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シャープは11月11日、「ヘルシオ お茶プレッソ」シリーズ用茶葉「ヘルシオお茶プレッソで飲む抹茶 XZ-TNB01A」を発表した。発売は11月18日。内容量は60gで、希望小売価格は税抜6,000円。ヘルシオ お茶プレッソは、本体に備わったセラミック製の「お茶うす」で茶葉を粉末状にしたうえで、湯などを注いでお茶を淹れてくれるお茶メーカー。今回発売されるヘルシオお茶プレッソで飲む抹茶は、抹茶を臼挽きして粉末にする前の茶葉「碾茶(てんちゃ)」で、京都府宇治市で栽培された一番茶を採用。優しい渋みと旨みが特徴だという。お茶プレッソを用いれば、挽きたての抹茶を作れる。空気による酸化などを抑えながら、緑茶本来の鮮やかな緑色と風味を楽しめる。
2015年11月11日シャープは11月10日、大型デジタルサイネージ市場に向けの80V型のインフォメーションディスプレイ2機種「PN-H801」、「PN-E803」を2016年1月中旬より順次発売すると発表した。価格はいずれもオープン。高精細4K液晶パネルを採用した「PN-H801」は、広色域の直下型LEDバックライトの搭載し、サイネージ広告はもちろん、公共空間における情報表示端末や会議室での利用にも最適だという。また、アップコンバートエンジン搭載により、4Kの解像度に満たないコンテンツも精細感を高めて美しく表示するほか、動画対応のメディアプレーヤーを標準搭載しているので、パソコンと接続しなくてもコンテンツの再生が可能。最大解像度は3,840×2,160ドット、輝度(標準値)は440cd/m2、コントラスト比は4,000:1。外形寸法(突起部を除く)/質量は幅約1,816×奥行約114×高さ約1,045mm/約54Kg。一方の「PN-E803」は、幅約1,850×奥行約96×高さ約1,072mm/約57kgと、従来機に比べ本体の奥行きを約22%、重量を約28%削減。壁や柱と一体化した設置がしやすくなり、店舗やオフィス、公共空間などでの利用シーンが広がるという。最大解像度は1,920×1,080ドット、輝度(標準値)は470cd/m2、コントラスト比は5,000:1。PN-H801は2016年2月上旬、PN-E803は2016年1月中旬より発売される。
2015年11月11日シャープは11月9日、「プラズマクラスターエアコン Xシリーズ」を発表した。冷房定格能力が2.2kW(6~9畳)~7.1kW(20~30畳)の9モデルで、発売は12月11日。価格はオープン。推定市場価格は冷房定格能力によって異なり、230,000円前後から350,000円前後だ(いずれも税別)。Xシリーズは、内部を清潔に保つ「風クリーンシステム」を搭載したルームエアコン。従来の風クリーンシステムに、「掃除アシストブラシ」を追加した。掃除アシストブラシは、エアーフィルターの内側に入り込んだホコリや油汚れを押し出し、ホコリの侵入を防ぐ。かき取ったゴミはダストボックスへ集められる仕組みだ。エアコンを使用していないときに、カビの発生しやすい20℃以上、湿度70%以上になると自動でファンを逆回転させ、高濃度プラズマクラスターイオンを充満させる機能も持つ。これらによって、吹き出す風に含まれるカビ菌を約99%低減できる。「高濃度プラズマクラスター25000」により、部屋の床面まで高濃度のプラズマクラスターを届けて、室内のカビや付着臭の分解・除去が可能だ。カーペットに染みついた汗の匂いまで消臭する「パワフルショット」や、部屋干しの生乾き臭を抑える「部屋干しモード」といった機能を搭載する。吹き出し口周辺のルーバーは、取り外して水洗いできるのも特徴だ。2015年1月発売のSXシリーズと比較して、空気の吸い込み口と送風ファンは大型化された。これにより、送風効率がアップ。さらに、熱交換器の有効面積を13%拡大することで、従来機と比較すると約5.8%ほど省エネ性能が向上しているという。サイズは9モデル共通で、室内機がW798×D370×H295mm、室外機がW800×D300×H630mm。
2015年11月09日シャープは11月6日、液晶テレビ「AQUOS 4K」ラインナップのプロモーションに、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用したプロモーションを実施すると発表した。11月21日からテレビコマーシャルを全国放映するなどトータルプロモーションを展開する。シャープは6月から、同社の4K表示対応液晶テレビのプロモーションに歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用している。引き続き「美は、細部に宿る。」のキーメッセージのもと、8K相当の解像感を得られる4Kテレビ「AQUOS 4K NEXT」を含む9モデルをPR。新開発の音声システム「AROUND SPEAKER SYSTEM」を、テレビコマーシャルやWeb、デジタルサイネージ広告、店頭などでビジュアル的にアピールするトータルプロモーションを展開していく。テレビコマーシャルは11月21日から全国放映を開始するが、それに先がけて12日からWebページでも公開する。新テレビコマーシャルでは、きゃりーぱみゅぱみゅさんがオーケストラの各パート全員を1人で演じる。
2015年11月06日●「無水調理=難しい」の常識が覆されるシャープから11月5日に発売された「ヘルシオ ホットクック KN-HT99A」(以下、ホットクック)。健康な食生活を実現する同社の調理家電「ヘルシオ」シリーズで、初めて"煮る"調理を目的とした電気鍋だ。気になる新製品をひと足先に使ってみた感想をお伝えしよう。前編では基本的な使い方を紹介したが、後編では使い勝手などについて率直な感想をお伝えしたい。○料理が苦手な人でも大丈夫実を言うと、筆者は鍋オタクでもある。無水調理用の鍋も複数種類持っており、無水調理のおいしさについてはすでに熟知していたものの、「今さら、電気無水鍋までは必要ない」と思っていたフシがあった。ところが今回、実際にホットクックを使ってみて感じたのは、無水調理ができる鍋と電気無水鍋は別物であるということ。前述のとおり、ホットクックが勝手に調理してくれるという点だけでも、十分価値がある。ゆえに、すでに無水調理用の鍋を持っていても、それとは別でホットクックを持っておいてもいいのではないか、と思う。無水調理用の鍋を持っていない人にも、もちろんオススメしたい。日頃、複数の鍋を駆使して料理する筆者であっても、それぞれの鍋固有のクセなどを理解して使いこなすには、それなりに練習が必要。焦がしてしまうといった失敗も数多く経験してきている。しかし、ホットクックは料理初心者がいきなり使っても、メニュー設定さえ間違えなければ、基本的には失敗しない。レシピブックを参考にしながら、だいたいは目分量で材料をセットしたが、一度も失敗しなかった。それもそのはず、ホットクックは温度センサーと湿度センサーを備える。水蒸気の量まで検知して火加減を調整してくれるので、料理が得意ではない人も心配無用だ。●「メリットのほうが多い」と断言できる○実は狭いキッチンにこそオススメホットクックは通常の鍋に比べると、同じ容量でもサイズが大きいのが悩ましいところ。内鍋だけでなく、ヒーターや制御基板なども備えているため、仕方ないとは思うが、初めて見たときも「大きいよな~」という印象で、ある程度のキッチンスペースがないと使えないと思っていた。ところが、実際に使ってみると、大きさはさほど問題にならなかった。もちろん、ホットクックそのものを置けることが前提になるが、切ったそばから材料を投入していけるので余計なスペースが必要ない。コンロで調理するときとちがって、あらかじめ食材をカットしておかなくてもいい。1人暮らしのキッチンだと、どうしても調理スペースが狭かったり、コンロの口数が少なかったりするが、電気鍋ならコンセントさえあればどこでも調理できる。