『世界一キライなあなたに』『あと1センチの恋』のサム・クラフリンをはじめとする英国俳優たちが多数参加し、あの“ダンケルク”の映画を作ろうとするロマンティック・コメディ『Their Finest』が、邦題『人生はシネマティック!』として11月、日本公開が決定した。本作は、第二次世界大戦中のロンドンを舞台に、映画製作に情熱を傾ける人々を愛とユーモアたっぷりに描き出す。その映画とは、クリストファー・ノーラン監督の最新作でも知られる史実「ダンケルクからの撤退」の物語だった!コピーライターの秘書として働くカトリン。人手不足で代わりに書いたコピーが情報省映画局の特別顧問バックリーの目に留まり、新作映画の脚本陣に加わることに。その新作映画とは、仏ダンケルクでドイツ軍の包囲から兵士を救出した双子の姉妹の物語。戦争で疲弊した国民を勇気づけるため、この感動秘話をプロパガンダ映画に仕上げるという。しかし、いざ製作が始まると、ベテラン俳優のわがまま、政府&軍部の検閲や横やりなどトラブル続出。そのたびにカトリンたちの脚本は二転三転するはめに。それでも困難を乗り越え、ついに撮影は大詰めを迎えるが、最大級のトラブルがカトリンたちを待ち受けていた…。執筆経験ゼロの主人公・カトリンを演じるのは、『ボヴァリー夫人とパン屋』や『007/慰めの報酬』などで知られるジェマ・アータートン。彼女と映画局の脚本チームを率いるトム・バックリーには、日本でも人気上昇中のサム・クラフリン、わがままなベテラン俳優には『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイ。さらにジャック・ヒューストン、リチャード・E・グラント、ヘレン・マックロリー、エディ・マーサン、レイチェル・スターリングら、豪華英国俳優陣がずらり。『リスボンに誘われて』『ジャスティス・リーグ』のジェレミー・アイアンズが軍の幹部役を演じるのも見逃せない。監督を務めたのは、アン・ハサウェイ主演『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のロネ・シェルフィグ。映画を愛してやまない人たちへ贈る、映画愛に溢れた1本を作り上げた。『人生はシネマティック!』は11月、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月23日ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ヤン・ドマンジュ、デヴィッド・マッケンジーらが「007」シリーズ最新作の監督候補に挙がっているようだ。24日に2019年11月公開が発表されたシリーズ第25弾の詳細についてはいまだに多くがベールに包まれているが、この3監督が最有力候補になっているとみられている。デッドラインによれば、ヴィルヌーヴ、ドマンジュ、マッケンジーは製作会社とすでにミーティングの機会をもうけたという。その一方で『ダンケルク』が海外で公開が始まったクリストファー・ノーランや、『ベイビー・ドライバー』の日本公開を8月19日に控えるエドガー・ライトも同様に有力視されているようだ。ヴィルヌーヴはアカデミー賞作品賞の候補にも挙がった『メッセージ』をはじめ、海外で10月から公開が始まる『ブレードランナー 2049』など話題作に事欠かず、ドマンジュはジャック・オコンネル主演作『71』やマシュー・マコノヒー主演作『ホワイト・ボーイ・リック』の監督としても知られている。マッケンジーは『最後の追跡』で今年度のアカデミー賞で作品賞にノミネートされたことも記憶に新しく、今後にはスコットランド王ロバート1世をテーマにした『アウトロー・キング』も控えている。なお、『007 スカイフォール』『007 スペクター』で監督を務めたサム・メンデスはその座を離れることが決定している。シリーズ最新作の主役には、前4作でジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグの続投が見込まれている。(C)BANG Media International
2017年07月28日サンリオキャラクター「タキシードサム」のカフェが、2017年7月14日(金)から、渋谷ヒカリエ・THE GUEST cafe&dinerに限定オープンする。オシャレ好きなペンギンの男の子「タキシードサム」南極のタキシードアイランドからやってきた「タキシードサム」は、由緒ある家柄出身で、イギリス留学経験もあるほど、優秀なペンギンの男の子。食いしん坊でちょっぴりドジとチャーミングな一面も持ち合わせていて、蝶ネクタイを365本も持ってるほどのオシャレ好きだ。「タキシードサム」オリジナルフード&ドリンクそんな「タキシードサム」のオリジナルメニューをタキシードサム カフェで多数展開。「タキシードサムカレー」は、お皿の真ん中にライトブルーの「タキシードサム」を据えた。周りをリボン型のフードで鮮やかにデコレーションしている。付け合わせのサラダには、「タキシードサム」をイメージした爽やかな色のドレッシングを合わせて。卵をタキシードサムに見立てた、まん丸エッグ入りのハンバーガーも登場。「卵がタキシードサム!?ボリューム満点ハンバーガー」には、丸いパンにパテとオニオンなどをサンドした。卵は潰してハンバーガーと食べても、サラダにかけてもOK。好みの食べ方で楽しんで。食事の後には、キュートなスイーツがオススメ。ブルーのゼリーにタキシードサムを浮かべた「爽やかな青が映えるマリンパフェ!?」や、少し薄めなパンケーキの上ににレモンシャーベットをのせた「タキシードサムのブリティッシュパンケーキ」などがラインナップする。【イベント詳細】タキシードサム カフェオープン日:2017年7月14日(金)<期間限定オープン>会場:THE GUEST POP-UP CAFE渋谷ヒカリエ ShinQs B1住所:東京都渋谷区渋谷2丁目21-1営業時間:10:00~21:00<メニュー例>・タキシードサムカレー1,274円(税込)・卵がタキシードサム!?ボリューム満点ハンバーガー 1,490円(税込)・爽やかな青が映えるマリンパフェ!?1,166円(税込)・タキシードサムのブリティッシュパンケーキ1,274円(税込)
2017年06月29日エミー・ロッサムが28日(現地時間)、ドラマ「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のクリエイターであるサム・エスメイル監督と結婚した。30歳のエミーは主演映画『COMET-コメット-』(’14)で脚本と監督を務めた9歳上のサムと2013年から交際、2015年8月に婚約した。「People」によると、2人は28日にニューヨーク市内のシナゴーグで挙式した。エミーは2008年に音楽プロデューサーのジャスティン・シーゲルと結婚したが、2010年に離婚している。式には「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」の出演者であるラミ・マレクやクリスチャン・スレイター、カーリー・チャイキン、エミーと『サヨナラの代わりに』で共演したヒラリー・スワンク、TVシリーズ「シェイムレス俺たちに恥はない」で共演したウィリアム・H・メイシー、そしてロバート・ダウニーJr.らが出席した。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月30日ディズニーによる実写版『ピノキオ』の監督をサム・メンデスが務めるようだ。