ヴイエムウェアは10月15日、ハイブリッド・クラウド向けに開発されたクラウド管理プラットフォームの最新版「VMware vRealize Suite 6」を発表した。これに合わせて、同社の管理製品は「vRealize」というブランドの下、統合された。マーケティング本部 シニア プロダクト マーケティング マネージャ 桂島 航氏は、クラウド管理プラットフォームは、クラウド管理プラットフォームについて「ハイブリッド・クラウドと物理環境と仮想環境が混在するヘテロジニアスなデータセンターの環境を統合して管理できる製品」と説明した。VMware vRealize Suite 6のコアコンポーネントとなるのが「VMware vRealize Operations 6.0」(旧称:VMware vCenter Operations Management Suite)で、今回、メジャーアップデートが行われた。vRealize Operations 6.0は、予測分析とポリシーベースの自動化により、物理環境・仮想環境・クラウドのインフラ全体でインテリジェントな運用管理を実現する。具体的には、アラートを表示する際、分析を行って、解決するためのアクションにつなぐ問題の原因や対処方法を表示する。例えば、アラートを表示する画面で、解決するためのアクションを実行できるボタンとともに他の解決手法も表示されるので、単一のコンソールで問題解決まで済ませることができる。こうしたアラートによって、トラブルシューティングにかかる手間とコストを低減されるというわけだ。「仮想環境をメンテナンスするのは容易ではないが、われわれはノウハウを蓄積している。それらをvRealize Operations 6.0に織り込んでいる」と桂島氏。また、同社のセキュリティに関するプラクティス「VMware Security Hardening Guides」に沿って、システムの状況を自動でチェックする機能も備えている。なお、vRealize Operations 6.0はアーキテクチャがスケールアウト型に変更されており、大規模な環境での利用も可能になり、従来バージョンと比較して8倍の拡張性が実現されたという。そのほか、VMware vRealize Suite 6には、ITサービスやアプリケーションの提供を自動化する「VMware vRealize Automation 6.2」(旧称:VMware vCloud Automation Center)、従量課金やコストの管理を実現する「VMware vRealize Business 6.0」(旧称:VMware IT Business Management Suite)、リアルタイムのログ管理機能を提供する「VMware vRealize Log Insight 2.5」(旧称:VMware vCenter Log Insight)が含まれる。同日、「VMware vRealize Suite 6」は2014年第4四半期(10~12月)から提供が開始される予定。1CPUあたりの市場想定価格は、Advancedエディションが84万4,000円、Enterpriseエディションが124万4,000円(いずれも税別)。同日、継続的インテグレーションを実現する開発者向けの新製品「VMware vRealize Code Stream」も発表された。同製品は、ソフトウェアのリリースプロセスを自動化するとともに、ステージを移行する際のガバナンスを強化する。Jenkins、Bamboo、Git、Subversionなどの継続的インテグレーションツールやソースコード管理ツールとも統合できる。vRealize Code Streamはスタンドアロンとして利用でき、市場想定価格はOSインスタンスあたり15万7,000円、CPUあたり93万8,000円(いずれも税別)。
2014年10月16日IDCフロンティアは10月15日、セルフサービス型のクラウドサービス「IDCFクラウド」を発表、同日に提供を開始した。IDCFクラウドの特徴は、国内クラウドでは初となるフュージョンアイオーの「ioMemory PX Series」を採用したことによるパフォーマンスの向上。海外大手クラウドサービスの上位モデル同士で比較しても、約2倍のIO性能だという。加えて、はてなが開発したシステム開発者向けクラウドパフォーマンス管理サービス「Mackerel」に対応。マルチクラウド環境で複数のサーバをアプリケーションやデータベースなどの役割ごとにリソースや稼働状況を把握でき、システム付加に応じた拡張や縮退などインフラの統合管理や運用が可能となっている。料金面では、新たに月額上限ありの従量課金方式を採用。従来サービス比で28~65%の引き下げを実現した。同方式は約20日までは従量で利用料が課金され、以降は月内まで一定額となる。500円プランも新たに加え、海外の大手クラウドサービスと比較しても6~70%下回る料金体系だという。
