4月26日(金) 横浜地区に新たな映画館「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」がオープンする。STYLE-Sとは、特別(Special)でとびきり(Superior)な体験を提供すると共に、観客の感性(Sensitivity)を刺激する空間で、洗練された(Sophisticated)音響(Sound)と、選りすぐり(Selected)の鑑賞席(Seat)で素晴らしい(Sensational)鑑賞環境を提供する、ローソン・ユナイテッドシネマの次世代ブランド。STYLE-Sの特徴のひとつが、没入音響体験システム【FLEXOUND Augmented Audio (TM)(フレックスサウンド)】。本システムは、フィンランドの拡張音響システム開発会社FLEXOUND (TM)(フレックスサウンド)社の特許技術による音響システムで、「音と振動」を発生させるスピーカーが内蔵された椅子を使用することで身体全体で音を感じることができる。本劇場では全12スクリーンで導入し、通常の映画鑑賞料金で利用することができる(※一部特別料金のプレミアムシートあり)。【FLEXOUND Augmented AusdioTM(フレックスサウンド)】また、映画館のオープンを記念して、同じく横浜を舞台にした新作映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日(金) 公開)とのコラボレーションも決定。「タカ、俺たちが横浜に帰ってきたら、最先端のイケてる映画館ができてたぜ」「俺たちの映画は、せっかくだから、その映画館でもみてもらいたいもんだな、ユージ」と、タカ&ユージからのコメントとともにコラボビジュアルも公開された。『帰ってきた あぶない刑事』コラボビジュアル<劇場概要>ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい開業日:4月26日(金)スクリーン数:12スクリーン座席数:約1,050席(一部特別料金のプレミアシートあり、車椅子スペース含む)場所:商業施設 MARK IS みなとみらい 5階 エンタテインメントフロア<作品情報>『帰ってきた あぶない刑事』5月24日(金) 公開公式サイト:「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年03月13日パリの“リアル”を描き続ける『レ・ミゼラブル』の新進気鋭監督ラジ・リの最新作『バティモン5 望まれざる者』から、予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。今年の夏季五輪開催地でもあり、世界が憧れてやまない憧れの都市・パリ。今回解禁となった予告では、多くの移民たちが暮らす犯罪多発地区の一画“バティモン5”でのリアルな<怒り>が捉えられている。臨時市長に就任したピエールは、再開発を言い訳にこの“乱れた“地区を強制的に一掃しようとする。「声を上げなきゃ」「批判ばかりで何もしないのね?」と、行政の横暴なやり方に対して住民同士でも葛藤や諦めムードがせめぎ合うが、そんな切実な声はお構いなしに“法の執行”の名の下、あらゆる手段で全てを思い通りに動かそうとする行政。やがて、住む場所を失った住民たちは、このあまりにも横暴な立ち退き要求に対し、徹底抗戦することを決意、「全てを失う苦しみを知れ!」住民たちの怒りと行政が衝突することになる。「フランスは好きですか?」このシンプルな問いかけが、権力、革新、暴力があらゆる不都合な真実を炙り出していくような映像となっている。また、ポスターは、バンリュー地区の古いアパートが爆破解体される瞬間を切り取ったもの。市長ら行政関係者と多くの住人、野次馬が見守る中爆炎を上げながら一瞬で崩れ落ちていくその様子は、人と権力の身勝手さの縮図を象徴するような印象的なカットとなっている。監督は、前作『レ・ミゼラブル』でその名を一躍世界に轟かせた、新鋭ラジ・リ。『レ・ミゼラブル』では、自身が生まれ育ったパリ郊外の犯罪多発地区モンフェルメイユを舞台に、そのエリアを取り締まる犯罪防止班(BAC)と少年たちの対立を、手に汗握る圧倒的な臨場感で描き出た。第72回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞、第45回セザール賞最多4冠(観客賞、最優秀作品賞、有望男優賞、編集賞)、第92回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなどを果たしている。ラジ・リ監督©Laurent Le Crabe・SRAB FILMS2022年にはパリ郊外のスラム地区での暴動を映し出したNetflix映画『アテナ』の製作・脚本を手掛け話題を呼んだ。『バティモン5 望まれざる者』は5月24日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バティモン5 望まれざる者 2024年5月24日より 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© SRAB FILMS - LYLY FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - PANACHE PRODUCTIONS - LA COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE – 2023
2024年03月13日相鉄・東急新横浜線開業1周年の2024年3月18日(月)から開始相鉄グループの相模鉄道㈱(本社・横浜市西区、社長・千原 広司、以下 相模鉄道)と東急電鉄㈱(本社・東京都渋谷区、取締役社長・福田 誠一、以下 東急電鉄)は、2024年3月18日(月)から5月6日(月・祝)までの期間、相鉄・東急新横浜線の開業1周年を記念して、「新横浜駅5社局乗り入れ1周年記念スタンプラリー『消えた駅長たちからのメッセージ』」(以下、同スタンプラリー)を開催します。これは、3月18日に新横浜駅への5社局乗り入れ開始から1周年を迎えることを記念して実施するもので、新横浜駅に乗り入れている、東海旅客鉄道㈱、東日本旅客鉄道㈱、横浜市交通局が参加し、開催するものです。同スタンプラリーを通じて、相鉄・東急新横浜線や各社局線を巡っていただき、新横浜駅を起点とした沿線のお出かけを楽しんでいただくことを目的にしています。■スタンプラリー名称・コンセプト【名称】『消えた駅長たちからのメッセージ~新横浜駅へつながる5つの路線のひみつ~』【コンセプト】新横浜駅の5社局の駅長が全員消えた!?5人の駅長を探しに、謎だらけの街と出会う物語が今はじまる。■スタンプラリー内容5社局の沿線にあるラリーポイント設置駅(計9駅)、および相鉄・東急新横浜線 新横浜駅に掲示されたポスターに書かれているキーワードをゲーム画面に入力することで、謎解き問題が登場。正解して獲得したスタンプ数に応じて、賞品に応募することができます。春風が人々を優しく、そして暖かく包み込むこの季節、同スタンプラリーを通じて、新横浜駅に乗り入れている、相鉄線や東急線、各社局線沿線のラリーポイントなどを謎解きしながら巡ってみませんか?同スタンプラリー(イメージ)新横浜駅5社局乗り入れ1周年記念スタンプラリーの概要1.開催期間・時間2024年3月18日(月)~5月6日(月・祝)初電から終電まで※3月18日は、10:00から2.内容~新横浜駅5社局の駅長が全員消えた!? 5人の駅長たちを探しに、謎だらけの街と出会う物語が今はじまる~参加各社局の沿線にあるラリーポイント設置駅(合計9駅)、および相鉄・東急新横浜線 新横浜駅に掲示されたポスターのキーワードをゲーム画面に入力することで、謎解き問題が登場。探偵となって、消えた5人の駅長たちの行方捜査をしていただきます。正解して獲得したスタンプ数に応じて、賞品に応募することができます。3.参加費無料※交通費・通信料はお客さま負担となります。4.参加方法(1)イベント概要ページ( )内にある「謎解きラリーに挑戦」ボタン、または掲載されている二次元コードをスマートフォンのカメラで読み込み、謎解きラリー参加ページにアクセス。※謎解きラリー参加ページは3月18日(月)10:00からアクセス可能となります。(2)謎解きラリーのゲーム画面に掲載されているラリーポイント設置駅へ訪問いただき、駅に掲示されたポスターに書かれている、キーワードを入力して、謎解きに挑戦。※一部、現地へ行かなくても参加できる問題もありますが、それ以外は現地に訪問しないと参加いただくことはできません。(3)スタンプの獲得数に応じて、参加ページから賞品への抽選応募が可能となります。5.ラリーポイント設置駅(参加社局)○相模鉄道【相鉄本線】二俣川駅(改札外「SOTETSU GOODS STORE」二俣川)、三ツ境駅(改札外)○東急電鉄【東横線、目黒線・大井町線】代官山駅(改札外)、大岡山駅(改札外)○JR東海【東海道新幹線】新横浜駅(改札内)○JR東日本【横浜線】町田駅(中央改札外)、小机駅(改札外)○横浜市交通局【横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン】踊場駅(改札外)、センター北駅(改札外)○相鉄・東急新横浜線共通新横浜駅(南改札外)6.賞品賞品の抽選・応募期間:2024年3月18日(月)~5月6日(祝・月)23:59までとなります。※各賞品への抽選応募は【お1人さま1回まで】です。※当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。※賞品の発送は、5月末ごろを予定しております。○特急賞(スタンプ15個)計4組8人・横浜ベイホテル東急「エグゼクティブツインベイビュー1泊・朝食付き宿泊券」 2組4人・横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ「ラグジュアリーフロア ツインルーム(1泊・朝食付き)」2組4人○急行賞(スタンプ12個)計30人・「109シネマズ&ムービル共通シネマ」ペアチケット5人・全国共通百貨店商品券(10,000円分)5人・「ズーラシア・金沢動物園共通招待券」ペアチケット10人・お得な文化施設周遊チケット「東京・ミュージアムぐるっとパス」(2,500円分)5人・モザイクモール港北大観覧車チケット&商品券(1,500円分)5人※大観覧車チケットは、1枚につき4人までご乗車いただけます。○各停賞(スタンプ8個)計50人・各社局グッズ(1,500円相当)50人※賞品は、ランダムでのご当選となり、お選びいただけません。7.その他・同スタンプラリーに関して、駅係員へのご質問はご遠慮ください。ご不明な点は、「消えた駅長たちからのメッセージ」運営事務局までお問い合わせください。・ご参加には、インターネットに接続可能なスマートフォンが必要です。・歩行中のスマートフォン操作は大変危険ですので、おやめください。・同スタンプラリーは無料でご参加いただけますが、交通費・通信料はお客さま負担となります。・謎解きの答えやヒントは、駅でお答えできません。ヒントが欲しい場合には、ラリーページ内の情報をご活用ください。・OS、ブラウザなどを最新の状態にしてご参加ください。・「プライベートモード」や「シークレットモード」をオンにしている場合、正常に動作しない場合がございますので、ご注意ください。・参加中は、ブラウザの履歴データを削除しないでください。・期間内であれば、ニックネームとパスワードを入力することにより、別日にゲームを再開していただくことが可能です。・抽選の応募ができる賞品は、スタンプの獲得数により異なります。詳しくは「賞品の抽選応募」画面をご確認ください。・同スタンプラリーの謎解きで必要となるキーワードや解答、解説をSNSなどで公表することはご遠慮ください。なお、同スタンプラリーの感想を投稿するのは問題ありません。・参加中に発生したけがや事故などについては、責任を負いかねます。安全面に注意してお楽しみください。・賞品の応募に際してご入力いただいた個人情報は、賞品の発送以外には使用しません。・同スタンプラリーは予告なく、中止または中断する場合があります。あらかじめご了承ください。8.お問い合わせ「消えた駅長たちからのメッセージ」運営事務局電話:045-451-0863【時間:10:00~17:00(平日のみ)】メール: nazotoki-jimukyoku@soag.jp リリース・「新横浜駅5社局乗り入れ1周年記念スタンプラリー『消えた駅長たちからのメッセージ』」を開催.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月13日東京・TOHOシネマズ 日本橋のオープン10周年を記念し、ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)『フランケンシュタイン』トーク付き特別上映を2024年3月29日(金) に行うことが決定した。『フランケンシュタイン』は、NTLiveのラインナップの中でも、これまでに日本だけで約3万人を動員しているヒット作。今回上演されるのは、自分が生み出した怪物への複雑な気持ちを抱え苦悩する博士役をベネディクト・カンバーバッチ、博士の愛を求める怪物役をジョニー・リー・ミラーが演じた作品となる。当日はゲストに映画評論家の渡辺祥子を招き、映画的な視点から本作が紐解かれる。進行役はNTLiveにも詳しい東京大学の河合祥一郎が務める。<イベント情報>ナショナル・シアター・ライブ『フランケンシュタイン』トーク付き特別上映2024年3月29日(金) 東京・TOHOシネマズ 日本橋開始時間:18:30~(上映前にトークショーを実施)登壇者:渡辺祥子、河合祥一郎(司会進行)TOHOシネマズ 日本橋 公式サイト:
