『モンスター』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』まで幅広い役を演じ分ける、ハリウッドになくてはならない女優のひとりシャーリーズ・セロン。『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞を獲得して以来、実力派女優としての地位を確立。役作りのストイックさで知られ、出演する作品ごとに全く違う見た目に変身する肉体改造も注目されている。近年では、自身の制作会社デンバー&デリラ社の代表を務め、プロデュース業にも積極的に取り組んでいるシャーリーズ。そんな彼女がプロデュースと出演の2役を務めた肝入りの新作映画が、年明けに立て続けに公開。まさに“新春シャーリーズ祭り”状態の新作3本を紹介する。現代女性に贈る新感覚ラブコメディ『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』シャーリーズが演じるのは、国務長官で次期アメリカ大統領のポストを狙う完璧美女シャーロット。これまでの硬派なイメージを覆し、コメディエンヌとしての才能を開花させている。アメリカの次期大統領候補という立場にも関わらず、セス・ローゲン扮する、無職でどこか残念な主人公のフレッドにも分け隔てなく接するオープンな性格で、笑いのセンスもある女性シャーロットは、まさに気さくな人柄で知られるシャーリーズそのままともいえるほど。誰もが惚れてしまう魅力溢れるシャーリーズの姿は必見!1月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。“正直者”社員がリベンジするモンスター上司に『グリンゴ/最強の悪運男』正直者でお人よしな性格から、貧乏くじばかり引いている男ハロルド(デヴィッド・オイェロウォ)の逆転劇を痛快に描いたエンタテインメントドラマ。本作でのシャーリーズはなんと悪女。美しいブロンドヘアとセクシーな赤リップがトレードマーク、自分の美貌を武器にして己の欲望は必ずかなえる最強の性悪女エレーンに扮する。部下のことなど一切考えずに自分の利益を優先する最悪の上司となり、とことん悪役に徹しているが、ファンなら誰しも「こんなシャーリーズにも騙されてみたい」と思ってしまうはず!?2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。3大人気女優の競演で話題『スキャンダル』シャーリーズ&ニコール・キッドマン&マーゴット・ロビーという豪華女優陣の競演による注目作。実在の人気キャスター、メーガン・ケリーを演じたシャーリーズは特殊メイクを施し、アメリカで予告映像が解禁された際には「本人が出演しているの!?」と大きな話題に。そんな特殊メイクは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でオスカーを獲得した辻一弘氏を、シャーリーズ自らが口説き落として参加が実現。もちろん見た目だけではなく、話し方や細かな仕草まで本人そっくりに仕上げ、シャーリーズは真骨頂を発揮。第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートを果たした。2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋 2020年1月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.グリンゴ/最強の悪運男 2020年2月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.スキャンダル(2020) 2020年2月21日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© Lions Gate Entertainment Inc.
2020年01月07日シャーリーズ・セロンとセス・ローゲンが製作に名を連ね、5年にわたって脚本の練り直しにも参加するほど惚れ込んだ『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』がついに1月3日(金)より公開。この度、2人の息の合った名コンビぶりが伺える撮影裏側の様子とインタビューを交えた特別映像が到着した。本作で初共演を果たしたシャーリーズとセス。今回の映像では、「私はセス・ローゲンの大ファンだったの」と語るシャーリーズの横で、照れくさそうに「それは嬉しいね!彼女と映画を作りたいって本当に思っていた。僕の映画にシャーリーズが出演してくれるほど有名になるのに7年かかったんだ」とジョーク混じりに語って笑うセス。この映画に出演した理由について、「私が出る映画は人がたくさん死ぬ。この映画なら楽しいかもしれないってね」とサスペンスやアクションの出演が多いシャーリーズが自虐的にコメントしつつも、「私たちなら二人の関係をきちんと描ける気がした」と真面目に答える。その一方で「私たちがこの映画をメチャクチャにしてるわ」「その通り!!!!」と大笑いする2人の姿がチャーミング。また、シャーロット役のシャーリーズがコメディエンヌぶりを発揮している本編映像もあり、毎日が多忙な国務長官の特技、目を開けたまま短時間だけ眠る“マイクロ・ナッピング”を披露している姿も。撮影中、何度も爆笑する素の2人の姿が切り取られ、現場が映画の楽しい雰囲気そのままだということが伺える映像となっている。“相思相愛”のシャーリーズとセスが演じる、何もかも正反対で一見、不釣り合いなカップルのロマンスに期待していて。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は1月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋 2020年1月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.
2020年01月03日オスカー女優にしてハリウッドスターのシャーリーズ・セロンが製作・出演する、スーパーリベンジ・エンタテインメント『グリンゴ/最強の悪運男』が、2020年2月7日(金)に全国公開される。この度、セロンが取引相手に色仕掛けで契約を取ろうとする大胆シーンを切り取った本編映像が公開された。『グリンゴ/最強の悪運男』の主人公は、負け犬人生を歩んできたハロルド。朝から晩までマジメに働いたのに、妻には離婚され、仕事はもうすぐクビに……。そんな彼は、極悪モンスター上司たちに復讐を誓い、出張先のメキシコで偽装誘拐を演じ、身代金5億円を奪うという、生涯初の悪事を企てる。悪運男ハロルドを演じたのは、『グローリー/明日への行進』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォ。そして己の欲望は必ずかなえる性悪女エレーン役をセロンが担当。ほか、ジョエル・エドガートン、アマンダ・サイフリッドら豪華キャストが脇を固めている。この度公開された映像は、セロン演じる女上司エレーンが、自社の買収を持ちかけるミーティングの場面。取引相手にお色気全開で迫るエレーンの胸の谷間に、男性陣の目がくぎ付けに。赤裸々な台詞まわしで、堂々と相手を説き伏せる彼女に取引相手もたじたじ。果たしてハロルドは、このいろいろな意味でモンスターのような上司と渡り合えるのか?『グリンゴ/最強の悪運男』2020年2月7日(金)公開
2019年12月30日米「FOXニュース」で実際に起こったスキャンダルを、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの競演で描いた『スキャンダル』。この度、同局トップに君臨するキャスターのメーガン・ケリーを演じたシャーリーズの、外見だけでなく話し方も追及したという驚異の再現度で全米を驚愕させた姿が明らかになった。メーガン・ケリーについてシャーリーズは、「TVや彼女の発言などあらゆることを知っていたので、役をつかむのにとても時間がかかった。でもメーガンの本やインタビューを読んで、本当の彼女は複雑で傷つきやすい人だとわかり、少し彼女を近くに感じることができました」と役に向けて準備するうちに、キャラクターを捉えられるようになったと語る。また、プロデューサーとしても参加している彼女は、「今は多くの勇敢な女性たちが自らの経験を共有するようになった。タイムズアップやMeTooなどのムーブメントのおかげで、セクハラはシステム全体の問題であり、きちんと向き合う必要があるとみんなが悟っている。だからこそ、この映画を今作るのはとてもとても大事なことだった」とも明かす。そんなシャーリーズについて、本作の脚本を務めたチャールズ・ランドルフは「彼女はプロデューサーとしても実質的にリーダーだし、実際にスクリーン上に登場し、演技をするという意味でも、この作品のクリエイティブ面における主な原動力でもある」とコメント。「彼女が出演しないシーンの撮影にも現場に来て、モニターを見ながら我々に気になった点を伝えに来るし、どんな偉大なクリエイティブ・ディレクターよりも、積極的に作品作りに関わっているよ」と、主演としてだけでなく、プロデューサーとしても作品に尽力した様子を語っている。第77回ゴールデン・グローブ賞、第26回全米映画俳優組合賞(SAG賞)でも主演女優賞にノミネートされたシャーリーズ。多くの人が魅了され、引き付けられるその力強い最高の演技と作品にますます期待が高まる。『スキャンダル』は2020年2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スキャンダル(2020) 2020年2月21日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© Lions Gate Entertainment Inc.