2014年10月15日伊藤忠テクノソリューションズ(略称:CTC)は10月14日、オンプレミス環境・プライベートクラウド・パブリッククラウドに共通の運用項目を標準化し、メニュー化したインフラ運用サービス「CUVICAvail」を開始すると発表した。同サービスの特徴は、顧客の環境や使用状況に応じた都度の料金設定ではなく、システム運用に関する作業毎に料金を設定しているため、作業の見直しや他社との比較により、システム運用業務を効率化できる点。同サービスは、24時間365日の運用サポート体制の下、「ベースプラン」「リモート監視」「障害対応(保守一元窓口対応)」「レポーティング」「リモート設定変更」「セキュリティ」など、顧客が必要な運用サービスをシステム単位もしくは機器単位で提供する。障害対応は、障害検知から、障害個所の切り分け、障害部品の交換まで、ワンストップで提供される。仮想化基盤サーバ3台、ストレージ3台、ファイアウォールやロードバランサーなどネットワーク機器6台規模のプライベートクラウド基盤では、月額76万4,000円からの運用費用で24時間365日のシステム監視・リモート障害対応、マルチベンダー製品保守一元窓口、四半期ごとの先定例会を含めた月次レポートを提供する。
2014年10月14日MMD研究所は10月8日、シニア層のスマートフォンに関する調査結果を発表した。同調査によると、シニア層(60歳以上)のスマートフォン所有率は27.6%で、2013年と比較して4.4%増加したという。同調査は9月19日から21日までに、60歳以上、2,020人を対象に実施したもの。シニア層が所有する端末の購入時期、次回購入する携帯電話端末について調査した。結果は次のとおり。まず、携帯電話端末を所有しているシニア層2,020人のスマートフォン所有率を調べた。結果は27.6%で、2013年9月に実施した同様の調査と比較して4.4%増加していることがわかった。続いて、スマートフォンを所有している557人に新しい携帯電話端末を購入するならどの端末を選ぶか聞いた。結果は65.0%が「スマートフォン」、7.2%が「シニア向けスマートフォン」、5.7%が「格安スマートフォン」。77.9%の人がスマートフォンを購入すると答えていることがわかった。さらに、同様の質問をフィーチャーフォンユーザー(1,463人)にも聞いた。結果は9.7%が「スマートフォン」、10.3%が「シニア向けスマートフォン」、3.7%が「格安スマートフォン」で、23.7%がスマートフォンの購入したいと考えていることがわかった。最後にフィーチャーフォンを購入すると回答した738人を対象にフィーチャーフォンを選ぶ理由を聞いた。結果は最も多かった回答は「通話・メール以外の機能を使わないから」で58.9%、「月額料金が安いから」が55.7%、「操作が簡単だから」が38.3%だった。
2014年10月08日あおぞら銀行は1日、シニアのお金に関する実態や意識を調べた「シニアのリアル調査」の結果を発表した。それによると、今を楽しむためにお金を使いたいと考えているシニアが多いことがわかった。同調査は、2014年7月3日~6日の期間にインターネット上で行われ、55~74歳の個人2,072人から有効回答を得た。まず、子どもにできるだけ財産を残したいかと尋ねたところ、否定派が65.5%、肯定派が34.5%。また、お金は今を楽しむために使うべきかと聞くと、肯定派が65.1%、否定派が34.9%となった。もしも1億円あったらとの問いに対しては、消費派(自分のためや家族で使う)が85.2%と圧倒的に多く、貯蓄派(貯蓄や老後の備え)は14.8%にとどまった。へそくりの金額を質問したところ、妻の50%が「へそくり」を持ち、保有額は平均139万円。他方、夫も46%が「へそくり」を持っており、保有額は平均68万円と妻の半分近くとなった。配偶者に期待するプレゼント金額の平均は、夫2万3,500円、妻5万6,200円で妻は夫の倍以上の金額に。しかし実際のプレゼント代の平均は、夫6,900円、妻5,600円にとどまっていた。平均(月)小遣いは、夫3万5,200円、妻2万5,600円。配偶者に内緒で買った最高金額の平均は、夫47万円、妻35万円で、約1割が100万円以上と答え、中には1,200万円の高級ブランド指輪(60代妻)や250万円のスイス製高級腕時計(50代夫)などを買った人がいた。また、内緒で買い物の経験がある人は夫婦とも52%に上った。
2014年10月02日デジタルステージは2日、同社が提供するオンラインホームページ作成サービス「BiND Cloud(バインド・クラウド、以下BiNDクラウド)」のセールスパートナー制度を開始したと発表した。今回開始されたセールスパートナー制度は、BiNDクラウドを同社に代わって取り次ぎ販売を行い、その販売件数に応じた売り上げの一部を報酬として同社が支払う制度。販売契約数に応じて「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4つのクラスを設け、報酬額は契約数が増えるほど割合がアップし、最大で売上額の30%が支払われる。セールスパートナーになるための初期費用やノルマなどは設けておらず、所定の方法で申し込みを行えば、個人・法人を問わず始めることができる。想定するパートナーイメージは、Web制作会社、Webコンサルティング会社、フリーランスのデザイナー、教育機関など。同社は、BiNDクラウドを活用しながらWeb制作のパフォーマンスをともに高め発展してゆけるパートナーを増やすことで、BiNDクラウドユーザーの拡大を図っていくとしている。
