今季は取り入れるだけで着こなしが華やかになり、即垢抜けできるシャイニーなアイテムが大豊作。今回は、デイリー仕様として取り入れられる「シャイニーな着こなし」のおしゃれ賢者をピックアップしました。メタリックやラメ、スパンコールなどのシャイニーアイテムで普段の着こなしを華やかにアップデートしましょ♡定番のホワイトシャツはシルバースカートでモードに!春に欠かせないクリーンな白シャツですが、ついついベーシックなカラーのパンツやスカートを合わせがちでは?今季は彼女のようなシルバーのペンシルスカートを合わせるのがおすすめです。シャツのインナートップス、ベルト、タイツなど、引き締め効果の高いブラックをポイント使いすることでモード感のあるスタイリングに。オフはもちろんですがオフィスでも垢抜けること間違いなしです。オールインワンもシャイニーな輝きなら上品シャイニー素材を全身で着こなすのは多少の勇気が必要ですが、光沢感控えめなシャイニー素材なら品のある着こなしが実現。さらにベージュに近いゴールドなので、大人っぽく落ち着いた雰囲気も添えてくれます。シャネルのワーゲンバス型バッグ、ミニヴァンイヴニングで大人の遊び心を添えて。ポップなグリーンの靴下と合わせてデイリー仕様ベーシックカラーと合わせてシックな雰囲気にまとめがちなシャイニー素材ですが、彼女のようにカラフルなグリーンの靴下を合わせてポップな着こなしを楽しむのも◎ 主張の強いチェック柄アウターもギランとしたプリーツスカートで程よく緩和できそう。ラメ素材のブラレットで即華やぎデイリーにラメアイテムを着こなすなら、春夏に欠かせないブラレットでさりげなく取り入れてみては。彼女のようにきちんと感のあるテーラードジャケットを合わせれば、光沢感の強いブラレットもすんなり攻略できそう。クロップド丈のジャケットも今っぽ。一点投入でモードに仕上げるシャイニー小物エアリーな素材が魅力のガーリーなドレスを纏った彼女は、足元に辛口なメタリックシルバーのブーツを合わせることでコンサバ感を払拭。洗練されたスタイルに昇華していました。アイシーブルーのドレスに上品なメタリックゴールドのベルトをオンした彼女。野暮ったくなりがちなワントーンドレスですが、シャイニー素材のベルトでウエストマークすることで洗練された印象に。メタリック、ラメ、スパンコールなど、シャイニーなアイテムが大豊作な今季。特別な日やナイトアウトだけでなく、デイリーにも着こなせるアイテムを見つけて春コーデをぐんと華やかに。Senior Writer:H_aco
2024年03月31日アレットブラン(ALETTE BLANC)よりクリスマス限定の新作腕時計「シャイニー」コレクションが登場。2022年11月25日(金)より全国の取扱店舗にて発売される。“オールシャンパンカラー”のクリスマス限定腕時計新作「シャイニー」コレクションは、ブランドで初めて時計全体を“シャンパンゴールド”カラーに彩ったクリスマス限定腕時計。時計盤にはキラキラと輝くスワロフスキーを散りばめ、クリスマスらしい華やかなビジュアルに。身に着けるだけでエレガントな雰囲気を演出してくれる、高級感たっぷりの1本に仕上げた。「シャイニー」の名の通り、全体が輝きを放つデザインなので、ジュエリーライクに着用できるのもポイント。コーディネートに華を添えてくれる腕時計は、大切な人へのクリスマスギフトにもぴったりだ。【詳細】アレットブラン 新作腕時計「シャイニー」コレクション 25,300円発売日:2022年11月25日(金)※公式サイトでは11月18日(金)~先行販売。販売場所:全国取扱店舗、公式サイト仕様:日常生活防水(3気圧防水)時計サイズ:30mmベルト:ローズゴールドメッシュムーブメント:日本製クオーツ・ムーブメント
2022年11月19日フランスに実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルに、アマチュア水球チームの奮闘を描き、本国フランスで大ヒットを記録し、日本でも話題を呼んだ『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』。その続編となる『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』が先日より公開されているが、本作の制作スタッフに“共同プロデューサー”として名を連ねているのが小田寛子氏だ。映画の宣伝・配給などを手がける「株式会社フラッグ」に新たに設立されたグローバルコンテンツ部で働く小田さんだが、学生時代はカナダで映画制作を学び、帰国後は複数の配給会社で主に海外作品の買い付けや配給業務を担当してきた。そんな彼女がなぜフランス映画の共同プロデューサーに…? 映画界の様々な仕事について紹介していく【映画お仕事図鑑】。映画を“作る仕事”と完成した映画を“観客に届ける仕事”という、従来は別々のものだった業務の垣根を飛び越えた、新たな時代の映画のお仕事について話を聞いた。カナダへの映画留学、帰国後の映画業界への就職――学生時代はカナダに留学されて映画制作を学ばれていたそうですね?私は福岡県の北九州の出身なんですが、もともと映画が好きだったものの、周りに映画を仕事にしている人が誰もいなかったんですね。父の影響で洋画が好きだったこともあってか「東京で映画の仕事をしたい」というよりも「海外に行きたい」という思いが強かったんです。ただ、父からは「大学受験から逃げるな」と言われまして…(苦笑)。いったん、地元の大学に入学したんです。たまたま大学の友人で「カナダに留学する」という子がいたんですけど、私が高3の時に「9.11」が起きたこともあって「アメリカに行きたい」と言いづらいこともあったし、当時はカナダドルも安くて、カナダは“ノースハリウッド”と言われてハリウッド映画の撮影が多く行われるようになっていて、留学先としてカナダに注目が集まっていたんです。それで、いったん、ワーキングホリデーでカナダに渡り、気になっていた大学の映画科の夜間コースの試験を受けて、その後その大学の映画科に入学しました。私が入学したのは「Capilano University(キャピラノ大学)」という学校の映画制作学科で、実践的に映画づくりについて勉強をするという感じで、講師も最近まで現役バリバリでしたという撮影監督や助監督の方が多かったです。周りの生徒も「映画理論を学びたい」というより、「映画の現場で働きたい」という人間が多かったですね。ワーホリの期間も含めると、カナダには4年ほどいました。当時、映画の撮影がカナダで行われることが本当に多くて、インターンという形で現場に入らせてもらってアシスタントをやったり、エキストラをやりながら現場を見る機会も多くありました。あとは、学校で短編映画を作る際も、ヒマな時期であれば、講師のツテでプロの方たちが参加してくださったりして「X-ファイル」に入られていたスタッフさんが、私たちの短編のサウンドミックスを担当してくれたりすることもありました。講師の方を含めて“THE 現場”の人たちと触れ合う機会が持てて、留学先として選んで正解だったなと思います。――当時はその後の進路、就職などについてはどのように考えていらしたんでしょうか?映画留学している人間って、みんな「とにかく映画に関わる仕事がしたい」と思ってるし、特に最初は「監督になりたい」って思っている方が多いと思います。1年目に「監督になりたい人?」と聞くと9割くらいの手が上がるけど、3年目くらいになると監督志望者は減ってきて「俺は照明がやりたい」とか「衣装がやりたい」ということで専門の学科に行く人も増えていくんですね。私も途中で「プロデュースをやりたいな」と思うようになりました。脚本に書いてあることを映像にする才能が監督に必要だとすると、それは自分にはないんじゃないか? どちらかと言うと才能がある人を集めて、進める製作のほうが向いてるんじゃないかと思ったんですね。映画学校ってどうしても自分たちで「作る」だけで終わってしまいがちなんです。せいぜい映画祭に出品して…という感じで、カナダ、特にバンクーバーには配給会社が多いわけでもなかったので、作った後にどうしたらいいのか? という部分でフラストレーションがありました。