サム・メンデスの次回作に、オリヴィア・コールマンが主演することになりそうだ。タイトルは『Empire of Light』。80年代のイギリスの海沿いの街を舞台にしたラブストーリーで、メンデスが脚本を書き下ろした。撮影監督はメンデスの最近作「1917命をかけた伝令」でオスカーを受賞したロジャー・ディンキンス。製作、配給はサーチライト・ピクチャーズ。コールマンの最新作は、アンソニー・ホプキンスと共演する「ファーザー」。この映画でコールマンは今年のオスカーの助演女優部門にノミネートされている。また、コールマンが出演するNetflixの「ザ・クラウン」は、先週末の映画俳優組合賞(SAG)でキャスト部門を受賞している。文=猿渡由紀
2021年04月07日『デッドマン・ウォーキング』のスーザン・サランドンと、『愛を読むひと』のケイト・ウィンスレットが初共演した映画『Black bird』が、邦題を『ブラックバード家族が家族であるうちに』として公開することが決定。併せて、場面写真が解禁となった。■ストーリーある週末の朝、リリーは夫のポールと暮らす静かな海辺の邸宅に、娘のジェニファー、アンナとその家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズを集める。しかしそれはともに楽しい時を過ごすためのものではなく、ある理由によって死を覚悟したリリーが“家族が家族であるうちに”過ごすために自らが用意した最後の時間だった。集った家族とその友人たちは、それぞれ平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加する。しかし、あるきっかけで弾けた緊張感とともに、次々と明かされていくそれぞれの秘密。そして最後に家族がとった行動とは…。■“家族との絆と覚悟”を問いかける感動の物語『マンデラの名もなき看守』や『ペレ』などで知られるビレ・アウグスト監督による傑作デンマーク映画『サイレント・ハート』を、同作の脚本家であるクリスチャン・トープが自身でアメリカ映画として脚色し、新たな物語として紡ぎ出した本作。監督を務めたのは、『ノッティングヒルの恋人』や『恋とニュースのつくり方』のロジャー・ミッシェル。極限の選択に立たされる家族の心象風景にリアリティを持たせるために、彼は、通常ではなかなか行えない映画の大半を順撮りするという方法を選択。結果5週間におよぶ撮影が開始することになったが、「キャストの集中力、映画やお互いに対する意気込みに思ったよりも大きな影響が生まれたんだ」とそのこだわりを話し、見事な人間ドラマへと昇華させている。主人公リリーを演じたのは、『ロッキー・ホラー・ショー』や『アトランティック・シティ』、『依頼人』などに出演し、『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したスーザン・サランドン。長女のジェニファーには、『愛を読むひと』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、最新作『アンモナイトの目覚め』の日本公開を控えるケイト・ウィンスレット。2大オスカー女優が本作でついに初共演を果たした。次女アンナには『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役に大抜擢されたミア・ワシコウスカ。そして、『ジュラシック・パークIII』などで活躍するサム・ニールがリリーの夫ポール役を演じ、死を決断したリリーのもとに集い、戸惑いながらも目を逸らさず真実の愛情を捧ごうともがく難役を見事演じ切った。今回解禁された場面写真には、皆が集まる最後の夜のためにエレガントに着飾る母リリーと寄り添う娘ジェニファー、そして夫にしっかりと身体を預けつつもどこか虚ろな目をしたリリーの姿、そして何かに抗議するかのように、いまにも泣き出しそうな表情のアンナの姿が切り取られている。『ブラックバード 家族が家族であるうちに』は6月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックバード家族が家族であるうちに 2021年6月11日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED
2021年03月31日『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『Thor: Love and Thunder』(原題)に、ラッセル・クロウが“参戦”することが明らかになった。「Deadline」などが報じた。『Thor: Love and Thunder』にはすでに錚々たるスターたちのカメオ出演が決定しており、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の劇中劇でソーを演じたルーク・ヘムズワース、ロキを演じたマット・デイモン、オーディンを演じたサム・ニールが“俳優役”として再集結する。映画本編ではソーをクリス・ヘムズワース、ロキをトム・ヒドルストン、オーディンをアンソニー・ホプキンスが演じていた。今作には、劇中劇に前作の悪役ヘラも登場するとのことで、映画ではケイト・ブランシェットが演じたこの役をメリッサ・マッカーシーが“女優”として演じるのだという。ほかにも、クリスチャン・ベイル、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーが出演し、シフ役のジェイミー・アレクサンダーとジェーン役のナタリー・ポートマンも復帰と、かつてない豪華な顔ぶれがそろう。ラッセルの役柄は不明だが、現在同作を製作中のオーストラリアに滞在しており、3日前にインスタグラムに主演のクリス・ヘムズワース&エルサ・パタキー夫妻とボートの上で笑顔を見せる写真を投稿。「マイティ・ソーとグラディエーターが一緒に写っているだなんて」とファンが喜びの声を寄せている。ラッセルは白い立派なあごひげをたくわえており、「3月になんでサンタクロース(みたいなひげ)!?」などというツッコミもあったが、『Thor: Love and Thunder』の役作りの可能性もありそうだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017
2021年03月30日三谷幸喜が、自らを演劇の道へと導いた“恩師”、喜劇王ニール・サイモンの傑作コメディの演出に再び乗り出した。『ロスト・イン・ヨンカーズ』(2013年)に続く今回は、サイモン自身の下積み時代の体験を描いたとされる、人気コメディアンのオフィスに集う放送作家たちの物語だ。瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之の鉄板のチームワークが立ち上げる、三谷×サイモンの笑いに大注目!王道から外れたものにあえてチャレンジしたくなる——三谷さんが手がける2本目のニール・サイモン作品です。前回の『ロスト・イン・ヨンカーズ』から7年ぶりになりますね。僕自身、翻訳モノの演出の経験は数えるほどしかないんです。どうしてもオリジナルでやりたいものを優先してしまって。たとえば初めて手掛けた翻訳モノの『桜の園』(2012年)では、チェーホフのどこが面白いのか、どこに皆は魅了されるのだろうか、喜劇と言われているけど、本当にそうなんだろうか――と、勉強のようなつもりでやりました。ゴルドーニの『抜目のない未亡人』(2014年)も、コクトーの『声』(2013年)も、自分では絶対に書かないような作品をあえて演出することで、何か自分に得られるものが欲しい――、そんな思いがあるんです。ただ、僕はニール・サイモンに出会えたことで、この演劇の道に進んだとも言えるので、やはりいつかはやりたいと思っていました。でも『おかしな二人』や『サンシャイン・ボーイズ』のような、いわば“ザ・ニール・サイモン”的なものは、今、僕が演出しても、あまりワクワク感がないように思っていて。僕も、お客さんも。だから『ロスト・イン・ヨンカーズ』も今回も、ニール・サイモンの王道から少し外れたものにあえてチャレンジしてみようと思ったんです。——『23階の笑い』は1950年代のアメリカ・テレビ業界が舞台。冠バラエティ番組を持つ人気コメディアンと、彼のオフィスで働く個性的な放送作家たちの物語です。ジョークを潜ませた会話の応酬、そのテンポの良さが圧巻ですね。正直なところ、翻訳台本を読んだ時に、これを立ち上げるのはかなり難しいなと思いました。とくにコレといった事件が起こるわけでもなく、とにかくジョークの応酬で。コメディライターたちの話だから、台詞のすべてがジョークと言ってもいいくらいで、どういうさじ加減でやればいいのか、上演台本を作る時にかなり苦労しました。「あ、ここでアメリカ人は笑うんだろうな〜」なんて想像しながら2時間観ていただくのは申し訳ないので、ちゃんとコメディとして成立するものにしないといけない。かといって日本人がわかるような日本語のダジャレや時事ネタみたいなものは入れるべきではないし……。なかなか難しいチャレンジでした。個性豊かな登場人物たちは「水族館の魚を見るように」楽しんでもらえたらもちろんニール・サイモンの作品をムチャクチャにはしたくないから、きちんと戯曲どおりですよ。でも、ちょっとぶっ飛んでいる登場人物たちばかりで、なかなか感情移入して観るのは難しいだろうなと最初は感じました。ではお客さんは何を観たらよいのか? と考えた時に、僕自身が主人公のルーカスと同じように新人作家として、ベテランの放送作家の人たちに混ざってバラエティ番組とかを作っていた時期があったので、そこにすごく重なる部分があると思ったんです。とにかくここに出てくるマックス・プリンスという人気コメディアンを筆頭に、この不思議な人たちの生態をきちんと描き出そうと。ヘンな例えですけど水族館で魚を見るような感じで、彼らの生き様を2時間飽きずに、お客さんに観てもらおう。あ、この人たちは本当に生きているんだな! といった匂いや空気感を、きちんと作るべきだと思ったんです。配信ドラマを手がけて感じた今のテレビドラマ界の限界僕、このあいだ配信のドラマ(編集部注;「Amazon Prime Video」にて配信中の香取慎吾主演『誰かが、見ている』)をやったんですが、そのときに、常に時間に追われて制作されている地上波のテレビドラマは、もしかしたら、もう限界に近づいているんじゃないかなと感じることがありました。でも僕はテレビが大好きだから、もしいつか終わりが来るのであれば、それをきちんと見届けなければいけないという思いをもったんです。それと同じ空気を、このマックス・プリンスたちの物語に感じるんですね。