2019年12月27日シャーリーズ・セロンとセス・ローゲンで、大統領の座を狙う国務長官とうだつの上がらないジャーナリストのラブコメを描く『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』。この度、シャーリーズがさらりと着こなす、洗練されたファッションの数々に注目した。シャーリーズ扮する才色兼備の国務長官シャーロットは、常日頃から人々の注目を浴びている存在。セスが演じる主人公のフレッドは、あまり服装にはこだわりのないキャラクターで、いつもウインドブレーカーとキャップを身に付けた“イケていない”スタイルが特徴。そんな彼とは対照的に、シャーロットはファッションセンスも抜群。衣装も2人の格差を演出する大事な要素の一つとなっている。まず、大切なのはTPOにあわせた服選び。仕事の際にはかっちりしたスーツやシンプルな形のワンピースなど、色使いも派手過ぎず、地味過ぎないカラーをチョイス。パーティーでは赤や緑などの鮮やかな色で周囲と差をつけ、さらに上品な露出が美しいドレス。プライベートでは、リラックスした格好ながらもダメージデニムにサラッとジャケットを羽織り、大人なフェミニンを演出。女性が真似したくなる衣装の数々が揃っている。クラシカルな装いに、モダンなテイストをミックス衣装デザインを務めたのは、『クレイジー・リッチ!』を手掛けたメアリー・フォークト。シャーロットには世界で最もパワフルな女性らしく、びしっとした高級な衣装を着用させようと考え、影響力を持つ女性の衣装を勉強したという。「スペインのソフィア王妃やヨルダンのヌール王妃、レティシア王妃を参考にしたの。他の女性と比べて、特にこの3人は素晴らしいモダンな装いをしていたから。あとはキャサリン妃(ケンブリッジ公爵夫人)も」と明かす。「シャーリーズにはシャーロットのフェミニンな上品さをどうやって魅せるか確固とした意見があった。だから2人で話し合って、シャーロットはクラシカルな装いに彼女流のモダンなテイストを加えているだろうと考えた。仕立てがよくてソフトな感じのスーツ、現代のキャサリン・ヘプバーンをイメージして、生地選びやカットの選定から初めて、ギャバジン素材のスーツを作ったりしたわ」と語っている。シャーリーズ本人もデザインに参加したこだりの衣装は、シャーロットの魅力を一層引き出すための大事なアイテム。フォーマルからカジュアルまで様々なスタイルをチェックしてみて。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は2020年1月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋 2020年1月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.
2019年12月19日米FOXニュース局のセクハラ騒動の真実を描いた『スキャンダル』で、実在の人物メーガン・ケリーを演じたシャーリーズ・セロンが、自身が過去に受けたセクハラについて明らかにした。「ナショナル・パブリック・ラジオ」とのインタビューで語った。1994年、ある有名監督の自宅に招かれたというシャーリーズ。家に着くと、その監督はパジャマを着ていて、酔っぱらっており、シャーリーズの脚を触ってきたため、シャーリーズはあわてて逃げ帰ったという話だ。以前、記者にこの話をしたことがあり、監督の名前も明らかにしたものの、記者が名前を伏せて記事にしたとシャーリーズは言う。「セクハラ問題というものが、いかに根が深いかということ」と指摘する。今回のインタビューでは、名前を出すべきかどうか「葛藤があった」という。現在、賞レースの真っ最中であり、『スキャンダル』でゴールデングローブ賞やSAGアワードなどで主演女優賞にノミネートされている自身や、同じく多くの賞にノミネートされている共演者のニコール・キッドマンやマーゴット・ロビーに影響が出るかもしれないからだ。ただし、シャーリーズはいずれ監督の名前を明らかにすると宣言している。「彼を守ろうだなんていう考えはまったくない。でもいまは、『スキャンダル』に影を落としたくない。この話をまたする良いタイミングが訪れたら、彼の名前を言うことにする」。(Hiromi Kaku)
2019年12月18日シャーリーズ・セロン製作・出演で話題の『グリンゴ/最強の悪運男』から、主人公の“最強の悪運男”が大逆転のリベンジを試みるも、運命に翻弄されていく初映像となる予告編が解禁となった。朝から晩までマジメに働いたのに、もうすぐクビに。友達だったはずの経営者にだまされたうえ、妻には離婚される始末…。これほどのどん底は初めてのハロルド(デヴィッド・オイェロウォ)は、極悪モンスター上司のリチャード(ジョエル・エドガートン)とエレーン(シャーリーズ・セロン)への復讐を誓うのだが…。この度解禁となった予告編映像では、真面目なサラリーマンのハロルドが信頼していた上司リチャードの裏切りからクビになる運命を知り、良き夫として尽くしてきた妻のボニー(タンディ・ニュートン)からも離婚を突きつけられる失意の場面から始まる。愕然とする“最強の悪運男”ハロルドは、そんなリチャードやエレーンから身代金をだまし取る、一世一代の偽装誘拐計画を企てる。映像では、エレーンを演じるシャーリーズが偽装誘拐の身代金を値切ろうとする“性悪”ぶりが垣間見れるシーンや、“最強の悪運男”ハロルドへ「きっと良いことがあるわ」と励ますサニーを演じるアマンダ・サイフリッドの可憐な姿など、豪華キャストたちが弾ける!偽装誘拐計画のはずが、なぜか本物のマフィアや殺し屋から命を狙われることになったハロルドの、逆転人生を狙った大勝負の行方はいかに!?スピード感とコミカルな爽快感があり、壮大な“リベンジ・エンターテインメント”に相応しい映像に仕上がっている。『グリンゴ/最強の悪運男』は2020年2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月13日シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーが豪華競演を果たし、「FOXニュース」で実際に起きたスキャンダルを描いた『スキャンダル』。この度、不穏な空気バチバチの特報映像と場面写真が解禁となった。実際に起きた性的スキャンダルを基に、この事件を葬ってはならないと『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアカデミー賞受賞脚本家チャールズ・ランドルフがシナリオを書き上げ、映画化が実現した本作。この度解禁となった特報映像では、FOXニュース局内で平然とセクハラ発言を女性社員に浴びせるCEOロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)の姿が。そんな彼に戦々恐々としながら沈黙を守ってきた女性社員たちだったが、人気ベテランキャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)の告発をきっかけに、事態が変わり始める。映像では、第62回グラミー賞で史上最年少で主要4部門を含む6部門にノミネートしているビリー・アイリッシュの楽曲「bad guy」が、この緊迫感あふれる状況をさらに際立たせる。また、併せて場面写真も一挙解禁。実際の人物メーガン・ケリーを演じたシャーリーズの驚異の再現度を実現させたのは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンをチャーチルに変貌させ、アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘(Kazu Hiro)氏。同じく実際の人物でFOXニュースのベテランキャスターだったグレッチェンを演じるニコール、新人キャスターのケイラを演じるマーゴット。一見華やかに見えるメディア業界の裏側で緊張感を漂わせる3人の表情と、TV業界の帝王と崇められ、FOXニュースのCEOとして権力を振るうロジャー・エイルズを演じるジョン・リスゴーも辻氏の特殊メイクアップにより激変を見せている。本年度アカデミー賞では、主演女優賞(シャーリーズ)、助演女優賞(ニコール、マーゴット)、脚本賞(チャールズ・ランドルフ)を始めとする主要部門でのノミネート最有力といわれており、また、第77回ゴールデン・グローブ賞でも各賞フロントランナーの呼び声が高く、日本時間12月9日(月)のノミネーション発表にも期待が高まる。『スキャンダル』は2020年2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月09日映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』が、2020年1月3日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開。スーパーウーマン×ダメ男のシンデレラストーリー?!映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は、コールガールと実業家の恋を描いた『プリティ・ウーマン』の男女逆転バージョンともいえる、“男性版シンデレラストーリー”。大統領候補のスーパーウーマンと失職中のダメ男という、誰がみても“ありえない”組み合わせの男女が、シニカルなラブコメディを繰り広げていく。“運命の再会”から始まる恋物語は、大統領選への出馬を控える、現アメリカの国務長官の才色兼備なシャーロット・フィールドが、失業中のジャーナリスト フレッド・フラスキーと再会することから始まる。実はシャーロットは、フレッドにとっての初恋の人。予想外の再会を果たした二人は、思い出話に花を咲かせる。