夭折の作家・伊藤計劃氏の原作小説3作を劇場アニメ化していく一大プロジェクト「Project Itoh」。現在公開中の『屍者の帝国』に続き、『ハ―モニー』が11月13日(金)より公開となるが、本作の公開記念舞台挨拶の開催が決定した。『ハーモニー』公開記念舞台挨拶は、2015年11月14日(土)TOHOシネマズ新宿にて、16:15の回の本編上映終了後に、沢城みゆき(霧慧トァン役)、上田麗奈(御冷ミァハ役)、洲崎 綾(零下堂キアン役)、なかむらたかし監督が登壇。映画の完成の喜びと、作品に込められたメッセージなどが語られる。■『ハーモニー』公開記念舞台挨拶 - 開催概要【日時】2015年11月14日(土) 16:15の回【劇場】TOHOシネマズ新宿 スクリーン9【登壇者予定】沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾、なかむらたかし監督【チケット販売開始】Vitオンラインにて11/6(金)24:00(=11/7(土)0:00)【料金】劇場通常料金(TOHOシネマズデイ料金は対象外) ※前売券の使用可※プレミアボックスシートは+1,000円、プレミアラグジュアリーシートは+3,000円※「ハーモニー」はPG12指定作品のため、12歳未満は保護者の助言・指導が必要。そのほか詳細は「TOHOシネマズ新宿」公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)Project Itoh / HARMONY
2015年11月05日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰のエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。この度、今月6日の公開を目前に控えた本作が、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト達が、共演者たちに対しての想いをそれぞれ語る特別映像がシネマカフェに到着した。1996年、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334m)で約1か月間入念な準備を整えたあと、はるか3500m上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000m)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる――。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるその山は、同時に地球上で最も生きるのが難しい場所でもある。山頂では風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の両方の機能は停止。まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、登頂の夢をかなえるためエベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるうデス・ゾーンで生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化。その臨場感あふれる映像は、極限状況に置かれた人々の群像劇を緊張感満点に描き出し、ハリウッドの山岳映画史上最もエキサイティングで最も壮絶なサバイバルを体感させる超大作だ。今回到着した映像は、実際にエベレストに行き、現地で長期間の撮影を行い、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト陣が共演者たちに対して語る映像。ジョン・クラカワー役のマイケル・ケリーが「24時間ずっと一緒さ、寝ても覚めても同じ顔ぶれだ」と語るように、文字通り寝食を共にし、撮影に望んだキャストたち。水が凍結し、部屋に暖房はなく、電気毛布にくるまって眠る。そんな一歩間違えると命を落すような環境下で苦労を共にした彼らは、すぐさま結束を固めた。「テントで登山用具を身につけたり、昼食を共にするのは楽しかったよ」と語るのはスコット・フィッシャー役のジェイク・ギレンホール。本映像では、彼らがチームとして団結し、楽しみながら撮影に望んでいる姿を垣間見ることが出来る。そして彼らが口々に話すのが、この撮影を通して得た仲間への想い。「この映画では、最高の仲間ができた。一生の友になると思う」とケリーが語れば、ダグ・ハンセン役のジョン・ホークスは「一緒に困難を乗り越えたから、みんなと家族になれたよ」と絆の強さをアピール。そして、ベック・ウェザーズ役のジョシュ・ブローリン、ロブ・ホール役のジェイソン・クラークが、「こういう映画には滅多に出会えない」などと本作がいかに特別な作品だったかを語っている。また最後に「これほどいい雰囲気の撮影現場は、今までに一度しかない。そこで生まれた人間関係は何よりも貴重かもしれない」とギレンホールがまとめ、子どものように仲良く雪の上ではしゃぐキャストたちの姿が現れる。彼らの絆の強さを感じさせる、和気あいあいとした映像だ。本作のキャスティングにあたり、バルタザール監督は「嵐に向き合い恐怖心を克服できる俳優が必要だった。」と語っている。その期待通り、本作のキャストたちは一致団結してこの過酷な撮影を乗り越え、素晴らしい作品を完成させた。実際のエベレストで撮影した過酷な大自然の驚異を感じさせる映画をスクリーンで体感してみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エベレスト 3D 2015年11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年11月04日実話をもとにしたサスペンス超大作『ミケランジェロ・プロジェクト』の来日イベントが11月3日(火・祝)、都内で行われ、監督・製作・脚本・主演を務めたジョージ・クルーニーと、共演するマット・デイモンが出席した…。…というのは残念ながら冗談で、この日出席したのは、名前がジョージに似ている村上ショージ、顔がマットに似ている(?)ジミー大西。ふたりとも映画のコスプレで登場し、「こんにちは。村上ショージ・クルーニーです」「ジミー大西・デイモンです」と自己紹介し、すっかりその気。実際には「正直、なんで?という気持ち」(村上さん)、「年末のドッキリかと思った」(ジミーさん)と本人も戸惑いを隠せない様子だった。映画は第2次世界大戦中の実話をもとに、ナチスドイツがヨーロッパ各国で略奪した重要な美術品や文化財を取り戻すため、美術のエキスパートにして戦闘能力はゼロという特殊チーム「モニュメンツ・メン」のメンバー7人が奮闘する姿が描かれる。ジョージ&マットに加えて、フランス人として初のアカデミー賞主演男優賞を獲得したジャン・デュジャルダン、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ブランシェットら、美術品顔負けの豪華なキャスト陣が集結した。今年4月に日本公開が一度は中止になっていたが、「芸術という文化を後世に残すため、命をかけた無名の英雄たちがいたことをこのまま埋もれさせるわけにはいかない」という配給会社の熱い思いで上映にこぎつけた本作。「一般の人が芸術のために、これだけのことができるなんて!実話だから余計面白い。奪い返したいもの?そもそも奪われるものがない」(村上さん)、「ヒトラーが美術好きだと思わなかった。驚きました。僕は絵具を飲んで驚かれました」(ジミーさん)とアピールしていた。『ミケランジェロ・プロジェクト』は、11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミケランジェロ・プロジェクト 2015年11月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年11月03日日本でも動画配信サービスが着々と充実しつつある昨今、自宅にこもって海外ドラマを一気見!なんて休日を過ごしている人も多いはず。かく言う私もテレビやタブレットの前でのんびりする時間が今まで以上に増えたような…。そんな中、海外ドラマファンとして最も気にしておきたいのは、各動画配信サービスが自社で制作しているオリジナルドラマ。Netflixの「ハウス・オブ・カード」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」など、近年の各テレビ賞で動画配信サービスのオリジナルドラマが存在感を放っていることからも、そこに名作たちが潜んでいることが分かります。今回は、オリジナルドラマの注目度急上昇中のAmazonプライム・ビデオから、シネマカフェ読者にオススメのシリーズをご紹介。1本目は、まずはこれから観ておきたい注目シリーズ「トランスペアレント」です。ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演男優賞を受賞、先頃のエミー賞でも主演男優賞、監督賞などに輝いた「トランスペアレント」は、ロサンゼルスに住むフェファーマン一家を主人公にした物語。自分の性に違和感を覚えながら70歳まで生きてきたトランスジェンダーの父モートンが、3人の子どもたちに自分の秘密を打ち明けようとするところから話が展開していきます。