「ジェレミー・トーマス」について知りたいことや今話題の「ジェレミー・トーマス」についての記事をチェック! (1/4)
『映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』より、トーマスとディーゼルの歌唱シーン「オレのラスティちゃん」が公開された。イギリスで初めて最初の絵本が誕生してから今年で80周年の節目を迎え、今もなお世界中の子どもたちから愛され続ける「きかんしゃトーマス」。本作は、最初の絵本から変わらず描かれ続ける「友情とチームワーク」をテーマに、トーマスと一緒に大切なことをひとつひとつ気付き学び取っていく映画となっている。ある日トーマスは、散らかったディーゼルの機関庫を“良かれと思って”綺麗に片付ける。仕事から帰ってきたディーゼルは整理整頓された自分の機関庫を見て「いろいろ好きなように置いてたのに!」と怒る。しかもディーゼルが“ラスティ”と名前をつけて大切にしていたものが見当たらない。どうやらトーマスがゴミだと勘違いして捨ててしまったようで、通りかかったカーリーは「スクラップ工場のウィフのところに運んだ」と伝える。ラスティと生き別れになったディーゼルはとても落ち込んでしまい、トーマスは必ず取り返すと約束をするが……。このエピソードに登場するのが、今回公開されたトーマスとディーゼルの歌唱シーン「オレのラスティちゃん」。友だちを大事にするように、友だちの宝物も大事にしようというメッセージを含んだこの歌は、それぞれ違う個性や価値観を理解し、尊重しあうことの大切さを教える。普段はライバルのトーマスとディーゼルが、お互いの周囲を飛び跳ねたり、頬を寄せあったりして仲良く歌い上げる姿や、普段はクールなディーゼルが、真正面からラスティに愛をささげる様子が収められている。トーマスの声を担当する田中美海は、本作の中でも最も心に刺さったエピソードとして、このトーマスとディーゼルの話を挙げている。「たとえボロボロで、使い道はないかもしれないけど、本人にとってはそれがとても大切なもので……。自分に悪気はなくても他人の思いや好きなことを否定してしまうことってあると思います」と記憶を巡らせながら、「自分と相手は違うもの、違うからこそ尊重して、好きなものを理解してそういう考えもあるんだ、と感じるというのは私の人生の中でも絶対に忘れないようにしようと思っていることのひとつです」とコメントしている。『映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』トーマスとディーゼルの歌唱シーン「オレのラスティちゃん」<作品情報>『映画 きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』公開中公式サイト: Gullane (Thomas) Limited.
2025年04月01日ポール・トーマス・アンダーソン(以下、PTA)監督×レオナルド・ディカプリオ主演作の正式タイトルが、『One Battle After Another(原題)』に決定したことが明らかになった。内容はベールに包まれているが、ジャンルはアメリカン・クライム・スリラーだという。全米公開日は当初8月8日を予定していたが、9月26日に変更になったことも分かった。「Variety」誌によると、公開予定日が1か月強先送りされた理由の一つは、スタジオがアメリカの映画館にビスタビジョンの投影システムを導入し、監督のビジョンに対応できるようするための期間に充てるためだとみられる。本作でレオナルド・ディカプリオは、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラーらと共演。本日、ティザー予告編が解禁となったが、約20秒という短い映像のため、全容をつかむことはできない。しかし、映画ファンの期待を高めるには十分で、「オスカーよ、監督賞のトロフィーをPTAのために温めておいてくれ」「“匂わせ”のティザー最高。予告編が楽しみ」「PTAはカンヌ、ベルリン、ベネツィアの世界三大映画祭で監督賞を制覇した唯一の人だよ。26歳で『ブギーナイツ』を監督したなんて信じられない。まさにレジェンド」「今年一番楽しみにしている映画」などの感想が寄せられている。ワーナー・ブラザースは『One Battle After Another』の予告編を来週公開すると告知している。(賀来比呂美)
2025年03月21日● トーマス・B・マイヤーがジュメイラの国際的な拡大と成長が加速する変革期にCEOに就任● 今回の任命は、ジュメイラの戦略計画「ミッション2030」の重要な一環【アラブ首長国連邦・ドバイ発】ラグジュアリー・ホスピタリティ業界の世界的リーダーであり、ドバイ・ホールディングの傘下であるジュメイラは、トーマス・B・マイヤー(Thomas B. Meier)を新たなCEO(最高経営責任者)に任命したことを1月9日に発表いたしました。ホスピタリティ業界における豊富な経験をもつマイヤーは、これまでジュメイラがいくつかの重要な節目を乗り越える上で欠かせない役割を果たしてきました。そして今後も、「ミッション2030」戦略の下、ブランドのサステナブルな成長の次のステージを主導していきます。トーマス・B・マイヤー:ジュメイラ CEO(最高経営責任者)マイヤーは、最高経営責任者として2030年までにポートフォリオを倍増させるというジュメイラの大胆な計画を牽引し、同ブランドの国際的な拡大とラグジュアリー・ホスピタリティにおけるグローバルリーダーとしての地位を確立することに注力していきます。マイヤーのリーダーシップの下、ジュメイラはその確固たる伝統を基盤に業界における新基準を打ち立て続け、文化と絆に根ざした豊かなゲスト体験を提供するというコミットメントをさらに強化することを目指します。2021年10月からCOO(最高執行責任者)を務め、直近では暫定最高経営責任者として、マイヤーはジュメイラブランドにとって極めて重要な時期にその役割を果たしてきました。2024年、マイヤーは、タンザニアのジュメイラ・タンダ・アイランドと、南アフリカのジュメイラ・タンダ・サファリの開業によるジュメイラのアフリカ進出などを牽引し、重要な成果を達成。今後もいくつかの開業を準備中です。また、複数の上級職を任命してリーダーシップ・チームの強化にも取り組んできました。数十年にわたる優れたキャリアをもつマイヤーは、ラッフルズをはじめとする著名なブランドでの運営やグローバル展開も指揮してきました。■トーマス・B・マイヤー(Thomas B. Meier / ジュメイラ最高経営責任者)のCEO就任に際してのコメント:「ジュメイラは、常にラグジュアリー・ホスピタリティの世界において新たな基準を打ち立て、特別なゲスト体験を継続的に提供してきました。ジュメイラ・マルサ・アル・アラブのオープンに向けて準備を整え、新たな市場への進出を続ける中、次章へ進んでいくジュメイラを率いていけることを光栄に思います。大胆なビジョンを掲げ、ジュメイラは業界のトレンドを先取りし、最も洗練されたゲストからの進化し続ける期待を上回るべく、革新を続けていきます。私たちのビジョンは、ジュメイラを世界有数の影響力を持つホスピタリティ・ブランドとして確立することです。」グローバルな成長拡大というジュメイラのビジョンにそってジュメイラは、アフリカのアイコニックな2つの新しいデスティネーションをはじめ、ジュメイラ・レッドシー(サウジアラビア)、ジュメイラ・マルサ・アル・アラブ(アラブ首長国連邦ドバイ)、ジュメイラ・ル・リシュモン・ジュネーブ(スイス)など、いくつかの注目すべきプロパティを最近発表しました。現在ジュメイラは、中東、アフリカ、ヨーロッパ、アジアで30のプロパティを運営しています。同時に、世界の主要なゲートウェイ都市やリゾート地でのオーナーや運営事業の新たな機会を積極的に追求し、グローバルなラグジュアリー・ホスピタリティ業界におけるリーダーとしてのポジションをさらに強固なものにしていきます。ジュメイラの詳細は、公式ホームページおよび以下のハンドルネーム @Jumeirah でご覧ください。■公式ホームページ ■Instagram ■Facebook ■X ■LinkedIn ■YouTube ■ジュメイラ(Jumeirah)について:ラグジュアリー・ホスピタリティ業界の世界的リーダーであり、ドバイ・ホールディングの一員であるジュメイラは、中東、ヨーロッパ、アジア、アフリカにわたり、30の卓越したプロパティを運営しています。1999年にブランドを象徴するジュメイラ・ブルジュ・アル・アラブのオープンによって、ラグジュアリー・ホスピタリティの在り方を一変させた同ブランドは、洗練されたビーチフロント・リゾートや高く評価される都市型ホテル、ラグジュアリーなレジデンスによって今や世界中でその名を知られています。ジュメイラブランドは、モルディブの楽園の島にあるコンテンポラリーなジュメイラ・オルハハリ・アイランドから、アートにインスパイアされたイタリアのジュメイラ・カプリ・パレス、そして、英国の伝統にモダンなアレンジを加えたロンドンのジュメイラ・カールトン・タワーまで、あたたかく寛容なサービスと、世界中のゲストに喜んでいただける個性的で目的にかなった体験を創造する能力の代名詞となっています。【公式ウェブ】 ドバイのビーチフロントに建つジュメイラのホテル群 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月14日『The Mandalorian & The Grogu』にジェレミー・アレン・ホワイトが出演することになった。ジャバ・ザ・ハットの息子ロッタ・ザ・ハットの声を務めるとのこと。主演は、Disney+の『マンダロリアン』に続き、ペドロ・パスカル。ほかにシガニー・ウィーバーが出演する。公開は2026年5月。撮影はすでに始まっている。ホワイトは『一流シェフのファミリーレストラン』でエミーを含む数々の賞を制覇し、今最も注目される俳優のひとり。最近の出演映画に『アイアンクロー』などがある。現在はブルース・スプリングスティーンの伝記映画『Deliver Me From Nowhere』を撮影中。監督はスコット・クーパー。文=猿渡由紀
2024年12月10日ジェレミー・アレン・ホワイトが映画『Mandalorian & Grogu(原題)』に出演するようだ。「Variety」誌などが報じた。『Mandalorian & Grogu』は『スター・ウォーズ』ドラマ「マンダロリアン」のスピンオフ作品。「マンダロリアン」の脚本やショーランナーを務めたジョン・ファヴローがメガホンを取る。キャストはドラマから引き続きマンダロリアン役をペドロ・パスカルが演じ、新たにシガニー・ウィーバーが加わる。ジェレミー・アレン・ホワイトは、ジャバ・ザ・ハットの息子であるロッタ・ザ・ハットの声を担当するという。ロッタ・ザ・ハットは2008年公開のアニメ映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に登場したキャラクターだ。『スター・ウォーズ』ファンは、「ロッタにまた会えるのはうれしい!」「ロッタについては説明するべきことがあるから納得」「ジェレミーにすごく似合う役」と喜びの声を上げている。現在33歳のジェレミー・アレン・ホワイトは、2006年に『Beautiful Ohio(原題)』で映画デビューを飾り、業界入りを果たした。注目されるきっかけとなったのは、「シェイムレス 俺たちに恥はない」で全11シーズンにわたって演じたリップ役。同作への出演を終えると、2022年からドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で主演を務め、2023年、2024年と連続でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞した。2025年の同賞の候補にも挙がっており、3年連続での受賞に期待がかかる。(賀来比呂美)■関連作品:スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 2008年8月16日、17日先行公開、8月23日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開© Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved.スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)4K 2024年5月3日より全国25劇場にて公開©2024 Lucasfilm Ltd.