その後、シャーロットは若き日の自分を知るフレッドに、“ウケる演説をかいてほしい”と大統領選挙のスピーチ原稿づくりを依頼。原稿を書き進める期間、プライベートでも交流を持ち始めた二人は、次第に惹かれ合っていくー。しかし、そこには越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けていて…。キャストシャーリーズ・セロン×セス・ローゲンが恋する男女に次期大統領のポストを目指す、パワーと輝きに満ちたヒロイン・シャーロットを演じるのは、『モンスター』(03)の怪演でオスカーを獲得したシャーリーズ・セロン。才色兼備でありながらも、少し抜けた部分も持つこの役では、これまでのイメージを覆すコメディアンヌぶりを発揮。キリっとした仕事モードから、フレッドとふざけるプライベートモードまで、ころころと変わる豊かな表情にも注目だ。またそんな“高嶺の花”に恋するフレッド役には、『40歳の童貞男』や『ソーセージ・パー ティー』を代表作に持つ人気コメディ俳優 セス・ローゲンが抜擢。シャーリーズとセスの2人は、5年に渡る脚本の練り直しにも参加するほど、本作に情熱を注いでいたことも明かされている。個性豊かな俳優勢そのほか脇を固める俳優には、『猿の惑星:創世記』シリーズのアンディ・サーキス、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルド、「ブレイキング・バッド」シリーズのボブ・オデンカーク、オシェア・ジャクソン・Jrといった、個性豊かな顔ぶれがそろう。詳細映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』公開日:2020年1月3日(金)監督:ジョナサン・レヴィン脚本:ダン・スターリング、リズ・ハンナ原案:ダン・スターリング出演:シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン、オシェア・ジャクソン・Jr、アンディ・サーキス、アレクサンダー・スカルスガルド配給:ポニーキャニオンPG12
2019年12月08日お人好しで、正直者すぎるため貧乏くじばかり引いてきた男の爽快かつ壮大なスーパーリベンジ・エンターテインメント『グリンゴ』。この度、本作で製作も務めたシャーリーズ・セロンの“強烈キャラ”ぶりが伺える場面写真が解禁となった。アカデミー賞主演女優賞を受賞した『モンスター』で製作も手掛けて以来プロデューサーとしても活躍、アクションを披露した『アトミック・ブロンド』ほか、『プライベート・ウォー』、デヴィッド・フィンチャー監督のTVシリーズ「マインドハンター」など数々の話題作を世に送り出してきたシャーリーズ。本作で演じるのは、己の欲望は必ずかなえる“最強の性悪女”で、主人公ハロルドの上司エレーンだ。劇中では、胸元が大胆に開いたブラウスやプロポーションが際立つスーツスタイルを披露。お人好しで正直者のハロルドとは対照的な極悪モンスター上司として、観る者をも翻弄するはずだ。『グリンゴ/最強の悪運男』は2020年2月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月08日現代社会を映し出した男女逆転シンデレラストーリー『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』から、ヒロインを演じたシャーリーズ・セロンをはじめとするキャストを捉えた場面写真10点が解禁となった。シャーリーズ演じるシャーロットは次期大統領のポストを目指す、パワーと輝きに満ちた女性。才色兼備でありながら、少し抜けた部分を持つなど可愛らしい魅力もあるこの役で見事なコメディエンヌぶりを発揮。劇中ではころころと変わる豊かな表情も見どころとなっている。今回解禁された場面写真には、ビジネスシーンで次期大統領候補らしくキリッとした大人の姿を見せたかと思えば、セス・ローゲン演じるフレッドと一緒にふざけるプライベートモードでは、少女のように幼い表情も垣間見える。その時々で表情がまったく異なるシャーロットと、そんな彼女に翻弄されるフレッドの様子も切り取られている。また、2人の恋の味方となるのか、天敵となるのかも気になるクセの強いサブキャラたちの姿もあり、にぎやかな秘密の恋が始まりそうな予感が伺える。静止画からもテンションの高さとユーモアが伝わってくる場面写真となっている。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は2020年1月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月05日映画『スキャンダル』が、2020年2月21日(金)より、TOHO シネマズ 日比谷ほかにて全国公開される。シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーが豪華共演。米・人気TV局で実際に起きた、スキャンダルの裏側を描く映画『スキャンダル』は、アメリカで視聴率NO.1を誇るテレビ局「FOXニュース」で2016年に起きた実話スキャンダルの裏側を描いたストーリー。発端は、FOXニュースの元人気キャスター グレッチェン・カールソンが、テレビ界帝王として君臨していたCEOのロジャー・エイルズをセクハラで提訴したことから始まる。テレビ界の大物の提訴のニュースに揺れるメディア界。その衝撃のスキャンダルの全貌を描く。ハリウッド大物女優が、美しきニュースキャスターに!物語の核を握る3人のニュースキャスターを3人のハリウッドの大物女優が演じている。メーガン・ケリー役 - シャーリーズ・セロン看板番組を背負う売れっ子キャスター。44歳。セクハラ提訴でTV局の内外に衝撃が走る中、自身の成功までの過程を振り返えると、心中には穏やかではないものがあった。アカデミー賞主演女優賞受賞経験を持つシャーリーズ・セロンだが、本作ではプロデューサーも兼ねている。グレッチェン・カールソン役 - ニコール・キッドマンベテランで元看板キャスター。アメリカで視聴率1位の「FOXニュース」を過去に担当していた。49歳。クビを言い渡されたことからCEOのロジャー・エイルズをセクハラで提訴する。ケイラ・ポスピシル役 - マーゴット・ロビーケイラ・ポスピシルは、27歳の貪欲な美しき新人ニュースキャスター。メインキャスターの座を狙うためロジャーと対面する機会を得ていた。メーガンとグレッチェンが実在の人物に対して、実際働いていた人の体験談を組み合わせた架空のキャラクター。ロジャー・エイルズ役 - ジョン・リスゴーTV界の帝王として君臨していたニュース放送局「FOXニュース」のCEO。ニコール・キッドマン演じるカールソンから、セクハラ疑惑で提訴される。実物と瓜二つのメイクアップ!アカデミー賞で<メイクアップ&ヘアスタイリング賞>受賞中でも実在の人物を演じたシャーリーズとニコールは、本人さながらの瓜二つなビジュアルで一躍話題に。そしてシャーリーズの特殊メイクを担当したカズ・ヒロ(辻一弘)は、第92回アカデミー賞において<メイクアップ&ヘアスタイリング賞>を受賞する快挙を遂げた。カズ・ヒロは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』に続く二度目のオスカー獲得となる。カズ・ヒロが特殊メイク技術を公開!オスカーを受賞したカズ・ヒロは、メーガン役を演じたシャーリーズ・セロンの特殊メイクについて以下のようにコメント。「シャーリーズが一番メイクが厚いと思う。メーガンは瞼が厚いけど、シャーリーズの瞼は深くくぼんでいる。かなり形が違う。だからコンタクトレンズを作り、鼻の先、下あご、両側のえらにピースを付けた。私とケリー・ゴールデンが毎日、彼女にこの人工メイクを施し、そのあとにヴィヴィアン・ベイカーが普通のメイクを施していた。それにシャーリーズ自身も素晴らしいメイクアップ・アーティストで、時には自分でメイクをしていたよ。」さらにそんなシャーリーズ・セロンらに施したメイクアップ技術もタイムプラス動画で公開。みるみる変貌を遂げるキャストの表情に目が離せない。その他多数ノミネートそのほか受賞こそ逃したものの、第77回ゴールデン・グローブ賞・第92回アカデミー賞においては、女性キャスターを演じたシャーリーズ・セロンが主演女優賞に、マーゴット・ロビーが助演女優賞にそれぞれノミネートされた。詳細映画『スキャンダル』公開日:2020年2月21日(金)監督:ジェイ・ローチ脚本:チャールズ・ランドルフ出演:シャーリーズ・セロン 、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー 、ジョン・リスゴー