女性としての自分と真正面から向き合いたい父モートンのエピソードをドラマの中心に据えながら、父の事情に呼応するかのように、自分の事情と向き合い始める子どもたちの物語も加速していくのが「トランスペアレント」らしさ。最初に父の秘密を知る長女サラは既婚の身でありながら、大学時代に交際していた女性と不倫関係に。音楽プロデューサーの長男ジョシュアはいまいち大人になりきれず、それが女性との関係にも表れています。そして、繊細な次女アリも、家族に甘えることをやめられないまま自分を模索中。それぞれ事情を抱えながらもがく不完全家族の姿を、ファミリードラマの秀作「シックス・フィート・アンダー」や「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」に関わってきたクリエイター、ジル・ソロウェイがどこにでもいる家族のようにさり気なく、真心をこめて描いています。テレビ賞ではコメディ部門に分類されていますが、ワハハと笑える場面でぐいぐいと物語を引っ張るのではなく、例えば自分の欠点や間違いを自覚したときに思わずもれる苦笑いのような、密やかで愛おしいユーモアが全編に漂っているのも魅力と言えるでしょう。どんなにいびつで、面倒臭くても家族は家族。そして、ありのままの自分を最も受け入れてくれるのもまた家族。「トランスペアレント」は、そんな優しい普遍性をそっと感じさせてくれるシリーズです。次回も、Amazonプライム・ビデオからもう1本のオススメをピックアップします!(text:Hikaru Watanabe)
2015年11月02日1962年から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿人気シリーズの『007』。ダニエル・クレイグ主演4作目となる待望のシリーズ最新作『007 スペクター』のキャラクタービジュアルが、このたび遂に解禁となった。「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド。その写真に隠された謎に迫るべく、Mの制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビーがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニーやQの協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイトの娘であるマドレーヌ・スワンを追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへー。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。世界最速公開を迎えたイギリスでは、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻がご臨席されたロイヤルプレミアの翌27日に公開初日を迎え、この日一日の上映で11億円超えを記録した。シリーズ歴代最高興行収入を記録した前作『007スカイフォール』の公開初日を上回る記録となり、火曜日の興行収入としては、イギリス歴代最高記録の好スタートを切った。今回解禁されたポスターは、すでに解禁されているダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドに加え、「MI6」のメンバーでボンドの上司役、M(レイフ・ファインズ)や、ボンドのミッションを陰で支える同僚のマネーペニー(ナオミ・ハリス)、ボンドにガジェットやデータ面で協力するQ(ベン・ウィショー)。そして「MI6」を抹消しようとする「MI5」のマックス・デンビー(アンドリュー・スコット)のほか、因縁の殺し屋Mr.ホワイトの娘を演じるマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)、シリーズ最高齢のボンドガールでマフィアの未亡人を演じるモニカ・ベルッチ、更に冒頭のメキシコでボンドを艶めかしく誘惑するルチア・スキアラと、ボンドの運命を大きく左右するボンドガールたちのそれぞれの強いまなざしも印象的。また最強の宿敵「スペクター」に関わる謎に包まれた男で、ボンドとの過去の因縁や恐るべき策略をたくらむオーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)やその手下でボンドを執拗に追うヒンクス(デイヴ・バウディスタ)も顔を揃えた。またアカデミー主題歌賞に輝いた前作『スカイフォール』のアデルに続き、いま英国でもっとも注目を集めるグラミー賞歌手、サム・スミスの「ライティングス・オン・ザ・ウォール」が本作に盛り上がりを添える。イギリスではいち早く公開され驚異的な大ヒットを記録した本作。日本での公開が待ち遠しい。『007スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月02日マーティン・スコセッシ監督のもと、渡辺謙や窪塚洋介らとともに遠藤周作の小説「沈黙」を映画化した『Silence』(原題)に出演することでも話題のアンドリュー・ガーフィールド。このほど、ハリウッドきっての若手演技派として知られる彼が主演する社会派サスペンス『99Homes』(原題)が、邦題『ドリーム ホーム99%を操る男たち』として来年1月、日本公開されることになった。無職のシングルファザー、デニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)は、ある日突然、長年暮らしてきた家から強制退去させられる。家族の思い出が詰まった家を何としてでも取り戻そうとするナッシュは、自分たちを追い出した不動産ブローカー、リック・カーバー(マイケル・シャノン)に金で釣られ、彼の儲け話に手を染めていく。それは法の穴を抜け、銀行や政府、そして、かつての自分と同じ境遇の人々を巧みに操り、家を差し押さえては大儲けするというビジネスだった。母親と息子に真実を言えないまま、人々を破綻させ大金を稼いでいくナッシュ。やがて自らも、それによって大きな代償を払うことに気づく――。リーマン・ショック後のアメリカを舞台に、金、欲望、モラルの間で人生を狂わせていく男たちをリアルに描き出す本作。ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・E・スティグリッツが自著「世界の99%を貧困にする経済」の中で唱えた「世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である」という説をベースに、住宅ローンの返済不能でマイホームを差し押さえられた人々の体験に基づき、映画化された。主演を務めるのは、『ソーシャル・ネットワーク』『アメイジング・スパイダーマン』で世界的スターへと飛躍を遂げたアンドリュー・ガーフィールド。初めてひげをたくわえ、家族を守るために道を踏み外していくシングルファーザーを生々しく演じている。さらに、冷酷な不動産ブローカー役には、『レボリューショナリー・ロード』でアカデミー賞にノミネートされ、『マン・オブ・スティール』の悪役ほか多数の作品で存在感を示す個性派俳優マイケル・シャノン。この全く異なる個性を持つ2人の迫真の演技により、敵対する者同士がやがて共謀関係に転じ、一線を踏み越えていく危うさと緊迫感がスリルたっぷりに描かれていく。そのほか、『わたしに会うまでの1600キロ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされたローラ・ダーンも出演する理不尽にマイホームを失った男と彼を追い詰めた不動産ブローカー、堕落した社会システムに飲みこまれた男たちが行き着く衝撃の結末とは?ヴェネツィア国際映画祭ほか世界各国で絶賛され、アメリカ大手映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも満足度90%(10月26日現在)の高評価を獲得している緊迫のサスペンスに期待していて。『ドリーム ホーム99%を操る男たち』は2016年1月30日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日11月1日、“ワン!ワン!ワン!”の「犬の日」に、本年度カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを獲得した少女と犬たちの物語『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』から、250匹もの犬が都市を疾走する、衝撃の冒頭映像が解禁となった。雑種犬に重税を課すという悪法が施行された、ある街。13歳のリリは理解のない父親によって愛犬の雑種ハーゲンを捨てられてしまう。必死でハーゲンを救うべく探し回るリリ、そして主人を失ってしまったハーゲンもまた、安住の地を求めて街を彷徨う。人間に捨てられ、裏切られてしまった、かつての“人類最良の友”。ハーゲンは虐げられてきた施設の犬たちを従えて、人間に対して反乱を起す――。本作は、雑種犬に重税が課せられる法律の影響で飼い主の少女と離ればなれになった犬“ハーゲン”と、保護施設に入れられた犬たちの反乱を描いた物語。