ブレイク・ライブリー主演で話題となっている、マーク・フォースター監督の『かごの中の瞳』の日本での公開日が、9月28日(金)に決定。併せて、ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。今回公開された官能的な雰囲気が漂う予告編には、バンコク、プーケットをはじめ、バルセロナなどで撮影された色とりどりの独特な世界観と、ブレイク演じるジーナの移り変わっていく姿が映し出されている。夫婦の関係の変化も見て取れるようになっており、次々と変わる予測不可能な映像に、思わず目が離せなくなる。同時に公開されたポスタービジュアルは、何かを見つめるような表情のジーナと、“あなたの愛に、私は閉じ込められる――”という言葉が印象的だ。ブレイクは本作の脚本に惚れ込んだことを明かし、「初めて(脚本を)読んだ時、本当に興奮したわ。目の見えるジーナと目の見えないジーナを行き来する表現が素晴らしかった」と語っている。『かごの中の瞳』は9月28日(金)より、TOHOシネマズシャンテほかにて全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かごの中の瞳 2018年9月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 SC INTERNATIONAL PICTURES. LTD
2018年08月08日ベストセラー作家イアン・マキューアンの小説「初夜」を、シアーシャ・ローナン主演で映画化した『追想』。本作のメイキング風景と、出演者とスタッフのコメントを収録した特別映像をシネマカフェが独占入手した。バイオリニストのフローレンスと歴史学者を目指すエドワードの若い夫婦の初夜に起きた悲しい出来事を描いた本作は、誰もが経験する“大人になる瞬間”の儚さと美しさを切り取った唯一無二のラブストーリー。『ブルックリン』や『レディ・バード』など話題作に立て続けに主演し、若手女優の筆頭として目覚ましい活躍を見せるシアーシャが、『つぐない』に続き、マキューアン原作の作品に主演することでも話題となっているが、原作者のマキューアン自らが脚本を手掛け、原作の物語にプラスして新たな解釈を加えていることにも注目が集まっている。この度公開された特別映像では、シアーシャをはじめマキューアンや監督らスタッフが映画の見どころを語っている。マキューアンは「映画の基本的なテーマは人間の持つ性格だ。性格はDNAだけではなく、生まれた時代にも影響される。映画の舞台となる時代では、セックスについて話すことが非常に難しかったんだよ。2人は引かれ合い、過去や家族について話すことでお互いを理解し合おうとする。そして絆も強めていくんだ。(社会階級が違うから)互いの話を喜んで聞き入れ、性的な理解より感情的な理解が進むんだ」と物語の重要なシーンについて言葉を残している。また、シアーシャについても「シアーシャは演技で人間の内面を上手に表現する。共演者のセリフを見事に受け取りつつね!」と演技力に信頼を置いているようだった。対するシアーシャも「10年ごとにイアンの書いた役を演じたい!」と公言しているほどのファンで、「物語がある瞬間に一変するの。その点に感銘を受けたわ。多くの人々の胸に響くと思う」と作品の魅力について語っている。『追想』は、8月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追想(2018) 2018年8月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© British Broadcasting Corporation/ Number 9 Films (Chesil) Limited 2017
2018年08月06日先日発売された「an・an」の猫特集号も反響を呼び、邦画では6月に『猫は抱くもの』が公開され、10月26日からは『旅猫レポート』の公開が控えるなど、今年もクローズアップされる猫たち。さらに、この平成最後の夏に公開されるフランス映画では、『オーケストラ・クラス』に『若い女』と、「パリの生活には欠かせないのでは?」というほどに猫が自然な佇まいで登場する作品が連続公開される。■『オーケストラ・クラス』8月18日(土)公開パリ19区の屋上に佇む街ネコストーリーシモンは才能がありながら、人生に幻滅している中年のヴァイオリニスト。妻と離婚して失意の彼は、ある日、パリ労働者階級地区のスクールでオーケストラのコーチの仕事を見つける。さまざまな子どもたちのレッスンに戸惑う中、ただならぬヴァイオリンの才能を持っているシャイな生徒アーノルドを発見する。生まれながらの才能を持ち合わたアーノルドと「オーケストラ・クラス」の生徒たちの躍動感あふれるエネルギーに触発されたシモンは、自身も再び音楽の歓びを感じ始める。そして、シモンとクラスの全員は年末に開催される名誉あるパリ・フィルハーモニー楽団主催のコンサートに出場するために、数多くの困難を乗り越えようとする…。「オーケストラ・クラス」の生徒・アーノルドがバイオリンの自主練習をする屋上にやってくるのは、 茶色の猫。飼い猫ではないが、アーノルドに懐き、彼が撫でるのを許している。練習を再開した後も、彼のバイオリンを聴いているかのようにその場から離れず佇んでいる。「ミャウミャウ」という、その鳴き声は、まるで合わせて歌っているかのよう。アニメ『パリ猫ディノの夜』に登場する黒猫ディノのように、パリの夜の屋上に行くと、そんな人懐っこい猫に出会えるのかもしれない。■『若い女』8月25日(土)公開元カレの愛猫が私の相棒?ストーリー31歳のポーラは、10年付き合った写真家の恋人に突然別れを告げられる。 お金も、家も、仕事もないポーラは、元恋人の飼い猫とともにパリを転々とするはめに。ところが、気ままな性格が災いし、居候先の友人宅からも、安宿からも追い出され、疎遠だった母親にも拒絶されてしまう。なんとか住み込みのベビーシッターのバイトを探し出し、ショッピングモールの下着屋でも働き始める。ようやく自分の居場所を見つけたかに思えたが…。主人公のポーラは、振られた恋人が飼い猫とともにパリの街を転々とする。どんどんパリに居場所がなくなっていく孤独な彼女の唯一の相棒は、白いペルシャ猫1匹。サイズ感、フワフワの毛など、ビジュアル面の癒し要素だけでなく、どこにいても自由気ままな(?)マイペースぶりは、パリでの生活の最高の相棒となるのかも!?『オーケストラ・クラス』は8月18日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オーケストラ・クラス 2018年8月18日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2017 / MIZAR FILMS / UGC IMAGES / FRANCE 2 CINÉMA / LA CITÉ DE LA MUSIQUE - PHILHARMONIE DE PARIS若い女 2018年8月25日より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開Ⓒ 2017 Blue Monday Productions
2018年08月04日音楽家レナード・バーンスタインの生誕100周年を記念して、最後の愛弟子、佐渡裕が指揮を務める「ウエスト・サイド 物語シネマティック・フルオーケストラ・コンサート」。同公演が8月4日(土)に東京、9日(木)に大阪で開催される。【チケット情報はコチラ】「ウエスト・サイド 物語シネマティック・フルオーケストラ・コンサート」は、舞台上の大スクリーンで映画『ウエスト・サイド物語』の全編を上映し、目の前でフルオーケストラの生演奏をあわせるシンクロライブ。音楽家レナード・バーンスタインは劇中で歌われる『トゥナイト』、『マリア』、『サムホエア』、『アメリカ』、『マンボ』、『クール』、『ワンハンド・ワンハート』、『クインテッド』など数々の名曲を作曲。1962年にアカデミー賞ミュージカル映画音楽賞をはじめ、10部門を受賞。現在のミュージカル映画に大きな影響を与えた。8月25日(土)に生誕100周年を迎えるレナード・バーンスタイン。今回、同公演の会場のロビーにて、彼の記念品の展示が決定。1990年のレナード・バーンスタイン ジャパンツアーのGジャンや、彼のスーツケース、また、実際に使用していた鉛筆(作曲用の黒鉛筆と指揮の楽譜書き込み用、赤鉛筆と青鉛筆)などが展示される。チケットは発売中。■バーンスタイン生誕100周年記念佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサート8月4日(土) 東京国際フォーラム ホールA(東京都)【1】開演12時【2】開演18時8月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA(東京都) 開演12時8月9日(木) フェスティバルホール(大阪府)開演18時30分指揮:佐渡裕管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団英語上映・日本語字幕あり/開演約10分前に佐渡裕のオープニングトークあり※未就学時のご入場はできません。※上演時間:約3時間(休憩1回含む)
