レナード・バーンスタイン(音楽)、スティーヴン・ソンドハイム(作詞)、アーサー・ローレンツ(脚本)、そしてジェローム・ロビンス(オリジナル演出・振付)という4人の天才が集い、1957年のブロードウェイに生み落としたミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』。以来60年以上にわたり、世界各地で繰り返し上演されている“不朽の名作”の幾たび目かの来日公演が、本日7月5日(水)に東急シアターオーブで開幕する。Photo:Johan-Persson今や来日ミュージカルの会場としてすっかりお馴染みとなった同劇場は、2012年の開場時にも、また2017年の5周年時にも本作を招聘。だが今回来日するのはまた別の、昨年末に生まれたばかりの新しいプロダクションだ。演出を手掛けたのは、俳優・演出家として多数のソンドハイム作品に携わってきた経歴を持つロニー・プライス。そして振付は、ロビンスのスタイルを熟知しており、本作との縁も深いフリオ・モンヘ。彼らがオーディションで選び抜いたキャストから成るカンパニーは、昨年末よりドイツはミュンヘンを皮切りに大規模なワールド・ツアーをスタートさせており、日本で3都市(東京・高崎・大阪)を回ったあとも世界各地での公演を予定している。Photo:Johan-Persson日本のIHIステージアラウンド東京で、まず海外キャストが、次いで日本キャストが、客席が360度回転する劇場に合わせた新たな見せ方に挑んだデイヴィッド・セイント演出版(2019~2020)。本場ブロードウェイで、映像を多用した演出や、コンテンポラリー・ダンス界を牽引するアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルによる振付が良くも悪くも話題を呼んだイヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出版(2020)。そして巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛け、アニタ役のアリアナ・デボーズにアカデミー賞をもたらした再映画化版(2021)……。ここ数年の主だったものに絞っても、これだけのプロダクションがある“不朽の名作”の歴史に、果たしてロニー・プライス演出版はどんなページを刻んでくれるのだろうか。文:熊田音子<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日程:2023年7月5日(水)~7月23日(日)会場:東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)高崎公演(7/31~8/2)、大阪公演(8/5・6)公演あり生演奏・英語上演・日本語字幕あり原案:ジェローム・ロビンス脚本:アーサー・ロレンツ音楽:レナード・バーンスタイン作詞:スティーブン・ソンドハイムオリジナルプロダクション・演出・振付:ジェローム・ロビンス演出:ロニー・プライス 振付:フリオ・モンへ出演:トニー:ジェイドン・ウェブスターマリア:メラニー・シエラアニタ:キラ・ソルチェベルナルド:アントニー・サンチェスリフ:タイラー・ハーレイ他Photo:Johan-Persson<ストーリー>物語の舞台は1950年代のニューヨークのマンハッタン、ウエスト・サイド。 そこでは夢を求めてアメリカにやってきた移民たちが暮らし、差別や偏見に満ちた社会のなかで若者たちは敵対するグループとの縄張り争いに明け暮れていた。 なかでも特に激しく敵対し、抗争を繰り広げていたのが、ポーランド系移民で構成される“ジェッツ”とプエルトリコ系移民の“シャークス”だった。 そんな中、“ジェッツ”の元リーダーであるトニーと、“シャークス”のリーダーの妹マリアが出会い、瞬く間に激しい恋に落ちる……チケット情報: SIDE STORYis presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI), New York, NY, USA.All authorized performance materials are also supplied by MTI.
