝えしますので、参考にしてください。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ボールを持てるのは数人、他はパスも上手くできない。レベル差のあるメンバーが楽しく基礎技術を身につけられるメニューを教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。スポ少でサッカーの指導をしています。(指導年齢はU-10)地方(かなり田舎)なので近隣にはほかのチームやスクールなど幼少期からサッカーをする環境はなく、3年生から入団しています。なので、技術だけでなくサッカーのルールなどもわかってない子が多いです。ほかのスポーツをする場所(クラブ、チーム、施設)もないので、昔からあるこのチームに入ってくる感じです。さっそくですが、サッカーにおける各ポジションやそのポジショニングを理解させる効果的な方法を教えていただけませんでしょうか。各ポジションでどう動いていいか、動く範囲や役割も含めて分かってない子が多くて困ってます。どんなふうに指導したらよいのか、アドバイスお願いいたします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。先日、石川県で「サカイク×池上カップ」を開催しました。その時のやり取りを挙げながら説明させていただきます。■映像を使ったレクチャーで子どもたちのポジショニングが良くなった当日は午前中があいにくの雨模様だったので、本来は午前中に私がクリニックをしてから子どもたちの試合を進める予定でしたが、午前中は室内でU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジのアーカイブ動画(バルセロナ対ヴィッセル神戸)※大会公式ページに飛びますを一緒に観てから、レクチャーをしました。子どもたちは4年生が数人で5年生が中心です。事前に「2つのチームの何が違うか、意識して見てね」と話してからみせた後、子どもたちからこんな意見が出ました。「バルサの選手はいいポジションにいた」「バルサのほうが、攻撃するためのパスが前に入る」その後に私が「バルサの子たちは、相手が3メートルくらい近寄ったら、すぐにパスを出していた。日本の子は1メートルくらいまで相手が近づいてからしかパスを出していない」と解説しました。加えて、私が「サッカーはトライアングルが大事です。どうしてかな?」と尋ねると、「パスコースが2本できるから」と答えます。私がトライアングルと言ったので、3人を想定した答えです。そこで「では4人だと、トライアングルはいくつ?」と聞くと、最初は「2つ」の声があがりましたが、そのうち何人かが「4つ」と答えました。試合のときに自分がかかわっているところは、横に広がっているトライアングルと、縦にできるもので三つのトライアングルができます。そこで「じゃあ、5人になったら、いくつできる?」と聞くと、「めちゃくちゃたくさん!」と言ってくれました。「そうだね。どんどん増えるよね?プロの選手は11人でやっているから、めちゃくちゃたくさんのトライアングルを理解できているんだよ」子どもたちは目を輝かせて聞いてくれました。そこで「じゃあ、そういうことを考えて、午後はサッカーをやってみようね」と話しました。すると、午後の試合は「普段と変わった」とコーチが言うのです。皆さん「子どもたちが周りを見るようになった」「ポジショニングが良くなった」と言ってくれました。レクチャーしたことで、子どもたちの意識に変化が現れたのです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「広がること」が大事。幅と深さが浸透するように理解させること入り口のところで、このようなレクチャーをして子どもたちに理解をさせてください。多くのコーチが、子どもが左に偏っていると「右は?右は誰もいないよ」と言うだけです。欧州では、トライアングルのことを「カイト」と呼び、この原理を丁寧に教えます。それを知ったうえで、わざと左に偏らせておいてから、右にサイドチェンジして展開する。それがサッカーの醍醐味であり、ひとつの攻め方だと伝えてください。ポジショニングにしても、広がることが大事です。よく言われる「幅と深さ」が子どもたちに浸透するよう指導しましょう。例えば、単に「広がれ」ではなく「幅をとれ」で伝わるよう、事前にレクチャーをして原理原則を教えてください。そのうえで、チームのなかで「幅とれ」と言ったり「深さは?」と言えば何をしたらいいのかわかるようにしておく。つまり、共通理解が必要です。この連載や講習会でよく使うように「認知・判断・行動(プレー)」の順番で、選手たちの頭の中でサッカーのイメージを育ててください。まずはサッカーの原理原則を理解して、次にどう判断するかが重要です。■「いま、どこが見えてた?」と子どもたちの頭の中を確認しようそもそも、選手の頭のなかまでコーチは見ることができません。したがって、皆さん最後の「行動」つまりプレーについてのみ言及してしまいます。