2019年12月02日シャーリーズ・セロンとニコール・キッドマン、さらにマーゴット・ロビーという“ハリウッドの至宝”3大女優の豪華競演で早くも話題の『BOMBSHELL』(原題)が、邦題『スキャンダル』として2020年2月21日(金)より公開決定、3人が横並びとなったポスタービジュアルが解禁となった。本作で描かれるのは、アメリカで視聴率NO.1を誇るテレビ局「FOXニュース」で2016年に実際に起きたセクハラ・スキャンダルの裏側。ニュースの元人気キャスターのグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、テレビ界の帝王として君臨していたCEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)を提訴。そのスキャンダラスなニュースに、メディア界に激震が走る。騒然とするFOXニュース社内。看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、その地位に上り詰めるまでの自身の過程をふり返り、心中穏やかではなくなっていた。一方、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラ・ポスピシル(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得ていた――。ポスタービジュアルは、物語の中心人物となるシャーリーズ扮する売れっ子キャスターのメーガンと、ニコール扮する元人気キャスターのグレッチェン、そしてマーゴット扮する若手キャスターのケイラの3人が横並びとなり、お互いを意識しつつもそれぞれ真意の読めない表情を浮かべている不穏さ溢れるビジュアル。特に、実在のキャスターを演じたシャーリーズとニコールは本人たちに瓜二つの見事な変貌ぶりが全米で話題に。シャーリーズの特殊メイクは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンの特殊メイクを担当し、第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞した辻一弘氏が担当。再び賞レースを賑わせるのではと注目が集まっている。本編を観た海外メディアからはすでに「今最も観なくてはいけない作品」(DEADLINE)、「最高の演技!」(NEW YORK TIMES)など絶賛の声が続々とあがっており、本年度アカデミー賞では主演女優賞(シャーリーズ)、助演女優賞(ニコール、マーゴット)、脚本賞(チャールズ・ランドルフ)を始めとする主要部門でのノミネートは確実、最有力候補とされている。『スキャンダル』は2020年2月21日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月28日シャーリーズ・セロンが製作し、出演もするリベンジストーリー『グリンゴ/最強の悪運男』。この度、日本公開日が来年2月7日(金)に決定し、ポスタービジュアルが解禁された。『モンスター』で製作を手掛けて以来、プロデューサーとしても活躍するシャーリーズが贈る本作は、お人好しで、温厚で、正直者すぎて…貧乏くじばかり引いてきた男の爽快かつ壮大にしてラストカットまで完全予測不能のスーパーリベンジ・エンターテインメント。友達だったはずの経営者にだまされた上に、妻まで横取りされてしまったどん底のハロルドは、極悪モンスター上司のリチャードとエレーンへの復讐を誓う。そして、出張先のメキシコで偽装誘拐を演じ、身代金5億円を奪うという生涯初の悪事を企てた。ところが、ハロルドが死ねば、会社に保険金が入ることに気づいたリチャードは殺し屋を雇い…というストーリー。キャストには、“最強の悪運男”ハロルド役で『グローリー/明日への行進』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォ。良心なき“最強の最低男”リチャード役を、『華麗なるギャツビー』『ある少年の告白』のジョエル・エドガートン。己の欲望は必ずかなえる“最強の性悪女”エレーン役をシャーリーズが演じる。さらに、重要な役柄で『マンマ・ミーア!』シリーズや『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライドも出演している。公開されたポスタービジュアルには、カラフルなガイコツが頭上に置かれ、不安の表情を浮かべるハロルドを中心に、それに狙いを定めた銃口の中にそれぞれキャストたちの顔が写し出されている。『グリンゴ/最強の悪運男』は2020年2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月14日シャーリーズ・セロンとセス・ローゲンが共演するシニカルラブコメディ『LONG SHOT』が、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』として2020年1月3日(金)より公開されることが決定した。絶世の美女にしてオスカー女優のシャーリーズ・セロンと、『ライオン・キング』の声優や『ソーセージ・パーティー』で知られる人気コメディ俳優のセス・ローゲンで贈る、現代社会を映し出した男女逆転シンデレラストーリー。大統領選への出馬を目前にする国務長官のシャーロットを演じるシャーリーズは、これまでのイメージを覆すかのようにコメディエンヌとしての才能を開花。一方、“高嶺の花”であるシャーロットに憧れを抱く、うだつが上がらないジャーナリストのフレッドをセスが演じる。2人は製作に名を連ね、5年にわたって脚本の練り直しにも参加した。脇を固める俳優陣も、『猿の惑星』シリーズや『ブラックパンサー』をはじめとする個性派俳優のアンディ・サーキス、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルド、「ベター・コール・ソウル」「ブレイキング・バッド」のボブ・オデンカーク、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のオシェア・ジャクソン・Jr.など個性豊か。監督は、セスがジョセフ・ゴードン=レヴィットと組んだ『50/50 フィフティ・フィフティ』で高い評価を受けたジョナサン・レヴィン。現代社会を上手く背景に置きながら、“笑って”、“恋する”珠玉のシニカルラブコメディを作り上げた。高嶺の花に恋したルーザー…波乱の恋の幕が上がる!日本版ポスターが完成今回、日本公開決定と合わせポスターが解禁。セス扮するフレッドとシャーリーズ扮するシャーロット、性格や立場の違う2人を映し出している。「無職でアウトロー。金なし、地位なし、ファッションセンスなし」のジャーナリストは、高嶺の花へ無謀な恋心を実らせてしまうのだ。さらにボブ演じる「脳みそカラッポ大統領」、アレクサンダー演じる「超ハイスペなカナダ首相」、アンディ演じる「メディア王&セクハラ王」といったクセの強すぎるサブキャラたちも巻き込み、2人の恋はありえない結末へと進んでいく。『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は2020年1月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月11日ロザムンド・パイク主演、シャーリーズ・セロン製作で英国サンデー・タイムズ紙の“伝説の戦場記者”メリー・コルヴィンの半生を描く『プライベート・ウォー』。本作で描かれるメリーとは一体どんな人物だったのか?彼女を演じたロザムンドからもコメントが到着した。メリー・コルヴィンはアメリカ合衆国ニューヨーク生まれ。名門エール大学を卒業し、人類学の学士号を取得。ジャーナリストを目指し、UPI通信社に入社する。28歳の若さでUPI通信社のフランス・パリ局長に任命され、その後、英国サンデー・タイムズ社に移籍する。世界中の戦地に赴き、レバノン内戦や湾岸戦争、チェチェン紛争、東ティモール紛争など世界中の戦場や紛争地などで危険な取材を重ねる。リビア・アラブ共和国の最高指導者で独裁者として有名なカダフィ大佐に、他国の記者として唯一取材を許されていた。2001年に、当時内戦中でジャーナリストの入国が禁止されていたスリランカでの取材中に砲撃を受け、左目を失明。PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながら、それでも黒の眼帯をトレードマークに取材を重ね、包囲されて非常に危険な領域のその先にいる、国連軍も撤退する過酷な戦場の真っただ中に飛び込み、そこにいる人々の声を拾いに入っていき、世間の関心を紛争地帯に向けようと努めてきた。2012年2月22日、シリア内戦が起きていたシリア・ホムス市で反政府勢力を取材。ババアム地区に駐留し、衛星電話を介してBBC、チャンネル4、CNNおよびITNニュースの4局同時出演し、「今日、幼い子どもが死ぬ現場に居合わせました。爆弾の金属片が当たった本当に恐ろしい状況でした。彼は小さなお腹を波打たせながら、死んでいきました」と命懸けでシリアの現状を伝えた。そして、その数時間後、シリア政府軍の砲弾を受けて死亡。享年56歳だった。彼女は、権威ある英国プレス賞海外記者賞を3度も受賞した唯一の記者でもあった。黒い眼帯姿も特徴的な反逆精神溢れるメリーを全身全霊で演じ、第76回ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)主演女優賞にノミネートを果たしたロザムンドは、「本当にすばらしく特別な女性の物語です。彼女は賢くて勇敢だけど普通の女性と同じような不安や悩みも抱えています」という。「もしこれが聖人伝のようなものだったら私は関わりたいと思わなかったと思います。恐れを受け入れてそれを乗り越えた人だからこそすばらしいのです。恐れを知らない人の映画などおもしろくありません」と語り、メリーを「恐れを知っていてそれが毎日試される状況に自らを置く人」と表現する。そんなメリーの生き様を、スクリーンで確かめてみてほしい。『プライベート・ウォー』は9月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月23日『ワイルド・スピード』9作目に、シャーリーズ・セロンとヘレン・ミレンが再び登場することが分かった。これは、ヴィン・ディーゼルがインスタグラムで発表したもの。セロンとミレンは、どちらも8作目でシリーズに初登場した。9作目には新しくジョン・シナも出演するとのことだが、どんなキャラクターかは分かっていない。監督には、ジャスティン・リンが復帰。このシリーズを大ヒットに導いた人だが、6作目を最後にシリーズから退いていた。映画は現在撮影中。北米公開予定は来年5月だ。ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムを主役にしたスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、8月2日(金)日米同時公開。文=猿渡由紀