2023年07月05日ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが共演を果たす映画『ダニエル』が2月5日(金)の公開を控える中、物語の世界観を味わえる本編映像が公開された。本作は『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドが製作する、内気で繊細な青年ルーク(ロビンズ)と、彼が“空想上の親友”として生み出したカリスマ性溢れる美少年・ダニエル(シュワルツェネッガー)の妖しくも美しい関係性を描いた“イマジナリー×スリラー”。ルークは、自分にしか見えないイマジナリーフレンドのダニエルと数年ぶりの再会を果たし、彼の助言によって何もかも順調な毎日を過ごしていく。しかし、やがてルークがダニエルを必要としなくなっていくと、ダニエルは次第にルークの心身を支配しようと“侵食”を開始。はじめは異色のブロマンスだった物語が、次第に狂乱の世界に突入する。◆『ダニエル』本編映像今回公開されたのは、まさにルークとダニエルの関係性がこじれていく瞬間を切り取った本編映像。感受性豊かな若きアーティスト・キャッシーと本屋でデートをするルークは、ダニエルのアドバイス通りにアプローチしながら、少しずつキャッシーとの関係性を深めていく。しかし、その反動でダニエルとの距離は離れていき……。ついにはアドバイスに従わなくなったルークの行動に、ダニエルの本性が爆発する。ここから物語は予測不能な展開に。ふたりの関係はどうなっていくのか気になって仕方がない、本編映像となっている。2019年にスペイン「シッチェス・カタロニア国際映画祭」最優秀男優賞(ロビンス)、韓国「プチョン国際ファンタスティック映画祭」長編監督賞、アメリカ「SXSW映画祭」デザイン部門、ポスター・デザイン賞など各国の映画賞を受賞し、海外メディアからも軒並み好評価を得ている本作。メガホンを取ったアダム・エジプト・モーティマー監督は、自身も幼い頃に“空想上の親友”を持った経験があり、「私が3~4歳の頃、彼を父に紹介したことを覚えています」と告白している。さらに、「彼は真っ白な顔で卵の形をした人で、幼稚園の給食の時に一緒に座っていたんです。父はその話を受け入れてくれたので、私には彼の存在がとてもリアルに感じられました」と語るモーティマー監督。本作の原点については、「子供の頃に誰もが持っている、現実と区別がつかないような想像力にずっと触れていたからこそ、それがこの映画の世界観を生み出すきっかけになったと思います」と明かしている。ハリウッド期待の二世俳優の熱演はもちろん、監督の“リアルな実体験”が大いに生かされた映画『ダニエル』。衝撃の結末をぜひ劇場で目に焼き付けてほしい。『ダニエル』2月5日(金)より公開
2021年01月28日ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが夢の共演を果たす『ダニエル』。この度、謎めいた存在感を放ち、主人公の青年ルークを翻弄するダニエルの場面写真を独占入手した。今回到着したのは、ルーク(マイルズ・ロビンス)に妖しい眼差しを向ける様子や、人を寄せつけずクールな存在感を放つ姿など、ダニエルの場面写真4点。ダニエルに扮するのは、あの“ハリウッドスター”アーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つ、パトリック・シュワルツェネッガー。自信に満ち溢れ、持ち前のカリスマ性でルークの心を掴む一方、いつしかダニエルからは柔和な笑顔が消えていき、異常行動を繰り返しルークの心身を支配しようと動き出す、“空想上の親友”という異色キャラを熱演している。殺りくのアンドロイド“ターミネーター”をはじめ、様々な個性派キャラに扮し映画界を盛り上げてきた父親に負けないほどの“難役”に挑戦したパトリックだが、そんな彼に「完璧な身体性と自身を見事に体現してくれました」と称賛の言葉を送るのは、アダム・エジプト・モーティマー監督だ。スクリーンで鮮烈なインパクトを放つ“空想上の親友”ダニエルについて、監督は「完璧さと欲望を悪魔のようなものに捻じ曲げたもの」とその独特なキャラクターを説明し、演じる俳優についても「ある種の不可解なほど象徴的でゴージャスな青年でなければいけない」と感じていたそう。監督が持つイメージを表現するために、パトリックは現場でも積極的に役作りを行っていたという。「彼は服装や髪色など、ダニエルの外見について提案してくれました。それはアウトサイド・インアプローチであり、彼はダニエルを“何かの生きもの”であることを認識して、キャラクターを作り始めてくれました」と監督。