奥行きを感じさせないオープンフォルムが魅力の、おしゃれな北欧風シェルフ。アンティークのようなビジュアルの二段シェルフですが、100均アイテムを組み合わせるだけで簡単につくることができるんです。ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに、つくり方を教えてもらいました。■ 材料はセリアの「木板」と「アイアンブラケット」だけオールドウッド風のヴィンテージ感ある棚板と、ブラックアイアンのクールな棚受け。ハードになりがちな組み合わせを、オープンなフォルムとサイドに広がる棚板で北欧家具風にアレンジしました。おしゃれで使い勝手もいい二段シェルフを、100均リメイクで簡単につくってみましょう。材料として使ったのは、セリアの「木板」と「アイアンブラケット」です。アイアンブラケットは大・小それぞれ2つずつ、木板は長さ45×幅9㎝のものを2枚用意しましょう。■ ネジ止めだけの簡単DIY!北欧風シェルフのつくりかた面倒な木材カットも一切不要!ネジ止めだけで誰でも簡単につくることができます。1.木板をペイントする2枚の木板を古材風にペイントします。今回は「オールドウッドワックス」という木部用ワックスを使ってペイントしてみました。伸びがいいやわらかな塗り心地なので、ワックスが初めてという初心者の方にもオススメです。今回は「チーク」と「ウォルナット」の2色を使って、オールドウッド感を表現してみました。このラフでヴィンテージな質感が、ワックスペイントの特徴です。2.木板にブラケットを取りつけるペイントした木板にアイアンブラケットを取りつけます。アイアンブラケット「小」は木板の表側に、「大」は木板の裏側にそれぞれ2本ずつ同じ位置にネジで固定します。取りつけ面がそれぞれ異なりますので、木板の表裏に注意して取りつけましょう。これがシェルフの棚板になります。3.壁に取りつけるブラケット「大」を取り付けた棚板を、写真のような向きで壁に取りつけます。壁に直接ネジで固定するので、失敗することがないようしっかり水平をとってから取りつけましょう。ブラケット「小」を取り付けた棚板を、ブラケットのラインがつながるように固定すれば完成。あっという間におしゃれな北欧風シェルフをつくることができました。■ 実用性抜群のおしゃれなシェルフ余白を生かしたディスプレイは、こなれ感のある雰囲気を演出してくれます。スチールブラケットで棚板と壁をしっかりとネジ止めしているので実用使いもバッチリ。多少重さのあるものでも難なくレイアウトすることができます。本格的な木工小家具を、100均アイテムを組み合わせるだけで簡単につくることができました。アイデア次第でまだまだいろいろなものがつくれそうです。みなさんもぜひつくってみて下さい。※取りつけの際には耐荷重に注意し、また地震の際などに落下してケガをしない場所を選びましょう●教えてくれた人/pinkoさん「お金をかけないインテリア」をモットーに、家具や雑貨をDIYし、自分スタイルのナチュラル賃貸マンションライフを楽しんでいる。 『かんたんDIYでつくるおもてなしインテリア』(扶桑社刊)等、 ハンドメイドやインテリアに関する著書もある
2021年08月31日清々しいフレッシュカラーの「春色シェルフ」。春を感じさせるブルー×ホワイトの色合わせは、これからの季節にぴったりです。今回はこちらの「春色シェルフ」の作り方を、ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに聞きました。本格的なつくりですが、100均の木材を活用して作るそうですよ!■ 材料は100均の木材だけ!小皿やカップなどがぴったりと収まるコンパクトな卓上シェルフ。見た目も爽やかで、収納とディスプレイを同時に楽しむことができるお役立ちアイテムです。材料として使うのが100均の木材。長さはすべて45cmですが、幅の違う2種類の木板を使います。・合板(45cm×30cm)×1枚・木板(45cm×12cm)×5枚木材は全てセリアで購入しました。■ 100均木材だけで本格的!春色シェルフの作り方100均の木材だけでも、本格的なシェルフを簡単に作ることができます。