2019年07月09日アカデミー賞受賞女優のシャーリーズ・セロンが4月上旬、家族と一緒にカリフォルニアのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークを訪れ、新しく誕生したアトラクションの前で記念撮影に応じたようだ。公式パークブログによると、セロンが立っている場所は、同パークのピクサー・ピアに新たに誕生したアトラクション、「ジェシーのクリッター・カルーセル」の前。セロンは普段着のようなラフな格好で、頭にはミッキーシェイプのカチューシャをつけており、休暇を満喫している様子だ。この日、セロンが体験したかどうかは定かではないが、「ジェシーのクリッター・カルーセル」はヨーデルを歌うカウガールのジェシーがゲストを歓迎する新アトラクション。ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー2』に登場するテレビ番組“ウッディーのラウンドアップ”にインスパイアされていて、板張りのカルーセルはクラシカルな雰囲気も楽しめそう。先日「10年間シングル」発言も話題となり、1月にはブラッド・ピットとの交際報道も飛び出したシャーリーズ・セロン。今年はセス・ローゲンと共演するラブ・コメディー『Long Shot』(原題)の公開も控えている。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、全ての情報は、予告なく、変更になる場合があり得ます。(text:cinemacafe.net)
2019年04月11日シャーリーズ・セロンが最新作『Long Shot』(原題)のプロモーション活動中に、自身の恋愛について語った。今作はセス・ローゲンと主演するラブコメディ。ジャーナリストのフレッド(セス)が、初恋の人で自分の元ベビーシッターだったシャーロット(シャーリーズ)に再会し再び恋心を抱くも、シャーロットはいまや大統領選に立候補する“雲の上の人”で…というストーリーだ。タイトルの「Long Shot」とは「見込みがない」という意味。果たしてフレッドがシャーロットの恋のお相手になれる可能性は!?「私はここ10年間シングル」とシネマコンで明かしたシャーリーズ。「“見込みがない”なんてことはないから、誰か度胸を見せて近寄ってきてくれないかしら?」と映画のタイトルを引用しながら観客に呼び掛けた。「本当にショックなくらい、恋の予定がないんだもの」。シャーリーズはこれまでに、『コール』で共演したスチュアート・タウンゼント(2002年~2010年)、ショーン・ペン(2013年~2015年)との交際が報じられてきた。「10年間シングル」というシャーリーズの発言は、「それくらい長い間、交際していない」ということの例えなのだろう。今年1月にはブラッド・ピットとのロマンスも報じられたが、シャーリーズの発言から現在進行形の恋愛はしていないようだ。(Hiromi Kaku)
2019年04月08日ともにハリウッドのトップスターで美男美女のブラッド・ピット&シャーリーズ・セロンが熱愛中のようだ。「The Sun」紙が2人が昨年のクリスマス頃から交際を開始したと伝えた。関係者が同紙に「彼らはここ1か月ほど、カジュアルなデートを重ねています。前から友人同士ではあったんです…皮肉にもショーンを通じて。その関係が発展したんです」と語っている。ショーンというのは、シャーリーズの元彼で2015年に婚約を解消したショーン・ペンのこと。1月12日(現地時間)の夜にはすでにオープンにデートしている姿もみられた。その日、ブラピは自身が製作総指揮を務める『ビール・ストリートの恋人たち』の試写会にハリウッド・ヒルズへ、シャーリーズは『ROMA/ローマ』の上映会の特別ゲストとしてロサンゼルスのシャトー・マーモントに足を運んでいた。それぞれ別の場所にいた2人だが、試写会の後ブラッドが服を着替えてシャトー・マーモントのシャーリーズのもとへ。バーの片隅でシャーリーズがウォッカのカクテル、ブラッドはミネラルウォーターを飲んでいるのが目撃された。ブラピは以前、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚の原因の1つが自分の飲酒問題にあると告白したことがあり、いまもしっかりと禁酒を守っているようだ。「とてつもないいちゃつきぶりでした。ブラッドはシャーリーズの腰に手を回し、彼女にウインクもしていましたよ」「2人も、本当に幸せそうでした」と目撃者は語っている。(Hiromi Kaku)
2019年01月21日シャーリーズ・セロンが18キロもの体重増量を行い、3人目の子の妊娠中から出産後の姿を文字どおり“体を張って”演じた『タリーと私の秘密の時間』が日本公開され、話題となっている。『マッドマックス 怒りのデスロード』のスキンヘッドのフュリオサや、『スノーホワイト』『ワイルド・スピード ICE BREAK』の悪役といった“強い女性”のイメージがある中、今回シャーリーズが演じているのは、仕事で不在がちな夫の助けを求めることなく、生まれたばかりの赤ちゃんと上の子2人の育児を完璧にこなそうとして疲れ切り、夜間のベビーシッターの助けを得ることになる現代に生きるママ。モデル並のスタイルで知られる彼女の今作での激変ぶりには、すでに「見事なおばちゃん体型」「子育てに心身ともに憔悴しきった姿をリアルに演じてる」「体をしっかり作って見せてくれる母の姿」「女優魂がすごい」といったコメントが続々。シャーリーズの“体を張った”演技は、まさに彼女の女優魂そのものだ。壮絶な少女時代、挫折からの女優デビュー1975年、南アフリカ生まれのシャーリーズ・セロン。先日8月7日に、43歳(!)の誕生日を迎えたばかり。15歳のとき、アルコール依存症で日常的に暴力を振るっていた父親を、母親が正当防衛により彼女の目の前で射殺するという、痛ましい少女時代を送る。その後、バレエダンサーになるために母娘でニューヨークへ。モデルの仕事をしながら、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」に出演するも、膝の怪我でバレエを断念する。1つの転機となったのは1994年。女優を目指し、母親に買ってもらった片道切符で何のコネもないままロサンゼルスへ向かったときのこと。なんと、500ドルの小切手を換金できず銀行員と口論していたところを、エージェントがスカウト。アメリカ英語を習得するよう言われた彼女は、テレビのソープオペラを見て覚えたとか。最初に出演したホラー映画は出演時間わずか3秒、セリフもなかった。そして1997年、殺人事件をきっかけに交錯する人間模様を描いた群像劇『トゥー・デイズ』で妖艶な愛人役を演じて本格デビューを果たす。生来のブロンドに抜群の美貌とプロポーションは瞬く間に業界で注目され、トム・ハンクス主演『すべてをあなたに』、キアヌ・リーブス主演『ディアボロス悪魔の扉』などに抜擢、レオナルド・ディカプリオが自身のような若手スター俳優を演じたウディ・アレン監督『セレブリティ』にはスーパーモデル役で登場。賞レースを席巻したラッセ・ハルストレム監督の『サイダーハウス・ルール』ではトビー・マグワイアが恋に落ちるヒロインを演じ、ジョニー・デップ共演『ノイズ』、マット・デイモン&ウィル・スミス共演『バガー・ヴァンスの伝説』などで着実に知名度を上げていく。『マイティ・ジョー』ではCGの心優しきゴリラとも共演していた。2001年の『スウィート・ノベンバー』で期間限定の恋人同士で再共演したキアヌとは、交際報道が出たこともあったが、後に『アトミック・ブロンド』のデヴィッド・リーチ監督のジムで再会、『ジョン・ウィック:チャプター2』が控える彼と一緒に激しいトレーニングに勤しんでいたという。13キロ増の肉体改造!『モンスター』でオスカーを手にそして、“ハリウッドに好まれる”セクシーなブロンド美女のイメージを払拭するかのように挑んだ『モンスター』(’03)で、ついにアカデミー賞主演女優賞を獲得し、ゴールデン・グローブ賞やベルリン映画祭銀熊賞など様々な女優賞を受賞。その実力が広く認められることになる。同作の監督は、この14年後に『ワンダーウーマン』で女性監督史上最高の興行収入を記録したパティ・ジェンキンス。監督から『ワンダーウーマン』にも出演の打診を受けていたそうだが、スケジュールの都合で参加できなかったことを後に明かしている。2005年にはハリウッドのウォーク・オブ・フェイム入り。ほかにも、当時の実生活での恋人スチュアート・タウンゼントを相手役に『モンスター』とは打って変わったミステリアスな女性を演じた『トリコロールに燃えて』(’04)、来日してPRを行った『ハンコック』(’08)、ヴィゴ・モーテンセン主演『ザ・ロード』(’09)、グリム童話「白雪姫」を大胆にアレンジし、邪悪な女王を喜々として演じた『スノーホワイト』2作(’12/’16)、鍛えあげたボディでプロジェクト責任者を演じたリドリー・スコット監督の『プロメテウス』(’12)などに出演。手塚治虫の原作をハリウッドでアニメ化した『ATOM』(’09)や、日本をモチーフにし、映画賞レースで絶賛された『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(’16)では声の仕事も務めた。ケイト・ブランシェットが演じたマーベル『マイティ・ソー バトルロイヤル』のヴィラン、ヘラ役にはシャーリーズも候補に挙がっていたという。2016年にはタイム誌の「最も影響力を持つ100人」にも選ばれている。