その言葉通り、スーツや革ジャンをすらりと着こなし、モデルのような美貌と佇まいで“完璧”な一面をうかがわせる半面、細かい動きや表情で“恐怖”を植えつける怪演を見せ、得体の知れないキャラクターを見事に表現している。すでに予告編を目にしたファンからは、「パトリックの一挙一動に“シュワみ”があってドキドキする」「お顔に遺伝子を感じる」などと早くも期待の声が続出している。『ダニエル』は2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年01月19日ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが共演する映画『ダニエル』。このほど、戦慄の予告編とポスタービジュアルが解禁された。予告編では、数年ぶりの再会を果たしたルーク(マイルズ・ロビンス)と“空想上の親友”ダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー)が無邪気な笑顔でじゃれあう姿が映し出され、青春を謳歌する2人のキラキラとした日常が収められている。「僕は君の一部だ」と、互いに絆を確かめ合う2人だったが、終盤「君は、何かがおかしい」というナレーションがかかると様相が一変…。柔和だったダニエルの表情は“不気味な笑み”へと急変し、やがてルークの精神は追い込まれていく。異色のブロマンスから一転、観る者の脳を支配し“狂乱の世界”へと引きずり込んでいくかのようなシーンの数々。心優しき青年から狂気じみたサイコパスへと変貌を遂げていく親友“ダニエル”は、本当にルークにしか見えない“空想上の親友”なのか?それとも…。空想と現実のはざまで翻弄されていくルークが言葉を失い、涙を浮かべる視線の先にいったい何が待ち受けているのか。予想もつかない展開を期待させる映像だ。また、ポスタービジュアルも到着。切なげな表情で視線を送るダニエルとは対照的に、不穏な表情を浮かべ視線を背けるルークの姿が収められた本ビジュアル。デザインを手掛けたのは、『君の名前で僕を呼んで』や『ムーンライト』をはじめ、『永遠に僕のもの』『WAVES/ウェイブス』『mid90s ミッドナインティーズ』など、アーティスティックなセンスが光るポスタービジュアルを世に送り出した「OTUA」石井勇一氏。妖艶で“危険な香り”さえを漂わせる、美しいビジュアルが完成した。そんな本作には「圧倒的な感覚体験」(Little White Lies)、「独創的で驚くほどの見応え」(New York Times)、「現代版の『ファイト・クラブ』」(The Times)と多くの海外メディアも熱狂の声を上げている。なお、「SXSW映画祭」デザイン部門でポスター・デザイン賞を受賞した海外ポスタービジュアルがあしらわれた【スマホ用壁紙】が、ムビチケ(オンライン)購入者特典としてプレゼントされる。『ダニエル』は2021年2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年11月26日7月27日、宝塚歌劇月組の梅田芸術劇場メインホール公演ブロードウェイ・ミュージカル『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』が開幕した。20世紀を代表する指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインが20代だった1944年、同い年の振付家ジェローム・ロビンスとタッグを組んだ衝撃作。後に『ウエスト・サイド・ストーリー』を生み出すふたりの才能の片鱗が煌めく出世作だ。宝塚歌劇月組 梅田芸術劇場メインホール公演 ブロードウェイ・ミュージカル『ON THE TOWN』チケット情報「恋だ!」「観光だ!」と24時間を期限にニューヨークに上陸した水兵3人の恋の珍道中を描いた物語。潤色・演出の野口幸作が現代性を盛り込んだ新演出、新振付で活気溢れるドラマに再構成する。水兵トリオには、トップスターの珠城りょう、本作で月組カムバックを果たす鳳月杏、そして暁千星。ヒロインをトップ娘役の美園さくらが務める。全編を通して感じるのは、圧倒的な音楽の素晴らしさだ。<♪ニューヨークニュヨーク憧れの街!>と冒頭からトランペットが勢いよく破裂音を響かせ、観客の心までいやおうなく弾ませる。ニューヨークガールたちの群舞は躍動感と色彩に溢れ、劇場を瞬時に都会の喧騒と華やかさで包み込む。その後も1曲ごとに起承転結のドラマがあり、まるでオムニバスのドラマをみるよう。感情の起伏を視覚化するようなダンスはスピーディーかつ個性的で、トリオやソロで届けられる歌声はアップテンポなラテン調あり、交響曲のように優美なバラードあり。さらに、タカラジェンヌたちの客席降りや本編後にはショーまで付いて、五感を満たす宝塚ならではの演出に大興奮間違いなしの約3時間だ。