サム・メンデス(『007/スカイフォール』『1917 命をかけた伝令』)とアーマンド・イアヌッチ(『スターリンの葬送協奏曲』『Veep/ヴィープ』)がドラマを共同製作することになった。タイトルは『The Franchise』。スーパーヒーロー映画が製作される舞台裏を描く、タイムリーな業界物コメディだ。メンデスは監督も務める予定だという。1話あたり30分で、『Veep〜』同様、HBOが放映する。ブラックユーモアが得意なイアヌッチだけに、辛口な笑いが期待できそうだ。キャスティング、撮影開始時期などは未定。文=猿渡由紀
2022年08月09日ディオール メゾンは、フランス人デザイナー、サム・バロンがデザインを手掛けた特別なファニチャーコレクションを発表。透かし彫りの「カナージュ」があしらわれたチェアやアームチェアは、フランスのアール ドゥ ヴィーヴルの象徴であり、ディオールのアイコンでもある「メダリオンチェア」のオーバルシェイプを彷彿とさせます。また、グリーンメタルのラウンドテーブルとスクエアテーブルは、フランスで制作され、卓越したサヴォワールフェールを体現しています。これらのコレクションは、30 モンテーニュの「ラ パティスリー ディオール」や一部のディオールブティックにてご覧いただけます。@DIORMAISON #Dior30Montaigne【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2022年07月26日ブラッドリー・クーパーが監督、主演、製作、脚本を務める『Maestro』(原題)より、ファーストルック画像が公開された。今作は指揮者、作曲家、ピアニストのレナード・バーンスタインをテーマとした映画で、ブラッドリーはバーンスタインを演じる。公開された画像は4枚で、うち2枚はモノクロで、ブラッドリー扮する若きバーンスタインと、キャリー・マリガン扮する妻フェリシア・モンテアレグレの2ショット。映画・音楽ファンを驚かせたのが残りの2枚だ。白髪頭の老年のバーンスタインに扮したブラッドリーの姿は、どう見てもブラッドリーだとは思えない変貌を遂げ、バーンスタインになりきっている。「これがブラッドリー・クーパーだって?オーマイゴッド」「これは期待できそうだ」「衝撃的に素晴らしい」「メイクの力ってすごい」「ブラッドリーはオスカーを狙っているんだね!」など、画像からだけでも感じられるブラッドリーの気合いに圧倒されている様子。「小さな頃から指揮者になりたかった。8歳の時にはサンタクロースに指揮棒をお願いした」というブラッドリーが、今作でバーンスタインとなって夢を叶える今作。共演はキャリーのほか、マット・ボマー、バーンスタインの娘ジェイミー役にマヤ・ホーク。2013年に公開予定。(Hiromi Kaku)
2022年05月31日サム・ライミ監督の『ダークマン』の続編が製作されるかもしれない。「The Wrap」最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』について、ライミ監督にインタビューしていた流れで「『ダークマン』の続編を作りたいですか」と尋ねたところ、「そうですね」という答えが返ってきたという。「ユニバーサルが『ダークマン』の続編について話しています。プロデューサーも参加しています」と具体的に語った。「私はこの映画(『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』)でとても忙しかったので、その話をまだ聞いていないし加わってもいないのですが。でもクールだと思います」。『ダークマン』は、1990年に製作されたスーパーヒーロー映画。リーアム・ニーソンがタイトルロールを演じた。大ヒット作とはならなかったものの、現在まで息の長いカルト的人気作となっている。『ダークマン』(C) APOLLOライミ監督はリーアムがダークマンを再演する可能性について、彼次第であるということをほのめかしている。「やりたがっているかはわかりませんが…彼は素晴らしいと思いますよ」とリーアムに太鼓判を押した。リーアムはというと、先月、「Comicbook」とのインタビューで「『ダークマン』の続編に興味はありますか」と聞かれ、「いい質問ですね。脚本に興味があります。とてもね」と前向きな答えをしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月06日『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の公開を控えるサム・ライミ監督が、プロモーションの一環で映画チケット販売サイト「Fandango」のインタビューに応じた。そこで、「『スパイダーマン』の4作目を撮りたい?」と聞かれ、次のように答えた。「『ドクター・ストレンジ』を作ったあとなので、なんだってできると思うようになりました。マーベルユニバースの中で、本当になんだってできる。どんなチームを組んでもいい」。ライミ監督といえば、初代の『スパイダーマン』三部作を手掛けた人物。同シリーズではトビー・マグワイアがスパイダーマン、キルスティン・ダンストがメリー・ジェーンを演じた。「トビーのことが大好きです。キルスティンのことも大好き。すべてのことが可能ではないでしょうか。実際にそういう話や計画はないけれど。それに、マーベルが現時点で興味を持つかもわかりません。彼らはこの話についてどう思うでしょうか?私はこの件を追い求めてきたわけではないけれど、美しい話ですね。たとえ『スパイダーマン』映画じゃなくても、トビーとまた仕事がしたいです。違う役柄でも」と語った。ライミ監督の発言を受け、ファンたちは「ぜひ『スパイダーマン4』を実現させよう!」「サム、トビー、キルスティンは乗り気だよ。あとはソニーだけだ!」などとツイッターで盛り上がっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年04月07日アダム・クーパー主演の海外ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN~雨に唄えば~』。ジーン・ケリー主演の不朽の名作映画を舞台化したもので、2012年にロンドンで誕生した“決定版”が東京公演を経て、2月18日(金)、遂に大阪初上陸を果たす。連日14トンもの雨をステージ上に降らせるダイナミックなステージ。有名なタイトル曲を口ずさみながら雨の中歌い踊り、恋をするアダム・クーパーがこの度、リモート取材に応じてくれた。コロナ禍での延期を乗り越え開幕した喜びと、大阪公演を待ちわびる観客に向けメッセージを送る。ミュージカル「SINGIN’ IN THE RAIN~雨に唄えば~」チケット情報アダム・クーパーと言えば、英国ロイヤルバレエのプリンシパルとして活躍し、映画『リトル・ダンサー』やマシュー・ボーンの衝撃作『白鳥の湖』の主人公役などで一世を風靡したバレエダンサー。だが、子どもの頃の夢は意外にも「タップダンサー」だったと明かす。「6歳でタップを習い始めたのが最初で、その後バレエをやり、またこの作品でタップに戻ってきました」。子供の頃から、ジーン・ケリーやフレッド・アステアがヒーローというのもうなずける。「今作が僕にとって特別なのはジーン・ケリーの役を演じられること、それも彼のコピーではなく自分自身のバージョンとして。これはとても光栄なことです」。物語の舞台は1920年代のハリウッド。隆盛を誇るサイレント映画だが、次第にトーキー(音声付き)映画の波が押し寄せる。スター俳優のドン(アダム・クーパー)は、表向きはカップルを装う大女優リナが悪声だったため、新作のトーキー映画は大不評。