華やかで勢いのあった50年代のテレビ界の中で、取り残されていった人たちの物語――ならば、その人たちの滅び方というか、踏ん張り方をちゃんと見せることが、今この『23階の笑い』をやる意味だという気がするんです。僕が経験した1980年代の、テレビが元気だった頃の空気感をうまくこの作品の世界観に重ねて、それをお客さんに楽しんでもらうことが一番の見せ方なのかな……と感じて今、作っています。「瀬戸康史さんを“休ませない”のがテーマ」――多彩な面々が揃ったキャスト陣——キャストは、三谷作品におなじみの方もいれば、初参加の方も。この物語の登場人物と同様に個性の強い、華やかな顔ぶれです。そうですね、とても力のある俳優さんたちが集まってくださいました。理想は、「この人たち、覚えた台詞を言っているんじゃなく、今思いついた言葉でやりとりしているのでは?」と見えるくらいにしたいんですよね。今回はそれが出来る俳優さんたちですし、おそらくその域までたどり着くような気がします。ニール・サイモンの舞台を観ると、普通だったらあんなにしゃべる人たちはいないし、あんなに洒落た台詞を言い合う夫婦なんてありえない……と思うことがあります。それをどれだけリアルな空間に落とし込めるか――、この挑戦は面白いですね。——魅力の出演陣から、三谷さんの舞台に初参加となる瀬戸康史さん、吉原光夫さん、鈴木浩介さん、山崎一さんについて、稽古場での印象などをお願いします。瀬戸さんが演じるルーカスは、ほかの人たちが会話している場にいて何もしない時間が長いんです。なので一瞬たりとも気が抜けないように、皆に目配りしてコーヒーを入れたり、何かを片付けたり、相槌を打ったりとか、台詞以上に覚えなきゃいけないことが山ほどあるようにしたい。瀬戸さんを休ませないのがテーマですね。吉原さんは、ちょっと強面で怖いじゃないですか。で、「自分はコメディをやったことがないので」って堂々と仰るので、どうしていいかわからない(笑)。でも(吉原と同じく劇団四季に所属していた)栗原英雄さんとかいろんなところから「吉原をよろしくお願いします」とメールが来て、多くの人に可愛がられているんだな、というのはわかりました。でもまだ怖いです(笑)。鈴木さんは同じ事務所ですが、実は一度も会ったことがなかった。お会いする機会がなかったんですね。すごく何でも器用にこなしちゃう人かな〜と思っていたら、意外にそうではない、ということがなんとなくわかってきた(笑)。ただ、あの品のある佇まいは得難い。僕のオリジナル作品にも出て欲しい人です。山崎さんは、まあ、控えめに言って最高です。あの清潔感と存在感は得難い。面白い役者さんです。ヴァルというロシア移民の役で、ロシア語訛りの英語を話す、と戯曲には書かれているんです。それで、あえて翻訳調の“主語述語をハッキリ、きちんと言う人”にしたんですけど、もう、山崎さん、完璧です。歩く姿が三木のり平さんに似ているんです!面白い台詞とそのやり取りを存分に笑って楽しんでもらいたい——中心人物であるコメディアン、マックス・プリンスを演じる小手伸也さんは『子供の事情』(2017年)に続いての三谷作品への登場ですね。マックス・プリンスという人を誰にやってもらうかで、このお芝居は決まってくるわけです。小手さんはご自分でもホンを書かれたり、演出もされる方で、僕が思っていた以上に知的な人でした。あの体型なので、もっとノホホンとしたのんきな人なのかな? とイメージしていたんですが、ご本人は全然そうじゃない真逆のタイプでした。劇団をやっているだけあってリーダーシップもあって、皆の上に立つカリスマ性を持っている感じもある。それで今回マックスを誰にするかという時に、思い切って「小手さんは?」と提案しました。ご本人はビックリしていると思いますよ。このマックス・プリンスのモデルになっているのはシド・シーザーというコメディアンです。お笑いの人って、人前で演じている時と普段がまったく違って、オンオフの切り替えがものすごくはっきりしている人が多いんだけど、この物語はマックスのオフィスで展開するので、彼が表に立っているところは観客にはいっさいわからないんです。だから、「テレビに出ている時の感じをそのまま引きずっているマックスにしよう」と小手さんと話しました。「いるだけで面白い。一挙手一投足がコメディアンのそれになっているふうに作りたい」とお願いしたら、小手さん、頑張ってくれてます。彼は体の動きがすばらしい。足をぶつけて痛がっている様子とか、それだけでチャーミング。僕のマックス・プリンスがここにいる、という感じです。——いろいろ想像するだけで笑いが込み上げてきます。本番が楽しみです。『23階の笑い』はポピュラーではありませんが、ニール・サイモンの代表作に匹敵するくらい面白いものだと、皆さんに再認識していただけたら嬉しいです。とにかく皆おしゃべりで洒落ていて、ある種のファンタジーとして観ていただけるのではないかと思います。不思議な登場人物たちのやりとりを十分に味わえるよう僕なりに工夫しましたので、たくさん笑って、楽しんでいただけたらと思います。取材・文:上野紀子撮影:源賀津己■公演情報『23階の笑い』作:ニール・サイモン翻訳:徐賀世子演出:三谷幸喜出演:瀬戸康史 / 松岡茉優 / 吉原光夫 / 小手伸也 / 鈴木浩介 / 梶原善 / 青木さやか /山崎一 / 浅野和之2020年12月5日(土)~2020年12月27日(日)会場:世田谷パブリックシアター(東京)チケットは11月22日(日)よりチケットぴあにて一般発売開始! ※11月16日(月)11:00まで先行抽選受付中
2020年11月14日テリーサ・パーマーが女性騎手ミシェル・ペインを演じ、栄冠を手にする奇跡の実話を描く『ライド・ライク・ア・ガール』。この度、本作のオフショット写真が公開された。本作は、オーストラリア競馬最高の栄誉・メルボルンカップにて、強豪が集う3,200メートルの難関に挑んだ女性騎手ミシェル・ペインが、前代未到の栄冠を手にするまでの努力と挫折を重ねた半生が描かれる。今回到着したオフショット写真では、テリーサが海辺で乗馬の練習をしている、映画のワンシーンのような1枚をはじめ、劇中内での賑やかなミシェル一家の家族写真、ミシェルの父役で出演しているサム・ニールが、マグダ・ズバンスキーと一緒にムービーカメラを覗き込んでいる様子。さらに、本作が映画監督デビューとなるレイチェル・グリフィス監督が、撮影を終えた安堵の笑顔をみせ、製作のリチャード・ケディと写る2ショットカットも公開された。『ライド・ライク・ア・ガール』は7月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、イオンシネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ライド・ライク・ア・ガール 2020年7月17日 TOHOシネマズシャンテほか全国公開©2019 100 to 1 Films Pty Ltd
2020年07月08日「愛の不時着」のユン・セリ役で日本でも大人気のソン・イェジンが、ついにハリウッド進出か。映画『アバター』で知られるサム・ワーシントン出演の『Cross』(原題)に交渉中であることを韓国メディアが伝えている。ソン・イェジンの所属事務所MS Teamエンターテインメントによれば、かなり前向きに検討中とのこと。また、もうひとり出演検討中と名前が挙がっているのが、『パラサイト 半地下の家族』で“リスペクト!”されるパク社長を演じたイ・ソンギュンで、彼にとっても本格的なアメリカ進出となる。『Cross』(原題)はSF映画の傑作として名高い『ガタカ』や、『ザ・ホスト 美しき侵略者』『TIME/タイム』ほか、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『トゥルーマン・ショー』などのアンドリュー・ニコルがメガホン。舞台となるのは、近未来、2つに分断された貧富の格差がある架空の多民族国家。ソン・イェジンは、貧しい国側に暮らすシングルマザーで、国からの脱出を試みた夫が国境近くで亡くなった後、ひとりで息子を育てている強い女性ベラを演じるといわれている。また、サム・ワーシントンは裕福な国側の人間で、イ・ソンギュンはカリスマ性にあふれた国境守備隊長ギデオン役を提案されているという。10年間にわたって『Cross』の企画を温めていたニコル監督は、昨年、世界唯一の分断国家である韓国を訪れて大きなインスピレーションを受けたらしく、韓国俳優を起用して、韓国で撮影する意向を固めたとか。Netflixで190か国に配信されている「愛の不時着」ソン・イェジンとアカデミー賞作品賞の『パラサイト』イ・ソンギュンとくれば、世界的にも知名度は抜群。2021年3月から、韓国での撮影開始を目指しているという。(text:Reiko Uehara)
2020年07月06日オーストラリアで初登場1位を獲得した映画『ライド・ライク・ア・ガール』がこの夏、日本にも上陸決定。ある女性騎手の半生を、テリーサ・パーマーが演じる。10人兄弟の末娘ミシェル・ペインは、生後半年の頃に交通事故で母を亡くすが、父や多くの兄弟に囲まれ健やかに成長する。ペイン家は、調教師の父をはじめ兄弟のほとんどが騎手という競馬一家。ミシェルも思春期にあたる頃には、騎手になることを強く願うようになる。やがて華々しいデビューを飾るミシェルだが、落馬によって騎手生命を左右するような大怪我に見舞われてしまう…。オーストラリア競馬最高の栄誉メルボルンカップにて、強豪が集う3200mの難関に挑んだ女性騎手ミシェル・ペインが、前代未到の栄冠を手にするまでの奇跡の実話を描く本作。ミシェルを演じるのは、『明日、君がいない』で女優デビューし、『呪怨 パンデミック』『きみがくれた物語』『ハクソー・リッジ』などに出演するテリーサ・パーマー。彼女の父親役は『ジュラシック・パーク』シリーズのサム・ニールが演じている。到着したポスタービジュアルでは、競技場の先をまっすぐ見つめているミシェルの姿を大きく捉え、「あきらめない、その気持ちが人生を変える。」というキャッチコピーが側に添えられている。また、本作の監督を務めたのは、アカデミー助演女優賞にノミネートされたこともある実力派女優レイチェル・グリフィス。『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』『ハクソー・リッジ』「ブラザーズ&シスターズ」など数々の作品に出演してきた彼女が、本作で映画監督デビューを果たす。『ライド・ライク・ア・ガール』は7月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年06月04日乃木坂46 4期生の遠藤さくら、早川聖来、田村真佑、掛橋沙耶香、金川紗耶が元アイドルを演じるドラマ「サムのこと」全4話が、2020年4月29日(水)20時00分から5月6日(水)23時59分までの8日間限定で無料配信される。