例えば、左サイドがフリーだったのに、パスせずにシュートを打ってしまった子に「どうして?左が空いてたよね」と声掛けします。プレーは目に見えるので言いやすいから、目に見えていることしか言わなくなる。そんな傾向はないでしょうか。そうではなく「いま、どこが見えてた?」と、そこの認知・判断のところに注目して問いかけてください。目に見えるプレー(行動)は誰でも見えます。仮にミスすれば、当事者である本人が一番わかっています。誰もがわかっていることを、コーチが「なんでミスするの?」と言っても意味がないのです。シュートを外した場合「どうして外したの?」ではなく、「右に味方がいたよね?見えていた?」と問いかけます。子どもが見ていなかったなら、「右にいたフリーの味方と、君のシュートではどちらが入る確率が高いかな?」と再び問いかけます。判断材料を補足してあげます。そうではなく、子どもが「フリーの味方がいるのは見えてたけど、僕はシュートしました」なら、それでOK。子ども自身の判断を否定しません。■育成年代の選手がミスするのは「認知・判断」の部分が8割(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)オランダ在住の倉本和昌さんによると、認知・判断・行動のうちで育成年代の選手がどこで最もミスをするかといえば、認知と判断のところが8割だそうです。行動、つまり止める、蹴るといったスキルのミスは2割だけです。日本の選手は、足元の技術ばかりを切り出して練習し、認知・判断のところを早くから学ばせていないようです。日ごろの練習で雨が降ったら、ぜひビデオレクチャなどの座学を取り入れてください。そのためにはコーチ自身が理解しなくてはいけません。育成年代に伝えたい原理原則は、私が監修したメニューを扱った何冊かの書籍に詳しいです。この連載のアーカイブにもたくさん載っています。▼池上正さんの著書(一部)池上正の子どもが伸びるサッカーの練習(池田書店)「蹴る・運ぶ・繋がる」を体系的に学ぶ ジュニアサッカートレーニング(カンゼン)池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年10月14日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「リブルするとき顔が下がってしまい、相手や周りが見れない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、相手の動きを見て臨機応変にプレーを変える必要があります。しかし、初心者は足元のボールを見てしまうので顔が下がってしまい、周りの状況や相手の動きを見ながらドリブルするのが難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、顔を上げて相手を見ながらドリブルできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.ボールを2つ用意し、親子で対面して立つ。2.子どもはドリブルしながら親が合図をしたらプレーを変える。親がボールを上にあげたらボールを止める、バウンドさせたらドリブルの足を変える、などルールを作って行う。3.親がボールを片手で持ち、DF役となって子どもにプレッシャーをかけに行く。子どもは横に交わす4.親はボールを転がし、子どもは足元のボールを親に向かって蹴り、親が転がしたボールを止める動き(パス交換)を追加慣れたらスピードアップするなど難易度を上げる【トレーニングのポイント】・ドリブルの動きはゆっくりでOK・顔を上げて相手の動きをよく見る・動きに慣れたらルールを増やす・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月11日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「相手の動きを見て自分のプレーを変えることができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、自分の思った通りにプレーが遂行できるわけではありません。相手チームは常にボールを奪いに来るので、相手の動きを見て臨機応変にプレーを変える必要があります。しかし、初心者は足元のボールに注意が行ってしまい、顔を上げて相手の動きを見ながらプレーすることが難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、相手の動きを見てプレーの判断ができるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.目印を3つ用意し、それぞれに「親が緑の目印をタッチしたらボールを止める」「親が青の目印をタッチしたらドリブルの足を変える」などのルールを決める2.子どもはドリブルをしながら親がどの目印をタッチするか見て、ルールに合わせて動きを変える3.