キッチンで準備して、調理中は別の部屋へ移動させても構わないのだ。そういう意味では、実は狭いキッチンにこそ適しているかもしれない。手入れが簡単なのも魅力的だ。基本は内鍋と内ブタ、まぜ技ユニット、蒸気口カバー、つゆ受けを洗えばいいだけ。取り外しも簡単で、それぞれアナログの鍋より断然軽くて扱いやすい。内鍋を調理後に放置しておくと、メニューによっては汚れを落としにくくなってしまう。その場合には、煮物を作る要領で水と重層を入れて10分程度加熱すればキレイに落ちた。このとき手動で設定していたが、たとえば、ニオイが取れにくい魚料理のあとの消臭、煮沸消毒といった「お手入れモード」のようなものがあるともっと便利になるだろう。○次モデルを待つかどうかで悩み中あともう1点わがままをいえば、自動メニューでもそれぞれ具体的にどのようなプログラムになっているのかわかるとうれしい。レシピブックを見ながらいろいろと試していくうちに、料理好きな人であればそのうちオリジナルのメニューも作りたくなってくるだろう。その場合に、どのコースを選んで調理すればいいか判断するために、詳細がわかるようになっていると応用がきく。とはいえ、初代製品でありながら、全体的に完成度が高い。10日ほどで合計30品以上のメニューを作ってみて、「ここがこうだったらもっといいのに」という思いはあれど、不便や不満に思うレベルのダメ出し要素はほとんどなかった。細かな要望はこれまで書いたとおりだが、むしろメリットのほうが大きく上回る、というのが正直な感想だ。まだ先の話ではあるものの、第2世代のモデルでは、ユーザーの声を反映して、より使い勝手のいい製品に進化すると予想される。そう考えると「今すぐ購入!」というのは迷ってしまう。しかし、ホットクックを使っていないここ数日、その便利さを痛感しており、「今すぐ買いたい家電リスト」急上昇中だ。
2015年11月06日シャープは11月5日、プラズマクラスターイオン発生機の新製品として、天井設置型の「ニオワンLEDプラス」2機種と、ベッドサイド用の「IG-HBP1」を発表した。発売はいずれも11月26日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はニオワンLEDプラスが2畳用「IG-HTA30」で30,000円前後、1畳用「IG-HTA20」で22,000円前後、IG-HBP1が20,000円前後だ。○天井設置型の「ニオワンLEDプラス」ニオワンLEDプラスは、主にトイレでの使用を想定して2014年11月に発売された「IG-GTA20」の後継モデルに当たる。適用床面積が約1畳のIG-HTA20に、約2畳用のIG-HTA30を追加。トイレだけでなく玄関や洗面所などにも設置できるとする。約1畳用のIG-HTA20は体積が従来比で約30%削減された。「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載し、床などに付着したニオイの原因菌を除菌・消臭する。また、天井に設置する照明として機能するよう、LEDライトを備える。全光束(明るさ)はIG-HTA20が485ルーメン、IG-HTA30が810ルーメン。IG-HTA30のみ明るさを3段階で調節可能だ。一般的な電球と同じE26口金形状を採用しているため、取り付け工事などを行わずに設置可能だ。人感センサーを搭載し、LEDライトのオン・オフ、プラズマクラスター運転の標準・強を自動で切り替える。IG-HTA30は、人がいないときのプラズマクラスター運転を、「強運転」「3時間の強運転後に標準運転」「常時標準運転」の3種類から選択可能だ。サイズと重量はIG-HTA20がW85×D85×H220mm/440g、IG-HTA30がW117×D117×H220mm/640g。光色は電球色。○ベッドサイド用の「IG-HBP1」IG-HBP1は、2014年11月に発売された「IG-GBP1」の後継モデルに当たる。シェードはリボンをイメージしたものから、香水瓶をイメージしたスリムなものへ変更された。高濃度プラズマクラスター25000を放出して肌をケアする「おやすみ運転」や、汗のニオイなどを消臭する「枕リフレッシュ運転」、さくら色のあかりは、引き続き採用している。明るさは2段階で調整でき、そのほか、だんだん暗くなって30分後に消灯するタイマー機能も持つ。サイズはW130×D130×H179mm、重量は465g。プラズマクラスター25000の適用床面積は約70cm。運転音はおやすみ運転時で19dB、枕リフレッシュ運転時で33dB。プラズマクラスターイオンの吹き出し方向を調節できるノズル、ユニット清掃ブラシが付属する。
2015年11月05日シャープは11月5日、空気清浄適用床面積~65畳の大空間向けプラズマクラスター空気清浄機「FP-140EX」を発表した。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別165,000円前後だ。FP-140EXは、CADR(※)において「タバコの煙」「ホコリ」「花粉」の全項目で最高値を取得しつつ、最大運転音55dB以下を実現した空気清浄機。空気清浄の適用床面積は~65畳で、シャープは家庭のリビングだけでなく、飲食店やオフィスなどでの使用も想定している。※:クリーンエア供給率。米国家電協会が定めた指標で、空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す。数値が高いほど部屋の空気を浄化するスピードが速い。ファンとモーターをそれぞれ2基ずつ搭載したことで、毎分14立方mの大風量を実現。これによって、大空間の空気清浄が可能になった。また、2基ずつのファンとモーターを採用したことで、ファンの回転数を抑えながらも風量をアップし、最大運転音の低減も実現している。強運転時の最大運転音は55dB、静音運転時は26dBだ。ファンには、摩擦抵抗が少ないトンボの羽根形状を応用したネイチャーファンを採用。0.3μmの微小な粒子を99.97%以上捕らえられる静電HEPAフィルターを2枚備え、CADR各項目で最高値を獲得した。プレフィルターにたまったホコリを自動で掃除する「プレフィルター自動掃除」機能を持つ。プレフィルターが上下に動き、お掃除ブラシがフィルター表面のホコリをかき取って、ダストボックス内へ回収する仕組みだ。使用環境によって異なるが、ダストボックス内のゴミは約6カ月間に1度捨てればよい。プレフィルターの目の細かさは従来モデルに比べて約1/5で、内部へホコリが侵入しにくくなった。操作は天面のタッチパネルで行う。運転停止時は電源ボタンと時刻のみを表示し、運転開始時にその他の操作ボタンが浮かび上がる。0.5μmの微小な粒子まで検知する「高感度ホコリセンサー」と「ニオイセンサー」を備え、「ニオイ」「ホコリ」「PM2.5」の3項目で空気の汚れ具合を判定。測定結果によって自動で風量を調節する機能も持つ。サイズはW549×D327×H818mm、重量は約21kg。8畳の空気清浄にかかる時間は5分。消費電力は7.7~123W。CADR値はタバコの煙で450cfm以上、ホコリで400cfm以上、花粉で450cfm以上。