「サムのこと」は、2020年3月20日(金)からdTV®(※)で配信がスタートし、現在、本編最終話となる第4話のほかメイキング映像をまとめた第5話と第6話が配信中。直木賞作家・西加奈子の短編小説をドラマ化した本作は、同じアイドルグループのメンバーだった1人が亡くなったことをきっかけに久々に集まった元メンバーたちが当時を振り返る過程で、仲間を失った喪失感が生きる希望へと変わっていく模様を描いた群像劇。遠藤さくら演じる"生前"のサムをはじめ、LGBTに悩むアリ(早川聖来)やアルコールにおぼれてしまうキム(田村真佑)、妹に対して嫉妬をしてしまうモモ(掛橋沙耶香)、借金に苦しむスミ(金川紗耶)など、それぞれがシリアスな設定を持つキャラクターが数多く登場し、‟青春時代の葛藤とそれを乗り越えていく希望”をテーマに乃木坂46のメンバーが個性豊かな役どころを演じてる。物語はアイドルグループの解散から1年後、元メンバーの4人がサムの通夜で久々に再会するシーンからスタート。生前のサムを回想しながらストーリーが進み、それぞれが抱えている深い悩みにサムが関わりながら展開していくところが見どころの1つ。主役を務めた遠藤さくらは「台本を読んだときに、サムは空気を読まないしおせっかいなので、‟周りを困らせることが多い性格だな“と思いました。静かなところとか、私と似ているなと感じる部分もありましたが、‟絶対に自分とは真逆の人間だ”と思っていました。でも、演じているうちにサムの気持ちが分かったり、自分と重なる部分もある気がしたり…。具体的に言い表すのは難しいんですが、不思議な感覚でした」とコメント。8日間の無料配信期間中は、スマートフォンやPC、対応TVなどのdTVサイトから、ログインや会員登録の手続きはなく、視聴が可能となっている。※「dTV」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。予告編本編第1話~第4話無料視聴URL()番組公式サイト()番組公式Twitter()ドラマ公式Instagram()番組概要西加奈子の小説「猿に会う」を『重力ピエロ』『見えない目撃者』など映画監督として数々の作品を手掛けてきた森監督と、坂道シリーズのドキュメンタリー映画やMVで知られる高橋監督がドラマ化。キャストは、本作がドラマ初出演となる、乃木坂46 4期生が出演。可憐な表情で多くの人を惹きつけるアイドルとしての表情とは打って変わって、本作では個性豊かなキャラクターをそれぞれが熱演する。出演 : 遠藤さくら 早川聖来 田村真佑 掛橋沙耶香 金川紗耶 筒井あやめ 矢久保美緒 秋元真夏山本剛史 村岡希美 中島歩 ほか原作 :「サムのこと猿に会う」西加奈子(小学館文庫)監督 : 森淳一脚本 : 三嶋龍朗チーフプロデューサー : 上田徳浩プロデュース : 鈴木健太郎、備前島幹人プロデューサー : 龍貴大、西ヶ谷寿一、横山蘭平協力 : 秋元康©西加奈子・小学館/エイベックス通信放送
2020年04月27日「通勤電車」を舞台に、家族を救うため戦う男の姿を描くリーアム・ニーソン主演の『トレイン・ミッション』が、4月11日(土)放送のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で本編ノーカット地上波初放送。スティーヴン・スピルバーグ監督作『シンドラーのリスト』ではシンドラー役でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『スター・ウォーズ』シリーズのクワイ=ガン・ジン役では多くのファンに愛され、遠藤周作の「沈黙」をハリウッドが映画化した『沈黙 -サイレンス-』や『崖の上のポニョ』の海外版声優も務めるなど、数多くの作品に出演してきたリーアム・ニーソン。彼が2009年に出演、新境地を開拓した『96時間』シリーズでは、50代にして激しいアクションを繰り広げるその姿に魅了された観客も多かったはず。その後2014年に公開された『フライト・ゲーム』も航空機という限定空間を舞台にした緊迫したストーリーが高い評価を受けた。そんなリーアムが航空機に次いで選んだ戦いの舞台、それは日本でも学生から社会人まで多くの人々が利用する“通勤電車”――。60歳の保険営業マンのマイケルは10年勤めた会社から突如解雇されてしまう。悲嘆にくれいつもの通勤電車で帰路に就くマイケルに、車内で見知らぬ女が話しかけてくる。女は終点到着までに100人の乗客の中からある人物を見つけ出せば多額の報酬を支払うといい、この任務は、常連客の顔を把握し元警察官の経歴を持つマイケルに適任だという。半信半疑のマイケルだったが、女が指定したトイレで、前金の25,000ドルを見つけたことから、この怪しげな仕事に加担することを決めてしまう。標的を探し始めるマイケルだったが、100人の乗客から見つけ出すことは容易ではない。諦めかけたその時、突如子どもから渡された袋の中身を見て衝撃を受ける。そこにあったのは妻の結婚指輪。マイケルの家族は人質にとられていた。通報すれば家族の命は無い…絶対絶命の窮地に陥ったマイケルは、終点までに標的を見つけ出すことができるのか?この任務に隠された本当の目的とは――?共演は『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞ノミネートのヴェラ・ファーミガ。『アクアマン』などのパトリック・ウィルソン。『ジュラシック・パーク』『ピーターラビット』のサム・ニールといった面々。『トレイン・ミッション』は4月11日(土)21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年04月11日『ジュラシック・ワールド』第3弾の正式タイトルが明らかになった。監督のコリン・トレヴォロウ、主演のクリス・プラット、『ジュラシック・パーク』のオリジナルキャストであり今作にカムバックするサム・ニールがツイッターで発表した。タイトルは『Jurassic World:Dominion』(原題)。クリスはツイッターとインスタグラムでDominionの単語の意味を辞書風に「1.主権または支配権」と記し、「自然への支配権を確立しようとする人間の試み」という一文を例文として挙げている。また、24日(現地時間)に撮影初日を迎えたことをカチンコの写真で伝えた。クリスのインスタグラムの投稿には、義理の弟のパトリック・シュワルツェネッガーから「エキストラになってもいい?」というコメントや、共演者のサムから「救急箱を持っていくよ。念のため」といったユーモアあふれるコメントが寄せられている。今作のキャストには前作で復帰したジェフ・ゴールドブラムとともに、『ジュラシック・パーク』の主要キャストのサムとローラ・ダーンの出演が決定しており、前作のキャストのB・D・ウォンやジャスティス・スミスも続投。2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』は現在世界歴代興収第6位のポジションをキープしている大ヒット作で、第2弾の『ジュラシック・ワールド:炎の王国』も第15位と健闘。『Jurassic World:Dominion』は2021年6月11日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年7月13日より全国にて公開© Universal Pictures
2020年02月26日サム・スミスの2年半ぶりとなる3作目のアルバム『トゥ・ダイ・フォー』が、2020年5月1日(金)にリリースされる。また、アルバム表題曲の「トゥ・ダイ・フォー」とミュージックビデオも発表された。サム・スミス待望のニューアルバム今まで、数多くのヒット曲を生み出し、4部門のグラミー賞、アカデミー賞など、多くの名誉ある賞を獲得してきた、“天使の歌声”の持ち主サム・スミス。先日、YouTubeのチャンネル登録者数が1000万人を突破し、イギリス人アーティストとしては一握りしかいない記録を達成するなど、その勢いは留まるところを知らない。前作から2年半ぶりとなるニュー・アルバム『トゥ・ダイ・フォー』の収録曲の全貌は未だ発表されていないが、「ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?」や、ドナ・サマーのディスコ・ソングのカヴァー曲「アイ・フィール・ラヴ」や、「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー」などヒット・シングルを多数収録予定。また、日本盤にはボーナス・トラックが収録され、ファン必聴内容になっている。心を温めるバラード・ソング「トゥ・ダイ・フォー」が先行シングル先行シングルとしてリリースされるのは、アルバム表題曲の「トゥ・ダイ・フォー」。サムの長年のコラボレーターである友人プロデューサーのジミー・ネイプスらと共に制作された。2001年に公開されたカルト映画『ダニー・ダーコ』の劇中のセリフから始まるこの曲は、「死んでもいいと思える人が欲しい」というサムの恋愛観をメロウなピアノサウンドと合わせたバラード・ソング。サム・スミスは、本曲についてこう語る。「この曲をリリースすることは、すごく意味のあることなんじゃないかな。私の一番深い部分から生まれた曲だと感じているよ。落ち込んでいて自分を見つめ直している時に、ジミー・ネイプスとスターゲイトのプロダクションチームとロサンゼルスで作ったんだ。孤独なバレンタインデーを過ごしている人全員に贈る曲だよ!」【詳細】サム・スミス■最新アルバム『トゥ・ダイ・フォー』リリース日:2020年5月1日(金)価格:2,500円+税アルバム収録予定曲:・ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー / Dancing With A Stranger・ハウ・ドゥ・ユー・スリープ? / How Do You Sleep?・トゥ・ダイ・フォー / To Die For・アイ・フィール・ラヴ / I Feel Love・ファイヤー・オン・ファイヤー / Fire On Fire・プロミセズ / Promises※日本盤CDにはボーナス・トラックを収録予定※解説・歌詞・対訳付■最新シングル「トゥ・ダイ・フォー」リリース日:2020年2月14日(金)