2024年03月13日2024年3月15日(金)から開催される「TBSドキュメンタリー映画祭2024」の中で上映される『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』は、名古屋をベースタウンとして活動するBOYS AND MENの弟分として2023年にデビューしたボーイズグループ“カラフルダイヤモンド”を追いかけた作品。グループ結成当初からデビューを経た直近まで、スターになってカラフルに輝く日を目指して、メンバーそれぞれが時に悩み苦しみながらも地に足をつけて活動している姿に密着している。そんなカラフルダイヤモンドに、TBSドキュメンタリー映画祭のアンバサダーでもあるLiLiCoがアツいラブコール!名古屋から東京にやってきたメンバーたちとの対談が実現した!「35年前、デビュー時の自分を思い出して初々しくて楽しい気持ちになりました」(LiLiCo)LiLiCo完成した映画はご覧になりました?國村諒河はい。今朝8時20分にここTBSで観ました!LiLiCoえ、今日観たの!?國村諒河そうなんです。完成版を待ちかねてたんですけど、ようやくみんなでさっき観ることができまして。LiLiCo頑張っている人たちの素顔を観るのって気持ちいいなと思ってるんですが、この作品を観て、初々しくてすごく楽しい気持ちになりました。35年前、デビュー時の自分を思い出しちゃいました。おひとりずつ観た感想を聞かせてもらえますか?國村諒河はい。僕たちカラフルダイヤモンドはデビューさせていただいてからまだ1年も経ってないんですけど、研究生期間を含めるともう5〜6年活動していて、今年で7年目に入りました。これまで、僕たちの苦悩とか葛藤とか、ファンの皆さんには見せてこなかったので、この映画を観ることで「そっか、そういう面をこの映画で初めて見てもらえるんだ」ということに気づきましたね。どういう反応がもらえるのかがすごいドキドキしてます。國村諒河高垣博之研究生時代、まだ顔つきがまだタレントらしくないとき。まだなにも分かってない姿も出てるんですよね。顔つきが変わっていく瞬間を見られるのは、僕たちにとっても発見でした。あと、個人的には、エンドロールを観て「あ、映画だ」って思っちゃいました。多くのスタッフのお名前を見ることで、僕たちに関わってくださってる方々がこんなにたくさん、ってあらためて感謝しています。高垣博之LiLiCo映画だけでなく、普段の活動もスタッフに支えられていることを再確認できますよね。じゃ、次は緑の内海さん。内海太一まず思ったのは、実際に映画になったのがものすごい嬉しかったこと。そして、アイドルとしてキラキラしていない部分を見せていたり、普段言わないような気持ちも話したりしたので、ファンの方はもちろんですが、いろんな人に見てもらえたら嬉しいですね。普段表に出さない部分が描かれているので、ちょっと恥ずかしいんですけど(笑)。内海太一古川流唯素直にめちゃくちゃ嬉しかったです。メンバーと普段言い合うこともなかなかない中で、密かに気にしていた部分とかを吐露していたりするんですよ。だから僕たちも映画を見て気づくこともありましたし、これからはもっとお互いに言い合っていかないといけない、って気づかされました。僕たちの1から現在までのストーリーなので、ファンの方だけでなく初めて僕らを知った方にも見ていただいて、好きになってもらえたらいいな、と思ってます。古川流唯中下雄貴僕はこの映画を、カラフルダイヤモンドを知らない方がこれを観たらどんな感じなんだろう、っていう視点で見たんです。それであらためて、アイドルっていう仕事をしている人たちが、葛藤を抱いていたり、キラキラしていない部分もあったりすることを知らせることができる映画だと思いました。アイドルもひとりの人間なので、そこを知っていただくにはもってこいの映画ですよね。中下雄貴LiLiCoありがとうございます。お待たせしました、次はさっきからちょいちょいコメントを挟んでくれていた紫の設楽さん(笑)。設楽賢待ってました!(笑)。あらためて、自分が出ている映画のワクワクが止まらなくて、今もドキドキしています。僕は東京出身なんですが、普段は名古屋で活動していて、そのふたつの町はなじみが深いんですが、この映画は全国で公開されるじゃないですか。おまけにLiLiCoさんにも会えちゃいましたし。もう本当に嬉しくて。LiLiCo名古屋と大阪は『王様のブランチ』が放映されていないから私が映画コメンテーターをしていることを知らない方もいるんだけど、設楽さんは東京出身だったのね。設楽賢そうなんです。ほんとに。テレビから出てきて、僕らの前にいるLiLiCoさんに感動してて。LiLiCoテレビから出るって、貞子じゃない(笑)。一同爆笑設楽賢LiLiCoこの後でしゃべるの大変ですが、ピンクの岡さんはどう感じた?岡大和ほんとやりにくいですね(笑)。僕たちの過去が詰まった作品を作っていただいたので、 このときに彼はこうやって思って活動してたんや、って知れたのはいいサプライズでした。僕たちは、初期から活動しているメンバーと後から入ってきたメンバーがいるんですけど、気持ちを告白しているところを観て、あぁもっとこうしてやればよかった、とか、自分が考えさせられることも多くて。 これからの活動で気を配るべきところが見えてきた気がします。岡大和LiLiCoはい、おまたせしました。最後は黄色の小辻さん。小辻庵もうほぼ言われ尽くしたんですが……(笑)。LiLiCoそうだよねー(笑)。小辻庵みんな全然違うことを言うから、すごいなと思って聞いてました。僕たちが歩んできた6年間をこうして映画にしていただいたことは、本当に嬉しいですね。僕は12歳からグループに入って、何歳のときはこう思ってたんだ、とか、映画を見ながら思い返すことができて、これからは初心を忘れずに頑張ろうと思いました。客観視って大事ですよね。小辻庵「気だるさがかっこいいみたいな時代に一生懸命何かにぶつかるのが僕たちのモットーなんです」LiLiCoありがとうございました。さて、初心を忘れずって話が出ましたけど、では映画でも最後の方にあった質問で、10年後にどうなっているか、どうしていたいか、って今はどう考えてます?あのシーン、私はすごく興味深かったんですよ。みんな年齢のことを言ってたでしょ?私が知りたかったのは、人としてどう成長しているかってこと。10年後なりたい自分へ向かうために、何をするべきか、ってことはどう考えてらっしゃいます?LiLiCo國村諒河映画にも出てきますが、日本レコード大賞新人賞が昨年の1番の目標でした。新人賞を取れなかったことが分かったときに、事務所の社長が「(レコ大が)ゴールではないから、むしろここで落ちたからってみんなが気落ちしちゃダメ」って鼓舞してくださったんですよね。で、そのときに、もちろんそれが全てじゃないから、1個1個みんなと目標を決めようと提案したんです。そこでみんなで決めた目標が、日本武道館のライブ。今はZepp名古屋など、名古屋でライブをさせていただいてるんですけど、全国レベルでお客さんに集まっていただく大きなライブを目標にしようということになりました。僕たちの強みは、いつでもアグレッシブに、前のめりに取り組むところ。名古屋から全国へ、ということを目標にしてるので、気だるさがかっこいいみたいな時代に、一生懸命何かにぶつかるっていうのが僕たちのモットーなんですよね。目標のために、ここから10年間、それを忘れたくないなって思います。LiLiCo映画の最後、マネージャーさんが「ガツガツしてないのがちょっと問題じゃないかな」って言ってたのを聞き逃さなかったんだけど、今の話とだいぶ違いますね。設楽賢僕らの先輩にあたるボイメン(BOYS AND MEN)さんたちが、ガツガツの天才なんですよ(笑)。LiLiCoそうそうそう!國村諒河雑草魂ですよね。ボイメンさんたちのガツガツ感と僕たちのコンセプトのキラキラ感がだいぶギャップあるんですよね。それについては、ちょっと迷いつつも、1個1個の仕事をエンジョイする気持ちがあるので、できることをどんどんやっていきたいですね。LiLiCoメンバーみんなでビラ配りしたり、本当にすごいですよね。設楽賢ボイメンのメンバーの田村(侑久)さんが、チラシ配りの原点を作って、今の地位を築かれた方なので、僕らは見習ってやってるんです。配信ライブとかだと僕らのことを知っている人しか見ていただけないじゃないですか。でも、チラシ配りは僕らを知らない人たちに自分から積極的にいけるんで。この手法自体は古くさいんですけど、今の時代に逆行した強みなのかなと思ってるんですよ。たとえば、男性にもチラシを配れるのってこうでもしない限りチャンスがないじゃないですか。広く知っていただくために自分たちで動く、というやり方は、10年後も続けていたいなって思います。LiLiCoいいと思う。ライブ会場の男子トイレにも行列ができるようになるのって素敵だもん。デビュー1年でZeppでライブができてるだけでもすごいんだけど、それにしても、目標は武道館……とは。めっちゃ大変よ。「名古屋の男性アイドルと言ったらボイメンさんまずはボイメンさんたちを超えないと話にならない」國村諒河カラフルダイヤモンドは、元々エリア研究生といって、東京、福岡、大阪、それに名古屋出身のメンバーで4つのチームが集まってできたんです。だから、活動の拠点になっている名古屋はもちろんですが、そこから全国に行くことによって、それぞれの地元に帰って名を広めることが目標にもなっています。僕自身は埼玉県出身で、東京の研究生だったんですが、地元の友だちは知ってくれてるけど、まだそれ以外の人は全然知らなくて。親や友だちとかが自慢できるようなグループになるためには、まず全国に名を広めること。だから武道館が目標なんですよね。LiLiCo私がデビューした頃も「名古屋で売れると全国で売れる」って有名な話だったのよ。特に歌手の世界では。名古屋自体も大きな街だけど、東京と大阪のちょうど中間だから、いろんな人たちが往来するし、エンターテイメントに慣れてるんですよね。中下雄貴僕は大阪の研究生だったんですが、名古屋で活動することがなかったので、新しい場所でチャレンジすることから始まったんです。だから、知らない土地でファンの人がついてくれるのはすごく嬉しいですし、ファンの皆さんによって自分たちが活動している意味ができるんですよね。さっき諒河くんも言ってくれたんですけど、この輪を広げるためには10年後に向けて動き続けていなきゃいけないと思っていて。ライブはもちろんですけど、SNSとか個人でも広める活動はあるんじゃないか、ってあらためて思ってるんです。國村諒河ちなみに流唯が唯一の名古屋出身です。古川流唯名古屋出身だからすごく身にしみているのが、名古屋の男性アイドルと言ったらボイメンさんってこと。まずはボイメンさんたちを超えないと話にならないし、名古屋だけで戦っていても、僕たちの夢には絶対進んでいかないと思うんですよね。東京だとスターがたくさんいますけど、名古屋はまだそんなにいない、ってことが逆にメリットかな、と。LiLiCo私も一時期名古屋に住んでたから、その感じはよく分かります。どんな売れてるグループでも、ソロ活動とか、グループの活動とは別のことやったりとかあるでしょ。たとえばリポーターだったり。その辺はどう考えてる?小辻庵そうなんですよね。僕は、主に2.5次元系の舞台に出演させていただいてるんですが、そこで知ってくれた新しいファンの方も、グループでイベントをやるときには遊びに来てくださったりとかしてるんです。外で個人の活動を頑張って、カラフルダイヤモンドに貢献できたらいいな、って思います。中下雄貴僕も今、2.5次元の舞台を稽古中なんですよ。もともと俳優業もしたいって思っていたので、これをきっかけに俳優業も広げて、カラフルダイヤモンドに還元していけるように頑張りたいです。そのためには、自分磨きしていくことが必要ですね。LiLiCo稽古ってすっごい時間かかるし、グループ活動がそのときできなかったりするでしょ。小辻庵2023年は(舞台などの仕事で)カラフルダイヤモンドの活動が3カ月しかなかったんですよ。その間はひとり減っちゃうので、ライブの立ち位置が変わっちゃったりしたんです。高垣博之でも、彼がグループに帰ってくると、お客さんの数が明らかに違うんですよ。舞台で知ってくれた方を連れてきてくれたんですよね。いないことは寂しいですけど、外で頑張ってくれたから、それが目に見える結果になって、ありがたいです。LiLiCo立ち位置変わるとだいぶ難しいでしょ。古川流唯11人もいるので。でも、僕たち、人数の変動がもともとすごかったんです。やめちゃった人もたくさんいますので。そういう過去があったから、立ち位置変更もすぐに対応できるメンバーが残ってるんですよね。そういう過去があったことは役に立っています。設楽賢庵くんが外のお仕事のときに、僕らが下地を固めておいて。帰ってきたときに完成できるようにしているんです。そのときは、「あ、これが本家だ」って自分たちでも思えたんですよね。この気持ちの高まりみたいなものは、多分ファンの方も受け取ってくださったと思うんです。メンバーそれぞれに“色”が決まったときはデビューが決まったのと同じくらい嬉しかったLiLiCo今回の映画の中にはメンバーカラーを決めるシーンもありましたよね。色についてはどう思ってます?内海太一だいぶ慣れました。研究生のときは、個人の色はなかったんですよ。全員同じ真っ白のブレザーを着たりとか。 デビューが決まったときに色をつけますってなった瞬間は、デビューが決まったのと同じぐらい嬉しかったです。それと同時に、色が決まってからは、私物がだんだんその色になってくるんですよね(笑)。今までは黒とか白の服が好きだったんですけど、そこに緑が選択肢に入ってきた。古川流唯そうそう。私服を選ぶときも、赤の靴かっこいいなと思ったり。LiLiCo日本でアイドルって言ったら、やっぱり色がすごく大切なのね。ピンクはどう?岡大和僕たちの事務所でピンクは、代々先輩方の中でもインテリ系の色なんです。僕、全然インテリじゃないんですけど(笑)。だから、これまでのイメージとは違う新しいピンクのキャラを作っていけると思って、楽しくなっちゃいました。僕、グループで最年長なんですけど、1番お勉強ができないんです。ラジオの収録でみんなと一緒になると、いつも「これなんて読むの?」って聞いちゃうくらい。國村諒河シンプルにアホですよ、彼(笑)。岡大和ははは(笑)。それはそうと、やっぱり色があると覚えてもらいやすいんですよね。ステージに立ったときに「何色の子が良かった」とかSNSに書き込んでくれる方もいらっしゃいますし。LiLiCo今の色じゃないのが良かったと思う人はいないのかな?中下雄貴はい。青も好きなんですけど、1番好きなのは紫だったので。でも寒色だったらいいな、と思っていたので青に慣れました。小辻庵僕も寒色がめちゃくちゃ好きで、私服はほとんど黒だったんです。だから、黒がいいなって思ってました。國村諒河えー!そうなの!?小辻庵もともと根が結構暗い方だから、黄色になってプラマイゼロかな(笑)。設楽賢僕は赤が好きだったんですよね。戦隊モノとかでも、強めのイメージじゃないですか。次に好きだったのが青。でも、混ぜたら紫になるんで、納得してます(笑)。LiLiCo自分たちは恵まれていると思う?高垣博之すごく思います。たとえば、名古屋から東京に来るとき、夜行バスなんですけど、ライブのMCでそれを言うとすごくウケるんですよね。一見きついことでも、覚えてもらいやすいネタを持っている。でも、実際は寝れなかったりとか、腰痛くなっちゃったりとか、のどが乾燥したりとかでけっこう大変ではあるんですけど。当たり前に新幹線に乗れるようになりたいですね。古川流唯僕たちは先輩方がイチから築き上げたところに参加させてもらっているから、先輩たちよりは恵まれている環境でスタートができているんですよね。まさかの映画もできちゃいましたし、感謝の気持ちはめちゃくちゃあります。この気持ちをずっと忘れたくないですね。高垣博之ボイメンの後輩ですって言うと「あー」ってなるから、本当に先輩の努力のおかげです。先輩方も「俺らの名前使っていいから」って言ってくれていて、頼らせていただいています。國村諒河研究生で入ったときに、ちょうどボイメンさんが名古屋ドームでライブをされるということで、バックダンサーで出させていただいたんですよ。僕らがZeppでライブができるのも先輩たちが切り開いてくれてたから、レールに載せてもらってるんですよね。環境面ですごく恵まれているからこそ、自分たちの力にするのがここからの勝負だと思ってます。キラキラ王道のアイドルはうちの事務所では初めてなので、ボイメンさんとはまた違う道を開けるんじゃないかな。それに研究生時代から含めてもたった6年でドキュメンタリー映画を作っていただくなんて、恵まれていないなんて思えませんから!