2014年10月02日パイオニアは9月29日、テレビの音声を手元で聞こえるようにするシニア向けの無線スピーカー「快テレ君」の新モデル「VMS-S710-K」を発表した。発売は10月下旬で、希望小売価格は24,800円となっている。快テレ君 VMS-S710-Kは2.4GHz帯のデジタル無線方式を採用した、バッテリー内蔵のワイヤレススピーカー。テレビの音声が聞こえにくくなったシニア向けに開発された。50mm口径のスピーカーユニットを2基搭載し、1W+1Wのステレオ再生が可能。人の音声帯域を強調する「しっかり音」機能を備え、ドラマのセリフやニュースの音声をより聞き取りやすくする。スピーカー部のサイズはW190×D78×H90.5mm、重量は約610g。電源はニッケル水素バッテリーで、約13時間の連続使用が可能だ。別売りのACアダプター(税別3,200円)も利用できる。送信機のサイズはW190×D78×H32.5mm、重量は約140g。電源は付属のACアダプターを使用し、テレビと接続する音声入力端子として、光デジタル音声端子(角型)とRCAステレオピンジャックを装備している。無線の到達距離は約30mに及ぶ。
2014年09月29日ワコールホールディングスの子会社であるルシアンはこのほど、シニアでも簡単に始められる刺しゅうキット「大人の刺しゅう時間」を発売した。全国の量販店、手芸専門店などで順次販売の予定。○今日から始める、"かんたん刺しゅうキット"同商品は、刺しゅう初心者でも始めやすく、作りやすい工夫を盛り込んだ手作りキット。シニア世代に配慮した仕様とし、細かい作業にも臆することなく気軽に刺しゅうを始めるきっかけを提案する。同社が行ったシニア世代への意識調査の結果、余暇の過ごし方として"手芸を新たな趣味として取り入れたい"、"自由な時間があればもっと手芸に時間を費やしたい"と感じていることがわかったという。図案は布にカラーで印刷済のため、楽に刺し進められる。また「ステッチドリル」付きで、初心者やブランクのある人もフレーム作品を作る前に練習が可能。針もキットに含まれており、必要な道具はセロハンテープのみ。作り進める際の手順やコツを掲載した「作り方の手引き」も付属している。キット内容は、図案入り刺しゅう布、コスモ刺しゅう糸、刺しゅう針(2種)、フレーム、作り方の手引き。デザイン展開は全6柄で、希望小売価格は、1,800円(税別)。
2014年07月02日クラウド請求書管理サービス「Misoca(みそか)」を提供するスタンドファームは6月25日、クラウド会計ソフト「マネーフォワード」と「Misoca(みそか)」のデータ連携サービスを開始すると発表した。Misocaは、無料で見積・納品・請求書が発行でき、メール配信や郵送まで自動で行えるクラウドサービス。これまで個人事業主や中小企業を中心に1万3000 以上の事業者が利用する実績を持つ。今回の提携により、Misocaで作成した請求書データをマネーフォワードが自動取得できるようになる。取り込んだデータは、会計処理に必要な勘定項目がマネーフォワードによって自動的に付与されるため、利用者はその内容を確認するだけで会計記録を完了することができる。
2014年06月26日GMOクラウドは10月7日、クラウド・ホスティングサービスブランド「GMOクラウド」のイメージキャラクターに、「機動戦士ガンダム」の人気キャラクター「マチルダ中尉」を起用したことを発表した。マチルダ中尉は「機動戦士ガンダム」に登場する地球連邦軍を支援する補給部隊の女性指揮官で、ファンの間で高い人気を誇る。同社は、ITビジネスのインフラを提供する「GMOクラウド」を「ビジネスをサポートする補給部隊」と位置づけてPRしていく上で、マチルダ中尉が適任であることからイメージキャラクターに起用したという。同社は今後、マチルダ中尉をいかして「GMOクラウド」のプロモーションを展開するとしており、その第一弾として「30日間全額返金保証制度」を開始している。30日間全額返金保証制度は、サービスに不満があった場合、申し込みから30日以内に解約すれば、初期費用を含むサーバー利用料金が全額返金される。30日間全額返金保証制度の対象サービスは「GMOクラウド レンタルサーバー」、「GMOクラウド 専用サーバー」の2つとなっている。
2013年10月08日LIXILは5月13日の「愛犬の日」にちなみ、シニア世代を対象にした「犬と暮らすセカンドライフに関する意識調査」の調査を行った。同調査はペットとして犬を飼っている既婚者、シニア世代(58~72歳)727名を対象に、4月15日から4月19日にかけてインターネット上で行われた。「犬と過ごす時間と、配偶者と過ごす時間のどちらが長いか」という質問に対して、女性の50.9%が「犬」と回答。一方男性の42.6%が「配偶者」と回答しており、夫と妻とでは、同じ時間を共有している相手への認識にずれが見られる結果となった。「犬と配偶者、どちらと過ごす時間が大切か」という質問に対して、シニア男性56.5%が「配偶者と過ごす時間の方が大切」と回答したのに対して、シニア女性では31.1%にとどまった。また「犬と過ごす時間の方が大切」と回答したシニア女性は19.5%で、およそ2割のシニア女性が、夫よりも犬との時間を優先している傾向が見られた。犬を飼うことで夫婦間の変化があったかどうかという調査では、52.4%のシニア世代が「会話が増えた」と回答。次いで、「犬を通じて共通の友人が増えた」が20.8%となっており、「夫婦で一緒にいる時間が増えた」という回答では男性22.0%、女性14.9%あった。