2020年02月17日『1917 命をかけた伝令』を大ヒットさせたサム・メンデスが、次に『Beautiful Ruins』をプロデュースすることになった。ニューヨークタイムズのベストセラーになった同名小説の映画化で、舞台はイタリアの小さなホテル。現在、脚色作業が進められている。メンデスはプロデューサーにとどまり、監督はしない。監督は、現在、探している段階のようだ。『1917』は、オスカーで作品部門と監督部門の最有力候補と思われていたが、これらの部門は逃し、撮影、視覚効果、音響の3部門で受賞した。世界興収はすでに3億ドル弱。これからもまだ伸びが見込まれている。文=猿渡由紀『1917 命をかけた伝令』公開中
2020年02月14日トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズを監督したサム・ライミが、久々にアメコミ作品を手掛けるかもしれない。MCU映画『ドクター・ストレンジ』の続編となる『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)の監督候補として、契約交渉中だという。「Variety」誌が報じた。同誌は先月初旬に、前作の監督を務め、続投予定だったスコット・デリクソンが「クリエイティヴ面での意見の相違」から降板したことを伝えていた。デリクソンは製作総指揮としては残るという。続編の製作は今年5月から開始予定のため、スタジオ側は迅速に新たな監督を決めたい考え。デリクソンはツイッターで「サム・ライミとは一緒に働いたことがある。映画業界の中で、最も人柄のいい人の1人だし、監督としても“生きる伝説”みたいな人。ドクター・ストレンジを引き継ぐ人として最高のチョイスだね」と“後任”のライミ監督に太鼓判を押している。ライミ監督は、『スパイダーマン』3部作を撮り終えた後(2007年)、これまで長編作品でメガホンを取ったのは『スペル』(2009年)と『オズ はじまりの戦い』(2013年)の2本のみ。監督業ではなく、映画・テレビのプロデュース業に専念していた。『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』は2021年5月7日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2020年02月07日サム・ロックウェルがFBIとメディアを相手に、爆破事件の容疑者にされた男の無実を信じて闘う弁護士を演じたクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』。この度、サムが劇中とは一転、リラックスした姿を見せながら本作のテーマや見どころについて語るインタビュー映像をシネマカフェが入手した。サム・ロックウェルを魅了したのは、孤立無援のリチャードを信じて共に闘う弁護士ワトソンの実像だった。ラフなシャツでリラックスしたサムは、「ワトソンの役柄はとても好きだ。リチャードの無実を証明するため貪欲にこの重大な事件を引き受けた」と語る。FBIとメディアというふたつの巨大な権力を敵に回すことは、常識的な弁護士であれば誰もがひるむに違いない。だが、ワトソンだけは違った。彼には、真実が歪められたことに対する怒りと正義、そしてリチャードの固い絆があったのだ。また、イーストウッド監督の現場は俳優として最高の環境だったという。「俳優も兼ねている監督にはいつも配慮してもらえる。カメラの前に立つことがどう精神的に感じるのか知っているので配慮してくれる。イーストウッド監督も例外なく、すごく配慮してくれる俳優にとてもやさしい監督だ」と現場をふり返る。一方のイーストウッド監督は「どんなキャラクターであれ、それを包み込むように理解し、彼自身のものにできる。実際に完璧にこなしていた」とサムの演技に絶賛を贈っている。「メディアが下調べもなしに報道するとどうなるか」本作が描くリチャードの物語は、決定的な証拠もないまま容疑者としたFBIの焦り、そして、確かな裏とりもせずに「リチャードが容疑者」だと実名報道したメディアの良識に鋭く切り込む。サムは、「作品の中心的なテーマは冤罪で、メディアが下調べもなしに報道するとどうなるかも描いている。山火事のように人々は飲み込まれ、コントロールが効かなくなる」のだと断言する。しかも、リチャードを襲った悪夢のような事件と「同じようなことが起こり続けているからこそ、古くならない大事な問題だ。耳を傾けるべきだよ」と、映画が訴えかけるテーマの重要性を訴える。また、この映画のもうひとつの面白さは、ワトソンとリチャードのバディ・ムービーとして楽しめることだ。『スリー・ビルボード』でオスカー俳優となったサムは、撮影前にポール・ウォルター・ハウザーと3日間を共に過ごし絆を深めたという。「ワトソンはリチャードにとって適任な弁護人だった。彼はリチャードにとって、父や兄のような関係だったからだ。基本的にはずっと、ワトソンがリチャードに物事を教えている。そんなふたりの関係もこの映画の見どころだ」と語る通り、ふたりの絆も重要なポイントだ。1996年の事件発生から24年が経過した2020年に公開される『リチャード・ジュエル』は、サムが語る通り、いままさに我々の周りで起こっていることを描いた作品だ。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが「被害者」にも「加害者」にもなり得る。イーストウッド監督が時代に警鐘を鳴らす実話サスペンスで描く“真実”を、劇場で目撃してほしい。『リチャード・ジュエル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月18日sacai(サカイ)から、人類で初めて月面着陸した宇宙飛行士、ニール・アームストロングの名言を配したユニセックスTシャツが登場。2020年1月18日(土)より、青山店にて発売される。sacaiの2020年春夏メンズコレクションで発表されたこのTシャツにあしらったのは、ニール・アームストロングが残したとされる名言「“One small step for man, one giant leap for mankind.”(一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大なる飛躍である)」。アートディレクターのファビアン・バロンの手によって、この名言を、存在感溢れるグラフィックに落とし込んでいる。デザインはユニセックスの計2型。カラーはブラックと、sacai 青山店限定のグレーの2種類をそれぞれに用意した。なお、Tシャツの素材にはサスティナブルな新素材を開発する日本のベンチャー企業「スパイバー」による「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein)」を採用している。【詳細】sacai x Spiber(サカイ x スパイバー)発売日:2020年1月18日(土)販売店舗:sacai 青山店価格:ユニセックス2型 各39,000円(税込)カラー:ブラック、グレー※グレーはsacai 青山店限定カラー
2020年01月13日『アメリカン・ビューティー』、『007 スペクター』のサム・メンデス監督最新作『1917 命をかけた伝令』のロイヤル・プレミアが、現地時間12月4日イギリス・ロンドンで開催。ロイヤルファミリー/イギリス王室から、チャールズ皇太子とカミラ夫人が来場した。本イベントは、The Film and TV Charity団体が企画する「Royal Film Performance」にふさわしい作品として本作が選出され実現したもので、イギリス王室からのゲストのほか、本作からはメンデス監督、ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、リチャード・マッデン、撮影監督のロジャー・ディーキンスが登壇した。レッドカーペットが敷かれた会場には「1917」というロゴが装飾されるほか、過酷な戦場を全編ワンカットで描く劇中の大迫力の映像が大きなスクリーンに映し出され、会場に集まったファンの熱気も高まる。そんな中、ついにカーペットにキャストらが登場するとファンも大盛り上がり、キャスト陣はサインや写真撮影に笑顔で応じていた。メンデス監督は“全編ワンカット”で撮影した本作について「主人公のキャラクター達と観客をしっかりと結びつけ、離れることがないようにしたいと思った。観客に過ぎていく毎秒毎秒、彼等が辿る一歩一歩、そして彼等の息遣いすべてを感じてもらいたかったわけだが、それこそがこの物語を伝えるのに最も相応しい手法だと思えたんだ」とそのこだわりについて明かした。日本のファンに向けて「日本のみなさん、こんにちは!みなさんにもうすぐ映画を観ていただけるのが楽しみだよ。大規模で、没入体験ができるイメージ、サウンド、音楽となっており、心から誇りに思っているので、是非皆さんにも観に来ていただきたい。映画館でご覧頂きたいです」とメッセージを送った。また、撮影監督のロジャーも“全編ワンカット”撮影についてコメント。「本作はワンカットだったから、これまで撮ってきたほかの作品とも違ったけど、最終的には”どこにカメラを配置するのか、そこに置くのはなぜか、そのカメラで何をしたいのか”ということに尽きるということに変わりはないものだ」と言い、「最も大きなチャレンジは天候だった。天候が続かないとつじつまが合わなくなるから曇り空を望んでいたが、それは本当にチャレンジだったんだ。時には撮影を再開するために午後遅い時間の雲を文字通り1日中待たなければならなかったこともあった」と撮影の裏側を語っていた。一方、伝令という重要なミッションを強いられるスコフィールド役のジョージは、過酷な戦場を当時実際に体験した人について問われると「彼等が体験したことを真に理解することはできないが、表現していけるように可能な限り見極め、理解しようとするというのが僕たちの仕事だ。だから本作を通して、それを心掛けた」と明かし、日本のファンに向けて「可能であれば是非映画館で観てもらいたい」とメッセージ。スコフィールドと共にミッションに立ち向かっていくブレイク役のディーンは「すべての機能を検証するため、撮影の半年前からリハーサルをしなければならなかった。とても精密なもので、映画全体がまるでコレオグラフィーのようだった」と特殊な撮影方法をふり返り、「ワンカットによって俳優としてそのすべてに身を投じ、キャラクター、状況に自分を委ね、全てを忘れることができる。それは僕がこれまでに経験したことがなかったことで、とても楽しかったよ」と話した。そして、英国王室からはチャールズ皇太子とカミラ夫人も参加した今回。観客から向けられた大きな歓声に笑顔で応え、メンデス監督やロジャーら映画関係者たちと歓談していた。なお本作は、すでにいくつかの映画賞を受賞およびノミネートされているほか、Rotten Tomatoesでは93%フレッシュの高評価(日本時間12月5日現在)を得ており、本年度アカデミー賞最有力作として注目されている。