2012年にシカゴで初上演され、翌年ブロードウェイに進出した大ヒットミュージカル『キンキーブーツ』。この夏の日本版では小池徹平さん、三浦春馬さんが主役を演じ、連日当日券を求め長蛇の列が。そのアメリカ・カンパニーが来日し、まもなく開幕。8月にブロードウェイ版をいち早く観劇した、作家の林真理子さんとフリーアナウンサーの中井美穂さんが見どころや魅力について語り合いました。***林:美穂ちゃんと私は、4月にもニューヨークまで、ミュージカル『王様と私』を観に行ったのよね。中井:本場ブロードウェイで観る舞台は、街や劇場の雰囲気、そして作品自体も格別で、また行きたいですねと話していたところ……。林:8月に再びニューヨークで『キンキーブーツ』を観ることになって。本当にいい作品だったわ。中井:『キンキーブーツ』を上演しているアル・ハーシュフェルド劇場以外にも、ブロードウェイにはたくさんの劇場があって、そのひとつひとつが個性的。ミュージカルを観つつ、劇場の個性を楽しむというのが日本とは違いますね。林:ブロードウェイって日本の温泉街みたいなの。泊まっている旅館は違うけど、わらわらと同じ通りに出てワイワイする感じ?あの高揚感があるから、観劇し終わった後も楽しいのよね。中井:タイムズスクエアが近くて、終わってからも華やかな余韻が続きますね。出待ちしていると、けっこうスターにも会えるんですよ。林:舞台好きの美穂ちゃんは、4月にNYに行ったときも『キンキーブーツ』を観ていたわよね。中井:日本版で三浦春馬くんが主役のドラァグクイーン、ローラをやると聞き、その前に絶対観ておこうと思って。林:それにしても初めて観て驚いたわ。ローラ役の人の脚の長さとダンスシーンの迫力!私は、ローラの後ろで踊る、ドラァグクイーンのエンジェルスがとても好き。中井:微妙にゴツくて、美人ではないのがおもしろいですよね。ストーリーもわかりやすい。NYでは、さすがに笑いのツボまでは聞き取れなかったけど。林:日本公演では字幕が出るから大丈夫ね。中井:上演中、客席も大笑いしたり、手拍子したり、ノリノリで楽しい。でも日本版のときも、普段おとなしい日本のお客さんがけっこうノッていましたね。やはりシンディ・ローパーが作った楽曲の魅力も大きいですよね。林:あとね、出演者が決して若い人ばかりじゃないの。私みたいなくたびれた田舎のおばちゃんも出てくるわけですよ。靴の工場で働いている“ザ・おばちゃん”が、いざ歌って踊ると、ものすごく上手でいい味を出しているの。中井:おじいちゃんもいい味出してましたよね。日本だと若いキャストが老け役をするじゃないですか?でもブロードウェイは役者の層が厚い。だからお客さんも「どこかに私がいる」と自分を投影できる役を見つけられるから、客席が置いてきぼりにならない。林:あら、美穂ちゃん、いいこと言う。それとゲイというテーマを明るく取り上げていたのもいいね。中井:ローラは“父親の期待に沿えない、女々しい男に育ってしまった自分”というコンプレックスを持ち、ゲイではないチャーリーも“親の工場を潰してしまうのか”と悩む。ローラがドラァグクイーンになって以来、疎遠になっていた父親と再会する老人ホームのシーンがすごく切なかった。林:あそこ、良かったわ~。ここに出てくるゲイの人たちは、立ち位置が認知され、周りの人とも一見うまくやっている。だけど父親には認めてもらえない。親と距離感がある。そんな切なさも現代的なテーマだなと思いました。うちの夫もこういう話をすると「けっ」と言うのよ。ゲイの方々は、そういう偏見と戦っているのよね。◇はやし・まりこ作家。『本の旅人』(KADOKAWA)に連載中の「西郷(せご)どん!」が、2018年のNHK大河ドラマに決定!本誌連載をまとめた美女入門PART14『美を尽くして天命を待つ』も好評発売中。◇なかい・みほアナウンサー。『世界陸上』(TBS系)、『タカラヅカカフェブレイク』(TOKYO MXテレビ)などに出演。また、演劇コラムの執筆なども行い、読売演劇大賞選考委員も務めている。◇イギリス田舎町の老舗靴工場の息子チャーリーは、家業を継がずロンドンへ。その矢先、父親が亡くなり帰郷するも、工場の在庫処理のために再びロンドンを訪れる。そこで絡まれていた“女性”を助けようとして美しきドラァグクイーン、ローラと出会う。そして倒産寸前の工場を救う秘策として“女装の男性たちのブーツ”を作るというニッチなターゲットを思いつくチャーリー。ミラノの靴展示会を目指し、ローラに協力を仰ぐのだが……。10月5日(水)~10月30日(日)渋谷・東急シアターオーブS席1万3000円、A席1万円、B席8000円(すべて税込み)BunkamuraTEL:03・3477・3244(10:00~19:00)※『anan』2016年10月12日号より。写真・天日恵美子ヘア&メイク・面下伸一(林さん)大島知佳(中井さん)インタビュー、文・今井 恵
2016年10月05日2013年のトニー賞で作品賞をはじめとする6部門を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。そのオリジナルスタッフ陣が集結し、小池徹平、三浦春馬のW主演で贈る日本版の大阪公演が8月13日、大阪・オリックス劇場で開幕した。ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」(日本版)チケット情報本作の舞台は、田舎町の老舗靴工場「プライス&サン」。跡取り息子チャーリーは、父親の意に反して田舎町からロンドンへと飛び出したが、父が亡くなり、結局田舎へ戻って家業を継ぐことに。経営不振で一度は工場閉鎖を考えるも、女性従業員ローレンの言葉により、ロンドンでドラァグクイーンのローラに出会ったことを思い出し、ドラァグクイーンのための“キンキーブーツ”を作ろうと思い立つ。全曲シンディ・ローパーによって作詞・作曲された楽曲はすべてがパワフルでキャッチー。ポップ、バラード、ダンサブルと、シーンに合わせた色とりどりの楽曲が散りばめられ、観客の心を躍らせる。作品や楽曲、振付の持つ力は、ブロードウェイのトニー賞受賞によってすでに示されているが、やはり肝心なのはそれらを体現する役者の力だ。チャーリーを演じる小池徹平、ローラを演じる三浦春馬、そして、ふたりを支える工場の従業員やドラァグクイーンのパフォーマーたち。特に、ドラァグクイーンに扮した三浦はまるで別人だ。露出度の高いミニスカートに高いピンヒールを履き、鍛え上げられた美しい身体の隅々まで神経を行き渡らせ、しなやかに歌い踊る。ローラが憑依したようにしか思えないほどで、客席からは自然と歓声や手拍子が沸き起こる。小池も若き経営者として工場再興に奮闘する反面、プレッシャーに押されて周りが見えなくなることも。そんなチャーリーを繊細に表現し、力強い歌声でも魅せる。さらに、コミカルでキュートなソニンの演技など、個々のパフォーマンス力が抜群に素晴らしく、彼らがひとつになったときのパワフルさと華やかさにも圧倒される。中でも、靴工場でブーツができたときの1幕のラストシーン。ベルトコンベアを駆使したステージングで、役者たちが入り乱れながら歌い踊り、喜びを表す様は圧巻だ。また、華やかなステージの中には、「父親の期待に応えられなかった」というふたりの共通する想いや、「他人を受け入れることで世界が変わる」というメッセージも。楽しいだけのステージではなく、そうしたドラマ性が作品に深みを与え、ラストのハッピーな大団円へと繋がるのだ。8月22日(月)まで大阪・オリックス劇場にて上演中。その後、8月28日(日)から9月4日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年08月16日ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』が、7月21日(木)に東京・新国立劇場にて開幕した。本作は、2013年にトニー賞で6部門を受賞する快挙を成し遂げた話題作。オリジナルスタッフ陣が集結し、シンディ・ローパーが全曲作詞作曲した音楽や演出、振付はそのままに、森雪之丞が訳詞を手掛け、全編日本語で上演。主演は小池徹平と三浦春馬が務める。【チケット情報はこちら】物語の舞台は、イギリスの田舎町の老舗靴工場「プライス&サン」。その4代目・チャーリー(小池)は、フィアンセと共にロンドンに移住した矢先に父親が急死。地元に戻り工場を継ぐことになってしまう。しかし、その工場も倒産寸前。なんとか生き残るために、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦)にヒントを得て、ドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。早速ローラを専属デザイナーに迎え、ミラノの見本市への出品に賭けるが――。小池演じるチャーリーは、父親の「継いでほしい」という願いを振り切って工場を飛び出したにも関わらず、あっという間に呼び戻されるお人好し。“飛び出した”という前提がありながら、工場への想いや従業員を愛する気持ちが真っ直ぐに伝わるのは、小池の歌唱力の賜物だ。三浦は、3年前にブロードウェイで観劇して以来の念願だったというローラ役。十数センチのピンヒールで走り回るだけでも大変なことだと思うが、華やかな衣装をまとい、迫力あるドラァグクイーンを生き生きと演じる姿は、まるでそうであるのが当然かのような強さ、そしてどこか切なさも感じさせ、とても魅力的だった。ブロードウェイのオリジナルスタッフが手掛ける本作。ドラァグクイーンたちによるクラブでのショーや、キンキーブーツの完成に沸く靴工場で全員が歌い踊るシーンなどは本当に華やかで、格別の楽しさを味わえる。同時に、囲み取材で三浦が「『他人を受け入れれば自分が変わる、世界が変わるよ』という大切なメッセージをしっかりお客様に届けることができる素晴らしい作品です」と話した通り、観終えた頃には大切なものを受け取っているはずだ。10月には、現在アメリカツアー中の『キンキーブーツ』<来日版>も初来日予定。本作と来日版、是非両方楽しんで!ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』は、8月6日(土)まで東京・新国立劇場にて上演。その後、8月13日(土)より大阪・オリックス劇場にて上演し、8月28日(日)より東京・東急シアターオーブで凱旋公演を行う。取材・文:中川實穗
