世界中で大ヒットを記録し、ついに日本上陸を果たす『カンフー・パンダ2』の親子試写会が8月12日(金)、東京・港区のパラマウント ジャパン試写室で開催された。当日は親子20組が来場し、子供たちが身近な道具を使って劇中の“効果音”作りにチャレンジした。まずは子供たちに「効果音って何?」を説明するため、スタッフが体を張って実演。卵のパックを潰して、首が「ゴキッ」と鳴る音を、そして、細長い観葉支柱を上下に振って「ピューピュー」と風の吹く音を表現すると、子供たちは早速、目を丸くして興味津々だ。というわけで、いざ効果音作りに挑戦。ストロー、竹筒、うちわの3チームに分かれて、効果音を生みだす道具作りの始まりだ。スタッフの説明に耳を傾けながら、手を動かす子供たちの姿は真剣そのもの。もっと騒がしくなるのかと思いきや(ごめんね…)、そんな心配をよそに子供たちは次々と道具を完成させた。恐るべし、工作パワー!ストローチームが作ったのは、異なる長さに切ったストローをつなぎ合わせた、南米の楽器・サンポーニャに似た道具。これを口で吹くと、まるでそよ風のような音が表現される。竹筒チームは、複数の竹筒を使って「カラン、コロン」と鳴る道具を作った。こちらは吊り橋が崩れ落ちる効果音用だ。そして、パンダや笹といった思い思いの装飾を施したうちわが表現するのは、鳥が翼を羽ばたかせる音というわけ。子供たちはお手製の道具を手に、前作『カンフー・パンダ』の映像が流れるモニター前に集合。吊り橋での決闘シーンに合わせて、効果音を鳴らし始めた。タイミングを見計らいながら、自分で作った道具で効果音を表現する。“音ゲー”に近い感覚だが、子供たちにとっては、より自由で独創的な体験だったに違いない。映像と効果音が見事にマッチした瞬間、子供たちは大歓声を上げ、瞳を輝かせていた。また、そんな子供たちの姿をあたたかい眼差しで見守る保護者のみなさんの姿も印象的。まさに『カンフー・パンダ2』のテーマである親子愛を感じさせる一瞬だった。最後は映画の主人公であるパンダのポーを前に、記念撮影。楽しい夏休みの1ページが完成だ。今回の親子試写会を企画・運営したのは神田外語大学の学生たち。企画チームのリーダーを務めた英米語学科3年生の村松亜美さんは、「映画と夏休みの自由研究を組み合わせて、何か出来ないかと考えた。子供たちが工夫しながら、道具を作る楽しそうな姿を見られてうれしい」と安堵の表情を浮かべていた。『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『レオン』の名悪役ゲイリー・オールドマンが明かす『カンフー・パンダ2』の悪の深みアンジー、子供たちの反応にも大満足!『カンフー・パンダ』の魅力語る夏休みの思い出に!参加型『カンフー・パンダ2』親子試写会に20組40名様ご招待パンダ伝説再び!『カンフー・パンダ2』試写会に20組40名様ご招待『カンフー・パンダ2』キービジュアル解禁!赤ちゃん時代はモフモフの鍋入り息子?