2015年11月05日●ヘルシオ初、「煮る」家電シャープから11月5日に発売される「ヘルシオ ホットクック KN-HT99A」(以下、ホットクック)。ウォーターオーブンをはじめ、健康な食生活を実現する同社の調理家電「ヘルシオ」シリーズで、初めて"煮る"調理を目的とした電気鍋だ。業界初(※)となる無水調理を実現した家電のホットクックを、ひと足先に使ってみた感想をお伝えしよう。※シャープ調べ。○無水調理とは?まずは無水調理について簡単に解説しておこう。無水調理とは、その名の通り、水を使わない調理方法だ。通常、鍋には水分を足さなければ、焦げ付いたり、空焚きになったりしてしまうが、無水調理に対応した鍋であれば、食材の水分のみで加熱調理できる。加熱中に食材から発生する水分を鍋へ還元するという仕組みで、食材の持つ栄養素や旨みが水に溶け出さないというのがメリットだ。煮物はもちろん、ダッチオーブンのように野菜や肉をローストできるほか、くん製も作れる。ホットクックはこの無水調理を電気鍋に取り入れた製品だ。ホットクックでの無水調理を可能にしているのは、内ブタに設けられた円錐状の「旨みドリップ加工」。加熱中に食材から発生した水蒸気が、この突起によって水滴になり、鍋へと戻っていく。●名前通り「放っとく」だけでOK○予約機能が優秀一般的な電気鍋の利点は、なんといってもつきっきり調理からの解放だ。電気鍋を一度も使ったことがない人も、その便利さを味わうと手放せなくなってしまうだろう。筆者もその一人だ。ホットクックは自動メニュー85、手動メニュー15の合計100メニューを搭載しているが、無水調理ができる以外は、一般的な電気鍋とほぼ同じ。材料セットさえしておけば、ボタン1つであとはすべてお任せで、自分はその間好きなように時間を使える。日中、仕事で出かけてしまう人はいうまでもなく、そうでない人も火の番をするために鍋の前につきっきりでいなくてもよいので、ホットクックが調理している間に他の家事を済ませたり、買い物へ行ったり、時間を有効活用できる。ちなみに、製品名である「HOTCOOK(ホットクック)」も、実は関西弁の"放っとく"に由来する。指定した時間に料理ができあがる予約調理も可能だ。ここでホットクックが特に優れているのが、スタート後、一度100℃まで加熱して食材に火を通した後、いったん温度を下げて味を染みこませ、食材が腐敗しにくい70℃前後をキープ、設定時刻の直前に仕上げをしてくれるというところ。予約調理は最大12時間まで設定可能だ。夏場は食材がいたんでしまうのが心配だが、これならば安心してホットクックに任せられそう。気が利いているなぁと感心したポイントだ。この予約調理機能をふまえると、1人暮らしの社会人にもオススメしたい。出勤前に、炊飯器と同じ感覚でセットさえしておけば、帰宅時には温かくておいしい食事が待っているというのはこの上ない幸せ。しかも、外食や惣菜などを買う機会を減らせるので、節約や食生活の改善にもつながる。●鍋内のかき混ぜも自動○感動のホワイトソース他の電気鍋と比較した際の長所は、「まぜ技ユニット」にあるだろう。実はこれが一番の功労者だと実感している。「まぜ技ユニット」というのは、内ブタに取り付ける部品のことで、2本の棒で鍋内を自動でかき混ぜてくれるものだ。シャープが2012年に発売したIH炊飯器に「かいてんユニット」という名前で搭載しているものと、役割としてはほぼ同じ。もともとは米を研ぐために付けられたものだが、ホットクックでこそ、その機能が活きると感じた。まぜ技ユニットがあることによって、バラエティーに富むメニューの調理が可能になっている。今回、ホットクックで30品以上を調理してみたが、自動かき混ぜ機能による恩恵を特に受けられたのが「ホワイトソース」だ。牛乳とバター、小麦粉で作るホワイトソースは、火加減がポイント。一定の温度を保ちながらゆっくりとかき混ぜていく作業は、温度が変化しやすい直火よりも、センサーで温度を検知して温度管理・制御できるIHのほうが適している。この温度管理・制御に加えてかき混ぜまで行うのがホットクックの強み。一般的な電気鍋だとかき混ぜまでは不可能でも、ホットクックであれば材料を入れてボタン1つでホワイトソースを作れる。一定の間隔でゆっくりゆっくり混ぜてくれるおかげで、ダマが一切ない、なめらかなホワイトソースが勝手にできあがって感動した。○とろみのある料理もお任せ自動かき混ぜ機能と無水調理の合わせ技で可能になっているのが、とろみのある料理。付属のレシピブックに「八宝菜」や「鶏肉のカシューナッツ炒め」といったメニューが載っていて、「本当にできるの!?」と半信半疑ながらとりあえず作ってみた。手順は、材料入れてあとはお任せ、と基本的には今までと同じだ。ところが、とろみのあるメニューだと、鍋に食材をセットする前に、ビニール袋などに食材を入れて、片栗粉をまんべんなくまぶすというひと手間が必要になる。材料をすべてセットして待つこと約20分。フタを開けてみると、まぎれもない、鶏肉のカシューナッツ炒めができあがっていた! 実際に作ってみて、加熱中に食材から発生する水分がまぶしてある片栗粉を溶かし、まぜ技ユニットが全体をかき混ぜて、まんべんなくとろみがつくのだろうとわかった。ホワイトソース同様、片栗粉でとろみを付けるのも、火加減や水分量、混ぜ合わせるタイミングが難しい。しかし、無水調理と電気鍋の合わせ技で、難しいことはすべて機械に任せられる。ちなみに、ホワイトシチューもこの方法を使う。あらかじめ食材に小麦粉をまぶしておき、少量の牛乳とバターを入れておけば、市販のルーいらずだ。電気ではない無水調理用の鍋で同じことをしようとすると、人の手でかき混ぜている間はフタを開けなくてはならないため、水分が外へ逃げてしまう。そう考えると、これはホットクックでしかできない調理方法だろう。前編では、基本的な使い方などを紹介してきた。後編では、使い勝手やどんな人にオススメか、率直な感想をお伝えしよう。
2015年11月05日シャープは10月16日、重さ2.9kgでコンパクトなキャニスター型のサイクロン式掃除機「EC-PX700」を発表した。発売は10月22日で、価格はオープン。推定市場価格は税別40,000円前後。9月に発売したキャニスター型掃除機「EC-VX700」と「EC-LX700」と同様、従来のサイクロン部の周囲に8つの小型サイクロンを配置した「パラレルフローサイクロン」を採用。内と外の2段階のサイクロンで、微細なゴミを99.9%以上遠心分離できるため、ダストカップ上部のプリーツフィルターが不要になり、手入れの手間を省ける。ダストカップ内の満量ラインまでゴミがたまっても、99%風量が持続する。本体後部にある取り外し可能なフィルターは、約2年半掃除しなくても良い。汚れやすいダストカップとサイクロン部は、まるごと水洗い可能だ。さらに、ダストカップ内にプラズマクラスターを放出する機能も持つ。本体サイズはW215×D350×H229mm、本体重量は2.9kg。ダストカップ容量は0.25L。吸込仕事率は210~約40W。電源コードの長さは5m。カラーはピンク系。
2015年10月17日シャープは10月13日、ブルーレイディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル8製品を発表した。発売はいずれも10月29日。価格はオープンで、推定市場価格は55,000円から120,000円前後(税別)。業界で初めて「スマートフォンQRコード表示」機能を搭載したBDレコーダー。リモコンの「番組情報」ボタンを押すと、視聴している番組や関連情報などのURLとQRコードを自動で表示する。QRコードをスマートフォンなどで読み取ると、出演者情報や番組内で紹介された情報、番組プレゼントの応募ページなどにアクセスできる。また、連続ドラマの新番組を自動録画する「ドラ丸」機能も搭載。地上デジタル放送の新作ドラマを自動でリストアップし、4週間分を録画する。選択した番組の内容を、一画面あたり最大60個のサムネイルで一覧表示する「番組内容丸わかり」機能では、おおよその番組内容を番組を再生せずに確認できる。サムネイルの表示間隔は、5段階(1分/2分/3分/4分/5分)から選択可能だ。Wi-Fi機能と有線LAN機能を搭載し、DLNAもサポート。また「外からリモート視聴」にも対応しており、録画した番組を外出先からスマートフォンなどで視聴できる。USB HDDによるストレージ拡張も可能。「BD-T3800」のみ、スロットインハードディスク「SHDD」を利用できる。録画した番組を他の対応機器で再生するSeeQVault規格に対応。また、別のAQUOSブルーレイに録画した番組をダビングできる「買い替えお引越しダビング」機能を搭載。本体サイズは全モデル共通で、W430×D236×H58mm。カラーはBD-W1800Wのみホワイトで、ほかはすべてブラックとなる。