起死回生を狙い親友の作曲家コズモ、若手女優キャシーとの3人でミュージカル化を思いつくが、リナの声をどうするかが問題となって……。コロナ禍の影響で来日や開幕の延期が続いただけに、いま観客を前に踊れることが何よりも嬉しいと語る。「来日できないかもしれないと思った時は沈んだ気持ちにもなりましたが、こうして開幕できて胸がいっぱい。スタッフ、キャスト含め感謝の気持ちでいっぱいです」。アダム自身は何度も大阪の地で公演しているだけに、今作も「きっと喜んで貰えるはず」と自信を見せる。「人生に光と(恵みの)雨を与えてくれるので、僕自身演じていて嬉しいですし、観る人に喜びを与えてくれる作品です」と笑顔で語る。気付けば初演から公演回数は700回を超え、彼のキャリアの中でもっとも長く務める主演作となった。そんなドン役も、今回のツアーが見納めと聞けば、見届けずにはいられなくなるはず。大阪公演は2月18日(金)から21日(月)までオリックス劇場にて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2022年02月10日『アリー/スター誕生』で華々しい監督デビューを飾ったブラッドリー・クーパーが、今年5月に監督作第2弾『Maestro』(原題)の撮影を開始することを明らかにした。「Variety」誌の「Actors on Actors」でマハーシャラ・アリと対談し、「小さな頃から指揮者になりたかった。夢中でそう思っていて、8歳のときにサンタクロースに指揮棒をお願いしたほど」と指揮者への憧れを熱く語った。『Maestro』は指揮者、作曲家、ピアニストのレナード・バーンスタインをテーマとした映画で、ブラッドリーは『アリー/スター誕生』と同じく監督、主演、脚本を担当する。当初はスティーヴン・スピルバーグが監督を務め、ブラッドリーは主演俳優としてオファーを受けていたが、『アリー/スター誕生』の成功によってブラッドリーは演じることより監督・脚本執筆の方に気持ちが傾いていた。そこで、スピルバーグ監督に「やらせてくれませんか?」と直談判したという。「スピルバーグ監督は興味を持っている作品がたくさんあって、1本選んだら他の作品は保留になる。きっと彼は、この作品を作るにはしばらく時間がかかると思ったのだろう。それで、ぼくに引き渡してくれた。ぼくは4年半この作品に取り組んでいる。撮影は5月に開始する」。こうしてブラッドリーは希望通り、監督、主演、脚本を務めることになった。(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2022年01月26日「ドリームワークス・アニメーション」が、長編アニメ『The Bad Guys』(原題)の豪華声優キャストをツイッターで発表した。サム・ロックウェル(『スリー・ビルボード』)、オークワフィナ(『フェアウェル』)、アンソニー・ラモス(『イン・ザ・ハイツ』)、マーク・マロン(「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」)がメインキャラクターの声を担当。また、ザジー・ビーツ(『デッドプール2』)、リチャード・アイオアディ(「マンダロリアン」)、クレイグ・ロビンソン(「ジ・オフィス」)、アレックス・ボースタイン(「マーベラス・ミセス・メイゼル」)、YouTuberのリリー・シンも声優を務める。『The Bad Guys』はアーロン・ブレイビー著の絵本で「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーとなった「バッドガイズ」をアニメ映画化した作品。嫌われもののウルフ、スネーク、ピラニアらが、そのイメージを払しょくするヒーローになるため奮闘するアクションコメディ。「ドリームワークス」の『カンフー・パンダ』シリーズなどにアニメーターとして携わってきたピエール・ペリフェルが、初めてメガホンを取った。2022年4月15日全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2021年07月29日国際化へと激変する韓国社会や実際の汚水流失事件の実話を基に、大企業に勤める3人の高卒女性社員たちの奮闘を描いた『サムジンカンパニー1995』。この度、監督イ・ジョンピルの本作への思いや、主人公ジャヨンを演じたコ・アソンらキャストたちのインタビュー、そして“ニュートロ”として注目を集める90年代を再現した美術・衣装・ヘアメイクなどのメイキング映像が到着した。今回、解禁となったメイキング映像では、まずイ・ジョンピル監督が本作について「グローバル化の90年代、英語は必須。“努力すれば幸せになれる”夢のある時代でした」と解説し、「重すぎない愉快な映画を目指しました」とコメント。主人公のジャヨンら女子社員たちが「少年よ、大志を抱け(Boys, be ambitious!)」と声をそろえて熱心に英語を勉強する姿や、会社で社員そろって朝の体操をする様子など、時にコミカルに当時を再現した撮影の様子が続く。そして注目すべきは、本作の舞台となる1995年という個性と個人主義が花咲き始めた時代背景を再現するために、美術や衣装・ヘアメイクまで、徹底した資料調査と取材を敢行したこと。美術チームは「その記憶を一つひとつ細かく検証」し、小道具やセットを完成させ、衣装も「様々なファッションが流行ったため、古いながらも洗練されたスタイル」を目指した。ヘアメイクも“オーバーリップ、カモメ眉、シュシュ、カーラーで撒いた前髪”などこだわり満載で、ユナ役のイ・ソムも「当時の雑誌や母の写真」を参考にしたとふり返っている。また、「三者三様の演技が見られる現場は最高に楽しかったです」とコ・アソンが言うように、イ・ジョンピル監督がアソン、イ・ソム、パク・ヘスについて分析するコメントも。姉御肌のユナを演じた劇中さながら、イ・ソムが「私たち頑張った!」と現場を盛り上げる場面もあり、3人のケミストリーは抜群といえそう。愛すべきシスターフッドムービーを盛り上げている。『サムジンカンパニー1995』は7月9日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サムジンカンパニー1995 2021年7月9日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT & THE LAMP All Rights Reserved.
2021年07月01日手作りドーナツ専門店・フロレスタから、サンリオキャラクター・タキシードサムとコラボレーションした「サンリオキャラコラボドーナツ タキシードサム」が登場。2021年7月3日(土)から7月25日(日)まで期間限定で発売される。サンリオ“タキシードサム”がドーナツに!フロレスタの人気シリーズ「サンリオキャラコラボドーナツ」の新作は、淡いパステルカラーの世界観を愛らしい“タキシードサム”。いちごパウダーを使ったストロベリーチョコレートを使用して、“タキシードサム”のキュートな世界観を表現する。パステルカラーの“甘酸っぱ”いちごドーナツ土台となるドーナツには、ストロベリーチョコレートをあしらって、甘酸っぱいいちごの香りをプラスした。中央には“タキシードサム”型のドーナツをのせて、手元にはハートのモチーフを添えている。フレーバーは、黒ごまといちごの2種類。どちらもいちご香料は一切使用しておらず、着色料不使用。ソフトな食感と優しい香りが楽しめるスイーツとなっている。【詳細】「サンリオキャラコラボドーナツ タキシードサム」全2種 各486円販売期間:2021年7月3日(土)~7月25日(日)フレーバー:黒ごま味、いちご味取り扱い店舗:フロレスタ石巻R45店、宇都宮平成通り店、高円寺店、三軒茶屋店、学芸大学店、保谷駅前店、祖師谷大蔵駅前店、鎌倉店、浜松さんじの店、イオンタウン各務原店、野並駅前店、奈良本店、堀江店、北花田店、キッチンコドモ、三田ウッディタウン店、王子公園店、須磨キッチン店、米子店、藤崎店、くまもと光の森店、大分店、大分駅上野の森口店、大分大在店、新都心店、公式オンラインショップ※予約、取り置きなどの詳細は各店舗に問い合わせ。※常温/冷凍販売は店舗により異なる。※限定販売のため品切れの場合あり。