取材・文:よしひろまさみち撮影:源賀津己『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』TBSドキュメンタリー映画祭2024にて上映<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>東京会場:ヒューマントラストシネマ渋谷3月15日(金)~3月28日(木)大阪会場:シネ・リーブル梅田3月22日(金)~4月4日(木)名古屋会場:センチュリーシネマ3月22日(金)~4月4日(木)京都会場:アップリンク京都3月22日(金)~4月4日(木)福岡会場:キノシネマ天神3月29日(金)~4月11日(木)札幌会場:シアターキノ3月30日(土)~4月11日(木)公式サイト:公式X:<カラフルダイヤモンド舞台挨拶情報>■東京:ヒューマントラストシネマ渋谷3月16日(土) 16:30の回上映後【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・内海太一・設楽賢・高垣博之・國村諒河・岡大和・小辻庵・関優樹・永遠・加藤青空3月16日(土) 18:45の回上映後【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・内海太一・設楽賢・高垣博之・國村諒河・岡大和・小辻庵・関優樹・永遠・加藤青空■大阪:シネリーブル梅田3月29日(金) 14:20の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:中下雄貴・内海太一・岡大和3月29日(金) 16:30の回上映前舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:中下雄貴・内海太一・岡大和■センチュリーシネマ(名古屋)3月22日(金) 15:15の回上映前舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・中下雄貴・内海太一・設楽賢・高垣博之・國村諒河・岡大和・小辻庵・関優樹・永遠・加藤青空3月22日(金) 17:30の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・中下雄貴・内海太一・設楽賢・高垣博之・國村諒河・岡大和・小辻庵・関優樹・永遠・加藤青空3月23日(土) 15:15の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・中下雄貴・内海太一・設楽賢・高垣博之・國村諒河・岡大和・小辻庵・関優樹・永遠・加藤青空3月23日(土) 17:30の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・中下雄貴・内海太一・設楽賢・高垣博之・國村諒河・岡大和・小辻庵・関優樹・永遠・加藤青空3月24日(日) 13:00の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・中下雄貴・岡大和・小辻庵・永遠3月24日(日) 15:15の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:古川流唯・中下雄貴・岡大和・小辻庵・永遠■京都・UPLINK京都3月29日(金) 18:00の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:中下雄貴・内海太一・岡大和■福岡・キノシネマ天神3月30日(土) 16:15の回上映後舞台挨拶【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:小辻庵
2024年03月13日アユニ・Dがフロントマンを務めるバンドプロジェクトPEDROが、初の対バンツアー『PEDRO 2MAN TOUR「浪漫乾杯会」』を開催することを発表した。対バンツアーの開催は、3月12日(火) に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で行われた全国ツアー『PEDRO TOUR 2024「慈」』のファイナル公演でアナウンスされた。『浪漫乾杯会』は6月26日(水) に東京・豊洲PIT、7月17日(水) に愛知・THE BOTTOM LINE、7月18日(木) に大阪・GORILLA HALL OSAKA、7月31日(水) に宮城・仙台Rensaで開催予定で、出演者は後日発表となる。<ツアー情報>PEDRO 2MAN TOUR『浪漫乾杯会』PEDRO 2MAN TOUR『浪漫乾杯会』告知画像6月26日(水) 東京・豊洲PITOPEN18:00 / START19:007月17日(水) 愛知・THE BOTTOM LINEOPEN18:00 / START19:007月18日(木) 大阪・GORILLA HALL OSAKAOPEN18:00 / START19:007月31日(水) 宮城・仙台RensaOPEN18:00 / START19:00■PEDROモバイル会員抽選先行 ※一般チケットのみ受付期間:3月12日(火) 22:00〜3月17日(日) 23:59■HP抽選先行 ※一般チケット、U18チケット受付期間:3月25日(月) 18:00〜4月7日(日) 23:59()<イベント情報>PEDRO TOUR 2023 FINAL『洗心』舞台挨拶付き上映会4月7日(日) 愛知・109シネマズ名古屋開場15:30 / 上映開始16:004月11日(木) 福岡・TOHOシネマズ 天神開場18:30 / 上映開始19:004月17日(水) 東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ開場18:30 / 上映開始19:004月20日(土) 大阪・TOHOシネマズ 梅田開場15:30 / 上映開始16:004月21日(日) 北海道・TOHOシネマズ すすきの開場12:30 / 上映開始13:00チケット情報:()公式サイト:
2024年03月13日2周年記念WEEK 3月18日~31日この度、BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)の放送枠「よる8銀座シネマSP」と「ゴールデンシアターSP」では、3月26日(火)で開局2周年を迎えるのを記念して、3月18日(月)から31日(日)の2週間にわたって、人気シリーズの”第1作・第2作”を放送するなど、豪華なラインアップをお届けします。© Warner Bros. Entertainment Inc.© 2024 Paramount Pictures.© 1989 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.今回の2周年記念特集には、『グレムリン』や『ゴッドファーザー』、『天使にラブ・ソングを…』、『ゴーストバスターズ』など世代を超えて愛され続ける名作の第1作と第2作を2週連続放送。2週目は、「BS松竹東急 開局2周年記念 ツー好みのあなたへ~『2』特集~」と題して『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、『ターミネーター2』、『家族はつらいよ2』など、人気シリーズの第2作を追加して特集放送。さらに、秦基博が主題歌を描き下ろし、15周年記念ライブの放送とあわせてお届けする『あん』や、ミステリー映画の金字塔『犬神家の一族 4Kデジタル修復版』が華を添えます。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のSFホラーコメディ1984年公開『グレムリン』シリーズ© Warner Bros. Entertainment Inc.『グレムリン』 3月18日(月)夜8時発明家のペルツァー(ホイト・アクストン)は、チャイナタウンの骨董屋で、息子・ビリー(ザック・ギャリガン)へのクリスマスプレゼントを探していてモグワイを見つける。モグワイを飼うには、絶対に守らなければならない3つのルールがあったが……。『グレムリン2/新・種・誕・生』3月25日(月)夜8時ギズモの住むチャイナタウンに、マンハッタンの大物実業家クランプによる開発が迫っていた。なんとか破壊寸前の家から逃げ出したギズモだったが、今度はクランプ所有の超ハイテクビルの遺伝子研究室に捕らわれてしまい…。マフィア一家の栄光と悲劇を重厚に描いたフランシス・フォード・コッポラ監督による大作1972年日本公開『ゴッドファーザー』シリーズ全3部作© 2024 Paramount Pictures.『ゴッドファーザー』 3月19日(火)夜8時ニューヨークのイタリアンマフィア、コルレオーネ一家のドンとして君臨するヴィトー(マーロン・ブランド)の屋敷では、娘の結婚パーティが盛大に催されていた。だが、ヴィトーには跡取り問題という大きな頭痛の種があった。そんなある日、敵対するタッタリア一家の一味によってヴィトーが狙撃され重傷を負う事件が発生する。『ゴッドファーザーPART II』3月26日(火)夜8時ヴィトーの跡を継いだ三男マイケル(アル・パチーノ)らコルレオーネ一家は拠点をラスベガスに移す。しかし、マイアミとキューバを牛耳るハイマン・ロスの手先に命を狙われ、危険なマフィア稼業を嫌う妻・ケイ(ダイアン・キートン)との間にも溝が広がっていく。4月3日(水)夜8時『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』放送予定ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒットコメディ1984年日本公開『天使にラブ・ソングを』シリーズ© 1992 Touchstone Pictures. All rights reserved.『天使にラブ・ソングを…』 3月20日(水)夜8時クラブ歌手のデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は、殺人事件を目撃して命を狙われ、修道院に身を隠す。命惜しさにお堅いシスターたちとの生活を耐え忍ぶデロリスだったが、やがてガマンも限界。そんな矢先、彼女は聖歌隊のリーダーを任されることに。『天使にラブ・ソングを2』 3月27日(水)夜8時セント・キャスリン修道院のシスターたちは、セント・フランシス高校で社会奉仕活動を行なうことになったが、そこは校内暴力や非行がはびこる問題校。不良学生たちに手を焼くシスターたちは、デロリスに助けを求める。再びシスター装束に身を包み、音楽担当として着任し、懐かしの母校へと乗り込むデロリスだったが―。シリーズ最新作公開!幽霊退治屋が珍騒動を巻き起こすSFコメディ1984年日本公開『ゴーストバスターズ』シリーズ© 1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.『ゴーストバスターズ』 3月21日(木)夜8時ニューヨークの大学で超常現象を研究しているピーター(ビル・マーレイ)、レイモンド(ダン・エイクロイド)、イーガン(ハロルド・ライミス)は、目立った成果をあげることができず、研究費を打ち切られ、大学を追い出されてしまう。3人は幽霊退治稼業「ゴーストバスターズ」を立ち上げ、高級ホテルに巣くう幽霊を本当に退治したことから、一躍世間の注目を浴びるがー。『ゴーストバスターズ2』3月28日(木)夜8時前作の破壊活動の修理費が払えず、営業停止処分を受けた「ゴーストバスターズ」だったが、300年の眠りから覚めた霊界の大魔王ビーゴと対決するために再結集する。押井守監督による傑作アニメーション映画1984年公開『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』© 1984 TOHO CO., LTD© 高橋留美子/小学館『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』3月23日(土)夜9時学園祭を明日に控え、あたるやラムたち友引高校の生徒は泊まり込みで最後の準備を進めていた。だが、明くる日が来てもやはり彼らは翌日の学園祭に向けて作業を始める。なぜか、友引高校は学園祭前日を延々繰り返すタイムループに陥っていたのだ。やがて、霊能者でもある養護教諭のサクラが学園を包む異変に気付き、生徒たちを下校させるが、みんなは何度帰ろうとしても学校に戻ってしまう。樹木希林、永瀬正敏の共演で贈る感動の人間ドラマ2015年公開『あん』© 2015 映画『あん』製作委員会/COMME DES CINEMAS/TWENTY TWENTY VISION/ZDF-ARTE『あん』 3月24日(日)夜6時縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく…。アーノルド・シュワルツェネッガー主演、 ジェームズ・キャメロン監督による大ヒットSFアクションシリーズの第2作1991年日本公開『ターミネーター2』© 1991 / STUDIOCANAL - All Rights Reserved『ターミネーター2』 3月29日(金)夜8時未来の指導者である少年ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を殺すために、ロサンゼルスに送り込まれたのは液体金属製の新型ターミネーターT-1000。襲いかかるT-1000からジョンを守ったのは10年前ジョンの母・サラ(リンダ・ハミルトン)を襲ったターミネーターと同じモデルのT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。T-800は、未来のジョン・コナーが過去の自分を守るために送り込んだと告げる。ジョンはT-800と共に精神病院に閉じ込められた母サラを救い出し、共に人類の未来のために戦い始める。石坂浩二扮する名探偵・金田一耕助が、 大富豪一家で起きた怪事件に挑む、人気シリーズの第1作1976年公開『犬神家の一族 4Kデジタル修復版』© KADOKAWA 1976『犬神家の一族 4Kデジタル修復版』 3月30日(土)夜7時製薬会社で財を成した犬神佐兵衛(三國連太郎)が、巨額の遺産と自分の死後の血で血を洗う葛藤を予期したかのような不可解な遺言状を残して他界した。犬神家の顧問弁護士、古館恭三の助手・若林は、莫大な遺産相続にまつわる一族の不吉な争いを案じて、金田一耕肋(石坂浩二)に助力を得るための手紙を送るが、若林は金田一と会う直前に、何者かに殺されてしまう。それはやがて、怪奇な連続殺人事件へと発展する。山田洋次監督による喜劇映画の決定版シリーズ 豪華キャストで贈る待望の第2作2017年公開『家族はつらいよ2』©2017「家族はつらいよ2」製作委員会『家族はつらいよ2』 3月31日(日)夜6時30分周造(橋爪功)と富子(吉行和子)との離婚騒動から数年――。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めていた。高齢者の危険運転を心配した家族は、運転免許を返上させることを画策する。しかし、頑固オヤジをいったい誰が説得するのか?嫌な役回りを兄妹夫婦でなすりつけ合ううちに、平田家はまたもや不穏な空気に包まれていく―。そして土曜日、周造の免許返上問題を話し合う家族会議が開かれることになり、例のごとく召集された平田家の兄妹夫婦たち。だが、家族会議は一転し事態は思わぬ方向に…。【放送スケジュール】・3月18日(月)夜8時よる8銀座シネマSP『グレムリン』・3月19日(火)夜8時よる8銀座シネマSP『ゴッドファーザー』・3月20日(水)夜8時よる8銀座シネマSP『天使にラブ・ソングを…』・3月21日(木)夜8時よる8銀座シネマSP『ゴーストバスターズ』・3月23日(土)夜9時ゴールデンシアターSP『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』・3月24日(日)夜6時ゴールデンシアターSP『あん』・3月25日(月)夜8時よる8銀座シネマSP『グレムリン2/新・種・誕・生』・3月26日(火)夜8時よる8銀座シネマSP『ゴッドファーザーPART II』・3月27日(水)夜8時よる8銀座シネマSP『天使にラブ・ソングを2』・3月28日(木)夜8時よる8銀座シネマSP『ゴーストバスターズ2』・3月29日(金)夜8時よる8銀座シネマSP『ターミネーター2』・3月30日(土)夜7時ゴールデンシアターSP『犬神家の一族 4Kデジタル修復版』・3月31日(日)夜6時30分ゴールデンシアターSP『家族はつらいよ2』【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送> 2022年3月に開局。