2018年08月03日世界中で空前の社会現象を巻き起こした『フィフティ・シェイズ』シリーズの最終章『フィフティ・シェイズ・フリード』。今秋日本公開が決定している本作から、この度、待望の特報映像が到着した。原作は全世界累計発行部数が1億冊以上、巨大企業の若き起業家にしてCEOの超絶イケメンのクリスチャン・グレイと、彼に会うまで恋さえも知らなかった純粋なアナの特異な恋愛模様を過激な描写で描き、世界中の女性を虜にしたELジェイムズのデビュー小説の映画化。アナ役をダコタ・ジョンソン、クリスチャン役をジェイミー・ドーナンが演じ、彼らを一躍スターダムに押し上げた作品でもある。最終章となる本作は、様々な困難をくぐり抜けたクリスチャンとアナがついに夫婦として結ばれ、贅沢な新婚生活を満喫するおとぎ話のような日々から始まるが、そんな2人の幸せを危険にさらす新たな脅威が姿を現す――。すでに、本作は北米を含む世界54地域で初登場1位を記録し、全世界シリーズ累計興収は13億1900万ドル(約1500億円)という大記録を達成。この度、満を持して日本に上陸する。2人のほかにも、前作に続いてクリスチャンの母親Dr.グレース・トレヴェリアン・グレイをアカデミー賞女優のマーシャ・ゲイ・ハーデンが、クリスチャンの妹ミアをリタ・オラが演じる。今回到着した映像では、ウェディングドレスを着て幸せそうな笑顔を見せるアナと、彼女に「終生君を愛する」と宣言するクリスチャンの姿が。幾多の愛憎劇を乗り越えて掴んだ2人の夢のような新婚生活で幕を開ける。また、シリーズには欠かせない官能世界の過激さはもちろん、幸せな2人にまたもや危険な影が映り込み、最終章に相応しい展開が待ち構えていることを予感させる特報映像となっている。また、「この映画を作ったのはファンのため」と語る原作者ELジェイムズは、「ファンのおかげで小説を出版できたし、期待を裏切られたときのファンの気持ちもよく分かる。だから、私にとってはファンをハッピーにすることが全てだったの」とコメントしている。『フィフティ・シェイズ・フリード』は10月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・フリード 2018年10月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2017 UNIVERSAL STUDIOS
2018年08月02日ごちゃごちゃと光り輝くネオンのなかを行き交う無数の人々。東京一のゲイの街、二丁目。昔から続く劇場にライブハウスやひっそりと佇むZINEの専門ショップ。淡々と鳴り響くいささか不気味なドラッグ規制の放送や、数え切れないほどの風俗店はちょっとアングラな雰囲気が漂うけれど、紛れもなく最先端のカルチャーを生み出し続けている東京を代表する歓楽街、新宿。今回そんな新宿の街中で、野外フィルムフェスティバルが開催されることになった。どうして「映画」なのか。今回映画にまつわるプロデュースを務めた服部進(はっとり すすむ)氏と鎌田雄介(かまた ゆうすけ)氏は、映画こそ多様性を扱うのにぴったりのメディアだと話す。映画は芸術作品のなかで、もっともたくさんの人間が関わるものだと思います。 誰でも、どの国でも作ることができます。多様性をテーマにするもっともふさわしいメディアだと思います。さて、第二回目となる明日の上映作品は『ギフテッド』。『ギフテッド』生まれて間もなく母親を亡くした7歳のメアリーと独身の叔父フランク。メアリーに天才的な特別な才能が明らかになることで、静かな日々が揺らぎ始める。「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督がメガホンをとったファミリードラマ。会場には充実したキッチンカーも用意されるそう。映画を楽しむだけでなく、街や野外ならではの雰囲気を楽しむことができるだろう。そしてなんとこのイベント、入場無料。いつもと違った新宿を楽しみ、多様性について考えてみれば充実した週末の幕開けとなるだろう。『新宿パークシネマフェスティバル』Website≪主なスケジュール≫7/6(金)グランド・ブタペスト・ホテル8/3(金)ギフテッド9/7(金)マリーゴールド・ホテルで会いましょう 10/4(木)リトル・ミス・サンシャイン10/5(金)(500)日のサマー 10/6(土)ファミリー・ツリー
2018年08月02日神奈川県、三浦半島最南端の島である城ヶ島が、2夜限りの野外映画館になる「星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN」が、9月29日と30日に開催される。初回の昨年は、1日限定にも関わらず2,000人以上の方が来場し、島内の駐車場が埋まるなど、記録ずくめとなった本イベント。2回目となる今年は、開催期間を2日間に拡大し、3つのオリジナル作品を上映する。閉ざされた映画館と異なり、開放的な空間で、フードやドリンクを楽しみながら映画を見る大人気の野外映画イベント。本イベントの会場となる神奈川県三浦市の県立城ヶ島公園は、東京から電車で90分ちょっと。目の前には真っ青な大海原が広がり、日が暮れれば満天の星空に恵まれる。何もない公園に手づくりでスクリーンやテントを作り上げ、日が落ちてからは、幻想的なライティングが会場を彩る。さらに、映画祭期間限定で太平洋を一望する開放的なスモーカーズエリアを設置。目の前いっぱいに広がる海を見ながら、リラックスしたひとときをおくることができる。上映される映画は、この日のために制作されるオリジナル作品。新人監督の登竜門とされる第2回「未完成映画予告編大賞」平川 雄一朗賞受賞作の映画化で、本格的な映像美で紡がれる物語『青い、森』、本イベント会場である城ヶ島公園がそのまま映画のシーンで現れ、没入体験ができる『さかな』、旅を重ねて成長していくフィルムとライブ演奏の作品『Play with the Earth』。本イベントのプロデュースを手掛けるシネマキャラバンの代表で、写真家の志津野雷が世界を旅して切り取った記録や感覚を紡いだ映像作品『Play with the Earth』は、特別バージョンとして、城ヶ島海南神社で7月に行われた、5年に1度開催される例大祭の様子や、島の人たちの漁業や普段の生活など、城ヶ島の非日常と日常の両面を切り取ることで、あるがままの自然と寄り添い生きる人たちの様子を描く。イベント特設サイト()では、上映作品の映画監督インタビュー、予告編、イベントの詳細情報などを随時公開予定。逗子海岸映画祭をはじめ、国内外の様々な場所で映画祭を開催するシネマキャラバンは、会場となる三浦市、城ヶ島区との連携をより積極的にしていくため、三崎地区で、みうら夜市や第1回三崎・城ヶ島花火大会にも8月13日から15日の3日間、移動映画館として出店。昨年の実施風景の映像や写真ギャラリー、映画上映などを行う。さらに、「野外映画祭の作り方、楽しみ方」をテーマにしたイベントを三崎で開催予定。だれでも自分の映画館を作ることができるサービス「popcorn」とシネマキャラバンでトークイベントを実施する。【イベント情報】星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN会期:9月29日〜30日会場:神奈川県立城ヶ島公園住所:神奈川県三浦市三崎町城ヶ島時間:11:00〜22:00(予定)入場無料※荒天時はプログラムが変更となる場合有り
2018年08月01日「角川シネマ新宿」が、2018年7月28日(土)にリニューアルプレオープンを迎える。「角川シネマ新宿」がアニメ専門映画館に邦画・洋画、実写・アニメーしょんとジャンルを問わずに作品を上映してきた「角川シネマ新宿」が、アニメーション専門の映画館としてリニューアル。5階フロア、56席のシネマ2は「アニメギャラリー」として改装し、ギャラリーの展示やカフェのコラボメニューと上映作品を連動させることで、より深く作品の世界観を楽しめる作りとなる。リニューアル記念で細田守監督作品を上映リニューアルを記念した企画の第1弾として「細田守フィルムフェスティバル」を、7月28日(土)から8月24日(金)までの期間で開催。期間中は細田守が過去に監督した『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の5作品を上映する。作品の複製原画や資料の展示もまた、作品上映と連動した展示企画「細田守監督作品フィルムワークスギャラリー」も同時開催。作品公開当時の雑誌「Newtype」特集記事や作品の複製原画、細田守監督やコミカライズ作家のサイン色紙など、『時をかける少女』から『バケモノの子』まで、細田守監督作品の過去から未来への足跡を辿る展示品の数々が用意されている。詳細「角川シネマ新宿」リニューアルプレオープン日:2018年7月28日(土)住所:東京都新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル4・5階TEL:03-5361-7878アクセス:東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿3丁目」駅B2出口より徒歩2分JR新宿駅東口より徒歩10分 伊勢丹本館向かい・明治通り側■細田守フィルムフェスティバル開催期間:7月28日(土)~8月24日(金)入場料金:『時をかける少女』/『サマーウォーズ』/『おおかみこどもの雨と雪』/『バケモノの子』各1,000円『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』800円(c)本郷あきよし・東映アニメーション(c)東映・東映アニメーション・集英社・フジテレビ・バンダイ(c)「時をかける少女」製作委員会2006(c)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS(c)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会(c)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS(c)2018 スタジオ地図