そんな中、このほど本年度のアメリカ映画協会賞「作品賞トップ10」に本作が選出されたことが新たに発表された。『1917 命をかけた伝令』は2020年2月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月05日“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが英国出身の女性ファイターの実話と家族の絆に感動し、映画化を決意した『ファイティング・ファミリー』。本作で、最旬女優フローレンス・ピュー演じる主人公ペイジの兄・ザックを演じるのはジャック・ロウデン。クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』(’17)でパイロットのコリンズ役として注目を集めたロウデンは、本作ではなんと、体重を15kg増やしてプロレスラーに扮している!本作は、WWEの大舞台で、一夜にしてスーパースターとなった女性ファイター・ペイジの実話を基に描く“ファイティング”ヒューマンドラマ。自身も“ザ・ロック”としてWWEで活躍していたドウェインが、同作では出演だけでなく企画・プロデューサーを務めていることも注目を集めている。そんな本作に出演するロウデンは、日本では『ダンケルク』のスピットファイア(戦闘機)のパイロット、コリンズ役で「あのイケメンは誰?」と注目を浴びた。1990年生まれの現在29歳。英国王立スコットランド音楽院を卒業し、卒業前後は舞台に多く出演して賞賛を浴びたのち、『U Want Me 2 Kill Him/ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』でスクリーンデビュー。その後、サム・ニールと共演した主演作『Tommy’s Honour』(原題)、デヴィッド・オイェロウォ、ロザムンド・パイクらが出演する『A United Kingdom』(原題)、リリー・ジェームズの兄役を演じたBBCドラマ「戦争と平和」などに出演。レイチェル・ワイズ主演の『否定と肯定』ではワイズ演じるデボラ側の弁護士チームの1人を演じ、順調にキャリアを築いてきた。今年に入り、日本では2本の出演作が劇場公開。『ふたりの女王メアリーとエリザベス』ではシアーシャ・ローナン演じるメアリーの2番目の夫・ダーンリー卿、「ザ・スミス」のフロントマン、モリッシーの若かりし頃を描いた『イングランド・イズ・マインモリッシー,はじまりの物語』では主人公モリッシーを演じ評価を得た。また、Netflixオリジナル映画『最悪の選択 CALIBRE』でも主演を務めている。そして、今年3本目の公開作となる『ファイティング・ファミリー』では、主人公ペイジの兄・ザックとして出演。兄妹でWWE活躍を目指すプロレスラーという役どころもあり、ロウデンは撮影前に妹ペイジを演じるピューと共にWWEのブートキャンプに参加し、プロレスを特訓。体重も15kg増やし、筋肉質な体型に肉体改造をして撮影に臨んだという。「複雑な心境を抱えた、演じがいのある役だと思った」とロウデン。「ザックが実在の人物で、僕と歳が近いという事実も自分にとってはすごく興味深いことだった」と語っており、役柄への関心が役作りの苦労を凌駕したようだ。『ファイティング・ファミリー』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファイティング・ファミリー 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC., WWE STUDIOS FINANCE CORP. AND FILM4, A DIVISION OF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月22日ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド『007 スカイフォール』『007 スペクター』を大ヒットさせたサム・メンデス監督による最新作『1917』(原題)が、2020年2月に全国公開されることが決定。併せて、驚愕の撮影手法が使われている本作のフィーチャレット映像と場面写真が解禁された。本作は、第一次世界大戦の”若きイギリス兵のある1日”を壮大なスケールと深いドラマで、リアルタイムに描き出したメンデス監督の渾身作。若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクが、危険待ち受ける敵の陣地をぐぐり抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く“作戦中止”の重要な伝令のために立ち向かっていく。解禁された映像では、兵士たちの動き、さらに息づかい1つ1つを観客に体感してもらい、究極の没入感へ導くために敢行された驚愕の撮影について、メンデス監督は「撮影にはこの辺をカットしよう、あのシーンをなくそうなどの編集という魔法の切り札があるが、本作ではできない」ため「長回しの撮影にすべきと考え」その苦労を語った。アカデミー賞受賞の名撮影監督ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマンらからは、驚くべきことに屋外で順撮りされたため、「天候によって撮影が左右される」ことや「カメラを俳優のアクションにぴたりと合わせるため、また長回しにより照明を置くことができないこと」、さらにリアルタイムで描くため「映像に一貫性を持たせる必要があり、天候待ち」をしたことなど秘話が次々と語られ、監督は「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」とコメントしている。さらに、メンデス監督は現地時間10月3日(木)に実施されたN.Y.コミコンに登壇し、「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした」とコメント。そのため、特にリハーサルについて「今までの過去のどの作品よりも時間を費やした」「自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と大きな自信を覗かせていた。2人の若きイギリス兵には、ヴィゴ・モーテンセンの息子役を演じた『はじまりへの旅』やJ・A・バヨナ製作総指揮の『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイと、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのトメン・バラシオン役のディーン=チャールズ・チャップマンというフレッシュな英国俳優を起用。そして、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固める。『1917』(原題)は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日10月上旬、空港で日本のファンに囲まれるサム・ライリーを見て、感動と興奮を覚えた人も多いはず。なぜなら、彼が着ていたTシャツの絵柄は、伝説のロックバンド、ジョイ・ディヴィジョンのアルバムジャケットに使用されたもの。「お気に入りなんだ」と笑うサムは2007年、映画『コントロール』でジョイ・ディヴィジョンのボーカルだったイアン・カーティスを演じ、たちまち注目を集めた。出演の決め手は「自分に訴えかけてくるものがあるかどうか」それから7年後、サム・ライリーはディズニー映画『マレフィセント』に出演。さらに5年後、その続編に出演して初来日を果たしたわけだが、こうなる現在を予期していた?と訊くと、「完全に“ノー”だね(笑)」。以前は「俳優が生涯の仕事になることすら想像していなかった」という。「夢に見てはいたけどね。反省すべきか悩むところだけど、学校の先生の忠告をまるで聞かない子どもだったんだ(笑)。だから、ずっとハリウッドスターに憧れ続けてきたし、実際、19歳のときに俳優を目指した。けれどもうまくいかず、ロックスターとしての成功を望んだ。それも思うようにいかなかった僕が何年かして、映画でロックスターを演じることになった。ちょっと不思議な旅路だよね」。すでにドラマティックだが、それでもやはり“ハリウッドスター”とは縁遠かった様子。「『コントロール』が僕の人生を一変させたのは確か。でも、実際は目の前のことで精一杯だったんだ」と振り返る。「役を生きることに必死だったし、妻となる女性と恋に落ちるのにも忙しかった(笑)。(※共演のアレクサンドラ・マリア・ララと2009年に結婚)でも、完成した作品をカンヌ映画祭で披露したとき、観客の反応がすごくよかったんだ。のちの妻も…その時点で彼女は僕よりよっぽどキャリアを積んでいたのだけど、『これほど祝福されるなんて、滅多にないことよ』と言っていた」。「ただし、だからと言って将来についてよく考えるようになったかというとそうでもなく(笑)、僕は出演作を決めるとき、自分に訴えかけてくるものがあるかどうかを指針にする。だから、いままでの作品には僕自身の倫理観が反映されているものが多い。エージェントはそんな僕にイラついているけどね」。尊敬するアンジェリーナ・ジョリーとの共演では、『マレフィセント』の何が彼に訴えかけてきたのか。ずばり、マレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリーだったという。「それまで大きなスタジオの作品に出たことはなかった。俳優を始めたころ、そんな機会もあったけど実現しなかった。だから、あまり期待はしていなかったのだけど、脚本を読んでみたら、ほとんどのシーンがアンジェリーナと一緒(笑)。彼女のことは『ジーア/悲劇のスーパーモデル』を観て以来、ずっと尊敬していた。だから、ぜひ共演したかったんだ」。尊敬する相手と芝居を交えるのに、マレフィセントとディアヴァルは理想的な役柄と言えるかもしれない。最強のヴィラン、マレフィセントと彼女に仕えるカラスのディアヴァルについて、「演じがいがあるのは確かだよ。ギャアギャアと熟年夫婦みたいに言い合うところもね(笑)。マレフィセントは彼をいろいろな姿に変身させて楽しむ。そんな状況から逃れ、ディアヴァルはどこかで巣を作って心穏やかに暮らせばいいのに。けれど、そうはしないところに2人の関係性がよく表れていると思う」と指摘する。マレフィセントとディアヴァルの関係は、幼い息子を持つサムの“助け”にもなったそうだ。「ディアヴァルの変身シーンを見た5歳の息子が、僕に尊敬の眼差しを向けてくれたんだ。やっとね(笑)。これだから、僕はディズニー映画が好きだ。