プライベートでは、スチュワートと9年間交際し、誰もが結婚するかと思われたが破局。その後は、アカデミー賞俳優ショーン・ペンとの交際、婚約でも知られた。アフリカの内戦地を舞台にしたシャーリーズ主演、ショーン監督による『ラスト・フェイス』は2016年・第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたが、その前年のラブラブぶりとは一転、このころには破局しており、レッドカーペットや記者会見でも微妙な距離を保っていた姿が話題となった。2012年には自身の故郷である南アフリカから男の子を、2015年にはアメリカ生まれのアフリカ系の女の子を養子として迎えており、現在は2児の母。『スノーホワイト/氷の王国』で愛憎の“女王姉妹”を演じたエミリー・ブラントとは映画の後も交流を深め、エミリーの第2子の“ベビーシャワー”をシャーリーズがハリウッドの自宅で盛大に開いたと伝えられている。プロデューサーとしての手腕シャーリーズが20代のころとはまた違った形で、いやむしろ、現在のほうが生き生きと仕事を続けているのは、彼女自身がプロデューサーであることも大きい。2008年、主演と製作総指揮を務めた『あの日、欲望の大地で』においては、まさに原石だったジェニファー・ローレンスにヴェネチア映画祭の新人俳優賞マルチェロ・マストロヤンニ賞をもたらしている。シャーリーズが設立した製作会社「デンヴァー&デリラ・プロダクション」では、美しいボディと超絶アクションを披露した『アトミック・ブロンド』など彼女自身の主演作だけでなく、様々なテーマの作品に果敢に挑んでいる。Netflixシリーズのデヴィッド・フィンチャー監督による「マインドハンター」や『ピッチ・パーフェクト』シリーズのケイ・キャノンと手掛けた「ガールボス」、クロエ・グレース・モレッツを主演に迎えた『彼女が目覚めるその日まで』のほか、セス・ローゲンと共演するコメディ映画『Flarsky』(原題)も待機。公開最新作の『タリーと私の秘密の時間』も、もちろんその1つだ。最新作『タリーと私の秘密の時間』って?シャーリーズが演じた主人公のマーロは、家事や育児、なんでも1人でこなしてきたが、3人目の子どもが生まれたことで、ついに夜間だけベビーシッターを雇うことに。やってきたのは、気さくだが年上にもタメグチ、へそ出しルックのタリー(マッケンジー・ディヴィス)。人は見かけによらず?朝になるとそっと姿を消している彼女は、実は完璧に仕事をこなすスーパーベビーシッターだった!しかも、夫とのセックスレスや、長男に発達障がいの可能性があることなども1人で抱え込むマーロの話を、タリーは親身になって聞いてくれる。2人の間には不思議な絆が生まれ、マーロは輝きを取り戻していくが…。「朝はファーストフード、ミルクシェークを2杯」といった具合にジャンクフードを食べまくり、体重を増量させ、どってりとした産後体形を見事に作ったシャーリーズ。しまいには、うつ気味にもなるほど壮絶な体験だったという。そこまでして彼女が描きたかったのは、出産直後のオムツ姿や、搾乳しないと母乳でパンパンに張る胸など、これまであまり描かれることのなかった産後のリアルさ、日本でも問題となっている“ワンオペ育児”だけではない。人生のうちで何度か訪れる、“もう、あの頃とは違う”と実感する瞬間をどう受け入れていくかというメッセージもはらみ、結婚していてもいなくても、男性であっても、誰もが共感できるポイントとなっている。脚本を手掛けた、自らも3児の母であるディアブロ・コディと、メガホンをとったジェイソン・ライトマン監督とは『ヤング≒アダルト』(’12)以来のタッグ。この脚本&監督コンビは『JUNO/ジュノ』から続いて3作目となり、奇しくも“応援せずにはいられない女性”を描く3部作となっている。では、思わず応援したくなる、シャーリーズの女優魂あふれる作品を見てみよう。お飾り女優ではないことを実証『モンスター』約13キロも体重を増やし、眉も全て抜いて特殊メイクで二重アゴになるなど、衝撃の肉体改造で挑み、アカデミー賞女優となった『モンスター』。製作も担当して演じたのは、アメリカ史上初の女性の連続殺人犯アイリーン。彼女は幼少期より虐待され、何度もレイプされ、虐げられてきた女性であり、愛する少女(クリスティーナ・リッチ)のために犯した罪の数々は、いわば彼女にとっての“反逆”だった。シャーリーズは、アカデミー賞授賞式のころにはすっかり元の体形を取り戻して華やかなドレス姿を披露、そのギャップにも感嘆の声が上がった。まるでオーシャンズのノリ!?『ミニミニ大作戦』強盗団のリーダーである父(ドナルド・サザーランド)を殺め、金塊を横取りした裏切り者(エドワード・ノートン)に復讐を誓う、金庫破りのプロを演じた『ミニミニ大作戦』(’03)。その男に口説かれるも、毅然とした態度をとり、真っ赤なミニクーパーで街を駆け巡る姿がカッコいい!マーク・ウォールバーグやジェイソン・ステイサムなど、キャストも豪華な小気味よいクライムアクション。初のセクハラ集団訴訟を描く!『スタンドアップ』いまの時代にこそ、改めて見てほしい社会派ドラマ。『スタンドアップ』(’05)は「セクシャル・ハラスメント」という言葉が初めて生まれた90年代はじめ、アメリカ北部の鉱山を舞台に、筆舌尽くしがたいほどの“性的迫害”を受ける女性労働者による世界初のセクハラ集団訴訟を描いた。今作でも、同僚役を演じたフランシス・マクドーマンドとそろってアカデミー賞にノミネート。同僚役でミシェル・モナハンや、まだ垢抜けていないジェレミー・レナーらが出演、シャーリーズの高校時代をアンバー・ハードが演じた。ディズニー実写版『ムーラン』のニキ・カーロ監督作。黒髪でアサシンに変身!『イーオン・フラッグス』2415年の近未来を舞台にしたSFアクション『イーオン・フラッグス』(’08)でも肉体改良を行い、マーシャルアーツなどを徹底トレーニング、バレエで鍛えた柔軟さも生かしたアクションを披露している。ブロンドを黒髪に染め演じたのは、独裁者を狙う女性暗殺者。作品ごとにまったく新しい顔を見せてくれるのも、彼女の魅力の1つだ。『ガールファイト』などを手掛けている日系女性監督カリン・クサマがメガホンをとった。イタいけど愛おしい『ヤング≒アダルト』ヤングアダルト小説のゴーストライターで人気は落ち目、バツイチ・恋人ナシ、アルコールと愛犬のポメラニアン(その名もドルチェ)だけが友達…というアラサー女性を描いた『ヤング≒アダルト』。高校時代の人気者がオトナになれないまま、帰郷。赤ちゃんが産まれたばかりの元カレ(パトリック・ウィルソン)はいま「絶対に幸せじゃない」と勝手に思い込む、とにかくイタい彼女を熱演。だが、彼女の孤独さと痛みを誰も見放すことなどできない。変なコメディがつらいよ!?『荒野はつらいよ~アリゾナより愛を込めて~』『テッド』のセス・マクファーレンが手掛けたパロディ満載のウェスタン・コメディ『荒野はつらいよ』(’14)は、自ら「ラブ・コールを送った」という。ダメ男の羊飼い(セス)を巡ってアマンダ・セイフライド、ニール・パトリック・ハリスと四角関係になるミステリアスな美女のガンマン、しかも大悪党(リーアム・ニーソン)から逃げる妻というかつてない役どころ。「ずっと前からコメディには興味を持ってたんだけど、観客が私に対してそうじゃないイメージを根強く持ってるでしょ。私が興味あるのは、変なコメディなの」とコメントしていただけに(?)、その年、ゴールデン・ラズベリー(ラジー)賞にノミネートされた。自身の過去と向き合う…『ダーク・プレイス』1985年、田舎町で起こった一家惨殺事件の生き残りの少女が大人になった姿を熱演した『ダーク・プレイス』(’15)。プロデュースも務めている。有名事件の真相を追う“殺人クラブ”の主催者ライル(ニコラス・ホルト)から、事件について語れば謝礼が出ると聞き、生活に困っていた彼女は忘れ去りたい忌まわしき過去に向き合っていく。作品の評価はけっして高くはないが、自身のトラウマと対峙しようとするヒロインはシャーリーズ自身とも重なり、彼女を知る上でもぜひ見ておきたい1本。ハマリ役になった女スパイ『アトミック・ブロンド』全米でシャーリーズ単独主演作史上最高のオープニングを記録した『アトミック・ブロンド』(’17)。構想5年、『ジョン・ウィック』『デッドプール2』のリーチ監督のもと、8人ものパーソナル・トレーナーを雇い、2か月半、1日5~6時間のハードなトレーニングを受けたという。本人が実際に、必死に演じていることが伝わってくる壮絶な格闘シーンの連続で、撮影中に歯を3本折っていたことも伝えられた。『マッドマックス』のフュリオサ、そして今作のスパイ・ロレーンと来て、「姐さん、一生ついていきます」と心を捧げたファンは数知れず?さらに今作の直後に、今度は『タリー』のための増量を始めたというから恐れ入る。「Total Film」誌に語ったインタビューによれば「世界中の人々は、女性がほかのスーパーヒーローやアクションスター同様にぶちのめす姿がみたいのよ。私は自分の子どもたちにそれを見て欲しいもの」と語っていたシャーリーズ。現在、準備中だという『アトミック・ブロンド2』(原題)はもちろんのこと、これからも“体を張り続ける”彼女から目を離すことなどできない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.モンスター 2013年4月27日より丸の内 TOEI ほか全国にて公開© 2013「モンスター」製作委員会マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED荒野はつらいよ〜アリゾナより愛をこめて〜 2014年10月10日TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Universal Picturesアトミック・ブロンド 2017年10月20日より全国にて公開© 2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.