2015年10月13日ソフトバンクは、同社が販売していたシャープ製の携帯電話の一部において、2016年1月1日以降、正しい日時表示ができなくなる不具合があるとして、機種変更を呼びかけている。対象機種では、2016年1月1日以降、正しい日時表示ができなくなるほか、発着信履歴およびメール送受信履歴などの時刻表示も正しく表示されない。対象機種は、2006年発売の「911SH」や、Vodafoneの「V705SH」など。同社は、正しい日時表示での利用を希望するユーザーに対し、機種変更することを勧めている。ソフトバンク広報に、こうした不具合について問い合わせると「対象機種に搭載されているチップセットが2016年以降の表示に対応しておらず、ソフトウェアアップデートでも修正することができないため」と理由を説明した。対象機種は以下の通り。V705SH(705SH)810SH811SH812SH812SH s812SH sII813SH904SH905SH910SH911SH
2015年10月13日シャープはCEATEC JAPAN 2015開催前日の10月6日、報道関係者向けに同社ブースの展示内容を公開した。ブースではロボット電話「RoBoHoN」のほか、メインテーマと位置づけている「ココロプロジェクトゾーン」に大きなスペースを割いている。ココロプロジェクトは独自のAI技術であるココロエンジンを活用するとともに、音声認識を通じて、家電製品と対話しながら、ひとり一人のユーザーにココロからおもてなしを行い、ライフスタイルに寄り添う家電を目指すもの。様々な製品にココロエンジンを搭載する横断型プロジェクトだ。同社の「ともだち家電」やAQUOS、エモパーといった技術や製品を結ぶとともに、生活家電、モバイル、AV家電の技術を融合することでココロエンジンを深化させるという。ブースでは、ココロプロジェクトの具体的な製品として、RoBoHoNのほかに、プラズマクラスター冷蔵庫「SJ-TF50B」、オーブンレンジ「ヘルシオ AX-XP2WF」、液晶テレビ「AQUOS」の新UI、スマートフォン「AQUOS」のエモパー搭載モデルを展示。冷蔵庫のSJ-TF50Bでは、「期限の近い食材を声で知らせたり、食材を音声対話で登録できる買い物メモ機能、手元にある食材を声で伝えると調理メニューを検索してくれる機能」などを実現。また、液晶テレビAQUOSでは、「画面がオフでも人が近づくと電源が入り、話しかけると、その人の声を認識して、好きなコンテンツの最新版を自動的に表示してくれるといった使い方ができる」という。○8KモニターやFFDなどの次世代技術も「AQUOS 4K NEXT & 8K映像モニターゾーン」では、独自の4原色技術と超解像8Kアップコンバート回路を搭載した「AQUOS 4K NEXT」の第2世代製品となる「LC-70XG35」と、市販品として世界で初めて8K(スーパーハイビジョン)規格に準拠した85型IGZO液晶パネル採用の「LV-85001」を展示。高精細、広色域、高コントラストを実現するとともに、波面合成による臨場感のある音場を実現してみせた。「8Kの優れた映像には、それに伴った音が必要。だが、そのために個人が大きな投資をするのでは意味がない。波面合成技術はコスト面でも革新的なものになる。また、85型IGZO液晶パネル採用の8K映像モニターは、BtoB用途での利用を想定したものであり、CGをリアルタイム表示し、細かいディテールや質感まで再現できる」(シャープ・水嶋繁光会長)という。また、デザインを革新するディスプレイとして注目を集めているフリーフォームディスプレイ(FFD)の展示にも力が入っている。とくに注目を集めているのが、FFDの進化版として初公開した曲面型FFD。「応用範囲は幅広く想定できる。これまでのFFDの可能性をさらに広げるものになる」(水嶋会長)として、自動車へのダッシュボードへの搭載など期待が膨らむ。さらに、液晶の向こう側が見え、ショーウインドウなどに利用できるシースルーディスプレイや、鏡面となっているディスプレイに様々な情報が表示できるミラーディスプレイなども展示している。○新ビジョン「AIoT」一方、シャープはプレス向けの説明会において、新たな家電製品の事業ビジョンとして、モノの人工知能化を目指すことを打ち出した。シャープ 代表取締役兼専務執行役員の長谷川祥典氏は、「2016年度から、AIoTの製品展開を本格化する。多くの家電をクラウドに接続して、人工知能化することで、機能や動作が快適になる」と切り出し、「これまでの家電メーカーは、ハードウェアを提供してきたが、クラウドサービスを一体提供することでユーザー価値が飛躍的に向上する。IoTは、スマホでエアコンをコントロールしたり、家電の状況を確認するといった使い方が多いが、AIoTでは人工知能を活用することで、食材から今日の料理を提案するなど、それぞれのお客様にあったサービスを提供できる点が異なる」とした。家電の人工知能化においては、これまでのココロエンジンで培ってきた「音声対話」、エモパーなどで培ってきた「センシング・人工知能」に加えて、年齢や性別だけでなく、暑がりやサッカー好きといった「ゆるやかな嗜好」を学習する「嗜好理解」を活用するという。「わが家流に快適に成長し、その場ですぐにサービスが利用できる家電」を目指すという。また、「AIoTには、サービス事業者にも参加してもらえるものになる。事業規模は未知だが、大きなビジネス成長が見込める。サービスの最前線のタッチポイントにあるのが家電。未開拓のビジネス領域に踏み出すことになる」と語った。なお、現時点では、AIoTの事業規模などについては明確にはしていない。
2015年10月07日シャープはモバイル型ロボット電話「RoBoHoN (ロボホン)」を開発。2016年前半に発売すると発表した。10月7日から開催される「CEATEC JAPAN 2015」のシャープブースにて展示する。○RoBoHoNは技術発表ではなく、実際に発売する製品RoBoHoNは、世界的なロボットクリエイターでもある高橋智隆氏と共同開発したもので、高さ19.5mm、重量が約390gという、二足歩行が可能な小型のヒューマノイドロボット。髙橋氏は東京大学先端科学技術研究センター特任准教授で、ロボ・ガレージ代表取締役でもある。RoBoHoNはジャケットのポケットや鞄などに入れて、屋外へも持ち運びが可能。LTEおよび3Gに対応したモバイル通信のほか、音声通話、メールやカメラ、液晶タッチパネルなど、スマートフォンとしての基本機能を搭載。新開発のフォーカスフリー小型プロジェクターを頭部に内蔵しており、撮影した写真、映像、地図などを壁や机などに手軽に投影できる。何より、音声対話によって、簡単に操作が可能である点が大きな特徴。話しかけることで、電話をしたり、写真撮影を行ったり、ダンスを踊ったりする。高橋氏は発表会で、「人型のロボットとしたことで、人間から自然に話しかけてしまうような状況を作っている。話しかけることで、様々な情報を収集して、それぞれの個人に最適化したパーソナル端末へと進化する。いよいよロボットが1人1台となる時代が訪れる」とコメントした。また、シャープ 代表取締役兼専務執行役員 コンシューマーエレクトロニクスカンパニー社長の長谷川祥典氏は、「買って終わりではなく、どんどん進化していくのがRoBoHoN。様々なサービスに対応し、人に長く寄り添う存在になる。RoBoHoNは技術発表ではなく、実際にお客様のもとに届ける製品であり、2016年前半に発売する。新たな体験を提供することになる」と述べた。RoBoHoNは、シャープのココロプロジェクトを象徴する製品として、CEATEC JAPAN 2015の同社ブースに展示され、実際にデモストレーションが行われる。