2024年12月10日ジェレミー・レナー主演、犯罪と権力の交錯する町を舞台に描くドラマの最新シリーズ「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3がParamount+にて8月2日(金)より独占配信。予告編とキービジュアルが解禁された。本作は全米で人気を博しているクライムサスペンスドラマシリーズ。2021年にアメリカにて配信されたシーズン1の第1話は初日視聴者数が260万人を超え、当時のParamount+においてオリジナル脚本ドラマの最高視聴者数記録を更新する大ヒットスタートを切り、大きな話題を呼んだ。エグゼクティブ・プロデューサーには『ボーダーライン』で脚本を務め、『最後の追跡』ではアカデミー賞脚本賞にノミネートされたテイラー・シェリダンを迎え、人種差別や警察の腐敗、汚職などの社会問題に切り込んだ重厚なテーマが人気を呼んでいる。主演を務めるのは『アベンジャーズ』シリーズのホーク・アイ役や、『ミッション:インポッシブル』シリーズのウィリアム・ブラント役で知られるジェレミー・レナー。ジェレミー・レナー Photo by Anna Webber/Getty Images for Disney+ジェレミー・レナーは2023年に除雪車の下敷きになる大事故で瀕死の重傷を負い役者生命の危機に立たされるも、奇跡の回復で撮影に復帰。復帰作となった本シーズンでは過去2シーズンと同じく激しいスタントやガンアクションにも挑戦しており、不屈の精神で戻ってきたジェレミー・レナーの熱演も注目となっている。本作は刑務所が集まる町キングスタウンを舞台に、警察・看守・囚人・ギャングの間のパワーバランスを保ち町の治安を守ってきた権力者マクラスキー家の姿をサスペンスフルに描くドラマシリーズ。亡き兄に代わり表では“市長”として市民の相談や依頼を受けるマイク・マクラスキー(ジェレミー・レナー)は、警察からギャングまであらゆる組織の間を取り持つ“裏の顔”を使い、無理難題を次々に解決していく。時には抗争を企てるギャングをなだめるために刑務所内でのドラッグの売買を見過ごし、法では裁けない犯罪者に制裁を加えるためには、刑務所に収監されている囚人たちに手を下させるなどアウトローな手段を用いて“表”と“裏”の世界を行き来しながら町の秩序維持に奮闘する。今回解禁された予告編には新たなロシアン・マフィアの勢力が町で勢力を拡大させていき、刑務所内外で激化する麻薬戦争に巻き込まれていくマイクの姿が映し出される。同時にキングスタウンでは突如として連続爆発事件も発生し、町は無秩序な混乱状態に。マイクは町の権力者として麻薬戦争を終結させる責務に追われるも、これまで語られてこなかったマイクの“ある過去”を知る人物の登場により事態は思わぬ方向へと向かっていく――。果たしてマイクはキングスタウンに平穏をもたらすことができるのか?隠されたマイクの過去とは一体何なのか?気になる予告編が完成した。「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3は8月2日(金)よりParamount+にて独占配信開始(全10話)。日本では「WOWOWオンデマンド」と「J:COM STREAM」「Prime Videoチャンネル」でサービス中。(C)2024 Viacom International Inc. All Rights Reserved. Mayor of Kingstown and all related titles, logos and characters are trademarks of Viacom International Inc.(シネマカフェ編集部)
2024年07月26日昨年1月1日に大型除雪車の下敷きとなり重傷を負ったジェレミー・レナー。手術を受けリハビリに奮闘し、あれから一年以上が経ったいま、『アベンジャーズ』シリーズで演じてきたホークアイ役への復帰も考えられるほど回復したようだ。「Entertainment Weekly」誌とのインタビューで現状について次のように語っている。「必要なことの90%くらいはできるようになっています。あと半年もすればきっともっと…。自分自身のためにゴールを設定しなければならない。できることはなんでもやります。よりよくなるために、強くなるためにならどんなことでも」と全快まであとわずかだと明かした。ホークアイ役への復帰について聞かれると「いつだって乗り気です。十分に強くなって、備えます。この回復期の間ずっとみんながベッドサイドに来てくれて、一緒にいてくれました。だからもし彼らが私を望むなら、私は出演しますよ。そうなったらいいでしょうね」と前向きな様子。確かにジェレミーはSNSで大けがしたことを報告した際、マーベル仲間たちがお見舞いメッセージを送ったり、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソン&クリス・エヴァンス、『アントマン』シリーズのエヴァンジェリン・リリーが実際にお見舞いに訪れたりと、仲間たちから手厚いサポートを受けていた。ファンは「すっかりよくなってホッとした」と安堵し、「またジェレミーが演じるホークアイが見たい」と期待を寄せているようだ。(賀来比呂美)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2024年02月05日『リコリス・ピザ』のポール・トーマス・アンダーソン監督がメガホンを取る新作映画に、レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、レジーナ・ホールが出演することが分かった。まもなくカリフォルニア州で撮影開始とのこと。「Variety」誌が報じた。新作映画の脚本はアンダーソン監督が手掛け、『リコリス・ピザ』でプロデューサーを務めたサラ・マーフィー、アダム・ソムナーと共に製作も行う。製作スタジオはワーナー・ブラザース。タイトルは未定で内容に関しても明らかになっていないが、関係者によれば予算は約1億ドルで、アンダーソン監督作としてはかなりの額だという。アンダーソン監督は、これまで手掛けた『ブギーナイツ』『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『インヒアレント・ヴァイス』『ファントム・スレッド』『リコリス・ピザ』でアカデミー賞にノミネートまたは受賞歴がある同賞の常連。映画ファンは「キャスト3人の組み合わせがすごくおもしろい。絶対に観る!」とキャスティングに興味を示し、期待の声を寄せている。また、「レジーナがオスカーを獲ることになるの?泣きそう」「レジーナにもちゃんとふさわしいギャラを払ってね!」「ついにレジーナが日の目を見ることになった。うれしい」とレジーナ推しのファンの喜びの声も殺到。レジーナは『最終絶叫計画』シリーズのブレンダ役で知名度を上げた俳優だ。(賀来比呂美)
2024年01月11日「A24」が新たに贈る、新鋭監督の半生を描いた実話『インスペクション ここで生きる』。この度、先日のメットガラでのドレスアップも大きな話題となったジェレミー・ポープが演じた主人公・フレンチや、彼の母、海兵隊の教官らを映した場面写真が解禁された。海兵隊に在職中だった20代で初めてカメラを手にし、そこから映像記録担当としてキャリアを始めたエレガンス・ブラットン監督の長編デビューにして、彼の体験に基づく実話である本作。社会からも除外され、“透明だと思っていた”自分を癒すために映画を撮ろうと決意した監督は、「この映画で主人公が感じる欲望、恐れ、そして最終的に抱く目標まで、すべて本物です」と語る。主人公であるエリス・フレンチを演じるのは、俳優、そして歌手としても活動するジェレミー・ポープ。1992年生まれの現在30歳。2018年に『ムーンライト』の原案の著者で劇作家タレル・アルヴィン・マクレーニー初のブロードウェイ作品「クワイア・ボーイ」でブロードウェイデビュー。その後すぐに、1960年~70年にかけて大ヒットを飛ばし続けたモータウンの伝説のグループ「テンプテーションズ」を題材にした舞台「エイント・トゥー・プラウド」に出演。2019年にこの2作での演技が評価され、演劇界のアカデミー賞といわれるトニー賞で2つの部門(演劇主演男優賞/ミュージカル助演男優賞)にノミネートされるという、史上6人目の快挙を成し遂げ、俳優としての評価を確立。昨年上演された、アンディ・ウォーホルとジャン=ミシェル・バスキアの交流を描いた舞台「ザ・コラボレーション」で、ジャン=ミシェル・バスキア役を演じ、オリジナルキャストでの映画化も決定。アンディ・ウォーホル役のポール・ベタニーと共に、バスキア役を再び演じることで注目を集めている。いま飛ぶ鳥を落とす勢いの彼は、自身で作詞作曲を手掛けた楽曲をリリースし、ミュージシャンとしても活動。情熱的なボーカルスタイルで知られる彼が歌唱した舞台「エイント・トゥー・プラウド」は、2020年のグラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞にもノミネートされた。メットガラにてジェレミー・ポープJamie McCarthy + GettyImagesまた、卓越したファッションセンスの持ち主でもあり、毎年様々なセレブが参加し、決められたドレスコードに合わせて衣装を披露するメットガラでのドレスアップも大きな話題に。世界最大の超豪華なファッション・イベントの本年のドレスコードは、2019年に亡くなったファッションデザイナー「カール・ラガーフェルドへの敬意」であったが、ジェレミーはラガーフェルド肖像をあしらった10m近いマントを羽織って登場。5,000m以上のシルクシフォン生地を用いて70人以上の職人が縫製したといわれるゴージャスな衣装で、ラガーフェルドに敬意を表した。多彩な才能を持つ彼にとって初めての主演映画となったのが本作。生きていくためのたったひとつの選択肢として志願した海兵隊で、自らのアイデンティティを貫き居場所を見つけていく青年役を、力強く繊細に表現し、ゴールデン・グローブ主演男優賞、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞にノミネートされた。自身を投影した主人公を演じたジェレミーを、監督は“盟友”と表現。さらに「彼を最初のオーディションで見た時から心を動かされていました。彼はとても才能豊かで、私の人生経験を体感してくれて慈しんでくれます」と賞賛している。解禁された場面写真では、海兵隊ブートキャンプに入隊するフレンチが「お前は同性愛者か?」と“検閲”=《インスペクション》されるシーンや、16歳で彼を捨てた母との2ショット、眼差しから意志の強さを感じさせる軍服姿のフレンチなどが映し出されている。『インスペクション ここで生きる』は8月4日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月01日実写映画化企画が進められている『モアナと伝説の海』の監督が、舞台「ハミルトン」の演出家トーマス・ケイルに決まったことが分かった。ケイルは舞台の「ハミルトン」で、トニー賞ミュージカル演出賞を受賞した実力派の演出家。「NYボンビー・ガール」などのテレビ作品を監督したことはあるが、長編映画は今作が初めて。私生活では、自身が監督した「フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~」で主演を務めたミシェル・ウィリアムズと2022年に結婚し、2人の子どもをもうけている。ミシェルは同作でエミー賞主演女優賞に輝いた。ケイルは舞台を撮影して映像化した「ハミルトン」の監督も務めた。同作はDisney+で配信されている。実写版『モアナと伝説の海』は、アニメ版でマウイの声を務めたドウェイン・ジョンソンが出演し、製作も行う。モアナの声を担当したアウリイ・クラヴァーリョは「出演はしない」と自らインスタグラムで発表。「製作総指揮として後進のモアナを探したい」と意欲を燃やしている。脚本家にはアニメ版のジャレッド・ブッシュが再起用され、デイナ・ルドゥー・ミラー(「ケイブ・レスキュー:タイ洞窟決死の救出」)と共同執筆する。(賀来比呂美)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開© 2016 Disney. All Rights Reserved.
