『第44回日本アカデミー賞』の優秀賞が27日に明らかになり、授賞式の司会を務める羽鳥慎一、シム・ウンギョンがコメントを寄せた。日本アカデミー賞協会が主催する「第44回日本アカデミー賞」は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。今回は2019年12月16日~2020年12月31日までに公開され選考基準を満たした作品(日本映画154作品、外国映画210作品)に対し、日本アカデミー賞協会会員(3,953名)の投票が行われた。3月19日にグランドプリンスホテル新高輪にて開催される第44回の授賞式に先立ち、正賞15部門各優秀賞、および新人俳優賞が決定。授賞式では、羽鳥慎一(昨年に続き2回目)と、外国人俳優で初の最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョン(『新聞記者』で第43回最優秀主演女優賞受賞)が司会を務め、受賞者を迎える。○羽鳥慎一 コメントこの賞は、映画に関わる今年1年の総決算、1年に1度のお祭りなんだ」と去年お伺いしました。今年もそのお祭りに進行役・サポート役として携わらせていただきます。緊張はしますが、晴れの舞台を特等席で観られるという、こんな素晴らしい機会に立ちあうことができます。普段、集うことができない第一線の俳優さんが一堂に会します。去年、「この方々はこういう関係性なんだ」と感じることができました。今年も間近ででそれぞれの俳優さんの知られざる関係性を知ることができるのがとても楽しみです。○シム・ウンギョン コメント今年も素晴らしい作品が多いので、受賞者の皆さんにお会いして、お話をお伺いするのを楽しみにしています。昨年、本当に貴重な賞をいただいて、未だに感謝の気持ちや喜びがあふれています。今年は司会者として授賞式に参加します。司会を務めるのは人生で初めてですので、しっかりと言葉を届けられるように、日本語の勉強を頑張っております。よろしくお願いします。○『第44回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者※作品名は対象作品・優秀作品賞『浅田家!』『男はつらいよ お帰り 寅さん』『罪の声』『ミッドナイトスワン』『Fukushima 50』・優秀アニメーション作品賞『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『映画 えんとつ町のプペル』『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『ジョゼと虎と魚たち』『STAND BY ME ドラえもん 2』・優秀監督賞内田英治『ミッドナイトスワン』河瀨直美『朝が来る』土井裕泰『罪の声』中野量太『浅田家!』若松節朗『Fukushima 50』・優秀主演男優賞小栗旬『罪の声』草なぎ剛『ミッドナイトスワン』佐藤浩市『Fukushima 50』菅田将暉『糸』二宮和也『浅田家!』・優秀主演女優賞小松菜奈『糸』永作博美『朝が来る』長澤まさみ『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『MOTHER マザー』倍賞千恵子『男はつらいよ お帰り 寅さん』広瀬すず『一度死んでみた』・優秀助演男優賞宇野祥平『罪の声』妻夫木聡『浅田家!』成田凌『窮鼠はチーズの夢を見る』星野源『罪の声』渡辺謙『Fukushima 50』・優秀助演女優賞江口のりこ『事故物件 恐い間取り』黒木華『浅田家!』後藤久美子『男はつらいよ お帰り 寅さん』桃井かおり『一度も撃ってません』安田成美『Fukushima 50』・新人俳優賞服部樹咲『ミッドナイトスワン』蒔田彩珠『朝が来る』森七菜『ラストレター』岡田健史『望み』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『弥生、三月-君を愛した30年-』奥平大兼『MOTHER マザー』永瀬廉『弱虫ペダル』(C)日本アカデミー賞協会
2021年01月27日羽鳥慎一とシム・ウンギョンが司会を務める授賞式に先立ち、「第44回日本アカデミー賞」の各優秀賞、新人俳優賞が発表された。コロナ禍による映画館休業などを考慮し、2019年12月16日~2020年12月31日までに公開され選考基準を満たした作品(日本映画154作品、外国映画210作品)に対し、日本アカデミー賞協会会員(3953名)の投票が行われた今回。優秀作品賞に選ばれたのは、『浅田家!』『男はつらいよお帰り 寅さん』『罪の声』『ミッドナイトスワン』『Fukushima 50』の5作品。特に、未解決のまま時効になった実際の事件をモチーフとした『罪の声』と、東日本大震災とその後に起きた福島第一原発事故を描いた『Fukushima 50』は、優秀主演男優賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀撮影賞、優秀音楽賞など、ほとんどの賞にタイトルが挙がった。優秀主演男優/女優賞には、ほかにも『糸』の小松菜奈と菅田将暉、『浅田家!』の二宮和也、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『MOTHER マザー』で長澤まさみなどが選ばれた。また新人俳優賞には、『朝が来る』で望まぬ妊娠をしてしまった少女を演じた蒔田彩珠。『望み』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『弥生、三月-君を愛した30年-』と多くの作品で活躍した岡田健史をはじめ、服部樹咲、森七菜、奥平大兼、永瀬廉に贈られる。優秀アニメーション作品賞には、京都アニメーション製作の『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、驚異の興行収入を叩き出している『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』と大きな話題となった2作品に加え、『映画 えんとつ町のプペル』『ジョゼと虎と魚たち』『STAND BY ME ドラえもん 2』が決定した。昨年に引き続き司会を担当する羽鳥さんは「それぞれの俳優さんの知られざる関係性を知ることができるのがとても楽しみです」と授賞式に期待。昨年、『新聞記者』で外国人俳優初の最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンは「受賞者の皆さんにお会いして、お話をお伺いするのを楽しみにしています」と話し、「司会を務めるのは人生で初めてですので、しっかりと言葉を届けられるように、日本語の勉強を頑張っております。よろしくお願いします」とコメントを寄せた。なお、授賞式は3月19日(金)グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われる。「第44回日本アカデミー賞」主要な各賞の受賞作・受賞者優秀作品賞『浅田家!』『男はつらいよお帰り 寅さん』『罪の声』『ミッドナイトスワン』『Fukushima 50』優秀アニメーション作品賞『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『映画 えんとつ町のプペル』『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『ジョゼと虎と魚たち』『STAND BY ME ドラえもん 2』優秀監督賞内田英治(『ミッドナイトスワン』)河瀬直美(『朝が来る』)土井裕泰(『罪の声』)中野量太(『浅田家!』)若松節朗(『Fukushima 50』)優秀主演男優賞小栗旬 (『罪の声』)草彅剛(『ミッドナイトスワン』)佐藤浩市(『Fukushima 50』)菅田将暉(『糸』)二宮和也(『浅田家!』)優秀主演女優賞小松菜奈(『糸』)永作博美(『朝が来る』)長澤まさみ(『コンフィデンスマンJP プリンセス編』)長澤まさみ(『MOTHER マザー』)倍賞千恵子(『男はつらいよお帰り 寅さん』)広瀬すず(『一度死んでみた』)優秀助演男優賞宇野祥平(『罪の声』)妻夫木聡(『浅田家!』)成田凌(『窮鼠はチーズの夢を見る』)星野源(『罪の声』)渡辺謙(『Fukushima 50』)優秀助演女優賞江口のりこ(『事故物件 恐い間取り』)黒木華(『浅田家!』)後藤久美子(『男はつらいよお帰り 寅さん』)桃井かおり(『一度も撃ってません』)安田成美(『Fukushima 50』)優秀外国作品賞『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『パラサイト 半地下の家族』『フォードvs フェラーリ』『1917 命をかけた伝令』『TENET テネット』新人俳優賞服部樹咲蒔田彩珠森七菜岡田健史奥平大兼永瀬廉(cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社Fukushima 50 2020年3月6日より全国にて公開© 2020『Fukushima 50』製作委員会浅田家! 2020年10月2日より全国東宝系にて公開©2020「浅田家!」製作委員会罪の声 2020年10月30日より全国東宝系にて公開©2020「罪の声」製作委員会ミッドナイトスワン 2020年9月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2021年01月27日梅田芸術劇場と英国・チャリングクロス劇場の共同プロデュース第2弾となるミュージカル『消えちゃう病とタイムバンカー(英題:The Vanishing Girl&The Time Banker)』が4月、東京芸術劇場プレイハウスで開幕する。この日英共同プロジェクトは、日本の若手演出家が英国で作品を発表できる機会を創出し、日本演劇界・ミュージカル界を活気づけることが目的。これを踏まえ、梅田芸術劇場が英国で150年以上の由緒ある歴史を持ちながら画期的な作品を作り出しているチャリングクロス劇場の芸術監督であるトム・サザーランドとタッグを組んだ。演出家と演出コンセプトはそのままに「英国キャスト版」と「日本キャスト版」を各国それぞれの劇場で上演する形で、第1弾は藤田俊太郎演出・ミュージカル『VIOLET』を2019年、20年に英国と日本で上演している。しかし続くコロナ禍の中、日英双方での上演は見通しが立たない状況。それに伴い第2弾となる『消えちゃう病とタイムバンカー』はまず日本のみでの上演となる。日本のオリジナル作品である本作は、悪徳企業「時間銀行」に勤め、人の時間を搾取することを生業とする世界一冷酷な男・灰原ルイと、悲しい気持ちになると体の一部が消えてしまう新種の病気「消えちゃう病」を患う世界一感情が激しい女・Mとの摩訶不思議な恋の物語だ。作演出を手がけるのは、短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』でサンダンス映画祭・日本人初のグランプリを受賞した長久允。灰原ルイ役には若手歌舞伎俳優として古典新作を問わず数々の歌舞伎作品に出演し映画でも活躍する坂東巳之助が、M役には韓国と日本で数々の映像作品に出演し「第43回日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンが決定している。日本の伝統文化を根底に持つ俳優と、海外でも確固たる実績を持つ女優との競演は、これまでに見たことのない新しいコラボレーションが生み出されるはずだ。■公演情報『消えちゃう病とタイムバンカー(英題:The Vanishing Girl&The Time Banker)』<東京公演>4月上演予定会場:東京芸術劇場プレイハウス<大阪公演>4月-5月上演予定会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公式サイト:
