『美女と野獣』『アラジン』のディズニーが贈るミュージカル映画『リトル・マーメイド』よりミュージッククリップが解禁された。5月26日(現地時間)に全米で待望の公開を迎えた本作。USの公開から2週目となる興行収入は約1億8,600万ドル(日本円で約260億円、1ドル140円換算・6月5日時点)となり、『アラジン』超えの特大ヒットスタートを記録している(※Box Office Mojo 調べ)。また、全米映画批評サイトRotten Tomatoes(オーディエンススコア)でも95%という高得点となっている。全米での高評価続出を受け、日本公開にますます期待が高まる中、この度主人公のアリエルに恐ろしい取引を申し出る本作のヴィラン、アースラの姿を収めた新映像がお披露目となった。解禁されたのは、アースラが劇中で歌う、アニメーション版でも人気の高い楽曲「哀れな人々」の吹替版ミュージッククリップ。歌うのは本役に大抜擢された、浦嶋りんこ。アリエルを言葉巧みに誘惑し、自分の思うままに操ろうとするアースラのずる賢い一面が感じとれる同楽曲を妖艶に歌い上げる。アースラと恐ろしい取引に応じたアリエルに、どのような未来が待ち受けているのだろうか。本作を手掛けたロブ・マーシャル監督は、アースラのキャラクター性について、「ファニーだが気まぐれで怒りっぽく執念深いキャラクターであるばかりでなく、心に傷を抱えている」と説明している。映像の中では自分の世界に浸り、ご機嫌に歌い回っている様子のアースラだが、彼女が隠し持っているもうひとつの表情とは?さらに「彼女が何者で、なぜヴィランであるのかを、観客は理解できるはずだよ。どんな映画であれ、どんな物語であれ、それに登場するヴィランが何者であり、いかにしてそうなったかが分かることが大切なんだ。本作では、それにうまく成功することが出来た。このキャラクターに多面性を与えることが出来たと思うよ」と、アニメーション版以上に観る人たちが共感できる一面を携えた深みのあるキャラクターなのだとも明かしている。実写版アースラはどのような魅力を纏ったキャラクターにアップデートされているのか、そして、アリエルの物語をどうかき乱していくのか、注目が集まる。そして明日6月6日(火)の18時からは、本作に登場するミュージカルナンバーをプレミアム吹替声優陣が生パフォーマンスする豪華イベント“リトル・マーメイド”フェスが開催。その模様が、TikTokで独占ライブ配信される。アリエル役・豊原江理佳は「パート・オブ・ユア・ワールド」を、セバスチャン役・木村昴は「キス・ザ・ガール」を、さらにエリック役・海宝直人は実写版で誕生する新曲「まだ見ぬ世界へ」を初披露する。『リトル・マーメイド』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・マーメイド(2022) 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年06月05日カンヌ国際映画祭で騒然となった、強烈な近未来を描く映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』より、場面写真が到着した。『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など、数々の受賞歴と共に、物議を醸してきたデヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作。「第75回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に出品されると、退出者が続出した賛否両論の問題作だ。製作に20年以上を費やした本作のテーマは、“人類の進化についての黙想”。監督が創造する人類の進化とは何なのか。今回公開されたのは、個性的なキャラクターの姿を写した場面写真。ヴィゴ・モーテンセンが演じる、黒い布で姿を覆う“加速進化症候群”のアーティスト・ソールをはじめ、妖艶な赤いドレスに身を包むソールのパートナー・カプリース(レア・セドゥ)、2人を監視する、政府の新たな秘密機関“臓器登録所”で働くティムリン(クリステン・スチュワート)の姿が。新たな臓器を生み出すソールの体内を調べるシーンも見られ、その独創的な世界が垣間見える。なお、本作のフランス版ビジュアルポストカード付きムビチケカードが、6月9日(金)より発売されることも決定した(※数量限定)。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は8月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2023年06月04日「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のデヴィッド・ハーバーと、「キリング・イヴ/Killing Eve」のジョディ・カマーが、ゲーム「アローン・イン・ザ・ダーク」のメインキャラクターを務めることが明らかになった。同ゲームは1992年に発売された同名ゲームのリメイク版で、ジャンルはサバイバルホラー。開発元の「THQ Nordic」によると、対応プラットフォームはPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S。デヴィッドは私立探偵のエドワード・カーンビー役、ジョディはエミリー・ハートウッド役で、プレイヤーはどちらかのキャラクターを選択できる。どちらのキャラクターも同じイベントを体験するが、それぞれが環境に対して異なる反応を示したり、ストーリーにわずかな違いが出るそうだ。周りのキャラクターの2人への対応も変化するという。開発者は「ぜひ2回以上プレイすることをお勧めする」と語っている。数日前には、ゲームの新映像が公開された。そこで聞き、見ることのできるデヴィッドとジョディの声とキャラクターが、ゲームファンに「すごくイイ!」「これは期待できる!」と大好評だ。「アローン・イン・ザ・ダーク」は過去に実写映画化もされ、2005年公開の第1作ではクリスチャン・スレーター、2008年公開の第2作ではリック・ユーンがエドワード役を演じた。(賀来比呂美)
2023年05月31日6月24日(土) から8月31日(木) にかけて帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』日本公演において、本公演初の試みとしてミュージックシーンで活躍するアーティストたちによる日本語の訳詞提供が実現した。本作は、バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバースの演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョンやマドンナをはじめとする20世紀のヒット曲、さらにレディー・ガガの楽曲など160年以上にわたるポピュラーミュージック約70曲が散りばめられている。訳詞提供には、松任谷由実を筆頭に、いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park) 、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、宮本亞門、Mayu Wakisaka、の計17名のアーティストたちが揃った。併せて、訳詞提供した松任谷由実のコメントが公開された。<訳詞に寄せてのコメント>■Your Song(エルトン・ジョン)訳詞:松任谷由実世界中の誰もが知っているこの曲をミュージカルのハイライトに。これを日本語に訳せるのは私以外にいない!というくらいの意気込みで臨みました。日本語は、文字数やリズムが極めて少ないなど、制約だらけ。でも余白にたくさん情感を込めることが出来るので、素敵です。楽しく格闘しました。キャストの方々が、歌っていて気持ち良くなってくれたらうれしいです。<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』6月29日(木) ~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土) ~28日(水)『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ビジュアル【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)【訳詞提供アーティスト】(50音順)いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park) 、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、松任谷由実、宮本亞門、Mayu Wakisaka【楽曲】M1. Welcome to the Moulin Rouge!Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)M2. Truth Beauty Freedom Love浪岡真太郎(Penthouse)M2A~3. The Sparkling DiamondKanata Okajima / 岡嶋かな多M4. Shut Up and Raise Your GlassMayu WakisakaM5. FireworkUAM6. Your Song松任谷由実M7. So Exciting! (The Pitch Song)ヒャダインM8. Sympathy for the Dukeオカモトショウ(OKAMOTO‘S)M9. Nature Boyジェーン・スーM10. Elephant Love Medleyいしわたり淳治M12. Backstage Romanceサーヤ(ラランド)M13. Come What May松尾潔M14. Only Girl in A Material WorldTAX(MONKEY MAJIK)M15. ChandelierDaokoM16. El Tango De RoxanneKREVAM17. Crazy Rolling栗原暁(Jazzin’park)チケット情報はこちら:関連リンク公式サイト::::