慣れてきたら、スピードを上げるなどレベルに合わせて難易度を上げる【トレーニングのポイント】・ドリブルの動きはゆっくりでOK・顔を上げて相手の動きをよく見る・慣れたらスピードを上げる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月04日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ボールの行き先に合わせて移動するのが苦手」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中パスを受けるときは、ボールが転がる先を予測してその場所に走ったり、バウンドしたボールの高さに身体を合わせてコントロールするなどの動きが必要になります。しかし、初心者はどこにボールが来るか予測が正確にできなかったり、バウンドしたボールに身体を合わせる動きがうまくできないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ボールの行き先に合わせて体を動かすことができるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.動ける範囲を自由に決めて、親がボールをもって立つ2.親が適当な方向にボールをバウンドさせ、子どもはワンバウンド以内に手でキャッチ3.慣れてきたら、ももや胸など体のどこかでボールを触ってから手でキャッチ4.親子で対戦。親、子とも自由に動きながら、どこかのタイミングでボールを投げ、相手は移動してキャッチ5.ボールを投げる方は、動きながら体のどこかを指定し、キャッチする方は指定された箇所でコントロールしてからボールをキャッチ【トレーニングのポイント】・それぞれの身長よりボールを投げる・ボールをよく見て、相手が投げた瞬間に素早く反応すること・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年09月28日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「相手を交わすキックフェイントがうまくできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、ドリブルで相手を交わす際やシュートの時に、ボールを蹴るふりをして相手を交わす「キックフェイント」を使う場面があります。しかし、初心者はステップの踏み方がぎこちなかったり、ボールを足元でうまく扱えないため、相手をだますフェイントの動きが中々できないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、相手を交わすキックフェイントが身につくトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子で対面して立ち、2人の中間あたりに2つの目印を置く2.子どもは片方の目印にボールを蹴るふりをして(キックフェイント)、もう片方の目印に進む3.アウトサイドを使って同じようにキックフェイントの動きを習得4.慣れてきたら、親が転がしたボールを足元でコントロールしてからキックフェイントを行う5.子どもがボールを足元でコントロールしたら親がDF役になり、ボールを奪いに行く。子どもはキックフェイントを使って親を交わすなど難易度を上げてみる【トレーニングのポイント】・右足で蹴るふりをして右のインサイドで方向を変える、という風に蹴る足のインサイドを使って方向を変える。(左も同様)・しっかり狙って蹴るふりをすることで、相手をだますことができる・間合いを大事に。相手が詰めてくるので、ボールを取られない間合いでフェイントを入れる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年09月26日イスラエルで行われたサッカーの試合中に起きた出来事が話題になっています。2022年9月、サッカーチーム『ハポエル・リション・レジオン』でミッドフィールダーとして活躍するイーライ・タマム選手は、試合に出場していました。彼はこの試合で見事なシュートを決めます。ボールがゴールネットを揺らした直後、イーライ選手はユニフォームを脱ぎました。すると、喜んで駆け寄るチームメイトを押しのけて、テレビ中継をしているカメラのほうに走っていきます。彼がカメラに向かって見せたかったものは…こちらをご覧ください。הצליח לרגש אותנו: אילי תמם כובש שער ומקדיש אותו לכלב שלו pic.twitter.com/lL8uCiR8Pj — מנהלת הליגות לכדורגל (@IPFL_FOOTBALL) September 6, 2022 イーライさんが着ているTシャツにプリントされているのは、愛犬のスカイの写真。実はこの試合の数日前に、スカイは天国へ旅立ったのです。イーライさんは8年前に、子犬だったスカイを家族に迎えました。しかし、スカイが1歳の時に、獣医からてんかんを患っていることを知らされます。