2016年07月22日この夏日本初上陸するミュージカル「キンキーブーツ」の日本版で主演を務める小池徹平と三浦春馬が、7月13日(水)今夜放送される明石家さんま司会のトークバラエティ「ホンマでっか!?TV」にゲスト出演する。さんまさんと強烈キャラクターの評論家軍団が爆笑トークを繰り広げる同番組。今回「首都東京に潜む危険」をテーマにレギュラートークを展開するほか、おなじみ「ホンマでっか!?人生相談」も放送する。小池さんと三浦さんは「ホンマでっか!?人生相談」に登場。「熱しやすく冷めやすいからひとつのことが長続きしないのを直したい」「どうしたら足がキレイに細くできるのか」という三浦さんの相談に専門家集団が個性的すぎる独自見解を披露。思わず笑ってしまう専門家たちのコメントで三浦さんの悩みは解消されるのか!?見逃せない放送になりそうだ。今回ゲスト出演する小池さんと三浦さんが主演するミュージカル「キンキーブーツ」は、2013年に「トニー賞」作品賞他6部門を受賞した大ヒットミュージカル。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当したことも話題となった。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラとともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレンから「倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだ」とハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、2人は試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――。今回の日本版では音楽・演出・振付はオリジナルそのままに、チャーリー役を小池さんが、ローラ役を三浦さんが演じる。またヒロインのローレン役にはソニン。さらに玉置成実、勝矢、飯野めぐみらも出演しており、先日公開された稽古の様子は、三浦さんの妖艶なドラァグクイーンぶりに話題が集まった。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。その後はブロードウェイのキャストによる「来日版」の公演も予定されており、10月5日(水)~30日(日)渋谷・東急シアターオーブにて、11月2日(水)~6日(日)大阪・オリックス劇場にて上演。「ホンマでっか!?TV」は7月13日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月13日2013年のトニー賞にて13部門にノミネートされ、作品賞をはじめ6部門を受賞したブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。その日本人キャスト版が今月開幕する。今回の上演にあたっては小池徹平や三浦春馬らが出演し、脚本のハーヴェイ・ファイアスタイン、音楽・作詞のシンディ・ローパー、演出・振付のジェリー・ミッチェルらオリジナルスタッフ陣が集結。6月30日、都内にて公開稽古と囲み取材が行われた。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」(日本版) チケット情報「キンキーブーツ」は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーンのローラ(三浦)と出会い、差別や偏見を捨ててドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生していく物語。この日の公開稽古ではまず演出代理のD.B.Bondsが作品について「愛であったり、他者を受け入れたりといった、とても大切なストーリーをもっている」と解説。その後、チャーリーがドラァグクイーンのためのブーツで工場を救おうと思いつくナンバーと、そこにローラが現れてブーツのヒールに対する思いを表明する計2曲のナンバーが披露された。その後の囲み取材で三浦は、ハイヒールを履くドラァグクイーンのローラ役に挑戦することについて「ブロードウェイでこの作品を初めて観たときから、もし日本での上演が決まったら絶対オーディションを受けたいと思った。実際にブーツを履いてみると(目線とともに)自分のテンションや志をひとつ上げてくれるような感覚になる。観に来てくれた皆さんはヒールを見る目が変わるんじゃないかっていうくらいにとても魅力的」とコメント。さらに作品について「作品自体に力があって、大切なメッセージを最後にビシッと、そして楽しく伝えてくれる。(ブロードウェイで)観終わった後、シンディ・ローパーさんの作った楽曲の数々が頭の中で何日もガンガン鳴るんです。それだけ自然に入ってくる音楽と、大事なテーマを届けてくれるので、たくさんの人に本当に本当に観てほしいです」と熱い思いを爆発させた。ローラとは好対照なチャーリーを演じる小池は、三浦との初共演について「むっちゃ楽しい。初めての感じがしない。役がまったくちがうので、(稽古では)お互いに別の苦労があって、どっちも本当にしんどい。共に苦労して進んでいる感じ」と稽古の様子を語り、「本番に向けてより一層素晴らしい作品になるよう日々努力しています。ぜひ劇場でご覧ください」とメッセージを送った。今月21日(木)に開幕する新国立劇場中劇場での東京公演のチケットは完売。8月13日(土)開幕のオリックス劇場での大阪公演、8月28日(日)開幕の東急シアターオーブでの東京凱旋公演のチケットを現在発売中。また、今秋には本場アメリカのカンパニーによる来日版も上演予定。来日版のチケットも発売中。
2016年07月01日この夏、日本初上陸する話題のミュージカル「キンキーブーツ」の日本版で主演を務める小池徹平と三浦春馬が、6月28日(火)今夜放送される旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」にゲスト出演する。今回小池さんと三浦さんは、2人が高校時代を過ごしたという東中野での「アポなしグルメ旅」に挑むことに。2人は番組メインMCのウエンツ瑛士と共に地元の人おすすめの生パスタの名店やジェラート専門店に“アポなし突撃”。果たしてその結果はいかに!?そしてトークは男3人で恋愛トークに。長年「WaT」としてユニット活動してきた小池さんとウエンツさんのリラックスムードはもちろん、ウエンツさんも知らなかったという小池さん情報や、“大人の男”を目指して男磨き中の三浦さんの恋愛観にも注目だ。小池さんと三浦さんが出演するミュージカル「キンキーブーツ」は、2013年「トニー賞」作品賞他6部門受賞の大ヒットミュージカル。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当したことも話題となった。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラとともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレンに倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、2人は試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――という物語。今回の日本人キャストによる上演では、音楽・演出・振付はオリジナルそのままに、チャーリー役を小池さんが、ローラ役を三浦さんが演じる。またヒロインのローレン役にはソニンが、そして玉置成実、勝矢、飯野めぐみらも出演する。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。その後はブロードウェイのキャストによる「来日版」の公演も予定されており、10月5日(水)~30日(日)渋谷・東急シアターオーブにて、11月2日(水)~6日(日)大阪・オリックス劇場にて上演となる。小池さんと三浦さんの東中野ツアーに加え、先週の放送に引き続き綾野剛の「アポなし旅」後編や、京本政樹と柳沢慎吾が日本全国の隠れご当地グルメを探す「京さま慎ちゃんの47都道府県で飛ばすぜ!」には深田恭子が登場するなど、今夜の「火曜サプライズ」は19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月28日映画『彼らが本気で編むときは、』が2017年2月25日(土)に新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他全国でロードショー。荻上監督が描く、奇妙な共同生活監督を務めるのは、『かもめ食堂』や『めがね』を手掛けた荻上直子。女性として人生を再出発しようとしているトランスジェンダーとその恋人のもとに、母親に置き去りにされた少女が引き取られてきたことから始まった、3人の奇妙な共同生活を物語の中で描いていく。荻上自身が、「映画を撮影していて、おもしろいな-と思う瞬間は、俳優さんが、自分の想像を越え、さらにすばらしいものを出してくれた時です。今回もおもしろい瞬間がたくさんあって幸せでした」と語るほど、脚本執筆時に思い描いていた通りのキャスティングが実現。主演のトランスジェンダーのリンコ役に生田斗真、そのパートナーであるマキオ役に桐谷健太が抜擢された。2人がカップルを演じるということも、本作の見どころのひとつだ。また、少女・トモ役に本作が映画デビューとなる柿原りんかを起用。さらに、トモの母親・ヒロミ役にミムラ、小学生であるトモの同級生・カイの母親であるナオミ役に小池栄子、リンコの職場の同僚・佑香役に門脇麦などの出演が決定。この物語により一層の深みを加える顔ぶれが揃う。イメージソングは、シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」。また、日本のヴォーカル・グループのパイオニアであるゴスペラーズが楽曲をカバーする。この曲は、歌詞の内容から、セクシュアル・マイノリティをはじめとする多くの人たちの心を打ち、世界中の様々なアーティストにカバーされ、幅広い世代から愛されている名曲。今や「世界的なセクシュアル・マイノリティの応援歌」の定番にもなった曲で、LGBTパレードやイベントなどでよく歌われている。“テディ審査員特別賞”を受賞全世界の映画祭の中で、もっとも権威のある、最高峰のLGBT賞である「テディ審査員特別賞」を邦画として初受賞。第67回ベルリン国際映画祭のセクシュアル・マイノリティの人たちをテーマにした全37作品の中から本作が選ばれ、この賞以外にも、パノラマ部門、ジェネレーション部門の2部門に選ばれている。ストーリー11歳の孤独な少女が心を開いたのは、トランスジェンダーの美しい人だった・・・小学生のトモは、母親ヒロミと二人暮らし。ある日突然ヒロミが家出をしてしまい、独りきりになったトモは、叔父であるマキオの家に向かう。母の家出は初めてではない。ただ以前と違うのは、マキオはリンコという美しい恋人と一緒に暮らしていた。リンコは、女性への性別適合手術を受けたトランスジェンダー。リンコの美味しい手料理に、安らぎを感じる団らんのひととき。母は決して与えてくれなかった家庭の温もりや、母よりも自分に愛情を注いでくれるリンコの存在に戸惑いながらも、三人での奇妙な共同生活が始まった。作品詳細『彼らが本気で編むときは、』公開日:2017年2月25日(土)場所:新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他出演:生田斗真、桐谷健太、柿原りんか、ミムラ、田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦 ほか脚本・監督:荻上直子配給:スールキートス© 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2016年06月24日6月23日(木)に放送される日本テレビ系人気バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!17」に7月から公演されるミュージカル「キンキーブーツ」日本版で主演を務める俳優の三浦春馬が出演する。番組レギュラー陣の“ゴチメンバー”とゲストのVIPチャレンジャーが、高級レストランを舞台に値段を知らないまま料理を注文、その合計金額があらかじめ設定された金額にどれだけ近いかを競う“ゴチ”。今回三浦さんはいま話題のイタリア・プーリア地方料理でゴチに挑むことに。ゴチ初となる向かい合ってのお食事会スタイルということで話もはずんだ様子で、三浦さんの意外な顔が垣間見られるゴチになったようだ。はしゃぎすぎて自腹の地獄に落とされるのは一体誰か、放送をお楽しみに。三浦さんは2006年ドラマ「14才の母」で注目を集めるとその後『君に届け』や『永遠の0』「殺人偏差値70」『真夜中の五分前』などに出演しいずれも話題となる。昨年は『進撃の巨人』2部作でエレン役を演じたほか舞台「地獄のオルフェウス」に出演するなど、多方面で活躍している。そんな三浦さんがこの夏挑むのが舞台「キンキーブーツ」。同作は元々2005年に公開されたイギリス映画をブロードウェイでミュージカル化。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当し大ヒット。2013年の「トニー賞」では作品賞の他6部門を受賞する快挙を達成した。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラとともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレンに倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――。今回は日本人キャストで再上演するということで、音楽・演出・振付はオリジナルそのまま、チャーリー役を小池徹平が、ローラ役を今回ゲスト出演する三浦さんがそれぞれ演じるほか、ヒロインのローレン役にソニン、そのほか、玉置成実、勝矢、飯野めぐみらが集結した。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。その後来日版も10月、渋谷・東急シアターオーブで公演予定。「ぐるぐるナインティナイン」は日本テレビ系で6月23日(木)19:56~放送。(笠緒)