2023年06月01日1998年、富士急ハイランド内に誕生した、「きかんしゃトーマス」のテーマパーク「トーマスランド」。エリアの拡張やアトラクションの新設などを遂げながら成長し続け、2023年に開園25周年を迎える現在、12種類のアトラクションが揃う一大テーマパークとなりました。今回は、そんな「トーマスランド」の最新情報をお届けします!「トーマスランド」25周年はキャラクターカラーでデコレーション!ゲート25周年バージョンにデコレーション「トーマスランド」25周年アニバーサリーイヤーとなる今年のテーマは「Growing!」。期間中は、シーズン毎に異なるキャラクターとテーマカラーにちなんだデコレーションやイベントを多数開催。2023年3月~8月は「トーマス&ニア(ブルー×オレンジ)」、2023年9月~2024年2月は「パーシー&レベッカ(グリーン×イエロー)」、2024年3月~5月のフィナーレにはトーマスとなかまたちが大集合するなど、一年を通してパーク内が大きく変化していきます。トーマスランド「PLAY ON!」 春は映画バージョンに!トーマスランドPLAY ON!大人気のダンスショーイベント『トーマスランド PLAY ON!』は春の新映画バージョンとしてリニューアル!トーマスはもちろん、新しい仲間のカナなど映画に出てくるなかまたちも登場。ゲームをしたりダンスをしたりお兄さんお姉さんと一緒に体を動かしながら参加しよう!■期間中の土日 14:00~※映画バージョンは5月7日(日) まで。メモリアルブックを買ってシールを集めよう!25周年チャレンジ&メモリアルブックトーマスランド内で8つの項目に挑戦してシールを集めてまわるチャレンジラリーと、“いま” の思い出を記録し未来に繋げるメモリアルページが1冊の本になった「チャレンジ&メモリアルブック」を販売。トーマスランド内ではもちろん、自宅でもできる迷路遊びも楽しめます。■販売開始日:3月18日(土)■販売場所:トーマスステーションショップ■販売価格:300円■幼児フリーパス購入でオリジナルグッズをプレゼント食事のあと持ち帰りOK!家でも楽しめるスーベニアプレートトーマスデラックスプレート(スーベニアプレート付き/ 3,000円)トーマスレストランでは、25周年の開幕に合わせ、人気の「トーマスデラックスプレート(スーベニアプレート付き)」がリニューアルするほか、「レベッカのお子様プレート(スーベニアプレート付き)」が新たに登場。レベッカのお子様プレート(スーベニアバンブープレート付 / 2,000円)オムライスやスパゲッティなどのメニューで盛りつけられたプレートなら、いっぱい食べられちゃうはず!スーベニアプレート付きメニューなら、食事のあと持ち帰りOK!旅の良い思い出になること間違いなし。また、映画「きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ」のコラボメニューも登場。カナのロールケーキと「わぁ!」たあめのデザート(900円)、ファローナ&フレデリコのチキンボウル(スーベニアボウル付 / 1,650円)、パーシーのグリーンポテトサラダ(900円)。また、スペシャルバースデープランもあり、レストランでのパーティーがますます豪華になってリニューアル。年に一度の特別な日をトーマスたちと一緒にお祝いしてみてはいかがでしょうか。25周年限定のおやつや冷たいデザートも!トーマスランドスペシャルボックス「トップハム・ハット卿夫人のおやつ屋さん」では、ポップコーンやプレッツェルなどのトレイルミックスとミニカステラがセットになったスペシャルボックスを販売。そのほかに、「カインドリー夫人のキッチン」では、「トーマスのミニサンデー」(650円)も味わえます。たくさん遊んだあとの休憩タイムにおすすめ!オリジナル缶バッジがもらえる周遊スタンプラリー開催!富士急行線からきたら駅を出る前にスタンプをゲット!「トーマスランド」の「トーマスステーションショップ」「富士急ハイランド駅」「ハイランドリゾート ホテル&スパ」のロビーの3施設を巡って、トーマス・パーシー・ニアのスタンプを集めてまわる周遊スタンプラリーを開催。全て集めると25周年記念缶バッジをプレゼントしてもらえます。筆者も実際に試してみましたが、園内をぐるっと回るのでとても良い運動になりました(笑)。「富士急ハイランド駅」に入場する際は入場券の購入が必要となりますので、電車で富士急ハイランドに来る場合は、先にスタンプを押すことをおすすめします。トーマスランド限定グッズや25周年を記念したコラボ銘菓も!「ステーションショップ」では、トーマスランドオリジナルグッズも販売。ここでしか買えないグッズもあるのでぜひチェックを!「トーマスランド桔梗信玄餅6個入り(税込1,280円)」山梨県の代表的な銘菓「桔梗信玄餅」とコラボレーションした「トーマスランド桔梗信玄餅6個入り(税込1,280円)」が初登場!トーマスランドでたくさん遊んだあとは「トーマスルーム」にお泊まり!トーマスもいるよ!まるでトーマスランドにお泊まりするかのような、リアルなお部屋の内装はエンターテインメントに長けている富士急ハイランドならでは。ここでしか撮れない写真が撮れたり、オリジナルグッズがもらえるなど、トーマス好きな子どもは夢のようなひとときを過ごせます。お誕生日祝いなど特別な日にお泊まりしてみては。トーマスとレスキューチームのお部屋イベントの開幕に合わせ、周辺の富士急行線やハイランドリゾート ホテル&スパでも様々な体験ができますので、詳しくはトーマスランドの公式サイトをチェックしてみてくださいね。文=牡丹餅あんこ※掲載されている情報は取材時点のものです。掲載後に内容が変更になる場合や、施設の休業日・営業時間・内容や実施の有無が変更になる場合もございます。公式サイト等で最新の情報をご確認の上、お出かけ下さい。
2023年05月03日アン・ハサウェイ、ジェレミー・ストロング、アンソニー・ホプキンスが共演する映画『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』より、アンとジェレミーの2ショットインタビュー映像が公開された。本作は、ジェームズ・グレイ監督の実体験を基にした自伝的物語。差別と格差が根付く80年代N.Y.を舞台に、多感かつ繊細な少年ポールが培っていく友情、そして微妙な変化を迎える家族との関係を通して、時代を取り巻く理不尽や不公平を浮き彫りにする。グレイ監督は「ジャングルの映画も宇宙の映画も撮ったことがあるし、そういう経験が好きです。しかしある時点で、無限はある意味、自分の中にあると気づくんです。そして、自分の経験を直接、正直に表現することができれば、それが一番いい。そのために、もう一度自分自身の過去に立ち返ろうと思ったのです。そして、できる限り自分らしいものを作ろうと」と思いを明かしている。アンとジェレミーが演じているのは、主人公の少年の両親。母エスターは、教育熱心でPTA会長を務める。父アーヴィングは、働き者でユーモラス。ポールを思い、愛情に溢れるが故に、少々暴走しがちな両親だ。今回の映像では、2人が念願のジェームズ・グレイ作品への出演だったことを告白。監督の両親をそれぞれ監督の目の前で演じる、という奇妙な経験についてアンは、「事実に縛られず好きに演じてと言われたけど、母親に対する彼の思いは大事にしたかった」と話す。ジェレミーも「あまりに大きなチャレンジに思わず及び腰になったよ」と苦笑しながら、粗野で暴力的な振る舞いもするが、優しさや愛情も示すという多面性をもつ父親を演じるにあたって、「監督はそうした類の人々を鮮明に描き、細部まで表現したかったんだ」と分析、「俳優として貴重な経験ができたよ」とふり返る。またアンは、自身が演じた母親も一見、子どもの人生をコントロールする毒親に見えることについて、「2つの矛盾する側面を持ってる人」「一歩下がって眺めてみると分かる」と語る。そして「彼女は怒りや暴力という形で愛を表現する」「でも過去の世代を批判せず、理解することが大切だと思う。80年代には選択肢が少なかった、だから愛の形が複雑になる」と一筋縄ではいかない難しさ、この役に惹かれた理由も明かしている。『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』は5月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アルマゲドン・タイムある日々の肖像 2023年5月12日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2022 Focus Features, LLC.