三者三様の恋模様も楽しい。“野獣担当”の鳳月杏は本能的な愛の一撃を食らわせ、応じる人類学者役の夢奈瑠音(海乃美月と役替わり)は理性が崩壊した瞬間が見もの。暁千星は恋に奥手な年下男子をキュートに好演。彼を翻弄する強気なお色気タクシードライバー役の白雪さち花(夢奈瑠音と役替わり)は、難曲を歌い上げる歌唱と表現力が圧巻。そんな妄想やデフォルメされた場面が多いなか、作品の軸を担うのが主演の珠城りょうだ。心情溢れるバラード「孤独な街」「神様の奇跡」を感動的に歌い上げ、一目惚れから始まる正当派の恋模様を丁寧に紡ぐ。ヒロインの美園さくらは美脚が映えるバービースタイルで、歌やダンスを可憐に披露。真面目が過ぎて笑えるなどコメディエンヌとしても新境地を開く。他にも個性的な役柄が続々登場。ハプニング続きの展開からも目が離せない。底抜けに明るいラブ・コメディだが、第二次世界大戦中に開幕した初演当時を思えば、また違った感慨にも襲われる。つらい現実をひととき忘れさせる、エンタテインメントの底力を思わずにはいられない。名作に触れられるまたとない機会だ。公演は8月12日(月)まで梅田芸術劇場メインホールにて上演中。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年07月29日ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の来日公演が2019年夏、東京・豊洲の「IHI ステージアラウンド東京」にて行われる。公演期間は2019年8月19日(月)から10月27日(日)まで。ミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得たミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」は、1950年のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイドを舞台に、敵対するグループの一員と恋に落ちてしまった若者の淡く切ない恋を描いた作品。世界中から多くの人々が夢と富を求めて集まったきた1950年代のニューヨーク。ヨーロッパがルーツの白人移民と、カリブ海諸国からのヒスパニック系移民、“人種のサラダボウル”とも形容されるニューヨークの原点ともいえるこの時代に、彼らはそれぞれのグループを作り、互いに敵対し合っていた。しかし、そこで運命の出会いを果たしたのが、物語の主人公であるヨーロッパ系移民のトニーとヒスパニック系移民のマリアだ。多くの人々を巻き込み、悲劇の連鎖を生む、許されない愛。それでも、シェイクスピアとはまた異なる、どんなに絶望しても立ち上がる若者の姿を描いた「ウエスト・サイド・ストーリー」ならではの物語が、初演から60年以上を経ても本作が色あせない理由のひとつとなっている。客席が360°回転、日本で唯一の客席回転劇場で来日公演会場の「IHI ステージアラウンド東京」は、1,300人を収容する客席が360°回転する、日本で唯一の客席回転劇場。その円形客席をステージと巨大なスクリーンがぐるりと取り囲む壮大な劇場システムを持つステージアラウンドに、世界中で再演を重ねている「ウエスト・サイド・ストーリー」が上陸する。ステージアラウンドならではのステージセット&演出も今回は、このユニークなシステムを活かすためにステージセットを組み、新たな演出もプラス。これまでに「ウエスト・サイド・ストーリー」を劇場で観たことがある人も、まだ観たことのない人も、本場ブロードウェイのスピード感、ダンス、そして「マリア」「アメリカ」「トゥナイト」をはじめとする名曲の数々を、ステージアラウンドならではの迫力ある構成で楽しめる貴重な機会となっている。なお、チケットは2019年4月7日(日)よりステージアラウンド FCにて順次先行発売、その後5月18日(土)より一般販売がスタートする。開催概要ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」※生演奏/英語上演/日本語字幕あり日程:2019年8月19日(月)〜10月27日(日)会場:IHI ステージアラウンド東京(東京都江東区豊洲 6-4-25)チケット:全席指定 15,000円(税込) ※未就学児入場不可先行販売:2019年4月7日(日) ステージアラウンド FCより順次先行開始<ステージアラウンドFC先着先行>受付期間:4月7日(日)12:00~4月12日(金)23:59一般発売:5月18日(土) (予定) ※後日詳細発表原案:ジェローム・ロビンス脚本:アーサー・ローレンツ音楽:レナード・バーンスタイン作詞:スティーブン・ソンドハイム初演時演出&振付:ジェローム・ロビンス演出:デイヴィッド・セイント振付リステージング:フリオ・モンゲエグゼクティブ・プロデューサー:ケヴィン・マッコロム(Alchemation)、ロビン・デ・レビータ(Imagine Nation)、吉井久美子(John Gore Organization)【問い合わせ先】ステージアラウンド専用ダイヤルTEL:0570-084-617(10:00~20:00)