2015年10月06日シャープは10月6日、インターネットに接続して暮らしをアシストする「ともだち家電」に対応したプラズマクラスター冷蔵庫「SJ-TF50B」と、ウォーターオーブン「ヘルシオ AX-XP2WF」(以下、AX-XP2WF)を発表した。発売はいずれも10月30日。価格はオープンで、推定市場価格はSJ-TF50Bが360,000円前後、AX-XP2WFが210,000円前後だ(いずれも税別)。ともだち家電とは、インターネットに接続することで、ユーザーに合わせた音声アドバイスや運転をしてくれる家電のこと。各家電に搭載された人工知能「ココロエンジン」が、クラウド上に保存されたデータと連携することで、適切なアドバイスや運転を実行するという。○冷蔵庫の中身を把握する冷蔵庫SJ-TF50Bは、対話をしながら庫内の食品管理ができる冷蔵庫。食品を冷蔵庫に入れる際に声で食品名を登録しておくと、冷蔵庫が使用期限が近づいた食品を教えてくれる。「期限が近い食品でなにが作れる?」と尋ねると、レシピを提案する機能も持つ。専用のスマートフォン向けアプリ「ココロボ~ド」を利用すれば、冷蔵庫内の食品量や使用期限、保存場所といった詳しい情報も登録可能だ。保存場所を登録することで「マスタードどこにいったっけ?」と聞くと「小物ポケット右にあるよ」などと回答してくれる。冷蔵庫に買いたい食材をつぶやくだけで、「買い物メモ」を作成。外出先からスマートフォンで買い物メモを確認できる。冷蔵庫が音声で認識できる食品数は約1,650個で、提案メニュー数は約220種類。プラズマクラスターによる除菌や脱臭、野菜が長持ちする独自の高湿ロック機構採用「ステンレス・ロック野菜室」や、「節電25」モードでの節電機能などを備える。定格内容積は501Lで、ドア数は6枚、ドア材は強化ガラス製。本体サイズはW685×D699×H1,820mm、重さが96kg。○食材を伝えるだけで自動設定できるオーブンAX-XP2WFは、使いたい食材や料理のジャンルを音声で伝えると、最適なメニューを提案してくれるウォーターオーブン。たとえば、「鶏肉を使ったメニューを教えて?」と話せば、「チキンステーキはどうですか?」といった提案をする。メニューが決まったら、自動調理データを本体にダウンロード。そのまま調理を開始できる。調理終了後には、音声で評価を登録でき、「高評価メニュー」でランキング上位に表示する。一般的なオーブンは本体操作パネルを触って、時間や温度などの設定が必要だが、AX-XP2WFは「オーブンで180℃、30分」のように音声で操作可能だ。このため、手が汚れやすい調理中でも、ほとんど画面に触れずに操作ができる。専用アプリの「ココロボ~ド」と連携させると、オーブンで選択した料理レシピをスマートフォンにダウンロードしておける。また、選択したレシピに足りない食材をチェックする「買い物リスト」も作成可能だ。外出先で足りない食材を確認できるので、買い忘れを防げる。「冷凍」に「冷蔵」、「常温」など、温度が異なる食材を混ぜても均一に加熱できる「まかせて調理」機能の搭載など、オーブンレンジとしての機能は7月発売の「AX-XP200」とほぼ同じ。外形寸法はW490×D430×H420mm、加熱室の有効寸法はW395×D305×H240mm。重量は約25kg。
2015年10月06日●RoBoHoNとはシャープは6日、モバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を、2016年前半に販売することを発表した。価格や発売時期は未定。本稿では、同日行われた発表会の模様をレポートする。○二足歩行し、話し、踊れる「電話」RoBoHoNはロボ・ガレージの代表取締役であるロボットクリエイターの高橋智隆氏と共同開発された、携帯情報端末。本体は二足歩行が可能なヒューマノイドタイプのロボットで、身長は約19.5cm、重さは約390g。上着のポケットやバッグに入るサイズだという。ユーザーとは音声で対話し、操作する。内部には3G/LTEの通信モジュールとWi-Fiを内蔵しているほか、背面に小型のタッチパネル液晶を、頭部にカメラやフォーカスフリーのレーザープロジェクターを内蔵しており、タッチ操作でメールを送信したり、撮影した写真を壁などに映し出して見られる。音声インターフェースには同社の「ココロエンジン」を採用し、自然な会話での応対が可能。例えば「RoBoHoN、写真を撮って」と言うと、RoBoHoN自身も「うん、いいよ」とフランクな口調で応対し、写真を撮影してくれる。顔認識によりユーザーを認識しており、状況により気遣いの言葉なども投げかけてくれるという。動きは比較的ゆっくりめだが、手を振る、向きを変えるといったシンプルなものから、座った状態から立ち上がる、歩く、踊るといったアクティブな動きもでき、電話というイメージからはかなりかけ離れている。●スマホよりも話しかけやすい?○一人一台の存在が目標共同開発を担当した高橋氏は、家庭用ロボットというと人型ロボットが掃除している姿などを思い浮かべるが、そうしたタスクは例えばロボット掃除機の方がはるかに効率的であると指摘し、一方で人が対話するものとしては、スマートフォンのような四角い箱よりも、人や動物の姿をしているものの方が抵抗が少ないという研究結果を紹介。その上で、スマートフォンの次のイノベーションとして、スマートウォッチやスマートグラスではなく、ロボットとスマートフォンの融合を提唱。これまでの家庭用ロボットと言われるものが、据え置きの電話やデスクトップパソコンのように家族全体のものであったのに対し、スマートフォンやノートPCのように一人一台の存在としてのモバイル型ロボットという存在にしたいと語った。また、シャープの代表取締役でもあるコンシューマエレクトロニクスカンパニーの長谷川祥典社長は、RoBoHoNはココロプロジェクトの象徴的存在として、コンシューマエレクトロニクスカンパニーの技術を結集した存在と紹介。機能的に便利なタッチUIと、情緒的に楽しい動きや対話式インターフェースを持つ、使う人の気持ちに応える新しい電話の形であるとし、話しかけやすい姿と音声対話によるインターフェースで、サービスをもっと気軽に、楽しく利用できるようにしたいと語った。公式サイトでも利用例などが公開されているが、電話をかける姿などは確かに滑稽に見えるが、全体的な動きなどはかなりいい感じに見え、発表会後の報道陣の間でもかなり好意的な意見が飛び交っていた。今までにない発想の製品だけに、「電話」というジャンルに止まらず、ホビーや医療・介護、教育など様々なジャンルからの引き合いもありそうだ。
2015年10月06日シャープは10月6日、二足歩行や対話が可能な電話機能付きロボット「RoBoHoN」を発表した。発売は2016年の前半を予定している。RoBoHoNは、ロボットクリエイター高橋智隆氏と共同開発した電話機能付き人型ロボット。LTEや3Gのモバイル通信機能や、Wi-Fi機能(IEEE 802.11b/g/n)を内蔵し、通話やメールなどが行える。また、2型のQVGAタッチ対応ディスプレイやカメラのほか、小型プロジェクターを搭載。写真や地図を壁や机などに投影できる。各機能はRoBoHoNへの音声呼びかけにより操作可能。RoBoHoNとは、コミュニケーション動作やキャラクター性による対話も可能だという。高さは19.5cmで、重量は約390g。
2015年10月06日シャープは10月6日、フリーフォームディスプレイ(FFD)の進化形として、12.3型FFDの中央部が凸型に湾曲した「曲面型FFD」など新たに4種類のFFDを開発したと発表した。曲面型FFDは、曲面デザインが多い自動車のダッシュボードなどへの搭載を想定して開発されたもので、残りの3種類も円形型ディスプレイの周囲に操作ダイヤルを備えた「ダイヤルUI搭載円形型FFD」、車のバックミラーを想定しFFDの側面にタッチセンサを備えた「エッジUI搭載ミラー型FFD」、そして「台形型FFD」と、自動車への搭載を意識したものとなっている。なお、これらのFFDは10月7日より千葉県・幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN2015」の同社ブースにて展示される予定だという。