2023年04月08日新年早々、除雪作業中の事故で重傷を負ったジェレミー・レナーが、来月、事故から初めて公の場に登場することが分かった。4月11日(現地時間)に行われる、自身が出演する廃車のリノベーション番組「レナベーション」のワールドプレミアイベントに出席するのだという。場所は、ロサンゼルスのリージェンシー・ヴィレッジ・シアター。甥を助けようとして、6トン以上の大型除雪車にひかれて下敷きになり、「胸部鈍的外傷と整形外科外傷」を負ったジェレミー。身体の30か所以上を骨折したというが、この3か月間で回復過程やリハビリの模様をたびたびSNSで発信しており、驚異的な回復力を見せてきた。今月27日にはリハビリ用の特殊なトレッドミルでウォーキングしている姿を投稿。しっかりとした足取りを披露したジェレミーに「本当に奇跡」「歩いている姿を見られて感激した」「あの事故から3か月でこの進歩。すごすぎる!」「そのマシンはトニー・スタークから送られたの?」などのコメントがファンから寄せられている。「レナベーション」は4月12日(水)よりディズニープラスにて独占配信開始(全4話)。マーベル仲間のアンソニー・マッキーやヴァネッサ・ハジェンズらも出演している。(賀来比呂美)
2023年03月29日『アベンジャーズ』シリーズでお馴染みの俳優ジェレミー・レナーが出演するリノベーション番組「レナベーション」が、4月12日(水)より独占配信決定。併せて、キービジュアルと予告編が解禁となった。「レナベーション」はレナーと彼が率いるエキスパート・ビルダー・チームが、故郷のネバダ州リノからイリノイ州シカゴ、メキシコのカボサンルーカス、インドのラジャスタンまで、世界中を旅しながら、その頭脳と技術を駆使して廃車になった車をリノベーション(再構築)し、地域に貢献していく姿を描いたオリジナル番組。今回解禁された予告編では地域の人々と和気あいあいとコミュニケーションをとりながら、ビルダー・チームと力を合わせ、廃車のバスなどを見事に圧倒的なクオリティで蘇らせる姿が映し出されている。予告編の中で「違いを生み出すのは簡単だと証明したい」「思いつきをすごいモノに変える」と真剣な表情で意気込みを語るレナーの姿がとても印象的。人々のため、子どもたちに夢を与えるため、凄腕チームを率いて廃車だったバスを子どもたちも楽しめる移動式音楽バスや、飲用できない水をろ過処理できる移動式水処理センターに改造していく姿はまさにリアル・ヒーローだ。この物語を彩るのはジェレミー・レナーとビルダー・チームのほかに、俳優&プロデューサー、そしてマーベルファンにはお馴染みの“ファルコン/サム・ウィルソン”ことアンソニー・マッキー。アンソニー・マッキー『ハイスクール・ミュージカル』シリーズで一躍有名となり、その後、大ヒット映画に立て続けに出演しているヴァネッサ・ハジェンズ、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『スラムドッグ・ミリオネア』といった大人気作に出演したインド出身の実力派俳優のアニル・カプール、ディズニープラスで配信中の映画『ミラベルと魔法だらけの家』でアーティストとして参加し、アカデミー歌曲賞にもノミネートされた「2匹のオルギータス/Dos Oruguitas」を歌唱、世界で注目されているシンガーソングライターのセバスチャン・ヤトラも登場し、数々の豪華ゲスト陣も「レナベーション」を大いに盛り上げる。番組の配信開始にあたりジェレミー・レナーは、「私は長年、この旅を続けてきました。最初は、困っている人たちのために車を作ることから始めました。しかし、数年前、どうしたらもっと大きなインパクトを地域全体に与えることができるのだろうかと考えました。この番組は、私の最大の情熱の一つであり、私の回復の原動力でもあります」と語っている。「レナベーション」は4月12日(水)よりディズニープラスにて独占配信開始(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2023年03月14日米ニューヨーク在住の資産家トーマス・H・リーさん(78)が23日朝、遺体で発見されたと報じられた。マンハッタンにあるリーさんのオフィスからの911通報で警官が駆けつけるとリーさんが倒れており、その場で死亡が確認されたという。New York Postによると、遺体には銃創があり、自身で撃ったものとみられるが、現在は死因を確定するために検視が進められているという。リーさんは企業買収方法の1つであるレバレッジド・バイアウト(LBO)の先駆者として知られており、BBCによると飲料メーカーのスナップル社を’92年に1億3500万ドルで買収し、その2年後に17億ドルで売却して買収額の32倍の利益を得た実績がある。慈善活動家としても名を馳せており、リンカーン・センターやニューヨーク近代美術館の理事を務めたほか、’96年には母校であるハーバード大学に2200万ドル(約30億円)を寄付し、「私は幸運にもお金を稼ぐことができました。その一部でもお返しすることができればこれほど幸せなことはありません」と当時語っていた。Forbesによると、’22年のリーさんの資産額は20億ドル(約2700億円)だったという。家族の友人であり、スポークスパーソンを務めるマイケル・シトリックが以下の声明を発表している。「家族はトムの死にひどく打ちのめされています。世間は彼を、プライベートエクイティ事業の第一人者として、そして成功した実業家として認識していますが、私たちの知る彼は良き夫であり、父であり、祖父であり、きょうだい、友人であり、そして慈善家でした。常に自分のことよりも他人を優先する人でした」
2023年02月24日1月1日に除雪作業中の事故により重傷を負い、SNSでたびたび回復の状況を伝えているジェレミー・レナーが先週末にもSNSを更新。Disney+の新番組で自身主演のドキュシリーズ「Rennervations(原題)」を宣伝した。「Disney+でまもなく配信開始となる#rennervationsについて、みなさんにシェアできることがとてもうれしいです。私が回復したらすぐに世界中のみなさんのもとに駆け付けますよ。みんな、準備をよろしくね」。Disney+によると「Rennervations」は4話構成のドキュシリーズ。ジェレミーが世界中の地域社会を訪問し、様々な目的に基づいて設計された車両(PBV、パーパス・ビルト・ビークル)をそれぞれのコミュニティのニーズに合わせて作り直す様子が収められているとのこと。ジェレミーにとって、地域社会への貢献は長年情熱を注いできたことだという。ジェレミーは本作で製作総指揮も務めている。ジェレミーの投稿にはファンから「まずは回復に専念してくださいね。『Rennervations』、楽しみにしています!」「新しい投稿があるたびにうれしくなります。回復は焦らずに。みんな待っていますから!」「最高のニュースですね。毎日あなたを想って祈っています」などのコメントが寄せられている。ジェレミーは数時間前に投稿したインスタグラムのストーリーズで、「日曜日は理学療法の日」と報告しており、順調に回復しているようだ。(賀来比呂美)
2023年02月06日1月1日(現地時間)、除雪作業中に雪上車の下敷きになって重傷を負い、現在は自宅で療養中のジェレミー・レナーがSNSを更新。ジェレミーは、「みなさんからのメッセージや思いやりに感謝しています。私からもみなさんにたくさんの愛と感謝を」と支えてくれているファンらに改めてお礼を伝えた。続けて、「30本以上の骨は、家族や友人との愛情や絆が深まるように、より強く、よくなっていくでしょう」とポジティブにつづった。添えた写真には、ベッドの上でリハビリに精を出しているとみられるジェレミーが写っている。この投稿を受け、マーベル映画仲間のクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)は、「なんてタフな人なんだ!雪上車はだれかチェックしたの?いっぱい愛を送るよ!」とツイート。ジェレミーは「大好きだよ、ブラザー。雪上車はぼくがチェックしたよ。燃料が必要だ」とお茶目に返答している。このやりとりを見たファンは、「2人の友情、最高!」「それにしても雪上車より強いジェレミーって、最強じゃない?」「いまや最も強い『アベンジャーズ』」とメッセージを寄せている。事故当時「容体は安定している」とはいえ危険な状態だったジェレミーだが、驚異的な回復力を見せ、17日に退院して自宅にいることを報告していた。(賀来比呂美)
2023年01月23日元日、除雪作業中の事故で重傷を負い入院していたジェレミー・レナーが退院したことを明らかにした。ジェレミーは17日に、現在「Paramount+」で配信中の主演ドラマ「Mayor of Kingstown」の宣伝ツイートをリツイート。「ブレインフォグ(頭の中にモヤがかかったような状態)の回復途上ではあるけれど、家で家族と一緒にエピソード201を観られたのはすごくワクワクすることだった」と、同ドラマの新シーズンを家で観たとつづったのだ。「家で」という表現からジェレミーが退院したことを察したファンたちは、「無事に家に帰れたんだね!」「退院おめでとう!」「本当によかった。ドラマの方も最高」と大喜び。「完全復活までにもう少し時間がかかるとしても、あなたならゴールまでのすべての過程をやってのけるでしょう!」という激励の声も。ジェレミーの広報担当者は事故当時、「重傷だが容体は安定している」「胸部鈍的外傷と整形外科外傷を負った」と発表。続いてジェレミーは自らSNSで無事を報告していた。後日、「TMZ.com」よりジェレミーが救急搬送された際の救急コールの録音が公開されたが、事故に遭った直後のジェレミーは圧雪車につぶされ、息が浅く、短く、意識はあるもののひどい痛みに苦しんでいるなどの情報が収められていた。かなり危険な状態だったようだが、驚異の回復力を見せている。(賀来比呂美)
2023年01月19日除雪作業中に事故に遭い重傷を負ったジェレミー・レナーが、3日にインスタグラムを更新。「みなさんの温かい言葉に感謝します。文字を入力するのも大変なくらいひどい状態。でも、みなさんに愛を送りますね」と病室から無事を報告した。ジェレミーといえば、マーベルの『アベンジャーズ』シリーズなどでホークアイを演じていることで有名だ。マーベル仲間のクリス・ヘムズワース(ソー)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、クリス・プラット(スター・ロード)、ポール・ベタニー(ヴィジョン)、タイカ・ワイティティ監督、ジェームズ・ガン監督らからお見舞いメッセージが寄せられている。また、ペネロペ・クルス、オーランド・ブルーム、ケイト・ハドソン、ケイト・ベッキンセールら多くの俳優仲間からもコメントが届いた。事故は今月1日に起きた。ジェレミーの自宅近くで、家族が運転する車が雪の中で立ち往生してしまった。ジェレミーは圧雪車を使用し、車をけん引することに成功。圧雪車から降りて家族に話しかけに行く途中で、圧雪車が横転しそうになっているのを目撃する。止めに向かったところ、下敷きになってしまったようだ。ジェレミーの広報担当者は事故の翌日に、「重傷だが容体は安定している」「胸部鈍的外傷と整形外科外傷を負った」と発表していた。(賀来比呂美)