2016年06月23日7月より東京・大阪で上演されるブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』。東京公演が即日完売したことをうけ、8月28日(日)より東京・東急シアターオーブで凱旋公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】2005年に公開されたイギリス映画をミュージカル化した同作。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーが、ドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描く。同作はシンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題となり、2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネート。作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞。今もなおブロードウェイで人気を集めている。日本初上演となる今回、オリジナルの音楽・演出・振付はそのままに、岸谷五朗が演出協力・上演台本に参加。チャーリー役を小池徹平、ローラ役を三浦春馬が務める。初のドラァグクイーン役を務める三浦はアメリカ・ニューヨークに渡り、1か月間、シンディのヴォイストレーナーによるヴォーカルレッスンを受けるなど、気合十分。凱旋公演は8月28日(日)から9月4日(日)まで、東京・東急シアターオーブで上演。チケットの一般発売は6月25日(土)午前10時より。■ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』7月21日(木)~8月6日(土)新国立劇場中劇場(東京都)8月13日(土)~8月22日(月)オリックス劇場(大阪府)8月28日(日)~9月4日(日)東急シアターオーブ(東京都)
2016年05月27日主演・小池徹平&三浦春馬で、日本初上陸する話題のミュージカル「キンキーブーツ」。この度、ワールドツアー・ロサンゼルス公演初日レッドカーペットに、日本人キャスト代表として三浦春馬が登壇。そして、念願の本場ローラ役と感激の初対面を果たしたようだ。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・クイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…。2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞(ビリー・ポーター:ローラ役)、などの6部門を受賞したブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」。全曲作詞作曲を手掛けたシンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な楽曲の数々が大きな話題を集め、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品だ。そして日本人キャスト版で初上演されるにあたり、音楽・演出・振付はオリジナルをそのままに、主演のチャーリーとローラには、小池さんと三浦さんが初タッグを組み、そのほか、ソニン、玉置成実、勝矢らが集結した。現地時間の4月11日、脚本家のハーヴェイ・ファイアスタインとシンディら2人の星が刻まれているパンテージ・シアターを訪れた三浦さん。 本作の日本人キャストの代表として現地を訪れ、演出家のジェリー・ミッチェルと、LA公演に出演しているローラ役のジェイ.ハリソン・ジーと初対面を果たした。ジェリーは三浦さんにアドバイスを贈り、「君にはとても魅力的な個性があり、目を引く存在感もある」と評したうえで、どう三浦さんが演じるのかと期待も寄せた。さらに、三浦さん自身が2013年ブロードウェイ初演をNYで観劇したときからずっと憧れ続けたローラ役のジェイと対面した三浦さんは、「ローラ役が決まったときは嬉しいと同時に、ローラを日本代表として演じることのプレッシャーを感じ、より気合が入った」と語ると、ジェイは「カンパニーのリーダーとして作品に込められたメッセージを伝えなくてはいけないし、カンパニー全員へ心をオープンにすること。それがカンパニーへの信頼感につながり、作品に込められた特別な思いを全員が理解し、キャスト一人一人全員がメッセージを伝えるという責任感を持って舞台に立つ素晴らしい公演になることを信じています」と本作の初演でローラ役を演じたビリー・ポーターからジェイ自身が直接受け取ったメッセージをそのままを後輩である三浦さんに伝えた。そして、ワールドツアーのLA公演初日。パンテージ・シアター開幕の豪華レッドカーペットを日本のローラとして登場した三浦さん。沢山のセレブリティがいる中で、「キンキーブーツ」キャストと楽しそうに取材を受け、多くの歓声を浴びていた。初日公演を観劇した三浦さんは、「最高でした!!」と興奮気味に話し、「現地のお客さんがとっても暖かくこの作品を受け入れていて、でもそれはプレイヤーたちの確かな実力があるからこそ、ここまで盛り上がるのだと痛感しました。僕自身がローラを演じる上ですごく身が引き締まる思いでした!日本公演も頑張ります!」と改めて意気込みを述べていた。最終日には、パンテージ・シアターのバックステージツアーに参加し、本番直前の超ミニスカートのタイトな衣装を纏ったローラ役のジェイと2ショットの写真撮影に成功。固い握手を交わしながら、来日版のローラと日本人キャスト版のローラとでエールを交換、日本での再会の約束をした。また、滞在中三浦さんは、ウェストハリウッドで稽古用のブーツを購入したり、ドラァグクイーンのショーを見たりと、ここでもリサーチ三昧。パフォーマンスや魅せ方など、演じる上で活かせるものを充分吸収していたようだ。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」<来日版>は、10月5日(水)~30日(日)渋谷・東急シアターオーブにて、11月2日(水)~6日(日)大阪・オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2016年04月29日米ニューヨークのカーネギー・ホールで3月31日、デヴィッド・ボウイさんの追悼コンサートが開催され、デボラ・ハリー、シンディ・ローパー、マイケル・スタイプらミュージシャンがステージに立った。今年1月にボウイさんが他界する直前に発表されていたこのコンサートは、もともとボウイさんの活動を振り返ることを目的としたものだったが、ボウイさんの死を受けて追悼コンサートへとかたちへ変えるに至っていた。2日間にかけて行われる同イベントの初日でデボラは「スターマン」、マイケルはカレン・ネルソンと共に「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」、シンディは「サフラジェット・シティー」をそれぞれ披露したほか、ピクシーズが「カクタス」、ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルが「愛しき反抗」、故ジョン・レノンの息子ショーンがJ・マスシスと共に「クイックサンド」を、ジェイコブ・ディランが「ヒーローズ」をささげた。ラジオ・シティ・ミュージック・ホールで開催される2日目は、チャリティへ寄付することによりスカイプでライブ中継が閲覧できるように。この寄付金は恵まれない子供たちの音楽教育へと使われる。(C)BANG Media International
2016年04月02日ヒップホップバンドのザ・ルーツが、デビッド・ボウイさんの追悼コンサートに参加しないことを決定したようだ。バンドメンバーのクエストラブは、同バンドに加えキンブラ、ビラルも、ニューヨークのカーネギー・ホールとラジオ・シティ・ミュージック・ホールで3月31日と4月1日にそれぞれ行われる公演を、機材の共有における問題が生じたために降板したとインスタグラムで明かした。「あるミュージシャンに自分の機材(もしくは、バンドの機材、人材、連絡先、知識、などなど何でも)を使用することを拒否して、こんなにも精神的に不安定でケチな感覚に陥ったことはこれまでにないよ。同じような作法へのお返しがないことが俺を怒らせたんだ」「冷静さを失わず、自滅的でないことが俺が克服しようとしている弱点さ。でも、自分は見失わないんだ。ザ・ルーツ、ビラル、キンブラ(ウェンディ・メルヴォワン、DDジャクソン、レイ・アングリー)はボウイのギグから降板するよ。俺らは、我慢強さを持っている。でも、クソッタレなことには我慢しないたちなんだ。君の大切な機材を楽しんでくれ」クエストラブがどのミュージシャンのことに言及しているかは明らかになっていない。「ザ・ミュージック・オブ・デヴィッド・ボウイ」とタイトルが付けられたこの2公演には、予定通りデボラ・ハリー、ピクシーズ、マイケル・スタイプ、シンディ・ローパーらが出演し、デヴィッドの曲を披露することになる。このコンサートは、1月にデヴィッドの訃報が公に確認される何時間か前に、敢行することが発表されていた。(C)BANG Media International