2018年07月30日シャーリーズ・セロンが18キロも増量して母親役に挑んだ『タリーと私の秘密の時間』。この度、本作でベビーシッターのタリーを演じた、期待の若手女優マッケンジー・デイヴィスのウェイトレスコスプレ姿を捉えた場面写真が公開された。本作でシャーリーズと同時に注目を集めているのは、期待の女優と呼び声高い、マッケンジー・デイヴィスだ。『ブレードランナー 2049』に娼婦のマリエッタ役で出演し、『ターミネーター』シリーズ最新作ではヒロインに選ばれ、いま最も勢いのある女優のひとり。本作ではシャーリーズ演じるワンオペ育児に追われるマーロの前に、まさに救世主のような存在として夜だけに訪れるベビーシッター、タリーを演じている。「心を開いて、役に立ちたいの」というタリーの優しさにマーロは徐々に心を開いていき、いつしか不思議な絆が芽生えた2人は毎晩プライベートなことまで話し合うように。そしてある晩、マーロは旦那のドリュー(ロン・リヴィングストン)との関係について、良い父親だが夫婦関係は冷えてきていると打ち明け、「昼間は赤ちゃんを抱いてて、あの子が1番なの。夜になってもギアを変えられない」と語る。そんなマーロにタリーは、昔ドリューが好きだったウェイトレスのコスプレをしてドリューが眠る寝室に向かおうと、驚きの提案を持ちかける…。この度解禁されたのは、そのシーンを捉えたもの。洗面所でマーロが昔ドリューのために買った黄色いウェイトレスの制服を着用し悪戯な笑みを浮かべるタリーの姿とそれを呆然と見つめるマーロの姿、そしてコスプレ姿のタリーとマーロがドリューが寝ている寝室に忍び込む姿、ベッドの上に座った2人が寝ている夫・ドリューを見つめる姿の3枚の場面写真だ。本作でシャーリーズと共演したマッケンジーは「シャーリーズとの共演は楽しかった。有名スターだからどんな人かと思っていたら、素顔は本当に気さくで、仕事熱心な人で、いつも役に合った演技を研究しているすばらしい人だと思うわ!」と興奮気味にコメントをしており、マッケンジーの活躍に期待のもてる作品となっている。『タリーと私の秘密の時間』は8月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:タリーと私の秘密の時間 2018年8⽉17⽇よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月27日広大な自然の中で映画鑑賞するイベント「ねぶくろシネマ」が、2018年7月28日(土)・8月4日(土)・11日(土)の3日間、北海道・赤井川村の「アカイガワ・トモ・プレイパーク(AKAIGAWA TOMO PLAYPARK)」にて開催される。「ねぶくろシネマ」は、小さな子供を連れていても気兼ねなく映画を観られるようにと、2015年12月に東京・調布に住む父親たちが開催した野外映画鑑賞イベント。自分たちで持ち込んだ椅子や敷物で座席を作る会場は、声を出しても、立ち上がっても良いという自由なルールが生むアットホームな雰囲気が魅力だ。今回はそんな「ねぶくろシネマ」が北海道に上陸。札幌から車で90分、北海道の広大な自然を様々な形で楽しむことができる「アカイガワ・トモ・プレイパーク」を舞台に、『シング』『ベイブ』『ミニオンズ』の心温まる3作品を週替わりで上映する。イベントの参加に際して事前申し込み等は必要なく、寝袋やアウトドアチェアといった用具を会場に持って行くだけでOK。映画を鑑賞した後は、会場のキャンプ場を利用してそのまま宿泊していくというのも良さそうだ。【開催概要】「ねぶくろシネマ@AKAIGAWA TOMO PLAYPARK」開催日:2018年7月28日(土)・8月4日(土)・8月11日(土)上映時間:19:00〜21:00(予定)※日没の状況で多少時間の変更あり。※雨天決行。開催場所:北海道・赤井川村 アカイガワ・トモ・プレイパーク(AKAIGAWA TOMO PLAYPARK)上映作品:『SING』(7/28)、『ベイブ』(8/4)、『ミニオンズ』(8/11)参加方法:事前申し込み不要、当日会場に集合持ち物:寝袋、アウトドアチェア、懐中電灯、敷物(キャンプマットのように、クッション性がある物を推奨)※キャンプ場の利用がなくても映画鑑賞可。※寝袋は必須ではない。
2018年07月26日監督および俳優養成スクール・ENBUゼミナールの"シネマプロジェクト"第7弾作品で、上田慎一郎監督による長編映画『カメラを止めるな!』(公開中)が、全国40館以上の劇場で拡大上映されることが決定した。本作は、上田監督がオーディションで選んだ無名の俳優たちと共に制作。「37分、ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル」を撮った撮影隊たちの物語が映される。数カ月に及ぶリハーサルを経て、俳優たちに当て書きした特徴的な構造と緻密な脚本が見どころとなる野心作だ。2017年11月の先行上映で話題を呼んだ後、国内では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」でゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞、「第20回ウディネ・ファーイースト映画祭」(イタリア)では5分間に渡るスタンディングオベーションが起こり、アジア各国のコンペ作全55作の中でシルバー・マルベリー(観客賞2位)を獲得。6月23日に一般公開されてからは、週末観客動員数ミニシアターランキング(7/21~22)で1位に輝き、都内2館の上映劇場では、口コミから連日チケットが即完売となっている。上田監督は、本作について「今日まで僕たちの想像を超える奇跡を次々に起こしてくれました」とコメント。「『想像もしていませんでした』と何度言ってきたことでしょう」と感嘆し、今回の公開拡大は「間違いなく僕の34年の人生史上最大の『想像もしていませんでした』となりました」と歓喜を表す。加えて、「お客さんから『この映画の客席は色んな色に溢れている』という言葉を頂いた」と明かし、「様々な人たちが、同じ場所で一つになって、驚き、笑い、涙してくれています。控えめに言って奇跡です」と力強く語った。さらに、8月3日(時間未定)に東京・TOHOシネマズ日比谷にて、上映劇場拡大を記念した舞台挨拶の実施が決定。上田監督のほか、濱津隆之、真魚、長屋和彰らが登壇する。(C)ENBUゼミナール
2018年07月25日この夏公開の映画『タリーと私の秘密の時間』から、この度、シャーリーズ・セロン演じる3人の子どもをもつママと、マッケンジー・デイヴィス演じるベビーシッターとの運命の出会いの瞬間を捉えた場面写真が到着した。名匠ジェイソン・ライトマン監督が、『ヤング≒アダルト』で主演に迎えたシャーリーズと再びタッグを組んだ本作は、仕事に家事に育児にと、何ごとも完璧にこなしてきた“人に頼れない”3人の子どもの母親マーロ(シャーリーズ・セロン)と、タメ口のイマドキ女子なのに仕事は完璧な彼女の元に現れた夜だけのベビーシッター、タリー(マッケンジー・デイヴィス)の不思議な絆を描く物語。今回到着した場面写真は、そんな2人の“運命の出会い”の瞬間を写しだしたもの。タリーのヘソ出しショートタンク姿を見て戸惑うマーロの姿をはじめ、手際よく子守道具を確認するタリーや、タリーがマーロに「私を頼って。あなたも同じよ」と子守だけでなく、マーロにも自分に頼って欲しいと優しい言葉をかける姿。そして、「2階で休んで、おやすみ」とタリーがマーロに語りかけるシーンが収められている。シャーリーズは『モンスター』では約13kg増量したが、今度は18kg増やしてマーロ役に挑戦していることでも話題の本作。映画のアイディアが生まれたのは、プロデューサーで脚本家のディアブロ・コディが、3人目の子どもを出産してすぐあとのことだったそう。すでに2人の幼い子どもに時間とエネルギーを費やしていた彼女は、自分に赤ちゃんのために必要な体力がないことをはっきりと自覚していたため、夜間ベビーシッターを雇ったのだ。そんなベビーシッターを彼女は「救世主のように思えたわ」と語っており、その経験から生まれた本作は、彼女が脚本家として守っている「いままで一度も見たことがない女性の役を書く」という基準に合致した。『JUNO/ジュノ』では10代の妊娠を、『ヤング≒アダルト』では大人になりきれないダメヒロインと、現実には多くいるのに、誰も描いてこなかった女性像を描いてきた彼女が、本作では自身の経験からいままで描かれることがなかった、育児に疲れたママのリアルな現実を描いたことにより、“誰もが共感できる内容”となっている。『タリーと私の秘密の時間』は8月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:タリーと私の秘密の時間 2018年8⽉17⽇よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月23日最近、映画及びクラシック音楽ファンの間で話題になっているのが『シネマ・コンサート』。今夏から秋にかけては『スター・ウォーズ in コンサート』、『ニュー・シネマ・パラダイスシネマ・コンサート』の上演が控える。その魅力を、本企画の仕掛人のふたりに直撃。『ラ・ラ・ランド』など数多くのシネマ・コンサートを企画・制作してきた株式会社プロマックスの飯島則充プロデューサーと、数々のシネマコンサートのオーケストラを担当している東京フィルハーモニー交響楽団事業部企画制作課の岩崎井織氏に聞いた。【チケット情報はこちら】ともすると、映画の名場面のダイジェストをバックに、映画音楽を演奏するものと混同されがちだが、実は『シネマ・コンサート』の内容はかなり違う。『シネマ・コンサート』は、映画のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽をフルオーケストラが生演奏するエンターテインメント。つまり大スクリーンでフルで映画を上映をしながら、音楽はフルオーケストラの生演奏という、贅沢な映画上映かつコンサート公演になる。まず、ふたりは『シネマ・コンサート』の魅力をこう語る。「はじめてみたシネマ・コンサートはシカゴでの『ゴッドファーザー』の公演。普通に映画館で映画を観る感覚とはまったく違う感動がありました。例えば、感動的な場面だったら、生演奏ならではの臨場感とスタジオ録音ではない生の音楽が心にダイレクトに伝わってくるようで感動がより深まる。もちろんスクリーンも映画館と遜色ない大スクリーンで映画の醍醐味も味わえる。それですぐに“これを日本でもやりたい”と思ったんです」(飯島)「通常のオーケストラの公演とは違うスタイル。ただ、飯島さんからお話をいただいたとき、私自身はオーケストラの演奏をもっと身近に感じてもらえる、すばらしい機会になるのではないかと思いました。実際、従来のクラシック音楽と映画の双方のファンからご好評をいただいている。また、昔は映画の中から劇伴の音楽だけを抜くのは難しかった。それが映像技術の進歩でたやすくなり、可能になったのが「シネマ・コンサート」。そういう意味で、新しいエンターテインメントといっていい。新しい映画体験、新しい音楽体験をご提供できている手ごたえを感じています」(岩崎)今夏は「スター・ウォーズ」の公演がスタート。こちらはシネマ・コンサート史上、最大規模のジャパン・ツアーで7都市14公演を巡る。「20世紀FOXファンファーレも生演奏。その時点から胸が高鳴ると思います(笑)」(飯島)「ジョン・ウィリアムズの生み出した歴史的音楽を生の演奏でとことん体感しながら、映画を味わう。すばらしいい機会になると思います」(岩崎)「スター・ウォーズ」の公演に続き、世界に先駆けてジュゼッペ・トルナトーレ監督の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』の上演。映画ファンもクラシック音楽ファンもきっと新たな感動体験がまっている。未体験の方はぜひ会場へ!
