ソニー(SONY)から「グラスサウンドスピーカー LSPX-S1」が登場した。透き通るような“見た目”と“音色”まるでオブジェのような「グラスサウンドスピーカー」。まず目に入るのは、透明なガラス部分だろう。この「有機ガラス管」は、透き通るような音色を作るのに一役買っている。有機ガラス面全体が円筒状の音源となり、離れた距離でも音の減衰が少なく全方向にクリアな音を広げることができるのだ。この技術は、人の細かな息遣いや楽器の質感描写に優れ、まるで誰かが目の前で歌い演奏しているような音を楽しむことができる。ロウソクのような温かい光を演出透明なガラスの中には、フィラメント型LEDを使用。この暖かい光は明るさの調整もでき、音と光による極上の空間演出ができる。寝る前のベッドの横、キャンプのテントの中、ホームパーティでの机の上など、シーンを問わず、そして存在を主張することなく、柔らかな光を感じられるはずだ。持ち運べるワイヤレス機能Bluetoothによりスマホやウォークマンなどの再生機と、ワイヤレスで繋がるのも魅力。バッテリーは約2時間の充電で約4時間、連続してワイヤレスリスニングできる。さらに、Bluetoothで2台を接続し、ステレオ再生や両方から同じ音を出すことも。もちろん、スピーカー本体の側面にステレオミニジャック(オーディオ入力端子)もある。【詳細】グラスサウンドスピーカー LSPX-S1発売日:2016年02月13日(土)価格:73,880 円+税(ソニーストア価格 16年9月現在)使用スピーカー:有機ガラス管型トゥイーター、50mmウーファー周波数帯域:60Hz-40,000Hz電源:リチウムイオンバッテリー、AC電源電池持続時間(Bluetooth接続時):約4時間最大外形寸法(外径×高さ):約Φ82mm×303mm質量:約920g (充電池を含む)付属品:ACアダプター(1)、電源コード(1)、クリーニングクロス(1)■Bluetoothに関して通信方式:Bluetooth標準規格ver.3.0出力:Bluetooth標準規格Power Class2見通し距離:約10m使用周波数帯域:2.4GHz帯変調方式:FHSS対応コンテンツ保護:SCMS-T方式伝送帯域(A2DP):20Hz-20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) / 20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps時)Speaker add機能:○対応プロファイル:A2DP,AVRCP対応コーデック:SBC、AAC、aptX、LDAC
2016年09月17日サウンドガーデンとパール・ジャムが合体したスーパーグループ、テンプル・オブ・ザ・ドッグが、25周年を記念して再結成するという。クリス・コーネル、ジェフ・アメン、マイク・マクレディ、ストーン・ゴッサード、マット・キャメロンによって1990年に結成された同バンドは、1991年にセルフタイトルアルバムでデビューを果たしていた。その後、新作を発表することはなかったものの、今回そのアルバム発売から25周年となる節目を記念して5公演を行うほか、リイシュー盤が発売すると発表した。声明文の中でクリスは「ツアーで演奏して25年前に離れたバンドにいる気分がどんなものかを感じるというずっとやるチャンスがなかったことを実現したかったんだ。これは誰も目にしたことがないようなものさ。ちょっと足を止めて、自分たちが過去にやり遂げたことを認識し、たたえたかったんだよ」と説明している。同バンドは11月にフィラデルフィア、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトルの5都市を回ることになる。また、9月30日にリリースとなるリイシュー盤は、パール・ジャムとサウンドガーデンのコラボレーターとして知られるブレンダン・オブライエンが手掛ける。テンプル・オブ・ザ・ドッグは、クリスが親しい友人でルームメイトでもあったマザー・ラヴ・ボーンのアンドリュー・ウッドが過剰摂取により他界したことを機に結成された。ツアーこそしたことはなかったものの単発のライブは何度か行っており、最後に再結成したのは2014年となっていた。(C)BANG Media International
2016年07月22日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、パーク開業以来、5,900万人以上のゲストがライドした「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」を5月31日(火)にアトラクション・クローズするにあたって、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド~さよならキャンペーン」の実施を発表した。実施期間は、4月29日(金)~5月31日(火)。同企画では、チャリティーオークションを開催。パーキンソン病の研究助成活動を行う「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」へ寄付することを目的に、アトラクションの装飾・装置として使用した実物を記念収集品として「ヤフオク!」を通じて出品する。出品するアイテムはアトラクション前にある実物大デロリアン(レプリカ)をはじめ、研究所サインプレート、施設内アクリル映画ポスター3セット、ライドのデジタル時計、次元移動装置(レプリカ)などになるという。ファン垂涎の品が登場する。また、アトラクション・クローズ当日の5月31日(火)には、ファイナル乗車企画も実施。「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド~本当に最後のタイムトラベル」と銘打って40組80名を招待して、クローズ直前の記念すべき運営最終回に乗車できる“ファイナル乗車権利”が当たる企画を行う予定。公式ツイッター経由で応募が可能だ。そのほか、8人乗りコンバーチブル型の超高性能新型デロリアンを開発した天才発明家、ドク・ブラウンが期間限定でパークに復活する「さよならドク!ファイナル・グリーティング」を期間中に開催するほか、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」を優先的に楽しめるエクスプレス券、「デロリアン・フォトオポチュニティ」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド さよなら記念タンブラー」などをセットにした、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド さよならスペシャル・エクスプレス」の販売も始まる。皆夢中になった時空旅行も、いよいよタイムリミット!ライドに乗って、記念撮影をして、記念グッズを手に入れて、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の世界に浸ってみて。画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年04月21日ソニーは4月6日、ハイレゾや4K HDRに対応したサウンドバー「HT-NT5」を発表した。発売は5月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別80,000円前後。HT-NT5は、薄型デザインを採用したサウンドバー。ソニーが提案するデザイン哲学「Slice of Living」(リビングになじむ洗練されたデザイン)に沿って開発された。バースピーカーとWi-Fi接続のサブウーファーで構成されている。2014年10月に発売されたHT-ST5の後継モデルとなる。バースピーカーは、天面にトップツイーターとウーファーを、正面にフロントツイーターを搭載。アンプを独立駆動させつつ、異なる音域のサウンドが同時に耳に届くよう設計している。ジャイロセンサーを内蔵し、壁掛け時はフロントツイーターが自動で無効になる。フロントグリルはマグネットで装着しており、取り外しが可能だ。DACはPCM 192kHz/24bit(WAV、FLAC、ALAC、AIFF)やDSD 5.6MHzのハイレゾ音源に対応。音楽リスニング用スピーカーとしての使用も想定している。1月のCES 2016で発表されたソニー独自の4K HDRロゴを付与。これまでHDRコンテンツはプレーヤーからテレビを経由し、サウンドバー(スピーカー)に入力されていたため、音質がDVD音声程度に劣化していたが、HT-NT5は4K対応のHDMIケーブルが付属。HDRコンテンツを、プレーヤー → サウンドバー(スピーカー) → テレビという経路で伝送するため、高音質のまま楽しめるとしている。Wi-Fi機能を内蔵し、スマホアプリ「SongPal」から操作可能。ホームネットワーク内にある複数のスピーカーから同じ音楽を再生できる「Wireless Multi-room」に対応している。また、2016年6月以降に行われるファームウェアアップデートにより、Wi-Fi搭載のBluetoothスピーカー「h.ear go」などと組み合わせてサラウンド環境を構築する「Wireless Surround」を利用できるようになる。BluetoothとNFCにも対応し、コーデックはLDAC、SBC、AACをサポート。HDMI入力×3、光デジタル音声入力×1、アナログ入力×1、HDMI出力×1、USBポート×1、有線LAN×1を搭載。サイズと重量は、バースピーカーがW1,080×D58×H127mm、約3.8kg。サブウーファーがW190×D386×H382mm、約8.1kg。