2023年05月30日「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」でアロンディルを演じているイスマエル・クルス・コルドバが、ポッドキャスト「Just for Variety」に出演。同ドラマの包括的で多様なキャスティングに対して種差別的な批判を受けた際に、Amazonが撮影現場にセラピストを呼び、キャストとスタッフのメンタルヘルスケアをサポートしてくれたと語った。「このような状況になると、いたるところから騒々しい声が飛んできますからサポートが必要ですよね。撮影現場にいるセラピストと会うのはとてもうれしいことでした。たとえ話さなくても。私のことをただの俳優としてだけでなく、ちゃんと見ていてくれる人がいるとわかるのです」と、セラピストがそばにいる安心感について明かした。「ロード・オブ・ザ・リング」の世界で初めて有色人種のエルフを演じたことで、痛烈な批判を受けたイスマエル。「心底傷つきました。メンタルへの影響も計り知れない。インターネット上での言動は人々を深く傷つけ、大きな影響を与えるということを理解してもらうために、私は自分の体験をとことんオープンにしています」。攻撃はネット上だけにとどまらず、携帯電話やペイパルがハッキングされ、住所が流出。殺しの脅迫まで受けたという。困難を乗り越えたイスマエルに、マーベル・スタジオが様々なプロジェクトを提示しコンタクトを取ってきたとのこと。近いうちにマーベル作品で活躍するイスマエルの姿を見られるかもしれない。(賀来比呂美)
2023年05月25日シャーロット・ウェルズ監督が初長編作品にして英国アカデミー賞英国新人賞を受賞、世界のメディアが本年度ベストムービーに選出した注目作『aftersun/アフターサン』。この度、ウェルズ監督が「クイーン」&デヴィッド・ボウイ、「ブラー」、「R.E.M.」など、登場人物の心情とシンクロする名曲の数々について起用秘話を明かした。11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になった彼女の視点で綴る本作。多くを語らず、ミニマリスティックな演出で観る者に深い余韻をもたらす本作は、誰しもの心の片隅に存在する大切なひととの大切な記憶を揺り起こす。陽光注ぐ海辺、アフターサン(日焼け後)クリームの香り、大きな波音、そしていまも残る父・カラムの手の感覚…。脚本を書いていた数年間、イメージした音楽のプレイリストを作り、曲を聴いてはその場所や瞬間にふさわしいと感じてどんどん楽曲が増えていったというウェルズ監督。そのうちの何曲かは実際に劇中で使用されている。シャーロット・ウェルズ監督「私が初めてカセットやCDを買ったのは1997年か1998年頃だったから、サウンドトラックに使う曲はその年代で区切りました。『R.E.M.』や『ブラー』は父の影響です。ジャンルをミックスし、80年代かそれより古い曲も取り入れて、もう少し“クール”でインディっぽいものにしようとも考えましたが、場所とキャラクターに忠実でありたかったし、その直感のおかげで、ジャンルは様々でもまとまったサウンドトラックに仕上がったと思っています」と、自身の自叙伝的な本作ならではの選曲であったことを明かす。最も印象的な楽曲の1つは「クイーン」&デヴィッド・ボウイの「アンダー・プレッシャー」だ。「あの選曲は本当に予想外でした。編集時にひらめいたんです」と当初は使用予定がなかったという。「フレディ・マーキュリーとデヴィッド・ボウイの歌声が素晴らしく、これまでもインスピレーションが欲しい時に聴いていました。だから今回も編集のときに聴いていたんですが、効果はてき面でした」と当時をふり返る。しかし、はじめは、「これだけ静かな作品なので、どうしても曲の歌詞に意識が向いてしまうのでないかと懸念していました」というが、仮で音源を入れて編集を進めているうちに徐々に“この楽曲しかない”という思いが強くなっていったのだという。結果的に、登場人物の語られない心の内と歌詞が共鳴することになり、最も重要な役割を果たす1曲に。監督自身が“あの曲でなければ成立しなかった”と思える納得の選曲となったという。『aftersun/アフターサン』は5月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:aftersun/アフターサン 2023年5月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022
2023年05月24日6月9日(金) より公開される映画『リトル・マーメイド』より、「アンダー・ザ・シー」のプレミアム吹替版ミュージッククリップが公開された。本作は、『美女と野獣』『アラジン』の名作誕生へと続くきっかけになったアニメ『リトル・マーメイド』の実写映画化作品で、海の王国に暮らすマーメイドの王女・アリエルが主人公のミュージカルファンタジー。主人公アリエルを演じるのは新人女優のハリー・ベイリー。日本語吹替キャストはミュージカル界期待の新星・豊原江理佳が担当する。「アンダー・ザ・シー」は、人間の世界に飛び出したいと願うアリエルに向けて作られたナンバーで、ハワード・アシュマン(作詞)とアラン・メンケン(作曲)が製作。第62回アカデミー賞では歌曲賞を、第33回グラミー賞では最優秀楽曲賞を受賞した。劇中で本楽曲を歌うのは、アリエルの父である“海の王”トリトンの執事長であるカニのセバスチャン。真面目で責任感が強い為に自由奔放なアリエルに振り回されるセバスチャン役を悲哀たっぷりに演じるのは、人気声優でラッパーや俳優としても活躍する木村昴。ラップ調の楽曲で高いスキルが求められる「アンダー・ザ・シー」を本クリップで見事に披露した。映像は、ピンクのクラゲがアリエルを囲む幻想的なシーンから入り、カラフルな深海魚たちと戯れるアリエルに向かって海藻の中からカニのセバスチャンが登場。陸で出会った王子に恋をして「海から出たい」と願うアリエルに対し、「まわりを見てご覧 この海の底 なんて素敵な世界だ これ以上なにを望む?」と何とか引き留めようとセバスチャンが奮闘する。歌に合わせるように色彩鮮やかな海の底の仲間たちが次々と現れる世界は美しく、アリエルを囲む海の世界は最高だ!と伝えるセバスチャンの歌は、観る者もワクワクするシーンになっている。また、アニメーション版では歌わなかったアリエルもコーラスで参加し、吹替版でアリエル役を演じた豊原の声が陽気なカリブ音楽に華を添えている。歌自体は同じでも、編曲、アレンジを少し新しくしているという本楽曲。木村も「自分なりに解釈して、よく知っている“アンダー・ザ・シー”ながらも、新鮮さを出せたらと意識して歌わせていただきました。聴いていただければ海の中の素晴らしさがみなさまにも伝わるかと思います!」とコメントをしている。なお、実写版『リトル・マーメイド』では、「アンダー・ザ・シー」や人間の世界にあこがれる人魚アリエルがその切ない想いを込めて歌った曲「パート・オブ・ユア・ワールド」のほか、作曲家アラン・メンケンと、リン=マニュエル・ミランダの豪華コラボレーションによる今作オリジナルの新曲が3曲あることも発表されている。「アンダー・ザ・シー」ミュージッククリップ(吹替版)<作品情報>『リトル・マーメイド』『リトル・マーメイド』本ポスタービジュアル6月9日(金) 全国公開公式サイト: 2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年05月23日創立100周年のディズニーが贈る話題作『リトル・マーメイド』よりミュージッククリップが到着した。先日、海を意識したブルーカーペットと美しい世界観が注目を浴びたワールドプレミアが開催され世界に初お披露目された本作。公開へ向けてますます注目を集めている。この度解禁されたのは「アンダー・ザ・シー」のミュージッククリップのプレミアム吹替版。美しい歌声を持ち、人間の世界に憧れている人魚アリエルは掟によって禁じられているにもかかわらず、人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。人間の世界に飛び出したいと願うアリエルに向けて作られたこの曲は、ディズニー・アニメーション映画のゴールデンコンビ、ハワード・アシュマン(作詞)とアラン・メンケン(作曲)が制作。第62回アカデミー賞で歌曲賞を、第33回グラミー賞で最優秀楽曲賞を受賞した珠玉のナンバーだ。