ステップ1木板をカットする12cm幅の木板2枚を、合板の短辺と同じ長さ(30cm)になるよう糸ノコでカットします。木材のカットは、この2カットだけでOKです。ステップ2シェルフの枠組みを作るカットした木板2枚と残りの木板3枚(どちらも12cm幅)を組み合わせて、シェルフの枠組みを作ります。短い木板を両端に立て、間に長い木板3枚を渡すようにしてボックス型にします。板は木ネジを使ってしっかりと固定しましょう。ステップ3ボックスの背面を作るできあがったボックス型の枠組みに合板を貼り付け、背面を作ります。合板と枠組みは木工用の瞬間接着剤を使って固定すればOKです。これでシェルフ本体が完成です。ステップ4シェルフをペイントする完成したシェルフをペイントします。今回は内面を明るいホワイトで、外面を淡いブルーでペイントし、春らしさを表現してみました。使った塗料・ミルクペイント(クリームバニラ)・ミルクペイント for ガーデン(クラウディーブルー)これで、これからの季節ににぴったりの「春色シェルフ」が完成です!天板も使えば3段のラックレイアウトができる、おしゃれで便利な収納ラックができました。■ 春色ラックのレイアウトアレンジホワイト×ブルーの春色カラーが、見慣れたキッチンをフレッシュに彩ってくれます。コンパクトながら、小皿やカップなどをきちんと収納することができる実用性の高さもポイントです。鮮やかな草花をレイアウトした、春のガーデニング使いにもぴったり。ブルーとホワイトのエコロジーカラーが、色彩豊かな春の草花たちを可憐に引き立ててくれます。100均の木材を活用した、「春色シェルフ」の簡単DIYレシピをご紹介しました。こんな本格的なシェルフも、100均の木材だけで作ることができるんです。みなさんも作ってみてはかがでしょうか。※荷重や強度に気をつけて使いましょう
2020年03月01日ビンテージ風ニュアンスがカワイイ!本や雑誌を見せて飾れる、おしゃれなカフェの一角にあるようなシェルフを作ってみました。ビンテージ風の塗り方はどこか難しいイメージがありますが、『エンチョー』ならではの塗り方なら、簡単に仕上がっちゃうんです♪実際に、『ラダーブックシェルフ』を作っていきましょう。ビンテージ風塗装がカワイイ『ラダーブックシェルフ』を作ろう!おうちにあるジャケ買いした本やお気に入りの雑誌などを飾って楽しめる、ビンテージ風ラダーブックシェルフ。このままでも十分おしゃれですが、グリーンなども飾って中身が見えるように収納することで、おうちの一角がまるでカフェのようにおしゃれに!DIY初心者の方にはビンテージ塗りが難しく感じるかもしれませんが、今回ご紹介する塗り方はとても簡単なんですよ♪ぜひこのレシピを見て、ビンテージ塗りにチャレンジしてみましょう!【必要な材料】・木ダボ10×35mm・スリムビス40mm・パイプカッター・六角軸ダボ錐10mm・『アレスアーチ』(リリーホワイト)・『ブライワックス』(ジャコビーン)・『アイアンペイント』(アイアンブラック・アイアンブラウン)・北欧レッドパイン集成材1820×200×181枚・ステンレスパイプ9.5φ×900mm【必要な道具】・電動ドリルドライバー・ダボ切用ノコ・刷毛・スポンジ・ソーガイドF・ミニカンナ・コーナークランプ(あれば組み立てが楽になります)・ストレッチフィルム(塗装時の養生用)【切り分けるサイズ】パイプを塗り終わったら、木材に墨付けをして穴をあけるステンレスパイプを『切り分けるサイズ』にカットしていき、カットし終わったら順番に塗装。それが終わったら、次に木材のカットをして、墨付けをして穴を開けていきます。1.パイプをカットして塗装するパイプをカットしていくパイプカッターでステンレスパイプをカットする図パイプカッターでステンレスパイプを『切り分けるサイズ』のDの長さで2本カットしていきます。※パイプをカットするときパイプカッターの刃締め付けは少しずつ行い、締めすぎるとパイプや刃を破損するおそれがあるので注意しましょう。ステンレスパイプの塗装をするアイアンペイントでパイプを塗装する図パイプのカットができたら、アイアンペイントで塗装します。