2016年04月07日ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)の人気アトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」が、5月31日をもって運営終了することが31日、明らかになった。「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズをベースとしたライド・アトラクション。ゲストはドク・ブラウンのフューチャー・テクノロジー研究所で開発された8人乗りの新型デロリアンに乗って、悪漢ビフ・タネンを追って時空の旅へ。未来や過去にタイムスリップし、氷河の上を滑り落ちたり、火山の火口に落ちる寸前で恐竜に衝突したり、ダイナミックな体験ができる。同アトラクションは、かつてハリウッドとフロリダのユニバーサル・スタジオにもあったが、現在では世界で唯一ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのみに。2001年のパーク開業当時から現在までの総体験者数は約5,900万人にも上る。昨年10月21日16時29日、『バック・トゥ・ザ・フューチャーパート2』(1989)で主人公がデロリアンでタイムトラベルした30年後の未来にあたる時刻には、300人ものファンがアトラクション前に集結。"未来"到来を祝して歓声を上げ、記念撮影するなど盛り上がった。USJでは、運営終了に伴い「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド さよならキャンペーン」を実施。詳細は後日、公式サイトで発表される。なお、終了後は施設改修に入るという。
2016年03月31日ASUSTeK Computerは18日、同社のゲーミングブランド「STRIX」シリーズより、ゲーマー向けサウンドカード 3モデルを発売した。店頭予想価格は、エントリーモデル「STRIX SOAR」が税込14,000円前後、コントロールボックスが付属する「STRIX RAID PRO」が税込17,000円前後、ハイグレードなD/Aコンバータを搭載した「STRIX RAID DLX」が税込27,000円前後。「STRIX」は、ライトゲーマーからヘビーゲーマーまでカバーし、製品を展開するゲーミングブランド。今回発表したサウンドカードは、ゲームをより高音質で楽しめるように設計されたという。アナログ信号が流れるレイヤーと、デジタル信号+電力供給のためのレイヤーを基板上で分離し、レイヤー間にグラウンド層を挟むことでアナログ信号側へのデジタルノイズの影響を抑える。さらに背後れー度のD/Aコンバーターを採用することで、高レベルのSN比を実現したとしている。いずれのモデルにもヘッドホンアンプを搭載し、インピーダンスが600Ωまでのヘッドホンを使うことができる。同社のゲーミングマザーボードでも搭載されている「Sonic Radar Pro」が利用可能で、FPSで敵の足音や銃声がする方向と距離を画面上に表示させることができる。また、出力デバイスの切り替えやイコライザの調整、各チャンネルのバランス調整などが行える総合設定ソフト「Sonic Studio」が付属する。各モデルの仕様として、「STRIX SOAR」と「STRIX RAID PRO」は、オーディオプロセッサにC-Media Electronics CM6632AX、D/AコンバーターにESS TECHNOLOGY SABRE9006A、ヘッドホンアンプにTexas Instruments TPA6120A2を搭載。SN比は入力が110dB、出力が116dB、周波数特性が10Hz~48kHz。「STRIX RAID DLX」は、オーディオプロセッサにC-Media Electronics CM6632AX、D/AコンバーターにESS TECHNOLOGY ES9016 SABRE32 Ultra DAC、ヘッドホンアンプにTexas Instruments LME49600を搭載。SN比は入力が124dB、出力が117dB、周波数特性が10Hz~48kHz。インタフェースは、アナログ入力が3.5mm ミニジャック×1(ライン入力/マイク入力兼用)、アナログ出力が3.5mm ミニジャック×5(フロント、サイド、センター/サブウーファー、リア、ヘッドホン)、S/P DIF出力が角型×1.PCとの接続はPCI Express x1。このほか、「STRIX RAID DLX」と「STRIX RAID PRO」にはコントロールボックスが付属する。本体サイズはW190×D130×H22mm。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。
2016年03月18日IK Multimediaは、同社の創立20周年を記念した割引セール、無償ギアや無償サウンドのプレゼント、コンテストなど多数の企画を行うと発表した。開催期間は2016年3月31日まで。同キャンペーンでは、抽選で20名に総額2万ユーロ相当の賞品が当たるプレゼント企画をはじめ、同社の厳選されたソフトウェア/アプリ/ハードウェア製品が20%オフとなる特別セールを実施。また、同社のソフトウェア「AmpliTube Custom Shop」、「SampleTank Custom Shop」、「T-RackS Custom Shop」ユーザーへの無償ギアおよび無償サウンドをプレゼントする。さらに、2016年3月31日までに登録した新規ユーザーを含むすべての登録ユーザーを対象に、20JamPointsと20Custom Shop Gear Creditsがプレゼントされるとのことだ。
2016年03月16日ヤマハは、米国・アナハイムにて開催された米国最大の楽器見本市「2016 NAMM Show」にて、AWM2音源およびFM-X音源を統合した新サウンドエンジン“Motion Control Synthesis Engine”を搭載したフラッグシップシンセサイザー「MONTAGE(モンタージュ)」シリーズを発表した。同製品では、従来モデルMOTIF XFの10倍にあたる5.67GB(16bitリニア換算)もの波形容量を収録したAWM2音源(128音ポリ/1.75GBのユーザーメモリー)と、同社伝統のFM音源を進化させFM-X音源(128音ポリ/8オペレータ/88アルゴリズム)を、シームレスに統合した“Motion Control Synthesis Engine”を採用。これらふたつの音源を最大8パートまで自由にゾーニング、レイヤーし、ひとつのパフォーマンスを作成できる。また、パフォーマンスはひとつのノブ操作で複数のパラメータの変更が同時に行える“Super Knob”をはじめ、時間軸やテンポに同期しながら多彩なパラメータを変更できる“Motion SEQ”、パラメータのコントロールソースとしてオーディオ(外部入力対応)を使用し動的なサウンドを生み出す“Envelope Follower”など3つのモーション・コントロール機能により、ダイナミックなサウンド変化を実現可能。さらに、16パート・シーケンサー、8パート・アルペジエーター、1,900パフォーマンスプリセット、18フィルタータイプ、VCM(Virtual Circuit Modeling)エフェクト、USBオーディオ/MIDIインタフェースなども備えるほか、音楽制作ソフトウェア「Cubase AI 8」が付属する。なお、同シリーズでは『MONTAGE 6』(61鍵モデル)、『MONTAGE 7』(76鍵モデル)、『MONTAGE 8』(フルウェイテッド88鍵モデル)の3モデルがラインナップされる。