実際、子どものころからいろいろなディズニー映画を観てきたよ。僕は四人兄弟の一番上だから、DVDを弟や妹に譲り渡すこともあった。『ライオン・キング』や『美女と野獣』をね。いまは息子と一緒に映画館へ行くことが多いかな。『モアナと伝説の海』や『リメンバー・ミー』を観たよ。僕と息子は同じくらいとっても繊細だから、一緒に泣くんだ(笑)」。作品に込められた現代社会へのメッセージ「いろいろなジャンルの映画が好きで、最新作よりはクラシック。クリストファー・リーヴの『スーパーマン』を何度も観るタイプで、『007』も『スター・ウォーズ』も昔のシリーズが好き。オーソン・ウェルズ、ヒッチコック、クロサワも愛している。“クロサワ”ってちゃんと発音できてた?きっと酷い発音だよね」と心配するが、発音は完璧。さらに、出演作の指針として挙げた「僕自身の倫理観が反映されているものが多い」。これは、一観客としても同じのようだ。「作品の中にポジティブなメッセージを込めることに、ディズニー映画は昔から成功してきた。『マレフィセント』もそう。真実のキスをするのは王子だけじゃない。愛は複雑なものだと、物語を通して示してくれるんだ」。「それに、いまの世の中は分断されている。EU離脱やアメリカの現状が示しているようにね。国のリーダーたちが特定の人々を、国が抱える問題のスケープゴートにしている。問題を単純化するために。それはすごく危険なことだ。そんな中、マレフィセントという存在は、同調するのではなく、違いを受け入れることの大切さを教えてくれる。気候の変動も深刻化し、人類が力を合わせて問題を解決しなくてはならなくなったいま、僕らはそれに気づくべきだ」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年10月24日『マレフィセント2』で初来日が発表されるや、SNS上で「ありえないぐらい嬉しい」「激アツ」とファンから大興奮の声が沸き起こっている英国俳優サム・ライリー 。前作に続き、マレフィセントに忠誠を尽くす“カラス”ディアヴァルを演じ、マレフィセントの良き理解者として大活躍を見せるという。待望の来日でさらに人気を獲得すること間違いなしの彼に注目した。イギリス出身のサム・ライリーは 、元々は 「10,000 Things」というバンドのボーカルとして活動していた。俳優に転身後、 『コントロール』(’07)で英ロックバンド「ジョイ・ディヴィジョン」のボーカルであったイアン・カーティスを演じて英国インディペンデント映画賞新人賞を受賞、多くの人気俳優が選ばれてきた英国アカデミー賞ライジング・スター賞にもノミネートされ、一躍その名を広めることに。その後、米作家ジャック・ケルアックの自伝的同名小説の映画化『オン・ザ・ロード』(’12)では主人公を鮮烈に演じ、『ロシアン・ルーレット』(’10)でも主演をつとめるなど独立系作品に出演。日本では『マレフィセント』(’14)のイケメンカラスことディアヴァル役で大きく注目され、『ビザンチウム』(’12)の吸血鬼や『高慢と偏見とゾンビ』(’16)のダーシー役など、黒衣姿がよく似合うと評判。そんなサムは、『マレフィセント』シリーズで製作もつとめるハリウッドの大女優アンジェリーナ・ジョリーからも絶大な信頼を受けており、「前作で共演したエルとサムのファミリーの元に戻りたかったし、二人とまた同じキャラクターで共演したかったの。 三人の家族のような関係がすごく好きだったのよ」と明かしている。アンジーからも認められるサムの魅力は日本のファンの心も鷲掴みにしており、初来日が発表されると SNS上には「サム・ライリー様来日はありえないぐらい嬉しい」「サム・ライリーの魅力が日本中に知れ渡ってしまう!」「まじでサム・ライリー様来日は激アツ」「イケメンカラスが日本に来るなんて…!」 など歓喜の声が沸き上がっており、サムフィーバーが巻き起こることは間違いないだろう。誇り高き“カラス”はマレフィセントを「本当に理解している唯一の存在」そんなサムが演じるディアヴァルは、過去に人間に捕まったところをマレフィセントに助けられたことから、彼女に仕える“カラス”の キャラクター。マレフィセントに忠誠を尽くし、つねに行動を共にする彼女の良き理解者であり、マレフィセントの力によって自由自在に姿を変えられることが特徴的。サムはディアヴァルについて「ディアヴァルは誇り高いカラスなんだ。マレフィセントに助けられて以来、彼女に忠実で、彼女のために色々なところを飛び回っては偵察するんだよ。彼女が少し興奮しすぎた時になだめることができる唯一のキャラクターであり、彼女が考えていることを本当に理解している唯一の存在なんだ」と語っており、前作からさらに信頼関係が深まったマレフィセントとの掛け合いに期待が高まる。『マレフィセント2』は10月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年09月29日クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード主演の『ジュラシック・ワールド』の第3弾に、『ジュラシック・パーク』シリーズのオリジナルキャスト3人が再集結することが明らかになった。その3人とは、サム・ニール(アラン・グラント役)、ローラ・ダーン(エリー・サトラー役)、ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム役)。ローラがSNSに監督のコリン・トレヴォロウとの2ショット写真を投稿し、最新作に3人で戻ることを報告した。ローラは火曜日(現地時間)、ハリウッドで行われた『ジュラシック・ワールド』の上映会にトレヴォロウ監督と参加し、そこで3人のカムバックが発表されたという。ジェフも『ジュラシック・パーク』時代の3人の写真をSNSに載せ、「楽しみ」とオリジナルキャストとの再共演を喜んでいるようだ。ジェフだけは、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』ですでに復帰を果たしていた。9月15日、最新作の内容につながるとみられる短編映像『Battle at Big Rock』が、YouTubeで公開された。前作から1年後、パークの外でも恐竜たちが生息する世界が描かれている。最新作と同様、トレヴォロウがメガホンを取り、エミリー・カーマイケルと脚本を手掛けた。『ジュラシック・ワールド』第3弾は2021年6月11日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年7月13日より全国にて公開© Universal Pictures
2019年09月26日ディズニー映画『マレフィセント2』に出演するアンジェリーナ・ジョリーとサム・ライリーが来日することが分かった。ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔「眠れる森の美女」に隠されていた“禁断の呪い”を描いた『マレフィセント』(’14)の続編『マレフィセント2』が、来月日米同日公開される。前作で結ばれたフィリップ王子とめでたく結婚することになったオーロラ姫。しかし、その婚礼には真実の愛によって母と娘のように結ばれたマレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂き、妖精界を滅ぼそうとするイングリス王妃による恐るべき罠が隠されていた。結婚式の日、迫り来る危機から愛するオーロラ姫を救うため、マレフィセントの“究極の愛”が試される――というあらすじ。そんな本作でマレフィセントを演じたアンジェリーナと、カラスのディアヴァルを演じたサムが来日!マレフィセントは、複雑で奥深い愛情に満ち、類い稀なる美しさと強さを合わせ持つ悪のヒロイン。このマレフィセントは、アンジェリーナの生き様と重なるキャラクターで、彼女にとって最大のハマり役。前作でのプロモーション来日以来、今回で9度目の来日となるアンジェリーナは、日本のファンへ向けて「みなさんにお会いできることを楽しみにしているわ」とコメントを寄せている。そして、ディアヴァルは過去に人間に捕まったところをマレフィセントに助けられたカラス。マレフィセントに忠誠を尽くし、常に行動を共にする彼女の良き理解者だ。また、マレフィセントの力によって、自由自在に姿を変えられる。演じるサムは元々、「10,000 Things」のボーカルを担当していたが、その後俳優デビュー。『コントロール』で主演を務めたことで演技力が認められ、一躍スターの仲間入り。今回が記念すべき初来日となる。なお、2人は10月3日(木)に実施予定のプレミアイベントへの登壇を予定している。『マレフィセント2』は10月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント2 2019年10月18日より全国にて公開©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年09月19日『ドント・ブリーズ』のプロデューサー、サム・ライミが新たに仕掛ける極限状態のサバイバルスリラー『クロール ―凶暴領域―』(原題:Crawl)。この度、『ピラニア3D』のアレクサンドル・アジャ監督が手掛ける本作から、初映像となる日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父が巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ探しに戻る。地下で重傷を負い、気絶している父を見つけるが、彼女もまた何者かによって地下室奥に引き摺り込まれ、右足に重傷を負ってしまう――。地球最強の捕食生物=ワニ×巨大ハリケーンという、絶対に生存不可能な最恐最悪の組合せによる極限状態からのサバイバルを描く本作は、7月12日に本国で公開されるやいなや、Rotten Tomatoesで驚愕の100%フレッシュを記録。注目を集めている。最大級のハリケーンに見舞われ、ワニから父と共に脱出を試みる主人公のヘイリーを演じているのは、『メイズ・ランナー』のテレサ役で知られ、2019年カルティエの新モデルに抜擢されたカヤ・スコデラリオ。彼女の父親は、『プライベート・ライアン』『グリーンマイル』のバリー・ペッパーが演じている。警告音から始まる今回到着した予告編では、最後まで緊迫した雰囲気が続く。最大級のハリケーンに襲われたフロリダの避難区域で、父を探すヘイリー。地下で重傷を負った父親を見つけたが、その瞬間背後から襲われ引きずり込まれてしまう。巨大ハリケーンに恐ろしいワニ、そして浸水のタイムリミットが迫る中、脱出の手立てはあるのか?ドキドキの予告編となっている。さらにポスタービジュアルは、水中には巨大なワニ、その恐怖に怯えるヘイリーの危機的状況が描かれ、緊張感漂う1枚となっている。『クロール ―凶暴領域―』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年07月18日サム・スミスの新曲『ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー(Dancing With a Stranger)』が2019年1月11日(金)にリリースされる。今回リリースされる『ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー』は、サム・スミスが2017年に発表したアルバム『スリル・オブ・イット・オール』のワールド・ツアー中に製作された、フィフス・ハーモニーのメンバーであるノーマニとのコラボレーション楽曲だ。自らのプライベートについて悩んだ際にサム・スミスが書いた本楽曲は、メロウなビートに乗るサム・スミスとノーマニの甘い声が心地よい一曲。お互いがお互いのファンであるという2人の息の合ったハーモニーも必聴ポイントとなっている。【詳細】サム・スミス×ノーマニ『ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー』リリース日:2019年1月11日(金)