同時に映画学科の留学生の中で唯一の日本人ということもあって、日本の映画業界について周りにすごく質問されることが多かったんですけど、なんせ“北九州→カナダ”なので何もわからない…(苦笑)。加えて、カナダ人であればもらえる助成金システムなどもあるんですが、私はそこにはアクセスできないので、私の“強み”と言えるものを活かせるようにならないといけないと思い、日本に帰ることを決めました。――帰国後、どのように映画業界で働き始めたんでしょうか?東京に出てきたものの、時期的にも一般的な就職活動の時期とはズレていたので、いわゆる就活みたいなことはできず、外配協(外国映画輸入配給協会)に載っている配給会社に片っ端から履歴書を送ったり、電話をしたりして、プレシディオという配給会社にバイトで入社しました。最初は洋画の買い付けをしているチームのアシスタントとして資料を整理したり、作ったりしていました。その後、自分でも買い付けをやらせていただけるようになって、洋画を買ってくるという仕事に加えて、買った後の二次使用権(ビデオグラム権や配信権)をメーカーさんに営業して売るということもやっていました。その後、TSUTAYAでおなじみのCCCグループの会社で、TSUTAYA独占レンタルの映画の買い付け業務などをやって、それから日活に移り、そこでも基本的に買い付けと配給宣伝の進行管理、二次使用権の営業などをやっていました。帰国して働き始めた当初は、いわゆる社会人としての常識や教養が全くない状態で(苦笑)、請求書の書き方や資料を作るのに必死だったんですけど、20代後半になるにつれて、いろいろ変化もありまして。面白いことに、カナダで映画を“作る“ことを学んでいた頃は、作品を“世に出す”ことを勉強したいと思ったんですが、逆に作品を世に送り出すことを仕事でずっとやっていると、今度は「もっと作る側に関わりたい」という思いがまた芽生えてくるんですね。日活に入社する際も、日活は映画を「作る」仕事もしている会社なので、その部分に魅力を感じて入社を決めました。その後、広告代理店の配給レーベル立ち上げの手伝いをしたり、フリーランスで映像制作などにも関わっていたのですが、2018年に現在のフラッグに入社しました。フラッグはずっと映画の宣伝事業をやってきた会社ですが、配給事業への進出や制作事業のグローバル化を考えていて、私も配給だけでなく海外との共同製作に取り組みたいという思いがあり、入社しました。最初はこれまでのような買い付けの仕事や配給、それから共同事業のためのパートナーさんの営業などをメインでやっていましたが、その後、バイリンガルの映像制作スタッフを採用し、現在は買い付け、配給、それから映画だけでなく、海外向けのCMなどを含めた映像制作の仕事をやっています。これまで携わってきた仕事と現在の取り組み――ここまでお話を伺ってきた中で、主にやられてきた海外作品の買い付け、配給・宣伝の仕事で、携わって印象深かった作品や海外とのやり取りでの苦労などがあれば教えてください。私、背が低くて、20代の頃はいまよりも顔立ちが幼いこともあって、海外との打ち合わせの場に行っても「なんでお前が来たんだ?」という扱いを受けることが多かったんですね(苦笑)。無理して高いヒールを履いて、少しでも威圧感を出そうとしたり…(笑)。ただ、私がアシスタントだった当時、同じように向こうでアシスタントをしていた人間が、徐々に決定権を持つ立場になったりとか、年齢を重ねていく中で業界のコミュニティみたいなものが形成されていて、そういう意味で、何かあったら相談できる人間が常にいましたし、働いていて「つらい…」という経験はそこまでないですね。(買い付け予定作品を)取り逃がして、怒られてつらかったりしたことはありましたけど…(笑)。これまで関わった映画で、思い出深い作品はプレシディオ時代に配給に関わった『パラノーマル・アクティビティ』ですね。買い付けたのは当時の上司だったんですけど、急にポスタービジュアルに使用されている写真1枚が送られてきて、ストーリーもほぼわからない状況だったんですけど「これを検討しているから、パートナーを探すための資料を作って」と言われまして…。当時は参照になる作品も(同じようにモキュメンタリー手法を採用した)『ブレアウィッチ・プロジェクト』くらいしかなかったんですよね。最初は「何これ?」という感じだったんですが、公開されて最終的には興行収入が6億円くらいまでいったんですね(※ちなみに制作費はたった135万円!)。買い付けた頃は、まだスピルバーグが絶賛して話題になる前のタイミングだったと思うのですが、当時、会社内での「この映画、絶対に当ててやろう!」という熱気がすごかったんですよね。仕事を始めて、わりと早い時期にあの作品に携わったこともあって、映画をヒットさせようと思ったら、あれくらいの熱量が必要なんだということを教えられましたし、ひとつのトレンドを作ることに関わることができたという経験もすごく大きかったですね。宣伝もいろんなことを試して、社員が全員、常に大量のチラシをカバンに忍ばせていました。休みの日にプライベートで買い物に行ったりして「お仕事は何されてるんですか?」と聞かれたら、よくぞ聞いてくれました! って感じでチラシを渡したり(笑)。熱かったです。あれを買い付けた上司がすごいと思いますし、プレシディオはあの作品の「続編権」を獲得していたんですよね。それでプレシディオの製作・配給による日本版続編として『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』が公開されたんですけど、そういうビジネスセンスに関しても、勉強させてもらいました。もうひとつ、日活時代に関わったインド映画で『きっとうまくいく』のラージクマール・ヒラニ監督の『PK』という作品も思い出深いです。それまでインド映画については全然詳しくなかったんですけど、映画の内容の素晴らしさはもちろん、ヒラニ監督がプロモーションのために来日されたことも、すごく心に残っています。関われたことが誇らしく思える作品です。それまでホラー映画を担当することが多くて、両親に「観に行って」と言っても「疲れる…」とか言われてたんですけど(笑)、あの作品に関しては母が友人から「この映画を配給してくれてありがとう」というお手紙をいただいたり、個人的にも嬉しかったです。ヒラニ監督とは、いまもやりとりをさせていただいていて、一生の友達を得ることができた作品だったなと思います。――ここからさらに、フラッグでの小田さんの現在のお仕事――海外との共同制作作品などについて、詳しくお伺いしていきます。フラッグで新たな部署の設立にも関わられたとのことですが、そのあたりの経緯についても教えてください。ちょうど10月1日から「グローバルコンテンツ部」という部署として始動して、コンテンツを作る過程と世に出す過程をひとつの部署で担うことになりました。映画に関する具体的な業務としては、「日本で撮影をしたい」という企画について、ラインプロデュース(制作進行)のお手伝いをする制作受託の仕事がひとつ。加えて、こちらで企画を立てて、海外のパートナーを探して一緒に映画コンテンツやTV、配信向けのコンテンツを開発するというもの。それから、今回の『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』がまさにそうですが、「こういう企画があるんだけど、日本を舞台にするから一緒にやらないか?」など、既に海外で始動している企画に関して、共同で入らせてもらい、制作の一部や配給を担うというもの。以上の3パターンがメインになります。最初に挙げたラインプロデュース事業に関しては、映画祭などを通じてお話をいただくので、映画は私が窓口になることも多いのですが、実際の制作進行は制作経験が豊富にある社内のバイリンガルスタッフにほぼ任せています。実際に現在、進んでいる企画があるのですが、半分を海外で撮影し、半分を日本で撮影するということで、日本での撮影に関してはスタッフのハイアリング(雇用)から制作まで、こちらで全て手配を行ない、撮影監督とプロデューサーが海外から来るという形になっています。私が今特に力を入れ始めているのは、先ほど挙げた3つのうちの2つ目と3つ目、企画開発の部分や、海外との共同製作作品の配給という部分です。