2014年の第64回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門では、そのオリジナリティあふれる衝撃的なストーリーや類まれな着想に絶賛され、「ある視点」部門でグランプリを受賞。また、実際に施設に保護されていた250匹以上の犬たちへの演出と“彼ら”の演技を称えて、ハーゲンを演じたルークとボディ(兄弟/二匹一役)にはパルムドッグ賞が授与されている。今回、解禁された本編の冒頭映像は、飼い主の少女リリが、ひっそりと静まり返った街を自転車で駆けるところから始まる。だが、やがてリリの後方から、犬の大群が吠えながら、ものすごい勢いで押し寄せてくる。飼い主と引き離され、施設に収容されたハーゲンら数百匹の犬たちが脱走を図ったのだ。そして、場面は変わり、日の差す芝生の公園で走り回ってじゃれる、かつてのハーゲンとリリが映し出される…。ロケ地となったハンガリーの首都ブタペストの街中を、犬たちが疾走するこのシーンの緊張感と迫力は圧巻そのもの。70人ものドッグトレーナーを付け、一切のCGなしで表現されている。『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』は11月21日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月01日公開中の『俺物語!!』のヒロイン役を務めた永野芽郁がシネマカフェ編集部を訪問!作品の魅力をフレッシュな笑顔でアピールした。「別冊マーガレット」2012年1月号から連載開始され、現在コミックス既刊9巻で累計400万部突破の大ヒットコミックを映画化した本作。全く高校生に見えない超イカツイ顔面と屈強な肉体をもつ男・剛田猛男役を、30kgの増量で挑んだ主演の鈴木亮平をはじめ、"塩顔男子"として注目を集める坂口健太朗らの出演が、大きな話題を集めている。そしてこのほど編集部を訪れた永野さんが演じるのは、猛男が一途に想い続けるピュアな女子高生・大和凛子役。永野さんが編集部に到着すると、16歳の永野さんのフレッシュな魅力に「可愛い!」と黄色い声が飛び交う。永野さんは終始笑顔で、一人ずつ丁寧にパンフレットを手渡していた。編集部から、今回演じた大和凛子への印象を尋ねられると「最初は女の子らしいイメージだったんですけど、演じていくうちに、すごく芯があって、周りをしっかり見て人一倍気をつかえるような、尊敬できる女の子だなあと思いました」と、永野さん自身と同年代の役柄を演じた感想を語った。また、永野さんにとって坂口さんは8歳上、さらに鈴木さんは16歳上であり、かなりの歳の差がある中での撮影の様子について伺うと、「最初は一人だけ子どもだったので不安だったんですけど、ふたりとも私まで目線を下げてお話をしてくださったので、大きな家族ができたみたいに楽しく過せました」と永野さん。「(お芝居では)先輩だけど、同級生みたいに過ごせました」と、暖かい現場の雰囲気を思い出すように顔を綻ばせていた。最後に、シネマカフェの女性読者へのメッセージをお願いすると、「『俺物語!!』は、男女で見に行っても気まずくなく、心から笑えるし、キュンキュンできてちょっと感動できる作品なので、これから仲良くなりたいなあと思っている男友達と一緒に行って盛り上がっていただけたらうれしいです」と魅力をアピールした。『俺物語!!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俺物語!! 2015年10月31日より全国東宝系にて公開(C) アルコ・河原和音/集英社 (C) 2015映画「俺物語!!」製作委員会
2015年10月30日何事も几帳面できっちり&きっかり、ありとあらゆる計測のエキスパートの女性を主人公にした『1001グラムハカリしれない愛のこと』が、いよいよ10月31日(土)よりBunkamuraル・シネマほかにて公開となる。このほど、本作の本編映像が解禁、ノルウェー女とパリ男が人生の重さ、愛の重さについて語らうワンシーンが到着した。ノルウェー国立計量研究所に勤めるマリエは、ありとあらゆる“計測”のエキスパートだが、結婚生活だけは規格通りにゆかず、現在、離婚手続き中。そんな折、病に倒れた研究所の重鎮である父に代わり、1kgを規定する自国の<キログラム原器>を携えてパリでの国際セミナーに出席することに。1kgの新しい定義をめぐって議論が交わされる中、ひとりの男性と出会うマリエ。彼女がパリで見つけた、いままでの幸せの基準を一新する、心のハカリとは…?『キッチン・ストーリー』『ホルテンさんのはじめての冒険』で愛すべきオジサン主人公たちを生み出した名匠ベント・ハーメルが、初めて美しい女性を主人公に舞台を北欧からパリに広げて描く最新作。今回解禁となったシーンは、ヒロインのマリエとパリで出会った男パイが庭を眺めながら優雅に語らうシーン。壊してしまったノルウェーのキログラム原器を密かに修理すべくパリへ向かったマリエ。そこで以前国際セミナーで出会った男パイと再会し、庭で語らう。父の死をきっかけに、「人生のすべての基準点が崩れていくみたい」と感じるマリエに対し、人生の重さとは、愛の重さとはいったいどれほどのものなのかとパイが問いかける本作のテーマに触れる重要なシーンであり、また今後のマリエとパイとの関係を期待させる大人のラブシーンともなっている。まるで、ドラマ「デート」で杏が演じた超“リケジョ”ような、四角四面の“笑わないヒロイン”の壊れかけた心が、少しずつ修復されていき、やがてパリで見せる柔らかな表情には観客もほっこり。ハーメル監督独特のおかしみに彩られた世界観に、“幸せをはかる方法はひとつじゃない!”と勇気をもらえるに違いない。『1001グラムハカリしれない愛のこと』は10月31日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日遠藤商事・Holdings.は11月13日までの期間内、平日19時~限定で、シネマシティ運営の「Cinema Cafe(シネマカフェ) PIZZERIA BAR NAPOLI」(東京都立川市)にて、「赤白ワイン時間無制限飲み放題1,000円」を開催している。○赤白ワインが時間無制限飲み放題で1,000円に都会と自然が融合した多摩最大のターミナル駅「立川」で、エンタメ&アートをつむぐ映画館として誕生した"CINEMA TWO"。同店はその施設内にオープンしており、提供する窯焼きピッツァ、パスタ、タパスなどのメニューは「PIZZERIA BAR NAPOLI」の本格イタリアンだという。今回は、期間内平日19時~22時限定で「赤・白ワイン飲み放題」を1,000円(税別)にて提供する。 開催期間は、10月27日~11月13日の平日のみ。時間は、19時~22時(Loまで)。
2015年10月28日ロンドンにてロイヤルプレミアが開催され、主演のダニエル・クレイグを含めたキャスト陣や、英国王室のウィリアム王子&キャサリン妃夫妻、ヘンリー王子らが出席し話題を呼んだシリーズ最新作『007 スペクター』。本作の公式アンバサダーに就任した「くりぃむしちゅー」有田哲平もロイヤルプレミアに参加、レッドカーペットデビュー果たしていたことが分かった。1962年の誕生から50周年目の2012年に公開された『007 スカイフォール』でシリーズ最高となる世界興収1,000億円以上を稼ぎ出し、その確固たる人気を改めて世界に見せつけた『007』シリーズ。ファン待望にして、24作目となる最新作では、シリーズ史上かつてない壮大なスケールのアクションと、シリーズ初のボンド自身の過去と、悪の組織スペクターとの謎めいた関係が描かれる。世界最速上映となるこの日は、黒いタキシードに身を包んだジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグや、ボンドガールのレア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、さらにウィリアム王子とジェニー・パッカムの淡いブルーのドレス姿のキャサリン妃らが勢揃い。その中に、『007』公式アンバサダーに任命された有田さんが大興奮でレッドカーペットに登場した。前日は緊張と楽しみで寝られなかったという有田さん。「自分が芸能人とかアンバサダーというのを忘れてもうはしゃいじゃってます。すごいですね!」と終始興奮気味。さらに「ダニエル・クレイグさんが今回で引退するということなんで、パーティで会ったら『もしやらないんだったら僕にやらせてくれ』って交渉しようと思ってます」と思わぬ新ボンド宣言が飛び出した。ロイヤルプレミアの上映後、いち早く鑑賞した有田さんは「特にダニエル・クレイグになってからの大ファンで何度も見てるんですけど、最高傑作だと思います!いままでの『007』シリーズ作品と比べて迫力というか、スケールは一番だったですね。いままでの中で、スケールも爆破回数も、映画も一番すごかったと思います」と本作を大絶賛。さらに「とんでもない会場で、とてつもない雰囲気の中、ロイヤルファミリーと最新作を観るという経験をしちゃったんで、これは日本でどんどん伝えていかなきゃって使命感ができましたね。いままでの飲み会で出会ってあんまり連絡してない女の子にも連絡して『久しぶり!スペクター観なよ』って」と有田さんなりのアンバサダーとしての決意を語った。そして、プレミアの上映スタートと同じ10月26日(現地時間)からは英国国内でも公開が開始され、月曜夜の興行というたった一晩で約7億円を稼ぎ出し、驚異的なスタートを切った本作。