2015年10月06日シャープは10月6日、ロボットクリエイター高橋智隆氏と共同で開発したモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を2016年前半に発売すると発表した。価格および販売ルートは未定。ロボホンは、高さ約19.5cm、重さ約390gの2足歩行型ロボットで、モバイル通信(LTE/3G)に対応し、音声通話をはじめ、メールやカメラ、液晶タッチパネルなど携帯電話の基本機能が備わっている。また、新開発のフォーカスフリー小型プロジェクターを搭載しており、写真や映像、地図などを壁や机に投影することができる。各機能は音声対話で操作することが可能だ。なお、稼働時間について同社は、現在開発中だが、外出先への持ち出しを含めて1日使用できることができるように検討を進めるとしている。
2015年10月06日シャープは6日、モバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を2016年前半に発売すると発表した。携帯電話の基本機能のほか、小型プロジェクターも搭載、音声対応を介した操作も行える。RoBoHoNは、ロボットクリエイター高橋智隆氏と共同で開発した次世代の携帯情報通信端末。二足歩行が可能なヒューマノイドロボットで、携帯電話機能として、モバイル通信(LTE/3G)に対応し、音声通話、メール、カメラを備え、搭載のタッチパネルでの操作も可能。フォーカスフリーの小型プロジェクタにより写真や映像、地図などを投影することもできる。音声対話のでの操作も可能で、ロボットとしてのコミュニケーション動作やキャラクター性による対話も実現するという。なお、サイズは高さ19.5cm、重さは約390g。衣類のポケットや鞄に入れて持ち運びも行えると同社は主張している。
2015年10月06日シャープは、16インチサイズのテレビ機能付ホームタブレット「AQUOSファミレド <HC-16TT1>」を11月15日に発売する。価格はオープン。同製品は、16インチサイズのテレビ機能を搭載したAndroidタブレットとTVチューナーのセット。タブレットとTVチューナーをワイヤレス接続することで、地上デジタル、BS・110度CSデジタル放送を場所を選ばずに視聴できる。タッチ操作でチャンネルの選局や番組表での録画予約が行えるほか、IPX5/7の防水に対応する。別売の外付けUSBハードディスクをチューナー部に接続し、録画予約や録画番組の視聴もできる。また、BDレコーダー"AQUOSブルーレイ"とのホームネットワーク接続し、録画番組の視聴も行える。タブレットの主な仕様は以下のとおり。ディスプレイサイズは16インチ、画素数は1366×768ピクセル。OSはAndroid 4.4.4、CPUは1.6HzクアッドコアのRK3188、RAMは1GB、ストレージは8GB。外部ストレージとしてmicroSD/microSDHCに対応。約200万画素のカメラも備える。サイズ/重量は、39.5cm×2.4cm×25.4cm/約1.9kg。チューナーの受信チェンネルは地上デジタルが011~528ch、bsデジタルが001~999ch、110度CSデジタルが000~999ch。サイズ/重量は15.3cm×17.2cm×4.8cm/約300g。
2015年09月27日シャープは25日、TV機能付きホームタブレット「HC-16TT1」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。11月15日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は90,000円前後の見込み。"AQUOSファミレド"シリーズとなるTV機能付きホームタブレット。お風呂やキッチンなどでもTVを楽しむことをコンセプトに開発されている。タブレット本体と地上デジタル/BS・110度CS放送を受信するチューナーBOXに分かれており、ワイヤレスでネットワーク接続することで家中の色々な場所でTV視聴が可能。タブレットはIPX57相当の防水機能を備えている。OSにAndroid4.4.4を搭載。画面サイズは16型と大きく、自立用のスタンドも装備。チューナーBOXはUSBポートを備え、USB HDDを接続することで録画予約や録画した番組の視聴も可能。BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」と連携させることもできる。タブレットの主な仕様は、CPUがRK3188(1.60GHz)、メモリが1GB、ストレージが8GB、ディスプレイが静電容量式のタッチ対応16型、解像度は1,366×768ドット。OSはAndroid 4.4.4。通信機能は無線LANとBluetooth。インタフェースは、microUSB×1、microSDHCメモリーカードスロット、前面に200万画素Webカメラなど。センサ類は照度、加速度、ジャイロを搭載。バッテリ駆動時間は約5時間。本体サイズはタブレットが約W395×D24×H254mm、重量は約1.9kg、チューナーBOXが約W153×D172×H48mm、重量は約0.3kg。
2015年09月25日シャープは25日、「AQUOS」ブランドの新製品として、ネットワーク対応型のTVチューナーボックスと16型Androidタブレットをセットにした「Family Relation Display AQUOS ファミレド♪」(型番:HC-16TT1、以下AQUOSファミレド)を発表した。11月15日の発売予定で、価格はオープン、推定市場価格は90,000円前後。AQUOSファミレドは、家族でシェアするディスプレイ機器として、ファミリー層を中心に提案していく。他社からも単独のネットワーク対応TVチューナーは発売されており、Android端末、iPhoneやiPadといったiOS端末、Windowsパソコンといった機器から、ワイヤレスでテレビ番組を見ることは可能だが、設定やアプリのインストールなどが必要。シャープのAQUOSファミレドは、ネットワーク対応TVチューナーと16型Androidタブレットをセットにして、さらに設定済みで出荷することで、家庭内でのワイヤレステレビ視聴をパッケージとして提供する。セットのTVチューナーは地上/BS/CS110度デジタル放送に対応。100BASE-TX対応有線LAN端子を家庭内のルーターに接続して使う。家庭内にネットワーク環境がなくても、16型AndroidタブレットとTVチューナーを1対1でワイヤレス接続して利用できる。USB端子×1を備え、USB接続のハードディスク(別売)をつなぐことで、TV番組の録画も可能だ。一方、16型Androidタブレットには、オリジナルのホーム画面「AQUOSランチャー」を採用。テレビ画面、番組表、録画番組の再生といったテレビ機能の操作性を高めた。Google Playストアにも対応し、Android用アプリを追加できる。テレビ画面は全画面表示のほか、ウィジェットとして子画面表示にも対応。例えばWebブラウザを開きながら、テレビ画面を同時に見られる。また、テレビ視聴アプリはDLNAをサポートしており、ネットワーク内のDLNAサーバー機器に保存した録画番組なども再生可能だ(動作検証済みなのはシャープ製のAQUOSレコーダーのみ)。主な仕様は、CPUがARMアーキテクチャのクアッドコア(1.6GHz)、メモリが1GB、内蔵フラッシュストレージが8GB、画面解像度が1,366×768ドット、バッテリー駆動時間が5時間、防水防塵性能がIPX57相当。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetoothで、内蔵カメラ/マイク、microSDカードスロットを備える。OSはAndroid 4.4、本体重量は約1.9kg、本体カラーはホワイトとブラックの2色。