2016年04月01日三浦春馬と小池徹平が初タッグを組み、挑戦するブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」。この度、“キンキーブーツ”を履いた三浦さんが写る新ビジュアルが解禁された。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが――。本作は、シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当し、2013年の「トニー賞」作品賞をはじめとする6部門受賞という快挙を成し遂げた大ヒットミュージカルを、日本人キャストで再上演するというもの。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーが、ドラァグクイーンのローラに出会い差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描いた2005年に公開されたイギリス映画をミュージカル化。シンディのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品だ。そして今回の日本人キャスト版は、音楽・演出・振付はオリジナルをそのままに、主演のチャーリーとローラには、高い歌唱力を持つ小池さんと、卓越した歌とダンスで舞台での評価も高い三浦さんが初タッグを組んだ。そしてヒロインのローレン役にはソニン、そのほか、玉置成実、勝矢、飯野めぐみら実力派俳優たちが集結している。先日、小池さんと三浦さんが“キンキーブーツ”と写った新ビジュアルのチラシが解禁されたばかりだが、今回新たに初解禁となる新ビジュアルが完成。なんと今回は、本国ニューヨークからはるばる届いた真っ赤な“キンキーブーツ”を、実際にはいたドラァグクイーン・ローラ役の三浦さんの姿が写し出されたビジュアル。妖艶な赤の醸し出すオーラにも負けず、15cm越えの超ハイヒール“キンキーブーツ”を早くも履きこなし、その傍らでブーツに見入るチャーリー役の小池さんのツーショットが収めている。すでに夏の公演に向けて、高いヒールを履く練習を始めているという三浦さんは、「去年L.A.で、ドラァグクィーンが履く黒の15cmヒールブーツを脚を慣らすために購入しましたが、本国からお借りした真っ赤なブーツを初めて見たときは、妖艶でかつ迫力がありました」とやはり本物は違うと語り、また「このブーツを履くことで背丈が増すということは、それ相応の責任が増し、高揚すると共に、身が引き締まる思いでした。ミュージカルキンキーブーツの魅力を是非とも皆様に届けたい。劇場でお待ちしております」と熱い想いを寄せている。“ドラァグクイーン”三浦さんの全貌が徐々に明るみになり、本ビジュアルの早くも役に徹した三浦さんの表情からも、ますます期待が高まるようだ。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、7月21日(木)~8月6日(土)東京・新国立劇場にて、8月13日(土)~8月22日(月)大阪・オリックス劇場にて上演。ブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」来日版は、2016年10月、渋谷・東急シアターオーブにての公演予定。(cinemacafe.net)
2016年03月28日シンディ・ローパーが全曲書き下ろし、演劇のアカデミー賞ともいわれるトニー賞を受賞した話題のブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が、ついに日本人キャストで初上演決定。主人公チャーリー役を小池徹平、そして、三浦春馬が美のカリスマ・ドラァグクイーン役を演じる。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・クイーンのためのブーツ“キンキー・ブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…。2013年、演劇のアカデミー賞ともいわれるトニー賞で13部門にノミネートされ、作品賞をはじめ、オリジナル楽曲賞、主演男優賞を含む6部門を受賞する快挙を成し遂げたブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれており、2005年公開のイギリス映画をミュージカル化。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲を務めたことでも大きな話題を呼び、いまなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作だ。今回、満を持して本作が日本人キャストで初上演されることが決定。主人公の優柔不断な靴工場の4代目、チャーリー・プライス役には、高い歌唱力を武器に「デスノート The Musical」のL役で高い評価を獲得し、今年は帝国劇場にて主演ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」が控える小池徹平。「ブロードウェイミュージカルの名作に挑戦させていただけること、いまからとてもわくわくしてます」「豪華なキャストの皆さんと共に、また新たなる自分の発見、そして進化できるように、引き締めて頑張りたいと思います!」と意気込みを寄せた。また、美のカリスマ・ドラァグクイーン、ローラ役を演じるのは、主演映画『進撃の巨人』で世界的に注目を浴び、現在ドラマ「わたしを離さないで」に出演中の三浦春馬。本作でブロードウェイミュージカルに初挑戦となる三浦さんは、出演を受けてニューヨークに渡り、シンディのヴォイストレーナーによるヴォーカルレッスンを受け、さらにシンディ・ローパーから直接アドバイスを貰うなど、並々ならぬ準備を行ったそう。「2013年夏、ブロードウェイで観劇し、強く憧れた役を演じることができ、とても嬉しくおもいます。と同時に大きなプレッシャーも感じてきていますが、自分が本国の劇場で包まれたミュージカル・キンキーブーツの感動を少しでもお客様に受け渡せるよう、努力して行きます」と、強い思いを語った。初タッグを組む小池さんと三浦さんが、音楽・演出・振付はそのままに、困難な中でも自分らしく生きることの大切さを教えてくれる、笑いと感動に溢れたブロードウェイミュージカルの最高傑作を舞台で繰り広げる本舞台を期待して待ちたい。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は7月21日(木)より東京・新国立劇場を皮切りに大阪オリックス劇場で上演予定。10月には、東急シアターオーブにてブロードウェイ版「Kinky Boots」の来日公演も決定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日10日にがんのため69歳で亡くなったロック歌手デヴィッド・ボウイさんの追悼コンサートが、3月にアメリカ・ニューヨークで開催されることになった。同コンサートは、デヴィッドが他界するわずか数時間後に発表されていたが、記念コンサートとして予定通りカーネギー・ホールで開催される。コンサート主催者は、声明文で「予期せぬ悲報により、記念コンサートとして開催することになりました」を発表した。そして、「過去には数々のサプライズ出演や受賞者によるパフォーマンスなどがされてきましたが、今回はデヴィッドの友人や仲間、ファンたちによって彼の音楽をたたえるものとなることは間違いないでしょう」とコメント。「今回のニュースに私たちは深く悲しんでおり、チケットの販売開始のタイミングは奇妙なものとなりましたし、ショー自体にさまざまな感情が入り交じっています。デヴィッド、安らかにお眠りください。神のご加護がありますように…」と続けた。デヴィッドの長年のコラボレーターであるトニー・ヴィスコンティが同イベントでバンドを率いる方向になっており、ザ・ルーツ、シンディ・ローパー、マウンテン・ゴーツ、ベティ・ラベット、ロビン・ヒッチコック、ペリー・ファレル、ジェイコブ・ディラン、ハートのアン・ウィルソンなどのパフォーマンスが予定されている。そのほかにも今後数々のアーティストが参加するのではないかと見られている。この記念コンサートからの収益は、ヤング・オーディエンス・ニューヨーク、リトル・キッズ・ロック、チャーチ・ストリート・スクール・オブ・ミュージック、ザ・センター・フォー・アーツ・エデュケーション、ザ・アメリカン・シンフォニー・オーケストラ、グラミー・イン・ザ・スクールズへと寄付される。(C)BANG Media International
2016年01月13日ゴスロリとは「ゴシックロリータ」の略。日本独自に進化したスタイルであり、原宿などでフランス人形風ファッションの女の子を見た経験のある方もおられるでしょう。ちなみにGACKTが過去所属していたマリス・ミゼルではメンバーのロココ調ドレスが有名でしたが、そうしたヴィジュアル系バンドのファンに多いファッションとしても有名です。では、そんな洋服のデザインを海外の人はどう見ているのでしょうか。日本在住の外国人20名に「日本で見かける『ゴスロリ服』のデザイン、どう思う?」と質問してみました。■とてもかわいい。(ロシア/20代前半/女性)■日本人に合うのでかわいいと思います。(フィリピン/40代前半/女性)■かわいくて日本っぽいと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)■日本らしくていいのでは?今では外国の人も真似するのだから面白いですよ。(ドイツ/40代前半/女性)■若い人のおしゃれ。(台湾/40代前半/男性)■セクシーだと思う。(韓国/40代後半/男性)■趣味があっていいなと思います。(マレーシア/30代前半/男性)■おもしろいです。(中国/20代後半/女性)■変ですがおもしろいです。(ベトナム/30代前半/女性)■私は好きではないが、彼女たちの好みなのでいいと思います。(スウェーデン/40代後半/女性)理由も性別もさまざまながら、肯定派と否定派が半数ずつに別れた今回。世界における捉え方の縮図感があって興味深いですね。「ゴスロリ服」のその発祥は不明で、19世紀末イギリスのメイド服(エプロンドレス)にロココ様式などの融合、2種類のアングラバンドファンのスタイルの融合などさまざまな説があるといわれます。アイテムとしてはレースやフリル、リボンなどの装飾があるトップにパニエで膨らませたスカート、編み上げブーツにヘッドドレスなど。特にジェーン・マープルやエミリー・テンプル、ミルクなどは、90年代以前からゴスロリのテイストを打ち出してきた老舗ブランドとして有名です。台湾の方の回答にあるように、20~30代になると年齢的に着にくさを感じるデザインのため、着用者は20代前半までが大半。その一方で、ドイツの方の回答にあるようにアメリカやフランス、ロシアでは人気が高く、レディー・ガガやシンディ・ローパー、マリリン・マンソンが来日時に購入するなど、外国では年齢を問わず好む人が増えています。■恥ずかしくないのかな?(タイ/30代後半/女性)■早く大人になってほしいと思う。そんな時間があるなら他のことに使ってほしい。(イギリス/20代前半/女性)■変わった趣味だと思います。(スペイン/30代後半/男性)■変な人だと思う。社会からはずれている。(イスラエル/30代後半/女性)■変。(オーストラリア/40代前半/男性)■変だと思います。(トルコ/30代前半/女性)■ださいと思います。(アメリカ/20代後半/男性)■嫌いです。(ブラジル/20代後半/男性)ある年齢以上ならば、国内でも似た内容になりそうな否定派。ゴスロリ服は、他人と違うことを良しとする自己主張のひとつ。きゃりーぱみゅぱみゅ以降の「kawaii」の中にゴスロリも含まれたことで一般化はしましたが、それはここ数年の話でしかありません。ですが、変わっている、変といった周囲の言葉は彼女たちにはどうでもいいことなのです。ゴスロリ服で着飾った10代とおぼしき女の子たちとすれ違うと、どこかほほ笑ましい気持ちになります。筆者としてはフランス人形を思わせるゴスロリ服は擁護したいほうなので、半数の方が肯定派で少しホッとしました。パニエで膨らませたスカートやリボン飾りは、程度の差こそあれ女性なら一度は憧れたことがあるのでは。その気持ちには、ずっと昔に自由帳に描いていたお姫さまへの思いが潜んでいる気もしてしまうのです。
