今月のアプリ版「ぴあ」の表紙はスタローンが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2024年01月28日ジェイソン・ステイサム、シルベスター・スタローンら豪華俳優が出演する人気アクションシリーズの第4弾『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が現在公開中だ。自らを“消耗品軍団”と名乗り、CIAから依頼される数々の超難関ミッションを乗り越えてきた最強軍団“エクスペンダブルズ”。本作で新たに主演となったジェイソン・ステイサムがシルベスター・スタローンの意志を継ぎ、どのような“ニューブラッド”を見せてくれるのか?今回は長年ステイサムの一挙手一投足を追い続けている“ステイサム学会”のDIEsuke氏とデッドプー太郎氏に、『エクスペンダブルズ』シリーズやその他の作品で見せるステイサムの魅力について、アツく語っていただいた。――まずは、おふたりの自己紹介をお願いいたします。DIEsukeステイサム学会員、チンピラ映画ライター、映画タッグ“ビーパワーハードボイルド”のラリアット担当DIEsukeと申します。自分でも何者か年々分からなくなっているんですが、総合して映画ポン引きを自称しております。デッドプー太郎ビーパワーハードボイルドのホームページ、YouTubeチャンネルを細々と運営しているデッドプー太郎です。DIEsukeさんとはタッグを組んで来年で10年です。普段は会社員をしています。この10年間ビーパワーハードボイルドであることは全力でひた隠しにしています。――おふたりがジェイソン・ステイサムに注目したきっかけを教えてください。DIEsuke一番最初に注目したきっかけは、中学の頃に観た『トランスポーター』ですかね。見た目はタフなガイなんですが、シリーズ通して見てみると、困っている誰かに流されがちなんですよね、ステイサムは。最初はツンツンしてるのに。おかげさまで何だかんだで結果的に修羅場に突っ込むんですよ。損得関係なしな、命がけのデレとでもいいましょうか。戦闘力はあってもどこか完璧じゃない。そういうところが注目したきっかけです。『トランスポーター』デッドプー太郎同じく『トランスポーター』です。ちょうどスタローンや(アーノルド・)シュワルツェネッガーの勢いが弱まっていた2000年代前半。『マトリックス』の影響をモロに受けたVFXまみれの映画ばかり公開されていた時代に、CGに頼らないアクションと皮肉の利いたブラックジョークは衝撃的でした。友だちが興奮気味に「信頼できる男ができた」と話していたのが思い出深いです。あいつ元気かなぁ……。――今回の『エクスペンダブルズニューブラッド』のステイサムには何回タギりましたか?またその中で1番タギった瞬間を教えてください。DIEsukeこれは僕だけかもしれませんが、タギるどころか終始ガンギマリでした。ですが強いてひとつ挙げるなら、予告編でも使われているステイサムの「仲間じゃない。兄弟同然だ」というスタローンへの思いを言葉にして告白するシーン。あそこはシリーズを追ってる者からしたら震えましたよ。何ならちょっと泣きました。『エクスペンダブルズニューブラッド』予告編デッドプー太郎できるだけ冷静に観ようと思っていたのですが無理でした。「EXPENDABLES」という文字が出るだけで取り乱してしまいました。気づけば汗でびっしょりでした。試写を観た日、「今日は何でもできる気がする」と健康のために通っているスポーツジムで自分の体重より重い重量で筋トレをして翌日寝たきりになりました。普段はウォーキングくらいしかしないのを忘れていました。『エクスペンダブルズニューブラッド』――『エクスペンダブルズ』シリーズでこそ堪能できるステイサムの魅力を教えていただけますでしょうか。DIEsukeやはりスタローンとの熟年夫婦感ですかね。普段は互いに憎まれ口を叩いたりしつつも、何だかんだ互いのピンチを放っておけない関係性はシリーズの魅力のひとつです。多くの言葉を交わさずとも死地へ突撃する関係性はグッときますね。デッドプー太郎抜群の返しです。大好きなシーンをひとつ挙げると、1作目のラストで一緒にいたがるヒロインに「いつでも会えるから」とスタローン演じるバーニーが紳士的に別れるんです。あのときのバーニーは間違いなくカッコつけてたし、何なら自分に酔っていたのですが、帰ってきたバーニーにステイサム演じるクリスマスが「本音を言えよ!!タイプじゃなかっただけだろ!?」とつっこんで、思わずバーニーが笑い出す。仲良い同性どうしでも「あっ!!今カッコつけてるんだろうな」と気づいてしまうとそっとしてしまいがちですが、あのぶっこみ方は素直に憧れました。『エクスペンダブルズニューブラッド』――それでは、今回の『エクスペンダブルズ ニューブラッド』でこそ堪能できるステイサムの魅力はありますでしょうか?DIEsuke“はぐれエクスペンダブルズ”と化すクリスマス(ステイサム)ですね。他人からどう評価されるかが重要視される世の中ですが、たとえ肩書きを奪われようが自称するキープ・オン・エクスペンダブルズな姿勢は僕も見習おうと思いました。デッドプー太郎予告でも触れられているとおり、バーニー(スタローン)の身にいろいろ起こるのですが、そのときのクリスマスの「ワイルドカード」で全額スったとき以上の落ち込みっぷり。「スタローンの精神を引き継ぐ」と言わんばかりに全方面で一生懸命なステイサムが堪能できます。気合を入れ過ぎたあまり、潜入という言葉をド忘れして銃撃戦に発展したり、単独行動を取りがちになるスタローンの悪いところも引き継いでいたのも魅力的です。スタローンとステイサムの間に飾られた言葉はいらない『エクスペンダブルズニューブラッド』――『エクスペンダブルズ ニューブラッド』ではステイサムがスタローンの意思を引き継ぐ場面があります。シリーズを初期からご覧になっているおふたりは、スタローンからステイサムへの継承をどのように受け取りましたか?DIEsuke『3』辺りでも若手を呼んでいたので、「何となく継承したいんだろうな、スタローン……」という気持ちが伺えましたが、まさか本当に継承するとは夢にも思いませんでした。例えば同じように『クリード』シリーズも継承をテーマのひとつに据えていましたが、そう考えると『エクスペンダブルズ』はずいぶんザックリと継承してるなあ、と。でもスタローンとステイサムの間に飾られた言葉はいらない。そう思わせてくれる引き継ぎでしたね。デッドプー太郎1作目の頃からスタローン相手にブラックジョークで堂々と渡りあえるステイサムの存在感に、スタローンも「引き継ぐならコイツ」と思っていたのでしょう。その後は皆さんもご存知のとおり、『ワイルド・スピード』に乱入してもファミリーに入るか入らないかのギリギリの距離感で出演し続けるバランス感覚、『MEG ザ・モンスター』での人類を超えた活躍を通して機が熟したのでしょう。ただ、懸念としてはスタローンは昔から自身の言ったことや設定をド忘れする人です。『クリード』でガンだったはずなのに続編でピンピンしていたロッキー。定期的に戦場に帰ってしまうランボー。すぐにヘルメットを脱いで平常運転だった『ジャッジ・ドレッド』……。もし『エクスペンダブルズ5』が公開されることがあっても、しれっと真ん中に立っているかもしれません。『エクスペンダブルズニューブラッド』――ステイサム初心者の人にステイサムの魅力を伝えるときに、おススメのステイサムエピソードがありましたら教えてください。DIEsukeステイサムはinstagramの公式アカウント(@jasonstatham)を持っているんですが、彼のプライベートが少しだけ伺えます。普通であれば何を食べたとか、家族の写真をアップするもんですが、ステイサムほどの男となれば違います。モノクロの筋トレ写真がやたら多いかと思えば、自撮りの距離感が近すぎたり、遠景があっても逆光で見えづらかったり。最近は他の人に撮ってもらうか、映画のオフショットを使うようになったみたいですが、普段は完全無欠なキャラなのに少し使い方が不器用なところがかわいい。どっちかというと嫁のロージー・ハンティントン=ホワイトリーのインスタを追ってた方がステイサムの動向を追えるという。やたらファンにサービスするようなミーハーな使い方をせず、演じる劇中のキャラ同様、あくまで武骨にSNSを使っているのも魅力ですね。デッドプー太郎YouTubeで検索すればゴロゴロ転がっていますが、過去にキットカットのCMに出演されております。キットカットのCMなのに一切“Have a break”できないピリついた空気が張り詰めています。ステイサムの魅力を漢字1文字で表すとすると……?『エクスペンダブルズニューブラッド』――『エクスペンダブルズ』シリーズを除いて、フェイバリットステイサム作品を3本教えてください。DIEsuke『ハミングバード』『ブリッツ』『MEG ザ・モンスター』ですね!!特に『ハミングバード』には恩があります。ホームレスになったステイサムが借りぐらしする話なんですが、ちょうど僕が1カ月無職になったときは毎日DVDで見ていました。いろいろ見放されたと感じていた自分に、ステイサムを勝手に重ねていたというか。ド派手なアクションがあるわけではないんですが、僕にとっては大切なステイサム映画の1本です。『ハミングバード』デッドプー太郎『アドレナリン』『デス・レース』『MEG ザ・モンスター』。ひたすらテンションを上げていかないと死ぬという設定でレッドブルをがぶ飲みしたり無茶をし続ける『アドレナリン』は、現在におけるステイサムのターニングポイントだったと思います。なお、『デス・レース』は無名時代のスタローンが出ていた作品のリメイク。その後に脚本がスタローンの『バトルフロント』でも主演を務めていたので、歴史を通して着実にスタローンの引継ぎが進んでいたことが分かりますね。勉強になっただろ?『アドレナリン』――ブロマンス映画がにわかに流行っているので、『エクスペンダブルズ』でステイサムとカップリングを考えるとしたら、どの俳優やキャラクターがふさわしいと思いますか?DIEsukeあんまりこういうマウント取るのもどうかと思いますが、ブロマンスが流行る前から『エクスペンダブルズ』でスタローンとステイサムは10年以上イチャイチャしてますからね。そんじょそこらのブロマンスと年季が違うぞ、と。でも強いて挙げるとするならば、ジェラルド・バトラーでしょうか。同じ英国出身、同じジャンルで覇を競ってる感があります。いつか共演して英国タフガイ俳優ナンバーワンを決めてほしいですね。デッドプー太郎ちょっとキツイ話をすると、昨今の流行もあり“ビジネスブロマンス感”がする作品が多いと思います。仲良くキャッキャしとけばウケるだろ?的な。その点、『エクスペンダブルズ』はいい年こいた大人たちがバーでダーツやカラオケで大喜びしてますからね。あの放課後感が好きです。話を戻しましてDIEsukeさんとやや被りますが、同じく英国出身のダニエル・クレイグです。銃撃戦の最中ふたりで延々と英国仕込みのジョークの応酬をしてほしい。それが無理ならふたりで黙々とフィッシュ&チップスを食べている様子が見たいです。『エクスペンダブルズニューブラッド』――ステイサム自身やステイサムの魅力を漢字1文字で表すとしたら何になりますか?DIEsuke“芯”ですかね。作品選びもそうですし、映画の中のキャラもそうですが、とにかくステイサムは芯がブレない。僕もリアルで見習いたいと思ってます。勝手に。デッドプー太郎同じく“芯”です。出世作である『トランスポーター』や先日公開された『オペレーション・フォーチュン』などスーツをビシっと着こなし、高級外車も似合ういわゆるイケオジですが、スキャンダルとは無縁で、パパラッチされた写真はいつもTシャツかポロシャツです。映画でもオフでもブレていませんね。ただ、これだけステイサムを好き勝手語っておきながら最後にお伝えすると、『エクスペンダブルズ』の一番の推しはスタローンなんです。ごめんなさい。『エクスペンダブルズニューブラッド』『エクスペンダブルズニューブラッド』公開中(C)2022 Ex4 Productions,Photo:AFLO『エクスペンダブルズニューブラッド』YouTube: 映画ヨタ話「ビーパワーハードボイルド 炸裂連弾」()HP: 「BE POWER HARD BOILED Z」()