2016年01月26日一般社団法人ナレッジキャピタルは、2組のサウンドアーティストによる作品展「FREE SOUND 解き放たれるオト展」を開催する。会期は1月28日~4月10日。会場は大阪府・梅田のグランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」。入場無料。同展は、オーストリア・リンツ市に拠点を置くクリエイティブ・文化機関「アルスエレクトロニカ」とのコラボレーション企画の第5弾として、「音」を題材とした表現活動が注目されている2組のサウンドアーティストが参加する作品展。常設展示されるのは、ベルリンを拠点に活動し、音と視覚を組み合わせたインスタレーションやパフォーマンスで知られるサウンドアーティスト・Christina Kubisch(クリスティーナ・キュビッシュ)氏による作品「Cloud」(クラウド)。約800mのワイヤーを雲のように形成し、そのワイヤーに電磁波を放ち特殊なヘッドフォンで電磁波を可聴化することで、目に見えない電磁波を「聴く」ことができる作品だ。一方、日時限定で展示されるのは、 古い音響機材やメディア機器をハックして再生した新たな"楽器"で「音体験」を生み出すアーティスト・和田永氏による、文化庁メディア芸術祭2014でも注目を集めた「時折織成 -落下する記録-」。オープンリール式テープレコーダーの磁気テープが、高さ4mの場所から記録された音を再生しながらアクリルの筒の中に落ち、容器内に放たれたテープは折り重なりながら溜まっていき立体的な「音の彫刻」が完成するという作品で、溜まったテープは高速で巻き上げられていく。なお、同作品は1回約1時間の展示となっており、展示される日時が限られる。展示スケジュールは、Webサイトで確認のこと。また、1月28日~30日の3日間は「スペシャルプログラム」が開催される。1月28日 18:00~(オープン17:30)に開催されるのは、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル2F The Lab.アクティブスタジオにおいて、クリスティーナ・キュビッシュ氏、和田永氏、アルスエレクトロニカメンバーをゲストに迎えての「オープニングパーティ&展示レクチャー」。定員は50名。参加費は1,000円(飲食代金として)。1月29日 18:00~(オープン17:30)は、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル7F ナレッジサロン プレゼンラウンジにおいて、クリスティーナ・キュビッシュ氏、和田永氏、マーティン・ホンツィック氏、小川絵美子氏によるトークセッション「FREE SOUND」を開催。定員は50名。参加無料。そして、1月30日 14:00~(オープン13:30)には、電磁波を「聴ける」特殊なヘッドフォンを装着してクリスティーナ・キュビッシュ氏とナレッジキャピタルを歩き、音や未来の街を議論するワークショップ「Electrical Walks(エレクトリカル・ウォーク)」が開催される。会場はグランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル7F ナレッジサロン プレゼンラウンジ。ゲストはクリスティーナ・キュビッシュ氏、小川絵美子氏。定員は10名。参加無料。なお、上記3つのスペシャルプログラムへ参加するには、Webページより事前登録が必要となる(定員に達し次第、申込み受付は終了)。
2015年12月28日ヤマハは27日、5.1chサウンドバー「YSP-1600」とTVサラウンドシステム「SRT-1500」の新色を発表した。発売は11月上旬で、価格はオープン。推定市場価格はいずれも税別60,000円前後。両製品は2015年9月にブラックモデルを発売したが、このたびシルバーモデルを追加する。YSP-1600は、ワンボディで5.1chサラウンドを実現するサウンドバー。2.8cm径のコーン型ビームスピーカーを8基と、8.5cm径のサブウーファーを2基搭載している。Bluetoothでの音源送受信機能とWi-Fi機能を内蔵。アンプ部の実用最大出力は2W×8+30W×2。入力端子はHDMI×1、光デジタル×1、アナログステレオミニ×1。出力端子はHDMI×1、アナログRCA(サブウーファー出力)×1。消費電力は25W。サイズはW1,000×D65×H130mm(アンテナ含まず)。重量は4.7kgだ。SRT-1500は、2.8mm径のコーン型ビームスピーカー8基と8.5cm径のサブウーファーを2基搭載したテレビ用のサラウンドシステム。耐荷重は約40kgで、55型までの液晶テレビを載せて使用できる。YSP-1600と同様に、Bluetooth機能とWi-Fi機能を内蔵。アンプ部の実用最大出力は2W×8+30W×2+60W。入力端子はHDMI×1、光デジタル×1、アナログステレオミニ×1。出力端子はHDMI×1、アナログRCA(サブウーファー出力)×1。消費電力は25W。サイズはW780×D77×H370mm(アンテナ含まず)。重量は9.3kgだ。
2015年10月27日映画『サウンド・オブ・ミュージック』の公開は1965年。つまり今年は制作・公開50周年であり、物語の舞台であり撮影地のオーストリア・ザルツブルクでは記念式典として10月17日、ガラ・コンサートが開催された。○あの子役たちも立派な大人にエプロンをつけた金髪ショートカットの女性が丘をかけあがり、大自然の中を美しい声でのびのびと歌う映画。それだけ聞いてもすぐに『サウンド・オブ・ミュージック』と分かる人も多いだろう。「え、知らない」という人でも、「ドレミの歌」ならおなじみなのではないか。これはミュージカル仕立ての映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中で歌われる、同作の代表的な曲といっていい。公開以来、世界的なメガヒットを成し遂げたクラシックムービーである。50周年を祝うコンサートには、1,340人の観光客と世界12カ国から集められた50人にものぼる各種メディアの数々。ファンで埋め尽くされた会場の祝祭大劇場は、最後には舞台俳優と観客の大合唱となり興奮と感動に包まれた。また、会場には50年前の当時は子役であった長男フリードリッヒ役のニコラス・ハモンド、次女ルイーズ役のヘザー・メンジーズ、次男クルト役のデュアン・チェイス、そして四女マルタ役のデビ―・ターナーのほか、実際のトラップ家(映画の主人公)の末裔たちが駆けつけ、さらに盛り上がる。撮影秘話なども披露され、ファンにとっては忘れられない一夜となった。(C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2015年10月20日ヤマハは10月15日、3Dサラウンド対応のサウンドバー「YSP-5600」を発表した。発売は11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は175,000円前後(税別)。YSP-5600は、ワンボディでサラウンド再生を実現するサウンドバー「YSPシリーズ」のフラッグシップモデル。垂直方向に音のビームを飛ばす2.8mm径スピーカー×12基と、水平方向に音のビームを飛ばす4mm径スピーカー×32基に加え、110mm径のウーファー×2を搭載し、最大7.1.2ch相当のサラウンド再生が可能だ。サウンドバーとして世界で初めてDolby Atmosをサポート。今後のファームウェアアップデートでDTS:Xに対応する。3Dサラウンド非対応のコンテンツを、内蔵デコーダーで立体的にスケールアップする「アップミックス機能」を装備。また、独自の音場技術「シネマDSP HD3」を採用し、映画やゲームなどに最適化した10種類の音場プログラムを搭載している。本体背面に4K/60P映像信号のパススルーが可能なHDMI端子(入力×4、出力×1)を搭載し、HDCP2.2に対応する。