日本での公開がますます楽しみだ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)全国にて先行公開、12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月28日『夏時間の庭』など日本でも人気の高いフランスの名匠オリヴィエ・アサイヤスの最新作は、ジュリエット・ビノシュと4作目のコラボ作となる映画『アクトレス~女たちの舞台~』。ハリウッドを代表する若手女優クリステン・スチュワートとクロエ・グレース・モレッツといった豪華女優陣との共演も話題となっている作品です。世界を股にかけて活躍している大女優のマリアは、忠実なマネージャーのヴァレンティンと二人三脚で仕事に取り組む日々を送っていた。そんなある日、20年前にマリアを女優として世間に知らしめた作品のリメイクへの出演を依頼される。しかし、オファーされたのはかつてマリアが演じた若き美女で主人公の役ではなく、そんな彼女に翻弄され、自滅してしまう中年女性の役の方だった。すでに主役には19歳の若手女優ジョアンが決定していることを告げられたマリアは、過去の役柄と真逆の人物を演じたくないと拒絶し、出演を躊躇してしまう。葛藤し続けるマリアとそんな彼女を献身的に支えるヴァレンティンの2人は、作品のタイトルでもある“マローヤのヘビ”と呼ばれる雲を見ることのできるスイスのシリス・マリアの山荘でセリフ合わせを始めることに……。言わずと知れたフランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュはさすがの存在感と演技で圧倒。数年前からアサイヤス監督に「時間と対峙する女性の本質を掘り下げて欲しい」と話しており、満を持して本作が製作されたという。そんなビノシュに負けずとも劣らない演技を見せ、アメリカ人女優初となるセザール賞助演女優賞を受賞したのは、クリステン・スチュワート。それまでのアイドル女優のイメージを払拭し、ビノシュからも「天才」と称賛された演技は必見です。さらに、子役としても人気だったクロエ・グレース・モレッツがすっかり大人の色気で小悪魔的な魅力を見せており、こちらも目が離せません。そして、多くの女性たちの目を奪うのは、本作の製作費の一部も援助したという人気ブランド『シャネル』が提供しているドレスやジュエリー。今回はそれだけでなく、メイクアップも担当し、話題となっています。ぜひ、その女性らしいきらびやかな世界に浸ってください。スイスの大自然が見せる目を見張るような絶景を舞台に、浮き彫りにされるスター女優の光と影。女性が観るべき映画として、この秋オススメの一本です。女性はある意味、みんな“アクトレス”なのかもしれません。イベントデータ:『アクトレス~女たちの舞台~』公開表記:10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開配給:トランスフォーマー(c) 2014 CG CINÉMA – PALLAS FILM – CAB PRODUCTIONS – VORTEX SUTRA – ARTE France Cinéma – ZDF/ARTE – ORANGE STUDIO – RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月27日12月に日本公開を控える『007』シリーズの最新作『007 スペクター』。10月26日(現地時間)、ロンドンにてロイヤルプレミアが開催され、主演のダニエル・クレイグを含めたキャスト陣に加え、英国王室のウィリアム王子&キャサリン妃夫妻、ヘンリー王子が出席した。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド。その写真に隠された謎に迫るべく、Mの制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニーやQの協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイトの娘であるマデレーン・スワンを追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへ。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。世界最速上映となるこの日、最初にレッドカーペットに登場したのは黒いタキシードに身を包んだジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ。ダニエルは、4,000人の招待客のほか朝から並んでいたファンや会場外の数千人のファン、また世界30以上の国や地域から集まったマスコミに向けて「素晴らしい人々の途方もないハードワークによって、この映画は完成した。だからこそ今夜は特別なんだ。その皆が集まって、自分たちの仕事を祝うことができるんだから。これから重要なのは観客だ。大勢の人がこの映画を観てくれる。とても誇りに思っているよ」とコメント。さらにふたたびボンドを演じることについて「ボンド役を演じるのは最高に楽しいことだから、このような作品で素晴らしい人々と一緒に仕事ができて光栄だった。キャストも才能ある人々ばかりだし、撮影クルー始めスタッフ一同が(それぞれの分野で)最高だった」と感慨深げに語った。そして今回ボンドガールとして出演したレア・セドゥとモニカ・ベルッチが背中の大きく空いたゴールドのドレスと深いスリットの入った、濃緑色のベロアドレスで登場!レアは「出演者は素晴らしい人ばかりでした。そしてもちろん、監督のサム・メンデスは素晴らしかった。私は彼の大ファンなんです。全てが最高でした」と興奮気味に語り、モニカも「007がイギリスの象徴だということは知っていましたが、いままさにそれを実感しています。ダニエル・クレイグは紳士でした。ジェームズ・ボンドとしてではなく、人間としてです」とコメント。その後ダニエルと3人でのフォトセッションに応じた。最後にウィリアム王子とキャサリン妃の姿が見えると会場のボルテージはMAXに!「ジェニー・パッカム(JENNY PACKHAM )」の淡いブルーのドレス姿で登場したキャサリン妃は、ファンからの歓声に笑顔で応じ、ダニエルとも握手。キャスト陣と共に完成した最新作を楽しんだ。『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月27日公開中の映画『ヴィジット』の特別試写会に登場した3B(飛び出すばあさん)が、「あのばあさんに会いたい!」「ばあさん、もっと飛び出せ!」という声を受けて、明日28日(水)に再登場することが決定した。その他の写真本作は、『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマラン監督の最新作で、主人公は幼い姉弟。ふたりは祖父母の家に遊びに行き、祖父母と“3つの約束”をする。第一の約束は“楽しい時間を過ごすこと”、第二の約束は“好きなものは遠慮なく食べること”、そして第三の約束は“夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと”。しかし、夜になるとドアの向こうから叫び声が聞え、ドアを開けたふたりは想像を絶するものを目撃する。特別試写会では映画の上映終了後に3B(飛び出すばあさん)が客席に出現し、観客を驚かせたあと、なぜか出入り口で手作り“風”のクッキーを配布して観客とふれあう謎の行動を見せたが、この模様が報道されると全国から「あのばあさんに会いたい!」「ばあさんのクッキーがほしい」「どうすれば、あのばあさんに会えるの?」という声が多くあがった。そこで映画配給会社は明日28日に、TOHOシネマズ 川崎、TOHOシネマズ なんば、TOHOシネマズ 天神の3劇場で、飛び出すばあさんとの“接触”イベントを決定。当日は、映画上映終了後にばあさんが現れ、来場者に手作り“風”クッキーを振舞う。どの劇場にも夜9時半よりも前に出現するため、ばあさんはにこやか。握手したり、記念撮影にも応じてくれる予定だ。『ヴィジット』3B(飛び出すばあさん)実施劇場10月28日(水)TOHOシネマズ 川崎/15:30の回、上映終了後TOHOシネマズ なんば/16:30の回、上映終了後TOHOシネマズ 天神/11:40の回、上映終了後『ヴィジット』公開中