2024年01月06日1月5日(金) より映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が公開されるシルベスター・スタローンが、「ぴあ」1月度の表紙を飾った。本作は、スタローンが監督・脚本・主演を務めてスタートした『エクスペンダブルズ』シリーズ最新作。ジェイソン・ステイサム、スタローン、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアらレギュラーメンバーに加え、新たに50セント、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアが参戦。最新作では、表舞台に出せない汚れ仕事を請け負い、数々の絶対不可能な難関ミッションを乗り越えてきた消耗品軍団〈エクスペンダブルズ〉が、テロリストが所有する核兵器の奪還という、失敗すれば第三次世界大戦が勃発しかねない危険なミッションに挑む。<作品情報>『エクスペンダブルズ ニューブラッド』『エクスペンダブルズ ニューブラッド』ビジュアル1月5日(金) 公開監督:スコット・ ウォー出演:ジェイソン・ステイサムシルベスター・スタローン50セントミーガン・フォックスドルフ・ラングレントニー・ジャーイコ・ウワイスランディ・クートゥアアンディ・ガルシア『エクスペンダブルズ ニューブラッド』冒頭映像『エクスペンダブルズ ニューブラッド』冒頭映像【吹替版】公式サイト: Ex4 Productions, Inc.
2024年01月01日2024年1月5日(金)公開のシリーズ最新作『エクスペンダブルズニューブラッド』より、アクション満載の本編映像の一部が解禁された。シルベスター・スタローンが監督・脚本・主演を務めてスタートし、全世界シリーズ累計興収8億ドルを超えた人気アクションシリーズ『エクスペンダブルズ』。待望のシリーズ最新作では、ジェイソン・ステイサム、シルべスター・スタローン、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアらが続投するほか、新たに50セント、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアが加わり、世界各国から豪華アクションスターが集結する。今回解禁された本編映像は、仲間の仇を討つために再起した新生“エクスペンダブルズ”が見せる、迫力満点のアクションシーンと初陣とは思えないチームワークが見どころとなっている。冒頭では、圧倒されるほどの気迫に満ちた彼らが、一丸となって敵の本陣へ乗り込んでいく姿が映し出されている。接近戦だけでなく狙撃スキルも超一流のリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)が先陣を切り、ひとり、ふたりと軽やかな身のこなしで次々に敵を討ち取っていく。中国武術の達人・ラッシュ(レヴィ・トラン)、怪力自慢のイージー・デイ(50セント)、人一倍ド派手に暴れるトール・ロード(ランディ・クートゥア)。各々が持ち前のスキルを活かし、片っ端から、敵をなぎ倒し着実に本丸へ近づいていく。そんな中、断酒中のガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)は、自慢の狙撃スキルにギアを入れるため、アルコールを解禁しさらにパワーアップ。そして、ひときわ華麗に戦うのは、類まれな近接格闘スキルを持つ新リーダーのジーナ(ミーガン・フォックス)。リーの背後に忍び寄る敵を瞬時に討ち取る。驚きの表情をみせるリーに、「お礼は?」と、してやったり顔のジーナ。続けて、彼女の背後にも敵が現れるが、今度は「礼はいい」とリーがスマートにフォロー。新体制後初のミッションだが、阿吽の呼吸で繰り広げられる迫力満点のガンアクションは必見だ。『エクスペンダブルズニューブラッド』完璧なチームワーク編『エクスペンダブルズニューブラッド』2024年1月5日(金)公開(C)2022 Ex4 Productions, Inc.
2023年12月07日『エクスペンダブルズ ニューブラッド』より本予告とポスタービジュアルが解禁。また公開日が2024年1月5日(金)に変更された。シルベスター・スタローン(『ロッキー』『ランボー』)が監督・脚本・主演を務めてスタートした本シリーズ。最新作となる本作では、ジェイソン・ステイサムはじめお馴染みメンバーのほか、新たに、50セント(『大脱出』)、ミーガン・フォックス(『トランスフォーマー』)、トニー・ジャー(『マッハ!』)、イコ・ウワイス(『ザ・レイド』)、アンディ・ガルシア(『オーシャンズ11』)が加わり、世界各国から豪華アクションスターが集結した。この度解禁された本予告では最強の消耗品軍団《エクスペンダブルズ》が新戦力“ニューブラッド”と共に大暴れする様子が映し出される。「頼むぞリーダー」と声をかけるのは本作より参戦のアンディ・ガルシア演じるCIAマーシュだ。「ベストを尽くす」とバーニー・ロス(シルベスター・スタローン)が応じる。手渡されたブリーフィング資料の気になる作戦内容は?「行くぜベイビー!」とリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)らが、景気よく敵のアジトに乗り込む。車載機関銃で敵を一網打尽にし、空からはバーニーが容赦ない鉄の雨をお見舞いする。ブリーフィングシーンが挟み込まれ「敵は核ミサイルを所持」していることが通達される。敵は、核を力で奪うことが可能なテロリスト集団を率いるスマトラ・ラフマト(イコ・ウワイス)を筆頭に強者揃い。空より爆撃をお見舞いするバーニーの操縦する輸送機を一発百中!ライフルで撃墜!無残にも黒煙を上げ墜落…。果たして、バーニーは無事なのか…?“俺たちのリーダーを偲んで”と書かれたエクスペンダブルズのトレードマークがバーカウンターに飾られる。仲間(バーニー)の意思を継ぎ再び立ち上がるエクスペンダブルズ。「仇を取らないのか?」と聞くのは新メンバーのデーシャ(トニー・ジャー)。熱い絆でバーニーとともに死地を潜り抜けてきたクリスマスは、「今に殺してやるよ。友達みたいに」と半笑いで挑発するラフマトに対し「友達じゃない!兄弟同然だ」と虎の目を宿し即答する。テロリストたちが潜伏するタンカーに奇襲をかけ「本気で来い!」と襲い来る敵をなぎ倒す!そのナイフ捌きに見惚れる、ステイサムvsイコのハイレベルな一騎打ちも確認でき、達人同士の命の削りあいに熱気十分。「これが俺たちの生き方だ」と悟りを開いたかのように呟くバーニー。その生き方に惚れた新メンバーたちも登場。50セント、トニー・ジャー、ミーガン・フォックスらの戦いぶりにも注目だ。さらに、沈みかけるタンカー、必殺のバイク空中殺法を炸裂させるステイサム、と目が離せないシーンが詰め込まれ、バーニーとクリスマスの「楽しもうぜ!」と目くばせする笑顔がまぶしい、最後まで気持ちの高ぶる予告編となっている。併せて“ニューブラッド”らのポスタービジュアルも解禁。我らがボス、バーニーが衰えを感じさせない力強さで仁王立ちし、センターにはクリスマスが睨みを利かせる1枚。クリスマスの後方にはイージー・デイ(50セント)、ジーナ(ミーガン・フォックス)が銃を構える。2人をはじめとした新生エクスペンダブルズたちの活躍に期待が高まるポスタービジュアルとなっている。また、本予告とポスターが劇場展開される11月3日(金・祝)よりムビチケも発売開始される。『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は2024年1月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日『エクスペンダブルズ』シリーズのジェイソン・ステイサムとシルヴェスター・スタローンが、再びアクション映画『Levon’s Trade(原題)』でタッグを組むことが分かった。「Deadline」が報じた。ジェイソンは主演、スタローンは脚本を担当するという。スタローンが脚本を手掛けるのは『クリード 炎の宿敵』『ランボー ラスト・ブラッド』から4、5年ぶり。監督は『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー。原作はチャック・ディクソンの同名小説。製作は「Black Bear」社と「BlockFilm」社が行う。エアー監督、クリス・ロング、ジェイソン、スタローンも製作陣に名を連ねる。2024年3月から製作がスタート。原作となるのはレヴォン・ケイドを主人公としたベストセラーシリーズ11作のうちの1作目。レヴォンは元犯罪者だが、現在は建設業界で働きまっとうな生活をしている。しかし、上司の10代の娘が失踪したことにより、レヴォンは秘密工作の闇の世界で活動していた時に神話的な存在となったスキルを再発揮することが求められて…。スタローンが脚本、ジェイソンが主演を務めた作品は今作のほかにも2013年の『バトルフロント』がある。また、ジェイソン主演&エアー監督作には今年公開のアクション映画『The Beekeeper(原題)』があり、Xでは3人が集う今作に大きな期待が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年10月30日9月16日、トロント国際映画祭でシルベスター・スタローンのドキュメンタリー映画『Sly(原題)』がワールドプレミアを迎える。『ランボー』『ロッキー』『エクスペンダブルズ』シリーズに主演し、アクション俳優として確固たる地位を築いてきたが、画家という顔も持つスタローン。『Sly』のワールドプレミアに先駆け、7日(現地時間)開幕した同映画祭で彼のアートワークを展示する回顧展を開催中だという。1975年から2020年までにスタローンが制作した12の絵画やアートワーク、スタローンのサイン入りの『ロッキー』のオリジナル脚本や記念品も展示されているという。絵画には、スタローンが俳優のキャリアをスタートする際に力を貸してくれた最初のマネージャー、ジェーン・オリバーが亡くなった日に描いた「Death of Friend」などがある。ハリウッドでスーパースターになる前から絵を描いていたスタローン。フランス、ロシア、ドイツなどで個展を開いたこともあり、「大盛況」と報じられた。トム・ジミー監督(『エルヴィス・プレスリー:ザ・サーチャー ~キング・オブ・ロックの魂の記録~』)がメガホンを取った『Sly(原題)』は、11月3日Netflixで配信開始(アメリカ)。(賀来比呂美)