劇中で歌うのはアリエルの父である“海の王”トリトンの執事長であるカニのセバスチャン。真面目で責任感が強いために自由奔放なアリエルに振り回されるセバスチャン役を悲哀たっぷりに演じたのは、人気声優でありながら、ラッパーや俳優など幅広く活躍する木村昴。ラップ調の楽曲で高いスキルが求められるこの難しいナンバーを本クリップで見事に披露した。映像は海底とは思えない明るいシーンから始まる。ピンクのクラゲがアリエルを囲む幻想的なシーンから入り、カラフルな深海魚たちと戯れるアリエルに向かって海藻の中からカニのセバスチャンが登場。陸で出会った王子に恋をして「海から出たい」と願うアリエルに対し、「まわりを見てご覧 この海の底 なんて素敵な世界だ これ以上なにを望む?」何とか引き留めようとセバスチャンが奮闘する。歌に合わせるように色彩鮮やかな海の底の仲間達が次々と現れる世界は美しく、アリエルを囲む海の世界は最高だ!と伝えるセバスチャンの歌は観る者もワクワクするシーンになっている。アニメーション版では歌わなかったアリエルもコーラスで参加し、吹替版でアリエル役を演じた豊原江理佳の声が陽気なカリブ音楽に華を添えている。歌自体は同じでも、編曲、アレンジを少し新しくしているという本曲。木村さんも「自分なりに解釈して、よく知っている“アンダー・ザ・シー”ながらも、新鮮さを出せたらと意識して歌わせていただきました。聴いていただければ海の中の素晴らしさがみなさまにも伝わるかと思います!」とコメントをしているように、プレミアム吹替版ならではの映像と歌を堪能することができる。また、本作では、今回先駆けて解禁された「アンダー・ザ・シー」や、美しい歌声を持ち人間の世界にあこがれる人魚アリエルがその切ない想いを込めて歌った曲「パート・オブ・ユア・ワールド」という既出の楽曲に加えて、作曲家アラン・メンケンと、リン=マニュエル・ミランダの豪華コラボレーションにより、今作オリジナルの新曲が3曲あることも発表されている。確かな実力を誇る吹替版キャストのメンバーたちがどう歌うのか、字幕版と合わせてプレミアム吹替版にも期待が高まる。『リトル・マーメイド』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・マーメイド(2022) 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年05月23日5月20日夜(現地時間)、カンヌ国際映画祭でマーティン・スコセッシ監督最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が初上映された。上映後は観客からスコセッシ監督、主演のレオナルド・ディカプリオ、リリー・グラッドストーンらに9分の拍手喝采が送られた。同作の上映時点では、今年のカンヌ国際映画祭で最長のスタンディングオベーションだった。原作はデヴィッド・グランのノンフィクション作品「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」で、舞台は1920年代のアメリカ・オクラホマ州。先住民オセージ族の保留地で石油資源が発見された後、連続殺人事件が起き、のちのFBIとなる組織が調査に乗り出すという物語。キャストはディカプリオ、リリーのほか、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、ブレンダン・フレイザーらが出演している。スコセッシ監督は拍手が鳴りやまない中、マイクを持って「オセージ族のみなさん、ありがとう。みんながこの映画を通じてつながりました。古くからの友人であるボブ(デ・ニーロ)に、レオ、ジェシー、リリー。オクラホマ州で数年前に撮影しました。時間はかかったけれど、Appleのおかげでここまで来られました」「素晴らしい経験になりました」とあいさつした。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は10月6日(金)より公開。劇場公開後、Apple TV+にて全世界配信。(賀来比呂美)
2023年05月22日Apple Studiosによる『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』より予告編が解禁。本作は10月6日(金)に劇場公開された後、Apple TV+にて配信される。20世紀初頭、アメリカ先住民のオーセージ族は石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にする。その財産にすぐに目をつけたのが、すでに入り込んでいた白人たち。彼らはオーセージ族を巧みに操り、脅し、奪える限りの財産を強奪し、やがて殺人にまで手を染めていく…。原作は、実話を基にしたデイヴィッド・グランのベストセラー。アーネスト・バークハートとモーリー・カイルの間の思いもよらないロマンスを通して描かれる、真実の愛と残酷な裏切りが交錯する西部劇でありサスペンス大作だ。監督はマーティン・スコセッシ、アーネスト・バークハート役にレオナルド・ディカプリオ、モーリー・カイル役はリリー・グラッドストーンが務める。さらにロバート・デ・ニーロとジェシー・プレモンスが共演。マーティン・スコセッシはエリック・ロスとともに脚本も手掛ける。プロデューサーはマーティン・スコセッシ、ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマス、ダニエル・ルピが名を連ね、エグゼクティブプロデューサーはレオナルド・ディカプリオ、リック・ヨーン、アダム・ソマー、マリアン・バウアー、リサ・フレチェット、ジョン・アトウッド、シェイ・カマーとニールス・ジュールが務める。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は10月6日(金)より公開。劇場公開後、Apple TV+にて全世界配信。(text:cinemacafe.net)
2023年05月19日ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下:USJ)のライドアトラクション「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」が、2024年1月22日(月)を最終日に運営を終了する。「スパイダーマン・ザ・ライド」2024年で終了へ2004年に誕生した「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」は、100種以上もの特殊効果がシンクロする演出を楽しみながら、スパイダーマンとともにニューヨークの街を駆け抜けるライドアトラクション。リニュアールなどを経てのべ1億人以上が体験した代名詞的アトラクションのひとつが、20年の歴史に幕を下ろす。フィナーレを飾るラストイベント2023年7月4日(火)から運営終了日となる2024年1月22日(月)までの期間は、その歴史に感謝を込めたファイナル・キャンペーンを実施。キャンペーン限定デザインとなる記念ステッカーの配布や、「スパイダーマン・ザ・ライド」の名シーンなどがデザインされた新作グッズ、最後の冒険をスムーズかつ確実に楽しめるエクスプレス・パスの販売などが行われる。詳細USJ「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」最終運営日:2024年1月22日(月)場所:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府大阪市此花区桜島2丁目1−33)<「スパイダーマン・ザ・ライド」ファイナル・キャンペーン>■記念ステッカー配布場所:近くのクルーまで※配布期間に関しては公式WEBサイト、SNSなどで順次告知。※ステッカーは配布予定枚数に達し次第、終了となる。■エクスプレス・パス販売開始:2023年5月16日(火)券種・価格:①ユニバーサル・エクスプレス・パス 7 「プラス1ライド・スパイダーマン&バックドロップ」12,300円〜②ユニバーサル・エクスプレス・パス 4 「プラス1ライド・スパイダーマン&ミニオン・ハチャメチャ・ライド」9,800円〜③ユニバーサル・エクスプレス・パス 1 「スパイダーマン&オリジナルアイテム」4,500円〜※入場日によって価格が異なる。※販売場所や購入方法などの詳細は公式WEBサイトより。© 2023 MARVELWIZARDING WORLD and all related trademarks, characters, names, and indicia are © & ™ Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights © JKR. (s23)Minions and all related elements and indicia TM & © 2023 Universal Studios. All rights reserved.© NintendoTM & © Universal Studios & Amblin EntertainmentT2®-3D © Studiocanal S.A.S.Universal Studios Japan TM & © Universal Studios. All rights reserved.