通信機能は、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)やBluetoothをサポート。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、対応プロファイルはA2DP、AVRCP。対応コーデックはSBCとAACだ。ヤマハのワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」に対応。専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を使用すると、YSP-5600で再生している音源をBluetooth経由で別のMusicCast対応機器に送り、同時再生できる。MusicCast CONTROLLERの対応OSは、iOS 7.1以上、Android 4.1以上。音量調整や入力選択などの基本機能をスマートフォンで操作できるアプリ「HOME THEATER CONTROLLER」にも対応する。HOME THEATER CONTROLLERの対応OSは、iOS 5.1.1以上、Android 2.3.3以上。Wireless Direct機能も搭載しており、ネットワーク環境のない部屋でも、スマートフォンなどとワイヤレス接続できる。そのほか、AppleのAirplayを利用可能。インターネットラジオはvTuner、radikoなどをサポートしている。アンプ部の実用最大出力は32W。入力端子はHDMI×4、光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ×1。出力端子はHDMI×1、サブウーファー出力×2、システム接続×1。サイズはW1,100×D93×H212mm。重量は11.7kgだ。
2015年10月15日東芝は10月14日、REGZA Z20Xとシンクロ動作するサウンドシステム「RSS-AZ55」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は33」000円前後(税別)。RSS-AZ55は、バー型のデュアルドライブサブウーファーと左右のサテライトスピーカーを組み合わせた2.1chシステム。REGZA Z20Xとのシンクロドライブ機能が最大の特徴で、Z20Xの内蔵スピーカーと同期して、迫力のあるサウンドを提供する。サテライトスピーカーのユニット構成は33mm×55mmのフルレンジを2本。サブウーファーのユニット構成は75mm径を2本。サテライトスピーカーの前面にはディフューザーを備えている。実用最大出力は20W×2+40Wの計80Wとなっている。対応する音声入力フォーマットはドルビーデジタルとリニアPCM。立体音響エフェクトDTS Studio Soundもサポートする。また、Z20Xシリーズと接続することで、5バンドのグラフィックイコライザーや低域強調機能を使用できる。インタフェースはHDMI入力とHDMI出力、光デジタル音声入力を各1系統装備する。サテライトスピーカーのサイズはW150×D113×H96mmで、サブウーファーのサイズはW660×D96×H96mm。
2015年10月14日ソニーは、同社のビデオおよびサウンド事業を担う新会社「ソニービデオ&サウンドプロダクツ」が10月1日より営業を開始すると発表した。新会社はソニーが100%出資する完全子会社で、ウォークマンやヘッドホンなどのハイレゾ対応機器に代表されるオーディオ製品やBDレコーダーの開発から設計、製造、販売までを行っていく。ソニーはビデオ&サウンド事業の分社化について、2月18日発表の2015~2017年度中期経営方針で明らかにしており、今回、それを具現化したことになる。中期経営方針ではビデオ&サウンド事業を、「成長は見込めないものの、コモディティ化しない一定規模の市場」において高付加価値製品を投入し、着実に利益を生み出す「安定収益領域」として位置付けていた。新会社の代表取締役社長にはソニーのビデオ&サウンド事業本部長である高木一郎氏が就く。同氏はソニーがテレビ事業を分社化したソニービジュアルプロダクツの社長も務めている。
2015年09月29日「強さ」と「優しさ」という、両極にありそうな形容詞を併せ持つ歌声。それが、シンガーソングライター・秦基博さんの真骨頂です。その歌声を存分に堪能できるのが、ニューシングル『Q & A』です。映画『天空の蜂』の主題歌に選ばれているこの曲は、秦さんの楽曲では珍しくマイナーコードの展開がメインとなっています。バラードのイメージが強いかもしれませんが、グルーヴでグイグイ押すアコースティックサウンドが心地良く聴こえてくるのも、彼ならではでしょう。もともと秦さんは歌うことよりもギターを弾くことが好きで、「ギターを際立たせるために歌がある」という考え方もしているミュージシャンですので、そのような視点でこの曲を聴いてみるのも面白いかもしれません。カップリングの『恋はやさし野辺の花よ』は完璧な弾き語り作品。こんな裸のようなむき出しの作品をリリースできるのも、秦基博さんのポテンシャルの高さの証明でもあります。リリース情報:『Q & A/秦 基博』(2015.9.9発売/¥1300(tax out)/AUCL186)※初回限定盤(¥1700(tax out)/AUCL185/特典付)も同時発売
2015年09月20日カプコンの人気対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」より、リュウとケンがLEDサウンド付フィギュアとなって登場。発売は2015年10月下旬の予定で、価格はリュウが13,824円(税込)、ケンが11,880円(税込)となる。発売元はBigBoysToys Company Limited。本フィギュアでは、波動拳(リュウ)と昇龍拳(ケン)のゲーム中イメージを再現。ボタンを押すと波動拳(リュウ)と昇龍拳(ケン)がLEDで光り、必殺技のオリジナル音声が鳴る。フィギュアの素材はPVC/ABS、サイズはリュウが全高約W230mm×H170mm×D130mm、ケンが全高約W230mm×H220mm×D130mmとなっている。(C)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED.※仕様および外観は製作中のため、変更される場合がある。
2015年09月14日ヤマハは、ドイツ・ベルリンで開催された家電製品展示会「IFA2015」に合わせて、Dolby Atmosに対応したサウンドバー「YSP-5600SW」を欧州向けに発表。IFA2015の同社ブースに体験コーナーを設け、報道関係者や一般来場者にその実力を披露した。Dolby Atmosの特徴は、なんといっても頭上からの音を含めた立体的な音響効果を提供できること。その3次元サウンドを鳴らすために、天井スピーカー(もしくはその代替)が必要となるが、それを1本のバースピーカーで再現しようというのが「YSP-5600」だ。欧州では、ワイヤレスサブウーファーとセットにしたパッケージ「YSP-5600SW」として発売され、実勢価格は1,800ユーロ前後と予想される。YSP-5600は、7chのサラウンドと1chの重低音、それに頭上からの2chを加えた7.1.2ch音響に対応。フロントマスクの奥には、46基ものスピーカーユニットがギッシリと搭載されている。その構成は、中央に7chのサウンドビームを発する32基のスピーカーアレイ、その左右に11cm径のウーファーを1基ずつ(計2基)、そして左右両端に上方向を向いた6基ずつ(計12基)のスピーカーアレイという配置だ。左右両端のスピーカーアレイが垂直方向のサウンドビームを発することで、天井に音が反射し、Dolby Atmosならではの体験が得られるというわけだ。と、こんな説明をヤマハの現地担当者から受け、デモルーム内で実際に体験してみると、もうバッチリ。Dolbyのトレーラー映像で熱帯雨林のスコールを再生しても、ボーイング747の離陸を聴いてみても、頭上から音が降ってくる降ってくる。「サウンドバー1本で、Dolby Atmosサウンドが再現できるなんて、本当に素晴らしい」と現地の一般来場者もドイツ語で心底から驚いていた様子だ。YSP-5600は後日のファームウェアアップデートにより、DTS:Xにも対応する予定であるという。また、Wi-FiやBluetooth機能を搭載しており、DLNAやアップルのAirPlayを利用可能。HDCP2.2や4Kパススルーもサポートする。サウンドバー部分のサイズは、スタンドなしでW1,100×H212×D93mm、スタンドありでW1,100×H216×D122mm、重量は11.7kg。○NX-N500、PCやスマホつなぐだけでハイレゾ環境整うそのほか同社のブースでは、ネットワーク対応のパワードスピーカー「NX-N500」も目を引いた。実勢価格は800ユーロ前後。伝統あるヤマハのスタジオモニターに、アンプとUSB DAC、ネットワークプレーヤー機能を内蔵した製品だ。NX-N500は同社が推すネットワークオーディオ機能「MusicCast」をサポートし、PCやNAS、スマホ内の音源を鳴らすことができる。DACチップにはESSの「ES9010K2M」を搭載し、PCM 384kHz/32bit、DSD 5.6MHzのネイティブ再生が可能となっている(USB接続時)。スピーカーユニットは、13cmウーファーと3cmツイーターの2ウェイ構成。再生周波数帯域は54Hz~40kHz。アンプの出力は45W+45W。サイズはW170×H285×D222mm、重量は右スピーカが5.9kg、左スピーカーが6.3kg。通信機能はWi-FiとBluetoothのほか、有線LANも利用できる。