2021年01月20日富司純子とシム・ウンギョンがW主演する映画『椿の庭』の公開日が4月9日(金)に決定し、併せて美しい予告編も到着した。椿が咲き誇る一軒の家に住む富司さん演じる絹子と、絹子の娘の忘れ形見であるシム・ウンギョン演じる渚、そしてそこを訪れる人々の1年間を描く本作。今回到着した予告編では、絹子と渚が食卓を囲むシーンからスタートし、慎ましくも穏やかな生活を送る2人、ときに絹子の娘・陶子がやってきては3世代で仲良く語らう時間も映し出される。しかし、絹子の夫が亡くなった後にやってきた黄は、家を手放すことを提案。そして絹子が「もし私がこの家から離れてしまったら、ここでの家族の記憶や、そういうもの全て、思い出せなくなってしまうのかしら」と不安を吐露する場面も。また、こだわりは劇中衣装にもあり、富司さんは全篇に渡り、自身の所有する着物を着用。そしてシム・ウンギョンは、スカートやブラウスといった、これまでの出演作のイメージとは違った姿を見せている。『椿の庭』は4月9日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:椿の庭 2021年4月、シネスイッチ銀座ほかにて順次公開予定©2020 “The garden of Camellia” Film Partners
2021年01月08日昨年放送の「七人の秘書」への出演も話題となったシム・ウンギョンが、SNSでの誹謗中傷をテーマにした香取慎吾主演のサスペンスドラマ「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」に特別出演することが分かった。“匿名”を意味する言葉“アノニマス”。本作は、社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、主人公・万丞渉を始め、クセの強い“指対”メンバーたちが闘う新感覚クライムサスペンス。数多くの韓国映画・ドラマに出演するシム・ウンギョンは、近年では日本の作品での活躍も目立ち、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など数々の賞を受賞した『新聞記者』、日本の連続ドラマ初出演となった「七人の秘書」ではメインキャストとして演技力の高さを見せつけた。本作で彼女が演じるのは、香取さん演じる万丞のかつての相棒・倉木セナ。帰国子女でひと一倍正義感が強く、万丞から一目置かれる刑事だったが、2年前にある事件に巻き込まれてしまう。万丞の指殺人対策室への異動は、相棒を失った悲しい過去が関係しているらしいが、詳細はベールに包まれたまま。そんなミステリアスなキャラクターは注目。「初めて演じる役柄なので、自分がうまく表現出来るか楽しみながらも緊張しています」と心境を明かしたシム・ウンギョンは、「正義という名は私たち人間がつくり上げたものであり、何を正義とするかは難しい課題だと思います。その境目の表現を悩み続けています。頑張ります!」と意気込んでいる。「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」は1月25日(月)22時~テレビ東京系にてスタート。※Paravi&ひかりTVにて配信(cinemacafe.net)
2021年01月07日「ドラマが好調な要因の1つには、和気あいあいとした撮影現場があります。主演の木村さんは人の懐ろにスッと入っていくチカラがあり、世話好きな性格。彼女が、現場の誰もが自然と輪に入れる雰囲気を作っているのでしょう」(制作関係者)現在放送中の木村文乃(33)主演ドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)。木村や、菜々緒(32)、大島優子(32)らが演じる大組織のトップに仕える最強秘書軍団が、人助けに奮闘するという痛快勧善懲悪ドラマだ。出演者の好演が回を重ねるたびに話題となり、視聴率は右肩上がり。第5話には15.2%を記録、また第6話でも14.6%と、高視聴率をキープしている。江口洋介(52)を除き女秘書は6人。そのなかの1人を演じるのはシム・ウンギョン(26)、‘19年の映画『新聞記者』で注目を集めた気鋭の女優だ。「木村さんは1日予定が空いたら、旅に出かけるほど、旅行好きです。韓国も以前訪れたことがあり、撮影前から、シム・ウンギョンさんに現地の話を聞いてみたいと、共演を楽しみにしていました。一方のシム・ウンギョンさんはこの現場に入るとき、かなり緊張していたそうです。そんななかで、木村さんたちが『東京だと、どこの韓国料理店がおすすめなんですか?』など彼女を質問攻めにしたとか。そんな“歓迎”で緊張もほぐれたと聞いています」(テレビ局関係者)女性秘書陣が、大ハマりしているのが、すっかりと打ちとけたシム・ウンギョンによる収録現場での“ハングル講座”だという。「韓国料理の話題で盛り上がるなか、木村さんが『お店ではどんなふうに注文したらいいの?』と尋ねたことから、ほかの女優たちも韓国語に興味を持つようになったのです。休憩になると木村さんたちが旅行中に役立ちそうなフレーズを聞き、ウンギョンさんが教えるといった会話が繰り返され、韓国語講座のようになっています。シム・ウンギョンさんは中学生のころに、日本映画に興味を持ち、『いつの日か日本で仕事したい』という夢を持ったそうです。夢を実現するため3年ほど前に、日本語の勉強を始めました。そして邦画に出演しても違和感のないほどの日本語を話せるようになったのです。“ウンギョン先生”の超実践セミナーは大好評で、木村さんも『また韓国に行きたいな!』と目を輝かせていました」(前出・テレビ局関係者)最終章に突入する『七人の秘書』。その人気のカゲには座長・木村を中心とした6人の秘書たちの日本語だけではなく韓国語までもとびかう女子トークがあったのだ。「女性自身」2020年12月15日号 掲載
2020年12月04日木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介らが悪を成敗する「七人の秘書」の7話が12月3日オンエア。シムさん演じるサランが絶体絶命のピンチに…視聴者から声援の声が続々送られている。本作は目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく新時代の痛快ドラマ。「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を担当し、東都銀行の派遣秘書をしながら兄の行方を探す望月千代に木村さん。同じく東都銀行の秘書である照井七菜に広瀬さん。セクハラに遭い捜査一課から異動となって警視庁秘書をしている長谷不二子に菜々緒さん。外科医である父を追って来日、病院秘書をしているパク・サランにシムさん。ホテルオーナーの令嬢にして東京都知事秘書の風間三和に大島さん。政治家の私設秘書をしていたが今は情報屋をしている鰐淵五月に室井さん。以前は栗田口の秘書をしていたが切り捨てられ服役、今はラーメン店「萬」店主をしている萬敬太郎に江口さん。彼らの“宿敵”となる財務大臣の粟田口十三に岸部一徳といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は照井の大学の後輩・中川由加里(伊原六花)が突然、東都銀行の内定を取り消されてしまい、調べると栗田口の影が。由加里を助けるためだけでなく栗田口の悪事を暴くため戦いを決意する千代だが、サランが病院秘書を辞め姿をくらます。サランが寝返ったと思いショックを受ける千代だが、サランは得意のハッキングを駆使して栗田口の悪事を告発する動画を拡散、千代らをサポート。しかしそこに黒木(坂口拓)が現れ揉み合いの末、サランは頭部を強打してしまう。そんなサランを病院に運んだのは行方知れずとなっていた千代の兄、一男(マキタスポーツ)だった…というのが今回のストーリー。栗田口の秘書となって内情を探ろうとしてケガをしてしまうサランに「サランが犠牲になるなんて…」「サランが影の主人公感」「サランめちゃくちゃカッコイイやん…」など、多くの反応が。また「負けるな!サラン!」「最終回きっと粟田口大臣にトドメを刺してくれるハズ」など声援の声も多数寄せられている。(笠緒)
2020年12月03日秘書たちが“影の軍団”となって悪を成敗する「七人の秘書」の6話が11月26日オンエア。シム・ウンギョン演じるサランが自らと母を捨てた“父親”と再会。リリー・フランキー演じる父親・白鳥との“和解”に感動の声が寄せられている。望月千代を木村文乃が、照井七菜を広瀬アリスが、長谷不二子を菜々緒が、パク・サランをシム・ウンギョンが、風間三和を大島優子が、鰐淵五月を室井滋が、萬敬太郎を江口洋介が、財務大臣の粟田口十三を岸部一徳がそれぞれ演じる本作。目立たぬことを極意とし要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく痛快ドラマが展開してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回、秘書たちの暗躍で“改心”した東京都知事・南勝子(萬田久子)が心筋梗塞で倒れ、サランが病院長秘書を務める慶西大学病院に救急搬送されてきた。勝子の入院を知った粟田口は“日本一のゴッドハンド”として名高い東帝大学病院の心臓外科教授・白鳥六郎(リリー・フランキー)に執刀を依頼する。一方、ラーメン店「萬」に照井が夫とともに青果店を営む康子を連れてくる。康子の夫は心臓に難病を抱えており、手術日がようやく決まったものの、病院から手術を“ドタキャン”されてしまったという。康子の手術を断ったのが勝子の手術を担当する白鳥だと知って怒る秘書たちは、サランから白鳥が自分と母を捨てた父親だと告白され驚く。勝子の見舞いにきた粟田口は勝子に退陣を促すが断られ、白鳥に勝子の手術をわざと失敗するよう持ち掛けてる…というのが今回のストーリー。補助金をカットすることを匂わせ白鳥に執刀させようとする粟田口だが、白鳥は拒否。秘書軍団の手を借りて勝子の手術を成功させるというラストだった。白鳥に知事からの謝礼を渡しにいくサランと三和。帰ろうとするサランを白鳥が呼び止め、自分の娘だと気づいていたことを伝える。「あなたのような外科医になりたかった」というサランに、それと引き換えに多くのものを犠牲にしたと話し「別の方法で人を救える人になって欲しい」と答える白鳥。それを聞き1人号泣するサラン…。サランと白鳥の“和解”に「いつもは、スッキリして終わるのが常だったけど、今日のは「良いドラマ見たな」って感じ」「リリーフランキーが優しく語りかけるシーン泣いた」「2人の会話に思わず目が潤んでしまいました」などの反応が。またシム・ウンギョンさんとリリーさんの演技にも「サランさんと話してるときのリリーさんの優しい顔とアッパーって言いかけた時のサランさんの絶妙な表情。よかった」「リリーさんもシムウンギョンさんの演技もめちゃくちゃ良くて急に映画見てるみたいだった」といった賛辞の声が送られている。(笠緒)