『007 スペクター』などの監督として知られるメンデスは当初、ディズニーによるロアルド・ダール原作による小説『ジャイアント・ピーチ』の監督として候補に挙がっていたものの、現在は1940年発表の人気アニメ『ピノキオ』の実写化へと話が移行したとデッドラインは報じている。カルロ・コッローディ作の童話『ピノッキオの冒険』を原作としたディズニーアニメでは、子供のいないおもちゃ職人のゼペットが自分の子供の代わりとしてピノキオを作ったところ、ブルー・フェアリーに命を吹き込まれる。勇気を持ち、正直で優しい性格になれば本当の人間になれるとチャンスを与えられたピノキオは、コオロギの友人ジミニー・クリケットと外の世界へと飛び出すが、様々な試練に立ち向かうことになるという姿が描かれていた。同アニメはアカデミー賞で「星に願いを」の歌曲賞を含む2部門に輝き、ディズニーランドの人気アトラクションとなっている。『ピノキオ』の実写化に向けては長年取り組まれており、プロデューサーも務めるクリス・ワイツが脚本を執筆している。一方で、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズもギレルモ・デル・トロ、ロバート・ダウニー・Jr、ベン・スティラーを迎えた別バージョンの『ピノキオ』作品を製作していると言われている。(C)BANG Media International
2017年05月24日カナダ出身のシンガーソングライター、ショーン・メンデスが俳優業にチャレンジするようだ。「The Hollywood Reporter」によると、ショーンは旧作の『ゴーストバスターズ』や『ツインズ』のアイヴァン・ライトマン監督作のミュージカル映画『Summer of Love』(原題)に出演するとのこと。2013年にアニメ映画『Underdogs』(原題)で声優デビューは果たしているものの、実写映画に出演するのはこれが初めて。また、ライトマン監督にとってもミュージカル映画を監督するのは初めてだという。映画の内容は明らかになっていないものの、タイトルの『Summer of Love』が10万人のヒッピーがサンフランシスコのヘイト・アシュベリーに集結し、文化的・政治的な主張を行った1967年夏の社会現象を指す言葉と同じであることから、このようなストーリーが描かれるものと予想されている。この時代には「ザ・フー」、「グレイトフル・デッド」、ジャニス・ジョップリン、ジミ・ヘンドリックスらアーティストが活躍していた。ショーンはカナダ出身で動画投稿サイトからブレイクしたという共通の過去を持つジャスティン・ビーバーと比較されることがよくあるが、本格的な映画デビューは“後輩”のショーンが先に。先月初来日し、日本のファンを沸かせたショーン。今月も再び来日し、ミュージックフェス「ポップスプリング」などに出演することが決まっている。(Hiromi Kaku)
2017年03月17日ダニエル・クレイグの“ボンド引退宣言”から、一体誰が次のボンドを演じるのかが長きに渡って話題を集めている。初の黒人ボンドが誕生かと期待されているイドリス・エルヴァや、トム・ヒドルストンなど多くの俳優の名前がささやかれてきた。その有力候補の1人、トム・ハーディに近況を聞いたところ、「だまっていること」がボンド役ゲットへの道だと感じているらしい。2015年9月にはボンド役のオファーが来ているかを聞かれ、「みんな、ボンド役はやりたいでしょ?」と意欲を見せていたトムだったが、最近の「The Daily Beast」のインタビューではだんまりを貫いている。再びボンド役について聞かれたトムは、「俳優仲間の間では有名な言い伝えなんだけど、役について誰かに話してしまうと、自動的にレース(キャスティング)から外れてしまうんだよ」とまだ決まっていない役について話すことはNGだと主張。「だから“それ”については絶対話すことはできないよ!言ったら、ダメになっちゃうからね!」とボンドの名前を出さずして語った。自分のキャスティングについての話題は避けたものの、クリストファー・ノーランが次の『007』を監督するといううわさについては「彼がボンド映画を監督するなんて最高だ!前作はダニエルやサム・メンデス監督が素晴らしかったから、これに続いて作品を作り上げるというのは難しいことだろうけど、ノーラン監督なら何か新しくて深い作品を生み出してくれると思う」と力説した。(Hiromi Kaku)
2017年01月17日カナダ出身・18歳のアーティスト、ショーン・メンデスが日本デビューを果たす。国内盤CDが2017年3月8日(水)に発売されることが決定した。ショーンはSNS上でジャスティン・ビーバーやワン・ダイレクションなどのヒット曲をカバーしたことが発端で話題となったシンガー・ソングライター。その後メジャー契約を果たし、2015年のデビュー・アルバム『ハンドリトゥン』に続き、最新作『イルミネイト』の2作品が連続で全米アルバムチャート初登場1位を獲得した。2015年にはテイラー・スウィフトの北米ツアーのオープニングアクトに抜擢。またTIME誌における“最も影響力のあるティーン30人”、そしてForbes誌の“2016年に注目の30歳以下の30人”にも選ばれた人物だ。今回日本デビューを果たすアルバム『イルミネイト』には「トリート ユー ベター(Treat you better)」や「マーシー(Mercy)」などといった人気のシングル曲が収録されている。心地の良い歌声に加え、アコースティックとアップテンポなリズムが混ざり合った曲調が特徴だ。注目の新人、ショーン・メンデスをぜひチェックしてみて。また、2017年3月25日(土)・26日(日)に幕張&神戸で開催される洋楽フェス「ポップスプリング 2017」への出演決定のほか、2月27日(月)には一夜限りのプレミアム・ショーケースが開催されることが決定した。トーク&パフォーマンスが行われるそうなので、貴重なイベントを逃さないで。【詳細】『イルミネイト』国内盤発売日:2017年3月8日(水)■Deluxe 収録曲数:15曲1.Ruin2.Mercy3.Treat You Better4.Three Empty Words5.Don’t Be a Fool6.Like This7.No Promises8.Lights On9.Honest10.Patience11.Bad Reputation12.Understand13.Hold On14.Roses15.Mercy (Acoustic)■Standard 収録曲数:12曲上記の1.〜12.を収録※国内盤のジャケット写真は輸入盤のジャケット写真と変わる可能性あり。<一夜限りのプレミアム・ショーケース>日程:2017年2月27日(月)時間:開場18:00 / 開演19:00 (19:40終演予定)会場:都内某所内容:トーク&パフォーマンス(予定)応募締切:2月19日(日)23:59まで応募方法:詳細は公式HPにて 【問い合わせ先】ユニバーサルミュージック カスタマーサービス・センターTEL:045-330-7213