2018年07月23日シアーシャ・ローナン主演映画『追想』から、シネマカフェに新たな場面写真が到着!写真に写るのは、劇中でシアーシャの夫役を演じるビリー・ハウル。今回シネマカフェでは、シアーシャと本作で早くも2回目の共演を果たした新進英国俳優ビリーに注目してみた。誰もが経験する“大人になる瞬間”―― 唯一無二のラブストーリー『ブルックリン』や『レディ・バード』といった話題作に立て続けに主演し、24歳にしてアカデミー賞の常連といわれるシアーシャが、現代のイギリス文学が誇る新たな傑作として長年映画化が熱望されていたブッカー賞作家イアン・マキューアンの「初夜」に挑む本作。大ヒット作『つぐない』以来となるシアーシャ×イアンの組み合わせ、さらに今回は原作者自らが脚本を手掛け、新たな解釈を加えた展開もあるということで早くも期待高まる中、もう1つ注目なのが、シアーシャの相手役を務める新進気鋭のイギリス人俳優ビリー・ハウル。いま注目の英国男子ビリー・ハウルって…?1989年イギリス生まれ、現在28歳のビリーは、ダニエル・デイ=ルイスやナオミ・ハリスら名立たる俳優たちを輩出している名門校ブリストル・オールド・ヴィック演劇学校で演技を学んだ後、舞台やTVドラマで俳優としてのキャリアをスタート。昨年、『ベロニカとの記憶』でジム・ブロードベント扮する主人公の青年時代を演じ映画デビューし、クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』にも出演。また、2016年の「プラダ(PRADA)」春夏メンズウェアのモデルにも起用されている。そんな彼が本作で演じるのは、シアーシャ扮する主人公のバイオリニスト、フローレンスの夫エドワード。歴史学者を目指す純朴な青年・エドワードは、小学校の教師を務める父親と脳に損傷を負った母親を持ち、片田舎の山小屋のような家で暮らす中で、裕福な家庭で育ったフローレンスとの身分の違いに戸惑いながらも、純愛を貫こうとする若者の姿を瑞々しく演じている。シアーシャと2回目の“恋人役”! 「気心が知れた仲」また、ビリーとシアーシャとの共演は、ロシアの劇作家チェーホフの「かもめ」を映画化した『The Seagull』(原題)と本作で2回目、さらにどちらも“恋人役”に抜擢されている。そんな幸運の持ち主であるビリーは、「シアーシャとの共演は2回目で、気心が知れた仲だし仕事はやりやすかったよ!いくら褒めても足りないくらい、すばらしい役者なんだ」とシアーシャについて語り、「撮影中もそれ以外の時間も彼女と楽しく過ごせたし、とてもいい人で現場ではいつも人気者だったよ」と共演をふり返っている。『追想』は8月10日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年07月22日「バスタブシネマ(BATHTUB CINEMA)」が、2018年8月17日(金)から19日(日)までの3日間、東京・渋谷の「MAGNET by SHIBUYA109」屋上にて開催される。「泡パ」を始めとする、ユニークなイベントの数々を手がけるアフロマンスがプロデュースする「バスタブシネマ」は、ポータブルのバスタブに浸かりながら映画を楽しむという、一風変わっら映画イベント。2018年春にリニューアルを迎えたばかりの「MAGNET by SHIBUYA109」の屋上に220インチのスクリーンと12個のポータブルバスタブを配置し、日替わりの映画上映や、ドリンク&フードの提供、アフターパーティーとしてDJプレイなどが行われる。上映ラインナップは、2018年4月に劇場公開を迎えたばかりの『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、鬼才エドガー・ライトによる異色のカーアクションムービー『ベイビー・ドライバー』、ビルの屋上という会場の立地に最適な『スパイダーマン』の3本となっている。【開催概要】「バスタブシネマ(BATHTUB CINEMA)」開催日:2018年8月17日(金)〜19日(日)時間:開場 18:30 / イベント開始 19:30 / イベント終了 22:30会場:「MAGNET by SHIBUYA109」 MAG’s PARK(屋上)住所:東京都渋谷区神南1丁目23-10チケット料金:1バスタブ 18,000円※1バスタブにつき4名まで。※バスタブ内の水は温水プールと同程度の32度前後に設定予定。発売日:2018年7月28日(土)※チケットやその他詳細は公式ウェブサイト(より。
2018年07月22日エルメス(HERMÈS)と、国立新美術館による約3週間にわたるエキシビション「彼女と。」が、7月11日よりスタートした。常に時代の先端に立つ女性に寄り添い、新しいクリエーションを行い続けるエルメス。世界で初開催される本展は、大掛かりな映画スタジオへと変貌した国立新美術館の会場を舞台に、メゾンが提案する現代的女性像の考察をテーマにしたシネマ的な設定のもとアクターとエキストラによって繰り広げられる、今までに無い観客参加型のエキシビション。演出を手掛ける映像作家でありながらキュレーターとしても活躍するロール・フラマリオン(Laure Flammarion)、エルメスのレディス部門アーティスティック・ディレクターであるバリ・バレ(Bali Barret)と、レディスプレタポルテのアーティスティック・ディレクター ナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキー(Nadège Vanhée-Cybulski)の監修のもと、エルメスが贈る唯一無二の体験が私たちを待つ。©Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon観客である私たちの未知の体験は、シアターへと足を踏み入れることから始まる。そこで上映されるフィルムの中の一人の女性人物=「彼女」は、自由でしなやかでミステリアス、それでいて情熱的で力強いアリュールをまとう。そのフィルムは彼女に魅了された、とある作家が描き出したイメージ。そして作家は彼女に近付くことを決める。「心に残るストーリーは映画館から始まる――」。不思議なエキシビションの物語はここから幕を開ける。案内人に誘われるまま会場を進むと映画の撮影スタジオが現れる。私たちは撮影に交わりながら、彼女にまつわる様々なエピソードが散りばめられた会場内を作家と共に巡り、彼女の姿を追い求めていく。彼女をよく知る3人の人物たちとの出会いや、彼女を断片的に捉えたフィルム、彼女が愛用しているエルメスのオブジェを介して。©Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japonラストに近付くにつれて徐々に明らかとなっていく「彼女」の姿。ある冬の夜、恋人を連れて不意に映画館を抜け出す。裏の駐車場には、その年初めての雪が舞う。運転席に乗り込む彼女がまとうのはエルメスの秋冬新作ドレス。彼女とはつまり、エルメスが提案する現代を生きる女性像。体験者のみぞ知る、ある一人の作家と彼女を巡って語られるエルメスの物語。果たして私たちは最後に、「彼女」と出会うことができるのだろうか?本展の第3期(7月25日〜30日)への来場は、7月18日11時より受付を開始する。第1期(7月11日〜16日)、第2期(7月18日〜23日)については、平日の回であればまだ空席あり(7月11日時点)。予約は急いで。©Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon【展覧会情報】「彼女と。」会期:7月11日〜7月30日会場:国立新美術館 企画展示室 2E住所:東京都港区六本木7-22-2時間:10:00〜18:00(金・土曜は21:00まで)入場:無料、予約制(※第3期7月25日〜30日の予約は7月18日11:00より開始)主催:エルメス、国立新美術館URL:hermesavecelle.com休館日:毎週火曜日ハッシュタグ:「#エルメス彼女と」「#HERMESAVECELLE」
2018年07月14日子ども達もだんだんと手を離れて、そろそろ趣味でも見つけようというアラフィフ世代の夫婦。「何をしよう?」と思ったら、ふたりで映画館で映画鑑賞なんていかがでしょう。「いまさら夫婦で……」なんてもったいない、ご夫婦どちらかが50歳以上だと、お得に楽しめる割引があるんです! 新しい話題に、帰り道も会話が弾むはずですよ。夫婦50割引とは?夫婦どちらかが50歳以上の場合、映画のチケット代が曜日や時間を問わずに割引されるサービスです。このサービスを使うと、2人で3,000円以内で映画を鑑賞することができます。通常の一般料金は1人1,800円の場合が多いので、とてもお得ですね。利用条件は?夫婦どちらかが50歳以上であることと、同作品を揃って鑑賞することです。利用時の注意点年齢がわかる身分証明の提示が必要になるので、身分証明証は忘れずにお持ちください。また、3D作品や特別興行作品などでは適用しない場合もありますので、不安な場合は直接映画館にご確認ください。 夫婦50割引を利用できる映画館ご利用いただける映画館は、イオンシネマ、TOHOシネマズ、ユナイテッドシネマ、109シネマズ、ピカデリーなどです。割引をやっているかどうかは、公式サイトを見たり、劇場にお問い合わせくださいね。ここでは代表的な映画館をご紹介します。ピカデリー> ピカデリー新宿 公式サイト> ピカデリー丸の内 公式サイトMOVIXと同系列の映画館で、新宿ピカデリーと丸の内ピカデリーがあります。夫婦50割引の料金は、新宿が2人で2,600円、丸の内が2人で2,200円です。> 新宿ピカデリーの料金> 丸の内ピカデリーの料金割引ではありませんが、新宿ピカデリーではスクリーン1で上映の映画に限り、ウェルカムドリンクやプラチナシートで映画鑑賞できる「プラチナ料金」といったサービスがあります。TOHOシネマズ> 公式サイト関東を中心に全国に劇場があります。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> TOHOシネマズの料金その他にも14日は「TOHOシネマズデイ」として、好きな作品を1,100円で鑑賞できるといった割引もあります。ティ・ジョイ> 公式サイト関東を中心に九州や稚内などパートナー劇場を含め22劇場あります。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> ティ・ジョイの料金その他にも、新宿バルト9だと「バルト9の夕方割」で平日17:30~19:55の間に開始される通常上映の映画が1300円で鑑賞できたり、「映画の日(12月1日)」は1,000円で鑑賞できるサービスなどがあります。イオンシネマ> 公式サイト関東を中心に全国に劇場があります。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> イオンシネマの夫婦50割引その他にも、「ハッピーモーニング」という平日朝10時台に上映される作品は1,300円で鑑賞できます。また「ハッピーナイト」は20時以降の作品が1,300円で鑑賞できるなど、様々な割引サービスがあります。シネマシティ> 公式サイト東京都立川にあるシネマ1・シネマ2の2つの劇場。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> シネマシティの料金その他にも、シネマシティズンという平日は1,000円で作品を鑑賞できる有料会員サービスがあります。また20時以降上映の作品は「レイトショー」として1,300円で鑑賞できます。ユナイテッド・シネマ> 公式サイト関東を中心ですが、特に九州地域などに劇場があります。料金は各劇場のページをご確認ください。毎週金曜日にクラブスパイスの会員カード提示で1,000円で作品を鑑賞できるサービスもあります。大阪ステーションシティシネマ> 公式サイト株式会社松竹マルチプレックスシアターズとTOHOシネマズ株式会社、株式会社ティ・ジョイが共同で開発したJR大阪駅直結の関西最大級のシネコンです。夫婦50割引の料金は、2人で2,200円です。> 大阪ステーションシティシネマの料金その他にも会員になると、「レイトショー」は1,300円で作品を鑑賞することができるサービスもあります。 他にもこんな割引がシニア割引60歳以上のかたが対象のサービスで、一律1,100円で鑑賞できる映画館が多いです。年齢がわかる身分証明書の提示が必要です。カップル割・ペア割毎月22日に男女のペアで同じ作品を揃って鑑賞する場合に受けられるサービスです。2人で2,200円で作品を鑑賞できます。レディースデー毎週水曜日に女性は1,100円で作品を鑑賞できます。ピカデリー / TOHOシネマズ / ティ・ジョイ / 109シネマズなどの劇場で受けられるサービスです。詳しくは各劇場の料金ページをご覧くださいね。 まとめこうして見てみると、映画館によって色々な割引サービスがありますね。家でDVD鑑賞も良いですが、お得なサービスを利用して、空いた時間を夫婦の映画デートで埋めてみてはいかがでしょうか。