2015年12月10日2012年、ザ・ビートルズのデビュー50周年を記念してイギリス・ロンドンで生まれた『LET IT BE~レット・イット・ビー~』。ブロードウェイでも上演され、実に100万人以上を動員してきた今作が、昨年に引き続き二度目の来日を果たす。『LET IT BE ~レット・イット・ビー~』チケット情報「この作品はミュージカルではなく、あくまでも“ライブショー”。彼らの歴史に欠かせないシーンを40曲の名曲に乗せてつなげていく。途中に余計な演技シーンなどは入れず、シンプルにビートルズのライブを見せる。彼らの魅力を伝えるためにはこの形式がいちばんいいと思ったんです」。そう語るのは今作のプロデューサーである川名康浩氏。そう、世界を席巻するこの“ライブショー”の仕掛け人は何を隠そう日本人なのだ。数々のブロードウェイミュージカルをプロデュースしてきた彼は、2013年、シンディ・ローパーが音楽を手がけたことでも知られる「Kinky Boots(キンキーブーツ)」で日本人初のトニー賞ベストミュージカルを獲得している。自身も中学以来のビートルズファンである川名氏が特に注目してほしいと語るのが、絶妙に再現された当時の空気感。「今の機材は、彼らの現役時代に比べてとても音がよくなっている。それでは本当のビートルズの音楽にはならない。当時の音を再現するため、機材の調整には時間をかけました」。また、ビートルズは、中期以降にはコンサート活動をせず、スタジオにこもっては実験的なレコーディングを続けて作品をリリースしていった。今作ではその中期以降の作品も演奏。「彼らがもしこの曲をライブでやったらこうするだろう、というのを一つひとつ検討し、音単位で再構成しながらつくっていきました」。つまりはこれまで誰も観ることのできなかった“幻のライブ”が観られるというわけだ。「どの会場でも親子で楽しんでいる姿を見かける。三世代で来てくれる方も。会場を見渡すたび、ビートルズを知らない世代にも彼らの曲は届くんだと確信します」。ビートルズを演じるのは、オーディションで選ばれたミュージシャンたち。「『本物かと見紛うほどそっくり』という声もたくさんいただきますが、決してそっくりショーをやりたいわけじゃない。キャスト一人ひとりが人生をかけてビートルズと向き合い、曲に対峙したときに生まれるライブ感こそが、観客が本当に“ビートルズのライブを観ている”気持ちになるポイントだと思います」と川名氏は胸を張った。今回の日本公演では特別に、1966年の武道館公演のシーンが追加される。しかも、一行はビートルズの聖地・リバプールでロングラン公演からの来日。49年のときを超えてリバプールからやってくるビートルズが、懐かしくも新しいライブを展開する。公演は11月18日(水)から、東京国際フォーラム ホールCにて開幕。チケットは発売中。取材・文/釣木文恵
2015年11月11日マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパー、ビリー・アイドル、シェール、「ワム!」、「デュラン・デュラン」、「ロクセット」、「バナナラマ」、「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」など、超大物アーティストたちの大ヒットナンバーの歌詞に合わせて物語が展開していく『踊るアイラブユー♪』。7月10日(金)に迫った本作の公開を前に、これらの名曲を紡いだ極上の特別映像が到着。また、80’s音楽好きの椿鬼奴や千秋、マイケル富岡ら、MTV世代からノリノリのコメントが到着した。本作の舞台は、南イタリアのプーリア。恋に慎重なテイラーは、3年前に別れた心優しいイケメンの恋人が忘れられない。そんな折、彼女とは真逆の性格の姉マディが突然の結婚宣言。だが、彼女から紹介された婚約者は、まさかの元カレだった!誰もが一度は聴いたことがある大人気曲に乗せ、イタリアのリゾート地を舞台に、海辺で、街角で、空港で、プールサイドで、太陽の下で、夏の解放感いっぱいに繰り広げられる、歌って踊る恋愛ミュージカルとなる本作。届いた映像は、主人公テイラー(ハンナ・アータートン)が入国審査官に「Holiday♪」と歌い出し、行き交う人々が当時のMTVから飛び出してきたかのようなフラッシュモブを繰り広げるシーンからスタート。『レ・ミゼラブル』も手がけた音楽監督アン・ダッドリーによる選曲の憎らしさに、思わず身も心もノリノリに!また、元カレを演じるイタリア男、ジュリオ・ベルーチのイケメンぶりもチェックしてみて。<著名人コメント>椿鬼奴(芸人)私の大好きなマドンナやホイットニーの懐かしい曲がいっぱい!!音も凝っていて、歌って踊って恋したくなる映画です。80‘sの音楽最高♪あの日の青春がよみがえるかもよ!マイケル富岡(タレント)恋愛って最高!シンギング♪ダンシング♪ &レッツ ラビング こんなハッピーなラブミュージカルを待ってた! 80’sのメガヒッツにのせて展開されるストーリーが最高にラブリー&ハッピー! この夏...もう恋愛がとまらない!千秋(タレント・デザイナー)冒頭からバカンスに行きたくなる、恋をしたくなる、 みんなが歌える80’s音楽も映像も夏にぴったり。 最高にハッピーな映画。DJ OSSHY(DJ)心が躍る!身体が踊る!気持ちがトキめく!身も心も「元気と笑顔」になれるHAPPYMOVIE!オープニングからエンディングまで、ノンストップ感覚で、日頃のストレスが、あっという間に解消されました! シンプル・イズ・ベストな、80年代の香り漂うラブ・ストーリー。全編に広がるご機嫌な80sポップスの力強さ。最高に爽快なミュージカル・エンターテインメントです!『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年07月09日『レ・ミゼラブル』のアカデミー賞受賞スタッフによるハッピーラブミュージカル映画『踊るアイラブユー♪』が登場!みんな大好きな豪華ミュージシャンたちの名曲に思わず体が反応して、一緒に歌って踊りたくなるはずです。大学を卒業したばかりのテイラーは、姉のマディに招かれ、南イタリアのプーリアを訪れていた。実は、テイラーにとってこの地は、3年前に初めての恋と別れを経験した思い出の場所でもあった。今でも忘れられない昔の恋人ラフとの再会をひそかに期待していたテイラーだったが、マディが突然の結婚宣言、しかもその元カレが姉の婚約者として現れたのだった。ラフとの過去と本当の気持ちを姉に隠しつつも、胸が張り裂けそうになるテイラー。はたして、この複雑な三角関係が迎える結末とは……?恋愛に慎重で臆病な妹と自分の気持ちに正直で恋愛に奔放な姉という正反対の姉妹がキュートな歌声とダンスを披露し、最高にハッピーな気分にさせてくれます。そして、なんといっても本作の見どころは、マドンナやホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパーをはじめとする80年代ポップスから生まれた世界的大ヒット曲のオンパレード。その時代に生まれていない人でも聞いたことがあるほど今なお人気の曲が次々に登場し、誰でも一緒に楽しめます。 さらに、心まで躍り出すようなイタリアのイケメンたちは、ぜひ目の保養にどうぞ!プーリアの美しい海辺を舞台に、本当の恋と自分自身を見つける主人公たちの姿は、あなたにも自分と向き合うことの大切さとハッピーをくれるはず。この夏、あなたも少し遠くまで足を延ばしてバカンスに出かけてみては?運命の出会いが待っているかも!?イベントデータ:『踊るアイラブユー♪』公開表記:7月10(金)より、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開配給・宣伝:ファントム・フィルム©WOS DISTRIBUTION (IRELAND) LTD. 2014
2015年07月07日イタリアのリゾート地を舞台に、80年代の大ヒット曲に乗せて贈るラブミュージカル『踊るアイラブユー♪』。本作を始め、音楽好きも、ラブコメ好きも夏に楽しめるオススメの映画をピックアップしてみた。まず本作は、ブーツ型に例えられるイタリア半島の“かかと”、リゾート地プーリアが舞台。恋に慎重なテイラーは、3年前に別れた恋人が忘れられない。そんな折、彼女とは真逆の性格の姉マディが突然の結婚宣言。彼女から紹介された婚約者は、まさかの元カレだった…という王道の三角関係を描くミュージカル。いち早く映画を観賞したマスコミ関係者からは、「80’sの洋楽ファンなら思わず体が動き出す、ポップ・チューンが彩る甘酸っぱいラブストーリー。キャストによる有名な音楽PVのコスプレをチェックするのも楽しい」「キラキラの80’sポップスと、イケメンすぎるイタリア人男に女性ホルモンが踊り出す!ヒロインの恋心にシンクロしたトキメキがとまらない!!」といった声が続出している。また、クライマックス近くで歌われる「ロクセット」の「愛のぬくもり」は、リチャード・ギア&ジュリア・ロバーツ共演『プリティ・ウーマン』の挿入歌であったり、シンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」が流れる独身女子会には80年代の歌姫が“コスプレ”で勢揃いしたりと聴きどころ・見どころも満載だ。リゾート地での結婚式といえば、エーゲ海の小島を舞台にした『マンマ・ミーア!』(’08)は、シングル・アルバムあわせて全世界 2億5千枚枚を売り上げた「ABBA」の名曲に乗せて繰り広げられるハート・フルムービー。結婚式を間近に控える20歳のソフィ(アマンダ・セイフライド)。母子家庭で育ったソフィの願いは、父親とバージンロードを歩くこと。母親ドナ(メリル・ストリープ)の日記を内緒で読んだソフィは、父親の可能性がある母の昔の恋人3 人に招待状を出すのだが…。夢見る結婚式に胸を高鳴らせる、ソフィ役のアマンダ・セイフライドが可憐でキュートだ。また、恋を信じる男の子と恋を信じない女の子のビタースウィートな 500 日を描いた『(500)日のサマー』(’09)も、シーンに合った音楽が印象的。建築家を夢見つつ、グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある日、秘書として入社してきたキュートなサマー(ズーイー・デシャネル)にひと目惚れ。好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった2人。だが、トムは運命の恋を夢見る男の子、一方、サマーは真実の愛なんて信じない女の子。2人の間には、どこまでも相容れないグレーゾーンが広がっていて…。『50回目のファースト・キス』(’04)もまた、常夏のハワイを舞台にした、ちょっぴり切なくも、ピュアで温かいラブストーリー。“昨日のことをすべて忘れてしまう”記憶障害に陥ったルーシー(ドリュー・バリモア)。行きつけのカフェで朝食を取っていると、男が声をかけてきた。シーライフ・パークで動物たちの面倒を見る獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)だ。ルーシーの大好きなワッフルや海洋生物について話すうちに意気投合した 2人は、翌朝もカフェで一緒に朝食を食べようと約束するが、翌日会った彼女は彼のことを覚えていなかった…。偶然出会った男女の軽妙な会話のやりとりといえば、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(‘95)も思い浮かぶ。男性、女性それぞれのリアルでありながらロマンティックな会話劇が胸に響く本作は、その後の『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』という3部作につながっていく。欧州鉄道で出逢ったジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)。2人は意気投合して列車を途中下車し、朝日が差すまでウィーンの街を歩き続ける。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていき…。いずれも、“脳内恋愛ホルモン”が刺激され。恋愛モードにひたれる作品ばかり。素敵な夏の恋を映画でも楽しんでみて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月25日映画『踊るアイラブユー♪』の公開に先駆け、22日(月)椿鬼奴が都内で開催されたイベントに登場。