2015年10月27日女優の釈由美子が10月26日(月)、都内で行われた米映画『エベレスト3D』のネパール復興支援チャリティ試写会に出席。登山愛好家として知られ、「今年1月に亡くなった父が憧れた北アルプスの雲ノ平に、いつか遺影を手に連れて行きたい」と亡き父への思いを語った。そもそも釈さんは「幼少期に、父に連れられて家族一緒に登山を始めた」そうで、「当時は苦しくて大変だし、何が楽しいのかと思っていた」のだとか。それでも登山番組への出演をきっかけに、楽しさに目覚め、「やっぱり登った人にしかわからない、達成感とロマンがありますね」。今月10日に一般男性と結婚したが、「彼も一緒に登ってくれる」とオノロケも披露。そして、「山に登るときは、いつも父の遺影を持っていくんです。ずっと北アルプスの雲ノ平に憧れていたので、いつか父を連れて行きたいですね」としみじみ語った。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレストで、登頂を目指す登山チームが繰り広げた壮絶な実話を、圧倒的な3D映像で映画化した『エベレスト3D』。チャリティ試写会にはメガホンをとったバルタザール・コルマウクル監督、エベレスト登頂を達成した世界的アルピニストの角谷道弘さんが出席した。「現場に行く手段は歩きだけ。宿泊先には暖房器具もなく、電気毛布があるくらいでした。クルーが高山病の症状を訴えたり、寒さに弱いカメラを守ったりと、常にギリギリの状態でした」とネパールで敢行した高地ロケをふり返る コルマウクル監督。それでも「エベレストの雄大さを実感してもらえる映画を作りたかった。私自身、チャレンジが好きで、困難があるほど燃えるタイプ」だと言い、「皆さんには『もし自分がその場にいたら…』と想像しながら、暖かい服装で楽しんでください」とアピールしていた。釈さんは「監督がおっしゃる通り、とにかく寒いです!空気が薄くなる感覚も味わえるので、覚悟してください」、角谷さんも「すべてがリアルで驚きました。映画は20年ほど前の出来事を描いていますが、当時の登山装備が忠実に再現されている」と本作のリアリティに舌を巻いていた。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エベレスト 3D 2015年11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年10月26日オダギリジョーを主演に迎え、日本からフランスに渡った画家・藤田嗣治の姿を描いた『FOUJITA』が10月26日(月)開催中の「第28回東京国際映画祭」にてワールドプレミアとして上映され、オダギリさんに加え、共演の中谷美紀、小栗康平監督らが舞台挨拶に登壇した。1920年代、“エコール・ド・パリ”の寵児となり、パリで時代を彩る画家たちと共に狂乱の時代を生きたフジタ。1940年代の日本で戦争協力画を手掛け、疎開先の村で敗戦を迎えたフジタ。二つの時代を生きた天才画家の姿を描き出す。ワールド・プレミアを日本で迎え、オダギリさんは「初めて見ていただく機会ですが、大きなスクリーンのいい環境で見ていただくのに適した、美しい作品になっています」と胸を張る。藤田の妻を演じた中谷さんは昨年、映画祭のミューズを務め、その際にコンペティション部門に出品される作品に出演し、再び映画祭に戻ってくることを夢だと語っていたが、本作のコンペティション部門ノミネートで「早々にその夢が叶って嬉しいです」と満面の笑み。さらに「美しい絵画の連続のような映画ができました。オダギリさんも美しい佇まいで藤田そのものですし、流暢なフランス語を話されています。セクシーな一面をご覧いただけると思います」と語った。10年ぶりの新作となった小栗監督は「この企画がスタートして約3年になります。藤田は歴史的な人物ですが、映画の中でも彼が遺した優れた絵画を使用しています。いわゆる伝記映画ではなく。1920年代のエコール・ド・パリと呼ばれた時代のパリ、1940年代の日本という全く違う時代、文化をまたぐ藤田の姿を描いています」と語った。また、4日後の10月29日は小栗監督の70回目の誕生日ということで花束がオダギリさんと中谷さんから贈られた。中谷さんは小栗監督の頬にキスもプレゼント!コメントを求められたオダギリさんは「中谷さんが『チューしてあげてください』って言うんですけど、無理でしょ(苦笑)!オッサンがオッサンにチューって…」と困惑しつつ「おめでとうございます」と祝福。中谷さんは「70年という記念の年にこうしてお目にかかれたことを幸せに思っております」と語った。小栗監督は「戦後70年という意識はあるんですが、自分が70歳という意識が全然なくて…」と苦笑を浮かべるも「思わぬプレゼントをいただきました。ありがとうございます」と相好を崩していた。『FOUJITA』は11月14日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:FOUJITA 2015年11月14日より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド
2015年10月26日「角川ニコニコエース」にて連載中の近未来バディアクション『紅殻のパンドラ』(原案:士郎正宗、漫画:六道神士)が、劇場イベント上映版としてアニメ化されることが決定した。アニメーション制作はStudio五組が担当。本作の主人公は、「全身義体」の少女・七転福音。親類を頼って人造のリゾートアイランド「セナンクル島」に向かう彼女だが、そこで待っていたのは重武装のテロリストや大量破壊兵器が跋扈する、 途方もない「新生活」?だった。先進国では、一部ではあるが、サイボーグや自律ロボットが一般に出回り始め──戦争や災害をはじめ、 世界はあらゆる災厄に覆われ、救いをもとめて人々がさまよっていた時代。これはそんな時代に──全く関係なく、『彼女が、彼女に出会う物語』となっている。本作の上映は、角川シネマ新宿、伏見ミリオン座、梅田ブルク7にて、2015年12月5日(土)~12月18日(金)までの2週間限定。各上映館にて舞台挨拶の開催を予定。また、公開1週目には来場者特典として「六道神士描き下ろし複製ミニ色紙」、2週目には「谷拓也描き下ろし複製ミニ色紙」のプレゼントも予定されている。各詳細については、公式サイトをチェックしてほしい。なお、原作コミックス最新7巻は、2015年12月26日(土)発売予定となっている。士郎正宗×六道神士×Studio五組がおくる近未来バディアクション、劇場イベント上映版アニメ『紅殻のパンドラ』は、 角川シネマ新宿ほかにて2015年12月5日(土)より2週間限定公開。(C)2015士郎正宗・六道神士/KADOKAWA角川書店/紅殻のパンドラ製作委員会
2015年10月26日第28回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出された『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』が10月25日(日)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、主演を務める竹内結子と橋本愛、メガホンをとる中村義洋監督が舞台挨拶に立った。竹内さん演じる小説家である「私」と、橋本さんふんする女子大生の「久保さん」が、久保さんの暮らす部屋で聞こえる奇妙な“音”の真相を探り、恐るべき事件に巻き込まれるホラー映画。「第26回山本周五郎賞」を受賞した小野不由美の原作小説は、「そばに置いておくだけで怖い」と評される作品で、自称怖がりの竹内さんは「皆さん、準備はいいでしょうか?途中で試写をギブアップした私が言うのもなんですが…」と観客に注意を呼びかけた。一方、司会者から「怖い映画に出演して、実生活に支障が出るような恐怖体験はありましたか?」と質問された橋本さんは、「特に…」とクールに返答。と思いきや「家に帰ったら、ガスがつけっぱなしだったことがあります。きっと、消し忘れたんだと思いますけど」となかなかの重大事件を明かし、客席をどよめかせた。ミステリー映画の名手として高い人気を誇り、ホラー映画のメガホンは約10年ぶりとなる中村監督は「今回、まず性格が暗いスタッフを集めることから始めた」と笑いを誘い、「一番こだわったのは、やっぱり“音”ですね。今日は(TOHOシネマズ六本木ヒルズで最も大きな)スクリーン7での上映なので、相当“来る”と思います。映画が終わる頃、皆さんの笑顔が消えているのが楽しみ」と不敵な笑みを浮かべた。第28回東京国際映画祭は10月31日(土)まで、メイン会場となる六本木ヒルズをはじめ、TOHOシネマズ新宿などで開催。『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、2016年1月30日(土)より全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋― 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