2018年07月10日いま世界一センセーショナルな映画監督と女優として注目を集める、ホン・サンスとキム・ミニの初めてのタッグ作『正しい日 間違えた日』。このほど、話題の2人がお互いへの想いを初めて語ったインタビューコメントがシネマカフェに到着した。現在、タッグを組んだ4作品が連続公開中の2人。第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、ホン・サンス監督が公式会見でキム・ミニへの愛を公言したことでも話題となった『それから』(公開中)、同じ年のカンヌ映画祭に2作品同時に出品されたイザベル・ユペールとの豪華共演作『クレアのカメラ』(7月14日公開)、キム・ミニが韓国俳優初のベルリン国際映画祭主演女優賞に輝いた『夜の浜辺でひとり』(公開中)、そしてロカルノ国際映画祭グランプリ受賞作の『正しい日 間違えた日』(公開中)。■『正しい日 間違えた日』はタッグ作の中でも異色のラブストーリー中でも本作は、運命的に出逢った男女が、タイミングの違いによってまったく異なるエンディングにたどりつくまでを、“前半”と“後半”、2通りの展開で見せる異色のラブストーリー。R18指定ながらも大ヒットとなった『お嬢さん』では体を張った演技をみせたキム・ミニが、本作ではアーティストタイプの“ふんわり系美女”となり、小悪魔のような演技で魅了。ホン・サンスは男と女の本音と建前、男の下心と女のプライドを見事に映し出している。しかも本作は、ホン・サンス監督とキム・ミニが運命的な出会いを果たした初タッグ作。妻子ある名匠とスター女優の熱愛に本国・韓国での報道が過熱する中、監督はキム・ミニを主演に精力的に作品を作り続け、今年2月にベルリン国際映画祭でワールドプレミアとなった最新作『Grass』(原題)で5作品目、さらなる新作も準備中という。■キム・ミニ「監督の映画の作り方はとてもユニーク」キム・ミニは、ホン・サンス監督と何度もコラボレーションすることについて、その喜びをインタビューで答えている。「ホン・サンス監督の映画に出られるとは思ってもいませんでした。一緒に仕事を出来て本当に嬉しいです。私にとっては監督と働くことは喜びですし、監督をとても尊敬しています」と語り、「ホン・サンス監督の映画の作り方はとてもユニークなんです。今後もぜひ一緒に仕事をしていきたいです」と、その作風に惹かれたことを明かす。前半と後半で同じシーンが繰り返される本作のような、ホン・サンス監督ならではの映画の撮り方についても、「ほかの映画監督は映画を撮る前にしっかり準備しますよね。映画の尺にあわせてきっちりとしたシナリオやストーリーボードを作って。大概、私たちはこうして用意されたシーンを、そっくりそのまま再現します。出来上がっているスキームに従うことを要求されるし、すぐにカットの声がかかります。だから演技に関して私たちはそんなに自由じゃないんです」と比較をしながら、「まさにそこがホン・サンス監督の全く違う点です。彼はかなり高い自由の余地を役者たちに残してくれます」と語っている。■「なに、この人?」と思いながら「絶対にうまくいくって確信できた」ホン・サンス監督は、撮影当日の朝までシナリオを用意しない独特のやり方で知られている。撮影開始時間も朝だったり、昼だったり、その日によって変わる。その上、長尺の長台詞シーンを繰り返しリハーサルする現場を、キム・ミニは驚きながらも楽しみ、監督の才能に感嘆した様子だ。「1カットがとても長いので、役者たちはより完全に物語の中に入り込むことができます。事前にシナリオを準備せず、当日の朝に書く、よく知られたそんな彼のやり方ですけど、実際に仕事を一緒にしてみるともう本当に驚きですよ。最初の撮影のときに完全にやられました。『なに、この人? 頭おかしいんじゃないかしら』って。でも、そう思うと同時に彼のことを完全に信頼してもいました。絶対にうまくいくって確信できたんです。私が驚いたのは、あれほど計算なしで撮影を進められる彼のその才能です」と、その作風に惚れ込んだという。そして、ホン・サンス監督との初めての仕事で演技に対する考え方に変化が起きたかという質問には、「監督とのこの最初のコラボレーションは、私にとってとても強烈でとても貴重な瞬間となりました。息がぴったりと合うというのは初めての経験でした。いま思い返してみれば、それは初恋のような体験です」と告白。「初めての感情、初めてのときめき。その時を想うと、なぜか空に浮かぶ小さなかわいらしい雲の姿が目に浮かびます。素朴で微笑ましい恋愛詩のようなものです。撮影の終わりはほんとうに辛かった。ずっと続いてくれたらいいのに、と思っていました」と熱い想いを口にした。■数々の名作を生み出したホン・サンス、キム・ミニは「創造の源」一方、キム・ミニから絶大な信頼をよせられるホン・サンスは、カンヌ国際映画祭で『それから』が上映された際の公式記者会見で、「韓国の会見で、『私は彼女を愛している』と言いました」と、キム・ミニへの愛を公言している。「そのとき、いろいろな感情がこみ上げてきました。キム・ミニと仕事をすることで、とても多くのインスピレーションを与えられました。彼女と続けて何本も仕事をしていますが、毎回、まったく違うことがどんどん浮かんでくるんです。退屈しない」と語り、「それは画家にとっての愛するモデルや、何度も繰り返し描く素材や場所があるのと同じかもしれません。画家のセザンヌが、何度も繰り返しサント・ヴィクトワール山を描いても、毎回違う絵になったのと同じです。創造の源なのです」と、セザンヌが生み出した名画にその関係性を例えた。その出会いがいかに運命的だったのか、2人の初タッグ作である本作を観ると一目瞭然。お互いを高め合う、監督と女優の名コンビが誕生した瞬間をぜひスクリーンで確かめてみてほしい。STORY予定より1日早く水原に到着してしまった映画監督のチュンス(チョン・ジェヨン)は、時間をつぶすために立ち寄った観光名所で、魅力的な女性ヒジョン(キム・ミニ)に出会う。2人はコーヒーを飲み、人生について語らい、お酒も入ってほろ酔い加減でいい雰囲気になるのだが…。『正しい日 間違えた日』はヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:それから(2018) 2018年6月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2017 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月08日東京国立博物館は、「博物館で野外シネマ」を2018年9月21日(金)、22日(土)に開催。細田守監督作、映画『サマーウォーズ』を上映する。博物館で映画を野外上映東京国立博物館の秋の恒例行事となりつつある野外シネマは、移動映画館キノ・イグルーと共催で行うもの。東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という人に向け、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わってもらいたいという思いからスタートした。当日は、本館前に設置されたスクリーンに投影された作品を、入館料のみで観ることができる。上映作品は細田守『サマーウォーズ』今回の上映作品は、7月20日に新作映画の公開を控える『未来のミライ』の監督・脚本・原作を務めた細田守による『サマーウォーズ』。同作は、彼にとって初の長編オリジナル作品だ。『サマーウォーズ』は、とあるきっかけで田舎の大家族と夏休みを過ごすことになった17歳の高校生・健二が仮想世界に端を発した世界崩壊の危機に立ち向かうストーリー。インターネットと田舎の大家族と言う全くかけ離れたモチーフをもとに、豪快なバトルと繊細な人間ドラマを描いている。スタジオ地図コラボカフェなどフード&ドリンク敷地内には屋台も出店しており、フードやドリンクの販売も行われる。例えば、池袋パルコにて9月24日(月・祝)まで開催されている、映画『未来のミライ』をモチーフにしたカフェ「未来のミライカフェ」が出張オープン。「あの夏の青空と入道雲ソーダ」や『サマーウォーズ』をモチーフにしたオリジナルドリンク「仮ケンジのパッション ソーダ キング・カズマ アクリルチャーム付」などが提供される。『サマーウォーズ』オフィシャルグッズ&フォトスポットスタジオ地図作品のオフィシャルグッズを取り揃える「スタジオ地図 SHOP」も出張オープン。『サマーウォーズ』のオフィシャルグッズを販売する。また、「スタジオ地図 SHOP」で税込2,000円以上購入した各日先着250名には、イベント限定のトートバッグをプレゼント。本館池前には、『サマーウォーズ』のキャラクターと一緒に写真が撮ることができるフォトスポットも設置され、『サマーウォーズ』ファン注目のコンテンツが目白押しとなっている。レジャーシートセット券会場には、1,000程度の席を用意しているほか、レジャーシートを芝生などに敷いて鑑賞することも可能。 オリジナルレジャーシートと入館料のセット券も、特別に販売される。セット券は通常チケットとは別に設置された販売所で販売されるため、スムーズに入館できる点も魅力だ。なお、当日は22時までの特別夜間開館も実施しているため、映画鑑賞後は展示室をゆっくり観覧できるのも嬉しい。博物館のまた違った楽しみ方を味わえそうだ。開催概要「博物館で野外シネマ」開催日時:2018年9月21日(金)、22日(土) 19:00~(上映時間:120分程度)会場:東京国立博物館(上野公園)本館前※雨天時は中止(中止時は、当日朝 10:00 までにツイッター等で告知)住所:東京都台東区上野公園13-9料金:無料(ただし当日の入館料が必要)上映作品:『サマーウォーズ』 (2009年 監督:細田守)■トーハクオリジナルレジャーシート セット券価格:一般 1,000円(入館料620円を含む) 大学生 800円(入館料410円を含む)※セット券の販売は15:00~※レジャーシートは、会場内で500円で販売。※キャンパスメンバーズ加入校の学生は会場内販売所にて購入できる。