タリーと私の秘密の時間 2018年8⽉17⽇よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2018年08月23日映画『タリーと私の秘密の時間』が、2018年8月17日(金)にTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーにて公開される。人に頼れない母親とベビーシッターの不思議な絆『タリーと私の秘密の時間』は、仕事に家事に育児と、何事も完璧にこなしてきた“人に頼れない”3人の子供の母親マーロと、彼女の元に現れた夜だけのベビーシッター・タリーの不思議な絆を描く物語。マーロは、仕事を完璧にこなし、悩みも聞いてくれるタリーとの絆を深めていくうちに輝きを取り戻していくが、タリーは決して自分の素性を語らず、夜明け前には姿を消してしまう。タリーの謎が解け、隠れていたもうひとつの物語が立ち上がると、そこには目の覚めるようなサプライズが。多忙な日々を過ごしながら、かつて夢見た未来とは違う“今”にため息をつく大人たちに贈る、ミステリアスなヒューマンドラマに仕上がっている。シャーリーズ・セロンが母親役を熱演多忙な日々に追われる3人の子供の母親・マーロ役を演じるのは、『アトミック・ブロンド』『スノーホワイト/氷の王国』にも出演したシャーリーズ・セロン。2003年の映画『モンスター』で約13キロ増量し話題となったが、本作『タリーと私の秘密の時間』ではその美貌を再び封印。体重を18キロ増やし、日々奮闘する女性を熱演している。また、自由奔放な若きスーパーベビーシッター・タリー役は、『ブレードランナー 2049』のマッケンジー・デイヴィスが演じる。監督はジェイソン・ライトマン。シャーリーズ・セロンとは、『マイレージ、マイライフ』以来の再タッグとなる。ストーリー「わたし、ひとに頼れないの」――仕事に家事に育児と、何ごとも完璧にこなしてきたマーロは、3人目の子供が生まれて、ついに心が折れてしまう。そんな彼女のもとに夜だけのベビーシッターとしてタリーがやってくる。彼女はタメグチのイマドキ女子なのに仕事は完璧。マーロの悩みも聞き、見事に解決してくれる。自由奔放なタリーと不思議な絆を深めていくうちに、マーロも本来の輝きを取り戻していくのだが、タリーは何があっても夜開け前に姿を消し、自分の身の上は決して語らないのだった――。詳細映画『タリーと私の秘密の時間』公開日:2018年8月17日(金)監督:ジェイソン・ライトマン脚本:ディアブロ・コディ出演:シャーリーズ・セロン、マッケンジー・デイヴィス 他日本語字幕:中沢志乃原題:Tullyレイティング:G
2018年06月03日女優シャーリーズ・セロンが主演を務める映画『タリーと私の秘密の時間』(8月17日公開)の特報映像とメイン画像2点が31日、公開された。同作は、『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞に2度ノミネートされたジェイソン・ライトマン監督が、『ヤング≒アダルト』で主演に迎えたシャーリーズ・セロンと再びタッグを組む最新作。仕事に家事に育児と、何ごとも完璧にこなしてきた“人に頼れない”3人の子供の母親マーロと、彼女の元に現れた夜だけのベビーシッター・タリーの不思議な絆を描く。タリーとの絆を深めていくうちに輝きを取り戻していくマーロ役を演じるシャーリーズ・セロンは、体重を18キロ増やしてマーロを熱演。頑張りすぎる女性たちの魂の声を届ける。また、『ブレードランナー 2049』のマッケンジー・デイヴィスが、タメグチのイマドキ女子なのに仕事は完璧で、マーロの悩みも聞いて解決するが、何があっても夜明け前に姿を消して自分のことは絶対に語らない自由奔放な若きスーパーベビーシッター・タリー役を務める。このたび特報映像が公開され、すっぴん顔、頭ボサボサ、ヨレた服を身にまとい、家事に、育児にと追われているマーロ(シャーリーズ・セロン)の姿が明らかに。片手で携帯をいじりながら赤ちゃんを寝かすも誤って落としたり、せっかく入れた母乳パックが倒れてこぼれたり。そんなマーロの前に現れたのは、タメグチのイマドキ女子・タリー(マッケンジー・デイヴィス)。子供を撫でながらマーロに向かって「人生のすべてをケアするわ」と意味深な発言をし、ここから2人の不思な関係が生まれ始める。あわせて公開されたメイン画像は、授乳しているマーロと赤ちゃんの姿を見守るタリーの姿と、タリーとマーロが夜のバーで親交を深める場面の写真となっている。(C)2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2018年05月31日『アトミック・ブロンド』で抜群のスタイル&超絶アクションを披露したシャーリーズ・セロンが、18キロも体重を増やし、主演を演じたことで話題の映画『タリーと私の秘密の時間』(原題:Tully)の日本公開が今夏に決定、日本版ポスタービジュアルも解禁となった。あらすじ「わたし、人に頼れないの」仕事に家事に育児と、なんでも1人で完璧にこなしてきたマーロは、3人目の子が生まれたことで、ついに夜だけのベビーシッターを雇うことにする。そこへやってきたのは、初対面の相手にも平気でタメグチをきくイマドキ女子・タリー。しかし、彼女は完璧に仕事をこなすスーパーベビーシッターだった!やがてマーロとタリーの間には不思議な絆が芽生え、マーロは本来の輝きを取り戻していく。2人の絆が深まる一方で、タリーは何があっても夜明け前には必ず姿を消し、自分の話は一切せず、謎はさらに深まるのだった――。オスカー女優シャーリーズ・セロンが再び増量に挑む!シャーリーズが挑むのは、3人の子を持つ“人に頼れない”母親・マーロ。なんでも1人でこなそうとする“頑張りすぎる女性”を熱演している。過去にアカデミー賞を獲得した『モンスター』で役作りのために13キロの増量に成功している彼女だが、今回マーロを演じるにあたって3か月半もの期間を費やし、18キロも体重を増やしたという。監督は『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞にノミネートされた経験を持つジェイソン・ライトマン。シャーリーズとは『ヤング≒アダルト』以来の再タッグとなる。また、謎のスーパーベビーシッター・タリーは『ブレードランナー2049』『オデッセイ』のマッケンジー・デイヴィスが演じる。思わず目を惹くポスタービジュアルこの度公開されたポスタービジュアルでは、「がんばりすぎる昼間の私が、夜にみつけたホントの私。」という意味深なキャッチ・コピーとともに、顔中シールだらけのシャーリーズ演じるマーロの姿が確認できる。どこかミステリアスでありながら、観る者の心もケアしてくれる、コミカルで温かいストーリーに期待していて。『タリーと私の秘密の時間』は今夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月21日18日の『Tully』LAプレミアには元通りの体型で登場写真:The Mega Agency/アフロ 演じる役柄に合わせ、徹底的に役作りをすることを「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ぶ。アル・カポネを演じる際に髪の毛を抜いて外見を近づけたり、ボクサー役で出演した『レイジング・ブル』では25キロも体重を増やしたりしたロバート・デ・ニーロの壮絶な役作りに由来するものだ。最近では、クリスチャン・ベイルがその実践者として知られるが、女優ではなんといってもシャーリーズ・セロン(42)がその筆頭だろう。 最新作『Tully』で、新生児を含む3人の子どもの母親マーロを演じたセロン。赤ちゃんの夜泣き対応で疲れ切り、なりふり構う暇さえないリアルな産後の母親像を体現している。撮影に入る前に、セロンは体重を22.6キロも増やしたという。ET Onlineのインタビューで彼女はこう語る。 「この女性が何を感じているのかを、私も体感したかった。このやり方は私にとって彼女により近づき、内面を探る近道だったと思う。でもね、驚いたことに、ものすごく気分が落ち込んでしまったの。今まで、これほど大量に加工食品や糖分を含む飲み物を摂ったことがなかったから。最初の3週間くらいまでは楽しかったのよ。キャンディストアに行ったり、朝食にミルクシェイクをおかわりしたりね。でも、それ以降は苦痛でしかなかった。夜中の2時に起きて冷えたマカロニチーズを食べていたの。毎晩毎晩、喉に押し込んで。体重をキープするのは大変だった」 ふくよかになったセロンを見て、彼女の2歳になる娘は「ママのおなかにあかちゃんがいる!」と信じ込んでいたという。 セロンは『モンスター』(2003)では実在した娼婦の連続殺人犯を演じるために13キロも体重を増やして鬼気迫る演技を見せ、アカデミー主演女優賞を獲得した。撮影後に体型を元に戻すには1年半もの時間を要し、その期間を「地獄だった」と振り返る。そして『モンスター』の撮影時は27歳だったが、今年は43歳になる。急激な体重の増減は、心身に大きなダメージを与えるはずだ。 「27歳の身体と43歳の身体が違うことは知っている。主治医からもくれぐれも気をつけるようにと言われたもの」 そんな辛い思いを再びすることにはなるが、セロンは観客に育児の難しさを伝えられたことに大きな価値を見出したと話す。 劇中のマーロは毎晩、泣き声に起こされてはミルクを温め、寝付くまで抱っこし続ける。慢性的な寝不足で上の子どもたちには冷凍ピザを出すのが精一杯。家の中は散らかり放題で、落ちている物を拾う気力すら沸いてこない。飲み物をこぼされた服を脱ぐと、「ママ、その身体どうしちゃったの?」と心をえぐる質問が飛んでくる。 「この奮闘は全ての人にとっての現実。育児が思っていたよりはるかにキツイということを理解してもらえると思う。作品を観たたくさんの父親が、『こんな風だなんで知らなかった』と言ってきたの。『子育ては本当に大変で、みんなが言うようには絶対うまくいかない』ってことを気軽に言えるような機運を醸成していかないといけない。これは、私たちの責務だと思う」