2021年06月27日グローバル元年とされた1995年の韓国を舞台に、TOEIC高得点を目指す女性社員たちの奮闘を痛快に描いた『サムジンカンパニー1995』。この度、会社の不正に立ち向かうコ・アソン演じる主人公ジャヨンらのキャラクター映像が解禁、さらに『あのこは貴族』の原作者・山内マリコ&岨手由貴子監督らから共感コメントが到着した。韓国の権威ある映画賞のひとつ、第57回百想芸術大賞にて映画部門作品賞を受賞した本作。解禁となったキャラクター映像では、物語をけん引する個性豊かなサムジン電子の面々たちがテンポよく紹介されていく。『グエムル-漢江の怪物-』『スノーピアサー』のコ・アソン演じる、TOEICクラスのドロシーこと主人公イ・ジャヨンは、“コーヒー10杯を12秒でつくれる”という特技を持ち、大卒なのに頼りないチェ・ドンス代理を助け、アン・ギチャン課長に“コピー&ペースト”を教えるなど、実は生産管理3部を影で支えるプロフェショナル。『ハッピーログイン』『小公女』のイ・ソム演じるマーケティング部のミッシェルことチョン・ユナは、すぐれたアイディアが浮かんでも、それを会議で発言する機会がなく、部内の大卒女性社員チョ・ミンジョン代理に盗まれることも。それでも、ミステリー・推理小説マニアならではの推理力で不正を暴こうとする。さらに、『スウィング・キッズ』のパク・ヘスが演じるのは、会計部のシルビアことシム・ボラム。数学大会の優勝歴を持つ数学の天才だが、ふだんの業務は接待費の領収書をごまかし処理をすること。そんな彼女たちが、会社が隠蔽した汚染水排出を知ったことをきっかけにそれぞれの得意分野を生かし、真相解明に奔走する。そのほか、ボンクラ常務や新任社長など、3人たちを取り巻くキャラクターたちも曲者ばかりだ。コ・アソンは撮影をふり返り、「最初にこの映画の話の説明を受けたとき、“90年代の女性たちが戦う話”とききました。イ・ジャヨンという私の役だけでなく、登場するキャラクターすべてが魅力的だと思いました。私自身、元気をもらえて一日を誠実に過ごせる映画が好きなのですが、今回の撮影ではこの作品もそんな映画になればと思って、ポジティブな気持ちをたくさん込めました」と語る。さらに、舞台となった95年当時を再現したファッションも、懐かしくて新しい“ニュートロ”として注目を集めている。▼各界の著名人たちから共感の声続々「ジャヨン、ユナ、ボラム、一緒に戦った女たち、大っ好きだ!!」尊さを噛み締めながら、シスターフッドを胸いっぱい吸い込みました。犬山紙子(エッセイスト)最高のフェミ・エンタメ映画!これこそ観たかったやつ!!!『グエムル-漢江の怪物-』のあの子にこんな未来が待ってたなんて泣いちゃうじゃないですか。山内マリコ(作家)「そういうものだ」と思ってしまえば楽なのはわかっている。でも思いたくない、思わないでいることを選んだ。可愛く強い、普通の女性たちの映画だと思います。青木祐子(小説家)実話を基にした作品で高卒女性社員が力を合わせて事実を隠蔽する会社を相手に解雇の危険を顧みずに力を合わせ真相解明に向けて奔走します。ファッションやメイク小道具なども当時を再現すべくこだわっており、悪に立ち向かう姿に心打たれて僕も頑張ろう!と思える映画だったので皆さんに劇場でチンチャ観て欲しいです!スクールゾーン 橋本稜(芸人)これが実話なのかと思うと震えるような問題でしたが、ラストスパートにかけての、この気持ち良さ!本当にスッキリしました!!!そして、私的に最後の場面でユナがある女性に発した、あのセリフがカッコ良すぎて!最高でした!まるで、自分が言ってやった!みたいな爽快感を得られましたみなさんにも、是非味わってもらいたいです!高橋愛(女優・モデル)“教育”と“連帯”が女性を救う物語に、胸が熱くなりました。よく食べて、よく学ぼう!自分をエンパワーメントするために。岨手由貴子(映画監督)『サムジンカンパニー1995』は7月9日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サムジンカンパニー1995 2021年7月9日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT & THE LAMP All Rights Reserved.
2021年06月25日『グエムル-漢江の怪物-』コ・アソンらが演じる大企業の高卒女性社員たちが、偶然知った会社の不正に自らの知恵と勇気で立ち向かう姿を痛快に描いた『サムジンカンパニー1995』。この度、予告編映像と場面写真が一挙解禁となった。金泳三大統領によってグローバル元年と位置付けられた1995年の韓国。本作は、国際化へと激変する社会や1991年に実際に起こった斗山電子のフェノール流出による水質汚染事件など実話を基に描かれる物語。予告編では、1995年ソウル、サムジン電子に勤める生産管理3部のジャヨン(コ・アソン)、マーケティング部のユナ(イ・ソム)、会計部のボラム(パク・ヘス)は実務能力が完璧ながら電話取りや書類整理、掃除やお茶くみなど雑用ばかりに明け暮れる様子が描かれる。コーヒーを作りながら「なぜ女が外で働き出したか知ってる?安い賃金でよく働くからよ」と嘆くユナたち。ある日、TOEIC600点以上取った者を「代理」に昇格させることが社内で発表されると、「3か月で600点以上なんて無理」と言いながらも、活躍の場を広げる夢と希望を持ってこぞって英語教室に通い始める。そんな中、ジャヨンは自社工場から有害物質を含む工業用廃水が川に流出しているのを偶然目撃、しかし会社がその事実を隠蔽していることを知る。解雇の危険も顧みず「剣を抜いたのに何もしないの?」と必死に訴えるジャヨンたちは果たして真相解明することができるのか?「一寸の虫にも五分の魂」と叫ぶ彼女たちの奮闘から目が離せない。メガホンをとったのは、ペ・スジ主演『花、香る歌』のイ・ジョンピル監督。本作について「核心は人々の中にあった“ファイト”という気持ち。生きていく中で直面する大小さまざまな問題を、諦めず、文句を言わずに解決しようとする人々の物語です」と明かす。「こんなことで世の中が変わるのか? と考えながらも、自分を守るため前に進んで行く人たちの話を作りたいと思いました。 “たとえ小さな存在でも私たちは偉大なのだから” そんな信念と共に、自分の仕事に責任感と誇りを持った人たちの話を楽しくかっこよく描きたかった。何よりも堂々としていて凛々しい彼女たちの突き進む姿を見せたかったのです」と語っている。『サムジンカンパニー1995』は7月9日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サムジンカンパニー1995 2021年7月9日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT & THE LAMP All Rights Reserved.