2015年09月13日ヤマハは21日、サウンドバー「YSP-1600」を発表した。Bluetoothに加え、新たにWi-Fi機能を搭載した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込60,000円前後。YSP-1600は、ワンボディながら5.1chサラウンドを実現するサウンドバー「YSP」シリーズの新モデル。2013年に発売された「YSP-1400」の後継機にあたる。本体中央に2.8cm径のコーン型ビームスピーカーを8基搭載し、音を壁に反射させることでサラウンドを再生を可能にする。本体天面には8.5cm径のサブウーファーを2基内蔵している。映像出力はHDCP2.2に対応し、4K/60P映像信号のパススルーが可能なHDMI端子を新搭載した。従来モデルからネットワーク機能を拡充し、Bluetoothでの音源送受信機能とWi-Fi機能を内蔵。AppleのAirplay、DLNA Ver.1.5もサポートしている。また、YSP-1600をスマートフォンなどで操作する専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」と「MusicCast CONTROLLER」に対応。新機能の「MusicCast」では、YSP-1600で再生している音源をBluetooth経由で別のMusicCast対応機器に送り、同時再生できる。アプリのHOME THEATER CONTROLLERでは、ネットワーク内のサーバーに保存した曲の再生、radiko.jpなどインターネットラジオの選局、モバイル端末の音源再生も行える。HOME THEATER CONTROLLERの対応OSは、iOS 5.1.1以上、Android 2.3.3以上。MusicCast CONTROLLERの対応OSは、iOS 7.1以上、Android 4.1以上。本体前面の塗装はマット仕上げ、天面から前面にかけての斜面には鏡面仕上げを施している。アンプ部の実用最大出力は2W×8+30W×2。入力端子はHDMI×1、光デジタル×1、アナログ×1。出力端子はHDMI×1、アナログRCA(サブウーファー出力)×1。消費電力は25W。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、音声コーデックはSBCとAACをサポートする。サイズはW1,000×D65×H130mm(アンテナ含まず)。重量は4.7kgだ。YSP-1600と同時に、テレビの下に設置できるタイプの「SRT-1500」も発表された。
2015年08月21日70~80年代のディスコ・サウンドを21世紀風に再構築するカナダ出身のソウルバンド・THE SPANDETTES(スパンデッツ)。ディスコ、ソウル、ブギー……古き良き洋楽を体現しているバンドです。そのTHE SPANDETTESは、アレックス・テイト、マギー・ホプキンス、リジー・クラークという美女ヴォーカリスト3人を中心にした10人編成という大所帯バンドです。日本デビューは2013年の『Spandex Effect』で、濃い洋楽ファンを中心にヒット作となりました。今作『スパンコール・サンライズ』でも、真夏にぴったりのグル―ヴィーなサウンドでどんどん惹きつけていきます。3人のヴォーカリストのコーラスワークも息がぴったり、楽器隊もツボを押さえたプレイで、しっかりとボトムを支えています。9月には東京・ビルボードライブ東京で待望の来日公演も決定しているTHE SPANDETTES。しかもこれが、彼らの初めての海外公演となります。ちょっと遅れて来た夏を、カナダから運んできてくれることでしょう。リリース情報:『スパンコール・サンライズ/THE SPANDETTES』(2015.8.19発売/¥2300(tax out)/PCD93939)
2015年08月13日2013年5月、シングル『赤い靴』でデビューした男女2人組ユニット・Salley。彗星の如く現れた彼らは、ヴォーカル・うららさんと、ギター・上口浩平さんという音楽の才能の塊のような二人で構成されています。そしてリリースされる2ndアルバム『エメラルド』では、彼らのポテンシャルが大爆発。洋楽のサウンドに日本語の歌詞が乗る、という難しい音楽的構築美をいとも簡単にこなしてしまいました。ウィスパーを上手に配したうららさんの感情豊かなヴォーカルと、ツボを押さえたアダルトな雰囲気の上口さんのギターがうまく絡み合った楽曲がズラリ。曲によっては、あえてギターの音を控えめにするなど、楽曲の良さを引き立たせるためのサウンドメイキングには唸らされるばかりです。ダンサブルなポップスから王道のバラード、そしてガールズロックなどなど、バラエティに富んだこのアルバム、間違いなくSalleyを何ステージも上に引き上げる作品になることでしょう。リリース情報:『エメラルド/Salley』(2015.7.8発売/¥3000(tax out)/VIZL64373)※初回限定盤(¥3500(tax out)/VIZL848)も同時発売
2015年07月07日ローランドは、電気自動車のベンチャー企業であるGLMとタッグを組み、近未来的な走行音が楽しめる電気自動車(EV)向けサウンド・システムを開発したと発表した。本システムは、国産初の量産EVスポーツカー「Tommykaira ZZ」のオプションとして、GLMより2015年秋に発売される。今回発表されたサウンド・システムは、日本初の量産EVスポーツカーを開発したGLMと電子楽器メーカーのローランドによる「EVスポーツカー・サウンド・プロジェクト」にて共同開発されたもの。環境への配慮から需要増加が見込まれるEVだが、その走行音は高い静穏性が長所とされる反面、エンジンから発せられる排気音がないため、スポーツカーなどで走りを楽しむドライバーにとっては物足りないという声も多い。同システムはそういった声に応えるもので、ローランドの最新技術により、加速や減速、坂道におけるモーターへの負荷といった走行状況に応じて変化する走行音を再生でき、EVスポーツカーの魅力を飛躍的に高めることが可能という。具体的な仕組みとしては、車載ネットワークから得られる、車速やアクセルの踏み込み量、動力系への負荷といった車両の状況をリアルタイムで検知し、ローランドのシンセサイザー音源「スーパー・ナチュラル」が近未来的かつアクティブなサウンドを合成。それを車内ステレオ・スピーカーから大迫力で再生するという。サウンドタイプも数種類用意されるとのことで、ドライブシーンやユーザーの好みによって選択可能となっている。
2015年05月25日ローランドとGLMは5月25日、EV向けサウンド・システムを共同開発し、GLMのEVスポーツカー「Tommykaira ZZ」のオプションとして、2015年秋にGLMより発売すると発表した。今回開発されたのは、ローランドのシンセサイザー技術を応用し、加速や減速、モーターへの負荷など走行状況に応じた走行音を再現するシステム。車載ネットワークから得られる、車速やアクセルの踏み込み量、動力系への負荷と言った車両情報をリアルタイムで検知し、車内ステレオ・スピーカーから再生する仕組みだ。また、複数のサウンドタイプが用意されており、ドライブシーンや運転者の好みによって選択することが可能となっている。EVは需要が拡大する一方で、エンジン音がしないため、スポーツカー愛好家などから物足りないという声が上がっており、両社は今回のサウンド・システムを「従来にはない近未来的なサウンドで、EVスポーツカーの魅力を飛躍的に高めることができる新しい機能です」と説明している。