2019年04月06日劇団四季『ウェストサイド物語』が2月14日、東京・四季劇場[秋]で開幕した。映画でもおなじみ、世界で愛される定番のミュージカルだが、劇団四季は今般、演出にジョーイ・マクニーリーを迎え、“新演出”で上演。1974年からコンスタントに上演され続けていた劇団四季版『ウェストサイド物語』が、新たな装いで登場する。劇団四季版『ウェストサイド物語』チケット情報『ウェストサイド物語』は、『ロミオとジュリエット』をベースに場所をNYのウェストサイドに移し、敵対するふたつの若者グループの抗争と対立、そしてその中に生まれた悲恋を描くもの。『トゥナイト』『アメリカ』『クール』といった、誰もが耳にしたことのあるレナード・バーンスタインの名曲群、エネルギッシュで個性的なジェローム・ロビンス振付のダンスなどが物語と見事に融合し、ミュージカル界屈指の傑作として半世紀以上、世界中で上演され続けている。新演出を手がけるマクニーリー氏は、『ウェストサイド物語』のクオリティを守るために、ジェローム・ロビンス財団から選ばれた数少ない“公認振付師”のひとり。今回彼は、作中に流れるスピリットは変えることなく、社会からつまはじきにされている若者たちの爆発しそうなエネルギーを凝縮したかのように、エネルギッシュに、スピーディに、作品を作り上げた。その演出に応えるかのように、俳優たちも感情を爆発させ、切ないほどにパワフルな熱演を見せる。『ウェストサイド物語』らしさはそのままに、まぎれもなく新世紀版のステージとなっていた。無事初日を開けたマクニーリー氏は「四季の皆さんに、この作品を次の世代に受け継ぐ機会をいただき、光栄に思っています。今回、『ウェストサイド物語』の新時代を四季のメンバーと共に拓きました。『ウェストサイド物語』はこの50年間、多くの方々にとって、それぞれの人の心に残る作品となってきた歴史ある作品です。人々は、最初に観た記憶を、ずっと持ち続けているものです。同様に、今回のお客様はこの先この公演の記憶をずっと持ち続けるでしょう」とコメントを発表。伝説のミュージカルが、新たな伝説の1ページを作るその瞬間を、お見逃しなく。公演は5月8日(日)まで、同劇場にて。チケットは発売中。
2016年02月16日ミシェル・ファイファーとクロエ・グレース・モレッツがティム・ロビンス監督の最新作『Man Under』(原題)で再共演を果たすことになった。ジョニー・デップ主演最新作『ダーク・シャドウ』で共演し、母娘役を共に演じたばかりの2人だが、ロビンス監督が出演と監督の2役を務める本作で早くも再共演を果たすという。本作は、ニューヨーク近代美術館に家族写真が展示されたことによって運命の歯車が狂ってしまう一家を描く作品だ。ミシェルはロバート・デ・ニーロとの共演作『Malavita』(原題)、クロエはリメイク版『キャリー』と共に話題の新作を抱えており、ロビンス監督も本作の後に再び『City of Lies』(原題)でメガホンをとる予定だ。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDキャリー (2013) 2013年5月、全国にて公開
2012年11月12日ノーブルスタイリングはこのほど、スイスのウォッチブランド「ロマン・ジェローム(Romain Jerome)」の新作「タイタニックDNAスティームパンク(TITANIC-DNA Steampunk)」の日本国内での販売を開始した。深海から引き上げられたタイタニック号の部品などを加工して一部に使用したという限定品だ。タイタニック号の部品が使用されているのはベゼルとダイヤル。ベゼルはタイタニック号の鉄部品と同船を建造したベルファストの造船所の鉄を原料としており、サビ加工が施されている。時計業界初となる独自の工法により、サビがこれ以上進行することはないという。ダイアル上には石炭の燃え殻の粉塵を特殊な技術でセットし、深い色合いを表現した。ムーブメントと一体化したダイアルには、蒸気機関を思わせる4つのピストンがあしらわれており、時分針は錨、スモールセコンドはスクリューをそれぞれモチーフとするなど、豪華客船のイメージを随所に反映している。ケース径は50mm、ストラップはブラックラバー。2,012個の限定生産で、価格は157万5,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日