2021年04月28日サム・メンデスの次回作に、オリヴィア・コールマンが主演することになりそうだ。タイトルは『Empire of Light』。80年代のイギリスの海沿いの街を舞台にしたラブストーリーで、メンデスが脚本を書き下ろした。撮影監督はメンデスの最近作「1917命をかけた伝令」でオスカーを受賞したロジャー・ディンキンス。製作、配給はサーチライト・ピクチャーズ。コールマンの最新作は、アンソニー・ホプキンスと共演する「ファーザー」。この映画でコールマンは今年のオスカーの助演女優部門にノミネートされている。また、コールマンが出演するNetflixの「ザ・クラウン」は、先週末の映画俳優組合賞(SAG)でキャスト部門を受賞している。文=猿渡由紀
2021年04月07日ブラッドリー・クーパーが『アリー/スター誕生』から初めてとなる監督・主演作『Maestro』(原題)で、キャリー・マリガンがヒロインを務めることになったという。「The Wrap」が報じた。『Maestro』は、1990年に亡くなった作曲家・指揮者・ピアニストのレナード・バーンスタインの伝記映画。ブラッドリーはレナードを演じ、キャリーはレナードの妻でチリ出身の女優・ピアニストのフェリシア・モンテアレグレを演じる。バーンスタイン夫妻は1946年のパーティーで出会い、1951年に結婚。3人の子どもをもうけたが、波瀾万丈で複雑な結婚生活を送った。今作では、夫妻の結婚生活が主に描かれる模様。2人の長女ジェイミーは「『Maestro』で、キャリー・マリガンが私たちの母親を演じてくれるのが楽しみで仕方ありません。キャリーはフェリシア(母)のユニークなウィット、温かさ、エレガントな美しさ、深い感情をとらえて演じてくれることでしょう。私たちはキャリーが醸し出すおとぎ話のような、ヨーロッパらしい優雅さも大好きなんです。母にもそういうところがあったので」と語り、キャリーに太鼓判を押す。ブラッドリーも「何年も前に舞台でキャリーを見て、とても惹きつけられました。それ以来、一度だって彼女の芝居を見逃したことはありません」とキャリーのファンだったことを明かし、ともに働けることを喜んでいる。共同執筆、プロデューサーも担当するブラッドリーは、『アリー/スター誕生』の製作後3年以上に渡ってバーンスタインの3人の子どもたちに話を聞くなどして今作の準備を進めてきた。撮影は来春開始予定。(Hiromi Kaku)
2020年09月23日「愛の不時着」のユン・セリ役で日本でも大人気のソン・イェジンが、ついにハリウッド進出か。映画『アバター』で知られるサム・ワーシントン出演の『Cross』(原題)に交渉中であることを韓国メディアが伝えている。ソン・イェジンの所属事務所MS Teamエンターテインメントによれば、かなり前向きに検討中とのこと。また、もうひとり出演検討中と名前が挙がっているのが、『パラサイト 半地下の家族』で“リスペクト!”されるパク社長を演じたイ・ソンギュンで、彼にとっても本格的なアメリカ進出となる。『Cross』(原題)はSF映画の傑作として名高い『ガタカ』や、『ザ・ホスト 美しき侵略者』『TIME/タイム』ほか、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『トゥルーマン・ショー』などのアンドリュー・ニコルがメガホン。舞台となるのは、近未来、2つに分断された貧富の格差がある架空の多民族国家。ソン・イェジンは、貧しい国側に暮らすシングルマザーで、国からの脱出を試みた夫が国境近くで亡くなった後、ひとりで息子を育てている強い女性ベラを演じるといわれている。また、サム・ワーシントンは裕福な国側の人間で、イ・ソンギュンはカリスマ性にあふれた国境守備隊長ギデオン役を提案されているという。10年間にわたって『Cross』の企画を温めていたニコル監督は、昨年、世界唯一の分断国家である韓国を訪れて大きなインスピレーションを受けたらしく、韓国俳優を起用して、韓国で撮影する意向を固めたとか。Netflixで190か国に配信されている「愛の不時着」ソン・イェジンとアカデミー賞作品賞の『パラサイト』イ・ソンギュンとくれば、世界的にも知名度は抜群。2021年3月から、韓国での撮影開始を目指しているという。(text:Reiko Uehara)
2020年07月06日乃木坂46 4期生の遠藤さくら、早川聖来、田村真佑、掛橋沙耶香、金川紗耶が元アイドルを演じるドラマ「サムのこと」全4話が、2020年4月29日(水)20時00分から5月6日(水)23時59分までの8日間限定で無料配信される。「サムのこと」は、2020年3月20日(金)からdTV®(※)で配信がスタートし、現在、本編最終話となる第4話のほかメイキング映像をまとめた第5話と第6話が配信中。直木賞作家・西加奈子の短編小説をドラマ化した本作は、同じアイドルグループのメンバーだった1人が亡くなったことをきっかけに久々に集まった元メンバーたちが当時を振り返る過程で、仲間を失った喪失感が生きる希望へと変わっていく模様を描いた群像劇。遠藤さくら演じる"生前"のサムをはじめ、LGBTに悩むアリ(早川聖来)やアルコールにおぼれてしまうキム(田村真佑)、妹に対して嫉妬をしてしまうモモ(掛橋沙耶香)、借金に苦しむスミ(金川紗耶)など、それぞれがシリアスな設定を持つキャラクターが数多く登場し、‟青春時代の葛藤とそれを乗り越えていく希望”をテーマに乃木坂46のメンバーが個性豊かな役どころを演じてる。物語はアイドルグループの解散から1年後、元メンバーの4人がサムの通夜で久々に再会するシーンからスタート。生前のサムを回想しながらストーリーが進み、それぞれが抱えている深い悩みにサムが関わりながら展開していくところが見どころの1つ。主役を務めた遠藤さくらは「台本を読んだときに、サムは空気を読まないしおせっかいなので、‟周りを困らせることが多い性格だな“と思いました。静かなところとか、私と似ているなと感じる部分もありましたが、‟絶対に自分とは真逆の人間だ”と思っていました。でも、演じているうちにサムの気持ちが分かったり、自分と重なる部分もある気がしたり…。具体的に言い表すのは難しいんですが、不思議な感覚でした」とコメント。8日間の無料配信期間中は、スマートフォンやPC、対応TVなどのdTVサイトから、ログインや会員登録の手続きはなく、視聴が可能となっている。※「dTV」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。予告編本編第1話~第4話無料視聴URL()番組公式サイト()番組公式Twitter()ドラマ公式Instagram()番組概要西加奈子の小説「猿に会う」を『重力ピエロ』『見えない目撃者』など映画監督として数々の作品を手掛けてきた森監督と、坂道シリーズのドキュメンタリー映画やMVで知られる高橋監督がドラマ化。キャストは、本作がドラマ初出演となる、乃木坂46 4期生が出演。可憐な表情で多くの人を惹きつけるアイドルとしての表情とは打って変わって、本作では個性豊かなキャラクターをそれぞれが熱演する。出演 : 遠藤さくら 早川聖来 田村真佑 掛橋沙耶香 金川紗耶 筒井あやめ 矢久保美緒 秋元真夏山本剛史 村岡希美 中島歩 ほか原作 :「サムのこと猿に会う」西加奈子(小学館文庫)監督 : 森淳一脚本 : 三嶋龍朗チーフプロデューサー : 上田徳浩プロデュース : 鈴木健太郎、備前島幹人プロデューサー : 龍貴大、西ヶ谷寿一、横山蘭平協力 : 秋元康©西加奈子・小学館/エイベックス通信放送
