土屋亮一が作・演出を務めるシベリア少女鉄道の最新作『当然の結末』が、6月六本木・俳優座劇場で上演されることが決定した。シベリア少女鉄道は、NETFLIX 『トークサバイバー!』やSnow Man主演『映画おそ松さん』などの脚本を手掛ける土屋が、1999年に雑誌やネットで出演者を募集して設立した団体だ。本公演は、芸人勢から初の参加となるラブレターズの塚本直毅と、元テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行がプロデュースするアイドル「ラフ×ラフ」の齋藤有紗を迎えて送る狂気と混沌の会話劇。公演イメージビジュアルは、『往生際の意味を知れ!』『あげくの果てのカノン』の米代恭が担当した。なお、4月17日(月) 20時から1週間限定で、前回公演『アイ・アム・ア・ストーリー』が再配信される。■土屋亮一 コメント笑いを主にやってる劇団として、初めて芸人さんをお迎えするのはとても緊張しますし、若いアイドルの女の子がいると、ちょっと格好付けてまともな演出家ぶろうとしてフォームを崩しがちなのも心配です。お笑いにも演劇にも居場所のない悲しいモンスターであることをきちんと自覚して、自分のやれることだけを精一杯やれという声が頭の中で響いています。そうします。<公演情報>シベリア少女鉄道 vol.36『当然の結末』6月17日(土)~25日(日) 六本木・俳優座劇場※未就学児童入場不可。※開場は開演の30分前。当日券受付開始は開演の60分前。作・演出:土屋亮一【出演】塚本直毅(ラブレターズ)齋藤有紗(ラフ×ラフ)小関えりか川井檸檬瀬名葉月浅見紘至(デス電所)中山裕康勢登健雄ほか【チケット料金】(全席指定)前売:5,000円(税込)当日:5,500円(税込)一般前売開始:5月6日(土) 10:00~■平日公演ご来場特典「平日おしごとお疲れ様セット」平日の公演(6月19日~6月23日)にご来場いただいたお客様全員に特典として、漫画家・米代恭さん書き下ろしの本公演イメージビジュアルを使用した「特製クリアファイル(公演おたのしみコンテンツも封入)」をプレゼント。※土日ご来場のお客様には、劇場にて有料での販売を予定劇団公式HP:
2023年04月18日「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(辺見じゅん著/文春文庫刊)を原作に、シベリア抑留の過酷な状況でも希望を失わずに生きた日本人を描いた二宮和也主演の瀬々敬久監督作『ラーゲリより愛を込めて』より、スーパーティザー映像とビジュアルが解禁された。第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが本作の主人公、山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した。そんな山本幡男の壮絶な半生を、高い演技力で国内外から定評のある二宮さんが演じる本作より、本編映像が初解禁となった。実在した山本幡男を演じるために、二宮さんは頭を坊主にして無精髭を生やし、山本のトレードマークである丸眼鏡をかけて撮影に臨んだ。劇中では十分な食事を与えられず、瘦せ細った捕虜役を演じるため、瀬々監督からの要望に応え大幅に体重を落としてからクランクイン。「山本は、自分の想いに蓋をしてしまった仲間に対し心の底にあるはずの願いに、気づかせてあげられる人」と語る二宮さん。猛烈な吹雪が舞う厳冬のシベリアで過酷な労働に耐えながらも、仲間に微笑みかけ、“生きるのをやめないでください” “帰国(ダモイ)の日は、来ます”と力強くうなずき、その表情から人々に希望を与え続けていた山本の優しさと強さを感じる映像となっている。さらに、併せて解禁となったスーパーティザービジュアルでは、列車の中から雪の舞うシベリアの空を眺める山本が写し出されている。捕虜の身で何処へ連行されるかも分からない絶望的な状況でも、帰国(ダモイ)を信じ、遠く離れた日本にいる家族に思いを馳せる姿が切り取られている。『ラーゲリより愛を込めて』は2022年冬、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラーゲリより愛を込めて 2022年冬、全国東宝系にて公開予定ⓒ2022『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 ⓒ1989清水香子