2023年09月08日10年ぶりのシリーズ最新作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が2024年1月12日(金)に公開されることが決定。特報映像とティザービジュアルが解禁された。自らを“消耗品”と名乗る最強軍団<エクスペンダブルズ>を率いるバーニー・ロス(シルベスター・スタローン)はCIAから下された新たなミッションに挑むため、かつての相棒であるリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)の元を訪ねる。バーニーとともに再び組むことを決意したリーがアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間だけではなく、新たなメンバーが顔を揃えていた。新戦力を迎えたエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。失敗すれば第三次世界大戦が勃発しかねない危険なミッションに挑むが、それは大きな代償を払うことにもなるのだった…。2010年にシリーズ1作目が日本で公開されて以降、根強いファンの支持を受け続けている本シリーズ。本国で最新作の製作が発表されるやいなや、日本国内でも大きな盛り上がりをみせていた。シルベスター・スタローン Photo by Rich Fury/Getty Images最新作では、ジェイソン・ステイサム、シルベスター・スタローン、そしてドルフ・ラングレンやランディ・クートゥアといったシリーズお馴染みのキャストのほか、50セント(『大脱出』シリーズ)、ミーガン・フォックス(『トランスフォーマー』シリーズ)、トニー・ジャー(『モンスターハンター』)、イコ・ウワイス(『ザ・レイド』シリーズ)、アンディ・ガルシア(『オーシャンズ』シリーズ)といった超豪華な新規メンバーが参戦。新旧メンバーが互いにどのような化学反応を起こすのか、期待感は高まるばかり。また、本作で新たに主演となったジェイソン・ステイサムがシルベスター・スタローンの意志を継ぎ、どのような<ニューブラッド>を見せてくれるのか、その点にも注目だ。さらに、特報映像と日本版ティザービジュアルが初解禁。ビジュアルにはシリーズお馴染みのドクロマークがあしらわれ、これまでのシリーズのDNAを感じさせつつも、これまでにない新しさ<ニューブラッド>の印象を与えるデザインとなっている。特報映像は、スタローン演じるバーニー・ロスとステイサム演じるリー・クリスマス、2人の悪友の再会のシーンから幕を開ける。そこからたたみかけるかのように【最強不滅】の文字とともに、大迫力のアクションシーンが連発し、77歳になってもなお衰えることのないスタローンの驚異の背負い投げアクション、ぶっ飛びすぎなバイクアクションなど、30秒の中にも見どころが満載だ。なお、映像には世界的な人気を誇るロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」の名曲「Can‘t Stop」のアレンジ版が使用され、気分も最高潮に盛り上がる映像となっている。『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月20日シルヴェスター・スタローンが、アーノルド・シュワルツェネッガーを題材としたNetflixのドキュメンタリーシリーズ「アーノルド」に出演。昨年11月、「フォーブス」誌にシュワルツェネッガーについて「20年以上もの間、お互いのことが大嫌いだった」と告白した彼が、今作でも2人の過去のライバル関係について語っている。80年代、スタローンは『ロッキー』『ランボー』シリーズ、シュワルツェネッガーは『ターミネーター』などでアクションスターとしての地位を確立した。スタローンは「それまでは、アクションといえば『ブリット』や『フレンチ・コネクション』のようなカーチェイスだった。知性や風刺、言葉が中心となるものだったんだ」とかつてのアクション映画を説明。しかし、シュワルツェネッガーの登場により、「物語を伝えるのに実際に身体を使うようになった」という。「セリフは必要ないんだ。これはチャンスだと思った。だって、オーストリアから来た多くを語る必要のない男以外に、誰もそんなことをやっていなかったから。彼は優れていた。すべての答えを持っていた。あのガタイにあの強さ。それが彼のキャラクターだったんだよ」と、オーストリアからやってきたシュワルツェネッガーの優れたアクションスター性を認め、自身も影響を受けていたことを明かした。シュワルツェネッガーも「アーノルド」の中で「80年代、彼のおかげでモチベーションが上がっていた。彼がいなければああいうアクション映画は撮れなかったかもしれない。それに、あれだけ頑張れなかったかも」とライバルのスタローンに受けた刺激について語っている。(賀来比呂美)
2023年06月13日シルヴェスタ・スタローンの1993年のヒット作『クリフハンガー』がリブートされることになった。スタローンは主演に復帰する。監督は『エンド・オブ・ステイツ』のリック・ローマン・ウォー。プロデューサーにはスタローン、『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツらが名を連ねる。オリジナルの『クリフハンガー』はレニー・ハーリンが監督、スタローンとマイケル・フランスが脚本を共同執筆した。世界興収は2億5500万ドル。スタローンの次回公開作は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol. 3』。文=猿渡由紀
2023年05月02日シルベスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンが初監督も務め、すでに世界興収1億ドル超えのオープニング成績を達成している『クリード 過去の逆襲』から、予告編&ポスターが解禁された。ジョーダン監督がスポーツ映画初、IMAX(R)認証デジタルカメラでの撮影も敢行し、まるでリングサイドにいるかのような圧巻の臨場感を与えている本作は、3月3日に全米公開されるとスポーツ映画、またサーガ史上でも最大のヒットとなる5,865万ドルを記録し、世界興収1億ドル超えのオープニング成績を達成。3月15日現在で全世界1億8000万越えを記録している(※Box Office Mojo調べ)。さらにジョーダン監督は「NARUTO -ナルト-」「はじめの一歩」「メガロボクス」「ドラゴンボールZ」など日本アニメの影響を受けていることを公言しており、「長い間アニメを見続けてきたから、ファイトシーンやドラマの瞬間を構築する上で、自然にアニメに立ち戻る」とコメントしている。今回解禁となった予告編は、クリードが「ここまでやれたのはロッキー、父のアポロ、皆がいたからだ」と語る記者会見の映像で始まる。ある日、世界チャンプとして栄光を手にしたクリードの前に「俺を忘れたのか」とムショ上がりの幼なじみデイムが現れる。クリードが封印したはずの過去の“過ち”によって18年のムショ暮らしを余儀なくされたデイムは、「お前が俺の人生を奪った。何もかもブッ壊してやる」と復讐の狼煙を上げる。デイムを演じるのは『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で“征服者”カーン役で圧巻の存在感を見せたジョナサン・メジャース。本作では鍛え上げたボディで復讐を誓う最強の敵を体現した。やがて、復讐を果たすためなら手段を選ばないデイムは暴走を始める。最愛の妻ビアンカ(テッサ・トンプソン)に「あなたが止めるのよ」と激励されたクリードは、過去の“過ち”と決着をつけることを決意し、最強の敵との戦いに向けて猛烈トレーニングを開始する。スパーリングパートナーを務めるのは、かつての宿敵ドラゴの息子ヴィクターだ。自分の拳で過去を断ち切るため、超満員のLAスタジアムの特設リングに猛烈なクリードコールが巻き起こる。だが、デイムの情け容赦ないパンチがボディに食い込む。思わず雄叫びを上げたクリードと復讐の鬼と化したデイム、互いに一歩も譲らぬパンチの応酬が続いていく。スポーツ映画史上初のIMAX(R)カメラで撮影された臨場感満点のファイトシーンの先に、どんな結末が待つのか。期待が高まる予告編となっている。また、解禁されたポスターは、デイムに強烈なパンチを放ったクリードの姿を鮮烈にとらえている。「血と涙のファイナルラウンド」のコピーが、互いに一歩も譲らない壮絶なファイトを予感させる強烈なビジュアルとなった。『クリード 過去の逆襲』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クリード 過去の逆襲 2023年5月26日より全国にて公開© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年03月17日シルベスター・スタローンの代表作『ロッキー』の意志を継ぐ『クリード3(原題)』が今年、日本で公開されることを記念し、『ロッキー:ザ・ノックアウト・コレクション<4K ULTRA HD>』が4月19日(水)に発売されることが決定した。シルベスター・スタローン演じるボクサー、ロッキーの苦悩と成長を描く『ロッキー』シリーズ。本コレクションには、第49回アカデミー賞作品賞・監督賞・編集賞を受賞した『ロッキー』と、その続編である『ロッキー2』、『ロッキー3』、『ロッキー4』のほか、昨年夏に劇場公開された『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』がシリーズ初となる4K ULTRA HDで収録される。2022年夏に劇場公開され、スマッシュヒットを記録した『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は、シリーズ最高のヒット作となった『ロッキー4』で繰り広げられた、ロッキー対ドラゴ、アポロ対ドラゴの死闘に、約42分の未公開シーンを加え、シルベスター・スタローン自らの手で再編集した94分版。また、画面サイズもビスタサイズから、シネマスコープサイズになるなど、4K ULTRA HDの高いクオリティはファン必見だ。さらに、特典のブルーレイ ボーナス・ディスクには、既発商品に含まれた映像特典に加え、初収録となる60分に迫るメイキング映像「メイキング・オブ・ロッキーVSドラゴ」を含む約154分を収録している。