2020年04月27日サム・スミスの2年半ぶりとなる3作目のアルバム『トゥ・ダイ・フォー』が、2020年5月1日(金)にリリースされる。また、アルバム表題曲の「トゥ・ダイ・フォー」とミュージックビデオも発表された。サム・スミス待望のニューアルバム今まで、数多くのヒット曲を生み出し、4部門のグラミー賞、アカデミー賞など、多くの名誉ある賞を獲得してきた、“天使の歌声”の持ち主サム・スミス。先日、YouTubeのチャンネル登録者数が1000万人を突破し、イギリス人アーティストとしては一握りしかいない記録を達成するなど、その勢いは留まるところを知らない。前作から2年半ぶりとなるニュー・アルバム『トゥ・ダイ・フォー』の収録曲の全貌は未だ発表されていないが、「ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?」や、ドナ・サマーのディスコ・ソングのカヴァー曲「アイ・フィール・ラヴ」や、「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー」などヒット・シングルを多数収録予定。また、日本盤にはボーナス・トラックが収録され、ファン必聴内容になっている。心を温めるバラード・ソング「トゥ・ダイ・フォー」が先行シングル先行シングルとしてリリースされるのは、アルバム表題曲の「トゥ・ダイ・フォー」。サムの長年のコラボレーターである友人プロデューサーのジミー・ネイプスらと共に制作された。2001年に公開されたカルト映画『ダニー・ダーコ』の劇中のセリフから始まるこの曲は、「死んでもいいと思える人が欲しい」というサムの恋愛観をメロウなピアノサウンドと合わせたバラード・ソング。サム・スミスは、本曲についてこう語る。「この曲をリリースすることは、すごく意味のあることなんじゃないかな。私の一番深い部分から生まれた曲だと感じているよ。落ち込んでいて自分を見つめ直している時に、ジミー・ネイプスとスターゲイトのプロダクションチームとロサンゼルスで作ったんだ。孤独なバレンタインデーを過ごしている人全員に贈る曲だよ!」【詳細】サム・スミス■最新アルバム『トゥ・ダイ・フォー』リリース日:2020年5月1日(金)価格:2,500円+税アルバム収録予定曲:・ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー / Dancing With A Stranger・ハウ・ドゥ・ユー・スリープ? / How Do You Sleep?・トゥ・ダイ・フォー / To Die For・アイ・フィール・ラヴ / I Feel Love・ファイヤー・オン・ファイヤー / Fire On Fire・プロミセズ / Promises※日本盤CDにはボーナス・トラックを収録予定※解説・歌詞・対訳付■最新シングル「トゥ・ダイ・フォー」リリース日:2020年2月14日(金)
2020年02月17日『1917 命をかけた伝令』を大ヒットさせたサム・メンデスが、次に『Beautiful Ruins』をプロデュースすることになった。ニューヨークタイムズのベストセラーになった同名小説の映画化で、舞台はイタリアの小さなホテル。現在、脚色作業が進められている。メンデスはプロデューサーにとどまり、監督はしない。監督は、現在、探している段階のようだ。『1917』は、オスカーで作品部門と監督部門の最有力候補と思われていたが、これらの部門は逃し、撮影、視覚効果、音響の3部門で受賞した。世界興収はすでに3億ドル弱。これからもまだ伸びが見込まれている。文=猿渡由紀『1917 命をかけた伝令』公開中
2020年02月14日トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズを監督したサム・ライミが、久々にアメコミ作品を手掛けるかもしれない。MCU映画『ドクター・ストレンジ』の続編となる『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)の監督候補として、契約交渉中だという。「Variety」誌が報じた。同誌は先月初旬に、前作の監督を務め、続投予定だったスコット・デリクソンが「クリエイティヴ面での意見の相違」から降板したことを伝えていた。デリクソンは製作総指揮としては残るという。続編の製作は今年5月から開始予定のため、スタジオ側は迅速に新たな監督を決めたい考え。デリクソンはツイッターで「サム・ライミとは一緒に働いたことがある。映画業界の中で、最も人柄のいい人の1人だし、監督としても“生きる伝説”みたいな人。ドクター・ストレンジを引き継ぐ人として最高のチョイスだね」と“後任”のライミ監督に太鼓判を押している。ライミ監督は、『スパイダーマン』3部作を撮り終えた後(2007年)、これまで長編作品でメガホンを取ったのは『スペル』(2009年)と『オズ はじまりの戦い』(2013年)の2本のみ。監督業ではなく、映画・テレビのプロデュース業に専念していた。『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』は2021年5月7日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2020年02月07日ブラッドリー・クーパーが監督と主演を兼任するレオナルド・バーンスタインについての映画を、Netflixが世界配信することになった。当初はパラマウントが配給する予定だった。プロデューサーには、『アイリッシュマン』でNetflixと組んだばかりのマーティン・スコセッシも名を連ねる。映画は、バーンスタインと妻の関係に焦点を当てるものらしい。脚本はクーパーと、『スポットライト 世紀のスクープ』のジョシュ・シンガーが共同執筆した。撮影は来年開始の予定。今作は『アリー/スター誕生』に続く、クーパーの監督作第二弾。『アリー』は8部門でオスカーにノミネートされた。文=猿渡由紀
2020年01月22日サム・ロックウェルがFBIとメディアを相手に、爆破事件の容疑者にされた男の無実を信じて闘う弁護士を演じたクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』。この度、サムが劇中とは一転、リラックスした姿を見せながら本作のテーマや見どころについて語るインタビュー映像をシネマカフェが入手した。サム・ロックウェルを魅了したのは、孤立無援のリチャードを信じて共に闘う弁護士ワトソンの実像だった。ラフなシャツでリラックスしたサムは、「ワトソンの役柄はとても好きだ。リチャードの無実を証明するため貪欲にこの重大な事件を引き受けた」と語る。FBIとメディアというふたつの巨大な権力を敵に回すことは、常識的な弁護士であれば誰もがひるむに違いない。だが、ワトソンだけは違った。彼には、真実が歪められたことに対する怒りと正義、そしてリチャードの固い絆があったのだ。また、イーストウッド監督の現場は俳優として最高の環境だったという。「俳優も兼ねている監督にはいつも配慮してもらえる。カメラの前に立つことがどう精神的に感じるのか知っているので配慮してくれる。イーストウッド監督も例外なく、すごく配慮してくれる俳優にとてもやさしい監督だ」と現場をふり返る。一方のイーストウッド監督は「どんなキャラクターであれ、それを包み込むように理解し、彼自身のものにできる。実際に完璧にこなしていた」とサムの演技に絶賛を贈っている。「メディアが下調べもなしに報道するとどうなるか」本作が描くリチャードの物語は、決定的な証拠もないまま容疑者としたFBIの焦り、そして、確かな裏とりもせずに「リチャードが容疑者」だと実名報道したメディアの良識に鋭く切り込む。サムは、「作品の中心的なテーマは冤罪で、メディアが下調べもなしに報道するとどうなるかも描いている。山火事のように人々は飲み込まれ、コントロールが効かなくなる」のだと断言する。しかも、リチャードを襲った悪夢のような事件と「同じようなことが起こり続けているからこそ、古くならない大事な問題だ。耳を傾けるべきだよ」と、映画が訴えかけるテーマの重要性を訴える。また、この映画のもうひとつの面白さは、ワトソンとリチャードのバディ・ムービーとして楽しめることだ。『スリー・ビルボード』でオスカー俳優となったサムは、撮影前にポール・ウォルター・ハウザーと3日間を共に過ごし絆を深めたという。「ワトソンはリチャードにとって適任な弁護人だった。彼はリチャードにとって、父や兄のような関係だったからだ。基本的にはずっと、ワトソンがリチャードに物事を教えている。そんなふたりの関係もこの映画の見どころだ」と語る通り、ふたりの絆も重要なポイントだ。1996年の事件発生から24年が経過した2020年に公開される『リチャード・ジュエル』は、サムが語る通り、いままさに我々の周りで起こっていることを描いた作品だ。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが「被害者」にも「加害者」にもなり得る。イーストウッド監督が時代に警鐘を鳴らす実話サスペンスで描く“真実”を、劇場で目撃してほしい。『リチャード・ジュエル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月18日『アメリカン・ビューティー』、『007 スペクター』のサム・メンデス監督最新作『1917 命をかけた伝令』のロイヤル・プレミアが、現地時間12月4日イギリス・ロンドンで開催。