2015年10月26日第28回東京国際映画祭の特別招待作品『エベレスト3D』と、岡田准一が主演する来年公開の『エヴェレスト 神々の山嶺』の2作品が10月25日(日)、都内で合同記者会見を行い、各スタッフと関係者が一堂に会した。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』からは、バルダザール・コルマウクル監督と、唯一の日本人キャストとして実在の女性登山家を演じた女優・森尚子が出席した。ネパールで過酷な高地ロケが敢行され、「クルーが高山病の症状や体調不良を訴えるなか、出演者自らが重い荷物を背負って現場に向かった。限界に挑む毎日でしたが、こうして皆が無事に戻ってこられたのが何よりうれしい」(コルマウクル監督)、「まつ毛も髪の毛も凍りましたね。監督は人間と自然の戦いにこだわっていて、私たちにも常にacting(演技)ではなく、reaction(反応)しろと言っていました」(森さん)とふり返った。片や、岡田准一、阿部寛、尾野真千子という豪華キャストが出演する『エヴェレスト 神々の山嶺』からは、製作代表を手がける角川歴彦氏、平山秀幸監督、原作者の夢枕獏氏が出席し、同作を国際舞台でアピールした。今年3月にネパールでのロケを行った直後、同地で震災が起こり、「映画化にはエベレストに匹敵する壁があったが、現地の皆さんに支えられた。来年3月の日本公開を前に、ネパールの皆さんにご覧いただく機会を作れれば」(角川氏)、「震災が起こったのがちょうど半年前。現地スタッフやコーディネーターの方々に支えられたおかげで、僕らも仕事できた」(平山監督)と感謝とエールを送り、マダン クマール バッタライ特命全権大使(在日本ネパール国大使)に義援金を手渡した。また、夢枕氏は「何度も映像化のオファーがあったが、やはり現地ロケ抜きには成立せず、何度も頓挫した」と明かし、「今回は、皆さんの本気度が映画化を実現させた」と感慨しきり。「いまは感謝でいっぱいで、原作を書いて良かったという思い。一観客として完成が楽しみ」と期待を示した。第28回東京国際映画祭は10月31日(土)まで、メイン会場となる六本木ヒルズをはじめ、TOHOシネマズ新宿などで開催。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エベレスト 3D 2015年11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年10月25日大手動画配信サービス「Netflix」初の劇場映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』が10月24日(土)、第28回東京国際映画祭の正式招待作品として、東京・TOHOシネマズ新宿で上映され、メガホンをとったキャリー・ジョージ・フクナガ監督が舞台挨拶に立った。ナイジェリア人作家ウゾディンマ・イワエラの同名小説を原作に、内戦が激化する西アフリカで、愛する家族と引き離され、少年兵士として過酷な状況を生き抜く主人公アグーの目を通して、戦争のおぞましさと人間の尊厳を問いかけるヒューマンドラマ。今年9月にヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、すでに世界各国の「Netflix」ユーザーに独占配信が始まっている。「少年兵の悲しい現実は、皆さんにとって遠い国の出来事かもしれませんが、映画というフィルターを通して、主人公の気持ちに共感し、身近なテーマなのだと知ってもらえれば」とフクナガ監督。根底には家族愛というテーマがあるといい「前半は家族との日常を、軽やかに描き、微笑ましいシーンもあります」とアピールした。撮影はガーナで行われ、「異文化が行き交う過酷な現場で、困難も多かった」といい、フクナガ監督自身も「マラリアになってしまった」。それでも「クルーが一丸となって作品づくりに情熱を注ぎ、結果的にはすばらしい体験になった」と誇らしげ。「Netflix」との映画製作については、「僕らを信頼し、応援してくれた。何より世界同時に皆さんに見てもらえるのはNetflixの大きな魅力」と語った。『マンデラ自由への長い道』でマンデラ氏を熱演したイドリス・エルバが、少年兵を率いる武装軍の指揮官を演じ、早くもアカデミー賞有力の声があがる本作。主人公のアグーを演じるアブラハム・アッターが、演技未経験にもかかわらず、ヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を受賞している。第28回東京国際映画祭は10月31日(土)まで、メイン会場となる六本木ヒルズをはじめ、TOHOシネマズ新宿などで開催。『ビースト・オブ・ノー・ネーション』は「Netflix」にて配信中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月25日アカデミー賞女優のヘレン・ミレンが10月24日(土)、第28回東京国際映画祭が開催中のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、主演する特別招待作品『黄金のアデーレ名画の帰還』の舞台挨拶に登壇。プロモーション来日は『REDリターンズ』以来、約2年ぶり2度目となる。クリムトの名画をめぐる感動の実話を描いた本作。アメリカに暮らす82歳のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)が、“オーストリアのモナリザ”と称えられるクリムトの名画<黄金のアデーレ>を、「正当な持ち主である私に返してください」とオーストリア政府を訴えた。第二次世界大戦中、ナチスに略奪された名画のモデルは、マリアの伯母であるアデーレ、その人だった…。「私のもとにはたくさんオファーが来るけど(笑)、自分でいいと思える作品や役柄はなかなかないもの。でも、この作品は私の女優魂が『絶対にやるべき』と応えてくれたの」と強い思い入れを示すミレン。実在する人物を演じるにあたり、「髪の毛や瞳の色を変えたし、動きやしぐさも研究した。でも、いちばん大切なのはマリア自身の視線で、世界を見渡すことだったわ」と役作りをふり返った。同席したサイモン・カーティス監督は、「この作品をつくる上で、最優先事項はヘレンに主演してもらうこと。それが実現してとてもうれしい。実際、マリアの親族から『ヘレンは本当にそっくりで、すばらしい演技だった』と言われて、改めて誇らしい気持ちになった」と最大限のリスペクトを表した。イギリスのミラー紙で“最も影響力のある女性NO.1”に選ばれたミレンが、輝き続ける秘けつは?「まず、とても楽観的な性格であること。つらく悲しい出来事もたくさんあるけど、それでも地球は美しい場所だし、生まれてきたことに感謝している。それにできる限り、長生きをして、テクノロジーがどれだけ進歩するか見届けたいの。好奇心の強さも、若々しくいられる秘訣かもしれないわね」。初来日のカーティス監督に対し、「私が彼をパチンコに連れて行くわ」とお茶目に提案する場面もあり、なるほど好奇心の強さは本物のようだ。舞台挨拶には、美術に造詣が深い俳優の石坂浩二が駆けつけ、「40年以上前、NHKでエリザベス女王とお会いしたことがあったが、そのときとまったく同じ気持ち」とエリザベス女王を演じ、アカデミー賞に輝いたミレンの存在感に圧倒されていた。第28回東京国際映画祭は10月31日(土)まで、メイン会場となる六本木ヒルズをはじめ、TOHOシネマズ新宿などで開催。『黄金のアデーレ名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)
2015年10月24日第28回東京国際映画祭が開催中のTOHOシネマズ六本木ヒルズで10月24日に、世界的な人気を誇るPerfume初のドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』が公式上映され、メンバーのあ~ちゃん、かしゆか、のっち、佐渡岳利監督が舞台あいさつに立った。舞台あいさつ/その他の写真結成15周年、メジャーデビュー10周年を迎えた彼女たちの3度目となるワールドツアーに密着し、圧巻のライブ映像のほか、貴重なオフショットも満載の本作。タイトルの名付け親である佐渡監督は「撮影中のアメリカ公演で、メンバーが“We Are Perfume”と自己紹介している姿が印象に残った。スタッフを含めたチームとして、私たちこそがPerfumeだと自負していて、映画のタイトルにふさわしかった」とタイトルに込めた思いを語った。メンバーにとって、出演映画の舞台あいさつは初めての経験だといい、「女優さんじゃないのに、こんな場所に立っていいんじゃろか?」(あ~ちゃん)、「ふわふわした夢見心地」(かしゆか)、「早く皆さんの感想が聞きたい」(のっち)と声を弾ませた。3度目のワールドツアーで初上陸したアメリカは、メンバー念願の地であり「自分たちでも『よう行ったな』と思う。でも、どんなハコ(会場)でも日本と同じことをやるのが願いだったし、それが実現できたのは誇らしい」(あ~ちゃん)、「アメリカ公演で夢がかなったのはもちろん、次の夢を見つけられた意味あるツアーになった。ここまで続けられたのは、ここにいる二人のおかげ」(かしゆか)、「石橋を叩いて、3度目のワールドツアーで初のアメリカ。堂々として見えるのは、きっとそのせい」(のっち)としみじみ振り返った。『第28回東京国際映画祭』10月31日(土)までTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて開催中『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』10月31日(土)からTOHOシネマズ新宿ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年10月24日三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマー、ELLYの初主演映画『TRASH/トラッシュ』の舞台挨拶が10月24日(土)、都内で行われた。登壇したELLYは、周りのキャストやスタッフのべた褒めされ、「褒められてすごいうれしいっすね」と、照れくさそうに微笑んでいた。『TRASH/トラッシュ』は、地元では負けなしのELLY演じる主人公・本堂ケントが、上京したのちに歯車が狂いだし、闇金や地下組織との戦いに巻き込まれていくというリアル・アウトロー・アクション映画。何かに打ち込めず苛立ちを体でしか表現できない主人公を、自身の高い身体能力を活かし、格闘シーンも本格的に演じた。初めての映画主演にあたり、ELLYは、「最初に脚本を読んだときに、自分の過去と近いところを感じました。実際現場に入ると楽しいし、勉強になったし、何よりお芝居することがどんどん好きになっていきました」と明かすと、場内からは「ELLY、おめでとう」というファンからの温かいコールであふれた。主人公の親友役として出演した八木将康(劇団 EXILE)は、「大きなハプニングはなかったんですけど、撮影が終わってからELLYと二人で血のりがべったりついたまま温泉に行ったんです。一般の人もいたので『あいつら、なんだ』ってなっちゃって」と、EXILE TRIBEの同期ならではの仲の良さを見せていた。昔の恋人役を演じた中村ゆりは、ELLYが演じたシャイな男性像について意見を求められると、「エリーさんそのままというか。現場でも最初のころはあまりしゃべってくれないくらいで。でもダンスとかの話を聞いて、熱い人だなって思いました。素敵です」と隣のELLYに柔らかい視線を送っていた。ほか、中村ゆり、天野浩成、権野元監督も登壇した。映画『TRASH/トラッシュ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TRASH/トラッシュ 2015年10月24日よりシネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開(C) 2015「TRASH」製作委員会