【初回限定生産】『ロッキー:ザ・ノックアウト・コレクション<4K ULTRA HD>』(4枚組+ブルーレイ ボーナス・ディスク1枚/ペーパープレミアム付) 24,800円(税込)■収録内容:5枚ディスク【4K ULTRA HD】『ロッキー』 『ロッキー2』 『ロッキー3』 『ロッキー4』 『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』【ブルーレイ】「ブルーレイ ボーナス・ディスク」映像特典内容①監督ジョン・G・アビルドセン8ミリでの試し撮りを語る②ルー・デュヴァとの3ラウンド・マッチ③ステディカムの発明④特殊メイクの世界⑤スタッカート 作曲家の五線譜⑥真実のリング⑦バージェス・メレディスへの賛辞⑧スタローンとロッキーの語らい⑨メイキング・オブ・ロッキーVS ドラゴ【初収録】※①~⑧は既発商品に収録。※『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は、『ロッキー4』のディスク内に収録されております。※ ブルーレイ本編は収録されておりません。※ 映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(c) 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2023年02月17日シルベスター・スタローン&ジェニファー・フレイヴィン夫妻が離婚することが明らかになった。ジェニファーが裁判所に離婚申請を行い、「People」誌に声明を発表した。「結婚25年目を迎え、夫シルベスター・スタローンとの離婚を申請したことをお知らせするのは悲しいことです。私たちは結婚生活を続けることはありませんが、30年以上を共にしたという関係はこれからも大切にします。また、お互い、娘たちに対して力を注ぎます」。スタローンも代理人を通じて「Yahoo! Entertainment」に「家族を愛しています」「私たちは円満かつプライベートに、個人的な問題に対処しています」とコメント。2人は1988年から交際を始め、破局と復縁を経て1997年に結婚。ソフィア(25)、システィーン(24)、スカーレット(20)の三姉妹をもうけた。今年5月、スタローンは結婚25周年記念に「私の素晴らしい妻へ。25周年おめでとう。僕たちの人生にとって、これほどまでに献身的に尽くしてくれ、忍耐強い女性がどんなに大切か。言葉で表すことはできません。さらに25年(の結婚生活)が続きますように。愛しているよ、スウィートハート」とジェニファーへ愛のメッセージを送っていた。(賀来比呂美)
2022年08月25日シルべスター・スタローンが主演し、監督・脚本も務めた『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』が、明日8月12日(金)より立川シネマシティにて先行上映スタート。この度、スタローンが自らの役者人生をふり返り、ロッキーとの共通点を語る特別映像「ロッキーレガシーとスタローンの経歴」が公開された。映像では、自身の特徴的な声について「俺の声はいろんな事が重なってできた。口が片方だけ曲がっていて声がとても深いんだ」と言い、「(発話障がいも)人が理解できる程度になるまで努力したが、決してクリアで透き通った声にはならない。ネイチャードキュメンタリーのナレーションをすることはないだろう。でも、私が演じているキャラクターにはぴったりなんだ。誰とも同じじゃない、俺ならではの声だから」と、唯一無二の声も俳優のキャリアにとって欠かせないものであったことを語る。世界中から愛され続けているロッキーというキャラクターについては、「俺は運動神経がいいとは言えないが動物的なんだ。多くの人が殺人本能を隠しているが俺の場合は表面に現れている。ロッキーがパンチを繰り出すとき、技術はなくてもその粗暴さは野生的な本能からくる。それがロッキーの強さの源だ」と語り、ロッキーのキャラクターとスタローンが歩んで道を重ね、キャラクターへの愛着と強い思いを明かしている。『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は、シリーズ最大のヒット作となった『ロッキー4』を再編集し、42分の未公開シーンを追加、4Kデジタルリマスター×ワイドスクリーン×5.1chサラウンドで蘇るディレクターズ・カット版。元々、91分だった本編尺は、94分と3分強増えたのみだが、今回の再編集によって、ロッキーがファイターの本能を思い出す旅、殺人マシーンとして育てられたイワン・ドラゴの心の変化、アポロ・クリードが自ら選んだボクサーとしての生き様などを強調し、映画の核であるドラマをより濃く描くことに成功。物語に深みが増し、80年代に社会が抱いていた米ソ間の核摩擦による不安や恐怖をいまを生きる我々に伝えながら、ロシアの現状をスタローンが先読みしたかのような新解釈も追加されている。『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』は8月19日(金)より全国にて公開。※立川シネマシティにて8月12日(金)より先行上映(cinemacafe.net)■関連作品:ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ 2022年8月19日より全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2022年08月11日シルベスター・スタローンが、『ロッキー』『クリード』シリーズのキャラクター、イワン・ドラゴを描くスピンオフ映画『Drago』(原題)の企画が進行中だと報じられていることについて、インスタグラムで言及し激怒している。「またしても心が折れることが。たったいま知ったのだが、またもや94歳の哀れなプロデューサーとバカでハゲタカのチャールズとデヴィッドという子どもたちが、私が作った素晴らしいキャラクターを食い尽くそうとしている。私になにも言わずに!」「ファンのみなさんに謝罪したい。『ロッキー』のキャラクターをこいつらみたいな寄生虫の食い物にされることは望んでいなかった。それにしても、私はかつてドルフに尊敬の念を抱いていたが、彼は私の知らないところで進んでいることについてなにも教えてくれなかった。あのキャラクターは彼のために作ったのに。本物の友だちはゴールドよりも貴重だよな」。スタローンが「94歳の哀れなプロデューサー」と呼んでいるのは、『ロッキー』『クリード』シリーズを手掛けてきたアーウィン・ウィンクラー(実年齢は91歳)、「ドルフ」と呼んでいるのは、『ロッキー4/炎の友情』『クリード 炎の宿敵』でイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンだとみられる。次の投稿ではウィンクラーを名指しでさらなる批判を続けた。スタローンの投稿を受け、ドルフは『Drago』について「脚本もまだないし、契約もしていない。監督も決まっていない。個人的には、友人であるスタローンがプロデューサーとして、もしくは俳優として関わっているものだと思い込んでいた。不幸なことに先週、マスコミにリークされたんだ」とインスタグラムで弁明。「ミスター・バルボア(スタローンが『ロッキー』で演じているロッキー・バルボア)と連絡を取るよ。ファンのみなさんが安心できるように」と、こじれてしまったと思われるスタローンとの関係の修復を誓った。(賀来比呂美)■関連作品:ロッキークリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2022年08月01日Amazon Prime Videoで8月26日より独占配信開始となる、シルベスター・スタローン(76)主演作『サマリタン』の予告編が解禁された。舞台は「都市が崩壊するのも時間の問題」という混沌とした街。ある日、少年サムはいじめにあい、ボコボコにされているところをゴミ収集作業員のスミスに助けられる。これをきっかけにスミスと距離を縮めたサムは、スミスが25年前に死んだと信じられているスーパーヒーロー「サマリタン」なのではないかと疑い始める。スミス本人に尋ねてみると、「サマリタンは死んだ。私はゴミ収集で生計を立てているんだ」とやはり否定されてしまう。しかし、その直後、目の前でスミスが車にはね飛ばされてサムは唖然とするが、同時にスミスの不死身ぶりも目の当たりにして…。予告編の後半は、スタローンのアクションが満載。映画ファンの感想は「80歳近くのスタローンがいまもアクション映画に出ている。これぞレジェンドだ!」「ヒーローは注目を嫌う。正しいことをしても匿名であることを好むんだ。この映画はよくあるヒーローものとはちょっと違う。それがいい。楽しみ!」と好評。スタローンも今作について「かなり違う、とても特別で、すごく興奮する作品」としてインスタで紹介している。(賀来比呂美)
2022年07月28日シルベスター・スタローン主演・製作『サマリタン』が8月26日(金)よりPrime Videoで独占配信されることが決定し、スタローンのコメントが到着。キーアート、場面写真も初公開された。13歳のサム・クリアリー(ジャボン・“ワナ・”ウォルトン)は、謎めいた引きこもりの隣人スミス(シルベスター・スタローン)が、実は正体を隠している伝説の人物なのではないかと疑っている。20年前、グラニット・シティのスーパーパワーを持つ自警団員サマリタンは、ライバルであるネメシスとの激しい倉庫での戦いの後、死亡したと報告されていた。サマリタンは炎に包まれて死んだと多くの人々が思っていたが、街にはサムのように、サマリタンはまだ生きているという希望を持つ人もいた。犯罪が増加し、街が混乱に陥る中、サムは引きこもりの隣人を説得し、街を破滅から救おうとするのだが…。世間から身を隠してひっそり暮らしているスミスを演じるシルベスター・スタローンは、「私はハートがあるアクション映画が大好きです。『サマリタン』に関わりたいと思ったのは、この物語が、人々が共感できる多くの要素を持っているからです。道徳的な話にもなっていて、見ていてとてもワクワクします。この作品がPrime Videoで全世界に配信され、私のファンやすべての観客が世界中で一緒に楽しめることに感激しています」と語っており、その出来栄えに自信をのぞかせる。スミスの隣人で彼を伝説のサマリタンだと疑っている13歳の少年サムには「ユートピア~悪のウイルス~」、アニメ映画『アダムス・ファミリー2』のジャボン・“ワナ”・ウォルトン、サマリタンの宿敵ネメシスには『オーヴァーロード』出演のデンマーク出身の演技派、ピルウ・アスベック。そのほか、『イン・ザ・ハイツ』のダーシャ・ポランコと『エンダーのゲーム』のモイセス・アリアスなど、個性豊かな俳優陣が物語に深みを与える。監督は『オーヴァーロード』『ガンズ&ゴールド』のジュリアス・エイヴァリー、脚本は『エスケープ・ルーム』『デビルクエスト』のブラギ・シャット、製作はシルベスター・スタローン自らがあたるとともに『Mr.ノーバディ』『バトルシップ』のブレイデン・アフターグッドが担当。