2022年03月28日太平洋戦争とシベリア抑留の体験を描いた「シベリア・シリーズ」により、戦後美術史に大きな足跡を残した画家・香月泰男(1911-74)の全容をたどる回顧展『生誕110年 香月泰男展』が、2月5日(土)より練馬区美術館にて開催される。山口県三隅村(現・長門市)に生まれた香月泰男は、1931年に東京美術学校に入学。1942年に軍隊に入り、帰郷した1947年以降は、故郷にとどまって身の回りのものをモチーフに造形的な挑戦を繰り返した。1950年代後半に黒色と黄土色の重厚な絵肌に到達した香月は、極限状態で感じた苦痛や郷愁、死者への鎮魂の思いをこめて太平洋戦争とシベリア抑留の体験を描き、「シベリアの画家」として評価を確立していった。同展では、「シベリア・シリーズ」をほかの作品とあわせて制作順に展示。シベリア・シリーズは入隊から復員までを時系列に並べて紹介するのが一般的だが、実際の制作の順序は、主題の時系列とはおおきく異なっていたという。敢えて制作順に並べることで、ひとりの画家が戦争のもたらした過酷な体験といかに向き合い、考え、描き続けたかを浮かびあがらせる狙いだ。戦争が遠い歴史となり、その肌触りが失われつつある今、自身の「一生のど真中」に戦争があり、その体験を個の視点から二十年以上にわたって描き続けた、「シベリアの画家」香月泰男の創作の軌跡にあらためて迫る。《釣り床》1941年東京国立近代美術館蔵《山羊》1955年 香月泰男美術館蔵《復員〈タラップ〉》1967年 山口県立美術館蔵《青の太陽》1969年山口県立美術館蔵【開催概要】『生誕110年 香月泰男展』会場:練馬区立美術館会期:2022年2月6日(日)~3月27日(日)※会期中展示替あり(前期は3月6日まで、後期は3月8日から)休館日:月曜(3月21日は開館)、3月22日(火)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円美術館公式サイト:
2022年02月01日先週1月7日、ロシア・シベリアの最大都市であるノヴォシビルスク郊外の人里離れた道端で、段ボール箱に入れられた新生児を5人の少年たちが発見し、無事に保護した。英Mirrorなどが報じている。ロシアのNGS紙によると、少年たちはロシア正教会のクリスマスを祝うために集まり、散歩をしていたときに卵用の段ボールを見つけたという。スマートフォンのライトで照らして箱を開けてみると、中にいたのはボロボロの布に包まれた女の子の赤ちゃん。当時の外気温は、マイナス20℃まで下がっていた。発見した少年の1人であるレナト・リトヴィノフ(16)くんは、すぐその場に両親を呼び、家族で赤ちゃんを病院へと運んだ。赤ちゃんは凍傷になる寸前だったが命に別条はなく、現在も入院してケアを受けている。レナトくんの母・アンナさんは、「私たち夫婦には3人の息子がいて、娘を持つことは長年の夢でした。この子を養子にするチャンスがあればと思っています」とNGSの取材に対して語り、今後養子縁組を申し出るつもりだという。赤ちゃんは生後3日ほどで、自宅で出産した後、母親の手によって捨てられたと推測されている。現地警察は、未成年者の殺人未遂事件として生母の行方を捜していると、Mirrorは伝えている。
2022年01月13日初めてシベリア人参でのむくみ改善を実証株式会社資生堂は2016年7月5日、シベリア人参エキスについて、一回の摂取で脚のむくみを著しく改善する効果があることを発見したと発表。これらは今回の試験を実施したことで判明したもので、シベリア人参でのむくみの改善をヒトで実証したのは今回が初めてとなる。また、世界で初めてシベリア人参に含まれる成分「エレウテロシドE」がリンパ管を強化し機能を改善することを明らかにした。リンパ管は水分や老廃物を回収する働きをすることから、シベリア人参がリンパ管を強化し脚のむくみを改善すると見られる。この発見がもたらすのは体内からの健康・美容の大きな可能性だ。研究成果はアメリカの栄養学術誌「Nutrition Research」2016年7月号に掲載される。受容体「タイツー」に着目血管・リンパ管の機能をコントロールする大事な働きをする受容体タイツー。シベリア人参の成分がタイツーにどう作用するか調べる際に対象者となったのは20~30代の女性50名。シベリア人参エキス100ミリグラムを含む飲料と、水を摂取した場合の脚のむくみを測定した。摂取から2時間ごとに脚の体積を測定。水を摂取した時に比べシベリア人参摂取の場合2時間後、4時間後と6時間後に著しくむくみが改善した。摂取後4時間経過後は水の摂取後に比べ約3割改善。「むくみの改善」だけでなく、脚の「疲労」や「冷え」も改善されたという声もあった。資生堂の研究で分かってきたこと資生堂がこれまで明らかにしてきたことは、加齢で毛細血管の機能が落ちると皮膚への栄養供給が遅くなること、紫外線の影響や年齢を重ね皮膚のリンパ管がもろくなると、水分や老廃物の排出が滞り、水分が蓄積してむくみが起きること。そしてリンパ管の機能低下が進むと皮下脂肪がリンパ管から漏れ出して脂肪が蓄積し、長期的なたるみが引き起こされること。今回の結果では、受容体タイツーの活性化で、血管だけでなくリンパ管も強化されてむくみが改善されたと考えられる。