ロイヤルファミリー/イギリス王室から、チャールズ皇太子とカミラ夫人が来場した。本イベントは、The Film and TV Charity団体が企画する「Royal Film Performance」にふさわしい作品として本作が選出され実現したもので、イギリス王室からのゲストのほか、本作からはメンデス監督、ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、リチャード・マッデン、撮影監督のロジャー・ディーキンスが登壇した。レッドカーペットが敷かれた会場には「1917」というロゴが装飾されるほか、過酷な戦場を全編ワンカットで描く劇中の大迫力の映像が大きなスクリーンに映し出され、会場に集まったファンの熱気も高まる。そんな中、ついにカーペットにキャストらが登場するとファンも大盛り上がり、キャスト陣はサインや写真撮影に笑顔で応じていた。メンデス監督は“全編ワンカット”で撮影した本作について「主人公のキャラクター達と観客をしっかりと結びつけ、離れることがないようにしたいと思った。観客に過ぎていく毎秒毎秒、彼等が辿る一歩一歩、そして彼等の息遣いすべてを感じてもらいたかったわけだが、それこそがこの物語を伝えるのに最も相応しい手法だと思えたんだ」とそのこだわりについて明かした。日本のファンに向けて「日本のみなさん、こんにちは!みなさんにもうすぐ映画を観ていただけるのが楽しみだよ。大規模で、没入体験ができるイメージ、サウンド、音楽となっており、心から誇りに思っているので、是非皆さんにも観に来ていただきたい。映画館でご覧頂きたいです」とメッセージを送った。また、撮影監督のロジャーも“全編ワンカット”撮影についてコメント。「本作はワンカットだったから、これまで撮ってきたほかの作品とも違ったけど、最終的には”どこにカメラを配置するのか、そこに置くのはなぜか、そのカメラで何をしたいのか”ということに尽きるということに変わりはないものだ」と言い、「最も大きなチャレンジは天候だった。天候が続かないとつじつまが合わなくなるから曇り空を望んでいたが、それは本当にチャレンジだったんだ。時には撮影を再開するために午後遅い時間の雲を文字通り1日中待たなければならなかったこともあった」と撮影の裏側を語っていた。一方、伝令という重要なミッションを強いられるスコフィールド役のジョージは、過酷な戦場を当時実際に体験した人について問われると「彼等が体験したことを真に理解することはできないが、表現していけるように可能な限り見極め、理解しようとするというのが僕たちの仕事だ。だから本作を通して、それを心掛けた」と明かし、日本のファンに向けて「可能であれば是非映画館で観てもらいたい」とメッセージ。スコフィールドと共にミッションに立ち向かっていくブレイク役のディーンは「すべての機能を検証するため、撮影の半年前からリハーサルをしなければならなかった。とても精密なもので、映画全体がまるでコレオグラフィーのようだった」と特殊な撮影方法をふり返り、「ワンカットによって俳優としてそのすべてに身を投じ、キャラクター、状況に自分を委ね、全てを忘れることができる。それは僕がこれまでに経験したことがなかったことで、とても楽しかったよ」と話した。そして、英国王室からはチャールズ皇太子とカミラ夫人も参加した今回。観客から向けられた大きな歓声に笑顔で応え、メンデス監督やロジャーら映画関係者たちと歓談していた。なお本作は、すでにいくつかの映画賞を受賞およびノミネートされているほか、Rotten Tomatoesでは93%フレッシュの高評価(日本時間12月5日現在)を得ており、本年度アカデミー賞最有力作として注目されている。そんな中、このほど本年度のアメリカ映画協会賞「作品賞トップ10」に本作が選出されたことが新たに発表された。『1917 命をかけた伝令』は2020年2月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月05日ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド『007 スカイフォール』『007 スペクター』を大ヒットさせたサム・メンデス監督による最新作『1917』(原題)が、2020年2月に全国公開されることが決定。併せて、驚愕の撮影手法が使われている本作のフィーチャレット映像と場面写真が解禁された。本作は、第一次世界大戦の”若きイギリス兵のある1日”を壮大なスケールと深いドラマで、リアルタイムに描き出したメンデス監督の渾身作。若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクが、危険待ち受ける敵の陣地をぐぐり抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く“作戦中止”の重要な伝令のために立ち向かっていく。解禁された映像では、兵士たちの動き、さらに息づかい1つ1つを観客に体感してもらい、究極の没入感へ導くために敢行された驚愕の撮影について、メンデス監督は「撮影にはこの辺をカットしよう、あのシーンをなくそうなどの編集という魔法の切り札があるが、本作ではできない」ため「長回しの撮影にすべきと考え」その苦労を語った。アカデミー賞受賞の名撮影監督ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマンらからは、驚くべきことに屋外で順撮りされたため、「天候によって撮影が左右される」ことや「カメラを俳優のアクションにぴたりと合わせるため、また長回しにより照明を置くことができないこと」、さらにリアルタイムで描くため「映像に一貫性を持たせる必要があり、天候待ち」をしたことなど秘話が次々と語られ、監督は「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」とコメントしている。さらに、メンデス監督は現地時間10月3日(木)に実施されたN.Y.コミコンに登壇し、「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした」とコメント。そのため、特にリハーサルについて「今までの過去のどの作品よりも時間を費やした」「自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と大きな自信を覗かせていた。2人の若きイギリス兵には、ヴィゴ・モーテンセンの息子役を演じた『はじまりへの旅』やJ・A・バヨナ製作総指揮の『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイと、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのトメン・バラシオン役のディーン=チャールズ・チャップマンというフレッシュな英国俳優を起用。そして、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固める。『1917』(原題)は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日10月上旬、空港で日本のファンに囲まれるサム・ライリーを見て、感動と興奮を覚えた人も多いはず。なぜなら、彼が着ていたTシャツの絵柄は、伝説のロックバンド、ジョイ・ディヴィジョンのアルバムジャケットに使用されたもの。「お気に入りなんだ」と笑うサムは2007年、映画『コントロール』でジョイ・ディヴィジョンのボーカルだったイアン・カーティスを演じ、たちまち注目を集めた。出演の決め手は「自分に訴えかけてくるものがあるかどうか」それから7年後、サム・ライリーはディズニー映画『マレフィセント』に出演。さらに5年後、その続編に出演して初来日を果たしたわけだが、こうなる現在を予期していた?と訊くと、「完全に“ノー”だね(笑)」。以前は「俳優が生涯の仕事になることすら想像していなかった」という。「夢に見てはいたけどね。反省すべきか悩むところだけど、学校の先生の忠告をまるで聞かない子どもだったんだ(笑)。だから、ずっとハリウッドスターに憧れ続けてきたし、実際、19歳のときに俳優を目指した。けれどもうまくいかず、ロックスターとしての成功を望んだ。それも思うようにいかなかった僕が何年かして、映画でロックスターを演じることになった。ちょっと不思議な旅路だよね」。すでにドラマティックだが、それでもやはり“ハリウッドスター”とは縁遠かった様子。「『コントロール』が僕の人生を一変させたのは確か。