製作総指揮はブレイデン・アフターグッドが兼務するほか、『キャンディマン』のデヴィッド・カーン、『クリード 炎の宿敵』『ラストスタンド』ノガイ・リーデルが名を連ね、アクションやスリラー作品を得意とするそうそうたるスタッフがスタローンのもとに集結した。併せて公開されたキーアートは、路上に立つスタローンのソロショットをとらえたもの。雨に濡れた道に映り込む姿が「サマリタン」なのだろうか…?また公開された場面写真では、人を左右に吹き飛ばすスタローンの姿も確認できる。サム少年との微笑ましい一幕も切り取られており、スーパースター、スタローンのまた一味違った一面が垣間見られるようだ。『サマリタン』は8月26日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年07月19日映画『ロッキーVS ドラゴ:ROCKY IV』が、2022年8月19日(金)より公開される。シルべスター・スタローンが監督・脚本・主演を務める。シリーズ最大ヒット作『ロッキー4』を再構築映画『ロッキーVS ドラゴ:ROCKY IV』は、「ロッキー」シリーズ最大のヒット作となった『ロッキー4』の物語を再構築し装い新たに生まれ変わった新生『ロッキー』。日本では1986年に公開された『ロッキー4』に対し、監督・脚本・主演を務めたシルベスター・スタローンは長い間、“自分が理想とする作品に作り直したい”という思いを持っていたという。未公開映像&4Kデジタルリマスターで新生『ロッキー』に改めてすべての映像に目を通したシルベスター・スタローンは、未使用シーン、音声トラック、劇伴にいたるまで何百時間もかけ徹底的に見直しを行い、王者ロッキー、元王者アポロ、殺人マシーン・ドラゴらファイターたちの闘いまでの道のりに焦点を当ててストーリーを再構築した。『ロッキー4』に42分の未公開映像を加えた他、4Kデジタルリマスター、ワイドスクリーン、5.1chサラウンドにより、より迫力のある、臨場感あふれる作品に仕上げた。〈映画『ロッキーVS ドラゴ:ROCKY IV』あらすじ〉王者アポロ・クリードとの戦いを経て、チャンピオンとなったロッキー・バルボアの前にソ連から“殺⼈マシーン”イワン・ドラゴが現れる。ドラゴとの激戦によって、ライバルであり親友のアポロを失ったロッキーは、対ドラゴ戦のため、ソ連へ乗り込むが……。〈映画『ロッキーVS ドラゴ:ROCKY IV』主な登場人物〉・主人公ロッキー・バルボア…シルベスター・スタローン・ドラゴ…ドルフ・ラングレン・エイドリアン…タリア・シャイア・アポロ・クリード…カール・ウェザース・ポーリー…バート・ヤング・ルドミラ…ブリジット・ニールセンシルベスター・スタローン コメントシルベスター・スタローンは、『ロッキーVS ドラゴ:ROCKY IV』の制作について、「ドラマの中身に重点を置きたかったんだ。登場人物の心に注目して、より感情的に、より責任感を持って。何故このシーンを使っていない?当時の俺は何を考えていたんだ?って凹むこともあった。今考えると使うべきシーンは明確だから。当時の自分の人生観に疑問をもったよ(笑)。前の「ロッキー4」を作った頃の俺は、今よりかなり薄っぺらだったんだ」と振り返る。また、「今回、新たに『ロッキーVS ドラゴ』として生まれ変わった。タイムマシンに乗るようなこのチャンスを得たことに感謝している。オリジナルが作られてから35年の間に、僕はたくさんのことを経験し、生きてきた。僕は変わったし、映画も変わった。そして、この作品は『ロッキー』に関わった全ての人に敬意を示している。『ロッキー』はCGも特撮も使ってない。それでも『ロッキーVS ドラゴ』は⼀層大きくなった。オリジナルは 1:85だったけど今回はワイドスクリーン。音楽も新たな手法で編集されて、4チャンネルが100チャンネルになったんだ。俺は耳がおかしくなったのか?と信じられないくらいだよ(笑)」と新作への満足感を示した。全国映画館で上映へ尚、『ロッキーVS ドラゴ:ROCKY IV』は米国では⼀晩限りの限定上映だったが、日本では公開日以降全国の映画館スクリーンで上映。時代が変わってもなお色褪せない、情熱と感動が息づく新生『ロッキー』伝説を体感してほしい。尚、8月12日(金)からは、立川シネマシティにて先行《極上音響》上映も行われる。【詳細】映画『ロッキーVS ドラゴ:ROCKY IV』公開日:2022年8月19日(金)監督・脚本:シルべスター・スタローン出演:シルべスター・スタローン、ドルフ・ラングレン、タリア・シャイア、カール・ウェザース、ブリジット・ニールセン、バート・ヤングジェームズ・ブラウン、トニー・バートン、マイケル・パタキ、ロバート・ドーンニック、ストゥ・ネイハン撮影:ビル・バトラー編集:ジョン・W・ウィーラー、ドン・ジマーマン音楽:ヴィンス・ディコーラ主題歌:サバイバーテーマ曲:ビル・コンティ2021/アメリカ/94 分/5.1ch/ ワイドスクリーン(シネスコ 2.35:1)原題:「ROCKY IV: ROCKY VS. DRAGO」配給:カルチャヴィル/ガイエ
2022年07月09日『エクスペンダブルズ』シリーズ第4弾となる映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が、2024年1月5日(金)に公開される。映画『エクスペンダブルズ』シリーズの第4弾映画『エクスペンダブルズ』シリーズは、豪華アクションスター出演のアクション超大作。最強の傭兵部隊“エクスペンダブルズ”の闘いを描いた人気作で、2010年に第1作目『エクスペンダブルズ』が公開された後、2012年に『エクスペンダブルズ2』、2014年に『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』が立て続けに公開された。いずれも、主演はシルベスター・スタローンが務めている。シルベスター・スタローンやジェイソン・ステイサムが再集結約9年の月日を経て公開となる第4弾『エクスペンダブルズ ニューブラッド』では、帰ってきた“伝説のヒーローたち”が海で陸で大暴れ。自らを“消耗品軍団”と名乗り、 CIA から依頼される数々の超難関ミッションを乗り越えてきた 最強軍団・エクスペンダブルズが核兵器を巡る危険なミッションに挑む。ジェイソン ・ステイサム演じるリー・クリスマスが主人公に『エクスペンダブルズ ニューブラッド』では、シルベスター・ スタローン演じる演じるバーニー・ロスの意志を継ぎ、ジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスが主人公に。悪友同士の2人の再会からストーリーの幕が開き、バーニーからリーへの“継承”が映し出される。1作目から長年共演してきたジェイソン・ステイサムとシルベスター・ スタローン。ステイサムはスタローンについて、「『 エクスペンダブルズ』 そのもの 」だと語り、「彼はこの映画の全てを体現しているし 、 彼の存在やクリエイティビティがなければ、『エクスペンダブルズ』の出演者は何者にもなれません 。 撮影のときの彼は 、 信じられないほどインスピレーションを与えてくれ 、 みんなが尊敬しています」とスタローンの存在の大きさを明かしている。主人公・リー・クリスマス…ジェイソン・ステイサムバーニーが心底信頼を寄せる、かつての相棒。随一のナイフの腕前を持ち、クナイ型の両刀投げナイフを愛用している。新戦力を交え新たに生まれ変わった傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いるリーダーとなり、テロリストの所有する核兵器を奪還するという新ミッションに挑む。バーニー・ロス…シルベスター・スタローン「エクスペンダブルズ」を牽引してきた絶対的リーダー。リー・クリスマスのもとを訪ね、チームを解散し、新たなチームを編成する。人生の大半を戦場で過ごしてきた戦闘のエキスパートで、統率力に長けている。不器用で義理堅い性格。特技は早撃ち。ガンナー ・ ヤンセン…ドルフ ・ ラングレントール ・ロード…ランディ ・ クートゥアデーシャ…トニー ・ ジャー“ニューブラッド”として新たに仲間に加わる。ジーナ…ミーガン ・ フォックスリーの恋人。ラッシュ…レヴィ・トランイージー・デイ…50セントガラン…ジェイコブ ・ スキピオマーシュ…アンディ ・ ガルシアさらにエクスペンダブルズに極秘任務を依頼するCIAエージェント。ラフマト…イコ ・ ウワイス残虐非道な敵。映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』あらすじ最強軍団「エクスペンダブルズ」を率いるバーニー・ロスはCIAから下された新たなミッションに挑むため、かつての相棒であるリー・クリスマスの元を訪ねる。かつての仲間に加え、新戦力も迎えたエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。もし失敗すれば第三次世界大戦が勃発しかねない危険なミッションに挑む彼らだが、大きな代償を払うことに。失われた仲間の意思を継ぎ、そして仇を討つために再びエクスペンダブルズが立ち上がる。【作品詳細】映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』公開日:2024年1月5日(金)監督:スコット・ウォー出演:ジェイソン・ステイサム、50セント、ミーガン・フォックス、ドルフ・ラングレン、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、ランディ・クートゥア、アンディ・ガルシア、シルベスター・ スタローン北米公開:2023年9月22日R-15
2022年03月03日シルベスタ・スタローンをはじめとするアクションスターが勢揃いする『エクスペンダブルズ』の最新作が製作されることになった。2014年の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』に続くシリーズ4作目となる。スタローン、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアは今回も復帰。ステイサムはプロデューサーも兼任。新たにミーガン・フォックス、カーティス・“50セント”・ジャクソン、トニー・ジャーが加わる。監督はスコット・ウォー。撮影はこの秋スタートの予定。文=猿渡由紀