映画、歌舞伎・演劇・音楽、スポーツ、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします! 平日夜8時からのよる8銀座シネマと土曜夜9時からの土曜ゴールデンシアターで、映画をノーカットで放送。よる8銀座シネマは「一番身近な映画館」、土曜ゴールデンシアターは「魂ゆさぶる映画の時間」をコンセプトに、古今東西の名作・話題作を年間300本以上ラインアップしています。【お知らせページ】 【局公式X(旧・Twitter)】@BS260_official【BS松竹東急をみるには】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月12日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりメイキング動画と場面写真が解禁された。昨年1月に中国で公開され、興行収入約181億円を上回る大ヒットを記録した本作。第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワールだ。二大スターの共演とあって公開前より大きな注目を集めており、現在発売中のポストカード付きムビチケカードの累計販売数も1万枚を突破。現在も売り上げは伸びており、大好評を博している。そんな本作よりこの度解禁されたのは、トニー・レオンとワン・イーボーのアクションシーンのメイキング映像。ワイヤーアクションに取り掛かるワン・イーボーの姿と、トニー・レオンとワン・イーボーの激しい格闘シーンのメイキングが映し出されている。撮影期間は9日間。「最後に息苦しくなるような格闘を描きたいと思っていました。スタントマンは使っていません。できるだけリアルな戦いになるように余計な動きを排除し、シンプルな格闘になるように描きました」と、非常にレベルの高い演技を要求したとチェン監督は語る。アクションに挑んだワン・イーボーは、当初トニー・レオンに対して手を出すのが非常に心理的負担で、アクション指導からのアドバイスを受けてやっと拳を伸ばすことができた、と明かしている。「撮影が進むにつれて、役者同士が深く知り合うようになっていきました。格闘中には実際に体が接触することがあり、アクシデントが起きた後は、お互い気遣い合い、よりお互いの間に信頼感が産まれるようになり、撮影は順調に進みました」とチェン・アル監督が述べるように、トニー・レオンとワン・イーボーが互いを気遣いながら会話とシュミレーションを重ね、迫真のアクションシーンを作り上げる様子が読み取れる映像となっている。併せて解禁となった新場面写真は6点。返り血を浴びたイエ(ワン・イーボー)と悲しげな顔でガラス越しに何かを見つめるフー(トニー・レオン)のほか、日本軍スパイのトップ渡部(森博之)、フー(トニー・レオン)の上司にあたるタン(ダー・ポン)、フーの部下であり、イエの友人のワン(エリック・ワン)、共産党員の諜報員をしていたが、中国国民党に転覆しようとするジャン(ホアン・レイ)のカットなど、登場人物たちのシリアスな表情が捉えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国にて公開2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年03月12日最新作『オッペンハイマー』でアカデミー賞最多7部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督の初の商業映画『メメント』が、4月19日(金)より1週間限定で再上映されることになった。第96回アカデミー賞(2024)をはじめ多数の映画賞でのノミネート、受賞で話題を席巻しているクリストファー・ノーラン監督。監督の長編映画第2作で初の商業映画作品でもある『メメント』は、何者かに妻を惨殺され、自らも記憶障害を患ってしまった主人公・レナード(ガイ・ピアース)が犯人への復讐に突き進む物語。レナードが“10分しか記憶を保てない”なかでポラロイド写真やメモ、体中にタトゥーを彫ることで記憶を残し、時系列を逆行しながら事件の真相に迫っていくという手法が評判となり、全米でロングランヒットを記録。一躍、<監督クリストファー・ノーラン>の名を世に知らしめた作品でもある。後に『インセプション』や『インターステラー』、そして『TENET テネット』など“時間”を題材に、多くの難解で画期的な作品を生み出すノーラン監督のエッセンスを体感できる1作となっている。なお、本企画ではオリジナルの来場者特典の配布も実施予定。詳細は後日発表される。『メメント』は4月19日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋、シネクイントほか全国66館にて1週間限定上映。『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月12日マイケル・マン監督最新作『Ferrari(原題)』が、邦題『フェラーリ』として、7月5日(金)より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。エンツォ・フェラーリ。元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者。だが、その私生活は謎に包まれ、1988年に亡くなってから現在まで、多くの毀誉褒貶に晒され続けている。本作は、1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描く。難病を抱えた愛息ディーノを前年に亡くし、社の共同経営者でもある妻ラウラとの夫婦生活は冷え切っていた。さらに、秘かに愛し合っていた女性リナとその息子ピエロとの二重生活は、思いがけずラウラの知るところに。2人の女性との愛憎と婚外子の認知問題に加え、業績不振により破産寸前のフェラーリ社は、競合他社からの買収の危機に瀕していた。私生活と会社経営で窮地に立たされたエンツォは、起死回生を賭け、イタリア全土1000マイル縦断の公道レース「ミッレミリア」に挑む…。F1界の“帝王”と呼ばれた男の情熱と狂気を圧倒的熱量で描く、衝撃の実話。製作・監督は巨匠マイケル・マン。『ヒート』、『インサイダー』など数々の傑作のメガホンを取り、『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めたマン監督にとって、『フェラーリ』は構想30年に及ぶ執念の企画。主人公エンツォ・フェラーリを演じるのは、クリント・イーストウッド、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ジム・ジャームッシュ、そしてリドリー・スコットら、錚々たる巨匠たちから引く手あまたの、アダム・ドライバー。会社経営とレースに情熱と狂気をぎらつかせ、一方、愛する者たちには優しさと人間味を感じさせるエンツォという人物を陰影深く演じている。さらに、2人の女性、ペネロペ・クルス演じるラウラと、シャイリーン・ウッドリー演じるリナとの複雑な男女関係の機微が、ドラマの大きな見どころともなっている。またドライバーは本作で、製作総指揮も務めた。そして、「ミッレミリア」のレース・シーンを再現するにあたり、マン監督の下に精鋭スタッフが結集。疾走するレーサーの表情から雄大に広がる景観までをダイナミックな構図で捉えた撮影は、『Mank/マンク』でオスカー受賞のエリック・メッサーシュミット。また、膨大なリサーチを尽し、1957年当時の風俗、風景をいまに甦らせた美術デザインは、『裏切りのサーカス』のマリア・ジャーコヴィク。そして、マン監督とは『ヒート』以来タッグを組んでいるミキサーのリー・オーロフ、アンディ・ネルソンらによる迫力と臨場感溢れる音響設計も絶大な効果を上げている。フェラーリ社の創業日となる3月12日に解禁となったティザービジュアルは、ドライバー演じる主人公エンツォが流線形のマシーンの隣を歩く姿を収めたもの。その偉大な業績とは裏腹に、エンツォの孤独なシルエットが浮かび上がっている。併せて解禁となった特報では、激しく過酷なレースシーンと重厚なドラマを重ねながら、エンツォ自らドライバーたちを叱咤激励する様が切り取られている。加えて、「壮大で濃密なドラマ(ギレルモ・デル・トロ)」、「名優たちの競演(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)」、「傑作(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)」といった名匠たちの激賞コメントが並んでいる。帝王と呼ばれた男の、起死回生を賭けたレースを描く本作に、大きな注目が集まる。『フェラーリ』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日杉咲花主演で「孤狼の血」シリーズの柚月裕子による同名小説を映画化した『朽ちないサクラ』より、特報映像とキャラクタービジュアルが解禁された。柚月裕子の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちないサクラ」(徳間文庫)を原作とする本作は、県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない主人公が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色のサスペンスミステリー。この度、出演が明かされたのは、萩原利久、豊原功補、安田顕の3名。杉咲さん演じる主人公・泉を取り巻く警察官役で、本作の主要キャストとなる。萩原利久/磯川俊一役泉のバディ的な存在となる年下同期の磯川俊一には、主演作「美しい彼」シリーズでブレイクした萩原利久。泉への好意をポケットに隠しつつ、泉の調査を献身的にサポートする好青年役で、フレッシュな魅力を放つ。一連の事件を捜査する県警捜査一課の梶山浩介役には豊原功補。泉の上司で元公安の富樫俊幸を演じる安田顕は、いぶし銀の演技を見せ、静の富樫と動の梶山というコントラストが、2人のベテラン俳優の迫真の演技によって生み出されている。豊原功補/梶山浩介役併せて解禁となったキャラクタービジュアルでは、今回の一連の事件のキーワードとなる美しい満開の「サクラ」の中で不穏な表情で佇み、それぞれの心の葛藤と後悔の念を感じさせるキャッチコピーが添えられている。杉咲さん演じる泉は「信じてあげられなかった」、萩原さん演じる磯川は「大切な人を巻き込んでしまった」、豊原さん演じる梶山は「染みついた思想は、そう簡単には拭えはしない」、安田さん演じる富樫は「許される日がくるとは、思っていない」。ストーリー展開に大いに関わってくるこれらのキーワードも意味深だ。またこのビジュアルは、一年前の2023年3月末に、撮影現場の満開の桜の下で撮影された。安田顕/富樫俊幸役さらに、特報映像にて本編映像が初解禁。冒頭のナレーション「警察内部の闇を炙り出す、サスペンスミステリー」で始まる映像は、事件の真相に迫れば迫るほど翻弄されていく登場人物たちの切迫し、感情がかき乱される様を映し出している。【コメント】萩原利久磯川俊一役を演じました萩原利久です。今回作品を通じて、モノや景色、起こる1つ1つの出来事に対して、当事者なのか部外者なのか、はたまた環境なのか立場なのか、主観客観、人間社会において様々な視点を感じました。自分自身も演じた当時と今とでは全く異なる見え方に変化していることもあるかもしれません。でも、自分なりに向き合った現場で演者として身体で感じた緊張や刺激は鮮明に残っています。素晴らしい経験をさせてもらい、今もいき続けています。1人でも多くの方に観ていただけたら嬉しいです。豊原功補個々において大切にする思いと組織の論理。誰もが一個人であるはずが一体どこから権力と同化し真実を濁らせてしまうのか。人間の営みと社会の構造、つねに私の心にも横たわる深い問いがこの物語に描かれています。私が演じた梶山という男もまた警察という大きな組織の一員でありますが、このひとりの人間が生きる矜持と生きる問いを共に感じ、胸に携えて撮影に臨んだつもりです。本当のことはいつも見えづらくて、本当の言葉はいつも喉に詰まってしまいそうになるけれど、それでもしっかりとまっすぐな瞳でいることの強さを心に残してもらえたらと願っています。安田顕試写でこの映画を拝見したとき、その面白さに唸りました。登場人物の入り乱れる感情、秘める思惑、そして抱く決意。様々な表情が垣間見える作品です。これらの点が線となったとき、皆様の目に見えるもの・胸に届くものは異なるかと思います。その一方で、どのように届くのかが興味深いほど、この作品の受け取り方には数えきれない色があると感じています。原作・脚本・演出・出演者の皆様、何拍子も揃った臨場感を十分に味わえる仕上がり。原監督の手腕に脱帽です。是非、劇場でご覧ください。原廣利監督原作を最初に読んだ時に感じた見えない不穏な「空気」「匂い」がとても印象的でした。春の「サクラ」を魅せる事で登場人物たちに纏わる「空気」と「匂い」を感じて欲しいと思い全力で撮影しました。それぞれの「正義」が交錯する時に、物語は大きく動き出します。今回情報解禁になった、安田顕さん、萩原利久さん、豊原功補さんのそれぞれが目にする「正義」にもご注目下さい。杉咲花さんを筆頭に素晴らしい俳優部、スタッフと共に「朽ちないサクラ」を創り上げられた事を本当に誇りに思います。『朽ちないサクラ』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:朽ちないサクラ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