2023年05月19日映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のサウンドトラックに収録されているUKのグループ、フローレンス・アンド・ザ・マシーンによる「Dog Days Are Over」が話題を集めている。「Dog Days Are Over」は、フローレンス・アンド・ザ・マシーンのデビューアルバム『ラングス』の先行シングルとして2008年に発売された楽曲。「Dog Days(冴えない時期)はもう終わり。馬が駆けてくる音が聞こえるでしょう?」というポジティブな歌詞が印象的で、発売当時には全英チャート23位、全米チャート21位を記録している。映画が公開されると再生数が急上昇し、SpotifyのGlobalチャートに初めてチャートインして圏外から142位に上昇中。日本を含めた世界23カ国のSpotifyバイラルチャートにも登場している。さらに流れている楽曲をスマホで検索できるアプリ、ShazamのGlobalチャートでは7位を記録。日本では映画公開の前週と比較して再生数が618%と急上昇をみせている。また、バンドのヴォーカル、フローレンス・ウェルチが「Dog Days Are Over」が流れる映画のシーンを見て号泣する動画を5月9日(火) に自身のTikTokで公開すると、瞬く間に話題となり5月16日(火) までに610万再生を記録。この動画の説明文には「この映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は感動しっぱなしだったんだけど、“Dog Days (Are Over)”が流れた時はもう本当に嬉しくて号泣しちゃった。この瞬間にたくさんの愛を送ってくれてありがとう。私の中のスーパーヒーローに夢中な小さな女の子は、これが現実に起こったなんて信じられないみたい」と彼女の心境が綴られている。<リリース情報>ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 オーサム・ミックス Vol. 3(オリジナル・サウンドトラック)発売中『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 オーサム・ミックス Vol. 3(オリジナル・サウンドトラック)』ジャケット (C)2023 MARVEL詳細はこちら:
2023年05月17日「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の人気アトラクション「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」が、20年の歴史に幕を下ろすことが決定。2024年1月22日(月)を最終日として運営を終了する。「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」は、史上初、7年連続世界No.1ライドを受賞(※アメリカのアミューズメントトゥデイ紙 最優秀屋内ライド ゴールデンチケット賞を、史上初めて7年連続No.1受賞)したアトラクションで、超高精細な4K3D映像とライドモーション、100種以上もの特殊効果が完全にシンクロするライドアトラクション。想像を超える臨場感に没入しながら、スパイダーマンと共にN.Y.の街を駆け抜けるスリリングな冒険ができる超興奮アトラクションとして、国内外で絶大な人気を博している。そして感謝を込めて、7月4日(火)~運営終了日の間、「スパイダーマン・ザ・ライド」ファイナル・キャンペーンを実施することが決定。記念ステッカーや、期間限定グッズ、スムーズにかつ確実に楽しめるエクスプレス・パスなどが登場する。(cinemacafe.net)
2023年05月16日今年2月、ワーナー・ブラザースがニュー・ライン・シネマと共に新たな『ロード・オブ・ザ・リング』の映画を製作すると発表した。舞台はJ・R・R・トールキンの原作小説「指輪物語」の中の「第三紀」で、ゴラムが登場する時代だという。新たな映画には、オリジナル版『ロード・オブ・ザ・リング』三部作を手掛けたピーター・ジャクソン監督と脚本家チームが現在契約交渉中だ。同三部作や『ホビット 思いがけない冒険』でゴラム役を演じたアンディ・サーキスの出演の可能性はあるのだろうか。アンディ自身は前向きのようだ。「The Hollywood Reporter」とのインタビューで、「私は彼らのことが大好きです。私にとって第二の家族のような人たちです。何年も一緒に映画を作ってきましたから。彼らの感性と撮影ショットも大好き。次元の違う映画製作です。没頭ぶりがすごいんです」とジャクソン監督&チームを称賛。「もし(一緒に仕事ができる)機会があれば、『イエス』ですね。素晴らしいことですよ」と語っている。アンディはゴラムのほか、『キング・コング』のキング・コング、『GODZILLA ゴジラ』のゴジラ、『猿の惑星:創世記』『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』のシーザーなどをモーションアクターとして演じていることで有名。(賀来比呂美)■関連作品:ロード・オブ・ザ・リング 2022年9月16日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.
2023年05月16日戦争に翻弄される、ウクライナ、ユダヤ、ポーランドの3家族を描く『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』よりシーン写真が解禁された。ウクライナの民謡を基に生まれた楽曲<キャロル・オブ・ザベル>の歌に支えられ、戦時下でもひたむきに生き続けた家族の姿を描き出した本作。この度、解禁となったのはシーン写真10点。訪問者の度に怯えながら玄関のドアを開く姿や、政府に連行されることが決まったユダヤ人家族が、なんとかして子どもだけ残そうと静かに別れを交わし<2度と戻れない旅>に向かう姿のほか、ウクライナ、ユダヤ、ポーランド、それぞれ国は違っても、戦火のもと、ともに身を寄せ合いながら過ごす子ども達の様子などがとらえらている。いずれも身勝手な国の事情に翻弄され生活を奪われながら、それでもなんとか生き抜こうとする<普通の人たち>の姿を切り取っている。ロシアによるウクライナへの侵攻が始まったのは2022年2月24日。ウクライナは抵抗を続けているが、この戦争は現在も世界中に多大な影響を与え続けている。本作が作られたのは2021年だが、本作で描かれる戦争の理不尽さは、この侵攻が始まることを予感していたかのようだ。『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』は7月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月13日ナショナル・シアター・ライブ『ライフ・オブ・パイ』の特別映像が公開された。ナショナル・シアター・ライブは、英国で上演された話題の舞台を映画館で観ることができる上映イベント。『ライフ・オブ・パイ』は、ヤン・マーテルのベストセラー小説をもとに、人形劇とマジック、そしてストーリーテリングが絶妙な融合を遂げオリヴィエ賞を受賞した話題の舞台だ。このたび公開されたのは、パペット工房への潜入映像と主演ハイラム・アベセカラがトラとの出会いを語る映像、そして本編から嵐で船が沈没するシーンなどの字幕付き特別映像。なお『ライフ・オブ・パイ』は、5月26日(金) よりTOHOシネマズ 日本橋ほかで公開となる。『ライフ・オブ・パイ』驚愕の舞台をクリエイトしたパペット工房に潜入『ライフ・オブ・パイ』パイ役ハイラム・アベセカラ、トラに出会う!『ライフ・オブ・パイ』嵐にのみ込まれる少年パイ(本編からの抜粋シーン)『ライフ・オブ・パイ』劇場予告編<作品情報>ナショナル・シアター・ライブ『ライフ・オブ・パイ』5月26日(金) TOHOシネマズ 日本橋ほかで公開作:ヤン・マーテル脚色:ロリータ・チャクラバーティ演出マックス・ウェブスターキャスト:ハイラム・アベセカラ、ミナ・アンウォー、ラジ・ガタク、ニコラス・カーン映画公式サイト:
2023年05月11日デヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』より予告編が解禁された。本作は、鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が製作に20年以上を費やし、「人類の進化についての黙想」をテーマに描く最新作。主演にヴィゴ・モーテンセン、共演にレア・セドゥ、クリステン・スチュワートと豪華キャストで、近未来の人類による過激なアート・パフォーマンスを映し出していく。この度解禁された予告編では、ヴィゴ・モーテンセン演じるソールの衝撃的なパフォーマンスの様子を中心に映し出したもの。“加速進化症候群”のソールは体内で新たな臓器が生み出される。パートナーのカプリースとともに臓器にタトゥーを施し摘出するショーを披露し、世間で注目の的となっていた。人類が人工的な環境に適応するように進化し続けたそう遠くない未来。進化の先にあるものとは果たして何なのか…?映像ではソールが特殊な装置に横たわり、体にメスが入れられる過激な姿や、妖艶なカプリース(レア・セドゥ)やティムリン(クリステン・スチュワート)、そして全身に耳のあるダンサーが踊る姿が鮮烈な映像で描かれ、まさに鬼才クローネンバーグ監督の真骨頂とも言える唯一無二の世界観をうかがわせる予告編となっている。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は8月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月09日世界的ヒットとなった「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」のイベントがLAで開催され、キャスト、スタッフが登壇。新シーズンの内容についてのヒントも明かされた。現在イギリスでシーズン2を製作中の本作。その合間を縫って、イベントには、モーフィッド・クラーク(ガラドリエル役)、イスマエル・クルス・コルドヴァ(アロンディル役)、ソフィア・ノンヴィート(ディーサ役)、オウェイン・アーサー(ドゥリン四世役)、ピーター・マラン(ドゥリン三世役)がイベントに登壇した。キャストだけでなく、ラムジー・エイヴリー(プロダクション・デザイナー)、ケイト・ホーリー(衣装デザイナー)、ロン・エイムズ(プロデューサー/VFXプロデューサー)、ベアー・マクリアリー(作曲)、といった各部門のヘッドと、製作総指揮/監督のJ.A.バヨナも参加した豪華パネルディスカッションとなった。この中で、モーフィッド・クラークが、「シーズン2で彼女が演じるガラドリエルが、前シーズンで鋳造されたエルフの指輪の一つを身につける」こと、そして待望の新シーズンではさらに指輪が作られることをサプライズ発表し、ファンに今後の展開のヒントを明かした。「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン1は、Prime Videoにて独占配信中(全8話)。シーズン2は、Prime Videoにて独占配信予定。(text:cinemacafe.net)
2023年05月09日5月5日から7日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』だった。4週間首位をキープしてきた『ザ・スーパーマリオブラザース・ムービー』は、2位に転落。それでも『マリオ』の北米興収総額は5億ドルを超え、堅調だ。3位は公開3週目のホラー映画『Evil Dead Rise』。4位は『Are You There, God? It’s Me, Margaret』、5位は新作『Love Again』だった。次の週末は、『また、あなたとブッククラブで』の続編『Book Club: The Next Chapter』が公開される。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』公開中(C)Marvel Studios 2023文=猿渡由紀
2023年05月08日映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』が2023年8月18日(金)より全国公開される。監督は、デヴィッド・クローネンバーグ。舞台は進化し続けた人類が生きる“近未来”製作に20年以上を費やしたという映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』のテーマは、“人類の進化についての黙想”。劇中では、人工的な環境に適応するよう進化し続けた人類が生きる“近未来”を舞台にした物語が描かれる。その世界では、生物学的構造の変容し、痛みの感覚も無いのだという。主演はヴィゴ・モーテンセンソール…ヴィゴ・モーテンセン“加速進化症候群”のアーティスト。自身のカラダから臓器を摘出するショーを披露している。政府が設立した人類の誤った進化と暴走を監視するための機関“臓器登録所”に強い関心を持っている。カプリース…レア・セドゥソールのパートナー。ショーでは、ソールが体内に生み出す新たな臓器にタトゥーを施し、摘出する係を担当している。これにより世間の注目の的になっていた。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』では、体にメスが入れる過激な姿などが物議を醸し出しそう。ティムリン…クリステン・スチュワート二人を監視する政府機関。政府は人類の進化を監視するため“臓器登録所”を設立した。主演を務めるのは、第91回アカデミー賞作品賞『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン。主人公のパートナー役は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥが演じる。デヴィッド・クローネンバーグ監督の問題作映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は、『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など数々の受賞歴と共に物議を醸してきた映画作家デヴィッド・クローネンバーグが監督・脚本を務めた作品。第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、退出者が続出した賛否両論の問題作だ。映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』あらすじ舞台は、生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた人類が暮らす近未来。アーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器に、カプリースがタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほど⼈気を呼んでいた。そんなある日、彼のもとに、生前、プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる……。カラダから⽣み出されるのは、希望か︖ 罪か︖【作品詳細】映画『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』公開日:2023年8月18日(金)監督:デヴィッド・クローネンバーグ脚本:デヴィッド・クローネンバーグ出演:ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワート原題:Crimes of the Future配給:クロックワークス/STAR CHANNEL MOVIES
2023年04月27日鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』(原題:Crimes of the Future)が8月18日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。そう遠くない未来。人工的な環境に適応するよう進化し続けた人類は、生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた。“加速進化症候群”のアーティスト・ソールが体内に生み出す新たな臓器に、パートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出するショーは、チケットが完売するほど人気を呼んでいた。しかし政府は、人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立。特にソールには強い関心を持っていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる…。『クラッシュ』『イグジステンズ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』など、数々の受賞歴とともに物議をかもしてきた映画作家デヴィッド・クローネンバーグ。製作に20年以上を費やした最新作のテー マは「人類の進化についての黙想」。本作も第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、退出者が続出するなど、賛否両論が渦巻いた問題作だ。