犬を飼うことで、ポジティブな結果につながったと回答しているシニア世代も多いことがわかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月10日アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲインと、シニア向けコミュニティサイト「シニア・ナビ」を運営するZENが提携して運営する「シニア・ナビリサーチ」はこのほど、「シニアの旅行に関するアンケート調査」の調査結果を発表した。同調査は、全国の50代以上の男女を対象に11月16日~19日までインターネット上で行われ、男女それぞれ500名、計1,000名から回答を得た。回答者の年代は50代400名、60代400名、70代以上200名となった。「今冬の旅行予定」を聞いたところ、45.7%が旅行予定「あり」と答え、今秋に行われた同内容の調査と比べ8.9ポイント減少した。詳細に見ると、年収1,000万円以上の層は半数以上が今冬旅行に行く予定「あり」と答え、さらに海外、国内・海外両方の旅行に行く割合が高くなった。「誰と旅行に行くか」との問いには、「夫婦でふたり旅」 が51.9%でもっとも高い結果となった。男女で比較すると、男性では「ひとり旅」が18.4%と高く、50代は23.1%だった。一方、女性は「友人との旅行」が21.5%となり、50代は28.6%だった。「成人した子・孫と二人」でも女性と男性では6.3ポイントの差があり、女性は複数人と旅行へ行く様子がうかがえた。「旅行で楽しみにしていること」を聞いたところ、「おいしいものを食べる」「気分転換」「天然温泉」が多かった。男女別で見ると、男性は全体的に「おいしい酒を飲むこと」を旅行の楽しみにする特徴があり、女性よりも14.3ポイント上回った。対して女性は「美しい景色・風景を見ること」を旅行の楽しみにする特徴があり、男性よりも11.4ポイント上回った。その他詳細は「アンケート調査発表ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日日本ユニシスは仙台中央タクシー(宮城県)で、タクシー配車の仕組みをスマートフォンとクラウドで実現させた、クラウド型タクシー配車システム「smartaxi(スマートタクシー)」の稼働を開始した。このほど「smartaxi」を導入した仙台中央タクシーは、仙台市内で最大の利用者を持つ介護タクシー運行事業者。通院者や要介護者に向けた顧客サービスを提供しているが、さらなるサービス強化のため、介護タクシーと一般タクシーにおいて、予約配車・指定配車・メッセージ送信など多数の機能を持つ「smartaxi」を採用する。同社によると、2016年6月までにタクシー無線が完全デジタル化されることが決定しており、アナログ無線からの移行準備が進められている。「smartaxi」はスマートフォンを車載端末として採用し、携帯電話回線を利用することで初期導入費用を抑え、タクシー配車を行うことができるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日ALSOKはこのほど、大成有楽不動産が運営する「オーベルオーナーズクラブ」の会員特典として、救急通報を基本としたシニア向け見守りサービス「オーベルオリジナルシルバーパック」の特別価格での提供を開始した。同クラブは、大成有楽不動産が分譲する新築マンションの契約者・入居者を対象として2011年10月にスタートした会員組織。契約者・入居者が快適に暮らすための情報や会員限定の特典を、専用ホームページやメールなどを通じて提供している。今回提供されるサービスは、「救急通報サービス(基本プラン)」「ライフリズム監視サービス」「見守りサービス」の3つ。「救急通報サービス(基本プラン)」は体調不良などにより、室内で持ち運び可能なペンダント型の緊急ボタンを押した場合に、「ライフリズム監視サービス」はトイレのドアにセンサーを設置し、在宅中に一定時間ドアの開放がない場合に、それぞれALSOKのガードマンが駆けつける。「見守りサービス」は家族からの依頼により、同じくガードマンが駆けつける。なお、同サービスは、「オーベルオーナーズクラブ」会員本人のほか、離れて暮らしている両親のためにも利用できる。申し込みは、会員本人となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日東急セキュリティは12月1日、東京急行電鉄のホーム・コンビニエンスサービス「東急ベル」と提携し、東急ベルの「シニア定期訪問サービス」を開始する。同サービスは、同社の高齢者見守りサービス「シニアセキュリティ」利用者対象のオプションとして実施するもの。シニアセキュリティは、同社が東急線沿線エリアを中心に展開している高齢者見守りサービス。「緊急通報」「安否確認」「健康相談」「生活支援」といった、4つの基本サービスを提供している。このほどオプションサービスとして開始した「シニア定期訪問サービス」は、提携する東急ベルのベルキャストが週1回、決まった曜日・時間帯に自宅を訪問するサービス。“現代版御用聞き”として要望に応じ、東急百貨店のデパ地下食材などの注文、電球交換・掃除など5分間程度の簡単な手伝いを行う。食材注文を受け付ける東急百貨店フードダイレクト・リカーダイレクトへの注文は電話でも可能で、合計月5回まで送料無料。サービス開始時の対象地域は、川崎市中原区・高津区・宮前区、横浜市青葉区・都筑区・緑区・港北区の7区。