アラサー女子たちが憧れるハリウッド女優といえば、『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』でオシャレなキャリアウーマンを演じたアン・ハサウェイですが、主演・製作総指揮を務めた最新作では美しくて洗練されたイメージを一変!なんと、「職ナシ・家ナシ・彼氏ナシ」の三拍子そろったダメウーマンを演じて話題となっています。そんな注目作とは……。各国で衝撃を与えている異色作『シンクロナイズドモンスター』!【映画、ときどき私】 vol. 122憧れのニューヨークでライターとして働いていたグロリアだったが、会社にリストラされて以来、職探しもせずに毎日酒浸りの生活を送っていた。そして、ついに同棲中の彼氏にも見放され、家を追い出されてしまうことに。すべてを失ったグロリアは生まれ故郷の小さな田舎町へと向かい、幼なじみの営むバーで働くこととなる。そんなある日、韓国に巨大な怪獣が出現したという驚愕のニュースが駆け巡る!世界中の人々が騒然とするなか、グロリアだけはある異変に気がついてしまう。それは、なんと自分と怪獣がシンクロして同じ動きをしているということだった。その事実に舞い上がるグロリアだったが、そこへ “新たな敵” が立ちはだかることになる。グロリアに託された世界の運命が迎える結末とは……?アン・ハサウェイが酔っ払いの負け組女子を演じ、しかもそれが怪獣とシンクロしてしまうという見たこともない驚きのストーリー展開となっていますが、今回は本作に並々ならぬ情熱を注いでいる方に見どころを聞いてきました。それは……。スペインが生んだ鬼才ナチョ・ビガロンド監督!この作品は、なんと監督が人生でも最も好きな映画作家の1人である松本人志の監督作『大日本人』を観たことがきっかけで生まれたそうですが、そこからどのようにして構想を膨らませていったのか、本作に込められた思いについても語ってもらいました。今回の独創的な発想はどのようにして生まれたのですか?監督まずは「怪獣モノを作りたい」というのがあって、そのあとに「距離」というコンセプトを掘り下げたいと思ったんだ。それはなぜかというと、僕らは何か事件が起きたりするとそれをテレビや報道で見ることが多く、自分自身は経験していないんだけど、それを知ったり追ったりすることができるよね。だから、そこで感じる距離というものが鍵となる映画を作りたかったんだ。では、女性を怪獣とシンクロさせようと思った理由は?監督物語を構築しているときに、この主人公は女性だということに気がついたんだ。ということは、戦う相手は男性で、現代の大きなトピックであるDVに関わるものになるべきだと感じたんだよ。通常、DVというと恋愛や結婚という関係性で起きることが多いんだけど、今回の主人公たちのように、ただの友情関係でも相手を傷つけるようなこともあるわけだし、そういうことも掘り下げたかったんだ。ただ、怪獣モノでありながら、シリアスでダークな要素も合わせた作品を作るということは、怖い気持ちも正直あったけど、自分が怖いと思うものが実は一番おもしろかったりもするから、そのアイディアに気がついてからは「これは作らなきゃ!」という思いだったよ。今回は、単なる怪獣映画ではなく、アルコール依存症など社会的な問題も描いていますがその意図は?監督もともと怪獣映画が大好きで、無条件といえるほどの愛情を持っているんだけど、自分で怪獣モノを作ろうと思ったときに、2つの理由からみなさんが予想しているものとは違うものを作りたいなと思ったんだ。まず1つ目は、まさに映画作りの醍醐味だと思うけど、いままでのやり方を取り除いて新しい視点で描いていくこと。そしてもう1つは、「どういう要素を取り込めば自分なりの怪獣モノを作れるか」と考えていたらこういう物語になったということなんだ。なぜなら、僕はビッグネームの監督ではないから、予算が集まるわけではないし、壮大なスケールの怪獣映画を作るのは無理だと最初からわかっていたからね。この作品にはご自分の経験も反映させているそうですが、どのあたりにその要素を入れましたか?監督いまはマドリードに住んでいるけれど、僕が生まれた北スペインの小さな町とグロリアが戻る町が酷似していたし、4~5年くらい前に脚本を書いているときの自分の状況とグロリアの状況はすごく近いものがあったんだよ。そして、僕の周りにも夢が叶わなくて自分の出身地に戻る友達がけっこう増えているなか、もし自分も人生で失敗してしまったら、小さな町に戻らなければいけないじゃないかというすごい強い恐怖心があったし、それによって気分が落ち込むことも多かったんだ。自分の生まれたところに戻るというのはロマンチックな感じもするけれど、僕にとってはどちらかというと怖いことでもあったから、そのことを含めてグロリアというキャラクターに自分自身をすごく反映させているんだよ。