2020年11月26日名もなき秘書たちと、その元締めとなる影の男が、副業の人助けで非情な権力者たちを一掃していく姿を描く、木村文乃主演の痛快ドラマ「七人の秘書」。11月26日(木)今夜放送の第6話は、リリー・フランキーがゲスト出演し、メインキャストで出演中のシム・ウンギョンとの“芝居バトル”が展開する。第6話では、萬田久子扮する東京都知事が倒れ、パク・サラン(シム・ウンギョン)が病院長秘書を務める慶西大学病院に救急搬送される。知事の入院を知った財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)は、“日本一のゴッドハンド”として名高い東帝大学病院の心臓外科教授・白鳥六郎に執刀を依頼するが、その名を聞いたサランは動揺する。一方、ラーメン店「萬」には、東都銀行頭取秘書・照井七菜(広瀬アリス)に連れられ、夫と共に青果店を営む康子が来ていた。心臓に難病を抱える夫の手術日がようやく決まったにも関わらず、突然病院から断られたという。そんな今回の“七人”の敵となるのが、リリーさん扮するスーパードクター・白鳥六郎。さらになんと白鳥は、幼い頃に母とサランを捨てた父親だという。母の死後、白鳥を捜すために日本に来たが、一度たりとも会ってもらえなかったと憎しみを露わにする…。今回の見どころのひとつとなっているのが、リリーさんとシム・ウンギョンとの芝居バトル。シム・ウンギョンについてリリーさんは「一度共演してみたかった女優さん」と言い、「エモーショナルで繊細な演技と姿勢に感動しました。サランと六郎が親子の関係を伝え合う場面は、素晴らしいシーンになっていると思います」と共演をふり返る。シム・ウンギョンは「いろんな作品を拝見させていただき、本当に個性的で繊細なお芝居をされる素敵な方というイメージがありました。カメレオンのように自由自在に芝居されるところがうらやましいと思っていました」とこれまでのリリーさんの印象を明かし、「リリーさんとの共演シーンは少し緊張していたのですが、私の芝居を優しく受け止めてくださってうれしかったです。ちなみに、リリーさんがお父さんだった、という事実は私にとっても衝撃でした(笑)」と共演した感想を語った。さらに、ある企みを知った秘書軍団は、看護師に変装して病院に潜入する。「七人の秘書」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年11月26日木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介らが悪を成敗する「七人の秘書」の4話が11月12日放送。今回は江口さん演じる萬と、財務大臣の粟田口、2人の“因縁”に視聴者の熱い注目が集まっている。本作は「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を担当。目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく新時代の痛快ドラマ。東都銀行で派遣の秘書として働く望月千代を木村さんが演じ、同じく東都銀行の秘書の照井七菜に広瀬さん、武術、身体能力に秀でた警視庁秘書の長谷不二子に菜々緒さん、医者になる夢を持っていたが今は病院秘書のパク・サランにシム・ウンギョンさん。ホテルオーナーの令嬢で都知事秘書をしている風間三和に大島さん。政治家の私設秘書をしていた情報屋の鰐淵五月に室井滋。ラーメン店「萬」店主でメンバーの元締めでもある萬敬太郎に江口さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は警視正・山根幸四郎(金井勇太)が女子高生・小杉映子(永瀬莉子)のスカートの中を盗撮、映子は警察に被害届を出すが、山根が財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)の後援会会長の息子だと知った警視庁警務部長・北島剛次(木下ほうか)は、粟田口に恩を売るため、この被害届をもみ消してしまう…。さらに帰宅途中の映子が襲われる事態に。たまたま通りかかった三和が映子を助けたことから、映子を盗撮したのが山根だと気づいた不二子は事件を隠蔽した警察組織に大激怒。「これ以上怖い目に遭いたくない」と泣き寝入りしようとする映子を諭し、一緒に戦おうと呼びかける…というストーリーが展開。山根の父親が財務大臣の粟田口十三(岸部一徳)の後援会長を務めていたことから、以前照井に頭取とのスキャンダルについて迫ったジャーナリスト・黒木(坂口拓)が現れ、山根の件を記事にすると伝えに来る。「私は痛くもかゆくもない」と動じない粟田口だが、渡された写真の中に萬が写っているのを見つけ表情を一変させる。「粟田口!やっぱ萬さんとなんかあんだね!」「大臣との関係、気になる」「萬さんは秘書を辞めても、粟田口の方にも放っておけない何かがあるのね」など、SNSには両者の“因縁”に触れた視聴者からのコメント多数。「江口洋介vs岸辺一徳の展開かよ。熱いな」「次回直接対決なんて楽しみだ」と、萬と粟田口が“対決”する次回に期待を寄せる声も数多く投稿されている。(笠緒)
2020年11月13日木村文乃らが演じる秘書たちが“影の軍団”を結成、悪を成敗する「七人の秘書」の3話が11月5日放送。シム・ウンギョン演じるサランがフィーチャーされた今回。シムさんの演技に改めて賞賛の声が上がるとともに主題歌「The Hardest」にも多くの反応が集まっている。本作は目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく新時代の痛快ドラマ。「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を担当する。木村さんが東都銀行の派遣秘書・望月千代を演じるほか、広瀬アリスが前の頭取に寵愛を受けていた秘書の照井七菜に、菜々緒が武術、身体能力に秀でた警視庁秘書の長谷不二子に、シム・ウンギョンがハッカーの能力も持つ病院秘書のパク・サランに、大島優子がホテルオーナー令嬢にして都知事秘書も務める風間三和に、室井滋が政治家の私設秘書をしていた情報屋・鰐淵五月に、江口洋介が彼女たちを束ねるラーメン店「萬」店主の萬敬太郎に扮する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話ではサランが勤務する慶西大学病院で、内科医・三好麻里(松本若菜)が、患者から現金の入った菓子折りを受け取ったと疑われ謹慎処分となる。菓子折りは病院長・西尾忠彦(大和田伸也)の指示で、サランが発注したもの。身に覚えがないという麻里の話から、彼女が出世争いに巻き込まれはめられたと考えるサラン。西尾は息子の直哉(忍成修吾)を内科部長にするために麻里を失脚させようとしていた。麻里を助けようと秘書たちが動き出し、院長が医大の不正入試に関わっていたことが暴露され、いったん懲戒解雇までされた麻里も病院に復帰する…というストーリーが展開。そしてラストでは、サランが家が貧しかったため医大への道をあきらめていたこと。医師である父に会うために日本にやってきたことなどが回想シーンで明かされる。復帰した麻里を見つめながら、医者になっていたかもしれない自分の姿を想像するサラン。そんなサランに敬太郎は「サランは医者じゃなくても人を救ってるよ」と言葉をかける…。「江口洋介の「サランは医者じゃなくても人を救ってるよ」の台詞を受けてのシム・ウンギョンの泣きそうで嬉しそうで、どこか誇らしそうでもある表情の演技が素晴らしい。鳥肌立った」「シムさんの演技力がとてもすごい。演じていると感じさせない自然な雰囲気なのに、目の動きだったり小さな仕草や声の抑揚からサランちゃんの人物像が伝わってきて、グッと惹きつけられた」など、SNSにはシムさんの演技を絶賛する声が続々と投稿。また「サランさんの過去のシーンで流れるThe Hardestが感動してうるっとしちゃいました」「今日はとくにThe Hardestがサランにそっと寄り添っている感じで涙」など、miletが歌う主題歌「The Hardest」にも感動の声が相次いで寄せられている。(笠緒)
2020年11月06日木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介らが出演する「七人の秘書」が10月22日から放送開始。SNSではパク・サラン役で出演するシム・ウンギョンさんに注目したコメントが多数投稿されている。「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を手掛ける本作は、名もなき「秘書」たちによる“影の軍団”が表の仕事を忠実に務めながら、陰で理不尽な目に遭う社会の弱者を救い出すべく金や権力にまみれた非情な支配者たちを打ちのめしていく…という新時代の痛快ドラマ。不公平な世の中に憤りを感じる「東都銀行」常務秘書の望月千代に木村さん。「東都銀行」頭取秘書で頭取と親しい関係でもあった照井七菜に広瀬さん。空手の有段者で運動神経にも優れる「警視庁」警務部長秘書の長谷不二子に菜々緒さん。医療の知識とハッカーの才能を持ち合わせた「慶西大学病院」病院長秘書のパク・サランにシム・ウンギョンさん。バイリンガルでホテルオーナーの令嬢にして東京都知事秘書の風間三和に大島さん。かつては政治家の私設秘書をしていた鰐淵五月に室井さん。ラーメン店「萬」店主にして司法書士、影の秘書軍団の元締めを務める萬敬太郎に江口さんといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は東都銀行の頭取・一原福造(橋爪功)と七菜が密会していると、突然福造が亡くなり…するとそこに千代、不二子、サラン、五月が現れ、淡々と遺体の処理と証拠隠滅を進める。フロントでは三和が支配人に宿泊記録の削除を命じ、その後風のように去って行く。実は福造は生前敬太郎に、どこで倒れても自宅で亡くなったことにしてくれと依頼していたのだ。福造のお別れ会が開かれるなか、式場の外では千代田支店長の守谷正(山崎樹範)が、常務の安田英司(藤本隆宏)に泣きついていた。守谷は不正融資をして安田に金を回していたが税務調査で危機に瀕していた。しかし頭取昇格をもくろむ安田は守谷に証拠隠滅を強要。衝動的に踏切から電車に飛び込もうとする守谷だが、すんでのところで千代が止めに入る…という展開。SNSでは「正統派な勧善懲悪ながら、テンポが良くて面白かった」「「七人の秘書」面白かった~。新たな痛快ドラマ」「秘書さん達のチームワーク感最高」「面白かった。チームワークの良さでていた」といったストーリーと秘書たちのチームワークに惹かれた視聴者からのコメントが続々投稿。また本作で「シム・ウンギョンさんが日本のドラマに!!」「日本のドラマでシム・ウンギョンさんを観られるのは本当に貴重」などの声とともに「新聞記者のときより日本語めちゃくちゃ上手くなっててびっくり!」など、サラン役を演じているシム・ウンギョンさんにも多くの視聴者からの反応が。本作が日本の連続ドラマ初出演となるシム・ウンギョンさんの出演に喜びの声が上がっている。(笠緒)