2024年03月12日東京国際映画祭(TIFF)が香港国際映画祭、釜山国際映画祭とともに共催するアジア全域版アカデミー賞「第17回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」の授賞式が3月10日夜、香港の戯曲センター(Xiqu Centre)Grand Theatreにて開催。日本作品の『悪は存在しない』(濱口竜介監督)が、最優秀作品賞と最優秀音楽賞(石橋英子さん)を受賞したほか、日本映画勢が多数受賞した。『悪は存在しない』の濱口監督と石橋さんは、昨年の『ドライブ・マイ・カー』に続いての最優秀作品賞獲得。また、是枝裕和監督も『怪物』で最優秀監督賞を受賞し、昨年の韓国作品『ベイビー・ブローカー』に続く2年連続の同賞受賞に輝いた。『怪物』是枝裕和監督このほか、第36回TIFFのオープニング作品で、日本アカデミー賞でも最優秀主演男優賞を受賞した『PERFECT DAYS』にて役所広司が最優秀主演男優賞の栄冠を手に。第36回TIFFのクロージング作品で、日本アカデミー賞で最多8冠に輝き、米アカデミー賞の視覚効果賞をアジア初受賞した『ゴジラ-1.0』チームが、視覚効果賞(山崎貴監督、渋谷紀世子、高橋正紀、野島達司)、音響賞(井上奈津子)の2部門を受賞。併せて先の発表のとおり、『エゴイスト』などが話題を集めた俳優・鈴木亮平がアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える「Excellence in Asian Cinema Award」に、韓国のイ・ヨンエととも授与された。イ・ヨンエ/鈴木亮平大規模で豪華なレッドカーペットの後に開催されたAFAの授賞式では、日本人として初めて審査委員長に就任した黒沢清監督が、世界中の映画人が務める審査員陣と投票メンバーを率いて決定された受賞者が登壇。“Youth Ambassador”の1人として様々なAFAイベントに参加した宮沢氷魚がプレゼンターを務めたほか、特別功労賞を受賞したチャン・イーモウ監督、主演男優賞にノミネートされたトニー・レオン、プレゼンターを務めたファン・ビンビンなど、アジア全域よりスターが集まる華やかな式典となった。第17回 アジア・フィルム・アワード 受賞結果一覧(敬称略)『悪は存在しない』最優秀作品賞『悪は存在しない』(日本)最優秀監督賞是枝裕和 『怪物』(日本)最優秀新人監督賞ニック・チェク 『年少日記』(香港)最優秀主演男優賞役所広司 『PERFECT DAYS』(日本)最優秀主演女優賞ジャン・チンチン 『西湖畔に生きる』(中国)最優秀助演男優賞パク・フン『12.12:The Day』(英題/韓国)最優秀助演女優賞レイチェル・リョン 『白日の下』(香港)最優秀新人俳優賞Tergel Bold-Erdene『City of Wind』(フランス、モンゴル、ポルトガル、オランダ、カタール、ドイツ)最優秀脚本賞ペマ・ツェテン 『雪豹』(中国)最優秀編集賞キム・サンボム『12.12:The Day』(英題/韓国)最優秀撮影賞マティアス・デルボー『雪豹』(中国)最優秀音楽賞石橋英子『悪は存在しない』(日本)最優秀衣装デザイン賞マン・リムチョン『The Goldfinger』(香港、中国)最優秀美術賞Eric LAM『The Goldfinger』(香港、中国)最優秀視覚効果賞山崎貴、渋谷紀世子、高橋正紀、野島達司 『ゴジラ-1.0』(日本)最優秀音響賞井上奈津子『ゴジラ-1.0』(日本)Excellence in Asian Cinema Award鈴木亮平(日本)、イ・ヨンエ(韓国)特別功労賞 (Lifetime Achievement Award)チャン・イーモウAFA Next Generation Awardチャオ・リーイン(中国)AFA Rising Star Awardメータウィン・オーパッイアムカジョーン(タイ)2023 Highest-Grossing Asian Film Award『満江紅(マンジャンホン)』監督:チャン・イーモウ(中国)受賞者よりコメント<鈴木亮平Excellence in Asian Cinema Award 受賞>(英語で挨拶:和訳)大家好(中国語)。ここに来ることができて本当にうれしいです。とりわけ、著名なイ・ヨンエさんと一緒にここに立つことができて、とても光栄です。偉大な映画監督、偉大な映画プロデューサー、映画製作者、偉大な俳優、アジアの伝説の俳優たち、皆さんの前に立つことができて、本当に光栄に思っています。でも正直なところ、今年は何もノミネートされていないので、とてもリラックスしてここに立っています。もちろん、ノミネートされることは良いことですが、ノミネートされないのも良いことです。なぜなら、何も心配する必要がないからです。ちなみに、昨年は、トニー・レオンさんのせいで私は最優秀主演男優賞を逃しました。(笑)でも、今年再び彼に会えてうれしいです。もちろん、賞を受賞することは非常に重要でワクワクしますが、このイベント、この大きなイベント、AFAの素晴らしいところは、皆さんに出会い、新しい人たちに出会い、アジア各地の映画制作者と出会い、語り合い、学びあうことだと私は考えています。そして願わくは、今後一緒に新しいプロジェクトを始めたい。今日、あるいは今夜が、未来の新しいプロジェクトの始まりになるかもしれません。そして、いつか一緒に映画を作れることを本当に願っています。なぜなら、"私たちは一緒に物語を紡ぐ(※Together we tell story)"からです。ありがとうございました。※「Together We Tell Story」は今年のAFAのテーマ。<『悪は存在しない』最優秀作品賞受賞>※濱口竜介監督が欠席のため、監督に代わり高田聡プロデューサーと石橋英子がコメント。高田聡:私たちの映画にこのような非常に光栄な重みのある賞を頂きまして、代表してまずは感謝を申し上げます。同じくノミネートされた撮影の北川喜雄さん、共同編集の山崎梓さん、またこの映画に関わったすべての皆さん、おめでとうございます。そして、この場に残念ながら来ることができなかった濱口竜介監督、そして濱口監督に一番最初にこの企画の話を持ってきて、素晴らしい音楽で共同制作をされた石橋英子さん、おめでとうございます。石橋英子:本当に濱口監督が来ることができなかったのは残念です。でもこうやって、撮影の北川さんや編集の山崎さん、今もしかしたら日本で見ているかもしれない主演のおおみか(大美賀均)さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当に皆さんの力のおかげでできました。もちろん、ミュージシャンの皆さん、ミックスをしてくださったジム・オルークさん、本当に皆さんのおかげで、今こうやって、私たちはここに来られて、楽しい時間を過ごせていると思っています。ありがとうございました。<是枝裕和監督最優秀監督賞受賞>尊敬する黒沢清監督からこのようなトロフィーを頂くなんて、本当に光栄です。出会う才能ということで言えば、今回は坂元裕二さんという尊敬する脚本家の方の素晴らしい脚本があって、もう20年近く一緒に仕事をしている美術の三ツ松けいこさんが、今日一緒にスタッフを代表してここに来ていただきました。そんなスタッフとキャストと出会えたことが、この賞を頂けた一番大きな僕の才能ではないかと思います。昨年に続いてこの壇上に立たせていただくことができて、本当にうれしいです。来年は、作品はないのですが、ノミネートされていなくても、またこの場で映画を愛する皆さんとこの時間を共有できたらうれしいです。ありがとうございました。<石橋英子最優秀音楽賞>全く期待してなかったので、全然スピーチを考えていなかったです。まずアジア・フィルム・アワードの皆様、審査委員の皆様、本当にありがとうございます。まず濱口監督、長い道のりでしたが、何をつくるのかわからないまま一緒に歩んできた道のりが奇跡のようでした。撮影やその後の編集など、一緒に皆さんが作ってこられた努力にも感謝したいと思います。撮影の北川さん、編集の山崎さん、本当にありがとうございます。皆さんの仕事がなければ、私のこういう音楽もなかったと思います。スタッフとキャストの皆さんにも感謝したいと思います。本当にありがとうございました。『悪は存在しない』は4月26日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2024年03月11日喪失を乗り越えるバレエダンサーを描く『RED SHOES/レッド・シューズ』より本編映像が解禁された。姉を亡くし、あまりのショックに踊れなくなってしまった若きバレエダンサーの再生を描く本作。主人公のサムを含め、本作はバレエダンサーとして実績十分の役者陣によるバレエシーンが見どころだが、その中でも屈指のシーンと言えるのが、今回解禁されたサムとベンのダンスシーン。サム役のジュリエット・ドハーティは、世界最大のバレエ・コンクールで金賞を受賞。ベン役のジョエル・バークもローザンヌ国際バレエコンクールでセミファイナリストになるなど、彼もまたダンサーとしての実力は折り紙付き。サムとベンは本作でお互いに惹かれ合いながらも、絶妙な距離感を保っていたが、ついに2人きりに。ベンが「最後にいつ純粋に踊った?」と誘い、まるで気持ちを確かめ合うように踊りはじめ、言葉のいらない2人だけの世界が画面に広がっていく…。振付師にはオーストラリア・バレエ・カンパニーのプリンシパルであったダニエル・ガウディエッロを招き、圧巻のバレエシーンを堪能できる。サムとベン、2人の恋の行方も気になる本編映像となっている。『RED SHOES/レッド・シューズ』は3月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:RED SHOES/レッド・シューズ 2024年3月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2023 One Tree Productions
2024年03月11日名古屋に実在するミニシアター、シネマスコーレを舞台にした『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』が3月15日(金)、全国公開される。シネマスコーレの創設者は、“ピンク映画の巨匠”と呼ばれたのち、一般映画の名作も多く手掛け、大島渚の『愛のコリーダ』などのプロデューサーとしても知られる、今は亡き監督・若松孝二。映画館経営に乗り出した監督とスタッフの奮闘記、映画に賭けた青春ドラマだ。『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』とにかく若松孝二監督が、おもしろい。本音とタテマエ、おとなはふたつの顔を使い分ける、なんてことがあるが、この映画の若松監督はすべて本音で開けっぴろげ。いつもサングラスをかけて、強面。だけれど、東北弁と東京弁がミックスされたしゃべりは、朴訥で、どちらかというとコミカル。話は乱暴だが、実がある。この作品の前作は2018年に公開された『止められるか、俺たちを』。60年代、ピンク映画の巨匠といわれ、独特の映画製作集団を率いる若松監督を中心に描いた青春群像劇だった。本作は、その10年後を描く。前作に引き続き、若松孝二役を演じているのは井浦新。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008) 以降、若松監督の全作品に出演している彼だからこそ表現できる、監督の人となりや、くせ。井浦の実年齢が近くなっているからか、まさに憑依、と言いたくなる“怪演”だ。物語は、1982年、名古屋の駅裏にシネマスコーレという映画館を作った若松孝二監督と、彼から声をかけられ支配人になった木全純治(東出昌大)。映画館を手伝いながら監督を志す金本法子(芋生悠)。そして、若松監督に弟子入りしたいと相談する予備校生・井上淳一(杉田雷麟)。映画は、この4人を中心に展開する。この井上くんこそ、本作の企画・脚本・監督を務める井上淳一。そして木全さんも企画・プロデュースを担当している。つまり、当事者によって作られた映画。事実は小説よりも奇なり。もちろん、デフォルメもされているだろうし、多少は盛っていると思うけれど、笑いのツボがたくさんあり、全編を通じて、映画への愛がびんびん伝わってくる。インディーズ映画の監督は、作っても上映する場所に苦労する。それなら自分で映画館を持とうと考えた若松孝二。「世界でも映画館を持っているのは、俺くらいだろう」と、胸をはる。なぜ、名古屋で?ときかれると、東京も大阪も家賃が高いから、と現実的だ。それでも映画館経営は赤字の連続。金勘定で追われる日々である。東出演じる木全支配人も、若松監督と並ぶ魅力的なキャラ。池袋・文芸坐のスタッフだったが、結婚を機に郷里の名古屋に帰り、流行し始めたビデオカメラのセールスマンをしていたところを、若松監督から声をかけられた。井上淳一監督によると「対立とか葛藤がない」人。確かに、独立経営のミニシアター、名画座の支配人さんはこういうタイプが多いように思う。芯から映画が好きで、映画館に来るお客が好き。そんな温かさが伝わってくる東出昌大の演技が素晴らしい。シネマスコーレは、やむなくピンク映画の封切館になって何とか経営が軌道にのる。文芸坐育ちの木全さんは、週の何日かを名作映画の上映にあてたい。そこで経営者の若松監督に直訴する。このやりとりが傑作だ。この映画は、登場人物だけでなく、映画館で上映する映画のタイトルからなにから、すべて実名で描かれている。例えば、大林宣彦監督作品の特集上映を企画した木全さんに、若松監督は「大林の映画なんてお客がはいるわけないだろう」と怒ったりする。当時の映画館といえば、1981年に新宿に「シネマスクエアとうきゅう」ができ、83年には六本木に「シネヴィヴァン六本木」、86年に渋谷の「シネマライズ」開館と、ミニシアターのブームがきていた。アジア映画にも注目が集まり、日本でも自主映画やピンク映画出身の新しい才能が出始め、活況を見せ始めていた。若松監督はそのブームをいち早く察知し、流れに乗ろうとしたのだろう。その頃の映画館をとりまく空気がうまくでていると感じた。ノスタルジーかもしれないが、コンプライアンスとかパワハラとかに神経質ないま観ると、おおらかで、のんきな空気があった。予備校生だった井上に若松監督がアドバイスをするシーンが印象的だ。「そんなに映画監督になりたいなら、うちに来なさい(「来」にアクセント)。ただうちは給料はだせない(「せ」にアクセント)。まず大学に入り、仕送りで暮らしなさい。映画の勉強をうちでしたら、4年で映画監督にしてあげる」。おとながちょっぴりやんちゃだった。希望がほの見えた、そういう時代の、映画の青春!文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)若松プロダクション
2024年03月11日第96回アカデミー賞授賞式が3月11日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』に出演したダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞を初受賞した。過去に、アカデミー脚色賞を2度受賞しているアレクサンダー・ペイン監督の最新作。1970年の米ニューイングランドにあるバートン校を舞台に、それぞれの事情で寮に残り、クリスマスと新年を過ごす孤独な3人の物語が紡がれる。ランドルフは、ひとり息子をベトナムで亡くした学校の料理長メアリー・ラム役を演じ、オスカー前哨戦であるゴールデングローブ賞<ミュージカル・コメディ部門>、米俳優組合(SAG)主催のSAG賞で、助演女優賞を獲得していた。なお、本作は作品賞、脚本賞、主演男優賞(ポール・ジアマッティ)、助演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされた。受賞コメント神は素晴らしい方です。私は、自分自身がこんなキャリアを歩むとは思っていませんでした。キャリアのスタートは、歌手だったのです。母は私に『あの通りの向こうにある劇場に行きなさい。何かがあるはずだから』と言ってくれたんです。母に感謝します。私のそばにいてくれたたち、導いてくれた人たち、ここにいるすべての美しい人たちに感謝します。長年、私はいつも“自分とは違う何か”になりたいと思っていましたが、今はただ、私らしくいればいいと気づきました。私のことを見てくれて、ありがとうございます。私はクラスで、ただひとりの黒人の女の子だったのですが、先生は私を見出してくれましたし、導いてくれました。私が不安を抱いても、『大丈夫よ、今から自分の道のりを切り開きましょう』と言ってくれました。私のことを見守ってくれて、ありがとう。『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』は6月21日(金)から、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開Seacia Pavao / © 2023 FOCUS FEATURES LLC.