2023年01月05日「東京コミックコンベンション 2022」への参加が決定していたジェレミー・レナーが、急遽来日キャンセルとなった。11月26日(土)&27日(日)の期間中に参加予定だったジェレミー。彼のマネージメントは「急遽個人的な都合により、東京コミコンに行くことを延期せざるを得なくなりました」と説明し、「ジェレミー自身は、東京コミコンに参加することを楽しみにしておりましたが、大変残念に思うとともに、日本のファンの皆さんにも申し訳なく思っています」とコメントしている。すでに販売されていた「ジェレミー・レナー氏のセレブチケット(撮影会・サイン会)」購入者への対応については、追って別途案内があるという。<※以下、原文>“Due to a last minute personal issue, Mr. Renner is unable to travel and had to postpone his appearance at this year’s Tokyo Comic Con.He was looking forward to coming back to Japan and seeing everyone. He is deeply sorry and looks forward to coming back to Japan next year.”「東京コミックコンベンション 2022」は11月25日(金)より幕張メッセにて開催。(cinemacafe.net)
2022年11月22日俳優でお笑いコンビ・まえだまえだの前田旺志郎が出演するWEBドラマ『サラリーマントーマス』(全3話)が、17日から『きかんしゃトーマス公式YouTubeチャンネル』で配信される。『きかんしゃトーマス』が12年ぶりにフルリニューアルされることを記念し、話の内容やトーマスたちの声はそのままのアテレコならぬ“アテフリ”ドラマを制作。トーマスたちをサラリーマンとして再構成し、主人公・新入社員サラリーマン十升(前田)が、後藤(板倉武志)ら仲間たちは互いに協力し合ったり、時にはいがみ合ったりしながら仕事に勤しむ姿を描いている。スーツ姿で現場入りしたトーマス役の前田。初共演のゴードン役・板倉、パーシー役の峰平朔良ともすぐに打ち解け、序盤から楽しそうな表情を見せた。一方で、自身初挑戦となる“アテフリ”での撮影では苦戦する姿も見られたが、監督からのアドバイスを真剣に聞き、練習を重ねて無事に2日間の撮影を終えた。■前田旺志郎インタビュー――撮影を終えての感想を教えてください。国民的アニメ『きかんしゃトーマス』のトーマス役をまさか自分がやらせてもらえるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄なことですし、本当に嬉しいなと思いました。また、人生で初めてアテフリ(元々ある声に自分の口を合わせる)を経験したこともすごく楽しかったですし、自分の中では意外とうまくできた気がしていて。新たな才能というか、意外とセンスあるのかもと思いながらやっていました。――好きなキャラクターは何でしたか?ハロルドは、(トーマスをよく⾒ていた)当時からちょっと覚えています。1人だけ空を⾶ぶヘリコプターですし、色も白に赤っていうのがかっこいいので、いちばん好きだった記憶があります。(空を⾶びたいという願望もあったのかもしれませんね、という問いに対し)まあ今でもあります。空は飛びたいですね、やっぱり。いつになっても夢です!――今回“大人のためのサラリーマントーマス”というテーマで実写化しますが、演じている中で、共感するポイントや気をつけたいことはありましたか?今回3つの作品をやらせてもらったのですが、どれもすごい教訓になるというか。悪口を⾔ったり人のことを傷つけたり。でも自分が助けてもらった時にその人の優しさとかありがたさに気づく、というお話で共感でしかないですし、普段から自分が使っている言葉とか相手にかける言葉っていうのが、自分が無意識のうちに⼈を傷つけているということもわかった上で会話をしておかないと、こういうことって本当に起こりうるなと思いました。あとは仕事の⼤きい⼩さいでやらないっていうのも、この仕事をしていて色んな仕事をすることがありますけど、「この役は⼩さいから別にいいや」って思うようになったら最悪だなって思いますし、そんな風にならないようにひとつ1ついただいた役とか、いただいた仕事に一生懸命真っ当に向き合っていかないとなと、すごく学びましたね。――ドラマの⾒どころを教えてください。僕はこの企画自体がすごく面白いなと思っていて。元々あるアニメーションに役者さんたちがそれと同じ芝居をしてその(アニメの)声を使ってドラマを撮るって、僕自身初めての経験だったので、それがもう既に見どころというか、すごく攻めた素敵な企画だなと思います。――ドラマで⼯夫した点、撮影する中で難しかった点はどんなところですか?最初は特にアニメーションの音を流して、そのセリフと同じタイミングで僕もセリフを言う、というやり方でやらせてもらったんですけど、普段セリフを言う時は自分の気持ちとか自分の体の状態が整ったタイミングで言葉を発するのに対して、今回は再生をしてから言葉を発するまでの時間が元々決まっているので、そこに自分の気持ちを合わせにいく、というのがすごく難しかったですね。
2022年11月17日幕張メッセにて開催される「東京コミックコンベンション 2022」に、ジェレミー・レナーとヘイデン・クリステンセンが参加することが発表された。ジェレミーは『アベンジャーズ』シリーズで長きに渡りホークアイ役として活躍し、昨年は主演ドラマ「ホークアイ」も制作された。ほかにも、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ボーン・レガシー』などの話題作に出演し、これまでにアカデミー賞主演男優賞、助演男優賞やゴールデン・グローブ賞助演男優賞などでノミネートされる実力派俳優。東京コミコンでも2回来日しており、今回が3回目の参加だ。ヘイデンは、『スター・ウォーズ』シリーズにてダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカーを演じ、世界中で一躍有名に。今年配信開始となったドラマ「オビ=ワン・ケノービ」でもダース・ベイダーを続投している。今回、東京コミコンへの参加は初となる。なお、ジェレミーは11月26日(土)と27日(日)の2日間、ヘイデンは期間中全ての日程で来場。当日は会場において、写真撮影会およびサイン会等も予定されている。2人のセレブチケットは、10月20日(木)10時よりチケットぴあ及びハリコンサイトの両サイトにて発売開始となる。「東京コミックコンベンション 2022」は11月25日(金)より幕張メッセにて開催。(cinemacafe.net)
2022年10月14日『リコリス・ピザ』のポール・トーマス・アンダーソン監督の過去作を上映する「ポール・トーマス・アンダーソンにゾッコン夢中!初期傑作選」が、下北沢トリウッドにて開催される。世界三大映画祭全てで監督賞に輝き、新作を発表する度にアカデミー賞多数ノミネート必至のアンダーソン監督。現在活躍する数多くの映画監督も彼のファンだと言及することも度々、最新作『リコリス・ピザ』では、ますます瑞々しい魅力を炸裂させ、全世界に衝撃を与えた。今回の上映では、そんな監督の初期傑作から問題作まで4作品を期間限定一挙上映。本上映会に合わせて、字幕も一新、全て新字幕で上映する。そんな4作品は、日本では正式な劇場公開をされることなく、限定的なイベント上映とソフト販売のみにとどまっている、幻ともいえる長編デビュー作『ハードエイト』。実在したポルノ男優ジョン・ホームズをモデルに、70年代末から80年代のポルノの産業の裏側を描き、長編2作目にしてアカデミー脚本賞にノミネートもされた出世作『ブギーナイツ』。『ハードエイト』自己啓発セミナーを開催するナンパ師を演じるトム・クルーズをはじめ、豪華キャストが怪演、名演を魅せる、監督の初期の代表作『マグノリア』。名優フィリップ・シーモア・ホフマンの「シャシャシャシャシャラップ!」が必見、“強烈な一目惚れ”を扱う、『リコリス・ピザ』ファンには絶対に外せない恋愛コメディ『パンチドランク・ラブ』がラインアップされている。『パンチドランク・ラブ』下北沢トリウッドでは、最新作『リコリス・ピザ』も本上映会と同時期の10月8日(土)~11月4日(金)に上映(※平日火曜定休)。なお関西では、京都みなみ会館で本上映会が開催予定だ。「ポール・トーマス・アンダーソンにゾッコン夢中!初期傑作選」は10月8日(土)より下北沢トリウッドにて土日限定上映。(cinemacafe.net)■関連作品:リコリス・ピザ 2022年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年09月19日北欧発のクライムコメディ映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』が、2022年9月2日(金)に公開される。監督はトーマス・アルフレッドソン。トーマス・アルフレッドソンの新作クライムコメディ映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』は、『ぼくのエリ 200歳の少女』や『裏切りのサーカス』で称賛を浴びたスウェーデンの名匠トーマス・アルフレッドソンが手がけるクライムコメディ。とぼけた“はみだし者”窃盗団の痛快ドタバタ劇80年代よりスウェーデンにて国民的人気を博してきたコメディ映画シリーズ『イェンソン一味』を原案に、とぼけた“はみだし者”窃盗団が伝説の至宝に挑むドタバタ劇を、愉快かつ痛快に描いている。トーマス・アルフレッドソンの代名詞ともいえる映像美と緩急のある演出、シックで洒落た世界観に注目だ。刑務所を出所した凄腕金庫破りのシッカンは、仲間たちに「史上最高の計画を立てた」と発表。その計画とは、何億円もの価値がある財宝・フィンランド王国時代の王冠を奪い、最も評価をする人物に売却するというものだった。ターゲットのお宝に向かって早速行動を開始したシッカン達は、国中で最も安全な場所と呼ばれる王冠の隠し場所を見つけるが、途中で侵入した事がバレてしまう。ピンチに見舞われたシッカン達の計画は無事成功を果たすのか……!?主演はスウェーデンのコメディ俳優ヘンリック・ドーシン入念なリサーチと驚愕のアナログテクで、狙った獲物は逃がさない主人公の金庫破り・シッカンを演じるのは、スウェーデンの国民的コメディ俳優ヘンリック・ドーシン。とぼけた中年男を軽妙洒脱に演じている。尚、ヘンリック・ドーシンはトーマス・アルフレッドソンと共同で脚本も手掛けている。■映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』登場人物チャールズ・イングヴァル・イェンソン(“通称シッカン”)…ヘンリック・ドーシンドリス…ヘダ・スターンステットハリィ…ダーヴィド・スンディンラグナル・ヴァンヘデン…アンダース・ヨハンソン〈映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』あらすじ〉チャールズ・イングヴァル・イェンソン、通称シッカンは、スウェーデン髄一の凄腕金庫破り。だが、とある現場で失敗し刑務所に服役する。出所後に次の獲物の準備を企んでいたシッカンだが、仲間たちは犯罪から足を洗うと言い出し、次のお宝「フィンランドの王冠」はシッカン1人で遂行することになってしまう。一方、その王冠にまつわる伝説の石の行方を追って、フィンランドの運命を左右する野望が動き始めていた……。舞台はスウェーデン伝統の夏至祭りの前日、白夜のストックホルム。フィンランド大統領、王座を夢見る男、暗躍する大企業の重役、謎の大富豪。様々な思惑が絡む中、シッカンは去って行った仲間たちを連れ戻し、目的のお宝を入手する事はできるのだろうか――!?【詳細】映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』公開日:2022年9月2日(金)監督:トーマス・アルフレッドソン脚本:トーマス・アルフレッドソン、ヘンリック・ドーシン出演:ヘンリック・ドーシン、ヘダ・スターンステット、ダーヴィド・スンディン、アンダース・ヨハンソン配給:キノフィルムズ2019年|スウェーデン|スウェーデン語・フィンランド語|122分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:Se upp för Jönssonligan|英題:THE JONSSON GANG|字幕翻訳:小尾恵理|字幕監修:久山葉子|G