2020年10月22日木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子が、理不尽だらけの日本社会を変えてゆく“秘書軍団”を演じるドラマ「七人の秘書」。この度、10月22日(木)の放送スタートを前に、木村さんら5人の秘書が初めて勢ぞろいした最新5ショットが公開された。本作は、目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく新時代の痛快ドラマ。望月千代(木村文乃)、照井七菜(広瀬アリス)、長谷不二子(菜々緒)、パク・サラン(シム・ウンギョン)、風間三和(大島優子)という5人の秘書と、情報屋の鰐淵五月(室井滋)、このメンバーの元締め・萬敬太郎(江口洋介)という7人の影の軍団が、のさばる悪を潰していく。クランクインして間もない先日、5人の秘書が初めて勢ぞろいするシーンの撮影が行われた。この日、撮影の舞台となったのは急死した要人のお別れの会が催される会場。そのため、木村さん、広瀬さん、シムさん、大島さんが喪服、菜々緒さんが警察官の制服と、フォーマルな装いでの集結となった。故人を偲ぶため続々と会場に集まってくるのは政財界の重鎮たち。ものものしい雰囲気が立ち込める中、国を動かす要人が一堂に会するという重要なこのシーンで、5人が挑んだのは主に表情での演技。ボスたちが繰り広げる上辺だけの会話にあきれたり、自分たちに向けられるセクハラ発言に静かに憤りをこらえる…内に秘めた複雑な感情をみごとに表現。モニターをチェックしていた監督が思わず「いいね!」と絶賛したほど。実力派たちが披露した絶妙な表情は第1話から登場する。さらに、このお別れ会のシーンには、今後物語の行方を左右することになる重要な人物も多数登場ことが判明。決して腹の底を見せることのない各界の権力者たち…そんな重要人物を演じる超豪華ゲスト陣は後日発表される。ドラマ本編では自分たちのボスのそばにひっそり控え、黒子としての役割をまっとうする5人だが、集合カットの撮影の際には表情が一変!最初は秘書らしくキリッとクールな表情で写真に納まっていたが、次第にそれぞれが“カッコイイ”と思うポーズを取り始めるなど、和気あいあい!笑いの絶えない現場となっていたという。「七人の秘書」は10月22日(木)より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送スタート(初回拡大スペシャル)。(text:cinemacafe.net)
2020年09月22日富司純子とシム・ウンギョンがW主演を務める映画『椿の庭』が、10月開催の「第42回モスクワ国際映画祭」アウト・オブ・コンペティション部門へ正式出品されることが決定。延期されていた公開時期も来年4月に決定したことが分かった。椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子(富司さん)と絹子の娘の忘れ形見である渚(シム・ウンギョン)、そしてそこを訪れる人々の1年間を描く本作。今回正式出品が決定した世界四大映画祭の1つ、モスクワ国際映画祭は、1935年に創設された世界的にも由緒ある国際映画祭。これまで日本からも幅広い世代の監督の作品が出品されてきた。今年は開催時期を例年より大きく後ろ倒しし、10月1日(木)から8日(木)まで開催される。本作の主演を務めた富司さんは「公開決定、モスクワ国際映画祭出品に嬉しく思っております。フィルム撮影でのカメラアングル、自然光での照明、すべてが美しく素晴らしい映像です。国内外一人でも多くの方にご覧頂き、愛されることを祈っております」と喜び、シム・ウンギョンも「来年の始まりを『椿の庭』と共に出来ることが、感慨深いです。皆さんにとって、安らぎの時間になりますように願っております」と話す。写真界の巨匠で本作の監督を務めた上田義彦は、公開延期当初はとてもショックを受けたと言い、「世界中がコロナ禍の渦中で喘いでいる状況を目の当たりにして、これは致し方のないこととして胸に収めておりましたが、この程、来年4月に再度公開が決まり、また、時を同じくしてモスクワ国際映画祭に出品が決まり、とても嬉しく想っております」と心境を明かし、出演した鈴木京香は「ぜひ沢山の方々に観ていただきたいと思っています」とコメントを寄せた。『椿の庭』は2021年4月、シネスイッチ銀座ほかにて順次公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:椿の庭 近日公開©2020 “The garden of Camellia” Film Partners
2020年09月04日公開が延期となっていた富司純子とシム・ウンギョンがダブル主演を務める映画『椿の庭』の新公開日が2021年4月に決定。さらに、10月1日(木)~8(火)で開催される「第42回モスクワ国際映画祭」アウト・オブ・コンペティション部門への正式出品も決定した。サントリーや資生堂、TOYOTAなど数多くの広告写真を手がける写真界の巨匠・上田義彦が初監督を務める本作は、椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子と絹子の娘の忘れ形見である渚、そしてそこを訪れる人々の一年間を描いた物語。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら日々を慈しみ生きる家族と、それぞれの想いを秘めながら絹子の家を訪れる訪問者が生きる姿を通して、観る人の心を潤す。絹子を演じるのは、紫綬褒章、旭日小綬章受賞を受賞したベテラン女優の富司。さらに、3月の第43回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞するなど、国内外で活躍するウンギョンが渚を演じる。そして、鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水綋治ら豪華俳優陣が集結。上田監督が構想15年をかけ、脚本・撮影・編集も務めた渾身の一作がついに2021年春公開となる。今回新公開日が決まったことや、モスクワ国際映画祭への出品決定について、キャスト・監督から喜びのコメントが到着した。撮影から公開までに3年を費やした上田監督は「来年の春にはコロナが収まることを祈りつつ、この映画を一人でも多くの人に見ていただければと願っております」とメッセージを送っている。【上田義彦監督】春、コロナ禍の渦中、7月公開予定だった「椿の庭」の延期が正式に決まりました。そこを目指して走ってきた僕にとっては、かなりのショックではあリましたが、世界中がコロナ禍の渦中で喘いでいる状況を目の当たりにして、これは致し方のないこととして胸に収めておりましたが、この程、来年4月に再度公開が決まり、また、時を同じくしてモスクワ国際映画祭に出品が決まり、とても嬉しく想っております。撮影から数えて、公開までに足掛け3年。来年の春にはコロナが収まることを祈りつつ、この映画を一人でも多くの人に見ていただければと願っております。【富司純子】公開決定、モスクワ国際映画祭出品に嬉しく思っております。フィルム撮影でのカメラアングル、自然光での照明、すべてが美しく素晴らしい映像です。国内外一人でも多くの方にご覧頂き、愛されることを祈っております。【シム・ウンギョン】『椿の庭』の公開日が決まって本当に嬉しく、来年の初春にみなさんとお会いできることが、とても楽しみです。来年の始まりを『椿の庭』と共に出来ることが、感慨深いです。皆さんにとって、安らぎの時間になりますように願っております。【鈴木京香】「椿の庭」の来年4月の公開が決まったと聞き、とても喜んでいます。海を眺める美しい日本家屋で上田監督のもと、富司純子さん、シム・ウンギョンさんと過ごした時間は私の宝物になりました。ぜひ沢山の方々に観ていただきたいと思っています。本件、何卒ご紹介の程宜しくお願い申し上げます。『椿の庭』2021年4月、シネスイッチ銀座他全国順次公開
2020年09月04日10月放送予定のテレビ朝日新木曜ドラマは、中園ミホが脚本を手掛ける「七人の秘書」を放送することが決定。木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介と、豪華キャストの出演も明らかになった。2020年、急激な大不況の波に襲われ、超格差時代へと突入した日本。先の見通しが立たない状況下で、政治家や財界、企業のトップは誰しも道の示し方に迷っていた――。「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園氏が手掛ける本作は、そんなリーダー不在の日本社会の裏で暗躍する“影の軍団”を描いた新時代の痛快ドラマ。“影の軍団”の正体は、銀行や警視庁、大学病院、都庁のトップ=要人に仕え、組織に溶け込み、目立たぬことを極意とする、名もなき「秘書」たち。表の仕事を忠実に務める一方、裏で密かに集められた彼女たちが副業として請け負うのは「人助け」。理不尽な目に遭う社会の弱者を救い出すべく、ずば抜けたスキルや膨大な極秘情報とネットワークを駆使し、見事なまでに“裏仕事”をこなしていく。時には警察や法律で裁くことのできない理不尽さえも駆逐し、金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃。誰も気付かないうちにことを解決していくのだ。そんな秘書役には、豪華女優陣が決定。銀行の常務秘書を務める主人公・望月千代役には、本作がテレビ朝日の連続ドラマ初主演となる木村文乃。次々と理不尽なできごとに見舞われ、世の不公平に憤りを感じているキャラクターだ。また、千代と同じ銀行で働くおっとりした頭取秘書・照井七菜役に広瀬アリス。警視庁の警務部長秘書・長谷不二子役を菜々緒。大学病院の病院長秘書・朴四朗(パク・サラン)役を、日本の連続ドラマ初出演となるシム・ウンギョン。ホテルオーナーの令嬢でありながら、都知事の秘書を務める風間三和役を大島優子。さらに、秘書たちと共に悪を斬る家政婦・鰐淵五月役に室井滋。秘書軍団が夜な夜な集うラーメン店の店主で、司法書士を副業にし、誰にも知られず影の秘書軍団の元締めをやっている萬敬太郎役を江口洋介が演じる。出演者コメント木村文乃中園ミホさん脚本&内山聖子エグゼクティブプロデューサーという、言わずもがなの最強コンビとお仕事をさせていただけるなんてと、感謝と興奮と緊張でわくわくしています。守秘義務を守り通し、リクエストに忠実に動き、仕事終わりのご褒美もたまに。完璧な仕事をこなす秘書という仕事の表と裏の顔を、素敵かつ力強いキャストの皆さんと個性豊かにお見せしていけるよう、にぎやかに一致団結して頑張ります!広瀬アリス秘書というと影で人を支えるイメージですが、今回は主役。そして、秘書だからこそできることが沢山あるところに面白さを感じました。女性たちがテキパキとかっこよく悪を裁く姿を早く見てみたいです。私が演じる照井七菜はとても不器用で純粋な子です。同じ秘書でもこれだけ違うのか、と(笑)。登場する秘書みんなに個性があるので、現場で会話のやりとり(お芝居)をしたら楽しいだろうなとワクワクしています。