2024年03月11日第96回アカデミー賞の授賞式直前、レッドカーペットに『PERFECT DAYS』で国際長編映画賞にノミネートされているヴィム・ヴェンダース監督と役所広司、視覚効果賞候補の『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督とVFXのチーム、長編アニメ映画賞候補の『君たちはどう生きるか』チームが登場した。ヴェンダース監督と役所さんは時折肩を組みながらリラックスした様子でWOWOWのインタビューに応じ、マーティン・スコセッシ監督やロバート・ダウニー・Jr.と対面したとコメント。役所広司とヴィム・ヴェンダース監督 Photo by Kevin Mazur/Getty Images作品が世界で受け入れた理由について役所さんは「国は違っても人の気持ちは共通しているものがある」と語り、「(特に)大都市の人たちの心には響くんじゃないでしょうか」と語った。また、お馴染みのゴジラ人形が蝶ネクタイのゴールデンゴジラ仕様となった『ゴジラ-1.0』の山崎監督は、現地で「ストーリーとキャラクターがよかった」と言われているとコメント。ゴールデンゴジラ Photo by Mike Coppola/Getty Images視覚効果賞に日本映画として初ノミネートとなったが、予算の規模がハリウッド大作と違う中で候補となった理由について、VFXディレクターの渋谷紀世子らは「ヒヤヒヤだったけれど、ここに来ているみんなで頑張った」とコメント。「(それぞれが)好き勝手言ってるだけ」と山崎監督が笑顔を見せる後ろで「チームワーク!」「みんなで頑張ったよ!」と笑顔のチームの声が飛び交っていた。山崎貴監督 Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Imagesそんな『ゴジラ-1.0』チームは揃ってゴジラ仕様の靴でレッドカーペットを闊歩した。『ゴジラ-1.0』Photo by Kevin Mazur/Getty Imagesさらに、『君たちはどう生きるか』からは中島清文さん、福田博之さん、依田謙一さんが参加した。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2024年03月11日3月29日(金) より全国公開される映画『オッペンハイマー』が、全国公開、IMAXに続き、35mmフィルムとDolby Cinemaで上映されることが決定した。第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯をクリストファー・ノーラン監督が映画化。ノーラン監督が脚本も兼務し、主演のキリアン・マーフィーほかエミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演する。本作では、IMAX65ミリと65ミリ・ラージフォーマット・フィルムカメラとを組み合わせた最高解像度の撮影を実践。本作のためだけに開発された65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAXモノクロ・アナログ撮影も行われた。『オッペンハイマー』メイキング併せて、IMAX、35mmフィルム版、Dolby Cinema(ドルビーシネマ)で特別先行上映となるトリプル「TOKYOプレミア」が開催されることも決定。史上初の3劇場で同日同時刻開催となる「TOKYOプレミア」は、3月25日(月) 19時よりTOHOシネマズ新宿にてIMAX版、109シネマズプレミアム新宿で35mmフィルム版、新宿バルト9でDolby Cinema版が先行上映される。また、日本公開初日よりDolby Cinema、35mmフィルム版が同時公開されることも決定した。ノーラン監督は35mmフィルムについて、「私たちは、オリジナルネガの粒状感や質感、アナログ的な色彩を35mmに凝縮した非常に効果的な35mm版を制作しました。それは、観客の皆さんに観ていただける素晴らしい上映フォーマットです」と説明。そして「35mmプリントを上映し、観客にアナログ体験を提供できる場所がまだ世界にあることに、私はとても興奮しています。なぜなら、映像の奥行きや色の表現が重要だからです。それは、観客がもっと没入感のある体験をすることを可能にし、映画の世界にもっと入り込むことができるのです」と語っている。さらに、IMAX版にて2種類のアスペクト比(画角)を使用していることについて、「『ダークナイト』(2008) 以来、私はIMAX上映用に複数のアスペクト比を採用してきました。その理由は、ネイティブのIMAXフォーマットは背が高いからです。そのため、IMAXフォーマットを見せたい、観客をアクションに没入させたい重要なシーンでは、巨大なIMAXスクリーンを可能な限り高く広げるのです。そして、それ以外の素材は、2x2のアスペクト比で従来通りに撮影しています。ストーリーの特にドラマチックな場面では、スクリーンを高く広げて、それ以外の場面ではスクリーンを狭めています。これは私がもう何年もやっていることで、私にとってクリエイティブなレバーを引くことができる面白い表現ツールなのです」と語っている。<イベント情報>『オッペンハイマー』トリプルTOKYOプレミア■IMAX版特別先行上映3月25日(月) 19:00 開演会場:TOHO シネマズ新宿■35mmフィルム版特別先行上映3月25日(月) 19:00 開演会場:109シネマズプレミアム新宿■Dolby Cinema版特別先行上映3月25日(月) 19:00 開演会場:新宿バルト9チケット発売:3月19日(火) 0:00より各劇場ホームページにて(予定)詳細はこちら:<作品情報>『オッペンハイマー』3月29日(金) 公開『オッペンハイマー』ビジュアル公式サイト: Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月11日クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』が、IMAXに続き、35mmフィルム、Dolby Cinemaでの上映も決定した。本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を、実話に基づき描く作品。今回、IMAX65ミリと65ミリ・ラージフォーマット・フィルムカメラとを組み合わせた最高解像度の撮影を実践。本作のためだけに開発された、65ミリカメラ用モノクロフィルムを用い、史上初となるIMAXモノクロ・アナログ撮影を実現。天才科学者の頭脳と心を、五感で感じさせる極限の没入体験が味わえる。そんな本作が今回、IMAX&35mmフィルム版&Dolby Cinemaで特別先行上映となるトリプル“TOKYOプレミア”の開催を決定。史上初の3劇場で同日同時刻開催となるTOKYOプレミアは、TOHOシネマズ新宿にてIMAX版、109シネマズプレミアム新宿で35mmフィルム版、新宿バルト9でDolby Cinema版を特別先行上映。また日本公開初日より、最先端技術による映像と音響でかつてない没入感を味わえるDolby Cinema、フィルム撮影にこだわり続けるノーラン監督作品を特別な質感で鑑賞できる35mmフィルム版の同時公開が決定。ノーラン監督は35mm版について「観客の皆さんに観ていただける素晴らしい上映フォーマットです」「35mmプリントを上映し、観客にアナログ体験を提供できる場所がまだ世界にあることに、私はとても興奮しています。なぜなら、映像の奥行きや色の表現が重要だからです。それは、観客がもっと没入感のある体験をすることを可能にし、映画の世界にもっと入り込むことができるのです」とコメントしている。IMAX版では、2種類のアスペクト比を使用したノーラン監督。「『ダークナイト』(2008)以来、私はIMAX上映用に複数のアスペクト比を採用してきました。その理由は、ネイティブのIMAXフォーマットは背が高いからです。そのため、IMAXフォーマットを見せたい、観客をアクションに没入させたい重要なシーンでは、巨大なIMAXスクリーンを可能な限り高く広げるのです。そして、それ以外の素材は、2x2のアスペクト比で従来通りに撮影しています。ストーリーの特にドラマチックな場面では、スクリーンを高く広げて、それ以外の場面ではスクリーンを狭めています。これは私がもう何年もやっていることで、私にとってクリエイティブなレバーを引くことができる面白い表現ツールなのです」と語っている。<『オッペンハイマー』トリプルTOKYOプレミア>■IMAX版特別先行上映日時:3月25日(月)19:00開演会場:TOHOシネマズ新宿■35mmフィルム版特別先行上映日時:3月25日(月)19:00開演会場:109シネマズプレミアム新宿■Dolby Cinema版特別先行上映日時:3月25日(月)19:00開演会場:新宿バルト9チケット発売:3月19日(火)0:00より各劇場サイトにて(予定)『オッペンハイマー』は3月29日(金)より全国にて公開、IMAX劇場全国50スクリーン、Dolby Cinema全国10スクリーン、35mmフィルム版109シネマズプレミアム新宿にて同時公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月11日ティモシー・シャラメを主演に迎え、夢のオールスターキャストが集結したSFアクション超大作『デューン 砂の惑星PART2』。ティモシー演じるポールは、共に戦い恋に落ちる砂漠の民の戦士・チャニ、復讐において政治的に有利になる皇帝の娘・皇女イルーランとの間で揺れることになる。今回、カギを握る2人の女性を演じたゼンデイヤとフローレンス・ピューが本作における“愛”について語った。3月1日(金)からアメリカを含む72の国と地域で公開を迎え、初日3日間のオープニング興行収入は、全米では前作が記録した4100万ドルを約2倍上回る8250万ドル、全世界累計でも1億8250万ドル(約273億9140万円※3月4日付Box Office Mojo調べ1ドル=150.09円換算)という今年NO.1の特大ヒットスタートを切った本作。アメリカの大手批評サイト「ロッテントマト」では批評家のスコアで94%、観客のスコアで95%フレッシュ(※3月4日時点/332レビュー)を記録、早くも絶賛の声が寄せられている。「愛から逃げるのはとても難しい。根底には、愛のための戦いがあると思う」過酷な砂の惑星デューンを舞台に、登場人物たちの運命や絡み合う思惑を描いた壮大なストーリーが展開される本作。全宇宙の命運を賭けた最終決戦を前に、主人公ポール(ティモシー・シャラメ)は、物語のカギを握る2人の重要な女性と出会う。1人は、砂漠の地で共に生き抜き戦ううちに惹かれ合うようになる、高潔で勇敢な戦士チャニ(ゼンデイヤ)。そしてもう1人は、復讐のために突き進むポールの前に現れた、因縁の相手・皇帝の娘である優雅で気品溢れる皇女イルーラン(フローレンス・ピュー)だ。本作では、立場もキャラクターも異なるこの2人の女性たちが、ポールの運命を大きく変える存在となる。そんな重要人物であるチャニとイルーランをそれぞれ演じた、ゼンデイヤとフローレンスが自身の役や作品への思いについて語った。前作から引き続きチャニを演じるゼンデイヤは、最新作で描かれるポールとチャニの“運命の恋”について「2人の関係が特別なのは、ただ与えられたものではないということだと思います。2人がただ楽しく恋に落ちて、全てが素晴らしくてロマンチックというようなものではなくて、それより、もっとずっと深いもの」と語っている。「ポールはチャニに証明しなければならないことがたくさんあると思います。少なくともチャニには、ポールや、彼が象徴するもの全てに対する痛みや不信感、防御的な感情があると思っています。だから、2人の恋はただ“与えられたラブストーリー”じゃない。多くの障壁を取り払われなければいけません」。さらにゼンデイヤは、「愛から逃げるのはとても難しいということに、最終的に全ての人が同意できると思います。その根底には、愛のための戦いがあると思います。2人が幸せになれる世界に存在していたらいいなと思いますが、それは『デューン』じゃない。それよりもっとずっと複雑で、もっとずっと辛いものだと思います」と言い、本作で複雑な愛が描かれていること、そして愛が重要なテーマになっていることを明かした。また、本作ではポールはチャニと惹かれ合いながらも、イルーランの登場でその関係に変化の兆しが…!?これについてゼンデイヤは、「皇女イルーランは、ポールとチャニの関係の大きな部分を占めていると思います。そして、これからもその関係は続いていく。彼らがどうこの関係を理解しようとしているのか、私もまだ自問自答しています。だから答えはまだ分かりませんが、多分それは良いことだと思います。なぜなら、私もチャニと同じくらい混乱しているから」と、イルーランの登場によって揺らぐポールとチャニの関係について自身の想いを明かしている。「この役を与えられたことは大きな贈り物」いまだ謎の多い新キャラクターである皇女イルーランを演じる、フローレンス・ピュー。最新作で初めて『デューン』の世界に飛び込んだフローレンスは、「私は前作の大ファンでした。出演している全ての俳優、撮影方法、監督の大ファン。『デューン』はまさに傑作でした」という。「1作目が大成功して2作目に出演できるというのは、1作目に参加していなかった世界に足を踏み入れる俳優にとっては、とんでもないコンセプト。だから、この役を与えられたことは大きな贈り物でした。このような特別な作品に参加できることは、俳優としてとてもやりがいがあることです。ゼンデイヤやティモシー、クリストファー・ウォーケンのような人たちと共演できるなんて、滅多にない素晴らしいプレゼント」と、前作ファンとして世界的注目を集める最新作に出演できた喜びを語っている。さらに、「脚本を読み始めたとき、ゼンデイヤが前に言っていたように、この全てがドゥニ(・ヴィルヌーヴ)監督の頭の中から出てきたことに圧倒されました。そして、彼は2作目ではさらに大きなことをやろうとしていることが分かりました。1作目を作り、2作目を実現させた全ての人を心から尊敬しますし、2作目に参加できて私はとても幸運です」と、”デューン愛“全開で本作へ太鼓判を押した。主演のティモシーとは本作で2度目の共演となるが、それについては「『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で一緒に仕事をしたときのことを思い出しました。それから、友人である彼がこの10年で最大の映画を、これほど上手く優雅に率いているのを見られるのは、本当に本当に素晴らしい経験でした。彼は今でもかわいい“ティミー”(ティモシーの愛称)だけど」と、彼の成長を間近で実感できたことに喜びを覚えたのだという。これにはゼンデイヤも、「フローレンスが言っていたのと同じように、ティモシーが成長するのを見ることができました」と同意しながら、「1作目でみんなと一緒に過ごした期間、私はとても興奮していたんです。すぐに打ち解けて、とても楽しい時間を過ごしました。そして今回最新作であの頃に戻れることにとても興奮して、『なんてこと!私たちはここにいる、戻ってきたんだ』って本当に感じられたんです」と、思わず楽しかった前作を振り返るほど。彼女たちとティモシーとの絆の強さがうかがえる。笑顔溢れるキャスト陣とは裏腹に、劇中では戦いが激化し、登場人物たちの複雑な心境が壮大なストーリーの中に映し出されていく。戦いの向かう先は“希望”かそれとも“破滅”か―。そしてポールとチャニは、“愛”の行方はどうなるのか、見逃せない。『デューン 砂の惑星PART2』は3月15日(金)より全国にて公開。3月8日(金)、9日(土)、10(日)の3日間限定でIMAX(R)、Dolby Cinema(R)(ドルビーシネマ)の合計60館にて先行上映。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年03月10日野外映画上映イベント「シーサイドシネマ 2024(SEASIDE CINEMA 2024)」が、2024年4月30日(火)から5月6日(月・祝)までの7日間、横浜赤レンガ倉庫など横浜・みなとみらいエリアの複数の商業施設で開催される。