シベリア人参の有効成分についての研究資生堂はシベリア人参に含まれる有効成分エレウテロシドEの機能を調べるため、培養したヒトのリンパ管内皮細胞へエレウテロシドEを添加。エレウテロシドEが受容体タイツーを活性化し、接着因子VE-カドヘリンを細胞膜に引き寄せ、リンパ管の内皮細胞同士がしっかり接着するという作用を発見した。リンパ管の内皮細胞同士を隙間なく密着させ漏れにくいリンパ管へする。シベリア人参のエレウテロシドEには、受容体タイツーの活性化で一酸化窒素を作り出すため、むくみ改善の即効性があることも確認済み。受容体タイツーを活性化する美容素材の可能性は様々で、2015年から資生堂や大学・病院の研究者による「タイツー・リンパ・血管研究会」が発足。資生堂は毛細血管・リンパ管に関する研究を今後もさらに進める。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社資生堂プレスリリース
2016年07月09日資生堂はこのほど、心身の疲労を防ぐ効果がある生薬として知られている「シベリア人参(にんじん)エキス」に脚のむくみを顕著に改善する効果があることを発見した。受容体Tie2(タイツー)は、血管・リンパ管の機能を制御する重要な役目を果たしている。同社では、受容体Tie2を活性化する成分としてシベリア人参に着目。20~30代の女性50名を対象として、シベリア人参エキス100mgを含む飲料と、対照として水をそれぞれ摂取した際の脚のむくみを測定した。摂取から2時間ごとに脚の体積を測定した結果、シベリア人参摂取群は、対照群と比べて2時間後、4時間後、6時間後に顕著にむくみが改善されていることがわかった。摂取後4時間では、シベリア人参摂取群のむくみ率が対照群より約3割改善されていることが確認できた。また、シベリア人参に含まれる有効成分「Eleutheroside E(エレウテロシドE)」の生理機能についても研究を行った。培養したヒトのリンパ管内皮細胞へエレウテロシドEを添加し、受容体Tie2との関係を調べたところ、エレウテロシドEが受容体Tie2を活性化する働きがあることがわかった。また、接着因子「VE-Cadherin(VE-カドヘリン)」を細胞膜へ引き寄せることにより、リンパ管の内皮細胞同士が強固に接着する作用を見いだしたという(※)。同社によると、リンパ管の内皮細胞同士を隙間なくしっかりと接着させると、漏れにくい安定したリンパ管になるという。今回の結果から、受容体Tie2の活性化によって、血管だけでなくリンパ管も強化され、顕著なむくみ改善につながったと考えられる。なお、シベリア人参のエレウテロシドEには、受容体Tie2の活性化に伴う一酸化窒素の産生により、摂取してすぐにむくみを改善する即効性があることも確認している(※)。また、同社では被験者を対象に実効感を問うアンケートも実施した。回答を分析したところ、「むくみの改善」だけではなく、脚の「疲労」と「冷え」に関するスコアも顕著に改善されていることも明らかとなった。※Fukada K, et al. Nutrition Research (2016);36:689-695
2016年07月07日シベリア発のオーガニックコスメブランド「NATURA SIBERICA(ナチュラシベリカ)」の日本第1号店(東京都港区南青山5-6-6)が、12月6日オープンした。冬はマイナス57度、夏は35度以上にもなる過酷な自然環境の地であるシベリア。寒暖の差が激しいシベリアの気候のなかで育つワイルドハーブや植物は、古来より偉大な生命力が宿るとされ、シベリア先住民たちがあらゆる疾患の治療や肌を美しく維持するために活用していきた。「ナチュラシベリカ」は、先住民の智慧に学び、現地のハーバリストらとシベリア産のハーブや植物の研究を重ね、オーガニックコスメブランドとして2007年に誕生した。特徴は、適応促進成分アダプトゲンをさまざまなアイテムに配合していること。アダプトゲンとは、天然ハーブなどに含まれる強壮能力を高める成分だが、含有植物が全世界で21種類ほどしか見つかっておらず、そのうち4種類がシベリアの固有種とされている。そのシベリア固有種から抽出したアダプトゲン、さらに保湿効果や抗酸化作用のあるハーブエキスやオイルなどを配合したコスメブランドだ。またナチュラシベリカは、ヨーロッパでも厳しいとされるICEA(イタリアのオーガニック化粧品認証機関)とECOCERT(フランスのオーガニック化粧品認証機関*日本未発売シリーズ)のオーガニック認証を取得している。「ナチュラシベリカの持つシベリアのパワーを感じて欲しい」とブユリア・ゲラシモヴァ・ブランドマネージャー。日本では、フェイスケア、ボディケア、ヘアケアのラインからスタートする。
2013年12月08日