オプション料金は月1,050円となっているが、サービス開始を記念して2013年3月までは無料で提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日セントラル警備保障はこのほど、シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」の提供を開始した。同サービスは、離れて暮らすなどで、万が一の時にすぐに駆けつけることができないという家族に代わり、高齢者(単身世帯・夫婦のみの世帯など)を同社が24時間365日、専用の機器を用いて見守るというもの。異常を検知した場合や緊急ボタンを押された場合などは、パトロール員が駆けつけ対処するという。見守りプランはサービスの内容によって3種類。ベーシックな「Aプラン」は、緊急時に緊急ボタンを押すと、自動的に同社に通報。訓練を受けたパトロール員が駆けつけ対応する。また、あらかじめ設定した登録先5カ所のメール宛てに、異常発生の自動送信を行う。月額料金は2,940円から。「Bプラン」は、Aプランの内容に加え、緊急ボタンを押すこともできない急な事態に備えて、人の熱を検知するセンサーをトイレなどに設置。センサーに一定時間反応がない場合、生活反応が確認できないとみなし同社に通報するというもの。外出時や帰宅時には自身での設定操作が必要になる。月額料金は3,465円から。「Cプラン」は、Bプランの手動センサー設定を自動タイプにしたもの。自身での機器設定が難しい高齢者でも利用可能。月額料金は3,675円から。なお、いずれのプランも初期費用は無料で、機器は契約期間5年間のレンタルとなる(買い取りも可能)。全プランに共通のサービスとして、相談ボタンを押すと専門の健康相談窓口につながり、保健師や看護師、ケアマネージャーなど有資格スタッフへの相談が通話料・相談料無料で行える「健康相談サービス」を用意。また有料出動オプションとして、ガスの元栓を閉めたり電気器具のスイッチを切ったりするなどの処置、自宅にパトロール員が出動しての状況確認、長期間留守の際にパトロール員が訪問しての自宅外周点検や施錠確認、郵便物の取り込みなども行う。詳細は「見守りハピネス」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日日本冷凍食品協会は50代・60代の男女800名を対象に、ライフスタイルに関する調査を実施。その調査を通じて浮かび上がってきた「新世代シニア」の実態を、冷凍食品の日である10月18日、都内でイベントを開いて発表した。調査は8月24日~26日、全国の50代・60代の男女800人(5歳刻みで男女各100名ずつ)にインターネットを通じて行った。質問項目は「50歳前後以降に始めた趣味やスポーツがある(=ポジティブ)」、「インターネットを活用している(=デジタル)」、「ボランティアや社会貢献活動をしている(=シンパシー)」。すると、ポジティブに関しては34.4%、デジタルに関しては43.5%、シンパシーに関しては16.0%の人が当てはまると回答した。中でも、2項目以上に該当する人は25.5%と4人に1人という結果になった。同協会は趣味やデジタルライフ、社会活動に対して積極的に楽しむシニア層を、「新世代シニア」と定義。そのライフスタイルに注目した。同協会は「新世代シニア」の代表として、哀川翔さん(51歳)をゲストに迎え、同協会の伊藤雅俊会長とトークショーを開催。哀川さんは47歳の時に、ラリーチーム「Show Aikawa World Rally Team」を始動。「アジアクロスカントリーラリー2012(AXCR)」にて、T1Gクラス1位を獲得している。また、毎年夏にはキャンプを行っており、2012年には仲間は150名以上にまで拡大したという。「趣味がないと生きている実感がない。そのためには早寝早起き、嫌、早く起きるために早く寝ているようなもの」と哀川さん。夜は遅くとも21時30分には就寝し、朝は4時に起床。イベント当日も4時に起床し、ゴルフのスイングを300回、球を150発打つことから1日が始まったそうだ。実際にバイタリティーのあるライフスタイルを実現するために、「新世代シニア」はどのようなことに気をつけているのか?調査で「新世代シニア」に該当した204名に、「健康のために大切にしていること」を尋ねたところ、85.3%の人が食生活と回答。食生活で最も気にかけていることは「なるべく野菜を多く摂る」(79.9%)で、「1日3食」(61.3%)、「栄養バランス」(59.6%)が続いた。そこで、食生活においてどうやって時間の有効活用を図っているのか、「新世代シニア」たちに質問。すると、53.6%が「冷凍食品」と答え、「調理器具の購入」(47.5%)、「総菜の購入」(38.1%)が続いた。冷凍食品の利点としては、「保存が利く」「調理時間を短縮できる」「食べたい時にすぐ作れる」などという声があがった。哀川さんも常に冷蔵庫にはたこ焼きと焼きそばが入れているという。トークショーの最後には、冷凍食品の活用性を伊藤会長と哀川さんが川柳で表現。伊藤会長は「加齢化を瞬間冷凍鮮度良し」、哀川さんは「男気で 作ったと見せ 裏でチン」と詠んだ。イベントの後半には、冷凍食品を使ったアレンジメニューの試食会を開催。メニューには哀川さんが考案した、「ミニハンバーグとたこ焼きの塩ねぎソース」と「水炊き風鶏団子鍋」も登場した。アウトドアを趣味としている哀川さんは、凝った手料理はもちろん、冷凍食品を使った簡単アレンジ料理も得意という。「そのまま食べるだけではもったいない。