2022年07月31日昨年のトニー賞でストレートプレイでは最多となる12部門にノミネートされた『Slave Play』。その脚本を手掛けた新進気鋭の劇作家、ジェレミー・O・ハリスが、2019年にオフ・ブロードウェイで初演。人種、セクシュアリティ、家族、格差社会、モラル、アイデンティティといったテーマをリアルな会話で鋭く描き、大胆で刺激的な内容が非常に魅力的だと話題となった舞台『ダディ』が、小川絵梨子演出、中山優馬主演で日本初演を果たす。若いアフリカ系アメリカ人のアーティストであるフランクリン(中山優馬)は、LAに住むセレブの初老アートコレクターであるアンドレ(大場泰正)に出会い、その魅力に抗えず、二人は熱い関係を深めていく。フランクリンの友人で駆け出しの俳優、マックス(原嘉孝)やインフルエンサーのベラミー(前島亜美)、そしてフランクリンの才能を見出すアートディーラーのアレッシア(長野里美)はふたりの関係に関して黙認するが、クリスチャンでこうるさいフランクリンの母親、ゾラ(神野三鈴)は、自分の息子が危険にさらされていると疑いを持つ。そして、彼女は彼らふたりの関係を崩そうとアンドレを追い詰めていくのだが…。中山優馬、大場泰正、原嘉孝、前島亜美、神野三鈴に、作品の魅力やその斬新さ、それぞれの役柄や、カンパニーの様子などについて話を聞いた。稽古を重ねる中でみえてきた行間の豊かさ――『ダディ』はアメリカ演劇界注目の劇作家、現在33歳のジェレミー・O・ハリスの日本初上陸作品です。その戯曲の魅力をどう感じていらっしゃいますか。中山劇中で大きな問題が起きることは起きますが、僕が魅力を感じているのは、問題が起こるところ以外の行間の部分。本読みを重ね、立ち稽古をしていく中で、より行間の豊かさを感じるようになりました。神野それぞれの人物が本当に生き生きと、時に残酷でありながらもリアルに描かれている戯曲だと感じています。どの人物も多面的で、そういう人たちが誰かと関わることで、自分自身の違う一面が見えてきたりする。また、主人公のフランクリンだけではなく、一人ひとりが成長し、自立していくんです。主人公はアフリカ系アメリカ人ですが、きっと、日本のお客さんも共感できるところがいっぱいあると思います。前島これまで本読みを丁寧にやってきました。日本語訳をどう整えていくかというところを時間をかけてやってきた中で、今、私はどの登場人物も好きになっています。みんな人間らしく愛があり、憎めないんですよね。登場人物をこんなに好きになれる作品はなかなかないです。大場本当に登場するのは素敵な人ばかりで。この戯曲、複雑なところも沢山ありますが、分別くさい本ではないんですよ。それぞれ違うバックグラウンドを持った人たちが出会った時、当然生まれる軋轢をリアルに、そこにある痛みごとしっかりと描いている。またそういうことを技巧的にではなく、さらけ出して見せている。そんなところにも若い作家らしい鮮度を感じています。原確かに人種も違えば宗教も違う、バックグラウンドが違う人たちが集まった物語ですから。誰が正しいとか正しくない、とかではないんですよね。愛の形もいろいろで正解があるわけではない。そう、正解がない作品。そういう戯曲だと思います。一生懸命なフランクリンに皆が振り回されるお芝居――それぞれの役についてはいかがでしょう。中山さんはアフリカ系アメリカ人のフランクリンを演じますが、今どう見えていますか。中山稽古を進める中で、すごく一生懸命な人だと思うようになりました。フランクリンはアーティストですが、どうしてアーティストになったのかと考えるとやっぱり、一生懸命生きていく中での一種の自己表現だと思うんです。単なる職業として選択したというより、自己表現。一生懸命に生きているんだなと。一生懸命な人だと。神野「一生懸命」って何回言うの(笑)?一同(笑)。原視野が狭いといったら狭いですよね。神野狭いよね。でも、それが一生懸命ってことだよね。中山そういうことです。舞台『ダディ』ビジュアル神野フランクリンは瞬間瞬間を生きているから。確かに一生懸命という言葉でしか言い表しようがないよね。また、それをごまかさない。それだから周囲の人が振り回されるのかもしれないんだけれど。中山嫌な奴になってもおかしくないのが憎めない存在になっているのは、ひたむきさがあるからなんだろうと思います。大場基本、そういうフランクリンにみんなが振り回される芝居なんですよね。――神野さんはフランクリンの母ゾラ役です。神野さんは“母親という立場の女性”を多く演じていらっしゃる印象があります。いろんな人の母親になっていらっしゃるなと。神野そうなんですよ。しかも、息子はジャニーズの方が多いですよね。つい先日までドラマ『マイファミリー』で二宮(和也)くんのお母さん役を演じ、その前は舞台『オレステイア』で生田(斗真)くんのお母さん役という幸せ!中山ジャニーズの母!原稽古場でも母です。神野いや、“恋人”って言って(笑)! 嘉孝の彼女を演じたい。一同(笑)。――息子役の中山優馬さんはどんな印象ですか。神野作品全体に対して責任を持ってその場にいらっしゃる。それと、芝居に嘘がないですよね。感性が豊かで、今この場で起きていることにちゃんと反応し、心でやり取りをしてくれると感じます。嘉孝もそう。みんなそれは共通していらっしゃいますよね。だから、ほんとなんて素晴らしい息子たちだろうと。――大場さんはフランクリンの恋人となるアンドレ役です。アンドレはどんな人物でしょうか。大場アンドレは大金持ちのアートコレクター。何十億、何百億のアートも見境なく買うんですが、世の中にあるいろんな“美”を収集しているという感じで。そんな中でフランクリンに出会い、惹かれる。フランクリンの外見だけじゃなく、内面にも“美”を見出だすんです。多分、アンドレにとってフランクリンはアート以外で初めて強く心が揺さぶられ、惹かれた人間なんだろうと。そして、そんなフランクリンの核にどうにか辿り着きたいと思っている。優馬くんの芝居には嘘がないと三鈴さんがおっしゃいましたが、本当にそうなんです。等身大で飾り立てず見せてくれる。そういうフランクリンでいてくれることがすごくうれしいし、好きになれるなって感じています。中山大場さんが演じるアンドレもすごくセクシーですよ。神野そう、セクシー。また品があるんですよ。ご本人はジェントルマンですが、目が時々笑っているか笑っていないのかわからない時があって(笑)。でもそういうところもアンドレのミステリアスな部分と重なります。本を読んでいる段階では、アンドレはどこか嫌悪感を覚えるような人だと思ったんですが、大場っちがやると悲しみを抱えた、やさしい人の雰囲気があるんです。でも、ゾラとしてはそんなアンドレと戦わないといけない。大場っちもその時は刀を出してくるんだろうと思うと、ワクワクします。すぐ斬られると思いますが(笑)。大場いやいや、ゾラ、かなり強いです(笑)。「一緒に筋トレしてます」その理由は・・・?――神野さんは演じるゾラの人物像をどう言い表しますか。神野それはもう大変な人です(笑)。一同(笑)。神野でもそんなゾラもひとりで子どもを育てる中で悩んできたんだろうなって。自分がまだ子どもなのに、なんとか親になろうと頑張ってきた女の子だったんでしょうね。だからこそ強くならないといけなかった。また、この世が安全じゃないからこそ、時にはジャングルで子を守るメスライオンのようにならないといけなかった。ゾラは信仰心の強い人でもありますが、子どもをこの世の悪から守るために宗教が非常に力になってくれたと思うんです。ゾラは最初から母親だったわけじゃないんですよ。“フランクリンによって作られた自分”が彼女の人生でとても大きいと思うんですね。原ゾラは母親の鑑みたいな人です。最初はただの“束縛する人”なのかなと思っていたけど、そうじゃないんですよね。自分の知らなかった息子が見えていく中で、それを受け入れたりもする。そういう姿にもまた母の強さを感じました。前島私、フランクリンとゾラのプールのシーンがすごく好きです。中山あそこどうなるんでしょうね。神野そう、亜美ちゃん! さすがです! 今回舞台にはプールがあるんです! プールがあるっていうことは水着になるんです!中山水着どころじゃないです(笑)。神野水着どころじゃないんですよ。太字で書いておいてください(笑)。大場ここにいるみんなプールに入りますもんね。中山裸の時間のほうが長いくらいです。神野優馬と嘉孝は稽古の前にジムに通ってるらしいですよ。――“水着どころじゃない”ところのためにですか(笑)?原そうですね(笑)。中山前に嘉孝と共演した時、嘉孝が稽古場でずっと筋トレしてたんですよ。で、言ったんですよ。「お前何そんな筋トレしてるんだよ! 芝居だろ、芝居!」って。でも今は一緒になって筋トレしてます(笑)。一同(笑)。プールが設営される『ダディ』舞台セットイメージ中山筋トレの先輩です。いろんな情報もらっています。原僕の場合、普段は趣味の筋トレですけど(笑)、今回は役のために本当に作っていて。視覚的な情報が今回は大事だと思うので。神野また、亜美ちゃんが演じるベラミーもすごいんですよ。ベラミーについて説明するト書きに“どちらかというと水着の方が似合う”って書いてあって。大場本当にそう書いてあるんです(笑)。前島だから私も筋トレしてます(笑)。神野で、大場っちはバレエダンサーで…。大場やめてください(笑)。神野水着の代わりにタイツ履いてくるでしょう(笑)?大場いや、どんなフリですか(笑)?神野もう、プールの中でリフトするでしょう(笑)?大場あ、それは本当かも。リフトはするかもしれません。神野あと、歌も歌っちゃうの。プールに歌って、ちょっとこの舞台おかしいんじゃないの(笑)?中山“三鈴の歌”もあります(笑)。神野“三鈴の歌”って(笑)。私のは余興ですけど。