2017年01月13日『あと1センチの恋』『世界一キライなあなたに』などで知られるサム・クラフリンら、英国の注目若手俳優がずらりと揃い、名門オックスフォード大学に実在する会員制クラブをモデルに描く映画『ライオット・クラブ』が、ついにブルーレイとDVDで発売。全員イケメン俳優でなければ見ていられないほど、ゲスで、クズで、胸クソ悪くなる、超エリートたちの“ダークサイド”に迫っている。英国の名門オックスフォード大学にある、数百年の歴史を持つ秘密の会員制クラブ、“ライオット・クラブ”。このクラブでは、2万人いる優秀な学生の中から選出された10人の超エリートたちが、輝かしい未来を約束される。現役会員たちに見初められ、非常識で下劣な入会儀式を突破した者だけが、晴れて会員となれるのだ。新入生のアリステアとマイルズの2人もようやく会員として認められるが、権力と金に支配されたクラブにとって、それすらもお遊びの1つに過ぎない。そして、彼らの伝統である晩餐会が幕を開けるとき、美しく腐った男たちの狂った欲望が“暴走”する――。本作は、キャメロン前・英国首相やジョンソン前・ロンドン市長をはじめ、政財界の大物たちが所属していたというオックスフォード大学に実在するクラブをモデルにした舞台「POSH」を、キャリー・マリガン主演『17歳の肖像』、アン・ハサウェイ主演『ワン・デイ23年のラブストーリー』の女流監督ロネ・シェルフィグが映画化。製作陣には、『ルーム』『キャロル』などオスカー常連のテッサ・ロスを筆頭に、英国発の良質映画を仕掛けてきたプロデューサーたちが勢揃いする。「暴走」を意味する“ライオット”・クラブの入会条件は、(1)上流階級、(2)眉目秀麗、(3)伝説になれる男…の3つだけ。とはいえ、世界有数の名門大の超エリート中のエリート、その入会儀式や晩餐会で見せるご乱行ぶりは、とにかくハンパではない。階級社会に根づく権力を持つ者の下劣さや差別意識、自己嫌悪など、ダークサイドともいえる部分が、いまの英国を代表する若手俳優たちによって鮮烈、かつスキャンダラスに描かれていく。優秀な兄にコンプレックスを持ち、同じ新入生のマイルズには敵対心をむきだしにする主人公アリステアを演じるのは、『あと1センチの恋』が日本で大ヒット、今年は『世界一キライなあなたに』でも大きな注目を集めたサム・クラフリン。ふだんの好青年のイメージはどこへやら、本作ではとことん傲慢で屈折した、猜疑心の塊のような青年に徹しているので、「どうか世界一キライにならないで」と思わずにはいられない。また、クラブにおける唯一の“良心”に見えたマイルズを演じるのは、名優ジェレミー・アイアンズの息子で、『赤ずきん』『黄金のアデーレ 名画の帰還』などハリウッドの話題作に出演しているマックス・アイアンズ。『ノア約束の舟』で注目され、今年は『高慢と偏見とゾンビ』にビングリー役で出演したダグラス・ブース、芸能一家の出身で『パレードへようこそ』などに出演、次回作にガイ・リッチー監督新作『King Arthur: Legend of the Sword』(原題)も控えるフレディ・フォックス、『レイルウェイ 運命の旅路』『ベルファスト71』などのサム・リード、『パレードへようこそ』で注目され、オリバー・ストーン監督『スノーデン』が控えるベン・シュネッツァー、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のマシュー・ビアードらが登場。さらに、今年はフジロックにも参戦したエレクトロニカバンド「Years&Years」のフロントマンとして知られ、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』ではウブな音楽少年を好演していたオリー・アレクサンデルも、ゲスなクラブの一員としてまさかの姿を披露している。今年の夏、映画ファン注目の「カリコレ2016」で日本初公開された際には、全70作品中で動員1位を獲得(グザヴィエ・ドラン出演『神のゆらぎ』と同率)、全上映回満席を達成したことも話題となった本作。まさに“選ばれし”英国のイケメン俳優たちが贈る、美しくも、とにかく腐った超エリートたちのダークサイド。庶民からは計り知ることもできない、その一端をぜひ堪能してみて。『ライオット・クラブ』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月24日『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督最新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』。この度、数年後にオスカーを賑わすであろう、本作に出演する若手俳優たちの仲の良さが伺えるオフショット写真が、いち早くシネマカフェに到着した。1980年夏、野球推薦で入学することになった新入生のジェイク・ブラッドフォード(ブレイク・ジェナー)は、新学期が始まる3日前に、野球部の寮に到着する。チームメイトは野球エリートとは思えない風変わりな奴ばかり。ジェイクは彼らとともに、野球はもちろん、女の子、お気に入りの曲、パーティ、お下劣なジョークなど…あらゆること全力で打ち込み、新たな出会いと恋を経験し少しずつ大人になっていく。ジェイクはいままでに感じたことのない自由と希望を抱きながら大人の扉を開け、青春を謳歌していた。それは決して長くは続かないけど、人生最高のときの幕開けだった――。物語は『6才のボクが、大人になるまで。』で描かれた12年間に続くような形で、80年代のある少年の大学入学直前の3日間が描かれる。誰も感じる新生活が始まる前のワクワク感、家族と離れ、何にも縛られない自由を満喫しつつも、大人としての責任にも同時に気づき始める微妙な心情を、眩しいくらいに清々しく描き出していく。本作を手掛けるのは、「常に完璧なキャスティングをする」と評されるリンクレイター監督。作品に出演したキャストは、その後大ブレイクをするということも知られ、第84回アカデミー賞で主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒーは『バッド・チューニング』で演技経験ゼロにも関わらず主演に迎えた。共演には当時無名だったベン・アフレックもおり、自身が監督した『アルゴ』で最優秀作品賞を受賞。そして、リンクレイターシリーズとは切っても切れない関係にあるイーサン・ホークも『6才のボクが、大人になるまで。』では、助演男優賞候補にノミネートされている。そんな中、本作でも今後のブレイクが期待される俳優たちが集結!「Glee/グリー」シリーズ5に出演しているブレイク・ジェナー、リー・トンプソンの実娘で「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」「NCIS~ネイビー犯罪捜査班(シーズン8)」などに出演するゾーイ・ドゥイッチ、ハリウッド・レポーター誌で「次世代の大物」と紹介されたグレン・パウエルなど、日本ではまだ無名な彼らだが、ベン、マシュー、イーサンら近年のオスカーを賑わせている、リンクレイター卒業生たちに続くかもしれない逸材だ。彼らを含め俳優のキャスティングについてリンクレイター監督は、「有名であろうが無名だろうが、ベテランであろうが、新人だろうが関係ないんだ。僕はそういう俳優を見つけるのが得意だと自負している」と語っている。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』は11月5日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月26日『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督が、大学入学直前の若者の姿を追った最新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』。いち早く本作を鑑賞したマスコミ関係者からは、「新しいマスターピースの誕生」「監督の最高傑作!」