ヴィゴ・モーテンセン (C) Getty Images主演は『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン。自身のカラダから臓器を生み出すアーティスト・ソールを演じ、パートナーのカプリースは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥ、2人を監視する政府機関のティムリンに『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートという豪華キャストが揃った。この度解禁となったポスタービジュアルは、ヴィゴ・モーテンセン演じるソールの姿を印象的に切りとったもの。特殊装置・ブレックファーストチェアに身を委ね、食事を取る姿から、近未来の生活を垣間見ることができる。また、〈未体験のアートパフォーマンスへようこそ〉とのコピーが添えられているが、“加速進化症候群”の芸術家ソールが披露するなショーとはどのようなものなのか…。鬼才監督・クローネンバーグが創造する世界への期待が高まるポスターとなっている。『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』は8月18日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月24日戦争に翻弄されたウクライナの人々を描く『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)』より予告映像とシーン写真4点が解禁された。1939年1月、ポーランドのスタニスワヴフ(現ウクライナ、イバノフランコフスク)を舞台に、戦争によって過酷な運命にさらされる人々を描く本作。解禁された予告編では、ユダヤ人が住む母屋に、ウクライナ人とポーランド人の家族が店子として共に暮らす様子を捉えたシーンから始まる。民族は違っても、音楽家の両親の影響を受け、歌が得意なウクライナ人の娘ヤロスラワが歌う、ウクライナの民謡「シェドリック」=「キャロル・オブ・ザ・ベル」を通し、交流を深める3家族。しかし間もなく第2次大戦が開戦。スタニスワヴフは、ナチス・ドイツによる侵攻とソ連によって占領され、ポーランド人とユダヤ人の両親たちも迫害によって連行、娘たちだけがスタニスワヴフの家に残されることになってしまう。ウクライナ人の母であり歌の先生でもあるソフィアは、残されたユダヤ人の娘ディナ、ポーランド人の娘テレサの3人の娘たちを自分の娘と分け隔てなく、守り通して生き抜くことを誓うが…。ソ連が撤退した後は、ナチスドイツに占領される過酷な運命を辿るスタニスワヴフ。だが「大きな舞台で“鐘のキャロル”を歌うの。みんなにいいことが起きる歌だから」と、歌うことで皆に幸せが訪れると信じ、歌い続けることを願う少女の姿、そして美しい歌声に胸打たれる予告編となっている。併せてシーン写真も解禁。3家族が民族を超えて一つの食卓を囲む姿のほか、「キャロル・オブ・ザ・ベル」を歌い、皆に幸せを届けようとするウクライナ人の少女・ヤロスラワ、迫害を受けた両親から残された娘たちを守り抜くため、兵士からの尋問から逃れ、そして寄り添うウクライナ人の母ソフィアの姿が切り取られている。『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)』は7月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月14日ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』の公開ゲネプロが11日に東京・日生劇場で行われ、坂本昌行、花乃まりあ、小田井涼平、六角精児、森公美子、剣幸が取材に応じた。同作は作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルで、2022年にヒュー・ジャックマン主演によってリバイバル上演され、話題を呼んでいる。アイオワ州にある田舎町リヴァーシティに、音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒル(坂本)がやってくるが、彼は実は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師。ヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い、徐々に惹かれていく。ほか藤岡正明(※休演中のためゲネプロにはスウィングの高木裕和が登場)、山崎大輝、水嶋凜らが出演する。主演の坂本は「この作品は『ウエスト・サイド・ストーリー 』とほぼ同時にできたけど、『ウエスト・サイド・ストーリー』を抑えてトニー賞を獲ったと。初めて作品に触れた時に『なるほどな』と感じましたし、観に来てくださったお客さまにも『なるほど、素晴らしい作品なんだ』と感じ取っていただけたらと思います」と意気込む。稽古については、坂本が「音楽に乗せられて純粋に楽しんでますし、子役の子たちがめちゃくちゃたのしそうにやってるんですよ。稽古ってそんなに楽しいかな? と思うくらいやってるので、お子さんに引っ張られて楽しくやらせてもらいましたね」と和気藹々とした様子。座長ぶりについて聞かれると、森は「すばらしいですよね、本当に」と絶賛し、六角は「何かコミュニケーションを発してる人じゃないんですよ。ただ黙々とお芝居の稽古をなさってて、その稽古に我々もついていけるなという感じがして、無言の統率力を感じました」と表す。花乃も「背中で引っ張ってくださる。拝見してても、技術的なことはもちろん、ダンスでもちょっと回った後の余韻とか、ジャケット羽織る仕草とか、ご本人にもお伝えしたんですけどお衣装の着こなしとか、そういったところに人生の年輪、大人の男性の魅力が詰まってて素敵だなと思っています」と称え、坂本は「ありがとうございます」と神妙な顔で応えていた。初ミュージカルの小田井は「初めてなので、逆にこれをやらなきゃあれをやらなきゃというよりは目に飛び込んでくるもの耳に聞こえるものを楽しもうという感じでやっていて、坂本さんが座長で恵まれてるなと思ってます」と語る。「こないだまでWBCやってたじゃないですか。大谷(翔平)選手とかダルビッシュ(有)選手を見てる感じで見てますから」と喩えた。共演者陣から褒められた坂本は「どの作品もそうなんですけど、座長という意識があんまりなくて、ただセリフの量や出番が多いだけで、板の上に立つ人はみんな主役だと思ってます。たまたまやることが多くて自主稽古をやってるのを、皆さんが見て『ストイックだな』とか思ってくださるんですけど、ただの心配性で、僕的には座長という仕事は一切やってない。それをしっかり支えてくださる皆さんがいらっしゃるからそうなってる」と感謝する。森が「うそうそ、ちゃんとやってます、差し入れがいっぱい入ったりとか」とツッコむと、坂本は「そういうこと!?」と驚きつつ、「みなさん差し入れしてくださって、子供たちが喜んじゃってバクバク食べてたんですけど、制限がかかって。お菓子だったりするからね」とかわいらしいエピソードも。小田井は「保護者の方から『家に帰ってご飯を食べたくなるので』って。まさかですよ」と苦笑していた。会見では詐欺師という役どころに絡め「騙すのがうまそうな人は?」という質問も。「せーの」で思う相手を指差すと、六角に集中する。一方、六角は坂本を指し「表情から真意を見出すことが非常に難しいんですよ。とっても優しい人なんですけど、そんなに表情に出す形の人じゃないんですね。付き合った時に、もしかしたら真実と虚実がないまぜになってる感じでもわかりづらいんじゃないか。そこがいいところでもあるんですけどね」と分析する。逆に坂本は「六角さんは一つのものに対して、答えが何十通りもあるような感覚があるんですよね。一瞬セリフが飛んだとしても、何かしら言葉を出す。どんな状況でも適当なことを言って何か言葉を出すんじゃないかな。その場を凌ぐみたいな。そう考えると、1番騙す人なんじゃないかなと」と想像。森が「たしかに、私2回目の夫婦(役)ですけどそれあります」と納得すると、六角は「いい夫婦になってると思いますよ」と訴えていた。東京公演は日生劇場にて2023年4月11日~5月1日、愛知公演は御園座にて5月6日~7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月13日~15日、静岡公演は静岡市清水文化会館マリナートにて5月20日~21日、福岡公演は博多座にて5月26日~28日。