2021年08月31日『ランボー』、『ロッキー』、『大脱出』など数々の名作で主演を務めてきた、ハリウッド俳優のシルベスター・スタローン。プライベートでは3人姉妹の父親で、子煩悩としても知られており、自身のInstagramで、愛娘たちの写真を投稿することも。2021年7月22日に3人の娘たちの写真をInstagramに投稿したスタローンは、父親としての心配ごとをつづりました。シルベスター・スタローン3人の娘たちの美しさがヤバイ美人姉妹として昔から有名な、スタローンの3人の娘たち。スタイルも抜群で、170cm後半のスタローンの身長においつきそうなほどです。しかし、スタローンにとっては、娘たちの成長ぶりを嬉しく思う一方で、身長を追い越されないかが心配の種の様子。同日、娘たちとの写真を投稿したスタローンは、「これ以上、彼女たちの身長が伸びないことを願う」とつづっていました。 この投稿をInstagramで見る Sly Stallone(@officialslystallone)がシェアした投稿 父親としての威厳が気になるのか、娘たちとの身長差をネタにしたスタローン。しかし、娘たちにはさまれたスタローンは頬をゆるめ、なんとも嬉しそうです!また、写真を見た人からは3人姉妹の美しさに絶賛の声も。「美しすぎる姉妹」「この遺伝子はヤバイ」と反響を呼んでいます。以前から、スタローンの3人の娘たちの美貌は世間の注目の的でしたが、年々、その美しさに磨きがかかっている様子。スタローンが子煩悩になるのも、納得してしまいますね![文・構成/grape編集部]
2021年07月24日皇室の方々は、試写会やコンサートなどで芸能人とお会いになる機会は少なくない。過去の意外な対面シーンを振り返ってみよう。天皇陛下は青春時代、歌手の柏原芳恵のファンだったことは有名な話。’86年10月にはバラ「プリンセスサーヤ」を一輪持ってリサイタルにお出かけになった。同年11月には、NHKの大河ドラマ『独眼竜政宗』の収録現場を見学された陛下。主演の渡辺謙らの前で伊達政宗の兜のレプリカをかぶられ、ご満悦の表情。陛下はハリウッドスターとの“共演”も。’93年11月には山岳地帯が舞台の映画『クリフハンガー』の試写会へ。登山がお好きな陛下は主演のシルベスター・スタローンと意気投合されたのか、固い握手を交わし歓談されていた。秋篠宮ご夫妻が’92年4月に試写会でご覧になったのは、井上靖原作、ロシアを舞台にした映画『おろしや国酔夢譚』。西田敏行、故・緒形拳さんと歓談された。’92年6月、紀子さまは人気絶頂だったトム・クルーズと笑顔で握手。当時の妻・ニコール・キッドマンと一緒の来日で大きな話題となっていた。上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんは、美智子さまとも交流のあるさだまさしの大ファン。’92年7月など、コンサートにも何度かお出かけになっている。「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年06月18日シルベスター・スタローンが、『クリード』シリーズの第3弾に出演しないことが明らかになった。スタローンの代理人が「The Hollywood Reporter」に認めた。『クリード』は、スタローンが主演した『ロッキー』シリーズのスピンオフシリーズで、2015年からこれまでに『クリード チャンプを継ぐ男』『クリード 炎の宿敵』の2本が製作されている。主役はマイケル・B・ジョーダン演じるアドニス・“ドニー”・ジョンソン(クリード)で、スタローンはドニーを導くトレーナー・ロッキーとして2本に出演。『クリード チャンプを継ぐ男』ではゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞し、アカデミー賞助演男優賞にノミネート。演技面で高い評価を受けた。『クリード 炎の宿敵』では出演・製作のみならず、脚本も担当していた。第3弾に出演しない理由はいまのところ発表されていない。4日ほど前に、スタローン自身がインスタグラムでファンに『クリード3』への出演を尋ねられ、「出演しない」と答えていた。とはいえ、完全にロッキーから遠ざかってしまったわけではなく、最近、36年前に公開された『ロッキー4/炎の友情』のディレクターズ・カット版を撮り終えたという報告もしている。『クリード』第3弾は、マイケルが再び主演を務めるとともに、初めてメガホンを取る監督デビュー作になる。2022年11月23日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:クリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2021年04月07日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督最新作『THE SUICIDE SQUAD』が、『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』の邦題でこの夏、日本公開されることが分かった。2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』は、公開時『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をも上回り(comscore 調べ)、世界興行収入7億4685万ドル(約806億円)を記録。(※数字はBOX OFFICE MOJO調べ、1ドル=108円換算[公開年の年間平均レート])監督・脚本にジェームズ・ガンを迎え、完全に再構築した本作では、主人公は10人以上の"極"悪党たちとなり、関連作の予習復習などに囚われることなく、多くの人が楽しめる物語となるという。キャストには、続投となるマーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ジェイ・コートニー、ヴィオラ・デイヴィスに加え、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズに出演するイドリス・エルバも"極"悪党として参加。さらにマイケル・ルーカー、ジョン・シナ、デヴィッド・ダストマルチャン、ダニエラ・メルキオール、そして名優シルベスター・スタローンも出演している。公開された場面写真では、政府によって集められたザ・スーサイド・スクワッドのメンバーが、乗り物で一緒に移動している様子が写し出され、さらにもう1枚では、ポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)、ピースメーカー(ジョン・シナ)、ブラッドスポート(イドリス・エルバ)、ラットキャッチャー(ダニエラ・メルキオール)が、前方を見上げて呆然と立ち尽くしている姿が切り取られている。なお、監督のTwitter上では、すでに全米ではR指定になると明かしている。『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年夏、全国にて公開© 2021 WBEI TM & © DC
2021年03月23日森山未來主演、北村匠海、勝地涼らが共演する『アンダードッグ』が第75回毎日映画コンクールで日本映画優秀賞ほか、男優主演賞、撮影賞、録音賞と最多4冠を獲得した。このコロナ禍では今後しばらくは企画・製作されることも難しいであろうボクシング映画だ。ボクシング映画の魅力は、演じる俳優たちの“ボクサーとしての説得力”によってストーリーや試合シーンに没頭できるかどうか、“負けないで!”“必ず勝って!”と応援したくなる共感性がキャラクターにあるかどうかがカギを握る。そこで今回は、観ているうちに思わず身を乗り出してしまうほど、グッと心を掴まれるボクシング映画に迫った。森山未來×北村匠海×勝地涼がリングで拳を交える『アンダードッグ』タイトルの“アンダードッグ”とは、スターダムに駆け上がっていく選手たちが勝数を稼ぐために踏み台にする“かませ犬”のこと。元日本ライト級1位の実力者ながら、いまでは“かませ犬”としてリングに立つ末永晃(森山未來)は、妻子に愛想を尽かされ、夜はデリヘルの運転手をして凌ぐ日々。児童養護施設で晃と出会い、ボクシングに目覚めた若き天才ボクサー・大村龍太(北村匠海)は、過去に起こした事件が期待された将来に暗い影を落とす。また、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む、二世タレントの芸人ボクサーの宮木瞬(勝地涼)は自分の存在を証明するかのようにボクシングに挑む。この3人の男たちは、「もうやめてしまえ」と言われても“諦められない”のが共通点。人生から見放され、それぞれに闘う理由を持つ3人が、リングの上で交錯する――。とがある本作は、ロングラン中の【前編】【後編】では3人のドラマが中心となり、【全8話】からなるは3人と彼らをとりまく登場人物の群像劇となっている。ここに注目!ダンサーとしても国内外で活躍する森山さんは、持ち前の身体能力に加え、クランクインの1年以上前からトレーニングを開始。プロが行う食事療法も行い、受験資格ぎりぎりの34歳(申込時)でプロテストを受け、見事合格。そのストイックな準備と、惨敗のタイトルマッチ戦から宮木戦、大村戦と順撮りを行ったこともあり、“ボクサー・末永”としてさらに進化した肉体を目の当たりにできる。試合のシーンでは、相手のパンチが実際にボディやガードに直撃しているという。北村さんや勝地さんは体重を10kg減量し、本格トレーニングに挑んだ。劇場版公開初日の舞台挨拶で北村さんは、食事制限のほか「ボクシングで落とそうと思ってシャドーボクシングに励んでました。家に帰ってからもシャドーをしたり、縄跳びしたり走ったり」と語っている。また、勝地さん演じる激しい葛藤を内に抱えた芸人・宮木のセコンド役を務めたのは、実際にプロデビューし、トレーナーのライセンスも持っている「ロバート」の山本博。まだ終わってない!北野武監督が放つ青春映画『キッズ・リターン』高校の同級生マサルとシンジはいつもつるみ、学校をサボっては好き勝手ばかりする毎日。ヤクザに絡まれ、その組長に助けられたことも。そんなある日、以前カツアゲした高校生が助っ人に呼んだボクサーにマサルはあっけなくKO。それをきっかけにマサルはボクシングジムに通い始め、シンジもなりゆきでジムに入門することに。ところが、初めての2人でのスパーリングで、シンジはマサルに鮮やかなカウンターを決め倒してしまう。格下と思っていたシンジに倒されたマサルはふてくされてジムをやめ、ヤクザの世界に足を踏み入れる。一方、そのセンスを認められ、やがてプロデビューしたシンジはボクシングの世界で快進撃を続けていたが…。ここに注目!安藤政信は北野武脚本・監督の本作(1996)でデビュー。何気なしに始めたボクシングにやりがいを見出し、瞬く間に成長していくが、つるむ大人を間違えたことで道を踏み誤っていく18歳のシンジを好演、その年の日本アカデミー賞をはじめ各映画賞の新人賞を総ナメにした。金子賢も主役を務めたのは本作が初、一時期は総合格闘家に転身していたことも。本作のラストで、シンジとマサルが交わす会話は25年の時を経ても語り継がれる名シーン。また、脇を固める俳優陣の中には亡き大杉漣や、若き日のやべきょうすけ(当時は矢部享祐)に宮藤官九郎などの姿も。10年後を舞台にした北野監督原案の『キッズ・リターン 再会の時』(2013)では平岡祐太と三浦貴大がそれぞれシンジとマサルを演じた。伝説のチャンプの名を継ぐマイケル・B・ジョーダン『クリード チャンプを継ぐ男』ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)とかつて歴史に残る激闘を繰り広げたライバルで、親友でもあった元ヘビー級王者アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、生まれる前に死んだ父を知らずに養護施設を転々としてきた。