2015年05月25日ハイ・リゾリューションは、デジタルDJのワークフローへの融合を実現するAllen & Heathのサウンドカード内蔵4+1チャンネルDJミキサー「Xone:43C」を発売した。同社オンラインストア価格は14万400円。同製品は、高品位な16チャンネルUSBサウンドカードを内蔵したDJミキサー。人気のDJソフトウェア「Serato DJ」に対応しており、Serato DJ Club Kitに追加されたDVSアップグレードによって、別途インタフェースを用意することなく、デジタルDJ環境を構築できる。また、同社伝統のXoneフィルター、3バンドEQを装備し、クロスフェーダーは3種類のカーブを選択可能。各チャンネルに配置されたX:FXではセンド・リターンから外部エフェクターをコントロールすることができ、さらに、X:LINKを使用してXone:Kシリーズコントローラに接続すれば、MIDIコントローラの拡張も行える。
2015年05月19日ティアックは、自分好みのサウンドとデザインを楽しめる、ドイツのbeyerdynamic社のセルフカスタマイズヘッドホン「CUSTOM ONE PRO PLUS」を発表した。発売時期は3月下旬。価格はオープン。全国の量販店およびオーディオ店を通じて販売される。同製品は、好みに合わせてサウンドとデザインを変えることのできるセルフカスタマイズヘッドホン。アコースティックな手法で、密閉型から開放型へ4段階に音質を変えることが可能なバリアブル・バスレフシステムを搭載しており、本体下部にあるカスタムサウンドスライダーを操作するだけで、バスレフ効果を高めることができ、落ち着いたサウンドから迫力あるサウンドまで、音楽のジャンルに合わせて音質を変化させることが可能となっている。また、16種類のカバーとマイク内蔵リモコン付きケーブルを同梱しているので、その中から好みのデザインを選んで楽しめる。さらに、70種類を超える別売アクセサリーも用意されており、ヘッドバンド、イヤーパッド、カバーなどのアクセサリーを買い足すことで、自分好みのヘッドホンにカスタマイズできる。そのほか、高効率なプロフェッショナル 16Ωベロシティドライバーや、周囲のノイズを遮断して音漏れを防ぐバリアブル・ノイズリダクションシステムを搭載。また、世界中で高い評価を得ているDT 770 Proなどのプロ用ヘッドホン同様に、ドイツ工場でハンドメイド生産されているということだ。
2015年03月20日ミュージカル映画の名作『サウンド・オブ・ミュージック』の日本語吹替版が4月17日(金)より映画館で公開されることが決定した。日本語版が劇場公開されるのは初めてで、平原綾香、石丸幹二、日笠陽子らをキャストに迎えた“製作50周年記念日本語吹替版”が公開される。その他の写真リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世によるブロードウエイミュージカルを原作に製作された『サウンド・オブ・ミュージック』は、ナチス占領下のオーストリアのザルツブルクを舞台に、厳格なトラップ家の家庭教師としてやってきた歌が大好きな修道女のマリア(ジュリー・アンドリュース)と、7人の子どもたちとの交流を描いたミュージカル映画。第38回アカデミー賞で作品賞を含む5部門を受賞し、劇中で歌われる『ドレミの歌』『私のお気に入り』『エーデルワイス』は、映画の枠を超えて世界中の人々に愛唱されている。このほど新たに収録された“製作50周年記念版”は、主人公マリア役をシンガーソングライターの平原綾香が、トラップ大佐役を俳優・歌手として幅広い分野で活躍する石丸幹二が、長女リーズル役を日笠陽子が担当している。また、5月2日(土)には“製作50周年記念吹替版”のブルーレイ&DVDが発売されることが決定。ジュリー・アンドリュースが再びザルツブルグを訪れた様子を収録した特別映像や、歴代の日本語吹替キャストの音声を収録した6バージョン(ソフト版、40周年記念版、テレビ朝日版、フジテレビ版、テレビ東京版、50周年記念版)が特典として収録される(※DVD版は3種類)。『サウンド・オブ・ミュージック』製作50周年記念版4月17日(金)TOHOシネマズ新宿ほか全国順次公開『サウンド・オブ・ミュージック』製作50周年記念版5月2日(土)DVD&ブルーレイ発売DVD(2枚組):3990円+税ブルーレイ(3枚組):5980円+税ブルーレイ・コレクターズBOX(5枚組):15000円+税発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
2015年03月10日音楽制作・サウンド編集ソフトウェアメーカーのインターネットは、サウンド編集ソフト「Sound it! 8 Premium for Windows」を3月19日に発売する。価格はパッケージ版が1万6,800円、ダウンロード版が1万2,000円。「Sound it! 8 Premium for Windows」は、音声の録音・編集・加工をはじめ、各種エフェクトの適用、ファイルフォーマットの変更、マスタリング、CD作成などが行えるサウンド編集ソフト。今回発売される「Sound it! 8 Premium for Windows」は、「Sound it! 7 Premium for Windows」の後継商品となる。新たに搭載された、周波数と定位で特定の音をエフェクト可能なVSTプラグイン「F-REX」をはじめ、アナログサウンドのデジタル化に欠かせないレストレーションエフェクトやレコーディングの制作現場でも定評のあるSonnoxのエフェクト、放送業界のラウドネス環境にも応える 「Loudness Meter」など、39種類ものプラグインエフェクトを収録している。そのほかの新機能として、高音質オーディオフォーマットであるDSDファイルに対応し、DSD64/DSD128(DSDIFF(.dff)/DSF(.dsf)/WSD(.wsd)]の読み込みおよび保存が可能となった。DSF(.dsf)ではアルバムアートワークを含むタイトルなどのタグ情報がサポートされている。また、複数のファイルに対して同一条件の処理(操作や調整)を一括して行えるバッチ処理にエフェクトが追加され、ゲイン、ノーマライズ、オートレベル、フォーマット変更、フェードイン、フェードアウト、ファイル変換、ミキサーのエフェクトの設定を一括して処理できるようになった。さらに、クロスフェードで前後をつなげるカット&ペーストがサポートされノイズが軽減されたのに加え、新搭載のSPTI(SCSI Pass-Through Interface)を使用したCD作成モードでは、曲毎に異なるプリギャップ設定や曲間のクロスフェード設定が可能となった。このほか、VST3の対応や64bitネイティブ対応がなされている。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista(いずれも64bit,32bit)。なお、同社のWebサイトでは試用版が公開されている。なお、従来バージョンの登録ユーザーは、優待価格または早割価格(3月18日 15時まで)でのバージョンアップ・優待販売価格が適用される。価格などの詳細はこちらのページを参照して欲しい。さらに、今年2月1日以降に「Sound it! 7 Premium」を購入したユーザーは、無償でSound it! 8 Premiumにアップグレード可能とのことだ。無償アップグレードの応募方法などは、「無償バージョンアップキャンペーン」ページで確認のこと。