ちなみに、もし監督が何かとシンクロできるとしたらどうしたいですか?監督興味深い質問で簡単には答えられないなぁ。でも、シンクロできるとしたら歌手のテイラー・スウィフトかな(笑)。なぜかというと、ライブパフォーマンスをしているときの彼女の気持ちを体験したいからと、彼女を通して自分の構想しているくだらない映画を実現して世に出すことができるからね。それって最高じゃないかな(笑)。最後に、この作品で注目して欲しいポイントがあれば教えてください!監督まずは、アンの演じ方とキャラクターの把握の仕方が素晴らしいので、ぜひそこは見てもらいたいね。あと、グロリアというのはある種被害者的な立場なんだけれど、自分をひどく傷つけられるようなことがあっても、そのたびにそれを少しずつ力に変えていって、決して自分を被害者扱いしないんだ。だから、同じような状況にある方々にとって、そこから何か得るものがあったらすごくうれしいなと思っているよ。人生には戦うべきときが誰にでもある!女子力ゼロのヒロインでも、どこか憎めないキュートさと内に秘めた強さを持つアン・ハサウェイ。その新たな魅力にますます好きになってしまう女子も多いはず。あなたの周りにもいる “怪獣” や人生の危機が目の前に立ちはだかっていると感じているなら、そんなものもアンと一緒にぶっ壊しちゃって!驚きの展開を見せる予告編はこちら!作品情報『シンクロナイズドモンスター』11月3日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー配給:アルバトロス・フィルム©2016 COLOSSAL MOVIE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年11月02日『美女と野獣』で大ブレイクした英国美男ダン・スティーヴンス。人気女優アン・ハサウェイがまさかの“ダメウーマン”を演じる『シンクロナイズドモンスター』では、彼女の彼氏役を演じている。10月10日には35歳の誕生日を迎えたばかり、いまノリにノッているダンの場面写真をシネマカフェが独占入手した。本作は、怪獣バトルとダメウーマンの成長という対極にある物語が、見事にシンクロしたセカイ系バトル・エンターテインメント!アンがこれまでのイメージを覆すかのように、憧れのニューヨークで働いていたものの、失業して酒浸りになり、同棲相手から家を追い出されるダメウーマン、グロリアを演じていることでも話題。その同棲中の彼氏ティムを演じているのが、ダンだ。『美女と野獣』ではエマ・ワトソン演じるベルと恋に落ちる野獣役を演じ、ここ日本でも大ブレイク。2004年、TV映画「フランケンシュタイン」でデビューしたダンは、舞台でも高い評価を受けながらジェーン・オースティン原作「分別と多感」などのTVドラマ出演を経て、ゴールデン・グローブ賞を受賞したドラマ「ダウントン・アビー」のマシュー・クローリー役として一躍知名度を上げた。その後、『ブレアウィッチ』のアダム・ウィンガード監督の『ザ・ゲスト』主演、大ヒットシリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』、アカデミー賞作品賞『スポットライト世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督による『靴職人と魔法のミシン』などで着実にキャリアを積み上げてきた。ダークかつレトロポップな世界観が話題を呼んだ、「X-MEN」初のTVシリーズ「レギオン」でも主演を務めている。そして、不朽のディズニー・アニメーションを完全実写化した『美女と野獣』の野獣役では、その美声を披露するとともに、多くの女性の心をわし掴みに。そんな彼の次なる日本公開作『シンクロナイズドモンスター』では、心優しい野獣役から打って変わって、ニューヨークの高級マンションでリッチな生活を送る完璧な男テイムに。まさにうってつけの役柄といえそうだが、完璧な男ゆえにグロリアの酒グセの悪さに怒鳴ったり、嫌味を言ったりと、きつく当たる。物語が進むにつれてグロリアが女性として成長していく一方、ティムは化けの皮が剥がれていき…。超絶イケメン俳優ダン・スティーヴンス演じる完璧男・ティムの変貌っぷりも、本作の大きな見どころとなっている。『シンクロナイズドモンスター』は11月3日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月11日ハリウッドを代表するアカデミー賞女優アン・ハサウェイが、まさかの職ナシ、家ナシ、彼氏ナシのダメウーマンを演じる主演最新作『シンクロナイズドモンスター』。このほど、ダメウーマンの成長と怪獣バトルという対極にある物語が、見事にシンクロを果たした予告編映像が公開された。