中山派手な余興ですね(笑)。神野ズルいの。大場っちのはロマンティックで、私は余興なの。一同(笑)神野嘉孝も歌うよね?原え、僕歌うんすか?神野歌うよ、歌う(笑)。原(前島に)え、俺ら歌う?前島え、聞いてないです。大場歌うよ。神野亜美も歌わせないのはもったいないからって、あるパーティーのシーンで歌うことになる! かもしれません(笑)。前島そうなんですね。今、知りました(笑)。こんな舞台、日本で見たことない――そんな、原さんが演じるマックスと前島さんが演じるベラミーの人物像とは?原マックスはフランクリンの親友で役者です。アーティストであるという面ではフランクリンと一緒ですね。そして、マックスは真っ直ぐ過ぎるぐらい真っ直ぐな人で、人間味があります。フランクリンが間違った道を進んでいるかもしれないと感じ、どうにか伝えたいんだけど、はっきり言わず遠回しに言うのでうまく伝わらないんですよ。あと、マックスは自分を俯瞰できる賢い人でもあると感じています。その辺りはゾラと少し似ているのかもしれません。ゾラと似た感覚でフランクリンを心配してあげられる人なんです。前島ベラミーはSNSのインフルエンサーですが、ただ承認欲求がある若い子というわけではなくて。現実主義で自分の感性をしっかり持った、他の人の選択には流されない子だと感じています。自分の中にある空洞を理解しながら、それでも今しかできないことを自分自身で選択している。そういう子なのかなって。またベラミーにとってフランクリンは友だちであり、家族に近い存在でもありますが、同時にどこか憧れを抱いていたりもする。そういうところも大事に演じていきたいです。神野マックスとベラミーは繊細な感性を持った子たちだと思うんです。鈍感なところがあるように見えて、それは、そういう繊細な子たちがこの時代をサバイブするために身につけたものなのかなって。また自分自身が傷付かないように、あえてスイッチをオフにしてバカのように見せたりしているのかなとも。そうやってこの時代を必死に生きているふたりが愛おしく懐かしくも感じます。とても身近に思えるふたりです。――そして大場さんがおっしゃったように、役の上ではみんながフランクリンに振り回されている。大場そうなんですよね。――でも、現実世界では中山さんは本作の主演を務められ、いわば座長の立場にあります。中山さん、座長として意識されていることはありますか。中山いや、何もないですよ、座長なんて考えたこともなかったです(笑)。神野座長ですよ、リスペクトしてます。中山やめてください(笑)!神野だけど、そういうの関係ないよね。中山関係ないです。大場そういう感じじゃないですよね。神野みんな年齢もキャリアも関係なく、対等にガチンコで芝居ができる相手だと思っているので。運命共同体なんです、私たちは。大場どの役も決してひとりで成立する役ではないんです。神野稽古では外れててもいいから、全部吐き出したいよね。中山そうですね。神野最初に沸騰させたら、その後、見つかるものも多いと思う。だから恥ずかしげもなくやりましょう。稽古場で恥をかくことはなんでもないから。――最後に中山さん、代表してひとこといただけますか。中山こんな舞台、日本で見たことないと思いますよ。だってプールがあるんだもん。原間違いない(笑)!中山物語はもちろん、視覚的にも楽しんでいただけるはずです。劇場に来ていただけたら、きっといい時間を過ごせると思います。そういう作品にできるよう、“一生懸命”稽古をしています。インタビューにある舞台上のプール設営の様子は下記動画でもご確認いただけます。「舞台『ダディ』美術セットが出来上がるまで」<公演情報>舞台『ダディ』【東京公演】2022年7月9日(土)~7月27日(水)会場:東京グローブ座【大阪公演】2022年8月5日(金)~8月7日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールチケット情報はこちら:
2022年07月08日今最も注目される米国演劇界の新星、ジェレミー・O・ハリス作の『ダディ』の日本語版が小川絵梨子演出、中山優馬主演で初上演されることが決定した。東京は7月9日(土)~7月27日(水)東京グローブ座、大阪は8月5日(金)~8月7日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演される。昨年開催された第74回トニー賞で、ストレートプレイでは最多となる12部門にノミネートされた『Slave Play』が大きな話題となり米国の演劇界で一躍脚光を浴びる存在となった、新進気鋭の劇作家ジェレミー・O・ハリス。本作『ダディ』は『Slave Play』以前に書かれた作品で、2019年に映画『チョコレート・ドーナツ』等でも著名なアラン・カミングら米国の実力派の俳優陣が揃い、オフ・ブロードウェイのヴィンヤード劇場で初演。人種、セクシュアリティ、家族、格差社会、モラル、アイデンティティといったテーマをリアルな会話で鋭く描き、大胆で刺激的な内容が非常に魅力的だと話題沸騰で、コロナ禍で延期していたロンドンでの初上演もまもなく開幕を迎える。そしてこの度、日本での初演も決定した。日本語版の演出は、海外作品の翻訳から演出まで手がけ、その精緻な演出に定評のある新国立劇場芸術監督の小川絵梨子が手掛ける。キャストには、主人公のアフリカ系アメリカ人のアーティストであるフランクリン役に、小川演出作品には初参加で、数々の話題作で幅広い役柄をこなし、近年では『ゲルニカ』や『偽義経冥界歌』などでの好演が光る中山優馬。フランクリンのパトロンで、年上の美術コレクターのアンドレ役に、文学座出身で実力派ベテラン俳優の大場泰正。フランクリンの友人であり青年俳優のマックス役に、『リチャード二世』での演技や『両国花錦闘士』での主役抜擢で一躍注目された原嘉孝。さらに2017年から俳優への道をまい進、『バレンタイン・ブルー』での主演、『ネバー・ザ・シナー』での好演も高く評価される前島亜美がSNSインフルエンサーのベラミー役を、実力派俳優の長野里美がフランクリンの才能を見出すアートディーラーのアレッシア役を演じるほか、谷口あかり、菜々香が出演する。また、第27回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した演技派の神野三鈴が、敬虔なクリスチャンで気難しいフランクリンの母親・ゾラ役に決定。小川絵梨子演出とこの実力派俳優陣の組み合わせで、今最も先鋭的といわれるジェレミーの劇作に挑んでいく。キャストコメント中山優馬非常に繊細な作品だと思います。色々な刺激に満ち溢れた作品で、今までの自分が体験した事のないであろう世界に出会える気がしています。この作品が皆様に届く頃には、小川絵梨子さんの演出のもとどんな自分に出会えるのか、どんな作品になるのか?今からとても楽しみです。コロナウイルスが引き続き猛威を振るう中、万全の対策のもと稽古に励みたいと思います。ぜひ劇場で見届けて下さい。大場泰正「ダディ」日本初演に参加できることを大変嬉しく思っています。登場人物達のあいだに、また彼らと私自身とのあいだに、どのような「愛」が成り立ちうるのか?理解することなどできない存在だからこそ、なおさら繋がりたい、出会いたい。「ダディ」という作品世界の海に、素っ裸で飛び込んでいこうと思います。原嘉孝人種差別、セクシュアリティ、政治が生む人間ドラマを生々しく、よりリアルに表現でき、お客さんにお届けできるのが舞台の素晴らしさの1つだと思います。そんな作品が、ニューヨークのオフ・ブロードウェイから日本にも上陸しましたよ!いまから稽古場がすごく楽しみです!是非劇場へお越しください!前島亜美ベラミー役の前島亜美です。この作品に携われること、出会いに心から感謝しています。アートに関わる人物が多く登場しますが、作品の根本的なテーマは、日常を生きる私たちにとっても身近なものであると感じました。「ダディ」という作品の美しさ、芸術を理解していけるよう学び、愛や痛みについてもしっかり目を向けていきたいと思います。谷口あかり様々な人物の、表と裏、喜びと悲しみ、それぞれの叫びが入り乱れる作品。影のシンガーと言う役は物語を大きく動かすことはありませんが、光にも闇にもなり、その場の空気感を作っていったり、誰かの心を代弁しうる存在なのかなと思っています。素晴らしい共演者の皆様の中、この作品の彩りになれるよう、楽しみながら挑戦していきたいと思っています!皆様に劇場でお会い出来るのを楽しみにしております!菜々香この度、影のシンガー役を務めさせていただきます。今回、「ダディ」が日本初上演の作品という事で、携わることが出来て、とても光栄に思います。LGBTがテーマになっている作品が増えている中で、私自身も考える事や感じる事が多くなっていました。その中で今回のこの作品のお話があり、とても興味深く感じました。私が演じる役は、フランクリンをはじめとする登場人物の魂として歌うのですが、私にとって初の試みになります。これから稽古を通してお客様に何を伝えられるのか、キャストの皆様と作品を深めていくのが楽しみです!皆様是非、劇場でお待ちしております!長野里美何から何まで初めて逢うタイプの作品です。たぶん、ビジュアル的に見たことのないような刺激的なものになるのではないかと…。その中で、この「鋭い目を持ったアートディーラー」のアレッシアという、私の役はどんな役割を果たすのか、今はまだ正直まったく分っていません。でも、遭遇したことのない美しさや面白み、そして初めて出会う演出家や共演者との共同作業を、初日までわくわくしながら追い続けたいと思います。神野三鈴小川絵梨子さんと作品を創りたい。熱を孕んだ稽古場でひとつの生き物をみんなで産み落とすような時間にまたこの身を差し出したい。その願いが叶うことに心から感謝しています。こんなに魅力的な仲間と一緒に冒険の旅に出られることに。父親を愛情込めて呼ぶダディ!でもその呼び声は胎内の羊水の中でまだ見ぬ不確かな父の姿を渇望するかのように聞こえる。それは神も同じ、、姿は見えないけど存在し支配、導いてくださるはずの万物の父、神。子の胎動を感じながら母になる。父はいつ父になるのだろう。父性の不在。ゾラが、私が、産まれてから渇望し愛し戦い続けているものに全身全霊で挑みたい。劇場という胎内で。【公演概要】『ダディ』作:ジェレミー・O・ハリス演出:小川絵梨子出演:中山優馬大場泰正原嘉孝前島亜美谷口あかり菜々香 / 長野里美神野三鈴<東京公演>会場:東京グローブ座日程:2022年7月9日(土)~7月27日(水)チケット料金:S席11,000円A席10,000円(全席指定・税込)チケットに関するお問い合わせキョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)<大阪公演>会場:COOL JAPAN PARK OSAKATTホール日程:2022年8月5日(金)~8月7日(日)チケット料金:11,000円(全席指定・税込)チケットに関するお問い合わせキョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)