鍋は薄口にしてみたので、ゆずこしょうをちょっとふって食べてもらいたい」とコメント。哀川さん自らがイベント来場者にサーブする場面もあった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲインと、シニア向けコミュニティーサイト「シニア・ナビ」を運営するZENが提携して運営する「シニア・ナビリサーチ」は、同サイト会員を対象に「シニアの旅行に関するアンケート調査」を実施した。有効回答は1,000人。調査は8月16日~8月17日にかけて、全国50代以上の男女を対象に実施した。まず、「この秋(9月~11月)に旅行の予定はありますか?」と尋ねたところ、全体の54.6%が「旅行に行く予定」と回答。「予定なし」が最も多いのは50代男性で、「旅行に行く予定あり」が最も多かったのは70代以上の男性だった(62.0%)。次に行き先について尋ねたところ、国内が44.8%、海外が4.8%で、圧倒的に国内旅行を選ぶ割合が高い。国内旅行の人気の旅行先は、観光名所が多い東京・京都だった。海外の旅行先で男女共に人気があるのは韓国・アメリカ。男性はアジア圏への旅行を好み、女性にはハワイ、ヨーロッパが人気があるようだ。旅行の同伴者についての質問では、男性の56.5%が「夫婦ふたり旅」と回答したのに対し、女性は「夫婦」とする割合が男性より15ポイント以上低かった。代わりに「友人との旅行」と回答した割合が高く、女性は夫婦旅行よりも、友人との旅行を望む傾向にあることが分かった。続いて「旅行の楽しみ」について聞くと、男女とも約半数が「おいしいものを食べること」と回答。しかし、男性は自然の多い場所や写真撮影を楽しみにする傾向があり、女性は同伴者とのコミュニケーションやショッピングを重視しているようだ。男女間の「旅行の楽しみ」のギャップがうかがえる調査結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日GMOクラウドは、同社の提供する「GMOクラウド専用サーバー」において、専用サーバーサービスの新シリーズ「スマートシリーズ」を9月26日から提供すると発表した。サービス開始に先がけて、9月5日から予約を受け付けている。スマートシリーズは、Intel社の最新CPU「Xeon E3-1230LV2」を搭載した専用サーバーサービスで、利用料金は月額9800円からで初期設定費用7万9800円が必要となる。ストレージがSATA 500GB×2の「Xeon SATA-S」プランと、SSD 240GB×2の「Xeon SSD-S」プランが用意されている。なお、スマートシリーズも従来シリーズと同じく、同社エンジニアによる運用代行オプション「マネージドサービス」に対応しており、共用型ファイヤーウォールなど、その他のオプションサービスも利用できる。先行予約の受付期間は9月25日までで、同社のWebページから申し込みが可能。予約申込者には、対象オプションサービスの月額料金や初期設定費用が割引・無料になる特典が用意されている。
2012年09月06日ペット総研はこのほど、9月17日の「敬老の日」を前に、10歳以上のシニア犬を飼うオーナーを対象とした「シニア犬の健康に関するアンケート」調査の結果を発表した。調査は7月4日~8月7日に行われ、361名の有効回答者数だった。調査からは、アンケート対象のシニア犬の多くが、よい健康状態で日々の暮らしを楽しんでいることがうかがえる結果となった。愛犬の健康状態について、半数以上の51.0%が「普通」、32.7%のオーナーが「良い」と、8割を超えるオーナーが健康に問題なしと回答。10歳を超えても、多くの割合の愛犬たちが元気でいることが明らかとなった。食欲に関しては、「食欲旺盛」「食欲は並」を合わせると、92.8%の愛犬の食欲が普通以上。やはり食べることは愛犬の大きな楽しみのひとつとなっているようだ。半数の50.1%のオーナーが、愛犬は散歩が「とても好き」と回答しており、次点の「まぁまぁ好き」も含めると、84.7%がシニアになっても散歩を楽しんでいることがわかる。愛犬の性格については、「甘えん坊」と回答した人が圧倒的に多い結果となった。ペットというよりは、子どもとして見ているオーナーが多いことの反映と思われる。次いで「優しい」「臆病」と続く。愛犬と触れ合う時間は、「ほとんど触れ合わない」以外は、各回答数に特に大きな差は見られない。ペット総研では、接する時間の長さより、愛犬と接している間の充実度や生活のメリハリを重視しているオーナーが多いのでは、と分析している。動物病院に連れて行く頻度に関しては、「数カ月に1回程度」がもっとも多く26.6%、「月に1~2回程度」「異変があるとき連れて行く」が僅差で続いた。ある程度、通院間隔を空けているオーナーが多く、必要なときのみ病院に行くという回答も少なくない。病院に頼らずとも、愛犬の健康状態をうまく管理できている人が多いようだ。自由回答の「愛犬の長生きの秘訣」では、「食事管理」「適度な運動」といった、シニア犬だけでなく若い犬の健康管理にも不可欠な項目をあげるオーナーが多かった。また「ストレスを与えない」「たくさん愛情をかける」といった、メンタルケアに関する意見も多く、人の場合と同様、精神的な不調が免疫力を下げたり、体調不良の原因になったりすることが、ペットオーナーの間にも広く知られるようになったことがうかがえる。