憧れのニューヨークで働いていたグロリアは、失業してからというもの毎晩酒に酔って暴走し、同棲中の彼氏ティムに家を追い出される始末。家も仕事も彼氏も失ったグロリアは、生まれ故郷の小さな田舎町に戻り、そこで再会した幼馴染のオスカーが営むバーで働くことに。グロリアが新生活への一歩を踏み出す中、韓国・ソウルには突如巨大な怪獣が現れたという衝撃のニュースが世界を駆け巡る。テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、ただひとりグロリアはある異変に気付く。「この怪獣、私と全く同じ動きをする…!?」。舞い上がったグロリアは、怪獣を操り世界をさらなる混乱へと陥れるが…。『プラダを着た悪魔』、そして『マイ・インターン』で悩みながら成長するキャリアウーマンを演じ、多くの女性から共感を呼んだアンが、本作では打って変わってダメウーマンに。しかも、怪獣映画に出演する!?このたび解禁された予告は、突如、韓国・ソウルに現れた、巨大怪獣が暴れる衝撃映像から始まる。一方、「愛してるけど、出てってくれ」という彼氏ティム(ダン・スティーヴンス)の厳しいひと言を浴び、ニューヨークから故郷へと戻ってきたグロリア(アン・ハサウェイ)。そこで彼女は、地球の裏側のソウルで現れた巨大怪獣と自身がシンクロしている異変に気づく!頭をかいたり、手をあげてみたり、愉快なダンスまで披露。巨大怪獣とのシンクロを楽しんでいたグロリアだったが、そんなとき町を破壊する巨大ロボットが出現。巨大怪獣を操るダメウーマンvs謎のロボットという、世紀の大怪獣バトルが勃発することに!予告映像のラストには、グロリアとシンクロした怪獣がロボットに平手打ちをくらわせるという、怪獣バトルらしからぬ面白シーンも収録。喜々としてファイティングポーズを見せるアンは、新境地を開拓した様子だ。また、合わせて解禁されたポスタービジュアルは、巨大怪獣とアンがピースをキメ、見事にシンクロ!これまで観たことのない、新たな怪獣映画の誕生を予感させる仕上がりとなっている。『シンクロナイズドモンスター』は11月3日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月09日ハリウッドを代表する人気女優アン・ハサウェイが、主演と自ら製作総指揮を務める最新作『COLOSSAL』が『シンクロナイズドモンスター』として日本公開決定。彼女の元彼役を、『美女と野獣』のダン・スティーヴンスが務める。憧れのニューヨークで働いていたグロリア(アン・ハサウェイ)は、失業してから毎晩酒に酔って暴走し、ついには同棲中の彼氏ティム(ダン・スティーヴンス)に家を追い出されてしまう。家も仕事も彼氏も失ったグロリアが向かったのは、生まれ故郷の小さな田舎町。そこで再会した幼馴染のオスカー(ジェイソン・サダイキス)に誘われ、グロリアはオスカーが営むバーで働くことに。グロリアが新生活への一歩を踏み出す中、韓国・ソウルで突如巨大な怪獣が現れたという衝撃のニュースが世界を駆け巡る。テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、ただひとりグロリアはある異変に気付く。「この怪獣、私と全く同じ動きをする…?」。舞い上がったグロリアは、怪獣を操り、世界をさらなる混乱へと陥れるが、そこに“新たなる存在”が立ちはだかり――。本作は、まさに怪獣バトルとダメウーマンの成長という対極にある物語が、見事に“シンクロ”したセカイ系バトル・エンターテインメント。『レ・ミゼラブル』でアカデミー女優を獲得、出世作『プラダを着た悪魔』を経て『マイ・インターン』のキャリアウーマン役で再び多くの女性から共感を呼んだのも記憶に新しいアンが、本作では打って変わって巨大怪獣とシンクロしてしまうダメウーマンのグロリアを熱演。彼女自身、本作のプロデューサーも務めており、役柄について「グロリアは最も自分らしいキャラクター」と語っている。さらに、『なんちゃって家族』『モンスター上司』のジェイソン・サダイキス、『美女と野獣』の野獣役で世界的ブレイクを果たしたダンに、『セッション』『ブリッジ・オブ・スパイ』のオースティン・ストウェルら豪華な顔ぶれが脇を固める。監督は『エンド・オブ・ザ・ワールド地球最後の日、恋に落ちる』『ブラック・ハッカー』など、これまでに国内外の映画祭で80以上の賞を受賞しているスペインの鬼才ナチョ・ビガロンド。職ナシ、家ナシ、彼氏ナシのかつてないダメウーマンを演じるアンと、巨大な怪獣のまさかのコラボに期待していて。『シンクロナイズドモンスター』は11月3日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月26日