日本最大級の野外シアターイベント「シーサイドシネマ」2018年、横浜⾚レンガ倉庫とマリン アンド ウォーク ヨコハマの同時開催イベントとしてスタートした「シーサイドシネマ」。みなとみらいの夜景を臨む絶好のロケーションで映画を鑑賞する、日本最大級の野外シアターイベントだ。過去最大、みなとみらいエリアの6施設が参加2024年は、横浜赤レンガ倉庫、マリン アンド ウォーク ヨコハマ、横浜ベイクォーター、横浜ワールドポーターズ、横浜ハンマーヘッドに加え、パシフィコ横浜も新たに参加。過去最大となる全6施設で映画が上映される。<横浜ベイクォーター>たとえば横浜ベイクォーターでは、“シネマティック・リーダーズ特集”として、ジャンルを問わず魅力的な主人公やキャラクターたちが登場する作品をセレクト。大ヒットシリーズの最終章となる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』、SFアクションコメディの金字塔『ゴーストバスターズ』、そしてキアヌ・リーブス主演の人気SF作品『マトリックス』を4夜連続で上映する。<マリン アンド ウォーク ヨコハマ>また、海辺の特別なロケーションにスクリーンを特設するマリン アンド ウォーク ヨコハマでは気鋭の映画スタジオ「A24」の作品を特集。アカデミー賞にて監督賞含む7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、同じく主演男優賞にノミネートされた『aftersun/アフターサン』の2本に加えて、映画好きに贈る90年代の名作としてヴィンセント・ギャロ監督&主演の『バッファロー’66』、ウィノナ・ライダー主演の『リアリティ・バイツ』も上映予定だ。このほか、人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズやトム・クルーズ主演の『トップガン』、スーパーマリオ初のアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』など、個性豊かな作品の数々がラインナップする。開催概要「シーサイドシネマ 2024」開催期間:2024年4月30日(火)〜5月6日(月・祝)※期間や時間は会場により異なる。※雨天決行・荒天時は中止。入場料:無料■横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク(横浜市中区新港1-1)日時:2024年5月2日(木)〜5月6日(月・祝) 開演18:40〜入場料:無料作品ラインナップ:・5/2(木) 『ワイルド・スピード』・5/3(金・祝) 『ワイルド・スピード MEGA MAX』・5/4(土) 『ワイルド・スピード SKY MISSION』・5/5(日) 『ワイルド・スピード ICE BREAK』・5/6(月・祝) 『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』■マリン アンド ウォーク ヨコハマ(横浜市中区新港 1-3-1)日時:2024年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・祝) 開場14:00〜 開演18:40〜入場料:無料上映ラインナップ:・5/3(金・祝) 『aftersun/アフターサン』・5/4(土)『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』・5/5(日) 『バッファロー’66』・5/6(月・祝) 『リアリティ・バイツ』■横浜ベイクォーター3F メイン広場(横浜市神奈川区金港町1-10)日時:2024年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・祝) 開場13:00〜 開演18:30〜入場料:無料上映ラインナップ:・5/3(金・祝) 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』・5/4(土) 『マトリックス』・5/5(日) 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』・5/6(月・祝) 『ゴーストバスターズ』■横浜ワールドポーターズ 立体駐車場屋上(横浜市中区新港2-2-1)日時:2024年5月3日(金・祝) 開場18:00〜 開演18:30〜入場料:無料 ※整理券配布あり上映ラインナップ:・5/3(金・祝) 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』■横浜ハンマーヘッド(横浜市中区新港2-14-1)日時:2024年5月2日(木)〜5月6日(月・祝)マルシェ営業時間:11:00〜18:00入場料:無料■パシフィコ横浜 国立大ホール マリンロビー・テラス(横浜市⻄区みなとみらい1-1-1)日時:2024年4月30日(火)〜5月1日(水) 開場17:30〜 開演18:30〜屋外キッチンカーエリア営業時間:13:00〜21:00入場料:無料※整理券配布あり(先着順 200名)上映ラインナップ:・4/30(火) 『トップガン』・5/1(水) 『トップガン マーヴェリック』
2024年03月10日ザック・エフロン主演のA24最新作『アイアンクロー』より俳優たちによる驚異の“再現度”を確認できる比較写真が解禁された。プロレス界伝説の一家に起こった衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁となったのは、フォン・エリック一家を演じたキャストたちが実際の彼らの姿を再現した特別写真。試合着でポーズをきめる兄弟たちや、亡きデビッドの異名“テキサスの黄色いバラ”にちなんだ黄色いバラを捧げるケビンの様子を収めたものなど、当時の貴重な写真と比較することで、本作の圧倒的な“再現度”を楽しむことができる。また、特別写真解禁にあわせて、劇中に登場する往年のプロレスラーたちを捉えた特別映像も到着。劇中ではフォン・エリック家のみならず、リック・フレアーやハリー・レイス、ブルーザー・ブロディなど、当時大活躍した名プロレスラーの容姿や着こなし、言動を完全再現している。彼らによる本格的なプロレスシーンは、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンコーディネーターを務めたことによるもので、それぞれがレスラー役として劇中にも出演している。さらに、本作ではダラスの名物プロレス会場スポルタトリアムを忠実に再現したセットが使用された。観客を前にしたプロレスシーンの撮影では、実際に当時の試合を子どもの頃に見て育ったプロレスファンたちがエキストラとして参加している。コーディネーターのチャボ・ゲレロ・ジュニアは、「多くのエキストラがワールドクラス・チャンピオンシップ・レスリング(WCCW)を思い出した。昔見たシーンだったんだ。撮影が終わったあと、みんな俺にこう言った『子どものころ見たのと同じだった』ってね」と撮影をふり返っている。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年03月10日若葉竜也主演映画『ペナルティループ』のアザーポスタービジュアルが公開された(全10種)。今回のアザーポスターは、緑を基調にして新たにデザイン。初解禁となる場面写真が使用されており、各キャラクターのセリフがコピーとして添えられた、本作の世界観を切り取ったものとなっている。若葉さん演じる岩森のポスターには、恋人の唯(山下リオ)への「行ってきます」と、素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に問いかけた「あんたさあ、やっぱあれなの、たくさん人殺したの?」という言葉が。一方、唯のポスターの「手遅れ、知ってるでしょ」「質問禁止あと、他言無用」は岩森に向けた言葉だが、どういう意味なのか謎が残り、ファミレスで夜を明かす2人を捉えたモノクロの一枚には、「ここ数年で一番、心地よい夜でした」と唯の心情が表されている。溝口のものには「今日も俺を殺すのか?」、夕暮れに岩森とたたずむ一枚には「別の星にいるみたいじゃない?」と、復讐する者とされる者という関係性からはかけ離れたセリフが。そして、謎の男(ジン・デヨン)のポスターには、予告編でも印象的だった「無理です。同意されてます」や、<“何度でも復讐ができるプログラム”=ペナルティループ>に契約した岩森へのセリフが添えられた。さらに公開初日より、新宿武蔵野館と池袋シネマ・ロサの2館限定で入場者特典の配布が決定。内容は、本作で繰り返し描かれる6月6日にちなみ、先着666名限定でアザーポスター全10種の中から4種がプリントされたポストカードセット(全4枚)となっている(※なくなり次第終了)。なお、一足早く映画を鑑賞した著名人からコメントも到着。「『何度繰り返しても復讐失敗』ではなく『何度繰り返しても復讐成功』という見たことないタイムループものを喰らわせられました…!ご馳走様でした」(バイク川崎バイク/芸人)、「観た人は必ずもう一回観たくなる」(山内ケンジ/劇作家・映画監督)。主演の若葉さんも「超面白い映画だった!最高だった!なんか変だった!」と感想を述べている。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月10日『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』などを手掛ける「NEON」の北米配給によりスマッシュヒットとなった『How to Blow Up a Pipeline』(原題)が、邦題『HOW TO BLOW UP』として6月14日(金) より公開決定。特別ティザー予告と場面写真が解禁となった。本作は、環境アクティビストたちの命懸けの石油パイプライン爆破を描き、FBI が「テロを助長する」と警告した注目作。環境破壊に人生を狂わされたZ世代の環境活動家たちが、石油パイプラインを破壊する大胆な作戦を実行する。やがて過激な決意が、友人、恋人、苦難に満ちた物語を持つ仲間たちを巻き込みながら暴力の象徴的(=パイプライン)を爆破するという大胆なミッションへと結びついてゆく。若い世代のエネルギーは、予期せぬ混乱を招きながら爆発的フィナーレへと疾走するーー。2017年設立以降、『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』『TITANE/チタン』、本年度アカデミー賞ノミネート作品『落下の解剖学』など、奇抜で野心的な映画を次々と配給する新進気鋭の映画スタジオ「NEON」が北米で配給。2023年に公開されると、『ラストナイト・イン・ソーホ ー』エドガー・ライト監督は「絶対に見逃せない、今年のベストの1つ」、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ダニエル・シャイナート監督は「重要で緊急、素晴らしいスリラー!」、『グリーン・ナイト』のデヴィッド・ロウリーは「今年のベスト映画の1本」とコメントするなど新しい才能が年間ベストに挙げ、賛否両論を巻き起こしながらもスマッシュヒットを記録した。あわせてアメリカのレーベル「Deathbomb Arc」と契約するなど、注目され続けてきたアーティスト 「Dos Monos」の完全未発表音源を使用した特別ティザー予告が到着。原作は、スウェーデンの気候変動学者アンドレアス・マルムが2021年に著したノンフィクション「パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか」。反奴隷制運動からサフラジェット、公民権運動、南アフリカのアパルトヘイトとの闘い、あるいはガンジーのイギリス帝国軍への献身に至るまで、革命は非暴力を重んじる戦略的平和主義や市民的不服従よりも「サボタージュ(財物を破壊する活動)」や「暴力的な直接行動」が成功をもたらしてきたことを論じたこの本は、美術館での抗議活動を展開するジャスト・ストップ・オイルのムーブメントとも結びつきながら、大きな波紋を呼んでいる。本作は原作のエッセンスを残しながらも、物語の形に大胆に改変。公開されるや否や、「危険分子が映画に着想を得て、爆発物やその他破壊装置で石油ガスインフラを狙う可能性がある」とFBIが警告し、内部文書が警察、政府、その他インフラを反故する関連各所にも配布されるなど波紋を呼んでいる。スタッフ&キャストに新しい才能が集結監督を務めるのは、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアをスタートさせたダニエル・ゴールドハーバー。原作を読んだ執筆パートナーのジョーダン・ショールからアイデアが持ち込まれ、その大胆なマニフェストを手がかりに、主演を務めるアリエラ・ベアラーと共同で脚本を執筆。環境問題の緊急性を鑑み、構想からわずか19か月でスクリー ンに命を吹き込んだ。キャストには「マーベル ランナウェイズ」で社会活動家のGertYorkesを演じたアリエラをはじめ、 カンヌ映画祭でグランプリを受賞した『アメリカン・ハニー』で主演のサッシャ・レイン、「ユーフォリア」「ホワイト・ロータス」「YOU」などに出演する人気俳優ルーカス・ゲイジ、『アイム・スティル・ア・バージン』『アシスタント』のクリスティン・フロセス 、『レヴェナント:蘇えりし者』でレオナルド・ディカプリオの息子を演じたフォレスト・グッドラックなど新しい才能が集結した。また、アーティストDos Monosの、完全未発表音源を使用した異色の特別ティザー予告は、渋谷カルチャーに新しい波を起こす映画コミュニティ「渋谷電影 SHIBUYACINEMACLUB」が制作した映像。『トレインスポッティング』『mid90s ミッドナインティーズ』など90年代のカウンターカルチャームービーを彷彿とさせる疾走感で、若者の怒りを描き出した。さらに場面写真も解禁。環境破壊に人生を狂わされた若い世代の男女が集結し、石油パイプライン破壊に向けて動き出す様子が映し出されている。この行動に至るまで、彼らの人生にどんな背景があったのか。そう思いを馳せてしまうような衝動や疾走感溢れる場面写真となっている。また、本作公開にあわせ、新しい映画レーベル「VELVET FILMS」が誕生。ブランドサイトやSNSが立ち上がった。配給は、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks」を運営する株式会社つみきが立ち上げた映画レーベル「SUNDAE」が務める。『HOW TO BLOW UP』は6月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月10日「シネマ歌舞伎」の3~8月配信ラインアップが決定し、3月11日(月)より歌舞伎版「風の谷のナウシカ」が配信されることが分かった。映画のように気軽に歌舞伎を楽しめる「シネマ歌舞伎」。松竹公式動画配信サービス〈歌舞伎オンデマンド〉にて月に1本ずつ、話題の公演や月イチ歌舞伎(映画館上映)と一緒に楽しめる関連作品の配信を行っている。新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」©松竹株式会社この度2024年度前半のラインアップが発表され、最初の作品は、歌舞伎化で大きな話題になった「風の谷のナウシカ」。2019年、尾上菊之助がナウシカ、中村七之助がクシャナを演じた初演版の映像を、今年公開40周年を迎えるアニメ映画版『風の谷のナウシカ』の公開日にちなんで、3月11日(月)より配信する。「野田版 桜の森の満開の下」©松竹株式会社5月はコクーン歌舞伎第15弾の舞台を撮影した「四谷怪談」、6月は片岡仁左衛門が当たり役・河内屋与兵衛を一世一代で勤めた「女殺油地獄」、7月は中村勘三郎、坂東玉三郎、片岡仁左衛門の豪華共演による「籠釣瓶花街酔醒」、8月は野田秀樹による伝説的な舞台の歌舞伎化作品「野田版 桜の森の満開の下」と、多彩な演目が揃った。「女殺油地獄」(C)篠山紀信2024年3~8月 シネマ歌舞伎配信ラインアップ■期間・作品・3/11(月)~4/30(火)「風の谷のナウシカ」前編・後編(出演:尾上菊之助、中村七之助ほか)・5/1(水)~31(金)「四谷怪談(よつやかいだん)」(出演:中村獅童、中村扇雀ほか)・6/1(土)~30(日)「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」(出演:片岡仁左衛門ほか)・7/1(月)~31(水)「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」(出演:中村勘三郎、坂東玉三郎ほか)・8/1(木)~31(土)「野田版 桜の森の満開の下」(出演:中村勘九郎ほか)■配信サイト歌舞伎オンデマンド■料金(税込)各1900円(レンタル配信・購入時から7日間何度でも視聴可能)(シネマカフェ編集部)