その他の調査結果の詳細は、ペット総研のアンケート結果ページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日ボーネルンドは子どもからシニアまで、幅広い世代が指先を使って楽しめる「フィンガーカー」を開発。ボーネルンドショップの限定10店舗とオンラインショップで9月中旬より販売する。同商品は2012年2月に開催された世界最大のおもちゃ見本市「ニュルンベルク・トイフェア」において、世界各国のおもちゃバイヤーの大きな注目を集めた商品。デザイン性と動きの意外性から評価された。遊び方は、ボディー上部の穴から指を入れて動かし、本体をコントロールするというもの。シンプルな見た目に反する、触ってみた時の意外性が魅力だという。ポイントは2つの独立した車軸を持っていること。各車輪が自由に回転するため、ちょっとした力の加え方で予期しない方向に進む。前後左右いろいろな動かし方に挑戦でき、触っている内に子どもからシニアまで無心になって楽しめる。3世代が楽しめる遊び道具であることも大きな特徴。子どもは集中力を養い、敏しょう性や指先の運動能力を鍛えることができる。大人はリラックス・ストレス解消が狙え、シニアは指先の運動による脳の活性化が促される。また、手首や指の運動療法リハビリ、セラピーにも活用できるという。対象年齢は5歳から。メーカーはドイツのヤノシック社。価格はフィンガーカー単品で4,725円、パズルセット(フィンガーカーにトラックパズル28ピースが付属)は7,980円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日全国規模の葬祭チェーンを展開するエポック・ジャパンは、自社の「家族のこと研究所」において、シニア世代向けSNS「Slownet/スローネット」の利用会員のうち、80代までの男女365名を対象に「家族との接点に関するアンケート調査」を行った。家族と過ごす機会が多い「盆・暮れ・正月」のうち、「夏休み」について「夏休みはご家族とお過ごしになる予定はありますか?」と質問した結果、61.5%が「家族と過ごす予定」と回答した。家族と過ごす予定と答えた人に「ご家族とどのようにお過ごしになる予定ですか?」と聞いたところ、「家族で食事」が59.7%、「お墓参り」が42.9%、「旅行」が33.3%だった。また「いままでに家族とのきずなが深まったと感じた瞬間はありますか?」との質問には、56.7%が「ある」と回答した。具体的な内容としては、「子供の結婚・孫の誕生」「祝い事(誕生日・父母敬老の日等)をされたとき」「家族の死に直面したとき」「家族が病気(入院)になったとき」「トラブルをフォローしてくれたとき」」「思った事が言えた(言われた)とき」「一緒に食事をしているとき」などがあがった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日ゲインとZENは1日、両社が提携して運営する「シニア・ナビリサーチ」にて実施した「シニアの保険に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は、6月7日~12日の期間にインターネット上で行われ、全国の50代以上の男女362名から有効回答を得た。同調査で、現在保険に加入しているか尋ねたところ、82.9%が「加入している」と回答。一方、「加入していない」は17.1%にとどまった。詳細を見ると、いずれの性別・年代でも加入率は7割以上となり、中でも60代の男性では90.9%に上っている。また、高齢になるほど保険料も上がり加入条件も難しくなる中、70歳以上でも75.2%が何らかの保険に加入していることが明らかになった。保険に加入していない人に対して、その理由を聞くと、最も多かったのは「保険料が高いから」で46.8%。次いで、「保険に入る金銭的な余裕がないから」が45.2%、「加入する必要性を感じないから」が22.6%となった。詳細を見た場合、50代・60代の男性では「保険に入る金銭的な余裕がないから」との回答が8割(50代87.5%、60代80.0%)を占めたことが判明。それに対して、70代以上(全体)では「加入する必要性を感じないから」が30.3%となり、「保険に入る金銭的な余裕がないから」の24.2%を上回る結果となった。保険未加入者に対して、今後保険に加入するとしたら、毎月いくらまで保険料を支払ってもいいと思うかと質問したところ、「1,000円~3,000円未満」が最多で24.2%。以下、「1,000円未満」が19.4%、「3,000円~5,000円未満」が14.5%と続き、「5,000円未満」と答えた人は全体の58.1%を占めた。特に、女性は25.7%が「1,000円未満」と回答しており、金銭的にシビアな感覚を持っていることが窺われる。一方、「わからない」と答えた人は全体で32.3%、70歳以上では42.4%に上っており、保険料の相場や金額の妥当性について、イメージが沸きにくい高齢者が多いことが分かった。また、大手保険会社の保険に加入したいかと聞いてみると、「そう思う」は6.5%、「ややそう思う」は3.2%となり、これらの合計は1割にも満たない9.7%にとどまる結果となった。保障内容が充実していれば保険料は気にならないとの問いに対しては、「ややそう思う」は1.6%と非常に低い割合に。