2019年01月14日サンリオ人気キャラクター“ぐでたま”をテーマとしたカフェ「ぐでたまかふぇ」 HEP FIVE店から、“タキシードサム”とのコラボレーションメニューが登場。2018年12月1日(土)から12月25日(火)までの期間限定で発売される。2018年5周年を迎えた“ぐでたま”。アニバーサリーイヤーのラストを飾るのは、同じくサンリオの人気キャラクターおしゃれなペンギンの男のコの“タキシードサム”とのコラボレーションだ。“タキシードサム”は、サンタクロースに変身してクリスマスに向けておめかし。“ぐでたま”のふわふわオムレツ布団で一休みする“タキシードサム”を描いた「タキシードサムのぐでたま布団でひとやすみホワイトシチュー」が展開される。また、デザートメニューには、クリスマス限定パンケーキが登場。パンケーキの“ぐでたま”の上に、ラムネシャーベットで表現した“タキシードサム”がちょこんと座っている。パンケーキの周りには、色とりどりのフルーツとベリーソースを添えて、華やかに仕上げた。【詳細】ぐでたまかふぇ“タキシードサム”とのコラボレーションメニュー発売期間:2018年12月1日(土)~12月25日(火)取り扱い店舗:ぐでたまかふぇ HEP FIVE住所:大阪府大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 7FTEL:06-6366-3694営業時間:11:00~22:30(L.O.22:00)・タキシードサムのぐでたま布団でひとやすみホワイトシチュー1,150円+税・タキシードサムとぐでたまの仲良しハンバーグプレート1,200円+税・メリークリスマス♪タキシードサムとぐでたまのフルーツパンケーキ1,150円+税
2018年11月25日累計観客動員数538万人以上、累計興行収入80億円を超える大ヒットとなっている『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。この度、日本初の恐竜専門サイエンス・コミュニケーター・恐竜くんが、“これを知ればさらに『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を楽しめる!”というトリビアの数々を徹底解説!あなたはいくつ気がついた?『ジュラシック・パーク』シリーズからつながっているまさかの小ネタや、“生みの親”スティーヴン・スピルバーグ監督の過去作品を絡めたこだわりのオマージュなど、「言われてみなければわからない!」「知ったらもう一度映画をみたくなる!」というトリビアがたっぷりと詰まっているという本作。その解説をしてくれるのは、16歳で単身カナダに留学し、恐竜の研究が盛んなアルバータ大学で古生物学を中心に広くサイエンスを学んだ“恐竜くん”。恐竜展の企画・監修、トークショーやワークショップなどの体験教室の開催、ロボットや模型のデザイン・監修、メディア出演、執筆、翻訳など幅広く手掛けるほか、イラストレーターとしても活躍中。今回、恐竜を愛するあまりに描いてしまったという、恐竜くん自身による大人気のT-レックスとモササウルスのイラストも到着している。■本作のトリビアは「これまでのシリーズとの“決別”」を暗示!?思い返せば、前作『ジュラシック・ワールド』にも様々なオマージュが散りばめられていた。「過去の作品や原作への敬意と憧憬にあふれ、長年のファンはどこか懐かしさを覚えたり、細部へのこだわりにニヤリとしたり…というものでした。一方、本作での過去作へのリンクの仕方はかなり趣きが異なり、そこから感じ取れるのはむしろ、これまでのシリーズとの『決別』です」と、恐竜くんは断言する。「本作の原題『Fallen Kingdom』は、直訳すれば『陥落した(崩壊した)王国』ですが、この『王国』には少なくとも2つの意味があると考えられます。1つ目はもちろん、映画前半の火山噴火により崩壊したイスラ・ヌブラル(※以降、ヌブラル島)。2つ目は『恐竜たちの島外進出』とクローン技術という圧倒的な力を手にした人類の『果てしない暴走と欲望』により、まさに崩壊しつつある『これまでの世界・価値観・生態系』そのものです。特に後者は本作の真のテーマといえるでしょう」。生物学的には、Kingdomという単語には、生物分類における上位階級の一つ「界」の意味もあり、Fallen Kingdomとは、すなわち現生の生態系そのものの陥落も暗喩している、というのだ。本作では、シリーズの象徴的な舞台であったヌブラル島は消滅したも同然で、登場人物たちからは何度も「もう後戻りできない」という言葉が繰り返される。「シリーズ上の位置づけとしても、本作がこれまでの物語・展開からの脱却と転換を意図していることは明らか。本作におけるオマージュをはじめとする各種の演出は、取り上げるべき数は前作と比べて少ないかもしれませんが、その分、制作者の意図が強く反映されたものになっています」と恐竜くんは語っている。※以下、小説版を「原作」、映画版『ジュラシック・パーク』を「第1作」、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を「第2作」、『ジュラシック・パークlll』を「第3作」、『ジュラシック・ワールド』を「前作」、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を「本作」とする。■知ってびっくり!『ジュラワ』が100倍楽しめるトリビアの数々三度登場のイアン・マルコム博士先述した本作のテーマは、原作1作目から一貫してマルコム博士が訴え、警鐘を鳴らしてきたテーマでもある。数多の登場人物の中でも、本作の導入と幕引きを担えるキャラクターは、やはりマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)しかいない。パーク創設者ハモンドの旧友本作のもう1つの舞台ロックウッド邸には、ジュラシック・パーク創設者ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)の肖像画があるほか、ハモンドの旧友ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)の手には、彼とお揃いの「蚊が閉じ込められた琥珀」の装飾つきの杖が握られていた。ヌブラル島で訪問者を迎えるブラキオサウルス本シリーズにおいて、恐竜の穏やかな雄大さ、美しさを体現する存在であるブラキオサウルス。過去作ではいつも登場人物(と観客)にとっての「癒し」というべき役回りを演じてきたが、本作では第1作同様、島を訪れた主人公たちが最初に出会うこととなる。なお、本作のブラキオサウルスは第1作で最初にグラント博士(サム・ニール)たちが出会った「あのブラキオサウルス」と同一個体であると、J・A・バヨナ監督が明言している。しかし、この設定を知ると、とあるシーンがいっそう悲壮に感じられることに…。フォード・エクスプローラーブルーとオーウェン(クリス・プラット)が再会するのは、第1作でパーク見学者が乗車したフォード・エクスプローラーの前。ひっくり返っている点、すぐ近くに大木がある点などから、劇中でT-レックスの攻撃を受けて落下した、あの車体を連想させる。25年間放置されてなお比較的綺麗な外装を見るに、パークの設備や品質についてのハモンドの口癖「Spared no expense!(金に糸目はつけてない)」は、伊達ではなかったようだ。暴走する恐竜から身を隠す大規模な噴火が始まり、迫る火砕流から逃げる恐竜たち。暴走に巻き込まれた主人公たちが大きな倒木に身を隠すシーンは、第1作でガリミムスの群れから逃げるグラント博士と子どもたちのシーンを彷彿とさせる。ただ、今回は細身の“ダチョウ恐竜”ではなく主に大型恐竜たちの暴走であったため、大木は見る影もなく破壊されてしまう。原作ファン待望の登場!カルノタウルス原作の続編小説「ロスト・ワールド」での登場以来、長年ファンから映画出演が待望されていた「カルノタウルス」が遂に本作で登場。小説ではタコのように「周囲の風景に完全に溶け込む」という擬態能力を持つ恐竜として設定されていたが、本作ではそういった能力の有無は不明。ただ、この擬態能力は前作のハイブリッド恐竜インドミナスに受け継がれており、インドミナスに組み込まれた恐竜のリストにもしっかりカルノタウルスが入っている。T-レックスの寿命は?劇中、登場人物たちがT-レックスの寿命について話すシーンがある。前作及び本作に登場するT-レックスは“第1作と同一個体”で、設定上は29歳前後という。一方、実在したT-レックスの寿命は科学的に約30年と推定されているので、本作の個体は本来ならかなりの高齢といえるが、今回も衰えを全く感じさせない見事な暴れぶり。一見何気ない会話ながら、劇中の設定と学術的な研究成果の両方を踏まえた上で「なぜいまも健在なのか」という当然の疑問にもフォローが入るなど、意外と奥の深いシーン。野生を取り戻した?T-レックスの声本作のT-レックスは第1作及び前作と同じ個体であり、実際に第1作のラストでヴェロキラプトルにつけられた首周りの傷や、前作終盤のインドミナス戦での傷が確認できる。相変わらずヤギ(とヒト)の味もお気に入りのよう…。前作では何故か第1作と鳴き声が違い、どこか声に張りがない点が気になっていたのだが、本作ではちゃんと“昔の声”に戻っていた。