――企画開発を行なった上で、海外のパートナーを探して共同で制作するという業務について詳しく教えてください。いま、やっているのは、フラッグでアイディアを考えて企画を立てた上で、海外の制作会社に「こういう配信向けのドキュメンタリーシリーズを作りたいと考えています」と話を持っていき、そのキャスティングや内容について一緒に企画開発を進めて、配信プラットフォームやTV局などに売り込んでいます。あとは、アイディアベースの映画の企画に関して、海外の脚本家の方を紹介していただいて、脚本開発の段階から一緒に進めていったりするということも少しずつですが、やり始めています。――もともと、カナダで映画制作を学ばれているとはいえ、帰国後に携わっていた「買い付け」や「配給・宣伝」とは全く異なる「企画」「製作」にガッチリと関わられているんですね。そうですね。ただ、海外の映画祭に顔を出して買い付けを行なったり、配給・宣伝をやってきたという点で、いま、どういうクリエイターが話題になっているのか? 社会問題などを含めての映画のトレンドやトーンが世界的にどうなっているのか? ということを吸収しやすいポジションにはいるのかなと思います。実際、海外でもコンテンツの売り買いに関わっていた同世代の人間が、配信プラットフォームに転職したり、プロデューサーとして製作に関わるようになっている例が結構多いんですけど、そういう知識や経験を必要とされているのかなと思います。意外と自然流れでそうなっているのかなというのは感じますね。ただ、そうした試みが許される環境があるというのが非常に大きなことだし、ラッキーだったと思います。企画・製作から配給までを行なう会社というのは、大手以外では決して多くはないですし、会社の規模が大きくなると、どうしても部署ごとのタテ割りの意識が強くなってしまうこともあるのかなと思います。その意味で、いま私たちがやろうとしていることは、すごく大きなチャレンジだなと感じています。――企画開発を進めていく上で、大切にしているのはどんなことですか?英語でも「Trust your gut.」という言い方がありますけど、「自分の直感を信じること」ですかね。日本を扱ったコンテンツで海外の方とやりとりしていると、いまだにステレオタイプな日本をイメージして、推してくる方もいるんですよね。そこに関して、きちんと意見交換をできるパートナーでなければ、組んではいけないなと感じてます。どんなに企画のコンセプトが良くて、キャッチーで面白かったとしても、“価値観”の部分できちんと共通認識を持てるか――「いまの時代にそういう日本を描くべきか?」ということを意見交換できて、リスペクトしてくれるパートナーでなくては一緒に仕事はできないなと思います。逆にこちらが指摘をしたら、意外とあっさりと理解してくださることも多いんです。だからこそ、きちんと意見交換し、価値観のすり合わせをすることが大事だなと思っています。それからもうひとつ、私ひとりでやっているわけではないので、「会社」としていま、どういうアジェンダを持っていて、どういうメッセージを発信していこうと考えているのか? ということは、チームで話し合うことは大事にしています。――そして、グローバルコンテンツ部として、先ほど挙げていただいた業務の3つ目、海外から持ち込まれた企画の共同製作についてもお聞きします。今回、小田さんが共同プロデューサーを務めた『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』がまさにそうした仕事だとのことですが、この作品に参加されることになった経緯について教えてください。この作品は『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』の続編なんですが、1作目はフラッグが初めて買い付けを行なった作品なんですね。この作品を売ってくれたセールスエージェントは、以前から日本との仕事をしている方で、私が「共同製作で一緒に何か作りたい」と思っていることもずっと前から伝えていたんです。1作目がフランスで大ヒットして続編を作るという話になった時、当初は劇中の「ゲイゲームズ」(※主人公たちが参加する実際に開催されているLGBTQ+のスポーツ&文化の祭典)は香港で開催されるという設定だったんです。でもそのセールスエージェントが「日本での開催に変えるから、ヒロコたち、一緒にやらない?」と声をかけてくれたんですね。そこで「やる!」と答えたら、少ししたら脚本が届きました。私も彼にはずっと「一緒に合作をやりたい」と言い続けていたんですけど、彼のほうも、私たちとやりたいと思ってくれたのには理由がありまして。まず“日仏合作”の作品で、ここまで商業的な“ザ・エンタメ!”というタイプの作品やコメディってこれまであまりなかったんですよね。それをやってみたら面白いんじゃないか? と。私たちにとっても、1本目の合作ですから、それなりの規模で公開される海外でインパクトのある面白いことをやりたいという思いもありました。もうひとつ、あちらの製作会社がフラッグと似ていて、普段はCMや映像制作をやったり、広告代理店が主業務で、年に1本だけ映画を作っているという会社なんです。そういう部分、会社の事業内容やスピリットの部分でリンクするところが多いということで、一緒にやりやすいんじゃないかということもありました。――そこで共同製作することになって、どのように進められていったんでしょうか?脚本にも意見がほしいという声をいただいて、脚本内容に関しても、こちらから提案させていただいた部分はありました。もともと、コロナ禍以前にいただいたお話だったので、撮影も当初は日本で行う予定で、実際に脚本の最初と最後は日本が舞台になっていたんです。なので、日本での撮影を含めたファイナンスを組んでいたんですね。その後、コロナ禍となり、それでもギリギリまで粘って、去年の東京オリンピックの開催時期を避ける形で何とか日本で撮影できないか? と奔走していました。それこそ(水球シーンを撮影するために)全国のプールを探し回ったり…。日本以外の配給権をライセンスしてくれたユニバーサルもできれば日本で撮りたいよね、とかなり待ってくれて、去年のアタマの段階で、日本で撮影予定のシーン以外はフランスとウクライナで撮り終えていたんです。でもやはり、海外からの入国制限が緩和されなかったこともあって、8月くらいの段階で難しいということで、10月末にフランスのストラスブールで東京で開催されるゲイゲームスのシーンを撮影することになり、私ともう一人のスタッフがフランスに渡りました。ただ、美術に関しては、こちらでデザイン・制作したものを現地に持っていきました。もともと、日本で撮影する予定だったので、デザインなどに関しては日本でやるつもりでしたし、監督も日本へのリスペクトを大事にしてくださって「日本の美術スタッフとやりたい」とおっしゃってくれたんです。――実際に現地に赴いて、撮影はいかがでしたか?監督が大事にされていたのが、フランスで撮影する客席の様子が「ちゃんと東京ゲイゲームスに見えるか?」という部分でした。「東京ゲイゲームス」が開催されていないので、誰も実際の「東京ゲイゲームス」の客席の様子を想像することはできなかったんですけど(笑)。ただ、2019年に日本でラグビーワールドカップが開催されたので、その時の客席の様子や雰囲気について、監督に写真などを送りました。ちょうど東京オリンピックのおかげで日の丸のハチマキだったり、観戦グッズがたくさん出回っていたので、それをいっぱい買い込んで、現地に持っていきました(笑)。オリンピックにせよワールドカップにしろ、祭典の時って、日本の良さを少し「盛る」部分があるじゃないですか? そういう部分も含めて、日本のスタッフにすごく良いデザインをしていただけて、それをフランスのスタッフもすごく喜んでくれて、良い形でのコラボレーションができたと思います。あと、監督は日本で撮影する予定だった当初からずっと「日本でやるなら、日本のLGBTQ+コミュニティを巻き込んで一緒にやりたい」ということをおっしゃっていたんです。フランスで日本人のドラァグクィーンとして活躍されているMadame WASABI(マダム ワサビ)さんという方がいらっしゃるんですが、その方にDMを送り「こういう映画があるんですが、出ていただけませんか?」