2015年02月25日日本人アーテイストとして初めて、Mastered for iTunesのサウンドエンジニアとして認定されたブンブンサテライツの最新アルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』が本日、2月4日発売となった。iTunes Storeおよび、CDでの販売に加え、ハイレゾ音源の配信も行われている。マイナビニュースでは、メンバーの二人、川島道行(Gt,Vo)と中野雅之(Ba,Gt,Key,Prg)から新作の制作背景についての話を聞いてみた。──まずは、Mastered for iTunesのサウンドエンジニアとして日本人アーテイストとして初めて認定されたことについて感想を伺ってみたのだが、これには「光栄と言うか、はい、嬉しいです」と、とてもシンプルな答えが返ってきた。前作『EMBRACE』から約2年ぶりとなるアルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』だが、この間、川島が脳腫瘍を発症。治療に専念するために、一時活動を休止せざるを得ない状況に置かれた。この困難を乗り越えた上での新作だけに、馳せる想いも並々ならぬものがあるのではないだろうか。──作業はブンブンサテライツのプライベートスタジオである「studio NICE」で行われたとのことだ。前作は生のストリングスが入っていたりしたが、ドラマーが参加している以外は、今回、ほぼ二人で創り上げたという。そもそもキャリアのスタートが大学の同級生で、川島の自宅にMTRやサンプラーがあったというとこから始まっている。一連の制作もその延長で、特別なことをしてる感覚はないとのことだった。セルフプロデュースで二人で創っているというのが、プロフェッショナルな現場でCDなどの音源をリリースするアーティストの中では特殊かもしれないが、十代の頃からこういうスタイルなので、ずっと同じ創作姿勢であるらしい。中野ドラムの録音以外は全部ここです。ギターを録る場合は幾つかパターンがあって、ギターアンプシミュレーターを使ったり、アンプとキャビネットを使ってマイクで録ることもありますし、ラインでってこともありますね。用途に合わせて使い分けています。今回はFractal Audio Systems Axe-Fx IIというギターアンプシミュレーターとラインが多かったです、なかなかマイキングは難しいので。川島歌詞を書いたり、仮歌を考えたりする程度のモニタースピーカーとオーディオインターフェース、鍵盤、楽器類は一通り置いてあります。自分で録音したものを持ち込むこともありますが、基本的にはここで作業してます。中野制作期間はほぼ2年近くですね。実質稼動は1年半くらいです。録音してアップデートしていく作業を続けていました。デモとかプリプロといった作業を僕らあんまりやらなくて、最初から本チャンの音を録っていってレイヤーしていくという感じです。DAWはSteinbergのNuendoを使っています。Nuendo長いですね、その前はLogicを使ってました。LogicはLogicで使ってる時期長かったですけど。90年代から使っていて、2005、6年くらいまでですね。ソフトウェア音源で入っているエレピの音(EVP88)が好きで、そのためだけに起ち上げるってことは今回もあったと思います。曲を作るのに、切り出しになるのはメロディーである場合もありますし、リズムから始めることもあり、特に決まってないです。思いついたことからスタートしてますね。今回、アルバムの収録曲が11曲なんですけど、「ボツ曲」がなくて、2年間でその11曲しか作ってないんです。──その中で、二人の役割分担はどのようなものなのだろうか?中野僕がプロデューサー兼エンジニアって感じで、川島くんがアーティストって感じだから、川島くんがやりたいことを具体的な音楽に変換していくという按配ですかね。機材の操作だけじゃなく、彼との対話も通じてということになりますけど。川島プロデュースされているという感覚は確かにあります。セルフプロデュースという観点からも、自分を出していけば、それを汲み取ってくれるといった感じです。信頼関係ですよね。言葉で上手く伝えられないことも拾ってくれたりとか。中野二十年活動していて、親より一緒にいる時間長いですから。家族みたいなものです。「おい、お前、アレ」で通じちゃうような(笑)。妥協ができないですよね、これが三人になると多数決原理が働いちゃう。それができないので、意見が食い違った場合は絶対に決着つけないといけない。そこは大変でしたけど、妥協せずに進んできて正解だったと思ってます。ただ、そういう心境になったのはここ最近ですね。二十代のころは酷かったです(笑)、どこでも喧嘩始めちゃうような。川島こうして並んで話していること自体、ある意味、奇跡かもしれないですね(笑)。ツアーに出たら、車の中でもやりあいましたし、その後、着いた先のホテルは同じ部屋だったり。──30年前だったら、ミュージシャンは演奏、録音のエンジニアは録音、マスタリングのエンジニアはマスタリングと、役割の分担がはっきりとしていた。ところが、20年ほど前のDAWの登場によって、音楽の制作現場は激変。それまで、時間幾らで貸し出していたバジェットスタジオから、プロジェクトスタジオと呼ばれる、小規模なスタジオでも充分制作が可能となった。そういった状況下、ミュージシャンは演奏だけでなく、録音やマスタリングも含めて、全部、自分たちで作業にあたるようになっていった。ブンブンサテライツはその変化の只中にあって活動を発展させていったわけだが、そういったことをどう捉えてきたのだろう。中野ポジティブな面とネガティブな面、両方あると思います。専門職の方がいて、その人たちの耳とノウハウ、経験はすごいものがあるのは間違いないという中、今はソフトウェアやプラグインが揃っていて、極端な話、誰でもマスタリングまでできる環境にあるわけですよね。それがまた良いか悪いかは別な話で。ただ、その選択の自由が与えられていることはポジティブに捉えて良いと思います。ベッドルームミュージシャンが創ったものが流通に乗るようになったり沢山の人々と繋がるようになったり、可能性としてはどんどん広がっているわけですから。ただ、インターネットが生まれてからは、ひとつひとつの情報の価値は落ち続けていると感じます、それは音楽も含めてですけど。その意味では宝の山がある可能性が高まったと同時にゴミの山に行き着く可能性も高まったと言えるのではないでしょうか。誰でもクリエイターになれる時代になっただけに、プロフェッショナルな人だけでなく、すべての人が真摯に取り組んでもいいんじゃないかなと思います。もっと皆が高みに登れるような。自分たちもこのような制作環境がないとやりきれないと感じていて、今までのバジェットスタジオで一から十までつくらないといけないって話になったらアルバムの制作には1億円でも足りないでしょうね。──また、今回はiTunesでの配信のほか、ハイレゾ配信、CDと複数のフォーマットでの発表となる。これには、ユーザーの選択肢が増えたことに対し、どんな環境にあっても良い状態で聴けるようにという配慮に基づいている。Mastered for iTunesに関しては、従来と比較して断然、情報量が多いので、期待している面が大きいとのことだった。コンパクトなデータではあるものの、音楽的な情報量は多い、これまでならCDからリッピングしたWAVファイルをiTunesに持ってきてという聴き方だったのが、積極的にダウンロードで購入するというスタイルに変わっていくユーザーも増えるだろうとも話していた。中野録音に関しては24bitの48KHzです。特に理由はないのですが、サンプリングレートを高くすると扱いが大変になってくるので、作曲のスピードを考えると48KHzがいいかなと。作業の途中でbitのデプスに関しては、32bitのフローティングポイントになってくるので、一度録音してしまえば、トラックダウン以降は32bitを扱っていることになりますね。配信に関してはハイレゾ配信でもiTunesでもビットレート落とす形になってます。──Mastered for iTunesのコンバート用ツールは、原音のイメージが崩れないというのが印象的でもあるという。実際聞いてみると、音圧がしっかりあって、かつ奥行きと広がりのある仕上がりになっている。これについて、エンジニアリングの面で何か秘密があるのではないかと思い、手法を訊いてみたのだが、別段特別なことはしていないという。自分たちで録音のレベルからミックスのバランス、マスタリングまで行っていて、コントロールが利くという面があるからではあろうが、一方で、自身のセンスが問われる面もある。それについては、自分たちの感覚を信じて創作にあたると答えてくれた。──ただ、彼らとしては、iTunes Storeで配信されるとしても、アルバムはアルバム単位で聴いてほしいという想いがあるようだ。通して聴いて頂ければ分かるが、曲の終わりが、次の曲のアタマと被さっている。どこでどういう形で手にしてもらったのだとしても、アルバムの1曲目を再生したら50分間通して聴いてほしいし、アートフォームとしてのアルバムはまだまだ追求していきたいと語ってくれた。