2011年08月12日ドリームワークスアニメーションの新作『カンフー・パンダ2』がいよいよ19日(金)より日本公開される。そこで、幼少期からパンダを追い続け、日本で最もパンダに熱い愛情を注いでいるであろう自称“笹ガール”の藤岡みなみに本作の魅力と新作の注目ポイントをガイドしてもらった。その他の写真子どもの頃から13年に渡ってパンダを愛し続け、現在は史上初の“人間とパンダによる音楽ユニット”PANDA1/2(ぱんだにぶんのいち)でヴォーカルを務めている藤岡にとって、『カンフー・パンダ2』の主人公ポーは「パンダの動きが完璧に再現されたキャラクター」だという。「パンダは可愛いと思ったら、カッコいい瞬間もある“ギャップ”が最大の魅力。そこが“ぐうたらなパンダがカンフーをする”という設定で見事に表現されているんです」。また続編が3Dで製作されたことも大きいという。「パンダの毛の1本1本を3Dで観られたのは本当に感激しましたし、3Dになったことで動物たちの魅力とカンフーの魅力がどちらも楽しめる。これまで3D映画にピンと来なかった人にこそ観てほしいですね」。もちろん本作で描かれるのはキャラクターの愛らしさだけではない。最新作では主人公ポーの出生の秘密が物語上、大きな役割を果たし、さらには宿敵シェン大老のエピソードを交えながら親と子の絆が描かれる。「ポーが自分の出生を巡って自問自答しながら前を向いて歩いていく姿は、絶滅危惧種であるパンダたちが故郷から追いやられている現実に人間がどう関わるべきかとダブるところがあってハッとさせられました。また、ポーだけでなくシェン大老にもドラマがあり、親子の確執が描かれていて“キレイごと”だけじゃない親子の絆を観られた気がします」。そんな『カンフー・パンダ2』で藤岡が最も共感するキャラクターはパンダのポー…ではなくマスター・タイガーだそう。「前作からタイガーに思い入れがあって、いちばん共感するんです。タイガーは本当にいいヤツだし、努力もする。でも、ポーが最後までカンフーを楽しんでいるのに対して、タイガーはマジメ過ぎて思いつめちゃうところがある。私もそんな部分が他人とは思えないんです。本作ではポーがタイガーを支える場面もあって、そこも注目してほしいですし、ふたりの関係は今後も見ていきたいです」。「パンダ持ち前の“ポップさ”やトキメキ、ロマンを音楽で表現していきたい」という藤岡。そんな彼女にとって、エンターテインメントの要素と深いドラマの要素を過不足なく持ち合わせた映画『カンフー・パンダ』は“人生のバイブル”だという。「観るたびに大事なことを思い出すし、自分の夢と重なるので定期的に『観なきゃ』ってなる映画なんです。今回は3D映画だから、映画館で楽しめる間に何度も観に行こうと思っています」。『カンフー・パンダ2』8月19日(金) 新宿ピカデリーほか全国デジタル3Dロードショー
2011年08月12日まもなく公開を迎える3Dアニメーション『カンフー・パンダ2』で主人公のパンダのポーの前に新たに立ちはだかるのが、クジャクのシェン大老。この悪役に命を吹き込んだのが、名優ゲイリー・オールドマン。彼が作品の見どころ、そして自身が声を担当したシェン大老のヒールっぷりについて言及する特別インタビュー映像が到着!ハリウッドを代表する個性派俳優が映画の魅力をユーモアたっぷりに語ってくれた。あのブラッド・ピットも尊敬していると公言する名優ゲイリー・オールドマン。『レオン』に『フィフス・エレメント』、『ザ・ウォーカー』と長年にわたって個性的な悪役を演じてきたが今回、アニメの声優としても悪役に挑戦した。今回のシェン大老は、古今東西あらゆる悪役を体現してきたゲイリーをして「かなり邪悪なクジャクで危険なヤツだ。いままで演じてきた悪役に見劣りしない」と言わしめる。ポーの声を務めるジャック・ブラックは「今度の敵を演じるのは僕が昔から大好きなゲイリー・オールドマン!『シド・アンド・ナンシー』の頃から、彼の演技から色んなインスピレーションをもらってきたんだ。彼の演じる色んな悪役を見てきたけど、僕のイチ押しは『ドラキュラ』。白い狼とドラキュラのシーンで、ドラキュラが女の子に『狼は君が好き』と言う。邪悪な存在が言うには繊細なセリフで、あれにはビックりしたよ。彼がシェン大老を演じると聞いて、本当に興奮したね。実際に観れば“オールドマン悪役ギャラリー”のラインナップに入ることが分かるよ」と共演に大喜び。一方のゲイリーも前作『カンフー・パンダ』について「見事な出来栄えだった」と称賛を惜しまない。だが「そういう作品にありがちなのが1作目のプレッシャーだ。前作を超えなきゃいけない」と危機感も?だが、完成した作品について、自身が演じたシェン大老を含め、そのアクションの華麗さを絶賛すると共に「ユーモアも満載でコメディ映画でありアクション映画なんだ。