とお願いしたところ、作品の内容に共感して下さり、なんとか日程を調整して撮影に参加してくださいました。今、ロシアの反LGBT法のニュースが話題になっていますが、こういう形でタイムリーな作品になってしまったことはとても悔しいです。同時に今この映画を世に出す意義、監督たちの想いを再認識しています。エンタメには自分には関係ないと思いがちなことを自分ごととして捉えるのを手助けする力があると信じています。今後見据える展開と映画業界を志す人へメッセージ――本作以降の今後のお仕事についても教えてください。現在ポストプロダクション中の海外との合作がありまして、エストニアの気鋭の監督の作品です。この作品に関しては、製作出資と配給を担当させていただきます。あとは現在、ヨーロッパとの合作で企画開発中の案件がいくつかあります。――小田さん自身は、今後、どのように映画に携わっていきたいと考えていますか? 将来的な目標などを含めて教えてください。洋画好きとして育ってきたからかもしれませんが、どうしても「洋画」と「邦画」がジャンルとして分けられていて、その壁を感じてしまうことが多いんですね。日本と海外の合作となると、日本が舞台になっていて、日本で撮影をするということだったり、日本人の俳優が出演するということだったりに限られてしまう部分が多いですが、それだけじゃなく、もう少し自然な形で日本と海外が絡んで、物語を伝えるということができないかな? と思っています。これまでとはまた違った形で(海外と)コラボレーションできるんじゃないか? わかりやすく「海外から見た日本」を描くものだけじゃない作品ができないか? そこはチャレンジしていきたいなと思います。地理的な近さや環境も大きいと思いますが、イギリス人とフランス人がコラボすることなんて、ごく当たり前にあるじゃないですか? ストーリーテリングの部分で、もう少し日本と海外でそれができないか? そこは突き詰めていきたいなと思っています。日本人だから日本のストーリーしか伝えちゃいけないということもないし、私が日本人だからって、日本に関わりのあるコンテンツしか作っちゃいけないわけでもないので、そのハードルを下げていきたいなと思います。――最後になりますが、映画業界を志している人に向けて、メッセージをお願いいたします。最近、強く思うことがあって、コロナ禍以前は、映画というものが、社会に絶対的に必要なもか? といったら、あくまでも“プラスアルファ”のものとして捉えていた部分があったと思うんです。特に私の母が看護師として働いていて、わかりやすく社会のためになる仕事をしていたこともあって、エンタメの仕事に対し、ある種の“うしろめたさ”みたいなものを抱いている部分もあったんですよね。でもコロナ禍になって、逆にエンタメって人々の生活に絶対に必要なものなんだなと思えるようになって、いまやっている仕事を誇らしく思う気持ちが強くなりました。日本の環境のせいもあるかもしれないですけど、エンタメ系の仕事に就くって、周りから「え? そっちの仕事行くの?」と思われがちな部分もあるじゃないですか(笑)? でも、いまやエンタメって社会に必要不可欠な存在だと思うし、だからこそ、こういう仕事を志してくださる人がいるのは嬉しいです。もうひとつ感じるのが、この連載インタビューのような、映画の世界の“中”を教えてくれるものが、自分が若い頃にもあったらよかったになぁ…ということ。映画の世界に入ってみて、本当にいろんな仕事があるんだなというのを初めて知りました。私たちが若い頃って、俳優さんや監督、プロデューサーに関する記事はあっても、それ以外の仕事に関する記事って限られたものしかなかったですよね。映画界の中にどういう仕事があるのか? というのを知ることってすごく大事だと思います。買い付けの仕事について知らない方もたくさんいらっしゃると思いますし、配給会社の中にも劇場営業をしている人間もいれば、宣伝を担当する人間もいたり、本当にいろんな仕事があるんですよね。どれだけの仕事があるのかというのを知っておいたほうが、自分にハマる仕事を見つけるきっかけにはなるんじゃないかと思います。――お仕事は楽しいですか?楽しいですね(笑)。いろんなアイディアを持っている才能豊かな監督だったり、自分にはない発想や経験値を持っている人たちと組んで作品を作っていくというのが楽しいですね。今回、フランスチームと一緒に仕事していると、あちらの方たちって本当にケンカするんですよ(笑)。「ケンカが国技だ」みたいなことを言いますけど、みんなでワーッと激しく言い合って、でも終わると「じゃあ、お疲れ!」って感じで、誰も引きずらないんですね(笑)。みんな、良い映画にするために言い合っているし、“ゴール”はきちんと共有できていたので、どんなに激しく言い合っても平気だったし、言いたいことを言って全て出し切るから、ストレスなしで仕事ができたんですよね。なかなかハードではあるんですけど、そういう部分も含めて楽しいですね。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ 2022年10月28日より新宿武蔵野間、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© 2022 LES IMPRODUCTIBLES - KALY PRODUCTIONS - FLAG - MIRAI PICTURES - LE GALLO FILMS
2022年11月04日実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルに仲間と絆と成長を描き、「ビッケブランカ」がエンディング曲を担当するロードムービー『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』。そのセドリック・ル・ギャロ&マキシム・ゴヴァール両監督の来日が決定、シャイニー・シュリンプスの大冒険を写し出した場面写真も解禁となった。実在する“シャイニー・シュリンプス”のメンバーでもあるル・ギャロ監督は「シュリンプスに出会って人生が変わった!」とコメントしており、続編の製作に当たっては「この作品を作ったのは自分がどんな生き方をしているかを証明するためでもあった」と、並々ならぬ情熱を注いだ模様。また、『ロスト・イン・トランスレーション』や『キル・ビル』など、日本を舞台・題材に撮影された作品に影響を受けてきたことを公言し、「日本で映画を作ることは夢」と以前より日本へ思いを馳せていた両監督。ついに念願叶って、日本を題材に取り上げたシャイニー・シュリンプスの新作を描いた2人が来日を果たす。新たに解禁となった場面写真では、飛行機搭乗シーンを皮切りに、シャイニー・シュリンプスの大冒険を垣間見ることができる。水球シーンはもちろんのこと、雪の中で銃を構えるカットがあるかと思えば、メンバー全員が全速力で雪原を逃げるカットも。右も左も分からない国に偶然降り立ってしまったことでアクシデントに見舞われ、逮捕されてしまうメンバーの救出劇に期待感が高まる。さらにスマホ片手に遠くに目を配る謎の美女も登場。物語のカギを握る彼女とシャイニー・シュリンプスの関係は?そしてチームのコーチであるスキンヘッドのマチアスは冬の湖で着衣水泳!?シャイニー・シュリンプスは東京にたどり着くことができるのか、気になるばかりだ。『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』は10月28日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年08月29日ゲイの水球チームが4年に1度の国際大会「ゲイゲームズ」の次なる開催地・東京を目指すロードムービー『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』が10月28日(金)より公開決定。予告編とポスタービジュアルが解禁となった。歌とダンスが大好きなお騒がせ水球チーム“シャイニー・シュリンプス”は、ゲイゲームズ出場のため開催地・東京を目指す…はずが、なんと乗り継ぎに失敗し、ゲイ差別の激しい異国の地で一晩を過ごすことになってしまう。