それからはスカイは病気と闘い続ける日々だったそうです。あらゆる治療や薬を試したものの、この2年間はスカイにとって非常に困難な日々が続いていたといいます。その結果、イーライさんは最愛の犬を失う悲しみとともに、スカイを苦しみから解放してあげることを選んだのです。試合でゴールを決めた後、彼はスカイの写真にキスをして、涙を浮かべながら空を見上げました。悲しみをこらえながら出場した試合で決めたゴールを、空の上のスカイに捧げたかったのでしょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by elay tamam ● אילי טמם (@elay_tamam) この感動的なシーンは、見ていた多くの人たちの心を揺さぶったようです。・彼はスカイへの愛情を、この感情的な追悼で示したんだね。・こういうの大好き。ペットは無条件の愛とサポートをくれる。美しい示し方でペットの愛を称えてくれてありがとう。・素晴らしいね。スカイは天国から見ていただろう。ウェブメディア『The Dodo』によると、試合中にユニフォームを脱いだことでイーライさんは罰を受けたそうです。彼はルール違反をしてでも、多くの人たちに、自分のスカイへの愛情を知ってほしかったのではないでしょうか。大勢の前で自分への愛を示してくれたイーライさんを、スカイも見守っていたかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月23日子どもがサッカーを始めたら自分もハマってしまった。今では子どもと同じぐらい上達し、練習前の自主練では子どもの友達が「○○君のお母さん、1対1やろう」と声をかけてくれる。自分の上達にも活かしたくて練習を見学しているが、見に来た夫に「顔が本気すぎて声をかけられなかった」と言われた。私ってコーチ目線で見て子どもを監視する迷惑な親? とのご相談です。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの子育てと取材で得た知見をもとに、アドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<夫から本気過ぎると指摘され......息子のサッカーにはまり過ぎなの?問題<サッカーママからのご相談>初めまして、いつも楽しみにしています。学びや、気づきをありがとうございます。今回相談させていただきたいのは、偏った考えをもつ夫についてです。年中からサッカーをしている小4(10歳)の息子がいます。年長の頃にTVでワールドカップを観て「サッカー選手になりたい!」と将来の夢を話すようになりました。その言葉を聞いた夫が、自分もその夢に乗っかる感じで行動を始めました。「プロサッカー選手を目指すなら楽しいサッカーはするな!」と言い始め、幼稚園サッカーにもかかわらず、目立っていなかったりガツガツしていなかったら愚痴と嫌味が始まりました。自分の思い通りにいかないと、怒りが込み上げてどうしようもない状態になるようです。オンオフもほとんどなく、低学年の頃は試合後に 結果が悪いと車で数時間説教されながら帰宅するのが定番になっていました。そのたびに夫婦喧嘩も始まってしまいます。夫は、24時間スケジュールを管理して、個人レッスンを付けてプロにさせたいんだと強く思っています。そして、やる気が見えないプレーをしたときは「やる気がないならサッカー辞めれば!」 と嫌味と愚痴が長々と始まります。「プロサッカー選手になる人間は、いつもがむしゃらで、なんでも夢中になる人間なんだ!気持ちが落ち込んで動けない人間はプロにはなれないから辞めちまえ!」 という理屈らしいです。子どもはただじっと申し訳なさそうに話を聞いています。息子は何も悪くないです。サッカーを始めたきかっけは、人とのかかわりが苦手だったのもあり、仲間と一緒に楽しみを味わってもらいたいと いう思いから始めたものでした。こんな状況ですが、息子自身はサッカーは大好きです。レギュラーにも選ばれ活躍しています。ただ、練習や試合中仲間とコミュニケーションが取れず、そこはコーチや監督に指導されています。人とかかわることが苦手なことは変わっていません。サッカーを一生懸命頑張る息子を応援していますが、夫の感覚にはついていけません。私はモラハラに感じており、とても深刻な問題だと感じています。こんな夫をどうにか改善できますでしょうか。息子のためにも何とかしたいと思っています。アドバイスのほどよろしくお願いいたします。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。最悪に事態になる前にご相談いただけて本当に良かったと、胸をなで下ろしているところです。お母さんがお父さんのミステイクに気づいているのと、そうでないのとでは、息子さんが受けるストレス量が変わってきます。今現在、息子さんがサッカーが大好きで頑張れているのは、お母さんの理解と励ましのおかげかと思います。ぜひ、お父さんから浴びるストレスの盾になってあげてください。