視聴者の方と同じ目線に立つことができる役だと思っているので、大事に演じたいです。菜々緒才能をもつ7人が集い、それぞれが手腕を振るってカバーし合いながら華麗にミッションをこなしていくところが面白いと思いました。テンポよく、見た後に爽快な気分になれる作品だと感じました。私が演じる不二子は、警察組織という男社会の中で、男性以上に努力したが性差別の壁を越えられずに挫折し、「強くなりたい。本当は男に生まれればよかった」と思っている女性。私もそういう思いを抱えてきたことがあるので、ジェンダーレスな時代だからこそ、不二子のような女性、人間を通して、少しでも何か伝えていけるものがあればうれしいな、と思っています。シム・ウンギョン企画書を頂いた時に、この7人はどんな予想外の方法で事件を解決していくのかな、と色々な妄想が膨らみました。特に同世代の女性たちが、力を合わせてトラブルに立ち向かっていく様子にワクワクしています。日本語以外にもいろいろな宿題を頑張らないといけないのですが、ほかの秘書の方たちと良いチームになれるように、そして、この作品の世界観にきちんと入っていけるように頑張ります。日本では、初めて連ドラに出演するので緊張していますが、キャストの皆さんにお会いするのが本当に楽しみです。あまり緊張しすぎないように、心の準備をしないといけないですね(笑)。大島優子台本を読んで、ストーリーが進むと同時に気持ちが高まっていきました。世界では秘密裏に何かが起きているというのはスリルがあってドキドキしますし、その巧みな活動シーンが毎回の楽しみになりそうです。1話からトレーニングの必要なシーンがある(!?)と伺ったので、心身共にブラッシュアップしていきたいと思います。表では忠実に、裏では見事な仕事ぶりで誰かのために問題を解決する様が痛快で、今からチームに入れる日が待ち遠しいです。秘書の皆さんに会えるのが楽しみで仕方ありません!チームみんなでこの状況を乗り越え、視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう努めたいと思います。室井滋生き辛い世の中になって行くと誰もが感じる日々の中、悪党らにメスを入れるストーリーが気分良いですね。しかも眉目麗しき秘書たちにやられちゃうのが痛快! 日常のモヤモヤに悩む人々の清涼剤になるに違いないと思います。木村文乃さんや江口洋介さんら皆さんとご一緒できるのも楽しみです。私は、過去の重たい秘密を抱え、一線から退いた女性を演じます。酸いも甘いも噛み分けた熟年女性の鋭い知恵や、時にはその哀しさをコミカルに表現できたらと思います。家政婦としての力量も出さねばならないので、今は日々“掃除・洗濯・料理”に励んでいますよ(お陰で我が家はピカピカ!)。江口洋介理不尽なこの現代社会に立ち向かい、裏からあらゆる手を使い社会を動かしていく、秘書軍団の元締めであり、影の仕事人・萬敬太郎を演じます。ラーメン屋店主でありながら司法書士の肩書きを持ち、秘書たち女性軍を、逆紅一点でまとめます。生き抜いていくのに大変な時代だからこそ、楽しく爽快な裏稼業ドラマをスタッフ、キャストワンチームで皆さんにお届けできるよう、撮影に入るのが今から楽しみです。第1話あらすじホテルで密会中の東都銀行の頭取・一原福造と秘書・照井七菜(広瀬アリス)。しかし突然、福造が苦しみ始め意識を失う。すると、ホテルの制服を着た望月千代(木村文乃)、長谷不二子(菜々緒)、パク・サラン(シム・ウンギョン)、鰐淵五月(室井滋)が現れ、心肺蘇生を試みるも、福造は死亡。そして淡々と部屋に残った証拠の隠滅作業を進め、風のように去って行く――。実は生前、福造が行きつけのラーメン店の店主で司法書士の資格をもつ萬敬太郎(江口洋介)に、どこで倒れても自宅で亡くなったことにしてくれと依頼しており、萬の指示で5人が駆けつけたのだ。急なトップの死去で銀行が騒然とする中、福造のお別れ会が催された。式場の外では、千代のボスで常務の安田英司が千代田支店長の守谷正に泣きつかれていた。町工場の決算書を改ざん、不正融資した金を安田に回していたが税務調査で目を付けられてしまった守谷が窮状を訴えるも、頭取昇格をもくろむ安田は耳を貸さず、証拠隠滅を強要。その夜、苦悩した守谷は衝動的に自殺を図る。間一髪で阻止した千代に連れられ、ラーメン店「萬」へ。そして秘書たちは「そんなヤツは懲らしめてやりましょう」と宣言し、立ち去る…。「七人の秘書」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月25日毎週日曜にWOWOWシネマにて放送中の「W座からの招待状」。この度、7&8月放送の作品ラインアップが発表された。注目は、昨年公開されたシム・ウンギョン&松坂桃李主演『新聞記者』。“報道メディアは権力にどう対峙するのか”を問いかけ、公開序盤から各地で満席が続いた話題作。第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ6部門を受賞し、凱旋上映もされた本作が7月19日(日)、ついにTV初放送される。また、8月23日(日)には、同じく昨年公開された『真実』をTV初放送。是枝裕和監督の長編14作目となる本作は、構想8年の渾身作にして初の国際共同製作映画。全編フランスにて撮影された本作には、カトリーヌ・ドヌーヴが主人公の国民的大女優役を演じ、娘役でジュリエット・ビノシュが出演、母と娘の愛憎渦巻くドラマが描かれた。ほかにも、水谷豊が監督し、出演もしている『轢き逃げ 最高の最悪な日』、『淵に立つ』の深田晃司監督と筒井真理子が再びタッグを組んだ『よこがお』、スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンが共演した脱獄映画の金字塔を、チャーリー・ハナムとラミ・マレックのコンビでリメイクした『パピヨン』などTV初放送作品がずらり。いま観るべき作品がラインアップされている。「W座からの招待状」は毎週日曜日21時~WOWOWシネマにて放送中。(cinemacafe.net)■関連作品:パピヨン(2018) 2019年6月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 Papillon Movie Finance LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ウィーアーリトルゾンビーズ 2019年6月14日より全国にて公開予定©2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズよこがお 2019年7月26日より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS轢き逃げ 最高の最悪な日 2019年5月10日より全国にて公開Ⓒ2019映画「轢き逃げ」製作委員会さらば愛しきアウトロー 2019年7月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved世界の涯ての鼓動 2019年8月2日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開©2017 BACKUP STUDIO NEUE ROAD MOVIES MORENA FILMS SUBMERGENCE AIE真実 2019年10月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA
2020年06月30日コ・ス、イ・ソンミン、シム・ウンギョンらが出演する社会派ドラマ「マネーゲーム」(原題)の日本初放送が決定した。政府の持分の5割が投入されたジョンイン銀行が不渡りの危機に瀕し、政府は調整に追われていた。そんな中行われた監査の場で、金融委員会金融政策局の課長チェ・イホンは「銀行に対する政府の処置が間違っていた」と自身の考えを発し、問題となる。事態を収拾するため、委員長は首を切られ、次期委員長にホ・ジェの名が上がるのだが…。本作は、国家最大の経済危機に直面した韓国を舞台に、巨大な陰謀に立ち向かい、正義と信念で世界を変えようとする人々の葛藤を描く社会派ドラマ。『白夜行 -白い闇の中を歩く-』「オクニョ 運命の女」のコ・スが、不正を許さず、自身の信念を貫く経済官僚のチェ・イホンを、「ミセン-未生-」のイ・ソンミンが金融委員会の副委員長で野心家のホ・ジェ、『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞、『ときめきプリンセス婚活記』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』などに出演するシム・ウンギョンが、実力で企画財政部にやってきた新任事務官イ・へジュンを演じ、熾烈な対決を繰り広げる。「マネーゲーム」(原題)は6月24日より毎週水・木曜日22時~Mnetにて日本初放送。本放送後Mnet Smartにて7日間見逃し配信。(cinemacafe.net)
2020年04月14日椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子と渚、そこを訪れる人々の1年間を描いた、富司純子&シム・ウンギョンW主演映画『椿の庭』。この度、鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水紘治といった追加キャストが発表された。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら、日々を慈しみ生きる家族。それぞれに想いを秘め絹子の家を訪れる訪問者たち。登場人物たちの所作、佇まいなど、毎日を丁寧に生きる人々の姿を通して、観る者の心を潤す本作。今回新たに出演が発表された鈴木さんが演じるのは、絹子(富司さん)の娘で、渚(シム・ウンギョン)にとっては叔母となる陶子。映画への出演は『食べる女』以来2年ぶりとなる。鈴木さんは「私にとって、海を眺める日本家屋で富司さんと母と娘として接した時間は、何にも代えがたい貴重で幸せなことでした。美しい佇まい、優しい声、丁寧な所作…日本女性として、女優として、憧れの方です」と富司さんとの共演をふり返り、「渚は、ウンギョンさんの姿にぴったりと重なって、渚のことが大好きな叔母の気持ちに自然になれました」とコメントしている。また、カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門の審査員を務めたこともある国際派俳優チャン・チェンは、招かれざる訪問者・黄を演じる。「日本語の脚本とセリフということもあり、特に言葉への理解と練習に努めました」と語ったチャン・チェンは、「共演した富司さんについては、撮影前に多くの出演作を鑑賞しました。現場では、富司さんが座っているだけで役に注ぐありったけの感情やエネルギーが伝わってきました。ウンギョンさんは、非常に聡明かつ明敏な役者で、監督が投げかける課題を的確に解釈しています。彼女の芝居には驚かされました」と撮影をふり返っている。ほかにも、田辺さんが黄と共に絹子の家を訪れる戸倉。清水さんが絹子の亡き夫の旧友・幸三を演じる。また、W主演の2人からもコメントが到着。「絹子は夫との幸福な日々を過ごした幸せな女性で、純粋な可愛い人」と演じたキャラクターについて明かした富司さんは、「撮影をした場所の、庭の藤棚の美しさ、家の歴史ある風格、庭から見える海、時間によって変わる景色など…すべてが今も印象に残っています。共演のシムさんは可愛いし、鈴木さんは本当の娘のように思えました。そして、上田監督は演技しやすいように雰囲気作りをして下さり、カットごとにとても良い気分にさせて下さいました」ととても良い撮影だったことを伺わせるコメントを寄せる。一方、シム・ウンギョンは「私の演じた渚は優しい人で、でもどこかでずっと自分探しをしているようでした。撮影しながら彼女が成長していくことを感じ、一緒に喜んだり悲しんだりしていました」と渚として生きた日々をふり返り、「富司さんとは一番長くご一緒して、私がまだ日本に慣れていないことを気にかけて頂いたりとても心強かったです。美しい時間を皆さんにも是非観ていただきたいです」と語っている。『椿の庭』は7月、シネスイッチ銀座ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:椿の庭 2020年7月、シネスイッチ銀座ほか順次公開予定©2020 “The garden of Camellia” Film Partners