予告編の冒頭を飾るのは、本作が映画初出演、ショーガールやYouTuberとしても活躍中のブリアナ・ギガンテ。「それでは早速フランスの水球チームをご紹介いたします」という口上のもと、セーラームーンコスプレを纏い、ブリトニー・スピアーズ「Oops!…I Did It Again」に乗せて登場するシャイニー・シュリンプス。4年に1度の国際大会「ゲイゲームズ」の開催地=東京を目指し、意気揚々と飛行機に乗り込むシャイニー・シュリンプス一行に、チームのコーチ・マチアスから将来有望な選手である新メンバー・セリームが紹介される。にこやかに登場するセリームだったが、シュリンプスからの「ど~も~」の挨拶に困惑…。果たしてセリームはチームになじみ、歌って踊って、水球でも大活躍できるのか!?新メンバーを加え、ビッグイベントへ向け準備万端ではあったが、すんなりと事が進まないのがこのチームの特徴。飛行機の乗り継ぎに失敗し、ゲイ差別が横行する異国の地で一晩を過ごすことに…。大会に向けてこれ以上のアクシデントは避けたいチーム最年長のジョエルが「外出は控えて」と注意するも、時間があるなら楽しみたい! のがシュリンプス。メンバー各々街に繰り出すのだが、まさかのメンバーの半分以上が逮捕!?という大ピンチに陥ってしまう。謎の美女の手助けの下、同性愛者矯正施設に収容されてしまったメンバーの救出作戦が練られるが、救出のチャンスはなんとたったの10分。凍った湖の下に潜り込み、雪上を猛ダッシュ。シャイニー・シュリンプスたちは圧力に立ち向かい、無事に逃げ出し、東京にたどり着けるのか。そして互いのために立ち上がり、無事、世界に羽ばたくことができるのか。「ビッケブランカ」が本作のために書き下ろした、全世界共通エンディング曲「Changes」にのせ、シャイニー・シュリンプスの前途多難なロードムービーへの期待に胸が膨らむ予告編となっている。また、虹色きらめくポスタービジュアルも併せて解禁。シャイニー・シュリンプスのメンバーが背中に黄金に輝くエビの描かれたユニフォームに身を包み、同じ方向を見つめる。そんな中、センターの新メンバー・セリームのみ異なる方向に視線を送る。セリームと個性豊かなメンバーとの関係性にも注目だ。『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』は10月28日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち 2021年7月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS
2022年07月28日フランスに実在するゲイの水球チームを描いた映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』の新作『La Revanche des Crevettes Pailletees(原題)』が今年、日本公開(4月13日よりフランス公開)。この度、本作の全世界共通エンディング曲に、新進気鋭のシンガーソングライター・ビッケブランカの新曲「Changes」が決定した。クロアチアで開催されたLGBTQ+のスポーツの祭典ゲイゲームズに参加し、最高のゲームを繰り広げたゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”。病気を隠していたリーダーを亡くしてから2年が経ち、メンバーたちは追悼の意を込めて東京で開催されるゲイゲームズを目指す――。本作は、個性豊かな“シャイニー・シュリンプス”のメンバーが、LGBTQ+による世界最大のスポーツと文化の祭典「ゲイゲームズ」の開催国である日本へ向かう道中の大騒動を描き、笑いと感動のドラマを生み出すロードムービー。ビッケブランカの個性であるキャッチーなメロディーと美しいファルセットボイスが、映画のポジティブなテーマとどのようにリンクするのか期待が高まる。ビッケブランカのトレードマークである襟足をバッサリと切り、涙を流すジャケット写真も公開された。「Changes」は映画のフランス公開に合わせ、4月13日(水)より全世界配信リリースされる。『La Revanche des Crevettes Pailletees』(原題)は2022年、日本公開(4月13日フランス公開)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち 2021年7月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS
2022年04月01日フランスに実在するゲイの水球チームを題材にした映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』。“シャイニー・シュリンプス”の面々が自分らしく人生を謳歌する姿に、はやくもSNSでは「彼等に自分らしく人生を謳歌するヒントをもらった」「お調子者で個性豊かなシュリンプたちがとっても可愛くて元気をもらった!」「こんなに楽しくて、最後に良い気分で終われる映画は何年振りだろう!!」など、元気づけられる人が続出。さらに、LGBTQ+による世界最大のスポーツと文化の祭典「ゲイゲームズ」の開催地・クロアチアを目指すロードムービーの一面もあり、旅気分を味わえることでも注目を集めている。パーティー大好きなゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”は、青のオープンバスに乗り、レインボーフラッグをはためかせてフランスからゲイゲームズが開催されるクロアチアを目指す。その旅は「ヨーロッパの美しい建物や風景が惜しげもなく映りロードムービーを見ているようだった!」「オープンバスの旅の景色が最高だった」と、本作の見どころの1つともなっている。◆フランス(エッフェル塔)ゲイゲームズへ向かうシャイニー・シュリンプスたちの“ヴァカンス”は、エッフェル塔からスタート。1889年パリ万博の際に建設され、いまやフランスのシンボルとして世界中から愛される名所が待ち合わせ場所となれば迷うはずもないが、なぜかシャイニー・シュリンプスのメンバーは遅刻ばかり…。さらにやってきたのは巨大な青いオープンバス。エッフェル塔をバックにパリの美しい街並みをオープンバスで走り抜け、いざクロアチアへ出発!◆ドイツ(ミュンヘンのホテル・ダッハウの慰霊碑)その後、シャイニー・シュリンプスたちはドイツへ。チーム一のファッショニスタ・フレッドが手配したホテルなど、中世ヨーロッパを思わせる美しい建造物も登場。心ゆくまでヴァカンスを満喫しながらも、旅にトラブルはつきもの。思わぬトラブルで仲間割れをしたメンバーに、チーム最年長のジョエルはミュンヘンの近くにあるナチス・ドイツの強制収容所があったダッハウの地名を口にする。かつてナチスが、ユダヤ人やロマ民族だけでなく、同性愛者も多数虐殺したという暗い過去を知り、改めてシャイニー・シュリンプスのメンバーは団結を深めるのだった。◆クロアチア(ゲイゲームズ開催地)シャイニー・シュリンプスの目的地であるゲイゲームズの開催地・クロアチア。神秘的な街並みが印象的で、試合が行われる開放的な屋上プールからは美しい海が臨める。本作のセドリック・ル・ギャロ監督曰く、クロアチアは各都市でプライドパレードも行われており、2012年のロンドンオリンピックで金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピックで銀メダルと水球の強豪国でもあることからロケ地になったのだとか。ゲイゲームズのシーンは、オープニングパレードのみ2018年のパリで実施された実際のゲイゲームズで撮影されているが、スクリーンからも熱気や高揚感が伝わってきそうだ。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて近日公開© LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS
2021年07月18日実在するゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”を題材に作られたフランス映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』。7月9日(金)からの日本公開を目前に、本作の続編の製作が決定。今度は“シャイニー・シュリンプス”たちがドンチャン騒ぎをしながら、日本を目指すことが分かった。実在する“シャイニー・シュリンプス”のメンバーたちが自分らしく人生を謳歌する姿に、早くもSNSでは「彼等に自分らしく人生を謳歌するヒントをもらった」「お調子者で個性豊かなシュリンプたちがとっても可愛くて元気をもらった!」「こんなに楽しくて、最後に良い気分で終われる映画は何年振りだろう!!」と、元気付けられる人が続出。2019年5月、フランスで公開されたフランス語映画(続編を除く/2019年5月8日~12日BOX OFFICE MOJO調べ)で初週動員数No.1を記録した本作。この大ヒットを受けて、早くも続編が始動。「日本で映画を作ることは夢のよう」7月9日(金)公開の1作目と同じく続編のメガホンをとるセドリック・ル・ギャロ監督は、「この映画は、フランスで大成功を収めました。出演者全員とマキシム(監督)を連れて、3ヶ月間、フランス国内のプレミアや映画祭を回りました。たくさんの愛とスタンディングオベーションをいただきました。また、フランスを代表するコメディ映画祭『Festival de l’Alpe d’Huez』では、審査員特別賞を受賞しました」と1作目が公開されたことをふり返る。と同時に、「今回、"The Shiny Shrimps "はゲイゲームのために東京に行くのですが、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまい、LGBTQ+にフレンドリーな国ではないロシアの真ん中で立ち往生することになってしまいます」と続編のストーリーを明かした。1作目では、シャイニー・シュリンプスの面々がLGBTQ+が集う世界最大のスポーツと文化の祭典「ゲイゲームズ」の開催国・クロアチアを目指す物語が描かれるが、続編でもシャイニー・シュリンプスの賑やかな面々が再集合し、今度は日本で行われるゲイゲームズに向かいながら様々なトラブルを巻き起こし、またもや彼らのドタバタなストーリーが描かれるようだ。共同で監督を務めるマキシム・ゴヴァールは、「『ロスト・イン・トランスレーション』や『キル・ビル』など、日本で撮影されたアメリカ映画に影響を受けてきた監督としては、日本で映画を作ることは夢のようなことです」とコメント。日本で撮影された数々の名作への思いを馳せ、「何よりも、私たちのシャイニー・シュリンプスのメンバーが地球の裏側に旅をし、彼らの発信するメッセージがあなた方の活気溢れる国に響き渡ることを想像すると、本当に誇りに思います」と、続編への意気込みを語った。この秋には日本での撮影も予定しており、ギャロ監督は「この新しい冒険の一部を撮影するために、秋に日本に行くことを大変楽しみにしています!」と期待のコメントを寄せた。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて近日公開© LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS
2021年07月07日フランスに実在するゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”を題材に作られた映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が7月9日(金)に全国公開される。この度、お笑い芸人のなかやまきんに君が本作の「パワー大使」に就任し、ナレーションを担当した特別映像が公開となった。本作は、同性愛者への心ない発言の罰としてゲイのアマチュア水球チームのコーチをすることになった元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアス(ニコラ・ゴブ)と、パーティー好きなお調子者チームのシャイニー・シュリンプスが、LGBTQ+による世界最大のスポーツの祭典“ゲイゲームズ”を目指すというストーリー。口を開けばジョークや下ネタばかり、試合の勝ち負けにこだわらない明るく愉快なシャイニー・シュリンプスのメンバーに超ストイックなマチアスは呆れるばかり。さらにゲイゲームズ開催の地へ向かう道中も、そのフリーダムな生き様からシャイニー・シュリンプスはトラブルを起こしまくり。どんな時もパワフルに、自由を謳歌するシャイニー・シュリンプスとマチアスたちが引き起こす、ドンチャン騒ぎの意外な結末とは。シャイニー・シュリンプスは自分らしく、人生を楽しむことに全力を注ぐ明るいキャラクター達が集まった水球チーム。なかやまきんに君といえば、先日開催された「第29回東京ノービスボディビル選手権大会」ミスター75キロ超級で悲願の初優勝を果たすなど、シャイニー・シュリンプスのメンバー同様、自分らしく人生を楽しんでいる人物だ。何より、本作となかやまきんに君からあふれんばかりの“パワー”で日本中を明るく元気にしたいという想いから、この度「パワー大使」への就任が決まった。今回、劇中のシャイニー・シュリンプスと同じ水着とスカジャンを着用し、なかやまきんに君がナレーションに挑戦した特別映像では、シャイニー・シュリンプスのコーチを務めることになったマチアスをはじめ、クセだらけのメンバーが紹介される。チーム全員がゲイだが年齢や職業、そして悩みも年齢とともにモテなくなってしまったことや家庭への居場所がないこと、自身の健康についてなど様々。個性的でいつも底抜けに明るいが、辛い現実もユーモアで乗り切る圧倒的な強さを持つシャイニー・シュリンプスが映画でどのような活躍をするのか、期待が高まる内容になっている。合わせて解禁となったインタビューは、本作で1番印象に残った俳優として「アーノルド・シュワルツェネッガー(※出演していません)」をあげるなどお馴染みのネタをはさみながら、タイトルのシュリンプス(えび)にかけて、自身の腕の筋肉で作品を表現する、なかやまきんに君。「本作をどんな人に観て欲しいか?」という質問には「周りと自分が違う、浮いてしまっているのかなと思っている方にこそ観て欲しい」と自分らしく生きたい人の背中を、押してくれるような作品であることを伝えた。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』7月9日(金)公開
2021年06月24日フランスに実在するゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”を題材に作られた映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が7月9日(金)に全国公開される。この度、新映像が公開された。本作は、同性愛者への心ない発言の罰としてゲイのアマチュア水球チームのコーチをすることになった元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアス(ニコラ・ゴブ)と、パーティー好きなお調子者チームのシャイニー・シュリンプスが、LGBTQ+による世界最大のスポーツの祭典“ゲイゲームズ”を目指すというストーリー。口を開けばジョークや下ネタばかり、試合の勝ち負けにこだわらない明るく愉快なシャイニー・シュリンプスのメンバーに超ストイックなマチアスは呆れるばかり。さらにゲイゲームズ開催の地へ向かう道中も、そのフリーダムな生き様からシャイニー・シュリンプスはトラブルを起こしまくり。どんな時もパワフルに、自由を謳歌するシャイニー・シュリンプスとマチアスたちが引き起こす、ドンチャン騒ぎの意外な結末とは。今回解禁となった映像では、華やかすぎるゲイゲームズの開会式の模様が収められている。入場ゲートをくぐると会場には大音量のBGMと共に全世界の代表選手団とオーディエンスが集まり、会場の熱気はまさにオリンピックの開会式並み。そしてフランス代表のシャイニー・シュリンプスは早速の大遅刻。それもそのはず、たどり着くまでの珍道中で出会いに、恋に喧嘩に仲直り、様々なドラマを繰り広げてきたからだ。他の事情は露知らず「ビヨンセの気分!」と場内を縦横無尽に走り回り大騒ぎするメンバーたち。ゲイゲームズで結果を出し、水泳選手としての栄光と家族の信頼を取り戻したいコーチのマチアス、病気のせいでこの大会がシャイニー・シュリンプスの仲間と過ごせる最後の大会となるリーダーのジャン、水球より閉会式の振り付けを絶対に成功させたいフレッド、ただ大会を楽しみたいメンバーたち、それぞれの想いを抱えながらたどり着いたゲイゲームズ。“最強のお調子者チーム”シャイニー・シュリンプスにはどんなドラマが待ち受けるのか?!今後の展開が楽しみな映像となっている。このシーンは、2018年にパリでゲイゲームズが実施された際に撮影されたそうで、本場の空気をほぼそのまま取り入れた貴重なシーンとなっている。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』7月9日(金)公開