でも、実際は目の前のことで精一杯だったんだ」と振り返る。「役を生きることに必死だったし、妻となる女性と恋に落ちるのにも忙しかった(笑)。(※共演のアレクサンドラ・マリア・ララと2009年に結婚)でも、完成した作品をカンヌ映画祭で披露したとき、観客の反応がすごくよかったんだ。のちの妻も…その時点で彼女は僕よりよっぽどキャリアを積んでいたのだけど、『これほど祝福されるなんて、滅多にないことよ』と言っていた」。「ただし、だからと言って将来についてよく考えるようになったかというとそうでもなく(笑)、僕は出演作を決めるとき、自分に訴えかけてくるものがあるかどうかを指針にする。だから、いままでの作品には僕自身の倫理観が反映されているものが多い。エージェントはそんな僕にイラついているけどね」。尊敬するアンジェリーナ・ジョリーとの共演では、『マレフィセント』の何が彼に訴えかけてきたのか。ずばり、マレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリーだったという。「それまで大きなスタジオの作品に出たことはなかった。俳優を始めたころ、そんな機会もあったけど実現しなかった。だから、あまり期待はしていなかったのだけど、脚本を読んでみたら、ほとんどのシーンがアンジェリーナと一緒(笑)。彼女のことは『ジーア/悲劇のスーパーモデル』を観て以来、ずっと尊敬していた。だから、ぜひ共演したかったんだ」。尊敬する相手と芝居を交えるのに、マレフィセントとディアヴァルは理想的な役柄と言えるかもしれない。最強のヴィラン、マレフィセントと彼女に仕えるカラスのディアヴァルについて、「演じがいがあるのは確かだよ。ギャアギャアと熟年夫婦みたいに言い合うところもね(笑)。マレフィセントは彼をいろいろな姿に変身させて楽しむ。そんな状況から逃れ、ディアヴァルはどこかで巣を作って心穏やかに暮らせばいいのに。けれど、そうはしないところに2人の関係性がよく表れていると思う」と指摘する。マレフィセントとディアヴァルの関係は、幼い息子を持つサムの“助け”にもなったそうだ。「ディアヴァルの変身シーンを見た5歳の息子が、僕に尊敬の眼差しを向けてくれたんだ。やっとね(笑)。これだから、僕はディズニー映画が好きだ。実際、子どものころからいろいろなディズニー映画を観てきたよ。僕は四人兄弟の一番上だから、DVDを弟や妹に譲り渡すこともあった。『ライオン・キング』や『美女と野獣』をね。いまは息子と一緒に映画館へ行くことが多いかな。『モアナと伝説の海』や『リメンバー・ミー』を観たよ。僕と息子は同じくらいとっても繊細だから、一緒に泣くんだ(笑)」。作品に込められた現代社会へのメッセージ「いろいろなジャンルの映画が好きで、最新作よりはクラシック。クリストファー・リーヴの『スーパーマン』を何度も観るタイプで、『007』も『スター・ウォーズ』も昔のシリーズが好き。オーソン・ウェルズ、ヒッチコック、クロサワも愛している。“クロサワ”ってちゃんと発音できてた?きっと酷い発音だよね」と心配するが、発音は完璧。さらに、出演作の指針として挙げた「僕自身の倫理観が反映されているものが多い」。これは、一観客としても同じのようだ。「作品の中にポジティブなメッセージを込めることに、ディズニー映画は昔から成功してきた。『マレフィセント』もそう。真実のキスをするのは王子だけじゃない。愛は複雑なものだと、物語を通して示してくれるんだ」。「それに、いまの世の中は分断されている。EU離脱やアメリカの現状が示しているようにね。国のリーダーたちが特定の人々を、国が抱える問題のスケープゴートにしている。問題を単純化するために。それはすごく危険なことだ。そんな中、マレフィセントという存在は、同調するのではなく、違いを受け入れることの大切さを教えてくれる。気候の変動も深刻化し、人類が力を合わせて問題を解決しなくてはならなくなったいま、僕らはそれに気づくべきだ」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年10月24日『マレフィセント2』で初来日が発表されるや、SNS上で「ありえないぐらい嬉しい」「激アツ」とファンから大興奮の声が沸き起こっている英国俳優サム・ライリー 。前作に続き、マレフィセントに忠誠を尽くす“カラス”ディアヴァルを演じ、マレフィセントの良き理解者として大活躍を見せるという。待望の来日でさらに人気を獲得すること間違いなしの彼に注目した。イギリス出身のサム・ライリーは 、元々は 「10,000 Things」というバンドのボーカルとして活動していた。俳優に転身後、 『コントロール』(’07)で英ロックバンド「ジョイ・ディヴィジョン」のボーカルであったイアン・カーティスを演じて英国インディペンデント映画賞新人賞を受賞、多くの人気俳優が選ばれてきた英国アカデミー賞ライジング・スター賞にもノミネートされ、一躍その名を広めることに。その後、米作家ジャック・ケルアックの自伝的同名小説の映画化『オン・ザ・ロード』(’12)では主人公を鮮烈に演じ、『ロシアン・ルーレット』(’10)でも主演をつとめるなど独立系作品に出演。日本では『マレフィセント』(’14)のイケメンカラスことディアヴァル役で大きく注目され、『ビザンチウム』(’12)の吸血鬼や『高慢と偏見とゾンビ』(’16)のダーシー役など、黒衣姿がよく似合うと評判。そんなサムは、『マレフィセント』シリーズで製作もつとめるハリウッドの大女優アンジェリーナ・ジョリーからも絶大な信頼を受けており、「前作で共演したエルとサムのファミリーの元に戻りたかったし、二人とまた同じキャラクターで共演したかったの。 三人の家族のような関係がすごく好きだったのよ」と明かしている。アンジーからも認められるサムの魅力は日本のファンの心も鷲掴みにしており、初来日が発表されると SNS上には「サム・ライリー様来日はありえないぐらい嬉しい」「サム・ライリーの魅力が日本中に知れ渡ってしまう!」「まじでサム・ライリー様来日は激アツ」「イケメンカラスが日本に来るなんて…!」 など歓喜の声が沸き上がっており、サムフィーバーが巻き起こることは間違いないだろう。誇り高き“カラス”はマレフィセントを「本当に理解している唯一の存在」そんなサムが演じるディアヴァルは、過去に人間に捕まったところをマレフィセントに助けられたことから、彼女に仕える“カラス”の キャラクター。マレフィセントに忠誠を尽くし、つねに行動を共にする彼女の良き理解者であり、マレフィセントの力によって自由自在に姿を変えられることが特徴的。サムはディアヴァルについて「ディアヴァルは誇り高いカラスなんだ。マレフィセントに助けられて以来、彼女に忠実で、彼女のために色々なところを飛び回っては偵察するんだよ。彼女が少し興奮しすぎた時になだめることができる唯一のキャラクターであり、彼女が考えていることを本当に理解している唯一の存在なんだ」と語っており、前作からさらに信頼関係が深まったマレフィセントとの掛け合いに期待が高まる。『マレフィセント2』は10月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年09月29日ディズニー映画『マレフィセント2』に出演するアンジェリーナ・ジョリーとサム・ライリーが来日することが分かった。ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔「眠れる森の美女」に隠されていた“禁断の呪い”を描いた『マレフィセント』(’14)の続編『マレフィセント2』が、来月日米同日公開される。前作で結ばれたフィリップ王子とめでたく結婚することになったオーロラ姫。しかし、その婚礼には真実の愛によって母と娘のように結ばれたマレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂き、妖精界を滅ぼそうとするイングリス王妃による恐るべき罠が隠されていた。結婚式の日、迫り来る危機から愛するオーロラ姫を救うため、マレフィセントの“究極の愛”が試される――というあらすじ。そんな本作でマレフィセントを演じたアンジェリーナと、カラスのディアヴァルを演じたサムが来日!マレフィセントは、複雑で奥深い愛情に満ち、類い稀なる美しさと強さを合わせ持つ悪のヒロイン。このマレフィセントは、アンジェリーナの生き様と重なるキャラクターで、彼女にとって最大のハマり役。前作でのプロモーション来日以来、今回で9度目の来日となるアンジェリーナは、日本のファンへ向けて「みなさんにお会いできることを楽しみにしているわ」とコメントを寄せている。