この結果から、やはり保険料が加入の際のネックポイントであることが推察される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日スルガ銀行は25日、アクティブシニア世代を対象とした「ドリームライフ定期預金シリーズ」の「ドリームライフ定期」の預け入れ金額を、1人100円以上1000万円から1人100円以上1億円に変更した。「ドリームライフ定期」を利用できるのは55歳以上の個人で、インターネット支店を除く全店(店頭受付のみ)が対象。預け入れ金額は1人100円以上1億円まで。預入期間は1年のみ。適用金利は新規預け入れの場合でスーパー定期(1年もの)店頭表示金利+年利0.30%、その他の場合でスーパー定期(1年もの)店頭表示金利+年利0.05%となっている。いずれの商品も350万円まで預金などの利子が非課税扱いとなる「マル優」が利用可能。詳細については同社のHPもしくはATMコーナー等の専用リーフレットで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日GMPインターナショナルは、犬用のオリジナルカート「AirBuggy for Dog(エアバギーフォードッグ)」から、シニア犬の通院や外出用にニーズが高い、中型・大型犬用ドッグカートを2機種新発売する。同社が展開する「AirBuggy for Dog(エアバギーフォードッグ)」は、ベビーカーメーカーとして同社がこれまで培った安全性、走行性、耐久性の技術を継承したオリジナルドッグカート。走行性に優れた中空式のエアタイヤや、小回りのきく3輪構造など、こだわりの機能が満載のカートとなっている。今回新発売された「エアバギーフォードッグキューブシリーズ」2機種の追加で、小型犬から大型犬、多頭飼育の犬まで、幅広いニーズを満たす充実のラインナップとなる。「エアバギーフォードッグキューブシリーズ」は、夜道、遠くからでもカートの存在が分かるように、後部フレームの左右にリフレクターを装備。また、タイヤはワンタッチで着脱でき、折りたたむと厚さわずか19cmのコンパクトスタイルになる。車への積載時、玄関での収納時など、TPOに応じた省スペース収納が可能。小型犬多頭・中型犬向けの「Twinkle(トゥインクル)」は3万9,900円。中型犬多頭・大型犬向けの「NEST(ネスト)」は5万4,600円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日2030年にはファミリー層を上回り、現在でも個人消費が全体の40%以上を占めるほどシニア層が消費の主力層ともなっている今、イオングループが、経営戦略の一つに「シニアシフト」を発表している。イオンでは今後、これまでの“シニア”という言葉は使わず、「グランド・ジェネレーション」という呼称を使っていくとのこと。これは、放送作家で脚本家の小山薫堂氏が提唱したゆたかな知識と経験をもちながら第2の人生を楽しんでいるアクティブな世代というシニア層の新しい捉え方に基づいている。グランドという言葉には、「尊大な」、「最高位の」といった意味があり、小山氏はこの世代を最も偉大な世代であるとして、「グランド・ジェネレーション」(略称は「グラジェネ」、「G・G」)と呼ぶことを提案したのだ。商品・売場・SC・サービスという4つの切り口からシニアシフトを進めていくという同社では、様々な試みを施行。例えば、洋服や化粧品などでグラジェネ向けの新商品や新ブランドを発売・出店するほか、プライベートブランドである「トップバリュ」において、簡単な調理と豊富なバラエティ、プロのアドバイスを受けた味が売りの「トップバリュ レディーミール」を展開することで“個食化”への対応を目指す。他にも、趣味に役立つステーショナリーや自転車、リーズナブルなワイン、玩具など、セカンドライフの充実から孫との時間にまで関連するような様々な商品が展開されていくとのことだ。売り場においては、商品POPの文字の拡大や案内表示の大型化、館内BGMのグラジェネとの親和性強化などが導入され、SC・サービスにおいても、老後やマネーの問題に関するワンストップサービスカウンターの設置や、65歳以上限定のサービスが受けられる電子マネー「ゆうゆうワオン」の発行などに取り組んでいくという。イオンは今回の戦略により、2020年にはシニア層に最も支持される企業に生まれ変わっていたいとし、「グラジェネ」のオピニオンリーダーとして先導していくことを宣言している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日「からだ3点サポート 姿勢しゃんとブラキャミ」株式会社ワコールは8月15日、シニア世代向けインナーブランド「グラッピー」より、「からだ3点サポート 姿勢しゃんとブラキャミ」〔特許出願中〕を、2011年8月下旬から発売することを発表した。*画像はニュースリリースより筋肉の弱まりを、「パワーネット」でサポート「からだ3点サポート 姿勢しゃんとブラキャミ」は、エイジング世代の体型と体質の変化をサポートし、美しさと心地よさを追求する「グラッピー」のニューアイテム。加齢により、背中・、おなか・おしりの筋肉が弱まり、後ろにたおれやすく、背骨や骨盤が支えづらくなるのを、「パワーネット(伸びた後のキックバック性に優れている伸縮性のある細かいネット状の編物)」で前後からやさしく支え、姿勢を美しく整えるという。サイズ:M・L・LL・3L、カラー:M・L各3色LL・3L各2色、価格:9,450円LL=9,975円3L=10,290円元の記事を読む
2011年08月17日