現在上野で開催中のクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」で、ストラヴィンスキーをテーマにした新シリーズ「東京春祭のStravinsky」が、4月7日(土)にスタートする。「東京春祭のStravinsky vol.1 インバル&都響のストラヴィンスキー」の公演情報ロシア生まれのストラヴィンスキー(1882-1971)は、バレエ音楽の革命的傑作『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』などで知られる20世紀を代表する作曲家。指揮者、ピアニストとしても活動し、20世紀以降の芸術文化に広く影響を及ぼした音楽家のひとりだ。今回始まるシリーズの第1弾で取り上げるのは、ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽のうちの2作品『火の鳥』『ペトルーシュカ』。演奏は、2008年のコンビ結成以降、充実の黄金期を築きあげているエリアフ・インバルと東京都交響楽団。マーラーやブルックナー、ショスタコーヴィチの作品などで卓越した手腕を発揮してきた名指揮者インバルの巧みな音楽構築、それに高い精度のアンサンブルで応える都響の演奏。ストラヴィンスキーの大作が、色彩感に満ち溢れた壮大な音絵巻になりそうだ。「東京春祭のStravinsky vol.1 インバル&都響のストラヴィンスキー」は、4月7日(土)に東京文化会館 大ホールで開催。チケットは発売中。2013年春のシリーズ第2弾では、初演100周年を記念して『春の祭典』が演奏される予定だ。また「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」は、4月8日(日)まで東京文化会館ほか上野界隈の文化施設を中心に開催中。■東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-東京春祭のStravinsky vol.1 インバル&都響のストラヴィンスキー【日時】4月7日(土) 19:00開演【会場】東京文化会館 大ホール【出演】指揮:エリアフ・インバル管弦楽:東京都交響楽団【プログラム】バレエ音楽《ペトルーシュカ》(1947年版)バレエ音楽《火の鳥》(1910年全曲版)
2012年04月03日世界最大規模のクラシック音楽フェスティバル「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」2012年度開催概要の記者発表が、2月16日に東京国際フォーラムで行われた。1995年フランス・ナントで生まれた「ラ・フォル・ジュルネ」は、朝から晩まで複数のホールでコンサートが繰り広げられる、まるでロックフェスのような音楽祭だ。1公演約45分・低価格のチケット料金で、複数のコンサートのハシゴが気軽に可能だ。「クラシック音楽の大衆化」のコンセプトのもと、日本では2005年の初開催以降、ゴールデンウィークの風物詩として定着し、2007年には来場者数100万人を突破するなど、世界最大級の音楽祭に成長を遂げた。「ラ・フォル・ジュルネ」で毎回注目を集めるのが、音楽祭のテーマ。開催8年目の今回は「サクル・リュス」(ロシアの祭典)と銘打ち、グリンカ、ロシア5人組(バラキレフ、キュイ、リムスキー=コルサコフ、ボロディン、ムソルグスキー)、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどの作品を中心に、19世紀から現代までのロシア音楽の変遷を辿る。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2012」は、5月3日(木・祝)から5日(土・祝)の3日間、東京国際フォーラムで開催。また丸の内周辺エリアでは4月27日(金)よりプレ・イベントを実施する。公演数は約350公演(内有料は約150)を予定。チケットの一般発売は、3月31日(土)10時より。また同じくゴールデンウィーク期間中、東京以外の他4都市での実施も決定。「サクル・リュス」をテーマに、新潟、びわ湖、金沢、鳥栖で開催される。【ラ・フォル・ジュルネ国内開催都市】《東京》期間:4月27日(金)~5月5日(土・祝)会場:東京国際フォーラム/丸の内・周辺エリア《新潟》期間:4月20日(金)~5月6日(日)会場:りゅーとぴあ/新潟市音楽文化会館/燕喜館/旧齋藤家別邸ほか《びわ湖》期間:4月28日(土)~30日(月・祝)会場:びわ湖ホール《金沢》期間:4月28日(土)~5月5日(土・祝)会場:石川県立音楽堂/金沢市アートホール/北陸エリア(福井・石川・富山)《鳥栖》期間:5月5日(土・祝)~6日(日)会場:鳥栖市民文化会館★以下のリンクより「ラ・フォル・ジュルネ」をお気に入り登録して、チケット情報をGETしよう!
2012年02月17日