2018年07月07日「爆音映画祭 in 109シネマズ広島」が、2018年7月5日(木)から8日(日)まで、109シネマズ広島にて開催される。2004年に誕生した爆音映画祭は、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティングし、爆音かつ高品質な音と共に映画を上映するイベント。109シネマズ広島で爆音映画祭が行われるのは今回が初となる。上映されるのは全9作品。広島オールロケで撮影され、続編の製作も決定している『孤狼の血』が、爆音映画祭で初上映される。また、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞し話題を呼んだ、広島が舞台の『この世界の片隅に』など、広島ならではのラインナップが用意されている。その他にも、『グレイテスト・ショーマン』、『ラ・ラ・ランド』、『レ・ミゼラブル』といった人気のミュージカル映画や、『キングスマン』『ベイビー・ドライバー』『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋【完全版】』など注目作品の数々が上映される。各上映作品は、それぞれに適した音響調整が施されており、ベストな音響環境で作品を堪能することができる。【開催概要】「爆音映画祭 in 109シネマズ広島」期間:2018年7月5日(木)~8日(日)会場:109シネマズ広島住所:広島県広島市西区草津南4-7-1 アルパーク北棟3FTEL:0570-002-109料金:1,800円 ※エグゼクティブシート2,500円チケット:・109シネマズ広島 WEB販売 6月12日(火) 0:00より公式HP(にて・109シネマズ広島 劇場窓口販売 6月12日(火) 劇場営業開始時間より(但し各回、残席がある場合のみ)<上映作品>孤狼の血[初]/グレイテスト・ショーマン/レ・ミゼラブル/ラ・ラ・ランド/キングスマン/ベイビー・ドライバー/バーフバリ 伝説誕生/バーフバリ 王の凱旋【完全版】/この世界の片隅に
2018年07月07日7月7日(土)より公開されるヒョンビン主演映画『スウィンダラーズ』の冒頭映像がシネマカフェにていち早く解禁された。変装したヒョンビンが路地で駆け巡り逃走する映像となっている。韓国で実際にあったマルチ商法詐欺事件をモチーフにしている本作。ヒョンビンが演じる主人公の詐欺師ジソンは、詐欺師だけをダマす詐欺師たちの中で、作戦を練り計画を立てるブレイン担当。チャン・チャンウォン監督は、「ヒョンビンは、おちゃめな姿から堂々とした姿まで何でも表現できる役者だ。かわいい詐欺師に変身したヒョンビンの姿はずっと見ていたいほどである」と語り、カメレオンのように変身するヒョンビンを賞賛。さらに、ヒョンビンも「今まで見せてきた演技とは違う。もっと柔軟な姿を披露できた」と語っている。そしてこのたび解禁された映像では、韓国を騒がせたチャン・ドゥチル詐欺により自殺者がでたというニュースが映し出され、カメラがどんどん引いていくと韓国の路地裏が現れてくる。そこには、えんじ色の服を着て黒縁メガネをかけた変装姿で逃げるぼさぼさ頭の男と、追いかけるチンピラ3人。狭い路地を猛ダッシュして見事に3人を惑わした男は、おもむろに服を脱ぎ、メガネを外すが、それは変装していたジソンだった…という映画の冒頭部分が解禁に。詐欺師同士の駆け引きと裏返しの連続で、この夏一番の愉快・痛快・爽快の犯罪アクション・エンターテイメントに期待が高まる。『スウィンダラーズ』は7月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スウィンダラーズ 2018年7月7日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2017 showbox and DOODOONG PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月06日新宿エリアで映画の鑑賞や食べ歩き・飲み歩きなどが楽しめるイベント、第3回「新宿シネマ&バル」が、2019年7月19日(金)から8月12日(月・祝)まで開催される。「新宿シネマ&バル」では、"働く街で上手なOFFを過ごす=新宿スタイル"をテーマに、「シネマ」と「グルメ」の2本柱で様々なイベントを用意。シネマイベントでは、「小田急百貨店新宿店本館1階中央口前」や「新宿サザンテラス」、都庁隣接の「新宿中央公園」の計3箇所に特設会場を設けて映画を上映。特に「新宿中央公園」では、高層ビル群が織り成す夜景をバックに、お酒や食事を楽しみながら『プラダを着た悪魔』『メン・イン・ブラック』『スタンド・バイ・ミー』『グレイテスト・ショーマン』を、無料で鑑賞できる。また、「小田急百貨店新宿店本館1階中央口前」では国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」おすすめのショートフィルム、「新宿サザンテラス」では『ジュラシック・ワールド』と『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の無料上映を行う。グルメイベントとしては、新宿駅西口から南口の百貨店やホテルの飲食店全42店舗が、本イベントのために用意したフード・ドリンクのセットメニューを提供。ビアフェス「小田急沿線・クラフトビール新酒解禁祭りmini」のほか、バラエティに富んだキッチンカーなども展開する。【詳細】「新宿シネマ&バル」期間:2019年7月19日(金)~8月12日(月・祝)■バル期間:2019年7月19日(金)~8月12日(月・祝)参加店舗数:42店舗■短編映画上映「Screen @ Shinjuku Station」日時:7月22日(月)、23日(火)12:00~20:30(予定)会場:小田急百貨店新宿店本館1階中央口前特設会場(小田急線新宿駅西口構内)上映作品:アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」お薦めショートフィルム※約45分間2プログラム、2日間同内容■「Screen @ Shinjuku Central Park 2019」日時:7月24日(水)~27日(土)19:00上映開始※雨天決行、荒天中止(中止の際は公式サイトなどでお知らせします)会場:新宿中央公園 水の広場上映作品:24日(水)『プラダを着た悪魔』、25日(木)『メン・イン・ブラック』、26日(金)『スタンド・バイ・ミー』、27日(土)『ザ・グレイテスト・ショーマン』■関連イベント・ビアフェス「小田急沿線・クラフトビール新酒解禁祭りmini」営業日時:24日(水)~26日(金)18:00~22:00(L.O. 21:30)、27日(土) 15:00~22:00(L.O. 21:30)・飲食物販売営業日時:24日(水)~26日(金)18:00~22:00(L.O. 21:30)、27日(土) 15:00~22:00(L.O. 21:30)
2018年07月05日1960年代のブラジルで、ドラァグクイーンカルチャー黎明期を支えた人々を追ったドキュメンタリー『ディヴァイン・ディーバ』が、9月1日(土)より公開される。この度、伝説のドラァグクイーンたちのステージや舞台裏をとらえた予告編とポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。■あらすじ1960年代のブラジル。軍事独裁政権下の厳しい時代。彼らは性的マイノリティとして、女性装をして芸能の才を披露することで、自分らしく生きることを選んだ。かつて、そんなレジェンドたちが歌い、踊っていた拠点リオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターの創立70周年を記念し、この劇場から巣立ったレジェンドたちが再び一堂に会した「ディヴァイン・ディーバス・スペクタクル」が開催される。2014年に行われたレジェンドたちのデビュー50周年祝賀イベントのプレミアでは、長い間、舞台の仕事から遠ざかっていたメンバーたちが、文句タラタラ、四苦八苦しながら演目に挑む姿をとらえつつ、60年代のシーンをふり返っていく――。1960年代にリオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターで活躍した、ドラァグクイーンの“第一世代”8人が、デビュー50周年を記念したライブに再結集。カメラは高齢になったディーバたちが、四苦八苦しながら演目に挑む姿をとらえつつ、当時の貴重な歴史映像や写真も織り込み、ブラジルのサブカルチャーを紐解く史料的な価値も有している。軍事独裁政権と戦い、表現の自由を勝ち取ってきたレジェンドたちから飛び出す言葉は、ときに辛辣で、ときにユーモアたっぷりだ。■「それでも自分たちの生き方を投げ出さなかった」レジェンドたちこの度、公開された予告編では、当時のブラジルで活躍した伝説のドラァグクイーン8人の公私にわたる姿が描かれている。かつての活動拠点であった劇場の70周年を記念したショーに出演するため、久しぶりに皆で集合し、ショーの稽古を行う様子や、ゴージャスなドラァグクイーンの姿へと変貌する舞台裏の様子、歌とダンスで観客を盛り上げるショー本番の映像などが映されている。また、当時をふり返ったインタビュー映像も盛り込まれ、「最低の政策の時代だった」「劇場も検閲が必要だった」「それでも自分たちの生き方を投げ出さなかった」と、ドラァグクイーンカルチャーが広まる前の困難な時代に、決して信念を曲げずに社会と闘ったレジェンドたちの力強い言葉が胸に響く。自由と権利を求めて花開いたレジェンドたちが、時を経て再び演じる華やかで力強い最高のショーに魅了される予告編だ。■ブラジル発“ドラァグクイーン版”『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』同時に公開されたポスタービジュアルは、伝説のディーバたちが舞台に立つ堂々とした後ろ姿が舞台後方からとらえられ、当劇場オーナーの孫娘であるレアンドラ・レアル監督が、子どものころ舞台袖から彼女たちの姿を観ていた、という光景を思い起こさせる。ポスター上部にはアイラインやつけまつげを施す姿が、下部にはディーバたちの全盛期のドラァグクイーン姿が散りばめられ、金色を基調としたゴージャスな雰囲気のビジュアルとなっている。『ディヴァイン・ディーバ』は9月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月05日池田エライザが、人生こじらせ真っ最中のヒロインを演じ、事故物件に住んでその履歴を帳消しにする『ルームロンダリング』が、7月7日(土)より公開される。そんな本作から、池田さん演じる八雲御子の叔父を演じるオダギリジョーが、怪しげな雰囲気で登場する本編映像がシネマカフェにて解禁された。今回解禁されたのは、オダギリさん演じる雷土悟郎が、春日八郎が歌い大ヒットを記録した名曲「お富さん」を口ずさむワンシーンだ。鼻歌まじりにたばこに火をつけ、「お富さん」を口ずさみながら軽い足取りで事故物件のアパートを後にする雷土は、どこからどう見ても怪しさ全開。それもそのはず、雷土は事故物件に御子を住まわせ、事故の履歴を帳消しにする、“ルームロンダリング”を斡旋した張本人。執拗に立ち退きを迫る悪徳不動産屋を営み、不法滞在者の外国人に偽造パスポートを作成する、一癖も二癖もある人物なのだ。かと思えば、それらは全て、可愛い姪っ子である御子の学費を稼ぐためという心優しい顔も見せる、いわばギャップある役どころを、オダギリさんが持ち前の飄々とした雰囲気で演じている。カルチャー好き女子たちからの根強い人気を誇るオダギリさんが、本作で御子を優しく見守る眼差しやサングラスの奥から垣間見せる微笑みに、女子たちのハートは鷲掴みされること間違いなしだろう。『ルームロンダリング』は7月7日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルームロンダリング 2018年7月7日より新宿武蔵野館、渋谷 HUMAX シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開©2018「ルームロンダリング」製作委員会