和製シンディ・ローパーに変身した椿さんが、劇中使用曲である「ハイスクールはダンステリア」を踊り狂いながら、歌詞にならない歌声も全力で披露すると、会場に集まった記者から笑いが沸き起こった。曲が鳴り止むと、息も整わないまま公開ラジオスポット収録を行った椿さんは、「ロスからわざわざ来たの」と大物女優を匂わす口調で映画紹介。「ラジオで耳にされる方には、是非、マドンナとホイットニーの発音に注目をして欲しい」と話した。また先月入籍をした椿さんは、「元々マドンナを披露する予定でいたら、シンディー・ローバーの方が良い、と旦那さんからアドバイスがあり変更した」と新婚らしい、おノロケ話を紹介。姉妹と恋人との三角関係を描いた本作にちなみ、自身の恋愛について聞かれると、「もし浮気をされたら、彼が通りそうなところにトラップを仕掛けて、痛い目に合わせて後悔をさせる!」と可愛らしい一面も見せた。本作は、プロフェッシャルなチームが集結し、音楽や振付を制作。歌って踊りたくなる80’sメガヒットソング満載の音楽エンタテイメント映画だ。マドンナのコスプレをした女子会の最中に、マドンナと仲が悪かったという噂もあるシンディ・ローパーの曲を流すなど、作品にちなんだ心憎い演出もされている点も見逃せない。椿さんも「350ml缶が2缶しか空かないくらい、あっという間だった!500mlではなくて350mlなんですよ!すごいですよね!」と話すほど、満喫したそうだ。「ポスターよりももっと格好いい姿がたくさんあるし、何回も脱ぐのもすごくいい!」とラフ役のジュリオ・ベルーチについても絶賛した。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月22日マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパー、シェール、「ワム!」、「デュラン・デュラン」など、超大物アーティストたちの80年代のメガヒット曲を、フレッシュなキャストが歌いあげるミュージカル映画『踊るアイラブユー♪』。このほど、登場人物たちが「ライク・ア・バージン」のマドンナや、ホイットニー、ティナ・ターナーなどのコスプレで女子会に興じる場面写真が解禁となった。本作は、イタリアのリゾート地を舞台に、80’sの世界的メガヒット曲に乗せ、姉と同じ人を好きになってしまった妹とその彼との“王道”三角関係を描き出すラブ・ミュージカル。イタリア版『マンマ・ミーア!』とも評され、グラミー賞ノミネートの英国の人気シンガー、レオナ・ルイスも映画初出演を果たしている。届いた場面写真は、主人公テイラーの元彼ラフと姉マディの結婚前夜、独身最後の女子会にあたる、いわゆる“バチェロレッテ・パーティー”の様子だ。写真中央には、マディ役のアナベラ・スコーリーが、全世界で2,100万枚を売り上げ、マドンナをスターダムに押し上げた名曲「ライク・ア・バージン」のコスプレを披露。金髪&レースたっぷりの過激なミニウェディング風ドレスは、当時の女性たちに衝撃と憧れを与えた。そんなマドンナ率いる女子会には、ホイットニー、マイケル・ジャクソンらをコスプレした登場人物が大集合!中央左側にいるのは、メガヒット曲「ラ・イスラ・ボニータ」のころのマドンナを思わせる妹テイラー役のハンナ・アータートン。金髪カールに黒のポーラーハットと黒のビスチェはマニッシュ&セクシーで、まさに気分はマドンナ。中央右奥には、映画『マドンナのスーザンを探して』をイメージしたような親友役のコメディエンヌ、ケイティ・ブランドもチラリ。さらにその左には、ロックの女王、ティナ・ターナー風の金髪ロックヘアに80年代大流行したGジャンでコスプレ。右から2番目にいるレオナ・ルイスは永遠の歌姫ホイットニーをイメージしたコスプレで、まさに80年代の超ビックアーティストたちが夢の共演を果たす1シーンとなっている。さらに、この豪華コスプレシーンでは、シンディ・ローパーのスーパーヒット・デビュー曲「ハイスクールはダンステリア(Girls Just Want To Have Fun)」まで流れてしまうという心憎い徹底ぶり。監督を始めとする製作陣の80’s音楽へのリスペクトと愛情に浸れる名シーンを、スクリーンでも楽しみにしていて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月17日『レ・ミゼラブル』の音楽プロデューサーが贈る、陽気な本格ミュージカル『踊るアイラブユー♪』。本作で使用されている楽曲は、マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパー、「ワム!」「バナナラマ」など、80年代を彩った世界的メガヒットばかり。そのうちの実に8曲が、全米ビルボードチャート1位を獲得していることが判明し、さらにグラミー賞ノミネートの英国の歌姫レオナ・ルイスが映画初出演を果たしていることが分かった。舞台は、ブーツの形に例えられるイタリアの“かかと”、リゾート地プーリア。恋に慎重なテイラーは、3年前に別れた恋人が忘れられない。そんな折、彼女とは真逆の性格の姉マディが突然の結婚宣言をする。だが、彼女から紹介された婚約者は、まさかの元カレだった!アカデミー賞作品『レ・ミゼラブル』の音楽プロデューサーで、『フル・モンティ』でアカデミー賞「作曲賞」を受賞したアン・ダッドリーが音楽監督を務めている本作。南イタリアのリゾート地を舞台に、海辺で、街角で、空港で、プールサイドで、太陽の下で夏の解放感いっぱいに、フレッシュなキャストが踊り、歌い上げるのは、80’Sの世界的ヒット曲の数々。誰もが一度は聴いたことがある曲に載せ、姉と同じ人を好きになってしまった妹と、その彼という三角関係を本格ラブミュージカルとして盛り上げている。さらに本作には、英国の人気アーティスト、レオナ・ルイスも映画初出演し、歌声を披露する。早くも、本作を鑑賞したマスコミ関係者からは「ただただ楽しい!!」「世代だから見ずにはいられない」「懐かしい!」 「疲れたときに頭をからっぽにして浸れる!」といった賞賛の声が相次いでいる本作。いま、ファッションやカルチャーなどが改めて注目を集めている80年代のメガヒットソングを、本作で楽しんでみて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。<劇中使用曲>◆全米ビルボード 1位獲得ソング「ヴィーナス」 Venus(’86)/バナナラマ「恋は手さぐり」 How Will I Know?(’85)/ホイットニー・ヒューストン「パワー・オブ・ラヴ」 The Power of Love(’86)/ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(※『バック・トゥ・ザ・フューチャー』主題歌)「愛の残り火」 Don’t You Want Me?(’81)/ヒューマン・リーグ「胸いっぱいの愛」 Eternal Flame(’88)/バングルス「フェイス」 Faith(’87)/ジョージ・マイケル「愛のぬくもり」 It Must Have Been Love(’89)/ロクセット(※『プリティ・ウーマン』挿入歌)「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」 Wake Me Up Before You Go-Go(’84)/ワム!◆世界的大ヒットソング「ホリディ」 Holiday(’83)/マドンナ 全米16位「ウォーキング・オン・サンシャイン」 Walking on Sunshine(’85)/カトリーナ&ザ・ウェイヴス 全米9位「ハイスクールはダンステリア」 Girls Just Wanna Have Fun(’83)/シンディ・ローパー 全米2位「ワイルド・ボーイズ」 Wild Boys(’84)/デュラン・デュラン 全米2位「ホワイト・ウェディング」 White Wedding(’82)/ビリー・アイドル 全米36位「ターン・バック・タイム」 If I Could Turn Back Time(’89)/シェール 全米3位(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日マドンナやホイットニー・ヒューストンといった80年代の大ヒットナンバーとともに、『レ・ミゼラブル』のアカデミー賞スタッフが贈るミュージカル映画『Walking on Sunshine』の邦題が、『踊るアイラブユー♪』に決定。思わず歌って踊りたくなるハッピーな予告編と日本版ポスターが到着した。物語の舞台は、南イタリアのプーリア。恋に慎重なテイラー(ハンナ・アータートン)は、3年前に別れた恋人が忘れられない。そんな折、彼女とは真逆の性格の姉マディ(アナベル・スコーリー)が突然の結婚宣言。だが、久しぶりに再会した彼女から紹介された婚約者は、まさかの元カレ(ジュリオ・ベルーチ)だった!本作は、マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパー、ビリー・アイドル、シェール、「ワム!」、「デュラン・デュラン」、「ロクセット」、「バナナラマ」、そして「カトリーナ&ザ・ウェイヴス」など、超大物アーティストたちの80年代のメガヒットナンバーの数々を散りばめた本格“ラブ”ミュージカル。アカデミー賞作品『レ・ミゼラブル』の音楽プロデューサーで、『フル・モンティ』でアカデミー賞「作曲賞」を受賞したアン・ダッドリーが音楽監督を務めており、英国シンガーのレオナ・ルイスも歌声を披露する。マドンナの1983年の大ヒット曲「ホリディ」から幕を開ける予告編は、抜群のノリの良さで、自分の本当に気持ちに気づいたテイラーの恋を彩っていく。恋する気持ちの高まりとともに思わず踊り出したくなる、夏にぴったりの“踊る”音楽エンタテイメント。まずはこちらの予告編から楽しんでみて。『踊るアイラブユー♪』は夏、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月28日●現場で共演者に言われた「映画初めてなの?」常識外れの謎の指揮者・天道(西田敏行)が呼んだ寄せ集めのオーケストラの奮闘を描く、松坂桃李主演の映画『マエストロ!』が31日から公開。実力派、個性派の俳優がズラリ顔を揃えた本作で、天真爛漫にしてアマチュアながら"天才"のフルート奏者に扮したのは、演技初挑戦のmiwaだ。日本武道館公演、紅白歌合戦2年連続出場と、シンガーソングライターとして順調に階段を駆け上がる24歳が、女優業への挑戦から、撮影時のエピソード、歌手としてはもちろん女優としての展望や、ストレス発散法までを告白。中には神田沙也加との秘話も!常に明るく、こちらまで笑顔に変えるmiwaの飾らない人柄に触れた。――演技もフルートも初挑戦だったそうですね。オファー時の感想、第一声は?えー!ってビックリしました。何をもって私に演技ができると思われたんだろうって。フルートもやったことがなかったので、随分、ハードルが高いなって(笑)。しかも神戸弁。方言テープを聞いたり、撮影現場でもご指導いただいたんですが、感情を入れてしゃべろうとするとどんどん標準語に戻って行ってしまって。常に「違います!」って指摘されていました。――ハードルが高いと思われながらも、出演を決断されたのは?お話を伺ってみたら、私が演じた橘あまねという役は、とにかく天真爛漫で音楽を純粋に好きな子だと。演技力というよりも、もっと純粋に音楽を体現してもらいたいという部分で選んでいただいたと知って、とても光栄でした。もちろん不安でしたし、悩みましたが、音楽の美しさを伝える映画に携わらせていただけるということで、一生懸命頑張るのみ!と思ってお引き受けしました(笑)。――フルートの飲みこみはとても早かったと聞いていますが。初日で音が出せて。