2020年03月27日シム・ウンギョン&松坂桃李主演映画『新聞記者』が、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ6部門を受賞したことを受け、全国190館(3月13日時点)での凱旋公開が決定した。各映画賞受賞を受けアンコール上映のオファーが急増3月6日に行われた第43回日本アカデミー賞授賞式において、最優秀作品賞、主演男優賞(松坂桃李)、主演女優賞(シム・ウンギョン)の3部門で最優秀賞を受賞した本作。主演男優賞と主演女優賞を同じ作品が受賞したのは第34回(2010年)の『悪人』(妻夫木聡、深津絵里)以来、さらに最優秀作品賞も同時受賞したのは第26回(2002年)の『たそがれ清兵衛』(真田広之、宮沢りえ)以来17年ぶりの快挙となった。最優秀作品賞が発表された際には、松坂さんは「うれしいです。純粋に」と喜びを露わにし、「スタッフの方々、関係者の方々と一緒に喜びを今すぐにでも分かち合いたい気分」とコメント。シム・ウンギョンは「本当に計り知れません。ありがとうございます。何とも言えない気持ちなので、光栄です。ありがとうございます。(来年の司会)頑張ります!」と来年の授賞式の司会についても言及。藤井監督も「本当にうれしいしか言えないんですけど、本当にもっともっとたくさんのスタッフとみんなと力を合わせてこの映画を作ったので、早くみんなに報告したい。(松坂)桃李君と同じ思いです」と語っていた。各賞受賞を受け、本作のアンコール上映のオファーが急増、それまで47劇場の予定が143館の追加劇場が決まり(3月13日時点・合計190館)凱旋上映が実現した。独自の企画性で躍進するスターサンズ映画が賞レースを席巻『新聞記者』の製作・配給をしたスターサンズは、ほかにも池松壮亮×蒼井優×真利子哲也監督の『宮本から君へ』、『新聞記者』のモデルとなった望月衣塑子記者を追った『i -新聞記者ドキュメント-』も国内映画賞を多数受賞。3作品の合計で29の映画賞を受賞、24ノミネートに上り(3月13日時点)、現在も好調な興行を続けている。スターサンズ代表で『新聞記者』作品の企画・製作・エグゼクティブ・プロデューサーを務める河村光庸は、「このようなインディペンデント映画を日本アカデミー賞の最優秀賞まで引き上げてもらった多くの映画人の方々に深く感謝いたします」とコメントを寄せている。なお、2020年は最新作として長澤まさみ主演、大森立嗣監督『MOTHER マザー』が初夏に全国公開、さらには2021年公開予定の古田新太と松坂さんの実写初共演となる『空白』の公開が控えている。『新聞記者』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会i-新聞記者ドキュメント- 2019年11月15日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©2019『i –新聞記者ドキュメント-』
2020年03月12日「第43回日本アカデミー賞」授賞式が3月6日(金)に行われ、『新聞記者』が最優秀作品賞を受賞し、本作でW主演を務めたシム・ウンギョン&松坂桃李が、そろって最優秀主演賞も射止め、歴史的快挙を遂げた一夜となった。また、最優秀監督賞は『翔んで埼玉』の武内英樹監督が、最優秀助演賞には『キングダム』より長澤まさみ、吉沢亮が受賞となった。作品賞には、漫画原作の実写化映画として誰もが唸り、興行収入57億円の大ヒットを遂げた『キングダム』、時事的なテーマで鋭くメスを切り込んだ社会派映画『新聞記者』、強烈な埼玉ディスりが海外の映画祭でも受けた『翔んで埼玉』、精神科病棟で紡ぎ出される物語を丁寧に撮った『閉鎖病棟-それぞれの朝-』、余韻の残る音楽/青春映画として光った『蜜蜂と遠雷』の5作がラインナップ。振り返ってみても、第一線のエンターテインメント感が強い作品から、繊細なテーマを扱う作品まで、例年よりもバラエティが広がったように見受けられる。中でも、医療系大学の新設をめぐる権力の闇、そこでの記者と官邸の攻防を描いた『新聞記者』が頭ひとつ抜きんでての受賞となった。『新聞記者』は公開当時、決して大規模な館数での公開ではなかったが、シムさんや松坂さんの確かな演技、加えて、日本の政治という表現が難しいジャンルに屈さず、正面から描き切った藤井道人監督の手腕が光り、口コミからヒットへとつながった。一方、東京をめぐる埼玉と千葉の大抗争、郷土愛を大真面目にコメディとして描いたエンタメ超大作『翔んで埼玉』の最優秀監督賞受賞や、『キングダム』において、長澤さん、吉沢さんがそれぞれ最優秀助演賞を受賞したことも忘れ難い。スピーチで武内監督は「取っちゃいけない作品が取ってしまった」と照れ笑いを浮かべていたが、多種多様なジャンルの作品が豊かに作られ、一極集中の結果にならなかったことが第43回アカデミー賞の特徴と言える。それは同時に、観客が選ぶ楽しみ、観る楽しみの選択をより高いレベルでできるようになったことの表れでもないだろうか。それにしても、最優秀主演女優賞を受賞したシムさんの涙のスピーチは美しいものだった。役所広司に名前を呼ばれた後、しばし呆然とし、固まった顔をしていたシムさんは、壇上に上がりブロンズ像を受け取った後、涙をハラハラと零した。声にならないか細い声で、「すみません」と一言発すると、場内から大きな拍手が沸き起こり、彼女を支えた。その後、シムさんは何度も「ありがとうございます」と言い、「一緒に共演できて本当に光栄でした、松坂桃李さん。本当に本当にありがとうございました。これからも頑張って活動します」と日本語でしっかりと言葉を紡いだ。シムさんの透き通るような瞳と、心のこもった言葉のひとつひとつが、お茶の間にも感動を呼んだ。昨年は『孤狼の血』で最優秀助演男優賞を受賞し、熱いまなざしでスピーチしていた松坂さんだったが、今年は最優秀男優賞受賞の際、穏やかな表情で喜びをかみしめる形のスピーチを披露。「この作品は僕の知る限りでは実現するまでに二転三転、四転…五転くらい、いろいろなことがあって。それでも、この作品をしっかりと映画を観てくださる方に届けたいという人が一致団結し、藤井監督の舵の元、撮影を終えることができました」と撮影の日々を思い返しながら、気持ちを伝える。最後は、「今日という日を糧に、また新たに作品の一部に自分がちゃんとなれるようにいけたらと思います。今回は本当にありがとうございました」と、今後にも期待がかかる言葉で締めていた。(text:赤山恭子)
2020年03月06日女優のシム・ウンギョンが6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第43回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、『新聞記者』で最優秀主演女優賞を受賞した。受賞者の発表をにこやかに見守っていたシム。自身の名前が呼ばれると笑顔は消え去り、困惑した表情のまま登壇した。マイクの前に立つとブロンズを両手で握り締め、「すみません……」と号泣。「本当にすみません……全然思わなかったので、全然準備をしていなかったです。ごめんなさい。本当にありがとうございます」と両頬を涙がつたい、「本当に一緒にできて光栄でした。松坂桃李さん。本当に本当にありがとうございました。これからもがんばって活動します。本当にありがとうございます」と何度も頭を下げた。授賞式後のインタビューでは、「『新聞記者』を観てくださったみなさんに伝えたいです。あとたくさんの人がいますが、あとでメールします」と笑顔を見せたシム。「本当に何とも言えない気持ちになってとても緊張もしてたし、泣いてしまいました。すみません。本当にありがとうございます」と自身のスピーチを振り返っていた。(C)日本アカデミー賞協会
2020年03月06日2月28日公開の映画『架空OL日記』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、 バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀、住田崇監督が出席した。バカリズムが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した『架空OL日記』。2017年にはドラマ化にもなって大きな話題を集めた。劇場版では、バカリズムのOL仲間を演じていた夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子に加え、シム・ウンギョン、坂井真紀、志田未来、石橋菜津美の4人も出演。バカリズム演じる"私"ら銀行で務めるOLたちの日常を描く。映画化にあたってバカリズムは「夢みたいですしドラマの時からそうだったんですが、この作品の現場が楽しくて、空き時間はみんなで一緒にお弁当を食べたりして楽しい時間を過ごしていました。感覚的には観客の皆さんに思い出ビデオを見せるという感じなので、それをわざわざお金を払って見てもらうなんて本当にありがとうございます」と感謝の言葉。ドラマ版で演じたキャストたちとの再会については「夏休み明けの初日の感じでしたね。ちょっとバージョンアップした私を見て! とお互いがスカしている感じでした」と明かし、夏帆も「再会した時は気恥ずかしさがありましたね。すぐに打ち解けるんですけど、何かお互い探り合いじゃないですけど、そういうものはありました」と振り返った。劇場版からの登場となったシム・ウンギョンは、韓国からの海外採用で入行した女性行員・ソヨンを演じている。「出演が決まった時はうれしかったし、早くこのメンバーと撮影したいと思いました。現場は撮影の時と休憩中の時の雰囲気がほぼ同じだったので、とても楽な気持ちで演じることができました」とニッコリ。シム・ウンギョンと同じく新たに加わった坂井真紀は「本当に楽しかったです。自分が見ていたドラマのまんまでした。控室でもそのまんまで本当に楽しかったです」と好印象だったようだが、バカリズムからは夏帆が演じたマキが「当時の坂井さんの元気なイメージ」と明かされて「当時の?」と迫る場面も。それに慌てたバカリズムは必死に坂井をなだめながら「坂井さんがやってくださると聞いてうれしかったですよ。感慨深ったですね」と恐縮しきりだった。映画『架空OL日記』は、2月28日より全国公開。