ひょっとしたら、単調で張り合いのない飼育環境から再び野生に解き放たれたことで、かつての感覚を取り戻した…ということかも!?炎に包まれるヌブラル島本来、マイケル・クライトンの原作では、物語終盤でヌブラル島に対する軍事爆撃が行われ、パーク及び恐竜たちは人為的に焼き尽くされてしまう。本作で島を焼き尽くすのは火山の噴火、すなわち“自然の猛威”に変換されてはいるが、ここにきて本シリーズは初めて原作者の意図したジュラシック・パークの結末に追いついた、ともいえるだろう。インドラプトルの習性自らを囮にしての騙し討ち、ハンドルをいじって窓を開ける、後足のカギ爪で床をコツコツ叩く癖、狭い場所に隠れようとする少女に突進して頭から追突する…その描写は、明らかに第1作のヴェロキラプトルを強く意識したものだろう(第2~前作のラプトルには、意外とこういった行動は見られない)。ちなみに、インドラプトルはいまのところシリーズで唯一、最初から意図的に「オス」として生み出された恐竜である。本シリーズでは繁殖を人類が徹底管理するため、生み出される恐竜はすべて「メス」。ただ、第2・3作のみ、ソルナ島で野生化したオスが登場する。※注意!ここからはストーリーの重要なネタバレあり※黄色いレインウェアは縁起が悪い?冒頭、豪雨の中で作業する黄色いレインウェアの男性。命からがらT-レックスから逃げきったかと思った直後、モササウルスに丸飲みにされる。雨の中の黄色いレインウェアといえば、第1作の悪役デニス・ネドリーを思い出す(そして『IT/イット』も…)。彼もまた、激しい雨の中でディロフォサウルスと遭遇し、何とか逃げのびたと一息ついた瞬間に襲われ、命を落とした。取り残されたブラキオサウルス炎上する島から脱出したオーウェンたちが最後に目にするのは、岸辺に取り残されたブラキオサウルス。第1作の初登場時に印象的だった後足立ちのポーズで、悲しげな声をあげながら炎に包まれ消えていく。その姿は、これまでの一連の物語及びパーク(ヌブラル島)の完全な終焉を象徴すると同時に、ヒトが犯した過ちの大きさや罪の深さを主人公たち(と私たち)の心に刻み込む、悲しくも重要なシーンだ。ちなみに、このシーンはスピルバーグの生み出したあのE.T.の心臓をイメージしたと監督が語っている。T-レックスの決めポーズ終盤、本作随一の悪党ミルズ(レイフ・スポール)を豪快に仕留めるT-レックス。ミルズの“一部”をかすめ取ろうとしたカルノタウルスを容赦なく追い払い、お馴染みの咆哮をあげるが、この時のポーズが第1作ラストと全く同じ(ただし反対向き)になっている。檻をやぶるT-レックスライオンの檻に侵入するシーンの効果音が第1作のT-レックス初登場シーンと全く同じである。どちらもT-レックスが檻をやぶるシーンだが、第1作では「パークの崩壊」を象徴した音が、本作ではこれまでの「世界の崩壊」と「新たな時代の幕開け」を告げる音となった。優雅な鳥たちが翼竜に…第1作ラストでグラント博士が見守る中、夕日に照らされた海上を優雅に飛ぶ鳥たち。一方、本作のラストで夕日をバックに海上を舞うのは翼竜たちだ。見つめるオーウェンたちの表情は険しく、待ち受ける波乱を暗示するかのよう。まとめ登場人物たちの口から何度も繰り返される「もう後戻りはできない」「元には戻らない」という言葉通り、彼らの世界は全く新たな価値観に支配された時代を迎えようとしている。これまでのシリーズ展開に一旦終止符を打ち、ここから物語は未知なる領域へと踏み出すという、製作者の明確な意図が感じられた。本シリーズは当初から3部作として構想されており、すでに3作目の製作も発表されている(2021年6月11日全米公開予定)。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.
2018年09月15日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)の人気バッグ「サム(sam)」が2018年春に引き続き2018年夏に再び復刻。2018年サマーコレクションより新デザインの「sam」が発売される。「サム」が生まれたのは25年前、創業デザイナーであったケイト・スペードとアンディ・スペード夫妻の「これまで誰も出会ったことのないような、シンプルかつモダンで機能的なハンドバッグを作ろう」というアイデアから誕生した。素材は軽くて丈夫な強化ナイロンを起用し、斬新な発想のもと美しいカラーで染め上げ、プレイフルなバッグを完成させた。「サム」の登場以来、ケイト・スペード ニューヨークは瞬く間に人気ブランドへと成長。そして25年経ったいま、改めて「サム」の魅力に気づかされたブランドは、新しい「sam」を現代女性に向けて提案する。モダンにアップデートされたのは機能性。ジップクロ―ジャーと取り外し可能なショルダーストラップを取り入れて、より使いやすいディテールをプラスした。カラー、素材は楽しく選んでもらえるようバリエーション豊富に用意。クラシカルなナイロン、プリントやモチーフを並べたファブリック、発色の美しいスムースレザー、大胆なエキゾチックレザーなど、あらゆる素材に、エンブロイダリー、パッチワークなどを組み合わせて、遊び心あふれるデザインを完成させた。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク2018年夏「サム(sam)」<アイテム例>・ホワイト ロック ロード サム 52,920円(税込)・キャメロンストリート デニム サム 39,960円(税込)・ワトソンレーン デイジー ガーデン サム 35,640円(税込)※公式サイトでは、ピンクまたはイエローいずれかの「thompson street small sam」が当たるプレゼントキャンペーンを実施。【問い合わせ先】ケイト・スペード ジャパンTEL:050-5578-9152
2018年05月28日映画評論ユニットのお杉とB子。今回は『ピーターラビット』を紹介してくれました。お杉:ふんわりテイストで癒してくれたピーターラビットのイメージが、実写化で大きく変わったわ。イラストで培われたイメージだけどね。B子:そういう人、多くない?私は愛読してたから、ピーターの仇敵マクレガーさんも知ってるわ。でも、今回の敵役は、その甥のトーマス。お杉:ハロッズ勤務から一転、田舎暮らしを始めた彼は、隣人ビアといい感じになっていく。二人が恋におちる瞬間の仕草が素敵なの!おたがいの額をくっつけあうウサギの真似っこ。壁ドン超え、間違いなし!B子:そんな二人に嫉妬したピーターがトーマスを追い出すべく、いとこのベンジャミンや3匹の妹たちと暴れまわっちゃう!このへんの悪だくみ加減が映画ならでは。お杉:予告編でピーターの悪ウサぶりに驚いたけど、わんぱくぶりもだんだんかわいく見えてくるんだよね。B子:ええっ?最初からカワイイじゃない。流行りに乗って、私もウサギ飼いたくなっちゃった。ピーター役のジェームズ・コーデンみたいに喋ってくれたら最高。お杉:ジェームズ、歌うまいよね。『ANNIE/アニー』のウィル・グラック監督だけに、スズメたちが舞い歌うオープニングから、ところどころミュージカル調になるのもトレンドを押さえてるわ!B子:声優も豪華。『フォースの覚醒』のデイジー・リドリーや、オスカー候補になったマーゴット・ロビーが姉妹役だもん。これだけのキャストが揃うのも原作の力よね。お杉:ミュージシャンのシーアも、ハリネズミ役で登場よ。出番は少ないけどインパクトあり。思い出すたびに爆笑しちゃう雄鶏といい、みんなキャラ濃かったわ。B子:湖水地方の豊かな自然の魅力と、人間と動物の共存への想いも伝わります!ウサギ、飼うぞ。お杉とB子恋や仕事のリアルな悩みに思わず共感しちゃう『29歳問題』(5月19日公開)。きっと、その年頃だけの話じゃないよ。(お杉)欲深な人間のせいで動物がかわいそうな目に遭う『ランペイジ 巨獣大乱闘』(5月18日公開)。人間のエゴに怒り!(B子)監督/ウィル・グラック出演/ローズ・バーン、サム・ニール、ドーナル・グリーソン、ジェームズ・コーデン(声)ほか5月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。※『anan』2018年5月23日号より。イラスト・いいあい(by anan編集部)
2018年05月22日安田大サーカスのクロちゃんの炎上を狙ったツイートがスベってサムいとネット上で話題になっています。安田大サーカスのクロちゃんと言えば、炎上キャラとして、現在その地位を確固たるものにしています。しかし、最近ではその話題性にも乏しくなってきており、周囲からも冷めた目で見られることが多くなってきております。そんなクロちゃんですが、ついに狙い過ぎた投稿をして、周囲からシカトされているとネット上で話題になっています。ネット上で話題になっているそのツイートの内容は以下です。「夜のパトロール。みんなの平和を守るしんよー!」(原文まま)このような内容に「いつものウィンクしている自撮りの写真」をセットで投稿しています。おそらく、このツイートに対して、クロちゃんはフォロワーから「逆に不審者だろ」くらいの反応を”予測”して、炎上を狙っていたことがうかがえます。しかし、クロちゃんのそんな期待と真逆で、ネット上の反応は、ほぼシカト。しかも、数少ない反応の中でも、「クロちゃん、これは炎上狙い過ぎ」「さすがに狙い過ぎて嫌になってしまう」「これはみなさんシカトしましょう」などのツイートがされ、すでに見透かされている模様です。ついに追い込まれてきたクロちゃん。逆に要注目です。●ライター/ぶるーす(芸能ライター)
2018年05月16日サム・スミスが、ラッパー ロジックとコラボレーションした最新シングル「プレイ feat. ロジック」を発表。“声力No.1シンガー”と評される、イギリスのシンガーソングライター サム・スミス。深みのあるボーカルと声域によって生み出されるソウルフルな歌声、そして恋愛をテーマにした心からダイレクトに伝わる歌詞は、世界中の人々を魅了する。2015年に行われた第57回グラミー賞授賞式では、「最優秀新人賞」など主要3部門を含む最多4部門を受賞した実力の持ち主だ。コラボ相手は、若手注目ラッパーのロジックそんなサム・スミスとコラボレーションが実現したのは、昨年リリースしたアルバムが全米一位を記録し、一躍話題となった27歳のラッパー、ロジック。サム・スミスの最新アルバム『スリル・オブ・イット・オール』に収録された「プレイ」に、ロジック自身がこの曲の世界観に合わせたラップを加えてアレンジした。サム・スミスの美しい歌声にロジックのリズムを刻んだラップが重なり合い、さらに魅力的な一曲となっている。【詳細】サム・スミス「プレイ feat. ロジック」
2018年04月07日