といった絶賛の声が多数。また、「一見バカをやっているが、意外と良いことを言っていて驚いた」「思っていたより深い映画だった」「さりげない台詞が響いてグッときた」など、青春を謳歌する若者たちの等身大の台詞に好感を抱く人も続出しているという。そこで、観た人たちの心をつかんだ、本作のグッとくる台詞をピックアップしてみた。1980年夏、野球推薦で大学の名門野球部に入学することになった主人公・ジェイクは、個性豊かで騒々しいチームメイトたちと、野球はもちろん、女の子、お気に入りの曲、パーティ、お下劣なジョーク等々…あらゆることに全力で打ち込み、新たな出会いと恋を経験し、少しづつ大人になっていく。誰しも感じる新生活が始まる直前のワクワク感、何にも縛られない大人の自由を初めて満喫しつつも、大人としての責任を同時に気付き始める微妙な心情を、リンクレーター監督は眩しいくらいに清々しく描き出した。いわば、そんな彼らの姿は“リア充”そのもの。下らないジョークを飛ばして、一見、バカばっかりやっているように見えるが、単なる学園コメディとは一線を画す意外な深さがあるようだ。<実は深い!グッとくる台詞がたくさん!>■ビリヤードをしながら、新入生に投手のあり方を語る野球部のチームメイトウィロビー「大切なのは自分自身であること他人に惑わされるな」■チームメイト同士が、拳を叩きあう我慢比べをしている様を眺めて一言フィネガン 「くだらない勝負に人間性が現れる例えば気の強さや打たれ強さ困難を乗り越えて勝利を掴み取れるのか それとも…」●女性を口説くときも、たまには良いことを言ったりフィネガン 「死ぬ時に後悔するのはやったことじゃないやり残したことさ。後悔したくないだろ?」■人生について語り合う、主人公とヒロインジェイク 「無益に見える苦しみにも価値がある大岩を何度も山頂に運ぶっていう苦労は人生に似てる試合にも通じる」ビバリー 「物事が意味を持つかどうかは自分次第」■湖で2人っきりの時を過ごす主人公とヒロインビバリー 「芸術と人生に自分を預けるの身を任せる恥を捨てる勇気を持ってステキだと思わない?」ジェイク 「何が?」ビバリー 「何かに情熱を注げるっていうこと」■豪速球投手の再来だと信じてやまない投手の一言ナイルズ 「俺には夢があるしくじってもくじけるな貫き通せ」『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』は11月5日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月15日『007』シリーズの次回作向けては、過去4作でジェームズ・ボンド役を務めてきたダニエル・クレイグがいまだに最有力視されているようだ。次期ボンド役を巡ってさまざまな説が飛び交っているものの、2006年作『カジノ・ロワイヤル』以来主役を演じたダニエルの5作目への続投をバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンらプロデューサー陣が熱望していることを、シリーズの重役であるカラム・マクドゥーガルがBBCに明かした。次期ボンドに向けてはここ数カ月の間、エイダン・ターナーやイドリス・エルバ、トム・ヒドルストンらの名前が挙がっている。昨年にはダニエル本人が次回作続投について後ろ向きな発言をしていたことで、ボンド交代のうわさに拍車がかかっていた。そしてM役を演じた共演者のジュディ・デンチも「ダニエルは疲れ切っているんじゃないかしら」と発言し、ボンド役からの休みが必要であるという考えを明らかにしていた。また、前2作品を手がけたサム・メンデス監督もすでに新作には参加しない意向を表している。(C)BANG Media International
2016年10月04日映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』が、2016年11月5日(土)に公開される。『6才のボクが、大人になるまで。』や『恋人までの距離(ディスタンス)』から始まるビフォア・シリーズのリチャード・リンクレイター監督による最新作だ。ストーリーは、大学入学直前の3日間。野球推薦で入学した主人公のジェイク(ブレイク・ジェナー)が、野球部の個性豊かなチームメイトや、恋愛、パーティ、お気に入りの曲などを通して、少しずつ大人になってゆく青春を描く。永遠には続かない、それでも色褪せることのない青春の断片を見事に切り取った本作は、リンクレイター監督の過去の作品『6才のボクが、大人になるまで。』や『バッド・チューニング』の”精神的意味”での続編にあたるという。ストーリーのほかに、豪華な音楽のラインナップも、映画のもう一つの主役だ。舞台となる80年代にヒットした、ロックやパンク、ディスコ、ヒップホップの名曲がふんだんに登場して作品を彩る。衣裳もまた、80年代のカルチャーを大きく影響を受けている。ケミカルウォッシュのデニムや柄シャツ、丸いフレームの眼鏡など、どこか懐かしいウェアが主役。登場人物たちはデニムをタックインしたスタイルで決め、ディスコやバーへ繰り出している。予告編では、本作のタイトルにもなったヴァン・ヘイレンの「エブリバディ・ウォンツ・サム!!」が流れ、本編への期待を感じさせる。【概要】『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』公開日:2016年11月5日(土)原題:Everybody Wants Some!!監督・脚本:リチャード・リンクレイタープロデューサー:ミーガン・エリソン、ジンジャー・スレッジ、リチャード・リンクレイター撮影監督:シェーン・ケリー 編集:サンドラ・エイデアー 出演:ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、グレン・パウエル、タイラー・ホークリンほか配給:ファントム・フィルム 2016/アメリカ/アメリカン・ビスタ/117分(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED
2016年08月28日『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督の新作映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』の予告編映像が公開になった。80年代のヒット曲に乗せて、若者たちの超おバカなやりとり、恋のはじまりなど、青春時代を凝縮したようなシーンが描かれる映像だ。公開された予告編映像本作は、1980年の夏を舞台に、野球推薦で大学に入学することになったジェイクの新学期直前の3日間を描いた作品で、大学生活への不安や期待、パーティ、ナンパ、仲間との他愛もない会話がギッシリとつまった青春映画になっている。このほど公開になった予告編は、ザ・ナックの『マイ・シャローナ』の軽快なビートに乗せて、主人公ジェイクが野球部の寮に向かう場面からスタート。そこで暮らす野球部の先輩&同僚は超個性的な面々で、彼らは初練習で新人の“洗礼”を受け、当然のようにカワイイ娘には声をかけ、パーティで大騒ぎし、間もなく始まる新学期までの日々を過ごす。リンクレイター監督は、何げない日常のワンシーンを練りに練った会話を駆使して魅力的なシーンにすることに長けており、このほど公開になった予告編でも、思わずニヤリとするやりとりや、公開が待ち遠しくなる“味のあるキャラクター”が次々に登場。特別なことは起こらないが、観終わった後もずっと記憶に残る映画になりそうだ。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』11月、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにてロードショー
2016年08月25日『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督の新作映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』の特典付き前売り券が明日13日(土)から発売になる。特典は、劇中のキャラクターが描かれた特製野球カードで、レアカードが封入されている可能性もある。その他の写真本作は、1980年の夏を舞台に、野球推薦で大学に入学することになったジェイクの新学期直前の3日間を描いた作品で、大学生活への不安や期待、パーティ、ナンパ、仲間との他愛もない会話がギッシリとつまった青春映画の傑作になっている。本作の主要キャラクターが、南東テキサス州立大学の野球部メンバーであることにちなんで製作された野球カードは、“新入部員セット”と“先輩部員カード”の2パターンがあり、それぞれ3枚のカードが封入されている。また、レアカードが封入されている可能性もあるそうで、いずれのカードも裏面にはメンバーたちがハメを外してバカなことをしている姿や、劇中のセリフが掲載されている。2パターンのどちらがもらえるかは購入時のお楽しみで、どちらも数量限定のため、なくなり次第、終了になる。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』11月、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにてロードショー
2016年08月12日世界的人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと、『あと1センチの恋』『ハンガー・ゲーム』シリーズのサム・クラフリンが共演を果たし、全米初登場3位を記録したベストセラー恋愛小説の映画化『Me Before You』(原題)。このほど、『世界一キライなあなたに』とのタイトルで、10月より日本公開が決定した。舞台は、イギリスの田舎町。ルイーザ(ルー)は、お洒落をすることが大好きな26歳。明るく前向きな性格だが、自分の夢にチャレンジすることを躊躇してしまい、仕事を転々としながら毎日をなんとなく過ごしている。ある日、働いていたカフェが閉店することになり、突然、職を失ってしまったルー。新たに得た職は、バイク事故の影響で車椅子生活を余儀なくされた、元・青年実業家ウィル・トレイナーの介護兼話し相手。ただ、6カ月という期限付きの仕事だった。最初はルーに冷たく当たるウィルだったが、ルーの明るさが、ウィルの頑な心を溶かしていき、やがて2人は心を通わせ、互いが最愛の存在になっていく。だが、ある日ルーは、ウィルのある重大な決意を知ってしまう――。6月3日(金)より全米公開されるや、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2週目)など大作を抑えて初登場3位を記録するヒットスタートとなった本作。その後も、4週にわたり全米TOP10圏内を維持し続け、英国、ドイツ、ノルウェー、ニュージーランドなどでは1位を獲得するなど、世界各国で大ヒットとなっている。原作は、2012年にジョジョ・モイーズにより発表され、世界40か国以上で翻訳されて850万部突破の大ベストセラーとなった「ミー・ビフォア・ユーきみと選んだ明日」(集英社文庫刊)。現代恋愛小説の傑作と評されている小説を原作者自らが脚色した。主人公のルーを演じるのは、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で新時代のサラ・コナー役に抜擢され、「ゲーム・オブ・スローンズ」では“ドラゴンの母”こと女王デナーリス役で知られるエミリア・クラーク。これまでのイメージとは打って変わった、とにかくキュートで前向きな役柄には共感度100%。劇中で披露する可愛らしく個性的なファッションの数々にも注目が集まっている。また、相手役のウィルには、口コミからスマッシュヒットとなった『あと1センチの恋』の好演も記憶に新しいサム・クラフリン。ハリウッドで大活躍する、英国の注目俳優2人の共演も話題となっている。そのほか、英国のベテラン女優ジャネット・マクティア、「ゲーム・オブ・スローンズ」のチャールズ・ダンス、「ダウントン・アビー」のブレンダン・コイル、『ハリー・ポッター』シリーズのマシュー・ルイスら、豪華キャスト陣が脇を固めている。さらに、「イマジン・ドラゴンズ」「X・アンバサダーズ」、エド・シーラン、「THE 1975」、ジェシー・ウェア、ジャック・ガラットなど、米国&英国の人気ミュージシャンたちの楽曲がふんだんに使われたオリジナル・サウンドトラックも要チェック。全米公開時には世界で発売され、iTunes USアルバム・ランキング5位、サウンドトラック・ジャンルでは1位を獲得している。2016年最も切なく、愛と思いやりに満ちたラブストーリーを楽しみにしていて。『世界一キライなあなたに』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月14日『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフンが、『007 スペクター』の監督をオファーされつつ、断っていたことがわかった。プロデューサーは、『スカイフォール』を成功させたサム・メンデスを望んでいたが、当初、メンデスは続投を断った。しかし最終的にメンデスは考えを変え、『スペクター』を監督している。その他の情報断った理由をレフンは、「シリーズ物には興味がない」と説明している。次回作の『The Avenging Science』はスパイ物で、「スペクター」の脚本家ニール・パーヴィスとロバート・ウェイドが執筆したものだが、このやり方なら「自分のやりたいようにできる」と語っている。レフンは『ワンダーウーマン(原題)』の監督も断ったとのことだ。レフンの最新作は、現在北米公開中の『ザ・ネオン・デーモン(原題)』。文:猿渡由紀
2016年07月06日サム・ライミが、カロライナ州でのトルネイドについての映画を企画している。災害の真っ最中に犯罪を起こそうとする、アクション映画になるようだ。ライミは、プロデュースに加えて監督もするつもりでいるらしい。その他の情報製作配給はワーナー・ブラザース。スタジオは現在、脚本家選びを行っているところだ。映画の仮題は『Stormfall』。ライミとワーナー・ブラザースは、このほかにも、ノンフィクション本を原作にした『World War 3』の製作準備を進めている。ライミの最近の監督作は、2013年の『オズ はじまりの戦い』。2014年の『死霊のはらわた』、昨年の『Poltergeist(日本未公開)』のプロデュースも手がけた。昨年始まったテレビシリーズ『死霊のはらわたリターンズ』の脚本も執筆している。文:猿渡由紀