2020年02月05日富司純子とシム・ウンギョンがW主演する映画『椿の庭』の公開が決定した。数多くの有名企業の広告写真を手掛ける写真界の巨匠・上田義彦が、構想から十数年の歳月をかけて完成させた初監督作となる。かつて夫と語り合い、子どもたちを育てた家に、いまは孫娘の渚と住む絹子。夫の周忌を終えたばかりの春の朝、世話していた金魚が死に、椿の花でその体を包み込み土に還した。命あるものはやがて朽ちる。家や庭で起こる些細な出来事、過去の記憶に想いを馳せ慈しむ日々の中、ある日絹子へ一本の電話がかかってくる――。本作は、椿が咲き誇る一軒の家に住む祖母と孫娘、そしてそこを訪れる人々の物語。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら日々を慈しみ生きる家族の1年間を、所作、佇まいなど美しい映像と共に映し出す。W主演の2人が演じるのは、日々庭の世話をしながら孫娘と暮らす絹子と、絹子の孫・渚。近年では『海獣の子供』に声優として参加、主演として映画に出演するのは『待合室』(’06)以来となる富司さんは、2007年に紫綬褒章を受章、2016年の春の叙勲では旭日小綬章を受章する日本の映画界を代表する女優のひとり。一方、シム・ウンギョンは主演を務めた『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第74回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』や、舞台「良い子はみんなご褒美がもらえる」に出演し、韓国のみならず日本でも活躍の幅を広げている注目の女優だ。そんな2人を主演にした映画を監督するのは、写真家として24歳から活動をはじめ、卓越した美学で撮影された作品は国内外で高い評価を得ている上田さん。本作は、上田監督自身の記憶、時代の移ろいの中節々の出来ごとで感じ取った感情を書き留め続けた言葉を土台に、構想から十数年をかけ脚本として練り上げ、2018年から1年をかけて撮影。そんな珠玉の映画監督デビュー作が、この夏公開される。『椿の庭』は7月、シネスイッチ銀座ほか順次公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月24日富司純子とシム・ウンギョンがダブル主演を務める『椿の庭』が、7月よりシネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショーされることが決定。サントリー、資生堂、TOYOTAなど、数多くの広告写真を手がける写真界の巨匠・上田義彦が、構想から十数年の歳月をかけて完成させた初監督作品だ。本作は、椿が咲き誇る一軒の家に住む祖母と孫娘、そしてそこを訪れる人々の物語。庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じながら日々を慈しみ生きる家族の一年間を、所作、佇まいなど、思わず溜息をもらすほどに美しい映像とともに綴られる。主演を務めるのは大ベテランと、日本での活躍も目覚ましい若手。日々、庭の世話をしながら孫娘と暮らす絹子を、近年では『海獣の子供』に声優として参加し、『散り椿』やNHKドラマ『みをつくし料理帖 スペシャル』などに出演していた富司が務める。彼女が主演として映画に出るのは、2006年公開の『待合室』以来、実に16年ぶりとなる。2007年には紫綬褒章を受章し、2016年の春の叙勲では旭日小綬章を受章した、日本映画界を代表する女優だ。そして絹子の孫・渚を演じるのは、昨年公開の『新聞記者』で主演を務め、第43回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第74回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞のシム・ウンギョン。彼女は昨年その他にも、映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』にも出演するなど、韓国のみならず日本での活躍も幅を大きく広げている。現在の日本映画界で高い評価を受けるふたりの女優が世代を超え、共演する本作を監督する写真界の巨匠である上田は、脚本、撮影も担当。写真家として24歳から活動をはじめ、卓越した美学で撮影された作品は国内外で高い評価を得ている。2014年には、日本写真協会作家賞を受賞。本作は、上田自身の記憶、時代の移ろいの中、節々の出来事で感じ取った感情を書き留め続けた言葉を土台に、構想から十数年をかけて脚本として練り上げてきた。今作は2018年から1年をかけて撮影をした、珠玉の映画監督デビュー作となる。『椿の庭』7月、シネスイッチ銀座他順次公開
2020年01月24日「第74回毎日映画コンクール」において、各賞のノミネート作品&ノミネート者が発表された。『火口のふたり』と『蜜蜂と遠雷』が最多8ノミネート、男優主演賞には池松壮亮、柄本佑、成田凌ら、女優主演賞には蒼井優、岸井ゆきの、シム・ウンギョンらが選ばれた。国内で最も歴史のある映画賞「毎日映画コンクール」。今回は、2019年1月1日から12月31日までに、国内で14日間以上劇場公開された映画(アニメーション、ドキュメンタリーは完成または上映した作品)が対象となっている。まず、「日本映画大賞・日本映画優秀賞」候補作にあがったのは、『火口のふたり』、『新聞記者』、『ひとよ』『蜜蜂と遠雷』、『宮本から君へ』の5作品。また「男優主演賞」には、池松壮亮(『宮本から君へ』)、稲垣吾郎(『半世界』)、柄本佑(『火口のふたり』)香取慎吾(『凪待ち』)、成田凌(『カツベン!』)。「女優主演賞」には、蒼井優(『宮本から君へ』)、岸井ゆきの(『愛がなんだ』)、シム・ウンギョン(『新聞記者』)、瀧内公美(『火口のふたり』)、筒井真理子(『よこがお』)、松岡茉優(『蜜蜂と遠雷』)。なお、成田さんは『愛がなんだ』と『さよならくちびる』で「男優助演賞」、シム・ウンギョンは『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、松岡さんは『ひとよ』で「女優助演賞」にもノミネートしている。今回最多ノミネートとなったのは、『火口のふたり』と『蜜蜂と遠雷』。男優主演賞(柄本佑)、女優主演賞(瀧内公美、松岡茉優)、監督賞などで8ノミネートに。続く、男優主演賞(稲垣吾郎)など7ノミネートで『半世界』、『カツベン!』と『ひとよ』は5ノミネートとなった。ほかにも、「外国映画ベストワン賞」には『グリーンブック』や『ジョーカー』、『運び屋』など話題作が選ばれ、「アニメーション部門」では、『海獣の子供』『きみと、波にのれたら』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』『天気の子』が選ばれている。なお、発表は来年1月下旬の毎日新聞・スポーツニッポン新聞紙上にて、表彰式は2月13日(木)にミューザ川崎で行われる予定だ。「第74回毎日映画コンクール」主なノミネート【作品部門】日本映画大賞・日本映画優秀賞『火口のふたり』『新聞記者』『ひとよ』『蜜蜂と遠雷』『宮本から君へ』外国映画ベストワン賞『グリーンブック』『ジョーカー』『象は静かに座っている』『運び屋』『バーニング劇場版』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』【俳優部門】男優主演賞池松壮亮『宮本から君へ』、稲垣吾郎『半世界』、柄本佑『火口のふたり』、香取慎吾『凪待ち』、成田凌『カツベン!』女優主演賞蒼井優『宮本から君へ』、岸井ゆきの『愛がなんだ』、シム・ウンギョン『新聞記者』、瀧内公美『火口のふたり』、筒井真理子『よこがお』、松岡茉優『蜜蜂と遠雷』男優助演賞渋川清彦『半世界』、鈴木亮平『ひとよ』、成田凌『愛がなんだ』、成田凌『さよならくちびる』、長谷川博己『半世界』、吉澤健『凪待ち』女優助演賞池脇千鶴『半世界』、市川実日子『よこがお』、片岡礼子『楽園』、シム・ウンギョン『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、松岡茉優『ひとよ』スポニチグランプリ新人賞(男性)佐藤結良『僕はイエス様が嫌い』、鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』、細田佳央太『町田くんの世界』、皆川暢二『メランコリック』、YOSHI『タロウのバカ』スポニチグランプリ新人賞(女性)秋田汐梨『惡の華』、佐久間由衣『“隠れビッチ”やってました。』、関水渚『町田くんの世界』、玉城ティナ『惡の華』、森七菜『地獄少女』(cinemacafe.net)■関連作品:蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会ひとよ 2019年11月8日より全国にて公開(c)2019「ひとよ」製作委員会
2019年12月26日2017年にバカリズムが原作・脚本・主演を務め、話題となった連続ドラマの映画化『架空OL日記』が2020年2月に公開。先日発表された夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子というドラマ版キャスト陣に加え、この度、映画に新たに出演するキャストが明らかになった。まず、バカリズムさん演じる“私”と同じ「みさと銀行」で働くソヨン役には、『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』などで人気を確立し、日本でも『新聞記者』で好演を見せるなど活躍の場を広げているシム・ウンギョン。出演決定について、「ドラマ『架空OL日記』は以前から楽しく観させて頂いた作品で、その映画版に自分が出演できることになり、本当に嬉しく思っております」と喜びをコメント。「バカリズムさんの想像力、世界観がとても深いことにびっくり」したそうで、「銀行員ユニフォームが似合いすぎて、そしてその格好で普通に振る舞っていらっしゃる姿を間近で見られて幸せでした」とふり返った。同じく、「みさと銀行」で働き、彼女たちの上司となる小野寺課長役には映画・ドラマと数々のヒット作に出演し続けている坂井真紀。初めて脚本を読んだ時の印象について「幸せを運んでくれる面白さだと思いました」とコメント。「控え室でみんなでお昼をいただいている時に、バカリズムさんが女子に囲まれてお話しされている姿が、いつものロッカールームそのものでした(笑)」と現場の雰囲気を楽しんだ様子だ。さらに、私の地元の友達・リエ役には、ドラマ「監察医 朝顔」や「ハケン占い師アタル」など話題作への出演が続く志田未来。「映画化!ということで、ファンの皆さんにもたくさん愛されていた作品だったんだなと思いました。そこに出演させて頂けるということで、とても嬉しかったです」と出演決定を喜びつつ、バカリズムさんの脚本に「こういう会話あるある!と、至る所で共感」したという。同じく私の友達・クミ役には、話題を呼んだタナダユキ監督の配信ドラマ「夫のちんぽが入らない」や「ボイス 110緊急指令室」など活躍の場を広げている石橋菜津美。「どんなキャラクターなのかも楽しみで、決まったと聞いた時台本を読むのが待ち遠しかったです」と意欲を語る石橋さん。「バカリズムさんの衣装姿があまりにも自然で女性同士でいるような感覚になってしまい、不意に忘れてしまう事が多々ありました。とても可愛かったです!!」と語り、「職場の女性同士とは違ったその3人の雰囲気も楽しんで頂けたら」と映画の見どころにも触れた。この豪華な顔ぶれの新キャストに、バカリズムさんは「皆さん、新キャストという感じではなくドラマ版にもいたような気がするほど、最初からいつも通りな雰囲気でした。たぶんご覧になる人も同じような感覚になると思います」と手応えをコメント。「坂井さんが、僕が衣装の紺色のワンピースを着るたびに『それが一番似合う』と絶賛してくださいました」と撮影をふり返っている。『架空OL日記』は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:架空OL日記 2020年、全国にて公開予定©2020『架空OL日記』製作委員会