■お父さんの言動は、見方によっては虐待。しつけや教育ではないさて、お父さんの息子さんに対する言動は、見方によっては児童虐待になります。児童虐待の定義は、保護者がその監護する児童(18歳未満)に行うもので、殴る、蹴るなどの身体的虐待や、性的虐待だけでなく、心理的虐待やネグレクトが含まれます。いただいたメールを読んでいくと、「やる気がないならサッカー辞めれば!」をはじめ、「○○ができないのならサッカーをやめろ」というパターンが散見されます。これらは「言葉による脅し」です。他の言動を鑑みても、常に緊張を強いられる状態がうかがえます。つまり、お父さんの言動はおしなべて心理的虐待にあたると思われます。これらを、お父さん自身はもしかしたら「しつけ」や「教育」ととらえているかもしれません。しかし、執拗な否定、感情に任せた理不尽な怒号など、すべて息子さんに対する行き過ぎた懲戒です。この「懲戒」について、お父さんにまずは理解を求めてみましょう。サカイク公式LINEアカウントでイベントや最新情報などをお届け!■民法でも保護者は子どもの心身の健全な発達に配慮しなければならないと決められている民法820条では、親権者は「子の利益のために」子の監護・教育を行う権利を有し、義務を負うと定められています。2011年改正以降の現行規定では、懲戒権についても「子の利益のための監護・教育に必要な範囲内で」行うべき旨が明記されました。ところが、この「子の利益のための監護・教育に必要な範囲」は、それぞれの主観による部分が大きく、ハラスメントを正当化する材料になるとの懸念は強く言われていました。このため、政府は懲戒権の削除を含む民法改正の要綱案をベースとして、今秋以降の臨時国会での成立を目指すとしています。それに加え、同案には親権の行使に関して以下の文言が記されています。「親権を行う者は、第820条の規定による監護及び教育をするに当たっては、子の人格を尊重するとともに、子の年齢及び発達の程度に配慮しなければならず、かつ、体罰その他の子の心身の健全な発達に有害な影響を及ぼす言動をしてはならない」最後の「子の心身の健全な発達に有害な影響を及ぼす言動をしてはならない」をぜひ訴えていただければと思います。■状況は深刻ひとりで抱えず周囲に頼ったり、専門家の力も借りることを考えてただし、お父さんへのこのような訴えを、お母さんひとりでしてはいけません。まずは周囲に助けを求めてください。家族の中の問題で片付けない、ひとりで抱えてはいけません。例えば、お母さんの兄弟姉妹、実のご両親らに助けを求めてください。ほかには、クラブ内で信頼できるコーチと一緒に、お父さんに話すことができればと思います。そして、もうひとつのSOSは、子どもに関する相談窓口です。市区町村には子育て支援センターがあります。こちらに対面で相談できれば、地域の機関ですし話しやすいかもしれません。ほかにも、「児童相談所虐待対応ダイヤル」にかけると、近くの児童相談所につながります。通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談した人、その内容に関する秘密は守られます。(児童相談所虐待対応ダイヤル=189)私が相談員として参加している「スポーツ暴力・パワハラ相談窓口相談」もあります。こちらは、「日本スポーツマンシップコーチング普及コミュニティ」が運営しており、ケースによって相談者の希望があれば弁護士さんからの助言も得られます。「児童相談所とか相談窓口なんて大げさだ」と思わないでください。お母さんが「深刻」と書かれたように、私も状況はとても深刻だと感じます。なぜならば、お父さんにお母さんからの意見に対し、今のところ聞く耳を持っていません。妻への強いモラルハラスメントもうかがえます。そして、息子さんが5年生、6年生と前思春期の期間に入れば、自我が芽生えてきます。つまり、お父さんからの暴言によって、今よりも傷つきやすい年齢になります。この主たる3つの理由を考えると、早急の環境改善が必要だと考えます。■父親によって破壊されつつある子どもの自己肯定感をどう取り戻せるか......(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)もうひとつ。私が気になるのは、息子さんが「練習や試合中に仲間とコミュニケーションが取れず、そこはコーチや監督に指導してもらっている」と書かれていることです。息子さんにとっては、お父さんから叱責され、コミュニケーションについてもコーチから言われるといった非常にストレスフルな状況のようです。これについては、コーチらに事情を話し、息子さんへのストレスを慎重に考えて指導してもらうよう伝えたほうが良いかと思います。何よりも、お父さんによって破壊されつつある彼の自己肯定感をどうすれば高められるか。それは試合で活躍するとか、勝つといった成果だけでは果たせません。お母さんやコーチや、祖父母ら周囲の大人や仲間たちが「今の君が大事な存在なんだよ」と伝えていくことが大切です。そのために何ができるか。そこをたどれば、答えは見つかると思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)。