2015年10月24日人気ユニット「Perfume」の結成15年&デビュー10周年を記念したアニバーサリー映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』が10月24日(土)、第28回東京国際映画祭「パノラマ部門」として、TOHOシネマズ六本木ヒルズで正式上映された。3度目となる世界ツアー「Perfume WORLD TOUR 3rd」をはじめ、「SXSW 2015」など海外での活動に完全密着したドキュメンタリー。アジア、ヨーロッパ、そして念願だったアメリカなど、世界を駆け巡りながら、数々のヒット曲と最新鋭のテクノロジーが融合したパフォーマンス、そしてこれまで明かされることのなかった“素顔”を切り取っていく。上映後にはメンバーのあ~ちゃん、かしゆか、のっち、佐渡岳利監督が舞台挨拶に登壇。「どんなハコ(会場)であっても、日本と同じライブをするのが願いだった。自分たちでも『よう行ったな』と思う。これからもファンの皆さんに楽しんでもらいたい」(あ~ちゃん)、「アメリカに行って夢がかなったのはもちろん、“次の夢”を見つけることができ、意味のあるツアーだった。ずっとこの3人でPerfumeとして楽しんでいけたら」(かしゆか)、「自分で見ても堂々としているなと思う。石橋を叩いて、3度目の世界ツアーで初めてのアメリカというのが良かったんだと思う」(のっち)と映画を通して、自らの偉業をふり返りつつ、次なる夢への飛躍を誓った。また、10月22日(木)に六本木ヒルズアリーナで行われた映画祭のレッドカーペットでのエピソードを「女優さんじゃないのに、こんな場所を歩いて、いいんじゃろかって。パフォーマンスするわけでもないので、手持ちぶさたでした」(あ~ちゃん)、「ふわふわした夢見心地でした」(かしゆか)、「マネージャーの山本さんが一緒に歩いてくれて、うれしかった」(のっち)としみじみ語った。映画の名付け親である佐渡監督は、「アメリカ公演で、3人が『We are Perfume』と自己紹介している姿が印象に残ったから。世界に対する挨拶であり、スタッフを含めたチーム全体で私たちがPerfumeだと自負するふさわしいタイトルだと思う」と語っていた。第28回東京国際映画祭は10月31日(土)まで、メイン会場となる六本木ヒルズをはじめ、TOHOシネマズ新宿などで開催。『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』は10月31日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)
2015年10月24日斎藤工と板谷由夏が10月23日(金)、第28回東京国際映画祭が開催中のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、WOWOWの映画情報番組「斎藤工×板谷由夏 映画工房」放送200回を記念したトークイベントを行った。この日はトークイベントに加えて、番組でこれまで紹介してきたおよそ500本の映画から、斎藤さんが選んだニコラス・ウィンディング・レフン監督の『ドライヴ』、板谷さんが選んだジョン・カサヴェテス監督作『こわれゆく女』、そして、視聴者投票により選出された感動作『チョコレートドーナツ』の3本をオールナイト上映された。斎藤さんは『ドライヴ』に主演したライアン・ゴズリングを「女性のハートをつかんだ二枚目スターが、新たな表情を見せている」と絶賛。現在、同じ34歳で「僕なんて年収は2億分の一くらい。彼に比べたら、タクミの色気なんて安いもの。100均で売っている」と自虐的なコメントも飛び出した。また、飛び入り参加した『チョコレートドーナツ』のトラヴィス・ファイン監督が、来年夏にも東京・中野を舞台にした新作を撮影すると聞くと、斎藤さんは「スケジュール、空けておきます。現場の手伝いでも何でもします」と猛アピール。ファイン監督も「OK!」と前向きな姿勢を見せた。現在、中野でロケハンを行っているそうで、「もうすぐ脚本ができあがる頃。祖母、母、8歳の娘という三世代のアメリカ人親子が日本に引越し、人生が変わる物語です。その3人以外は、キャストもスタッフもほとんどが日本人になる予定」(ファイン監督)と説明していた。トークイベントの模様は、11月6日(金)に『ドライヴ』『こわれゆく女』『チョコレートドーナツ』と併せてWOWOWシネマで放送される。(text:cinemacafe.net)
2015年10月24日誕生から半世紀以上に渡り愛され続けている、史上最長寿シリーズ『007』。この度、24作目となる待望のシリーズ最新作『007 スペクター』の12月公開に先駆け、前売鑑賞券第2弾の発売が、タイトルにちなんだ11月7日(土)に決定した。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマデレーン・スワン(レア・セドゥ)を追う。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。今回、11月7日(土)より販売が開始される第2弾のチケットデザインは、先日公開されたダニエル・クレイグが白タキシードに身を包んだ本ポスターデザイン。そして特典は数量限定の超レアな『007』シリーズのデザイン本「Bond by Design: The Art of the James Bond Films (Excerpted Edition)」に決定。『007』シリーズのこれまでの魅力が詰まった、全40ページの超豪華本だ。すでに発売中の前売鑑賞券のデザインはティザーポスターのデザインとなっているため、今回発売される第2弾の本ポスターデザインと合わせてコンプリートしてみては?『007スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月23日女優として輝き続けるために、葛藤するマリア・エンダースの姿を通して、ひとりの女の壮絶な生き様を描いた『アクトレス~女たちの舞台~』。業界の裏話を盛り込みつつ、華やかなだけではない女優たちの素顔を映し出しています。演じることへの苦悩、歳をとること、若手の台頭といった恐怖にどう立ち向かうかも丁寧に描写していき、女優、女そして、もっと突き詰めて、人間の本質に迫っていくのです。女優である主人公マリアを通して、オリヴィエ・アサイヤス監督は何を描きたかったのでしょう。来日した監督にお話を伺いました。今回は、その内容をたっぷりご紹介します。――仕事仲間としてではなく、作品のテーマのひとつとして女優に興味を持った理由、きっかけは?「女優の中に働いているものに興味を感じるんです。人間的なもの、より普遍的なものが女優だと思います。人間的なものが女性的なのではなく、人間的なものは普遍的であり、それは女優の中に見出されるものなのではないかと。これはジュリエットのための作品ということではなく、人生を出発点として、女優を主人公にした作品をつくるにあたり、ヒロインのマリアにジュリエット・ビノシュを使いたいと思ったのです。彼女とは長い付き合い。だからこそ、この映画のように“時間”をテーマにした作品を作ることができたと思います」――配役も面白いですね。特にスキャンダル報道の多いクリステン・スチュワートが、スキャンダル女優の話をする場面が面白かったです。キャスティングにはどのようなこだわりがあったのでしょうか。「クリステンは初めからエージェントのヴァレンティン役をやってもらおうと思い、私からオファーしました。スターを探していたわけではなくて、アメリカの若い女優で、存在感のある女優を探していました。彼女はあの世代の女優では抜きん出ていると思います。小さな役ではありましたが、ショーン・ペン監督の『イントゥ・ザ・ワイルド』の時から存在感を示していましたし、ユニークな存在感のある稀有な女優だと思っていました。ハリウッド映画に出ている彼女にとってインディペンデントな映画はリスクかもしれませんが、彼女の女優としての未来が少しだけ変わるような、今までの映画では与えられなかったものを与えてあげられるのではないか、と思いました」――映像世界と現実、真実と嘘、表と裏の境界線がなくなるような世界に生きる女優たち。