2019年10月28日日本でも大ヒットした韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』で注目されたシム・ウンギョンさん。日本の作品にも積極的に参加し、今作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』では、夏帆さん演じるCMディレクター・砂田の友達・清浦という役。「清浦は、砂田の隣にずっといて彼女を助ける役で、コミカルなところがあります。でも、明るく元気なのではなくて、砂田の心のうちを代弁もしている。そこが魅力的です」9歳で子役デビューして以来、初となる女性監督作。「今を生きる女性たちの物語を、女性監督が撮っているので、ディテールがとてもリアルです。箱田(優子)監督からは『アドリブを入れてほしい』と言われました。『このシーンで』ということではなく、全体的に(笑)。子役の頃は深く考えず、アドリブをたくさんやってたんです。でも、自分の欲だけでやると過剰になる場合もあると気づき、今回もどんなアドリブが合うのか、監督とアイデアを出し合いながらやりました」撮影順でいうと、本格的な日本映画の撮影は本作が初めて。「なので、撮影も、ケータリングが美味しかったことも、すべてがいい思い出です。焼き肉弁当が出た日は『やった~!』って(笑)。12日間という短期間の撮影も未体験でした。短かったからこそ全員の熱量がものすごく、私も役に入り込めましたし、今思い返しても幸せな時間でした」では、プライベートで幸せを感じる時間は?「音楽を聴く時間が自由を感じて幸せです。でも年を取ったのか、今は寝ている時が最高(笑)」ユーモアを交え、取材をこなす高い日本語力。それでも、非母国語での芝居は大変では?「私が演じるうえで大事にしているのは、いかに役柄を自分のものにして表現するか。だから、韓国語なら芝居しやすいわけでも、日本語だから大変ということでもないんです。もちろん、細かい発音やイントネーションはもっと頑張りたいです!」『ブルーアワーにぶっ飛ばす』仕事は順調で、優しい夫もいるが、心は荒んでいるCMディレクターの砂田(夏帆)。秘密の親友・清浦と共に戻った大嫌いな地元で、本当の自分と向き合うことに。10月11日、テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開。©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会1994年5月31日生まれ、韓国・ソウル出身。2004年、子役デビュー。主演映画に『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』が。’19年には日本映画『新聞記者』に出演。アップサイクル スウェット¥81,000(STELLA McCARTNEY/ステラ マッカートニー TEL:03・4579・6139)※『anan』2019年10月16日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・Babymixヘア・Shucoメイク・AKIKO SAKAMOTOインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年10月11日国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第11回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が決定。『長いお別れ』と『嵐電』が最優秀作品賞に選ばれ、『天気の子』『新聞記者』が特別賞を受賞、『愛がなんだ』で共演した成田凌と岸井ゆきのがそれぞれ最優秀新進男優賞・女優賞に選ばれた。毎年晩秋に開催されている映画ファンの祭典「第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM」が今年も開催。併せて、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するTAMA映画賞も発表された(2018年10月~2019年9月に劇場公開された作品が対象)。映画ファンを魅了した事象を表彰する特別賞に選ばれた『天気の子』は、「少年・少女が緻密に描かれた東京の街並みから壮大な天空に放たれた開放感は、言葉に表せないほどの映像体験を観客にもたらした」、そして『新聞記者』は「昨今の政治的題材に取り組みながら苦悩する個人に光を当てたドラマを作り、終演で拍手が起こる『新聞記者現象』を引き起こした」との受賞理由。『嵐電』『こはく』などに主演した最優秀男優賞・井浦新には「経験に裏打ちされる思慮深さ、知性と品、色気を自在に調節し作品のカラーに溶け込む、映画界になくてはならない存在」、『長いお別れ』で認知症が進行していく父親を演じた山崎努には「一瞬みせる敬愛される家族の長としてのお父さんの姿は、俳優・山崎努の凄みを感じさせた」との声が寄せられた。最優秀女優賞を受賞した蒼井優には「『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』において、多岐にわたる役柄を演じ分け、観客の脳裏に鮮烈に焼き付けた」、同じく前田敦子には「『旅のおわり世界のはじまり』で演じた女性像は、女優・前田敦子の資質・魅力と鮮やかにシンクロし、稀有な存在感を放った」とのコメント。『愛がなんだ』から『人間失格 太宰治と3人の女』まで多彩な作品で大活躍を見せた成田凌には「身近にいそうな自然な佇まいで役に溶け込む一方、他方では誰もが持つ弱い部分を丁寧に演じ、多彩な表現力で観客を魅了した」、同じく『愛がなんだ』で主演をつとめた岸井ゆきのには「ヒロインを大胆な立ち居振る舞いと繊細な眼差しで体現し、リアルな恋愛群像劇のなかにキュートな魅力をもって立ち上がらせた」との受賞理由が寄せられ、『新聞記者』で松坂桃李とW主演をつとめたシム・ウンギョンも、「真実を追い続ける真剣な表情・確かな演技力は、観るものを強烈に作品に引き込み、初出演の日本映画で鮮烈な印象を残した」と最優秀新進女優賞を受賞した。<第11回TAMA映画賞 受賞作品・受賞者>最優秀作品賞[本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰]『嵐電』 鈴木卓爾監督、及びスタッフ・キャスト一同『長いお別れ』中野量太監督、及びスタッフ・キャスト一同特別賞[映画ファンを魅了した事象に対し表彰]新海誠監督、及びスタッフ・キャスト一同 『天気の子』藤井道人監督、及びスタッフ・キャスト一同 『新聞記者』最優秀男優賞[本年度最も心に残った男優を表彰]山崎努 『長いお別れ』井浦新 『嵐電』『こはく』『赤い雪』『止められるか、俺たちを』『宮本から君へ』ほか最優秀女優賞[本年度最も心に残った女優を表彰]蒼井優 『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』『ある船頭の話』『海獣の子供』前田敦子 『旅のおわり世界のはじまり』『葬式の名人』『町田くんの世界』ほか最優秀新進男優賞[本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰]成田凌 『愛がなんだ』『チワワちゃん』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女』『翔んで埼玉』ほか清水尋也 『ホットギミック ガールミーツボーイ』『パラレルワールド・ラブストーリー』『貞子』最優秀新進女優賞[本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰]岸井ゆきの 『愛がなんだ』『ここは退屈迎えに来て』『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season風』シム・ウンギョン 『新聞記者』最優秀新進監督賞[本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰]山戸結希監督『ホットギミック ガールミーツボーイ』『21世紀の女の子』奥山大史監督 『僕はイエス様が嫌い』「第11回TAMA映画賞授賞式」は11月17日(日)、中央大学 多摩キャンパス クレセントホールにて開催。「第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM」各種上映プログラムは11月23日(土・祝)~12月1日(日)、東京都多摩市内の3会場にて開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年10月03日箱田優子初監督作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』から、夏帆とシム・ウンギョンの姿を収めた本ビジュアルのほか、脇役を固めている豪華俳優陣の写真が解禁となった。主人公・砂田には清純派ヒロインからシリアスな役まで幅広く演じる夏帆、親友・清浦役は現在『新聞記者』が大ヒット中のシム・ウンギョンがそれぞれ扮する本作。今回解禁となったのは、砂田を支える優しい夫・篤役の渡辺大知や、風変わりで挙動不審な砂田の兄・澄夫役の黒田大輔らの姿を捉えた写真。CM現場に現れる大御所俳優役の嶋田久作、不倫相手役を演じるユースケ・サンタマリア、スナックのチーママ役の伊藤沙莉さんなど、物語のキーパーソンとなる役どころをそれぞれ個性たっぷりに演じている様子が伺える。また、同時に公開になったポスタービジュアルでは、「私を好きって人、あんまり好きじゃない」とぼやく荒んだ表情の夏帆さん演じる砂田と、「そういうの、ダサいっすよ」と達観した表情のシム・ウンギョン演じる“秘密の友達”清浦の姿が。「さようなら、なりたかったもう一人の私。」のキャッチコピーに込められた想いとは…?茨城の青い空や田舎の風景を背景に、カメラ目線の2人が印象的なビジュアルとなっている。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年07月19日