2022年09月21日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「状況に合わせたとっさの判断ができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、状況に合わせて急にプレーを変えたり、相手の急な動きに反応して素早く対応する場面があります。しかし、初心者はどうしても相手の動きが予想しづらいもあり瞬時に判断して動くことができないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、「とっさの判断」がより早くできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子の中点地点にボールを置き、離れて立つ2.じゃんけんをし、負けた方がドリブルで相手の周りを一周する。あいこの場合は2人ともボールの周りをまわり、元の位置に戻る3.じゃんけんをし、負けたら先程と同じようにドリブルで相手の周りを一周、あいこの場合はボールを取り合い、どれかの目印に向かってドリブルし、ボールを止める【トレーニングのポイント】・じゃんけんの結果を見て素早く反応して動く・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年09月15日子どもがサッカーを始めたら自分もハマってしまった。今では子どもと同じぐらい上達し、練習前の自主練では子どもの友達が「○○君のお母さん、1対1やろう」と声をかけてくれる。自分の上達にも活かしたくて練習を見学しているが、見に来た夫に「顔が本気すぎて声をかけられなかった」と言われた。私ってコーチ目線で見て子どもを監視する迷惑な親? とのご相談です。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの子育てと取材で得た知見をもとに、アドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<息子を試合に出さない理由を、親がコーチに聞いてもよろしいか問題<サッカーママからのご相談>はじめてお便りいたします。8歳男児の母です。相談は端的に言うと「練習をずっと見学している親はあやしいですか?」です。息子は保育園の卒園間際から地元のクラブに入会してサッカーを続けているのですが、子どもがサッカーを始めるまで、私自身はあまりサッカーに興味を持っていませんでした。ですが、子どもの練習を見学するにつれ「こんな面白いスポーツがあったのか!」と目からウロコが落ちまくりの日々をいただいています。あまりにも楽しいので、割と早い時期から自分用のボールとトレーニングシューズを揃え、クラブの練習前の自己トレタイムや週末などに子どもと一緒に練習をするようになりました。そのおかげかどうか、まったくの初心者であった母は、今や子どもと同等なくらいのボールタッチができるようになり、ますますサッカーが大好きになっています。見学をしたい理由は1.子どもの怪我や体調不良への対処をしたい2.子どものサッカー練習を応援したい3.自分も上手になりたいです。1.については、職業が看護師だからということもあるかもしれません。また、超高齢出産での一人っ子ということもあり、子離れのできない過保護な母ともいえるのかもしれません練習前の自己トレタイムでは、子どものお友だちから「○○くんのお母さん!僕と1対1やろう!」と誘ってもらったり、子どもとパス練をしていたら「まーぜーて!」と仲間に入りに来てくれたりしており、私の存在はまずまず自然に受け止めてもらえているのかなと思っています。ちなみに、ほかの親御さんは練習開始5分ほどでお帰りになられるので、見学者はほぼ毎回私一人です。練習が始まったら、体調不良者やトイレに行きたいお子さんがない限りは後ろに下がって静かに見学しています。ところが、先日練習をこっそり見に来たらしい配偶者が、私が見学している姿を見て、「顔が本気過ぎて、ガードマンみたいで恥ずかしくて声をかけられなかった」と言うのです。コーチ目線からも、もしや監視しているように見えなくもないのではと思ったり。もしも「迷惑なお母さん」になっていたとしたら行動を考えなくてはいけないのかなと思って相談メールを申し上げてみました。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。最初に、私からお礼を言わせてください。サッカーを大好きになってくださって、ありがとうございます。サッカーの魅力にとりつかれたことが、お母さんが書かれた文章から伝わってきます。■親も楽しんで関われることは良いこと何も落ち込むことはないサッカーママのなかには、サッカーには興味がないので当番などが苦痛だとおっしゃる方もいます。せっかく子どもが打ち込んでいるスポーツなら、親御さんも楽しんで観られるといいですよね。