2016年06月06日サム・メンデス監督が、『007』シリーズから引退することが分かった。『007 スカイフォール』『007 スペクター』の監督を務めてきたメンデス監督だが、次回作のメガホンは取らないことを明らかにした。イギリスのウェールズで行われた文学祭ヘイ・フェスティバルでメンデス監督は「(『007』シリーズの経験は)素晴らしい冒険でした。すべての瞬間を楽しむことができましたからね。でも別の人に任せるときが来たのです。僕は語り手ですからね。新しいキャラクターたちと新たなストーリーを作りたいと考えているところです」と語っている。さらにメンデス監督は、次期監督が「思いもよらぬところからやってくること」を期待していると続けた。つい先日には、今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったと報じられている。(C)BANG Media International
2016年06月01日俳優のダニエル・クレイグが、新作『ローガン・ラッキー』出演に向けて最終交渉を行っているようだ。先日にはダニエルが『007』シリーズの新たな2作品に対する6,800万ポンド(約109億円)での出演オファーを断ったのではないかと報じられていただけに、さらにジェームズ・ボンド役を引退する可能性が高まってきた。スティーヴン・ソバーバーグ監督がメガホンを取る『ローガン・ラッキー』はアメリカのモータースポーツを統括する団体NASCARをテーマにした作品。キャサリン・ハイグルも最終出演交渉に入っているという同作品はノースカロライナ州シャーロットでNASCARレースが開催されている最中、犯罪を企てる兄弟を追ったストーリーになるとデッドラインが報じている。今週から制作準備段階に入る同作品の撮影は今年秋からスタートすることが決定しており、ダニエルが同作品に出演するとするならば『007』シリーズへの出演は難しくなることは間違いなさそうだ。今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったといわれている。ここ数カ月は次期ボンド役についての噂が飛び交っており、先週には英俳優トム・ヒドルストンがサム・メンデス監督やプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンでミーティングをしているところが目撃されたことでトムがボンド役を務めるという噂に拍車がかかっている。(C)BANG Media International
2016年05月29日俳優のダニエル・クレイグが、『007』シリーズの新たな2作品に対する6,800万ポンド(約109億円)での出演オファーを断ったようだ。今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは、利益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含めていると思われるこの巨額をMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったというのだ。映画関係者の1人はデイリー・メール紙に対し「ダニエルはもうやり切ったというだけの話です。『スペクター』のあとに彼はMGMの幹部らにもそう伝えていましたからね。スタジオ側は高額な出演料をダニエルに提案しましたが、ダニエルはそれに魅力を感じなかったようです」「『スペクター』撮影後に、これが最後の作品になるとダニエルは周りに話していましたからね。それでもMGMはお金の条件さえ良ければ『スペクター』の後もダニエルが出演してくれるかもしれないと思っていたようですが」と話している。ここ数カ月は次期ボンド役についての噂が飛び交っており、先週には英俳優トム・ヒドルストンがサム・メンデス監督やプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンでミーティングをしているところが目撃されたことでトムがボンド役を務めるという噂に拍車がかかっており、目撃者の1人は「最初はバーバラとトム、そして他の見た目の良い若い男性がいました。それからサム・メンデスが23時頃に加わって、夜中1時頃まで話をしていましたよ。みんなで笑いあったりして、楽しい時間を過ごしているようでしたね」と当時の状況を明かしている。しかし噂の中心のなっているトムは今月初め、ボンド役のオファーを受けていないと話しており、その当時にはダニエルが続投の話を断ったという話はまだ知らないといった様子であった。「ポイントは僕が知っている限りではその役って別に空きポジションではないってことさ。誰もそんなことを僕には言ってきていないよ」「僕が『ザ・ナイト・マネージャー』でスパイを演じたからみんな噂し始めたんだろ」昨年にダニエルは「ボンド役を続投するくらいなら手首を切ったほうがましだ」という発言で波紋を呼んだが、その後「お金のために」再びボンド役を演じるかもしれないと発言していた。そして、ダニエルが20エピソード構成の米TVシリーズ『ピュリティ』への出演契約を結んだことから、ボンド役を続投する可能性がさらに低くなったとも言われていた。(C)BANG Media International
2016年05月20日ダニエル・クレイグが約108億円(6,800万ポンド)の出演料を提示されるも、『007』シリーズ続投を断ったようだ。ダニエルはこれまで4回『007』シリーズの主人公ジェームズ・ボンドを演じてきたが、昨年公開の『007 スペクター』のプロモーション活動中も、ボンド役からの引退をほのめかす発言をすることもあった。ロサンゼルスの映画関係者は「Daily Mail」紙に「ダニエルは単純に、もうやりきったんです。(製作会社の)MGMの上層部とも『スペクター』の後に話したそうです。会社側は巨額のギャラを提示しましたが、彼はそんなものを望んではいませんでした」と話した。関係者によると、「『スペクター』撮影後、ダニエルは多くの人に『これが最後になるだろう』と話していたが、会社側はギャラの金額次第で彼は戻ってくると踏んでいたようだ」という。だが、ダニエルは20エピソードあるTVシリーズ「Purity」(原題)への出演が決まっていることからも、ボンド続投の可能性は低そうだ。ハリウッドでは次にボンドを演じるのは誰になるのか、数か月前から様々な俳優の名前が上がっている。先週は『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で知られるトム・ヒドルストンが、『007』シリーズの近作2本を撮ったサム・メンデス監督とプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンで会っているのを目撃されたばかり。トム本人は今月初め、『007』シリーズへの出演オファーは来ていないと話していたが、メンデス監督たちとのミーティングは夜遅くまで続いたという。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月20日ここ数か月おめでたいニュースでにぎわったハリウッドで、エヴァ・メンデスが第2子を妊娠中だと報じられたばかりだったが、なんと報道から2週間後の先月29日(現地時間)に出産していたことが発覚した。最終的にお腹のふくらみを一回も見せることなく出産を成し遂げたエヴァのあまりのプライベート主義に、メディアも驚きを隠せないようだ。「TMZ.com」が入手した出生証明書のコピーによると、エヴァとライアン・ゴズリングカップルの第2子は4月29日午前8時3分にサンタモニカの病院で誕生。「アマダ・リー・ゴズリング」と名付けられ、エヴァ&ライアンにとって2人目の女の子となった。2014年9月12日に生まれた第1子のエスメラルダ・アマダ・ゴズリングちゃんのミドルネームと第2子のファーストネームが同じ「アマダ」であるというのはなんともユニークだが、エヴァは過去に「アマダは私の祖母の名前で、スペイン語で“愛される”という意味を持っているの」と語っており、思い入れのある名前なのだろう。「エスメラルダのプライバシーはできる限り守りたい。妊娠を公表しないこともその第一歩だと思う」と第1子を出産後に美容サイト「Violet Grey」に語っていたエヴァ。第2子にもそのポリシーをしっかり守って極秘出産。パパラッチも歯が立たなかった。(Hiromi Kaku)