2024年03月10日中国発のベストセラーを映画化した『ゴールド・ボーイ』の公開記念舞台挨拶が3月9日(土)、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、主演の岡田将生、共演する黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、金子修介監督が登壇した。主人公の東昇(岡田さん)は、崖の上から義理の両親を突き落として殺害する。しかし、少年たち(羽村さん、星乃さん、前出さん)が偶然、その瞬間を録画していた。少年たちはそれぞれの事情で金を求めており、金のために殺人犯である東昇を強請ることを決意する。岡田さんは、本作で新境地となる凶悪な殺人犯を演じ、「悪悪(わるわる)な岡田が全開で(笑)。新しい一面を見せられた」と確かな手応え。ネタバレ厳禁の内容だけに、舞台挨拶では「“不適切”な発言をしそう」と冷や汗をかいていた。また、共演する羽村さんらとは、「基本的には距離をとっていた」とふり返った。羽村仁成そんな岡田さんの発言に、犯人を追い詰める少年たちのひとりである安室朝陽役の羽村さんは、「距離をとってくださって、いい緊張感が(スクリーンに)映っていたんじゃないかと思う」と感謝。自身にとっても挑戦しがいのある役どころで、「二面性がある役なので、それをどう表現できるか考えて演じました」と語った。黒木華黒木さんは、朝陽の母・安室香役で出演しており、「すごくまっすぐで、後半には意外な表情も見せているので、きっと、映画の中でいろんなことを経験したんだなと思う」と“息子”羽村さんの成長に目を細めた。一方の羽村さんは、「黒木さんは、優しいお母さんでした」と照れた表情を浮かべていた。舞台挨拶では、本作が香港国際映画祭(3月28日~4月8日)に出品されることが発表され、岡田さん&金子監督の現地入りも明らかに。「世界から映画好きな人が集まるので、いい刺激をもらえるのが楽しみ」(岡田さん)、「香港国際映画祭では、以前『デスノート』で脚本賞をとっていて、それ以来。香港もずいぶん雰囲気が変わっていると思うが、香港から中国の皆さんに見てもらえれば」(金子監督)と意気込みを語っていた。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年3月8日より公開©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2024年03月09日野外シアターやマルシェなど、様々な映画をテーマにした体験が楽しめる日本最大級のシネマフェスティバル「SEASIDE CINEMA 2024」が、横浜・みなとみらいにて4月30日(火)より開催することが決定した。2018年に横浜赤レンガ倉庫とMARINE & WALK YOKOHAMAとの同時開催にてスタートし、今回で6回目の開催となる「SEASIDE CINEMA」。2021年より開催規模を拡大し、今年は「横浜赤レンガ倉庫」、「MARINE & WALK YOKOHAMA」、「横浜ベイクォーター」、「横浜ワールドポーターズ」、「横浜ハンマーヘッド」に加え、「パシフィコ横浜」も参加し、過去最多の6施設で合同開催となる。なお、各会場の上映作品や実施コンテンツなど、詳細は4月上旬頃に発表を予定している。過去開催の様子「SEASIDE CINEMA 2023」「SEASIDE CINEMA 2024」は4月30日(火)~5月6日(月・祝)横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク、MARINE & WALK YOKOHAMA、横浜ベイクォーター3F メイン広場、横浜ワールドポーターズ 立体駐車場屋上、横浜ハンマーヘッド、パシフィコ横浜 国立大ホール マリンロビー・テラスにて開催(※期間や時間は会場により異なる※雨天決行・荒天時中止)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月09日『PERFECT DAYS』の役所広司が、第47回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。海外の賞レースもにぎわせている本作で、役所さんはドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースと初タッグを組んだ。役所さんは「俳優人生の中で彼の作品に出会えると思ってもいなくて。彼が映画作りの楽しさを教えてくれた」と、心底うれしそうに撮影をふり返っていた。優秀主演男優賞には、役所さんのほか、阿部サダヲ(『シャイロックの子供たち』)、神木隆之介(『ゴジラ-1.0』)、鈴木亮平(『エゴイスト』)、水上恒司(『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』)と華やかな面々がそろっていた。役所さんは過去3度最優秀主演男優賞を受賞しており、今回で4度目となる。『PERFECT DAYS』で、役所さんは東京・渋谷のトイレ清掃員として働く主人公の平山となった。演じるにあたり、役所さんは清掃の手順を完璧にマスターし、平山そのものとしてカメラの前に存在。その表情、たたずまいで平山の豊かな内面や人となりを見事に表現した。ちなみに、第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞も受賞している。トークパートで、役所さんは「“THE TOKYO TOILET プロジェクト”のスタッフさんも映画を見て、トイレを見に行くお客さんが来るので非常に張り合いがある、気合いが入って何よりも利用する方たちの愛想がよくなった、と。映画をやってよかったんだろうなと思います」と、映画の反響を実感している様子。受賞の際、プレゼンターの妻夫木聡に名前を呼ばれると、役所さんは満面の笑みで壇上に上がり、妻夫木さんと握手してブロンズ像を受け取った。場内からは「役所さーん!!」と歓声も上がり、役所さんは「うれしいです。すごくうれしいです」と繰り返した。「今日一緒に優秀賞をもらった俳優さんたちは好きな人ばかり。おまけに妻夫木くんからもらって、うれしいです」とともに並んだ俳優勢にも敬意を表した。役所さんは「この映画は、自分が立ったことのないスタートでした。公共のものを大事にしたいという製作者の思いから始まって、日本でも世界中のお客さんが今この作品を観て楽しんでくださっていて、とても感謝したいです。いやあ、本当に…いいものですねえ」と、しみじみと感じ入る。さらに、「これでやっと『ゴジラ(-1.0)』の牙をちょっと抜いた感じがします(笑)」と最優秀賞をすでに多く受賞している『ゴジラ-1.0』に触れると、主演の神木隆之介も笑顔の拍手で返していた。(シネマカフェ編集部)■関連作品:PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2024年03月08日シュー・グァンハンと清原果耶がW主演する、藤井道人監督の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より本ビジュアルが解禁された。また本作が3月28日(木)から行われる第48回香港国際映画祭に出品されることが発表となった。本作は、台湾の超人気スター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、日本の若手実力派女優、清原果耶演じるアミが【日本×台湾】【18年前×現在】を舞台に紡ぐ、切なくも美しいラブストーリー。この度解禁されたのは、ジミーとアミが18年前の台湾でひと夏を共に過ごした青春の1ページを切り取ったエモーショナルな本ビジュアル。本ビジュアルでは、【18年前】のアミとジミーが青春のひと時を共に過ごす姿に加え、普段は明るく天真爛漫なアミが遠くを見つめ切ない表情を浮かべる様子と、2人で過ごした日々に想いを馳せる【現代】のジミーを映し出す。さらに、本作が3月28日(木)から4月8日(月)まで開催される第48回香港国際映画祭のカレイドスコープ部門に正式出品されることが決定。これまでも同部門には『エゴイスト』や『さかなのこ』などの話題作が出品されている。映画祭への正式出品をうけて藤井道人監督は「『青春18×2』が香港国際映画祭で上映出来ること、心から嬉しく思います。本作は、僕にとって初めての国際プロジェクトであり、僕のルーツの一つである台湾の仲間たちと映画を作れたことは、人生の財産です。『人生という名の旅』を皆さまと映画を通して分かち合い、本作が皆さまの心に残ってくださることを願っています」と“監督人生第二章の始まり”と位置付けたこの国際プロジェクトが世界に向けて放たれることに喜びを語った。世代を問わず感動必至の本作が、日本での公開を控え、世界でどのように受け止められるのか期待が高まる。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月08日ヴィム・ヴェンダース監督作『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が、6月21日(金)より全国順次公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルが解禁された。本作は、戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と、その現在を追ったドキュメンタリー。監督は、『PERFECT DAYS』(23)で第76回カンヌ国際映画祭主演俳優賞(役所広司)を受賞し、第96回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたことも記憶に新しい、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース。『パリ、テキサス』(84)、『ベルリン・天使の詩』(87)、『ミリオンダラー・ホテル』(00)などの劇映画だけでなく、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(11)、『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』(14)などドキュメンタリーも手掛け、世界各国から高い評価を受けている。アンゼルム・キーファーは、ナチスや戦争、神話などのテーマを、絵画、彫刻、建築など多彩な表現で壮大な世界を創造する、戦後ドイツを代表する芸術家。1991年、高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門を受賞。ヴェンダース監督と同じ、1945年生まれであり、初期の作品の中には、戦後ナチスの暗い歴史に目を背けようとする世論に反し、ナチス式の敬礼を揶揄する作品を作るなど“タブー”に挑戦する作家として美術界の反発を生みながらも注目を浴びる存在となった。1971年からは、フランスに拠点を移し、わらや生地を用いて、歴史、哲学、詩、聖書の世界を創作している。彼の作品に一貫しているのは、戦後ドイツ、そして死に向き合ってきたことであり、“傷ついたもの”への鎮魂を捧げ続けている。製作期間には2年の歳月を費やし、3D&6Kで撮影。従来の3D映画のような飛び出すような仕掛けではなく、絵画や建築を、立体的で目の前に存在するかのような奥行きのある映像を再現し、ドキュメンタリー作品において新しい可能性を追求した。「先入観を捨てて、この衝撃的なビジュアルをただ楽しんでもらいたい」とヴェンダース監督は語る。キャストには、アンゼルム・キーファー本人のほか、自身の青年期を息子のダニエル・キーファーが演じ、幼少期をヴェンダース監督の息子、アントン・ヴェンダースが務めている。本作は『PERFECT DAYS』が出品された第76回カンヌ国際映画祭で、ヴィム・ヴェンダース監督作品として2作同時にプレミア上映された。この度解禁となった日本版ポスタービジュアルは、作品の1つである巨大な塔の中に佇むアンゼルム・キーファーの後ろ姿を映し出したもの。中央のキャッチコピー「圧倒的な没入感」とある通り、目の前に巨大で立体的な芸術品が迫りくるような迫力ある3D映像を、ぜひ劇場で確かめてほしい。さらに併せて、アンゼルムの手掛けた作品の一部が捉えられた場面写真も解禁。また、2025年3月下旬から6月下旬まで、世界遺産・二条城でアンゼルム・キーファーの大規模個展が開催されることも決定している。『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家 2024年6月21日より TOHO シネマズ日比谷ほか全国順次公開© 2023, Road Movies, All rights reserved.
2024年03月08日杉咲花、志尊淳はじめ若手最旬俳優たちが共演する映画『52ヘルツのクジラたち』。この度、杉咲さんと実生活でも親友同士である小野花梨の運命的な出会いが紡いだ本編シーンとインタビュー映像が解禁された。今回解禁となった本編映像では、孤独な少年を救うため「覚悟を決めた」貴瑚(杉咲さん)と美晴(小野さん)の友情が映し出されている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことができず、少年が「会いたい」と願う「ちほちゃん」の元に、少年を連れて行こうと決意する。そんな中、突然、東京から姿を消した貴瑚を探していた親友・美晴が現れる。最初は見知らぬ少年と暮らす貴瑚に当惑する美晴だったが、「私覚悟を決めたんだよ。あの子を本当に安全な場所に連れて行ってあげたいの」と成長した貴瑚の力強い言葉に美晴は「とにかく今はあんたと一緒にいる。私だって覚悟決めてきたんだよ」とお互いの絆を確かめ合い美晴も旅に同行することに。その道すがら貴瑚は、美晴にも打ち明けられなかった、いまはもう会えない安吾とのかけがえのない日々と、全てを一瞬で変えてしまったある出来事を打ち明ける――。実はプライベートでも大の親友同士で、作中でも親友を演じた杉咲さんと小野さん。同時に解禁となったインタビュー映像では、2人の絆を感じる奇跡的なエピソードも解禁された。撮影をふり返り、杉咲さんは「友人として過ごしてきた時間が長かったので、カメラの前に立った時、役として交われるのだろうか。という今まで感じたことのない妙な緊張感があった」と明かしつつも「実際、現場に立って対面した時に、自分の目の前にいたのは美晴で花梨ではなくて…」と小野さんの俳優としての姿勢を賞賛。対して小野さんは照れながらも、「仕事だと思ったらなんか友達いる!という感じになっていて...でも対人関係であるべき心遣いを取っ払えていたので演じやすい部分もあったね」とふり返っており、杉咲さんとだからこそできた演技があったことを明かす。さらに、原作小説「52ヘルツのクジラたち」との出会いは、まさかの小野さんから勧められた本だったと明かす杉咲さん。「こんなことってあるんだ!と思いました。花梨から貴瑚という役を演じて欲しい!とおすすめして貰った本で、そのタイミングでオファーを頂けて、さらに美晴役のオファーが花梨に行くなんて思ってもみなかったので」と、運命としか呼べないエピソードを明かしている。『52ヘルツのクジラたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日