その点、お母さんは息子さんと一緒に楽しめますね。ところが、見学をしている様子を見た夫から少しばかり否定的なことを言われたため、自分は迷惑なお母さんになっているのでは気にされているようです。何も落ち込むことはありません。これからも観に行って良いと思います。とはいえ、3つほど気をつけてほしいことがあります。良かったら参考にしてください。サカイク公式LINEアカウントでイベントや最新情報などをお届け!■見学したい理由をコーチに伝えておこう1つめ。メールを読む限り、お母さんはとてもピュアにお子さんのサッカーに向き合っているようです。であれば、その気持ちをまずは担当コーチの方へ伝えておきましょう。その際に、自主トレのときは一緒に子どもとボールを蹴らせてほしいこと、練習に入る前には引き揚げて静かに見守るつもりであること、自分の息子だけでなくチーム全員を応援したいと思っていることなどを話してください。そして、それについてコーチに意見を求めてください。多くの場合、まったく構わないと答えると思います。もし何か問題があるのならば、すでにお母さんに話しているはずです。ただし、この一言を忘れないようにしましょう。「子どもたちの様子を見て、ちょっと邪魔かなと思ったらお声がけください」そのくらい謙虚に伝えておけば大丈夫でしょう。練習前にお父さんが子どもとパス回しなどしてボールを蹴っている姿をよく見かけます。お父さんはOKでお母さんはNGというのはおかしいですよね。コーチのコンセンサスがとれていればまったく構わないと思います。しかも上手くなっているなんて素晴らしいじゃないですか。■「過干渉になっていないか」については見直してみよう2つめ。ご自分が過干渉になっていないか、見直してみましょう。上記のようにコーチと話をしたことを伝え、自分は純粋にサッカーが好きになったのだと伝えてください。それよりも、夫が「顔が本気過ぎて、ガードマンみたい」と表現したことが気になります。果たして、子どものサッカーにのめり込み過ぎてはいないでしょうか。今はまだ息子さんも低学年ですが、徐々に勝ち負けが気になったり、プレーの出来栄えが気になり始めるかもしれません。今現在のピュアな気持ちから結果主義になってしまうと、息子さんが苦しくなります。お母さんも自覚があるようで「超高齢出産での一人っ子ということもあり、子離れのできない過保護な母といえるかも」と書かれています。過保護だと感じるのであれば、接し方を変えましょう。そこを改めず、見たいから見に行く、世話を焼きたいから焼くという態度では子どもを尊重していないことになります。ケガをしないか、体調不良にならないかと不安になる気持ちはわかります。が、その不安はそこにいるコーチやお子さんを信頼できない証とも考えられます。不安を少しずつでも信頼に変える努力をしましょう。夫に再度、自分がどんなふうだったのかを確かめ、お母さん自身が息子さんのサッカーに多くを求めていないか。依存していないか、息子さんは心からサッカーを楽しめているのかどうかを点検してみましょう。■子どもが親の見学をどう思っているか、を聞いて行動を変えることも大事3つめ。見学するのは構わないのですが、お母さんが挙げた「見学したい理由」については少し考え直す必要がありそうです。1.子どもの怪我や体調不良への対処をしたい。この対処をするのは、子どもを預かっているクラブ側の責任です。練習が始まると親御さんたちは帰宅するようで練習当番など親のサポートは必要なさそうです。ということは、民間のクラブでしょうか。もし少年団だったとしても、練習や試合をしている時間や空間は基本的に選手とコーチのものです。もちろん、偶然居合わせ必要そうであれば手助けするのは構いませんが、基本的にチームに任せる姿勢を保ちましょう。2.子どものサッカー練習を応援したい。練習を見学するのは構いませんが、その都度息子さんの気持ちを聞いてあげてください。中学年、高学年になって思春期に近づくと、子どもによっては親と距離を置きたいと感じるケースもあります。3.自分も上手になりたい本気で上手くなりたいのなら、ママさんサッカーのチームに所属して汗を流してはいかがでしょうか。すでにお伝えしましたが、少年サッカーはあくまでも子どもの場所です。そこは認識しておきましょう。■親子ともに、楽しくサッカーの入り口に立っている。今後必要なことは......(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)以上、私の指摘はもしかしたら考え過ぎな部分もあるかもしれません。メールだけでは、お母さんがどんな態度で練習や試合を観ているのかはわからないので、少しばかりシビアな見方をしてみました。お母さんと息子さんはともにサッカーを始めたばかり。とても楽しそうにサッカーの入り口に立っているように見えます。今の気持ちを忘れずに、楽しくプレーできる環境を考えながら一緒に歩んでいってください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)。
2022年09月14日