2018年07月04日映画のセリフや効果音はそのままに、劇中の音楽をフルオーケストラが生演奏する今話題のライブ・エンタテインメント“シネマ・コンサート”。今回は『スター・ウォーズ/新たなる希望』の登場だ。現在も続く名作「スター・ウォーズ」の第4章であり、1978年、シリーズの記念すべき公開第1作目。画期的な映像、スリリングな冒険物語、斬新なキャラクター、そして巨匠ジョン・ウィリアムズの重層な音楽は、何度見ても感動する。「スター・ウォーズ」の映像(映画全編上映)と音楽の素晴らしさを、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏で楽しむコンサート。会場は、音に包み込まれるような最高の音楽環境・フェスティバルホールだ。「スター・ウォーズ in コンサート JAPAN TOUR 2018」チケット情報「シネマ・コンサート」は映画音楽を繋げる演奏会ではない。だから『スター・ウォーズ in コンサート』のオープニングは、20世紀フォックスのファンファーレが高らかに金管セクションの生演奏で鳴り響く。会場全体が「おぉ!」。そして「A longtime ago in a galaxy far~」と大スクリーンに映し出されると、あの「スター・ウォーズ」のテーマ曲が!もう、幕開けから気分はアガりまくりだ。セリフや効果音などはそのままに、音楽部分だけ切り取るという最新のデジタル技術によって誕生した「シネマ・コンサート」。今回、東京フィルハーモニー交響楽団を指揮するのは、ニコラス・バックだ。オーストラリア出身の多才な音楽家は、スクリーンに映し出される映像とオケを見事にシンクロさせる。何度見ても興奮する『スター・ウォーズ/新たなる希望』の映像だが、生演奏のライブ感により、ジョン・ウィリアムズの音楽がいかに素晴らしいかを改めて知ることになる。聴いただけで心が高揚するメイン・テーマも、ダークで不敵なスケール感が圧倒する帝国のテーマ(ダース・ベイダーのテーマ)も、なんと壮大で繊細な楽曲か。6月29日(金)に映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開される。まだルークと出会う前の、銀河一のパイロットを目指す若きハン・ソロを描く作品だ。その後半で、ミレニアム・ファルコン号の操縦席に座るソロとチューバッカというおなじみの絵が出来上がった瞬間、流れるテーマ曲。涙が出そうなほど憎い演出に、「スター・ウォーズ」の音楽の力を改めて知ることになる。『スター・ウォーズ in コンサート』の生演奏の体感は、今後の映画シリーズすべてを豊かにしてくれるだろう。公演は、8月4日(土)の大阪・フェスティバルホール公演を皮切りに、名古屋、浜松、札幌、仙台、福岡、東京で開催。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2018年07月02日往年の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』のイタリア公開30周年を記念して、この度、9月に東京と大阪でシネマ・コンサートが開催されることが決定。『ニュー・シネマ・パラダイス』のシネマ・コンサートは、全世界に先がけて日本で初上演となる。シネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをオーケストラが本編上映に合わせて生演奏するもので、映画をライブ感覚で楽しめるエンターテインメントだ。イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、若干29歳のときにメガホンを取った感動作『ニュー・シネマ・パラダイス』は、1988年にイタリアで公開、日本では翌1989年12月に東京・シネスイッチ銀座で単館ロードショーがスタート。シチリアの小さな映画館“新パラダイス座”を舞台に、トト少年(サルヴァトーレ・カシオ)と老映写技師・アルフレード(フィリップ・ノワレ)の温かい交流に感動の声が続出し、同館で40週に及ぶ異例のロングラン上映となる大ヒットを記録。また、日本国内における単一映画館での興行成績では、未だ破られていない最大動員数を誇っている。そんな本作が絶大な支持を集める理由として、ひとつに数々の映画音楽を手がけた巨匠エンニオ・モリコーネの作った美しい劇中音楽が挙げられる。今回、日本で世界初演されるこのシネマ・コンサートでは、昨年末に日本で開催された「ラブ・アクチュアリー in コンサート」でもタクトを振ったティアゴ・ティべリオが指揮を、演奏は国内屈指の名門オーケストラ「東京フィルハーモニー交響楽団」が担当。さらなる感動がコンサートで甦る。本公演のチケットは、7月21日(土)の一般発売に先駆け、すでに先着受付が開始されている。『ニュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサート東京公演は9月15日(土)、16日(日)東京国際フォーラム ホールAにて、大阪公演は17日(月・祝)オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)■関連作品:ニュー・シネマ・パラダイス© 1989 CristaldiFilm
2018年07月01日『ハリー・ポッターと死の秘宝PART 2』を抜く全世界興収歴代9位を記録し、マーベル・スタジオ制作の単体ヒーロー作品としても歴代NO.1を達成する特大ヒットとなった『ブラックパンサー』。全米の「MTVムービー&TVアワード」ではベストムービー賞、ベストヒーロー賞など4部門を受賞する圧倒的人気を誇り、Twitter社が「世界で最もツイートされた映画」と発表するなど、いまや世界的な社会現象となっている。そんな本作の見どころの1つは、韓国・釜山という都市部で大々的に行われた、クールでアツいカーチェイスシーン。映画全体を俯瞰するライアン・クーグラー監督のもと、このシーンを“セカンドユニット”(第2班)監督として担当したダリン・プレスコットが、シネマカフェのインタビューに応じた。■『ブラックパンサー』記録的大ヒットの要因は?漆黒の戦闘スーツを身にまとった“ブラックパンサー”とアフリカの超文明国ワカンダの国王、2つの顔を持つ主人公ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が祖国の秘密を守る“使命”に葛藤しながら、世界を救うため成長していく姿を描いた本作。「完成した本編をプレミアで初めて観たとき、全身に鳥肌が立つほど感動したのをいまでも鮮明に覚えています」とダリンは語る。「こんな規模の成功は誰もが予想していませんでした。月並みなフレーズとは言え、まさしく“嬉しいサプライズ”といった感じで、この映画に携わった人々は皆、心底興奮しています」と、『ブラックパンサー』の大成功を口にする。その要因としては、「ライアン・クーグラー監督のストーリーテラーとしての並外れた才能に依るところが大きいと思いますね。彼は本作で、マーベル・シネマティック・ユニバースを新たな次元に押し上げたと言っても過言ではありません」とダリン。また、これだけのアフリカ系俳優が主要キャラクターを占めるヒーロー映画は、かつてないこと。「全く新しいタイプの映画が、はたして世界中の観客に受け入れてもらえるだろうか、という不安があったのは確かです。とはいえ、素晴らしくよく出来たストーリーだったので、そうした人種的・文化的背景といったものが、さほど障害にならないだろうという確信もありました」と言う。これまでにも『ジョン・ウィック』シリーズ2作品や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『ベイビー・ドライバー』などの話題作でセカンドユニット監督を務めてきたダリンは、「こうしたある種、実験的とも呼べる映画が、メインストリーム作品として世界中の人々に抵抗なく受け入れてもらえる時代が来たんだな、と、個人的に感慨深いものがありました」と言葉に力を込める。「世界中のあらゆる人々が、先入観や偏見にとらわれることなく、上質な1本の映画として純粋に楽しんで観てくれたというのは実に喜ばしいことだと思っています」。■「最も挑み甲斐、やり甲斐のあるチェイスシーンだった」そんな本作で「最大の見どころの1つだと自負しています」と語り、「よくもあそこまで大掛かりな撮影をやらせてくれた」と笑顔を見せるのが、ワカンダの希少鉱石ヴィブラニウムを盗んだユリシーズ・クロウ(アンディ・サーキス)を追うティ・チャラとナキア(ルピタ・ニョンゴ)、オコエ(ダナイ・グリラ)らの釜山でのカーチェイスシーンだ。「アクションの観点から言うと、おそらくいままで携わってきた中で最も挑み甲斐、やり甲斐のあるチェイスシーンだったのではないかという感はありますね」と自信を覗かせるダリン。「実はそもそも、昔からブラックパンサー(原作コミックス)の大ファンだったこともあって、ティ・チャラのキャラクターにも作品自体にも、個人的にひときわ思い入れが強かった」のだという。「それに加えて、クーグラー監督の大ファンでもあったので、大好きなブラックパンサーが主人公の映画でクーグラー監督と仕事が出来る、そんな夢のようなチャンスを逃す手はないと思い、飛びついたわけです。クーグラー監督と一緒に仕事をしたいまでは、以前にも増して彼の虜になってしまいました。この先、彼の監督作だけしか仕事がなくても構わないと思っているくらいです(笑)」と、ベタ惚れのジョークも飛び出すほど。「それはさて置き、この映画はそういった様々な点で、自分のキャリア上最も達成感の得られた作品であると同時に、過去に手がけてきた他のどの映画よりも誇らしく思える、特別な作品になったと言っても過言ではないでしょう。また、先ほども少し触れた通り、人種や文化、年齢や性別など、あらゆる垣根を取り払って退けたという点で、映画界に一種の革命をもたらしたヒーロー映画の金字塔として、映画史に名を刻む作品になるのではないかという期待感もあるんです。『これから何かが大きく変わる』と予感させてくれる、重要で意義のあるこの作品に携わることが出来て、心から光栄に思っています」。■ルピタ・ニョンゴやダナイ・グリラには「感心させられっぱなし」そうダリンが言うように、本作においてはティ・チャラ/ブラックパンサーを取り囲む女性たちの活躍もまた目を見張る。オスカー女優のルピタが演じた女スパイのナキアや、「ウォーキング・デッド」でも知られるダナイが演じた親衛隊隊長オコエといった、本作を象徴する女性キャラクターたちは日本でも大きな注目を集めた。「驚くほど仕事熱心なルピタとダナイとの撮影は、素晴らしい体験でした。2人共とにかくやる気満々で、私たちが当初想定していた以上のスタントをこなしてくれましたよ(笑)」とダリンは明かす。