※アイアンペイントで塗装するときは、“トントン”と刷毛を軽く叩くように塗装すると、使い古した鉄のゴツゴツした感じが出てビンテージ感が増します。2.木材に墨付けして穴をあけていくパイプの塗装が終わったら、カットした木材に墨付け墨付けする場所【穴あけ図】外側と内側に墨付けをしていきます。墨付けできたらダボ穴とパイプを差し込む穴をあける墨付けができたら、ダボ錐10mmでダボ穴をあけます。パイプを差し込む穴も一緒にあけましょう。斜めにカットしたら、それぞれのパーツを組み立てる面をとったら、順番に組み立てていきます。3.面取りしたら、組み立てていくソーガイドを使って斜めにカットする図穴あけが終わったら、ミニカンナで材料の面取りをします。ソーガイドを使って斜めにカットをします(カット位置は穴あけ図面参照)。カットができたら、図のように組み立てます。ステンレスパイプを穴にはめ込み組み立てていきます。コーナークランプを使ってビスで留めていく図※組み立てをするときに、コーナークランプを使うと組み立てが楽です。ダボ穴を木ダボで埋めてカットする図ビスを使ってそれぞれ組み立てができたら、ダボ穴を木ダボで埋め木をしカットします。組み立てた棚の塗装をしたら完成♪棚を組み立て終わったら、ビンテージ塗装をしていきます。ビンテージ塗装が終わって塗装を乾かしたらできあがりです。4.塗装をしたらいよいよできあがり!アレスアーチ(リリーホワイト)を塗る図組み立てができたらアレスアーチ(リリーホワイト)を全体に塗って、この時パイプに塗料がつかないようにストレッチフィルムなどで養生します。ブライワックス(ジャコビーン)を塗る図塗料が乾いたら、ブライワックス(ジャコビーン)を全体に塗りビンテージ感を出したら完成!※パイプに養生をするとき、マスキングテープなどを使うと塗装が剥がれるおそれがあるので、粘着が無いストレッチフィルムなどを使います。ラダーブックシェルフを作っておうちに飾ろう♪エンチョーは『DIY女子倶楽部』の会員を募集しています♪初めてDIYをしてみたい方も自分だけのオリジナルの小物が作りたい方も、エンチョーならDIYの基本のことから、分からないことまで丁寧に教えてくれますよ♪DIY女子倶楽部では定例会として2ヶ月に1度、テーマを決めてDIYの教室を開いています。皆さんもぜひDIY女子倶楽部に入って、DIYをたっぷり楽しみましょう!DIY女子倶楽部でDIYを楽しみたい!
2020年02月24日観葉植物や旅先から持ち帰った置物、お気に入りのアイテムは毎日眺めたりとそばにあるだけで幸せな気分にさせてくれます。そんな好きなものたちが集まったら、飾れる棚だってほしい!部屋のデッドスペースにぴたりとハマるサイズでデザインも納得できるもの。ワガママな願いを叶えるのは既存のアイテムではなく、それは自分自身、DIYです。器用な人やセンスのある人の趣味と思われがちなDIYですが、便利なコネクター『PLAYWOOD(プレイウッド)』があれば子どもだって簡単に組み立てを楽しめるほど。コネクター 一個¥800/PLAYWOOD(marcs international)イタリア生まれのコネクター『PLAYWOOD』は板と組み合わせることで、棚、デスク、スツールなどオリジナルサイズで作ることができます。たとえばホームセンターで購入した木材を好みのサイズにカットしてもらっておけば、特別な道具は必要なし。穴を開けたり、釘を打ったりせず六角レンチだけで組み立てることができるという優れもの。木屑が出たり、手や室内が汚れる心配がないのも嬉しいポイント。こだわり派なら木材をペイントしたり見つけてきたヴィンテージな古材を使用したり、オリジナリティを加えて部屋のインテリアに合わせるのもオススメです。何度でもバラして組み立てて、リサイクルして使い続ける模様替えや引越しでサイズや形を見直したいときにも、簡単に解体し新しい形で再利用することができサステナブルなアイテムとしても魅力的。欲しい家具に出会えてなかったら、自ら作ってみるのはいかがでしょうか。marcs international−6861−4511 photograph:Masatomo Murakamistyling:TAMAtext : Momoko Yokomizo
2018年05月21日