そして感動的な物語が作品の核になっている」と前作超えに自信をのぞかせる。稀代の名悪役を迎え、作品にさらなる興奮と深みが。そして、ポーの出生に絡む秘密も明らかに…。ジャックやアンジー、ダスティン・ホフマンらとゲイリーの夢の競演、掛け合いにも注目!『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:アンジー、子供たちの反応にも大満足!『カンフー・パンダ』の魅力語る夏休みの思い出に!参加型『カンフー・パンダ2』親子試写会に20組40名様ご招待パンダ伝説再び!『カンフー・パンダ2』試写会に20組40名様ご招待『カンフー・パンダ2』キービジュアル解禁!赤ちゃん時代はモフモフの鍋入り息子?『ハングオーバー』続編が“海賊”&“パンダ”をおさえ全米で記録ずくめの大ヒット
2011年08月09日アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされ、世界中を席巻した大ヒット作『カンフー・パンダ』待望の続編で、新たな敵に立ち向かうカンフー使いの“闘う”パンダの活躍を描いた『カンフー・パンダ2』。前作に続き、カンフーの達人で主人公・ポーの兄弟子である“マスター・ファイブ”のひとり、マスター・タイガーのボイスキャストを務めたアンジェリーナ・ジョリーのインタビュー映像がシネマカフェに早くも到着した。本年度のカンヌ国際映画祭で上映されて以来、報道陣の前で本作をベタ褒めしてきたアンジーだが、今回届いたインタビュー映像でも「映画に必要な要素が全て揃っているわ」と、その良作ぶりを大アピール。冒頭では、自身の役柄についても「以前よりも優しくなったの。そこが嬉しいわ」と言及し、さらに主人公・ポーについては「エネルギッシュで、少し不良っぽいところもあるの」と声優を務めたジャック・ブラックの魅力がそのまま役に反映されていると分析し、本作の見どころを存分に語ってくれている。3Dアニメーションで描かれる超高速のカンフーアクションに加え、2作目にしてようやく明かされるポーの出生の秘密を軸に“家族の絆”に大きく焦点が当てられているが、6人の子供たちを育てるアンジーは、その物語に共感を見せる。実際に子供たちはすでに本作を鑑賞したようで、「自分たちはポーみたいなんだと分かって、より誇りを持つようになったと思うわ」と、子供たちの反応にアンジーは大満足だったそう。本作を応援しているのはアンジーばかりではなく、ジャックを始めとするボイスキャストはもちろんのこと、今年のカンヌ国際映画祭で最高賞にあたるパルムドールを受賞した『ツリー・オブ・ライフ』に出演したパートナーのブラッド・ピットに関しては、その授賞式には出席せず、L.A.で行われた本作のプレミア試写会に参加するという入れ込みよう。果たしてその魅力とは――?まずは、アンジーの語る『カンフー・パンダ2』の魅力をチェック。『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらのインタビューはMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:夏休みの思い出に!参加型『カンフー・パンダ2』親子試写会に20組40名様ご招待パンダ伝説再び!『カンフー・パンダ2』試写会に20組40名様ご招待『カンフー・パンダ2』キービジュアル解禁!赤ちゃん時代はモフモフの鍋入り息子?『ハングオーバー』続編が“海賊”&“パンダ”をおさえ全米で記録ずくめの大ヒットブラピ、カンヌ最高賞受賞前にアンジーの同伴で『カンフー・パンダ2』プレミアに
2011年08月05日『シュレック』シリーズのドリームワークス・アニメーションが贈る最新作、世界42か国でNo.1ヒットを記録している『カンフー・パンダ2』の主人公で世界一有名な“闘う”パンダ、ポー。隠されていた彼の出生の秘密を解く鍵となる(?)キービジュアルがこのほど解禁となった!小心者だが、食い意地だけは誰にも負けないポー。そんなポーがなぜか“龍の戦士”に任命され、修行の末にカンフー・マスターとなり、悪を倒すまでを描いた前作から、さらにパワーアップを遂げた本作。平和を守るために仲間のマスター5たちと暮らしていたポーだったが、そこへ強力な武器で中国を制圧し、“カンフー抹殺”の野望を抱く新たな敵、孔雀のシェン大老が現れる…。前作では明かされなかったが、観た人たちはきっと同じ疑問を持ったはず。そもそも「なぜ、ダチョウのピンが父親なのか?」、「ポーの本当の両親は誰なのか?」と。その謎を解くヒントとなるこの写真では、嬉しそうに肉まんを頬張りながら鍋に入れられた赤ちゃんのポーと、そんなポーを優しく見つめる父親のガチョウのピンの姿が。