──最近では矢野顕子のアルバム『飛ばしていくよ』収録の『Never Give Up on You』でアレンジを手がけたり、MAN WITH A MISSIONのシングル『Seven Deadly Sins』のカップリング曲『evils fall』ではリミックスを担当している。海外に拠点を置いていた頃に比べると、日本のミュージシャンとのコラボレーションが増えたように感じられる。中野今の邦楽シーンの中では浮いた存在ではあると思いますが、このイベントには出ない、この人たちとはツルまないとかってことは考えたことないです。でもどこに出て行っても、自分たちがブレなければいいなと思ってますし、今の日本は良いアーティストの登場が続いてますから、その辺はポジティブな要素ですよね。本当に上手いバンドとか、良い音楽作るアーティストがここ数年の間で沢山現れたなと。──シーンで異彩を放ちながら、着実にキャリアを積み重ね、リスナーの心も体も揺さぶる音楽を生み出してきたブンブンサテライツ。よりエモーショナルにダンサブルに迫る『SHINE LIKE A BILLION SUNS』は絶対に聴き逃せないアルバムだ。3月15日にはEX THEATER六本木で新作の発売に伴ったライブパフォーマンスも決まっている。アルバムを聴いたら、是非こちらにも足を運んでいただきたい。
2015年02月04日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ザ・ビートル・ターボ」「ザ・ビートル・カブリオレ」の特別限定車「ザ・ビートル・ターボ・エクスクルーシブ」「ザ・ビートル・カブリオレ・エクスクルーシブ」の2モデルを発表し、専用ウェブサイトで受注を開始した。特別限定車2モデルはともに、ドイツ本国で展開されているフォルクスワーゲンのフラッグシップ グレード「エクスクルーシブ」を採用。レザーシートをはじめ、数々のアップグレードアイテムを標準装備した。インテリアにダイヤモンドステッチが入ったアンバーブラウンとブラックの2トーンにコーディネートしたナパレザーシートも標準装備。専用ステアリングホイール、ハンドブレーキグリップ、シフトノブ、ブラックインテリアパネルなども装備する。フェンダー社と共同開発したフェンダーサウンドシステムも搭載しており、これは総出力400W、10チャンネル、9スピーカーのシステムで、特別なチューニングが施されている。エクステリアは、「ターボ」にはバイキセノンヘッドライトやダークティンテッドガラスを、「カブリオレ」に18インチアルミホイールを、それぞれ採用した。価格は「ザ・ビートル・ターボ・エクスクルーシブ」が397万円、「ザ・ビートル・カブリオレ・エクスクルーシブ」が420万円(ともに税込)で、それぞれ50台の限定販売となる。
2014年11月12日●クリスマスまでの限定イベント東京都・銀座のソニービルでは、2014年11月7日から2014年12月25日までの期間に「サウンド・プラネタリウム 2014」を開催する。光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR-II」を使用し、「月への旅」をテーマとした上演を行う。本稿では、その試写会の様子をお届けする。○とにかく体験してほしい"至福の15分"サウンド・プラネタリウムは今回で2回目の開催。4台のソニー製プロジェクター、最上位に位置づけられるスピーカー「SS-AR1」と「SA-NA9ES」、マルチチャンネルインテグレートアンプ「TA-DA5800ES」など、豪華な機材を使用してプラネタリウム映像とハイレゾ音楽を楽しめる。1回の上映は約15分だ。プラネタリウムの投影には、プラネタリウム・クリエイターの大平貴之氏が開発した「MEGASTAR-II」を使用。MEGASTAR-IIは、普段見ることのできない1,000万個の星を映し出す。試写会には、ソニー ブランド戦略部 ゼネラルマネージャー 清水徹氏、本プラネタリウムの制作・監修を務めた大平貴之氏が登壇した。清水氏は「ハイレゾという言葉の認知度が向上してきていることもあってか、昨年の開催では非常に大きな反響を得られた。映像も音楽もディテールにこだわったもので、いいコラボだと思う。ハイレゾ音楽の良さは実際に聞いてみないとわからないので、心地良い"至福の15分"をとにかく体験してほしい」と述べた。プラネタリウムの制作・監修を務めた大平貴之氏も登場。大平氏によると「映像は1回目よりパワーアップした内容になっており、ソニーのプロジェクター4台を使ってより鮮明に映し出される」とのことだ。ハイレゾ音楽については「怖いくらい細かくて、質感まで伝わってくる」と評した。元ソニー社員でもある大平氏は「かつていた場所の方々と一緒に何かを作り上げられて感慨深い」という。●藤井フミヤさんの語りが月へ誘う○ハイレゾ音楽と月へ本編のナビゲーターは歌手の藤井フミヤさんが務める。藤井さんのナレーションとともに、上映中には、L’Arc~en~Ciel「READY STEADY GO」、マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」、藤井フミヤ「Another Orion」の3曲がハイレゾ音源で再生される。サウンド・プラネタリウムはソニービル8Fの「OPUS(オーパス)」にて上映される。OPUSの最前列にはビーズクッションが用意されており、あいていれば寝転がってプラネタリウムを鑑賞することも可能だ。天井にも満天の星空が広がるので、筆者も寝転がって鑑賞することにした。"月への旅"は、藤井さんの語りからスタート。音質が良いせいで、すぐそばに藤井さんがいて語りかけてくるような錯覚に陥るくらいの臨場感がある。疾走感のある「READY STEADY GO」とともに、地球から月へひとっ飛びだ。月に到着してから流れる曲は「Love Never Felt So Good」。繊細な息づかいが聞こえてくる。英語の発音独特の、空気の音がしっかりと聞き取れるくらい緻密な音となっていた。月から地球へ帰ってくる際に流れるのは「Another Orion」だ。バックで演奏しているオーケストラの弦楽器の音が濃密に感じられ、特に低音がしっかりと鳴って心地よい。○"体験してナンボ"のサウンド・プラネタリウム 2014プラネタリウムの鮮明な映像もさることながら、どの楽曲も歌い手が"その場にいるみたい"な感覚で臨場感たっぷりだ。ハイレゾ音楽については、イベント冒頭で清水氏が述べた通り、"体験してナンボ"といった部分があるので、この機会に銀座の街で月への旅を体験してみてはいかがだろうか。「サウンド・プラネタリウム 2014」は入場無料で、開館時間は11時から19時までとなっている。なお、再生される楽曲はイベント開催期間の前半と後半で異なる。11月7日から11月30日までのイベント前半ではL’Arc~en~Ciel「READY STEADY GO」、マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」、藤井フミヤ「Another Orion」の3曲、12月1日から12月25日までのイベント後半ではユニコーン「Feel So Moon」、平井堅の最新楽曲、藤井フミヤ「夜明けのブレス」の3曲だ。
2014年11月06日Razerはこのほど、Bluetooth 4.0に対応したワイヤレスサラウンドサウンドバー「Razer Leviathan」を発表した。グローバルでは11月より販売を開始し、価格は199ドル。日本での販売予定や価格についてはいまのところ未定だという。63.5mmのドライバと19mmのツイーターを2基ずつ搭載したサウンドバーと、133mmのサブウーファーがセットになったサラウンドシステム。5.1チャンネルのコンテンツを、2本のスピーカーを使い、サラウンドサウンドとして再生する「Dolbyバーチャルスピーカー」を採用する。高音質コーデックaptX対応のBluetooth 4.0をサポート。PCやモバイル機器からのワイヤレス再生が行える。過去に接続したデバイスを記憶し、優先的に検知するほか、NFCによるデバイスとのペアリングが行える。また、光デジタル入力や3.5mmステレオミニジャックを搭載し、有線での再背にも対応する。主な仕様は、実用最大出力はバースピーカーが15W×2、サブウーファーが30Wとなっている。インピーダンスはともに8Ω。本体の重量はバースピーカーが2kg、サブウーファーが2.35kg。
2014年11月05日