アポロの妻メアリー・アンに引き取られ教育を受けて育つが、ボクシングへの情熱は高まるばかり。ついにはフィラデルフィアのロッキーのもとを訪ね、トレーナーを依頼する。妻エイドリアンや愛する者たちを亡くし、ボクシングから退いていたロッキーだったが、アポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、トレーナーを引き受けることに。“クリード”の名を伏せたアドニスと、かつての英雄ロッキーは試合に臨むが…。ここに注目!「父親と『ロッキー』映画を観て育った」というライアン・クーグラー監督がシルベスター・スタローンに企画を持ちかけて、始動した本作。フィラデルフィア美術館の“ロッキー・ステップ”と呼ばれる階段や“ロッキー像”なども印象的に登場させ、アドニスがYouTubeで父アポロの現役時代を見るシーンもキーポイントに。なお、クーグラー監督、そして主演のマイケル・B・ジョーダンといえば『ブラックパンサー』でもタッグを組んだコンビ。恋人ビアンカ役を好演したテッサ・トンプソンもマーベルヒーローだ。ロッキーとアドニスの師弟を超えた父子のような関係も、“伝説”を継承。“試合で負けても、勝負に勝った”というべきラストマッチは『アンダードッグ』のある一戦にも通じるものがある。『ロッキー4/炎の友情』でアポロを死に追いやった宿敵(ドルフ・ラングレン)が再登場する続編『クリード炎の宿敵』も必見。ジェイク・ジレンホールが再起を賭ける主人公に『サウスポー』養護施設で育ったビリー・ホープ(ジェイク・ジレンホール)は、同じ施設で共に育った妻モーリーン(レイチェル・マクアダムス)との二人三脚でチャンピオンの座に上り詰めた。彼の闘い方は、パンチを浴び続けた“怒り”をエネルギーに変えて一気にやり返す、という非常に危険なスタイル。やがて、そのビリーの気性がモーリーンの死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは自暴自棄になり、ライセンスを剥奪され、自宅も失い、裁判所命令によって愛娘レイラとも引き離されることに。再起をかけたビリーは、ストリートキッズたちを含むアマチュアボクサーのトレーナーを務めるティック(フォレスト・ウィテカー)に教えを請い、自らの“怒り”を封印し、過去の自分と向き合うことで再びリングに上がる…。ここに注目!主演のジェイク・ジレンホールが本作の前に撮影していたのは、目元が落ちくぼむほど減量して映像パパラッチを怪演した『ナイトクローラー』。その後、体重を増量させ撮影までの6か月間、1日2回のトレーニングを週7日こなし、無敗チャンピオンとして筋骨隆々の姿に大変身。さらに試合のレフリーや解説者なども、米「HBO」でボクシング中継に関わるスタッフが参加する徹底ぶり。また、母役のレイチェルに似た雰囲気を持つレイラ役のウーナ・ローレンスが、聡明かつ繊細な眼差しで父・ビリーに対する愛憎を表現。「怖かった…」と言いながらも父の試合を見届ける姿に目頭もハートも熱くなる。安藤サクラが身体と連動した精神面の変化も熱演『百円の恋』主人公は実家に引きこもり、自堕落な生活を送る斎藤一子(安藤サクラ)・32歳。ひょんなことから妹の二三子と大ゲンカになり、ヤケクソで家を出て一人暮らしを始め、夜な夜な買い食いしていた百円ショップで時給の高い深夜に働くことに。文句ばかりの本社社員や、セクハラする同僚などに囲まれる日々で、近所のボクシングジムを通りかかるたび、ストイックに練習する一人の中年ボクサー・狩野が気になっていた。ある日、狩野の引退試合を見た一子はボクシングに魅せられ、そのジムで一からボクシングを習い始める。湧き上がる怒りや悔しさを糧に、「百円程度の女」だった自分を変えるために、一子はプロテストにも挑戦するが…。ここに注目!朝ドラ「まんぷく」で明朗なヒロイン・福ちゃんを好演し、『万引き家族』ではカンヌの審査委員長ケイト・ブランシェットを感服させ、映画賞を数多く受賞した安藤さん。彼女のスゴさを改めて実感する本作は、映画冒頭とクライマックスの試合シーンではまるで別人のよう。自分自身の人生に“勝ちたい”と渇望し、身体とともに精神も変わっていく一子を体現するべく短期間での過酷な肉体改造に挑んだ(※なお、劇中には性的暴行のシーンがあるので注意が必要)。そのボクシング指導を務め、ジムの先輩役で出演もしているのが、俳優兼トレーナーの松浦慎一郎。作品に十分なリアリティと説得力をもたらしている。『アンダードッグ』でも主演・森山さんの役作りに大きな影響を与え、北村さん演じる若き天才ボクサー・龍太のセコンド役を演じている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キッズ・リターン 再会の時 2013年10月12日より全国にて公開© 2013『キッズ・リターン 再会の時』製作委員会百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開© 2014 東映ビデオクリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2021年02月03日シルベスタ・スタローンが『The Suicide Squad』に出演することがわかった。スタローン本人とジェームズ・ガン監督がインスタグラムで報告してわかったもの。スタローンはガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にも出演しており、ふたりが組むのは2回目。『The Suicide Squad』は2016年の『スーサイド・スクワッド』の続編だが、オリジナルのキャストで戻ってくるのは、マーゴット・ロビー、ジェイ・コートニー、ヴィオラ・デイヴィス、ジョエル・キナマンなど一部。新たなキャラクターで、イドリス・エルバ、ジョン・セナなどが登場する。北米公開予定は来年8月6日。文=猿渡由紀
2020年11月16日シルベスター・スタローンがジェームズ・ガン監督作『The Suicide Squad』(原題)に出演することが明らかになった。ガン監督が「シルベスター・スタローンと働くのはとても楽しい。今日の『The Suicide Squad』の現場も例外ではありません。スライ(スタローンの愛称)は象徴的な映画スターですが、ほとんどの人は彼がどれだけ素晴らしい俳優であるかをまだわかっていません」とSNSにコメントを投稿し、スタローンの出演を認めた。スタローンも、「とんでもなく優れた監督と一緒に、度肝を抜くようなプロジェクト。この一年を素晴らしいものにしてくれています。豊かな才能に囲まれて仕事ができるなんて、私は本当にラッキーな人間です」とインスタグラムに喜びのコメントを投稿。ガン監督は、この件に関してファンからのコメントのいくつかに返答しており、「もう撮影は終わっているのかと思った。(スタローンの出演を)楽しみにしています!」というコメントに「撮影は終了していますよ」と返答。すると、違うファンから「撮影が終了しているのに、どうやって“出演”するの?」という疑問が出た。それから、スタローンが演じるのは、うわさされているように「キング・シャーク」の声である可能性が高いとファン同士で盛り上がった。スタローンはガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(スタカー・オゴルド役)にも出演したことがある。(Hiromi Kaku)
2020年11月16日波瑠が「世界一難しい恋」チームと再タッグを組んだ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」の2話が10月21日オンエア。波瑠演じる美々が想像する“檸檬”の姿にSNSは爆笑の嵐に、さらにラストのどんでん返しも話題を呼んでいる。「企業において労働者の健康管理を行う医師」である産業医。本作で波瑠さんが演じるのは、会社の実情や忖度は受け付けない、完璧主義で口うるさく、社内から“診療室の独裁者”と恐れられている産業医の大桜美々。そんな美々が自粛期間中にスマホゲームで出会った“檸檬”という人物に恋してしまうのだが、顔も名前も分からないその相手は同じ社内にいるらしく…というストーリーが展開する本作。彼女を取り巻く人々として誠実な人事部員の青林風一を松下洸平が、社内イチの甘え上手・五文字順太郎を間宮祥太朗が、新人看護師の八木原大輝を「HiHi Jets」高橋優斗が、トラブルを起こしがちな営業部の岬恒雄を渡辺大が、妻とは別居中の“昭和おじさん”な人事部部長・朝鳴肇を及川光博がそれぞれ演じる。また青林と親しい関係の我孫子沙織に川栄李奈。八木原と“バカップル”な関係の乙牧栞に福地桃子。非常勤の精神科医師・富近ゆりに江口のりこといったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美々は“檸檬”が八木原だと勘違いして大恥をかく…それから5か月経った2020年10月。美々は檸檬とのやり取りを順調に続けていた。そんななか青林から意味深に食事に誘われる。もしや“青林が檸檬では?”と思う美々だが、過去のメッセージのやり取りから檸檬の尿酸値が5.29だということを発見。社員の健康診断データから尿酸値5.29の人間を洗い出し“特別健康診断”と称して面談することに。そこで朝鳴が“檸檬”だと突き止める…というのが今回のあらすじ。その後、檸檬の正体を突き止めるため勝手に特別健康診断したことを富近に謝罪する美々。富近との会話のなかで、想像していた檸檬の姿を語るのだが、それは顔が『ランボー/怒りの脱出』のシルベスター・スタローンで、声がお笑いコンビ「ぺこぱ」で“優しいツッコミをする人”松陰寺太勇というもので…。この例えにSNS上では「ランボーで声はぺこぱwwwwww」「ランボーでぺこぱ???」「優しいツッコミをする人www 」「波瑠の例えが面白すぎるwwww」など爆笑の嵐に。さらにラストでは檸檬の“真の正体”が青林であることも明かされ、「ねぇ~~!!とんでもないどんでん返しじゃん!!」「ミスリードを思わせてのどんでん返しは見事」などの声も上がっている。(笠緒)