やはり赤ちゃんの頃でさえポーの両親の姿は見えないのだが、ピンの優しげなうしろ姿を見ると、パンダとガチョウで種族は違えど、やはり2人は“親子”なのだと改めて感じさせられる。しかし、ここで「なぜ、鍋に…?」と新たな疑問も浮上するのだが、それは劇場で観てからのお楽しみに。もちろん、モフモフと丸くかわいらしい赤ちゃん時代のポーに癒されることも必至!前作に引き続き、ポーのボイス・キャストを務めるジャック・ブラックは、本作の見どころを「今回、(ポーは)ガチョウの父さんと暮らす前の子供時代の記憶が蘇る。自分が本当の息子でないと分かると、自分が何者か分からなくなるんだ。『カンフー・パンダ2』は世界を救うヒーローの物語というだけでなく、父と息子の関係という深くて根本的なものを通して、自分を見つける成長の旅の話でもあるんだ」と、明かしてくれている。日本では今年、中国・四川省より東京都恩賜上野動物園にリーリーとシンシンと名づけられたパンダたちが来日。もちろん彼らがカンフーを披露することはないが、見物に訪れる客は数多く、休日は1時間以上も並ぶほどの人気ぶりで、夏休みに向け、じわじわとパンダ・ブームが到来してきている。奇しくも『カンフー・パンダ2』の公開とあいまって、今年は例年稀に見ぬ“パンダ・イヤー”となりそうだ。『カンフー・パンダ2』は、8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『ハングオーバー』続編が“海賊”&“パンダ”をおさえ全米で記録ずくめの大ヒットブラピ、カンヌ最高賞受賞前にアンジーの同伴で『カンフー・パンダ2』プレミアに【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?
2011年07月15日5月22日(現地時間)、人気アニメーション映画の続編『カンフー・パンダ2』のL.A.プレミアが開催され、ボイスキャストを務めるジャック・ブラックに、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマンらが来場。同日はフランスのカンヌにてカンヌ国際映画祭の授賞式が開催され、ブラッド・ピットが出演する『ツリー・オブ・ライフ』が最高賞にあたる「パルムドール」を受賞したが、ブラピはカンヌの授賞式ではなく、アンジーと共に本作のプレミアに出席し、家族の絆の強さを見せつけた。ハリウッドのチャイニーズ・シアターの前には、30メートルを超えるレッドカーペットが敷かれ、およそ1,000人のファンが集結し熱い歓声を送った。ご機嫌な様子で登場したジャックは、映画について「自分自身に正直でいること。そして、いまを大切にすること。過去や未来にとらわれずに、いまを大切にすることが、心の平和を得るための秘訣だよ。それが、主なテーマで、持って帰ってもらえるメッセージなんだ」と熱く語った。カンフーの達人、マスター・ワニを演じるジャン=クロード・ヴァン・ダムは、娘と息子を伴って来場。日本の報道陣を見つけると、我が子を指さして「彼らは東京が大好きなんだ。なぜなら僕と一緒に日本へ行ったからだよ。彼はビデオゲームが好きなんだ。こっちは僕の娘だよ。彼女はファッションとアクティングが大好きなんだ。日本にはそういうインテリジェンスがあるんだよ!!」と映画の話そっちのけで日本への熱い思いを語ってくれた。もちろんこの日、最も大きな歓声がわき上がったのは、ブランジェリーナが姿を現したとき。“家族の絆”がテーマとして描かれるだけあって、ブラピの来場は当然?自身の出演作は見事にカンヌの最高賞を受賞したが、その受賞の発表の直前にブラピは壇上に登場。記念撮影やサインを求めるファンの声に気軽に応じ、仲睦まじい様子でアンジーに寄り添っていた。『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ツリー・オブ・ライフ 2011年8月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reserved第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート9】パルムドールはブラピ主演作!日本作品は受賞を逃す結果に【カンヌレポート8】テーマが明確な作品が勝利の鍵?気になるパルム・ドールの行方【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明【カンヌレポート6】ブラピ、子供たちに対し「すごい俳優だと思ってくれれば(笑)」