2016年05月10日スティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが、小説『ザ・ボワヤーズ・モーテル』の映版化作でタッグを組むようだ。宿泊客たちの情事をのぞき見するために自身のホテルをオープンさせた男の真実の物語を描くゲイ・タリーズの同名小説の映画版で、スピルバーグがプロデューサー、メンデスが監督を務めるとデッドラインが報じている。コロラド州デンバーに21部屋を所有するモーテルを50年前に購入した男ジェラルド・フースは、客室をのぞき見できるようさまざまな改造を加えていたそうだ。不倫や殺人などそこで見たすべての出来事をメモしていたフースが、ジャーナリストであるタリーズに手紙で連絡を取り、タリーズは1980年に直接フースに会うためにそのモーテルを訪れるに至った。タリーズが受け取ったその手紙の中には「このモーテルを購入した理由は趣味ののぞきを充実させるため、さらに人々が人生において社会的に、性的にどんな生活を送っているのかへの興味が抑えられなかったからです。これは私の錯乱したのぞき見への興味だけではなく、純粋に私の人々への貪欲な好奇心によって実行に至ったことなのです」とつづられていたそうだ。原作小説『ザ・ボワヤーズ・モーテル』はグローブ・プレスから7月12日発売予定となっており、4月11日発売のニューヨーカー誌にその一部抜粋が掲載されている。(C)BANG Media International
2016年04月19日サム・メンデス監督は、『007 スペクター』の最後のシーンの撮影の際、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に別れを告げている気分がしたそうだ。前2作の監督を務めたメンデスは、4作でのボンド役を経て降板がささやかれるダニエルがシリーズへ別れを告げているように感じ取り、その日が来るのも近いのではないかと思っているそうだ。メンデス監督は「最後にダニエルがボンドに別れを告げているようには確かに感じたね」「でも彼が戻ってくる可能性はいくらでもあるよ。だってボンドは死んでいないんだからね! だからダニエル次第さ」と話す。メンデス監督自身はダニエルに5度目のボンドを演じてもらいたいそうだが、もちろんダニエルがその役を演じる気になっていることが条件だとエンパイア誌に続ける。「戻って来るには100パーセントやる気がないとね。それは彼も分かっていると思うよ」「彼はまず休みを取って、他の役を演じてから、その後にどう感じるかだよ。僕だって君たちと同じくらい興味深くその様子を見守っているよ」ダニエルが降板した場合に備えてトム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、トム・ハーディなど数々の俳優名が候補に挙がっており、先日には『風の勇士 ポルダーク』のエイダン・ターナーがプロデューサー陣と話し合いを行ったと報じられていた。当時ある関係者は「エイダンは『007』プロデューサー陣とまだ正式な形ではありませんが、話をしたようです。ロサンゼルスにいる方が、今後この役についてもっと話し合いをするチャンスが彼に与えられるかもしれません」と話していた。(C)BANG Media International
2016年03月29日200年前にタイムスリップしてしまった従軍看護婦のヒロインが、そこで出会った戦士との恋に揺れる姿を描く「アウトランダー」。このほど、本作の主演を務めるサム・ヒューアンが初来日を果たすことが明らかとなった。累計2,500万部を超える世界的大ベストセラーを記録したダイアナ・ガバルドンのファンタジー・ロマンスをドラマ化した本作。テレビドラマ史上最も官能的だと称されたラブシーンや、舞台となったスコットランドの雄大な自然などが話題を集め、世界100か国以上で放送されるほどの人気を博している。つい先日英国での撮影が終了したばかりの第2シーズンでは、従軍看護婦のクレア(カトリーナ・バルフ)とジェイミー(サム・ヒューアン)が、チャールズ・スチュアート王子率いるジャコバイトの反乱軍に潜入し、カロデンの戦いを食い止めようとフランスに到着する場面で幕を開ける。地元でワイン商を営むジェイミーのいとこジャレドの助けを借りたジェイミーとクレアは、フランス社交界に身を投じる。そこは謀略とパーティー三昧の華麗な世界だったが、政治的に得るものは少なかった。歴史を変えてしまうことは、2人の関係性の本質をも危うくしてしまうことを意味する。クレアとジェイミーは、未来に関する知識を武器に、失敗する運命にあるハイランドの蜂起を食い止め、彼らの知るスコットランドの暮らしを消滅から守らなければならない…。本作でクレアと恋に落ちる18世紀のスコットランドの戦士ジェイミー・フレイザーを演じたサムは、放送直後から人気が瞬く間に急上昇。昨年実施されたテレビ俳優の人気投票「Alpha Male Madness 2015」では、630万票を集めて1位に輝き、全米をはじめ世界中の視聴者のハートを射止る人気ぶりを示した。そしてこの度、サムの初来日が決定。ファンがサムと直接触れ合えるイベントの開催もあわせて決定し、「アウトランダー」のファンサイトから応募することができる。「アウトランダー」シーズン2は、4月22日(金)より「Hulu」にて配信開始。6月に海外ドラマ専門チャンネル「AXN」にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日第88回アカデミー賞の授賞式が29日(現地時間28日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、サム・スミスが歌う『007 スペクター』の主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」が歌曲賞に輝いた。授賞式では、歌曲賞にノミネートされたサム・スミス、レディ・ガガらがステージで楽曲を披露。圧巻のパフォーマンスで拍手喝采を浴びた。ノミネート5曲の中で歌曲賞に輝いたのは、サム・スミスが歌う『007 スペクター』の主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」。スミスは、共に作詞作曲を手掛けたジミー・ネイプス氏と抱き合った喜んだ。そして、スミスは「呼吸さえできないんです」と初のオスカーに感激。「ほかの候補者のみなさんも素晴らしいです。レディー・ガガもすばらしい」と栄冠を争った候補者たちに向けて称賛の言葉も述べた。さらに、同性愛者であることを公言しているスミスは、「これは、世界中のLGBTのみなさんにささげたい。私は同性愛者として誇りを持っています。そして台頭に立つことを願っています」と熱く語った。WOWOWでは、2月29日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日にはダイジェスト版も放送する。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