ときに、役と自分の境界線もあいまいになり不安定になることもあるように描かれていましたが、そこまで献身的なマリアのような女優をどう感じているのでしょうか。「現実に女優はそういう世界に生きていると思います。俳優にとって自分が演じる役と自分を同一視しないでいることは難しいのです。同一視という言葉が適切じゃないとすれば、女優は自分が演じる登場人物と自分を重ね合わせていると思います。そして、それを人生の一定時期に行い、そのように自分自身の二重化が起こる、二つの生を生きることになります。それはマリアだけではなく、芸術に携わる全ての女性の姿ではないでしょうか?」――役を演じるに当たり、追い詰められる女優たちも側で観て来たと思いますが、監督は揺れ動く女優たちにどう寄り添うべきだと思うのでしょうか。「私の場合、そのような問題に直面したことがありません。女優にしても、役になりきるまでの道があって、それを辿ってこなければ役になれませんが、その仕事は映画の撮影が始まる前に俳優が自立した形で行っていきます。撮影が始まった時に俳優たちは自分自身が演じなければならない役と和解していて、調和的な関係を持っています。そこで、映画作家の仕事は俳優たちに自信を与えることです。それは映画作家が俳優に投げかける視線の質に関わってくるでしょう。女優であっても男優であっても映画作家の視線が、要求が高いものであることが重要です。映画作家の側から要求の高い視線が送られるということは、逆に自分たちが冒しているリスクは価値があるものだ、やる甲斐がある、という、安心させるものになるからです。映画作家は何よりも作品の最初の観客ですから」――対峙する大女優と若手女優の2人には、インスピレーション源となる存在がいたのでしょうか。「この映画は、ジュリエット・ビノシュからインスピレーションを与えられて作った作品ですから、ジュリエットが全てのインスピレーション源です。映画に出てくるすべてのものがジュリエット・ビノシュによって照らし出されている。すべてがジュリエットとの関係によって成立しています。すなわちジュリエット・ビノシュ以外の女性はすべて彼女の投影であり、彼女の演じているマリアの若い時の反映になっています」――女優とは監督にとって、どんな存在なのですか?「女優とは私にとって、人間的なもので、理解する知性があり、そしてそれを心の中で再現できる人。そしてカメラ映りの良さ、カメラとの関係が神秘的であることだと思います」(text:June Makiguchi)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月22日ジュリエット・ビノシュ、クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツという世代を超えた女優たちの見応えある競演が話題の『アクトレス ~女たちの舞台~』。本作で、実際のイメージとはまるで違う、スキャンダルまみれのお騒がせ若手女優を演じたクロエの“七変化”が明らかになる本編映像が解禁となった。ある舞台がきっかけでブレイクし、一世を風靡した大女優マリア(ジュリエット・ビノシュ)、彼女の敏腕マネージャー、ヴァレンティン(クリステン・スチュワート)、そしてマリアがブレイクした舞台のリバイバル作に抜擢された人気若手女優ジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)という女性3人の、それぞれの葛藤や変化が、スイスの景勝地を舞台に描かれる本作。本作では、ビノシュが、若手の出現に嫉妬し苦悩する中年の女優の苦悩と葛藤を見事妙演。クリステンは大女優を支えるメガネ女子のマネージャーに徹し、大女優に振り回される役柄に、さらに最強の笑顔とかわいらしさで人気を博すクロエは、恋愛ゴシップにまみれたハリウッドの問題児であり、妻ある男性と恋をする大人の女を好演する。今回届いた本編映像は、いきなり、クロエ演じるジョアンが追いかけてきたパパラッチに対して大声で悪態をつき反撃する場面からスタート。かと思えば、あるときはシックなシャネルの衣装で妻ある男性と密会する大人の女に、また、あるときはカーリーヘアでパンクなメイクで記者会見に登場し、けだるい態度でマスコミと対峙する。劇中で撮影中のSF大作ではメタリックのボディスーツに赤毛のウィッグで、宇宙船に乗りこむ冷たいミュータントに見事に変身!いったい次は何をしでかすのか、まるで七変化のようにさまざまな顔を見せるクロエのキャラクターから目が離せなくなる映像となっている。さらに、そんな彼女に翻弄され続ける大女優を演じたビノシュの姿にも注目だ。『アクトレス ~女たちの舞台~』は10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月22日みんな大好きな肉料理のひとつといえばステーキですが、あなたはどのくらいステーキのことを知っていますか?世界一おいしいステーキに出合ってみたいと思いませんか?そんな疑問に答えてくれる映画『ステーキ・レボリューション』は肉好き女子必見の1本です。世界で一番おいしいステーキを探す旅に出た監督のフランク・リビエラと案内人でパリ最高の精肉職人であるイヴ=マリ・ル=ブルドネック。2年間にわたり、全世界20カ国、200を超えるステーキハウスを訪れるという驚きのステーキ・ロードムービーがたどりついた「世界一おいしいステーキ」ベスト10とは?画面いっぱいに広がる肉汁とステーキの焼けるおいしい音に思わずゴクリと喉が鳴り、観終わったあとは必ずステーキが食べたくなるため、究極のドキュメンタリーならぬ“肉メンタリー”と呼ばれている本作。ただ牛肉を焼いているだけがステーキではありません!あなたのもとに届くまで、どのようにして牛が育てられ、どのくらい熟成されているのかなど、普段知ることのない牛肉の“裏側”を知れば、ステーキの奥深さに感銘を受け、今後のステーキの味わい方にも影響を与えるはず。国によって違う牛肉のおいしさ基準や牛の育て方などの興味深い話を聞けるだけでなく、おいしい牛肉の選び方も学ぶことができる一石二鳥の為になるドキュメンタリーは、まさに“お肉の教科書”。もちろんランキングにも登場する日本が誇る和牛は、現在世界中で人気の牛肉のひとつ。和牛のおいしさに悶絶する案内人の様子には、日本人として思わず誇らしい気持ちになるのと同時に、口の中はよだれでいっぱいに!これからのあなたの人生観のみならず“ステーキ観”を大きく覆すかもしれない本作は、多くの人にとってレボリューションとなること間違いなし。劇場のチケットを買ったあとは、ステーキハウスの予約をお忘れなく!イベントデータ:『ステーキ・レボリューション』公開表記:10月17日(土) YEBISU GARDEN CINEMA/109シネマズ二子玉川/大阪ステーションシティシネマほか全国順次公開配給:ピクチャーズデプト© 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS
2015年10月21日1962年の誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ『007』の24作目となる『007 スペクター』。12月の公開を控えた本作から最新のビデオ・ブログとなるラブソング編が解禁。また、ダニエル演じるジェームズ・ボンドと、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ演じる2人のボンドガールの場面写真が公開された。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマデレーン・スワン(レア・セドゥ)を追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへ。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。主題歌を務めるサム・スミスの深い歌声で始まる今回の映像。「アメリカにいるエージェントに世界一生意気な内容のメールを送ったんだ。『007のテーマ曲を歌わせてほしい』と」と語るサム。それからプロデューサーのバーバラと監督のサム・メンデスに会い、話を重ね合い出来上がった楽曲が“最高のラブソング”。主題歌のタイトルである「ライティングス・オン・ザ・ウォール」とは、“災いの兆し”の意。その言葉が意味する通り、劇中ではMI6の存在意義の追求や悪の組織“スペクター”との死闘など、絶体絶命的のピンチがボンドに差し迫る中、「全てを賭けたら、倒れても貴女は僕を受け止めてくれるだろうか?どう生きればいい?愛を感じたいんだ」と、サムが劇中のボンドの気持ちを代弁して歌っている。また、今回解禁されたビジュアルには、ボンドとマデレーン・スワン(レア・セドゥ)、ドレスアップした2人がボンド映画ではおなじみのマティーニで乾杯するシーンと、シャンパンを手にしたボンドとルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)が同じく見つめ合う姿が。ボンドが思いを傾ける相手は一体誰なのか…。サムが作り上げた最高のラブソングと共に思いを馳せてみて。『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月21日