2023年04月12日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが迎えるラストバトルをより豪華に堪能できる“全11バージョン”で上映されることが決定。ラージフォーマット版ポスタービジュアルも到着した。本作を余すことなく堪能できる全11タイプの上映形式は、2D(字幕・吹替)/IMAX(3D字幕)/ドルビーシネマ(3D字幕)/ドルビーアトモス(2D字幕)/4DX(3D吹替)/MX4D(3D吹替)/スクリーンX(字幕・吹替)/4DXスクリーン(字幕・吹替)。最後にして最大級レベルで描かれた大迫力のアクション、ガーディアンズらしい溢れ出るユーモアを、より充実して楽しむことができる。また、耳でも楽しめるのが『ガーディアンズ』シリーズ。本作の全17曲に及ぶトラックリストも先日解禁されたが、物語を彩るのに欠せないオーサム(最高な)ミックスを、より豪華に耳に刻むことができる。そして今回公開されたラージフォーマット版のポスターは、IMAXと4DX版ではガーディアンズメンバーが銀河を救っていく中で築いてきた、“家族を超える絆”、誰一人とも欠けてはならないチームとしての完成形が感じられる。しかし、本作ではロケットに命の危機が迫ることに。一方、ドルビーのポスターでは、まるで走馬灯を見ているかのように、大好きな仲間を瞳に浮かべ、涙を流すロケットの姿が。改造手術によっていまの姿になった“ロケットの過去”が描かれた、スクリーンXのポスターもお披露目された。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2023
2023年04月11日ウクライナの民謡をもとに生まれたクリスマスソング<キャロル・オブ・ザ・ベル>の歌に支えられ、ひたむきに生きる戦時下の家族の姿を描き出した『Carol of the Bells』が邦題『キャロル・オブ・ザ・ベル家族の絆を奏でる詩(うた)』として公開決定。ポスタービジュアルが解禁された。1939年1月、ポーランドのスタニスワヴフ(現ウクライナ、イバノフランコフスク)にあるユダヤ人が住む母屋に、店子としてウクライナ人とポーランド人の家族が引越ししてくる。ウクライナ人の娘ヤロスラワは音楽家の両親の影響を受け歌が得意で、特にウクライナの民謡「シェドリック」=「キャロル・オブ・ザ・ベル」は、歌うと幸せが訪れると信じ、大事な場面で都度その歌を披露する愛らしい女の子だった。しかし、間も無く第2次大戦が開戦、スタニスワヴフはナチス・ドイツによる侵攻とソ連によって占領、ポーランド人とユダヤ人の両親たちも迫害によって連行され、娘たちだけがスタニスワヴフの家に残されることになってしまう。残されたユダヤ人の娘ディナ、ポーランド人の娘テレサの3人の娘たちを分け隔てなく、必死に守り通して生きていくウクライナ人の母であり歌の先生でもあるソフィア。だがその後、さらに戦況は悪化、ナチスによる粛清によってウクライナ人である自身の夫も処刑されてしまい、自分の娘、ポーランド人の娘、ユダヤ人の娘に加えて「この子には罪はない」とナチス・ドイツの息子も匿うことになるが――。この度解禁されるポスタービジュアルは、「なにがあっても、生きる」というコピーが添えられた、ウクライナ、ポーランド、ユダヤの3家族がともに食卓を囲んでいるもの。人種、国、文化、それぞれ違いは関係なく、人として助け合いながら清廉に強く生きようとする、その想いを象徴するものとなっている。ウクライナ在住監督「女性や子供は常に戦争の人質」2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まって1年あまり。ウクライナは抵抗を続け、この戦争は現在も世界中に多大な影響を与え続けているが、本作をこの侵攻が始まることを予感していたかのように2021年に作り上げたのは、これまでドキュメンタリーを主戦場としてきたオレシア・モルグレッツ=イサイェンコ監督。現在もキーウに住み、子を持つ母親でもある監督は、「この映画は、ロシアによるウクライナの本格的な侵攻の前に制作されましたが、その時点でさえ私たちが住む国は戦争中の状況でした。老いも若きも、ウクライナに生きる人々の中に戦争や悲劇的な出来事を経験せずに生き延びている人は一人もいませんので、この映画に取り組むことは私にとって非常に重要でした」と言う。そして「今、この映画はさらに現代との関連性が高まっています。映画で描かれたように、実際の戦争において、女性や子供は常に戦争の人質です。妊娠中だった私の姉と姪は、占領地の地下室に28日間過ごすことを余儀なくされました。なので、私は私たちの映画が記憶から消し去られてはいけない過去を反映したものであり、そして未来はウクライナ人と世界にとってより良きものになるはずだと考えています」とその想いを語る。加えて「この映画はあらゆる国家における<文化と伝統>が人間性においてもっとも偉大な宝物であることを提示します。登場人物たちは、作中殆どの時間を外界から隔絶されていますが<音楽>が彼女らをその悲しみから守っているのです」とコメント。「ポーランド人、ユダヤ人、そしてウクライナ人の女性の声を代弁」「この映画は戦争こそ人類が発明した最悪のものであると人々に訴えかける重層的な物語です」と語るのはプロデューサーのアーテム・コリウバイエフ。「物語は女性たちと子供たちに焦点を当て、そして脚本のクセニア・ザスタフスカそしてオレシア・モルグレッツ=イサイェンコという女性映画人によって制作されました。彼らは20世紀にこの国が直面した最も暴力的で、残酷な人災であった戦火の真っただ中を生きたポーランド人、ユダヤ人、そしてウクライナ人の女性の声を代弁しています。古来より女性は家族的な伝統と国家の文化的価値観を子供たちに託す役目を担わされてきました。より良い未来を築くために、新しい世代は過去を記憶しなければなりません」。「この物語において過去と現在を結び付けているのは、今や世界で最もポピュラーなクリスマスソングの一つとなった“キャロル・オブ・ザ・ベル”の基になったウクライナの新年の歌<シェドリック>です」と語っている。『キャロル・オブ・ザ・ベル家族の絆を奏でる詩』は7月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月07日リリー・アレンが、トーク番組「The Jonathan Ross Show」に出演。2020年に結婚したデヴィッド・ハーバートとのなれそめを明かした。2人が出会ったのは、セレブ御用達のデートアプリ「Raya」。「デートアプリを使ってみたのは初めてだった。画面をスクロールして、デヴィッドのプロフィールにたどり着いた。それで、「Accept(受け入れる)」をタップして。彼のことは知らなかった。リアリティー番組にでも出演している警察官かと思った。警察官の制服を着ていたから」と話すリリー。デヴィッドがプロフィール写真に使用していたのは、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で演じている警察署長ジム・ホッパーのスチール写真だったというのだ。しかし、リリーは「ストレンジャー・シングスを観たことがなかった」ことから、デヴィッドのことを知らなかったそうだ。本気で恋人を探すというよりは、「休日のちょっとした楽しみ」のために「Raya」を使い始めたというリリーは、「彼に(実際に)会ってみて、深い関係になるとは思わなかった。彼は『ブラック・ウィドウ』の撮影でここ(イギリス)に来ていて、2、3か月しか滞在しない予定だったから。でもうまくいっちゃった」と語った。リリーは過去、アルコール&薬物依存症に苦しんだことを公にしているが、2019年7月にアルコール摂取したのを最後にこの4年間禁酒&クリーンな状態をキープできているという。「不思議な感じ。人生が一変した」「新しい夫と、アメリカで人生に向き合っている」と前向きだ。(賀来比呂美)