2016年02月29日身長188cmで大柄なサム・スミス。昨年3月に2週間で6kgほどの減量に成功、それ以降も徐々に痩せていく様子が彼のインスタグラムの写真を見ても明らかだったのだが、先日投稿したボーダー柄の半袖ニットを着た姿のサムが、あまりにも以前と違い、ファンのみならずセレブも反応するほどの激ヤセぶりだ。「サムの減量は伝説級。ダイエット本を書くべき」とテイラー・スウィフトの彼氏カルヴィン・ハリスも思わずツイートしたくらい劇的な変化を遂げたサム。ダイエットへのやる気を奮い立たせたものは何だったのだろうか。昨年、オーストラリアのテレビ番組「60 minutes」(原題)のインタビューに応じたサムは、「僕はゲイだし、ゲイである自分を受け入れ誇りにも思っている。だからゲイと呼ばれても特に問題はない。でも、デブって言われると…太っているのは変えられることだから、変わりたいって思うよね」と発言。結果、約20kg痩せて身体も顔もシャープになった。そもそも食べ物が大好きで、食べることでストレスを発散していたというサムが痩せたきっかけは、「Eat. Nourish. Glow.」という本に出会ったこと。「自分と食べ物との関係が完全に変化した」と著者のアメリア・フリーアに感謝しているサムは、ファンにも「ぜひ本をチェックして健康的な生活を始めて!」と勧めている。(Hiromi Kaku)
2016年02月15日2015年12月5日、6日の全国映画動員ランキングは、『007 スペクター』(全国351館)が初登場で首位を飾ったほか、ベスト5すべてが入れ替わる混戦となった。その他の画像“007”シリーズ第24作目となる本作は、前作『…スカイフォール』に引き続きサム・メンデス監督がメガホンを執り、ボンド役のダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショーらが再集結。全米ボックスオフィスでは、2週連続でナンバーワンスタートを切り、イギリスでは、累計興行収入1億2100万ドル(約148億円)を記録。イギリス映画史上第3位の興行収入をあげている。第2位は『杉原千畝 スギハラチウネ』(全国327館)。第3位は『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(全国340館)。第4位は『海難1890』(全国308館)。第5位は『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』(全国120館)となった。『007 スペクター』公開中SPECTRE (C) 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2015年12月07日シリーズ最新作『007 スペクター』公開を機に、ファンや映画関係者の間では「7代目ボンドは誰?」という議論が再燃している。以前から、6代目ボンドのダニエル・クレイグが「続投に消極的」だと報じられており、すでに新たなボンド候補が複数浮上している状況だ。クレイグに関しては本作の撮影後に、「またボンドを演じるくらいなら、手首を切る」なんて発言がメディアを騒がせたが、その後「発言の一部を大げさに報じられた」と本人が釈明したのだとか。現時点では「もう1作出演する」「契約は満了したが、続投は本人次第」など明確な結論には至っていない模様。また、クレイグは前作『007 スカイフォール』&本作でタッグを組んだサム・メンデス監督と「ぜひ、また仕事がしたい」とも語っている。2006年公開の『007 カジノ・ロワイヤル』に始まるクレイグ版ボンドは、過去のシリーズとは異なり、ジェームズ・ボンドという人物の“成長”に照準を合わせ、『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』と作品を重ねることで、壮大なクロニクルを紡いだ点が大きな魅力であった。荒削りだったルーキーは、いまや熟練した風格を漂わせる。そして最新作では、自身を苦しめ続けた犯罪組織スペクターと直接対決し、人生のケリをつけようと決意する。つまり、『007 スペクター』はクレイグ版ボンドの集大成といえる完成度を誇っており、「ここでいったん、区切りをつけるのが美しい」と思わせるのだ。最高傑作の呼び声高い『007 スカイフォール』に比べると、少々テンポの悪さを感じるかもしれないが、“贅沢な時間の流れ”は長年『007』シリーズが培ったレガシーであり、本来の姿ともいえる。ボンド役を通して成長を遂げたクレイグ同様、作品自体にもいい意味で余裕があり、貫録たっぷりだ。現実問題として、本作を最後にソニー・ピクチャーズ エンタテインメンがもつ007シリーズの配給契約が期限切れを迎えるため、スパイ映画さながらの熾烈な駆け引きが展開するのは必至。今後、新たな配給契約が結ばれれば、キャストや世界観が一度リセットされる可能性は大いにある。7代目ボンド候補としては、トム・ハーディ、ヘンリー・カヴィル、トム・ヒドルストン、マイケル・ファスベンダー、イドリス・エルバらが挙がっているが…。<『007』シリーズでボンドを演じた俳優>初代ボンド:ショーン・コネリー第1作『007 ドクター・ノオ』(1962)第2作『007 ロシアより愛をこめて』(1963)第3作『007 ゴールドフィンガー』(1964)第4作『007 サンダーボール作戦』(1965)第5作『007は二度死ぬ』(1967)2代目ボンド:ジョージ・レーゼンビー第6作『女王陛下の007』(1969)初代ボンド:ショーン・コネリー第7作『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971)3代目ボンド:ロジャー・ムーア第8作『007 死ぬのは奴らだ』(1973)第9作『007 黄金銃を持つ男』(1974)第10作『007 私を愛したスパイ』(1977)第11作『007 ムーンレイカー』(1979)第12作『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981)第13作『007 オクトパシー』(1983)第14作『007 美しき獲物たち』(1985)4代目ボンド:ティモシー・ダルトン第15作『007 リビング・デイライツ』(1987)第16作『007 消されたライセンス』(1989)5代目ボンド:ピアース・ブロスナン第17作『007 ゴールデンアイ』(1995)第18作『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)第19作『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)第20作『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)6代目ボンド:ダニエル・クレイグ第21作『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)第22作『007 慰めの報酬』(2008)第23作『007 スカイフォール』(2012)第24作『007 スペクター』(2015)『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月30日