2021年06月04日新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日本での公開が延期となっていたフランス映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が、7月9日(金)に公開決定。併せて、本予告と本ポスタービジュアルが解禁された。同性愛者への心ない発言の処罰として、ゲイのアマチュア水球チームのコーチをすることになった、元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアス(ニコラ・ゴブ)。彼に課されたミッションは、弱小チーム「シャイニー・シュリンプス」を3か月後に世界最大のLGBTQ+五輪である“ゲイゲームズ”に出場させることだった!「我らシャイニー・シュリンプス!」とお決まりのポーズと掛け声に全力で取り組む、とにかく明るいシャイニー・シュリンプス。いつもポジティブでハッピーオーラ全開の彼らとは反対に、終始しかめっ面のマチアス。適当にコーチをやり過ごそうとしていたマチアスだったが、今回の予告編では一転。自身をチームに招き入れたリーダーのジャン(アルバン・ルノワール)が病気を隠し、余命わずかな時間を仲間と一緒に楽しみたいと望んでいることを知ってしまう。明るく陽気に振る舞う、ほかのメンバーにもそれぞれ悩みがあり、どんな困難にも持ち前のユーモアで立ち向かって“自分らしく”生きるシャイニー・シュリンプスの姿は、やがてマチアスの心をも変えていく。時にぶつかり合いながらも固い絆で結ばれていく彼らには、予想外のラストが待ち受けていて――。実在のゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルにした本作は、実際にチームの一員で、監督・脚本を務めたセドリック・ル・ギャロの体験に着想を得て製作された。チームに所属するまで、ゲイの友人が1人もいなかったというル・ギャロ監督。それぞれが悩みを抱えながらも、お互いのありのままを受け入れるメンバーたちに出会えたことは、マチアスと同様に「人生が変わるほどの経験」だったという。そして日本での新たな公開日決定に、ル・ギャロ監督と共同で監督を努めたマキシム・ゴヴァール監督の2人から連名でコメントが到着。「一年間の不安定な時期を経て、日本での公開が決まりとても嬉しくワクワクしています。この危機は、人生は儚く短いものであることを思い出させてくれるはずです。だからこそ、本当の自分を受け入れることが急務であり、今しかないのです――それはまさにシャイニー・シュリンプスの目的です。違いを分かち合いましょう、映画館に行きましょう、そしてまたお会いしましょう!」とメッセージを寄せている。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて近日公開© LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS
2021年02月09日VINTAGE(過去)×STREET(今)をコンセプトに、伝統的な物にユースカルチャーの要素を落とし込んだコンテンポラリーなデザインを展開するROSE BUDのストアブランド【CREOLME】 最新コレクションのテーマは -NEW CLASSIC- ヴィンテージライクなオリジナルのバンダナ柄など、クラシカルなムードにコンテンポラリーなグラフィックやシャイニーな素材を加え、適度なエッジが心地よいラインアップ。 天然素材や半袖のデザイン等、7月の暑い時期から活躍するアイテムを展開します。▼ROSE BUD OFFICIAL ONLINE STORE▼ PRINTED T-SHIRT 9,000円 +TAX LONG DRESS 1万8,100円 +TAXBANNDANA PATTERN SHIRT DRESS 2万3,000円 +TAX TUCK PANTS 1万8,100円 +TAXMULTI WAY SLEEVE SHEER TOP 1万1,500円 +TAX SATIN WORK SKIRT WITH BELT 1万5,400円 +TAXBANNDANA PATTERN SHIRT 1万8,100円 +TAX SATIN CAMISOLE 7,000円 +TAX TUCK PANTS 1万8,100円 +TAXCREOLME 2020 early Autumn -NEW CLASSIC-ROSE BUDオンラインストア・店舗にて7月21日より販売▼ROSE BUD OFFICIAL ONLINE STORE▼ CREOLME“ルールには囚われない”自由に楽しめる権利があるならば自分の着たい様に着る事がすべて。VINTAGE(過去)×STREET(今)混在したルーツから生まれる新たなるインスピレーション。伝統的な物にユースカルチャーの要素を落とし込んだコンテンポラリーなデザインを展開。年齢やスタイルを定義することなく直感・本能でファッションを楽しむ女性に向けて、CREOLME(クレオルム)はアトラクティヴなスタイルを提案します。<instagram>@creolme_official#CREOLME<BRAND PAGE>▼instagram LIVE▼7月22日(水)20:00~ROSE BUDオフィシャルアカウント(@rosebud_official_)のインスタライブにCREOLMEのデザイナーが登場! 最新コレクションの着こなしをご紹介します。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月22日フランス映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が、2021年7月9日(金)に全国公開される。実話をもとにした、弱小水球チームの奮闘劇映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』は、実話をもとにした、ゲイの弱小水球チームの奮闘劇をコミカルに描いたフランス作品。本国では、フランス映画初週動員数1位を記録。思い切り笑って泣ける映画として話題を集めた。監督×チームメンバーの“予期せぬ出会い”物語は、元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアスが、同性愛者への心ない発言の罰として、ゲイのアマチュア水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のコーチに就任することから始まる。ゲイが大嫌いなマチアスは、一癖も二癖もあるメンバーたちと適当にやり過ごそうと考えていたが、3ヶ月後にクロアチアで開催されるLGBTQ+のスポーツの祭典に出場させるミッションが課せられてしまう。果たして、チームをまとめることができるのかー?!“シャイニー・シュリンプス”の魅力「シャイニー・シュリンプス」に集うのは、年齢も国籍も異なる個性豊かな面々。パーティー大好きでお調子者が多いが、その内側には家族、恋、自分の健康…と誰もがそれぞれの悩みを抱えている。しかし「たとえ現実が厳しくともユーモアが勝利する」という本作の根底のテーマの通り、彼らはいつだって明るく、優しい。