2023年03月31日日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾る『ザ・ミュージック・マン』。作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルの傑作が、主演に坂本昌行を迎え、装いも新たに4月11日から上演される。現在、稽古に励むヒロイン役の花乃まりあ、昨年末にムード歌謡コーラスグループ「純烈」を卒業し、本作でミュージカルに初挑戦する小田井涼平が取材に応じ、意気込みを語った。今までの経験が間違っていなかったんだと自信に1912年の夏、アイオワ州にある田舎町リヴァーシティを舞台に、この町で一儲けを企む“ミュージック・マン”こと詐欺師のハロルド・ヒル(坂本)が巻き起こす騒動によって、町の人々はもちろん、ハロルド自身も変化を遂げていく姿が描かれる。ブロードウェイのみならず、世界各国の演劇シーンで活躍するダニエル・ゴールドスタインが演出を担当する。元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後は幅広いジャンルで活躍する花乃が演じるのは、ハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー。海外の演出家とタッグを組むのは初めてで「まず1回褒めて、肯定してくださるので、今までの経験が間違っていなかったんだと自信につながっています。言葉の壁もあるので、ダニエルが思い描いていること、伝えようとしていることを繊細にキャッチできるかが課題になっている」と語る。物語の前半では、マリアンはハロルドの素性を怪しんでおり、「言い合う場面もあるんですけど、だからこそ惹かれ合う部分もあって。ダニエルは『人間はケンカしたら、もうその後にすることは、キスしかないから』って言っていますし(笑)」。ハロルドとの出会いをきっかけに、「つらい過去を抱えて、鎧を身にまとっているマリアンが解き放たれる」といい、その心情の変化を大切に演じたいと抱負を語った。一方、小田井は、ハロルドの古い仲間マーセラスを演じている。いわば“同業者”だが「ハロルドをサポートしていた時代は優秀だったんですけど、単独の詐欺師としては、だいぶ抜けていて(笑)。副委員長タイプで、お調子者なところは、素の自分に似ていますね。本来のキャラクター像は違うのかもしれませんけど(笑)、チャーミングさが伝われば」と早くも役柄を自分流につかんでいる様子だ。ミュージカルという新たな挑戦には「コロナ禍で味わえなかった『たくさんの人と、ものを作る』喜びと言いますか、やっと日常が戻ってきたという感覚が大きかったですね」と声を弾ませ、「グループ時代の座長公演は、客席に向けて作っていたので、ステージ上でお芝居を作るミュージカルはやはり違いますね。今回は演劇的な要素も強いので、自分にとって初めてのミュージカルが『ザ・ミュージック・マン』なのは、とてもありがたい」と話していた。劇中にはソロ歌唱シーンもあり「とはいえ、紅白に5回出場しているので」と胸を張り、「まあ、1回目の紅白は『シュワシュワ』しか言ってないですけど(笑)。今回のソロはお芝居にリンクしているので、音楽の流れに沿って、状況を伝えたり、僕らしさも乗っかればいいかなと思っています」と方向性にも迷いはない。「(坂本は)物語の中心にいながら、縦横無尽に駆けめぐっている」(小田井)主演を務める坂本について、花乃は「スーパースターです」と即答。「ハロルド役は、あらゆる面で大変だと思うんですけど、それを軽やかにこなしていらっしゃる印象で。お稽古場でも全然座らないですし、なんてストイックな方なんだと感銘を受けています」と尊敬の念。ふたりで披露するペアダンスは「坂本さんと手を組んだら、何もしなくても勝手に踊れちゃうんです。『私、どうしたらいいですか?』って聞くと、『何もしなくていいよ』って言ってくださる」といい、すでに確かな信頼関係が築かれている。小田井は「坂本さんとは同い年なんですけど、全然違いますよね」と苦笑い。「川をスイスイ泳ぐ魚のように、物語の中心にいながら、縦横無尽に駆けめぐっている」と驚きを示し、「大谷(翔平)選手やダルビッシュ(有)選手みたいに、具体的にあれこれは言わないけれど、背中を見せられたら『こっちも頑張らないとあかん』って勝手に思わされる。そういうカリスマ性があります」と、花乃同様に最敬礼だ。さらに「関係性が築けたかなと思った後で、坂本さんと花乃さんの稽古を見ていると、そっちの方が楽しそうだなって、ちょっと嫉妬するんです。何やろ、この気持ち、恋かなって(笑)」と複雑な胸中も明かしていた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー演出:ダニエル・ゴールドスタイン【出演】坂本昌行花乃まりあ/小田井涼平/藤岡正明/山崎大輝/水嶋凜/六角精児/森公美子/剣幸■アンサンブル今村洋一/植木達也/尾川詩帆/片岡栞/伽藍琳/後藤裕磨/今野晶乃/佐々木誠/管谷孝介/鈴木昌実/鈴木大菜/多岐川装子/常川藍里/富田明里/中村ひかり/新橋和/松谷嵐/門馬和樹/蘆川晶祥【東京公演】2023年4月11日(火)~5月1日(月)会場:日生劇場【愛知公演】2023年5月6日(土)・7日(日)会場:御園座【大阪公演】2023年5月13日(土)~15日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール【静岡公演】2023年5月20日(土)・21日(日)会場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール【福岡公演】2023年5月26日(金)~28日(日)会場:博多座【「ぴあ」アプリ限定 割引チケット販売中!】東京・日生劇場ぴあ半館貸切公演 詳細は こちら()
2023年03月24日A24製作・配給映画『ザ・ホエール』の主演ブレンダン・フレイザーが、緊急来日することが決定した。『ハムナプトラ』シリーズや『センター・オブ・ジ・アース』の主演を務めたブレンダンは、第79回ヴェネチア国際映画祭で、プレミア上映時より272キロの巨体の男チャーリーになり切り、圧巻の存在感を見せつけ、その演技に絶賛の声が寄せられた。ブロードキャスト映画批評家協会賞、全米俳優組合賞(SAG)、サテライト賞(ドラマ部門)にて主演男優賞を受賞し、ついに本年度アカデミー賞で主演男優賞を初受賞。そんなブレンダンが、見事アカデミー賞2部門(主演男優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞)に輝いた『ザ・ホエール』日本公開を祝して来日する。『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』でミシェル・ヨーと来日して以来、15年ぶりの来日となる今回。公開日に実施される初日舞台挨拶に登壇する。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年03月22日アン・ハサウェイとミカエラ・コール(『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』)が、A24×デヴィッド・ロウリー監督(『ピーター・パン&ウェンディ』)の最新作に主演することが明らかになった。タイトルは『Mother Mary(原題)』で、ジャンルは「壮大なポップ・メロドラマ」。架空のミュージシャン(アン)と、アイコニックなファッションデザイナー(ミカエラ)の関係について描くという。ミュージシャンが主人公となるだけに、使用する音楽にもこだわりが見られそうだ。ジャック・アントノフ、チャーリー・XCXがオリジナル曲を提供する。脚本はロウリー監督が執筆。ロウリー監督がA24とタッグを組むのは初めてではなく、『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』『グリーン・ナイト』でも監督・脚本・編集を務めている。今作では同2作の製作と担当したトビー・ハルブルックス、ジェームズ・M・ジョンストンらと共に製作陣にも名を連ねる。A24は世界配給を担当する。ミカエラは、自身のレイプ被害体験に基づき製作・主演・脚本を手掛けたドラマ「I May Destroy You(原題)」が高く評価され、2021年にエミー賞を受賞した。劇作家、詩人、作家、監督といったマルチな才能を持っている。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ワカンダの国王親衛隊「ドーラ・ミラージュ」の上級リーダー・アネカを演じた。(賀来比呂美)
2023年03月22日音楽制作者必携のバイブルの改訂版!株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)は、新刊「ミュージッククリエイターハンドブック 【2023年改訂版】 MIDI検定公式ガイド」を、2023年3月28日に発売いたします。ミュージッククリエイターハンドブック 【2023年改訂版】 MIDI検定公式ガイドこれまで数多くのミュージッククリエイターを支えてきた、音楽制作の総合ガイドが完全リニューアル!機材、技術などは最新のものに刷新。MIDI検定1級、2級、3級に対応したガイドブックとしても使える必携の一冊。CHAPTER1音楽の表現CHAPTER2音楽制作にまつわる機材の知識CHAPTER3MIDIについてCHAPTER4MIDIと音楽表現CHAPTER5デジタルオーディオの知識CHAPTER6電子楽器の知識CHAPTER7DAWによる音楽制作方法CHAPTER8音楽の活用CHAPTER9MIDI検定について商品詳細ミュージッククリエイターハンドブック 【2023年改訂版】MIDI検定公式ガイド定価:3,850円(10%税込)仕様:B5判縦/272ページ発売日:2023年3月28日ISBN:978-4-636-10616-9商品コード:GTB01100848 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月20日