「演技力は言うまでもありませんが、それに加えて身体能力が非常に高いというのも、我々にとって大きなアドバンテージになりました。一般的に考えて、女優さんにはこれはちょっと無理だろう、といった過酷なスタントにも、臆することなく自ら挑戦してくれたので、その分アクションシーンの撮影における、私やスタント・コーディネーターの仕事もラクになりましたよ」と言うほど。2人はカーチェイスシーンでは、スタジオでグリーンスクリーンをバックに撮影を行ったが、「完成本編で見られる通りに、急な坂道を猛スピードで疾走するカーチェイスを、本物の車を使ってリアルに再現すべく努めました。(ブレを補正する)ジンバルを仕込んだランプを使い、道路上の隆起にぶち当たって車がバーンと弾んだり、グラグラ揺れたりする効果を作り出したのですが、実際にその車の屋根に立っていたオコエ役のダナイは、時々振り落とされそうになったりして、大変そうでしたけど(笑)。2人が難しいスタントを見事にこなしてくれたおかげで、真実味のある素晴らしいアクションシーンに仕上がったと思っています」と自信たっぷり。さらに、「監督が何らかの理由で立ち会えず、セカンド・ユニットの監督のもとでシーンやシークエンスを撮影するとなると、俳優らのテンションが一気に落ちる、というケースが多々あるのですが(笑)」と“ハリウッドあるある”にも言及しながら、「彼女たちに限ってはそうしたことも一切ありませんでした」とダリン。「セカンド・ユニットの撮影初日から、『さあ、行くわよ!』といった感じで颯爽と現場に現れましたからね(笑)。そういった仕事に対する姿勢も含めて、2人とも俳優としてだけでなく、人として本当に素晴らしくて、感心させられっぱなしでしたよ」。■圧巻カーチェイスの裏で“猫砂4,000袋”が活躍!?そして、「イースター・エッグとは呼べないかもしれませんが、釜山でのカーチェイスの撮影にまつわる裏話を1つだけ紹介しましょう」と話し始めたのは、まさにその、ナキアが運転するセダンの屋根にオコエが立ち、クロウが乗るSUVを追いかけるシーンについて。そこは「道路というよりは路地に近い、かなり狭い道」で、よりスリリングでダイナミックなショットを目指すべく試行していると、「セダンが垂直に立つほどウィリーしてしまったんです。一瞬空を飛ぶような形で跳ね上がり、着地した際、その衝撃でリアオーバーハングと燃料タンクが破損してしまい、ガソリンがドボドボと漏れ出しました。『これはヤバイ!』と焦る私をよそ目にそのまま走り続け、奇跡的にシーンを撮り終えることができましたが、いま考えたら、あの状態でよくラストまで完走できたと思いますよ」と激白。「本編の完成シーンでは、ドライバーの視点をメインで採用しているため、猛スピードで走る車の窓越しに流れ去っていく風景しか目に映らないとは思いますが、その裏にはそんなヒヤリとするエピソードがあったというわけです。でもさらに大変だったのは、ガソリンを撒き散らしながら走り続けたせいでベタベタになった1km近い路面の原状回復(笑)」。そのために、「釜山中を駆けずり回り、猫トイレ用の砂を4,000袋ほどかき集めた後、現場スタッフ総動員で道に撒いて歩くという、骨の折れる作業」があったのだとか。『ブラックパンサー』随一の見せ場の裏で、まさかそんなことがあったとは!では、もしも日本で可能なら、どんな撮影をしてみたい?と尋ねると、「機会があれば是非やってみたい」とノリノリで応じ、「もし日本でロケ撮影をするならば、雪深い冬の北海道をロケ地に、スノーボードとスノーモービルを使った白銀のハイスピード・チェイスとかにトライしてみたいですね。最高にクールなチェイスシーンになるはず(笑)!考えただけでワクワクしますよ」とダリン。それはどんな作品となるのか、実現するときがいまからも楽しみだ。『ブラックパンサー』は7月4日(水)よりMovieNEXリリース、先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2018年06月30日映画『ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男』が、2018年8月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。氷の男vs炎の男、究極の名勝負テニスブームに沸く1980年代、テニス界では“究極の名勝負”と呼ばれる試合があった。一人は、20歳の若さでテニスの聖地ウィンブルドンで初優勝を果たした、ビヨン・ボルグ。彫刻のように美しい容姿で、冷静沈着。そんなボルグは“氷の男”と呼ばれ、テニスに興味のなかった人々さえも虜にした。対して、ライバルのキャッチフレーズは“炎の男”。ウィンブルドンで4連覇を達成し、絶対王者として君臨していたボルグの前に、5連覇を阻止するべく現れたジョン・マッケンローは、不利な判定には怒り狂って審判に野犬の如くかみつくほど、荒々しい人物だった。スベリル・グドナソン、シャイア・ラブーフが出演スポーツ史に刻まれた歴史的な名勝負が映画化。“氷の男”ビヨン・ボルグを演じるのは、『ドラゴン・タトゥーの女』の続編『蜘蛛の巣を払う女』にも出演するスベリル・グドナソンだ。“炎の男”マッケンロー役は、『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフが担当する。すでに各国のメディアは、「彼以上に荒くれ者のマッケンローに適した役者はいない!」と絶賛するほど。特に、映画『ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男』の見所となるのが、当時のふたりの姿に、スベリル・グドナソン、シャイア・ラブーフがそっくりな点だ。臨場感が炸裂するカメラワークで魅せる試合シーンはもちろん、2人の俳優のビジュアルにも注目したい。また、ボルグの才能を見出したコーチのレナート役をステラン・スカルスガルドが演じ、少年時代のボルグを、ボルグ本人の息子であるレオ・ボルグが演じる。ストーリーボルグ vs マッケンロー1980年ウィンブルドン、全世界が注目した、世紀の試合が甦る―― テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のスタープレイヤーの戦いに世界中が熱狂していた。5度目のタイトル獲得を目指す冷静沈着な美しきボルグと、短気で荒々しい悪童マッケンロー。トップを走る2人が極限の精神状態で挑んだ、熱狂と興奮の試合。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、感動の実話。詳細映画『ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男』公開時期:2018年8月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー監督:ヤヌス・メッツ出演:シャイア・ラブーフ、スベリル・グドナソン、ステラン・スカルスガルド、ツヴァ・ノヴォトニー、レオ・ボルグ
2018年06月26日東出昌大が一人二役に挑戦し、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を濱口竜介監督が実写化した『寝ても覚めても』。この度、本作の本ビジュアルと、tofubeats(トーフビーツ)による主題歌に乗せた90秒予告が公開された。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、海外メディアに絶賛された本作から公開された本ビジュアルには、東出さん演じる男の寝顔を、唐田えりか演じる朝子が幸せそうな顔で見つめている一方、ビジュアル内の場面写真には緊迫した面持ちでお互い見つめ合う様子も映し出されている。果たして、朝子の目の前にいるのは、麦(ばく)なのか、彼と瓜二つの亮平なのか。「愛に逆らえない。」のコピーも合わさり、男女の未来が揺れるデザインとなっている。併せて公開された90秒予告では、朝子への想いを率直に伝える亮平に、戸惑いつつも惹かれていく朝子、恋に落ちていく2人の姿が映し出される。幸せそうな2人だが、「朝子には秘密があった」の言葉と同時に、朝子の過去の恋が明かされていく。8年前、大阪で麦と一生に一度の恋をした朝子。亮平は、その麦に顔がそっくりだったのだ。「似てなかったら、好きにはならなかったってこと?」と友人に問いただされる朝子。「どうして好きになったの?」「あなたの何を愛しているの?」ーー幸せだった2人の関係は思わぬ方向へ。波乱を予感させる予告となっている。さらに、本作の主題歌と劇伴を手がけたtofubeatsの主題歌タイトルが「River」に決定。予告でも使用された主題歌は、彼にしか表現できないセンチメンタルな音に仕上がり、映像と合わさることによって、より一層感情を揺さぶる切なくも深い愛に満ちた珠玉のラブソングとなっている。tofubeatsは本作で初めての映画音楽に挑戦しており、映画の情感を盛り上げる劇伴にも注目したい。なお、「River」のリリース情報については後日発表される予定。『寝ても覚めても』は9月1日(土)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS
2018年06月26日2017年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」ポエティックストーリー賞を受賞した、パリが生んだ20世紀最高の歌姫“バルバラ”に飲み込まれた女優の激情ドラマ『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』の予告編が、いち早くシネマカフェに到着した。■伝説的歌姫バルバラに飲み込まれた女優と映画監督の不穏な関係今回解禁された予告編映像は、伝説的歌姫“バルバラ”を演じる女優・ブリジットが彼女を知るほどにその存在そのものに飲み込まれていく様が描かれた映像となっている。ブリジットは、バルバラに近づこうとすればするほど彼女の存在と自分自身の区別がつかなくなり、周りに当たり散らす。予告編にも「私の衣装に近寄らないで!」とブリジットが怒りをあらわにするシーンが登場しているが、抱える不安さえもそれが自分のものなのか、バルバラのものなのかブリジットにはわからなくなっていた。そして、そんな彼女にのめり込んでいく映画監督のイヴ。2人が次第に現実との境目を失っていく様子は、世界を熱狂させた魅惑の歌姫の一面を感じさせる。実際のバルバラのステージ映像を交えながら、女優と監督の熱情の愛のドラマを通して、20世紀最高の歌姫バルバラの人生を垣間見ることができる映像だ。監督・脚本・出演は、『そして僕は恋をする』『潜水服は蝶の夢を見る』『007 慰めの報酬』などのマチュー・アマルリック。そして彼の元パートナーのジャンヌ・バリバールが、バルバラという時代を駆け抜けた1人の女性を、まるで乗り移ったかのように熱演している。『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』は11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バルバラ~セーヌの黒いバラ~ 2018年11月16日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2017 - WAITING FOR CINEMA - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA – ALICELEO
2018年06月25日