フルートの音を出すのは難しいと言われていて、褒められて喜んで帰ったんですけど、家で練習していたら、母と妹も一発で音が出たんです(笑)。あれ、私だけじゃなかったんだって(笑)。――そうなんですか。それはお母様と妹さんもすごいんだと思います。演じられたあまねは天真爛漫な子で、こちらが抱くmiwaさんのイメージと重なります。そうですね。明るい部分は自分と重なっていたので、お芝居に関しては全然わかりませんでしたが、その部分は素でやらせていただきました。あと、よく食べるとか。――よく食べる?はい。あまねも私もよく食べるんです(笑)。ただ、初日がたくわんを食べながら、みんなの質問に答えていくシーンで…。食べながらしゃべるというのは本当に難しかったです。しかも映画の撮影のことを全く知らなかったので、スタッフの方に、「さっきこのセリフを言ったあとにご飯を食べて、このセリフを言った後にたくわんを食べてました。はい、もう1回、同じことをこの角度から撮ります」って言われたとき、「え!? そういうものなの!」って驚いちゃって。共演者のみなさんに、「映画初めてなの?」と聞かれて、「そうなんです」って。本当に何も知らなくてすみません…という感じでした。――でもあまねの、オーケストラに入るのは初めてという気持ちとちょうど重なったのでは?そうなんです。順撮りだったので助かりました。だからあまねがどんどんプロのオーケストラになじんでいく様が、ドキュメンタリーのようにハマっていった感じでした。●女優を経験して変化した「歌っている表情」――今回は音楽ものですが、さらに別のお芝居、女優業にも挑戦してみたいという気持ちにはなりました?お話をいただけたらやってみたいという気持ちはありますね。ただ今回は、本当に素に近い役だったので、自分の中でお芝居というものが分からない状態のまま作品に入ってしまったんです。だから今度お話をいただけたときには、お芝居の勉強もしてから臨みたいです。もうちょっと自分でコントロールできる状態で。――作品を拝見していて、miwaさんの澄んだ声は、とてもセリフが聞き取りやすかったです。ホントですか!――舞台とかミュージカルとかはいかがですか?あー、ミュージカル。興味はあります。ただ、神田沙也加さんとご飯に行く機会があって、そのときにミュージカルについてお聞きできたことがあったんです。そしたら「ミュージカル、超大変だよ!」とおっしゃっていて。ミュージカルはミュージカルで普段の歌とは違う発声が必要で、先生についてやったりしているというお話を聞いていて、なるほど、私の今の状態で通用するところではないなと、現段階では思いました。――こちらの願望としては、昨年のトニー賞でも話題を集めた、miwaさんの憧れの人でもある、キャロル・キングの半生を描いたミュージカル「Beautiful」のような作品にも挑戦してもらいたいと思ってしまいます。あー、それはシビレますね。キャロル・キングさん、大好きです。いいですね~(笑)。――歌手としては日本武道館も紅白歌合戦もすでに経験されています。すでに多くのアーティストの方の目標を達成されていますが、こんなアーティストになりたいという目標は?それこそ、キャロル・キングとか、シンディ・ローパーみたいに、いつまでもステージに立ち続けたいです。それが大きな目標ですね。日本だとユーミンさんとか槇原敬之さんとか、とても尊敬しています。常にツアーを回ってらしたりして。私も歌い続けていきたいです。――今回、女優としてお仕事されてみたことが、アーティストmiwaさんに与えた影響はありましたか?自分では無自覚なんですけど、ライブをしたときの歌っている表情がすごく豊かになったと言われます。すごく有り難いことだし、自分では意識せずにそれが出ているのだとしたら、やっぱりお芝居をしたことによって、感情が表情として表に出やすくなったのかなって。もちろん今までも同じように伝えようとは思っていましたけど、それがより伝わりやすくなったのかなって。すごい収穫ですよね。――miwaさんの楽曲にはタイアップ曲も多いので、物語をイメージされて作られたりすると思うのですが、そういった意味でも表現の幅は広がったと思いますか?これから、もっとお芝居を勉強することで表現者として磨かれていくかなという期待はあります。そのリンクはすごくうれしいことだと思っています。――逆に、アーティスト、ミュージシャンだからこそ、『マエストロ!』に生かせた部分は?音楽のすばらしさを伝えるという意味で、常に自分でも思っていることが、あまねという役を通して、「音楽って素晴らしい」とセリフを通じて言えたのはスゴイことだなって。そこにウソ偽りは全くないので。――最後にいつも元気いっぱいに映るmiwaさんのストレス発散法を教えてください。お笑いを見て、大きな声で笑うことですね。好きな番組はたくさんあって、『ゴッドタン』とか『しくじり先生』『ミレニアムズ』『キスマイBUSAIKU!?』『アメトーーク』、その辺はいつも見ています。■プロフィールmiwa1990年6月15日生まれ。神奈川県出身。15歳から作曲を開始。高校在学中に下北沢を中心にライブ活動をするようになる。2010年にファーストシングル「don’t cry anymore」でメジャーデビュー。翌年に発表したファーストアルバム『guitarissimo』はウィークリーチャート初登場1位を獲得した。13年には初の日本武道館公演を開催し、同年末にNHK紅白歌合戦に初出場。紅白には翌14年も連続出場した。また14年の8月には復興イベントの「東北復興祭<環 wa>in Paris」に出演し、日本人単独アーティスト初となるパリ・エッフェル塔でのライブを行った。本作『マエストロ!』で女優デビュー。演技初挑戦にして、映画初出演を果たした。(C)2015『マエストロ!』製作委員会(C)さそうあきら/双葉社
2015年01月31日アメリカ出身のシンガー、シンディ・ローパーのジャパンツアーが2015年1月11日(日)大阪・フェスティバルホールより行なわれる事が決定した。シンディ・ローパーの来日公演は、2013年8月にSUMMER SONICへの出演以来、1年5か月ぶり。ツアータイトルは「シーズ・ソー・アンユージュアル 30th アニバーサリー&グレイテスト・ ヒッツ ジャパン・ツアー2015」。同ツアーは、全世界で1600万枚もの売り上げを記録した彼女のデビューアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』の発売から30周年を迎える事を記念して開催。同作に収録されている『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン(ハイスクールはダンステリア)』、『タイム・アフター・タイム』などヒット曲はもちろん、『グーニーズはグッド・イナフ』など、彼女の代表曲を網羅したライブが繰り広げられそうだ。ツアーは大阪のほか、石川、愛知、福岡、仙台、と周り、ツアーファイナルは1月20日(火)東京・日本武道館で行なわれる。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけていち早プレリザーブを実施。受付は10月24日(金)午前10時から29日(水)午前11時まで。また、プレリザーブは10月29日(水)午前11時から11月4日(火)午前11時まで。■「シーズ・ソー・アンユージュアル 30th アニバーサリー&グレイテスト・ ヒッツ ジャパン・ツアー2015」1月11日(日) フェスティバルホール 開場 17:00 / 開演 18:001月12日(月・祝)本多の森ホール開場 17:00 / 開演 18:001月15日(木) センチュリーホール 開場 18:00 / 開演 19:001月16日(金)福岡サンパレス開場 18:00 / 開演 19:001月18日(日) 仙台サンプラザホール 開場 17:00 / 開演 18:001月20日(火)日本武道館開場 18:00 / 開演 19:00
2014年10月24日ニューヨーク発のネイルブランド「デボラ・リップマン」が、2014年サマーコレクション『80’s rewind』シリーズ6種類を6月4日より発売する。エネルギッシュで大胆な色彩が夏らしいラインナップで、華やかな80年代を表現する。【写真】80年代ヒット曲にインスパイアされた6色のコレクション『80’s rewind(80年代が舞い戻った!)』は、ダイナミックで陽気なクリームシェイドのコレクション。80年代といえば、マドンナやシンディ・ローパー、マイケル・ジャクソンやプリンスなど、アメリカの音楽シーンでポップ文化とロックが一世を風靡。そんな華やかな時代を象徴するような6色は、バグルスの名曲「VIDEO KILLED THE RADIO STAR」や、近年にも米TVドラマ『glee/グリー』でカバーされ話題となったジャーニーの「DON’T STOP BELIEVIN’」など、ヒット曲からインスパイアされたユニークなネーミングにも注目したい。「デボラ・リップマン」は1999年にニューヨークで創設されたネイルブランド。「美しさの追求に有害物質は必要ない」と配合成分にこだわり、爪にやさしいことを考えた商品づくりでレディー・ガガなど海外セレブの愛用者も多いことで有名。日本では「オペーク」や「バーニーズニューヨーク」などモーダブルなセレクトショップで販売するほか、百貨店など全国の取扱店舗および、オンラインショップでも購入することができる。リズムにのってはしゃぎたくなるようなヴィヴィッドなネイルで、指先から夏を満喫して♪【商品詳細】『WHIP IT(ウィップ・イット)』カラー:ピンク『WALKING ON SUNSHINE(ウォーキング・オン・サンシャイン)』カラー:イエロー『DON’T STOP BELIEVIN’(ドント・ストップ・ビリービン)』カラー:レッドオレンジ『VIDEO KILLED THE RADIO STAR(ビデオ・キルド・ザ・ラジオスター)』カラー:ブルー『MANIAC(マニアック)』カラー:パープル『SHE DRIVES ME CRAZY(シー・ドライブス・ミー・クレイジイ)』カラー:グリーン価格:すべて3024円(税込)内容量:15ml※クリームタイプ発売日:2014年6月4日