本来あるはずのなかった“出会い”によって、やがて娘や家族との関係を犠牲にしてきたマチアスにも変化が現れていきー?!“シャイニー・シュリンプス”のメンバーが監督に監督を務めたのは、本作のモデルとなった水球チームのメンバー セドリック・ル・ギャロ。「奇異で過激と見られようと自分を貫く自由な仲間との旅は、人生観が変わるほどの経験だった」という彼の体験と熱い想いが、たっぷりと込められている。“日本が舞台”の続編も映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』はフランスでの大ヒットを受け、続編制作も決定。1作目と同じく続編のメガホンを取るセドリック・ル・ギャロは「今回、"The Shiny Shrimps "はゲイゲームのために東京に行くのですが、乗り継ぎ便に乗り遅れてしまい、LGBTQ+にフレンドリーな国ではないロシアの真ん中で立ち往生することになってしまいます」と、続編のストーリーを明かしている。共同監督のマキシム・ゴヴァールも「『ロスト・イン・トランスレーション』や『キル・ビル』など、日本で撮影されたアメリカ映画に影響を受けてきた監督としては、日本で映画を作ることは夢のようなことです」とコメントを寄せた。詳細フランス映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』公開日:2021年7月9日(金)監督・脚本:セドリック・ル・ギャロ、マキシム・ゴヴァール出演:ニコラ・ゴブ、アルバン・ルノワール、ミカエル・アビブル、デイヴィット・バイオット、ロマン・ランクリー、ローランド・メノウ、ジェフリー・クエット、ロマン・ブロー、フェリックス・マルティネス配給:ポニーキャニオン、フラッグ<ストーリー>50メートル自由形の銀メダリスト・マチアスは、同性愛差別発言によって世界水泳大会への出場資格を失ってしまう。再び資格を得るために出された条件は、3ヶ月後にクロアチアで開催されるゲイゲームズ出場を目指すゲイの水球チームのコーチになること!?渋々引き受けたマチアスが対峙したのは、一癖も二癖もあるメンバーが揃う弱小チーム「シャイニー・シュリンプス」だった。適当にやりすごそうと考えていたマチアスだったが、悩みを抱えながらも大会を通して自分らしさを表現しようとするメンバーたちに、少しずつ心を開いていく。愛娘ヴィクトワールの後押しもあって真剣に向き合うようになったマチアスに応え、チームは次第にまとまるように。なんとか予選を通過できたものの、クロアチアに向かう道中、メンバーが仲間割れをしてしまうある事件が起きる。そしてマチアスとシャイニー・シュリンプスのメンバーには、思いもよらない悲しい現実が待ち受けていたー。
2020年04月11日2019年5月にフランスで公開されたフランス語映画で初週動員数No.1を記録した感動のヒューマンドラマ『The Shiny Shrimps』が、邦題を『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』として公開決定。併せて、特報とティザービジュアルが解禁となった。同性愛者への心ない発言の罰として、ゲイのアマチュア水球チームのコーチをすることになった、元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアス。そんな彼に課されたミッションは、弱小チーム「シャイニー・シュリンプス」を3か月後にクロアチアで開催される世界最大のLGBTQ+五輪“ゲイゲームズ”に出場させることだった。しかし、メンバーは勝ち負けにこだわらない“パーティー好き”なお調子者の集まりで…。果たしてマチアスはチームをまとめることができるのか――?実在する水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルにした本作は、メンバーの一員でもあるセドリック・ル・ギャロが本作の監督、脚本を務めている。「奇異で過激と見られようと自分を貫く自由な仲間との旅は、人生観が変わるほどの経験でした。何よりも、辛い現実をユーモアで乗り切る彼らの圧倒的な強さを知ってもらいたい」というル・ギャロ監督の思いから、悩める全ての人たちを元気にする感動のヒューマンドラマが誕生した。今回解禁された特報は、ユニークな振り付けと共に発せられる「お前らブッつぶす!我らシャイニー・シュリンプス!」という元気なチームの掛け声から始まる。年齢、人種、ジェンダーも様々なシャイニー・シュリンプスのメンバーたち。そこにコーチとしてやってきたマチアスは、終始浮かない表情。水泳選手として伸び悩み、オリンピック候補からも外され、プライベートでも娘とうまくいかない彼にとって、まともに練習をしないシャイニー・シュリンプスへの指導は時間の無駄でしかない。しかし、誰しも悩みを抱え、それでも自分らしく楽しく生きているシャイニー・シュリンプスのメンバーと過ごす中で、マチアスの心にも変化が訪れる。映像の最後は、「君たちに出会えて良かった」と語る感動の場面で締めくくられている。特報と同時にティザービジュアルも解禁。「人生楽しんだもん勝ち!」と、まさにシャイニー・シュリンプスの生き様を表すようなキャッチコピーとともに写し出されるのは、チームでひとり反対方向を向くマチアスの姿。劇中でチームメンバーとマチアスの関係性がどのように変化していくのか、期待が高まる1枚に仕上がっている。『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』は7月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月19日動くたびにキラキラと輝きを見せるシャイニー素材。装いに取り入れるだけで、女性らしくエッジの利いたスタイルに。素材や光沢感にこだわったアイテムが豊富にラインナップ。絶妙な輝きが楽しめる、オーロラカラーのPVC。見る角度によって反射の仕方が変わるPVCバッグ。マチがしっかりとあるため、お出かけのお供に。ショルダーチェーン付き。W27.5×H28×マチ7.5cm¥4,800(ブリスンセル/レイ ビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)耳元をカラフルに彩るオブジェのようなピアス。日本発のジュエリーブランド、Preekの大ぶりボールピアスは、鮮やかな発色とツヤ感がインパクト大。写真のパープルのほか、グリーンやレッドもあり。¥38,000(プリーク/エイチ ビューティ&ユース TEL:03・6438・5230)大粒のスパンコールが主役級の存在感を放つ!華やかなスパンコールを、背面のリブの切り替えでカジュアルダウン。ウエストのラインや裾のチュールもポイント。スカート¥52,000(ミュベール/ギャラリー・ミュベール TEL:03・6427・2162)Tシャツはスタイリスト私物女性らしさを引き出すミドル丈ワンピース。フィット感が心地よいリブ素材に、繊細なシルバーラメがきらり。深めのネックデザインは洗練された印象を醸し出す。リブの縦ラインと片側のみに入った深めのスリットのおかげで、体をすっきりと見せてくれるのも嬉しい。ワンピース¥33,000プルオーバー¥15,000(共にフィーニー TEL:03・6407・8503)レギンス¥22,000(ザ ダラス/ザ ダラス ラボ TEL:03・5491・7331)ネックレス¥40,000(アナザー フェザー/デューン TEL:03・5784・3266)サンダル¥57,000(ソロヴィエール/トゥモローランド TEL:0120・983・511)マットゴールドなら、上品さも遊び心もゲット。チタン製メタルフレームのメガネは、福井県鯖江市で製作するpineから。直線的なデザインが、メタルフレームのクールな質感を引き立ててくれる。シルバーもあり。¥43,000(パイン/アルファ PR TEL:03・5413・3546)※『anan』2019年5月29日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・武政ヘア&メイク・TANO(CUTTERS)モデル・リー・モモカ(by anan編集部)
2019年05月23日