そして、ディアヴァルは過去に人間に捕まったところをマレフィセントに助けられたカラス。マレフィセントに忠誠を尽くし、常に行動を共にする彼女の良き理解者だ。また、マレフィセントの力によって、自由自在に姿を変えられる。演じるサムは元々、「10,000 Things」のボーカルを担当していたが、その後俳優デビュー。『コントロール』で主演を務めたことで演技力が認められ、一躍スターの仲間入り。今回が記念すべき初来日となる。なお、2人は10月3日(木)に実施予定のプレミアイベントへの登壇を予定している。『マレフィセント2』は10月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年09月19日『ドント・ブリーズ』のプロデューサー、サム・ライミが新たに仕掛ける極限状態のサバイバルスリラー『クロール ―凶暴領域―』(原題:Crawl)。この度、『ピラニア3D』のアレクサンドル・アジャ監督が手掛ける本作から、初映像となる日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父が巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ探しに戻る。地下で重傷を負い、気絶している父を見つけるが、彼女もまた何者かによって地下室奥に引き摺り込まれ、右足に重傷を負ってしまう――。地球最強の捕食生物=ワニ×巨大ハリケーンという、絶対に生存不可能な最恐最悪の組合せによる極限状態からのサバイバルを描く本作は、7月12日に本国で公開されるやいなや、Rotten Tomatoesで驚愕の100%フレッシュを記録。注目を集めている。最大級のハリケーンに見舞われ、ワニから父と共に脱出を試みる主人公のヘイリーを演じているのは、『メイズ・ランナー』のテレサ役で知られ、2019年カルティエの新モデルに抜擢されたカヤ・スコデラリオ。彼女の父親は、『プライベート・ライアン』『グリーンマイル』のバリー・ペッパーが演じている。警告音から始まる今回到着した予告編では、最後まで緊迫した雰囲気が続く。最大級のハリケーンに襲われたフロリダの避難区域で、父を探すヘイリー。地下で重傷を負った父親を見つけたが、その瞬間背後から襲われ引きずり込まれてしまう。巨大ハリケーンに恐ろしいワニ、そして浸水のタイムリミットが迫る中、脱出の手立てはあるのか?ドキドキの予告編となっている。さらにポスタービジュアルは、水中には巨大なワニ、その恐怖に怯えるヘイリーの危機的状況が描かれ、緊張感漂う1枚となっている。『クロール ―凶暴領域―』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年07月18日ブラッドリー・クーパーとイリーナ・シェイクが破局したという。「People」誌が伝えた。2人は2015年春から交際を始め、2017年3月には長女のリアちゃんが誕生。別々の道を行くことになったものの友好的な別れとのことで、今後、親権をどんな形でシェアするかを決めているところだそう。昨年は監督を務め出演もした『アリー/スター誕生』が大ヒットとなり、多忙だったブラッドリー。今年は家族との生活を大切にしたいと考えていたようで、先月関係者が「ブラッドリーは毎日家族と一緒に過ごしています。2人はリアを連れてよく外に出ています。ただビーチをのんびり歩いたりして。関係はとてもよさそうです」と語ったばかりだった。破局報道の記事のコメント欄には「ただ一言……ガガ」、「レディー・ガガというソウルメイトを見つけたのね。がんばって!」、「レディー・ガガ、どこにいるの?」、とレディー・ガガの名前があふれかえっている。今年のオスカーで『アリー/スター誕生』のカップルとして見せたガガとブラッドリーのパフォーマンスが、あまりにも情熱的すぎるとして話題になった。2人がスクリーンの外でも愛し合っているのではといううわさが勃発し、ガガが完全否定する事態に。ガガはオスカーの前に婚約者のクリスチャン・カリーノと破局しており、いまやブラッドリーもシングル。ファンたちは2人がくっつくことに期待しているようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2019年06月07日ミュベール(MUVEIL)とフランスのイラストレーター、ティファニー・クーパーのコラボレーションTシャツ「ミュベール バイ ティファニー・クーパー(MUVEIL by TIFFANY COOPER)」が登場。今回ミューベルとタッグを組む、ティファニー・クーパーは、ソニア リキエル(Sonia Rykiel)やイザベル マラン(ISABEL MARANT)などのブランドで経験を積んだ後、イラストレーターとしてデビュー。ファッションの世界をユーモアを交えて描写した作品が人気のアーティストだ。コラボレーションTシャツは、海や湖に生きる生き物たちや、大地に根付く草花からインスピレーションを得た、ミュベールの2019年春夏コレクションのテーマ「LA LA RAINBOW LAND」を元にデザイン。コラボレーションでは、絶滅に瀕している動物と人間の共存を考え、ポジティブなメッセージと共にティファニーらしいユニークなタッチで、ゾウやイルカ、サメ、ホッキョクグマなどの動物たちが描かれる。なお、2019年春夏シーズンに引き続き、2019年プレフォールコレクションでもコラボレーションを実施。プレフォールコレクションでは、ティファニーのイラストに合わせて、ミュベールのデザイナー・中山路子がデザインしたワンピース、スカート、ロゴニットなどが展開される。また、2019年4月24日(水)にはギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)で、デザイナー中山路子によるトークイベントを開催。ゲストには生物学者・福岡伸一を迎える。実は、福岡伸一の著書からの刺激もあり、デザイナー中山は2019年春夏コレクションで「ゼツメツキグシュ」に瀕される生き物たちに着目したという。トークショーの中では、2人の自然にまつわるストーリーなどが体感できるそうだ。なお、このトークショーは、福岡伸一が翻訳した絵本『ダーウィンの「種の起源」』を記念しての開催イベントとなる。【詳細】ミュベール バイ ティファニー・クーパー取り扱い:全国のミュベール取り扱い店舗■コラボレーションTシャツ※2019年3月30日(土)より順次展開中。価格:各14,000円+税■プレフォールコレクション発売時期:2019年6月末予定価格例:プードル柄プリントワンピース 42,000円+税<福岡 伸一 トークイベントPresented by MUVEIL>開催日時:2019年4月24日(水) 18:30開場、19:00 トークイベント開催、20:15 終了予定※当日、絵本『ダーウィンの「種の起源」』購入者には、トークイベント後福岡伸一のサイン会を実施予定。チケット代金:1名 1,000円定員:50名【問い合わせ先】ギャラリー ミュベールTEL:03-6427-2162
2019年04月04日「第91回アカデミー賞」の授賞式が25日(現地時間24日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが『アリー/スター誕生』の「Shallow」をデュエットで熱唱した。『アリー/スター誕生』は、歌手を夢見るものの、自分に自信がなく夢を諦めかけていたアリー(ガガ)が、有名ミュージシャンのジャクソンとの偶然の出会いから人生が大きく変わっていく物語。ブラッドリー・クーパーが監督を務め、ジャクソン役も演じた。アカデミー賞のステージで、主題歌「Shallow」をデュエットで熱唱。グランドピアノで弾き歌うガガにブラッドリーが歩み寄り、映画のワンシーンが飛び出したような圧倒的かつ濃密なパフォーマンスに、さながらライブ会場のような熱気に包まれた。その後、歌曲賞の発表が行われ、同楽曲が受賞。ガガは涙を流して喜び、ブラッドリーをはじめとする仲間に感謝の言葉を伝えた。その他の歌曲賞ノミネーション曲の紹介では、 ジリアン・ウェルチ/デヴィッド・ローリングスが『バスターのバラード』より対象曲「When a Cowboy Trades His Spurs for Wings」を披露した。WOWOWプライムでは、2月25日21時から「第91回アカデミー賞」授賞式の字幕版を放送。(C)Getty Images
2019年02月25日