2015年09月25日カプコンは9月19日、「戦国BASARA」とシャープのロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズとのコラボレーションモデル「プレミアムなCOCOROBO 戦国BASARA 伊達政宗ver.」を製品化するプロジェクトについて発表した。伊達政宗オリジナルボイスで会話するロボット掃除機。発売時期や価格については明らかになっていない。「戦国BASARA」とはカプコンから発売されているアクションゲーム。シリーズ10周年を記念して、シャープの人工知能搭載ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」とのコラボレーションモデル「プレミアムなCOCOROBO 戦国BASARA 伊達政宗ver.」の製品化を決定した。これまでシャープの社内プロジェクト「プレミアムなCOCOROBO」は、第1弾として<妹ver.>、第2弾として<黒執事ver.>を手がけてきた実績を持つ。<妹ver.>と<黒執事ver.>は、シャープのロボット掃除機における最上位モデル「RX-V200」がベースとなっている。伊達政宗ver.についても、自動掃除や声での操作のほか、クラウド連携が可能になっているという。そのほか、伊達政宗オリジナルボイスで会話することも明らかになっているが、発売時期や価格についてはまだ発表されておらず、「戦国BASARAシリーズ10周年記念 公式サイト」上では「続報を待て!」とされている。
2015年09月21日●「ヘルシオ」に"煮込み"のジャンルシャープは9月17日、水を使わず煮込みを行う"無水調理"が可能な調理器具「ヘルシオ ホットクック KN-HT99A」(以下、ホットクック)を発表した。発売は11月5日。価格はオープンで、推定市場価格は税別60,000円前後だ。ホットクックは、内ブタに円錐形の突起「旨みドリップ加工」を施し、食材から発生した蒸気を水滴にして鍋の中に循環させ、無水調理を行う。本体内側上部に備える「蒸気センサー」と底面の「温度センサー」により、鍋の中身の状態を検知。最適な火加減に調節し、焦げ付きやすく火力調整が難しい無水調理を自動で行うことを実現している。本体内側には、具材をかき混ぜるための「まぜ技ユニット」を搭載。「負荷センサー」で得た情報も加味して、メニューや食材の量・加熱状態に応じて最適なタイミングと回転速度でかく拌する。たとえば肉じゃがの場合、表面には火が入っているものの、まだ食材が硬いという時点では、回転速度を上げてしっかり混ぜる。これにより、食材に味がなじむのを促進。全体的に火が通って煮崩れしやすくなってくると、回転速度を落としてゆっくりと優しく混ぜる。これにより、煮崩れさせずにじっくりと味をしみ込ませることが可能だ。メニューは、自動調理で85種類、手動で15種類の計100種類を用意。自動調理メニューでは、食材をセットしてメニューを設定しておけば、あとはホットクックが食材の分量や加熱状態を見きわめ、自動で料理を仕上げてくれる。食材をセットしておけば、設定した時間に料理を仕上げてくれる「食べごろ予約調理」を搭載。設定した時間に仕上がるよう調理をスタートするが、食材の腐敗を防ぐ温度帯を保つのが特徴だ。食品が最も傷みやすい温度帯が40℃であることから、食材をセットしたらいったん100℃まで加熱して火を通す。火を通した後は、腐敗しやすい温度帯を避けながら温度を下げて味を浸み込ませ、70℃前後をキープ。予約設定した時間に合わせて再び仕上げの加熱を行う。最大12時間後までの予約に対応する。本体の外形寸法はW364×D280×H224mmで、質量は約5.2kg。定格容量は1.6L。定格消費電力は600W。●無水調理のメリットとは○「ヘルシオ」第5のカテゴリー新製品発表と同日に、シャープは製品発表会を開催。シャープ 執行役員 健康・環境システム事業本部長の沖津雅浩氏は、前回の東京オリンピックが開催された1964年から次回の2020年までの間に、日本人の平均寿命が男女ともに13歳以上伸びたことを挙げ、「日本は、健康寿命(※)でも男女ともに世界1位だが、平均寿命との差を考えると、10年以上"不健康"な状態で生活をしていることになる。健康寿命を延ばすためにはQOL(生活の質)の向上が不可欠であり、特に食は重要な位置を占める」と指摘した。※ 健康寿命:健康上の問題がなく、自立した生活ができる期間のこと。ホットクックは、「健康な食生活のサポート」を掲げる、シャープの「ヘルシオ」シリーズ5番目のカテゴリーにあたる製品だ。沖津氏によると、日本人に不足気味な野菜の摂取量を増やすことも、ホットクック開発の意図に含まれる。シャープ 健康・環境システム事業本部 調理システム事業部 副事業部長の田村友樹氏によると、電気無水鍋の場合、水を加えずに調理するため、ビタミンCなど水に溶け出しやすい栄養素の流出を抑えられるという。たとえば、大根1本あたりに含まれるビタミンCは通常の鍋に比べて約1.5倍、ホウレンソウに含まれる葉酸は約1.8倍多く残存することが、日本食品分析センターの調査で明らかになっている。また、野菜を効率よく摂取できるのも無水調理の特徴だ。発表会で試食として提供された無水カレーの場合、1人分の材料としてトマト1個と玉ねぎ1/2個、セロリ1/4本を使用。1皿で摂取できる野菜の分量は約220gと通常のレシピで作ったカレーよりも約100g多くなる。○Made in Japanにこだわりクックホットの内鍋にはステンレス素材を採用しており、鍋外側には熱伝導効率を上げるためにアルミ加工が施されている。内鍋は金属加工で有名な新潟県で生産されているほか、そのほかもすべて日本で生産。日本製にこだわっているとのことだ。内鍋には専用のフタが付属し、冷蔵庫でそのまま保存できる。また、まぜ技ユニットや内ブタなど本体内側のパーツは取り外して水洗いでき、簡単に手入れできる。なお、製品名の「ホットクック」は、英語の"HOT"と"COOK"を掛け合わせた用語に思われそうだが、「関西弁の"ほっとく(放っておく)"という言葉をもじっている」と田村氏は説明。もちろん、型番の「HT99」も「ホットクック」に由来するそうだ。今後、ホットクックをインバウンド需要やASEAN諸国向けにも展開していく方針だ。国内においては、シャープの調理事業全体に占めるヘルシオシリーズの比率を、現在の48%から5年後に70%まで拡大することを目指すとしている。
2015年09月17日シャープは16日、85V型の8K液晶ディスプレイ「LV-85001」を発表した。発売は10月30日で、受注生産品となっている。価格はオープン。推定市場価格は16,000,000円前後(税別)。LV-85001は、10月7日から千葉県・幕張メッセで開催の「CEATEC JAPAN 2015」にて初公開される。LV-85001は、8K解像度(7,680×4,320ドット)を持つIGZOパネルを採用した液晶ディスプレイだ。8K規格に対応した市販品のテレビ・液晶ディスプレイは世界初。当面は、4K・8K実用放送に向けたコンテンツ制作事業者など、法人ユーザーに向けて販売していく。高透過率液晶パネルにLEDバックライト技術を組み合わせることで、8K解像度でのHDR表示を実現している。また、地上/BS/110°CSデジタルチューナーを内蔵している。4K/8K放送受信用のチューナーは非搭載。入力インタフェースはHDMI×4、D端子×1、RCAピンジャック×1、USB×3、有線LAN×1。HDMI入力端子は、4系統とも8K映像に対応している。出力インタフェースは光デジタル×1、アナログ音声×1、ヘッドホン×1。コントラスト比は100,000:1で、最大輝度は1,000cd/平方メートル。本体に2.1chスピーカーシステムを搭載しており、出力は65W(10W×4+25W)となっている。消費電力は約1,440W。本体サイズはW1,930×D173×H1,115mmで、質量は約100kg。