2011年05月24日ドリームワークスによる3Dアニメーション『カンフー・パンダ2』のワールド・キャンペーンが4月14日(現地時間)、カリフォルニアのドリームワークスアニメーションのスタジオで開催され、ボイスキャストを務めるジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーらが出席。日本からは吹き替え版の声優を務める「TOKIO」の山口達也が出席したが、ジャック&アンジーからは山口さんを通して、東日本大震災の被災者に向けたエールが送られた。世界的ヒットとなった『カンフー・パンダ』の続編で、食いしん坊のパンダのポーと仲間たちが、カンフーを抹殺しようと企む孔雀のシェン大老の野望を打ち砕くべく立ち上がる。本作では、ポーの出生の秘密も明らかに!この日、会場には世界18か国から総勢100名以上の報道陣が集結した。前作に引き続き、ポーの声を担当するジャックは、物語について「これは成長に関する物語。過去にこだわらず、いまを生きることが大事。心の平和を見つけよう、というのがメッセージだ」と語った。日本語吹き替え版のポー役の山口さんとは、カンヌ国際映画祭の場で顔を合わせて以来約3年ぶりの再会となったが「あのとき、僕らは世界各国のメディアの前で戦ったんだ(笑)。久しぶりに会ったけど、変わらずフレンドリーでいい男だったよ」と笑顔で再会を喜んでいた。マスター・タイガー役のアンジーも山口さんについて「人を笑顔にしてくれる魅力を持っている人。この『カンフー・パンダ2』も彼の声が加わることで、きっと日本のみなさんの心を癒す作品になると思います」と語ったが、一方の山口さんはアンジーについて「次元が違う艶のある美しさがありましたね。アンジーって言うと、アクションのイメージが強いんだけど、実際に会うと落ち着いた母親としての一面を持ってる女性」とメロメロの様子。また再会の際に、アンジーからは「山口さんの周りの方々は大丈夫ですか?」、「大災害の中で日本人の姿勢は素晴らしい。何か協力をしたい」など震災の被災者を気遣う言葉をかけられたという。会見でも、震災に関する質問にアンジーが思わず涙を流す一幕も。アンジーは「映像を見たり、記事を読んで、とても心を痛めてます。日本の被災は想像を超えています。家族をはじめ、被災した方々が失ったものの大きさを考えると、涙が止まりません。またそんな状況下での日本人の姿勢は素晴らしいと思います。私たちもできる限りのサポートを惜しみません」と日本人への称賛の言葉と共に支援を約束。ドリームワークスのCEOであるジェフリー・カッツェンバーグは、被災した子供たちを支援する基金を創設し、すでに40万ドルを超える金額が集まっていることを明らかにした。この日、カッツェンバーグ氏からアフレコに向けた激励の言葉も送られた山口さん。「今回の作品の重要なテーマは、“家族の絆”です。いまの日本にとって大事なことで、ぜひ、この作品をご覧いただいて、笑ったり、時には思いっきり泣いていただくのもいいと思います。誰でも何かしら、人の手助けをすることができるというメッセージがこの作品には強くあります」と訴えた。今回の続編では、ジャック&アンジーに加え、ダスティン・ホフマン、ジャッキー・チェンも前作から続投。さらに、ゲイリー・オールドマン、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ミシェル・ヨーといった超豪華メンバーが新キャラクターのボイスキャストとして新たに参戦している。日本では4月より、上野動物園のパンダ、リーリーとシンシンが一般の来場者にお披露目となり、1週間足らずで10万人が足を運ぶ盛況ぶりを見せており、“パンダイヤー”にあやかって、本作のヒットに期待がかかる。『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ジャック・ブラックがパンダの命名式に出席授けた名前は役柄と同じ“ポー”!
2011年04月16日作品賞の前に発表となる監督賞。今年は『英国王のスピーチ』のトム・フーパーが見事、栄冠を手にした。作品賞の発表を残して『英国王のスピーチ』はこれで計2冠となった。プレゼンターを務めたのはヒラリー・スワンクと昨年のアカデミー賞で女性初の監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー。名前が読み上げられると、フーパー監督はステージへと上がり、「みなさんと一緒にノミネートされて嬉しいです」とコメントし、また、母親への感謝の言葉や受賞の喜びを語った。数々の賞レースにおいて賞を獲得してきた本作であるが、この勢いのまま作品賞も受賞となるか?現在、一番のライバルと言われている『ソーシャル・ネットワーク』はここまで3冠を獲得しているが、長く険しい賞レースの決着は?特集 2011アカデミー賞■関連作品:英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す
2011年02月28日