2022年03月22日ベルリン国際映画祭の金熊賞(『マグノリア』)、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界三大映画祭全てで監督賞を受賞した名匠ポール・トーマス・アンダーソンの最新作が『リコリス・ピザ』の邦題で2022年に日本公開されることが決定した。本作は、1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に、アラナ(アラナ・ハイム)とゲイリー(クーパー・ホフマン)の恋模様を描くヒューマンコメディ。主演は三人姉妹バンド「HAIM」のメンバーであるアラナ・ハイムとポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン。ともに本作で鮮烈な映画デビューを飾っている。公開前から期待と前評判の高かった本作だが、11月26日の全米公開から年末にかけて全米の映画賞を席巻、オスカー最有力との呼び声も高い。ゴールデングローブ作品賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞ノミネート(ミュージカル・コメディ部門)のほか、ナショナル・ボード・オブ・レビュー作品賞、監督賞、ブレイクスルー賞(アラナ・ハイム&クーパー・オフマン)など、注目の映画賞で高い評価を得ている。映画ファンが待ち望んだ天才監督の最新作。続報を待ちたい。『リコリス・ピザ』は2022年、日本公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リコリス・ピザ 2022年、全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年01月06日「未体験ゾーンの映画たち 2022」にて上映される、2022年アカデミー賞国際長編部門ハンガリー代表作『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』より、日本版ビジュアルと予告編が解禁となった。舞台は、第一次世界大戦後のハンガリー。死者と遺族の最後の写真を撮ることを仕事にしている「遺体写真家」のトーマスが、長期にわたる戦争とスペイン風邪により大量の犠牲者が出たとある村を訪れる。しかしその村は死者が悪霊となって棲みつく呪われた村だった。トーマスは村に住む少女アナと協力しながら霊を写真に写すことでその秘密を明らかにしていくが、悪霊は2人に容赦なく襲いかかる。果たしてトーマスとアナは、真実を明らかにし悪霊に打ち勝つことが出来るのか?第88回アカデミー賞国際長編部門で外国語映画賞を受賞した『サウルの息子』をはじめ、『ニーチェの馬』『心と体と』『この世界に残されて』などの良作を送り出してきたハンガリーのアカデミー賞国際長編映画部門代表作。2022年に開催となる第94回の代表作に選出された本作だが、「ホラー映画」が選出されるのは異例のこと。世界の映画祭でも24部門受賞43部門ノミネート(2021年12月時点)、映画批評サイト「ロッテントマト」でも支持率100%(2021年12月時点)となっており、世界中の批評家・映画ファンか注目を集めている作品だ。監督は、ハンガリー史上初の国際エミー賞にノミネートされたTVシリーズ「Trezor」の監督を務めたピーター・ベルゲンディ。子どもの頃からホラー映画が好きだった彼が、ハンガリーの歴史と密接に関わるホラー映画を作りたいとの構想のもと、第一次世界大戦直後のスペイン風邪の大流行の際に犠牲となった「歴史的な痛みを伴う」幽霊をモチーフにストーリーを紡ぎあげた。美術セット小物にも、そんな時代背景を表現するこだわりのアンティークが使用されている。また主人公の職業となっている「遺体写真(ポストモーテムフォトグラフィー)」は歴史上実際に行われていた経緯もあり、特にヴィクトリア朝時代には自然に庶民の間で行われていた。歴史的な背景と異色の設定を持つ新しいホラー作品となっている。この度解禁された日本版ビジュアルは「死んでも終わらない恐怖」というコピーとともに、主人公のトーマスが苦悶の表情で叫び声をあげる1枚。その様子からトーマスの想像を絶する恐怖を感じさせる。併せて解禁となった日本版予告は、遺体写真家のトーマスがスペイン風邪で亡くなった子どもの死体と、その家族を撮影する不気味なシーンから始まる。少女の誘いでスペイン風邪に大量の犠牲者が出たとある村に訪れるのだが、トーマスは村が隠す奇妙な異変に気づいていく。その異変は徐々に激しさを増し、ついに悪霊の怒りがクライマックスに…。果たしてトーマスは秘密を暴き、悪霊に打ち勝つことができるのか?クオリティの高い映像とビジュアルに、本編への期待が高まる。『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』は2022年2月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、2月よりシネ・リーブル梅田の「未体験ゾーンの映画たち 2022」にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス 2022年2月4日より「未体験ゾーンの映画たち2022」にて公開©SZUPERMODERN STÚDIÓ
2021年12月08日ホラー映画『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』が、2022年2⽉4⽇(⾦)より順次公開される。アカデミー賞国際⻑編部⾨ハンガリー代表作は“異例”のホラー映画映画『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』は、『サウルの息⼦』『ニーチェの⾺』『⼼と体と』『この世界に残されて』など良作を世に送り出してきたハンガリーのアカデミー賞 国際⻑編映画部⾨代表作。2022年の代表作として、“異例”のホラー映画が選出された。『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』は、世界の映画祭でも24部⾨を受賞。また、43部⾨にノミネート(2021年11⽉時点)されており、注目を集めている。<ホラー映画『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』あらすじ>作品の舞台は、第⼀次世界⼤戦後のハンガリー。死者と遺族の最後の写真を撮る事を仕事にしている「遺体写真家」のトーマスが、⻑期にわたる戦争とスペイン⾵邪により⼤量の犠牲者が出たとある村に訪れるのだが、その村は死者が悪霊となって棲みつく呪われた村だった。トーマスは村に住む少⼥アナと協⼒しながら霊を写真に写す事でその秘密を明らかにしていくが、悪霊は2⼈に容赦なく襲いかかる。果たしてトーマスとアナは、真実を明らかにし悪霊に打ち勝つことが出来るのか?第⼀次世界⼤戦やスペイン⾵邪...“史実”から構想監督は、ハンガリー史上初の国際エミー賞にノミネートされたTVシリーズ「Trezor」のメガホンを取ったピーター・ベルゲンディ。幼少期からホラー映画好きだった彼が、「ハンガリーの歴史と密接に関わるホラー映画を作りたい」との思いから作り上げたのが、『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』だ。第⼀次世界⼤戦直後のスペイン⾵邪の⼤流⾏の際に犠牲となった「歴史的な痛みを伴う」幽霊をモチーフに、物語を構想した。美術セットや⼩物にも、そんな時代背景を表現するこだわりのアンティークを使⽤。また、『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』のモチーフとなっている「遺体写真(ポストモーテムフォトグラフィー)」は、歴史上実際に行われていたもの。特にヴィクトリア朝時代には、庶民の間でも一般的なものだったという。【詳細】映画『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』公開日:2022年2⽉4⽇(⾦)「未体験ゾーンの映画たち 2022」にて監督:ピーター・ベルゲンディ出演:ヴィクトル・クレム、 フルジナ・ハイス、 ガブリエラ・ハモリ、 ユディット・シェル2020年/116分/ハンガリー/ハンガリー語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳者:船越智⼦/⾃主規制G相当/原題:POST MORTEM/配給:プレシディオ
2021年11月29日ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)とアディダス オリジナルス(adidas Originals)のコラボレーションコレクション「ジェレミー・スコット ディップド」が、2021年11月12日(金)よりアディダス オリジナルス フラッグシップストア原宿などで発売される。アディダス オリジナルス×ジェレミー・スコット第2弾2021年10月に登場した「ジェレミー・スコット ディップド」の第2弾となる今回は、フットウェアやウェアなど、幅広いアイテムを展開する。“キャンディー風”スニーカーに新色中でも注目は、溶かしたキャンディーに浸したような質感のスニーカー「フォーラム(FORUM)」。ハイカットのモデルベースに、独特なツヤと光沢感を纏ったアシッドミント、カーボンの2色を取り揃える。迷彩柄テディベア付きサンダルアッパーに大きなテディベアをあしらったスライドサンダル「アディレッタ(ADILETTE)」も用意。新作は、テディベアとアッパーにカモフラージュ柄をあしらい、黒のソールを組み合わせた。カモフラージュ柄&ネオンカラーのウェアもウェアは、第1弾よりもバリエーションを拡充して展開。カモフラージュ柄のトラックトップトップやフーディーなどには、遊び心溢れるグラフィックを描いたパッチがあしらわれている。また、ホワイトのボディにネオンカラーの袖を組み合わせたTシャツなど、ヴィヴィッドなカラーを指し色に用いたウェアも用意する。【詳細】「ジェレミー・スコット ディップド」発売日:2021年11月12日(金)販売店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップストア(原宿、新宿)、アディダス ブランドセンター(レイヤード ミヤシタパーク、渋谷)、アディダス ブランドコアストア名古屋、アディダス オリジナルスショップ(心斎橋、福岡、ラゾーナ川崎プラザ、六本木ヒルズ、池袋P’PARCO、ダイバーシティ東京プラザ)、ZOZOTOWN、ミタスニーカーズ オンラインショップ、アンディフィーテッド オンラインショップ、アトモス オンラインショップ、アディダス オンラインショップ、アディダス アプリ、コンファームド アプリ(フットウエアのみ)※取り扱い商品は店舗により異なる。価格例:・スニーカー 20,900円・スライドサンダル 12,100円・フーディー 16,500円・トラックトップ 24,200円・ウィンドブレーカー 19,800円・トラックパンツ 23,100円・Tシャツ 8,239~9,889円【問い合わせ先】アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)
2021年11月11日