2020年10月22日2020年6月25日に公開となった最新作『ランボー ラスト・ブラッド』でも、強烈なアクションを披露しているハリウッドの生ける伝説シルヴェスター・スタローン。今年で御歳74歳を迎えてなお、その鋼の肉体は衰えを知りません。そんなスタローンの肉体を彼のキャリアとともに振り返りましょう。ただのマッチョと侮るなかれ!鋼の肉体に秘めた『ワンスアゲイン魂』スタローンというと『豪快アクション映画の人』というイメージをしがちですが、実は苦境から成り上がった『不屈の人』なのです。そして彼の肉体はその『不屈さの象徴』といっても過言ではないでしょう。 View this post on Instagram A post shared by Sly Stallone (@officialslystallone) on Aug 8, 2017 at 4:12pm PDTスタローンはニューヨークのマンハッタンでも治安の悪い、ヘルズキッチンという地区生まれ。生まれた時に、産婦人科医の誤った施術で顔の左側に麻痺が残ってしまいました。それが原因でいじめを受け、幼少期はスーパーヒーローコミックや映画に夢を抱き、学校の制服の下にコスチュームを着て通学していたこともあったそうです。 View this post on Instagram Can't believe I found this picture! This is me joking around in my small room in NYC with all the scripts I had written but had not even sold one..... Rocky was written three years later. A post shared by Sly Stallone (@officialslystallone) on Jul 25, 2017 at 10:19pm PDT両親の離婚を経て不良になり、無数の学校で退学処分を受けてきたスタローン。この頃、映画俳優のスティーブ・リーブスに憧れ、廃材から筋トレマシーンを自作して身体を鍛え、ボクシングを学び、肉体を作り上げていきます。高校卒業後は演劇学校に通い始めますが、顔面に麻痺の影響が残る無名のスタローンに、仕事はほとんどありませんでした。苦労したスタローンはポルノ映画に出演するなどして、極貧生活を食いつないでいきます。 View this post on Instagram I’ll never forget those hungry days When the world just seem to pass you by and never wave hello... Thank you everyone I count my blessings every day. A post shared by Sly Stallone (@officialslystallone) on Nov 8, 2018 at 3:19pm PSTそして1975年、彼が29歳の時に自身の境遇を重ねながら、わずか3日でとある脚本を書き上げました。必死の売り込みの結果、低予算で映画製作が決定し、1977年にはわずかな館数で公開の日の目を見ます。それこそが、あの名作『ロッキー』なのです。公開後、その感動的な内容が口コミで評判となり、主演のスタローンは爆発的な人気を得ました。まさにアメリカン・ドリームの体現者ですね。 View this post on Instagram And interesting picture. This is one hour before Rocky came out. Just 60 short minutes later , my whole world flipped upside down and would never be the same. I Thank you all for that… PS, I’d like to add that just 2 years earlier I worked as an usher at that theater and the one down the street called the Baronet... A post shared by Sly Stallone (@officialslystallone) on Aug 19, 2018 at 7:33pm PDTちなみに自身のInstagramでスタローン本人が投稿したこの写真は、『ロッキー』が公開される1時間前のものだそう。「たった60分後には、俺の世界はひっくり返って、元の世界には戻れなくなった。みんな、ありがとうな…」とコメントを添えています。1980年代に入ると彼は新たな伝説を打ち立てます。それが1982年公開のアクション映画『ランボー』です。ベトナム戦争の英雄だったランボーが、帰国後に迫害にあい、その悲しみと怒りを爆発させる本作で、スタローンは見事な肉体と哀愁の名演技を披露。計5作作られるほどの人気シリーズとなりました。その後、スタローンは1980年代の絢爛なアクションブームの代名詞的存在となり、その肉体もよりたくましく、ど派手なムキムキに仕上がっていきます。当時、同じ肉体派スターとして人気を二分していたのが、永遠のライバルであり親友のアーノルド・シュワルツェネッガーなのは有名な話ですよね。 View this post on Instagram Time to try to get back into action movie shape! Even though it's almost an impossible dream you just got to keep going forward. You're only as old as you feel. The brain is a muscle that should never ever stop being worked out! A post shared by Sly Stallone (@officialslystallone) on Jan 2, 2018 at 6:44pm PST次々とヒット作を飛ばし、ハリウッドのドル箱スターとして栄光をつかんでいったスタローン。このときのマッチョで豪快なイメージが、スタローンのパブリックイメージを作ったのかもしれません。そんなスタローンでしたが1990年代後半になるとかつてのような筋肉アクション映画ブームも下火となり、彼自身も『過去の人』というイメージがついて周り、出演作の興行もいまいちに…。髪型もさっぱりとショートにし、SF映画やサスペンス映画に多く出演。肉体も立派な筋肉は残しつつも、幾分スレンダーなシルエットが多い印象ですね。ナイスミドルな『いぶし銀スタローン時代』という感じでしょうか。スタローンを語る上で、この時代を推す人も少なくないのですが、本人的には不遇の時代だったようで過去の週刊朝日でのインタビューで「エージェントが持ってきた話だけでスケジュールを決めていく。気が付かないうちに8年間クズな映画に出ることになった」と語っています。すでに十分すぎるほどの栄光を手にしていたスタローン。しかし彼の中にある『チャレンジ精神』は消えていませんでした。 View this post on Instagram Getting ready for Rambo, Totally immersed in it! 100%. welcome to the jungle. @slystalloneshop #rambo @athleanx #healthylifestyle #mexico #heart @bradsiskind @gunnarfitness A post shared by Sly Stallone (@officialslystallone) on Sep 12, 2018 at 9:37am PDTなんと2000年代に入ると、60代にも関わらずハードなトレーニングを敢行。肉体を鍛え直し、興行・批評面でも高い評価を受けた、2006年公開の映画『ロッキー・ザ・ファイナル』、2008年公開の映画『ランボー/最後の戦場』を世に送り出し、表舞台に返り咲いたのです。その後は、1980年代のアクション映画ブームにオマージュを捧げ、同時代を駆け抜けたアクション俳優の同窓会的側面を持つ『エクスペンダブルズ』を2008年に発表。スタローンの肉体美を再び世間に見せつけました。現在は監督プロデュース業も巧みにこなす一方で、5人の美人な愛娘達との仲睦まじい日々をSNSで公開しているスタローン。ぜひ最新作でも、その不屈の人生が刻み込まれた肉体をその目に焼き付けてみてください。 View this post on Instagram A post shared by Sly Stallone (@officialslystallone) on Apr 12, 2020 at 2:32pm PDT[文・構成/grape編集部]
2020年07月10日公開3日間で11万人を動員し、全国の興行収入ランキングで『千と千尋の神隠し』『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』といった再映ジブリ作品を抑えて第1位のスタートを切ったシルベスター・スタローン主演『ランボーラスト・ブラッド』。今回は、ランボーにとって“娘”同然のガブリエラを拉致した人身売買カルテルとの最終決戦の火蓋が切って落とされる本編シーンが解禁された。すでに本作を観た鑑賞者からはSNS上で「ランボー最新作 最高でした!! スタローンありがとう!!」「やっとできた家族がちょっかい出されたんだから。シリーズ史上一番キレてるよ。ランボー」「最後は感極まって皆んなですすり泣き。ラストの殺人トラップの見本市感が半端ない!! リアルタイムでランボーを劇場で観れる事に感謝。ありがとうスタローン様」と、ランボーの最後の戦いが最高だったとの興奮の声が多数。往年のファンのみならず、ランボーの後に生まれた新規のファンを熱狂させている。今回到着した映像は、元グリーンベレーの真骨頂、巧みなトラップで敵を翻弄する臨場感満載の1シーンの本編映像。燃え盛る炎は、さらながらランボーの怒りのバロメーターといったところだ。前作『ランボー/最後の戦場』は、ランボーがアメリカ・アリゾナの実家へと数十年ぶりにたどり着き、ポストにある父親の名前を確認して、ふと歩いて来た道をふり返り、目を細めるというラストシーンが印象的だったが、本映像はそのポストが映し出されるところからスタート。決戦の舞台である牧場を一直線に目指し、物々しく現れるカルテルの軍勢。息をひそめ相手の様子を納屋から伺うランボーの目の前で、トラップにかかった1台の車が爆発!敵との間に境界線を引くかのように瞬く間に着火していき、文字通り決戦の狼煙が上げられる。武装したカルテルの構成員を率いるウーゴは「お前たち、油断するな」と緻密に張り巡らされたあらゆるトラップに警戒しつつ、“孤高の一人軍隊”の待ち受ける納屋へ銃口を向け、総攻撃を仕掛けようと乗り込む姿が映し出されている。果たして、ランボーが彼らを倒すために仕掛けた作戦とは…。スタローンはインタビューで「今は、アクションというアクションが全て映像化されてしまっている時代だ。だから俺は、ランボーだったらどうやって人を狩るのか、常に考えるようにしている。彼はまるで動物のように人間を狩る。そこが、他のアクションと違うところだ。彼は尊敬されようとしたりヒーローになろうなんて思っていない。ただ、徹底的に相手をつぶすだけだ。逃げ出したくなるようなリアルな男の野蛮さがあって、それが戦いにも現れる」と語っており、ランボーとして、リアルな感情を剥き出しにしながら、お馴染みの強烈な戦闘シーンを演じたことを明かしている。『ランボーラスト・ブラッド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年07月01日