2018年04月20日過去に約13kg増量の役作りに取り組み、『モンスター』でアカデミー主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロンが、再び大幅増量に挑戦した。今回は『Tully』(原題)で「新生児を含む3人の子持ちで、疲れ切っている母親マーロ」を演じるために、約23kg体重を増やしたという。「ETonline」にその苦労を語った。「とにかく、この女性(マーロ)が何を感じているか私も感じたかったの。それで、(太ることが)彼女に近付くための方法だと思った。ただね、すごくびっくりすることがあったの。鬱がやってきたのよ。ガツンとやられたわ」と増量による心身の変化について明かした。23kg太るために費やした期間は3か月半。「最初の3週間は常に楽しかった。お菓子屋さんで喜んでる子どもみたいにね。朝はファーストフードで食事をとり、ミルクシェークを2杯飲んで」と好き放題食べることに幸せを感じていたシャーリーズ。ところがその3週間以降は食べることにうんざりし、「仕事のため」になり始めた。「朝2時に起きて冷たいマカロニチーズを食べるの。喉に詰め込む感じで…。増やした体重を保つために」。太って大きくなったシャーリーズのお腹を見て、2番目の子どものオーガストちゃんが「赤ちゃん、いるの?」と勘違いしたという微笑ましいエピソードも。苦労して増やした体重を落とすのはさらに難しく、1年半を要した。「地獄を見たわね。あまりにも長かった。『モンスター』の時は5日くらい食べなくてもなんともなかったけど、27歳だったあのときと、42歳のいまじゃ違うから」。(Hiromi Kaku)
2018年04月19日最新作『Gringo』(原題)のプロモーションに勤しんでいるシャーリーズ・セロン。この作品で、シャーリーズは生物工学によって作られたマリファナを売るビジネスウーマンを演じている。「E!News」のインタビューに応じた彼女は、マリファナについて驚きの過去を語り始めた。シャーリーズは「人生の大半、起きてはすぐ吸うという毎日を送ってた」というマリファナ愛好者だったのだ。マリファナの初体験は「何も問題なかった」と語っている。しかし、数年経つと自身に変化が起き始めたという。「私はアルコールやほかのものよりもマリファナのもつ価値は素晴らしいと思っているの。若い頃は身体とも相性抜群だったわ。でもある日突然変わった…。30代のはじめ、(マリファナを吸うと)自分がすっごくつまらない人間になってきたの。冷蔵庫の前にずっと立っていたりとかね。これはよくないなって…」。以降、マリファナを止めたシャーリーズだったが、自分に対して特に禁止しているわけではなく、今後再び使うことも前向きだ。というのも、シャーリーズはひどい不眠症のため、睡眠薬の類よりもマリファナの方が興味があるのだそうだ。「時間があったら、母と一緒に吸おうと思っているの。母もひどい不眠症なのよ」。(Hiromi Kaku)
2018年03月01日日本を舞台にスタジオライカが描いたストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』。シャーリーズ・セロンをはじめ本国版のボイスキャストが超豪華と話題の本作だが、日本版の声優キャストもピエール瀧、川栄李奈らが参加することが決定し注目を集めている。この度、その日本語版吹き替え映像が公開された。ピエールさん、川栄さんがそれぞれ本作で演じているのは、ノリは軽いが弓の名手でたくましさも兼ね備えている“クワガタ”と、主人公・クボを執拗に襲いにくる敵・“闇の姉妹”。ネット上では早くも「みたい!」「楽しみ!」といった声が相次いでいるが、今回到着した映像では、そんな2人の声優っぷりが堪能できる。『アウトレイジ 最終章』や『凶悪』での強面役を演じるピエールさんからは想像もつかない、お茶目でどこか可愛らしい憎めないクワガタの一面が垣間見え、そして映像後半では、“悪役”闇の姉妹がクボに襲いかかるという本作でも一押しのダークなシーンが解禁。まさにヒールな川栄さんの高笑いが響き渡る印象的なシーンは必見だ。また2人のほかにも、「クレヨンしんちゃん」のしんのすけ役でお馴染み、矢島晶子演じる“クボ”や、田中敦子演じる“サル”などのキャラクターも登場。圧倒される映像美に加え、豪華キャストが声をあてた本作。まずはこちらの映像からチェックしてみて。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月26日スタジオライカが描く、アカデミー賞ほか世界の映画賞を席巻中の日本を舞台にしたストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』。本国版のボイスキャストには、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラら実力派俳優陣が参加していることでも話題となっているが、この度、注目のシャーリーズ演じる“サル”のアクション映像が到着した。今回公開された映像は、シャーリーズが声をあてる“サル”によるアクションシーンを切り取ったもの。主人公のクボとともに旅をし、戦い、彼を見守る優しさを持った“サル”。シャーリーズはこの“サル”について「辛口で、どう猛で、面白くて、皮肉っぽいわ。そしてとても正直。残忍なほどに正直よ。賢くて、悪びれたところがないの。でも心の奥底は、とても硬い殻に覆われた、柔らかい部分がある」と魅力について語りつつ、「彼女は最高の人よ。卓越した武道家で、サバイバルにかけては抜群に腕が立つわ。彼女は…言ってみれば戦士ね」とも。また公開された映像でもわかるように、劇中で“サル”はアクションを披露。シャーリーズといえば、『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役や公開されたばかりの『アトミック・ブロンド』では最強の女スパイ、ロレーン役を演じており、この『アトミック・ブロンド』においては3か月以上にも及ぶトレーニングを経て、史上最高とまで謳われるアクションシーンをこなした。そんな彼女が声のみで魅せるアクションシーンは必見だ。そして、ストップモーションアニメ最高峰とも言われるスタジオライカでは、作品を通して激しいアクションシーンを撮影するにあたり、戦闘専門の振付師アーロン・トニーをはじめ、スタントマンたちの助けも借りたそう。アーロン氏は、マーベル原作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などを手掛けており、剣さばきや複雑な弓矢の仕掛け、接近戦などについて指導したという。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月21日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ワイルド・スピード ICE BREAK』でファンを大興奮させたシャーリーズ・セロンが、ベルリンを舞台に最強のスパイに扮する『アトミック・ブロンド』。このほど、シャーリーズも自ら提案したという、ブロンドがいっそう映えるスパイファッションがお披露目された。「今世紀最高」とも評される、シャーリーズの体を張った壮絶なアクションが見どころとなる本作。このほど公開されたのは、そんな彼女が演じるスパイ、ロレーン・ブロートンがまとう華麗な衣装が確認できる場面写真だ。「80年代のファッションから最高にカッコいい要素を見つける」というテーマのもと、当時のベルリンにあった60年代~70年代のアイテムも巧みに取り入れつつ作り上げられたそのスタイルは、シャープでスタイリッシュ。本作でプロデューサーとしても名を連ねるシャーリーズ本人からの「革のコートを着て、ガーターベルトを付けて変装しているスパイがいたらどうだろう」というアイディアも加わり、ブロンドヘアにも映えまくる本作ならではの最高にクールなスパイファッションができ上がった。多くの衣装はロンドンやベルリンにあるスタジオから調達していたが、それだけではなく、何百点にものぼる大量の古着を購入し、衣装に生かしたという本作。「ステレオタイプは避け、微妙なニュアンスや美しさ、芯にあるものを見出すことを大事にしていた」と語る衣装デザイナーは、魅力的な衣装の中でも特に、「夜の外のシーンの撮影のため、『ディオール(Dior)』のアーカイブから貸し出された赤いコートは何より輝いて見えることは間違いない」と断言する。いつ、どこで、そのコートが登場するのか…それは観てからのお楽しみ。しかし、壮絶なアクションシーンも多数こなすため、他の作品にはない苦労があったことも伺える。シャーリーズ演じるロレーンの衣装は、血しぶきで幾度となく汚されるため、衣装部は同じ衣装をいくつも用意しなければならなかったとか。美しい衣装をまとったロレーンが、激しいアクションで群がる敵を次々に仕留めながらも、ボロボロになっていく様はまさに“壮絶”のひと言。美しき最強のスパイの魅力を何倍にも引き出す一方、アクションシーンの見せ方にもクールな衣装がひと役買っているといえそうだ。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開(text:cinemacafe.net)
2017年09月15日