2014年05月11日“ロックでポップ”なシニア合唱団とある老夫婦の深い愛を描き、現在大ヒット公開中の『アンコール!!』。本作を筆頭に、2013年は様々なジャンルの音楽映画が豊作な年。ベートーベンを奏でる弦楽四重奏団や、往年の名曲「マイウェイ」の誕生秘話を描いた、音楽とドラマの融合した見応えある作品が相次いで公開される。ロンドンに暮らす、無口で気難しく頑固者のアーサー(テレンス・スタンプ)は、がんが再発した最愛の妻・マリオン(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)に頼まれ、彼女の趣味であるシニア合唱団“年金ズ”に渋々参加することに。“年金ズ”は、シンディ・ローパーやシーロー・グリーン、モーターヘッド、スティーヴィー・ワンダーなど、ロックやポップスに挑戦する、シニアばかりのユニークな合唱団。美人なのに恋愛ベタな音楽教師・エリザベス(ジェマ・アータートン)や個性派ぞろいの仲間と出会い、アーサーの毎日が思いもよらない方向に変わっていく――という物語だ。しかも、主題歌は『タイタニック』で知られるセリーヌ・ディオンが、本作のために書き下ろした新曲「Unfinished Songs」。世界の歌姫が放つ力強い歌声は、感動の余韻にひたる観客の心を、さらに明るく照らしてくれるだろう。一方、現在公開中の『25年目の弦楽四重奏』は、結成25周年を前にした弦楽四重奏団のチェリスト、ピーターの突然の引退宣言から物語が始まる。ピーターはパーキンソン病の告知を受けていた。今季をもって引退したいと申し出るピーターに、残されたメンバーは動揺を隠せない。冷徹なまでに精確な演奏で客を魅了する第1バイオリンのダニエル、色彩と質感を与える第2バイオリンのロバート、深みを添えるビオラのレイチェル、そしてチェロのピーターが支えている完璧な四重奏(カルテット)は、それまで抑えてきた感情や葛藤が露呈し、不協和音が響き始める。バラバラに崩れ始めた“四角(カルテット)”に、最終楽章の幕は上がるのか…。『カポーティ』の名優フィリップ・シモーア・ホフマンに、キャサリン・キーナー、クリストファー・ウォーケンといったアカデミー賞俳優たちが、ベートーベンの名曲「弦楽四重奏第14番」にのせて奏でるのは、人生の“軌道修正”の方法だ。最後に紹介したいのは、名曲といえばフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を思い浮かべる人も多いのでは?『最後のマイウェイ』(7月20日公開)は、この曲を作りながらも、39歳で夭逝したフランスのスーパースター、クロード・フランソワの人生を描いている。彼の知られざる一生に興味を持った市川海老蔵が、予告編のナレーションを担当していることも話題だ。「マイ・ウェイ」を作った男、クロード・フランソワ。フランスのスーパースターにして、200を超える作詞・作曲を手がけ、生涯に6,700万枚のレコードを売り上げ、現在も更新中。時代を先取りしたマーケティングのプロ。酒もドラッグも無縁で禁欲的に体を鍛え歌って、踊って、振り付けもし、他のアーティストのためにも曲をプロデュース。出版社を立ち上げ、“ファンクラブ”を世界で初めて作り、フランスのテレビに黒人・白人混成の女性ダンスユニットを出演させた。しかし1978年、アメリカデビューが決定した直後、彼は夭逝、世界にその名を伝えることはなかった。ミュージシャンとなった自分を生涯許さなかった父へ、最後に聞かせたかった曲が「マイウェイ」だったという…。いつも音楽と共にあるのは、その人の人生。時に人は大切な誰かのために、音楽という手段で愛を伝える。この夏、そんな優しい音楽にあふれた映画にあなたも酔いしれてみては?『アンコール!!』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンコール!! 2013年6月28日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開(C) Steel Mill (Marion Distribution) Limited 2012 All Rights Reserved.25年目の弦楽四重奏 2013年7月6日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C) A Late Quartet LLC 2012最後のマイ・ウェイ 2013年7月20日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) Tibo & Anouchka
2013年07月11日2人で楽しむパルファムケンゾーパルファムから、新しいペアフレグランスが登場した。「色をのせて流れ行く水」をテーマに、男性らしい力強い水と、女性の穏やかにゆらめく水を表現している。元々、「色も香りもない水に、香りを与えたなら」というコンセプトのもとに生まれたペアフレグランスブランド、ローパ ケンゾー。今回の新商品は、新しいカラフルな色をもった水『ローパ ケンゾー カラー』として誕生した。※画像は、ケンゾーオンラインショップより両性の水を表現した商品女性用は、フレッシュなフルーツや花々をいっぱいに感じる、カラフルで生き生きとした、フローラル・フルーティの香り。ボトルデザインも穏やかにたゆたう水のゆらめきを表現し、透明なボトルに光と出会った水が、虹を作り出すかのように鮮やかに描かれている。男性用は、カラフルな活力に満ち溢れる、フレッシュでスパイシーな香り。時に力強く流れていく水を、そのまま切り取ったようなボトルデザイン。カラフルで生命力にあふれたフレグランスを表現している。ケンゾーオンラインショップで製品を購入すると、ロータスの香りのフレグランスキャンドルをプレゼントしている。キャンペーンの期限は、2013年5月31日まで。スキンケア若しくはフレグランスを、税抜き8,000円以上の購入でもれなくもらえる。元の記事を読む
2013年04月26日80年代を代表するロックナンバーのオンパレードと豪華スターたちの競演が実現した、豪華すぎるロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』よりお届けする連続インタビュー。“R&Bの女王”メアリー・J・ブライジに続いて第2弾はパワフル&セクシーなビューティ、マリン・アッカーマンが登場。トム・クルーズと堂々と渡り合い、“ホット”すぎる体当たりのシーンにも挑んでいる彼女のセクシーな美貌を維持する秘訣とは?その秘密は身近にある“ロック”にあるよう。『ウォッチメン』での紅一点のヒロイン、シルク・スペクター役や『キリング・ショット』での女ドラッグディーラーなど、男たちと肩を並べて戦う勇ましい姿が記憶に新しいマリンが、本作で演じるのは「ローリング・ストーンズ」誌の女性記者・コンスタンス。心からロックを敬愛し、トム扮する成り下がりのロック・スター、ステイシーの本当の姿を見抜き、心を射止める女性である。彼女はこの役を手にした経緯を語る。「私はひざまずいて懇願するところだったわ。でも、幸運にもオーディションに来るようにと頼まれたの。そのオーディションはトムと一緒だったのよ。それで、私はトムとアクティングのオーディションをやったの。それから、ボーカル・オーディションもやらないといけなかったわ。だから、2つのパートのオーディションだったの。私はそんなにシャイじゃないし、体を使ったクレイジーなコメディをやったことがあるから、何でも大丈夫だったけど、歌を歌うのはすごく緊張したわ」。パーマヘアに黒縁メガネ、ネクタイ&ジャケット、ミニスカートを合わせた80年代ルックスに身を染めた経験を「素晴らしかった!」と興奮を隠し切れない様子のマリン。「若い女の子だった頃、髪にパーマをかけたくて仕方なかった。でも母親はもちろん許してくれなかったの。私がすごくやってみたかったヘアスタイルは2つあるの。一つは、頭の片一方を剃ったシンディ・ローパーみたいなヘアスタイル。それは絶対できなかったわ。それからもう一つが、パーマヘアよ。やっと私のファンタジーの一つを実現することができたの。私たちは“シャロン・ストーン・ヘア”って呼んでいたわ」。目を輝かせながら少女だった頃の夢を語る彼女だが、実は彼女自身、“ロック”と縁深い人生を歩んできたひとり。10代のときにはあるバンドのグルーピーを経験したマリンはその後、イタリアのバンドマンとめでたく結婚、自身もモデル・女優業の傍らバンドのメンバーとして活躍した経験をもっている。誰のグルーピーだったかについては「永遠にそれについては話さないわ。そのメンバーの1人とデートしたから(笑)」とはぐらかすが、実際、グルーピー時代はどんな日々を過ごしていたのか?「すごく楽しかったわ。1年くらいデートすることになったわ。本物のロマンスだった。それは、私と私の親友のモーメントだったの。私たちはトロントで、ロックバンドのコンサートにいて、バックステージに行くことになったの。大きなフェスティバルみたいで、たくさん違うバンドがいたのよ。そして、ある男性が『僕たちと一緒にデトロイトに来ないかい?楽しいよ』と言ったの。クレイジーだと思ったわ!それで午前3時に、私たちは車に乗って、トロントからデトロイトまでドライブしたの。デトロイトでは3日間、素晴らしいときを過ごしたわ。デートを続けることになったのよ。当時はセックス、ドラッグ、ロックンロールというものじゃなかったのよ。私はグルーピーだったその1人と結婚したのよ(笑)」。何ともロマンティックな運命。そんな実体験をもっている彼女だからこそ、雷に打たれたようなトム・クルーズとの強烈なラブシーンに凄みを与えることができたのかもしれない。はっきり言っていい。天下のトム・クルーズに負けぬ、いやそれ以上のエネルギーを体当たりでぶつけている。当人はどんな気分だったのだろう?「彼の上を飛び跳ねたりすることね(笑)。それに、彼が私のお尻に向かって歌うというのもあったわ。あれは素晴らしかった。私がこれまでに演じた中で最もクレイジーなシーンだったわ。すごく楽しかった。アダム・シャンクマン監督とミア・マイケルズ(振付師)、トムと私はかなりリハーサルをしたの。どこまでプッシュすることができるか確認しておきたかったの。間違いなくセクシーでファニーなものにしたかったし、地に足がついたものにしたかった。彼の耳に私の舌を入れるのは、もちろん脚本にはなかったわ。あれは、私たちがリハーサルをやっている間に出てきたことなの。私は体を使ったコメディを、とても大事に思っているの。そういうのをやるのが大好きだし、見るのも大好きよ。だから、とてもエキサイティングだったわ」。さらに、マリンは続ける。「彼のユーモアのセンスは、すごく突拍子もなくて素晴らしいわ。私たちはみんな彼のことを『ミッション・インポッシブル』などのシリアスでハラハラするような映画の主役として見ている。でも、彼にはとてもファニーな面があるの。こんなに有名な俳優であるトムみたいな人と仕事をすることになって、初日の私はすごくナーバスだったの。もちろん、彼をがっかりさせたくなかったし、自分の持てるものを全て出したかった。そして彼と差し向かいで演技をしたかったの。この経験は素晴らしかったわ。彼にはすごく存在感があるし、一旦『アクション!』という声がかかると、彼の世界に入らずにはいられなくなるの。私はただ彼に反応すればよかったのよ。『アクション』と言われたとき、恥ずかしいということは全く考えない。でも、『カット!』と言われた瞬間に、『オーマイゴッド!私は一体いま何をしたのかしら?』ってなるのよ。ほとんど遊体離脱みたいな経験ね」。そんなコメディエンヌとしての素質ももちろん、男女共に観る者の目を引きつけるのが彼女の抜群のプロポーション。女性としては、彼女がいかにして完璧なボディを維持しているのか気になるところ。「いま私は“ソウル・サイクル”というのをやっているの(笑)。キャニオンのすぐそばに住んでいるから、ハイキングに行くの。私は子供の頃からいつもアクティブだったわ。長年プロのフィギュア・スケーターで、ダンサーだったの。だから、それは私の人生の一部なの。そして、それはある体型を作り出すんだと思う。『2週間前にジムに行ったから、私の体はこういうふうになったの』とは言えないわ。これは、生涯にわたるジャーニーなのよ。それからありがたいことに、私はグルテンを食べられない体質なの。だから、グルテンを取れなくて、それで自動的に炭水化物をカットすることになるのよ。(夫の出身地)イタリアのワインや食べ物が大好きで、もちろんイタリアが好きだし、毎年彼の家族に会いに行くの。でも、私がグルテンを食べなくなって以来、この数年はとても難しいの。夫の父はそれについてハッピーではないわ。彼は、私にグルテンなしのパスタを作らないといけないからよ。彼は『これはひどい!』と言ってたわ」。まさに健康セクシー美女の代表的存在となりつつある彼女、その美貌の秘訣にはもう一つ。「円満な結婚生活」という点も外せなさそうだ。「とてもおかしいことに、私の夫はロッカーなの。私は、シャワーを浴びているとき『パラダイス・シティー』を歌うのよ。でも、私の夫は…彼がブリトニー・スピアーズを歌っているところを見つけたことがあるのよ。とてもキュートだと思ったわ(笑)」。次回は甘酸っぱい青春を繰り広げる若手注目株の2人、ジュリアン・ハフとディエゴ・ボネタのインタビューをお届けします!『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月18日