2015年09月16日シャープは9月16日、8K解像度を持つIGZOパネルを採用した85V型液晶テレビ&モニタ「LV-85001」を発表した。発売は10月30日で、受注生産品となっている。価格はオープンで、推定市場価格は16,000,000円前後(税別)。LV-85001は、市販のテレビ・液晶ディスプレイとして、世界で初めて8K規格に対応した製品。まずはプロユース向けとして、映像制作など法人ユーザー向けに販売していく。8K規格の映像は、画素数が7,680×4,320ドット、表示フレーム周波数が120Hz、色域がBT.2020、量子化ビット数が最大12bitと定義されており、LV-85001はその条件を満たしている。ディスプレイにはIGZO液晶を採用。8K解像度でのHDR表示に対応している。2K放送用の地上/BS/110°CSデジタルチューナーを内蔵しているが、4K/8Kチューナーは搭載していない。入力インタフェースはHDMI×4、D端子×1、RCAピンジャック×1、USB×3、有線LAN×1。HDMI入力端子は、4系統とも8K映像に対応している。出力インタフェースは光デジタル×1、アナログ音声×1、ヘッドホン×1。コントラスト比は100,000:1で、最大輝度は1,000cd/平方メートル。本体に2.1chスピーカーシステムを搭載しており、出力は65W(10W×4+25W)となっている。消費電力は約1,440W。本体サイズはW1,930×D173×H1,115mmで、質量は約100kg。LV-85001は、10月7日から千葉県・幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2015」のシャープブースで公開される予定だ。
2015年09月16日シャープは9月15日、最大3000ページ分の手書きノートと4年分のスケジュール帳を保存でき、入力・編集・検索機能を改良した電子ノート「WG-S30」を発売すると発表した。希望小売価格はオープン。同製品は、紙のノートに書くように付属のペンで液晶画面に滑らかに書ける「アナログの良さ」と、保存したデータを簡単に検索でき、PCと連携してデータを活用できる「デジタルの便利さ」を融合した電子ツール。本体に保存できる手書きノートのページ数が、従来機(WG-S20)に比べrw1.5倍の3000ページ分に増加されている。ノートは、目的別に100冊まで作成でき、9種類のフォーマットが用意されており、「日付検索」や「分類検索」機能により見たいページをすぐに探すことが可能。PCで作成したノートフォームや同社専用サイトで提供しているコンテンツも取り込んで利用できる。スケジュール帳は、5種類9パターンのスケジュールフォームから年別などで最大9冊、1000ページ分のデータを保存可能。1年間で週間2ページ(メモ付)と月間横罫のスケジュール帳を使用した場合、最大で4年分のスケジュール帳を保存できる。電子ノートに保存したデータは画像データに変換してPCに保存できるので、印刷したり、メールに添付して送付したりといった使い方にも対応している。また、PC連携用ソフト「電子ノートユーティリティ」を使えば、PCに保存されている画像ファイルなどを電子ノート用の画像に変換して取り込むことができる。手書きのペンやマーカーは5種類の太さ、3段階の濃さから選択可能なほか、スケジュール帳やビジネスメモなどに便利な40種類のスタンプを内蔵している。質量が約210g、厚さが9.9mmとコンパクトなサイズであり、1回の充電で約30日間使用できる。
2015年09月16日シャープは15日、最大3,000ページ分の「手書きノート」と、4年分のスケジュール帳を保存できる電子ノート「WG-S30」を発表した。カラーはブラウン系とブラック系の2色を用意。発売日は10月16日。価格はオープンで、店頭予想価格は18,000円前後(税別)。WG-S30は、紙のノートに書くように、液晶画面に付属のペンで手書きできる電子ノート。6型液晶ディスプレイ(600×800ドット)を搭載している。従来モデルに比べて、手書きノートの保存ページ数が1.5倍の3,000ページに増加したほか、スケジュール帳も最大4年分を保存可能。ノートは目的別に100冊まで作成でき、「日付検索」や「分類検索」で、目的のページを探し出せる。また、スケジュール帳は、5種類9パターンのスケジュールフォームを内蔵した。電子ノートの保存データは、画像データに変換してPCへの保存に対応。さらに、専用ソフト「電子ノートユーティリティ」(無料)を使用すると、PCに保存している画像データを変換してWG-S30へ取り込んだり、電子ノートのバックアップファイルを作成したりできる。手書きのペンやマーカーは5種類の太さ、3段階の濃さを用意。スケジュール帳やメモなどで使える40種類のスタンプも内蔵した。また、直近の入力操作は、最大10回分までやり直せる。本体サイズはW111×D155×H9.9mm、重量は約210g。専用カバー、スタイラスペン、microUSBケーブルを付属。電源は内蔵のリチウムイオン充電池。1日2時間使用した場合で約30日間使用可能。
2015年09月15日シャープは9月15日、電子ノート「WG-S30」を発表した。発売は10月16日。価格はオープンで、推定市場価格は税別18,000円前後。WG-S30は、紙のノート感覚でメモやイラストを書き込める電子ノート。2013年に発売された「WG-S20」と同様に、600×800ドットの6型タッチ液晶を搭載する。WG-S30で作成したデータはPCに保存可能。また、専用ソフトを介して、PCに保存した画像ファイルをWG-S30向けに変換して取り込める。WG-S20に比べ、書き込み可能枚数が増え、最大3,000ページ分の手書きノートと4年分のスケジュール帳を保存できる。また、手書きのペン・マーカーの太さや濃さのバリエーションを追加。さらに、直前の操作を10回まで元に戻せる取消機能と、スタンプ機能を新搭載している。バッテリー持続時間は1日2時間(記入40分、表示80分)使用した場合で約30日間となっている。カバーはブラウンとブラックの2色。本体サイズはW111×H155×D9.9mm。重量は約210g(カバー、スタイラスペン含まず)。
2015年09月15日シャープは東京メトロと共同で、同社が試作したシースルー・ディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日から半年程度の予定で実証実験を開始する。設置箇所は同駅4番線(和光市方面行きホーム)の先頭から2両目の透過型ホームドア、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示する。同ディスプレイは、カラーフィルターを使用せず、RGB各色の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示するもの。また、IGZO液晶ディスプレイ技術の採用により、画面の高速切り替えによる滑らかな動画表示と透過率の向上を実現した。透過型ホームドアで表現している駅空間の広がりを損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示可能という。実証実験では、地下駅の環境に適した映像や技術的課題などを、半年程度かけて検証するという。なお、国内の鉄道駅にある透過型ホームドアへの設置は、東京メトロによると国内初とのこと。同ディスプレイは、シャープと国立研究開発法人 産業技術総合研究所が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業」に申請し、2015年6月に「デザイン多用途型省エネディスプレイ」に採択されたという。
2015年09月15日